ひとりごちるゆんず 2003年11月
銘板
2003.11.1 土曜
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ばんさじゅんび

買って来たっすよ〜「ぱんさ」。"Mac OS X Panther Version 10.3"。なんかゴチャ混ぜ感たっぷりなネーミングセンスだけど、箱の横にそう書いてあるからしょうがない。

インストールの前にデータを避難させるべく、バックアップ開始。手段は、最近入手した Carbon Copy Cloner というシェアウエアで現システム("Mac OS X Jaguar Version 10.2")を、別パーティションにまるごとコピーだ。時間かかるからスタートさせてから風呂に行った。
は〜いい湯でござんした。さてさてコピー終わったかな? ……ってオイ! 「エラーが発生しました。無視して続けますか?」ってのは一体どういうおつもりで!? 無視に決まってんだろとっととコピー続けやがれ!

不安を抱えたままコピーは続く。まだ3分の1しか終わってないよ。あ、またエラー出て来た。このまえ試しに CCC 使った時分にゃ問題なかったんだけどな。なんで本番で引っかかるかなぁ。ええいまた無視するべ。ぽちっとな。……オ、オイ! 終わっちゃったぞ。あ、今押したの、青い方のボタンだったっけ。あう〜中止の方を押しちまったぁ〜(泣)

もういい。ユーザフォルダだけコピーするべ。アプリはインストーラみんな持ってっから、一から全部インストールし直してやる! そしてもう Jaguar には戻らんのだ! とは言うものの、なんか恐い。今の Jaguar に上書きでインストールする方法もあるけど、なんだかこの「上書きインストール」、OS X は何かと評判悪くてなぁ。クリーンインストールが一番安全なんだよな。それでもなんだかアタラシモノはなんとなく信用できんし。

やっぱし CCC の丸ごとコピーは欠かせん。作業用パーティションをきれいに消して、そこに現システムを CCC でコピーして、それから Panther 入れるべ。おお、作業パテから予備システムへのコピーが完了した。そんじゃ作業を始めるか。

おっしゃ。消去完了。そしたらこの日記書類をアップしたらまるごとパックアップ再トライだ。うまいこといっとくれぇ〜。

銘板
2003.11.2 日曜
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ぱんさちぇっく

はっ、速いぞ ぱんさ。江戸の黒ヒョー杉リョーも細目まん丸にしてびっくり。

Finder (GUI) が見違えるほど速くなったなぁ。今までもバージョンアップごとに速くなってきてはいたけど、これほどまでとは。問題はこの増速が主に Finder の改良によるものなのか、カーネルの最適化によるものなのか。もしかしたらそれ以外にもカーネルの何かが改良されてこうなったのか。そこだ。カーネルがバリバリ速くなってたんだとしたら、SETI@home もものすごく期待できるってことになる。現在(11月2日未明)、ちょっとしたトラブルを乗り越えた直後で、S@h 解析を始めたとこ。

「カーネルの PowerPC への最適化」。Mac OS X は PowerPC G3 以降の CPU でしか動作しないのに、カーネルの最適化処理はなぜかそれより数世代古い Motorolla 680x0 という CPU に合わせられてたらしい。Mac OS X の下地になった NeXT という OS から、カーネルをそのまんま引き継いでしまった結果らしくて。1998年〜2000年とかそのあたり、OS X をコツコツ作ってる最中に PowerPC 最適化すればよかったのに、なぜかずっと放置されたまま、昨夏発売の Version 10.2 (Jaguar) まで来てしまったらしい。で、去年のうちだったか今年のはじめの方だったか、これがどっかの記者さんに見事スッパ抜かれてツッコまれた挙げ句、OS 10.3 (Panther のこと)でようやく最適化を果たした、ということらしい。

スッパ抜き記者は OS X 開発チームのメンバーに接触したそうで、そのメンバーによると「最適化すると CPU のカーネルに対する仕事は約 40% 減り、ソフトの処理は実質 10% 〜 15% 高速化するはず」(←記憶に頼って書いてます。ネット検索しても見つけられなくて)。

それを知ったときから、S@h に期待しとりました。その「10% 〜 15% 高速化」。ソフトによる平均値だから、いや実はもっとすごかったりして、とか。もしかしたら 20% くらいは行っちゃうかもしれん、とか。今、OS 10.2 じゃ S@h は1週間で24 〜 25個あたりだった。20% 増速なら30個の大台に乗るなぁ、なんて思って。

恐々と OS インストール。サードパーティ製 CPU ドータカード乗せたまんまだったんでドキドキ。でも無事に終了した気配。Finder (GUI) の動作、あんまし変わんない感じね。すごく好意的に取ると少しは速くなった気もするって程度で、噂ほどでもない。と、そのときはそう感じた。それでもアプリは速いかも知んないから、そのまま S@h コマンドライン版をインストール。バックアップとった OS 10.2.6 システムから "setiathome" フォルダを丸ごとコピーしただけね(別にどこに置いても動くんだけど、一応新システムの Applications フォルダに入れといた)。そして S@h 起動。アクティビティモニタで CPU 占有率をチェック。

……、

……、

……。

んげ、S@h がなんでたった 33%? ていうか Finder がなんでまた 50% も食ってんの? S@h の処理のうち、いくぶんかは OS の処理として認識されてるとか? だったら問題ないよな。いやいや、コマンドライン版なんだから Finder は全然関係なし。試しに S@h を終了してみるべ。どうだね CPU 占有率は。

んげげ! Finder だけで 100% 近く食ってやがる! おまえ何考えてんだ!?

再起動して様子見ようと思って。再起動の命令した時点でマウスポインタが虹色回転してグズってんの。1分待っても回復しなかったんでその状態で Finder の強制終了っつう荒技かけたら、ちゃんと再起動の段取りに入ってさ。また起動してすぐアクティビティモニタを開いたら、Finder はちゃんと CPU を解放してくれてた ε=(^o^;) ホッ それにしてもこの正常状態での Finder、速ぇ〜。

改めて S@h かけたら、今度は 100% 近く行ってるっす。一晩寝て起きて、結果の確認。13971時間22分51.8秒−13965時間45分37.5秒=5時間47分14.3秒。

ん〜、OS 10.2.x で6時間40分くらいだったから、およそ 15% 増速。なんだスッパ抜き記事そのまんまじゃん。アプリの動作速度は、カーネルの最適化だけが反映されたって結果になりましたとさ。

とりあえずこれで、S@h は1日4個稼げるな。1週間で28個。まぁこんなもんかねぇ。

あ、また1個終わった。今度はどうだ。13977時間43分09.7秒−13971時間22分51.8秒=6時間22分17.9秒……げげげ。バージョンアップ前と大して変わっとらん(汗)

銘板
2003.11.3 月曜
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タイムマシンで来られた方へ

JavaScript で学んだことでも一つ御披露。今日の日付に関するデータを出すやつ。そのまんまじゃ下らないスキルなんすけどね。それと、今日の話題は JavaScript に関してのものなので、JavaScript を Off にした環境では、話のネタになる部分は表示されません。
すみませんです m(_ _)m

今日の日付ぐらい、わざわざブラウザに教えられんでも分かるよね (^^;)
まあタイムマシンで来られた時間旅行者は、日時をこのページでチェックするといいでしょう。あ、PC の内蔵時計で調べるから意味なしか。でしたら時間旅行者の方々は、お近くのネットカフェでこのページにおつなぎになり……そこまでする前に日時くらい分かるよな(笑)

表示でちょっと面白いのは1行目と2行目。同じスクリプト (getTime メソッド) で同じことしてるんだけど、数字の末尾が微妙に違ってない? これ、1行目を処理・表示したあとに2行目を処理・表示って具合なんで、時間差が出ちゃうんだ。ミリ秒単位で表示するからこうなる。うちの環境だと、1〜2ミリ秒の違いが出るよ。もっと速い環境だと同じ数字が出るだろうけど。

参ったのは「今月」の表示 "getMonth()"。作りはじめのとき、なんぼ確認しても今月を「10月」と表示しちゃって。教科書をよくよく読んだら、「今日の月を表す0〜11」の整数」ってあーた、それじゃ一年は「0月に始まり11月に終わる」んかい。結局、表示できる状態にするにはその数値に「1」を足せばいいってだけなんだけど、いくらコンピュータの世界では始まりの数字が「0」だっつっても、あんまりじゃないのかねぇ。確かに、時 "getHour()"、分 "getMinute()"、秒 "getSecond()" は0から始まるのはちょうどいいけどさ。ていうか「日」を取得する "getDate()" は1から始まりだ。混乱するなぁ。一体どうなっておるのかね。

たぶん、英語じゃ一般に、月は固有の名前で呼んで、数字で言わないからだと思う。"January" とか "August" とか。とはいえ、Unix の "cal" コマンド(カレンダーが表示される)の引数だと、ちゃんと1月は「1」なんだが。英語圏でも月を数字で数える概念は一応あるっつうことになる。

JavaScript を作った人には、そこらをも〜ちょっと考えてほしかったですなぁ。

で、これ、何に使うのかというと、日記ページの一番下に貼り付ける予定のボタン。「もくじ」ページと先月分にはもう試験的に投入してるんだけど、これ、最新ログにそのまま貼るとちょっとまずい。だって「次の月」なんてボタンあるし。この時点で「次の月のページ」なんて存在しないし。押してもま〜こんな "Page Not Found" ページが表示されるってだけだけど、それでもなんとなくイヤな感じするよね。ちょっとしたことだけど。

あ、今開いたページの右下の赤丸は押さない方がいいです。間違えて押すと、".Mac" 加入のウザいページが出やがりますから(笑)。加入はもちろん自由だけど、Mac ユーザじゃないとあまりメリットないと思うよ。ていうか Mac ユーザの間でも「高すぎ」って声が上がってるし。いろんな機能を抱き合わせで出しててね。まぁおいらはそのうちの "iDisk" (リモートディスク)と "Virex" (ウイルスチェック)使ってるけど、やっぱ高いと思う。写真サイトを簡単に立ち上げられる "HomePage" も、写真サイトぐらい、飾りっ気ないやつなら自力で作れるから別にいらないし。メールアカウントはねぇ……いつやめようかと思ってるアドレス、人様にお教えするわけにいかないでしょ?(苦笑)

でだ。「『次の月』って立派なボタン作ってあんた、来月ぶんの日記なんてできてるわけ? ああ〜ん??」と押してみたくなるのが人情ってやつで、面白い展開を期待してボタン押してみるとやっぱりエラーページだったらちょっとがっかりなわけで。あんまり考えずに思わず押した人なんか、ガードレールの切れ目から谷底に落ちちゃったような気分になるかもしれない。「注意を促す標識ぐらい出しとけ馬鹿やろおおおおぉぉぉぉォォォォォ」とドップラー効果付き断末魔の叫びが谷間にこだましたのを聞いた日にゃあとあと寝付きが悪いや。

すぐ思いつく対策としては、「最新月の日記ページには『次の月』ボタンを貼らない」または「リンクを無効にする」ってのが考えられるけど、ページ自体に自動で判断してもらうってのは、仕組みが複雑になりそうで、今のスキルでできるかどうか自信ない。手動で「月が明けたらそのとき『次の月』ボタンを足す」のも面倒だし間違いのもと。このボタンのセットはあとで日記書式自動生成 JavaScript に混ぜ込んじゃおうと思ってる。書式自動生成の狙いは「毎月・毎日のルーティンワークの簡素化」→「間違いを減らす」という「ゼロ災で行こう ヨーシ」的なものなので、その手の手動ルーティンワークはなるだけ増やしたくない。

そんならまぁ、という妥協点として「注意を促す文言」ぐらいは出そうかと。そのページがその年&月のものなら、『次の月』という表示の下に「まだっすよ」とか「Error」とか、そのくらいは出したい。そこで日付をいじる JavaScript だ。そのページが、今、何年何月なのかを自分で感知して、それをもとに自分が最新ログなのか過去ログなのか判断して、「注意を促す文言」を出すか否かを決める、と。JavaScript OFF の読者さんにはこれは表示されないわけだけど、エラーページに飛んだからって「あ、チキショ!」とちょっと思う程度で、別に損したり怪我したりするわけじゃないんで、平にご勘弁を。

こうして開発内容と開発理由を詳細にわたり書き出してみてやっと実感した。かなり些細なことに血道あげてたということに。対策も不完全だしなぁ。

銘板
2003.11.4 火曜
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『キル・ビル』

(ネタバレ注意!)

昨日観てきたよ〜『キル・ビル』。

アレだったよほんと。何がアレだったかって、「今日はタラちゃんのハリウッド B 級超大作だぁ〜」ってなわけで、売店(「コンセッション」だなんてこまっしゃくれた言い方は好かん)で一番でっかいコーラ(400円)買ってって、そいつをひたすらズビズバすすりながら観たもんだから、映画の後半でトイレ行きたくなってマジ大変だった。

おいらも暴力描写に弱くなった。てかスプラッタちょっと多過ぎ。うげげ。今さっきまで威勢良くタンカ切ってたヤクザもんの生首すっ飛んで動脈血ドビシェー! 目ェ回すなってほうが無理。アニメ場面じゃハラワタ出るわ足モゲるわ顔面被弾でアタマ破裂するわ。クライマックスの火蓋切りは腕がぶっ飛んでまたこれがドビシェージュビシャー! 絶対あの女、出血多量で死んでるはずなのにしぶとく生きてて、後でまたもう一本持ってかれてズバシャー! 血の気の多い女だぜ。

それはそうと、いい加減ケータイ小さいのに買い替えろよ。着メロも単音だなんて今時流行んないぜ。他にも女子高生の頭にはクギ刺さって血の涙流したぐらいにして、トリで大親分さんイマワの際に大脳露出でセリフ語ってんの。うぐぷげげ。それにオデコ長っ! いや、ここまで凄いのあんまりないってば。

そういやゴーゴーとオーレンの死にっぷりが全く同じアングルだったんだが、タラちゃんあれでいいのか?

そんな凄絶場面目白押しなのに、不思議と映画館を出た後はなんも残らなくて。すっきりしたわけでも気分悪くなったわけでもなくて。まるで「炭酸キツめで砂糖ドッパリなソフトドリンク飲みたかったのに、なんでかそこに置いてあった蒸留水飲んで間に合わせちゃった後はこんな気分かなぁ」みたいな。

噂通り、凝っててねぇいろいろと。クライマックスの主人公の服は黄色に黒の線が入ったジャージだし。やっぱ今年はタイガース年だったし。じゃなくてもろブルース・リー。戦いの後に訪れるしじまには『恨み節』なんてガンガンかかるし。画面には超売れっ子ハリウッド女優が映ってるってのに、「お洋画観てるんでごっざーます」てな感じが全然しなくてよろしゅござんした。

この他にも音楽のセンス、かなりナイス。殺しのターゲットの人物が現れるたび、「ビッグバンドの大音響 + 黄色くて妙にでかいキャプション + そしたらこれしかないでしょって感じのストップモーション」でサスペンス性を力ずくで盛り上げたり、派手な剣劇にエルビスっぽいロックかぶせてわざと安ピカにしたり。よ〜くお分かりでいらっしゃる。

剣劇場面、ど〜も「日本で撮った」って割には殺陣の人たちの動きがキビキビしてて、タメがないのもいいな〜と思ったら、中国人スタントチームを導入したらしい。そうだよなぁ、吹き抜けの2階から転落してテーブルぶっ壊すなんて、中国・香港じゃなきゃやれる人いないもんな。VFX もいいけど、こういう肉弾アクションがやっぱモーションピクチュアの基本にして最高のごちそうス。

許せなかったのが千葉真一。あんたなんで今回に限って芝居がそんな大根なんだ!? 柳生十兵衛やってたときはそんなじゃなかったよな? 『激突』でも『必殺 4』でも、あまつさえ『エイセス - アイアン・イーグル 3』でもそんなナマクラ演技じゃなかったよな?

タラちゃん監督しながらきっとがっかりしたと思うぞ。てかタラちゃんてば憧れのサニ千葉を前にキンチョーして、まともに演技つけられなかったのかもな。でも今回のサニ千葉の場合、日本のドラマでの仕事より明らかにひどかったぞ。

千葉真一、コメディ苦手なのかもな。やったことないんだろ。アクション一筋でギャグをなめてきたんじゃないのかね。そんでいきなり今回の役で大層難儀したとかそういうのかな。千葉ちゃん、実は人なつっこそうなあの顔つきからするとコメディやれると結構人気出そうなんだけどねぇ。んで、さらにまずいことに、相方の芝居がまたさらに輪をかけて酷くてな。

この映画に限らず、アメリカ映画に出る日本人俳優、なんでみんなあんなヘタクソばっかなんかねぇ。役者の地力の差(=ギャラの差)があるのはしょうがないとして、『パール・ハーバー』(2001)の日本側演技陣なんか、「どうせ日本人の役だし」とかそんな理由でギャラの予算ケチりまくってアタマ数だけ揃えたんだろうなぁ。ともかく最悪だったさ。

演出にも問題ある作品とか。『コンタクト』(1997)に出てくる日本人技術者、とても人類とは思えなくて。2人揃って廊下を音もなく歩いてくるんだよな。なぜかスローモーションで。動き完璧にシンクロさせて意味なくおじぎしたり。「お前らこそ宇宙人だろ」と心で密かにツッコミ。

『トゥルーマン・ショー』(1998)でもジム・キャリーがあんなに魅せる芝居してる最中に、日本人視聴者キャラってばここぞとばかりにカット割って入ってはただバカみたいに騒いでお茶濁すだけだっただし。やっぱしハリウッドの映画人たちの意識では、「日本人=大口のお得意先様の異星人」なんだな。確信。

タラちゃん、彼だけは違うと思ってたのに。千葉ちゃんとその弟子が日本人役の中では最重要なのに、あの体たらく。でも極道の親分さんたちだけは、日本映画と変わらぬいい芝居してたなぁ。ゴーゴーちゃんはまぁ、お若いことだしあんなもんかな、と。あんまし言うとかわいいお顔して日本刀でエグりに来られそうで恐いから、ここから褒めることにする。

いい武器持ってるよなぁゴーゴーちゃん。まさかアレで決戦とはなぁ。『バガボンド』の影響で、『スター・ウォーズ EP III』で新種のライトセイバーとして出るんじゃないかとおいら密かにヤマ張ってたあの武器、こんなとこで登場しちゃっちゃ〜今頃ルーカス君もしかして本当に用意しててこっそり引っ込めてしまったあたりじゃないのかと。『EP III』でのあの武器の出演は望み薄だな。ちょっとがっかり。

ゴーゴーちゃんがあの武器を振り回し始めたとき、どうせ子供騙しなんだろ? なんて思っちゃった。ごめんね。セリフ回しはイマイチでも、あの見るからに難しそうな得物を君はバッチリ使いこなしてたね。肉弾アクション命のおいらとっても感激したよ。ほんとだよ。でもそれこっちに飛ばさないでね痛そうだから。ってもう死んでるかゴーゴーちゃん。それと、悪いけど笑っちゃったよ「後ろ頭ゴン!」

『キル・ビル』、今公開中のが『Vol. 1』。まだ日本に住む強敵を倒しただけ。本当の敵はこれから追いつめるってこと。『Vol. 2』どうしよっかな。ほんと、なんか知んないけど観た後の感じが全く残ってなくて。アツくもならないし具合悪くもないし。そんなもんで、「次は別に観なくてもいいかな」って気もちょっとしてる。

最後に一言言わしてくれ。殺陣集団に1人混じってたヒヨッ子君、敵のはずの主人公にこっぴどく叱られるけど、あれ、

黒澤へのオマージュだよね。

銘板
2003.11.5 水曜
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周遊ヒゲトリオ

息の長い活動してるバンドだと、個々のファンから見て趣味に合わない時期もあるやね。だが、やつらはきっと戻ってくる。そう信じつつ、日々暮らしておるよ。

『キル・ビル』観る少し前、映画館と同じ建物の上の階で中古レコード市やってて覗いたんだ。久しぶりに何か買おうかな、と。あ、でも「久しぶり」ってほどでもないかな。夏に1枚買ったな。あれが久しぶりだった。夏に買ったのは寺内タケシとブルージーンズだったけど(笑)。いや〜笑っちゃったよあれには。見事すぎ。1曲目から『津軽じょんがら節』だもんな。「ペルシャの市場にて」なんかもう、どうしたらあの極をハワイアンにすること思い付くかねぇ。クルマで聴いてて、笑い過ぎてクラッシュしそうになった(汗)

で、『キル・ビル』の前に何を買ったかというと、ZZTOP の "XXX" て CD。新譜出てたんか(中古 CD で「新譜」と呼ぶこの疎さ)。あとキッスも探したけど見つけらんなくて断念。

映画観たあとクルマに乗り込んで、「運転しながら聴くのが ZZ の王道なんですええ!(鼻息)」とカーステで早速聴こうとジャケット見たとき既にちょっとアレな気分。"BASS, DRUMS, FUZZY GUITAR" と書いてあって。"Fuzzy guitar" か。はぅ〜。この前作(だと思う) "Rythmean" でかなり Fuzzy だったよビリーのギター。音のスタイルもすっかり崩して「草書体ブルース」な趣で、ノリ、かなり悪くなっててなぁ。このアルバムでマニアック路線に突入ってか。あ、1曲目始まった。やっぱ「草書体」だわ。ボーカルまで達筆になってきてるし。

するってぇとこの "XXX"、「マニアック円熟期」ってやつなのかねぇ。趣向が変わったのは3回目かな。初めて変わったわけじゃない。"ZZTOP First Album" から"XXX" までを勝手に4期に分けると、

第 I 期 ハードロック寄り
第 II 期 ポップス寄り
第 III 期 ハードロック寄り
第 IV 期 マニアック寄り

てなあんばい。かなり大まかな分類だけど。「……寄り」ってのは、どの路線でも中道を歩んでないってこと。何やっててもテキサス土着臭だけは捨てないもんな。そのせいで常に異端扱いされてるけど、「異端」てのはまあ商業的に売り込みにくいってだけで、内容や質とは関係ないし。日本で売れないのはそのせいなんだろうな。正統さにこだわる国民性だからね。うん。それが悪いってわけじゃないよ。ただ、ある日たまたま ZZTOP に出会ってシビレちゃった日本人としては、もう異端だろうが何だろうがどうでもいいんス。「惚れる」ってのはそういうことさお嬢さん(誰に言ってるんだろ)

「ハードロック寄り」の時期がいいんだなぁ。ことに第 III 期は凄かった。ギターリフが。曲作りの技巧に凝ってた第 I 期に比べると単純な曲ばっかになったけど、閃きを感じさせる鋭角的なリフが綺羅星の如く並び輝いてた。鼻血っすよもぉ。どれかのアルバムのライナーの言葉を少し借りると「豪快」「痛快」「爽快」の三快主義。ほんと鼻血もんでしたス。

思えば "Rythmean" の前のアルバム "ANTENNA" からもう、曲によっては fuzzy guitar の香りがしてたな。2曲目の "Break Away" なんか特に。過渡期だったんだな。ワーナーから RCA に移籍したせいで雰囲気変わっただけなのかと思ってたけど、方向性は方向性としてそうなってたのかもな。それでも1曲目の "Pincussion" はそれまでの三快主義を堪能できた。あのキョーレツなイントロがたまらんかったことよ詠嘆。なんてツラツラ思いを巡らせてる間に "XXX" も既に10曲目。ここからなんだかエセライブっぽいな〜ってオイ! このイントロ、妙に "Pincussion" に似てねぇ!? も〜ちょい聴いてみよう。こう来てこう来て、そこでギター!!

ウじゃー! ウじゃー! ウじゃー! ウじゃー!

まんま "Pincussion" じゃん! セルフカバー? あれ、歌詞が違う。 同じ曲で替え歌かい。サビは何て言ってんだ? メロディのみならず発音までも草書体で聴き取れん。ジャケット見るべジャケット。10曲目は……
……、
……、
……。
"Sinpusher" ……
って、
……、
……、
……。
また微妙に近い韻踏んで来たなぁォィ。どういういきさつでこの曲はこうなったんだろ。

曲も残り少ないってのに、さらに最後の13番目の曲でもまたヘンテコなことやっててさ。3連符と8ビートの中間のよく分からんリズムとか。そのリズムは初体験だったけど、なんか変にオカマくさい気がして笑っちまった。

どうもこのマニアック路線というか Fuzzy 路線というか草書体路線というかのこの方向性、なじめんなぁ。でも周期からいって、このまま待ってりゃ次の次のアルバムあたりから「第 V 期」として三快路線に戻って来てくれるかもな。20年前のライナーノーツで既に「老いてなお盛ん」と書かれた年齢がちょっと気になるけど。

銘板
2003.11.6 木曜
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Linux に ひとこと

Linux って、「リナックス」って言うよね。1996年あたりに初めてその名前と存在を知ってから今まで7年間、ずっと思い続けてきたことがあるんだ。

「リナックス」って……(ぼそっ)

ずっと言いたかったこと言えて、あ〜今日はものすごスッキリ。

銘板
2003.11.7 金曜
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ゆりかごから一歩踏み出してみる

マニアな荒野に突入すべく、ブツを調達した。

仕事中、八戸の隣の隣の市の市街地をクルマで走ってたら中古 PC 店が目に入って。「激安!」だそうで。もしかしたら Mac あるかと思ってね。店名も "MAC" に近いものがあったんで、ちょいと寄って覗いてみたら PC/AT 機だけ。そっちも近いうちに1台手に入れて BSD でも入れるつもりだったから、よし、お店のあんちゃんに少し質問しよう。まず「Mac しか知らない PC 初心者」ってことを伝えて、

ゆんず:ここらへん(店の奥。DT 機 山積み。マジで山盛り)、いくらぐらいのやつですか?
店員:1万くらいです。17インチの CRT 付けて1万5千円前後ってとこですか
ゆんず:スペックは大体……
店員:Pen II でこいつが 333MHz です。メモリ64のハードディスクが3か4か。こっちのが 450MHz で、速いとちょっと高くなりますねぇ、ええ

ふ〜ん。どうせ手に入れてもしばらくは「使い方の勉強」程度しかできんだろ。そんならスペックはこんなもんでいいかもな。あ、HD は ATA 40GB 1個余ってたからそれいけるかも。

ゆんず:(カマかけ)XP 載りますか?
店員:(キッパリ)無理です
ゆんず:(カマかけ)2000 載りますか?
店員:(キッパリ)クロック最低 500 ないとキツいです
ゆんず:(本命)FreeBSD 載りますか?
店員:は!?「ふ……」え?
ゆんず:いやあの (^_^;) 、Mac OS X が BSD なんで、Unix が使えると便利だなぁ〜、と。
店員:ん〜、た……ぶ…ん載るかと……

「OS のシェアの違い」をまた肌身で感じたよ。このあんちゃん Windows しか知らないそうで。それでも商売成り立っちゃうんだからなぁ。八戸で Mac 専門店やってた人よく嘆いてたっけ、「Mac だけじゃやっていけなくてね。今日も Win 機の設定わかんない人に呼び出されてるんだぁ〜(泣)」と。しかもそれでも店は長いこと持たなかった。

Mac のシェアをまた遥かに下回る FreeBSD の扱いに精通してる人っつったら、一部のシスアドか Mac OS X 廃人(OS X の正体は PowerPC 用 FreeBSD)くらいなもんなんだろな。クライアント OS としてはケシツブみたいなシェアだもんな。ちなみに PC UNIX の中では、 FreeBSD は Linux に次いでメジャーのはずなのに。

そういや職場に昨日来た事務機器の営業さん(ベテランと若者のコンビ)、2人とも Linux の名前さえ知らなかったな。その会社の製品パンフにも Linux の対応についてはまったく触れられてなかったし。それこそ「リナックス知りませんか? あれですよ『シミ探知酵素パワーでタオルふわふわ食器ピカピカ』のあの洗剤ですよ」とでもフカシこいた暁にゃ「あぁ〜あれね!」とマジボケ返されそうなくらいなんも知らなかった。これから、特にお役所が発注する OA 機器やそのアフターサービスは Linux 対応をウンヌンされるときもあったりしそうに思うんだけど。

とりあえずうちの職場の場合「Mac の壁」があるんで、その事務機器メーカー(デジタル部門の方針はどうも「ビルゲ様の集金係の末席に、何とぞワタクシめも是非とも!」らしい)はおもくそ不利になってて、5年前は 100% だった我が職場内の事務機器部門シェアを、近年容赦なく落としつつあったりする。

それでセールスさんも必死なんだが、自分とこの親方の方針を変えるわけにいかないんで、うちの職場に「Windows に総入れ替え」を執拗にお願いする以外なかったりする。やっぱなぁ、「弊社は Win と Mac 、どっちも OK です」とか「Win と Linux の両方をサポートです」とかそういう態勢でさ、その上でうちの業務にぴったりのアプリなんかを考えて Windows を勧めてくれるなら分かるけど、「うちは Windows 一本槍で他は全然興味ないから、つべこべ言わずにとにかくうちに合わせてくれ」なんて傲慢スタンスで来られてもなぁ。かえって反感持つだけだってのに。

で、激安中古屋のあんちゃんの言葉を信じ、ここはいっちょ決断した。もちろん値段交渉も忘れんぞ。 Mac だったら言い値で買わされるとこだが(タマ数が少ないので、売り手に足元を見られてしまう)。

ゆんず:1台欲しいです。モニタなしの税もマウスもキーボードも全部コミコミ1万でいいっすか?(カマかけ)
店員:ありがとうございます!(案外アッサリ)

いや、うん、いいんだが、もうちょっと駆け引き楽しみたかったかな〜とか。いいんだけどね。うん。

COMPAQ DESKPRO 333MHz, RAM: 64MB, HDD: 3GB だコノヤロ。とうとう買っちまっただよ。Mac しか知らん生活からおさらばだ。こいつで FreeBSD をマスターしてやるのだ。ま〜ほんとにこの機材でまともに動くか謎だけど、1万円だからいいや。

で、なんでメジャーどころの Linux じゃなく FreeBSD にこだわるのかっつーと、その学習成果を Mac OS X に反映させようって腹だからですな。順調に学べたとしても、行き着く先は結局 OS X 廃人か……。

銘板左端銘板銘板右端

HD の 中に Windows Me が入った状態で引き取ったんだけど、ライセンスいいのかなぁ……。どうせ HD 丸ごと入れ替えるけど。

銘板
2003.11.8 土曜
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政策ポスターの技術

明日は選挙の日。で、ある政党のポスターでひとつ気づいたことがあるんすけど。

「消費税大増税に反対します」

てことは「中・小規模の消費税増税に賛成します」と理解していいのか? だったら「大」と「それ未満」を分ける数字は? 極端な話、この数字が「1000%」だったりすると、実際上どう増税してもこの政党は賛成しなきゃいかんことになるが、そういうことなのか? つまり

論理の逃げ道をこっそり用意したつもりだった?

あれ? もしかしてこれ見破っちゃまずかった?

ごめんごめん (^_^;)> ていうか「単なる『増税』より『大増税』のほうがインパクトあるなぁ」とか、その程度の理由で考えた言葉かもしれんけど。結果、上記の誤解を生んでるのに本人たちは誰も気付いてないとか? どっちにしろ、おいらがこの政党に投票しない理由がはっきりできちゃった。

銘板左端銘板銘板右端

COMPAQ の献体(嫌な言い方だな (^^;))、今日手を着け始め。とりあえず買い物。ルータ(部屋のパソコンが2台になるため)、ストレート LAN ケーブル(ルータとの接続用)、雑誌 FreeBSD Press(最新 FreeBSD を CD-ROM でゲットするため)。ついでに SCSI の 0.9GB HD を安く放出してたからそれも確保。職場の古い Mac を単純作業用に復活させることになったから、それに載せようと思って。しかし HD が800円で取り付けに必要な SCSI アダプタが 1580円 てのはちょっと納得いかん価格だった(笑)。あと、FreeBSD の教科書を1冊、目をつけてたのがあったんだけど発見できず。見つけたとき買っとけばよかった。

初心者用 Unix 本って、始まりがいきなり使い方なのばっかしでさ。「第1章 まずはログイン」とか。「だからその環境どうやって手に入れたんだよ!」とツッコミたくなるんだ。インストール方法から書いてる教科書、なかなかない。多分そういう教科書は、既に Unix サーバにつながれてる端末から初めて触る人が狙いなんだろうな。それにしてもあの幻の教科書、良かったんだけどなぁ。見つけたとき立ち読みしただけだったけどさ。だって X Window System(Unix に GUI を提供するプログラム)のインストール方法までちゃんと書いてたもんな〜。しょうがないから FreeBSD は無手勝流でインストールするか。XWS はま〜、後でどうにかなるでしょ。

うちに帰ってとりあえずすることは、遊んでた 40GB HD の UFS フォーマット。Unix 用にする。こいつは Mac でできる。

Power Mac G4 のターミナルで動かしてる SETI@home 止めて(結局、OS 10.2 → OS 10.3 で全く増速してない感じ)、電源落として横のフタ開けて、内蔵 80GB HD の配線外してステイのネジ外してステイごと取り出して、40GB をステイ上段に乗せてから気づいた。

HD の固定ネジ、ない。

どうすべ。そういやネジ余ってないわ。と悩むこと5分。思いついたのは、「COMPAQ の HD を外して、そのネジを使う」。それで行こう。

ブツのふたを開けようとしたけどうまく開けられなくてさ。店であんちゃんが開けてみせたのを覚えてるはずだったんだけどな。と思ったら、あんちゃんが開けたのは DELL のやつだったわ。買う直前になって「そっちの方が見た目かっこいいなぁ」と COMPAQ に決めたんだった。売れ筋は富士通と NEC だったそうだけど、どうも見栄えが趣味悪くてね。

「あなた光り物が好きなんでしょ? うふん分かってるのよあなたはそうだったわ昔から。ほらあたしこんなにギラギラしてるの。同じギラギラでもそっちの安っぽい女なんかと一緒にしないでちょうだい。いいわ言わしてあげるわよほら。ふふん意地張っちゃって。ほんとは言いたくてウズウズしてるくせに。だったらあなたの言いたいこと当ててあげるうふふ。欲しいんでしょあたしのこと。素直になりなさいよはっきり言いなさいよ男でしょ? ほらほらほらほら!」なんて勝手に決めつけられてるみたいでさ。おいらは別に光り物が好きなわけじゃないのに。

マーケティングって確かに客の動向を掴むためのもんだけど、「狙われてる」って気配を感じさせられちゃうと、ターゲットとして狙われてても狙われてなくても客はガードを固めるもんなのさ。

実践マーケティングってそういう、自分の気配を消す気配りを忘れてるのが多いよな。そこに積んであった国産機と DELL はそういう傲慢チキチキなニオイを感じたんで却下。そんなもんだから、デザイナーがそのときのノリで「おっ、これ結構いいかも」描き出したのをそのまんま作っちゃったような、露骨に客を狙ってなさそうな外見の COMPAQ に決めたんだった(笑)

ということで、どうやってもうまく開かない。それっぽいネジを外し、それっぽいボタンを見つけたけど、どうにも開かない。ピクリともしない。

ネットで分解方法解説サイトでも探すか。と Mac の電源入れたら起動失敗。あ、HD 外したまんまだ。電源落として HD 取り付けて起動。ふむ〜分解サイトは見つけたけど、ちょっとまだ解説が分かりにくいんだなぁ。でも言われた通りにやってるうちに、突然フタが、まさに「がぱっ」と外れた。

難なく HD 外してネジ外して、Mac の電源また落として今度こそ HD 取り付け。ゼロクリア開始。さっき終わったとこ。おっ、パーティションも終わった。それではこの原稿をアップロードしたら作業を再開しようかね。原稿を「保存」と。

銘板
2003.11.9 日曜
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インストールという名の壁

そう簡単にはなついてくれませんな FreeBSD。

こちらのサイト様 を参考にインストールの勉強。ん〜、あれ? 4.9-RELEASE が最新なの? んじゃ手元にあるこの 5.1-RELEASE って一体……。関連サイトをいろいろ漁ってみるべ……。ははぁ 5.x は 4.9 に比べてまだ不安定なところがあるのか。でもせっかくゲットしたことだし、細かいことは気にせず行きますか (^_^;A)

CD-ROM でのインストールが一番簡単な方法なんだそうで、それは狙い通り。昨日搭載した 40GB HD は空っぽなんで、たぶん自動的に CD-ROM が選ばれて立ち上がってくれるでしょう。お、立ち上がった。画面の移り変わりはこんな感じ

写真1:最初のウェルカム画面。右側のアスキーアートは FreeBSD マスコットキャラのデーモン君(悪魔)。アスキーアートはちょいキモだけど、本物の絵はけっこうかわいい。

写真2:その状態から何もしないで待ってると(急ぎのときは「Enter」押下)カウンタがゼロになって、写真2みたいに文字がウジャウジャ出てくる。

写真3:それでも黙って見てると、青バックに GUI 風の画面が出てくる。とりあえず "Standard" で行ってみよっと。

写真4:写真3の状態からさらにいろいろ設定項目をクリアして、最後に「このディスクに上書きしちゃいますよ。バックアップは取りましたか?」なんて念押しされたりして、インストール、スタート。写真はインストール作業の最中。

写真5:めでたくインストール成功。そのまま設定に入る。

そしたらネット設定でつまずいちゃって。Unix の普通の状態とも違う、意味分からんコンソール画面になってしまったから、電源落としちゃった。気を取り直してまた電源入れたら「Login: 」と来たもんだ。ユーザアカウントなんか設定してないって。適当に入れてパスワードも適当に入れたらもちろんはじかれて、何回やってもやっぱりはじかれて、もうどうしていいか分かんないっす。

またこりゃ再インストールだな。幸い、かたくなに HD 起動にこだわってるわけじゃなく、インストール CD-ROM 入れたらそっちから起動してくれた。BIOS の設定方法も知らん状態でこんな半端なシステムが入った HD にこだわられたら、お手上げですがな。また HD 取り出して Mac で初期化っつう羽目になるとこだったわい。

だんだん「無謀なことしてる」って気がしてきたけど、気のせいだよな (-_-;)

銘板
2003.11.10 月曜
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Windows の死角

パソコン話が続くけど許してね (^人^)

でも今日は Mac でも Linux でも FreeBSD でもなく、珍しく Windows について。

あのさ、世の中どこ行ってもパソコンといえば Windows が載ってるわけよ今さら言うのも野暮だけど。他の職場とか行くと Windows が立ち上がってるもんだから、こっちとしては珍しくてちょっと横目で見たりするんだ行儀悪いけどさ。別にデータなんか見ないよ。データ盗む気ないし。ただ、Windows はどういう雰囲気なのかな〜って思ってさ。けっこうあの「タスクバー」ってのかな、あれが多いな〜って印象が強い。

んでそのタスクバーのひとつかな、画面右下にある、日本語パレットと思われるやつ。見るたびに妙に気になっちまうんだけど、そこらへん数多のユーザーさんたちはどう思っておられるのかな〜とか。

ハン
 
ハン

なんだかな〜 (^_^;A) 皆さん Windows 使っててこれ何とも思わんのかな〜。慣れると気にならなくなるんかな〜。「煩悩が多い人だけこれが気になる」とかそうゆーのかな〜。そういや「般」て「般若」の「般」だ。関係ないか。でもなんか、ふとした弾みに「ひと夏の想い出」あたりがいきなり蘇りそう。

例えば、父親が草刈正雄に似てて、バブルの頃には稲村ケ崎でサーファーやってた現サラリーマンの加勢君。今夜もオフィスで残業だ。ヨッお疲れさん。いつものように Word と Excel でグワーッと仕事こなしてたら、ちょっと難しい局面にぶち当たった。腕を組んで悩むこと10分。悶々々々。解決策が見当たらなくて15分。悶々々々々々々。どうしても思いつかなくて30分。悶々々々々々々々々々。「一息入れよう」と思わず目は画面右下隅へ。そこにあった「アハン」は、気の抜けた彼の心の隙間にストンと落ち込んだ。

♪砂に書い〜た名まァ〜え消してェえ〜

 波はどこォ〜へ帰ェ〜るのォかァあ〜

「暑かった(話題になった)けどォ、短かった(出来ボロボロだった)よね。……(バブルの)夏。」

美砂ァァァァァァ! (T/O\T)

仕事どころじゃないです加勢君。過ぎ去りしバブル期の想い出がステキに輝くぶんだけ、仕事が手に着かなくなるんじゃないだろうかとか余計な心配してしまうだよ。え? いや、おいらはステキな記憶ないから別に問題ないっす(汗)

一方、加勢君はもう止まらない。

監督ゥゥゥゥゥゥ! (T/O\T)

また大波(バブル)来たら続編やろォォォォォ!

いえ、やんなくていいです(キッパリ)。

銘板左端銘板銘板右端

一応、検索結果。このことが気になってどうにもこうにもしょうがない仲間たちが、他にいらっしゃるかどうか(ほんとどうでもいいことだよな)。

  YAHOO! Google 備考
「あ般 あはん」 4件 5件 4件重複。
YAHOO! の1件と
Google の2件は
内容と関係なし。
「あ般 アハン」 0件 1件 Google の1件は
内容と関係なし。

やっぱ何名様かいらした。(^o^;) でも意外と少ないな〜。皆さんまだ気付いてないのかな。ま〜「クッダラナすぎて話題に挙げるほどじゃない」という方々もかなりいらっしゃるとは思うけど。

銘板
2003.11.11 火曜
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タッチパネルとマトリクス

あの映画の話じゃなく、また電脳関係だけど。

コンピュータの性能向上と普及に伴って、いろんなところでタッチパネル式の文字入力する状況によく出くわすようになったけど、どうにかしてほしい不満があって。気付きさえすれば対応はすごく簡単なはずなんだけどね。五十音表の並び方なんだけどね。

例えばうちの職場の複合機 RICOH imagio neo 350 の場合、FAX の相手先を登録できる。相手先の名前はタッチパネル50音表から入力する。あるいは今日行った書店にあった書籍検索機。そこらへんの50音表の配列がちょっとね。

とりあえず、小学校に入ると真っ先に習う五十音表は、以下みたいに右から縦書きなはず(今でもそうだと思う)。

これに対し、タッチパネルでの配列は以下。

並びが逆順でかなり操作しにくいんすけど。で、これ、客の都合と作り手の論理が半端に混ぜ合わさった結果だと思うんだ。

"Matrix"(「マトリクス」「マトリックス」)という数学の分野がある。日本語では「行列」。たくさんのデータを整理したり一括処理したりするのに重宝する。だからコンピュータと大変相性がいい。映画の『マトリックス (Matrix)』というタイトルも、たぶん数学やコンピュータの用語としての「matrix」から来てると思う。

このマトリクス、見た目は縦横の升目を区切る表形式なんだな。西洋で発明されたものなんで、並び方のルールはヨーロッパの文章表記と同じ。「左 → 右」の横並びが最優先。これを「行」とする。1行終わるとその下に次の行、と、行は今度は縦に並んでいく。これを「列」と呼ぶ。だから日本語では「行列」。具体的な並び方は以下の通り。

1, 1 1, 2 1, 3 1, 4 1, 5 1, 6 1, 7 1, 8 1, 9 1, 10
2, 1
3, 1
4, 1
5, 1

タッチパネルの50音配列を作った技術者、たぶん始めはこのマトリクス配列にそのまま従って作ったんだと思う。それがあまりにも使いにくかったか、モニターさんたちに不評だったんだと思う。そこで「行」を縦向きに直したんだと思う。

なんでそこで終わるんじゃ! 彼はその時点で、「前より使いやすくなった」→「完成」と勘違いしたんだと思う。

こんな半端な状況、ほんと早いとこ直してほしいよ。タッチパネルってさ、マウス・キーボード入力に慣れていない人を多く含む雑多な立場の人たちがコンピュータを扱うためのものなんだからさ、そういう人たちの多くは、理学・工学系じゃないでしょが。そんなん使用現場の様子をちょっと想像すりゃすぐ分かるでしょが。なんでそういう人たちに自分の分野だけの狭いルールを押し付けるかね。

タッチパネルのボタンの並べ方なんて、簡単にどうにでも組み直せると思うんだけどねぇ。新機種にどしどし導入されてる割には、この入力装置の存在意義が作り手に理解されとりませんですな。複合機へのタッチパネル導入の理由って、客の利便とは違う部分にあるんじゃないのか、客に作り手だけの利便を押し付けてるんじゃないか、と勘ぐっちまうよ。

自分の仕事の都合より、使う客のことを大事に思うエンジニア、おらんのかねぇ。

銘板
2003.11.12 水曜
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荒野のシステム設定

FreeBSD、インストールはようやく成功したけど設定ガタガタ。

GUI を提供する X Window System は、システムと同時インストールできて一安心。インストーラでは3種類のウインドウマネージャを選べてたけどどれもよくわからんかったんで、メニューで一番上の "KDE" を選んだ。インストール無事終了後に早速 XWS (KDE) を立ち上げたら XWS の設定画面が出て、これが意外とかっこいいウインドウでびっくり。でもよくよく見たらウインドウの下の方が画面から切れててさ。グラフィックカードかモニタかスクリーンの設定を間違えてるらしくて。

しょうがないから構わず XWS の設定進めようとしたら、決定ボタンがその、画面下端より下に潜り込んでるんですな。操作を続けられない。キー操作でどうにか出来るのかもしんなかったけどやり方知らない。全部のキーを押したけど反応なし。それっぽいキーバインドを打っても無視。考えてみたら XWS の終わらせ方も知らないんで、ここはもう手詰まり。その状態で電源落とした。

気を取り直して XWS 再チャレンジ。ところが起動コマンド "startx" を打ち込んでもエラーが出るばかり。なんでも、「何だか」が「悪い名前」なんだそうで。その「何だか」の名前も忘れたし、その前に何のことか分からんかったし。

グラフィックカードかモニタかスクリーン、コマンドラインモードでここらの設定をもう一度やってみようかと。で、設定ウィザードで何度やっても「失敗しました」の表示ばっかし。

やっと設定がうまくいったかとシステムを起動し直したらコマンド入力を受け付けなくなってるし。見るとなんでかマウスカーソル出てるし。出てちゃいけない場面なんだが。そして「禁じられたマウス」だけはまともに動いてるし。

システム再インストール決定(泣)

XWS 関係は恐くてしばらく手を出せませなんだな。システム設定をテキスト書き換えで地道にいじる方向を検討中。

そこにはまたしても立ちはだかる壁。Unix 標準のテキストエディタ "vi"。こいつ GUI が世に出るはるか以前の代物なんで、信じられないほど使いにくい。半角英数しか受け付けないくせに、80年代前半の日本語ワープロの方がまだ直感的に思えるほど。

他にも Emacs とか pico とか、 Unix 定番のテキストエディタソフトは存在するけど、インストール CD-ROM には入ってなかった。まだネットワーク設定してない孤立状態なんでダウンロードもできない。「何が何でも vi 使え」ということですな。

ていうか、設定を修正すべき書類がどこにあるのか、何て名前なのか、どこをどう修正すべきなのかさえ見当ついてないっす。トホホホ……。

あ、とりあえず筐体のフタをまた開けて、グラフィックカードの情報をきちんと仕入れるべ。モニタの裏側も見てスペック控えとくべ。そこらがいい加減なまま Unix のインストールしようってのが無茶だったのかも。

銘板
2003.11.13 木曜
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問題は左前

「左前」:<1>着物の右のおくみを、普通とは逆に外側に出して着ること。▽死者の装束に用いる。 <2>運が悪くなること。経済的に苦しくなること。「—になる」(岩波国語辞典第五版)

つまり、左前だ。おいらのミニちゃん

左前タイヤがパンクしちまった!

ショックぅぅぅ (。。;) ガーン(辞書の内容は特に関係ありません)

なんか1週間くらい前から「妙にハンドル重いな〜」と思ってたら、「日に日に重くなってる気がするな〜」と思ってたら今朝、出勤で車を走らせたら明らかにハンドルが左に取られる。アクセル踏み込んでもスピード上がらない。乗り心地がゴツゴツする。ていうかもろに振動してる。そして、車体が左に傾いてる。

道ばたで止めて左前タイヤを見たら、完全にぺちゃんこ(泣)。昨日、なんで右タイヤしか見なかったんだろ。異常なさそうで、ハンドル重いのは気のせいかと思ってた(鈍っ!)。タイヤに裂け目が入って、何日もかけてゆっくりと空気が抜けてったんだろうな。パンクを確認したところでそのままスペアタイヤ交換になだれ込み。

春先と冬の初めに自分でタイヤ交換して慣れてるから、焦ってた割にはサクサク作業できた。ていうか今回はタイヤ1個だけだったんでかなり楽だった(笑) 所要時間は10分くらいだったかな。小さい車ってこういうとき便利だね。道路っ端で止めても邪魔になんないし、ジャッキアップは楽勝だし、タイヤ(12インチ)も冗談みたいに小さくて軽いし。スペアタイヤに交換したら、ハンドルやたら軽く感じた (T▽T)

パンク修理は、ちょうど時期も時期だし、そろそろ冬タイヤに交換して、そのあとゆっくり検討するか。

最近は巨大な RV 車に乗ってる女の人ってのもよく見かけるけど、パンクしたらどうするつもりだろ。あんな巨大なタイヤ、ホイール付きで自力で運べるんだろうか。そんなときはまぁ、車の横に立って途方に暮れてれば、誰か助けてくれるだろうけどさ。

ていうかハイラックスだのパジェロだののタイヤ、パンクしそうにないくらいゴツいよね。余計な心配だったか。

銘板
2003.11.14 金曜
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フレッツ「ほぼ対称」DSL

BNR スピードテスト 回線速度計測ページで自宅 ADSL 環境を計ってみた。かなり遅い環境(フレッツ ADSL 1.5M, 線路長 4320m)なのは分かってるけど、このページだと上り方向も計測できるらしい。そっちは調べたことがなかったんで、両方やってみた。


下り 上り 単位
速度 328.16 295.84 kbps

ADSL って普通、下りの方が上りより数倍速いもんじゃなかったっけ……? ほとんど同じ速度になってるんすけど。下りの帯域が上りの帯域より高周波数なんで、距離による減衰やノイズ混入が派手に影響するんだろうなぁ。同じ経路でうちより下流に住んでる人のとこでは、上下の速度が逆転してるかも(笑)

職場の ADSL(フレッツ 24M, 線路長 3100m)が予想外にいいスピード(4.5Mbps)出てるんで、自宅も 24M サービスに替えよっかな。下り 2MB くらい行ってほしいとこなんだが。

ていうか三下マーケッターがひねり出したみたいな「フレッツ」なんてヘンテコな名前、いい加減改めちゃくれんのですかねぇ NTT さん。て、前に書いたことあったような……と思ったら、この Web 日記の記念すべき第1回でいきなりこのネーミングを叩いてた(笑)

銘板
2003.11.15 土曜
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メイプルくんゲット!

今日と明日は八戸市の隣の隣の六戸町にて、メイプルタウンフェスタでの物産展営業。仕事はまぁぼちぼちテキト〜にやるとして(ォィ)、いや〜とうとう写真ゲットしたですよメイプルくん(六戸町の町立マスコットキャラ)。

これがメイプルくんだ。

おいらけっこうカワイイと思うけど、どぉ? 背景が殺風景なのは勘弁しちくり (^o^;)

イベント事務所でお休みのところを発見して、「メイプルくんの写真撮りたいんですけど」ときちんとお願いしたら、快く引き受けてくれたよ。写真手前下の受付に座ってたねーちゃんたちも協力してくれて、撮るとき伏せてくれた。いや〜よかったよかった。六戸町の皆さんどうもありがとう!

メイプルくんの右手、子供たちをなでなでしすぎてすっかり黒ずんでますな(笑)

あとね、もう一体、着ぐるみキャラが来てたよ。名前は知らないけど。

選挙のやつ。

なんで選挙かって、おなかに書いてるでしょ「せんきょ」って。いやいや実は「占拠」かもしらん。かわいい顔してひどいやつですな。いやいや意外と「鮮魚」だったりしてな。猫がモチーフみたいだし。八戸魚市場のマスコットキャラか? いやいや、やっぱし「選挙」なんですわ。

会場の一角で電子投票のデモンストレーションやってて、その応援で来てた。自治体もけっこう本腰だね電子投票。でさ、このキャラも意外と子供たちにウケてた。子供にゃ選挙権ないだろうに(笑)。でも選挙の時期は何かとつまはじきにされがちな子供たちに、こうして少しでも選挙に親しんでもらうって手もアリだな。

ていうか…選挙、大どころが先週終わったばかりじゃ… (T▽T;) アハハ

どうやらこのキャラ、撮影時は休憩時間寸前だったらしい。子供たちに囲まれたまま、のっしのっしと受付方面に歩き始めた。で、もう一枚撮ろうと思って、先回りして正面に構えたのよ。ちゃんと笑顔で、「かわいいねぇ〜撮らせてねぇ〜」ってオーラを一杯に放射して。そしたらこいつ、

突進してきた!

こ、恐いよ! こっちはローアングルで構えてるから、こんな屈託のない笑顔で見下ろされて恐さ倍増。「せんきょ」がまっすぐ迫ってくる! 撮ってよけたら、そのままおいらがいた場所を突っ切ってった。

あ〜っ コワっ!!

「自分のかわいさ知ってるやつは性格悪い」ってほんとだなまったく。

銘板左端銘板銘板右端

今回の写真、使ったのはいつも通り Mac だけだけど、ファイル操作をすべてターミナル(コマンドライン)でやってみた。FreeBSD に慣れるための訓練てやつ。今まで使ったことなかった小技もいくつか試してみたぐらいにして。

ど〜も Mac OS(旧)っつう GUI でしか操作できない OS だけで長年やってたもんだから、Mac OS X への移行後、「OS X を骨の髄まで使いこなすべく、いざコマンドラインの練習開始!」となったら、不便かつ不安で長続きしなくてね。結局 GUI の便利さに甘えてしまってた(OS X は Unix ベースであるにも関わらず、Mac OS 9 までの客をスムーズに移行させるべく、GUI だけでも一通りの操作できるようになっている)。この前 Compaq に FreeBSD をインストールして少しいじってたら不安感が和らいだんで、練習再開。画像の調整ももちろん Unix 向けレタッチソフト "GIMP" でだ。

ほんじゃアップロードも久々にコマンドラインでやってみっか。どりどり……。リモートディスクのマウントの仕方が分からんのは今後の課題だな。

しかし、いつになったら Compaq + FreeBSD で Web 日記書いて画像加工してアップロードできるようになるんだろ。こりゃ長期戦覚悟ですな。

銘板
2003.11.16 日曜
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うまち

今日は物産展仕事で疲れたんで写真だけ。2枚あるよ。とりあえず昨日紹介した2匹の

ツーショット

あともう1枚は、題して

「おどろきのうまち!」

いや、この裏文字を見てたらなんだかおかしくてさ〜(笑) 疲れてたからかなぁ。

今日はこんなもんでひとつ。

銘板
2003.11.17 月曜
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暴れコータロー

おととい・昨日の六戸町メイプルタウンフェスタ、今年もスーパー戦隊の皆様がいらしてご活躍されてた。今年のは『爆竜戦隊アバレンジャー』

……。

すごいネーミング (^o^;)

毎年期待してるのは司会のおねーさんなんだが(ぉぃ)、今年のコは今まで見た中で最も背が低かったな。小学生に見えてしまうようなお人で。いや、うん、いや、まぁ、ちょっとアウトオブターゲットかな〜とか(汗)。いや、向こうからすれば、こっちこそアウトオブターゲットな観客なんだろうなぁ。去年のコもそんな感じだったけど、そのときは慣れてなかったみたいでテンション低くてな〜。同じ人かもしんないな。

でも昨日はすごかったよテンション。彼女のキリキリと締め上がる声を聞いてて、もう脳溢血になるんじゃないかと心配になっちゃったほどさ(笑)

今年もかなりの客が詰めかけてた。椅子を取れなかった子たちはトーチャンの肩車で鑑賞。その肩車軍団が客席をずらーっと取り巻いてるんす。おねーさんも張り切ってテンションも上がるわなぁ。主題歌がかかると子供たちは興奮して歌い始めるし。

去年は『忍風戦隊ハリケンジャー』。この主題歌がカッチョ良くてねぇ。もう「一耳惚れ」しちゃった。なんか往年のスキャットマン・ジョンに大変良く似てたのはご愛嬌だったけど。

今年の主題歌はど〜かな〜と仕事しながら聞いてたら、また同じ歌い手さんみたいだね。そんな感じがして。違うかもしんないけどそうかもしんない。去年の曲がよく売れたみたいだから、それで連続起用されたかな?

♪アバ アバ アバ アバ アバレンジャー

サビの歌詞はこれ。で、また、「なんか昔聴いた曲に似てるなぁ」と思って考えること5分。仕事がてらにプリエンプティブマルチタスキングで考え、とうとう答えを得た。

♪アバ アバ アバ アバ アバレンジャー

本命・穴馬かき分けて〜

『走れコータロー』と完全互換っすよこれ。

銘板左端銘板銘板右端

追伸:「コータロー」か「コウタロー」かを確認するのにサイト検索して、訪れたページが表示されたとたん『岬めぐり』の爽やかなイントロが、QuickTime でいきなり流れ出した。ああびっくり。仕事してるふりして日記書いてたんでもぉ〜気まずいのなんの。

焦って停止ボタン探したけど見つからない。ページを閉じて事態収束。

サボりがばれた八つ当たりじゃないけど、こういう不親切なページギミック、どうかと思うけどねぇ……。停止ボタンがあったのかもしんないけど、ページが開いた瞬間にパッと見えるように配置するとかねぇ。

今回は『岬めぐり』だったからまぁいいといえばいいけど、何年か前に訪れたページなんか、BGM が『暴れん坊将軍』だったもんな。幸い自室だったんで何も気まずいことはなく、ひたすらウケたけど (^▽^) バハハ

停止ボタン付きでも、そこに飛ぶと同時にメガバイト級のサウンドファイルを読み込ませるページってのも許せんものがある。

でも著作権どうなってんだろ。『コータロー』も『暴れん坊』もフリーとは思えんけど……。

銘板
2003.11.18 火曜
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痛みを伴うページ

♪バリ バリ バリ バリ バリタンク〜
 追い付け追い越せ引っこ抜け〜

2003.11.14 でなんだかすさまじい計測結果が出た自宅の ADSL 、木曜から1.5Mbps から 24Mbps に乗り換えることになった。あれ書いたのは14日未明だったんで「気が変わる前に」と14日金曜日のうちに NTT 東日本とハイネット(うちで使ってるプロバイダ)のそれぞれと契約したっす。

かかった料金は、NTT の方は契約替えで3050円。後で電話代と一緒に請求だと。ついでにマイラインプラスも申し込んで ADSL 料金1割引しようとしたけど、これは申し込み用紙を郵送するから、それに契約内容を書き込んで返送しなきゃいかんらしい。まだ届いてないけど。

プロバの契約変更は無料。ただ、ADSL 専用アカウント名が替わる。確か "@" 直後の文字、1.5M だと "fad" だけど、24M だと "fea" になるんだよな。 "@" の前も替わるかもしれんけど、こっちの方も書類がまだ届いてないんで不明。

で、久しぶりに NTT 東日本のフレッツサイトを覗いてみた。何か有用な情報があるかと思って。

しかし……繋いでいきなりめまい。どうにかならんかね左上の画像。SMAP はいいとして、「きたぞ、光だ」の文字、ほんとどうにかならんかな。

いやあの、文字の脈打ち方、やけに頭痛・歯痛っぽくて。 「ヅキン!……ヅキン!……」ってさ。見てたらだんだんおいらの頭と歯も共鳴して痛くなってきて。いやマジで。5秒以上見続けられないんすけど。あああたまらん。作った人やサイトに掲載する許可出した人、見てて頭や歯が痛くならんかったんかなぁ。

銘板左端銘板銘板右端

昨日、『岬めぐり』がいきなり流れて大慌てしたページ、ホームページじゃなく子ページだった。こちらのサイト様っす。それと、きちんと「JASRAC から許可を受けている」とのこと。

サイトの管理人様、すみません。いきなり子ページにつないでおいていろいろ言ったのはこちらの筋違いでした。

銘板
2003.11.19 水曜
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虚構特許権(早口言葉?)

はぁ? クリックで別窓開くの、無断でその機能を使うと特許に抵触するの!? 「NAO シフト」っつう特許商品なの!? うちのサイトそれもろにやってるじゃん無断で!(汗)

久々に2ちゃんの表玄関から入ったら(あの壷、2年ぶりくらいに見たかなぁ)、そのことが出てた。詳細を知らぬ状態で持った感想:こんな特許申請なんか通しちゃうんだもんなぁ。確かに日本の特許は先願主義だから申請した者勝ちだけどさ、その前に世の中に普及してるものを改めて特許申請しただけのやつ、なんで認可するかねぇ特許庁も。

とブースカ思いつつ、特許庁サイトで実際の申請内容を閲覧した。特許第3393199号だそうで。ものすごく分かりにくい文面だったけど、要約すると「あるウインドウ上での、次のページ読み込み待ちの間に小ウインドウを別に開き、同時に乱数発生によりランダムにページを選んでその小窓に表示する。親ページの読み込みが終わったら小ウインドウを消す。以上の段取りを特許として出願」という、はじめに思ってたよりずいぶんと限定的なものらしい。これなら特許が下りるのも分からんでもない気がする。おいらはそれ以上は自力判断できんけど。特許庁、疑ってすまんかった。

この特許申請の実体はブラウザに標準で内蔵されたソフトウエア的機能そのもの(JavaScript)じゃなく、その機能を組み合わせて作った、ある決まった動作らしい。あるいはその動作を実現するアルゴリズム(プログラム的段取り)らしい。

うちのサイトは確かに JavaScript の Math.random() メソッドを多用してるけど、ページ選びには使ってない。別窓開きも HTML の a タグの target="_blank" 属性を使ってるだけだから、全然関係ない。ていうか「ページの読み込みの待ち時間のみ表示される別窓」なんてない。と安心したら……。

どうも別窓を開くだけで特許権抵触扱いする気 らしい。あからさまなすり替えですな。あたかも自分達が「クリックで別窓開き」というアイディアを思い付いたみたいな言いぐさだけど、クリックによる別窓開きは W3C(HTML 等、インターネットに関する規格を策定・勧告する非営利機関)が策定した仕様だと思うぞ(←2ちゃんカキコからの受け売り)。

いや、だって「A タグの target="_blank" 属性」っつう、それ専用の正規な表現があるわけだし。JavaScript にも "window.open()" という表現がある。それらが特許権に抵触するんなら、まず W3C にツッコミ入れるのが筋と思うが。一般人に対して権利を主張するのは、「W3C が認めた」という御墨付きがないとさ、納得できないわけよ。

っつーか、ある機械を発明して特許を取ったとして、それに使った、別な人が発明済みの部品にまでその特許権が及ぶわけないじゃん。その部品の権利は、その部品を発明した人のものなんだし(あるいはその特許権が既に失効していれば、それは誰が勝手に使ってもいいこととなり、特定の個人・団体による使用権の独占は認められなくなる)。

例でいうと、電球の特許を盾に、エジソンが「これからは竹炭を使うなら電球の特許使用料を払え」と迫るようなもんだ(エジソンが発明したときの電球には、竹を炭化させたものがフィラメント材料として使われていた)。しかもエジソンが「カネ払え」と迫る先は、竹炭メーカーや協同組合じゃなく、竹炭を利用して何かを作る個々の人たち。

絶対変だよこれ(笑)

たとえ営利企業の商用サイトであっても、ネットを職にしていない団体や個人はこういう専門的な話は苦手なんだから「大抵は、意識していないにせよ W3C の規格に従ってサイトを運営してるだけ」というのは誰でも分かる。その上で「まず事情を知らない素人から攻撃」って態度はどうもねぇ。「弱いやつからふんだくれるうちにふんだくれ」なんて下心がミエミエですな。

結論:こりゃ〜結局、ある案件で取れた特許権を全然違う事象にこじつけて権利を主張している、ただの言いがかりですな。

「特許の認可が下りるまで5年かかって、その間に ADSL や光ファイバでが普及して、このアイディアの拠り所である『ページ表示の待ち時間』が大幅に減ってしまった。結局この申請内容は陳腐化してしまったけど、せっかく取れた特許(弁理士を使ってるようなんで、その手数料だけで50万くらい支払ってるはず。あと申請料で8万ちょいかかってるはず)なんだから、これで稼がにゃもったいない」

が本音かな。うちは無視するよ。まぁ2ちゃんではこの特許権の主張をまじめに受け止めてる人なんていないみたいだし。ていうか権利者によると、個人の非営利サイトはカネ払わなくてもいいそうで、うちはお目こぼしを受けられる立場らしい。許されちゃったよ。何の咎もないのに。ええ大変どうもありがとざんす。当たり前のことだから嬉しくもなんともないけど。

ほんとこの理屈のすり替え、とどまるところを知らんて感じ。この特許の擁護者(NPO 団体)による Q&A では、 JavaScript を使わず HTML だけで別窓を開いても、「本発明と同様の機能を持つ場合は特許に抵触していると言えます」だそうで。

そんなら「A タグ target="_blank"」のどこが特許に抵触してるのか、実際に特許申請書類と照らし合わせて確かめてみよう。特許庁サイト内の特許・実用新案広報 DB ページはここ。「1.」の欄で、文献種別に「特許」を表す「B」を入れ、文献番号には「3393199(NAO シフト特許の固有番号)」を入れる。で、「文献番号照会」ボタンをポチットナすると出てくる。

申請文書の「請求項1」はファイルを乱数発生で選ぶことに関して。HTML 単独では乱数発生できないので、この項は関係ない。「請求項2」「請求項3」は既に出ている小ウインドウを消すことに関して。これも関係ない(この「2」「3」、日本語文法がブロークンで、文書として意味をなしてない気がするんだが、こんなのでも効力あるのか?)。とすると最後の「請求項4」、これに引っかかるというのだな? どれどれ。

こいつもかなりひどい文章センスだけど、何度も読んで、意味することは分かった。中盤までの下線引いてるところはすべて「『請求の範囲』の範囲」で、本質的な「請求の範囲」は最後の、下線が引かれていない部分だ。抜粋。

小ウィンドウに入力画面を作成し、その入力値により親ウィンドウにURLとして引き渡して新たな読み込みを始める転送待ち時間割込みファイルwebサイトの設定方法。

ふむふむ……要するに「以下のアクションを作るときの設定方法について、特許権を認めて下さい:『ある親ウインドウ内でリンク先に飛ぶ時、別に開いた小ウインドウに入力フォームを用意して、そこへの入力内容によって親ページの飛び先を決める』」ってことか。

……、

……、

……。なんだよ、かすってもいないんでねーの?

A タグの target="_blank" による別窓開きは、確かに「請求項1」「請求項4」で指定するアクションを完成させるための部品になりうるけど、さっきも言った通り、自作でない部品には特許権は及ばんだろ。この既成部品を単体で使う場合は「請求項1」「請求項4」のアクションは成立しない。よって「請求項1」「請求項4」はいずれも「A タグの target="_blank" による別窓開きと同じこと」とはならない。

繰り返しになるけど、特許申請の内容と違うことで権利を主張しても何の意味もないぞ。

まあ見ててよ。この特許権を主張してる団体、きっと無知な人や団体を騙して不当に料金ふんだくったあと、ネット関連を本職にしてる力の強い人たちにツッコまれるや否や、ソッコーでバックレっぞ(「しらばっくれ」か「トンズラ」かまでは分からんが、いずれにしても「バックレ」)。そうなるまで出来るだけ長く稼いでいたいから、プロのネット関係者・関係団体を刺激しないようにしてるわけだ。たち悪いですね。

とまぁそんなわけで今日もこの Web 日記は、リンクをクリックすると別窓開きまくりだ。もちろん本体の立体写真表示も、いつも通り別窓開きだ。これからもそうだ。

銘板左端銘板銘板右端

とかいろいろ書いてるうちに、http://www3.ocn.ne.jp/~cipa/naoshift.html に繋ぎ直したら 「ページが見つかりません」 になってた。トンズラこいたかな。

と思ったら http://www3.ocn.ne.jp/~cipa/ が何やら謝罪してる。内容を変えられる前に抜粋。

この度、私どもが行いました、知的財産における啓蒙活動におきまして、
誤解を与えるような表現をし、その結果、 皆様に多大なるご迷惑を
おかけしましたこと、 謹んでお詫び申し上げます。
正しい情報を見ていただけるサイトを現在構築中ですので、
しばらくの間、お待ちいただきますよう、お願い申し上げます。

NAO シフトについて謝ってるのか、それとも別件についてなのか、現時点では不明。「2ちゃんねらから抗議が殺到した」に10万チクタン。

どうでもいいけど、さっきまで出てた Q&A ページもこのページも、レイアウト汚ねーなぁ(←人のこと言えないって)。

銘板
2003.11.20 木曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0311.html#LOG20031120
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「電気のふるさと じまん市」参加表明

物産展遠征のお知らせだよ〜。

今年も電気のふるさと じまん市に参加するよ〜。

場所 幕張メッセ
日時 11月21日(金) 10:00 〜 18:00

 

11月22日(土) 10:00 〜 18:00

 

11月23日(日) 10:00 〜 17:00

もちろん今回も五戸町のメンバーとして出場だ。去年は「D 出店」っつう一番小さい規格の小間で出したせいもあって成績は今ひとつだったけど、今年は「A 出店」で間口倍増。がんばるで〜。

ていうか場所が去年と同じ(入り口から入って、右奥の隅の方)なんで、通りかかるお客の数は全く期待できんけど(脂汗)

ていうかおいらは最終日(23日)のみの参加 (^▽^;)

土曜に仙台で結婚式があって、そっちに出てお祝いしてから幕張直行なのだ。

ちうことで、日曜日に幕張に遊びにいらしてね〜ん。

ちうことで、22日と23日はこの Web 日記はお休みを頂きます。もしかしたら24日もお休みかもしれません。ご承知おきくださるよう ど〜ぞよろしくお願いいたしまっす。

銘板左端銘板銘板右端

以下は上の話とは関係ないっすよ。

自分で騒ぎに参加しておきながらアレだけど、2ちゃんねるの威力って恐いよなぁ。

昨日リンク貼ったのは「NAO シフト」の特許権を擁護する NPO 団体「文化情報推進協議会 (CIPA)」だけで、特許権の所有者(VRSEL研究所)のは貼り忘れちゃって。で、ブラウザに残ってる昨日の履歴から所有者のサイトに繋ごうとしたら消滅してた。NAO シフトのページだけでなく、VRSEL研究所のサイト、丸ごと消滅。「こちらに引っ越しました」等の書き置きもなし。ネット社会からトンズラ状態。2ちゃんねるの旗振りによる抗議殺到が原因かと(憶測)。

おいらの見解は「この特許は認められていいと判断。だから NAO シフトそのものと NAO シフト特許の存在意義は否定しない。けど、権利者は NAO シフト特許の範囲外でその権利を乱用してる。この点はおかしい」だ。

CIPA と VRSEL は今日から、昨日までの彼らの主張に従ってユーザ登録された方々が何人・何団体かはいらっしゃるだろうから、その人たちへの謝罪と料金返済に追われるんだろうな。

しかしこうも見事にこんな展開になるとは。ああいう行為にはこういう結末が待ってるんだなぁなんてしみじみ。それにしてもやっぱ2ちゃん恐い。

あ、CIPA の謝罪文ページ、レイアウトが変だったの直ってる。

銘板
2003.11.21 金曜
前日に飛ぶ
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フレッツ「逆立ち」ADSL

昨日フレッツの 24M サービスに切り替えたんで、早速計測してみた。

下りの
額面速度
下りの
実速度
上りの
実速度
単位
1.5Mbps 328.16 295.84 kbps
24Mbps 534.80 630.17 kbps

下りの実速度、目標の 2Mbps に全く及ばん。見通し甘すぎたか。おもくそがっかり。まぁ 1.5M のときよりなんぼか速くはなってはいるけど。カネ貯めて回線調整かけよっかなぁ。

でも上り実速度が目覚ましく改善しちゃってる。倍速以上。てか下りを追い越してっぞ!(爆) この結果すごすぎ。

1.5M のときは上り下りがほぼ等速度だったから、実質 "A" が抜けた "DSL" だった("A" は "Assymmetric: 非対称" の意)。しかし今回の切り替えでついに名実共に "ADSL" となったのだ!

……納得いかねぇ〜 (^_^;)

銘板左端銘板銘板右端

そんでは明日から2, 3日休ませていただきますぅ〜。電気のふるさと じまん市に参加してきますぅ〜。

せば (^o^)/~

銘板
2003.11.22 土曜
前日に飛ぶ
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旅してますぅ 仙台篇

仙台にて結婚式出席だ。

銘板
2003.11.23 日曜
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旅してますぅ 幕張篇

電気のふるさと じまん市 で物売りだ。

銘板
2003.11.24 月曜
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旅してますぅ 行き先不明篇

今年もやつらに拉致されてます。

(↑は旅立ち前に書いたやつ)

そんなわけで、帰って参りましたぁ〜。

頭と膝が痛い……。去年の拉致 は甘ちゃんだったよ。今年のに比べれば。

はぁ〜(溜息)、明日は全身筋肉痛の予感。いだかれてきたよ大いなる山の大いなる胎内に。嫌というほど。トホホホいでででで……。

でもけっこう楽しかった (^▽^;)(←珍しくいい汗)

銘板
2003.11.25 火曜
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ホーム更新熱

なんか知んないけど、サイトのホームページ(トップページのこと)の更新に妙に熱が入っちゃって。

旅に行く前にも小変更かけたけど、もうちょっとやりたくなって。とりあえずサブタイトルのポップ体をいいかげんやめたい。これもう20世紀的だよね。で、「新しいサブタイトル画像をヒラギノ丸ゴシックで作りつつサイズも小さめにするとかっこいいぞ」なんてさっきまで作ってたんだけど、出来上がった試作をページに貼り付けてみたらなんだかサエなくてボツ。ただの文字列を出してリンクにした方が、かえってすっきりしていいかも。というわけで、当面はそのまま。ダサいの我慢。

ああそれに、この前 JAXA と Apple のページソースから学んだ、CSS の onMouseOver での table セル背景画像交換も織り込もっかな。

銘板
2003.11.26 水曜
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URL 変更

いやいやどうもすみませんです。いきなり引っ越しちゃって。

先月だったかなぁ知ったの。「ホームページ(サイトのトップページこと)の書類名を "index.html" にすると、URL の最後は "(index html 直上のディレクトリ名)/" でいい」ということを。

このサイトを始めた当初から3段階目ですな。URL の単純化は。

  URL 備考
初期 http://www.hi-net.ne.jp/~shoyu/sitefolder/3dstudio.html 長いって!
昨日まで http://www.hi-net.ne.jp/~shoyu/3dstudio.html 旧 URL でも
接続可
今日から http://www.hi-net.ne.jp/~shoyu/ この URL に
一本化

以前は1番目でも2番目でも直接接続できたけど、今回の単純化以上の単純化といったら「自前ドメイン取得」くらいしかなさそうなんで、最終形態ってことで一本化することにしました。

ま〜しばらくは「引っ越しました」ページを置いておくので、お久しぶりのお客さんが迷うこともないでしょう。

つ〜ことで、お手数おかけさせいたしますが、「ブックマーク」「お気に入り」のお直し、よろしくお願いいたしますです。

銘板左端銘板銘板右端

あ、メールの署名にも URL 書いてるから直さにゃ(汗)

銘板
2003.11.27 木曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0311.html#LOG20031127
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皇帝密使か ならず者か

いえいえ、傑作香港映画『皇帝密使』の話じゃないです。いやね、巷で「帝王」と呼ばれてるおっさんの会社に密かに尻尾つかまれてるんじゃないかと、そういう感じのことがあって。

今それでゾゾーッとしてる。公の場に書き込まないようにしてるメインアドレスに、こんなメールが届いたんで。

 Microsoft   All Products | Support | Search | Microsoft.com Guide
    Microsoft Home 

(ここに「PC と地球」が描かれた小さい画像)

MS Partner

this is the latest version of security update, the "November 2003, Cumulative Patch" update which eliminates all known security vulnerabilities affecting MS Internet Explorer, MS Outlook and MS Outlook Express as well as three new vulnerabilities. Install now to maintain the security of your computer from these vulnerabilities, the most serious of which could allow an attacker to run code on your system. This update includes the functionality of all previously released patches.

System requirementsWindows 95/98/Me/2000/NT/XP
This update applies toMS Internet Explorer, version 4.01 and later
MS Outlook, version 8.00 and later
MS Outlook Express, version 4.01 and later
RecommendationCustomers should install the patch at the earliest opportunity.
How to installRun attached file. Choose Yes on displayed dialog box.
How to useYou don't need to do anything after installing this item.

Microsoft Product Support Services and Knowledge Base articles can be found on the Microsoft Technical Support web site. For security-related information about Microsoft products, please visit the Microsoft Security Advisor web site, or Contact Us.

Thank you for using Microsoft products.

Please do not reply to this message. It was sent from an unmonitored e-mail address and we are unable to respond to any replies.


The names of the actual companies and products mentioned herein are the trademarks of their respective owners.

Contact Us | Legal | TRUSTe
©2003 Microsoft Corporation. All rights reserved. Terms of Use | Privacy Statement |
Accessibility

誰が MS Partner じゃい!(と憤ったポーズ取りつつメールの再現ぶりに自己満足)

Windows 版の IE 4.01 以降、Outlook, Outlook Experss ユーザを対象に「脆弱性を補うパッチを当ててくれ」とのお知らせみたいだけど、わしゃ〜今まで Windows を自分の環境に組み入れたことなんて一度もないぞ。Mac 版 IE は自サイト表示の検証用に使ってるけど、Mac 版 OE は OS X 移行とともに使わなくなったし。いずれにしても関係ない。最近うちのメインアドレスが MS のリストに登録されたって感じだなぁ。MSN もやってないし。

何かから抜き取られたか? MS にはこのアドレスを登録した覚えはないんだよ、うん。英語だから MS 本社かなぁこのメール出したのは。そういや何年も前だけど、「鉄腕ダッシュ」を騙ったチェーンメールが複数の友達経由で何度か来たっけな。CC で知らない人の名前とアドレスもっさり引き連れて。おいらはそこから誰にも出してないけど(テレビほとんど見ないんで「鉄腕ダッシュ」自体なんなのか分からなくて、ただのチェーンメールにしか見えなかった。あの番組を見てた人にはかなりの説得力があったんだろうと推測)、友達はあれだけの人数においらの名前も載せて発信したんだから、それで流出した可能性もある。でも MS ほどの超一流企業がそんなコスいマネするか? まぁ「コスいマネして成り上がった会社」ではあるらしいけど、頂点極めた後でもそんなことしてイメージ落とす意味あるんか?

来たメールは2通。同じ内容。差出し人はそれぞれ "ayopfct-gfjypner@support.msn.net" と "kqqmlbestogra@news.com"。

だから MSN になんか入ってないって。

……、

……、

……。

あれ? もしかしてこれ新手のウイルス? 書類が添付されてるよ。"Upgrade5463.exe" だってさ。アップデート書類って普通いきなり添付するか? 常識的には、URL を示してダウンロードサイトに来てもらもんだと思うが。なんかアヤシイ。MS サポートと見せかけてのウイルス送付のような気がしてきた。そういやこのアドレス、ウイルスがたまに届くんだわ。

と、添付書類のソースをテキストエディタソフト "mi" で腑分けしてみた(非 Win 環境だと気軽にできるのだ。どうせ .exe ファイルは実行できないし。コイヘルペスが人体に影響ないのと一緒ですな)。いきなり文字化けしまくりで引いたけど、計802行からなるスクリプトの後半はほとんど化けてない。ところどころに HTML 形式の部分を発見。なんか <HTML> タグを開いたり閉じたりしてる。複数のページを展開するつもりらしい。最後の方で出てきたのは、さっき皆さんにも見てもらった Web ページ風メールの書式ですなこりゃ。ははぁなるほど Web ページ風メールってこうやって出すんだ。知らなかった。勉強になるなぁ。

と、普段取ってる Web ページ風メールマガジンと比べて見てみたら、そっちは別に添付書類は使ってない。なんだまともな方法は他にあるのか。んじゃこのウイルスっぽいメール、ますますアヤシイ。

ていうか .exe ファイルが実行されずにこの HTML 書類がこうしてメールソフト(Netscape 7.1)に出てるってことは、「この添付ファイルから読み出された」のじゃないわな。またなんでメール本文と同じ文言が添付書類に入ってるんで?

するってぇとアレかい。こいつはやっぱしウイルスなんで? .exe が実行されるとその環境で自分の複製メールを作って、.exe ファイル内に格納されてた「MS からのメール(偽造)」をメール本文にして送り出すようにしてるとか?

HTML 以外の記述部分は何からのプログラムっぽいけど解読できず。そこらへんの技術ないんで。ま〜 メールに関する記述らしきものは見つけたけどどうなんでしょうね実際。とりあえず抜粋(仮にウイルスであったとしても、ここに載せた記述 [一部分です] をブラウザで見るぶんには無害です。ここからあなたの環境に何らかのウイルスやワームが入り込んだりはしません。どうかご安心を)。

<BR><BR><BR>Message follows:<BR><BR><BR><BR>
to <B>%s@%s</B>
mail message <BR><BR><BR>Undelivered <BR><BR><BR>Undeliverable to one or more destinations.<BR>
to the following addresses:<BR>
the message returned below could not be delivered =
I wasn't able to deliver your message =
<BR>I'm afraid =
<BR>I'm sorry to have to inform you that =
<BR>I'm sorry =

<BR><BR>Message from <BR>This is the qmail program<BR>
<BR><BR>Hi.
" height=3D0 width=3D0></iframe>
<iframe src=3D"cid:<HTML>
<HEAD></HEAD>
<BODY>

なんか下から3行目、"<" と ">" とが対応してない気もするし。これから分かるのは、「この部分は古めの HTML エディタソフトで書かれた」ってことくらいか。HTML 記述がコ汚いし、いまどきタグが大文字だし、B タグ、BR タグをかなり堂々と使ってるし。結局なんだか分からん。本当に MS から来たのか別なところから来たのか、悪意があるのかないのかも分からん。

素性 MS からのメールの場合 ウイルスメールの場合
悪意 不明。 あり。
心境 人のアドレス勝手に
漁ってんじゃねー!
ウイルス臭いメール
作ってんじゃねー!
シカト。
対応 シカト。 「みんな気をつけろ!」
と、ここで言う。

どっちみちムカつきまくり。

追伸:とりあえずトレンドマイクロとシマンテックのサイトには、新種のウイルスに関する記事は出てないな。

銘板
2003.11.28 金曜
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KDE はどうなっておるのか

FreeBSD の GUI 環境を整備しようと思って。ネットからいろいろ情報を取り寄せるのに、やっぱしブラウザないとツラい。コマンドライン状態の画面でも HTML 形式を読めないことはないけど(テキストのみ)、使い心地が恐ろしく悪いのだ。

で、KDE に再挑戦だ(最初は11月12日)。他のウインドウマネージャもインストーラに入ってるけど、この前一瞬立ち上がった画像が格好よかったんでまた選んでみる。しかし、FreeBSD やってみる前は、「コマンドライン状態のまま Web 接続して X Window System のパッケージなりソースなりを自力で取ってこなきゃいけない」もんだと思ってたけど、インストーラについてきてて助かったわ。システムと一緒にインストールできるし。

前の失敗以来、何度やっても KDE がコマンドで起動しないんでよくよく警告ダイアログ読んだら、前回は変なところで電源落としたせいか KDE のファイルがいかれたらしく、KDE がインストールされてないことになっちゃったらしい。

あれからシステムの挙動もちょっと怪しいところもあるけど、どうせ設定いじってるだけで全然使えてない状態だし、もっとおかしくなったらまた全部クリーンインストールすればよし、と。

KDE の再インストールはサックリ済んだ。で、コマンド "startx" + return でどぉじゃ!

うぉーやった、KDE 設定画面登場。前回と同じ轍を踏まぬよう(設定ダイアログのウインドウを閉じてしまった。しかもそこから安全に KDE を終わらせてコマンドライン画面に戻る方法が分からなかった)気をつけながら進んでいくと……、よしゃ! 見なれぬ GUI 画面登場! 記念写真撮ったけど、いまちょっとそのデータを入れたままのカメラが手元になくてすまんす。あとで出すよよ。けっこう Windows を意識してる感じ。で、いじれそうなとこ1時間くらいひたすらいじって遊んだ。おお、専用ブラウザがついてきてる!ラッキー! ブラウザも ftp か何かでどこかから落とさなきゃいかんのかと思ってて(嬉泣)

GUI の反応がなにかと重いのは、クロックが 333MHz しかないからだなきっと。なんたって税込み1万円ポッキリの PC だもんな (^^;) 画面に関しての課題は、今は256色のリフレッシュレート 60Hz なのを、なんとかもう少しましな状態にするってことだな。ビデオカードの VRAM 容量が今のところ不明なんで、どこまで行けるか分からんけど。

でさ、これからも KDE で行こうと思ってたんだけど、ちょっと不安になる記事発見

日本語対応してないんか!? 記事に日付けは載ってないけど、この記事は1999年に書かれた とあるウェブログから辿ったんで、それより前のものであるはず。今はどうにかなってるといいなぁ〜。でもフリーウエアってどう進展するか(あるいは全く進展しないか)分からんからなぁ。

まぁ KDE が駄目なら GNOME にでもすればいいか。とりあえずブラウザが使えるようになったんで、次の目標はネット接続(今はスタンドアロン。ルータを使うんで簡単なような気がする。ルータの WAN 側は Power Mac から設定済みだし)。その次は日本語環境の構築だな。

「脱 Mac 計画 FreeBSD 篇」、少しずつだが加速してきてるぜぇ〜。昨日、本屋に行ったら珍しく FreeBSD の入門書があったんでソッコー買ったし。

銘板左端銘板銘板右端

その本によると、FreeBSD (RELEASE 4.6) の要求スペックってかなり低いらしいよ。CPU は Intel i386 の 100MHz 以上、RAM は 5MB 以上、HD は 500MB もあれば充分らしい。

「マイクロソフトのサポートに見捨てられたから」と、あなたの押し入れの肥やしになってしまっている Windows 95 が入ってる PC も、ちょっと OS を入れ替えるだけで現役で活躍できるんですぞ(アプリ資産を活かすなら Lindows って手もあるけど)。

しかも著者さんの環境では、RELEASE 3.x でサーバ立てて、クライアントを1000人以上抱えた状態で500日以上連続稼働中(2002年の執筆時点。現状は不明)だそうだし。「これで安定しているので、バージョンアップする必要も特にない」のだそうで。凄まじいまでの信頼性ですなぁ。無料のくせして。

有償 OS だと、ペースが速すぎるバージョンアップ競争や新機能追加競争で動作が安定してる暇がなかったり、そのしわ寄せでハードウエアへの要求がどんどん高まったりしがちだけど、これがフリーウエアだと作り手の責任が(あまり)ないなら使い手への束縛も(あまり)ない。買い換え圧力もなけりゃメーカーサポートなんてのもハナっから期待しない。つまりカネ絡みのねっちりしたしがらみがない。無償 OS ってそういうお気楽さがいいやね。

銘板
2003.11.29 土曜
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宇宙的因果応報

H-IIA 6号機、打ち上げ失敗 だそうで。載ってたのは情報収集衛星2機。

H-II の頃から今まで失敗が2回あったけど、固体ロケットブースターのトラブルは初じゃないかな。

H-IIA としては打ち上げ初失敗。世界的な統計では、新型ロケットは7回目までの打ち上げでの失敗率がかなり高いのだそうで(具体的な数字は忘れたけど)、その次は10回目まで。ここをノートラブルで超えると「優秀なロケット」として高く評価されるそうで。H-IIA は現時点では「普通のロケット」ってことになりましたな(あと2回も失敗したらもう「ヘボロケット」の烙印を押されてしまうわけだが)。名誉を挽回するには、あと何十発も打ち上げて平均成功率を 90% 以上に押し上げるしかなくなりますわな。これで晴れて「優秀なロケット」と言われるようになるわけで。現在、H-IIA の打ち上げペースは年2回くらいなんで、このままだと四半世紀ほどかかるけど。

先代の H-II(7機打ち上げて2機失敗)のときは「管理体制が不十分だった」という結論で、H-IIA になってからはそこらはずいぶんと良くなったはずだったんだが。

ひと月前の「みどり2号の機能停止」に引き続き、新生 JAXA になっても前身(宇宙開発事業団他)の業を引きずってますなぁ。こう失敗やトラブルが立て続くと、もう宇宙開発ファンしてるのが恥ずかしくなってきて。正直、だんだんどうでもよくなってきてるんすけど。確かに「失敗騒ぎ」の半分は売らんかな主義のマスコミの捏造だったりするけど、みどり2号や今回の打ち上げ失敗はどう考えてもほんとにそうなってるわけで。

で、思うんだけど、やっぱしさ、態度として「普段はほとんど存在感なくて、失敗したら頭下げる」って現状はよくないよ。納税者としては「逃げてないでこっち向いて仕事してくれ」って感じなんだな。成功だろうが失敗だろうが、今のところ開発費用・打ち上げ費用は税金から出てるんだから、もっと存在感を上げてだね、CM 出すとか。その CM の中とかで、納税者(スポンサー)を大事にしてほしいんだがねぇ。そのアピールを続けてれば、きっと長期的には納税者の理解が深まってだね、たまに失敗しても必要以上に叩かなくなりそうだし、マスコミだって「成功したら無視かケチ付け。失敗したら袋叩き」っつう浅ましい態度も改まるんじゃないのかね。

JAXA の今後は JAXA 次第ですな。

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有人打ち上げ成功で意気の上がる中国じゃ、今回の日本の打ち上げ失敗は「ザマミロ」とばかりに派手に報道されてるんだろうなぁ。

でも文句は言えん。おいらも H-II の打ち上げ成功記録が続いてた頃、ちょうど苦境にあった中国のロケット事情をずいぶん嗤ったもんさ〜 (T▽T)

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2003.11.30 日曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0311.html#LOG20031130
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過渡期的労働

テロメア方式(2003.8.17)補完計画(2003.10.7)、日々の作業で間違いがちなところや月々の作業で煩雑なところを JavaScript で自動化して、とにかくそこらは楽にはなった。けどまだ鍛えてる途中なんでけっこう面倒なんだなアップデート。

今、12月ぶんの台紙をようやく作り終えたとこ。今回からはページ一番下に出るボタン画像を標準装備。自動化 JavaScript にこいつを組み込むのにまた手間どって。とりあえず完了したつもりだけど、バグなきゃいいなぁ (^_^;A)

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あと、各月ログ先頭の照れかくしみたいな文は、なんかみっともないような気がしてきたんで取っ払った。もくじの表題文も、内容をちょっとアグレッシブ気味(笑)にしてみたよ。

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