ひとりごちるゆんず 2003年5月
銘板
2003.5.1 木曜
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北島じゃない方のマヤ 3

〜 研究は深夜にも行われる 〜

の、のんできましたぁ〜。あんまり酔ってないけど、なんか疲れたっす。

1次会は馬肉尽くし。2次会でフィリピンバーに連れてかれて、店のねーちゃんに「焼酎の水割りでいいですかぁ?」と言われてもうそれでいいことになっちゃって。嫌いなんだけどさ焼酎の水割り。大人数だったからさ、それにもう2次会ってことでさ、「んじゃおれだけビール下さい」とか「んじゃ焼酎でいいけどおれだけストレートにして下さい」とかそーゆー「めんどくせぇやつだなぁ」とか思われそうなこと、なんとなく言えないじゃん。

で、1次会であんまり酔ってなかった上に2次会でもほとんど飲まない。つまんない。みんな大爆発ハメ外しまくりなのに。そんな場でのおいらのジョブとは。

「ゆんずさぁ〜ん、こっちこっちぃ〜」

仲間たちは女の子とラブラブポーズで指令を下すのよ。撮りましたよええ撮らして頂きましたよ携帯のカメラで。何やってんだか>自分

こっち来たフィリピンねーちゃんといろいろ語ることにした。ていうかおだてながら教えてもらったよタガログ語。紙に書いてもらって。なんかもう自分にザマミロ状態 (T▽T) アハハ

日本語 タガログ語
乾杯 Mabuhai
ごめんなさい Patawarin mo ako
愛してる Mahalkita
会いたい Namimisna kita
綺麗 Maganda
ありがとうございます Salamat po
どういたしまして Walang anuman
ako
あなた ikaw
みんな tayong lahat
たくさん marami
少し konti
少しだけ konti lang
男前 pogi
分かりません Hindi ko alam
大丈夫 Ayos Lang
なぜ Bakit
嫌です Ayaw
同じ pareho
1 isa
2 talawa
3 tatlo
4 apat
5 lima
6 anim
7 pito
8 walo
9 siyam
10 sampu

だそうです。ふぅ (-o-;A) 子音止まりは多くはないけど、どうもユーラシア型(音素文字親和型)っぽい。発音を聞いた限りじゃ止めの子音は音節にカウントしてなさそうなんで。でもまぁ1時間程度じゃなんも分からんのと同じですな。断定するにはまだ早い。フィリピン人の由来も訊いてみた。

「フィリピン人のご先祖はどこから今の土地に来たの?」

「んー……スペイン。混血」

「そっかー。で、混血のもう一方の、もとからいた人たちはどこから来たの?」

「んー……知らない」

残念。まぁ日本人も、日本人がいつどこから、どういういきさつでやってきたのかはっきり知ってる人はいないだろうしな。日本人はいろんな土地からいろんな時代にやってきた人たちの混血、とおいらは思ってるけどね。大和言葉からして混ざり物だし。発音(音節の取り方)はポリネシア語と共通性があって、文法(語順)は朝鮮語と共通性がある。語彙は、民族意識の根幹をなす宗教用語でさえアイヌ語由来と思えるのがあるし(「カミ(大和言葉)」=「カムイ(アイヌ語)」)。

ていうか普通に飲み会を楽しめよ。

銘板左端銘板銘板右端

さすがに変な客だと思われたらしく、フィリピンねーちゃんいぶかって職業を訊いてきたんで、とりあえず「考古学者」って答えといた(笑)。名前も言っとくんだったかな。「インディ・ゆーんず」とでも(ォィ)

銘板
2003.5.2 金曜
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2003.4.28 の訂正情報

〜 もう恥ずかしすぎ 〜

5月3日に書いてます。

2004年のオリンピックってアテネだよね。

北京は2008年。

2003.4.28 に書いた内容、勘違いそのものでした。何書いてるんだか。どうもすみませんでした。なんだかわけの分からないこと書いてしまって。

間違っていたおおまかな内容だけ書いて、あとみんな消しちゃいました。残しておく意味もないし、恥ずかしすぎるし。あ〜ほんとに恥ずかし。

銘板
2003.5.3 土曜
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北島じゃない方のマヤ 4

〜 明日出陣しようかな 〜

ほんとは今日行ってるはずだったのに、ちょっと予定が狂ってしまって。まぁ出発を遅らせたおかげで 2003.4.28 の恥ずかしい間違いも直せたけど (^_^;)

明日行こっかな。上野の博物館、混んでなきゃいいけど、きっと混んでるんだろなぁ。

銘板
2003.5.4 日曜
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北島じゃない方のマヤ 5

〜 出陣 〜

いってきま〜す。

銘板
2003.5.5 月曜
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北島じゃない方のマヤ 6

〜 帰還 〜

ただいまぁ〜。東京は暑かった!!

どうもどうも。遊んでくれたみんな、ありがとう! (^o^)/ 無事帰ってきましたぁ!

……、

……、

……。

学問を探究をしに行ったんじゃなかったんかい…… (^_^;)

銘板
2003.5.6 火曜
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東京突発誤爆ツアー 1

〜 本場江戸前回転寿司作法 〜

5月4日。

午前10時54分の八戸発はやてに乗るべく八戸駅にチャリンコで向かう。去年買ったベルトドライブのアルベルト。買ったときにはあまりのペダルの重さに「しばらくチャリンコに乗ってなかったからチャリンコに使う筋肉が衰えてたんだろう」なんて思ってた。今年は「そんならこの半年間乗らなかったんだから、また重くなってるんだろなぁ」と考えてたけどペダルは軽い。

今期の結論。「きっと新車当時はベルトの張りがキツキツだったんだろ」。そしてひた走るぞ八戸駅へと続く産業道路。そこで知った。

「我がチャリはポルシェ並に速い(笑)」

いやマジで。黄色いポルシェとデッドヒート繰り広げたもん。ほんとだってば。まあ向こうは信号のタイミングがめちゃめちゃ悪くて、ぶっ飛ばしてスタート切っても信号待ちしてる間にチャリに追いつかれるという状況で。これが車に乗っててこの状況になるとやたら頭に来るんだよね。今日はチャリ側で世間様に復讐じゃ。どうじゃポルシェ。んん〜?

駅の近くで別な黒いポルシェも見かけたな。ん〜、八戸でものの10分程度の間に2台ものポルシェを見かけるなんてほんとめったいないことですぞ。この先の旅にとって、

この現象は吉兆なのか!

はたまた凶兆であろうか!

知らん。どうでもよござんす(ォィ)。信心のないおいらはおもくそ淡々とペダルを漕ぎ、駅前へと出た。駅の自転車置き場へと……って、自転車置き場どこ行ったのよ(汗)。駅の真ん前にあったじゃん駐車場の隣に。クルマの通路に囲まれた浮島みたいな駐輪場は!?

去年の今頃使ったぞ!(只今 検索中...『Samba de 打撲 [2002.5.11]』)。ああでもあの頃は新幹線駅の工事中だったな。いろいろ変わったかもな。

見っけ。ちょっと奥まったな。てーか遠いっすよ。でもまぁいいか完全に屋根付きだし。そんな感慨に耽ってないで、もうあと15分しかないよ発車まで。

みどりの窓口で往復ぶんの切符を買って 28,800 円。行きの指定席は取れた(はやては全席指定)。帰りは何時になるか分からんから、金だけ払って後で指定券が取れるように手配してもらった。

やっほー はやて発車! (^o^ ) はやいはやいはやい。しかしあれだね。はやて2回目だけど、よくよく考えてみたら盛岡から向こう(仙台・東京方面)は今までの やまびこ と同じスピードなんだよね。上野に着いたときにはもう八戸で乗ってから3時間経ってた。

上野駅を使うのってほんと久しぶりだな。最近じゃほとんど利用は東京駅ばっかりだしな。新幹線ホームは地下4階。長ーいエスカレーターに乗って、と。高校の修学旅行でこのエスカレーターに乗ったときは、手すりベルトの方が階段より速くて、ベルトを掴んでると前にずんずん引っ張られていったもんだが(笑)、いつの間にかちゃんと直ってるな。修学旅行ってこういうくだらないことばっかし後々まで覚えてるんだよなぁ。

そういや中学の修学旅行で日光詣でがあってさ。そのときのベテランのバスガイドおばちゃん、もとの職は絶対海女だったと思う。いつ息継ぎしてんのか分かんないほどずーっと喋りっぱなし。校長トークよりはるかにうんざり。

ちなみに当時のうちの中学の校長、話好きの程度と話の長さと話の退屈さでは市内の校長たちの中でも右に出る者がなかった、と聞いたことがある。1本しかなかった学校の電話回線、校長が常に使ってて、外から学校に電話かけても全然繋がんなかったそうだ。あの校長の在任中、うちの中学は外界と通信途絶してたらしい。

で、その陸の孤島中学の修学旅行。担任の先生からは事前に、

「青森くんだりからの修学旅行だと、バス会社にナメられてヘタクソな新人ガイドよこすからな。それでもガイドさんは一生懸命なんだからちゃんと話を聞いてやれよ」

としつこいほど言われてた。でも来たのは推定年齢でいくと超ベテラン以外の何者でもないガイド。息継ぎなし酸欠ノンストップ退屈トークを黙って聞いてるのに耐えかねて、

「先生、これでも?」と言ったら先生、「あぁもぉいいやぁ〜!」と、あっさりダベリ許可(爆)

みんな日常的に校長のダラダラスピーチに付き合わされてうんざりだったんだな。そのときの日光東照宮に関する記憶は全くなし。そういう意味で大変正しい修学旅行であった。10年後くらいに友達と日光に行ったら全てが新鮮だった。その中でも一番素晴らしかったのはあれだな。巫女さんがかわいかったこと。一緒に写真に写ってもらっちゃったよ(笑)

ああそれと、中学の修学旅行じゃ「新幹線に乗る練習」という思い出すだに惨めさに打ちひしがれることもさせられたっけ(「無意味じゃないと、云ってくれ[2001.8.24]」)。

そんなんばっかだな、と記憶をまた元のタンスに納めつつ、地上に出た。さて目的の国立科学博物館を探すとするか。『神秘の王朝 マヤ文明展』が待っておるぞ。ぬふふふふふ。

ちきしょう、腹が減ってきやがったぜ

(深町艦長/『沈黙の艦隊』)

ていうかマジ腹減った。お昼を挟んで新幹線に乗ってて、飲まず食わずだったもんで。いや、ビールは飲んだな。おっとアメ横の入り口近くに回転寿司屋を探知! バラストブロー ダウントリム一杯 急速潜航 ベント開けぇ!

別に潜りません。

そこの回転寿司、なかなか良かった。ていうか〆鯖がものすご本格的。いやー全然期待してなかっただけに驚きのうまさですぞこれぁ。んでもシャリの握りが緩めでさ。寿司を箸でつまんで小皿のムラサキに浸けるでしょ、箸で持ち上げるでしょ。するってぇと、

シャリまっぷたつ。

ひとつは箸の上に乗ってネタを支えるわな。で、崩落した方のシャリの塊はっつーと、

小皿に墜落。

それでもうテーブル上は醤油の香ばしいカホリで一杯さ。ぱがーん。

あと、天ぷらの寿司ってのも初めて食った。何の魚の天ぷらだったかよく分かんなかったけどうまかった。相変わらずシャリまっぷたつだったけど。それにしても、天ぷらって生魚よりはるかに固いわけで。寿司なんだからそいつを一口で頬張りたいわけで。頬張ると天ぷらの衣の先がノドチンコを直撃するわけで。

 ゴフッ!

  ~□ヾ(゜〜 。;) ア・アガリ……
    ◇(`-゜;) ゴキュッ……
ε=◇⌒ヽ(TQT;) アヂャ〜!

まぁいろいろとアレなわけで、ちょいとそこらを改良しとくれお寿司屋さん。

こうして楽しく腹ごしらえも完了し(ォィ)、博物館への道を歩み始めたのだった。で、方角どっち?(←もろ、行き当たりばったり)

銘板
2003.5.7 水曜
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東京突発誤爆ツアー 2

〜 北島じゃない方のマヤ 7 〜

〜 科博の道は肉の道 〜

上野駅と国立科学博物館との位置関係を確認しとくんだったよ。はやての中で朝っぱらからビール飲んだせいか、上野公園に続く階段を上がるのに体が重い。ひーこら。ふっこらせ。とりあえずこの森の奥にあるのかな? どれどれ……。なんだか全然それっぽくないんすけど。

歩けど歩けど、森、森、森。ほこらとか出てきたりして。それに人、人、人。なんでこんなに人だらけ? ゴールデンウィークは SARS と不況で海外旅行も不人気みたいだし、東京の人たちはみんなはやてで八戸に来てるんじゃなかったんか?(←それは違う)

うじゃうじゃうじゃうじゃ。

あ〜なんかもうあっついし。ぐで〜。酒が抜けなくて体は重いし。ぐでで〜。あ、地図の看板発見。ん〜と科博は右下か。で、現在地は?……うげ、90゜方向が違ってた。ここからだと、通りを右にずーっと歩いて小松宮像の十字路で右折。けっこうありそうだな。行ってみるべぇ。

……、

……、

かなり歩いたんすけど。意外とおっきかったのね上野公園。十字路に出た。まだ小松宮像なんか見えやしない。ん〜もしかして小松宮像って撤去されてたとか? 右折してみよっかな。と右を向いたら後ろから木琴のサウンド。振り向いた先の角に人だかり。行ってみると、ストリートアーティストが演奏をはじめるとこだった。横に看板が出てる。

おお、あの東京都御墨付き『ヘブンアーティスト』のお方か。あ、アドリブ演奏が始まった。右足は小さめのドラム担当。左足首には名前は知らないけどシャキシャキ鳴るパーカッションを付けてる。で、両手で自作木琴の演奏。

こんな感じ。

木立の中で聴く木琴、すごくいいねぇ (^_^ ) 1曲聴いてなんぼか出したよ。相場は知らないけど。もっとなの?(汗) もう少し居たかったけどマヤ展ゆっくり見らんなくなっちゃうよ。名残惜しいがさらばじゃ。

で、その角を右折して、と。お!? あの建物か? 周囲のどっかに東大宇宙科学研究所(当時)のラムダロケット(日本で初めて人工衛星を打ち上げたロケット。これで日本は宇宙に4番乗りの国になれた)が野外展示されてるはず。ていうか正面にはマヤ展の看板があるはず……が、特別展の看板は『ロシア王朝のうんたらかんたら展』とか書いてある。

何でよ。マヤ文明のコパン王朝だべが。

そこは国立美術館。

スルー (((((;-_-) すまんけど今日はそっちじゃない。そのまま美術館と上野駅の間の通りに出ると、科博の看板が出てた。もっと向こうだったか。ほどなくして科博の建物に到着。入り口、こっちの通りじゃないの? 矢印に従って巨大な建物を半周ちょっと。遠いって!

途中でラムダロケットとご対面。おお、思ってたよりでかい。ランチャーもクレーン車程度かと思ってたら、それよりふた回りもでかい。写真を撮りたかったけど、もみの木が邪魔だし柵越しだしで断念。なんかひっそりと脇に追いやられてるみたいで、あんまりいい扱いを受けてない展示品だなぁ。国立博物館なんでしょ。国の科学技術の誇りっすよラムダは。こんな邪険に扱うとは何事かッ!

もしかしてあれか? 糸川英夫が作ったロケットだからあんまり関わりたくないのか?(60年代当時、糸川が指揮する日本初の衛星の打ち上げは、試行錯誤期で失敗が立て込んでいた。糸川はそこを朝日新聞に目を付けられてやり玉に挙げられ、揚げ足を取られてぶっ叩かれ、最終的に東大を辞任している。衛星打ち上げ初成功は糸川の辞任後。以前、古本市で1965年の科学朝日を買ったら、そこでは北朝鮮発のウソッパチ事情を鵜呑みして、グラビアでデカデカと提灯記事にして掲載してた。まぁその程度のマスコミグループだった、と)

やっと正面に回った。正面向かって左側はシロナガスクジラの実物大模型。やたら目立つ格好してるし。宇宙科学・宇宙工学より生物学に偏重してる科学博物館なんだべか? 子供ウケを狙う姿勢も分かるが。まぁ博物学の要素は主に生物学と地質学だしな。と強制納得。

「マヤ展のチケットはあちらでお求め下さ〜い」

との案内を聞いて、正面向かって右側のチケット売り場に行った。クジラの反対側は蒸気機関車「D51」の実物展示

ロケットはだめで 

SL はいいのかよ!

……やっぱし子供ウケか (-_-;)

マヤ展のチケットを買う時言われた。20分待ちくらいだそうで。なんでそんなに人がいるのぉ〜? ガラガラの館内でゆっくり見られるんじゃないのぉ〜? 会場の要所要所に立ってる関係者さんたちに質問攻めできるんじゃないのぉ〜? 東京人はみんな八戸に行ってるんじゃないのぉ〜?(←絶対違う)

列で待ったのは10分程度だったけど、入場後の場内の様子、推して知るべし。

「立ち止まらないで下さぁ〜い!」

「列になる必要はないでぇ〜す!

 どんどん進んでいって下さぁ〜い!」

「もう少し先は少し広くなってまぁ〜す!

 ここは狭いですから早く移動して下さ〜い!」

要所要所の係員さんたち、暇な時なら来場者の質問を受け答えしてもくれるんだろうけど、今日は交通整理専門らしい。あのさ〜、いきなりだけどさ〜。

発表!!

八戸人が耐えられないもの

ワースト3!(独断)

渦 人混みの中にいること
渦 暑さの中にいること
渦 列に並ぶこと
番外 まっずいイカ刺し

会場内、すごい混雑で。そのせいかこれまた屋外に劣らずあっづぐであっづぐで。八戸人ワースト、ハットトリック達成。あとはまずいイカ刺しがあれば満塁ホームランだったよ。

振り返ると、群衆という名のお肉が押し寄せてくる! 涼風ベストプレイス探知名人のおいら(おばの一人はそのせいで、おいらをネコだと思っている)はその能力を存分に駆使し、その場その場でエアコンの風が最もよく当たる場所をそそくさとキープするも空しく、お肉の濁流に揉まれては流され行くのだったどんぶらこ。

そんな修羅場で分かったことがある。さすがマヤの土地は現代ではスペイン語圏。半袖で汗ばんだ腕と腕とが擦れ合う音は、

「むちょ」
「むちゃちょす」
「えすくっちょ」

ぁあ〜 イヤだ! イヤだ!!イヤだ!!! (T□T;)

脳みそ活動停止。ひたすら早く外に出たくてたまんなかったっすよぉ〜。ていうかスペイン語圏の皆さんごめんなさい。

銘板左端銘板銘板右端

ああもう午前2時。眠いから今日のところはズドンと尻切れ。

銘板
2003.5.8 木曜
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ヘタレサボリ

すんません今日はサボらせて下さい。

とにかく眠くて。昨日のぶんは少し改造して、パワーアップさせときました。

それではおやすみなさ〜い。

銘板左端銘板銘板右端

追伸:あ、あした、日本初の小惑星探査機 MUSES-C の打ち上げがあるよ。宇宙科学研究所のサイトによると、「打上げ日時は5月9日(金)13時29分25秒を予定」なんだそうで。

打ち上げるロケットは、基礎的な設計思想から純日本オリジナルで生まれ育った M-V(ミュー・ファイヴ)ロケットの5号機。外見は普通のロケットだけど、中身の構造は外国のとは全然違うのだ。オリジナルの証。その先祖の L(ラムダ)ロケットは、東京・上野の国立科学博物館脇に野外展示されてるぞ。ああそれは昨日言ったね。

ここにいろいろそこらへんのストーリーが書いてあるよ。でもちょっと感傷主義的かな。

銘板
2003.5.9 金曜
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ヘタレサボリの言い訳

最近睡眠が足りないのもあるけど、実はもうひとつ理由があって。いや、あの、おもしろい週刊サイトを発見してしまって。サーバ管理者の人の文章なんだけどね。なんかほら、そういう職種の人って文が下手そうじゃないの。で、あんまし期待しないで読み始めたけど、はまってしまった。

1回分だけ読んだら回りクドい書き方が目に付いて「やっぱり素人さんなんだな」とか思ったりしてさ。でも内容がなかなかすごいんで(マイクロソフト批判。きちんと情報源のリンクが付いてて信頼性抜群。マイクロソフト自身、毎週アクセスして読んでるらしい)バックナンバーも読み続けてたら、文体が妙に慇懃で回りクド目なのはその人の味だったことが判明(笑)

毎回、文章構成が同じなんですな。きちんとしてる。そうすると各文の回りクドさが活きてくるんですな。それがすごくおもしろくて。で、まあ、おいらとしては、

うちの日記、こんなんでいいのかなぁ……。

ものすごく不安になってきて。ちょっとというかかなり自信が揺らいどります。ああそういえば去年の10月かな。同じようなことがあったのだった。やたらおもしろい日記サイトを発見してしまった。そっちは週刊じゃなくてほんとの日記。なんであんなにおもしろいんじゃ。あんときもショックだったなぁ。

そういうのを発見してしまうと、

こんなのやってる意味あんのか>自分

とかさ〜。あう〜。という感じでちょっと現在故障中ですな。そんな言い訳しつつ、今日もサボり。と言いつつけっこう書いてしまった。

「そのおもしろいのはどこのサイトか?」だって? なんかくやしいから教えないよ〜ん(笑)

銘板左端銘板銘板右端

追伸:宇宙科学研究所の小惑星探査機 "MUSES-C" 、打ち上げ成功したね。愛称は、一般公募から選考して「はやぶさ」と命名されたそうで。なんでも「獲物に飛んで近付いてサッとかすめ取る様子から選ばれたらしい。

その名前の由来どおり、「はやぶさ」は小惑星に行って表面の土を少し採取して、地球に戻ってくる。全行程4年半の大旅行だ。はたして無事に帰って来られるか。ちなみに1998年7月打ち上げで現在もなお火星に向かって飛行中の火星探査機 のぞみ は、昨年4月21日に起こった大規模な太陽フレアに遭遇で、通信系にトラブルを抱えてるらしい。あんまり長々と飛ぶのも楽じゃないんだね。はやぶさはここらの対策をしてるんだべか?

銘板左端銘板銘板右端

  (2006.5.29追記):火星探査機 のぞみ はついに通信系のトラブルを克服できず、火星の衛星軌道に入ることを断念。最終的に、火星のそばを通り過ぎた後、人工惑星として火星の公転軌道に近い軌道を永遠に回り続けることになった。小惑星探査機 はやぶさ は数々のトラブルに遭遇しながらもそれを克服し、小惑星イトカワの科学観測とイトカワ表面への着陸・離陸に成功し、試料採取の試みも行った(本当に取れたかどうかは現時点では不明)。2回目の離陸直後に発生した姿勢制御系の大規模なトラブルにより、一時は音信不通になったがなんとか復活し、地球への帰還予定は2007年6月から2010年6月に延期された。

銘板
2003.5.10 土曜
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ケータイ行動心理学 2

あのさ〜、会議とかしてる最中にケータイをピロリロ鳴らす人いるじゃん。なんでかみんなオヤジなんだよね。なんで会議始まる前にマナーモード入れないかなぁ。マナーモードの存在自体知らないんでねーの?

迷惑ですなぁ。

昨日の会議で鳴らした人、2回もそれで席を外した。信じられませんなぁ。ていうか会議すると必ずいつも誰か一人はそういうオヤジがいるんだけど。

「礼儀というものを知らない今の若者は全くけしからん」とか言う威勢だけいいオヤジ、いまだにいるけどみたいだけど、自分たちはどうなんだね。いい大人のくせに全くけしからん。ぷんすか。

銘板
2003.5.11 日曜
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東京突発誤爆ツアー 3

〜 北島じゃない方のマヤ 8 〜

〜 肉地獄からの解放 〜

あの旅立ちの日から今日で1週間か。かなり記憶が薄れてきてるかも(汗)それでも本編に入ります。

肉に押し流されつつも、おいらは展示品をひとつ残らず見たぞ。平均2秒くらいだけど(汗)。まぁ普通の演出だけど、会場は少し薄暗くて、各展示品や壁にかけられた解説文にスポットライトが当たってる。「立ち止まらないでくださぁ〜い!」の声に負けず、解説文付きの展示品は特によく見たつもり。

で、長めの説明文を読んでるでしょ? 壁の。他の人たちも読んでるわけだ。だから人の流れが淀んで滞在しやすいわけだが、ムカつくやつってのは必ずいるわけで。よく読もうと前に出るのは分かる。でもさ、

お前の頭で解説文の下の方が影になって

よく読めないんだよ!

環境光がほとんどないから、そのスポットライトの明かりが頼りなんだな。まぁどかすのもなんだから、待つわけだ。彼が下の方まで読み進めてそのことに自分で気付くまで。ああなんて慈悲深いんだ。彼を観察してたら、読み進むに従ってしゃがんでいって、それでようやくこっちもちゃんと読み終えることができた。

そしたら展示品と見比べて、当時のコパンの様子を想像するわけだ。うむうむ。次の展示品に押し流され、また遺物を拝見しながら解説を読む。下の方まで読む。

またお前か! (゜皿 ゜#)

人の流れと一緒に流れていくもんだから、周りにいる人たちはほとんど同じメンバーなんだよね。さっきはどうもこいつ、読みながらしゃがんだせいで、自分の影に気付かなかったようだな。もういい。がんばってスピードを落とそう。こいつには先に行ってもらうべ。

人混みにもだいぶ慣れてきた。気がつくとさっきより混雑の具合は収まってる。入り口近くの混み具合がひどくて、奥の方はそんなでもないっつーことか。

肉の恐怖から解放された ( ̄▽ ̄;A) ようやく落ち着いて見られるぞ、と思ったらもう出口近く(汗)

コパン王朝の栄枯盛衰をずっと駆け足で見て(ほんと駆け足で)、最後は滅亡の理由の説がいくつか、信憑性とともに解説されてた。アステカやインカの文明は大航海時代にスペインに滅ぼされたけど、マヤ文明の場合は、ヨーロッパ人たちが訪れた時にはもう衰退しきっていたんだそうで。滅亡に至るストーリーは諸説いろいろあれど、過去にこの王朝が確かに存在して繁栄を極め、今はもうないという事実は変わらない。ん〜、しんみり。 (T-T )

あと残るは『第二部 バーチャルシアター』。コパンの神殿を、発掘成果に基づいて 3D 画像で精密に再現したという画像が大画面で見られるのだ。他に番組は2つあって、そのうちひとつはマヤ文字の解説。おお、これが見たいのだった。

正直言って、展示品のマヤ文字はさっぱり読めなんだ。「ゆんず」の「ゆ」を唯一発見できただけで。も少し勉強してから行くんだった。まぁそれでも発見できただけで興奮したけど。ふんが〜! マヤ文字は漢字仮名混じり文と同じ構成らしいからな。ま〜、仮名を少し覚えて日本語の文にいきなりチャレンジした外人ってのは、こんなコーフンとガッカリが入り混じった心境かもなぁ。

第2会場に向かうと、ああそこは整理券を握った順番待ちの客で溢れてた。時間割を見ると、バーチャルシアター上映はあと3回。うち2回はもう満席。最終回がわずか3席残ってて、上映まであと1時間以上あったんで迷ってるうちに、とっとと他の人に取られてしまった。しょ〜がね〜な。

とりあえずグッズでも見るか。マヤグッズ販売店が用意されててさ。そうだハンカチ1枚しか持ってきてなかった。今日でもういきなり汗拭きまくりでグズグズになっちゃったぞ。ということで、マヤ文字が染め抜かれたかなりあやしいハンカチを1枚ゲット。あとで解読しよう(笑)

もひとつ。今回のパンフというか。パンフというにはかなり分厚い。2200円也。今見てみたら総勢246ページの大作。イベントのパンフとしてはこの金額でこのボリュームは素晴らしい。これで記憶の経年劣化を止められるなら安いもんです。他にグァテマラ・ホンジュラスの民芸品も売ってたけど、マヤ文明とそんなに関係あるんかいな(笑)

慣れてきたとはいえ人混みが息苦しかったんで「もう出ちゃおうかなぁ」とか思ったけど、そこで全く写真を撮ってないことに気付いた。展示会場内は撮影禁止っぽかったからというのもあったけど、

これじゃ科博やらマヤ展やらに

行ってないみたいじゃん!

ということで、バーチャルシアターのフロア中央にどーんと立ってた石碑(FRP 製レプリカ)を立体撮影してきたよ。

マヤ文明コパン王朝

『石碑A』の勇姿!

下からのライトがブキミっちゃブキミ (^_^;) ちなみに背景の人が動いちゃって立体視しづらかったんで、動いちゃった人は画像から抹殺させていただきました(笑)。さらにちなみに、左下にうつってるあんちゃん、写真2枚の撮影のタイムラグが10秒以上あったにもかかわらず微動だにしなかったみたいです。パントマイマー?(爆) あ、横に彫ってある文字も写してくるんだったな。

特別展会場をあとにして、さて外に出るか、と入り口に行ったら「ここからは出られません。出口は矢印の方向です」だってさ。いいじゃんもう入り口はすいてるんだから。んでもついでだから入り口近くの常設展示も見ていくか。

科博に入り口から入ると、吹き抜けいっぱい使って迫力満点で客を出迎えるのが恐竜マイアサウラの巨大な化石骨格。実物かどうかは知らないけど。「子育て恐竜」で有名なこいつ、ちゃんと巣に子マイアサウラの化石がいっぱい入ってた。そこから右に行った展示室はカンブリア大爆発あたりの古代の動物。海生生物がほとんどだね。甲冑魚なんていい味出してるよなぁ。ダシも良く取れそう(ぉぃ)

マイアサウラから左に行くと、ほ乳類の進化の様子。サーベルタイガーだとかナウマン象だとかの化石が通路の片面。社会科だったか理科だったかの教科書に出てきたナウマン象のあごと奥歯の化石も展示されてた。いや〜いざ実物を見ると、かなりキモい(笑) 特に奥歯の波型が。うん。一人でキモがってるのもなんだから、立体撮影してきた。

これがナウマン象の

下あご化石っす。

通路のもう片面は類人猿から人類までの進化の様子。そこでちと興味深いものを発見。

ホログラフィ。3D 眼鏡とかなしで立体に見えるやつ。人類の骨格と(たぶん)アウストラロピテクスの骨格を並べた立体画像。見る位置で立体感が出るか出ないかは微妙だったけど、そういう位置に構えて立体撮影を敢行したぞ。

そのホログラム。

一応立体感が再現できてると思うけど、ちょっと浅いよね。足のあたりでようやく遠近感が分かる程度で。もとの立体画像の写真組が浅かったんでどうしようもないわな。立体画像を立体撮影ってのも珍しいかと。

今思うとあともう少し科博を探検してればよかったんだけどね。常設展示は上の階にもたくさんあったみたいだったし。でももう疲れちゃってさ。外に出ちゃった。いや、ちゃんと出口から。ふぅーい、さっきよりちょっと涼しくなったかな。

マヤ展、あんな混んでるとは思わんかった。パンフ買ったからもう明日は来なくていいか。これから宿取らなきゃな。明日は明日でどっか他のところを見に行こうっと。

とりあえず在京フレンドの一人にメール打ってみるか。物産展とか仕事で上京する時は事前にできるだけ多くの在京フレンドに連絡していろいろ買ってもらったりもするんだけど、今回はプライベートということで、予告なしにいきなり来ていきなりみんなを召集するのはなんか気が引けてね。

まぁ会えなくてもしょうがないな、と思いつつ。そいつはおいらがマヤ展に行きそうな気配だったのを知ってることもあって、パパ抜かせることにした(笑)。ええとポケットからケータイ取り出して、あらら、汗で湿ってるっすよ。ヤバくね? 大丈夫そう。んではメール作成の画面にして、めるめるめるめるめるめる……。できた。送信をぽちっとな!

とりあえずまだ5時だし秋葉原にでも行こっかな。それにしても、ぁあ〜やっぱまだあっづい。5月のアタマでこれだもん、東京の夏ってどんなだべ。考えただけで汗が吹き出てきた。

銘板左端銘板銘板右端

追伸:日記で紀行文を書く気力、ちょっと復活。いやあの、すごくつまんない Web 紀行文を発見してしまって(うちの過去ログ以外で (^^;)

最後まで読んで、「この程度のが出てるくらいならダイジョブ」とか思って (^o^;)>

銘板
2003.5.12 月曜
前日に飛ぶ
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東京突発誤爆ツアー 4

〜 手巾ブルース 〜

おっ、早い。もうメールの返事が来た。

飲むか?

あらためて電話で連絡。お、いいね。いいの? え、他にお3人の連れ? おれは構わんけど、いいの? 新宿? ん〜ちょっとたどり着く自信ないぞ。え、3人は女の子?

絶対行く!!!

( ゜皿 ゜;) ムキャー

んじゃま〜少し時間あるし、ああそうだ秋葉原の様子見てくるよ。ちょっと中古 Mac の相場も見たい。それとなんか最近、街じゅうアニメ美少女まみれのすっかりヤバ気な雰囲気ですごいことになってるっつーウワサを聞きつけたけど、ほんとにそうなっちゃったのか確かめたくて。もしそうなら、なんだかもうそんな結界張った街なんか寄り付けないしな。それからそっち行くってことで。新宿駅に着いたら電話するかんね。

秋葉原で降りて、こわごわと町の様子を見回すと……。なんだ普通じゃんε= (^◇^;) ホッ いや〜しばらく見ぬ間にメインストリートのビル壁とか看板とかみんなみんなピンク色主体のロリ美少女画で埋め尽くされた変態シティまっしぐらなのかと思っちゃってたよ秋葉原。田舎に流れる東京情報は歪んでるんだね。

ひと安心したところで Mac 屋に行って中古価格情報収集。今回はノート型の相場を知りたい。PowerPC 機で安いのあったらその場で買っちゃうかも。NetBSD(PC UNIX の一派。Mac でも使える) の実験台にしてみようかな、とか。

……、

……、

……。

んむぅ〜、高い。今さら何に使えるのか思いつかんほどの旧機種でも5万近い。大体にして iBook 初期型 79,800円て何だ一体。2年前とさほど値段が変わっとらんじゃないの。iBook の現行型なんか初期型の3倍以上のスペックでお値段たったの 12.5万だぞ。しかも初期型よりずっと小さくて軽いんだぞ。しかも新品なんだぞ(当たり前か)

何も買わないことに決定。

では新宿に行くぞ。お茶の水で快速に乗り換えれば早く着くの?(自信なし) ああいいみたいだ。あっさり到着。でも電波状況悪くてなかなか会えん。西口交番の下!?いや上!? キンキンの『人生ゲーム ハイ&ロー』かよ。うんうんそうそう路上で演説してるおじさん目の前にいるよ。

おっいたいた。ひさしぶりっ♪ (^o^)/ ていうかこのあっついの何とかして (-o-;) ありゃ、ハンカチどっか落として来ちゃったよ。まぁいいや汗ぐっしょりだったからあれは。ふふふ見給え。さっきマヤ展で入手したマヤ文字入りハンカチだよ。あやしいだろ?

さっそく実戦投入だ。ふきふき。あぁあっづい。とっくに日も暮れてるってのになんでこんななんだ。とりあえずハンカチといえば、今が旬なのが「『ぬ』のハンカチ」だよな(『ボボボーボ・ボーボボ』/少年ジャンプ)。懸賞とかで出してくれないかな。

ハンカチはいいとして、会った女の子3人は、友達の職場の元同僚とその方の中学時代の同級生と高校時代の同級生。なんだかまたずいぶんひょろひょろとつながった5人衆であった(笑)。居酒屋に行ってショットバー(って言うの? よく知らん)に行って、正直、何を話したか思い出せないんだけどとにかく楽しかった!

居酒屋の料理がなかなかいい盛りつけでさ。いや、ビール飲むのに一生懸命で料理の味は覚えてないけど。だって一日中あっつかったんだもん。東京人の方々に訊いたら、なんでも東京は前日(5月3日)まではけっこう涼しくて、この日いきなり暑くなったんだそうで。

あ Σ(゜◇ ゜!!) そのときの話題をひとつ思い出したぞ! 女の子たちに、このまえフィリピンバーに行ったときの写真見せた! (ォィ)

さんざん盛り上がったのち、彼女らは終電に間に合うようお帰り遊ばれた。んじゃ気を付けてね〜 (^o^)/~

「ひょっとして…?」と、

何らかのステキな展開を

期待された読者の皆様、

すまんす (^_^;)>

ていうか別に期待してないでしょ(笑)。一緒に飲んでくれた皆さんのお写真を撮ったけど、不特定多数が訪れる場にいきなりお顔を出させちゃうのもいかんし、んじゃせめて目線入れたぐらいにしてとか思ったけどそれじゃますますあやしくなっちゃうんで(汗)、ここでの公開は控えさせていただきまぁ〜す。

んじゃぁおれらもそろそろ行くか。その晩はおいらが呼び出した友達の部屋に泊めてもらうことになった。電車の中で気づいた。マヤ文字ハンカチもなくしてたことに。あああもったいねー!(泣) ちょっとなんか食わなきゃ悔しくて寝らんねーよどちきしょー。コンビニ寄るべ。

カレー弁当片手に友人宅に転がり込み。半分食う?いいの? 全部食っちゃうよ?

ぱはー食った (^▽^) これで寝れる(←単純)

明日どうするか全く決めてないけどまぁいいや。おやすみ〜。お部屋の香りをすっかりカレー色に染め上げ、怒濤の一日は幕を閉じた。

「シャリ…お肉…ハンカチ…カレー…シャリ…」

その夜の夢は、延々と堂々巡るのだった(肝心のマヤ展は?)

銘板
2003.5.13 火曜
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幻の古代生物大祭典

昼間、仕事でお客様を訪問して世間話モードに入った。

「そういえばゆんずさん、こっち来る途中、近くで○○○やってませんでした?」

えっ? 何やってたかですって?

は? (゜□ ゜)

化石祭ですと!?

ええっちょっと何それ初耳。そんなの近所でやってるの? そんなお祭りあったの? どんな祭りだそりゃ。恐竜とかナウマン象とか甲冑魚とか三葉虫とかフタバスズキリュウのピーコ(「のび太の恐竜」)とかジャワ原人とかの化石標本乗っけた御輿が、派手にぶつかり合ったり走り回って道路沿いの民家に突っ込んだりとかするのか!? そのシュールさ加減が夢見てるみたいだけど、おいら起きてるよな。うん。起きてるぞ。現実世界だここは。

見たい! 見たい!! 見たい!!!

(ゆんず妄想)

ソイヤ! ソイヤ! ソイヤ! ソイヤ! ソイヤ!

さーあ今年もやって参りました恒例化石祭!! 今年の化石ケンカ御輿は、どこの町内が勝利の栄光を手にするのか。

おっとぉー待ちきれなかったか、早くも向こうで始まっちゃってますどことどこでしょう。なんと去年の覇者ジュラ町商店会チームのティラノサウルス御輿に、(有)カンブリア工務店チームが今年新調した御輿で果敢に突っ込んでますよぉ! 去年は沖積世協同組合チームに潰されましたからねぇ。カンブリアの新しい出し物は何だぁ? おっと渋い! これは渋いぞフデイシだ! こんなので今年は勝つつもりあるのかカンブリア! ティラノ御輿、容赦ありません。ひたすらフデイシを踏みつけております。もう見るに耐えません。いや、何だ? ジュラ町の若い衆の足が止まってるぞ。地面に散らばっているあれは何だ! おっとーアンモナイトのかけらだ。マキビシ攻撃ボンバー! これは汚い! 汚いが意外に強いぞカンブリア! さー勝負は分からなくなって参りましたがここで、あーっと審査委員の笛です。カンブリアにレッドカード! どうやら審査委員長の解説があるようです。

「(株)カンブリア工務店のマキビシはアンモナイトではなく、現生生物のオーム貝でありましたので、レッドカード判定となりました。カンブリアは来年の化石祭には参加できません」

そういうことでしたか。さぁーて反則攻撃で負傷したジュラ町商店街チームに向かって、他の御輿が続々とぶつかってきます! ここでとりあえず優勝候補を潰しておこう、そんな思惑をはらんでサーベルタイガー興業、縄文ドングリ横丁が手を組んだ模様! 風雲は急! 風雲は今まさに急を告ぐゥゥゥゥ!

ソイヤ! ソイヤ! ソイヤ! ソイヤ! ソイヤ!

…… ( ̄▽ ̄*) ぽや〜ん

い、いい! いいそれ! どこでやってるんだろその祭り。何とか情報を聞き出そうと思ったけど、都合のいいことに何もしないうちにお客様はそのお話を続けてくださった。

「今月から罰則が厳しくなったからね。取り締まりけっこうあちこちでやってるよ」

え? 取り締まり? 何の? お祭りの?


せき さい
「トラックの

マジボケかましちまった (-o-;)>

銘板
2003.5.14 水曜
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東京突発誤爆ツアー 4

〜 映画『あずみ』の品定め 〜

(ここからは5月5日の話)朝起きて、風呂借りて、テレビを見ると最新映画のプロモやってた。『クレヨンしんちゃん』の最新作がかなりしつこく売り込んでたなぁ(笑)。試写を観た子供たちのインタビューもまた興奮覚めやらぬ様子のばっかしで。でも『クレヨンしんちゃん』の映画版は最近とみに評判が高いよな。観には行かないけど。でもあとでビデオ借りるかもなぁ。そこは評判による。

お次はアクション時代劇『あずみ』。実写映画化する話は先月知ってさ。シネコンに行ったら「近日公開」の看板が出てたんで。小山ゆうの漫画が原作なんだよな。ビッグコミック系のどれだったかで今も連載中だと思ったけど。

原作はこうだ。関ヶ原の合戦の頃の動乱期、徳川方の侍・小幡月斎は命を受け、戦火に捨てられた幼児の中で素質のありそうな10人を拾い、山奥で最強の剣士というか刺客として育て上げる。彼らの使命は、動き始めたばかりの江戸幕府に対する反乱分子を「枝打ち」することだった。

この10人のうちの紅一点が主人公あずみ。美少女剣士であり(青年誌だし (^^;)、10人の中で一番強い、ということになってる。そこらの忍者や侍より格段に強く、宮本武蔵でさえ一目置くほど。戦士として純粋培養されたあずみは、外界に出てからは陰謀に巻き込まれながら、使命を遂行しながら、次々と挑んでくる敵と戦いながら、または市井の人々や仲間たち、時には敵とも心を交えながら、人間として少しずつ成長していく。とまぁそういう話だ。

体格・腕力で不利な女剣士がなんで最強中の最強かというと、あずみは男どもより並外れて速いのだ。走るのも、居合いも、決断も、何もかも。それが秘訣ってわけだな。原作の殺陣の場面では、小山ゆうはあらゆる技術を駆使してその速さを表現する。

主に映画的技法を多用してるんだが、とにかくスピードを表現するために何でもやってる。演技や演出の緩急はもちろん、モーションブラーにストップモーション、スローモーションなどなどを漫画流にアレンジして使い切り、さらに「次のコマではもう終わってる」技法も。

原作ではそこまでして、映画の真似までして一心に表現されてる「スピード」。さてそれではその技術の源となった映画界はそこらをどう表現するのか。それが関心事だったのだが。どれどれ PV ではどんなだ。

……、

……、

……。

ねぇ。

おい。

ちょっと。

マジ?

何これ。

剣先にハエが止まりそうなんですけど。そんなトロい振りなんて余裕でよけられるだろ。斬られ役さん。監督も、あずみ役がアイドルだからって殺陣の演技指導おもくそ手加減してるだろ。「PV はテキトーで本編は素晴らしいんですよ」なんてことないよね。そんなことする意味ないし。公開中に観に行こうかと思ってたけどやめたやめた。

最近の時代劇映画って世界市場を意識して殺陣のリアルさが売りになってきたってのに、これは一体どうしたことか。おいらは日本映画を見る時、「外国人に理解されるか」というのが気になってしまうんだが、とりあえず香港じゃ物笑いの種だろねこりゃ。香港の役者の半分程度のスピードも出てるかどうか怪しい。動いてる物体がしっかり目に止まるようじゃ全然駄目。香港映画を見てみろよ。安物作品でもアクション場面の手足の動き、あんまり速くておもきしブレまくってるぞ。ていうか速すぎてほとんど軌跡が見えない。

刀の切っ先なんて素手よりずっと長いんだから、素手パンチより速くなきゃ話になんないべ。ジョン・ウー監督『ハードボイルド』の悪役のパンチの方が速い。客の眼力なめんじゃねーぞ。

ていうか VFX やカメラワークや編集で、それっぽく見せたりうまくごまかしたりとかもしないんか。

(今、東宝のサイトで PV また観てみた。爆発場面も盛り沢山みたいだな。これはなかなか良い。煙だけかと思ったら爆心に炎の塊が見えた。『コマンドー』みたいな外までメラメラな爆炎だとなお良かったんだが、日本のアクション映画としては奮発した方だな。そういえば日本映画でも、超ド級な爆炎を実現できた作品があった。『連合艦隊』の戦艦大和が轟沈するとこ。やればできるはずなのにな)

テレビで映画版『あずみ』をさんざんけなして「なぁそぉだべ?」と振り向いたら、誰もいなかった(汗)。家主はベランダでお洗濯を始めてた。ん〜、あのよぉ、ベランダに洗濯機なんか出して、冬場は凍んないの?ふ〜ん、東京って冬もあったかいんだな。いいよなぁ。

などとしばらくまったりしてからようやくお出かけ。とりあえずメシ食うべメシ。夜中にカレー食ったってのにもう腹減ってきたよ。大学が近いんで、安くてテンコ盛りっぽい店には事欠かない土地柄だった。唐揚げ定食。

あ〜食った食った。んでどこ行く? ていうかお前、なんか予定なかったの? と一応聞いてみたら、特になさそう。今日一日、東京を観光案内してくれるらしい (-人-) アリガタヤ〜 つうことでおいらの都合を遠慮なく言った(いきなり現金だな)。

  1. 帰りのはやて(最終の 20:04 東京発)の指定券を取らにゃいかん。
  2. 今日も暑くなりそう。コンビニでハンカチ買いたい。
  3. 財布の中身が心細くなってきたんで、八戸信用金庫のキャッシュカードが使える銀行に行きたい。

西武の電車で行き着いた先は池袋駅。おお、ここは去年の11月、松葉杖でヒーコラカックラコと脂汗流して歩いたまさにあの駅(2002.11.6)。あのとき恐くて降りられなかった長い下りの階段を、普通に降りた。ああほんと歩行健常者って楽だなぁ。足、完治してよかった (T▽T )

そんなシヤワセ噛み締めまくりのおいらは、その先のみどりの窓口にて愕然とした。はやての最終は既に指定席予約満席。はやてって全席指定なんだよねこれが。あああどうすべ。その1本前(18:55あたりだったかな?)も満席。

立ち乗り(別名「便所の番人」)決定(泣)。切符はそのように手配。足が完治してつくづくよかった。とにかく切符の件はこれで決まり。次はコンビニか銀行か。池袋の駅近くに UFJ 銀があってさ。とりあえずそこでトライすることにした。ATM 機、背景画面とかがなかなかかっこ良くて、最新ソフトが入ってそうで好感。さてカネおろすべ。

「このカードはご利用になれません」

(; ̄□ ̄)っ☆彡 オイ!

この不満は以前書いたんだけどさ〜(2002.10.15)。

この銀行の ATM 機、見栄えばっか新しくて中身は20年来変わらずかよ。

全然わかってねーなぁ!

(さっき [2003.5.14] 近所のローソンの CD 機を使ったら、時間外だったから利用不可だったんだけど、カードを入れた瞬間に通信して、暗証番号だの金額だの入力する前に利用不可だと判断して教えてくれたぞ)

UFJ に中指立てて気を取り直し、友達が持ってきた地図を見た。少し歩いたところに信用金庫があるらしい。いそいそ行ってみたんだが、影も形もなかった(汗)。なんかイヤ〜な予感がしてきたよ。そんな折、友は自らの説を展開した。

「ゆんずちょっと待て。

もしかして UFJ のシステムはあくまで

八戸信用金庫に繋ごうとしたけど、

八戸信用金庫のサーバが

 落ちてたんじゃないのか!?」

まぁじぃでぇ〜!? でもあの挙動はそれを感じさせるよなぁ。しかもこいつシステムエンジニアなんでめちゃめちゃ説得力ある!! (T▽T;)

だとしたらどうすべぇ〜。今日まる一日の東京観光、ケチケチツアーになっちゃうじゃん。不安を抱えつつコンビニでハンカチを2枚ゲットし(あと1回なくしてもダイジョブ)、我々は巣鴨に向かった。友は巣鴨信用金庫なら確実にその場所を知っているとのことで、そこに賭けることにしたのだった。

八戸信用金庫サーバの容態は如何に!

ゆんずは自分のカネを東京にいるうちに

はたして手にすることができるのか!?

次回に続く!!!

銘板
2003.5.15 木曜
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東京突発誤爆ツアー 5

〜 巣鴨どうでもいい探訪 〜

> はたして手にすることができるのか!?

できました。あっさり。思わせぶりに引っ張ってすんません (^^;)

巣鴨の信用金庫の建物はけっこうデカかった。でもなんかそこに行くまでに不安はどんどん広がっていってさ。

「もしかしてサーバだけでなく八戸信用金庫自体に何かあったとか?」「いやいやひょっとして今朝方、八戸に天変地異が起きてライフラインがずっとマヒしてるとか?」

大変ステキな想像力を駆り立てつつ、震える手でキャッシュカードを ATM に入れ、 機械からカネが出てきたときはほんとホッとした(笑)。我らが八戸の無事を喜びつつ、せっかくだから刺抜き地蔵ストリートを見学してきたよ。

お香の煙。

これを体にかけるといろいろいいことあるのか? まぁなんとなくめんどくさくてやらなかったけど。ちなみに赤いジャケットのあんちゃんは、その場にたまたま居合わせたストレンジャーさんです。でさ、そのお香のすぐ横にお店が出てて。

マムシの干物屋さん。

とぐろ巻いた蛇がビニール袋に入ってんの。いっぱい。今数えたら30匹以上。ここって、お寺? 神社? どっちか分からんけど、いいのか?殺生しても (^o^;)

で、本堂。

なんで脇から撮っちゃったかねぇ。どうせなら正面から撮れば良かったのに。別にありがたくもなんともないですねこの写真からじゃ。でもまぁ屋根の上の空の明るさがいい感じかな。「夏、到来」って感じで。

ってまだ5月だろ……。

それでですな、せっかくここまで来たというのに、すっかり撮り忘れてしまってました刺抜き地蔵。中学の修学旅行をまた思い出した。

上野公園で自由時間があった。当然パンダちゃんの動物園ですな。制限時間いっぱいまで動物園内をぐるーっといろんな動物を見て、「おもしろかったよ〜」と満足感で一杯のバスの中、別のグループの一言は衝撃的だった。

意外とでかかったよな〜 パンダ。

しまったパンダだけ見るの忘れた! ( ̄□ ̄!!) ̄□ ̄!!) ̄□ ̄!!) うちのグループはなんでか動物園に入った瞬間、全員ともパンダのパの字さえパーペキに忘れ去ってしまっていた……。

まさかまたやっちまうとは。「信じられない大失態!」「もうあんなヘマは二度としない!」との反省をしっかり心に刻みつけたはずの大事件だったのに。

まぁいいや。電柱撮ってきたから。巣鴨の商店街に、かなり素晴らしい電柱を発見したよ。

巣鴨の電柱

ん〜、狙ったのはトランス直上の電線がうじゃぁ〜っとなったとこだったんだけどね。いい立体感が出そうで。そこらを楽しむにはちょっと画像が小さかったな。ケータイ(DoCoMo D251i)のカメラ機能はもっとでかい画角でも取れるんだけど、それをメモリースティックでパソコンに移せるんだけど、メモリースティックリーダー、とっくに Mac 用も出てるんだけどまだ買ってないのよ (^^;

パソコンに画像を送るにはメール添付マストで、そうするとこの画角(iショットL:288×352 pxls)が最大なのよ。そんなわけでこんな感じ。電柱全体の立体感はいい感じで出たね。電柱の途中からこっちに向かって伸びてる何物かもいい立体感出してるし。

そんだば観光地も見たし写真も撮ったしさ、次どうする? 友の提案は「そうだゆんず、都電南北線、乗ってみる?」。おお、あの、あれか!! o( ̄▽ ̄*) 行くべ行くべ! 駅のホーム見たい!

2001.7.23 でエラソーに提案したこと(駅のホームと線路を、壁と自動ドアで完全分離して安全性を高める)がとっくにこの路線で実現していたとのことで、実際はどういう感じに仕上がってるもんなのか、いっぺん拝んでみたいと思っとったよ。

こんな感じだった。

いいねぇなんか見た目でもう転落の心配がない。ホーム上にいるときの不要なキンチョー感がなくなってなかなか快適。まぁ従来型ホームの両側がこれだからけっこう閉塞感あるけど、ガラス壁にしてでできるだけフォローしてるね。

壁の上の方はガラスはなくて開放。だけどまさかわざわざこの隙間から線路側に出ようなんて人、いそうにないしね。電車が近づいてくると音が聞こえて分かるから、たぶんそこらや換気性も考えてこうなったんだろう。よしよし、一番乗りでなかったのは残念だったが、我がアイディアの正しさが証明されたぞ。

で、南北線に乗ってどこ行こうか。いいねぇど〜も。あてのない旅ってのも。で、やってきました靖国神社(笑)

まぁ神社よりその脇の交差点の信号の方に興味があって(ォィ)。だってさ、前の日から気になってたんだけど、東京って発光ダイオードの信号がずいぶん普及してきたんだね。一応その靖国神社脇の信号を撮ってみた。

ほれ。

ていうかさっきの電柱みたいに、解像度が低くて発光ダイオードのツブツブが見えませんな。この写真じゃ普通の信号と区別つかん(汗)

靖国神社で何にびっくりしたのしないのって、お賽銭入れて柏手のひとつやふたつ打とうとしたら、本殿の中に何人かいるのに気づいて、「お祓いか何かしてるんだべか」くらいに思ってよく見たら、そこでは結婚式が厳かに執り行われてたんだわ。

不特定多数の一般人がお参りに来る真ん前での結婚式ってのも勇気がいると思うが、この神社自体が不用意な騒ぎを許さんような雰囲気だからな。そんな結界の中だからこそ、安心して一般ピーポーが出入りする中で式を挙げられるのだな。うむ。きっとそうだ。ちょうど逆光できれいだったんで写真撮りたかったけど、その結界でなんとなくはばかられてしまったよ。と結界のせいにしてみる。

一方ガイド役の友は、別な友達と連絡を取り始めてた。急な呼び出しはちょっと気が引けるけど、まぁこいつが勝手に呼び出したってことで自分の中で責任回避しとこう(ォィ)

1人、来ることになった。そいつはこの時期が忙しい盛りなのにいいのかねぇ。それでも話がまとまって、新宿で落ち合うってことになった。昨日みたいに新宿駅に直行。会って話してるうちにもう2人呼んでみようということになって、再びいきなり呼び出し(だんだんあつかましくなってきた)。

ただちょっと気がかりなことが。あのさ、ケータイのバッテリー表示、いつの間にか2個なんですけど。いや、1泊だったしちょこちょこ写真撮るくらいでケータイほとんど使わないだろうと思って、充電器持ってきてないんすけど。

友1号のやつはどうだ。ゆんべ寝てる間に充電しといた? げ……、お前のも2個じゃん。ははぁそうだったか。

「この電話、充電してる間なんでか少し音が出るから、ゆんずが寝付きにくいかと思ってよ〜」

おお、気遣ってくれてたのか。ありがと〜(感激)。でも一言相談して欲しかったな。おいらいつも、寝るときも SETI@home 稼働させてるんだよ。ほら、最近 400MHz → 1.25GHz にしたんで冷却ファン増設でますますうるさくなったんだわ。それでも気にせず寝てるんだよ。んだから別に少しくらいのノイズはどうってことないのだよ。でも静かだったおかげで確かに熟睡できたよん。

そんなら友2号のピッチは?……何故に君のまで残量2個なんだね。と言ってるうちに1個になっちゃったぞ。これから来る友3号4号と合流するまでの連絡、こんなんでダイジョブなんだろうか。

やっぱし急に呼び出すってのはちょっとアレだったかなぁ……。元はと言えばマヤ文明展の後で友1号を安易に呼び出した自分が引き金引いてるんだが。またコンビニ行くべぇ。電池式のケータイ充電キット売ってるからさ。

と言う前に、一応の集合場所、JR 東日本本社近くのでっかいデパートに着いてしまった。しかも久しぶりに会った嬉しさが勝ってしまってとりあえずまったりしたくて、充電キットを売ってそうな電器コーナーより先に、喫茶コーナーに入ってしまった。3人は「まぁ残りの電池で何とか連絡つくだろう」と危機感の薄さ全開マターリ。

バッテリーは持つのか?

そして友3号4号と無事に落ち合えるのか?

ダラダラ進めた割に最後は緊迫感をムリヤリ煽る大映ドラマ風引っ張りで、

次回へ続く!!

銘板
2003.5.16 金曜
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偽者疑惑

今まで自分で持って使ったことのある(使っている)パソコンといえば、NEC PC-8001 MK. II(タダでもらった), NEC PC-8801 MH(中古。5,000円), Macintosh LC 575(形見。0円), Macintosh Performa 6260(中古。37,000円), Macintosh Performa 6410(2台。展示処分品140,000円と 中古34,000円), iMac Slot Loading(中古。50,000円), Power Mac G4 AGP Graphics(返品再調整品。114,800)とまぁはじめのうちは NEC だったけど、LC575 からずっと今まで Mac なわけだ(NEC PC も含め、どいつもこいつも過去のある奴らばっかり)。

途中、職場に買わせた Macintosh Performa 575(中古。プリンタ付き 60,000)ってのもあったな。まぁどっからどう見てもマカーなわけだ。Mac 本や Mac 雑誌もけっこう買ってたりする。Windows ユーザからすると、Mac まみれのアホにしか見えないマカーなわけだ。

自分でもアホみたいだなぁと思ってたけど現状には大変満足なわけだ。最近でこそ、ひとつの会社がすべてを握るひとつのプラットフォームの使い方しか知らないのに不安を感じてて、UNIX ベースな Mac OS X を使い始めたのを機に少しずつ BSD 系 UNIX の勉強もしておるが(全然はかどってないけど)。でもまぁマカーなわけで、今日もまた新刊の Mac 本を買ってきた。

『マッキントッシュ その赤裸々な真実!』

スコット・ケルビー 著

大谷和利 訳

藤原鉄頭 絵

今4割くらい読み終えたところ。途中に性格判断テストがあってさ。テストを受けた人の性格が Mac 人間なのか Windows 人間なのかを判断するやつ。4択20問で各回答には 5, 3, 2, 1 点が割り振られていて、

80〜100点: Mac 人間
60〜80点: 境界線上
40〜60点: Windows 人間
20〜40点: 誤解された一匹狼

となっておる。「誤解された一匹狼」ってのは何かというと、「もう Windows 機から Window を消して DOS だけクリーンインストールしちゃったら?」てな感じの人、の意味だそうだ。

まぁ分かり切ってるけどね結果は。70点は堅いでしょおいらの場合。Mac とは付き合い長いしね。その間ずっとうまくやってきたと思うし。んでもまぁ暇つぶしにやってみるか。どりどり。

5点×6個= 30点
3点×4個= 12点
2点×5個= 10点
1点×5個= 5点

合計57点。

ぐがーん!

Win 機に鞍替えした方がいいんすかね?(汗) Windows、嫌いなんすけど。ていうか Windows 自体は別にいいけど、あのボス猿がたまんなくイヤ。

銘板
2003.5.17 土曜
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東京突発誤爆ツアー 6

〜 やつの陰謀を挫け! 〜

友3号4号(←こいつらカップルだから、表記上どっちが3号でどっちが4号か区別する必要なくてラクできるなぁ)から電話があったけど電波状況が悪くてよく聞こえん。土地名とか出てきたら東京ストレンジャーなおいらには手に負えなくなるから1号2号に替わってもらったりして、それでも替わってもらったところで電波がクリアになるわけでもなく、なんだかよく分からんけどもうすぐこっちに着きそうみたいな気配を発してる、ということらしくて喫茶店を出た。再び2人から連絡。バッテリー、まだ何とか生きてる。

あれ、今から発つとこなの? ああてっきりすぐそこまで来てるかと (^^;ゞ そんじゃこっちもマターリ待ってるよ。

それはそうと、もうそろそろ乾電池式充電キット買わないとやばいっすよ。電器コーナーは10階……だったかな。

……知らなんだ。土地勘って垂直方向にもあるんだなぁ。それが効かなくなるとかなり不安になるんだなぁ。今回の旅での有意義な発見だなこりゃ。

何のこと言ってるのかっつーと、デパートってさ、どの高さにどういう商品ジャンル層が重なってるか大体決まってるでしょ? 例えばデパートに入って始めの層が化粧品・履き物等で、その上が女性服、その上が男性服、その上がカジュアル、その上が下着・子供服、その上が専門品、その上が電器・玩具・趣味・その上がレストラン、みたいにさ。

でね、八戸だとデパートの建物は地上6階とか7階(地下は1階)がスタンダードだから、電器は5階か6階あたり、と垂直的な土地勘が決まっちゃってんだよね。さすがに東京の建物は高い。エスカレーターで上っていくと、7階を過ぎてもまだ電器店が出てこない。とたんに不安になって何度も「まだなの?」と友に訊いちゃったよ。マジで違和感を覚えちゃって。

10階だか11階あたりでようやく電器屋発見(アウトオブ垂直土地勘で記憶不詳)。ざっとひと周り見たけど乾電池式の充電キットを発見できず。店員さんに訊いたら案内してくれた。そこにいたその売場担当あんちゃん(見た感じ20代前半てとこ。デパート従業員ではなく、そのコーナーの派遣さん)は満面の笑顔で迎えてくれたんで、遠慮なく「これの充電器を探してるんですけどね」と電話を出して見せた。

続けて本題の「乾電池式の携帯充電器をいっちょ見繕ってくれ」と言おうとしたらあんちゃん話を遮った。

「10分100円です。それだけですと満充電にはなりませんが、応急的にはそれで充分だと思います」

はい?(理解不能)

「暗証番号を4桁の数字で設定してください」

は、はい??(ますます理解不能)

「お客様がお忘れにならない番号なら適当なものでけっこうです」

へ???(完全に理解不能)

彼の言うことが全く理解できなかったけど、言われるがままに100円を手渡しケータイを手渡し、暗証番号はそれじゃええと何でもいいや。にぃにぃよんよん……? でいいの?

「かしこまりました」

彼はすぐ脇にある小さな棚の引き出しを一つ開けた。引き出しの中には携帯電話の充電用コネクタがある。彼はコネクタをおいらの携帯に繋ごうとした。

ちょっと待ったぁ!!

何すかそれ (-_-;) もしかしてこの引き出しに鍵かけて、10分預けてる間に充電するとかそういうサービス?

「……はい」

「てことはその10分間、そこらをうろうろして時間を潰さなきゃいけないの?」

「……はい」

僕が欲しい充電器はこれじゃなくて買うやつなんだけど、そういうのありませんか?

「あ、いえ、うちではこれだけです」

今こいつ目が泳いだ!

この人、こっちが探しているものに関して何か重大な情報を隠し持ってるようなんだけど、どうしてもこのサービスの方を使って欲しいみたいだな。どうやって真実を聞き出そうか。とりあえず断ってみるか。この充電サービスの方が安いし要らないものが残らなくていいんだけど、時間があればの話。

実ははやて最終便の時刻とか考えると、なるべく早く上階のレストランに入って晩ご飯タイムにしたいんだな。乾電池式だとレストランに移動しながらとか、めしを待ったり食ったりしてる間にも充電できるしさ。でもこのフロアに乾電池式がなかったら、このサービスだとロスタイム10分。外に買いに行くと10分じゃ済まない上に、移動しちゃうと友3号4号にまた場所変更を伝えにゃならんくなる。最悪、はやての時間が迫って、飯も食えない友達とも会えない、という事態に陥るかも。

10分。しゃあない。諦めるか。あんちゃんが中断してた作業をそのまま続行してもらおうとしたその瞬間、

「ゆんずこれか?」

友1号、まさに探していた商品を手にしてた。すぐ近くの陳列棚から持ってきたらしい。でかした! ありがとう友よ!(感涙) おいらは充電サービスあんちゃんに向き直って言った。

「ちゃんとあるでしょ!」

( ゜皿 ゜#)

この直後、
信じられないことが!!

銘板左端銘板銘板右端

バラエティ番組っぽくあざとい引っ張りをしてみる (^o^;)

銘板
2003.5.18 日曜
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「なんとなく日延べ」メール

あざとく引っ張っといてなんだけど別な話題。『誤爆ツアー』書く根性、今はちょっとなくて。フィニッシュまであともう少しなのにな。

今日はもうとっとと寝たいのよ。さっきひと仕事終えてさ。返事出さなきゃいけないメール、なんとなくうだうだ伸ばし伸ばしにしてたんだけど、今しがた書いてようやく出したんだ。

パソコンの前で「今日こそ書かないと!」と気合い入れてもさ、「でもかなり遅いよなぁ返事」「失礼だよなぁ」「何て言って謝ろう」とか考え出すともううだるのうだらないのって。

なんとなく SETI@home の同年月日参加者カテゴリをチェックしたり(363人中現在85位だった。トータルではだいたい 4,490,000 人中 216,000 位)、なんとなく昔作った友達向けサイトを眺めたり、作りかけで放棄した友達向けサイトをなんとなく眺めたり、なんとなくトイレ行ったりなんとなくメシ食ったりなんとなく新聞読んだりなんとなく新聞の広告欄をつぶさに見たりなんとなくもうほとんど放送が終わってしまったテレビ欄にしげしげと目を通したりなんとなく風呂屋に行ったりなんとなくコンビに行ったりなんとなく Java の勉強を久しぶりにしてみたり(←やりたい時しかやらないんで全然身になってない)、なんとなく今日友達から来たメールに返事書いて出したりでさ。

いや、ただ会合に出席かどうかの返事をちょこっと書いて出すだけでいいのに、なんでこんなに返事を書く気力が出ないんだろ。しかも行きたい会合なのに。矛盾まみれだなぁとか思うとますます書けなくなったりしてさ。やっぱし返事が遅れてしまった気まずさですかね。こうなるとほんとなんでか書けなくなっちゃうんだよなぁ。遅れて気まずいってんなら、日延べするほどますます気まずくなっていくだけなのになぁ。

でもさっき出したぞ返事。よくやった>自分 ていうか「自分にザマミロ」って感じ。

それにしても、長らく気詰まりだったこと(自分で勝手に長らく気詰まりな事態にしてしまったんだけど)をようやく意を決してやり遂げたってのにこの充実感のなさは一体……。まあ絶対的には大したことないことだしな ( -_-) フッ

とにかく疲れたのは確かだ。寝るべ。もう1時20分。おやすみなさいませませ m(_ _)m

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2003.5.19 月曜
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東京突発誤爆ツアー 7

〜 最終話:全力疾走お茶の水 〜

 

「ゆんずこれか?」

友1号、まさに探していた商品を手にしてた。すぐ近くの棚から持ってきたらしい。でかした!ありがとう友よ!(感涙) おいらは充電サービスあんちゃんに向き直って言った。

「ちゃんとあるでしょ!」

( ゜皿 ゜#)

この直後、
信じられないことが!!

↓↓↓↓↓↓

充電屋のあんちゃん、
携帯が入った引き出しを
そのまま
閉じようとした!

ちょ、何やってんのあんた! そんな顔つきで思わず彼を見るとあんちゃん、

( ゜□ ゜!) ハッ! と我に返り、携帯を返してくれた。客商売しててさ、からっきし売れないとすっかりテンパっちゃって(デパートの売り子はノルマきついし)、思わず自分でも予測できない変なコトしそうなるよなぁ。そういうのを「魔が差す」と言うのだろうなぁ(←実は物産展の仕事中、何度か似たような経験ある人)。

気持ちは分からんでもないが。確かに分からんでもないけどさ、

自分がやられるのは

イヤなんだよ!!

彼は恐らく自分に裏切られた惨めさでいっぱいいっぱいだったろうから、それを映し出してしまった鏡であるおいらは彼に対する関心を全て消して、彼にこれ以上のダメージを与えないようにして、その場からとっとと去った。これ以上刺激すると藁人形的逆恨み対象になっちゃいそうで。

だが去り際に、視界の隅が彼の表情を捉えた。おおお、まさに

鬼神の形相!!

擬音で表現すると、

シュラシュラシュラシュラ!

いや、別にたまたま視界の隅に入ってきたわけじゃなく、なんかこう、凄まじく禍々しいオーラが立ちのぼってて。彼から。うん。思わず目をそっちに奪われそうになったけど、必死に目を逸らしてその場を脱出しただよ。

「見たら石になる見たら石になる見たら石になる見たら石になる……」

銘板左端銘板銘板右端

要らぬ手間をかけちゃったけどどうにか充電器を手に入れ、またエスカレーターで上階に向かう。乗りながら早速充電開始。これでケータイの電源問題解消。

デパート内の中華料理屋にて晩めしタイム。電話、充電できてよかった。連絡を取りながら3号4号もやってきた。レストランが13階だったのを「12階」と言っちゃったのは許してちょ。現役八戸人は7階を超えるとわけ分からなくなるのだ。はやての発車時刻の都合であんまり時間は取れなかったけど、なにはなくともプチ同窓会発動。

諸々の都合で(ケータイの電源問題と突発召集の申し訳なさ)これ以上呼べなかったのが残念ではあったが。呼べなかったみんな、ごめんち m(_ _)m

それはそうと、このお店の窓からの眺めがまた格別でさ〜 (^▽^ )

まぁちょっと見てみてこれ。

真向かいの高層ビルは JR 東日本本社。なんかこう、この風景、都会的というよりけっこう未来的というか『AKIRA』的というか。何かの映画本で「額縁効果」だか「窓枠効果」だかいうのの解説を読んだことがある。正確な名前はちょっと思い出せんけど。

「見慣れた風景でも、ふと窓枠越しや建物と建物の間なんかを通してみると、ハッとするほど美しく見えたりする」という現象。「こんなに素晴らしい景色に気づかなかったなんて!」と慌てて窓から身を乗り出したり建物の間を通り抜けてその景色を全て楽しもうとすると、「なんだいつもと変わらない風景じゃないか」とガッカリしてしまう、と。よく経験することだけどさ。

この中華料理店からの景色もそれが効いてるのかも。この席からだとちょうど、被写体である縦長の巨大ビルが横長の窓枠の上下で切られて、余った左右スペースには遠景が見える、と。シネマスコープのフレーミングと同じバランスですな。なんかいい席に当たったんじゃないだろうか。とすると、この窓際に座っておられる2人の女性は、おいらたちが見てるのより抑えの効かない、メリハリのない景色しか見えていないということになるかな。

あ、そこなお二人さん、ちょっといいですか?

♪ふっふぅ〜ん ( ̄∀ ̄ )

どうもすみません今ここでどうしても言いたくなって (- -;) 魔ガ差シタ どうでもいいけど左側でガッついてるオッサンがいい味だしてるよね(笑)。と話を逸らしてごまかしてみようか。

時間も時間になっちゃったんで、みんなに新宿駅まで送ってもらった(送ってもらわないととたんに迷子になる)。その途中に気づいたけど、新宿駅前、ひたすら YAHOO! BB 勧誘の出店だらけ。ふと仰ぎ見るとでっかいネオン看板も紫の縁取りで「YAHOO!」。何なんだこれは一体。

YAHOO! が首都圏でなんだか無茶な営業展開してると知ったのは、旅から帰ってから。八戸では大した活動はしてないんで。八戸程度の地方都市は眼中にないってことだなきっと。別に来てほしくもないが。このときは訳が分からずあまりの異常さにたじろいでしまっただよ。ハイテク業種だってのに営業にばっかしカネと根性つぎ込んじゃって、

この会社、早晩、

目も当てられんような悲惨な

末路をたどるんじゃないのか?

朝日ソーラー

みたいに。

と他人事ながらちょっと心配してみたりする。でもそんなことはどうでもよくて、みんなに改札まで見送られて新宿から東京駅に向かった。♪ばーいばーいきーん。(^o^)/~ 中央線に乗って出発。時間がギリギリっぽいのが少し不安。

銘板左端銘板銘板右端

途中で快速に乗り換えた方がいいのかな。でもほんとにその快速は東京駅行きなのか? 乗り換えようとしたら快速がなかなか来なくて、かえって遅くなることもあるんじゃないのか? とか考え出すとやっぱり不安で。このまま各駅で行って秋葉原で山手線に乗り換えるようが確実だよな。でも快速乗り換えでうまくいけば、早く東京駅に着けるよな。

と余計なことをぐだぐだ考えてたら、どっかの快速停車駅を発車した途端、オレンジ色の快速列車がその駅のホームに滑り込んできた。あの色はやっぱし東京駅行きだよな。うん。ああっしまった! もう次の乗換駅(お茶の水)じゃ追い越されてるよ。あぅ〜。でもまぁこれで踏ん切りがついたといえばついた……はずだった。

お茶の水駅。

タイミングはビミョ〜だった。こっちの各駅列車がホームに止まりそうなとき、意外と遅かった快速列車はドアを開けたところだった。間に合うかも! こっちのドアも開いた。

決めた!いちかばちかダッシュで行くぜ!

……、

……、

……。

ところでお茶の水駅の上り線ホームは、秋葉原寄りの端が特殊な形をしている。この立体写真↓をご覧いただきたい。

お茶の水駅のホーム

写真では、ホームの右側が各駅停車が止まる方、左側が快速列車用。このときおいらは、これまた一番前(秋葉原寄り)の車両にいた。……段差と手すりにおもいっきり阻まれてる。

「な゛っ……」

各駅列車を降りてからそのことを思い出しちゃっただよ。

そりゃぁ一瞬考えたけどさ〜。「往年の柴田恭平みたいに手すりをぴょ〜んと飛び越える」とかさ〜。でもさぁ、普段からそういう運動してるわけでもないし、

まかり間違えて手すりに
足を突っかけて顔面着地したり
よしんばまともに飛び越せても
着地でまた足首骨折なんて
万が一やらかした日にゃ
シャレなんないっすから。

間違いが許されない状況だったんで、普通に迂回 (-_-;) ただし全速力 + 雄叫び

おあああああああ! (@□@;)

乗ります乗ります乗ります!!

さらにカバンをぶんぶん振り回せば完璧だったけど(何が?)そこまではできなんだ。結局、余裕で間に合った。30秒以上余ってた。ふぅ ε=(-o-;) 東京駅でもはやてに間に合ったしな(でも席を取れなかったんで立ち乗り)。よかったよかった。

仙台を過ぎたら空席が出てきたんで、通りかかった車掌さんの許しを得て座ってきた。一応そのくらいの融通は利くんだなぁ。地元の人とはやての話題になったら教えたげよっと。

夜11時の八戸の風は涼しかった。ずっとあっつかった東京じゃ役に立たなかったけど、1枚持ってったシャツ、今こそ着るべ。うっぶるるい。チャリンコをチンタラ漕ぎ漕ぎ。八戸駅からうちの近くまで、ショートカットできる裏道があるからそこを漕ぎ漕ぎ。涼しいっつーより寒い。うち帰ったら早速マヤ文明展のパンフ読むべ。

ただいまぁ〜。

銘板左端銘板銘板右端

編集後記:たかが1泊の旅行でまさかこんなに書くことになるとは思わなかった (^_^;)>

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2003.5.20 火曜
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『脱 Mac OS 9』計画 及び『脱 Mac』計画

〜 The GIMP on X11 〜

『脱 Mac OS 9』は「Mac OS X に完全移行して、OS 9 はもう使わないこと」が目標。『脱 Mac』は「Mac だけでなく他の OS 環境も使えるようになること。カネかけたくないんで、OS X を利用して PC UNIX を学習し、ある程度自在に使えるようになること」が目標。

この2計画を同時に進められるのが Mac OS X 用が出てる BSD 用フリーの画像レタッチソフト "GIMP"。マニュアル本を片手に使い慣れてきていろいろいじってたんだけど、途中で問題発生。control キーが思い通り使えん(汗)。UNIX 用ソフトだから control キーを多用するんだな。Mac だったら option や command を使うところで。

例えばスタンプツールのサンプリング位置を決める時、 control キーを押しながらマウスクリックで選択する。ところがですな、control キーを押すとなんでか1回押すごとにパレットの選択候補が変わっていくんですな。ツールパレットだと「切り抜き」とか「四角く選択」とか「丸く選択」とかが、下→上 の流れで変わっていく。いろいろいじって分かったのは、control キー直上の tab キーだと 上→下 の順だということ。 tab と呼応してどうする。

ここに引っかかって、 うちの環境だと GIMP で突っ込んだ作業ができない。「書類を開く」だののキーボードショートカットでも option キーが使えないし。これではいかんのだよ。なんとかせにゃいかんと思ってた。

アプリのせいじゃないらしい。つ〜かアプリのせいだとすると今使ってるのが最新版だからどうしようもない。初期設定もそこらへんのいじりどころが見当たらない。となると UNIX の GUI である "X Window System" があやしい。使ってきてるのは Mac OS X 用の "XDarwin" というやつで、開発したのは Apple じゃなく一般ユーザの有志なんだそうだ。これの初期設定も見たけど、問題の箇所に関する設定項目を発見できず。

で、どうせ GIMP は特別にセッティングしてるわけでもなく素のままで使ってることだし、既に Apple から純正の "X11R6.6 Public Beta(フリーソフト)" も出てることだし、今日買った今月号の MacPower(「ま〜ぱ」と呼ばせたいらしい)には X11 と GIMP のインストール方法も載ってることだし、ということで XDarwin を外して純正 X11 を入れてみることにした。ついでに GIMP も消して入れ直し。

XDarwin のときも MacPower(「ま〜ぱ」なんて呼んでやらない)2002年9月号を読んで入手&インストールしたんだけど、その時より格段に楽になってるのはどういうことなのか。どういうことなのかさっぱり分からんが、楽なのはいいことだ。しかも X11 の起動の速さはダントツ。XDarwin と比べ物になんないほど。

GIMP の起動も楽になったなぁ。XDarwin では X Windows System を立ち上げて出てきたターミナルウインドウに "env LANG=C gimp &" と打ち込まないと起動できなかったのに、X11 だとメニューバー "Applications → Customise" で起動メニューとして GIMP の名前と "env LANG=C gimp --no-shm --no-xshm" を登録しておくだけでいいんだとさ。あとは X11 が立ち上がったらメニューバー "Applications" で "GIMP" と選択するだけで起動する。簡単すぎて信じらんなかったけど(「UNIX はとかく面倒」観念がどうしても抜けない)やってみたらそれで起動できた(感涙)。

単に「X11 は XDarwin より Mac 寄りな造り」っつーことかもしれんけど。

肝心の control キー問題。これはどうだ。これで直んなかったらもうほんとに手の打ちようがないことになるが。ていうか「やっぱしどっか見逃してる設定がある」ってことになるか。もううんざりだよシラミつぶしに設定項目を嗅ぎ回るのは。でもここまで来たんで試してみた。画像書類を開いて(ドラッグドロップできないからチトめんどい。GIMP はアイコンがないからドロップしようがないし)スタンプツールを選んで、と。どだ!

おお…… ( ̄▽ ̄ ) ちゃんと作動しとる! ようやく完動するようになったよ GIMP。

反応もなんぼか速くなった気がする。XDarwin 上の GIMP は Photoshop LE の Classic 起動(Mac OS X 上で Mac OS 9.x をエミュレーション起動すること)と同じくらいのトロさだったけど。

ということで『脱 OS 9』&『脱 Mac』は、今日もまたちょびっと進んだのであった。でも最終目標の「他 OS(BSD が狙い目)を使いこなせるようになる」に至る道はまだまだ遠いっす……。

追伸:GIMP が落ち着いたら今度は "OpenOffice.org"(Microsoft Office と互換の UNIX 向けフリーソフト)に挑戦しよっかな〜。タダだもんな。この導入に成功すると、もうマイクロソフトの Mac 向けベラボー価格製品(← "Office for Mac" のこと)を「諦めて買うか 今まで通り我慢するか」なんて悩む必要なくなりそう。

銘板
2003.5.21 水曜
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噂の出典 リターンズ

『噂の出典』を書いたのは 2002.10.5 だからもう半年以上前になるのか。今回は

「お風呂に入れた飼い猫を乾かそうとして電子レンジに入れたら死んでしまった」

の出典に関する続報。先週の『焼きたて!! ジャぱん(少年サンデー)』でその話が出てて。「ただの都市伝説(つまりウソッパチ)だったというのが本当」ということになってて。

どういうことかね故・糸川英夫君。またフカシたのかね。この話が出てる本「日本が危ない 危機逆転への戦略」では、「訴訟のあった国と賠償したメーカーを知ってるけど敢えて伏せた」というような書きぶりだったんだが、糸川氏の著書に出てくる引用はけっこういい加減なときがあるからな。

『焼きたて!! ジャぱん』は、ストーリーで引用する要素についてはけっこう綿密に考証するみたいだから、まぁ一定の信頼は置けるのではないかと思われる。でもフィクションものの娯楽マンガだしな。糸川引用と『ジャぱん』引用、どっちかが圧倒的に信頼性が高いってこともない感じだな。

「謎は深まるばかり」ってやつですな。

銘板
2003.5.22 木曜
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目から鱗シリーズ

(と言っても続くかどうか不明)

いや、新興ものにも旧来ものにも共通な、世の中の宗教一般について、ちょっと盲点的なことに気が付いちゃって。どうでもいいっちゃどうでもいいことだから「それが何の役に立つんだ?」「だから何?」と訊かれても困るんだけど。でもまだ誰からもその話を聞いたことがないから、つまり自力で気付いたんだけど。

いや、だから自慢したいのかと聞かれればあながち間違いでもないかも知んないけど。いや、詳しい研究者の方々の間では常識かもしんないけど。まぁとりあえず見てくれ。きっと目から鱗だよ。

宗教は、分派・対立の例は

いくらでもあるが、

融合した例はほとんどない。

つうこと。例えば日本の仏教ってかなりいろいろと宗派が別れてるけど、それらのどれかとどれかが理解し合い、愛し合い認め合い、その結果ひとつになったなんて話聞いたことない。ま〜、アニミズム同士が融合したり、後からやって来た強力な世界宗教と土着のアニミズムの慣習とが、地域的規模で融合したりする時はあるけどね(クリスマスの慣習なんかは、そこから世界に広まった希有の例だな)。

博愛と寛容を説くのは宗教の最重要な存在意義だと思うんだが、宗教対宗教・宗派対宗派となるとなんでこう排他的性格という人間の業がむき出しになるのかねぇ。仲間内に向かって言ってることと外に向かってやってることを違えるのは、人々の心を導く存在としてあまりいただけない態度なのではないのかねぇ。

分派は大抵、教祖さんが死んだあとに起こるわけで、お弟子さんたちの間での原典の解釈の違いからそうなるわけで、でも実は教祖さんから見れば実はどれも間違ってるって可能性もあるわけで、さらに時代が下るとある宗派から新解釈が生まれてまた分派していったりして、それがどこの宗派でも起こったりして。

つまるところ「あなたより私の方が正しい」との排他的優越主義ですな。それで結局分派や対立だけがどんどん進んできた、という筋書きかと思う。もしかしてここらへんがホモ・サピエンスの知性の限界ってやつなんでしょうか。

とりあえず、こんなこと思いついたのは藪大統領のせいにしとくか。藪大統領がうさんくさい戦争やらかすとき、自分用の心理的逃げ道を作るために神様を引き合いに出してるのが見抜けちゃったりするよね。今度またドンパチやるとき、きっとそのときも「神の御心」とか言い出すんだろうなぁ。あれで宗教そのものを疑いの目で見るようになってしまったぞ。

と、そんなことをつれづれに思う今日この頃。しょうもない話題ですんませんけど。

銘板
2003.5.23 金曜
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書き忘れ

しまった! すまぬ!

追伸:GIMP って Windows 版もあるんだね。このページから辿れるっす

最近参考にしてる GIMP の教科書(『GIMP エッセンシャルテクニック』オーム社)によると「Windows 版はまだ不安定」と書かれてる。でもこの本、2000年発行だから今頃はもう大丈夫かも。

Photoshop とか買わなくていいんだもんなぁ。GIMP 最高。

銘板
2003.5.24 土曜
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さらに……

今日もお休みです。出かけるんで。

追伸:GIMP はフリーウエアで再配布も OK な太っ腹さ加減で Adobe をびびらせてるっぽいけど、印刷には欠かせない CMYK の機能が弱いそうで、対象としてる表示は RGB のみみたいなんで、DTP やる人にはあまり向かないそうで。

GIMP は年賀状作りは苦手だけどサイト作りならいける、ということですかな。

銘板
2003.5.25 日曜
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なだれ込み三連休

帰ってきましたぁ〜。それではおみやげ写真でも。

JR 福島駅の新幹線ホームの屋根、風通し良さそうだったよ。

ほら。

銘板
2003.5.26 月曜
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単語「ハッカー」の誤用問題と

朝日新聞の対応

マスコミ言葉ってほんと、なんだかなぁ……。商売道具をいかに粗末に扱ってるか伺い知れてしまう記事発見。5月23日付けで、朝日新聞(朝刊)と asahi.com にこんな↓記事があった。

「ハッカーの甲子園」で

サーバー侵入の腕競べ

  経産省

ひとつツッコんでよかですか?

「ハッカー顔負けの

コンピューター知識や

技術を持った若者」

ってハッカーそのものの

ことじゃないのか?

支離滅裂だな。

自分で書いた記事を全く理解してないのがよく分かる。マスコミが何年にもわたって垂れ流し続けてる「ハッカー=電脳犯罪者」という明らかな誤解に閉口してたけど、最近では自分でも少し気づいてきたみたい。この記事の最後に比較的まともっぽい用語解説が付いてる。

〈ハッカー〉日本ではネットワークからコンピューターシステムに不正侵入して、サイバーテロやデータ改ざんなどの犯罪を引き起こすような悪い意味で使われるが、本来は寝食を忘れてソフト開発などに没頭する人を指す。(後略)

ほほう。ようやく少し正しい方向に進み始めたか。まだ間違えてるけど。

上の意味だと「ろくに知識がなくても下手クソでも、ソフト開発などに没頭してれば皆ハッカー」ってことになるんだが。アスキー デジタル用語辞典IMAGICA専門用語辞書[五反田コレクション] で見れば分かるけど、「コンピューターによく通じ、天才的な知識やスキルを持っている人」という尊称的なニュアンスがないといかんと思うが。

『少ぉ〜しずつ意味を修正していけば、お詫びも訂正もせずになんとかゴマカシきれるだろう』

という読みかも。そうだとしたらもろに読者をなめてますね。まあでもマシにはなったな。一歩前進した点は評価します。素晴らしいです (^o^)そしたら次はその勢いで、

「より正確な意味を理解すること」と、

「『自分のせいじゃない』

みたいな言いぐさで逃げ回る

その卑怯な態度を改めること」

以上をヨロシクね! (^_-☆)

「……悪い意味で使われるが、本来は……」って誰のせいでこんな曲がった意味が普及してしまったのか、自分で分かってるくせにシラを切り通そうとするその姿勢がなんとも滑稽ですな(笑)

今回はたまたま朝日新聞がババ引いたけど、他んとこもよろしくね。

銘板左端銘板銘板右端

追伸:明日あたりから先週末の旅行記でも書こっかな。前回の『東京突発誤爆ツアー』はデラゴッテリだったんで、今度はサックリいきたいとこですな。

銘板
2003.5.27 火曜
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地震

昨日の夕方の地震、かなり恐かった。八戸は震度4の発表があったけど、もっと揺れた感じがしたよ。棚からモノ落ちてたし。ちょうどそのとき自宅でネットつないでてさ。ぼへーっと。2ちゃんとか見てて。したら揺れ始めて。うちの近所に重機レンタル会社があるんで、ブルやユンボが動く時に揺れるんだよね。はじめはそれかと思って。

重機の揺れってのは単純な縦揺れでね。震度で言えば1〜2くらいなもん。振幅も小さい。でもそれがだんだん大きくなっていってさ。揺れの方向も横揺れが加わってかなり複雑かつ激しいのよこれが! ようやく本物の地震だと気付いて。いつものように鎮まるのを待ってたらますます強くなってやがんの。

とりあえずモニタ(ソニー製 CRT 17")押さえたね。首のところが細いもんだからユサユサ揺れてる。まぁ落ち着いて思い出すとその揺れる様子はけっこうかわいかったけど(笑)、とりあえずやばそうだから電源落とそうとしたさ。でもマウスのポインタが画面左上のアップルマーク(ここのプルダウンメニューの下から2番目に「システム終了」がある)を押そうとしても、揺れで全然定まんない。

しょうがないから電源落としは断念。そのままモニタを押さえてて気付いた。

これじゃ本体 転ぶよ!

Power Mac G4。通称ポリタンクと呼ばれてるやつ。サイズも形も灯油のポリタンクにそっくりなのだな。ということは、揺らすと倒れやすい! うおおおお、累積総額30万以上投入してるマシンですぜ旦那!

DIY 店で買ったスチールラックの上に置いてるだけなんだな。ラックは机の右脇にくっつけて配置。んでまた Mac 置いてるラックの棚の高度は半端に15cmくらい(この高さは、サイドパネルを開けたときの作業性がいい)。倒れたら床に頭から転落ってやつだ。やばっ。必死で押さえてたモニタなんて、2年半前に中古 9,900円税別で買ったやつなんだから、この際ぶっ壊れても大したことないことにようやく気付いた。揺れはまだ最高潮。

はっし!

床に座って、右手で Power Mac を、左手でモニタを押さえる。揺れはまだまだ最高潮。恐かったよぉ〜。あれ以上強く揺れ始めたらどうしようかと思ったもん。身動きできないしさ。

幸いそれから揺れは収まっていき、それ以上のは来てないっす。弱い余震は何度もあったけど。職場も問題なかったし、まぁいわゆるひとつの「助かった」ってやつですか。

この地震で怪我をされた方々、財産を失われた方々もいらっしゃるんで、あんまり露骨に喜ぶのもナンだけど、自分に限って言えば一安心。

東北新幹線、一関 − 盛岡の区間が復旧作業に長いことかかってたみたいだけど、夕方あたりにようやく全線復旧したみたい。ヤバそうなところは徐行だそうで、まだ完全復活ってわけじゃなさそうだけどね。
あ、今日は旅の話を書こうと思ってたんだっけ。そんじゃ別なお土産写真でも。

はやて弁当

帰りのはやての車内販売で買って食ってみた。食ってる最中に、中身も撮るべきだったことに気付いた。慌ててケータイのカメラを準備しながら考えたんだけど、ひとの食いかけの弁当見るのって、ヤだよね。見られるのもなんだかアレだしさ。んだから食いかけの中身写真はナシ。

まぁ普通の幕の内弁当でさ。なんだかちょっと箱が小さめでボリュームも物足りなかった。その前に福島駅でかきあげ天そば食ったから、量はちょうどよかったけど(笑)。でもこれで1050円は高いと思うぞ。

銘板
2003.5.28 水曜
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小野川温泉サタデーナイトフィーバー 1

5月24日〜25日、泊まりがけで山形県米沢市の小野川温泉に行ってきた。同窓会があって。今回はサクサクいくよ。

チャリンコで八戸駅に向かい、14:04 発の東北新幹線はやてに搭乗した。以後は仙台で同じく東北新幹線やまびこに乗り換え、福島で山形新幹線つばさに乗り換える、という段取り。何のトラブルもなく予定通り米沢着。サクサクだからね。うん。トラブルはなかったけどさ、JR東日本さん、福島駅の乗り換えホーム、

屋根をどうにかしてくれ。

それにしても楽になったなぁ。前まで電車4本乗ってたもんな八戸←→米沢。八戸←→盛岡で特急はつかりなんて乗ってたもんだから。その頃はダイヤもなんだかイマイチで、福島駅で待ち合わせ50分だったりしてたけど、去年の12月、はやてデビューのダイヤ改正で、30分程度の待ち合わせになったのだ。米沢まで3時間で着くようになったよ(以前は4時間)。

米沢駅前からバスで小野川温泉行き。時刻を見たらあと20分で来るらしい。1日10本くらいしかないのに、けっこうドンピシャのタイミングだな。しかし、これから乗る 16:10 発が最終かよ。やる気あんのか山形交通。とか息巻いといて、定刻になって実際に来たバスを見たら正直、感激した。

大型観光バス。それを路線バスに転用してるの。

八戸でもそういうのあるけどね。十和田観光電鉄の路線バスね。でもあそこは基本的にボロバス(はやてが来たのにタイミングを合わせたのか、つい最近になって路線型バスの新車を導入し始めたけど)。山交のはかなり状態のいい物件だった。そういや普通の路線バスもきれいだったな。ペイントも凝っちゃって。昨今の全国的なバス不人気の主因はみすぼらしさだったか。あとダサいデザインにこだわるのも問題かと思う。そこらに山交バスは挑戦していた。昔は殿様商売との噂だったんだが(当時ほとんどバスに乗らなかったんで、風評でしか知らない)、最近はなかなかやるようになったということか。

バスは米沢の市街地を通り抜けて山奥へ。途中、乗客が何人か乗り降りして、小野川まで来たのはおいら込みで5人。バスの真ん中あたりの席に座ったんだけど、そこより後ろにはもう誰もいなくなった。

「次は『小野川』、『小野川』です。お降りの方はボタンを押して……」

小野川のバス停よりもうひとつ先が終点だから、ここでボタンを押さにゃな。その直後、事件は起きた。

ボタンがない!

慌てた。普通の路線バスだと窓の間の支柱に付いてるじゃないの「次、とまります」のボタン。あれがない。観光バスって窓が広いからね。前後2座席でひとつだからね窓。支柱に取り付けるわけにはいかないらしい。ではどこに? 米沢駅を発ってからずっと本を読んでて下を向いてたからまったく確認してなかった。

壁になかったら天井か。見上げたら案の定、ボタンは頭の真上、王子様の星にじゃなくて荷物棚の下面にあった。ちょっと腰を浮かして手を伸ばせば届くな。うぅ〜ん、と中腰で人差し指を上に伸ばして押そうとするんだけど、バスがまたちょうどよく揺れて指がボタンに当たらない。「今だ!」と狙って指を伸ばしてもバスは不規則に揺れる。狙いは外れる。

何度も繰り返すけど一向にうまくいかない。そんな徒労に明け暮れながら、思うところひとつあり。天を指差してイェイ! イェイ!

往年のジョン・トラボルタ

を思い起こさせるなぁ。

このポーズとアクションは。

それにしても他にもう1人くらいは小野川温泉で降りるんじゃないのかい。ちゃんと押してっか!? 指を突き上げつつ前を見ると、

残り4人の乗客も

全員トラボルタ!

まさか山奥の温泉街でトラボルタ踊りさせられるとはなぁ……。ようやく我らダンサーズの一人がボタンを仕留め、無事に小野川温泉へと降り立つことができたよ。もちろんこの話は、その晩の恰好の酒の肴になりましたとさ。

銘板
2003.5.29 木曜
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愛と哀しみの八戸映画事情

映画を心から愛しておられる八戸人と語る機会を得た。

この夏 八戸に、一度消えた映画の灯が再びともる。その喜びを互いに噛み締めつつ、話はやっぱり昔の八戸の映画事情へと移っていった。

いや、今まで何が悲しかったって、地元新聞の映画情報。ほら、上映館と上映時刻を書いてるやつ。一種の広告で。どーもね、その原稿を担当さん、昔から別に映画に興味あるわけじゃないみたいでさ。やたら多かったのよ誤植。おいらが提供したネタはね、もう18年も前の話だけどね、

『コターン』

いや、『コクーン』('85)なんだけどねほんとは。あと、『遠い夜明け』('87)の監督は、名優でもあるリチャード・アッテンボローですな。新聞の映画情報に出てたのは、

「アッテン・ボロー監督

いや〜 お相手の方、ひたすらウケてくれた(笑)。そりゃそうだろう。おいらが温存してる実話ネタだからなこれは。ところがそのお方によると、いまだに新聞の映画欄はそんな感じなんだそうで。

八戸市内には映画館は今はないけど、隣の下田町には東宝のシネコンが来てる。だから地元新聞にはその上映時刻が載る。去年の今頃の話題作は何てったって『少林サッカー』でしたな。映画欄、またやってくれたそうで。

『小林サッカー』

誰!?

今度はこっちが死ぬほど笑い転げてしまった (T▽T*) ブヒャヒャヒャ!

八戸は他に負けず劣らず映画好きな街だと思うんだけどなぁ。でも媒体がねぇ、どうにもこうにも……。いや、笑わしてくれるっつー恩恵はあるけど (^_^;)

銘板
2003.5.30 金曜
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小野川温泉サタデーナイトフィーバー 2

まぁその後の宴会はまた大爆発で楽しかったけど、内輪話が主だったんで、特にここに書いて笑えるネタとかなくてさ。

次の日(5月25日)のもう朝のうちに帰っちゃった。かなり二日酔い入ってるんすけど。全国から集ったメンバーたちもダルそ〜。

11時ちょっと過ぎに山形新幹線翼で米沢発。福島駅で東北新幹線やまびこに乗り換えて、仙台駅で同じく東北新幹線はやてに乗り換えて(はやては福島駅には止まらないんで)、八戸着は3時間後。盛岡での特急はつかりへの乗り換えがなくなってすっかり楽になったなぁ。まさかその2日後に地震で新幹線が止まるとは、当時は思いもよらなんだが。

つばさで福島に向かう途中、車窓から絶景を何枚か撮ったんだけど、改めて見ると大したことない景色でさ。ライブじゃないとその感動は伝わらんな〜なんて。色がねぇどうも汚く写っちゃって。実際はすごく鮮やかだったんだな。GIMP でいろいろいじったけどどうも再現できなかったんでボツ。

で、また福島駅の穴あき屋根の下、下りのやまびこを待つことになったのが11時40分。ちょいと小腹がすいてきた。エスカレーターで降りて、かきあげ天そば食った。シーハシーハゲプ。確かやまびこは 12:19 だったかな? まぁ余裕だけどいちおう指定券を確認しするか。

んげ! 11:56 発!?

あああ 12:19 は仙台の到着時刻だったわ。急げ! あと2分ないぞ!! 走った走ったエスカレーター。長いんだよこのエスカレーター。天井、不必要に高すぎ。今食ったかき揚げ天ぷらが逆流しそうっす。ああっ新幹線来た。E4 Max だな。来る時ははやてと同じ E2-1000 だったけどな。

とりあえずなんとか間に合った。んで指定席は何号車? 8号車か。下り線だから先頭が16号車なんだね。すごいスピードで通過してったよ。で、えーと、15, 14, 13, 12... よしよしだんだん遅くなってきたぞ... 11, 10, よしもうすぐ... 9号車が目の前に停車。9号車から乗って、発車してからゆっくり8号車に行こうっと。ってこの編成、

8両 + 8両かよ!!

E4 系の16両編成ってこれだったんだよなぁ〜。おもきし忘れてた。9号車が前半1編成の最後尾の車両で、8号車が後半1編成の最前部の車両。この2編成が連結器でつながってるやつ。だから9号車←→8号車の通り抜けはできない。ダッシュ! うおおお待ってくれぇ! うぷ、かきあげ天カクテル……。

……、

……、

……。

ぷひゅぅ〜 間に合った。なんかこういうのっておいらの旅に欠かせない要素になってきたなぁ。去年の5月の『函館強襲ツアー』でも、ついこの前の『東京誤爆ツアー』でもそうだったっけ。

乗り込む時になにげにドアのあたりを見たら、グリーン車のマークがあったんだよね。もしかしたらグリーン車で指定を取っちゃったのかな。別にグリーンだから早く着くってわけでもなし、普通の指定で良かったんだが。ていうか米沢の駅員、客に確認取らないでグリーンにしちゃったんだろか。

まぁしょうがないからゆったりと行きますか。この列車は仙台までだけど、指定は一括して取れるから仙台からのはやてもグリーン車なんだろな。いやもしかして指定席料金だけ払って何かの手違いでグリーン席が当たったとか?

銘板
2003.5.31 土曜
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小野川温泉サタデーナイトフィーバー 3

『もしかしてグリーン席?』などと背後で閉まる自動ドアの音を聞きながら、とりあえず席を探した。下の階か。景色は全く観られんなこりゃ。

……、

……、

……。

あ、そうかグリーン席は上の階だけだったのね。下の階は普通の指定席。変な期待して損した (^_^;) しかしこの窓、ほとんど意味ないよなぁ。走り出すと防音壁と空以外なんも見えないもんな。それに駅にいる時もまた、目の前がホームの床だもん。

新幹線、速いよなぁ。E4 Max なんて 240km/h しか出ないから遅い方なんだけど、福島 ←→ 仙台の約 80km が20分ちょいで着いちゃった。

仙台着。最後の乗り換え。同じホームにはやてが来るそうだから、ここで待ってればいい。いま目の前で止まってるこの E4 やまびこが去らなきゃ来ないわけで、けっこう余裕がある。おいらが乗ってた後寄り8両は仙台止まり。前寄り8号は盛岡行き。連結を切り離すらしい。どれその前にひとつ、

連結の様子でも見ますか。立体で。

JR 東日本の新幹線は、つばさ(400系)以降は、日常的な連結・切り離しが前提になってるから効率的に設計されてるけど、つばさと連結するように改造された 200系(初期型の丸目のやつ)はちょっと無理矢理。先端のフェアリングが上に平行移動して開くんだったかな。うろ覚えだけど。

それと測距センサーも。400系以降の測距センサーはフェアリングの中に収まってるから、連結器を出すのにフェアリングが開けばそれでいいんだけど、200系だとフェアリングに収まらなかった。センサー稼働時はフェアリングの斜め下にあるセンサー専用のふた2つ(測距センサーは2つある)が「ピコッ」と開くんだな。それが面白くて。

例の『はやて弁当』を食いながら八戸着。いや〜楽になったもんだ。余裕ついでに

八戸駅の新幹線ホームを立体撮影。

それからチャリンコで川っぷちをひた走り。うぷ。体を動かしてたら二日酔いがひどくなってきやがった。うう〜、頭痛もしてきたでよぉ〜。んでもなんとか無事に帰ってきた。前夜の飲み会が大盛り上がりで4時間しか寝てなかったんで、そのまま爆睡直行なおいらであった。

『小野川温泉サタデーナイトフィーバー』

− 完 −

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