ひとりごちるゆんず 2004年11月 |
Barcodia を何とか FreeBSD でも稼働させようとがんばってるんだが、JDK (Java Development Kit) に付属のアプレットビューアだとどうしても数字画像が表示されん。JDK 1.3.1. でも 1.4.2 でも。なんでだろ。
このアプレットビューア、バグいろいろありそうだしな。画像の読み込み問題もバグかもしれんけど、他にもなんか怪しいのあるし。ファイルを探すのに、「ディレクトリを1階層上がる」の意味の "../" を理解してくれん。ブラウザで開くとそれでちゃんと動作するから、アプレットの仕様ってわけでもないと思う。
Mac 版も同じ問題を抱えてるし。でも Mac 版のアプレットビューアだと、画像をたどるパスに "../" さえ入れなければ、画像の読み込み機能には問題なかったりする。何なんすか一体。
悩。
アプリとして FreeBSD 上で直接稼働させると解消するんだろか。それとも非 Mac 版の JDK は PNG 画像に対応してないとか? あとで GIF 画像で再トライしてみますかね。
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そういえば FreeBSD をいじり始めてそろそろ1年になるなぁ。
初七日の会食で、一番の上座に座るのはもちろん和尚さんだけど、その席でタバコ吸う和尚さんてどうよ。
今日行ったお葬式でのこと。上座だから礼儀的には問題ないのかもしんないけど、それにしても法衣にタバコって、似合わねぇ取り合わせだな〜。
似合わなさ度は、現カリフォルニア州知事と同じくらい。
またラジオ番組の収録したぜ〜。いつもの、八戸の地域 FM 局、BeFM の『八戸フォーラム シネサロン』だ。
今度の放送は、来週の火曜(11月9日)夜7時30分。再放送は来週の金曜(11月12日)朝10時。
新作の紹介は3本。1本目の『パニッシャー』はおいらの専攻とも言えるアクションものなんで、原稿書きもサクサクのやる気も満々でよかったんだが、問題は2本目と3本目。『海猫』『透光の樹』。激しくもはかなく切なくそして時に叙情的な純愛文芸邦画。こいつをおいらにやれってんで? ん〜正直、原稿作るのすげぇ大変だったよ。門外漢もいいとこなんで。
前半の映画紹介をどうにか切り抜けて、後半の "Mania Room" じゃ『パニッシャー』にちなんで、アクション映画に欠かせない「大爆発」をネタに炸裂してきたぜ (;▼□▼)/ ウォー!
題して
全世界45億の爆発ファンのみんなが楽しんでくれるような、「濃ゆいところに手が届く」内容で押しまくりだ! と、そんな気がしてるけど、うまくできたかどうか実は不安。
一応、前回自分でダメ出しした以下の4点
1. 〜 3. は、まぁある程度は改善したかと思う。とりあえず前回ほどは噛みまくりじゃなかったかと。事前に練習してったからな〜。4番目は「ほとんど合いの手を入れない」という、かなり姑息な改善法を採り入れたし (^^;)
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結局今回もベロベロしゃべりまくり。担当時間は合計16分なのに、終わってみたらシャベクリタイムは23分に及んでた。
「つまんないとこからザクザク切って下さいね」と笑顔でお願いしたら「ゆんずさんのは流れが出来てるから切りにくいんですよ〜」とのこと。アドリブが出来ないんでなるだけ原稿を作り込むようにしてるんだが、それはそれで邪魔になってるらしい (-o-;) すんませんけど、そこを何とかお願いいたしますね(←仕事終わった方は気楽なもんだったりする)
新潟の地震災害で大活躍なのは、もちろんレスキューと自衛隊。その他にも警察や消防やボランティアの皆さん、そして被災者の方々も、同じように頑張っておられることと思う。
被災現場で頑張るのは人ばかりじゃない。災害と言えばこれ、という感じで今回も登場して大活躍なのがブルーシート。今回の地震では、損壊した建物の屋根や壁代わりとか、地割れに雨が入らないように覆ったりとか、さらにはレスキュー隊員が優太ちゃんのお母さんを車から出したとき、メディアからの目隠しとして利用したり。
それで、とにかく青いわけ。ブルーシートっつうくらいだから青、青、青。しかしなんで青じゃなきゃいかんのか、というのが目下の疑問だったりする。
そう思ってたらやっぱしとしいうか、同じ考えの方がいらした。そうなんだよなー。災害時だけじゃなく、お花見なんかでもよく使うんだよなー。なんで青ばっかしなんだろなー。赤や黄色は目が痛くなるかもしらんけど、緑やオレンジ色や、彩度低めの中間色なんてのもあってもいいと思うが。
安さを求めれば、やはり我慢しなければならないものがある。
そろそろ床屋に行かんとな〜と思いつつ、また今週も終わりつつある。いつも街なかにある安いところに行ってるんだわ。床屋さんの組合に入ってないようなとこ。髪型とかにこだわりがないんで、腕が特段にでも悪くなきゃどこでもいい。安けりゃなおさらいい。
床屋の組合って、無益な競争を排して料金を上げたり維持したりするよう努力して、共倒れを防いでのは分かる。しかしそのためとはいえマッサージしたりとか、待ってる間や髪を切った後にコーヒー出したりとか、なんでこう余計なことを強制サービスするかね。別においらはうち帰ってアンメルツやサロンパス使えばマッサージは要らないし、コーヒー飲みたくなったら喫茶店で飲むし。
特にコーヒーに問題を感じる。まず、世の中にはコーヒーを飲めない人ってのがいる。宗教上の理由もときにはあるかもしれんが、体が受け付けないとか、単にコーヒーが嫌いってのもあると思う。組合系の床屋さん、大抵は何も言わずにコーヒーを持ってくるんだけど、コーヒーがだめな人の場合はどうするんだろ。わざわざ出したコーヒー引っ込めてお茶に換えたりするんだろうか。
それに、整髪料や顔剃りクリームの香料の匂いって、コーヒーの香りとあんまし合わない気がするんだけど。
さらに思い込みとして、そういう場所の飲み物って、切った髪の毛が混入しそうな気もするんだけど(注:実際にそうだったことは一度もありません)。
そんな感じで、組合系の床屋さんには何かこう、過剰サービスに対する疑問を感じておった。そういう客に対する回答として、髪切りには関係のないサービスを極力省いた、非組合系の床屋さんってのがあったりする。八戸の市街地にそういうところが2軒ある。昔からあるところと、何年か前に八戸に進出してきた全国チェーン規模のところ。
で、全国チェーンの方が職場に近いので、仕事帰りに行ったりするんだが、どうもここでも疑問に感じることがあったりする。過剰サービス(=料金)に関することじゃないんだけど。
店に入ると、そこは従業員教育がビシッとなされてるらしく、ガソリンスタンドのそれをも上回る一糸乱れぬ「声かけ」が行われる。一人が所定のセリフを言うと、他の全員が復唱するアレ。それで、店に入った瞬間にどうしても気になるセリフがあってさ。
「今来た方、3番のテーブルへどうぞ」
あのさ、客に対して「来た」はないんじゃないのかと。「いらした」が適当なんじゃないかと。初めて聞いたとき、自分に言ってるんだとは思わなかったよ。
この会社、
ということから、全国の全従業員にこのセリフを言わせてるかと思う。そしていまだにこの、些細だけど気になる無礼に気付いていないかと思う。誰か教えてやれよと思うが、全国の利用者たちもおいらと同じく「安いんだからしょうがねえよな。それより誰かこのこと教えてやれよ」と一様に諦めてるのかもしれんしな。
接客業なのに、全国規模だから相当な数の従業員がいるはずなのに、社内では誰も気付いてなさそうってのがほんと不思議なんだが。「来た」を「いらした」に言い換えても、手間もコストも大してかからんと思うんだが。
天災の被災地で頑張る自衛隊を見ると大変心強く感じるが、それにしてもなんで自衛隊だけなのか。日本には米軍という、世界最強の軍隊の部隊が常駐しとるではないか。彼らはどうも、災害にあったときに何もしてくれてないような気がするんだが。間違いだったらすみませんけど。
日本の側から「思いやり予算」なんつういかがわしい名前を付けてまで、税金から予算を投入して便宜を図っておるのに。まぁ日本政府からの要請がなけりゃ、出動したくても出来ないのが実情かもしれんし、後方支援の形で目立ってないだけという形なのかもしれんけど。それにしても米軍側から援助の申し出があったとも聞かないし。
まずは感謝の意を。東奥日報社御中、みちのく銀行御中、その他多くの関係各位御中、素晴らしい企画を青森くんだりまで持ってきてくれて、ほんとにありがとう。
ということで、行ってきました『よみがえる 四川文明展』に。
その昔、中国のはるか西域、揚子江の上流、後に三国志で劉備玄徳が諸克孔明とともに国を構えたことで有名になった「蜀」の地に、今に続く黄河文明とはまた別の文明があった。それがここでいう「四川文明」。別名「長江文明」「揚子江文明」。発見されたのがつい最近で、分からないことだらけなのがかえって興味を引いたりする。
分かりにくい要因のひとつとして、文字のない文明だったっつうことがある。後々には黄河文明の甲骨文字の影響で文字を使い出したみたいだけど、全盛期は文字なし。文字があって部分的にでも解読できれば、当時の様子や人々の考え方なんかを具体的に知ることができるんだけど、それがない。文様や図形なんかの抽象的なものの意味は想像で埋めるしかなくなる。縄文遺跡の研究みたいな感じだね。
というかこの展示会の説明によると、謎解きは縄文文化よりもっと大変そう。遺品はいったん焼かれたあと穴の中に無造作に投げ込まれたような形で出土したものが多いらしい。恐らく、後から蜀の地に入った人たちが、この文明の遺品を嫌い、捨ててしまったのではないか、とのこと。
捨てた人たちにとってはこの文明の産物、邪悪なものに見えたんだろうなぁ。スペイン、ポルトガルのカトリック信者たちが中南米の貴重な文物や遺跡を破壊しまくったのはまぁ何というか、「自分の文明・文化が一番正当だと信じる古代人じゃあるまいし、取り返しのつかないバカなことやりやがったよな」てな感じだけど、本物の古代人である昔の黄河文明人に対しては、その行為はしょうがないよなってとこか。権力が全てに勝る、ある意味シンプルな時代だったことだし。
しかもこの四川文明の遺品、かなりインパクト強いんだよね。金属は金と青銅が使われてて、鉄はまだ知られてなかったらしい。で、その金色と緑青で彩られたデザイン、これが奇怪で。青銅製の人頭像、目玉が豪快に飛び出してて、眉間から真上に竜の文様がそそり立ってたりする。高貴な人物か神の眼力を表したものらしいけどこれ、けっこう恐い(竜を神聖視したということは、その頃から黄河文明と何らかの交流があったか、もしくは黄河文明と同じ原始文化から枝分かれしたものだったか、なんて推測できる。それとも竜信仰のオリジナルは四川文明で、黄河文明がそれを受け継いだとか? やっぱしよく分からんな)。
それ以外の人頭像の顔立ちは皆、チケットの写真みたいな感じ。目と鼻の切り立ったエッジが特長的。始皇帝陵墓の兵馬俑とかの黄河系のセンスとは明らかに違う。じっと見てたら銀杏の殻を思い出しちゃった(笑)
考古学なんつう考え方のなかった時代、そして迷信深かったその時代、黄河文明の人が蜀に入ったとき(どうやって入ったのか [侵略か浸透か] までは知らないけど)、オリジナリティ溢れまくりなそのデザイン感覚が不気味で不気味でしょうがなかったんじゃないかと。それで権力にあかせてみんな集めて焼いて捨てちゃったんじゃないかと(←これはおいらの私見)。
ともあれ、四川文明の遺跡は「後代の人たちが手を付けた跡」として発見されたんで、これらの遺品が作られ、使われてた当時の様子を探るのには限界がある。文字がなかったことと合わせて、この文明の神秘性がいやが上にも高まるわけで。
っつうか、現物を見て思ったんだが、これ、ほんとに「文明」と呼んでいいものなんだろうか。「文明」ほどじゃないものは「文化」と言われると思うんだが、その違いはデザイン感覚の独自性の他、
という、上記の社会的条件をすべて満たしたものだけが晴れて「文明」を名乗れると思うんだが。今回の四川文明展を見ると、そこらについては言及がほとんどない。祭祀の器具(装飾性が高く、かつ実用に耐えなさそうな物品)が大量に出てるんで、神官や王が存在したであろうことは分かる。んで、農業は? 都市は?
未解明ということなんだろうなぁ。後の人にいったん捨てられた遺品からだとなかなか分からなそう。当時の生活をそのまま封じ込めた「きれいな」遺跡が見つかるのが一番いいんだが、そこらがはっきりしないまま「文明」と呼んじゃうのは、もしかしたら早合点かもしれんぞなもし。
中国西域といえば、マルコ・ポーロの時代あたりにシルクロードの要衝に栄えた、楼蘭(ろうらん)という都市国家があった。かなり水準の高い生活を営んでいたらしいけど文明とは呼ばれず、楼蘭「文化」なのだそうで。
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この楼蘭がまた哀しい歴史を持ってたりする。楼蘭はゴビ砂漠の真ん中にあるロプノール湖という湖のほとりに生まれた都市で、ゴビ越えをするシルクロードの隊商が必ず立ち寄っていったところらしい。この都市国家が隊商に人気があったのは、何と言っても「砂漠のオアシス」そのものだったから。湖あっての楼蘭。ところが自然の振る舞いは往々にして人智を超えるもの。このロプノール湖、長い年月の間に少しずつ移動するという特異な性質があった。
湖は自然の摂理のままに移動するも、そのことを知らない人間が財産を投じて多大な財力・労働力・年月をかけてせっかく造り上げた都市はそうはいかない。栄えていた頃は湖畔の町だった楼蘭、時代が下るにつれ、桟橋と船は完全に陸に上がってしまい、しまいには水汲みに何時間もかけて湖に出かけなきゃならなくなった。それでも財産そのものである都市を捨ててまた新しい湖畔に町を造り直すわけにもいかず、結局そこらの集落と大して変わらない状況にまでに没落し果てた。
栄えていてこその通商都市。湖に見離されて魅力が薄れてゆく楼蘭には隊商たちも足を向けなくなり、衰退は加速度的に進む。ついにかつてあれほどの栄耀栄華を誇ったこの国は、砂漠の真ん中で文字通り干上って、打ち捨てられてしまった。それから幾星霜、この地は住む人も訪れる人もなく風雪に晒されるがままに放置され、ようやく現代になって、何年かに一度、考古学の研究チームがこの廃墟に調査に来るようになった。その度に学者がこの国の昔の光をひとつ、またひとつと知り得て帰っていくことで、楼蘭の魂は少しだけ慰められるのであった。なんちて。
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で、この『四川文明展』、我が青森県での開催は喜ばしい限りだけど、余計な心配をちょっと。
昨日から1カ月間の開催なわけ。今日が2日目なわけ。日曜なわけ。天気も良かったわけ。んで会場に着いたのが午後4時なわけ。5時に閉館だからまぁその日のおしまい寸前ではあったんだけど、
去年のゴールデンウィークに上野の科学博物館にマヤ文明展を観に行った折にはあまりの人出に、展示会場の通路は肉の奔流と化していたもんだったが。
関係者の方々は凹んでおられるんじゃないかと思うわけ。1カ月もある開催期間の2日目で既にこの状態ということで。これから雪の季節になるとますます行きにくくなるだろうとも思うわけ。
いろいろいらっしゃる主宰者・共催者さんの中で、地元の受け入れ側はいいとして、出展側や橋渡し側の方々はどうお感じになるだろう、と。「もう青森なんかには二度と来ない」なんてお思いになったならどうしよう、と。
つうことで青森県民の皆さん、青森産業会館(青森自動車道の青森中央インターから出た交差点を直進して 700m 先にあります)で開催されてる『よみがえる 中国 四川文明 三星堆と金沙遺跡の秘宝展』に、時間があったらちょっと足を運んでみて下さい。入場料は当日大人1300円。オプションの音声ガイドは500円(おいらは使わなかったけど)でございます。入場料ぶんの価値は間違いなくありましたです。
青森に来たイベントが盛り上がればまた次に面白いイベントが来やすくなるということで、青森県の未来のためにも、どうかひとつよろしくお願い申し上げまする。
「行こっかな〜どうしよっかな〜」と迷われてる方、とりあえず行くべきです。なかなか見られるものじゃありません。考古学に興味がない方でも大丈夫。有料の展示会場に入場しなくても、入り口近くでやってる中国物産展が、中華街の出張所みたいで面白いので(そっちはもちろん入場無料)、そこで楽しめます。やたらうまそうな食い物が、ところ狭しと並んでるっすよ。
食品ブース奥の通路の向こうには工芸ブースがあって、そこで面白かったのは「開運 携帯電話 彫刻」。ケータイのバッテリーのフタって平らでしょ? そこにその場で絵を彫ってくれるというやつ。思わず彫ってもらっちゃったよ鶴の絵。絵のバリエーションは十二支全部と、その他いろんな縁起もの系動物。はじめに勧められたのは「釣れた魚」。金運だそうで。何の絵だったか忘れたけど一番簡単な図柄が500円。釣れた魚は1500円だったかな。タンチョウヅルの絵はけっこう凝ってるんで2500円の札が付いてた。
鶴に決めたのは、他の絵は中国趣味が少しキツい気がして。ケータイに中国テイストってのは、おいらはあんましビンと来なくてさ。ケータイの裏側をこっそりとチャイナ味にするくらいなら、どうせだったらラーメンどんぶりのあの四角い渦巻き柄でステッカーを作ってウラにもオモテにもベタベタ貼りまくって、挙げ句に待ち受け画面に「『酔拳』の師範代」の画像を入れるなりして中華文明を激しく主張する、なんて方がかえってサムライな感じがする。で、そこまでサムライじゃないおいら、同じ中国タッチでも鶴だと日本的な感じで、なんか妙にしっくりとしたバランスを感じてしまって。
んで、「相手はシルクロードで四千年も商売を続けてきた中国商人か。こいつぁナメられちゃいかんぜよ」と何でかそのとき妙に発奮して、遠慮なく「高いよ」と言ったらあっさり500円負けてくれた (^▽^;)
もっとがんばればもっと値切れそうだったけど、物産展出店のウラオモテを知る身として、それ以上はできんかった。出先に滞在するってだけでかなりゼニかかるからな〜。
閉館5分前に注文したんだわ。彫り師のおニイさんの「すく、てきますよ」との言葉で。
たっぷり15分かかっちゃって (^^;) 、客出しの「蛍の光」も2回鳴って、このニイさん以外の物産展の参加者がみんな集まって2カ国語で反省会を始めちゃったりして。こっちは客だから気にせず待ったけどね。物産展の閉店後の風景も慣れてるし。職人さんを要らなく焦らせると、手元が狂うかもだし。
見方を変えると15分なんてまばたきみたいなもんさね。中国四千年だからな。
つうことで、昨日、中国物産展でケータイに鶴の絵を彫ってもらったのが嬉しくてその画像を出そうと思ってたんだけど、なんでかそう思ったようには行かなくなってしまった。
まずスキャナ(EPSON GT-8700F)で読もうと思った。『四川文明展』チケットの画像は問題なく読めた。しかし、確かにケータイのバッテリー面は平らなんだけど、そのすぐ近くのカメラ部になんかこう、デザイン重視な隆起があって、図の面がスキャナのガラス面に密着できない。たぶんまともに読み込めないだろうっつうことで、デジカメで撮影することにした。
すごい久しぶりに出番の CAMEDIA 3040Z。最後に充電したのは半年以上前かもしれん。そういやこのカメラで2月末に立体写真を撮影して、レタッチも終わってるんだけどまだ出してなかったね。おもっきし忘れてたよ (-o-;)>
こいつ、ちゃんと起動したんで、液晶モニタを点けてピンポケしない一番近い距離を探ってたら、バッテリー切れで緊急停止。ん〜さすがに長いこと充電しないとこうなるわな〜とバッテリーを専用充電器にセットして充電開始。充電時間は2時間くらいだったかな。
CAMEDIA の充電中に次の案を考えた。この鶴の絵、ケータイのカメラが付いてる面に彫ってもらったんで、鏡に映して自分撮りすればいいんじゃないかと。パソコンに落としてからレタッチで画像を左右反転すれば問題なし。でもこれも、レンズの向きが微妙に絵柄と反対に方向に向いてるんで、ちゃんと写るかどうか不明。ケータイを掴んだ指で絵が隠れたりもするかもしれんし。ということでこれも後回し。
次なる案は、CAMEDIA よりもっと久しぶりの、DoCoMo D251i の復活。今使ってる D252i に買い替えたとき、デジカメとして(電話・メール機能をつぶしてもらって)手元に取っておいてあったのだった。こいつもバッテリーが心もとなかったんでとりあえず充電開始。D252i に買い替えた理由が、「バッテリーがヘタレてきたから」だったもんな。それでも1時間くらいの充電でかなり使えるくらいにはなるかと。
確か3カ月くらい前にいったん起動したら良好に動作してたよな。どれどれと充電器をつないだままカメラを起動したら、なんだか画面が真っ暗なんすけど。ときどきノイズが走ったぐらいにして。外界の光学的変化にまったく反応なし。
気を取り直して昨日のぶんの日記を書いてるうちに、CAMEDIA 純正バッテリーの充電器の LED が消灯してた。充電完了。CAMEDIA にバッテリーを突っ込んで起動。そして液晶モニタ点灯。そして被写体に近づいていったところでモニタ消灯。上部液晶コンソールじゃバッテリー切れ表示が点滅。直後にその表示さえ消えた。
一度に2機もの立体ゲッター(←おいらのカメラの呼び名)にスト起こされちまったんですが。そうなるとここは、
の3つになっちまったか。しかしフィルムカメラで撮るってことはスキャナで読むってことでもあり、プリントスキャンで図柄がうまく出なかったらフィルムスキャンをするってことでもあり、このフィルムスキャンがまた面倒だったりする。
しかしなんで肝心なときにデジカメ2機とも故障するかね。とりあえずカメラとしては500円で手に入れた D251i は諦めモードだけど、万ガネ突っ込んでほとんど元を取ってない CAMEDIA はどうにか復活させたい。バッテリーが悪いのかカメラ本体が悪いのか。ここをはっきりさせるには、使い捨ての専用電池を買って突っ込んでみることなんだがあの電池、けっこう高いんだよな(溜息)。その高い電池を買わずに済ますためにバッテリーを買ったのに……。
一応、バッテリーをもういっぺん充電し直し中。これで何とかなってくれるといいな〜。
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で、充電し直したバッテリーを入れたら、従前のようにまともに作動してくれた。裏切らんでくれたか〜(感涙)。実際は単3電池型バッテリー4本を3回くらいカメラに入れたり出したりしてようやくまともに動作したんだけど。プラスマイナス間違えてたかな?(汗) このカメラの電池の向きの指定、言い訳じゃなく分かりにくくて。
それで件の鶴の彫り物を撮ってみた。おいらはなかなか悪くない趣味だと思ってるんだけどどうだべ?
ケータイの地色が暗いんで、照明の照り返しを撮ったよ。それのせいで写真じゃはっきり分からないけど、鶴の体の線には白い塗料が塗り込んであるっすよ。しかしこれだけのものをわずか15分で仕上げちゃったんだな。よくよく考えてみるとかなりの早業なんじゃないだろか。
追伸:おいら出演のラジオ番組、明日の夜7時半に放送だよ (^o^;) 明日のその時間に八戸市内にいらして、かつお暇な方は、まぁ聴いてやって下さいな。
ダメ出しがけっこう効いてた。今日放送された『八戸フォーラム シネサロン』(収録日: 今月3日)を聴いたら、ま〜前回(収録内容: 8月22日)よりよっぽどましになっててヤレヤレさ〜。
前に比べてほとんど噛んでなかったし、滑舌もだいぶ聞けるようになった感じ。前日に練習した甲斐があっただよ。
そしてまたダメ出し。
挙げればまだまだいくらでも問題あるな〜。
番組後半の、 "Mania Room" のお題『爆発は芸術だ!』(前半で紹介した『パニッシャー』にちなんでみた)はまぁまぁうまくまとまってたかも。内容的にはこの番組の放送開始以来、最もしょうもなかったかもしんないけど (^^;)
次また出番が回ってきたら "Mania Room" のネタどうすべ。
「これであなたも予告編ナレーター」っつう、なんてーかこう、映画のコマーシャルや予告編っぽいタイトルの読み方の指南なんつう、さらに加速度的にしょーもない案はあるんだが。基礎編を一通り説明したら、応用編として『世界の中心で、愛をさけぶ』をスペクタクル風に読んだり、『サウンド・オブ・ミュージック』をホラー風に読んだり(苦笑)。
やめとくか。ふざけ過ぎの危険性アリ (-_-;)
収録時間が放送予定時間を7分もオーバーしてたのに、放送を聴いたらどこを切られたのか今回も分からんかった。プロってやっぱすげぇ……。
感動しましたです。今日観てきた『マスクド41(フォーワン)』。
セリフ「俺は……俺だーッ!」で、たぎる涙をこらえられなかったっす。田口トモロヲ、もともといい役者だったけど、ほんと立派な俳優に育ったなぁ。
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昨日初めて新しい千円札を見たけど、なんだかこう青っぽくなっちゃって、往年の500円札を彷彿とさせる出来だね。岩倉具視だったっけ? 何をしてお札になるほど偉くなったのか分からんかったけど、調べたらこういう功績だったそうで。ふーん。って、ふーんで終わってしまう貧弱な感性が情けなかったりする。
新札の五千円と一万円は、いまだに見たことないっす。
「我が名は阿含(あごん)。お前を屠(ほふ)る者だ」
これ、『バガボンド』(著:井上雄彦 )に出てくる槍術使いの僧の、自らの技を受けて死に行く試合相手へのキメ台詞。正確なところは忘れたけど、大体こんな感じ。
↑岩波国語辞典第五版より。<1> の意味はなかなか景気がいいけど、<2>, <3> は残虐・不吉なイメージだね。漢字が「屠殺」の「屠」ということもあって。それはそれとして、
山一証券が破綻した際にできた機構で、株式の売買をスムーズにさせる潤滑油的な働きの他、証券会社が傾いたりつぶれたりしたときの、株主に対してのセーフティネットの役割も果たすらしい。
機能はいいんだけど「屠り」という略称はあまりにもアレなんじゃないのかと思うんだが。株式投資は運の要素がどうしてもあるから、トレーダーさんたちはけっこう縁起をかつぐと聞いたことがあるんだが。景気のいい <1> の意味は、投機は勝負ごと的とはいえ相手を打ち負かすわけじゃないからピンと来ないし。
この略称の考案や採用、決定に携わった方々が何人もいらっしゃると思うんだけど、誰一人としてこれに気付かなかったであろう(気付いてたらすぐさま反対して、決定権を他の持つメンバーを説得するはず、との想定で)というのが不思議で不思議でしょうがない。
『ほふり』サイトのその明るく健康的な雰囲気が、かえって不吉さを強調してしまってる気がする。
「ほふり 屠り」で検索したら、やっぱし同じ疑問を持つ方々がいらした (-▽-;)
入力系統を強化した Barcodia 0.7.4 っす。0.7.3 公開時(2004.10.28)のときに出した目標
一応全部クリアだぜ しゃーこのやろ しゃーこのやろ(猪木)
1. と 2. はいいとして、3. はまぁ、「チェックデジット付きで入力された場合、その入力されたチェックデジット部分は評価もせずにいきなり切り取り、Barcodia 内で計算されたものを付け足す」という流れにしたんで、今まで通りの段取りで基本的に OK だった。
4. は、「全角文字が入力されても黙ってそれを受け取って、内部で半角に直して使う。エラーにはしない」ということで、全角数字もデフォルト対応にしたよ。コンパイル時に指定したエンコードが Shift_JIS なんで、その他の環境だと役立たずかもしれんけど。
5. の方は、「間違えています」と言うだけじゃなく、どこを直してほしいのか、と場所も指定するようにしたよ。具体的には、入力欄に書き直された JAN コードの問題の部分が「*」に置き換えられていて、そこを数字(全角でも半角でも OK)に置き換えて下さいよ、と。
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4. でも 5. でも、こういう場合は「入力欄には半角数字を入力して下さい」とメッセージを出せばそれでいいような気もしたんだけどさ、実際けっこう普通にアプリに使われる手法だけどさ、使っててメッセージ出された方としてはちょっとムカつくものがあるんだよね。なんでムカつくのか。とりあえずおいらがムカつくときの理由は以下。
学校の委員会活動で、風紀委員会とか生活指導委員会とかそういうのあるよね。その手の委員の中でも特に真面目に務め上げてる人たちってのは、他の生徒が何か良からぬことをしてはいないかと、学校の中じゃ誇らしげに腕章を付けて四六時中眼を光らせてたりして。真面目な職務的責任からなのか単なる権威好きだからなのかは人にもよるだろうけど、とにかく取り締まられる方にとっては、うざったさは大して変わりないわけで。
で、「不正な入力によるエラーです」みたいな感じのよく見るメッセージで、なんとなく、一般生徒が風紀委員にいびられてる情景を連想してしまってさ。「あれもだめ」「これもだめ」で「望ましい方針」というのをかなり限定的に押し付けてきたりして。なんでその方針が望ましいのかというと、単に管理する側の好みだったりしてさ。そんな理由で正義ヅラして威張るなやって感じで。
自分の都合優先で相手の行動を制限するってのはできる限り避けるべきなわけで、よくよく考えるとそれ、一般社会の一般的な良識なわけで。でもそういう考え方はソフトウエア開発界(アマチュアも含む)にはあまり普及してないような気がするわけで。
「タイプ xxx (←番号) のエラーです」と出すだけのやつとかさ(古い Mac OS とか)。んなもん出してパソコンに詳しくない大多数のユーザにどうしろっちゅうんじゃ、と。エラー番号なんつう開発者や専門家にしか分からん情報を出すくらいなら、モニタという高度な表示機能があるんだから、それと一緒に近所のサポート店の名前と電話番号も出しやがれ、と。
んでまぁ普段から鬱積してるソフトウェアに対する不満を思い出しつつ、思いつくぶんだけできるだけがんばって対処しましたよというのが、今回のチューンナップの要点だ。操作中によろしくない事態(エラー)が起きた場合の応対の悪さって、ソフトウェア業界だけはネットバブル時代の特別意識が抜けないせいか、やりゃできるのにやらないんだよね。高飛車なまんま。Java 言語の語彙も貧弱な駆け出しアマチュアプログラマでさえ、このくらいならやればできるものなのさ。どうだいへへんだ。ここらに気付いたソフト屋がこれからは伸びるんじゃないのかねぇと何年も前から思ってるんだが。ソフトの操作性が使い手に歩み寄りさえすれば、冴子先生なんか要らないでしょ別に、と。
でも数字の桁数が合ってないときのメッセージがまだ思いっきりあやふやなんで、そこを的確で簡潔な言い方に直さにゃいかんのだな〜。
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11月27日追記:桁数が合ってないときの処理を入れたやつに差し替えたよ。
今日明日は六戸町で物産展に出勤。メイプルタウンフェスタ2004っつうイベント。この六戸町のオリジナルキャラのメイプルくんがなかなかかわいい出来なんで、ケータイのカメラでお写真また撮らして頂きました。
今回はカメラ向けたらなんだかキュートなポーズもとってくれた。いや往年のエッグポーズかなこれ(謎)。ちなみに去年は選挙のキャラ(名前知らない)と一緒(笑) なんだかこの1年でメイプルくん、なんつーか、日焼けして赤みが薄らいだような……随分あか抜けたね(←違う)。
地域限定のマイナーキャラのくせして相変わらず会場を訪れた子供たちに大人気で、行くところ行くところで子供に囲まれて抱き着き攻撃されてたよ。中の人も大変だな (^▽^;) 今回の写真撮影は、ステージで何か始まって、子供たちが一瞬そっちに行った間隙を縫って行われたのだった。
会場は町立体育館。そこの壁にて、なんだかやってしまう人の気持ちが分かるような貼紙を発見したよ。題して
バレーボールって妙に蹴り心地がいいんだよな。スカッとするくらいめちゃめちゃブッ飛ぶし。ボールを素手で打つ競技だからよく弾むように出来てるんだろうな。年に一度の「バレーボールを好きなだけ蹴っていい日」なんてのを作ると、かなり人が集まってきそうな気がするんだけど。それで新しいスポーツが生まれたりして(妄想)。
ま、やっぱし蹴っちゃだめらしいです (^^;)
同じ室内団体球技でもバスケットボールって蹴るとかなり痛い目見るよね。その割に飛ばないし。こっちもかなり弾む方だと思うんだけどなぁ。なんでだべ……蹴った瞬間、バレーボールみたいにメコッと凹まないからな〜硬くて。メーカーさん、そこらをどうお考えなんで? てか設定された用途で使えよ>自分
んで、この体育館のバスケのゴールは固定式じゃなく、まぁよくあるけど天井に折り畳むやつ。あのメカニカルな感じがなかなか好きなんで、立体撮影を敢行してみた。
メカっぽさを出すにはちょっと遠かったかも。おいらのケータイのカメラは性能が悪いんで、これ以上引き伸ばすと観賞に堪えなくなるしな〜。
このケータイ(DoCoMo D252i)を買って1年になる。前のケータイ(DoCoMo D251i)は買って1年経つ前にバッテリーの持ちが悪くなってきたんで今のに買い替えた。直系の後継機種だからそろそろかな、と思ってたんだが、バッテリー、まだまだ元気だったりする。でもカメラの性能がどっちも同じで、既にどの面を見ても明らかに陳腐化してる(全く同じカメラを継続採用したらしい)んで、やっぱそろそろかな、と思う今日この頃。でも先週行った中国物産展でバッテリーのフタに鶴の彫り物してもらったばっかしだからな。もったいないから今しばしこのヘボカメラと付き合うとするか。
さ〜て明日も物産展の仕事だよ。そろそろ風呂入って寝るべ。
昨日のタイトル、「メイプルタウンタェスタ」になってたね。こっそり直しときました。
で、今日も行ってきましたメイプルタウンフェスタ。なんでって営業っすよ営業! この天気のいい週末に! つうかこのお祭りにここ5年くらい続けて来てるんだけど(仕事で)、いっつも晴れるんだよな〜不思議と。盛り沢山の楽しいイベントが雨天中止になったの、見たことないよ。今年はあったかい方だけど、過去には気温だけ見ると雪やみぞれになってもいいような寒い日もあった。でも空だけは晴れてた記憶しかない。善哉善哉。それにこのお祭り、かなり地元や近隣市町村の人たちに人気があって、いつも大にぎわいなんだよな。で、イベント主体だからあんまし商売商売してない雰囲気もいい(仕事で参加してる身分だけど)。
ナントカレンジャーのショウが毎回来るのがまぁ一番の集客力なのかもしんないけど、実行委員会の運営による参加型ゲーム(ステージの上でいろいろやって、優勝者に賞金・賞品が出る)なんかも楽しいのがたくさんで、参加者もいっぱいで飽きさせない。ステージで何かやってる時はお客がみんなそっちを観に行っちゃうんで、客席の横や後ろで物産展やってるこっちは正直言って商売キツいけど、この文化祭チックな雰囲気が好きで毎年参加させてもらってたりする。
それで、毎年恒例で客をガバガバ引っ張り込む最強集客マシーン、2日目のナントカレンジャーショウ。今日はそのご報告でも少ししようかと。
今年やってきたのは『特捜戦隊デカレンジャー』だ。
ショウは午前と午後で計2回。どのくらいの集客力かというと、このくらい。後ろの2階席までぎっちりでんがな。これ、説明のおねーさんが登場したあたり。
おねーさんは特に撮影については特に何も言わなかったけど、なんとなく演技中の写真撮影はいけない気がして撮らなかった。でもおねーさんのマエセツ風景は撮った。正面から差し込む朝日がマブすぃー。去年は撮らなかったけど今年は撮ったぞ。なんでって、去年のおねーさんより大人っぽくてちょっと好みだったからだ!(ぽっ)
いや、ぽっ じゃなくて ヾ( ̄- ̄ ) オイオイ
てか遠目にしか見られないからどんなお顔立ちなのか分かんなかったんだけどさ(それ見るためにステージ前に進み出て行くのもなんかすごいアレだし、それ以前に仕事中だし)。判断材料は声と大まかなしぐさのみという、ま、平安貴族の恋の駆け引きみたいな、相手の姿形を目にする前にもうそういう気分になってしまってるという、おしなべて人の生き方とはそういうものさということでひとつ(謎) 「おしなべて」を使ってみたかった。うん。
今年のおねーさんのことで気付いたことと言えば、
だったってことだな。こう、紺色の地は普通だとして、黄色のストライプのあしらい方がなんかこう、「エネルギー充填120%」て感じで。ブリッジクルーっつうより機関室のエンジニアとかブラックタイガー戦闘機乗りっぽいっつーか(笑)
それはそうと本題のデカレンジャーがまたすごくて。何がすごいって敵の名前が
……、
……、
……。
冗談なのか本気なのか、かなり難しい判断を迫るネーミングですなぁ(笑) まぁヒーローで『アバレンジャー』ってのもあったから許容範囲かも。
しかし「アリエナイザー」って単語の音韻だけを聞く限りでは、繊細かつ華奢で、触るだけで砕けてしまいそうなそこはかとなく危うくはかないイメージに感じてしまうんだが。聞きようによっては、洗剤と一緒に洗濯機に入れるだけで衣類がふわふわになる液体の商品名みたいでもある。でもやっぱ普通に悪いやつらだった(汗)
いや待て。そうかそれでヤマトか!!
おねーさん、そのツッコミが欲しかったんだろうか。違うと思うけど。
まぁそんな感じで(どんな感じだ)、今年も仕事を理由に楽しんできましたよメイプルタウンフェスタ。来年も是非行きたいですなぁ。
追伸1:地元や近隣の企業の出品ブースもいくつかあって、飲み助さんなアナタにはちょっとたまんないような立体写真も撮ってきましたです。
「清酒」っつう割にはど真ん中ににごり酒が出てる(汗)けどこれほんの一部よ。この右側にも左側にもいろいろうまそうなのが並んでましたです。右目用の写真にだけ写ってしまったオジサンの顔は気にしないで下さい (^^;)
追伸2:清酒のキリリ感もいいけど、おいらはどっちかっつうとにごり酒の甘味の方が好きなんだが、世の中はなんでこう清酒だらけなんだべ。ドブロクじゃないことを強調するあまりにそうなったのかもしれんけど、今どきもうそんなこたどうでもいいような気もする。
ということで酒造メーカーさん、にごってるやつの販売強化頼むわ。澱切りしないぶん作りやすそうだし。あ、生酒だとフィルターを通さなきゃいかんから、そこでどうしても清酒になっちゃうのかな? でもまぁこうして現に売ってるわけだし。それと、にごり酒置いてる居酒屋少なすぎっぞ! と、これを機会ににごり酒の復権を主張するのであった。
あ、にごり酒に憧れる理由がもうひとつあったわ。『酔拳』の酒。あれが白かった。ジャッキーと師匠がいい気分で飲んだくれる場面、最高にうまそうだったなぁ〜。では最後にあの格言よ もう一度。
ラジオ番組『八戸フォーラム シネサロン』に出演したときの原稿でも見る? 11月3日放送分はパソコンで書いたんで(それまでは手書き)、そのままコピーして HTML 化するだけで載せられるんで。映画紹介のコーナーは『パニッシャー』『海猫』『透光の樹』の3本。マニアルームは「爆発は芸術だ!」っす。一字一句その通りに喋ったわけじゃないけど、こんな内容だった、ということで。
あらすじの部分は、放送前の打ち合わせで「番組の最初で別な人が語る」という段取りにしていただいたんで、おいらの出演時間では削除することに決めましたです。
著作権は、放送されたバージョンじゃなく自分で書いた原稿そのままなんで特に問題ないかと。あらすじの文も、複数の資料(主にネット漁り)をもとにストーリーを理解して自分の文章で書いたし。キャッチフレーズをそのまま載せてる部分は……ん〜、問題あるようだったらこっそりお伝え下さい。できるだけ速やかに削除します (^人^) オネガヒ
そんじゃ今日は順番通りに『パニッシャー』でも行ってみますか。
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監督・脚本:ジョナサン・ヘンズリー脚本家として『ジュマンジ』『ダイ・ハード3』『アルマゲドン』など、そうそうたる娯楽作品を手がけてきた経歴を持っています。展開の面白さに期待ですね。
トーマス・ジェーン vs ジョン・トラボルタこの二人、『フェイス / オフ』にどちらも出演してます。ジェーンの方は当時ちょい役だったらしいですけど、役者として成長して、今では悪役スターがすっかり板についたトラボルタと全面対決! という構図ですね。
FBI 捜査官フランク・キャッスル(トーマス・ジェーン)は、ある密輸組織に潜入していたときに発生した抗争で、組織の一人を死なせてしまう。死んだのが組織のボス、ハワード・セイント(ジョン・トラボルタ)の溺愛する一人息子だったことと、事件をきっかけにフランクの身元がバレてしまったことで、フランクはその報復として、家族を殺されてしまう。怒りに燃えるフランクは身分を捨て、裏の処刑人(パニッシャー)として一人、ハワードの組織に敢然と立ち向かう!
キャッチフレーズは
「愛する人を失って生まれ変わった正義の体法に代わって処罰する裁きは闇のパニッシャー」なんでか七五調ですね(笑)もうひとつのフレーズで「復讐ではない、戒めだ」
とあります。ヒーローの性格としては異色の「厭世的な殺人マシーン」が、この映画の性格を決定づけているポイント。しかもこのヒーローには非現実的な能力はなく、生身の人間そのもの。このキャラ設定によって、「CG なしの70年代風(『ダーティー・ハリー』等)のリアルアクション」というスタイルになった。前にご紹介した『ヴァン・ヘルシング』とは対極となる点に注目。個人的には、この暗さ、昔 感動した『ロボコップ』と相通じるものがあるような気がして、とっても待ち遠しく思っています。
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こうして書くとめちゃめちゃアッサリだな〜。そんだけかいって感じで。
一応、キャッチレーズのところはナレーション風に読み上げさせていただきました。正規の予告編でのナレーションより、ちょっとというかかなりコッテリ目で。いやもう前日に音読の練習したぐらいにして (^^;)
ほんじゃまぁ昨日の続きで『海猫』を紹介した原稿を公開っす。これも、「(公式な)見どころ」のキャッチフレーズはナレーター風読み上げしたぜ(笑)
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監督:森田芳光(『失楽園』から7年)
出演:伊東美咲(チョーヤの梅酒)佐藤浩市仲村トオル三田佳子有名どころでガッチリ固めとりますな〜。
1980年代の函館。ロシア人を父に持つ薫(伊東美咲)はその顔立ちのせいで、周りからの冷たい視線に耐えて暮らしていた。薫は峠向こうの漁師、赤城邦一(佐藤浩市)の、荒っぽいが逞しい愛に惹かれ、邦一のもとに嫁ぎ、女の子を出産するが、その頃から邦一と薫の心は噛み合なくなっていく。薫を孤独から救ったのは、邦一の弟ではあるが繊細な心を持つ、広次(仲村トオル)だった。不倫の果てに、薫は広次の子を産み、三人は後戻りできない運命の歯車に互いを巻き込み、巻き込まれていく……。
函館の街に響く、教会の鐘のように“美しく溶けて……”。“凍てつく海を飛ぶ、あの海猫のように”もの哀しい。北の海辺を舞台に、狂おしいまでに純粋な愛のかたち。衝撃作「失楽園」から7年。常に“新境地への挑戦”を続ける森田監督が、今回果敢に挑むのは、《狂おしいまでの、愛の本能》。純粋であるが故に罪深く、命がけの愛の物語=ラブロマネスクを、北の海辺の風景を交え、時に激しく、時に叙情豊かに描く。
ネット漁りしてて見えてきたのは、まず女性の視点。「まったく違う男性二人の間で、激しく動揺する気持ち」大人向けの作品ですから、「揺れ動く」なんてもんじゃないです。次に見えてきたのは、男の視点。「まったく違う性格のライバルと競わなければならないツラさ、不条理さ」両者から導き出されるのは、「自分は一体、何なのか」勝手な期待:最近は「自分探し」が流行る風潮だけど、この作品では「ギリギリまで追いつめられたとき初めて見えてくる」一番奥の自分とは何か」を問い詰めているんじゃないかな〜とか、そうだといいな〜とか、そんなふうに思ってます。
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こんな感じです。いやもうこういう映画の紹介は苦手で大変でしたどすえ (^o^A;) てかまた次の『透光の樹』で大苦戦したわけだけど。
追伸:今日の新聞見たら、『透光の樹』の主演ってはじめはショーケンだったんだね。問題起こして途中で下ろされて、それでも製作側が出演料の半分を支払ったら「全額よこせ」と暴力団の威を借りて脅したカドで、製作側から訴えられてるらしい。何やってんだかこの人は。
なんてーか、この発表は製作者側から出たものらしいから、「何でもいいから話題性を出して注目を集めよう」って魂胆なんじゃないかって気もする。文芸映画ってだけでイメージが地味なんで、出来如何に関わらず集客力低いしね。紹介したおいらとしても、話題になって売れてくれればまぁそれはそれで嬉しかったりもする。邪道な気もしないでもないが (^^;)
ショーケンつったら映画俳優として紛れもなくスターなわけで、とりあえずあのランクのスターの相場が1500万円ということが分かったのは収穫かも。日本映画のギャラ、おいらは安いと思うけどどうですかね。相変わらず金回りが良くないのかねぇ。日本映画ってバブル期あたりに比べて水準が上がったと思うんだけど、いったん失墜した信用がまだ回復してないってことですかね。
てか、映画スターが本人役でコマーシャルに出るのはいい加減やめてほしい。テレビドラマは映画と同じく自分じゃない人物を演じるから、演技力の宣伝という線で許せるとして、その真骨頂が映画館でカネ払ってでしか見られないからこそ映画スターなのだ、とは思わんのかね。てか本業の映画の出演料が安いから CM で稼がにゃいかんというニワトリタマゴなのもしれんが。
今日は目下ショーケンがいろいろお騒がせな『透光の樹』の紹介の原稿公開ぞなもし。
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監督:根岸吉太郎(きちたろう)主演:秋吉久美子(千桐)永島敏行(今井剛: ごう)
番組制作会社社長の今井剛(永島)は、かつて取材したことがある刀鍛冶・山崎を25年ぶりに訪ねた。山崎は寝たきりになっていて、25年前は高校生だった、娘の千桐(秋吉久美子)が介護していた。今は借金に追われ困り果てているこの家庭に、今井は援助を申し込む。「目的はあなた」と申し出る今井を、千桐は戸惑いながらも受け入れ、逢うごとに二人は惹かれてっていく。しかし、やがて今井は、自分ががんに冒されていることを知る。
「映像化が困難といわれた至上の愛の名作が5年の歳月をかけついに完成」「買われた女と買った男古都金沢それは 枯れない愛の始まりだった」「この衝撃の愛あなたは 越えられますか?」
調べたところ、ストーリーは「千桐の老後」まで収めているそうで、『タイタニック』で観たような、あんな感動を期待しちゃってます。
あと、ちょっと言わせて『海猫』も『透光の樹』そうですけど、日本の文芸映画って必ず、日本映画独特の上品な色使いを見せてくれるんですよ。外国映画にも、日本のテレビドラマにもないこの感覚、なんでか映画紹介では誰もそのことを言わないんですよね。んでまぁ場をお借りして、このことをちょっと言ってみました。あの独特で繊細なタッチは、それだけでも十分に楽しめるものがあります。
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ほんと、今見てみるとけっこう素っ気ないというか。収録中はこれ以外にもいろいろしゃべった気がする。意外とアドリブいってたか?
明日がラスト。"Mania Room" のお題:『爆発は芸術だ!』の原稿をご紹介するっす。
Barcodia 0.7.4 の桁数違いを処理する仕組みが完成したんで、今月12日に出した Barcodia 0.7.4 を新しい版に差し替えときましたです。
今までの1行ものの説明用テキストボックスだと「じゃあ入力欄をどう直せばいいのか」を書ききれないんで、バーコード画像の表示用スペースに、より詳しい説明を書くようにしてみた。どうせ入力が間違ってちゃ画像が出てきても意味ないからね。
国コードの桁数エラー表示は、2桁以上入れて「ポチッとな」すると出るよ。会社コードの桁数エラーは、13桁標準版だと6桁以外で、8桁短縮版だと4桁以外の入力で出る。商品コードのは、13桁標準版だと5〜6桁以外で、8桁短縮版だと3〜4桁以外の入力でエラー表示が出るよ。
今回初めて switch - case 構文てやつを使ってみた。if - else 構文に比べると記述が簡単でいいね。if - else は複雑な分岐構造を作れるのが魅力だけど、構造が単純な分岐なら switch - case にした方がソースの見た目がすっきりまとまるのを切に実感したっす。それとフォントの指定もやってみた。フォントは Osaka にしたんだけど、これ Mac 専用かもな〜。まぁ Osaka がない環境なら、その環境でのデフォルトのフォントが使われるから、たぶん大丈夫(汗)
あと 0.7.x でやるのは、
それが済んだらアプリ化。とっととアプリ化しようかとも思ったけど、アプリにすると未経験なだけにわけ分からんことが続出しそうな気がするんで、出来る限りのことをアプレットのうちにやっつけちまおうかと。
例の『爆発は芸術だ!』です今日は。
番組の〆のトークで、パーソナリティさんに「『ゆんずさん=アクション』のイメージはやっぱしそのまんまでしたよ」と言われてしまってさ(笑)、「文芸ものの紹介もがんばったのに〜」と返しといたんだが(でも実はそう言われてちょっと嬉しかった)、そうかこのマニアルームのネタで元に戻ってしまってたのか。今ようやく分かった(遅っ)。
そのときパーソナリティさんは、おいらが「いや〜マニアルームで戻っちゃいましたね〜」と返事するのをご期待されてたかと今さら思われ。もっと気ィ効けよ>自分
んで、その問題のマニアルームの内容は以下。
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『パニッシャー』が正統派リアルアクション娯楽作、ということで、今日は心に残る爆発シーンのいくつかについて。
今日びのアクションといえば欠かせないのが爆発場面。
これ、CG だと未だにどうしてもうまく表現できないので、結局、実際に火薬で爆発させるのが、映像的に最も完璧でしかも手っ取り早いという、言うなれば「アナログ・アクション最後の砦」。
でも「手っ取り早い」とは言え、どうしても撮影は大がかりで危険が伴うので、特に日本では警察から許可がなかなか下りないみたいです。で、ショボい煙だけパッと出る「ダメ爆発」僕はそう呼んでますが、それで済ませる場合が多いんです。警察だって仕事ですからしょうがないっちゃしょうがないんですが、嘆かわしい状況です。でも日本の映画人もそれで満足してきたわけじゃなく、『スワロウテイル』(1996)では強烈な一発をやってくれました。山口智子がカワイイ顔してバズーカ撃つやつ。
あの巨大な火の玉がドカンと出る正統派な爆発、「だだっ広い平原の真ん中で」という条件でようやく警察から許可を取り付けたらしいです。そうでもしないとダメというのも哀しいですけど、絶対不可能ってわけじゃないということを示したという功績がありますね。
日本は日本でこうして頑張ってますけど、爆発の本場イコールアクションの本場です。アメリカと香港ですねやっぱし。これが、奇しくも同じ1985年、今から19年前に、アメリカと香港で、爆発史上に残る偉大な発見がなされたんです。つまり、「ただ爆発するだけじゃなく、一緒に何かをふっ飛ばすとめちゃめちゃカッチョイイ」ということだったんです。
アメリカでこれを発見した作品と言えば、『コマンドー』。シュワちゃんの。アリッサ・ミラノが超かわいかったアレ。映画の最後の方で「爆発パレード」とでも言っていいような派手な爆発場面があるんですが、これで担当スタッフ、ベニヤ板みたいなのをたくさんぶっ飛ばすんですよ。すごいイカしてたんですよこれが。
以降、アメリカ映画じゃベニヤ板飛びまくりです。エポックメイキングとはこのことでしたね『コマンドー』。
一方、香港代表は『ファースト・ミッション』。ジャッキー・チェンとサモハン・キンポーのやつ。どう見ても、爆風で、爆圧で、何人もの人がぶっ飛ばされてます。もう、恐いくらいの迫力で。これ以来、僕は香港のスタントマンを尊敬するようになりましたね。ほんとあれは素晴らしかった。
そしてさらに一方、『スワロウテイル』の11年前の当時の日本はどうだったか。題名は伏せますけど、今まで見た中で正直、一番ひどい爆発やってました(笑)
爆発で人が飛ばされるんですが、ショボ〜い爆発の後、どう見てもその人、自分の足の力でジャンプしてるようにしか見えないんです。何だったんでしょうかあれは一体。
世界との壁の厚さを感じさせる哀しい1作でしたね(泣)
当時、「爆発がショボイと醒める」ということも学びましたが、その10年後、また別な爆発哲学を学ぶ機会がやって参りました。これも題名を伏せさせていただきますが、「爆発監督」とのほまれ高い、かの、レニー・ハーリン大先生という方がいらっしゃいます。デビュー作『ダイ・ハード2』で何でもかんでもぶっ飛ばしたのが大受けで、『クリフハンガー』でも派手にぶっ飛ばしてくれて、勢いでそのあと作りました問題の映画。製作費なんと200億。期待を裏切らず今までで一番派手な爆発をドカドカ見くてくれたんですが、これで悟りました僕は。
「それだけじゃあ映画は成り立たないんだ」
と。爆発好きにとってはちょっとしょっぱい現実でした(笑)
ハリウッドもそこから学んだのか、それとも CG 特撮が増えたせいか、近年は派手な爆発が減ってきてたんですが、今度公開の『パニッシャー』、予告編を見る限り、豪快な爆発が目白押しっぽいんですよ。また、『コマンドー』みたいな新しい爆発演出もそろそろ見せてくれるんじゃないかと、マニアとしてはわくわくせざるを得ないような、そんな感じで待ち遠しいです『パニッシャー』。
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今回の放送、大体こんな感じでしたですはい。だいぶ喋りがこなれては来たものの、まだまだですわ。
どう見ても明らかに変なのに、その仕様が社内チェックを全て通過して、商品として世に出てしまう場合がある。
学生の頃、同じ下宿に住んでる友達がテレビを買ったっつうから、その日が電器屋から届く日だっつうから、他の下宿仲間と一緒にそいつの部屋に冷やかしに行ったのよ。そしたら20型で、個人用としては14〜16型くらいが全盛だったその頃にしてみれば、けっこうなものだった。
でまぁチャンネル調整が面倒で手伝ったのはいい。その頃はどのテレビでもそういうもんだった。それでいろいろといじってる最中に気付いた。
リモコンで音量をいじると、画面にボリュームの表示が出てくるじゃないの。普通は「音量」とか「ボリューム」とか出るわけだ。それがそのテレビでは、こう出てきた。
「怨霊」? (-_-;)-_-;)-_-;)-_-;)-_-;) ←画面見て全員凍った
しかも調整前の画面なもんだから砂嵐。『リング』以前だったにもかかわらず、あの恐怖感を一足先に体験してしまっただよ。
どこのメーカーだったか忘れたけど(国産だったのは覚えてる)、なんでこのことに誰も気付かず(あるいは気付いてもそのまま)製品として出荷できたんだろ。今思い返してもほんと疑問だ……。
人間関係学をひとつ学んだ、テレビにまつわる思い出。
この当時住んでた下宿でこのとき、「テレビ戦争」というちょっとステキっぽい名前がついた事態が起こってた。実はおいらがバイトを超がんばって、サンヨーの21型サラウンドテレビを買ったことに端を発した。ていうか「一生懸命探せば安く売ってる店もある」ということを実証したっつうこと。
「戦争」とは言っても別にギスギスしてたわけじゃなく、おいらの後にテレビを買ったやつら、みんな中型・大型に目覚めて小型を買う気がしなくなってしまったってなだけで、実際は「テレビ戦争(笑)」ってなノリだった。ある男がとどめを刺すまで。
件の「オンリョウ」テレビはおいらのより1インチ小さかったわけだが、そのことで「小せえ」とか言うやつは誰もいなかった。ていうか当時の最大記録ホルダーだったおいらも、「並べてでもみないと21型との違いは分からんな〜」と実感したりして。他に19型を買ったやつもいたけど、やっぱし21型と区別付かないのな。
そうこうしてるうちに、真面目にカネを貯めてた仲間の1人がついにテレビを買った。
「ようやく安いの見つけたぜ〜!」と彼が見せびらかしたのは25型。さすがにこれは明確にデカかった。そいつががんばってバイトしてたのをみんな知ってた。そして彼がまめに電器屋の広告をチェックしたり、ときどき自分の足とチャリでテレビが安い店を探し歩いていたのも知ってた。
だから我々は彼と一緒に喜びを共有した。「マジでっけえ!」「よくやった!」とか「お前すげぇよ!」とか「俺はもうお前の部屋でしかテレビ見ねぇ!」とか「よし分かった俺はテレビ持ってないけどビデオデッキ買うぞ。合体だ!」とか、賞賛と打算を渦巻かせつつ (^^;)
いつの世にもイヤなやつというか嫌われ者というか、そういう輩がいる。その下宿にも御多分に漏れず1人、いた。
彼は、「テレビ戦争」を楽しく繰り広げる我々をあからさまに見下していた。「ケッ庶民が」という目で。
彼は、自分がそんな我々庶民より常に一段上じゃないと気が済まないやつだった。
だからこそ彼は、そこの下宿人の中で最も早くテレビを部屋に備えていた。
しかしそれはテレビ戦争勃発前で、16型だった。
25型騒動の興奮と感動も覚めやらぬある日、我々は彼に呼び出された。「テレビ買ったから手伝ってよ」と。そして我々は彼の部屋の入り口が何か巨大な物体によって塞がれているのを発見した。それは
「重くてさ〜 1人じゃ運べないよこんなの〜」
当時は液晶もプラズマも、実用的なものはまだ出回ってなかった。一般人が手にできたのは、金持ち向けだろうが貧乏人向けだろうがブラウン管のみ。29型は 50kg 以上あるのな。そりゃ確かに1人じゃキツい。
んでまぁ人手が要るのは分かったけど、こいつバイトしてなかったし、このときはまだ29型は全然値下がりしてなかったからベラボーに高くて、どう考えても親の金で買ってもらったとしか思えなくてさ。親に何て言ってせがんだんだべ。その前の16型はどうしたんだべ。疑問は尽きないけどどうでもいいやね。
金持ちの息子だったっつうのはまぁそりゃ別にそれでいいんだけど、普段から人にメシおごらせて、それで人を従えてる気分になってるやつだったから人望なくてさ。この仲間で最後までこいつにおごらなかったのは実はおいらだったけど(貧乏ケチ vs 金持ちケチの戦い)、いっぺんとうとう捕まって学食でカレーおごらされたら、やつ、満悦至極な顔して鼻膨らましてやがった(死)。
んでそういうやつだから誰も面白くないのな。29型っつう最終兵器を眼前にしても、誰も興奮しないのな。なんか一気に白けちゃって、25型のときみたいな驚きと賞賛の声が上がらないのな。その瞬間にテレビ戦争急速終結。
そいつの部屋に来ちゃったもんだからいやいやだけど手伝って、ちっとも面白くなくて、チャンネル合わせ終了と同時にとっとと帰った。最後に選局したチャンネルでは中日対巨人のナイターやってた。なんかすごく侘しい気分にさせられたさ。
どうせなら当時最新だったハイビジョンテレビ(90万くらいした)を買えば、彼はテレビ戦争の真の勝者として尊敬を集め、少々イヤな性格でも庶民はそのハイビジョン見たさに、特にコンビニでバイトしてるやつなんかはこっそり持ち出した捨て弁を土産に、彼のもとに毎日のように詣でては喜んで伏し拝みつつハイビジョン様ご本尊に拝謁つかまつったと思うんだが。
彼の「一段上で満足」という性格が災いしましたですな。この一件でひとつ学んだよ。
と。
ヤバいって!
『オールド・ボーイ』すげえ面白かった。
主演のチェ・ミンシク(チョイ・ミンスクとも言われるらしい)による演技的超大型爆弾が圧巻。素晴らしかったよほんと(感涙)。『シュリ』での北朝鮮工作員のリーダー役でしか知らなかったけど、あの時点で既に刮目に値する仕事してたけど、この作品でさらにパワーアップしてる。どこまで行くんだろ。
なんでも原作は日本のコミックらしいけど、もし日本であれを作ることになってたら、規模も出来も V シネ程度が精一杯で、オモキシうずもれてたかと思われ。極端な話、日本映画興行界は芝居下手なアイドルを起用したネチネチナヨナヨナマクラ純愛話しか売り出す気ないみたいだしな。なんで純愛ものが流行るかというと、観客の意向では決してなくて、売り手側の都合。安上がりな上に堅実に稼げるからなんですな。
純愛もののメインターゲットは明らかに若い女性客。この客層はグループかカップルで観に来る。稼げる。
つうかそこまでは恐らくいつバレてもいい比較的表向きの理由で、ほんとはぶっちゃけ、「この客層は観客として素人さんばっかだから、低予算もので騙せる」が真相かと。
つうかこっちの本音は、「おいらを勝手に客層から外してシカトするのをやめろ」だ。客をナメるのもいい加減にして頂きたい。
最近じゃ日本ばかりじゃなく香港映画界もすっかりそんな感じだそうで、あの世界最強のスタント軍団が失業禍に見舞われてるらしい。嘆かわしいですなぁ。
埼玉と言えば、浦和レッズ優勝おめでとう。
埼玉と言えば、西武は野球は優勝おめでとうだけど親会社が今すごくアレだ。
埼玉と言えば、なぜかジョン・レノン記念館。
埼玉と言えば、入間市は哲学の里。
「印象が薄い」とか「名物がない」とか言われるけど、実はけっこういろいろある埼玉(『哲学の里』はちょっとそのナニだけど。もごもご……)。
ところがですな、味に関する名物はあまり知られてないと思う。知られてるのがあるかもしれんけど、おいらは知らんかった。今日までひとつも。
お昼に、八戸市内のあるラーメン屋に入った。店の前でメニューは決めてたけど、カウンターに座ってお品書きを見たら、別なメニューに目が止まった。
おお、新たなるご当地ラーメンが誕生しておったか! これは試してみねばなるまいて。注文伺いに来たねーちゃんにお品書きに載ってるその写真を示しつつ、意気込みを表明すべくきっぱりと言い切ってやった。
ねーちゃんちょっとかわいかったんで、こっちもちょっとそれなりにカッコ付けて注文したつもりなのに、反応は意外だった。
「え……」
この反応は一体何なのか。せっかく写真にまで出してるお勧めの品を注文したというのに。ビシッと男らしく注文したというのに。昼の書き入れ時に、よもや品切れなどということはなかろうな。
彼女の心を掴めないまま、気まずい秒数ばかりが積み上がっていく。こういう場合、客は何も悪くないと思う。その店で働く者の方が商品に関する情報を多く持っている以上、店の人間が仕切るべきだと思う。この沈黙は断じておいらの責任じゃないぞ。ねーちゃんねーちゃん、黙っとらんで話を展開させるヒントになるようなことでも何か言え。
なのになぜにこのねーちゃんはカワイイ顔したまま凍っておられるのか。我が身の無実を晴らすため、再び写真を指しつつ訴えた。
……、
……、
……。
あらためて注文し直した塩玉ラーメン(ゆで玉子入り塩ラーメン)は、スープにこぼれ落ちた悔し涙のせいか、大変塩辛うございました(嗚咽)。
最近、隣の王国で王様の肖像画が突然外され始めたよね。なんでも「個人崇拝だ」との国際世論をかわすのが目的らしいけど、もしこのあと真の目的として、かつて日本に彗星の如く現れて一世を風靡した、あの王子様の肖像画が掲げられたら笑うよな〜。
今使ってる NETAGE よりもっと安いレンタルサーバを知ってしまった。
ロリポップ! という業者さん。『薄荷猫通信』様 が現在お使いになってたりする(あれ? chaiさん iDisk なんじゃ……あ、ロリポは CGI 用かな?)。
値段とサイズを NETAGE と比べてみると……。
業者名 | 容量 | 月額 |
ロリポップ! | 200MB | 263円 |
NETAGE | 100MB | 315円 |
ロリポの方が全然いーんでねーの? (^_^A;) 乗り換えなら初期費用半額だそうだし。
ただなぁ……調べてみると、ここもドメイン名をいろいろ選べるみたいだけど、どれも女の子趣味っぽい(汗)。ホメパゲが既にそんな感じだしな。独自ドメインを持って来てもいいみたいだけど、独自ドメイン取る技量ないしな。わざわざ取る気もないし。
それに、あの 同名島事件 の思い出深い .cx ドメインを捨てるの惜しい気もするし。つうか .cx(インド洋クリスマス島)ってマイナーなせいか、検索ロボットがいまだに来てくんないんすけど。まぁ MSN サーチが少し拾ってってくれたみたいだけど、あれは来たうちに入んないんじゃないかと (^^;)
乗り換えるべきなんかねぇ……。悩みどころっすよ。
〓ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ⊂<回 ←仕切りジッパー
そういやもう過去の話だけど、.Mac とは10月7日で「ア〜バヨ〜 とっつぁ〜ん」とお別れしたのに、それでも10月22日にまた慰留メールが来たよ。「まだ間に合います」だと。
一生懸命ぶりに頭が下がる思いでござんしたけど、その頃には Mac OS X に最適化された iDisk(.Mac サービスの一環のレンタルサーバ)の便利さを実感しつつあったけどやっぱしシカト。.Mac の一番のネック、「年契約」っつうのがやっぱしな〜。
追伸:1年前に COMPAQ DESKPRO を買った激安中古 PC 屋の前を久しぶりに通りかかったら、学習塾になってた(がーん)。
「ミスマッチ」というのがすごい昔に流行った気がする。そのときの意味は「狙ってミスマッチを演出」って感じだったと思うが、言葉の原義通りの、天然ミスマッチというのは時代を問わず存在するわけで。でもやっぱし今どきミスマッチミスマッチ言って喜ぶのも、端から見るに耐えない侘しいものがあるんで、ここはひとつ別な呼び名にしたい。
これもちょっといかがかと。適当なのが浮かばないので、暫定的に「シュワ知事現象」と呼ぶことにする。
でまぁそういうネタが2つあって。ひとつはね、さすがに最近、とうとう自分でヘンテコなのに気付いたせいか見かけなくなったけど、
背広っつうか、スーツの上着代わりのハッピ。エナメル靴にスラックスに白ワイシャツにネクタイしめて……ハッピ。襟に白抜きで社名が書かれてるのな。女子社員は事務服にハッピ。人によってはさらにハチマキとメガホン付き。
あれは何だったんだろ。絶対にヘンテコな組み合わせなのになぜかその業界のスタンダード衣装として定着し、バブル以前からつい少し前まで連綿と受け継がれてきてた。デンコードーやコジマみたいな「安さで勝負」の広告で派手にこの格好の写真が出てたことから、発祥は電器に限らないディスカウントショップかと思われる。「あの服=安いぞ」のイメージで。
なんかデンコードーの週末の折り込み広告で、江守徹も原日出子もあのカッコさせられてたような気がする。コジマの広告でのセビロハッピは知らないおじさん(コジマの営業部長?)だったけど、あの満面の作り笑顔に「仕事の時間以外はしかめっ面で『やってられっかまったくよぅ』とツバ吐いてそうだなぁ」とか、彼の哀しき背景を勝手に感じたりして。
そういやバブルあたりに東京駅で東海道新幹線をホームで待ってたら、同じ列に、これから出張に行くと思われるディスカウント店の従業員さんがいらしたな。いや、あの格好で旅行カバン持ってホームに立ってらしたんだわ。フツーに。少し離れたとこじゃビシッとしたスーツのおじさんが傘でゴルフスイングしていらっしゃって(テレビでしか見たことなかった。まさかほんとにいらっしゃるとは夢にも思わなんだ)、なんかこう、日本が世界に誇る新幹線は、始発駅からかくもアナーキーな客を乗せて今日も超高速で突っ走るのだなぁと変に感嘆してしまったのを覚えてる。今でもいるのかなこういう人たち。
八戸にヤマダ電機が来たのはおととしだったと思うけど、はじめのうちはセビロハッピだった。昔から八戸に来てる他の電器屋と同じように。
あるときそれが、一瞬にしてアトランティス大陸のように消滅してしまった。気がついたらすべての電器屋で、そんな格好の人々は神隠しにあったかのように忽然と消えた。おお、もしかしたら時期的に『千と千尋』の関係か!? いやそれは関係なし。
思い返すに、今年の3月に DVD-RW ドライブを買ったあたりもまだ、家電コーナーの販売員の一部はセビロハッピだったような気がする。PC コーナーではもう着てなかった。つうことは、電器店での PC 売上の比重の高まりがあのシュワ知事現象(仮称)を駆逐したのかな。
考えてみりゃパソコンって安かろうがヘボメーカーのだろうが、いざ買うときは「かっこいいもの」ってイメージがあるんで、セビロハッピからだけはできるだけ買いたくないのな。そこらが電器量販業界に、そのヘンテコさを気付かせるヒントを与えたとか?
つうかそれ言うなら、パソコン専門の OA システムプラザも少し前までセビロハッピだったのはなぜだ。
ディスカウント屋よりもっとルーツなセビロハッピ棲息業種として、観光温泉ホテルってのがあったな。環境自体が和洋折衷だから、その格好でも特に不自然さが感じられないのな。ひょっとするとセビロハッピ生誕の地なのかもしれん。
でも従業員があの格好してる温泉ホテルのイメージって(←個人的憶測です)、なんかこう建物の雰囲気がジメジメっとしてて、シミだらけの柱の最奥部までジメジメが食い込んでそうで、震度4くらいで「あたしもうだめ」とばかりにナヨッとくずおれそうだったりするんだよな(←個人的憶測です)。
そして十中八九、隣が秘宝館(←個人的憶測です)。風呂場に行く途中の通路には必ずひっそりとしたゲームコーナーがあったりして、そこの壁には楽しげな絵が一杯に描かれてるけど、ところどころ色あせたり煤けたり壁から浮き上がったりはがれたりしてる上に電気代の節約で薄暗いもんだから、かえって秘宝館より不気味だったりして(←あくまでも個人的憶測です)。昭和時代にはこういう温泉ホテル、企業のセクハラウハウハアブラギッシュ慰安旅行によく使われて大いに繁盛したんだろうなぁ(←くどいようですが個人的憶測です)。
するってぇと電器店でセビロハッピが駆除されたのは、昔の棲息場所のうらぶれ加減を連想されてしまったからか?
もうひとつのシュワ知事現象(仮称)とは何か。
あのさ、ソフトクリームを嫌いな人ってあんましいないと思う。嫌いどころか、とろけるバニラ風味の甘さを想像してホヤ〜ンとした顔つきになってしまうのは仕方のないことなのだ。とりあえずみつをさんどうぞ。「だってにんげんなんだもん」。
ところがだ。いざ実際にあれを食べる時、特に最初の一口めで、
鬼神つうより野獣に近いあの表情とソフトクリームとが、同時発生している現実の事象としてどうしても受け入れられん。あの顔つき、とにかく人間離れしてる。人によっては神社の狛犬とか沖縄のシーサーみたいに、まぁそれはそれでかえって神聖さを醸し出したりもするかもしれんけど、とにかくケダモノ顔になるのはなぜだ。
「獲物にかぶりつく」という行為が、かつて野獣だった遠い祖先の記憶を呼び覚ますのだろうか。ハンバーガーの一口めもそうだしな。
そのときの表情の変化を観察するに(そんなもん観察する方もどうかと思うが)、単純に、大口を開けるときに目も大きく見開き、かじるときに目も一緒に細くなる。アゴとまぶたの神経系統はつながってるんかな? んで、かじったときに唇が「イーッ!」の型になるんで、なんかこう自分のバナナを必死で守ろうとするニホンザルが目をむいたり「キシェーッ!」と歯をむき出したりみたいなすごい顔になる。
ハンバーガーでなら肉だからなんとなくそぐわしくなくない感じがしないでもないけど、ソフトクリームでのその顔はやっぱし馴染めん。きっと自分も気付かずそうやってるんだろうが、せめてキレイにめかし込んだおねーさんがたには、めかし込んでる間だけでもそこらへんにお気をお使いになっていただきたく思う今日この頃。
今ちょっとおやつに葬式まんじゅうを食ったんだけど、やっぱし大口を開けるとどうしても目もカッと見開いてしまう。ビームが出るかと思った。別にまんじゅうを見据えようとしてるわけでもなし、どう考えても目を見開く必要のない場面なんだが。人体の神秘。
FreeBSD 5.3 、今月になってようやくリリースされたね。はじめは3月頃の予定だったみたいだけど (^^;) 5.3 以降は安定版だそうなんで、バグ発見用に仕込まれてたプログラムも大幅に減って、動作速度がそのぶん速くなったかと思われる。
アップデートの手順はけっこうめんどかった。FreeBSD をもとに作られた Mac OS X だと管理者パスワード入力とボタンを何回か押すだけでサクッと終わっちゃうのと違って(有料なだけあって簡単)、本家 FreeBSD は無料なんで、そこらで手間暇かけてやんないといかんのだね。
『FreeBSD 徹底入門』っつう教科書に OS アップデートのやり方が詳しく書かれてるんだけど、実はひとつ落とし穴がある。この落とし穴、落ちたら網で吊るし上げられるみたいな生易しいもんじゃなく、穴の底に竹槍を立ててあるようなすごいやつで。
この本で採り上げてるのは FreeBSD 4.6 。おいらのは 5.x 。この 5.x でアップデートの段取りが変わってしまって、教科書のまんまでやると途中でシステムがオダブツしてしまい、あとはハードディスクをきれいにしてすべて新規インストールするより仕方ないという、めちゃめちゃ破壊的でやるせないものだったりする(経験済み)。
その地雷を踏まないための正しい手順を、忘れる前に書いておく。
気を付けなきゃいかんのは、8. の mergemaster で新規書類を1つずつ見ては判断して入れたり入れなかったり新旧混ぜ合わせたり、という作業があまりにも面倒なんで、それが終わると充実してしまって、最後の仕上げ の make installworld を忘れがちってことなんだな。つうか忘れてたことに今気付いて、慌てて make installworld 始めたとこだったりする (-▽-;)
いや、その状態で普通に使えてたもんだから、全く気付かんかった。それが終わって再起動してみたんだけど、ま、感激するほど速くはなってないっすねやっぱし。「気持ち程度キビキビ感が増した気もするけど、アップデートしたと知らなきゃたぶん全然気付かない」って程度。
まー、今までは安定版が 4.x で、本来ならおいらみたいな初心者は 4.x やるべきだったんだけど、初心者ゆえに知らずに初めて手を付けてしまったのが開発版の 5.x で、意地でそのまま続けてたんだわな。安定版が出たことで、「やっぱ 4.x の方がいいんではないのか」と悩む必要がなくなったよ。やれやれ。
今回のアップデート、また初心者特有の無鉄砲さで1つやらかしちまった。上のアップデートの段取りの 1. で、思わずカレントバージョンを指定してしまったんだわ。いやあの、5.3 が最新なんで、それで 5.3 を召還できると思って。んで手順 6. の再起動まで無事に終わって UPDATE 書類読んだら、
( ̄- ̄c) → (  ̄o ̄)っ☆彡 オイ! 6.0 ご降臨かよ! さすがにそこまで進んでる(バグだらけで危ない)やつをやる必要もないんで、教科書を読み直して 5.3 インストールをやり直しましたとさ。ここは Mac と違うとこだな。Mac だとバージョンをいったん上げると、システム再インストールしないと元に戻せないらしいんで。そうする必要がないからやったことないけど。
KDE(Unix 向け GUI 環境の1つ) の方も10月に 3.3.1 が出てるみたいだな。でも入れ替えが面倒だからもっとバージョン進んでから乗り換えるか。
Barcodia 0.7.6b1 っす。ソースコードは Superclasses.java と Barcodia076b1.java っす。
以上の2点が新装備。1. で FreeBSD 環境で数字画像が読み込めない問題をクリア。2. で FreeBSD 環境でも滑らかに画像が切り替わるようになった。どっちもMac だと特に問題なかったけど、もしかしたら Linux 環境や Windows 環境でも同様の改善があったかも。
MediaTracker クラスの使い方は『楽しく学ぶ Java ではじめる画像処理プログラミング』(著:杉山三樹雄)から、ダブルバッファリングというプログラミング技術は『Java によるコンピュータグラフィックス』(著:峯村吉泰)から学ばせていただきました。どうもありがとうございました。
チラつき防止は、Thread を学ばなきゃいかんと思い込んでたら全然関係なくて、この「ダブルバッファリング」が本命だったよ。なんだか頭痛薬の名前みたいだけど (^^;)、要はウラで画像を完成させてからオモテに出す、ということ。組み立て中の画像が完成するまでの間はその前の画像が出てる、と。
チラつきの原因は画像が組み上がっていく様子を画面上にいちいち出そうとするからなんだそうで、舞台裏でその組み立て作業を行うというのがコツなのであった。作業が多少重くなったんでモタつくようになってしまったけど、チラつきよりはだいぶましかと。
ダブルバッファリングの段取りのひとつとして、組み立てた画像を1枚の画像にしてしまう方法も教わった。これも大きかった。バーコード印刷用の画像って、それはそれで画面表示用とは別に自力で作るしかないもんだと思ってたからさ。しかも四角や直線をいきなり書き込める画面表示とは違って、一定サイズの画像を用意して、「このピクセルは黒」「隣のピクセルは白」という具合に、それを律儀にプログラミングで表現しなきゃいかんかと思ってて憂鬱だったんだが、画像のパーツを並べてそれを1枚の画像書類にしちゃう方法がこれで分かっちゃった。
つうことは、もともと内部的な寸法取りは JIS 文書に忠実に従うために mm 単位で算出してるんで、それをもとにいきなり印刷用のバーコード画像を作ればいいってことになる。そのバーコード画像をモニタ表示用に縮小して、寸法線その他の表示を足し合わせる。これをダブルバッファリングの方法に基づいてその作業を舞台裏でこなし、出来上がったらモニタに表示する、と。
またこれで実用化に一歩近づきましたな。
当面の「どうやっていいか分からない」系の難関はアプリ化と画像の外部保存になったわけだ。まぁ大まかなところを調べて不可能ではないことは分かってるんで、けっこう気楽だけど。
あと、「T で始まる謎のバーコード」ってのがあったんだけど、「OCR 併記の共通商品バーコード」というものだったことが判明。なんでも共通商品バーコードの規格が決まる前には、商品の流通管理には OCR(光学式の文字表記自動認識)が使われてたらしい。規定のフォントの文字を、機械が見て直接読み取る、というもの。で、そういう時代から自社商品の流通・在庫管理を機械でしていた会社はバーコードの導入にあたって、今までの OCR 方式も併用できるようにする必要があった、ということでこの「OCR 併記」というバーコード規格ができたらしい。
レイアウトが違うだけで、内容は普通の共通商品バーコードと同じ。標準13桁のときは JAN コード(数字が並んでるところ)の左端に「T」を、短縮8桁のときは「F」を付ける、と。
あとで Barcodia にも導入するべ。
果たして Barcodia は本当に有用なのか。実はもうとっくにこれを凌ぐソフトが出回っておるのではないのか。開発者として気になるそこらを Vector さん にて調べてみた。
とりあえず Window 市場は考えない。きっといいソフトがたくさんあるに違いない。てかちょっと調べたら、説明を読む限りかなり良さげなのがいくつもあったからもういい。これ以上はいたたまれなくなりそうだから見ないことにする。
ん〜、Adobe Illistrator 用プラグインと来たか。おいらイラレ持ってないから確認不能(Mac 使いのくせにイラレの使い方さえ知らないってのもいかがなものかと)。郵便物用バーコードはちょっとまだ Barcodia への導入は考えてないし。本格的そうなシェアウェアで THETA Barcode MINI というのがあるけど、どうも旧 Mac OS 用であって OS X 用ではないらしい。まぁ Classic 環境(OS X 上で OS 9 を立ち上げる、OS X に付属の純正エミュレータ)で使えればいいんだろうけど。
MacJAN が、唯一うちの環境で使えるフリーソフトですな。「連番のコードを書き出せる」「ドラッグ&ドロップで画像の保存可能」が売り。なるほどな〜考えたこともなかった。こりゃ便利そう。
で、使ってみたけど、どうも最低限の機能に絞ってるらしい。標準13桁のみサポートだし、サイズ変更もできなさそう。分かりやすくて使いやすいのは参考になる。
Mac 向けはこんな感じ。バーコード作成ソフトがないわけじゃないけど、Barcodia の存在価値はありそう。OCR 併記型や書籍用バーコードもサポートすると存在意義が上がりそうだな。
その他の環境ではどうか。UNIX は?
全くなし。「他の0S/Java・JavaScript/ビジネス」でも バーコード作成ソフトなし。
こ、これはつまり、役に立てそうな感じですな Barcodia が。こりゃ調べて良かった。やる気が出てきましたですよ。
ついでにバーコードのオベンキョしようと思って探して当てたページ様で衝撃の事実を発見。
質問4の解答で、「正規の規格では前後にくるバーの幅などによって1本1本のバー幅を微妙に補正してありますが、市販ソフトではこの補正が出来ません」ってマジすかそれ。
Barcodia は JIS 文書の指針に則ってバー幅を補正しとるよ。別に難しいことじゃなかった。つか、そんなこともしてない代物がバーコードでございと出回ってるっつう杜撰さに驚き。
それと質問34の解答によれば、でたらめなフォントが出回ってるのは日本だけとのこと。実用上の問題はないとは言え、いろんな商品のバーコードを眺めるたびに思ってはいたよ。みんな守ってないな〜、と。これも Barcodia ではちゃんとやってるんだがね。OCR-B フォントくらい使えよ。
しかし、ソフト業界って意外とテキトーなんだなとか思ったり。
そういや Barcodia もひとつ規格破りしてるけどね。バーコードの高さ。何もいじらない状態で表示されてるあの高さが、JIS での最小の高さ。規格じゃあれより高くなきゃいけないのに、Barcodia ではあれより低くしかできない。そこまでの高さは使用現場では必要ないだろうと判断して。
実際に出回ってる商品バーコードであの高さを守ってるのがあんましないもんでね。バーコードの機械読み取りには影響ないらしいんで、こいつはわざとそうしとるのよ。まぁバー幅の補正をかけないのもフォントが違うのも影響ない範囲なんだろうけど、手抜きせんがための規格破りはどうかと思うぞ。
規格から外れてるせいで使用者が迷惑を被る可能性(「あの会社のバーコードに限って読み取りエラーが頻発する」または「あの会社は変な字体を使ってる」→「 いい加減な会社なんだな」と思われたり)なんぞを考えないんかね。
「ユキだょ」ってお前誰? ユキって友達はいるけどお前じゃないよ。
あなたは完全無料権があるのにって余計なお世話じゃ。ほっといていただきたい。んな権利なんて請求した覚えないし。てか最近立て続けに来てたスパムで「当選しました」みたいなのが書いてあったりしたな。とっくに捨てたから文面は覚えてないし。なんも応募してないっつうのに。
そういやこのスパム攻撃されてるアドレスで明治製菓の会員になってるんだったな。Apple のデベロッパ会員にも見栄で入ってるし(もちろん無料)。つうか明治製菓や Apple を疑う前にこのアドレス、このサイトのご意見お伺い用におもいっきし公開してるからな。
んでまぁスパムの標的にされるのは時間の問題だとは思ってたけど、とうとう @netscape.net にまで魔の手が伸びてきたか。それにしてもアドレスのドメイン部分はマイナーなやつに限るね。YAHOO! とか MSN のアドレスだとすごいらしいからなスパム。@netscape.net がとうとう探知されちまったけど、メインアドレスはもっとマイナーだからいまだにスパムが来てないし(ウイルスメールはたまに来るけど)。
スパムはシカトが一番だとは聞いてたけど、いざやられてみると「それ以上の方法はないのか」と本気で考えたくなるもんなんだな〜。気持ち悪いんだよ。
〓ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ⊂<回 ←仕切りジッパー
もうひとつ学んだこと:スパムで顔文字を多用されると余計ムカつく。つかタイトルの顔文字、解読不能だ。解読する気もなし。
PC とモニタの新しい用途を開拓したソフトというか。
この前 Barcodia 市場調査 の折、Vector さんにていろいろソフトを検索してたら発見しちゃった。
という名前と機能のソフトだそうで。めちゃめちゃ怪しいのが、「詳細」の最後の一文。「もともとは心霊術で行っていることをデジタルに移植しました」。こ……これは一体……。
作者さんのサイトもかなり往ってしまってる感じだし。他にも「筋力が変わる模様」というのもリリースしていらっしゃるらしい。
どっちにしろ Windows 専用だからおいらには関係ないけどね。てか Mac 用や FreeBSD 用があっても試さないと思う。
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