ひとりごちるゆんず 2006年6月
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2006.6.1 木曜
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『風と共に去りぬ』

八戸フォーラムで明日まで公開の『風と共に去りぬ デジタルリマスター版』、よかった〜。すげぇよかったぁ〜。

昔の名作ってのはさ、なんかこう、感覚的にノれないところがあったりするじゃん。センスの経年風化というか。しかも時代物の洋画でしょ? それなりの予備知識がないと楽しめないんじゃないかとか、そういう先入観を持っとったよ。以前巨匠ヴィスコンティの『山猫』を観たとき、そういう理由であんまし楽しめなかったし。

ところが、時代背景は画面見りゃ分かるし、アメリカの南北戦争の戦況は字幕で適宜教えてくれるし。「古き良き南部は風と共に去って行った」っつう郷愁がテーマだってことまで、冒頭の字幕で語ってくれる。ああ便利。考えてみれば『山猫』も「内戦の結果、貴族の時代が終わったよ。その終わりっぷりをとくとご覧あれ」ってことだったらしい(←あとで人から聞いた)。似てるんだねこの2本の映画。でもおいらはもうすっかり『風と共に…』派。終幕とともに拍手しちゃったもん。

ということで、時間作って明日の最終回も観に行くのだ。上映時間3時間50分は正直厳しいけど、それでもスカーレットに会いに行くのだ。

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アメリカ人って若くてもけっこう額とかにシワが出てるけど、あれって日本人より表情の動きが激しくて、それで顔の皮がたるむからなんじゃないかとか思ったり。

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2006.6.2 金曜
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国のピンハネにツッコむ

ガソリン代、うなぎ上りだよね (-o-;) で、そろそろどうにかしてほしいものがあるんだが。それは

二重課税。

これ、昨日ハイオク詰めたレシート。ハイオクの割に単価が比較的安いのは、そこのスタンドの現金会員だから。それでも140円。でさ、その単価のうち約4割がガソリン税なわけ。でさ、問題はさ、消費税がガソリン本体だけにじゃなく、ガソリン税にもかかってるってこと。もろ二重課税じゃんこれ。税金に税金かけてんじゃねー!

前にガソリンスタンドの店長にそのことをツッコんだら、税制がそうなってるんだそうで。おい国税庁、マルサなんつう民間のイカサマを暴く組織を擁しながら、その一方で自分たちがイカサマしてどーする!(怒)

今回の給油だと、ガソリン税にかかった消費税額(イカサマで巻き上げられた分)は約56円。大したことないと思うでしょ。でもさ、今年の9月に内閣が交代したら、消費税率が上がる観測が出てるそうで。そうなったら

もっとかすめ取られることになる。

国ぐるみのイカサマで。

燃料費の高騰のせいで、日本中の多くの企業や個人がヒイヒイ言ってるのは、国だって充分わかってるはず。で、それを、イランの核開発疑惑だとか中国が原油を買い漁ってるからとか、もっともらしい外的要因を言ってそれで済ませちゃってる。確かにそれは原油高の主な理由だろうけど、それに便乗して国がピンハネしてる分をやめれば、多少なりとも日本経済に貢献できるんじゃないのかねコイズミ君。ガソリン価格が上がれば上がるほどピンハネ量も上がるから、おいしくてやめられないのはわかるけど、イカサマはイカサマだよ。もうバレてるんだから、この不正はすぐにやめてくれ。消費税率を上げる前にだ。

とりあえず今の消費税率で言うと、ガソリンで取られるべき本来の消費税は、販売価格の約3%ってことになるんだが。

国は、国益のためにできる限りの努力をすべきもんだと思うんだが。今の国益ってのは、経済の活性化だと思うんだが。今現在、国益に関係する火急の問題ってのは、燃料代の高騰だと思うんだが。その高騰に、ガソリンの二重課税が一役買ってるんだが。

火に油を注いでどーする。

「話が油なだけに」とか今思いついた (^_^;) んでまぁそれはいいとして(ゴマカシ笑)、原油価格の高騰に対して焼け石に水かもしれないけど、国は主権者である国民に対して誠意を持ってることを示す意味でも、この二重課税による不正なピンハネは即刻やめるべきだと思うんだがね。

国の品位に関わる問題ですぞこれは。

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「燃料費が高い方が、省エネ意識や環境意識が高まる」という見方もあるけど、それはそれ、これはこれ。省エネ意識や環境意識が高い人は燃料代が高騰しなくてもあまり燃料を使わないように心がけるよ。意識が低い人は、はじめから燃料代なんか気にしてないし。ということで、どっちでもない中間層をメインターゲットに、省エネ・環境意識の啓蒙を進めることの方が先決じゃないのかね。

ていうか、今二重課税になってるぶんを、そのまま環境保護目的の税として消費税とは別枠で扱うって方針でどうよ。徴収税額は保てるし、環境保護に貢献できるし。そこらへんを落としどころにするってんなら、おいらは納得できる。

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2006.6.3 土曜
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CSS 技を盗む人

久しぶりにサイト大改造。といってもソースレベルの話。見映えはほとんど同じだけど。

例えばこの日記。2003年10月29日のログ以来、段落ごとに字下げ(インデント)をしてきたんだけど、これがあんましパッとしない方法だったんで、カッチョよく CSS で字下げするように改造したのだ。

HTML のルールでは、文の冒頭に入れられたスペース文字は無視するってことになってる。だから字下げしようと闇雲にスペースを打ち込んでも、ブラウザに無視されて字下げされない。でもそれ、Mozilla 系でいえば半角スペースだけが対象で、全角スペースは無視されない。

てなわけで初めのうちは全角スペースで字下げしてたんだけど、なんかブラウザによっては文の冒頭のスペースは全角だろうが半角だろうが無視するやつがあるとの情報を得て CSS 的解法を探し求めてネット上を漁ったけど、その時点でたどり着いたのが、「無視されない半角スペース(HTML 文書上では「 」と記述する)を2個入れる」という、全然 CSS 的じゃない、純粋に HTML 的な解決方法。

Mac 用の強力なテキストエディタ mi の設定で、キーバインド「control + return」で「<p>&nbsp;&nbsp;<p>」と出るようにして、今までやってきた。ソースがイマイチかっこ良くないし、訪問者さんの方でプロポーショナルフォントを使われちゃうと、綺麗に全角1個分になってくれないんで不満な方法だったけど、とにかくそれでやってきた。

んでさっき、日記のネタに久しぶりに M-V ロケットの話でも書こうかとサイト漁りをしてたら(でもこの手の話を出すと、次の日の読者さんが減るんだよね。アクセスカウンタ見てて分かる (^▽^;) ていうか今日のログの方がウケが悪い気がする)、その道では超有名人のノンフィクションライター、松浦晋也氏が書かれた日経 BP のコラムにぶち当たった(彼の著わした傑作「恐るべき旅路」を読んでないやつはモグリ。あれは本当に泣ける。宇宙関係の素人さんでもきちんと理解できると思われ)。で、おいら、サイト上の文章を読んでる時って、読んでるあたりをマウスで意味なく選択する癖があるんだわ。読みながら選択しては選択を解除し、また選択しては解除し、と。そしたら気付いた。この字下げスペース、マウスで選択できない、と。

これ、普通にスペースなり透明 gif 画像なりが入ってるなら選択されるはずなわけで、何らかの CSS 的方法で字下げを実現してるはず、との見解に達した。半ば諦めかけてたワザ、ついに発見! なんかこう、テレビで BGM にイイ曲がかかってたりして忘れられなくて、何年か後に偶然タイトルとアーティストを発見するときってあるよね。あの感激がおいらを襲ったね(その実例:まだインターネットがなかった時代、「♪ズビズバー パパパヤー」のリフが忘れられなくて、数年後にとうとう『老人と子供のポルカ』というタイトルだと判明したよ)。

字下げの CSS 技が実在する。これはもう取り込むしかないでしょう。でも CSS 本なんかじゃなんだか使わない技ばっかり紹介して、こういう基本技ってなかなか取り上げてくれないんだよね。だから本屋に走る気なし。こんなとき最も手っ取り早い方法。それは、

そのサイトから方法を盗む。

ソースを開いて、<head> と </head> に挟まれたあたりを探すと、あったあった link タグ。いくつかあったけどそれっぽいやつを選んで、パスをたどって表示してみる。なんかいろいろいっぱい書かれてたけど、注意深く探して、とうとう p タグに関する記述発見。

p { text-indent: 2em }

これがその正体だった。実際にうちの CSS スクリプトに入れてみたら2字ぶん下がっちゃったんで、最後を「1em」に直したらドンピシャ。で、この日記の字下げを、mi の置換機能を駆使して全部書き直し。その他いろいろ都合が悪いところが出てきたんでそこらも全部直し。立体写真の解説ページも直し。

作業は大変だったけど、日記のソース、これですごいスッキリになったよ。まぁわざわざソースを見る人なんていないんで自己満足でしかないけどさ。あ、とりあえず日記を書くとき、見やすいってのは便利だな。この日記、HTML ソース文書に直接書き込んでるんで。

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2006.6.4 日曜
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一瞬滝汗

昨日の CSS 大作戦に気を良くして、さぁその成果は! とサイトを見たら、おとといの分のログが消滅してた(滝汗)。作業中に手違いがあったらしい。労作だったのに orz と思ったら幸いバックアップを取ってたんで、どうにか復活できたよ (-o-;A)

「じゃあなんで昨日のログを書いた時にそのことに気付かなかったのか」ですと? それは、昨日のぶんのログは、ひと騒動が収まってから、今さっき書いたから(笑)

別に国税庁に圧力かけられたわけじゃないっすよ (^^;)

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2006.6.5 月曜
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免許の書き換え

〜 ゴールドへの遠い道 〜

この前、免許の書き換えに行って来たよ。で、いろいろと勘違いを正したり学んだりしたことがあって。

あのさ、違反の記録っててっきり、3年で抹消されると思ってたのよ。そしたら5年なんだってさ。ということで、4年も前に犯した33km/hオーバーの6点、あれがきっちり効いてた。さらばゴールド免許よ(涙)

免許の書き換えにはもれなく講習が付いてくる。グレードは3つ。「優良(30分)」・「一般(1時間)」・「違反(2時間)」。優良は、5年間無違反だった人。ゴールド免許がもらえる。次回更新までの有効期限は5年。一般は、軽微な違反のみだった人。有効期限3年。点数にして5年間で累積3点までだったかな(自信なし)。で、それ以外が違反。これも有効期限3年。

おいらはもちろん違反講習組。なんかもうそうやってランク分けされて最低ランクに押し込められた時点で、こう、「悪質ドライバー」のレッテル貼られたような気分にさせてくれる orz いや、確かに豪快に違反しちまったんで(例えそれが、警察官の点数稼ぎ目的のネズミ取りにまんまとハメられたんだとしても。ていうかハメられた)、「悪質」「最低」と分類されるのは甘んじて受け入れるけど、それにしてもさ、こちとら4年前の違反直後に青森市の免許センターまで行って17,800円もの講習料払って講習受けて来たんだから、今さら免許書き換え時に済んだ話を蒸し返して、それ用の講習を受け直すってのもなんか腑に落ちないものがあるんすけど。

あの青森市での講習は任意だったから、あれを受けなかった人に対しては書き換え時に2時間講習を、受けた人には、一般と同じ扱いで1時間講習ってことにするってんでどうですかね。

ああでもあの講習を受けて最後に試験を受けて、合格だったんで30日免停が1日免停になったんだったっけ。あれはつまりあの時点でチャラってことですかい。どうも警察のここらへんの考え方ってのが分かりにくい。

で、今回、無事に2時間講習を終えて、即日で免許が交付されたわけ。有効期限は3年。

この3年ってのが曲者で。

違反記録の保存は5年。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ。

去年軽い速度違反したのよ(ある白バイ巡査のエサ場で見事にエサにされてしまった。後から知ったけど、そこはけっこう有名なエサ場だった(悔))。3年後の免許更新時、その違反は4年前ってことになる。記録に残ってるわけ。つまり、これから3年間無違反で通しても、次回更新時は「一般」に振り分けられるってことで、ゴールドをもらえないことが既に確定済み。自動的に、次回も有効期限が3年。ゴールドに返り咲くまで最低6年かかる orz

考え方を変えれば、違反記録がうんぬんかんぬんされるのは更新時の誕生日から5年以内なんで、次々回更新時までの5年を無違反で通せばゴールドなわけ。つうことはこれからの1年弱は違反しても、大勢に変わりがないってことでもあるわな。

とはいえ安全運転を心がけるけどね。交通事故を起こしたくないのは当然として、反則金・違反金を払いたくないんで。ていうかもう、警察内に巣食う姑息な下衆のエジキになりたかないんで(思い出したらまたムカついてきた)。

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2006.6.6 火曜
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勝手に はやぶさ 将来案

日本の小惑星探査機 はやぶさ の科学的成果が今月2日、ようやく一般社会に発表された。現地で科学探査をしてから発表まで丸半年もかかったのは、論文形式にまとめたことと、その論文発表の場を米科学誌サイエンスに決めたことから、発表するまでは他に公表できない、という縛りがあったためらしい。

で、めでたくサイエンスに掲載されたことで、ようやく一般向けに JAXA(宇宙航空研究開発機構)のサイト上やマスコミに発表できた、と。サイエンス側でも はやぶさ 論文は大歓迎だったらしく、6月2日付のサイエンスは『はやぶさ特集』なんだそうで、サイエンス編集長が JAXA にお礼とお祝いの手紙まで贈った(PDF 書類です)。記念に1部取り寄せてみよっかな (*▽*)

JAXA サイトでの一般向け発表を見ると、イトカワのあの独特の形、何に例えたらいいんだろうと今まで思ってたけど、ISAS(宇宙機構内の、宇宙科学研究本部)はラッコに例えてたんだね。お見事。

小惑星イトカワは、今まで各国の探査機が訪れた中で最小の天体なんだそうで。

天体の形ってのは一般に、サイズが大きくなればなるほど球形に近くなる。もう見飽きた形だよね。自重が大きくなれば、自分が発する重力も大きくなり、次第次第にならされて、球形に近くなっていく。でもイトカワくらい小さい天体になると自分の重力の影響が小さすぎて、その天体ができた当時の変テコで面白い形がほぼそのまま保存される。そして、イトカワくらいのサイズの小惑星ってのが最も一般的というか、たくさん存在するんだそうだ。

ちうことは、イトカワと同じような小惑星を探査するごとに、それぞれ独自の面白い形が拝めるってわけ。

他のも見たい!

朝日新聞1月28日付に、はやぶさ2構想の記事が載ってた。2号は、はやぶさ で不具合が出たところを改良する程度で、設計を はやぶさ と極力共用することで開発コストを下げる。そして5年以内に、イトカワとは違うタイプの小惑星探査を目指したい、とのこと。現段階ではあくまでも構想なんで、これがどうなるか全く分からないんだけど、是非やってほしい。

で、提案なんだけど、2号じゃサンプルリターン機能を持たせないってのはどうでしょ。その代わり、現場での探査を充実させる。片道だけの使い捨てだから運用コストがガバチョと減る&ミッションの自由度が上がる。ということは、複数の小惑星を訪れられるんじゃないのか。

例えば、はやぶさにも積んでた表面探査ロボット・ミネルヴァ(放出の段取りでミスってイトカワ表面に到達できなかったけど、搭載機能が宇宙空間できちんと動作することは確認できた)を3台くらい積んでっちゃう。前回のミネルヴァ着地失敗は教訓になったろうから、次回以降はうまくやってくれるでしょう。

それと、着陸して表土を採取して(ここまでは実証済み)、積み込んだ計測機器で、成分をその場で調べる。サンプルを地球に持ち帰るより、調査できる項目は相当限られてくるけど、せっかく はやぶさ で修得したサンプル回収技術と離着陸技術を使わない手はない。世界のどこにもできないことなんだから、これは是非やるべし。

はやぶさ のメインエンジンは、イオンエンジンという形式。これ、出力は小さいけど燃費がやたらいい。太陽電池で機体の外から取り込んだ電力を推進エネルギーとして利用するぶん、普通の化学燃料を積んだ探査機に比べて、軌道を変換できる能力が何倍も大きい。ということは、チョウチョが花から花へ飛ぶように、小惑星から小惑星へと歴訪できるんじゃないのか、という目論見。地球や火星の引力をも利用して軌道変換したりできれば(タイミングの問題があるけど)、燃料(正確には推進剤)消費もまた浮かせられる。地球に帰らなくていいから、ともかく燃料が尽きるまで、ひたすら小惑星を探査するのだ。

特に、火星の引力を利用してスイングバイという技術で加速をすれば、小惑星の本拠地と言える、火星と木星の間の軌道に乗れると思われ。そこで本場の小惑星を探査するのもオツなもんじゃないですかね。

サンプルリターン(小惑星表土の地球へのお持ち帰り)は、「はやぶさ3号」以降でいいと思う。オリジナルの はやぶさ で地球帰還を敢行したノウハウを盛り込む、という方針で。オリジナル はやぶさ は現在、イトカワの近くに待機していて、地球に向かうタイミングをうかがってる状態。到着予定は今からちょうど4年後。その間に、サンプルリターン機能を省いた はやぶさ2号を開発する、と。

はやぶさが現地から送ってきたデータがあまりにも見事だったもんだから、もっといろんな小惑星の不思議な形を見てみたくなって、「サンプルリターンなしで複数の小惑星を探査」という方針を考えてみたってわけ。JAXA さんどうですかこれ。一般の納税者にとっても、お茶の間に居ながらにして宇宙の観光旅行を楽しむっての、NASA のボイジャー以来の宇宙娯楽だと思うけど。

ていうかもうアンドロ軍団みたいに量産して、次々と宇宙に送り出してほしいっす。

銘板
2006.6.7 水曜
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ナップJOJO@カウチ

近所にマンキツができてさ。半年くらい前に。チャリで10分。いつも行ってるところより格段にショボいんでなかなか足が向かなかったんだけど、この前あたりからちょっと通ってるんだわ。『ジョジョの奇妙な冒険』を読むため。第一部〜第五部までは揃ってる。『ストーンオーシャン』(第六部)以降は、前から行ってる遠いマンキツで出てる分は読んじゃってるから、バックナンバーなんぞを楽しんでるのだ。

第五部→第二部→第三部と来て、今日とうとう第四部のクライマックス! でさ、そのショボい雰囲気のマンキツのいいところは、カウチ部屋が用意されてるのよ。普通料金で。カウチにべろろーんと転がって、かっぱえびせん食いながらマンガ読むってのは至福の時なわけよ。

最近寝不足気味でさ、ジョジョのストーリーが盛り上がりまくってるってのに、居眠りこいちまった。

起きたらもう3時間パック使い切ったあたりだったりして。もう諦めて、ゆっくりと第四部の最後を楽しんだよ。追加料金240円也。まぁでも読了して&寝てスッキリしたからいいか。

がんばって起きて読み切ってから、うちに帰ってゆっくり寝ればもっと良かったとは考えないでおく (^^;) いやほんと、いつもと違うところで寝るっての、なんか気持ちよくて。

あと残るは第一部か。5巻と半分しかないから3時間パック1回でOKだな。途中で寝なけりゃ(笑)

銘板
2006.6.8 木曜
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色彩検定なのだよ

いや、今月既にあんまし時間ないんすよ。仕事もそうだし、資格試験もあるし。ということで、今月は『八戸フォーラム シネサロン』はお休みを頂くことにしとります。

で、おいらが受ける資格試験とは何か。そろそろ公開しちまうか。それは、

A・F・T 色彩検定

今月25日が試験日。既に受験票が来た。会場は八戸市内の千葉学園高校。なぜか青森県じゃ八戸が会場なのよね。地理的にかなり偏ってる気がするんだけど、八戸人民としては有り難いところ。

「なんでゆんずが色彩検定を?」だなんて訊かないでいただきたい。自分でもよく分かっとらんのだからして。ん〜なんでおいらが色彩検定なんだ?(謎) 仕事と全然関係ないし。

理由を挙げればいくらでも挙げられるんだけど、どれも核心を突いてるわけじゃない。「映画の趣味が高じて」「服のセンスを(お世辞で)褒められたから」「本屋の資格試験コーナーでこの資格の存在を偶然知ったから」「なんかこれを取るとモテる気がする」「小学生の頃、絵心があったおかげで宿題やらなくて済んだり、普通の授業中に1人、絵を描いてられたから(ちなみに中学生以降その神通力は消滅した)」「実はたまに夜中にテレビをつけてパリコレとかのファッションショウをやってると、思わず見入ってしまう(ちなみにブランドやトレンドに一切興味なし)」とか、そういう理由はいろいろ考えられるんだけどどれもなんかちょっと違ってて、とにかく今は「その資格を取りたいから」という、純粋といえば聞こえがいいけど、依然として根拠不明な衝動、そう、衝動に撞き動かされて勉強中なのです。

出願は2級と3級の併願。3級は、21歳の女の子が「けっこう簡単」というくらいけっこう楽勝ムード。でもさ、21歳の女の子が「けっこう簡単」と言い切る資格なんか、持ってたってあんまし役に立たない気がするのよね。ハクが付くってくらいで。もうちっと実用的にキメたい、ということで2級にも挑戦なのだよ。あのコ、「2級は難しい」って言ってたからな。ひとつ合格して賞賛されでもしてみたいってのもあったりする(21歳の女の子の価値が基準かよ (^^;))。

だったら2級一本槍で通せばいいんじゃないかって? いや、今はそう考えてるけど、出願期限の時点で、2級専願の自信がなかったもんだから。

で、まぁ3級の勉強は確かにそんなに難しくなかった。あと1回参考書を通読すればどうにかなりそう。

2級ですよ。問題は。

色彩検定には正式なテキストってのがあるらしいんだけど、行きつけの本屋さんじゃ売ってなかった。つうことで、「ポイントレッスン」形式の参考書がおいらの教科書。で、今日、同じシリーズで2級の問題集ってのを見つけて買ってきた。今日のうちにガバガバ進んで、5分の2くらいこなしたよ。これで弱点をあぶり出そうってわけだ。

発覚。弱点だらけ(汗)

あと2週間とちょいで本番だよ。なんか既にキンチョー気味だったりする。基本中の基本のマンセル表色系(セクシーコマンドーで言えば「エリーゼの憂鬱」。ていうか「まんせるひょうしょくけい」で1単語として一発で出てきたぞ。さすが Mac。DTP には強いって感じ)もXYZ表色系(セクシーコマンドーで言えば「あばれ恋女房」)も、いまだにけっこう読み間違えるからなぁ。もっと鍛えねばならんのだよ。配色の問題もけっこう引っかけが多そうだし、とにかく今は、テスト形式をこなして慣れつつ弱点を潰すのだ。

明日とあさってで項目ごとのテスト形式を完了させて、模擬試験に突入ですな。2級ポイントレッスン末尾の模擬試験だと正答率90%行ったんだけど、まだまだ不安す(合格ラインは大体7割正答らしいけど)。

あ、試験当日、上履き(スリッパ)忘れないようにするべ(高校が会場なんで)

銘板
2006.6.9 金曜
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アラーキー×アラキメンタリ

『アラキメンタリ』というドキュメンタリー映画を観に行ったよ。主演は荒木経惟。アラーキー

で、たまたまというか、彼は八戸に来てた。『日本人ノ顔』プロジェクトで大阪を皮切りに、全国で一般人の顔写真を撮りまくってるんだそうで、それで。

つうことで上映直前に登場して、派手にマシンガントークかまして去って行った。その証拠写真。なんかもう常に動き回っててさ、このオッサン(笑) 止まった瞬間を狙ってようやく写真に収めたよ。会場内は映画館だから電気つけてても暗いでしょ、だからシャッター速度も遅いわけで、ぶれないように撮るの大変だったよ。

映画はアラーキーの仕事っぷりを撮ってるわけだから当然ヌード撮影場面もガンガン出て来るわけで、映倫を通してないからけっこうきわどいカットもあったりして(ある程度ぼかしてはあったけど)。で、ヌード撮影も仕事のうちだけど、この人、根っからの写真家なんだね。いつでもどこでも何でも撮りまくってる。

こだわりの仕事道具(カメラ)もちゃんとあるんだろうけど、デジカメやポラロイドとかも使いこなして、そこらへんの風景や人物なんかもガンガン撮ってる。モデルさんを使った撮影(素人・プロを問わず)でも、メインのフィルムカメラで撮る合間にポラロイドで撮りに撮って、出てきた写真を無造作に重ねて行くと、だんだん次々と画像が出てくる、ってカットがなかなか印象的でしたな。

なんかなぁ、一応おいらも、アマチュアだけど(立体)写真家として見習うべき姿勢を感じたよ。あそこまで奔放にはなれそうもないけどさ。

銘板
2006.6.10 土曜
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模型の塔

そう、おいらは写真家の端くれだったのだよ。アラーキーほど奔放じゃないけど、そこらへんで「おっ」と思ったものは、ケータイのカメラで気軽に立体撮影する立体写真家だったのだよ。

そんなわけで、この前、五戸町の五戸会館てところに行った時に撮った立体写真でも。見事な造りの四重の塔の模型でさ(五重だったかな?)。

その写真 その1

その写真 その2

「その2」は近付いて撮ったんだけど、細部までよく造り込まれてて、立体視すると、なんだかそのバルコニー(?)に人がいないのが不思議な感じがしてくるよ。

銘板
2006.6.11 日曜
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龍泉洞 その1

龍泉洞(りゅうせんどう)に行って参りましたぁ〜。なんでも日本三大鍾乳洞のひとつなんだそうで。あと2つはどこかな。秋芳洞と阿武隈洞かな(自信なし)。ていうか、日記に書かなかったけど、前に阿武隈洞の近くの入水(いりみず)鍾乳洞ってとこに行ったことあるよ。ほとんど拉致同然で(笑)。あれはすごい体験だった。まさに探検気分。みんなも行ってみるべし(濡れてもいい格好すること)。

で、龍泉洞の方は「日本三大」ってくらいだからでかい。おすもーさんでもない限り普通に歩ける。通路も完備されてる(場所によっては滑りやすいんで、スニーカーがいいよ。なんかハイヒールで入って行った向こう見ずなおねーちゃんもいたけど(笑))

入り口はこんな感じ↓。「入洞料」は大人だと1人1000円。

龍泉洞の入り口1

もう少し奥に進むと、こんな感じ↓。なんか雰囲気出てきたね。

龍泉洞の入り口2

つうことで、見学しながらケータイで立体撮影を敢行して参りましたよ。金曜のアラーキー先生の影響で、とにかく撮りまくろうってなわけで。とりあえず、

鍾乳石の柱

色彩に乏しい&暗くて写真がガサガサなんで、立体視しないと何が何だか分かりませんです。立体で見ると手に取るように分かるよ。そして矢継ぎ早に、

地底湖その1その2

上から覗いてみたっす。湖の水として日本最高の透明度を誇ってるんだそうで、青くなきゃ水があるかどうか分かりませんですなこりゃ。両方の立体写真の下の方で光ってるのは、地底湖を照らすライトの水面での反射。ちょっと邪魔だけど、しゃあないっすね。

上から滴り落ちて来る水で、水面に常に波紋が立ってたんだけど、暗くて露光時間が長かったおかげで、そこらへんうまくキャンセルされたらしくてラッキー。

そして我々探検隊はさらに奥へと進んで行ったのであった。そこに見たものは!

浮き輪

 浮き輪!

地底湖をのぞき込んで落ちて溺れる人とかいるんかなぁ。相当古い感じだから、ただ万が一のために置いてあるだけっぽいけど。そしてさらに進むと、そこには

ボート

  ボート!!

探検隊としてはそのボートで地底湖へ漕ぎ出したいところだったけど、そういうサービスはやってなさそうだったんで、断念するしかなかっただよ(無念)。

まだまだ地底の旅は続くんだけど、今日はもう遅いんでここらへんで420(し・つ・れ〜)。

銘板左端銘板銘板右端

あ、そうだ。今度の火曜日19:30からの『八戸フォーラム シネサロン』(BeFM: 76.5MHz)は『アラキメンタリ』上映直前に現れたアラーキーのトークなんだけど、意外と短かったんで、穴埋め企画として、『アラキメンタリ』を観た直後の八戸フォーラムボランティアスタッフによる感想発表会が急遽組まれたんだわ。八戸フォーラムのロビーにて収録。それに、メンバーの一人としておいらも出演してるっすよん♪

銘板
2006.6.12 月曜
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龍泉洞 その2

まず、おとといの「模型の塔」、リンク全然出てなかったす。おいらのタイプミスでした。ちゃんとリンク出しといたんで、今度こそご覧下さいませ <(__)>

ここを押すと飛びます π( ・π・) 飛びます (・π・ )π

銘板左端銘板銘板右端

で、今日の本題は昨日の続き。

龍泉洞の見モノは地底湖だけじゃないのよね。頭上の鍾乳石もなかなかのもんです。天井のあたりでライトアップされてたところを撮ってみたっす。その近辺だけ明る過ぎて白飛びしちゃったんで、こいつらも立体視しないと何だか分かんないっす。ほとんどモノクロだし。

鍾乳石のつらら

鍾乳石カーテン

「鍾乳石カーテン」があったあたりってのは、ずいぶん階段を上ったところなのよ。ちょうど昨日お見せしたボートのあたりに階段があって、そこから息が切れるくらい上り詰めたあたりの通路で発見。で、その「2階廊下」を歩いて行ったら、下を見下ろせるところに出てさ。さっき地底湖の立体写真を撮ったあたり。ということで、その位置から

真俯瞰ショット

視差を取るのに遠慮しちゃって、ちょっと立体感浅かったかな (^_^;)

んでまぁほどなくして入り口方面に戻って、探検はおしまい。あ〜面白かった (^▽^) 探検気分を盛り上げるコウモリもときどき飛んでたしなぁ。

寒いところ(洞内気温10℃)に居たせいか、トイレに行きたくなっちった。で、行ってみたらばこれが

トイレ

まぁ立派で!!

こういうところって、トイレを見ると懐具合がよく分かるよね。この洞窟、テーマパークとして上々の経営状態だってのがよく分かった。

龍泉洞、侮り難し!

「入洞料1000円」ってのは、龍泉洞の道路を挟んだ向かいの洞窟を利用した「龍泉洞科学館」の「入洞料」も込み。最後にそっちにも行ってみたよ(こっちの方の洞窟は小振りだった)。洞窟の壁に展示してあるいろんな資料や解説と目の前の現物(洞窟内壁)を見比べて、ふむふむほほうとなるほど納得。

そうかこの洞窟内には縄文人が住んでたのか。矢じりや土器なんかが見つかってるそうで。んで、その生活の様子が、

妙にリアルな人形で

展示されてた(笑)

写真じゃ白トビ&ボケ気味で分からないけど、スネ毛まで見事に再現されてたよ。あと、右側に縄文人の子供もいたけど、アングルの関係上、切らせていただきました。それにしてもほんとリアルで、けっこう恐かったよあの人形 (-▽-;)

そんなこんなな龍泉洞はとっても楽しかったんで、皆さんもゼヒゼヒ行ってみてねぃ〜。

銘板左端銘板銘板右端

なんかこの縄文人人形3体の組み合わせ、『北京原人 Who are you?』(2002.8.5) を思い出しちまった。いろんな意味で怪作映画だったよなぁあれ (^^;)

銘板
2006.6.13 火曜
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超速リリース No. 5

色彩検定試験まで、残すところあと12日。できるところは大体勉強できたつもり。

2級の問題集を新たに買ってきて、弱点をできるだけ埋めたつもり。残るは問題集巻末の模擬試験。これをテストと同じ形式(80分間)で解いて、残る不具合を洗い出して早めに対処しなきゃいかん。試験対策としては、特にケアレスミスが多いのが気になるところ。ここらも克服せにゃならん。

ここまで来ると、かなりはかどるんですわ。いやもう脱兎のごとく進む進む。

関係ない作業が。

具体的には、

ケータイ立体写真館5 リリース

龍泉洞で撮りまくったおかげで、写真組の数が揃ったもんで。いや〜写真組の順番を整理してサムネイル画像作ってインデックスページ作って動作チェックして……そりゃあもう凄いスピード (^_^;)  やんなきゃなんない大仕事のストレスがかかると、ほんとはかどるよなぁこういうどうでもいい作業。てなわけで、『ケータイ立体写真館5』、お楽しみあれ。

銘板左端銘板銘板右端

昨日のサッカー、納得行かねぇ〜。オーストラリアなんて、事前情報じゃグループ内で最弱って言われてたじゃん。強ぇじゃんか。話全然違うぞオイ。ていうかラスト10分で3点入れられるってどうゆーことよ。

今さら嘆いてもしょうがないから、予選の残りを2連勝で締めくくって欲しいですな。てことで、クロアチアさん、ブラジルさん、ここではっきりと頼む。手ェ抜いてくれ。お願いだから。

銘板
2006.6.14 水曜
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負けた理由

ワールドカップサッカー、なんで日本代表がオーストラリア代表に逆転負けを食らったのか、お詳しい人たちの間じゃジーコ vs ヒディンクの采配合戦とか、チームや選手個人個人の実力やその日の調子なんかがいろいろ言われてることだろうけど、おいらは素人の立場から、素人でも思いつく敗戦理由を提案したい。

もったいぶらずに言っちゃう。それは、

太陽がまぶしかったから

試合前半のうちは日が高くてそんなでもなかったけど、後半になって時間が経てば経つほど、太陽は傾いて、画面左側の陣地を強烈に照らしつけてたよね。あれじゃあ逆光になってろくにボール見えないって。しかも画面右側のゴール付近(前半は日本の、後半はドイツのゴール)は常に日陰で、逆光を浴びながら攻め上がっていきなり日陰に飛び込んだら、見えるボールもろくに見えたもんじゃなかったと思う。時間が経つほど、守りにくく、攻撃もしにくくなる状況だった、と。

事実、あの試合での得点は全4点とも、画面左側の日の当たるゴールでだけだった。

ということで、スタジアムがあそこに決まり、キックオフ時間が決まり、そのときの日本の陣地が、画面で見て右側の方だと決まった時点で、既に試合展開が不利になることは確定してたと思うぞ(いつどうやってそこらへんを決めたのかは知らないけどさ)。せめて天気が曇りだったらよかったんだけど、おもっきし快晴だったもんなぁ。

銘板左端銘板銘板右端

サッカースタジアムって、建てる方角に規定はないんだろうか。野球スタジアムの場合、内容は忘れだけど、そこらを考慮して建設する決まりになってるらしいぞ(サウスポー [southpaw] という言葉はそこから来てるそうで)。

銘板
2006.6.15 木曜
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今さらツッコミ

今さらなんだけどさ、オーストラリアに負けた時点で、まさに「サムライ ブルー」って気分だったよね。

なんか嫌な結果を予感させるネーミングに思えてきた。ていうかもしクロアチア戦でも負けた場合、ちょっと名前変えて、負け犬っぽく

サムライブルース

にした方がいいんじゃないかとか。

銘板左端銘板銘板右端

そういやギター侍ってまだ芸能界で生きてんのか?

銘板
2006.6.16 金曜
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今日の頭グルグルの歌

朝起きてからずっとひとつの歌が頭から離れない時ってあるよね。

もうそろそろ勘弁してほしい。頼むから消えてくれ。

ああ、まだ鳴り響いてる。

♪だ〜ば〜だ〜 だばだばだ だばだばだ だ〜ば〜だ〜……

この曲のタイトル、『男と女』っていうんだね。少し前に、何かでたまたま知ったよ。2006.6.3 でも言ったけど、こういう曲のタイトルが判明するとすごく嬉しかったりする。

どれ、そんじゃいっちょ「男と女 ダバダバダ」でググッてアーティスト名でも探してみるか。

……、

……、

……。

おお、これ、『男と女』ってフランス映画のサントラだったんだ! 知らなんだ〜(資料1, 資料2)。でもアーティスト名は不明。曲を作ったのはフランシス・レイという人らしい。

Amazon のレビューでも絶賛だけど、ほんとこの曲、いっぺん聞いただけ or 思い出しただけで頭から離れないよなぁ。こういう曲を作れる人ってほんと天才だと思う。

あ、また……♪だばだばだ

銘板左端銘板銘板右端

『明日に向かって撃て!』のサントラに、『男と女』を情熱的にしたようなのが入ってたっけな。あれもけっこういいノリしてる。

銘板
2006.6.17 土曜
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負けてもいい

もう我が輩は達観しておるぞよ。クロアチアに負けてもいいじゃないか。

ブラジルに勝てば、

もうそれでいいではないか。それはそれで、ワールドカップ優勝と同等の殊勲ではないか。ということで、

クロアチア戦には負けてもよろしい。

それでベスト16に進出できなくてもいい。

だがそれ以上の敗北は断じて許さん。

銘板
2006.6.18 日曜
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引き分け

んで、クロアチアとは 0-0 で引き分けかい。8年前にクロアチアには負かされてるんで、この結果で強制納得すべきなんすかねぇ。けどなんかすっきりしないねぇ。ということで、ますますブラジルに勝たなきゃいかんくなったわけで。なんかかなり悲壮感漂ってきた(薄笑)

でもブラジル戦の放送は明け方ってことで、おいら観戦はキラーパスしますです。朝のニュースでゆっくり結果を知ろうってことで。徹夜組も早起き組も、みんながんばってね。

銘板
2006.6.19 月曜
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この生物が固定観念をぶち壊す

すごい生き物がいるもんだ。その名も「コウガイビル」。「コウガ」+「イビル」じゃなくて(伊賀者かい)、「コウガイ」+「ヒル」。ヒルの名前がついてるけど、分類学的にはヒルより下等なプラナリアの仲間だそうで。

お写真はこちらのページ様にてWikipedia にも出てる

何が驚きかって、こんな単純な生き物が陸上で立派に生きてるってこと。ナメクジごときよりも原始的なくせして、ナメクジの2〜3倍の速度で移動しちまうらしいし。

で、やっぱし原始的生物らしく、物陰でコケとかカビの胞子でもコソコソと食ってるのかと思いきや、立派なハンターらしい。純然たるプレデター(肉食獣)らしい。ミミズやカタツムリに絡み付いて体表面じゅうから消化液を分泌して、体外で消化してそれを口ですするという荒技をこなすらしい。恐るべしコウガイビル!

何が恐ろしいってこの体外消化、陸上でしかできない技なんですな。水中でやったら、せっかく溶かした獲物の溶液がどんどん流れて行っちゃうはず。つまりこいつはその昔、こんな単純な構造のまんま陸上で生きて行くことを決心した天晴な生き物だというわけ。

おいらの固定観念を見事に粉砕してくれただよ。

単純な構造の生物は、水中ライフに特化してるもんだとばっかし思ってた。2003年8月あたりの日記で、そこらへんの生き物たちについていろいろ考察してるんですな。水中だと目の前をエサ(プランクトン等)が漂ってるから補食がラクだし(陸上だと自分で探してゲットしなきゃいけない)、重力の縛りもない。あと、今考えたけど、周囲の温度も陸上に比べてけっこう安定してる。

だから、陸上で動物が暮らすには体内にそれなりに高機能な器官を重装備的に内蔵して(主に消化器官の充実)、エサも漂っていないうえに寒暖の差が激しい空気に晒され、とどめに重力もモロに食らい続けるという厳しい厳しい環境に耐えられるように、高度化・洗練化してないととてもとてもやっちゃいけない、と思い込んでた。それなのにこいつは、それなのにこいつは……。

例えば、さすがに口と簡単な消化器官があるけど排泄口がない。排泄口が要らない。なんでって、体の外で消化して、必要な栄養分だけ取り込んじゃって、要らないものはその場で捨てちゃうから。その発想すごすぎるよちょっと! 単純化もまた高度化であり洗練化であるという逆転の発送! まさに宇宙生物! 楊枝で刺して固定すると、自分の体を平気で溶かしてすり抜けるってのもグレートだ。体内に入った異物の除去に、これほどまでに強力な手が他にあろうか。溶かした部分は、プラナリアの仲間なんで後で再生すると思われ。完璧すぎる。

こんな凄いやつと、同じ星の同じ生活圏で暮らしていたとは……。なんかこう、目からウロコって感じ。

ただ、できれば遭遇したくない。だってキモいんだもんこいつ (-_-;) あっちいけこのやろー。しっしっ。

銘板左端銘板銘板右端

このコウガイビルを知ったのは、mixi の『笑える画像』コミュでだったんだけど(名前もそこで教わった)、それについて体験談をコメントしてくれた方がいらして。なんでも、飼ってるネコがこいつに絡み付かれて、泣きそうな顔して帰って来たんだそうで(笑)

きっとこのネコちゃん、道端でヒモみたいのがウネウネ動いてるのを発見して、ネコの習性で思わずいじったら逆襲されちゃったんだろうなぁ。さすがのコウガイビルも、ネコを溶かすまでは至らなかったってことか。相手デカすぎ。でもコウガイビルの果敢な根性は認める。ブラジルのカナリア軍団に挑むサムライジャパンみたいだな (^^;)

このかわいそうなネコちゃんの飼い主さんがコウガイビルを取っ払ってやったそうだけど、ただでさえ気持ち悪いうえにブチブチ切れるわそれでも動いてるわで、自分の方が泣きたくなったそうで。読んですげぇ笑っちった (^▽^;)

銘板左端銘板銘板右端

「食べる対象をがんじがらめに捕まえて、体外に分泌した消化液を塗り付けてその場で消化してしまう」っての、なんかモンスター SF もののネタに使えそうじゃない?(笑)

ま、ハリウッドに作らせれば、どうせお約束の「閉ざされた空間でのサバイバルゲーム」展開になるのは必至だけどね。うん。あれ、もうやり尽くしちゃってつまんないのな。『エイリアン』が作品的に頂点なわけで、それ以降はもうやる意味ないってのに、いまだに定期的に出て来るんだよね。ハリウッドゴジラの後半で無理矢理そういう展開に持ち込んだ時点で、「だみだこりゃ」って思っちゃったよ。んであのB級モンスターもののお約束ラスト(失笑)

ジャン・レノを無駄遣いしたってのも売りのひとつだったけど(薄笑)

銘板
2006.6.20 火曜
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色相環暗記の秘法

色彩検定3級2級の試験もいよいよ今週末に迫ってきたね。みんな勉強してるか?

なんですと? マンセル表色系はどうにか覚えたけど、PCCS 表色系の色相番号がどうもうまく覚えられないですと? そんな人のために、とっておきの覚え方を編み出しておいたですよ。ていうかここに書いておかないと自分でも忘れそうなんで (^^;)

PCCS の24色の色相番号はね、ある法則に基づいてるんだよ。それを見つけた。全24色の色相番号‐色相名を真面目に丸暗記するのもいいけど、要点になる基本5色(マンセルの基本5色ね)の番号だけでも覚えておくと役に立つかと。そして色相環のその他の部分は想像力で埋める、と。で、その基本5色を抜き出して、色相環に沿って(色相番号に沿って)表にしてみる。

色相名色相番号
2
8
12
18
22

ほら、下1桁が 2, 8, 2, 8, 2 になってる。2 と 8 がカギですな。ついでに言うと、2〜8 と 12〜18 の間がけっこう空いてるんで、そこを埋めると、

色相名色相番号
2
橙(黄赤)5
8
12
青緑15
18
22

となる。追加分は下1桁が 5 になるとこがポイント。2, 5, 8, 2, 5, 8, 2 だね。偶然だけど、キーボードのテンキーや電卓、電話のボタンの真ん中の縦列だよ。補色の割り出しは、PCCS は24色相だから、この数字に12を足したり引いたりすればすぐ分かる。試験でマンセルや PCCS の色相差や補色関係の問題が出たら、おいらはこれを問題用紙の余白に書き込んで色相環の代わりにしようと思ってるよ。んでは最後の追い込み、お互いがんばるべぇ〜。

銘板左端銘板銘板右端

え? PCCS と JIS のトーン表示の記号と名前が紛らわしくて覚えられないって? そりゃあんた、おいらもそうだよ(笑) トーン表示の図を何回も紙に書くなりして、力ずくで覚えるしかないでしょうな。それにしてもなんでまた似たようなのが2つも並立してるんかねぇ。色相環の分け方が違うのまでは分かるけど、受験生としてはトーン表示はどっちかに統一してほしいぞ。

日本色研と JIS って仲が悪いのか?

銘板
2006.6.21 水曜
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試験週間につき……

色彩検定試験の追い込みに入ったんで、日記もテキトーにいかせていただきます。今日、パンジーの花の立体写真3組を撮ったから、それを順次公開ってことでお茶を濁したりするっす。

ということで今日は、

パンジー花壇

立った位置から見下ろして撮ったやつ。明日から2日は接写のやつだよ。

銘板左端銘板銘板右端

やっべ。立体写真3組だけだと、試験まで1日ぶん足りないことに今気付いた(汗)

銘板
2006.6.22 木曜
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試験まであと3日

そんなわけで、今日もパンジーの花の立体写真。ケータイの接写機能を利用したどアップです。

黄色パンジー

梅雨入りしたってのに、なんか快晴なんすけど。ていうか今晩、ていうか明日の明け方、ついに対ブラジル戦ですな。おいら寝るけど、みんな応援がんばってね。それと日本代表もがんばってね(←順番逆)

銘板
2006.6.23 金曜
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オストワルト色相環暗記の秘法

なにおーっ!? 今度はオストワルト表色系の色相番号の覚え方を教えろだとぉ?(ていうか自分がうろ覚えなんでここに書いて覚えようって腹)

オストワルト表色系の始まりはナチュラルハーモニーの最高位から、と覚える。だから黄色から始まる。24色相を8つに区切るから、大くくりの1色当たりで、24÷8=3色相が割り当て。ということで、黄色(Yellow)の代表色は、3つのうちの真ん中の「2番」。まずこれを覚える。色相番号の回り方はマンセルの逆で、そこから時計回りに橙(Orange)→赤(Red)→紫(Purple)→青(Ultramarin Blue)→青緑(Turquoise)→緑(Sea Green)→黄緑(Leaf Green)→黄色と回る(NCS もオストワルトと同じ回り方だね)。

色相環はヘリングの反対色を元にしてるんで、黄色の反対側は青。それと直交する形で 赤−緑 の反対色グループが来る。

で、肝心の番号の振り方だけど、基本色がヘリングの4原色(黄・赤・青・緑)なんで、24÷4=6 ってことで、基本色の番号は黄色の2番を筆頭に、右回りに 6 ずつ足していく。赤(8)、青(14)、緑(20)。

4原色の場合
色相名色相番号代表色表記
Yellow22Y
Red82R
Ultramarine Blue142UB
Sea Green202SG

代表色8つ全部を考える場合は、この4原色の間に4つの色が挟まるから、24÷8=3で、3つおきにすればよろしい。いずれにせよ「黄色が2番で最初の純色」がポイント。

全8色の場合
色相名色相番号代表色表記
Yellow22Y
Orange52O
Red82R
Purple112P
Ultramarine Blue142UB
青緑 Turquoise172T
Sea Green202SG
黄緑 Leaf Green232LG

オストワルトの表記で色を当てる問題(「8ea」とか)が出たら、こうやってその場で表を組み立てて色相環の代わりにすれば、けっこう使えるかと思われ。ていうかオストワルトの場合、色相環よりも、等白・等黒・等純・等価値系列の意味の方が重要かと思われ。

銘板左端銘板銘板右端

結局日記を書いちゃったけど、せっかく穴埋め用の立体写真を仕込んでおいたんで、公開するべ。

紫パンジー

接写機能で撮ったんで、昨日の黄色パンジーと同じく背景のボケ味がいい感じ。

銘板左端銘板銘板右端

で、サッカーの方は奇跡なんかやっぱし起こらず、サムライブルースな戦績で大会から引き上げることになった、と。結局 F 組最弱だったとはねぇ。ブルーだねぇ。

銘板
2006.6.24 土曜
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決戦は明日

明日とうとう色彩検定試験だよぉ〜。すごい久々の試験だってのに、なんかキンチョー感が今ひとつ足りないのはなんでだ?

んでまぁとりあえず今日の穴埋め立体写真は、

花の原っぱ

この花の名前、全く分からんす。なんか、朝や日中は綺麗に咲いてるんだけど、夕方になると花が閉じてしまうという、ちょっと不思議な性質を持ってる気がする。

さーて最後の復習でもしとくか。

銘板
2006.6.25 日曜
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試験当日

これ書いてる時点でまだ前日なんだけど、試験後に飲み会も入ってるんで、もう土曜のうちに日曜の分まで書いちゃう。ていうか、穴埋め用立体写真をもう1組用意してるんで、そいつを公開。

花の原っぱ(ズーム)

銘板
2006.6.26 月曜
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色彩検定試験顛末 前編

昨日の色彩検定試験、寝坊も遅刻も突発的トラブルもなく、なんとか無事にこなして参りましたぁ〜。んで、とりあえず時間割。

3級開始時間終了時間
開場10:15−−−
説明10:45−−−
試験11:0012:10
2級開始時間終了時間
開場13:15−−−
説明13:45−−−
試験14:0015:20

試験会場は千葉学園高校(関係ないけど私立女子高)。青森県内や岩手県北の色彩検定受験者たちが、この場所に一同に会するのであーる。さてさて何百人くらい集うんだろーか。キンチョーをはらみつつ千葉学園に着いたのは10:00。明らかに早すぎ(笑)

学校ってけっこう広いからな。どこがその試験会場なんだべぇ、けっこう奥の方だっりしてとか思ってたら、校門を通ってすぐ左の建物だった。入り口に案内がしっかり貼り出されてて。

会場入り口

いや、別にこれにかこつけて、道に迷ったふりして女子高の中をいろいろ探検とか観察とかしてみたりしてみようかななんて、そんなアレなことなどおいらは全くもって考えてなどいなかったぞ (-_-#) チェッ

一番乗りかと思いきや、若い男(高校生か専門学校生かな)が既に1人、入り口の前に座り込んで参考書を広げてた。しかし、なんつーの、色彩検定って2系列あってさ、ひとつは東商ってところが主催で、方向性としては美術関係が主らしい。もうひとつが、今回おいらが受けた A・F・T が主催してるやつ。こっちの方はどっちかつったらファッション系なんだよね(それとインテリア・エクステリア系)。その割にはですね、彼、なんかこう、サエない格好してるんすよ。この日の最高気温は26℃まで上がるっつう予報だってのに、なんでか明るいオレンジの長袖ボタンシャツ。染めてもいない正しいスポーツ刈り。ジーンズ。荷物はこれまたオレンジのリュックサック。汚れて煤けてる。なんか暑苦しい。

かく言うおいらもファッションとは縁遠い男だったりして(だからなんでおいらが A・F・T 色彩検定なのかいまだに不明)、なんかこれからファッション関係の試験が始まろうって会場の前に、ムサい男が2人座って、フルカラー印刷で中まで派手な参考書(色彩検定なんで)を開いて黙々と読み込んでるっつぅ意味不明な状況を作り上げてしまっただよ (^^;)

ちなみにおいらの服装は、上は真っ黒のTシャツ(周りの人にとっても自分にとっても、色の嗅ぎ分け問題の邪魔にならないように、と考えた結果。ほんとは闘争心をかき立てるビビッドな赤のTシャツにしたかったけど)。下は、JIS 系統色名で言うところの、明るい灰みの黄赤の短パン(暑くなりそうだったんで)。髪型は……何だろこれ。髪がウザくなり始めたあたりに安い床屋に行って、「長さ半分ぐらいにして周りは刈り上げて」と言って切ってもらってから1週間経ったテキトーカット。もちろん染めるなんてめんどーなことはしない。もうファッションのフの字もない有様。

あと2人ほど女性受験者が来たあたりで、予定時刻よりちょっと早かったけど入場の許しが出た。この女性受験者2人も意外と地味だったなぁ。しかも現状で受験者4人しか来てないし。自己主張の塊みたいなケバケバねーちゃんやギラギラあんちゃんが数百人規模で大集結状態かと思ってたのに。ずいぶんと予想から外れた状態なんですが。

「試験会場は3階です」と言われて行ってみたらば、教室は1つだけ。3人がけの長い机に席番号の札が1枚ずつ貼られてる。つまりその長い机に1人ずつ。0001から始まって0025まで。25人しか受けないのかよ。青森県及び岩手県北の一般社会人の、色彩に対する関心はこの程度なのか?(まぁ学校単位で別の日に集団受験したりもするそうなんで、そういう学生・生徒を含めると、実際の受験者数はもっと多いんだが)

受付を済ませて席に荷物を置いて、勉強しようかなとも思ったんだけど、これから受けるのは3級。おいらは午後に2級も受けるんですぜ。2級の問題集の模擬試験で97点をマークしたんですぜ。なんかもうここまで来たら、試験説明までの残り30分は、3級ごときの勉強なんてみみっちいまねなんざやめましょうや。窓から景色でも眺めてリラックスして受験と参りましょー。

と決めたんで、めちゃめちゃヨユーぶちかまして窓からの眺めを写真に撮ったりして。梅雨入り宣言とっくに出てるってのに、まっこといいお天気じゃあござんせんか。

試験会場からの眺め

しかしまーなんだね、日曜日のこんなすがすがしい朝にだよ、学校の教室にこもって受験とはまたアレですなぁ。これがだよ、もし試験がなかったらだよ、こんな素晴らしい休日の朝だもん、

……、

……、

……。

絶対昼過ぎまで寝てるな orz

ヨユーついでに、試験会場内の様子まで撮ってみたぐらいにして。時間がまだ早かったんで、来てる人はまばらですな。ていうか3級の受験者数が総勢25人しかいなかったんで(そのうち1人欠席したし)、全員揃ってもまばらだったけど (^^;)

試験会場内

− つづく −

銘板
2006.6.27 火曜
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色彩検定試験顛末 後編

受験者もぼちぼち集まってきたし、あんまし一人だけヨユーかまして浮きまくるのもバツが悪くなってきた。席につくか。したらやっぱし、他の人たちと同じよーに参考書でも読むか。

……、

……、

……あ、ここ、ちょっとうろ覚えだった。

……、

……、

……あ、ここもだ。したらそっちも? こっちも!?

やべぇだんだん焦ってきた。いやいや大丈夫なはずだ。いやいやそれでも分からんぞ。いやいや十分勉強した。いやいや2級の勉強はがんばったけど、これから受ける3級は本当に大丈夫なのか?

悪循環。キンチョー感が螺旋を描いて一気に上り詰めていく。ヤバい。こういう心理状態が一番ヤバい。ともかく落ち着こう。今さらじたばたしたって始まらないんだから。どうやって落ち着こう。

メールだ。うん。ケータイをいじってれば落ち着きを取り戻せそうな気がする。と、ケータイを見たら、知らない間にメールが入ってた。9:37 付。ヨユーだったつもりが、これにも気付かないほど実は焦っておったのか。おお、この千葉学園高校の OG のおにゃのこからだ。なんか幸先いいじゃありませんか。んで、何だって?

色彩検定当日ですね(^-^)
ゆんずさんなら余裕で受かりますよ(*^-^)b
自信持って試験に挑んでください(*u_u)

あっ…千葉高の制服貸せば良かったですね…思いつかなかった…(;´ω`)笑

(^m^) ぷっ 返信書いちゃお。

ありがとう
けっこうキンチョーしてます

明日香ちゃん(仮名)の千葉高の制服なら、オタケンが欲しがると思う(^^;

明日香ちゃん(仮名)からすぐさま返信。

オタケンに高く売りつけます(笑

よし。それでいい(←何がだ)

その時点で試験説明の時間に突入。机には筆記用具と受験票と身分証明書だけ出して、ケータイの電源は切れってさ。はいはいりょーかいポチッとな。で、問題冊子とマークシート解答用紙が配られて、試験について細々と説明あり。はいはいりょーかい。説明は試験開始3分前に終わった。

この3分間の沈黙。

……長い。

いやが上にも高まるキンチョー感。

開始まで残り1分を切った時点で、「うぎゃおわぁ〜!」と机をひっくり返したくなっただよ。我慢我慢。そして文部科学省後援ファッションコーディネート色彩能力検定3級試験は静かに始まった。

始めは、文章の穴を選択肢から選んで埋めるやつね。次も同じ。この形式が所々に出てくる。それを埋めるように、4つの選択肢から正しいものを選び出すやつが入ってる。

順調順調……だったのは中盤くらいまで(汗) 後半戦はひねくれた引っかけ問題続出(滝汗) こりゃあ「3級なんて」と見くびってたのはまずかったっすか? それでも最後まで解いて時間が余ったんで、自信ないところをチェックし直して、時間が来ておしまい。終わってみれば、まぁどうにかなったでしょうって感じですか。

しかし、ナメてたよ正直言って。3級でここまで骨がある問題が出されるとは。つうことは午後に受ける2級はどうなるんじゃい。

……、

……、

……。

修羅場? (-_-;)

ええいもうここまで来ちゃったんだからじたばたしてもしょうがない。今はとにかく昼メシかっ食らう時なのだ。と外に出た。あ〜ほんといい天気じゃあ〜。そうそうさっき立ち食いそば屋をチェックしといたんだわ。あそこ行くべ……って閉まってんのかよ。長横町(八戸の飲み屋街通り)まで足を伸ばすか。ってそうだよなぁ、夜の街だもんここ。シャッター街と化してるよこの時間帯。

流れ流れて、街の真ん中の、いつも行く喫茶店にたどり着いた。そこでナポリタンを注文。片道15分かかったけど、昼休み長めでよかった。うん。歩いて気分転換できたし。

13:35。千葉学園高校3階の試験会場内。係員さんが、机の3列目の番号札をはがし始めた。あれ、その列全部はがすの? 1列9席が2列。18人しか受けないんかい2級。青森県及び岩手県北の色彩に対する認識はやっぱしその程度なんかい。で、見回すと、ほとんど女性(3級は大体、女6:男4くらいの割合だった)。3級から受けてる制服の女子高生が1人、2級も受けるんだね。おいら制服には疎いからどこの高校か知らんけど(オタケンなら一発で識別するんだろうなぁ)、一緒にがんばるべ。あと、やっぱしというか、20〜30代のケバ系&地味系女性が10人ほど。残りは40〜50歳代のおばさまがた。これが女性陣。

対する男性陣はわずか2人。まずおいら。相変わらず明らかに場違いな気がするけどもう気にしない。残るもう1人は20代後半あたりのキメキメにーちゃん。パンクっぽい格好。きっと自分以外の唯一の男であるおいらを見て、『なんでこんなのが来てんだ?』って思ってんだろうなぁ。でもなあんちゃん、そいつは

おれの方が知りてーよ!

↑衝動以上の理由が見当たらない人

13:45。2級試験の説明開始。前の席のケバ系ねーちゃん、ロングの茶髪ソバージュが邪魔そう。昼を過ぎて暑くなってきたしね。髪を左肩越しに前に垂らしたり、ラックススーパーリッチみたいに両手で後ろに回したり。そうかあの宣伝のあの場面はスローモーションを使っておったのだななんて関係ないことに気が付いたりして。

13:57。またしても説明は早めに終わってしまった。この待ち時間の沈黙がたまんない。落ち着くために、ずーっと窓の外の景色を見てたよ。いやぁほんと今日は好天に恵まれてお日柄もよく……なんて。あ、ヒバリが鳴いてら。そういや『椿三十郎』の最後の決闘は、ヒバリが鳴き止んだのが合図だったっけな。三船敏郎の剣が信じられないスピードで一閃すると、仲代達矢の腹からとんでもない量の血しぶきがドビシェー! いやぁあの映画、白黒でほんとよかった (^^;)

そして14:00。ファッションコーディネート色彩能力検定2級試験開始。

始めはやっぱし文章の穴埋め問題。なんだやっぱし簡単じゃん。と進んでいくうちに、どんどん細かいところを突くようになってきやがった。むおお、さすが本試験は問題集の模擬試験より手強いわい。お次は XYZ 表色系かい。こいつはもうお手のもの。3番目は、色を見て正しい名前を選ぶやつ。ん〜ところどころ、かなりきわどい問題が混じってやがる。いやらしいねぇ。

そろそろヤマをかけてたオストワルト表色系が来てもいい頃なんだが……と思ったら。

NCS(スウェーデンの工業規格が採用してる表色系)かい! やべえ裏をかかれた。オストワルトのオの字も出て来やしねぇ。2問ほど自信がないまま一応マーク記入して、さらに進む。おっ減法混色が来たぜ。うはははは。日頃の成果を見せてやろうぞ。ってオイ! 問題ひねり過ぎだぞこれ。分かんないってこれ。絶対違う選択肢を潰していっても……絞り込めん。ここも自信なし。カラー印刷の問題は軽くクリア。光の性質? 高校物理を独学したおいらをナメるんじゃないわよ。ちょちょいと解いて、はぁーこれで半分か。配色の問題もイタダキだね。勉強した甲斐があった。

そして来た。我が敵その1、ファッション。うろ覚えで自信のないまま回答してページを繰ると、そこには我が最大の敵、インテリア問題。

…分かりません!

……分かりません!!

………分かりません!!!

視力検査かよ!(@o@;)

脂汗たらして考え込んでると、いろいろ周りのものがうざったく感じてくるもんなんだね。とりあえず前の席のケバねーちゃんの髪をいじるしぐさがうるさい。そんなバサバサいじくるほど邪魔なら切れや! 部活を終えた高校生が、全開の窓の下でだべってるのがうるさい。おめーらとっとと帰れ! あーまったくなんでこんなにいやらしい問題出すかね!

そこもとりあえずマーク書き終えて、続くはエクステリアか。これはあんまし覚えるところはなかったはずだよな。ヨユーヨユー、って……冒頭から最後まで、全く習ってない話が出てるんすけど(ナイアガラ汗)。これ何の罰ゲーム? こりゃもう分かる範囲の常識と勘で答えるしかない。再び脂汗ターイム。あああもぉ、なんで今日はこんなにクソ暑いんだ!

やっぱしなぁ、今さらだけど、正規の教科書を取り寄せて目を通しておくんだった。その半額の参考書と問題集だけで済まそうってのが甘かった。チキショー外でダベッてる高校生ども、マジで頼むから、部活終わったんならさっさとうち帰れや!

この問題もボロボロになりながらマークして、しんがりは記述問題。解答用紙を裏返して、4問あるのか。どれほどまでに高難易度の問題が待ち構えているのであろうかドキドキ。と最後のページをめくると、やったら簡単な問題だった。超余裕。引っかけじゃないかと何回も読み直したもんな。こんな問題だったら4問と言わず、もっとたくさん出してほしかったよ orz

家で超大甘な模擬試験した時より、さすがに時間食ったなぁ。これじゃ全問題を見直す余裕ないわ。自信がない、問題用紙に「?」マークを書いといた問題だけ再チェックするか。でもやっぱし自信がないものはないわけで、何回見直したってやっぱり分からんもんは分からん。試験終了5分前に、もうシャープペンシルを置いたよ。周りを見たら、けっこう何人も解答を終えて、おとなしく座ってた。あの人たちはどこらへんまで出来たんだろうなぁ。

そんな感じで、ちょっとショック受けつつ、試験を終えた。自信を持って答えた問題もけっこうあったから、当落線上ギリギリってとこですかねぇ。発表は7月末。1カ月も先だってさ。もったいつけやがるなぁ。

さてこの後は飲み会が入ってるから、おもっきしハ・ジ・ケ・る・ぜぇ〜! ってな割にはトボトボと家路に向かうおいらであった。

お願いだから受かってくれぇ〜 (-人-) ナムナム

− おわり −

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2006.6.28 水曜
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色彩検定試験顛末 その晩

ちょうど色彩検定の受験日のあたり、ミライちゃんご一家(2002.12.2 他)が八戸に来てた。このご一家とその晩は飲み。ミライちゃんも旦那のブライト君も娘さんのセイラちゃんもフラウちゃんも、みんな元気そうで何より何より。

でもさ、ちょっと時間的にツライものがあったんですが (^^;) 15:20 に試験終了で、飲みは17:00から。いったんクルマでうちに帰って、それからチャリでまた街に行かにゃならん。1時間40分もありゃどうにでもなりそうなもんだけど、ちょっとトラブルが発生して。

試験会場だった千葉高校、うちの寺の近くなんですわ。で、試験会場にはクルマや自転車で乗り付けるな、というお達しがあったんで、お寺の駐車場にクルマを置かせてもらったのよ。して、試験が終わってお寺に行ったら、駐車場のゲートが閉まってて、しっかりカギかけられてたぐらいにして。

住職の奥さんにお願いしてカギを開けてもらうまでに40分ほど消費してしまった。これで「うちでシャワーを浴びよう」計画がパーになりましたな。とにかく住職の奥さんにお礼を言って家に帰り、ちょっと片付けしてチャリにまたがりシャカリキ漕ぎましたですよええ。

ほんとミライちゃんて強引なんだよなぁ。1カ月前に連絡取ったときは、試験前日に飲もうって言ってきてさ、それだけは勘弁してくれとお願いして、試験直後に飲むことになったいきさつがあったりする。今回はこっちが迎える側だから、向こうから声かけて場所と時間を指定してきたとは言え、あんまし遅れるわけにはいかんな。

指定の居酒屋に2分前に着いた。なんて律儀なんだ(>自分)。けどミライちゃんたちはまだ来てない。到着した旨のメール出しとくか。

返信来た。

ごめーん!今から出るよ。先に飲んでて

オイ! (  ̄□ ̄)つ☆彡 こいつほんっとに……いや何でもねっす(もごもご……)

暑い中チャリンコ漕ぎまくって汗ダクダクなんで、今飲んじまったらもっとツユダクになること請け合い。やつらが来るまでの間、何も飲まずひたすらクールダウンに専念。30分後にようやく連中が到着した、と。

そして大爆発飲み会。もう試験終わったってんでハイテンション。セイラちゃんがその場で、おいらの絵を描いてくれたのをもらって来ちった。

ゆんず画  手に持ってるのはビールだそうです。そのときビール飲んでなかったんだけどな。この子にはおいら、もう完全に飲んだくれのイメージが定着してる(笑) ていうかそのとき飲んでたのは既にビールを終えて、五戸銘酒菊駒だったんだけど(もっとキてる)

クダ巻き始めたりして。

だからね、ミライちゃんにブライト君、あんたら親だから当然可愛く見えるんだろうけども、セイラちゃん(もうすぐ8歳)にフラウちゃん(もうすぐ6歳)、他人のおれの目から見ても超カワイイんだってば。おれも思わず子供欲しくなっちゃうほどだぞ。そしたらだよ、ほら、世の中なんだかおかしい人が増えてんじゃん。気ィ付けなきゃだめだよマジで。それはそうとあれだね、あと10年もしたら、美人姉妹で評判になること確実ですぞこの二人。うははははどうするよ彼氏とかできちゃうよ?

ブライト君の反応は男らしかった。

「そいつ許さねぇ!」

一方ミライちゃんの反応。

「可愛いのはしょうがないよ。あたしの子だもん」

おいら叫んだ。『お前許さねぇ!』と心の中で。

で、この居酒屋、呑気家 ってとこなのね。とりあえず日曜日もやってるってのがありがたかったんだけど、店長が見せてくれる手品がまた見事で。主に子供相手にやってくれるんだけど、こっちまで引き込まれて、惜しみなく拍手喝采を贈っただよ。もちろん料理もお酒もうまかったし。ありがとう呑気家。また飲みに行くよッツ。

そのまま我々が向かったはカラオケボックス。いやー歌ったね。歌いまくったね。中でもノリノリだったのは、セイラちゃんフラウちゃんと一緒に歌った『ふたりはプリキュア』の主題歌。いや、曲知らないんだけどノリでカバーして、そこらへんご一緒させていただいたって感じ。♪ぶりっきゅあっ ぷりっきゅあっ ハードロック調なのが心地いい名曲でござんした。あと、『とっとこハム太郎』の歌も2,3曲覚えさせていただきました。

オトナな曲もちゃんと歌ったぞ。ミライちゃんと『捨てるほどの愛でいいから』とか。おいらコーラス担当ね。サビじゃおもきしハモったぜ〜。ちなみにブライト艦長は、カラオケボックスに入って10分くらいしたらさっきの酒が回ってきたらしく、おもきし撃沈してた。なんかトイレで口からメガ粒子砲ぶっ放してたし。まぁそのぶん他のみんなが歌う機会が増えたわけだが(冷徹)

試験が終わった開放感もあって、久しぶりにおもっきし楽しんだ飲み会でござんしたよ。はぁ〜えがった。ミライちゃんご一家、どうもありがとうねぇ〜また飲もうねぇ〜 (^▽^)/

銘板
2006.6.29 木曜
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国連な空

朝からすげぇいい天気じゃ〜。空気が空のてっぺんまで澄んでる感じ。思わず雲の写真を撮ってみたぐらいにして。雲っていうより背景の空の青さにご注目。

国連な空

なんだか国連の旗みたいになってしまったけど (^^;)

他にも雲を撮ったんだけどイマイチなのばっか。コントラストを強調したつもりだったのに、一番見せたい部分が完全に白トビしちゃって。ケータイのカメラの限界ってやつですか。ていうか、ビデオカメラやスチルカメラ(デジタルでも銀塩でも)って、明るさに対する許容度が人間の目よりも低いらしいね。

例えば、笹本祐一氏(SF 作家)によると、日本のロケットの打ち上げはナマで見るのに限るんだそうで。日本のロケットは H-IIA にしろ M-V にしろ、打ち上げ時に固体燃料を使ってるんで、噴射の炎がオレンジ色の強烈な光を放って大層見応えがあるんだそうで。でもこれ、ビデオや写真に撮ると白トビしちゃってオレンジ色が全然写らないんだってさ。

解像度も、レンズの焦点距離にもよるんだけど、とりあえず DoCoMo D506i のカメラより、人間様の目の方が断然いいね(おいらの視力は矯正で1.3くらい)。肉眼じゃ雲の端々の糸状になった部分までくっきり見えて、綺麗で見飽きなかったんだけど、写真に撮って PC に落として見てみたら、そういう微妙なところが全部ボケてやんの。

手ブレじゃないんだな。元の写真には地上の物体も写ってて、そこらへんの写りっぷりから手ブレ説は却下。やっぱこのケータイカメラの限界らしい。前に使ってたケータイカメラ(480×640 が最大だった)よりずいぶんよくなったとは言え(1200×1600 で撮ってるよ)、まともなデジカメならもっと綺麗に撮れてたろうなぁ。専用機は画素数が多いだけじゃなく、画像処理エンジンの性能だって全然違うし。

今度から、まともなデジカメをなるべく普段から持ち歩くようにしよっかな。

つうことで、今日の写真は雲よりも、空の青さを楽しんでちょ。

銘板左端銘板銘板右端

夕方になったら、空が澄んだまま今度は雲ひとつなく晴れ渡っちゃって。日没後の、夕暮れ空のグラデーションが綺麗だったよ〜 (^▽^) これもケータイカメラで撮ろうとしたんだけど、どの設定でもそのまんまの色が出なくて諦めたよ。ケータイに付いて来る程度のオマケカメラじゃ、光量が足りなくなるとますます馬脚が……。

銘板
2006.6.30 金曜
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老舗サイト現代化への挑戦は続く

やりましたよやり遂げましたよええ。この『さんでー立体写真館』の HTML の改善。具体的には、2006.5.31 で語った「id 属性に入れるアルファベットは全て大文字にする」ってやつ。id 属性導入時にはそのルールを知らなかったもんだから、HTML 4.01 Strict にのっとったつもりで小文字で書いてた。ていうかその前は「id 属性は数字で始めちゃいけない。必ずアルファベットで始めること」におもくそ引っかかって全部書き直しという修羅場を経験してますからこちとら、ええ。

もう少し具体的には、過去ログの頭出しに使うアンカー、あれに id 属性を使ってる。各ログのヘッダの左端にその日の日付と曜日が書かれてるでしょ? それが入ってる table のセル(td タグ)に id 属性ってやつを入れてる。例えば今日のやつだと、

<td class="HR10" id="LOG20060630">2006.6.30 金曜</td>

となる。id の内容は大文字アルファベットで始めるんで「LOG」なんて入れてる、と。これやったのはいつだったか忘れたけど、もう丸1年以上前になるかなぁ。で、あるとき気が付いたら、小文字で id 属性を書いてる他の部分がけっこうあったりして。これも具体的には、今日のログのすぐ下に出てる、サクマドロップ風サイトナビゲーションボタン。この位置決めをしてる table の各セルに id 属性で名前を振ってるんだけど、そこが小文字のまんまだった。

全部直した(ふんがー!)。いやもう5月31日に書いた通り、HTML 手書き派としてのプライドってやつですな。しかし、「プライドにかけて直す」宣言から今日でちょうど1カ月か。この1カ月は早かったなぁ。色彩検定試験があったからなぁ。

ていうか実は色彩検定試験前にもう直してあったんだが。2006.6.13 のあたりにもう一気にやっちゃった。ほんと、何かをやらねばならぬ時ってのは、普段かったるくてやる気がしない作業をするには絶好の頃合いですなぁ (^^;)

別に動作に支障があったわけでもなし、こんな一般人の趣味ページのソースにツッコミ入れる人ってのもほとんど考えられないんだけどさ、完成形があると知った以上は、完成形に少しでも近付けたいじゃないですか。

ということもあったし、少しずつだけど CSS 依存度も現代風に上げてきたんで、そろそろ XHTML で文書を作ってみようかなとか(今までは HTML 4.01 Transitional 規格)。来月の日記から挑戦してみようかなとか。

って、明日じゃん来月。間に合うのか?

「ねえちゃん、明日って今さ!」(JOJO 第一部)

明日あさってあたりにとりあえず XHTML やってみて、ダメそうだったら HTML 4.01 Transitional に戻すってことでひとつ(弱気)

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