ひとりごちるゆんず 2006年5月
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2006.5.1 月曜
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解放までの苦しみ

今年は寒くて&飲み会が多くて、あんまし走り込んでないのよね。それでも、走りの傾向が掴めてきたよ。

  1. 疲労期(0km〜3km)
  2. 停滞期(3km〜5km)
  3. 解放期(5km〜)

とまあ、走ってると上記の状態を経験するわけ。1. は、とにかく足に疲れがたまっていく過程。けっこうツライ。2. は疲れの進行が止まった状態。でもやっぱツライものはツライ。3. は、気がつくとなんだかすごく調子良くなってる状態。ペースもガツーンと上げられる。サナギマンがイナズマンになった感じと言えば、分かる人には分かるだろうが、かなり読者を限定する表現で済みませぬ。

3. の解放期にとっとと入ってくれればラクができるわけ。今日は 1. と 2. でトロ目に走ってみた。前回(先週)は1. と 2. を速い目でやってみた。

結局、解放期に至るまでの距離は変わらず。なんとかもっと早く苦しい時期を乗り越えられるようになりたいものよの。ひたすら走り込んでれば、だんだんそうなるもんかもしれんな。とりあえずそう信じて走り込むベ。

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2006.5.2 火曜
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1回休み

すんません、1日、2日と仕事忙しかったもんで、疲れ果てたっす。

ということにしといて下さい (^_^;)>

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2006.5.3 水曜
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記念日に思うこと

今日はあの記念日ってことで、全国的にいろんなイベントが執り行われたそうで。酔拳とか蛇鶴八拳とかクレイジーモンキー笑拳とか必殺鉄指拳とか少林寺木人拳とか。いやだからそうじゃなく、

憲法記念日。

今日はそんなわけで、休みだってのに憲法に関するイベントというか講演会やパネルディスカッションが各地で行われたらしい。テレビで護憲派と改憲派のそれぞれの主張を、その手のイベントを伝えるニュースとして出してたけど、どうもしっくり来ないところがあるのよね。なんかお互いうまく噛み合ってない。

おいらが昨日のニュースを見たところでの判断だと、改憲派に軍配だなぁ。憲法制定から60年もいじってないから、時代にそぐってないところも出て来た。それを直して行こう、というのがその主張。これは理解できた。

理解できなかったのは護憲派の意見。前々から思ってたんだけど、護憲派って、何かというとすぐ「憲法9条を守れ!」なんだよね。そういう人たちに言いたい。

憲法第9条をそのままにして、

他を改憲するって発想ないの?

なんかさ、いわゆる「護憲派」=「憲法第9条イノチ」な気がしてるんだけど。これはおいらの単なる誤解か、それともマスコミがそう伝わるようにバイアスかけて伝えてるか、あるいは本当にそうなのか、のどれかだと思うけどさ、とりあえずここではおいらは、自分の感覚を信じることにする。となると、マスコミの伝え方か、護憲派のどちらかがすごくズレた考え方を持ってるってことになるんだが。

だってさ、日本国憲法って全部で何条あるか、おいらは恥ずかしながら知らないけど、第9条だけってわけじゃないでしょ。9条を守りたいのは分かるけど、そのために他のどこにも手をつけちゃダメっての、絶対ヘンだよ。理屈がねじくれてる。

改憲派が憲法全体を広く見て意見を述べてるんだから、護憲派がきちんとそれに反論するには、「9条を守れ!」を超越した、日本国憲法全体をカバーした論理を展開しないといかんのだよね。9条だけじゃなく、現行の日本国憲法のどこにも指一本触れちゃいけないことを、論理的に説明しないといかんのだよね。

それが護憲派から聞こえてこない。相変わらず第9条っつうたったひとつの条文だけにこだわったまんま。確かに「一点集中」ってのは立派なひとつの戦術だけど、戦術のひとつをしつこく展開してるだけに過ぎない、と言ってしまえばそれまで。言っちゃ悪いけど、ガキがわめいてる以上のものを感じないんすけど。

さてこの護憲派・改憲派の意識のズレ、誰が悪いんでしょうね。おいらの勘違いか、護憲派が頭悪いのか、護憲派が頭悪いかのように伝えてるマスコミのヘマか。

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5月4日って何の休日なんだったっけ?……え、「国民の休日」っていうの? 何でもいいからもっとそれっぽい名前つけてやれよ。「ライオネル・リッチーの日」とかさ。もちろんライオネル・リッチーは関係ありません。

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2006.5.4 木曜
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アイドリングストップ実行中

ハイオクガソリン(ミニちゃんの燃料)も軽油(職場の担当車アベニールの燃料)もますます価格高騰の折、アイドリングストップでケチケチと燃費低下に貢献してるぜ。

でもよ〜、アイドリング状態ってのはつまりアクセル全閉なわけで、普通にアクセルを踏んで走ってる状態に比べると、エンジン回転数は数分の1、エンジンにかかる負荷は数10分の1(←この数値は憶測)ってことで、アイドリング時はもともと燃料の消費量は大したことないんだよなぁ。もちろん燃料をいくぶんでも食ってるわけだから、それをゼロにすれば少しは燃料代が浮くのは確実なんだけどさ、実際どれだけ浮いてるんだろ。

マニュアル車だからオートマの D レンジ停車(アイドリング時に自動で少しアクセルを開ける機能がついてる)よりずっと燃料食ってないわけで、ほんと気持ち程度ってのが正直なところかと思う。

まぁ大した手間じゃないから続けるとするか。環境対策って側面もあるしな(停車中に余計なガスを出してないってのはけっこう優越感に浸れる)。スターターに負担がかかるのがちょっと気になるけど。

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2006.5.5 金曜
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激安レーサーシューズ

靴屋に勤めてる友達がいてさ、今履いてるジョギングシューズ(1年半前に買った)が相当くたびれてきたんで、彼から買おうと思ってさ。GW 前にいったんシューズを持って来てくれたんだけど、足の幅が合わなくて、今度またもう少し幅広のやつを持ってきてくれる……と言ったまま、タイムリミットが来てしまった。

ジョギングシューズは普段外に出るときも履いてるんですわ。で、今まではくたびれたやつでも別に良かったんですわ。ところが、明日までにいい(ボロじゃない)シューズを調達しないといけなくなったんですわ。だってだって明日、

おデートだもん!(感涙)

つうことで、友達には悪いとは思ったけど、近所のスポーツシューズ屋に行ったんですわ。で、とりあえずジョギングシューズを物色。でもどうせ後で友達からジョギングシューズを買うんだから、違うやつでもいいかな、と、選択範囲を広めて店内を眺めてたら、やたら安いシューズ発見。税込み1,000円也。さすが安いだけあって、サイズがセンチでもインチでもなく、「M」「L」「LL」だった(笑)

売り文句は「水陸両用」だそうで。普通のジョギングシューズでも充分に水陸両用だと思うんだが、中敷きの水はけがやたらいいとかそういうことなんだろうか。試しに履いてみたら、靴底のゴムが薄い。ということでジョギングには不適。でもまぁそれっぽく見えるんで買ってみることにした。1,000円だし。んで、早速うち帰って履いて、そこらを歩いてみた。

ほんと底が薄い。砂利道だと痛いくらい。かかとの部分はまあまあ肉厚なんだけど(ショックアブソーバーがないんでやっぱしジョギングには不適)、「肉」の幅が変に狭い。ていうか半球形。なんか肉球っぽい(笑) 歩いてると、かかとの真ん中にばっかし負荷がかかって、ともかくヘンテコな感じ。

でもね、このシューズの素晴らしい側面を発見したのだよ。

クルマの運転に最適。

靴底が薄いってことはペダルの感触がよりダイレクトに伝わってくるってこと。かかとが丸いってことは、アクセル/ブレーキの踏み替えがラクってこと。

おいらのミニちゃん、中古で買った時点で既にクラッチがヘタレ気味でミートポイントが狭くてさ、けっこう微妙なペダルワークを要求してくれるのよね。クラッチがヘタレなら併せてシンクロもヘタレっつうことで、シフトダウンするには回転数をある程度合わせてやんなきゃいけない(特に3速→2速)。ブレーキング時はヒール&トウですな。昔、中古ワンダーシビックに乗ってた時に鍛えた技(同じ状況だったんで鍛えざるを得なかった)がそのまんま役に立ってたりする。

ヒール&トウってさ、靴底が厚いとなかなかうまくいかないのよね。冬場にブーツ履いてたりすると最悪。ペダルの微妙な変位を掴める薄い靴底って、そうやって試してみるとなかなか快適だったりする。

とは言いつつ、今日のところは大してクルマで走り込めたわけじゃないんで、明日、おデートでドライブしながら完熟走行をも兼ねるっつう、けっこう無謀な状況になりつつあるわけだが。おデートのお相手は今回初お手合わせのおにゃのこなんで、無謀さに拍車がかかってるような気がすごいする……。

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「10月のおにゃのこはどうなった?」なんて訊かないで下さい ( -_-) フッ 過ぎたことさ

12月のおデートと今回のおデートとの関連につきましては、先人の偉大なる言葉をもって答えとさせていただきます。

「それはそれ。これはこれ」

銘板
2006.5.6 土曜
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トッシーへの誓い

おデート行って参りました。昨日買った1,000円のシューズ履いて。いやーやっぱしいいわ薄底シューズ。あたかも足がクルマのペダルに吸い付くようさ。そんで快調にトバして到達したのは十和田湖。もう定番と化しましたな。もちろん行きがけに、新郷村のキリストの墓に寄ってったぞ(笑)

曇り空だったけど雨は降らなくてラッキー。とりあえず証拠写真として、

高村光太郎 作:乙女の像

2003.10.20 じゃ乙女の像がどこにあるか分からず、そこらにあったひめます観音でお茶を濁したもんだが、今回はきっちり撮ってきましたですよ。しかし、「乙女」って割にかなり肉感的ですなぁ。

それと今回、足漕ぎボートに挑戦してきましたです。2003.10.18 でさんざっぱらコケにしたあの足漕ぎボート。やっぱさ、実際に乗ってみないことには批評できないわけよ。つうことで、恐竜トッシー(十和田湖だから「トッシー」らしい)はなんか料金が微妙に高いし真っピンクでこっ恥ずかしいんでパスして、定番のスワンにしてみた。

やっぱダメだわ外輪船。派手に漕ぐも、漕ぐほどに船尾からザボザボと景気のいい音が聞こえてくるも、なかなか加速してくんない。「チャプン、スパッ!」な手漕ぎの敵じゃないよこんなの。外輪の空中に出てる部分の空気抵抗が問題なんじゃないかねぇ。

あと、ハンドリングがなかなか難しくて。ちゃんと船尾に舵が付いてるんだけど、どうもそれにおいらが慣れてなかったのが敗因っぽい。ヨー軸回転を止めるのに当て舵(カウンターステアとも言う)が必要なんだけど、その舵角とハンドルを戻すタイミングがイマイチ掴めなくて。しかもヨー軸回転が止まっても横滑り(慣性ドリフトとも言う)がなかなか止まらない。そこいらを自在に操れるようになるのがスワンキングへの道なんだろうが、手漕ぎはやればやるほどうまくなりたくなるのに対し、スワンの方は別に極めたくなかったりする。

それと、FRP 製モノコックボディの発想は悪くないんだが、視界が狭すぎ。手漕ぎボートの開放感には遠く及びませんな。ま、外からもよく見えないってことなんで、沖に出てデートのお相手とイチャイチャするには絶好っぽいけどさ(笑)

規定の30分が経ったんで母港に帰って桟橋を歩きつつ、ふと「恐竜トッシー」を見て愕然としたね。てっきりスワンと同じタイプかと思ってたら、カタマラン(双胴船)という以外、全く構造を異にしてた。まず前部。舵が前部に付いてる。こんな自動車的な船、前代未聞だぞ。低速船ならではの豪快な設計ですなぁ。スワンの場合は、ハンドルの入力を、自転車のブレーキチューブみたいので後部に伝達してた。ハンドルが前向きに付いてる以上、トッシーじゃ構造の単純化(高信頼性&コストダウン)に貢献してるってことか。

そして後ろ姿を見てまた驚愕。ちゃんとスクリューじゃん。てっきり外輪だとばっかし思ってたのに。しかも胴体後部中央から下に生えてる、スクリューを支える半水没の柱、これの断面が流線型で、水の抵抗及びスクリューに当たる水流の乱れが最小限になるよう細工されてる。意外なところで工学的に凝ってるじゃねーかこいつ。さすがスワンより300円高い(30分で1800円)だけのことはある。

トッシー侮り難し!!

うむぅ。今度来た折には、是非とも恐竜トッシーを試乗せねばなるまい。スクリュー推進の効率性、前部舵の操縦性と安定性、いずれにも興味がある。ちなみにこいつもスワンと同じくモノコック構造だけど屋根の支柱が細いんで、スワンよりは開放感があるかと思われ。つまりイチャイチャには向いてない、と(笑)

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スワンで面白い工夫をひとつ発見。真ん中から左右に張り出したクランク1対ずつにペダルが付いてるわけだが、各座席の内側のクランクには、ペダルが2個並んで付いてる(右座席なら左ペダルが、左座席なら右ペダルがそうなってる)。これ、何の必要があってこうなってたのか、その時は理解できなかったけど、今ようやく分かった。3人乗りするためのものだわこれ。これなら真ん中に座った人もペダルを漕げるわ。いろいろ考えてあるんだなぁ。

って、せっかくデートに行きながら何をいちいち考察してんだ>自分

銘板
2006.5.7 日曜
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そして三沢航空科学館 1

十和田湖でスワンボートを漕いで『乙女の像』を撮ったあと、時間がまだまだあったんで、三沢市にも行ったよ。お目当ては青森県立三沢航空科学館

その所在も知らなけりゃ三沢の道路もよく分からん状況で、「航空ナントカなんだから(この時点で正式名称不明)たぶん空港近くだろう」「看板を見つけてそれを頼りに行こう」という今考えるとけっこう無謀な思いつきの割には、そこらへんがうまく図に当たって、案外すんなり着いた。みんなもやってみよう(ォィ)。

とりあえず建物でっかくてかっこよくてビックリ。内装もかなり凝ってる。こんな立派だったのかい。やるときゃ意外とやるなぁ青森県。入場料は大人一人500円ね。子供は200円だったかな。公立のくせに従業員の客当たりがいいのも好感。普通のテーマパークと同じクオリティを保ってた。あか抜けた制服といい、接客コンサルタントにしっかり指導してもらってるっぽい。

「航空」の方は、

というあたりがゆかりで(あと、三沢空港があるってのもあるか)、展示や説明が主。YS-11(日本で唯一作られた旅客機)の実物や、航技研機(1930年代、航続距離で世界記録を樹立した)と太平洋無着陸横断のミス・ピードル号の復元機がメイン。他にも日本の航空史の黎明期の名機がいくつか。屋外の公園にも展示機が何機かあったけど、時間がなかったんで見られず。YS-11 は実際に客室に乗り込めたよ。操縦席は立ち入り禁止だったけどドアが開いてたんで、

立体撮影してきたぜ!

このケータイ(DoCoMo D506i)のカメラ機能って、光量が足りない部分にすかさずチリチリ感が出ちゃうのが難点なんだよね。この撮影時もチリチリが出たけど、消すのめんどいし、画面もスイッチ・メーター類の小物が多くてチリチリが目立たないんで、そのまんま行かしていただきました(画像の縮小でさらに目立たなくなったんで、まぁいいか、と)。

今回撮らなかったけど、客室の座席に座ったら、なんか今にも飛び立ちそうな感じがしてさ、「どこに行こうかなぁ」なんてほんとそんな気になれたよ。

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2006.5.8 月曜
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三沢航空科学館 2

昨日に引き続き、青森県立航空科学館編。とりあえず YS-11 の実物でもうひとつ立体写真を撮ったよ。

YS-11 主脚(リアビュー)

後ろから撮ったやつね。写真の片方が手ブレしちゃったけど、立体視すれば気にならないよ。こいつもチリチリが出ちゃってさ。しかも被写体がタイヤなもんだから暗い色でしょ、ますます輪をかけてヂリヂリなんだけど、えぇいもうこのまま掲載!

あ、太平洋を渡ったミス・ビードル号(復元機)の立体写真も撮って来るんだった orz

この施設のもうひとつの売り、それは「科学」。気軽に科学の実験や体験ができるのだ。これがまた面白くて。無料のフライトシミュレーターあり(ヘリコプターのやつもあった)の、テーマパークみたいに係員さんがいて乗り込んで楽しむやつもありの、自分でスイッチ入れたりいろいろ動かしたりして遊べるやつありので、もう盛りだくさん。それぞれがいろいろうまいこと考えてあって飽きないのよね。2時間じゃ足りなかったね。うん。

一番やりたかったのが、月面重力体験機。宙吊りの椅子みたいなのにシートベルトで体を固定してはね回ると、体重の6分の5を機械が受け持つんで、6分の1の重力でびよよ〜んとジャンプできちゃう、というやつ。前々からこのマシンの存在を知ってて目を付けてたのよ。その栄光に浴する日がついにやってきた。

見せてもらおうか、月面重力体験機の実力とやらを!

……、

……、

……。

事前の計量で重量超過(ガビーン)

ぐおお、もっと走り込んでおくんだった!! (T□T;) おデートのお相手は余裕で体重制限をクリアして、楽しげにビヨヨンビヨヨン跳ね回ってた。うらやますぃ〜。

走ると言えば、助走15mくらいでスピードガン測定するコーナーがあってさ、子供たちに交じって列に並んで、「ガキどもめ、大人の凄さをその目でしかと見届けるがよい!」と(心で)雄叫んですんげぇ気合い入れて全力ダッシュしたのに、たったの時速17.2kmだとさ(子供の方が速かった)。

納得いかねぇ!! (▼益▼#)

再挑戦したかったけど、列に並び直すには時間が押してたんで、未練タラタラでその場を去りましたとさ。

こういう激しい系(笑)が1階の設備。2階に上がったら、よりサイエンスチックな実験出し物が目白押し。個人的にはアレだな。2次曲線漏斗とボールを使った、惑星・衛星の軌道運動の様子を直接見せてくれるやつが楽しかったな。紙ヒコーキを作って飛ばすコーナーもあったけど、行った時にはもう最終時刻を過ぎててできんかった。残念。

駆け足だったけど夕方6時の閉館まで楽しみまくって航空科学館を後にして(入場料500円は安い!)、なんかもうちょっと飛行機と触れ合いたくて、向かった先はすぐ近くの三沢空港。運が良ければ離着陸が見られるかなぁと。

ところがギッチョン今の三沢空港ってすっかり新幹線はやてに食われてしまってるみたいで、1日6,7便しか往復してないらしい。次の発着まで1時間近くあったりして、とても待っちゃいられない。ていうか関空とも中部国際空港ともアクセスなしって何よ。やる気あんのか。空港ビル内を散策してみたけど、なにぶん超狭い地方空港なんで一瞬で終わってしまった。

ま、立体写真じゃないけど、こんな販売ブースもありましたよってことで、

ホタテ直売所。

「発送承り」って、やっぱし航空便なんだろか。

とまぁ〆はちょっとブルースだったけど(笑)、トータルではとっても楽しいおデートでござりましたぁ〜(自分だけ楽しんだという可能性については、敢えて触れないでおく)。

銘板
2006.5.9 火曜
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まだ作りかけ

去年の12月に撮った新作立体写真素材、ようやく今日レタッチ終了。これで写真の組み合わせは全部揃った。

今回はやたら多くて、今数えたら33組もあった。今まででダントツ最多 (-o-;) こんなに膨れ上がっちゃったのは、ズームを多用したから。1組の立体写真から、ズームの違いによって2〜3組取った。これやりすぎちゃって。でもさ〜ズームでいい立体写真ができてるんだわこれが。無理矢理引き延ばしたらボサボサ感が出て、それが意外と銀塩フィルムっぽくてね。

おいらのデジカメ(CAMEDIA C-3040Z)ってもう4年落ちくらいなんだけど、内部の画像処理エンジンが、わざわざそうしてくれてるらしい。拡大してもジャギらないように、あるいは普通サイズでの輪郭の美しさを追究したらそうなったってことかと。ケータイのカメラなんかで 200% 拡大なんてした日にゃおもっきしジャギジャギだもんな。

今は立体写真を貼り付ける、黒背景の台紙ページを作ってるとこ。33枚中12枚終了。まだ3分の1強かい。ここんとこは単純作業の連続なんだけど、KDE(FreeBSD 用 GUI のひとつ)に付いてくるエディタがちょいと貧弱で、テンプレート作ってからひとつひとつ手打ちで修正して台紙を作ってるのだ。これが Mac なら、mi(寄付ウェア)っつう強力なエディタの置換機能でずいぶんラクができるってもんなんだけど、ここまで来たら意地っすからもう。写真素材の取り込みから立体写真の作成・レンタル鯖へのアップロードまで、全部 FreeBSD のみでやるって決めてるもんで。

台紙ページの完成は時間の問題として、あと、解説ページが最大の難関。33枚のサムネイル画像を用意して、それを配置して、それぞれに CSS と JavaScript の細工を施す。そして文章も書く。考えただけで脳汁が耳から流れ出そう。

5月中の公開が目標だけど、どーなることやら……。

銘板
2006.5.10 水曜
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フツーな言い方が核心を捉える

世界史の表現に関して、ちょっといいことを思いついたんで記録。

「アメリカ大陸の『発見』」という言い方は世界史の教科書で使われてるわけだが、一応みんな、その表現がおかしいことに気付いてはいるよね。原住民という人間が既にそこに居た以上、「発見」という言い方はおかしい、というアレ。けど、それに代わるいい表現がない、という理屈から、カッコ付きで「発見」『発見』と表記してお茶を濁してる。でもやっぱしヘン。特に日本人としては、ヨーロッパ人じゃないんでその「発見」に加担したわけでも、その「発見」で生活や世界観が直接変わったわけでもないんで。

確かに世界史はヨーロッパの視点が中心になってるんで、ヨーロッパ人が初めて認識したものはつまり「発見」なわけ。科学でも「発見」といえば、それまでも存在してたものを初めて自分たちが認識したことを「発見」と呼ぶわけで、その点では矛盾はない。例えば「ニュートンは万有引力を発見した」。万有引力は宇宙創成からずっと存在していて、ニュートンがそれに気付いたことを、発見、と呼んでるわけ。

「発覚」と大して違いがなかったりする。週刊誌の「○○と××とのラブラブ発覚」の「発覚」。「ニュートンにより、万有引力(の存在)が発覚した」。おお、書いてみるとなんかそれでもいいような気がしてきた。「アメリカ発見」についてはどうか。

「コロンブスにより、アメリカ大陸の存在が発覚した」。

今は変な感じだけど、慣れさえすればこれでも良さそげ。「ラブラブ発覚」の場合は、パパラッチされた当人たちは当然、自分たちのラブラブを既に知ってるわけで、それが外部の人間が一般社会に公表したことをもって、「発覚」という言葉が使われる。アメリカ大陸でも、原住民が既にいたけど、一般社会(狭義ではヨーロッパ世界。広義ではユーラシア世界または旧世界)が初めてその存在を知ったということで、「発覚」は使えるかと。

でもまだ違和感が残る。相変わらず土地についての記述のみで、そこに住んでる原住民が、人としてなおざりにされてるのが変わらないとこがちょっとね。

ということで、難しく考えずに、こんなのどうでしょ。

「アメリカとの出会い」

"The Encounter with America"

やたらフツーの言い回しで格式も何もあったもんじゃないけど、おいらはこっちの方が「発見」「発覚」より適してると信じてるよ。個人同士の例で考えると、お互い今まで会ったこともない他人同士が出会ってお互いを認識し、その存在を確認すること。これを「アメリカ発見」に当てはめると、けっこう辻褄が合うかと。

この表現の核心は「出会い」の部分だけど、ツボは「アメリカとの」の部分。これでアメリカ大陸とアメリカ原住民の両方を含めることができる。しかもアメリカもヨーロッパも対等なんで、人としてのマナー的にも矛盾がない。加えて、東洋人みたいな非ヨーロッパかつ非アメリカな第三者にも受け入れやすい表現かと。

実際、ヨーロッパの人間にとって、アメリカという土地とその土地の人との出会いは有史以来最大の衝撃だったわけで(東洋とは、シルクロード経由で、古代ローマの昔からつながりがあった)、ヨーロッパ中心主義が横行してる世界史の一大事として大きく扱われるのも当然なんだけど(昔聞いた話じゃ、ユーラシア大陸の反対端の日本にアメリカ原産の梅毒が伝わったのは、タバコの伝来より早かったらしい。事実未確認だけど)、16世紀当時以来のヨーロッパ中心主義的呼び方、そろそろ直すべきなんだよね。ヨーロッパ文明が世界の隅々に行き渡った結果、ヨーロッパはもう世界の中心ってわけじゃなくなったんだから。

さっきわざわざ英語でも表記したのは、アメリカ人にこの修正をしてほしいからだったりする。アメリカ人も「『発見』("The Discovery")はおかしい」と思ってるんだけど、「それより適した表現がない」といまだに自分たちで思い込んでるんで。いや、おいらの側としても、ほんとにそうしてほしいなら、今日の日記を全文英語で書き直すべきなんだけどさ、まぁそこらは諸般の事情ってやつです (^^;)

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実は「アメリカ大陸の『発見』」を「アメリカとの出会い」に直したとしても、まだおかしいところが残ってるんだよね。「アメリカ」という名前。これ、その大陸を探検したアメリゴ・ヴェスプッチという人にちなんで命名されたそうで、その意味じゃまだヨーロッパ中心主義が残ってしまってる。でも、現住民側にアメリカ大陸全体を指す統一的な単語がないらしいんで(原住民は自分の大陸以外の世界を知らなかったんで、他世界と自世界を区別する必要がなかった)、ここだけはヨーロッパ発の単語を受け入れるしかないかと。

銘板
2006.5.11 木曜
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原始的感動

今日は午後から快晴。部屋から素晴らしい日の入りが見れて(「ら抜き」はわざとです)、泣きたくなるほどすごい充実した気分。日が暮れた直後の空のグラデーションも最高。満月寸前のお月さんは、その前から綺麗に昇ってきてた。なんかいいなぁこういうの。

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昨日の「アメリカとの出会い(The Encounter with America)」だけど、どうしても格式語にしたいなら「アメリカとの遭遇」でよし。あるいは「アメリカとの接触(The Contact with America)」でもいいな。歴史に限らず、社会科の単語ってカッコ付けて格式語ばっかし使いたがって、意味なく小難しくしてやがるという反発もあったりして(笑)

こういう、単語や概念の変更は当事者が提唱すべきなんだろうけど、第三者でもよさそうなんで、その立場で世界的に影響力がある日本が言い出しっぺになるのもいいかと。同じく第三者で同じく世界的に影響力がある中国と共同だともっといいかも。「まず自分たちの歴史教科書でそう修正することにしました」なんて。日中共同の歴史研究っつうとどうしても日中戦争の解釈でギスギスしがちなんで、たまにこんなことをして世界をいい意味でびっくりさせるってのも、気分転換になっていいと思うぞ。

こうして新概念が出来上がっちゃうと、「アメリカ大陸の『発見』」という500年来の言い回しが一気に陳腐に感じられちゃうなぁ。と自画自賛してみる(笑)

銘板
2006.5.12 金曜
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思春期的感性に翻弄された男 1

思春期の少女(女子中学生あたり)は独特の感性を持っている。そしてそれに弄ばれた哀しき男達を描くシリーズ第1弾。

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彼は、幼児だった。

おいらが中学生のみぎり、彼はいつも朝早く、学校近くの通学路にある空き地で一人で遊んでいた。家の事情や習慣というやつだろう。登校中にいつも彼を見かけたけど、おいらや他の男子生徒たちからすれば、彼はそこらにいるただの子供であって、別に相手にするほどのものじゃなかった。しかし女子生徒の目には、彼は特別な存在に見えたらしい。「カワイイ!」と。どうも彼女ら独特の感性を撃ち抜く何らかの要素を、彼は自然と備えていたらしい。今で言う「萌え」に通じる感情を、彼は彼女らに抱かせたらしい。

彼をかわいがってチヤホヤする女子生徒は日増しに増えていった。彼はそのとき、その通学路を通う女子にとってジャニーズアイドルと同等だった。しかしその栄華は長くは続かなかった。

プロのアイドルたちが、次々と手を替え品を替え世の女の子の心に商業的戦略的に訴求し続けたのに対し、ライバルの彼はたった1人の一般幼児。あまりにも無力だった。有り体に言えば、無策な彼は飽きられつつあった。

彼女らの彼に対する「萎え」の兆候が出始めた頃になって、彼はようやく気が付いた。「おねーちゃんたちがいつも自分をかわいがってくれる。自分は特別なんだ」と。いつしか彼は、自分から女子生徒に向かって行くようになった。かわいがられたいがために。登校で次々とやってくる中学生から好みの女子を選り分けては駆け寄り、何かを期待した笑顔で彼女らを見つめて、制服のスカートにしがみついてた。おいら端から見ていて、かなり変質者っぽく見えてしまった。まだ幼児なのに。

それでもまだしばらくはかわいがられていはいた。比較的新参の彼のファンに。だがとうとう彼の露骨な態度が、その通学路を通る全女子生徒から完全にウザがられる日がやって来た。

女子生徒を見つけては追いかける彼(幼児)。

もはや選り好みなしの手当たり次第。

逃げ惑う彼女ら。

逃げ切られては次の獲物を見定め、突進して行く彼!

過去の栄光に囚われ、その行為をただ繰り返す彼!!

その異常な光景を、おいらたち男子生徒は数日間、呆気に取られつつ目にする羽目になった。そして彼に呆れつつ、そっと胸を撫で下ろすのだった。「ああ、自分にはここまで醜く悲惨な過去はない」と。

その後、彼はその空き地に姿を現すことはなくなった。

現在、例の現場となった空き地は、家が建て込んでもう存在しない。彼の家があったと思われるその空き地の近辺も、新しい家々に建て替わってしまった。事件の記憶は、当事者や目撃者の心の中にしか残っていない。ずいぶん古い話なんで、かつて彼に追け回された女性でさえ、あのことを忘れてしまった人も多いかと思う。

あの幼児、今はどんな大人になったろーか。勝手に想像するに、女性不信に育ってしまって、ここ一発で踏ん切れない残尿感にまみれた青春時代を過ごし、今は暗くじめじめしたものを心の底に宿す青年として暮らしてるんじゃないだろーか。いや、幸せに暮らしてるのなら別にそれでいいんだが。

砂の十字架を背負った哀戦士よ。君が異常犯罪とか起こさぬことを切に祈る (-人-)

銘板
2006.5.13 土曜
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舞台挨拶そして収録

これ書いてるの14日(日曜)ね。13日はけっこう怒濤だったのよ。

昼頃起き出したのはいつもの休日と同じ。この日最大の予定は、19時からの『八戸フォーラム シネサロン』収録(放送は5月13日 [火曜])。次いで大きな予定は、18時から八戸フォーラムにて『青いうた』舞台挨拶の鑑賞。19時から予定があるんで、舞台挨拶直後から始まる本編は観ない(=舞台挨拶タダ見)ってことで、八戸フォーラムさんとは事前に話をつけておいたぐらいにして。ええ、ちょっと無理を通させていただきましたです。

で、そこらへんの予定から逆算して、まだ全然書いてないシネサロンの原稿を5時半頃まで書き上げなきゃいけなくてさ。今回はゲスト(八戸フォーラム職員の映写担当の方)を呼んでのインタビューって形式だってんでラクができると踏んでて、だらけ切ったままとうとう当日まで何も書いてないという事態になってしまって。

ということは、昼に起床した時点から原稿を書けばいいのに、この日記が1日遅れてるってんで12日(金曜)ぶんを書き始めてしまって。しかもなんだか妙に気合い入ってしまって(笑)、推敲にやたら時間を割いたぐらいにして。気が付けば16時半(汗)。そっから一気にラジオ原稿書き上げ。新作紹介と、インタビュー内容に関するコメントとか。我ながらすごいお早い仕上がり。いつもこんな感じだといいのに、ギリギリになんないとできんのよねこういう芸当。

軽く発声練習してから『青いうた』舞台挨拶に向かった。おお、かなり混雑してるわ。これで本編観ないなんて、なんかちょっと申し訳ない気分。

舞台挨拶では、金田敬監督と、主演のうちの2人、濱田岳君と冨浦智嗣君がお目見え。んでさ、司会の人が監督を筆頭にコメントを求めていったんだけど、最後に冨浦君にマイクが渡った瞬間、場内は一瞬騒然となったよ。だっても〜女の子みたいな声でさ、お若い女性観客から一斉に「かわい〜(はぁと)」と声が上がってんの。その他の客も、彼のあまりの愛くるしさにどよめいてたし。実はおいらも「かわい〜」と言いそうになって、必死に堪えてたクチだったりする(笑)

司会者もとりあえずそこらへん質問したぐらいにして。

司会:声変わりまだなのかな?

冨浦:声変わりしたんですよぉ。前はもっと高い声だったんで……。

観客:ええ〜っ(&ショタ萌え〜)

インタビューの後は報道陣向けの写真撮影タイムで、冨浦君、ふざけて「にゃあ!」と言ったらまた劇場じゅうがショタ萌えタメイキ(笑) 。

で、彼らは万雷の拍手の中、劇場を後にし、劇場内の照明が落ちて本編が始まるよってあたりで、おいらもこっそりその場を去った。舞台挨拶が良かったんで、ほんとはそのまま本編を観たかったんだけどなぁ(未練)。

その足で出向いたのが BeFM。今回の主役のハマーさんはまだ来てない。いつもならロビーで打ち合わせするんだけど、ロビーの机が埋まってたんで、奥の会議室に通された。なんだかやたらフカフカの椅子に座らされると、パーソナリティのちえさんと、そこにお茶を持ってきたディレクターのオッくんが揃っておいらに向かって、深々と頭を下げた。「先日は大変失礼いたしました」と。

いやあの、あれね、前回の放送事故の件(2006.4.18, 2006.4.19。笑って許しましたですよ。だっておいらあれでウケちゃったし (^▽^;) ていうか、なんかそのネタをオタケンに提供したら、その頃ちょうどオタケンはカノジョに口をきいてもらえないという事態に陥ってて、そのカップルの仲直りのきっかけになる話題となったらしい。これでやつのカノジョの機嫌が直ったってんだから、まぁそういう効能もあったってことでひとつ。

ハマーさんが BeFM に到着して、本格的に打ち合わせ開始。今回のマニアルームのコーナーは、

『ハマーさんに直撃! 映写に関するエトセトラ』

なのだ。ハマーさんはおいらと同じ「八戸フォーラム市民企画スタッフ」であると同時に八戸フォーラムの職員さんでもある。そして彼女のお仕事は映写。映写のお仕事と言えば『ニューシネマ・パラダイス』(1989)でおなじみ。フィルムや映写機の管理・運用。映画好きにとっては憧れのお仕事だったりする。それになかなかこういう舞台裏の作業ってのは普通の観客は知る機会がないんで、いろいろインタビューすれば、リスナーさんにも喜んでいただけるんじゃないかと。というよりおいら自身が知りたいことだったりして (^^;)

質問した内容は、

  1. 映写機の仕組みや操作の仕方など大まかに
  2. フィルムを扱うコツや注意点
  3. 映写の作業で、今までで印象深かった出来事 & 裏話
  4. これからの抱負とお客さんへのメッセージ

ここらへんを回答していただきましたです。その内容は番組(BeFM [76.5MHz] の『八戸フォーラム シネサロン』。5月16日 [火曜] 19:30 から。再放送は5月19日 [金曜] 9:30から)にてどーぞ。いろんな意外な話が聞けるっすよ。

でさぁ、今これ書いててようやく思い出したんだわ。

1曲入れるの忘れた!

FM 放送ってことで、毎回、マニアルームや紹介新作にちなんだ曲を1曲用意して番組内でかけるんだわ。今回、事前にハマーさんに「何かかけてほしい曲があったら持ってきてね。特になければ、BeFM 所蔵のものから適当に選びましょう」なんて連絡入れてたのに、打ち合わせの段階から収録終了まで(というか今の今まで)パーペキ忘れ去ってた(汗)。

まぁ、今回は編集でカットされるのを了承してもらった上で、ハマーさんには多めに語ってもらったんで、曲がない分だけカット量も少ないってことで、ハマーさんには納得してもらうことにしよう。うん。

やっぱし急ごしらえだとどっか抜けちゃうなぁ。今回の反省点ですな。

そのあと、先週末のおデートのお相手と会って、ちょっと飲んでほにゃわ〜んとしたぐらいにして、ま〜そんなこんなで怒濤の土曜は過ぎ去ったのであった。は〜自分にお疲れさん。

そして日記はまだ1日遅れ(汗)

銘板
2006.5.14 日曜
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逃れの日

今日はいろんなものから逃げた。昨日いろいろあったんでチョト疲れたかも。

日記書き、今日のぶん大作を構想してたけど逃げた。昨日のぶん書いたらけっこうな分量になってしまって力尽きた。それがケチの付き始め。で、

資格試験の勉強から逃げた。

ジョギングからも逃げた。

新作立体写真作りからも逃げた。

マンキツに逃げた。

それにしてもほんと『ジョジョの奇妙な冒険』第5部面白いよな〜。読み出したらもう止まらなくなっちゃってさ。プロシュート兄貴の天晴な死に様と、それまでマンモーニだったペッシがついに覚醒したけどブチャラティにアリーヴェデルチされたところでちょうど巻末だったんで、そこで思い切って席を立ち、後ろ髪引かれる思いでマンキツを後にしたよ。確かこの後しばらくして、第5部の敵役の中ではプロシュート兄貴と人気を二分する、あのギアッチョ様がご登場なされるんだよなぁ。

でもさ〜、雑誌じゃカラーだったページが単行本で有無を言わさず白黒にされるのって哀しいよな〜。連載時にカラー掲載されたってのはそれだけ人気があったってことなんだから、単行本の売り上げも期待できるってことで、カラー原稿は単行本でもカラーで再現してほしいよ。白黒ページと同じ紙質でいいからさ〜。単価そのぶん高くなってもいいからさ〜(どうせマンキツで読むんだし(笑))

銘板
2006.5.15 月曜
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思春期的感性に翻弄された男 2

舞台挨拶&ラジオ収録の話を挟んで、またアレ系統の話を続けようと思ったら、舞台挨拶で偶然ショタ萌えが出てきちゃってちょいビックリ。タイミング良過ぎ。でさ、今日はソレ系統の自伝なんだわ。芸能人の後ってのがこれまたすごくバツが悪いんだけど、書くこと決まっちゃってるんで、もうムリヤリ行っちゃう。

銘板左端銘板銘板右端

長いこと忘れてた。おいらの中学時代、女子の先輩たちにちょっとチヤホヤされた過去。3日前の日記を書きながらその時代を思い出したら、けっこうそういう意味でモテてたということを。

小学生の頃はどっちかつうとクラスの女子に嫌われてる方だったんで(主に性格の面で。相手の気持ちとか考えないやつだったんで)、中学に入ったときの女子の先輩からの扱われ方の豹変ぶりについて行けなくて。

なんかさ、2年とか3年の女子の先輩方が、おいらに萌えてた。当時は「萌え」なんて便利な表現はなかったけどさ、ともかく彼女ら(の一部が異様に)萌えてた。ボクシングのガード姿勢から拳を鼻の頭に押し付けたいわゆるブリッコポーズで、「カワイイ!」とわざわざ声に出して、鼻に当てた両の拳の上から目をきらめかして。もろショタ萌え。けどおいらはどう反応していいか分かんなくてフリーズ状態。素直にいい気分にはなれんかった。

「純情」以前に、おいら疑いの心を持っていたのだよ。「これは何らかの策略または陰謀ではないか」とか。イヤな性格の子供だなぁ (^^;) いやほんと、小学生の時分に女子にウザがられてたってこともあって。まぁそのおかげで結果的に、3日前の日記で書いた幼児 と同じ事態に陥らずに済んだけど。

なかでも3年生の先輩で、おいらなんかに相当入れ込んじゃった可哀想な人がいた。今思うと、かなりな決心が要ったと思う。彼女はなんと、おいらにデートを申し込んできたのだった。けっこう他の人がいる前で。そしてそのときの、猜疑心にまみれた我が返事。

「ええ〜っ、やだ!」

ああっ! 今さらだけど本当にすんません! m(_ _;)m

しかもなぁ、ちゃんとうけたまわってデートしてればなぁ、記念すべきファーストデートの歳を何年も早められたのになぁ。今思うと全く惜しいことをした…… orz とはいえやっぱし当時はそういう気がなくて(第二次性徴前で、女の子に全然興味なかった)、デートに行ったとしても全く楽しめなかったかと思われ(←「あのブドウは酸っぱいに違いない」理論)。

で、その先輩とはそれっきりなんもなかったんだけど、子供ってその手のウワサが大好きだよね。終わった話なのに、しばらくはその件で周りに冷やかされることになってしまって、正直、あの先輩を恨んだよ。うん。

でもさ、言われ慣れてくるとさすがにこっちもガードが下がってきて、ていうか第二次性徴を迎えて声変わりもして背も伸びて(それでもまだ声も高かったし背も小さい方だったけど)女の子に興味が出てくると、だんだんいい気分になってきたりしてな。学年が上がってそんな女子先輩がいなくなっても、親戚の年上の女の子がそんなノリでかわいがってくれたり、街で他校の女子がすれ違いざまに「今の人カワイ〜」とか言い合ってるのが聞こえちゃったり(そんなこといまだに覚えてるってこと自体がおかしい)。

けどまぁ例の幼児の件で学んだこともあり、それに思春期に突入して、他人から言われる「カワイイ」説よりも、自分の容姿に激しく劣等感を持ってたことの方が断然強かったこともあって、自分から女の子に向かって行く勇気はついに生まれなかったス。

高校時代。

その学校には、もうおいらに萌えてくれる女子先輩はいなかった。ていうかそこらの年頃になるとむしろ、かわいさなんかよりオトコっぷりで売りたいわけ。でも急にオトコっぷりを自分に求めたって、ないものはない。「カワイイ!」が信じられなかった中学時代に続き、またしても的外れな学園生活を送る羽目になりましたとさ。

そういえば高2の終わりから高3のはじめあたりのこと。部活の大先輩のカノジョが看護婦(←当時の呼称でいきます)さんで、その看護婦さんが、おいらに萌えてしまったっけ。うちの部活のメンバーが代々通ってた喫茶店があって、あるとき行ったら、そのカップル(大先輩&看護婦さん)がカウンターに仲良く並んで座ってるわけ。したらカノジョさんの方が、「あっ、ゆんず君だ! こっちおいでこっちおいで!(カレシに)あんたちょっと席あけて」ってんで、カップルの間に挟まるように座らされて(おいらはこの2人の愛児かい)、大先輩そっちのけでおいらと看護婦さんがいろいろ他愛ない会話を弾ませるという、大変気まずい思いをしたことがあったよ。話のリード役はもちろん看護婦さん。おいらは大先輩のご機嫌が気になってそれどころじゃなくて。あの時ほど味がしないコーヒーを今まで飲んだことない。

そういや高3の後半、クラスにおいらよりずっと背の高い女の子がいて(むしろおいらの背が低い)、そのコにしきりと「ゆんず君カワイイッ!」って言われたわ。確か中学から同じ学校だったけど、初めて同じクラスになったコ。悪い気がしないってのが半分、だからもうそいつはよしとくれってのが半分の、まだら模様の青春気分でごわした。あのコ、受験勉強でテンパッてたとか?

で、なんか知らんけど基本的にサエない系の人間の割には20代一杯までそんな調子で、ショタ世代をはるかに超えたおいらのことをまだ「カワイイ」と言う女性が、周りにほぼ必ず1人はいたのが不思議っちゃ不思議。いつの間にか年下の女性から言われるようになったけど、もうどうでもよかった。そこらへんの年齢まで達すると、さすがにありがたみもへったくれもなくて、露骨にウンザリだったりして。

……、

……、

……。

のつもりだったのに、何年かぶりに 「いつもかわいいですよね」と言われて有頂天 になるあたり(この時は「服が」だったけど)、思春期直前あたりから突然に、そして無駄に「カワイイ」の刷り込み効果に振り回されまくる男、いまだ健在 orz

銘板左端銘板銘板右端

小さい頃から、男の友達からはオヤジ顔だと言われてて、自分でも納得いかない(不満だった)けど納得いってた(それもそうだと受け入れた)んだが。女の子の感性は分からん……。

銘板
2006.5.16 火曜
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次回へのアイディア

今回はちゃんと放送されたヨッツ。おいらが出演した『八戸フォーラム シネサロン』。

んで、今回はゲストのハマーさんへのインタビューがメインってことで、準備でかなりラクできたわけなんだが(質問をいくつか考えて事前にハマーさんに伝えただけで、内容はハマーさん任せでよかったんで)、やっぱラクし過ぎたわ。

発声練習まで手抜きしてしまったのがもろに出てた。ゴモゴモしてやんの。で、時々思い出しては瞬間最大的にハキハキ口調になってやんの。で、またすぐゴモゴモに戻ってやんの。ああカッチョワリ (-o-;) やっぱし、最低でも5日くらい前から毎日みっちり発声練習やらんといかんね。

この収録の後「八戸フォーラムの別部署の人にもインタビューしよう」というお便利企画を思いついた。従業員さんにとっては余計な仕事(しかもボランティア)が増えて迷惑だろうけど、おいらがラクできればそれでいいのだ(ワガママ)。とりあえず後で、どんなお仕事があるのか調査しよう。

でも6月は、シネサロン出演はお休みをいただくつもり。資格試験が25日にあるんで。

銘板
2006.5.17 水曜
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思春期的感性に翻弄された男 3

ショタ萌え人にとってショタの対象は、いつまでもつぼみのままでいてほしい。それを実現したのが、エジソンとリュミエール兄弟が発明した映画術であることに異論を挟む者はいまい。

今日は3部作の〆。タイトルの「思春期的感性」からはズレちゃうけど、「ショタ萌え感性」と置き換えて話を進めようかと。

小さな子供ってのはもともと愛くるしいもんである。しかもそれが映画の子役となればなおさら。『グーニーズ』『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』のキー・ホイ・クァン君や『ホーム・アローン』シリーズのマコーレー・カルキン君にかつて萌えた人も多かろうと思うけど、その先がけとなった子供がいる。

彼の名はジャッキー・クーガン。チャールズ・チャップリンの『キッド』(1921)にて、かの喜劇王チャップリンと見事な競演を果たした名子役。育ての親と無理矢理引き離される場面は、映画史上に残る名「泣かせ」場面としてとみに知られる。あの場面は、チャップリンの演出・編集技術も確かにあるけど、ジャッキー君のその時の演技や、それまでの場面での愛らしさなくしては成り立たなかったろう。

この作品トータルとしては、エンディングが「それがどうした的」ということで名作とは言いづらいけど、映画史上初めてドタバタギャグとペーソスを織り交ぜた実験的作品ということで、その失点は相殺させていいと思う。が、今の観客の目で見て、作品的にイマイチなのは確か。にもかかわらずチャップリン映画の中でも常に人気が上位にランキングされている事実が、ジャッキー君がどれほどまでに可愛らしかったかを如実に物語ってる。

実際、『キッド』でのジャッキー君は天使のようにカワイイ。『スター・ウォーズ エピソード1』のアナキン坊やごときなんぞ、銀河系のはるか彼方までぶっ飛ばしてしまうくらいダントツにカワイイ。トコノマに座ぶとん引いて座らせてお菓子とジュースを振る舞って、食べる様子を頬杖ついてうっとり眺めていたくなるくらいカワイイ。

1989年。イギリスの BBC テレビは、チャップリン生誕100周年記念で特番を製作し、日本では NHK がそれを放送した。チャップリンの生前を知る人々が次々に登場し、往時の様子を語ってた。

そして、彼が登場した。画面下には紛れもなく "Jackie Coogan" とスーパーが振られていた。その瞬間のおいらの心情↓。

ガビーン!! (T□T;)

すっかりカップクのいいアメリカンオヤジ! ハンバーガーが詰まってるとしか思えないオナカ。寂しくなった頭髪。それを言い訳するかのような濃ゆい口ひげ。袖をまくり上げたチェックのシャツから突き出たぶっとい腕だって、髪が生まれ変わったんだよと言わんばかりにモジャモジャモンスター。

この世に生まれた子供は、生き続ける限り皆大人に成長し、老いるもんである。それは分かってる。でも、あの愛くるしい坊やを初めてテレビの映画劇場で観てその数年後にいきなり現代の様子が現れたんだもん、そりゃショック受けるって(allcinema ONLINE のジャッキー・クーガンのページによると1984年に70歳で亡くなられてることから、あの BBC の映像は、番組放送のはるか以前に撮られていたことになる。お元気なご様子だったんで、大体1981年頃に収録されたとして、『キッド』製作から60年くらい経ったあたりかと)。

『見るんじゃなかった』。

もろに後悔したね。うん。映像というものは、その時の様子をいつまでもとどめる魔法の技術なのだよね。愛らしい子供は愛らしい子供のまま、永遠にセルロイドのフィルム(あるいはビデオテープやデジタル媒体)に刻み込まれる、そういうものなのよね。だから、既に天寿を全うしたジャッキー君は、今でもビデオレンタル屋にいる。往時のままの姿で。共演したチャップリンの至芸とともに、永遠の命を獲得した。

天才による一世一代の至芸の映像保存はまだ納得できる。でもなぁ、つぼみの愛らしさという天然ものの映像保存というのは、家族や友人以外のただの観客にとっては、現実を見せられるまでの間のはかない夢なんですな。現実をありのままに記録するための道具が、経年という別の現実を拒絶する作用をもたらすという皮肉。

山口百恵が、一番美しい頃合いにキッパリと引退したのも分かろうというもの。彼女はキャリアを中途で止めることで、永遠の栄光を選んだのだね。映像という魔術の持つ特性をよく分かってらした、と。

で、話を戻すと、チャップリン作品のファンとしては、結局は晩年のジャッキー・クーガンはなかったことにして、いつまでも変わらぬ愛くるしさを放つ『キッド』を「カワイイ〜!」と見続けるわけなのだよね。なんか、そういう感情をこうして文章にまとめてみたら、かなり虚しい気分になってきた……。

ちうことは、だ。若きみぎりのおいらに萌えてくれた人たちの前には、年を経て変わり果てたおいらはもう二度と姿を現すべきじゃない、となりますわな。ていうかおいら一般人だし歳月もドンブラコとかなり流れたんで、彼女らはほぼ完全に忘れ去ってると思う。おいらのことも、自分たちがかつてショタ萌えしたことがあるということも。おいらの側でも、萌えてくれた人たちの顔も名前も覚えてないし。

お互いに、甘くて曖昧な思春期の想ひ出を記憶の底に沈めたまま、街角で知らずにすれ違ったり、たまたま同じ時に同じ喫茶店に居合わせて、お互い別々の席で別々の時を過ごしたり、映画館で偶然隣り合わせになって「あ、失礼します」「いいえ」だけ言ってそれきりだったりするのさ〜(なんか自分でも予期しなかったほどおセンチな〆になっちまった。いかんいかんw)。

銘板
2006.5.18 木曜
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特権的「関係者」に寄せる夢

下水道を探検したくない? したいよね!(誘導)

「この前してきました」ってわけじゃないんだけどさ別に。かつてジャンバルジャンも潜伏した、逃亡者たちの格好の隠れ家、それが下水道。なんかこう、そんな背景を考えると、探検したくなるよね。なるよね!(強引) 街があってさ、街には網の目のように道路があってさ、道路脇には建物が建ち並んでるわけだよ。その数メートル地下にまた別な道があって、それぞれの建物と繋がってるっての、なんかこう、ドキドキするものを感じない? 感じるよね!(力ずく)

って妄想することが時々あるんだ。下水道ツアー。別に配管と汚水とドブネズミ以外に何があるってわけでもないんだろうけど、探検ゴコロを刺激する何かをとてつもなく感じるス。特に、道路のフタを開けて地面つまり日常生活のゼロメートルより下に潜行して行くというあたり。で、時々地図&配管図と照らし合わせて、「おお、ここはあのビルの斜め下だ」なんてさムフフーン(鼻息)。時折、頭上のマンホールの立坑から大型車のタイヤの音が響いてきたりしてさ。問題はニオイだけど、とりあえず鼻栓してごまかすってことでひとつ。

ヘッドライト付きメット必着ね。それと、魚市場の人がよく着てる、ゴム引きのオーバーオール型のカッパというかズボンというか超長靴というか。あれ着てがっぽがっぽと探検したいス。でさ、市街地の下水道の道筋に精通しちゃったりしてさ、しまいにゃもう地図なしでも縦横無尽に歩き回れるようになったりするんだ。いや、水位が低いならチャリンコとかも使えるかもしれんなぁ。たまんないねぇなんだかもうエエ。

スクーターの方が便利か? アクション映画チックなら中型くらいのバイクで決まりなんだけど、おいら中免持ってないしな。ああでも公道じゃないから免許なくてもいいか。いや、公共の「道」だから公道なのか? でも道交法の適用外っぽいし。そういえば国立大学のキャンパス内の道はやっぱし国道扱いなんだろうか。関係ないけど。

でもさ〜、八戸ってさ〜、25万も人口がある割には下水道の普及がやたら遅れてるのよね。普及率50%超えたか超えないかってあたりで。実はうちにも、ラストワンマイルでまだ届いてない。なんでも河川の治水を優先させた結果なんだそうだけど。ということは、人が通れるくらいの下水道もまた大した広がりを持ってないんじゃないかと。それでも歩きやチャリなら充分広いかもなぁ。

ああ、近くて遠い異世界。それが下水道。

ってさ、アクションやサスペンスもののドラマのイメージ先行で簡単に考えちゃったけど、汚水って単にドブ水ってわけじゃないんだよね。トイレから流れてきた水も相当混じってるわけで。そこらを考えると、完全防備したとしてもやっぱしちょっと気が引けてきた。ドラマじゃ下水道の中をカッコ良く逃げたり追っかけたりしてるけど、さすがにニオイや感触までは伝わってこないからなぁ。冷静に考えると、ハードボイルドはうんこまみれ。やっぱ夢は夢のままにしとくのがいいんすかね。

それでも、限られた人、つまり「関係者」という特別な人たちだけに入場が許されたパラレルワールド。ああやっぱし憧れるス。でもばっちい。んん〜ジレンマ。

勢いでもうひと妄想。そうやってとにかく下水道を探検中、他の人と遭遇したらさぞびっくりすることだろうなぁお互い(笑)

銘板左端銘板銘板右端

テレビ局とかの鉄塔の上に登るってのも「関係者」の特権だよね。子供の頃、NHK 八戸放送局の近くに住んでたことがあったんだわ。で、あるときその鉄塔を眺めてたら、てっぺんの360°バルコニー(?)に人が2人登ってるわけ。おいらすかさず50倍天体望遠鏡を窓辺にセットして観察したね。天体望遠鏡ってのは上下左右が逆さまに写るんだけど、まぁとにかく観察に成功した。で、どう見ても作業なんかしてなくて、ただ2人で景色を眺めながら雑談してるって感じだった。何してたんだろ。

2人とも恐がってる様子はなかったなぁ。足場なんか金網みたいだってのに。エレベーターなんて気の利いたものはなくて、ひたすらハシゴで登る塔なんだけど、今思うと2人ともよく頑張って登ったなぁ。これが「関係者パワー」ってやつですか。許された者だけが持ち得る能力ってやつですか。

この時に何に焦ったかって、この2人、おいらに気付いた様子だったのよ。肉眼で。ある瞬間以降こっちをチラチラ見て、その度におもいっきし目が合ってんの。すげぇドキドキ。自分に向けられたレンズや視線って、やっぱそんなに察知しやすいもんなんすかね。直線距離で150mはあったと思うんだけど。

それともあれですか、これもまた、「関係者」という許された者だけが持つ能力ってやつなんですかね。

そこらへんは今もって不明だけど、ああっ、とにかくいっぺんでいいからそういう特権的「関係者」になってみてぇっ!

銘板
2006.5.19 金曜
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『虫』の定義

日本の子供たちよ、半可通な大人たちの言葉を鵜呑みにしちゃあいけない。まずは自分の感覚を信じるべし。その感覚が本当に外れてた時は、素直に間違いを認めて直せばいいだけの話だ。実証主義ってやつだな。

と大上段に構えてみたけど、今日のネタは、「生物学と一般常識に関する、大人でも犯してる混同・誤解・間違い・知ったかぶり」。とまだ大上段だけど、別にそんな大それた話じゃなくて、重箱の隅ツツキ系。

気候がこう温かくなってくると、昆虫や変温動物たちが活発に活動を始めますわな。子供たちは興味深げにそういった生き物を観察しますわな。

子:「あっ虫だよ」

親:「それは虫じゃないよ。クモだよ」

子:「クモは虫じゃないの?」

親:「虫は足が6本だけど、クモは8本あるんだ」

子:(クモの足を数えて)「あ、ほんとだ。クモは虫じゃないんだね」

ありがちな親子の会話。もうちっと詳しい親御さんだと、「クモは虫じゃなくて『節足動物』っていうんだよ」と解説を入れるかもしれない。しかしここでおいらは苦言を呈する。

クモは明らかに虫だよ。その証拠に、

「蜘蛛」の字には虫へんがついてる。

屁理屈じゃない。日本の伝統的な分類によれば、クモは虫の一種なのだ。だから表記にはっきりと虫へんが付いてる。ここは日本だ。だから伝統的分類は間違いとは言えない。

「でも科学的にそれは間違いだろう」とおっしゃられますか。そうですか。でもそれが誤解ってもんです。科学の概念をきちんと取り入れた場合、「クモは昆虫ではない」となるんですな。「足が6本」は虫の定義じゃなく、昆虫の定義なんですな。

虫と昆虫の区別がつかない日本人の大人があまりにも多すぎる。そしてその混同を、子供たちに代々そのまま植え付けてる。そこに問題を感じちゃうのよね。便宜上、と自分で分かった上で、昆虫を指して「虫」と呼ぶのは構わないけど、混同しっぱなしで「虫=昆虫」と短絡するのはいかんと思うぞ。

「じゃあ『虫』の定義は?」

ごもっとも。では説明いたそう。日本語の『虫』とは、西洋科学の分類で言えば、昆虫はもちろん、爬虫類や両生類、節足動物をも含む、かなり広い範囲の動物群のことなのだよ。陸上の動物の中で、人と鳥と獣(けもの=毛物≒哺乳類)を除いたその他大勢をひっくるめて「虫」と呼ぶらしい。「ヘビ(蛇)[爬虫類]」「トカゲ(蜥蜴)[爬虫類]」「カエル(蛙)[両生類]」「サソリ(蠍)[節足動物]」「カタツムリ(蝸牛)[陸貝]」。どれもしっかりと虫へんが入ってる。ただし、両生類のサンショウウオが「ウオ(魚)」で魚に分類されてたり、爬虫類の「カメ(亀)」なんかは亀として独立に扱われてたりするんで、西洋の分類とは完全には重なり合わない。

とりあえず「爬虫類」という単語に既に「虫」の字が入ってるのに注目してほしいですな。『爬』は「這って歩く」の意味で、カメやトカゲなんかの足が、哺乳類と違って胴体から横に張り出す形で生えてるせいで、歩く姿はあたかも地を這うかのよう、という特徴をうまく捕らえてる。つまり、「這って歩く虫」が爬虫類。

こういう、西洋科学の生物分類を日本語に翻訳した人の時代ってのは、明治時代の文明開化のあたりと思われる。日本の長い歴史からすると、『虫』の定義は比較的最近まで、爬虫類や両生類、節足動物等を含んでたことになる。つまり「虫=昆虫」の短絡的誤解は、日本に新たに入ってきた西洋科学の分類法を、日本人がうまく消化しきれなかった、ということを表してるかと。

明治の文明開化が見事に成功して、日本は今や科学技術立国の看板をメインに飯を食ってるわけで(近年は文化輸出も活発になってきてるけど)、そうなるとこういう誤解・混同ってのは、ちょっと恥ずかしいことのように思うんだが。

〓ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ⊂<回 ←仕切りジッパー

古典文学で 『虫愛づる姫君』 ってあるけど、読んでみたらやっぱりというか、この時代(平安時代かな)の人は、カエルやヘビも虫の仲間に入れてるわ。

〓ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ⊂<回 ←仕切りジッパー

最近、『のび太の恐竜』でおなじみのフタバスズキリュウがついに新種認定されたっつうことで注目を浴びてるけど、あれ、分類上は恐竜じゃないんだよね。首長竜っつう、恐竜とは別種のものなんだよね。ついでにプテラノドンも翼竜であって恐竜じゃないぞ。

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2006.5.20 土曜
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お茶を濁す日

昨日付の日記の内容、前々から考えてはあったんだわ。考えちゃネタ帳書き入れを躊躇して忘れ、思い出しちゃ書くのを躊躇し、って感じで。面白い内容かどうか自信なかったんで。

でもよくよく考えたら、その日書くネタがなくてどーでもいー話でお茶を濁すことってけっこうあるんで、それに比べたら内容がある分だけまだマシか、と思い直して、ようやく書くに至ったよ。ああなんだかすっきり。

ていうか今日の日記なんかもろにお茶濁しだったりする。

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2006.5.21 日曜
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意外な「虫へん」

おとついの 『虫』についての ムシ返し(五七五&掛け言葉)

あのさ、「虹」って虫へんが付いてるよね。なんでだ!?

考えたのは玉虫。背中が虹色。あれはなんでも、油の薄い膜が表面を覆ってるからああ見えるんだそうで。オイルが浮いた水たまりが虹色に見えるのと同じ原理。あの玉虫色と虹とが、昔の人(漢字だから中国人)には同じイメージに見えたんじゃないか、とか。

あと、獣(哺乳類)と比べると、昆虫って毒々しいくらいカラフルなのがけっこういるし、爬虫類・両生類もけっこう色が付いてるよね。カラーバリエーションは虹ほどじゃなく、緑・赤が主体だけど(ていうか、虹は人の目に見える全ての色を含んでるわけだが)。そこらへんの関連もあるのかねぇ。

憶測の域を出ないし、ちょっと無理矢理っぽくて自信なし。真相はどうなんだろね。

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2006.5.22 月曜
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新方針の示唆

よしゃよしゃ、先週火曜に放送された『八戸フォーラム シネサロン』、けっこう好評だったっぽい。マニアルームで、映写の担当さんにインタビューしたやつね。

今日は八戸フォーラム定例の作戦会議があってね。おいらみたいなボランティアスタッフが集まるやつ。そこで放送の評判を聞いたですよ。まぁお気遣いもあったろうけど (^^;)、帰り際に「映写室見学会」なんて話もちょっと出たぐらいにして。

おいらが自前のネタを持ち込むより、労力は数分の1だしウケはいい、ということで、今度やる時はまた似たような企画をやっちまおうかとか(笑) 6月は出演しないことに決まったんで、それ以降になるけどさ。

銘板左端銘板銘板右端

おっと忘れる前に。おいら単独でマニアルームやる場合、今度はスクリーンサイズ(ビスタとかシネスコとか)について語ろうかな。この前オタケンにそこらへんのウンチクを語ったら、けっこう面白がってもらえたんで。

銘板左端銘板銘板右端

明日とあさっては1泊で出張が入ったんで、日記書けないかも。

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2006.5.23 火曜
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出張中

とりあえずこれ24日に書いててさ、もう帰って来たんだわ。つうことで、青森駅から歩いて5分くらいの、ステキなお店のお写真でも。

カラマツトレイン青森店

こういう商売って成り立つんだなぁ。とりあえず検索かけたら、サイト発見。黒をベースカラーにした、20世紀っぽいレトロなというかデザインを全く考えてないデザインが鉄ちゃんっぽいっていうか。

IGR 岩手銀河鉄道のサイトにも雰囲気が似てる……。それにしても IGR のサイト、相変わらずダサいよなぁ。おいらが代わりに作ってやろうか?(笑)

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2006.5.24 水曜
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初モバイル大作戦への野望

青森市への出張の旅立ち前に、ちょっと考えたんだわ。ノート PC(東芝 DynaBook Satellite 2590X)を持って行こうかどうか。

ビジネスホテルの部屋に LAN 端子があれば、現地で日記を書くというステキなことができるわけ。LAN ケーブルがなくても、とりあえず原稿を書いて持って帰ることもできる。うちに帰ってから鯖に上げればいいわけで。

でも、一泊が決まったのは旅立ちの朝。んで、とりあえずカバンに PC を入れてみよう、と。これがぴったり入るんですな。ほんとぴったり。つうことで、電源ユニットと LAN ケーブル入れたら他の荷物が入んなくなっちった。しかもそれだけでやたら重たい。現地じゃけっこう歩くことになってたんで、そいつはツライ。

それでもカバン2つにして持って行こうかとも考えたよ。でも、たかが一泊の近場の旅行で、日記書くだけのためにそんな重装備ってのもどうかと思ってね。メモ帳があれば、思いついたことを忘れずに持って帰れるじゃん。ていうかそれやるくらいなら、面白いことがあったりネタを思いついたりしたら、自分の PC アドレス宛にケータイメール打てばいい話じゃん。かくして

ゆんず初モバイル計画、あえなく挫折 orz

PC は持たずに行くことになりましたとさ。で、現地で飛び込んだビジネスホテル、ちゃんと LAN ケーブルが装備されててさ。それ見た時はやっぱし「PC 持って来るんだった」と後悔しまくり。くやしかったんで、LAN ケーブルを竜に見立てて立体写真撮ってきたっすよ。いや、うん、そのジャックのたたずまいが何となく似てたんで。

LAN ドラゴン

LAN ドラゴン(ズーム)

♪ぼぅおやぁ〜よい子だ ねんねっしぃなぁ〜 っと来らぁ。そんなに新しいホテルじゃなかったのに、しかも一番安い部屋(税込み5800円)だったのに、各部屋に LAN ケーブルってのは今や地方でも常識なんですかね。

今度旅行する時は、必ずや根性出して DynaBook 持って行くぜ。重量も動作もやたら重いけど。まぁ7000円で買った中古ノート PC にそんな文句言っちゃいかんよな (^^;)

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2006.5.25 木曜
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みやげ話

出張時の残りのみやげ話でも。

まずは弁当。出かけるとき昼少し前だったんで、八戸駅のキヨスクで弁当を買った。ほんとは倉石牛めし(写真1, 写真2)が良かったんだけど売ってなかった。八戸小唄寿司にいったん手が伸びたけど、倉石牛めしのうまさを思い出したら、ここはやっぱし牛肉でしょう。ということで、

『牛(ウッシッシ〜!)ぜいたく三昧』

と、その中身

まぁタイトルはけっこうアレだけど (^_^;) 中身はとってもおいしゅうございました! これオススメよマジで。値段は確か850円くらいだったかと。

夜、ビジネスホテルですることなくて、テレビ点けたんですわ。久し振りのテレビ。そこで流れてたのはプロ野球。セパ交流戦の巨人対日本ハム。で、画面をよく見てたら、

ハム屋さん同士も交流戦してた。

このアングル見つけてからさ、ヒルマン監督が再び登場するまでずっとケータイのカメラ構えてたすよ。んで、「おっ、ベストアングル!」とシャッター押す間際にカメラが切り替わって原監督が写っちゃったりしてトライすること数度、そんな試行錯誤の上にようやくゲットした逸品。ヒルマン君が顔を上げてた方がよかったんだけど、これ撮った後でそういう場面が来て再度撮ったんだけど、今度はテレビのアングルの方で伊藤ハムのロゴが切れてて、あえなくボツ。野球、なかなか難しいもんですなぁ(試合の内容は全く覚えてない)。

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2006.5.26 金曜
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みやげ話の続き

ビジネスホテルのシングルルームってさ、どこも大体同じ間取りだよね。でさ、どうしても納得行かない配置の家具があるんだけど。

シングルルームなんだから一人でその部屋全部を使うわけで、他の人に気兼ねする必要がないわけ。ということで、用便のとき戸を開けっ放しにしちゃうのよねおいらの場合。で、便座に座るじゃないの。出すもん出して一安心して、ふと前を見るじゃないの。するとそこには

姿見の鏡。

自分のそういう姿を見たいって人、あんましいないと思うんだが。そんな格好の自分と目が合ってしまって、かなりドキッとしてしまうんだが。完全に全身が映ってるし。

姿見をユニットバスのドアの真正面に置くってのは、誰が考えたレイアウトだか知らんけど、どういう意図なのかも全く分からんけど、大抵のシングルルームでそれを経験してる気がする。どうにかならんもんかねこれ。

みんなも今度ビジネスホテルのシングルルームに泊まったら、ちょっと確認してみてね。

銘板左端銘板銘板右端

ていうか「便所に入ったら戸を閉める」という基本を守りさえすれば、別に何の問題もないんだが。

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2006.5.27 土曜
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ザ・似てる

ネタはちょっと古いけど。『アレキサンダー』(2004) に出てたトルコの王様、

高橋幸宏そのもの。
↑マウスで選択してね↑

もう瓜二つ。てか本人?

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2006.5.28 日曜
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タックスアンサーのその後

約3年前、国税庁のサイトに関して こんなログを書いた んだが、ふと思い出してまた同じ URL(http://www.taxanser.nta.go.jp/)でつないでみたら、強制的に "http://www.taxanswer.nta.go.jp/index2.htm" に飛ばされた。

……、

……、

……。

認めたよ国税庁。自分の間違いを。こっそり直してやがる (・m・ ) ぶぶっ

いや、自らの間違いを認めて直すってのは勇気が要ることだし、省庁なんつうモロに権威ある団体があーゆー間抜けな失態をやらかした以上、内部の誰かが何らかの責任を取らされた可能性がありそうだから(あの URL、PR 冊子に印刷して配布しまくってたもんなぁ)、笑っちゃいけないんだろうけどさ、それでもなんだかおかしくて。

この日記の読者さんたちが共感して「綴り直し運動」に発展したとは考えにくいから(読者さん少ないんで)、同じことに気付いた、国税庁内かそれに近い人たちが動いたんだろうなぁと憶測。

で、もうちょっと調べてみた。綴り間違いのもとになってる

TAX-ANSER;Automatic answer Network System for Electrical Request

の "Automatic answer Network System for Electrical Request" でググったら、Wikipedia にその情報があった

そうか国税庁自らが開発した(開発させた)システムだったのか。1987年から続く歴史のあるシステムだったのか。前に日記で槍玉に挙げた時点で16年もの伝統を誇っていたとは。つうことは、16年以上も「あれは "ANSWER" の間違いじゃないのか?」と言われ続けてきたってことか。

で、彼らがたどり着いた結論は、おいらが希望した通り "ANSER" という恥ずかしい綴りの抹殺。ホームページを見る限り、URL に使ってる単語は "taxanswer" だし、本文中にはカタカナで『タックスアンサー』とは出てるものの、英語の綴りは出してない。うまく逃げ仰せたって感じですな。やれやれだぜ(JOJO風)

でもさ、ググッたついでに、なんかもう手遅れというか、なかったことにできなかった痕跡をこの世に残してしまってるのまで見つけちった(Wikipedia の記述もそうだけど)。この ANSER システム、使い勝手がなかなかよろしいようで、他の企業も利用してるんですわ。国税庁にとっては(恐らく)ありがた迷惑なことに、名前を変えずに。

NTT DATA なんか "ANSER" 使いまくり銀行 ANSER・証券 ANSER・生保 ANSER なんてのもあるらしいぞ。パーペキ手遅れ(笑)

あと、検索結果に富士通の名前も挙がってたんで見てみたら

ANSER

本製品は販売を終了いたしました。代替製品としましては、取引先金融機関様ご紹介のファームバンキングソフトをご検討いただきますようお願い申し上げます。

とのこと。どうやらここが開発・販売元みたいね。80年代に国税庁から開発依頼を受けて作って、せっかくだから他業種に販路を拡大したけどもうやめましたってことか。ということは富士通、あんたかい、この変な綴りをでっち上げたのは。まぁいいや。営利企業の場合は商品名は特徴を出さなきゃいかんからな。その線であえて "ANSER" にしたとも考えられるな。したら問題の責任は、それをそのまま受け入れちゃって、ノーチェックで自分とこのサービス名に取り込んじまった国税庁にやっぱりブーメランしてくるわけで。

16年間頑固に "ANSER" の綴りを使い続けたのに、その後3年間のうちにコソーッとそれを隠したってことは、恐らくネット利用が増えたからだと思うのよね。URL にその綴りを入れたのが反発を招いたってことかと思うのよね。

この一件で感じたのは、ネットの影響力って大きいよなぁ、ってこと。ていうか影響力が大きくなったよなぁ。省庁の些細な間抜けミスをも許さないくらいにまで力を持つようになったってわけだぁ。おいらが若かった頃は、自宅でコンピュータで通信してる同級生ってのはお坊っちゃま(マイコンは高価だった。今でも PC は子供が自分用のものを持つには高いと思うけどね)で、しかもちょっとアブないやつ(「オタク」という言葉は当時なかった)というイメージだったんだが。

隔世の感ってやつですか。

銘板左端銘板銘板右端

そういや最近 100ドル PC ってのができたんだって? 発展途上国向けにどっかの NPO が開発したとかで、電力事情が悪い地域に対応するため、発電用の手回しクランクが付いてるやつ。ナイスなのが、OS に無料の Linux が選ばれたってとこ。確かに Windows じゃそれだけで200ドル取られるもんなぁ。しかもウイルス対策めんどくさそうだし。いいところに目を付けたと思うぞ(笑)

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2006.5.29 月曜
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本職様御降臨

いやあの、特に宣伝してなかったんだけど、このサイト、去年の11月から BBS やってるんだわ。トップページのメニューから探してね。

そんでさ、そこにさ、あるお方がご降臨されたのよ。

本職のスーツアクターさん!

ゆんずガンゲギ〜! \(T▽T)/ なんかもうめっちゃコーフンしとります。日記の過去ログ をお読みになって、間違いを指摘して下さったんですわ(ヒーローの名は「ビバーエース」だと思ってたら「リバーエース」だとご指摘を頂いた)。モチ、ソッコー修正。

いやほーやったー! なんかさ、あと1カ月足らずでこの日記も5周年なわけで、最近はちょっと疲れてきてたりもしてたんだけど、ここにきて報われたなぁ…… ( ̄- ̄ )(遠い目)って感じっす。いや〜続けるもんだねぇ日記。

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2006.5.30 火曜
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ほぼ苦行

新作立体写真(2005年12月撮影)公開の準備も大詰めになってきたよ。レタッチはとっくに終わってるし、台紙ページも全部作り終えた。で、今は解説ページを製作中。実はこいつが一番の難関だった。

JavaScript に CSS をぶち込んでるもんだから、込み入っててめんどくてめんどくて。その作業中に、勘違いしてたところを発見しては直し、方針変更を決めては直し。基本的に複雑微妙な作業の連続。HTML + JavaScript + CSS の手書きなもんだから。そのうえ作業に使ってる PC のマウスが大ざっぱにしか反応してくんない(これはどの工程でも泣かせてくれるけど)。

けどようやくその解説ページ、3分の2くらい出来上がった。根性出したら明日公開できるかも。2006.5.9 に目標とした5月中の公開、なるか!?

ああでもあと、立体写真の目次ページも書き直しだし、更新履歴にも追加書き込みしなきゃだし、ホームページの上の方にも告知出さなきゃだし。最後の最後にいろいろ細かいのがあるんだよね (-o-;)

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2006.5.31 水曜
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新作立体写真『2005年12月』

やっと出来た(感涙)。新作立体写真『2005年12月』分が。とうとう徹頭徹尾 Mac を使わなかったぞ(完成後の動作確認には使ったけど)。写真の取り込みからレタッチ、HTML 文書の作成や直しを全部 COMPAQ マシン 333MHz で済ませた。ついでにこの文章も COMPAQ 333MHz で書いてるぜ。

OS は FreeBSD 6.0-RELEASE (フリーソフト)。レタッチソフトは GIMP (フリーソフト)。マシンはかなり前に中古で1万円で買ったやつ。カネをほとんど使わなくても、根性でこのくらいはできるのだぁ! うほほほほほほほほほ!

今回の立体写真は、「JR 八戸線の中から3駅」。八戸線の駅の中にはカッコよくて混雑してるところもあるけど(新幹線停車駅の八戸駅とか、山の手線の駅みたいな本八戸駅とか)、諸事情により、人気の少ないいかにもローカルっぽい駅を選ばして頂き申した。

おいらの立体写真撮影の方法ってさ、立体用じゃない普通のデジカメを使うわけ。だから右目用を撮ってから左目用をって段取りで、時間差ができちゃう。フレーム内に人がいると、その時間差の間に動かれちゃったりするもんだから。それでもどうにかできたりもするけどさ、レタッチで直すの大変なんだわ。直せない時もあるしね。

そんでまぁバシバシ撮りまくって、しかも今回は、名付けて「超ズーム」ってのも導入したせいで写真組の数が半端なくなってしまって。

あと、最後の仕上げで立体写真の目次ページをいじってたら、ちょっと HTML 的にあまりよろしくない記述を発見してしまって(id 属性に入れるアルファベットは全て大文字にする、という決まりがあるのを知らないときに書いちまった記述だったんで)、それを律義に直したりして。別に直さなくたって、今までの実績上、ブラウザでの動作に支障はないんだけどね。けどそれを言ったら、うちのページのほとんどでちょびっとずつそれをやっちまってるということにも気づいてさ。ま、そこんとこは追い追い直しますわ。HTML 手書き派のプライドってもんがあるんで、時間はかかるだろうけどやるよ。うん。

とりあえず、立体写真の方は公約通りに「今月中公開」という締切にようやく間に合ったよ。

ああ〜づがれだ。マジ疲れた。んでも、明日から新しい月なわけで、この日記も毎月のオツトメ(新規書類を作ったり、いくつかの書類の一部を書き換える)が必要なわけで。あ〜めんど。

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