ひとりごちるゆんず 2006年4月
銘板
2006.4.1 土曜
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「小人」とは何か

新年度です。

エイプリルフールです。

新年度初日とエイプリルフールが重なってるっての、日本人のユーモアセンスの鍛錬にとって大きな障害になってると思うんだが。西洋じゃ伝統的に、この日は新聞なんかがウソ記事を羅列してエイプリルフール気分を大いに盛り上げてるそうだ。

ていうか、中には記事の出来が見事過ぎて後でとんでもないことになっちゃったりもするらしいけど。もしかしてまだ知らなくて信じてる人がいるかもしんないんでひとつ書いておくか。

有名な宇宙人写真。FBI か CIA っぽい2人に手をつながれて立ってる小人型宇宙人のやつ。あれ、過去にブラジルの新聞社が出したエイプリルフール写真なんだってさ。問題の宇宙人は、猿の毛を剃ったやつなんだそうで。

おお、「小人」といえば、最近1つ知ったことがあってさ、その紹介でも。証拠付きなんで、エイプリルフールのネタじゃないことは分かってもらえるかと。

遊園地や映画館なんかに行くとさ、「大人○○円、小人××円」なんて表示が出てるじゃないの。「大人」は「おとな」でいいとして、「小人」ってなんか変だなーとガキの頃から思ってた。意味的には子供なんろうだけど、どう読むのかと。「大人」が「おとな」なんだから、「小人」は「こども」なんだろうなぁ。だったらなんで素直に「子供」と書かないんだろうなと。孔子の論語の「大人」「小人」とは関係なさそう。

で、とうとう謎が分かった。「小人」の読み方と定義をとうとうゲットしたぜ。ネタ元は「ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵」の割引案内ポスター

答えはコレ。

「しょうにん」なのか〜。なんかすごい意外。ていうか変。でもそういうことらしい。

で、丁寧に「(中学生以下)」って説明があって、「幼児」とも区別されてるってことは、小・中学生をまとめて表す単語らしい。たぶんこういう興行の世界での業界用語かと。読み方が何となく苦しいのも、業界で勝手に作った定義だからなんだろうなぁ。

銘板
2006.4.2 日曜
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科博詣で復活か

決まったかも。今年のゴールデンウィークの予定。

国立科学博物館、今年もごっついイベント組んで来た。

世界遺産

ナスカ展 特別展

地上絵の創造者たち

そういえば去年のゴールデンウィークの東京詣での時分は科博には行かなかったんだよな。メイド喫茶に心を奪われて。どんなイベントしてたのか覚えてもいねぇ(たぶん調べてもいなかった)。

3年前(マヤ文明展)、おととし(スターウォーズ展)と科博を訪れてるんだな。ちうことで、今年も東京に出て、2年ぶりに科博に入り浸ろうかなとか。

ただなー、2月3月で飲みすぎちゃって、財政事情に厳しいものがあるのだよ。何はともあれ今月はケチりの月ってことになりますなぁ。八戸から東京まで、新幹線はやてで直行できるようになったのは大変ありがたいことなんだけど、往復3万円ってやっぱし大きい。

あとさ、秋葉原に行く用事がないんだよね今年。PC は間に合いまくっちゃってるしさ、メイド喫茶にはもう用がないしさ。残るアキバの使い道といえば、メカトロの勉強して H8 マイコンや関連部品を買い込むとかそんな感じ? なんか今の時点で既に泥縄っぽい気がするけど。

とりあえずまた旅に出るって設定で、カネをケチりつつ、旅の目的をもっと探しとくか〜。

銘板左端銘板銘板右端

おっ? 後援に TBS が入ってる。ということは、またマヤ展の時みたいに『世界ふしぎ発見』で取り上げてくれるか?

銘板
2006.4.3 月曜
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新作立体写真加工開始

やっと手を付け始めたよ。去年の12月に撮ってきた新作立体写真の素材に。

なんか担当の COMPAQ マシン、サウンドファイルの設定して何回目かの GUI 起動で急に調子が良くなってさ。前は、GUI(KDE)起動と同時に何やらサウンドが鳴ろうとするんだけど、直後に「ゴジャーッ!」と容赦ないノイズが数秒間続いてウザかった。かといってせっかく鳴るようになったサウンドを消すのもしのびないと思ってたら、直ってた。

KDE の起動ごとに、爽やかな音楽を奏でるようになったよウチの COMPAQ 333MHz + FreeBSD 6.0-RELEASE。実際、Mac の「ジャーン」よりずっと凝ってる。問題は、他の FreeBSD マシン(富士通 300MHz と 東芝 DynabookSatellite 400MHz)だと、なんでかサウンドが鳴らないってとこだな。暇見ても少し設定を見直してみるか(4月5日追記:また「ゴジャーッ!」に戻ってしまった。何なんだよ一体)。

その爽やかなサウンドで GUI を立ち上げて、2D グラフィックアプリ GIMP 2.2.10 を立ち上げて、そいつが立ち上がるまでの間に『四河省(しせんしょう)』を立ち上げてプレイを始めちゃうと、サルハマリしていつまで経っても仕事になんない。あのゲームは悪魔ぢゃ(KDE に標準装備)。

んで、なかば無意味に夜なべして、ようやく立体写真を7組完成させたよ。

今回の新機軸はデジタルズーム。単に画面を縦横2倍のサイズにブローアップしてフレーミングしたってだけなんだけどさ、試しにやってみたら意外や意外、銀塩フィルム風のボケ味が出てさ。ジャギりまくりかと思ってたんだけど。

カメラの側での処置なのか、 GIMP のアンチエイリアスなのか知らんけど、ともかく予想外の出来上がりに満足なのだ。今回はそんな望遠ショットな立体写真が何組か入るぜ〜。黒澤式三段ズームも用意しましたですよ(笑)

でもまだ素材の3分の1も消化してない。あとどんだけ加工すりゃ終わるんだべ……。

銘板
2006.4.4 火曜
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ビブラジオに載ったー!

やった! ネット上のラジオっぽいページ『ビブラジオ 3/31号』にコメント載ったぜー!しかも今週号のトリだぜー! \(^o^)/ ばっざ〜い

ビブラジオにたどり着くには、Do-夢のサイト につないで、一番下からちょっと上にある「Diaries」の中の『けんみんニッキ』に入る。そのページの上の方にある『Web 拍手ボタン』を押すのだ。そうそう、それでいい。ていうかちゃんと『けんみんニッキ』を楽しむように。

おいらけっこうハマッてるのよねこれ。キャラが増え出してからちょっと初心者に分かりにくくなってきた感もあるけど、おもしろいったらおもしろい。みんなも慣れてくれ給え。

けんみんニッキはほぼ毎日更新だけど、ビブラジオは金曜あたりに更新されるっぽいから、採用されたコメントを記念に取っとこ。

八戸(はちのへ)市在住です。電話注文の住所確認で「青森県はちと市」と言われてちょっとショックでした。

けっこう古い話なんだけどさ。いつだっけそれ。確か液晶モニタを買った時だったんだよな。…(検索中)…お、2005.2.28 だ。買って以来、2系統入力の液晶モニタ大活躍っすよ。そうかもう1年以上にもなるのか(しみじみ)。

てか1年も前の話を蒸し返してごめんなさい>「はちと市」とおっしゃったお方

銘板
2006.4.5 水曜
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アイドリングストップ実践報告

昨今、環境対策としてよく言われてるアイドリングストップは実際やったらどうなのか。そこらへんをちょっとだけ検証してみた。

2005.3.8 で、「信号待ちで、基本原理にジレンマを抱えたままのオートマ車が派手に二酸化炭素をひり出してるってのに、その隣でただでさえ効率がいいマニュアル車の運転手がちまちまアイドリングストップしたくらいで、環境保全にどの程度寄与するんだか。そこらへんを鑑みるに、やっぱおいらはアイドリングストップはやりたくない」と書いたけど、環境対策もさることながら、高止まりのまま一向に下がる気配がない燃料価格を鑑みて、信号待ちで試しにやってみようかと。

このまえラジオで、「アイドリングストップはほんの5秒以上の停車で効果がある」と言ってたんで、それもおいらの背中を押した。30秒くらい停車してるときじゃないと効き目がないもんだと思い込んでたもんだから。それにもう真冬は過ぎたから、エンジンや排気触媒の保温にピリピリする必要もないし。

まずは被験車両の選定。ローバーミニ(マニュアル車)。これはダメっぽい。普通のクルマと違って、キーを「ACC(アクセサリ)」に入れるとストップランプが点かなくなる。追突を誘発するおそれがあるんでアウト。ということでアイドリングストップ被験車両は、職場の担当車・日産アベニール(ディーゼル・マニュアル車)に決定。

次はアベニールのキースイッチの解説。これに沿って話を進める。

LOCK‐(無印)‐ACC‐ON…START

  1. LOCK: キーを抜き差しする位置。防犯対策でハンドルがロックされる。
  2. (無印): 電源 OFF の位置。ハンドルが動くんで、他のクルマに牽引される時やクルマを手で押す時とかはこの位置に入れる。
  3. ACC: アクセサリ。主に内装関係に電源が通り、カーステ等が作動する。
  4. ON: 全系統の電源が通る。START でのエンジン始動後、キーは自動的にこの位置に戻る。
  5. START: キーを手でこの位置に入れている間だけスターターが回る。手を離すとキーは ON に戻る。

まぁクルマに乗る人にとっちゃおなじみなんだけど、意識してない人も多そうだから書き出してみたよ。

ほとんどのクルマも同じだと思うけど、とりあえずアベニールの場合、普通の走行状態でキー位置は「ON」。なので、信号に引っかかった時は「ACC」に入れてエンジンを止める。歩行者用信号や直交する信号の変わりっぷりでタイミングを読んで再び「ON」→「START」。特に滞りなく出来たよ。意外と簡単(オートマ車の場合の手順は不明だけど)。

周りの信号の動向に注意し続けてなきゃいかんのが面倒なとこだけど、停車中にエンジン音が全くしないってのがこれが快適で。窓を開けると、周りの音がそのまま聞こえてくるよ。この感じ、なんか新鮮 (^o^) 「今、排気ガスも騒音も出してないよーん」ってのも、ちょっと優越感を覚えるよ。やってみて初めて分かった。プリウスに乗ってる人はとっくに経験済みだろうけど。

問題はウインカー。これ、キー位置が「ACC」じゃ作動しないのな。「ON」じゃないとダメ。だから、直進の時は上記要領でいいけど、その交差点で右左折する予定の時は、いったん「ACC」でエンジンを切ってからすぐに「ON」に入れないといかん。エンジンかかってない状態で「ON」だと、コンソールにいろんなランプが点いて、けっこうウザい。

慣れか。

アイドリングストップやる時は、いつでもいったん「ACC」に入れてすぐに「ON」にする、と。おお、これだとローバーミニでもやれるな。一瞬ストップランプが消えちゃうけど、問題ないレベルでしょう。

あともうひとつ気付いた問題点。「エンジン始動時にカーステが止まる」。キーを「START」に入れると、電力をスターターに集中させるためか、ACC 系の電力が全部止まっちゃうんだよね。今回の実証試験時はカーステをかけてなかったけど、実際 CD とか聴いてたりすると、エンジン始動ごとに音楽を中断されるの、かなりウザいかも。

つうことで、現行でもアイドリングストップはできないことはないけど、ちょっと面倒だということが判明。そこでメーカーに要望する、今後開発するクルマのアイドリングストップ対応のための改善点。

キーの操作方法が変わるのは混乱を招くかもしれないけど、事故に対する安全性には直接関係ないし、「アイドリングストップ対応のため」で大義名分は立つと思うぞ。

銘板左端銘板銘板右端

肝心の「燃費がどれだけ改善されたか」は、めんどいんでおいらは調査しない方針だけど、まず悪くなることはないでしょう。あと、エンジン始動直後の不完全燃焼ガスの問題や、エンジンを止めてる間に冷えてしまった排ガス分解触媒の働き具合がどうなってるのか、これはメーカーや専門家からの意見を聞かんと分からんな。

「信号停止程度じゃエンジンも触媒もそんなに冷えないんで問題なし」だといいけど、そこに太鼓判を押してほしいところですな。

銘板
2006.4.6 木曜
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有機 EL ストップランプという考え方

ローバーミニでもアイドリングストップやってみた。エンジン始動時にいちいちカーステが止まるのがちょっとツラいなぁ。エンジン止める時のキー操作「ON」→「ACC」→「ON」は、2,3回やって慣れると別になんでもない。「ON」でエンジンが止まってる時のコンソールのランプもミニちゃんは控えめで(赤とオレンジが1個ずつ)そんなウザくない。

で、ちょっと心配になったのが、バッテリーへの負担。特に夜はライト点けてて、しかもテールランプとストップランプも点けて停まってるわけで、まぁ信号での停車程度なら大丈夫と知りつつも、何となく不安を感じたりする。

最近のクルマ、ようやくストップランプに LED(発光ダイオード)を付けてるのが増えてきたね。これでストップランプ分の消費電力が8割くらいカットになってるはず。アイドリングストップを意識してるのかねぇ。それとも将来の自動車電動化に備えての先行投入の意味合いか? いずれにしろ、クルマみたいな閉じたエネルギー系で、無駄なエネルギーを消費しないようにするのはいいことだ。

が、

まぶしいんだよ LED ストップランプ。実際に現物を目にすると。1粒あたりの発光量が足りないから数で勝負って発想は分かる。でも点照明そのまんまだから、そんなクルマの後ろに付いて信号待ちしてしまうと、そのランプ配列の残像が目に焼き付いちゃって迷惑なんだよ。どうにかしてくれ。誰かメーカーに言ってやってくれ(とりあえずうちの職場に出入りしてる日産の営業さんには、スカイラインの LED テールランプについて文句付けといた)。

旧来の電球ストップランプに比べて、なんで LED ストップランプは無駄にまぶしいのか。

これはまず、フィルタの問題かと。電球の場合は元が白色光だから、赤いフィルタを通してる。このフィルタ、透過した光の色を赤くするついでに、表面加工の工夫や透明度を若干下げたりで、光がフィルタから出る時に散るようにできてる。LED のはなぜか、ほとんどそのまんま素通しのが多い。

あと、光の収束度の違いもあるかも。電球はソケット方向以外にまんべんなく光を発するから、反射鏡経由の光がけっこう強くて、直接目に飛び込む光を囲み込む形になってる。フィルタの効果もあって、ランプ全体が光ってる形になって、目に負担をかけない。LED はそのレンズ形状から、前方に集中的に光が出るようになってる(というか自動車メーカーはなぜかそういう LED を選んでるっぽい)。各 LED は反射鏡を持ってるけど、反射鏡からの光は弱く、LED から目に直接入る光の割合が多い。これが悪しき残像の元かと。

面発光ならいいわけだ。

ということで、LED じゃなく有機 EL(エレクトロルミネッセンス)のストップランプなんかどうですかね。赤の単色の有機 EL シート。白の単色シートはケータイのバックライトとして LED に取って代わりつつあるらしいから、光量的にも消費電力的にも問題ないかと思うんだけど。

ケータイのバックライトってことは、「明」「暗」の2段階くらいなら簡単に光量調整も出来るってことで、テールランプとの兼用もすぐできそうだし。

ストップランプが電球から LED に替わったことで得た、低消費電力に並ぶメリットは、電球型に比べて反射鏡を薄くできて、場所を取らなくなったってこと。でも LED は、点発光という意味じゃ所詮「小さな電球」なんで、反射鏡やソケットに相当する部分が必要で、やっぱしある程度の厚みがある。これも、有機 EL ならもっと大胆に薄くできるはず。電球型ストップランプのフィルタの厚さより薄くできると思うぞ。

これ、トランクルームの容積稼ぎはもとより、自動車製造のコストダウンに直結するんじゃないかな。現状の場合、電球型でも LED 型でも、ストップランプの部分はボディの鋼鈑をその大きさにくり抜いてユニットをはめ込む形になってる。有機 EL ストップランプならくり抜き加工は要らない。その部分に強力な両面テープで貼り付けておしまい。加工が必要なのは、電源を取るための小さな穴をあけるくらい。LED 化で増えてしまった部品点数も激減。ちょっと凝りたかったら、ランプの部分をわずかにプレス加工で凹ませて、ボディ表面とストップランプをツライチにする程度。工程を大幅に単純化できる。ついでに、くり抜いた切断面からサビが出る心配ともオサラバ。なんだ、いいことずくめじゃん。

有機 EL ストップランプのデメリットとしては、各車種のテールランプの形ごとにオーダーメイドで作らにゃいかんってことだけど、実際、電球型でも LED 型でも反射鏡とフィルタ(カバー)は車種ごとのオーダーメイドだから、大した問題じゃない。やっぱいいことずくめじゃん。

どっかのメーカーさん、これ読んで、あるいは自力でこのことに気付いてくれないかな〜。

銘板左端銘板銘板右端

もひとつデメリット憶測。「有機」というところから、寒いところじゃ暗くなったり応答が鈍ったりするんじゃないかとか。おいらは有機 EL の発光原理を知らんので、あくまでも憶測ね。

銘板
2006.4.7 金曜
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今度の放送

『八戸フォーラム シネサロン』にまた出るよ。今度は4月18日(火曜)。

つうことは、収録は来週中に済ませないといかんわけ。狙いとしては15日(土曜)の夜か。まだアポ取ってないけど。

はぁ〜〜〜〜〜(溜息)

「映画を楽しめない病」、まだ続いてるのよ。このまえ『SPIRIT』観てさ、かなり気に入ったんだけどさ、まだおいら、復活しきれてないということも分かった。映画にノリノリになりきれないっつうか。それでもとりあえず「SPIRIT」の手応えから、少しずつ快方に向かいつつあると信じてはいるけど。

で、そんな状態でシネサロン収録かい。

はぁ〜〜〜〜〜(溜息)

マニアルームのネタどうすべ。今のとこ、ろくなの思いついてないんすけど。シネサロンの担当をして以来最大のピンチかも。

銘板
2006.4.8 土曜
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映画ラヴァー復活の兆し

我が身を煩わす「映画を楽しめない病」の原因のひとつがついに判明。それは、

最近の映画が本当につまんないから。

つうか映画のツボは人それぞれだから、おいらの感性が今の時代に合ってないってのが真相かと。いや、けっこう悩んでたんだよほんと「映画を楽しめない病」には。今度のシネサロン収録も近付いてきてることだしさ。解決法はまだ分からんけど、原因の大どころが分かって大分スッキリ。

今日、勇気を出した。

昔、魂を激しく揺さぶられた、我が心の映画をまた観てみよう、と。

レンタル屋じゃマジで勇気が要ったよ。だってこれでまたタラーッと流して観でもしたら、原因さえ掴めずにこれからも今まで通り、映画を楽しめないままってことになるわけなんで。しかも愛してきた作品と自分の映画史をけがす行為にもなりかねん。

そして根性出して借りて来ました『男たちの挽歌 II』! そして家に帰ってソッコー観ました決心が変わらぬうちに。そしてラストの「手紙読み」で大泣き。

やっぱすげぇよこの映画。感動するように巧妙に作られてる。マスターピースとはこのことだぁ〜! 前に観た時から3年くらい経ってるんだけど、その間、おいらも映画を見る目がまた肥えてきたらしい。前まで気付かなかったところも発見したりして。10回以上観てるんだけどねこれ。

この映画に関してよく言われる「テーマ曲の単調な繰り返しが盛り上げる」ってのは、ありゃ半分ウソ。恐らく1回しか観てない人の弁。確かにここ一番って時に必ずあのかっこいいテーマ曲が流れるんだけど、そうして一番印象に残るのがテーマ曲だってだけで、実際はけっこういろんな曲が、各所に細心の注意を払って挿入されてるのだ。随所に対位法を採り入れてるところもたまんなくいい(そこに違和感を覚える向きもあろうかと思うけど)。

ともかくおいら、映画に燃える心をまだしっかり持ってたことが分かったよ。自信がついた。それだけでも大収穫。この偉大なる作品を創造されたジョン・ウー師匠、初めてこの映画を観た時に続き、またしてもおいらをお救いいただき、心から感謝いたします。

さて、そんじゃ一緒に借りた『マトリックス』、続けていってみましょうか。こっちは感動を取り戻すためじゃなく、シネサロンで『V フォー・ヴェンデッタ』の紹介しなきゃなんないから(同じ製作チームの作品なのだ)。はじめに『男たちの挽歌 II』を観てよかった。新しい気分で観れそ。

銘板
2006.4.9 日曜
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半端なレンタル屋に煩わされるゆんず

やっぱ効いてるよ『男たちの挽歌 II』効果。ついに病から解放されたか? 一緒に借りた『マトリックス』『マトリックス リローデッド』、すげぇ楽しめた。限られた2時間枠にギッチリツメコミ感がたまんないす。ああー『レボリューションズ』も早く観てぇ〜。なんかレンタル屋になかったんだわ。レボリューションズだけ。なんでだよぉ。

つうか恥ずかしながらこのシリーズ、1作目しかまだ観たことなかったのよね。噂によるとレボリューションズ、なんか納得行かない不可解な幕引きらしいけど、どうなんだろ。そこらへんも含めてすごい気になる。だからなんでレンタル屋に置いてねんだよぉ〜。うちの近くの店、なんか在庫が少ないんだよね。狭いし。同じ系列店で、もっと大きなところに借りに行くとするか。

つうか近所の店、ビデオでも DVD でも往年の香港もの少な過ぎ。『ブロジェクトA2』があって、借りたかった『プロジェクトA』がない。こりゃどういうこっちゃ。A2 なんて駄作もいいとこだろが。そして『酔拳』がなくて、酔拳の一部を流用したことがバレバレの『必殺鉄指拳』の DVD がある。もう意味わかんね。

映画が楽しくなってきたのはいいけど、相変わらず今度のシネサロンのマニアルームどうしていいか分からん。題材は一応決まってるんだけど、どうまとめたらいいんだか。とりあえず原稿書き始めてみればまとまるかな。

……プレッシャーを感じる……。

銘板左端銘板銘板右端

一緒にもう1本借りたのが、これまたおいらの心の映画、ジャッキー・チェンの『香港国際警察』(85年版)。明日観よう。うん。

銘板
2006.4.10 月曜
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我が心の映画、2本目。

『香港国際警察/ポリスストーリー』(1985。原題『警察故事』)やっぱしいいわ〜。ジャッキー・チェン渾身のハードアクションの塊。

アクション映画って大爆発やカーチェイスももちろん重要な要素だけど、一番ドキドキするのは体を張った捨て身のボディアクションなんだよね。地味といえば地味だけど、この映画だとそこらを派手に見せるべくおもしろいアイディアをぶち込みまくってる。特に、大乱闘で投げ飛ばし投げ飛ばされて、ガラスをガシャランバシャランとひたすら割りまくるってのはいいセンスしてる。それだけで見た目も音も派手だし、何より痛そうだし。

ていうか本物のガラスを使ってるようにしか見えないところもけっこうある。この手のアクションに使う「ガラス」ってケガをしないように、ガラスみたいに割れるけど破断面が丸くなる特殊なプラスチックを使うはずなんだけど(割れる音はアフレコで入れる)、見慣れると割れ方が違うんで「ああ、アレ使ったな」と大体分かるもんなんだけど、この映画、少なくともカメラが寄り気味でガラスがよく見えるところは、本物のガラスを使ってる気がする。女優のブリジット・リン(サリナ役)がデパートのショウケースに叩き付けられるところでも、破片がリアルガラスにしか見えないんすけど。

あと、今回観て初めて気付いたんだけど、ワイヤーワークを一切使ってないんだね。それが普通だと思ってたけど、ワイヤー全盛の今の時代からすると、かなりすごい偉業かと。確か『プロテクター』あたりでジャッキーは1回だけワイヤーを使ったと思ったんだけど、あのウソ臭さが気に入らなかったのか、それ以降、人が飛ぶ時は本当の自由落下状態に我が身とスタント(ジャッキーズアクションチーム)の身を任すことにしたってとこかな。確かに当時のワイヤー技術は未熟で、今よりずっとバレバレだったもんなぁ。

他はね、恥ずかしながら、おいら法廷ものの話が昔っから苦手でさ、この映画に出てくるそういう場面、前までおもいっきし流して観てたんだわ。でもさすがに年食ってくるとそこらの話のアヤが少しは分かるようになってきて、「捕まえた一人を無罪で釈放し、さらにその人物に対して被告側の弁護士に不信感を抱かせて、検察側の証人として利用する」という流れとか、ようやく理解できた (^^;)

ということで、とっても楽しんだわけ。やっぱ「映画を楽しめない病」、快方に向かいつつあるっぽいよ。

しかしさ〜、1st ガンダム3部作でもそうだったけど、DVD 化で勝手に編集し直すの、やめてもらえないもんかねぇ。『香港国際警察/ポリスストーリー』でも、オープニングのあたりがかなり削られててさ、ストーリーには直接影響ないものの、間接的には影響あったりもしたぞ(仲間の誕生日をみんなで祝う場面のことね。警察署内の雰囲気や、その後に「ヤラセ殺し屋」をさせられる警官の顔見世とか全消し)。しかも、映画の始まりを高らかに告げて客をワクワクに引き込む主題歌もなし。いきなり本題に入っちゃって、かなり戸惑ったぞ。

『ポリスストーリー2』なんか元のやつが演出のバランスを欠いてるところがあったから、DVD 化での編集し直しでいくらかマシになってたりしてとか期待もあったりするけど。

〓ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ⊂<回 ←仕切りジッパー

そういえば、ずっと前にもこの映画の感想を書いたっけ……(検索中)……をを、この Web 日記始めたばっかしの頃だ。肩にチカラ入りまくってるなぁ当時の日記は(笑)

銘板左端銘板銘板右端

この映画と、あと何本かジャッキー映画を観て、今週末収録予定の『八戸フォーラム シネサロン』に備えるベ。こっちの方は日記と違って、いまだに収録時は肩にチカラ入りまくり。なかなか慣れんもんですな。

あと『プロジェクトA』と『スパルタンX』をチェックしとかんとな。

銘板
2006.4.11 火曜
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もう全快っぽい

『マトリックス』3部作、ついに全部観た。すげぇ面白ぇじゃん。誰だよ「納得行かない終わり方」なんて言ったのは(笑) 内容的な部分はもう世の中で語り尽くされてるだろうから割愛するけど、あの映像感覚、ほんとすげぇセンスしてるよね。初めてスターウォーズ観た時みたいに衝撃を感じてるっすよ。

ていうか『スター・ウォーズ』の平成3部作ってさ、映像的にも内容的にも、今思うと何ら新しいものがなかったよね。こりゃあマトリックス3部作の方がずっと格が上だって。内容ギッチリの映像コッテリ。

CG 時代の『スター・ウォーズ』シリーズって、もう完全に他のクリエイターに技術的に追い付かれてしまって、それ以外の、映画の根源的テクニック(企画・脚本・演出・編集)が凡庸だってことがバレちゃったって感じ。ていうか昭和3部作に比べて、明らかにインスピレーション度が落ちてる。

そこらへん、『マトリックス』シリーズは3作にわたって映像センスのテンションをよく維持し続けたよ。3作目の『レボリューションズ』はそれまでの売りだった格闘アクション場面は確かに減ったけど、そのぶんザイオン vs マシン軍団の全面衝突がすごかったよね。そこまでの引っ張り方もうまい。あの映画の興奮を思い出したよ。『エイリアン2』(1986)。パワーローダーみたいな搭乗型ロボ(APU)も出てくるしさ。

なんかいろいろ似てるけど、時代が下ってる分だけレボリューションズの方が圧巻。たぶんスタッフもエイリアン2を相当意識して、全てに於いてエイリアン2の戦闘場面を激しく超えることを目標にしたんじゃないかな。裏を返せば、CG なんてほとんど使い物にならなかったあの時代に、あそこまでの作品を創り上げたジェイムズ・キャメロン監督の力量が光ってくるわけだが。

クレジットタイトルで Phil Tippett の御名を発見。そういえば APU の動き、フィル・ティペット師匠の振り付けの味わいが感じられる。

銘板左端銘板銘板右端

はぁ〜(安堵の溜息)。3日前、「男たちの挽歌 II」に激しく涙したおかげで、トニオさんのイタリア料理(ジョジョ第4部)を食べたみたいに劇的に治ってしまった「映画を楽しめない病」。これが治る前にマトリックスシリーズを観てたらどう感じてたろ。やっぱしタルく流して観てしまってたんだろか。今となっちゃもう検証しようがないけど。

銘板左端銘板銘板右端

シネサロンの原稿を書き始めたけど、まだまとまんない。思いついた話しネタを箇条書きにしてる段階。仕事の合間を縫ってぼちぼちやっていくとしますか。

今日は『マトリックス レボリューションズ』の他に、マニアルームのコーナーで使うために『マッハ!!!!!!!!』と『プロジェクトA』も借りてきた。こいつらも消化しないとな〜。番組内で紹介する曲は『香港国際警察』の主題歌に決定。DVD からテープに既に落としといたぜ。『マッハ!!!!!!!!』と『プロジェクトA』の主題曲も、セリフとかかぶってなかったらダビングして、BGM に使う予定。

……、

……、

……寝る時間がない。

銘板
2006.4.12 水曜
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ポリスストーリーシリーズに見る、

ジャッキー映画の終わり方の成長記

『香港国際警察/ポリスストーリー』(1985) もそうだったけど、『プロジェクトA』の DVD もオリジナルから改竄されてるっぽい。どうも UNIVERSAL に権利を渡した関係かと思われるけど。最後のクレジットタイトルの長さと主題曲の長さが全然合ってなくて、曲が終わるまで最後の1コマが延々と静止画像で流れてたんだが、あれは一体どういうおつもりで? しかも曲、オープニングもエンディングも「♪らんららんららんららーらんららんららーん……」のバージョンだけで、ヴォーカル付きのやつがどこにもなくなってた。

それを見て思ったね。『男たちの挽歌 II』でそれやられてなくて本当によかったと。ジョン・ウー師匠の繊細な編集がそのまま保存されてる。でも、ジョン・ウーのジョン・ウーたる最高傑作の2本(『狼・男たちの挽歌 最終章』『新・男たちの挽歌 ハードボイルド』)がレンタル屋に見当たらないんすけど。DVD 化が遅れてるのかなぁ。んで、これで勝手に再編集なんてされてたら泣くよおいら。

ここ数日、映画の話ばっかしだけど(しかもアクションのみ)、やっとこさ映画を再び楽しめるようになったってのと、土曜日に収録予定のシネサロンの準備で手一杯頭一杯ってことでひとつ。

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『ブロジェクトA』はジャッキー映画の系譜の中でも傑作の誉れ高いけど、おいら的には『香港国際警察/ポリスストーリー』の方が上なんだわ。プロジェクトAじゃ人がガンガン死ぬのがちょっとな。ことにラスボスなんて非業の爆死。

しかも、今回みたいに『ポリスストーリー』観てから『プロジェクトA』を観ちゃうと、やっぱし『プロジェクトA』は『ポリスストーリー』に比べて、大小アクションの密度というか頻度が低くいのがちょっとね。ユン・ピョウとサモハン・キンポーも出てるんだけどな(サモハンの下っ端海賊姿、笑っちゃうくらい似合い過ぎ (^▽^;))

まぁ『プロジェクトA』が、『ポリスストーリー』の偉大なるひな形になったってことなんだろうな。

そういや『ポリスストーリー』じゃ、ラスボスの負け方の扱いに困っちゃった感じがあったな。社会の巨悪なんだけど、格闘技の心得がない上に、体力的に衰えを感じさせる初老の男だもんな。ぶっ殺すわけにもいかないからぶん殴ったわけだけど、その前に、悪の親玉の顧問弁護士の挑発に乗って弁護士を殴り倒したわけで、興奮しちゃったチェン刑事はこの時点で、弁護士の手玉に取られてるんだよな。あの粗相はあとで裁判で相当不利に働いたろうなぁ。なんかそこらへん、この映画じゃうまく整理できてなかった感じ。

と、いうことで、ということかもしれないけど、『ポリスストーリー2』じゃ花火工場での大乱闘の後、クンフーで倒した犯人グループを工場内に残して工場もろとも大爆発とゆー、なんか『プロジェクトA』に先祖返りしたフィニッシュだったな。で、それならポリスストーリー1よりスカッとしたかっつうとそうでもなく、かえって『プロジェクトA』よりも『ポリスストーリー1』よりも後味が悪かった。後味のいい最後は、『ポリスストーリー3』まで待たなければならないのであった。

ポリスストーリー4作目に当たる『ファイナル・プロジェクト』の終わり方は完全に忘れた。面白かったはずなんだけど、なんか印象薄くてなぁ。あとで DVD 観直すべ。

銘板
2006.4.13 木曜
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収録準備サボり

シネサロンの原稿、着々と書き進んでおりますです。ここだけの話、マニアルームのネタは、

『受験シーズン終了記念・『落ちる』特集!」

アクション映画には(少なくとも)3つの重大要素がある。『爆発』『カーチェイス』そして『転落』。これまでに『爆発』と『カーチェイス』を扱ったんで、最後の『転落』を今回アツく語ろうかと。

草稿が出来上がったんで、読み練習に入っとります。現在、深夜の自宅にて、音読しながら推敲中。明日も音読練習&推敲の予定。今回もどうにか間に合いそう。はぁ〜(安堵の溜息)

銘板
2006.4.14 金曜
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『スパルタンX』!!!!!!!!

ラジオの原稿作成の、最後の仕上げの1本として鑑賞しましたるは『スパルタンX』。

実はあんまし期待してなかったんだわ。昔、テレビで放映されたやつを録画して何回か観たんだけど、そんなに楽しめなくてね。ガキだったから、ストーリーの縦糸になってる遺産相続の話が理解できなかったこともあってさ。それとなぜか、アクション場面もそんなにテンコ盛りじゃない気がして(テレビだったからブツ切りされまくりだったのかも)。

で、おいらの中では、ジャッキー・チェン主演映画としてはかなり下の方にランキングされてた。でもそれは間違いだっただよ。レンタル DVD できちんと観たら、そりゃあもう絶品のアクション映画でございました。今まで観たサモハン・キンポー監督作品の最高傑作! こいつはオススメですぜそこの奥さん!!

んで、DVD 版ならではの面白い事実を発見しちゃった。これ、言語が英語か広東語かで選べるんだけど(字幕はまた別にいろいろ選べる。もちろん日本語もあり)、この選択言語によって、クライマックス(ジャッキー vs ベニー・ユキーデ)でかかる BGM が違うんだわ。人によって好みもあるだろうけど、おいらは英語版の BGM が最高にハマったよ。もうノリノリ。すげぇカッチョイイんだわ。

この曲ももしかしてラストでかかったら、ソッコーでダビングしてシネサロンの BGM にしようと思ったのに、エンディングは違う曲だった。そっちの方は、ちょっともう時代がかっちゃってるかなって感じで諦めた。

実際、今度のマニアルームじゃこの作品について語るかどうか迷ってるんだけど、観といて損はなかった。ていうか観てよかった〜! クライマックスのとこ、3回くらい繰り返して観たもん。ただ、チャプターが9つにしか分かれてないのがなんだかなぁ。せっかく DVD なんだから20くらいに刻めや。格闘場面にたどり着くまでひたすら早回ししまくったぞ。今さらビデオじゃねんだから。

スカッとしたところで、読みの練習&原稿練り直しを始めるとするか。収録は明日の夕方。昼は仕事があるんで、読みの練習は今日中にみっちりやっとかんとな。そして『スパルタンX』で学んだ通り、本番でも練習と同じくリラックスして臨むべし。

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『スパルタンX』の原題って『快餐車』なんだね。なるほどなぁ。英題はその英訳『Wheels on Meals』。邦題は、まぁ、『プロジェクトA』の流れで、凄そうなのテキトーに考えて付けたんだろうなぁ(笑)

さらにその流れで邦題を付けられた『サイクロンZ』の原題も知りたくなってきた……。そういやあれも弁護士だったか検事だったかが主人公の話で、司法関係には激弱なおいらには当時、ストーリーがさっぱり読めなかったっけな (-o-;)

アクション映画のストーリーが読めないって一体…… orz

銘板
2006.4.15 土曜
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ディレクター泣かせ

収録終わったよ〜(げっそり)。

今回の原稿、出来上がってみたらかなり長かったんで、それの内容をきっちり語ったんで、しかも珍しくアドリブを随所に挟んでさらに語ったんで、ディレクターさんにバシバシ切られるんだろうなぁ。たぶん半分くらいにされるんじゃないかと。

でも、話がけっこう繋がってるんで、切るのは至難の技かもしれんぞなもし。ディレクターさんが泣いてる姿が目に浮かぶ(薄笑)

くだらないギャグひとつ入れたんだわ。でもあれはパーソナリティさんのリアクションがかなりよかったんで(ウケまくってた。原稿にはその部分だけ書かないで、収録本番まで秘密にしといたのだ)、絶対残す方向だろう。したらその周辺も残さなきゃなんないんで、やっぱし彼は泣くなこりゃ。

普通さ、仕事ってのは繰り返すごとにだんだん効率が良くなって、つまり準備が簡素化・能率化されていくもののはずなのに、おいらのこの『八戸フォーラム シネサロン』収録、回を追うごとにだんだん手間暇かかるようになってきてる。ヤバいよなぁこれ。いいあたりで自分を抑えとかないと、このまんまじゃシネサロン廃人になってしまうぞなもし。

銘板
2006.4.16 日曜
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『息子』

6日で9本もの DVD をシネサロン収録のために観まくった怒濤の先週を乗り越え、ホッと肩の荷が下りた気分で向かったのは八戸フォーラム。今日は『名画を観る! 第9弾』の『息子』(1991)上映の日。ボランティア仕事が絡まなくても、やっぱし映画を観てしまうんですな。

封切りから15年。あれからもう15年も経ったか。時代は変わったねぇ。「仕事なんていくらでもある。そのうち自分にあったものが見つかるべ」「若いもんは仕事なんていくらでもあるんだろうが」なんてセリフがそれを感じさせる。でも「若いもんは仕事なんて……」の方は、「50を過ぎればビルの夜警だけだよ」と続くあたりは今も同じか。

それにしても15年前、おいらは一体この映画の何を観てたんだろ。とりあえず和久井映見の可愛さには確実に魅入ってたな。永瀬正敏とキスした日にゃ当時は怒りを覚えたほどさ(笑)。今見てもやっぱしすげぇ可愛い。それだけかい。

三国連太郎だよねぇこの映画はやっぱし。それと彼の役どころ。15年前はその良さがなんも分かってなかった。あの終わり方に納得が行ってなかった。三国の役どころと演技から、なんも感じ取れてなかった証拠。それどころか反発さえ覚えてた。

この15年で、おいらの個人的状況は随分変わった。ここ数年は安定してる。そういう人生を経て、ようやくこの映画をまともに受け入れられるようになったって感じ。ぐるーっと遠回りしてようやく、ですな。おいらよりもっと若くても、この映画を正しく評価してた人もいるってのにさ。自分の感性の足りなさを実感した日だったですよ。この世はにまだまだおいらにとって未知の概念が無数に散らばってるんだろうなぁ。なんてちとカッコつけてみたくなったりして。

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昨日のラジオ収録の最後で、実はちょいとフライングしてるんだわ。

『名画を観る! 第9弾『息子』』大盛況で大好評でした。どうもありがとうございました」なんて、上映前から言っちゃってる(笑) 放送は今度の火曜日なもんで、それを言うタイミングとしてはドンピシャでさ。実際、今日一日で5回上映するスケジュールが組まれてて、おいらは最終回の分の前売りを金曜に買ったんだけど、その時点で3回目までが売り切れ。

今日その最終回に合わせて八戸フォーラムに行ったら、4回目も前売り完売しちゃったらしい。つうことは、前売り販売は前日までだから、おいらが収録準備とか収録とかしてる最中に4回目が売り切れたってことか。最終回の客入りは、日曜のレイトショウってことで、客席3分の2くらいが埋まったってとこだったよ。

上映館の席数は97。前売り200人が採算ラインという話だったんで、今回の企画も大成功だったってことになりますな。天晴、八戸フォーラム!!

銘板
2006.4.17 月曜
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接続不能

職場で火曜日に書いてます。

昨日の夕方、今晩のおかずは何にしよっかな〜感覚で、今日の日記は何書こっかな〜と帰宅したら、ネットに接続できなくなってた(汗)

PowerMac G4 での SETI が復活してからというもの、ほとんど休みなしで PC 回しっぱなしの光回線開きっぱなしで問題なかったのに。日曜の夜というか月曜未明まで問題なかったのに。とりあえずひかり電話だけは生きてる。あんまし意味ないけど。

でさ、もしかしたら一時的なものかもと思って、放置してマンキツに行ったんだわ。その間に復旧してるといいなぁと。JOJO 第6部『ストーンオーシャン』を着々と読み進んでうち帰ったら、さらに電話機能まで死んでた。何なんスカ一体。

疑わしいのはやっぱしあの、ひかり電話専用のうんこルータ。これが勝手にテンパッてるんじゃないかと。ということで、久しぶりにご登場願いましたるは、ひかり電話投入までノートラブルでよく頑張ってくれた BUFFALO ルータ。オタケンに譲るはずだったのが、ひかりルータがうんこだから手放さないでいたのよ。バックアップ機ってやつだな。

して、こいつをもってしてもネットにつながらない。マンキツで自サイトにつないだら問題なかったんで、プロバも問題ないっぽい。ちうことは、NTT のフレッツ網とか光回線あたりに何か問題が発生してるかと思われ。

はっ! Σ(゜□ ゜) もしや……電話代の未納? ちゃんと払ってると思うんだけどなぁ。

銘板
2006.4.18 火曜
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接続復帰と放送事故

風だってさ。自宅からネット接続できなかった原因。NTT のフレッツ故障相談窓口に電話して、直してもらったよ。

光ケーブル、うちのすぐ近くまで6本ぶんの太い線で来てるんだけど、そこからうちに向かって1本取り出すのに、電柱にプラスチックの箱が据え付けられてる。分配器ね。この電柱のすぐ近くに、スタンドと本体みたいに並んで立つ(JOJO)ように庭木があって、庭木が昨日の大風で揺れて、枝が箱のフタをぶっ飛ばし、しかも線を切ってしまった、とのこと。箱の中のファイバ線はすごく弱いらしい。

庭木の持ち主に許可を得て、風で箱に当たりそうな枝を落として、修理して一件落着。今、自室のノート PC でこれ書いてるとこ。こういう自然災害の場合は修理代を取らないんだそうで、またひと安心。

でも、2年もするとまた枝が伸びて来るだろうから、同じことになる可能性大だそうで。まぁいいよ。修理代タダなら(笑)

NTT のうんこルータ、疑ってすまんかった(誠意のかけらもない呼び方)

ていうか、いまだにこのうんこルータ、3番・4番ポートに振られる DHCP アドレスが PC 起動ごとに違ってて、ものすご不便なんすけど。ファームウェアは最新なんだけどねぇ。

1番か2番のポートにハブをつなげばいいんかな。けどこれで改善しなかったらただの無駄遣いだし。結局、NTT 謹製うんこルータが普通に動作してくれれば何の問題もないんだよな。次のファームウェアに期待するしかないか。

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それとさ、今日がこの前収録した『八戸フォーラム シネサロン』放送の日なんだけどさ、ワクワクしながら、ラジカセにカセット仕込んでエアチェックの準備も万端で待ってたわけよ。したら、

( ̄- ̄c) → (  ̄o ̄)っ☆彡 オイ!

先週の放送が流れ出したぞ!!

BeFM にソッコー電話入れたよ。そしたら向こうも気が付いてて、この放送の後、お詫びを出して、改めて今晩9時からおいらの回を放送なんだってさ。何やってんだよまったく。今回は特に気合い入れたってのに。

いや〜その後すぐディレクターからおいらに、お詫びの電話が来たよ。

でもなんでか怒る気にもなれず、そしてなんでかこみ上げる笑いを噛み殺しつつ、そして先週の放送を聴きつつ、この日記をしたためておりますです。

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問題の先週分の放送がさっき終わったんだけどさ、何のアナウンスもなく、すぐ次の番組が始まっちゃったんすけど。9時から本来の放送が入ると知ってるリスナーさんは、局に直接問い合わせた人ぐらいしかいないわけで、そうなると、常連リスナーさんのほとんどはおいらの放送を聴いてくれないわけね。ま、新規リスナー開拓ってことで強制納得しとくか。

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9時の放送の直前に、お詫びとこれから放送する旨のアナウンスがあっただよ。本来は間違えた先週分が終わった直後じゃないといかんと思うんだが、CM も含めてその後の番組構成をもまとめてガッチリ組んであって、隙間に入れられなかったんだろうなぁ。

銘板
2006.4.19 水曜
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悪しきフィードバック

昨日のシネサロンはほんとビックリだったよ。パーソナリティさんのいつもの決まり文句から始まって、今日お話しいただくのは、八戸フォーラム市民企画スタッフの○○さんです。ってオイ!名前違うぞ! で、普通にその人が話し始めてるし。そのまま聴いてたら新作紹介コーナーで「今度の4月15日公開の……」。もう終わってるよ! で、これで先週放送のやつだと分かったんで、そのまま BeFM に電話、と。

いや〜その放送聴いて BeFM に電話入れるまで、「げ、放送コードに引っかかるネタ喋っちまったかぁ〜」とか、いろいろぐるぐる考えたぐらいにして。

んで、21時からのちゃんとした放送をあらためて聴き直し。

やっぱし相当切られましたな (^^;) 原稿の量からしていつもの1.5倍くらいあったし、さらに追加アドリブもあったし。

『プロジェクトA』での言いたかった部分が大幅カット(それなら他のところをちょっとずつ削ってほしかったんだが)。『スパルタンX』関連はまるごとカット(これはまぁそれでもいいや)。その他は内容に影響ないように、上手に切り詰めてあったな。ウケ狙いの部分はそのまんま残してくれてたし(そういうのやるから本題が切られるわけだが)

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最近さぁ、自分でも分かってるんだけど、この日記、あんまし笑えるところがないんだよね。なんでかなぁといろいろ考えて、ひとつの結論に達したよ。

面白い話を書こうと考えると

かえって書けなくなってしまう。

なんかそういうフィードバックが働いてる感じ。世の中には、その場で気の利いたことを言える人っているけど、おいらもたまに調子がいい時はそうだけど、最近はそんなにノらないんだわ。なんでか知らんけど。

この日記の5周年を前に、倦怠期ってやつですかね。マンネリですかね。確かに新しいことやってないし。そういや最近あんまし飲みに行ってないから、そこらへんのネタもなくてな。

あ、ノれない理由1つ発見。先々週のはじめあたり、羅生門の女と飲んだんだ。誘われてしまってさ。相変わらず二度と顔を見たくなかったんだけど、陰口とか平気で言うやつだから要らなく波風立てたくなくてね。ああ楽しく飲んだよ表面上は。

そして最後は、自分が飲み食いしたぶんだけ払ってきたよ。ブタのエサ代は払わなかったってこと。そこんとこだけちょっとスッキリ。

銘板
2006.4.20 木曜
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子供の感覚に触れる時

運転中、子供を見たら、要注意(五七五)。

車に乗ってて、狭い路地を通ってたら、前方に小さな傘を2つ発見。雨降りの下校中の小学生。傘に当たる雨粒の音で、おいらの車が後ろから近付いてることに気付いてない。

かなーり徐行して、『エンジン音に気付いてくれよ〜』とソロソロと近付いたけど、全く気付かない。んだからできるだけ短くクラクションを鳴らしたら、ようやく気付いてくれて、よけてくれた。

子供は予測できん行動取るからなぁ。徐行のまま気をつけて通り過ぎたよ。

で、思い出したんだわ。以前、もっとハードコアな子供と遭遇したことを。

今日の場所とはまた違う狭い路地でのこと。そこで男の子が2人遊んでたんだわ。んで、『おっとこういうところじゃ危ねぇ危ねぇ』とばかりに徐行モード。1人は既に追い越した。残るもう一人、こいつが飛び出しそうで飛び出さない。物陰に隠れては顔を出して友達をからかい、また隠れる。で、新たな隠れ場所へと道路を横断するかもしんない。ついにおいらはそいつの手前でクルマを止めてしまった。おいらのクルマに気付いて、道を譲ってくれることを期待して。

子供ってのは夢中になると、モノの前後の見境もなくなる。

彼はおいらのクルマが停まった瞬間、それを影に使って、友達を大声で呼んじゃおいらのクルマに隠れるという荒技を展開。

……、

……、

1回。

……、

……、

2回。

なんかもうこいつ、おいらのクルマをただの「モノ」としてしか認識してないのな。地球が生まれてこのかた、そして未来永劫、ずっとそこにあるもんだと思い込んでやんの。

仕事中だったんでさすがに最後まで待ってられなくてさ、クラクションをできるだけ短く「ピッ」と鳴らしたんだわ。したらこの子、AED(自動体外式除細動器)食らったみたいにピョコラーン!と跳び上がってびっくりしててさ〜。跳びすぎて電柱のトランスに頭ぶつけてた(うそです)

おいら後悔したね。至近距離でのクラクションなんて野蛮な手段なんか使わないで、クルマの窓を開けて、「ちょっと通してくれないかな〜」って直接言えばよかった。ていうか彼は思春期になったあたり、何かの拍子にこのことを思い出して、要らなく赤面したりするんじゃないだろーか。そう思うと、おいら、気が利かないばっかりに彼に悪いことしちゃったよ。

なんとなく、おいらも幼少のみぎりにそういう経験あったような気がするんだわ。何かに夢中になるあまり、周りのことを完全に忘れてトンマこいたこと。

この少年の件を思い出すごとに、おいらは何をしでかしたんだったっけなーと思いを巡らすんだけど(もう思春期なんて遠い彼方なんで、思い出しても恥ずかしくない。「子供のしたこと」と割り切れちゃう)、どーしても思い出せん。ちうことで、思い出したらここに書くっすよ。

銘板
2006.4.21 金曜
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記憶の糸をたぐってみた

昨日の話題の、幼少のみぎりにしでかしたこと、思い出した。

てゆーか 既にこの日記に書いてた

やっぱ思い出すと、かなり恥ずい……。

銘板
2006.4.22 土曜
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電話+無線 LAN

古い話だけど、2002.9.27 で『進化版 家庭用 FAX コードレス電話 ver. 2』ってのを書いたんだわ。コードレス電話の子機を無線 LAN の端子にするってやつ。

時代はようやくおいらに追い付いた。

なんちて。いやあの、そのまんまそうなったってわけじゃないんだけどね。Bフレッツでひかり電話を申し込むと専用のルータが来るんだけど(そのルータに電話のモジュラージャックが付いてる)、このルータにはじめから無線 LAN の装備が付いてる。なんかそれ用のパーツを買わなきゃいかんらしいけど。

子機利用の無線 LAN とはまた違うんだけどさ、まぁ似たようなコンセプトというか。子機を使うよりはっきりと無線 LAN だからかえって分かりやすいか、とも思ったりして。

使い勝手は知らんけどね。なんか光回線って月々の料金が高くてさ、ひかり電話にして電話の基本料金を1,100円下げても(1,600円→500円)やっぱし高くてさ。そんな状態でさらにオプションパーツが必要な無線 LAN なんてやる気が起きないっての。ていうか有線 LAN のうんこぶりをファームウェア出して早く直せっての。有線の方が基本でしょが。有線でこんなだから無線なんかおっかなくてできないっつうのもある。

とカッコつけてみたけど、実はモバイル機(東芝 DynaBook)で使ってる FreeBSD で無線 LAN やる自信がないっつうのもあったりする。いまだに FreeBSD 5.x-RELEASE だしなぁ。とっとと 6.0-RELEASE にすりゃ無線 LAN 関係も充実してるってのに、アップデートがめんどくてさ。しかも DynaBook のバッテリーは中古で買ったときから死んだまんまなんで、実質据え置き型 PC だし。わざわざ無線にする意味も必要もなかったりする。

つうことで、おいらの提唱に時代は追い付いたものの、提唱者は使う気さらさらナッシング。

銘板
2006.4.23 日曜
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『トム・ヤム・クン!』

ちょっとそこの奥さん! ふろふき大根なんか煮込んでる場合じゃないわよ! すごいのよすごいのよトニー・ジャー主演、プラッチャヤー・ピンゲーオ監督の『トム・ヤム・クン!』

あの伝説の『マッハ!!!!!!!!』日本公開から2年。あの頃から製作が決まってた『トム・ヤム・クン!』がついに封切り公開されたんで、早速観に行きましたですよ。正直『マッハ!!!!!!!!』の数倍すごいってば。アクションとしても。映画としても。なんかこう、観るごとにいい意味で期待を裏切ってくれるというか、予想を超越してくれる映画人ってすごいよね。香港時代のジョン・ウー+チョウ・ユンファみたい。

とりあえず『マッハ!!!!!!!!』を観た時点で、おいらは勝手に『マッハ2!!!!!!!!』を構想してた(2004.7.27)。おいらの想像力は大体この程度だったんだけど、「トム・ヤム・クン!」はそんなもんはるかに超えてたねマジで。けど、ムエタイ vs クンフーと、『キル・ビル』を越える大人数での大乱闘場面だけは当たってた。うむ。やっぱそう来なくちゃな。てか、そんなの当たり前とばかりに超絶アクションの連続。ああーもう観終わってスッキリ。肩の凝りが取れたよー(笑)

無理に今流行りの「サビ頭(映画の冒頭で派手な場面を見せてツカミにする技法)」をやらないってのもいいね。冒頭はゆったりとした雰囲気で、タイの人がいかに象を大事に思ってるか、いかに象に親しんでるかを、外国人観客にもよく分かるように教えてくれる。ペット以上だもんな。ペットの前で膝と手をついて頭を下げる人っていないでしょ。

そしてその場面で丁寧に描かれてる象との触れ合いが、家族同然の象を取り戻すために、主人公カームがタイ語しか話せないのにオーストラリアにまで単身で乗り込んで行く動機になるわけ。超弩級爆裂ムエタイエネルギーの源になるわけ。

さて、今度はいつ観に行こっかな。公開中に何回でも観に行きたい映画ナンバーワンですな。

フツーに象と一緒に生活する国って羨ましいなぁ。

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サイトの『THEATER』を見たら、我が青森県で公開してるの、八戸フォーラムだけなの? ていうか東北ではあとは宮城と山形の2県のみ。この素晴らしい映画はもっと多くの人たちに体験してほしいんだが。

タイ映画ってまだまだマイナーだもんなぁ。本格アクションって日本じゃB級扱いだしなぁ。おいらはアクションこそが映画の本道だと思ってるんだけどね(だってアクションって映像でしか表現できないじゃん)。そこらへん不満。でもとりあえず八戸に住んでてよかったとか思ったりして。

銘板
2006.4.24 月曜
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次の出陣予定

次回のおいらの『八戸フォーラム シネサロン』出陣予定は、5月16日(火曜)。収録予定は5月13日(まだ局にアポ取ってないけど)。

前回はなんだかカナーリ疲れたわけだが、今回は助っ人さんを呼ぶことで負担の軽減を目論んでおるよ。

助っ人さん、その人の名はハマーさん。今日の八戸フォーラム作戦会議でおいらの出陣スケジュールが決まったんだけど、なんぼでもラクしたいんで、ボランティアスタッフ仲間のハマーさんを口説き落として手伝ってもらうことにしたのだ。ハマーさんとは去年1回タッグ組んだことある からな。まぁうまく分担してやっていきますべぇ。

つうか、今日早速打ち合わせたらハマーさんに、「新作紹介は私がやりますから、ゆんずさんはマニアルームやってください」と仕切られてしまった。いや、そのマニアルームのネタが切れてるからタッグのお願いしたんだけども……。

今回も綱渡り……か?

銘板
2006.4.25 火曜
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東京行きはナシよ。

お知らせ。今年のゴールデンウィークは、東京へは行かないことになったっす。3年続いた東京ゴールデンウィーク紀行文も、去年の超大作『ドキドキモエチュー メドゥーサ紀行』でひと区切りになりましたな。

上野の国立科学博物館の『ナスカ展』はかなりそそったけど、残念。じゃあどこ行くのかっつうと、多分どこにも行かないんじゃないかなぁ。旅行中止の理由は資金的なところが大きいわけだが、その他にもいろいろと。資格試験の勉強とか。

銘板
2006.4.26 水曜
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抹殺のドラえもん

『ドラえもん』の今の声優陣ってほんとは3代目だよね。大山のぶ代チームが2代目だよね。で、なぜか本当の初代が、その存在ごと日本のアニメ史から抹殺されてるよね。何があったんだろ。

初代の歌だって覚えてるぞ。ちょっとだけ。しかも自信ないけど。

♪ぼくはドラえもんだ いい調子

その部分のメロディだってちゃんと覚えてる。ドラマの場面もワンカットだけ覚えてる。ドラえもんがプロレスラーサイズのロボットに乗って、のび太君はそのままで、2人してツルハシ持って地面を掘ってる場面。ツルハシ振りながら、ドラえもんが「♪しーずかちゃんのためならエーンヤコーラ」とヨイトマケ歌ってた。声は大山のぶ代じゃなかった。

プレ大山のぶ代ドラえもんは

確かに存在した!!

そして、本来の2代目である大山のぶ代時代のシリーズは、初回は特別記念番組だった。なんと

アニメ化記念」として。

パーソナリティは藤村俊二。スタジオに子供たちを集めて、着ぐるみのドラえもんやのび太君、しずかちゃんなんかを登場させて、声のお披露目とかしてた。で、おいらテレビの画面を指差して、立ち上がって叫んだのを覚えてる。「あ、この声、本当の(リアル初代)と違う!」ってさ。

その記念番組じゃ、何かあるごとに「初めてのアニメ化」を不自然なくらい強調しまくってたのが印象的だったよ。違うのに。違うのに! そのイベント番組を観てる最中ずっと、今で言うと、荒れ地の魔女(ハウル)の使い魔(ヘドロみたいなやつ)にしつこくまとわりつかれてる感が拭えなかったっけ。

つまるところ、大人の事情なんだろう。権利関係とか。しかし先代を抹殺とは大きく出たよなぁ。当時、「リアル初代」は何年も前に終了したあと(ということは「リアル初代」はあまり人気が出なかったのか?)で、小学館の『小学○年生』や『コロコロコミック』でドラえもん人気はマンガとして既に絶頂期を迎えてて、満を持しての『2度目のアニメ化』だったはず。

先代の失敗イメージを払拭したかったのかなぁ。ドラえもん関連市場がブームで既に肥大化してたわけで、(2度目の)アニメ化権や放映権を得るのに、テレビ朝日としても藤子プロや小学館と相当えげつない交渉を展開してきたと考えられるわけで、失敗は絶対に許されない事態だったんじゃなかったのか、とか。

大山のぶ代チーム(リアル2代目)のドラえもんアニメは、テレビ朝日と東宝の営業努力の甲斐あって、日本国内はおろか海外でも大成功を収めて、超ロングセラーシリーズに成長したのは周知の通り。で、円満に次代の声優陣(リアル3代目)にバトンタッチされた。それを見るにつけ、円満じゃなかった初代→2代目の移行の真相は一体どうだったんだ、と、今になっても思う。

あの頃、腑に落ちない思いをした子供はもう立派な大人になりました。ドロドロした生々しい裏話にも充分耐えられます。ってことで、当時の真相を知る人に、そろそろ語っていただいてもいいんじゃないかと思うんだけど。特に、なかったことにされたリアル初代の関係者の証言が聞きたいなぁ。

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関連グッズ、特におもちゃで稼ぐのはどのアニメでもやることだけど、『ドラえもんドンジャラ』(実質ただの麻雀)はよく権利者が了承したよなぁ。あのコマーシャル、普通のおもちゃっぽい雰囲気だったけどルールの説明がほとんどなくて、なんかすごく異様だったぞ。ていうか権利者側も儲かりさえすりゃ何でもよかったのか?

銘板
2006.4.27 木曜
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東京流の作法を学ぶ

今年のゴールデンウィークは節約のため、ここ何年か続けてきた東京詣でを断念するに至ったわけだけど、しかしほんと出不精になったよなぁ。仕事でも物産展出張にずっと行ってないし(2002年には怒濤のように行ったもんだが)。

んじゃまぁ今日は、東京旅行断念未練タラタラ企画、

東京オヤジの生態観察

でもやってみますか。いやあの、まぁ東京標準があたかも全国標準みたいな世の中だけど、やっぱ非東京圏で生まれ育つと、東京って特殊なんだよね。たまに東京に行って特に目についたのが、オヤジさんがた。その生態に迫るというのが今日の企画。

とりあえず「ほんとにいるんだ」系。

  ● ホームで傘ゴルフ

2004.11.24 で既出だけど、東京駅の東海道新幹線のホームで、傘をゴルフクラブにしてスイング練習してるオヤジを見かけた日にゃ唖然としたね。いや、マンガとかテレビドラマとか、そういうのでしか存在し得ないと思い込んでたもんだから。傘でスイング練習っての、どう考えても格好悪すぎると思うんだが。それと、その時はホーム上はすいてたけど、不特定多数の人が利用する場所で長モノを振り回す神経ってのも理解できんかった。

それともあれかい、ゴルフってのは大人の判断力さえ危うくしてしまうほど、のめり込んじゃうスポーツなのかい。

  ● ベンチでお昼寝

都庁近くの公園のベンチでいきなり熟睡してたよ。オヤジたち。朝っぱらから。これ見かけたのはバブル期だったから、会社に切られたオヤジの「毎日が日曜日状態」とは明らかに違ってた。これもなぁ、テレビでたまに見かけはしてたけど、目の前でライブで3次元で目撃しちゃっうと、衝撃度が全然違うんだわ。「うっわーマジかよこれ〜」って。なんだか突然、「俺様の椅子でゴロゴロ寝てんじゃねぇこの焼豚がぁ!」とかわめきながらベンチをひっくり返してみたい欲求に駆られたよ(笑)

でもさ、そこで、物は試しと実体験してみたわけよ。このオヤジたちの心持ちを理解するために、その場で空いてるベンチに横になってみた。そしたらさぁこれが、見るとやるとじゃ大違い。すぅ〜ごい気持ちいいのよ。周りをあくせく歩き回ってるやつらがアホに見えてくるのよ。雑踏の中で、ある程度のプライドを保てる高さにべろーんと寝そべれるというシュールな特権を手にした快感というか。しかもなぜか、やってても全然恥ずかしくない。

こんな大胆なこと、うちの地元じゃ恥ずかしくてできない。けど東京じゃ普通にできちゃうんですなぁ。東京の土地柄ってやつだねこりゃ。この時はさすがにオヤジたちの側についたねおいら。

そして今度は「キビシー系」。

  ● 容赦なく注意するオヤジ その1

電車に乗ってた時のこと。若い男がドアの近くに立ってた。バッグを足元のドア寄りに置いてた。その斜め向かいでオヤジが1人、吊り革に掴まりながら、新聞を4つ折にして読んでた。駅で電車が止まると、若者の側のドアが開いた。人が出て行ったりなだれ込んできたりしますわな。みんな彼のバッグをよけて通ってる。それを見たオヤジは、掲げた新聞を目が見えるようにだけ下ろして一喝。

「あんたカバン邪魔だよ!!」

東京のオヤジ、キツいよ! ていうか恐え! それで若者はすごすごと、バッグを邪魔にならないところに置き直した。まぁこういうとき正しく注意できる人っての、やっぱいるべきなんだろうけど、そういう意味じゃ正しい社会の姿がまだ保たれてるっつうことなんだろうけど、おいらがこのオヤジの年齢になっても、こんな行動力は発揮できんだろうなぁ。とりあえずさ、もっと物腰柔らかく言えんもんですかね。

  ● 容赦なく注意するオヤジ その2

前にラジオで言ったことあるアホネタなんだけど、日記初公開ってことでひとつ。

有楽町マリオンに1回だけ行ったことがある。日本の映画館文化の中心地ですな。とは言うものの、立派なホールがあるにはあるけど、入場するのに客を1列に並ばせたりするところに文化的に貧相さを感じるのを禁じ得なかったりして。しかも八戸的間隔(前ならえの1.5倍くらい)で並んでたら、東京的間隔(小さい前ならえ)にまで詰めさせられたりして。

なんであんな立派なホールの真ん中で、なんでこんな、ボランティア炊き出しにありつくホームレスみたいにみっちり並ばされなきゃいかんのか。

そんな不満を覚えつつ、とりあえず入場して席を確保したらば、右隣は30歳くらいのカップル。左隣は50歳くらいのカップル。世代の違うカップルに挟まれたわけだ。まぁ快適に映画を鑑賞できればそれでいい。両側のカップルなんてどうでもいい。

と思いきや、30代カップルの男の方が問題を起こし始めた。客電が落ちると、都会の映画館ってまずタバコとかの CM が入るじゃないの。明るいうちからこの2人は何かダベってて、まぁそこまでは普通なんだが、暗くなってからもまだダベッてる。

CM だからまだいいか。予告編が始まってもダベッてるようだったら一言言ってやろう。それにしてもこの男の声、無駄によく通る声だなぁ。めちゃめちゃうざったいよ。女の方は意識して声を小さくしてるってのに。

で、予告編が始まった。まだダベってやがる。女の方は常識をわきまえてるようで、相槌モードに移行。でも男は一人で喋りっぱなし。お互い敬語を使ってたから、そんなに近しい仲じゃなさそう。だから女の人はモロには注意できなかったんだろう。連れの男が自発的に静かになるのを待ってたんだろう。

このときおいらは、まだ耐えてた。かなりムカついてたんだけど、どうせ東京で予告編観たって、八戸で上映するかどうか分からんからどうでもいい。我慢するに足る条件ですな。で、さすがに本編が始まれば静かになるだろう、それでも静かにならなかったらその時は、なるべく腰を低くして、『すみませんけど静かにして頂けませんか』と丁寧に注意しよう、と心に決めた。

そのとき。

左の席の50代のオヤジが先にキレた。

「ちょっとあんたうるさいよ!」

の声と同時に裏拳。スパーンと。おいらに!

裏 拳 誤 爆。

「ちょっ、ぼっ僕じゃないですよあっちあっち!」とオヤジに必死に抗議したらそのオヤジ、おいらに「ごめん」の一言も言わずに、しかもおいらをまたいで、「ちょっとあんた静かにしてよ」と裏拳入れ直し。

ダベり男が黙ったら、オヤジは元の席に戻って満足そうに腕を組んだ。世代の違う2種類の傍若無人さに挟まれて、おいらは自らの存在の耐えられない軽さにただひたすら耐えた。まぁこの時の映画が面白かったからよかったけど。

そう。東京というコンクリートジャングルで弱肉強食の会社社会を生き抜いてるオヤジという生き物は、自分より格下と判断したやつには容赦ないのである。しかも、自分が間違っていても、格下相手には絶対に謝らないのである(思い出しむせび泣)。

でも、羞恥心が激薄だったりよその人に厳しいオヤジばかりじゃない。

  ● 優しいオジサンもいる

2002.12.9 で既出の話だけど。この時、足を骨折してて、松葉杖で東京に出張に行ったんだわ。ほとんど治ってたけど、立ち仕事だったんで大事を取って松葉杖を持って行った。で、仕事の期間中ずっとケガをした左足をかばってたら、仕事が終わったとたん右足が負担に耐えきれなくて痛み出してきてさ、その後のオフ日の活動じゃ松葉杖を持ち替えて右足を守るという、なんだかよく分からない状況になってた。

で、山手線に乗った。上野から東京まで。すぐだよね。そこから東海道新幹線で新横浜駅に向かうのだ。

で、上野から松葉杖をついて電車に乗ったら、席はあいにく全部埋まってた。まぁすぐだから立ったままでもいいやね、と吊り革に掴まろうとしたら、近くの席のオジサンがわざわざ立ち上がって、席を譲ってくれた。「まぁまぁお座んなさい」と、微妙に命令口調。そこらへんがオヤジのオヤジたる所以だな。

せっかくの好意を遠慮するのも悪いんで、お言葉に甘えて座らせていただいたけど、かなり一瞬で列車は東京駅に滑り込み、おいらはそのオジサンに頭を下げて、その場を後にした。親切されたんだからこのくらいの礼儀はせんとな。

しかしこのオジサンはその後、おいらが新幹線に乗るべく、松葉杖を肩に担いで階段を2段跳びした事実を知らない (^^;)

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こうして東京のオヤジの生態を観察するに、遠慮とか尻込みとか、そういうのがあまりないのが伺えるな。確かにそんな奥ゆかしさはビジネスにとっては邪魔なだけだから、競争が厳しい大都会じゃオヤジさんたちも自然とそうならざるを得ないのかもねぇ。

となると、東京基準で言えば、おいらは人目を気にし過ぎってことだな。自意識過剰、と。「郷に入りては」だからな、東京に行ったらそう行動すべく心がけるベ。

と思ったら、今年は行けないんだった orz

銘板
2006.4.28 金曜
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初代の真相

おととい書いた「抹殺されたドラえもん初代アニメ」について、掲示板にお二方からタレコミがあった。情報ありがとうございます m(_ _)m

うちの掲示板が稼働し始めてから、こんな風に便利に機能したのって初めてなんじゃないだろうか。ていうか掲示板、11月からこっそり始めてたから、知る人ぞ知る存在だったんだけどさ。

んでそのタレコミ内容だけど、その件については Wikipedia に詳細に載っている とのこと。ふむぅ、やっぱしいろいろあったんだ。ていうかこんなにまでアレな裏事情だったんか。藤子不二雄から「失敗だった」と見捨てられたってのが痛かった感じ。それが「初代抹殺」という決断の引き金になったかと。

でもさぁ、いくら作品的に失敗だったからって、半年で打ち切られたからって、やっぱ初代(日本テレビ版)はそれなりによく知られてた(Wikipedia にガンガン記述されたり、うちの掲示板に同意の書き込みがあるほど)わけで、テレビ朝日がリアル2代目アニメを「初めてのアニメ化」とわざとらしいまでに言い張って初代を亡き者にしようとしたってのは、やりすぎだったんじゃないかねぇ。

大人ってこういうとき強引だよね。一番大切な存在であるはずの子供(視聴者)の気持ちを考えないっつう意味で。

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オタケンからの書き込みにより、初代ドラえもんアニメの歌詞が明らかにされたわけだが(「僕のドラえもんが町を歩けば みんな みんなが 振り返るよ ハァ〜どらどら ハァ〜どらどら」だそうで)、おいらの記憶はずいぶんとまたテキトーだったということが発覚。それでも、覚えてるメロディには自信があるってことでひとつ。実質、確かめようがないんで(全くないわけじゃなさそうだけど)、この自信は末永く続くことだろう(笑)

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日テレ版『旧ドラ』の挿入歌『あいしゅうのドラえもん』がすごい気になる。バカボンの「♪41歳の春だから……」みたいなブルーなノリなんだろうか。

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2006.4.29 土曜
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エステバンの思い出に耽る日

おいらが持ってる興味のうちのひとつの源が、思いがけず現れた。

Wikipedia のドラえもんページ→『旧ドラ』の声は野沢雅子→Wikipedia の野沢雅子ページ→出演作品で『太陽の子エステバン』を発見→Wikipedia の『太陽の子エステバン』ページ→『エステバン』の非公式ファンサイト

流れ着いてしまった。こんな立派なファンサイトがあったなんて夢にも思わなんだ。NHK のアニメだってのに。子供の頃この番組が好きで、毎週欠かさず観てたよ。おいらが中南米の先史文明に興味を持つきっかけになった作品でもあるのだな。

アクセスカウンタが6万人台って、意外と人気があるんだなこのアニメ。でもさ、NHK の制作ってことでさ、おもちゃ屋さんとのタイアップは考えてなかったっぽいんだよね。関連グッズなんて見たことなかったしな。それがこの作品に地味な印象を与えてるんじゃないかな。

それっぽいメカも登場するにはしてたんだが。ムー大陸文明の遺産である、太陽エネルギーで動く帆船ラ・ムー号とか、同じく太陽エネルギーで飛ぶインカ文明の遺産の大コンドルとか。もうネーミングからして登録商標化する気もなさそうだな(笑)

ラ・ムー号は確か、自爆装置で派手に散ったような気がするなぁ。大コンドルの方の記憶と言えば、当時おいらは「インカ文明は車輪を知らない文明だった」ということを知ってたんで、どう着陸するのか興味津々だったっけ。で、ナスカの地上絵が実は滑走路だったという設定で、夕暮れ時に着陸するんだが(太陽エネルギーで飛ぶんで)、ははぁそういう仕掛けですか、なるほどなるほどとかなり納得してしまったっけ。いや、今思うとかなり無理矢理な仕掛けだったけど(笑)

「インカ文明は車輪を知らない文明だった」という知識は多分、毎回番組の最後にやってた『ドクトル順平のなるほど!百科』からの受け売りだったんだろうなぁ。インカ文明なんてそれまで知らなかったんだから。あのコーナーがまたけっこう面白くてな。「リャマは後ろ向きに歩けない」っつうトリビア知識もそこから仕入れた気がする。

このコーナーの存在は恐らく、初めからフランスのテレビ局と提携して作ったいきさつからして、CM が入ることを想定して各話が作られた結果、NHK じゃ時間が余ってしまったから作られた、ということかと憶測。昔は良心的だったよなぁ NHK。今だったら絶対 BS ハイビジョンの宣伝でこの貴重な時間を潰してるよ。

ファンサイト様によると、

番組の終わりに、中南米の遺跡や風俗を実写で紹介した、ドクトル順平の『なるほど!百科』も好評を博しました。
この『なるほど!百科』と『太陽の子エステバン』に感化されて「中南米好き」になった人も数多くいるとか……。
今ここをご覧になられている貴方も、その中の一人なのではないでしょうか。

図星! そうかドクトル順平、あんたがおいらに中南米先史文明萌えのタネを植え付けたのか。ていうかドクトル順平、あんた何者だよ。

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最近、レンタル屋にエステバンの DVD が並んでるのを発見したしな。何かこう、運命のようなものをとみに感じる今日この頃。国立科学博物館で開催中のナスカ展には行かないことになっちまったけど、中南米の先史文明に最近また萌え萌えなんで、ひとつエステバンの DVD、借りてみようかなぁ。でもその前に、狙ってる資格試験の勉強するべ (-o-;)

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2006.4.30 日曜
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三丁目リターンズ

あの映画がまた帰ってくる。もうこれ、伝説になりつつある気がする。

この前の月曜(24日)に八戸フォーラムの定例の作戦会議があってさ、『作戦会議』なんていかつい名前だけど、今回も和やかに進行したんす。

そこで職員さんに、冗談でひとつ質問したのよ。「下田(隣町の現・おいらせ町)の東宝(郊外型シネコン)でもうすぐ『ALWAYS 三丁目の夕日』の凱旋上映が終わるみたいだけど、もしかしてその後またこっち来るんじゃないの?(笑)」と。

この、いつまで上映してもちっとも集客力が落ちないバケモノ映画、過去にいったん下田の東宝で上映スケジュールが終わってから八戸フォーラムにフィルムが回ってきたら、お下がりだってのに毎回上々の客入りだった上に、日本アカデミー賞総なめが燃料投下になってますます繁盛。そしたら下田側は東宝直営館としてのメンツがあるんで、八戸フォーラムからフィルムを取り返して自分とこで再上映してたのよ。

で、もしかして今度の上映終了時もまだ集客力が落ちてない場合、八戸フォーラムに再度回ってきて興行収入を稼ぐという方針を、東宝サイドは取るんじゃないかと考えたわけ。んでもまさか、いったんフィルム取り上げといてそんな露骨なことするわけないよなと考えて、冗談で質問したわけ。

その回答。

「はい。また来ます」

もうその場のみんな大ウケ。東宝、なりふり構わないって感じだな。ていうか東宝自体も、このバケモノ作品を持て余しちゃってるのがよく分かる(笑) 下田の東宝シネコンも八戸フォーラムも、このバケモノに振り回されっぱなし。

まぁ八戸フォーラムに戻ってきてまたガンガン稼いでくれれば、八戸フォーラムは大助かりだし、配給元の東宝だってホクホクのはずだから、八戸復帰後もいかんなくそのバケモノぶりを再び発揮してもらおうじゃーないの。しかしこりゃ、夢じゃなくなってきたかもよ。一周年ロングラン(笑)。

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関連過去ログ:2006.1.15, 2006.3.5, 2006.3.10

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