ひとりごちるゆんず 2013年5月
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2013.5.1 水曜
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この日記の今後の技術的展望とか

ラクだ。ラクですよちょっと。

3月1日のログで書いた、この日記の台紙ページの作り方変更、かなりラクになったわ。

技術的なことは一切なくて、前まで月末になるごとに次の付きの台紙ページを作ってたのを、半年ごとにまとめて作るようにしたっつうだけw 前までは作るのが1回に1枚だったのが今度からは1回で6枚になるけど、こういう単純作業で小さい作業はそのごとじゃなく、まとめてやっちまったほうがはるかに便利なんだな、と初めて気づいたぐらいにして。

さーて半年ごとの作業というと、もともと半年ごとの作業だったのが、この日記のもくじページの更新。これもけっこうめんどくてさ。できればもう何もしないで、そのときが来たら勝手にやってくれる形にしたい。

とりあえず、今の形に決めたときより CSS が分かってきたから、内容を整理しようかなと。当時は「よく分からんところもあるけど、とにかく動けばいい」だったからな。それが精一杯で。そんなソースを整理できると、そうすりゃあとで普通にいじるときでも、ソースを改善するときでも、やりやすくなるかも。

してソースの可読性を高めたら、自動化に入れるかなー。一番手軽な自動化は JavaScript だけど、それはなるべくやらない方針のままどうにかできないかな。うーんうーん。

一応このサイトを始めたときのポリシーとして「JavaScript が OFF の環境でも極力問題なく表示・閲覧できる」と決めてた。あの頃(1999年)は JavaScript 対応がイマイチなブラウザがまだけっこうあったと思う。「最新ログ」の表示は JavaScript を使ってるけど、JavaScript が OFF でもそれが表示されないってだけで、もくじ機能に支障はナシ。

今は別な理由で JavaScript を切ってる人がいそう。ウイルスやスパムサイトから身を守る目的で。

ウイルス作成は JavaScript 単体じゃガードがかかってるからほぼ無理だけど(ファイルの閲覧・操作に、かなり強い制限がある。例えばローカルファイルの消去・作成・書き換えは、JavaScript にその機能が存在しないことで不可能にしてる)、ほかとの合わせ技で迷惑行為の片棒を担がされることも考えられなくもないわけで。

スパムサイトのほうは昔、JavaScript を駆使して広告ウインドウを次から次へと勝手に開きまくる、通称「窓地獄」ってあったなーw 広告主との契約は、表示さえすれば入金される仕組みだったんだろか。あーそうか、呼び出した広告ページがまた別な広告を呼び出して、の連鎖だったんだ。今でもやられたら迷惑だけど、ピーヒャラモデムの時代にあれは本当に大迷惑だったww

つか今はその対策で、ブラウザにポップアップ制限機能があるよね。てことは、それを外せばまた窓地獄にお目にかかれるってことかな。お目にかかりたくないけどww 今は PC の処理速度も回線速度も、あの頃とは比べ物になんないほど速くなった。どんな電光石火な窓地獄が展開されるんだろw やんないけどwww

そんなわけで、日記もくじページは JavaScript に依存しないままで自動化したいところ。てぇことは CGI か。Perl、相変わらずまったく自信ないわ。でもそれをやると仮定する。

CGI で直接ページを作るとしたら、もくじページの URL 末尾は ".cgi" になっちまうな。んーちょっとなー。完全自動化できはするものの……。サーバに自作 CGI を置くのもまだ怖い(契約してるサーバでは OK ってことになってるが、置きかたや動作のさせかたの作法をもっと勉強・実験してからにしたい)。ローカルで動作する Perl でスクリプトを作ればいいかな。時期が来たら起動して、新規のもくじページファイルを書き出す、と。それをおいらが、手動で遠隔サーバに突っ込むと。この形が無難そうだな。

したらその発展版で、それと同時に日記の台紙ページも6カ月ぶん自動で作成するようにするとか。行けそうだなこれ。となると、今まで改良しながら長いこと使ってきた『名無しの JavaScript』、そのときお払い箱になるのか。そうかそうか。この HTML ソース自動生成 JavaScript のプロトタイプは、テロメア方式だった。懐かしいなぁ。あれから10年も経つのか。たったこれだけの進化といえばそうだけど、そのときそのときの「改良めんどくせーなー」な気分を騙し騙し、ここまで来たかーってのもあったり。

そういやもう今のバージョンは「HTML ソース自動生成」と呼んでもいい形だな。いちいちソースコードを開いて定数を書き換える必要がなくなったんで。そうなる前は「半自動生成」としてたわ。んで予定バージョンでは JavaScript から Perl に交代して、ついに正真正銘「書類自動生成」と。どうかうまくできますように。

つか台紙ページを作るアルゴリズム、けっこうめんどいんだよな。Perl 版をまた1から作り直しかと思うと、既にやる気が萎えるのをひしひしと感じるわーww

銘板
2013.5.2 木曜
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往年のテロメア方式からの進化と退化

昨日の流れで、10年前のテロメア方式のログを読み返して、あれから退化した部分もあったなと今さら気づいたですよ。

テロメア方式は作業全体の手動率がまだ高かったけど、最新ログに自動で飛ぶのはできてた。

今の形だと、日記の台紙ページを作るときに各日付の位置に ID を振る形で、手動度を減らした。けどまだ日々の手動作業が残ってるわけで。その手動作業を忘れがちなわけで。

ページ表示と同時に最新ログに飛ぶのに、HTML のアンカーというものを使ってるんですわ。ログを新規に書き足すごとに、そのログの最初の部分にこいつを手動で移動させてる。このアンカー移動、ちょくちょく忘れるんですわー。

妙案はいまだ思いつかず。ここを手動にするのは、これはこれで便利なんで。ログを書き足すけど表示はある日付で止めておきたい時とか、ある日付を飛ばして次に進めてしまうときとか、そのときの思いつきで好きにできるってのが便利で。

銘板左端銘板銘板右端

その場その場の思いつきで、勝手にテキトーに物事を進める方法って、2人以上のチームワークじゃ禁物ですな。ケンカの元になる。計画を立ててメンバーに相談して説得して了解を取って、あるいはその逆に、メンバーから相談されて説得されて了解して、なんて手続きが必要。けど個人ワークじゃそこらへんまったくナシで全然 OK なわけで。

「一人でできないことでも、みんなでやればできる」「一致団結して取り組もう」っつうチームワーク礼賛は見かけは美しいし、質的にも量的にも、一人じゃ不可能だったことが実際に可能になる。で、だからってチームワークがすべての面で個人ワークに勝るのかっつうと、そうでもない気がしてる。

ホウレンソウのめんどくささ。

だからこそ組織で重宝される人ってのは、それができる人、つまり調整力なり政治力がある人なわけで。使われる側としては、決定や伝達事項にまったく疑問を覚えない人。自分では何も考えない人または、思っても表にまったく出さない、やたら人間ができてる人。

じゃあ調整力や政治力がなきゃ意味がないのか、というと、あることを発想したり、発想を現物化するっつうネタ提供の力もまた必要なわけで。調整力・政治力を使うにしても、まずそういう元がなきゃ何もできん。

寿司屋をやるには寿司屋の腕前が必要だけど、ネタがなきゃ寿司を作れん。

そういうネタ出しってさ、チームだとメンバー同士で気を遣ったり牽制したりで、なかなか言い出せなかったりするんだわな。うまく運べば、複数人の発想の連鎖で面白いネタができたりもするけど。

黒澤明は脂が乗り切ってたとき、脚本は複数人の共同執筆で、合宿形式で互いの案をぶつけ合いながら作ってた。各メンバーのストレスは毎回すさまじかったらしいけど、それで強力なストーリーとセリフを編み出してた。

こういう流れに持っていければいいけど、なかなかそうはいかないわけで。よさげなアイデアがあっても、「こんなこと言ったら叩かれそう」「これ出したらあの人の立場が」なんて理由で、簡単に埋もれてしまう。黒澤の脚本チームの場合はそんな弱気はなかったっぽいけど、そこらを出したら出したで、いろいろ積もり積もって軋轢になったりもして。橋本忍はそれで黒澤と袂を分かったらしい。

「みんな一致団結で何でもできる」ってのは、実際はいつもそううまい話ではないと。組織にいる以上、自分一人の思ったとおりにはならんわけで。そりゃそうだ。皆が違う感性だもんな。無理にひとつにまとめようとされたときのストレスよと(ここは政治力・調整力の善し悪しで決まりますなぁ)。トップダウンのみの組織なら割り切りればいいだけだけど、そのトップの方針が「今度から現場からの意見を重視する」なんて今風に切り替わると、そんな割り切りも効かなくなる。それがトップダウンの形しか知らん組織だと、混乱のもとだったり。

中間で物事を判断する人がよく分かってなかったりすると、判断基準はそのものの検討じゃなく、誰がそれを言ったかだったり。「この人が言えば、とにかく検討に値する」「あいつが出したものは何であれ拒否」と。こうなるともう、ね。うん。

「あの人が出したから採用 → とんでもないことになった」「あいつがやってるから無視/あいつが言ったからディスる → 実はあいつのやってたこと/言ってたことが正しかった」てのが出てきたり。自らが毎回招く間抜けな顛末を、毎回なあなあでごまかすのに毎回ひと苦労と。何度も続くとごまかしなのがバレて、ごまかす意味がもうないのにごまかし続けるしかない。ヅラがバレてもヅラをかぶり続けるしかないのと同じ。付き合わされるほうは、あほらしくてまともに付き合ってらんないと。

その点、一人だとできることは質・量ともにしょぼいけど、決めごとやルールが大幅に少なくて気楽なのがイイですな。

結局どっちが優れてるってのは、状況ごとの話なんだよな。

銘板
2013.5.3 金曜
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マクレーンご一行様ご来日

『ダイ・ハード』最新作、日本が舞台だとーーーーー!?

これは期待せずにはいられないッ!

ロシアが舞台だったこの前の、めちゃめちゃ面白かった(放射能除去装置なんつうご都合なメカには目をつぶっとくw そして、ロシア人からの評判はおいらまだ目にしたことないww)。次回作はいつ公開なんだろなー。

銘板
2013.5.4 土曜
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人の目鳥の目カメラの目

思いがけず視覚の実習。

八戸では今、桜が満開ですよ。ようやく春ですな。

けど寒いんですよ。石油ファンヒーターが活躍しまくりですよ。

今シーズン買い替えたファンヒーター、稼働中は青の発光ダイオードが光るんですわ。んでそりゃ見れば分かるけどさ、真っ暗な部屋でそれだけが光ってる状況で、ひとつ気づいたというか確かめたことがあってさ。

その光で照らされた部屋の壁や天井って、その色が分かんないや。

もう7年前、色彩検定2級ってのを取った。そのとき学んだ内容そのまんまだなと。暗い中での視覚は明暗だけで、色覚が効かないと。人間の網膜で色覚を司る錐体細胞は、暗い光では役に立たない。暗い環境で視覚を提供する桿体細胞は、色の違いが分からない、と。それが実感できて、妙に納得がいったりして。

鳥の網膜ってほとんど錐体だけなのかな。「鳥目」って言うからな。けど夜行性の鳥もいるしな。先月26日のログで紹介した GIF 画像の鳥も、飛んでるのは夜だし。ここでも出しちゃおう。

てことで Wikipedia「鳥目」を調べると、人の病名の「夜盲症」を紹介された。そこにそれっぽいことが書いてある。

「なお、鳥類は全て鳥目と誤解されることが多いが、ニワトリなどを除いて鳥類は暗部でも視力を持つものが多い。一般に昼行性が多いが、フクロウ、ヨタカ、ゴイサギなど、夜行性や薄明活動型(夕方に活動)の鳥類も少なくない」

「鳥は大体が鳥目」ってのは誤解だったわ。つか意味で行くと「鶏目」なんだね。

ついでに件の GIF 画像を見ると、ビデオカメラ(ケータイカメラの動画モードかな)も、人間の目と似たような特性なんだなーってのが分かる。はじめは暗くて白黒モードだけど、飛行中に明るい街灯を捉えてモードが変わったのか、後半はカラーになってる。カメラの場合は人間の目と違って、モード変化がなだらかには起きないってことか。

銘板
2013.5.5 日曜
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久々に JavaScript いじり 1

ちょいと2日ほどかけて、久しぶりな感じで JavaScript をひとつ組んだですよ。この日記の過去ログを改良するやつ。

各日付のヘッダー情報の、古いやつを今の形に統一しようと思ってさ。すぐ下の画像が古い形。そのまた下が今の形。

↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓

てことで、各月のソースコードを開いては丸コピして件の JavaScript のテキストエリアにペーストでぶち込むと、その部分を入れ替えたソース全部が別のテキストエリアに出て、さらにその下にはサンプルが HTML で表示されてチェックもできるっつう形。んで出力を丸コピして、ソースコードをペーストで丸ごと書き換えると。

ブツはこれですわ。もう完全に自分の作業用なんで、ほかの方々にとってはまったく何の使いでもないんだけどさ、とりあえず見せびらかすw

ちなみに「入力情報を丸ごとコピってツールにぶち込むだけで、あとは全部ツール任せで OK」の形式、おいらは「マルコブチコ」と呼び習わしてるww

今回のマルコブチコツール、単純な形なのに、組むの丸2日かかった (=_=;) そして、今回の修正計画で使ったら使い捨てのお払い箱 (=_^;) ピクピク

空白行込みでもたった111行なのに、引っかかる引っかかる。まともに動くようになるまであーでもないこーでもない。やっとできたと思ったら、あれやるの忘れてたーこれ合わせるの忘れてたーここ勘違いしてたー、と。そーいや仕事でこの手の JavaScript を組んでたときも、いっつもこうだったわ。久しぶりで忘れてたわ。チェックボックスやらラジオボタンやらを付けると、2日やそこらじゃ済まないんだったわ。

日記のログヘッダが今の形になったのは、調べたら2008年の2月からだったよ。とりあえずテストを兼ねて、2007年7月〜2008年1月を処理済み。過去に遡っていく形で、1個ずつぼちぼちやっていきますわ。2001年7月分まで。

これ CGI で連続でできるともっとラクチンなんだろうけど、Perl はまったく自信ないしさ。あとスクリプトでまだおかしいところがあるかもしんないから、こうして1個ずつ見ながらやってくのがいいかと。

遡っていくと、元がもっと違う形式になってるかもだし(無駄に長い歴史を誇る日記なんで、そこらへんどうなってたかよく覚えてない)。そうなると検出方法を改造しなきゃなんないし。

銘板
2013.5.6 月曜
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久々に JavaScript いじり 2

昨日完成の JavaScript を使ってずーっと作業してたら、これが通じたのは2004年5月以降だったわ。ここより過去は、さらに改造の度合いを増した品を作んなきゃなんないわ。検出方法どころかあーた、いろいろとやんないとできんわ。このすぐ下の画像の状態を、もうひとつ下の状態にまで鍛えるんですぜ。

↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓

マルコブチコで各ログヘッダを検出。そこには日付情報しかない。その日付情報から曜日と前日ログへのリンク、外部リンク用 URL の作成と来たもんだ。

……、

……、

……。

できた! はひーはひー。

返す刀で書き換えを一気に完走。やればできるもんですなぁ。ひへーひへー。てことでログヘッダ様式の統一が完了。ほかにも表示スタイルの統一をいくつかやってみた。

作業したり休んだりしながら考えた。世の中の普通のブログサービスのまねして、そろそろ CGI とデータベースで作り直しを考えてみようかなとか。サイト内のリンクやら URL 表示やらが面倒なことになるけど、今回みたいな自動処理でどうにかできるんじゃないかなとか。

各ログにタグを振って、それで抽出したりもできるといいんではとか。つかログ、12年分あるわけですがww タグどんだけ振り続ければ終わるんだとwww 無理だこりゃ。

銘板左端銘板銘板右端

中国の大気汚染問題って最近ニュースをとんと聞かななったけど、収束したんかいな。今は春だから燃料需要が少なくて、一時的に沈静化してるってだけかな。夏になればエアコンの電力需要で、フィルターなしの石炭火力全開で汚染大復活なのかな。夏場は紫外線が強くて気温も高いから、大気中の化学変化に最適な条件な気がする。光化学スモッグ、すごいことになりそうだな。

銘板
2013.5.7 火曜
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思うつぼ

朝鮮戦争って実は今も継続中だけどさ(今は休戦中で、戦争が終わったわけではない。そしてその休戦協定は、ついこないだ北が一方的に破棄したようだが)、両国の国力差ってもう比べようがないほど開いてるよね。韓国は経済危機がヤバいと前々から言われてはいるけど、仮に韓国が経済破綻したとしても、今の北ほどの惨状には落ちないと思うよ。少なくともインフラの差が歴然だろうし。

朝鮮戦争がガチだった当時ってさ、北朝鮮はソ連と中国の支援を得て、韓国はアメリカの支援を得て、結局今の38°線で落ち着いてしまったわけだ。休戦当時はきっと、南北ともに経済格差はそんなになかったんじゃないかと思う。けど今は、その差はおもっきし開いちゃってるわけで。

そういや最近、北朝鮮の威勢のいいハッタリが急に止まったのは、軍の人手が田植えに取られてるからと聞いた。てことは、田植えシーズンが終わったらまたいろいろ言い出すんだろうか。田植えが終わったら夏の終わりまで威勢が良くなって、稲刈りシーズンになったら勝手に静かになるんだろうか。

もう南は北に今攻め込んでも、大した損害なしに祖国統一できそうに思うが。北の軍事的脅威がハリボテだってのはもう誰の目にも明らかだし。つか軍事作戦が田植えで滞るんだぜ。経済も軍事も、その程度と分かるわけで。それでも韓国は何もしないというか、開城工業団地の件に至ってはもろに言いなりなのはなんでだろ。

国際政治でも、ドンパチを自分から仕掛けたほうがあとあと不利になるのが常識のようで。その理由だと、韓国が弱腰なのは常識としては分かるけど、今はけっこう北のほうがヤバい挑発してるじゃないですか。そしたら南は、何か大義名分を付けて北を征伐できそうな気がするんですが。

という筋書きは北も分かってるらしく、ここまで露骨な挑発をしといて、自分からは最初に1発も銃弾を撃たない方針が徹底されてるらしいですな。誘い込んどいて、責任を相手に全部おっかぶせようって魂胆ミエミエですな。

という北の筋書きを韓国も分かってて、手も足も出せないでいると。

韓国は相手の思惑どおりに動いてしまってる気がする。

「最初の1発」なんてもう関係ない状態になったと思う。休戦中とはいえ戦争中だし、数十年来の休戦協定は、このまえ北が一方的に破棄宣言したわけでして。そうなると「最初の」じゃなく「ウン十年ぶりの」だろと。しかも今まで何年かにいっぺんのペースで、小競り合いの撃ち合いしてきたことだし。「ウン十年ぶり」でさえないわ。

ここはひとつ、北が1発を撃とうが撃つまいが、南は一気に行ってしまっていい頃合いと思うが。

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ただ実際にドンパチを再開させてしまうと、朝鮮半島発で毎日、血なまぐさいニュースが世界を駆け巡るわけです。世の中は眉をひそめるわけです。韓国経済は製品輸出での貿易依存度が高いらしいんで、製品の人気が落ちそうな要素は怖いかも。そして投資家が怖がるのは先行きの不透明さ。戦争ってまさにそれなわけで。韓国にとっては、自国に被害がなく、3日程度で決着がつくのが確実なら問題ない感じかな。けど泥沼突入のリスクが少しでもあれば、韓国としては決断しにくいかも。

んで泥沼リスクの鍵を握ってるのが中国と。ここかー。

最近は北朝鮮と中国の関係が悪くなってきてそうだよね。北は中国の言うことを聞かなくなってきたんで、中国様は北の子分にご立腹のご様子。てことは中国が北朝鮮を応援するかどうかは不明なわけで。何もしないのならすぐ終わりそう。

で、中国が応援するとなると、さて中国はどう動くか。韓国軍より中国軍のほうが若干強そうだが。結局38°線は維持という、韓国にとってはいろいろ消耗するだけで何の得もない結果になりそう。んでそのあと、中国はキム王朝を取り潰すんじゃないだろか。言うこと聞かないんじゃ子飼いにする意味ないからな。したら指導者のすげ替えか。チベットでそれやろうとしてるよね。次のダライ・ラマを中国が選んで押し付けるっつう方針で。あれを北朝鮮にもやる、となるかな。あるいは北朝鮮の領土をそのまま、延辺朝鮮族自治州の一部にしてしまうかも。

どっちにしても、韓国は実質的に中国と国境を接する国になってしまうと。韓国にとって、あの領土ジャイアンと陸で接するってのは、やっぱし望みではないような。

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中国が北朝鮮を軍事で応援しないとしたら、たぶん北は韓国の攻撃で簡単にポシャると思う。半島の統一はすぐさま成ると思う。けどそうなったらそうなったで、韓国は2400万人の超貧乏人を養う義務が発生する。韓国の人口は5000万人くらいだから、2人に1人が貧乏人を支えることになる。これはキツい。普通に考えて、韓国の国内じゃ国内で、自分たちの暮らしですでに経済的にいっぱいいっぱいの人が大多数だろうに(韓国がというより、どこの国でも大抵そうかと)。

てことでこの場合、韓国が北朝鮮を滅ぼして祖国統一するタイミングは今がベストな気がするけど、実際には成功してもいいことがないと。

結局、韓国にしてみれば、現状維持が一番ってことなのかいな。

銘板左端銘板銘板右端

このログ、3日前にもう書いててさ、けど JavaScript ネタを出したかったから日延べにしてたんだわ。

そしたら北朝鮮、昨日か今日あたり、挑発やめちゃったみたいな感じだね。出してたミサイルを片付けたらしいとか。未確定な情報だけど。ほんとだとしたらちょいと拍子抜けですなー。

今回もオオカミ少年でしたか。今までの中では一番真に迫った演技だったですな。

てことはこれ、国内向けのパフォーマンスだったってことなんだろか。ほかの周辺国を例に取ると、薮から棒に外敵の脅威を煽って「今、我が国が敵にこんなに狙われて危ない。しかし我が軍は強い。軍とともに国民が一致団結して敵に対抗しよう」とやるときは、その国内の政治か経済でまずい動きがあって、政府がわざとドサクサ状態を作ってそれをごまかすときだよな。かなり大々的だったってことは、真のヤバいネタもそれだけ大きかったってことかな。

1回これやるごとに外国からの信用が落ちるわけだ。そんななりふりなんか構ってらんないくらいの大ネタを隠したかったのか、それとも、とっくに信用が落ちきってるから何度やっても同じってのが分かってるのか。

……、

……、

……。

チャーハンコピペはどう〆るんだろ。

あと、4年前の衆議院選から出てきた、宗教系の新政党があってさ、そこが政党 CM でやたら外敵の脅威を煽ってたなーってのを思い出したわ。「北朝鮮のミサイルが日本を狙っている→今の各政党ではどこもこの危機に対応できない→だから我が党を与党に」という、凄まじい三段論法だったなー。去年の衆議院選でも、その党は日本の危機を煽ってた。あの論法が通じないってのは、その前の選挙でしみじみ分かったもんだと思っとったが。

危機を煽ってそのドサクサで有利に事を進める、というのはダメなんですよ。煽られた人たちがあとで正気に返ったとき、そのウソがバレるから。騙された人が騙されてたことに気づくと、その揺り返しがすごいわけで。仕手は取り返しのつかないダメージを自ら被ることになる。なんでそんなことわかんないのかな。騙されなくても、即座に見抜いた人たちから「あいつら何やってんだ」と失笑を買うだけだし。

銘板
2013.5.8 水曜
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流行の元ネタ(謎)

猫寿司とかいう画像がちょいと流行ってるらしい(画像検索結果)。かわええですなぁ。

調べてたら YouTube の公式映像っぽいのが出てきた。おおもとの名前は「ネコずしニャー太」らしいよ。

公式サイトも出てきたですよ。

んでこれが何なのか、おいらまだ分かってない。かわいいデザインというかキャラというかグッズというか、そういうものってことかな。

しかしこれってさ、ひとつ思い出す酷似なキャラがあるんですが。パクリではないだろうけど、もしかしたらこれが元ネタなのかなー。

恐竜戦車

かわいくねーww しかし恐竜+戦車っつうアバンギャルドな発想と設定はどっから来たんだろw ネコ+寿司よりはるかにぶっ飛んでやがる(昔、すしあざらしってのもあったなぁ)。してその理由は、出演の劇中でも特に明らかでないらしい(YAHOO! 知恵袋に出てた)。裏事情的にそうなった感じっぽいけど、それにしても、それにしてもですなー。

銘板左端銘板銘板右端

いまだ未確定だけど、「北朝鮮がミサイルを撤去したようだ」情報、ネタ元のアメリカはそのまま継続みたいですな。そして田植えに全力を挙げるニュース(ソースは NHK 様)。

確かにあの国は食糧不足だから田植えは軍事に勝る重大事だろうし、今の時期はまさに田植えシーズンだし(あの国の緯度は日本の東北・北海道と同じくらいだからな。八戸では今年の春は寒いんで、田植えはまだだけど)。

これどうなんだろ。あそこまで強気に挑発を仕掛けてきたのにいきなり正気に返ったっぽいのは、何らかの外圧があったからなんじゃないかとか。

あの国に外圧をかけられる国っつったら中国。中国様から最近、激おこプンプン丸(←流行ってるみたいだから使ってみたw もう廃れたっぽいけどww)なメッセージでももらったのかな。

「連中を脅して援助をもらう手垢のついた手口はもう効かないだろ。敵にも味方にもぶら下がってどうする気だ。それよりそろそろ田植えの季節だろ。戦争ごっこしてるヒマがあるなら、自分のメシぐらい自分で作れよ」とでも。中国は北にしょっちゅう食糧援助してるのに、言うこと聞かなくなってウンザリだったろうしな。

もひとつ考えついたこと。あそこは農業国なんだろうなぁ。だから冬の間はヒマでやることないんだろ。その間に民衆が余計なことを考えたり企てたりしないよう、軍が脅しをかけつづけてなきゃいかんのじゃないの?

我が青森県も農業県なもんで、冬は農家はけっこうヒマらしくて。けど体制転覆を企てる類いの社会的不満はないわけで、農家の人は東京や大阪に出稼ぎに行ったりするんだよね。その点、あの国は出稼ぎ先がなさそうだもんな。冬場はほんとにヒマなんだろ。

することなくて、しかも腹を減らしてるとなると、その不満の矛先は政府に向かいそうな感じだしな。

要は、農家は作物を作りたいだけ作って、自分が食べるぶん以外の余剰作物をすべて商品にして売ればいいんだよな。食糧不足の国の中じゃ瞬く間に人気商売になって、自発的に食糧増産に励むことになるだろ。日本の終戦直後じゃ農地解放も相まって、そんな感じだったらしい。あんまり効き目がありすぎて、1970年代には減反政策を始めたほど。けど共産主義はそれを許さない。労働力も作物もすべて国のものだもんなぁ。そりゃやる気も生産力も失せるわ。

銘板
2013.5.9 木曜
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その名を名乗る資格

なんだってぇーーー! コーヒー牛乳はこの世にもう存在しないのかー!

Wikipedia「牛乳 - 商品名として」に書いてある。Wikipedia 情報は鵜呑みにしちゃいかんけど、ここらはたぶん本当なんじゃないですかね。中国新聞によるソースも出してることだし。

「以前は、加工乳や乳飲料であっても一定以上の成分(無脂乳固形分8.0%以上、乳脂肪分3.0%以上、生乳50%以上)が含まれていれば、商品名に「牛乳」という名称を使用できたが(濃厚牛乳、カルシウム牛乳、コーヒー牛乳など)、2000年(平成12年)の雪印集団食中毒事件をきっかけに、消費者から「ややこしい」という声が起こり、2001年(平成13年)に公正競争規約が改正され、生乳を100%使用していないものは「牛乳」とは名乗れなくなった(2年間の経過措置あり)。この結果、商品名から「牛乳」を外したり、「ミルク」への言い換えなどを余儀なくされ、コーヒー牛乳は「コーヒーミルク」「カフェ・オ・レ」「カフェ・ラテ」またはただの「コーヒー」などに商品名を変更した」

そうだったのか、あの事件がきっかけで……。しかし「コーヒー牛乳」は内容そのまんまの名前だし、いいだろとも思うが。

でも「ミルク」はいいんだね。とりあえず「ミルクコーヒー」と「イチゴミルク」は守られた。やれやれだぜ(そこまで愛着があるわけでもないが)。

しかし、銭湯の風呂上がりの牛乳ってけっこう必須な人が多いと思うが。あのバリエーションで、コーヒー牛乳の名前はやっぱし「コーヒー牛乳」じゃないとなんだかなーって人、まだけっこう多いような気がするが。

つか『テルマエ・ロマエ』でフルーツ牛乳の存在を知って、そのあと風呂屋で初めて飲んだわ。あれもうまいもんだなー。

原作漫画でそこを読んだときには大した印象がなかったけど、実写映画は現物が出るからな。うまそうさの説得力が違ったわw

銘板
2013.5.10 金曜
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懊悩トランスミッション

クルマが売れる方法。買うときにオプションをいろいろ選べれば、1車種でそれだけ多くのニーズに応えられる。

ということで、効率化の名目で削られたオプションを1つ復活させていただきたい。

マニュアル仕様。

これで、マニュアル車に乗ってみたい層を取り込める。

売れなくて困ってるなら、売れる方法を考えればいいってことで。

今の乗用車はほとんどオートマ仕様しかないみたいだが。生産性の向上にはうってつけだろうけどさ、それでオプションを削って、そのオプションを欲しい客を追い返してる面もあるわけで。

おいらは感覚が古臭い人間でさ、「オートマに乗るやつはヘタクソ」という思い込みから抜け出せないのですよ。まー去年までマニュアル車に乗ってたくせに全然ヘタクソなんだけどさw そんでもおいらの中では「オートマ=恥」なんですわ。ええ今乗ってるクルマはオートマですよ。そのクルマのいいところ・面白いところを日々いろいろ見つけてますよ。けどトランスミッションに関しては、自分に対して恥ずかしいまんまですよ。

今のクルマのいいところ・面白いところがいろいろあるにしても、シフトチェンジに関しては運転が確実につまんねー。シフトチェンジって、クルマの運転のめちゃめちゃ核心的な操作だったんだなー。その楽しみを機械に奪われた今、しみじみ実感中ですよ。

てことで、オートマの文句ばっか言っててもしょうがないんで、その関連技術のヨイショでも。

日産の e-4WD はイイぞ。

おいらが今乗ってる日産ティーダ、e-4WD なんですわ。これなかなか面白くて。けどこれ4速 AT 仕様にしか付かないのよね。そこらへんジレンマではあるけど。

駆動方式にこだわりのある人にとっては、四駆として e-4WD はまがい物というかニセモノというかなんだろうと思う。けどツボだけ押さえた邪魔にならない簡易四駆として、実用性があって、イイ出来だと思うよ。

いい意味で存在感が薄くてさ。何年か前、代車で普通のフルタイム四駆に乗ったことあるんだわ。これ旋回のときいちいち足を取られる感じがするんだよね。たぶんリミテッドスリップセンターデフの抵抗で。なもんだから特に左折のときは、曲がりながらアクセルを踏まないと急減速したりして運転しにくくて。ジムニーとかのパートタイム四駆の四駆モードだとセンターデフがなくて前後直結だから、その違和感はさらにアップだしな。なんとかロック現象っていうんだよな(←知らないなら書くなよ)。

e-4WD はそこらへんの抵抗がないにしても、リアアクスルにはユニバーサルジョイントとリアデフがあるから、なんぼかはそんな違和感を我慢しなきゃなんないかと覚悟してた。けど普通の FF とまったく同じ感じだわ。まったく気にならない。

あと、四駆っつうから冬場に期待してた。今のクルマに乗り始めたのは秋で、冬になるまで 2WD モードで走ってた。それは間違いだった。もうとっくに雪もアイスバーンもなくなったけど、ずっと 4WD モードのままにしてるわ。

e-4WD って基本は FF で、作動条件を満たしたときだけ動作するんだそうで。その作動条件は以下のどれか。

という、雪道や泥道で今まさに四駆が必要なとき限定、という想定になってる。メカ的な切り替えがほとんどなくて、電気のスイッチの ON/OFF だけで 4WD/FF が瞬時に切り替わるからできる技。e-4WD の説明を読んで、ここまではすぐに分かった。でも冬道・泥道以外の普通の場面で、日産による説明以外のイイところがあるんですよ。

これ。

アクセルの踏み込み量が同じだと、4WD モードのほうが明らかに軽く加速してくれるんですわ(ギアが1速のときのみだけど)。

燃費の差を実際に測ってはいないけど、むしろ 4WD モード固定のほうが燃費が若干いいような。理由としては、4WD モードは加速がいい→アクセルをあまり踏み込まない、ってあたり。

しかし加速も燃費も、日産が説明する e-4WD の仕組みを読む限りでは、特に改善されないような気がするんだわ。そこらへんちょっと不思議w なんでよくなるのかイマイチ分からんw けどよくなってるww

回生ブレーキで加速を補佐するわけじゃなく、エンジン回転でダイナモを回して発電して、モーターで後輪を回してるだけなんだが。そのぶんエンジンには負荷がかかって、そのぶん前輪のトルクが落ちるはずなんで、差し引きで 2WD モードと同じ加速度になるはずなんだが。けど同じアクセルの踏み込み量で、明らかに 4WD モードのほうが1速での加速がいい。そしてモーター稼働時のかすかな「キュイイイーーン」音。ラジコンカーっぽくてちょっと好きw

(自信ないけど)考えられるのは、後輪のぶんのパワーはエンジンからほぼ直結だってこと。

2WD モードでは普通の FF とまったく同じ。駆動をすべて担う前輪は、オートマのトルクコンバータの半クラッチ状態でパワーをいくらか失い、ミッションでもまたいくらか失う。タイヤまで伝わるパワーは、2つの関所で「通行税」を支払った残りなんですな。

一方、4WD モードの後輪。エンジンの出力軸に直結のダイナモで発電。その電力で後輪駆動モーターを回す。モーターからタイヤまでは直結。こっちでもダイナモとモーターで「通行税」が発生するけど、どっちも効率は 90% 台後半のはず。ほとんどロスなし。細かく見ると、モーターからタイヤまでに減速ギアとデフギアを回して、ユニバーサルシャフトを回してるわけで、FF に比べてそのぶんのロスも出てる。けど差し引きではプラスになってるんじゃないかと。

そうか、2WD モードでも減速ギア・デフギア・ユニバーサルシャフトが回って(後輪が従属的に回って、その後輪に付き合ってそこらへんも回る)、同じぶんだけロスになるんだな。そのぶんは完全に相殺なんだな。てことで、そこの差は考えなくてもよかったわ。

とりあえず今考えつく説明はこれだけだわ。

……、

……、

あ……、

……、

……、

その話はここでおしまい(尻切れスマンす)。ちょっと違う方向のこと今思いついた。

e-4WD ってもしかして、前世紀末に日産が提唱した「直列式ハイブリッド車」構想が形を変えたものなんじゃね?

当時の日本車業界事情はどうだったか。1997年にトヨタがプリウスを発売したら、トヨタ自身がたじろぐほど注目を集めた(初代は売れば売るほど赤字だったしw それでわざとダサめのデザインにしたっつう噂もww)。ホンダも実は独自にハイブリッド技術を開発中で(1996年あたり、インターネットカフェでホンダのサイトを見たらその解説が出てたよ)、ほぼ同時期にインサイトを発売。

自動車業界全般としては、それでも「ハイブリッド車なんて燃料電池車が実用化されるまでのツナギ」なんてタカをくくってた。たぶん日産はタカくくり派だった。ところが、ハイブリッド車の注目度は日を追うごとに高まる一方。そして日産は先行2社に対抗して、直列式ハイブリッド車の構想を発表。これ新聞記事で読んだわ。

直列式ハイブリッド車ってのは、要は電気自動車の電源として、エンジンと発電機と(バッテリー車よりも)小容量のバッテリーを積んだもの。エンジンの出力軸とつながってるのは発電機のみで、タイヤは動力軸と歯車を介して、駆動用モーターのみとつながってる。駆動は常にモーターでのみなんで、並列式と違ってエンジンモードとモーターモードとの切り替えはなくて、バッテリーがカラになりかけたらエンジンで発電機を回して、充電&モーター駆動、という形。

低燃費になる理由は以下。レシプロエンジンの最適運転条件の範囲は狭いんで、普通のクルマだとこの条件から外れたところで回すことが多い。ところが直列ハイブリッドだとエンジンは単に発電ユニットの一部なんで、最適な範囲内だけで回せる。そのぶん燃費がよくなる。対して並列式の考え方は、「エンジンの効率が落ちる条件のときはモーターで補助する。ついでにバッテリー+モーターのみのモードもできる」という感じ。

総合的にどっちが優れてるかまではおいらは分からんけど、直列式のほうが、将来のクルマの形により近いと思う。

直列式は車体構造がもろに電気自動車なわけ。将来、ほとんどのクルマが電気自動車になるとおいらは踏んでる。今は単に、その電源は何がいいか、が不確定なだけ。その電源の候補は3つ。A. バッテリー、B. 燃料電池、C. エンジンと発電機。で、C. がコスト・技術・実用性ともハードルが一番低い。てことで直列ハイブリッド車をとっとと開発して、早めに電気自動車設計の様式を磨き始めたメーカーが、将来の自動車技術で優位に立てる、とおいらは思う。日産はあのとき、数十年後のトップランナーを約束されたはずだった。

ところが20世紀末当時、日産は経営不振の真っ最中。てことでルノーの傘下に入ってしまって、かのカルロス・ゴーン氏が日産の社長に納まった。彼の又の名は「コストカッター」。短期で利益を出せないプロジェクトは、八戸弁でいうと「バッツバッツと」切り落とした。直列ハイブリッドも切られたひとつ。当時ヤバかった日産の経営判断として妥当だったと思うよ。

以降、「環境対応者の本命」のはずだった燃料電池車はいまだに試作車の段階(それでもあの頃は1台1億円だったのが、1台1000万円まで来た)。てことでハイブリッド車は今も人気。でもトヨタとホンダの並列式だけだよね。直列式はローカル鉄道用の試作車両が各地で走ってデータ収集中ではあるけど、自動車ではいまだに出てないと思う。ろくな前例がないわけで、後追いの立場からするとギャンブル的でもあったかも。とりあえず開発で難航するのは確か。となると、いの一番に経営の立て直しが必要だった日産にとっては、捨てるか後に回すかの案件になりますわな。やっぱし今の目で見ても、当時のゴーン社長の判断は正しかったと思う。

で、おいらはついさっきに至るまで、日産は直列ハイブリッドを完全に捨てたもんだと思ってた。ところがどっこい、(たぶんだけど)日産の技術陣は諦めちゃいなかった。直列ハイブリッドの核心「エンジン+ダイナモで発電した電力でモータを回してタイヤを駆動」。これを普通の FF 車に応用して、簡易四駆車にしてしまった(この流れは完全に希望的妄想。自分でも聞いたことさえないw)。e-4WD がデビューしたのは2000年あたりだと思った。時期もぴったし合致ですがな。簡易とはいえ、あのクラスのクルマのユーザが四駆を必要とする場面で四駆としてしっかり働いてくれるのは、昨冬おいらは実感できたですよ。しかも 4WD モード固定のほうが1年を通じて何かとよさげ。

e-4WD のモーターって、日立の洗濯機のやつをそのまま流用してるらしい。要求仕様となりなりに合ってたんだろうなぁ。多少のズレはあったろうけど、車体設計でうまく吸収したんだろうなぁ。んで専用モーター開発の費用と時間をまるまる浮かしたと。

そんなわけで日産は、将来技術の原型になる直列ハイブリッド、のさらに原型を e-4WD で製品化して、基礎になるデータをかなり溜め込んでるはず。デビューから10年以上、大衆車の装備として数も捌いてる。コストダウンや大量生産のノウハウも得てるだろうし、コテンパンに使い込まれた廃車で耐久性のチェックもし放題のはず。

e-4WD 自体の将来性はあまりないと思うけど(低燃費競争のさなか、燃費の悪い4速 AT 専用なんで)、この技術を基礎にして、もしかしてあとで大輪の花を咲かせるかもね。

ただ、どうも日産はそうは思ってない節があって。なんやかんやで出てきた日産きっての環境対応車はリーフ。バッテリー電気自動車。ハイブリッド過程をすっ飛ばした。んでリーフは熟成がイマイチというかバッテリー車は技術的に時期尚早というか、そういう烙印を押されてる形(ターゲット客の実用上はあまり問題ないと思うが。問題を指摘する記事は、充電スタンドがなさそうな僻地への長距離ドライブとかタクシー車両とか、「お前わざとやってっだろ」的なおもっきし推奨外の使い方をしてる。他陣営がネガティブステマしてるんだろうか)。

それを真に受けて焦ったかの日産、トヨタから技術提供を受けて並列式ハイブリッド車を開発中とか。うーんうーん。なんでそうなるかなー。リーフのバッテリーを8割がた下ろして、エンジン付き発電機を積めばいいのに。エンジンには DOHC だののレスポンス系の凝った装備は不要、パワーバンドは狭くていい、クラッチ・トルコン・ミッションも不要、運転操作と切り離して完全自動化できる、てことは電力源は安く小さく作れるだろ。バッテリー充電を家や給電スタンドでもできるようにすると、PHV を名乗れもする。

電力源を完全に入れ替えてしまうと、客から見て技術的退化に見えなくもないな。そしたら現行のリーフと直列ハイブリッドのリーフの2仕様を用意して、顧客が選べるようにしたらいかがですかね。そしたら退化に見えないうえに、両方の客層を取り込めるじゃないですか。と、なんだか意図せず、都合よく最初の話題に戻ったww

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e-4WD の1速のパワーアップが上に書いたとおりの原理なんなら、普通の二駆やフルタイム四駆もそれでパワーアップ&低燃費を図れるような気がしてきた。

ミッションとデフギアの間にモーターを挟んで、ダイナモの電力をそこにぶち込むと。そのぶんはクラッチ・トルコン・ミッションを介さないダイレクトな動力が得られますぜ。エンジン回転数に比例してモーターのトルクが太くなっていくってことで、運転感覚はスーパーチャージャー的になるかも。1速のみならず、ギア全部で。あーでも全速度域に対応しきれないかもな。

だとしたらそうだねー、この構造だとバックのときモーター補佐する意味がないんで、モーター側のパワートレインにワンウェイベアリングを噛ませられる。これだと(バックではなく前進の)高速走行時にモーターユニットの速度域外になったら、エンジン駆動のみにしてもモーターユニットは抵抗を生まないと。

マニュアル車への導入は、ギアシフトがニュートラルのときとクラッチを踏んでるときはモーターユニットを OFF にするように作ればいけそう。CVT でも問題ないかと。発想の母体の e-4WD より汎用性ありまくりですよ。

マニュアルは商用車ではいまだに需要が多いはず。そして商用車の顧客は燃費に敏感(だからマニュアルがまだ生きてる)。いけそうな気がする。なかでも特に燃費に敏感なのは、バスやトラックなんかの大型車両。そこらあたりも狙えそうですがいかがでしょう。

10式戦車のマイナーチェンジ版にもいかがですかw 作戦行動範囲もパワーも拡大ですよ。

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2013.5.12 補足: ホンダがハイブリッド技術を元に、そういうのをとっくに完成させてたらしい。おいら詳しいことは分からんす。勉強不足すなぁ。

関連記事を発見(Response 様による)。「DCT ハイブリッド」というのか。モーターをクラッチとミッションの間に置くんだ。今までのホンダ方式(IMA)と違って、クラッチでエンジンを切り離すからモーター単独駆動ができると。これ IMA と両方搭載できそうだね。IMA の、「モーターとエンジンを一体化して、従来のエンジンの欠点を埋める」というのは嫌いじゃないんで。意味ないかな。

クルマの構造に(今は補助的にだけど)モーターが入るようになって、エンジンとの取り合わせがいろいろできるようになってきてるんだね。燃費対策もいいけど、いろいろ面白い展開になっとりますなぁ。

動力のエンジンへの依存度が減ると、これまたエンジンに依存してるキャビン内空調も変わってくるはず。トヨタのハイブリッドはモーターのみのモードがあるから、冷暖房はもう電動ヒートポンプになってるんじゃないかな。分からんけど。んでハイブリッド車でなくても、クルマの空調の電動化を進めていただきたい。特に暖房。冬場、エンジンが完全に温まりきるまで暖房なしってのはキツい。寒い朝の出勤で、もう駐車場に付く頃にようやく温風が出たりとか。そのためだけに長々と暖機運転を続けるってのは、環境対策的にもマイナスだろうし。

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2013.5.11 土曜
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宇宙旅行詐欺

これもう詐欺確定だろ(msn 産経ニュース様の記事)。

「火星への片道旅行」に応募者2万人超

2013.5.2 10:08 [宇宙]

帰りの便がない状態で火星に向い、そこで永住する計画「Mars One」に20,000人以上が応募した。選考はリアリティTV的に行われ、すでにサイトでは読者が投票を行うことができる。

オランダの非営利団体「Mars One」は2013年1月、2023年に帰りの便がない状態で火星に向い、そこで永住する計画を発表。応募者の募集を正式に開始した(日本語版記事)。

このプロジェクトへの関心は非常に高く、同団体による最新のプレスリリースでは、「応募が期待される人々からのメッセージが、100を超える国々から10,000通」届いていると発表されていた。

それから1週間後、38ドルを支払ってMars Oneの正式な申し込みを完了した人たちは、少なくとも20,000人にのぼることが明らかになった。

『China Daily』紙の記事によると、応募者のうち約600人は中国人のようだ。

39歳の書籍販売業マー・クインは、「このプロジェクトに参加する機会は、自分にとって退屈な生活を変えるクールな方法だと思った。それに火星の空気はもっときれいで、息がしやすいはずだ」と話している。

念のために注記すると、火星の平均大気圧は地球の14.7psiに対して0.087psi、地球の約0.6%だ。真空ではないにせよ、似たようなものだ。火星の住民は少なくとも、地球と同様に人が住める環境にするテラフォーミングの方法が見つかるまでは、自分で空気を持っていく必要がある(こうしたテラフォーミングは現行の技術水準を超えている。地球から火星へ大がかりに物資を運ぶ方法も開発されていない)。

米航空宇宙局(NASA)が1970年代から苦労してきた困難なミッションについて、Mars Oneが成功を確信している理由は何なのだろうか? 創設者のひとりであるバス・ランズドープの計画は、ミッション全体をリアリティTV化することにより、一般大衆の関心を大規模に惹くことだ。

そのプロセスはすでに始まっている。Mars One応募者のサイトでは、早くも人々が応募者を評価できるようになっている。このサイトでお気に入りの応募者を選んで投票できるのだ。プロジェクトの一部始終が録画されていく予定だ。

これ 2012.8.27 に出した、オランダの民間団体が発表した火星永住計画だな。あの時点で、計画予算の見積もりが全然甘いことを指摘しといた。

んでこのたび、参加者募集が大盛況ときましたか。1人38ドルで20,000人なら、1ドル100円として7600万円。3万人なら1億1,400万円也。詐欺ならこのくらいの儲けはいいくらいかもね。で、火星に4人を片道で送り届けるっつうプロジェクト、おいらは2兆円かそこらじゃ全然足りないと見積もったんだが。1億円は大金とはいえ、ここまで世界中に大風呂敷を広げといて、たったの何億かゲットでドロンの線はないと思う。テレビも使ってるみたいなんで、そこに数千万円は使うだろうし。

プロジェクトをもっと盛り上げて、もっといっぱい騙してもっと巻き上げてから、だと思う。

しかし応募した人のコメントもなぁ……「火星の空気はもっときれいで、息がしやすいはずだ」ってどんな根拠でそう信じてるんだよ。勧誘パンフレットにでもそう書いてあったんだろうか。火星の大気は記事に出てるとおりで、とても人間が生身で暮らしていけるもんじゃないぞ。ってこの人は中国人みたいだな。あの国のあの有名な大気汚染はどんだけひどいんだよ。人民をこんなあからさまなデタラメ話に駆り立てるほどなのかよ。

ていうかこのマー・クイン氏、実在するんだろうか。総勢20,000人超や中国人が600人なんてのも、主催者側のステマのような気もする。

これも記事に書いてるけど、NASA は火星有人探査計画と称してもう長いこと研究を続けてる。そして計画はいまだに具体性を帯びてない。前にそのネタで日記を書いたような……(探し中)……あったあった 2011.5.25 だわ。NASA はこれを使って火星に行こうとしてる。しかし半年間、4人がこの程度のサイズのカプセルってやってらんないだろ。殺人事件とか起きそう。

して当時の日記は今と同じくwだらだら書いてるけど、最後のほうで朝日新聞の記事から「打ち上げ時・帰還時以外は別に開発する長期居住用の宇宙船に飛行士が乗り移る想定」というのを引用してる。そういうことなんだけど、2年前の NASA ではその核心部分が具体的になってなかった。

オランダ民間の火星永住計画は片道なんで、NASA の有人火星探査計画よりハードルが低い。けど複数人が半年間暮らせるくらいのある程度広々した居住空間と消耗品のリサイクル機能、その駆動に必要なエネルギーの長期確保手段と、火星周辺でその巨大な有人宇宙船を操る強力なエンジンと大量の燃料がないと、とても火星には着けんだろ。つかもうひとつの要の火星有人着陸機は開発が始まってるんかいな。既成品も過去の実績もまったくないから、本当に何もないところから開発する必要があるんだが。そこらが全然説明されてないわけで。

てことでこの詐欺っぽい宇宙開発プロジェクトが、次はどんな手で無知な人たちからカネを巻き上げるのか、お手並み拝見といきますか。

宇宙開発はかつては国家プロジェクトオンリーだったけど、技術進歩で敷居が下がってきて、民間が絡むようになってきたね。そうなるとこういうのも出てくるってことですか。歓迎すべきことではないけど、宇宙開発がそれだけ世の中に浸透してきてるんだなという実感がちょっとはあったり。

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マスコミによる世論操作の疑いだと、2011.5.30 にも別の例を書いといたですよ。複数のメディアが一方向に誘導するときが怪しいのかも。

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2013.5.12 日曜
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唯一絶対のナントカ

昨日の続きというか。また別な関連過去ネタとか。

2012.9.22 のログで、オスプレイ報道のアヤシさについて書いた。黒幕があの国なのかは証拠がないから不明のままだけど、片側の主張しか伝えないっつう露骨な偏向報道でアヤシかったわけです。あのときのメディアはこぞって、バレると困る真実を隠してたと思われるわけで。

けどさ、去年の夏にオスプレイが日本で話題になり出した頃、おいらはサックリと鵜呑みにしてしまったですよ。「世界中で墜落事故を起こしまくりの危険な軍用機が、沖縄住民の反対を押し切って米軍沖縄基地にやってくる」と。洗脳が解けたのは10月頃。いろいろなまとめサイトで勉強させていただいて。こういうとき ROM は便利だよな。叩かれる/けなされるリスクなしだもんな。

詐欺とかディベートっていろいろ話術なり論理展開のテクニックがあるけどさ、ここらでひとつ確定できたものがあったですよ。それまでモヤモヤしてたこのアイデアが、入間川河川敷墜落事故やオスプレイの報道でなんぼかはっきりしたと。自分で見つけたやつなんで、一般にどう呼ばれてるもんなのか分からんけど。名前はテキトーに「唯一絶対の幻想」とでもしとくか。

ある見解なり意見なり道なりを1つだけ示して、ほかの可能性や選択肢には一切触れず、そんなものは存在しないかのように話をする、と。聞き手が無防備だと、「そうだよなぁ」と引っかかってしまう。てことで、こんなときは別な選択肢を出せば、その選択肢にある程度の説得力があれば、この幻想は消せる。今出されてるのが唯一絶対ではないことを示すだけ。既出案件の盲点を突いてるならなおよし。ていうか、洗脳が解けた人は勝手に盲点を探し始めるかも。

引っかけようとしてる側からすると、これ見よがしに皆に見せてるほうはオトリ。隠してるほうが核心。

図星を当てられると人はキレるもの。この洗脳破りのリスクとしては、せっかく必死に隠してるものをあんましモロに暴くと逆恨みされるってあたりですか。じゃあその場は騙されたふりすればいいってことか。なんか面白くないなぁ。

困るのは、向こうもそこを分かってるとき。騙されたふりしてうなずいてると、その場で一気に決定まで持ち込もうとされるんだわな。これだともうやられるがまましかないんですかねぇ。

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2013.5.13 月曜
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自動セット

先週、床屋に行ったんですよ。もう何年も、2カ月に1ぺんくらいのペースだな。

いつも行ってる安い床屋さん、今回の担当のオッサンは今までの素っ気ないあんちゃんたちとちょっと違ってた。オッサンは専門的なことをいろいろ教えてくれつつ、どんなカットにするかを決めさせてくれた。

正直おいらあんまし覚えてない。あんまし理解もできてなかったし(汗)。けどまぁいつもよりちょっとかっこよくなった気がするわ。

「いい床屋は髪が伸びてからが違う」と聞いたことあるけど、もしかしたらほんとかも。

別になんもしなくても、朝起きると綺麗にソフトモヒカンになってるよwww

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2013.5.14 火曜
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いろいろめんどくさいなにか

単なるメモというか。Mac での WMV 動画 → .mp3 の変換のしかた(使うもの: QuickTime プレーヤー、iTunes、Flip4Mac、オプションで Evom)。

  1. Flip4Mac をインストール、QuickTime プレーヤーで動画を再生できるようにする。これで iTunes でも視聴可能になる。
  2. iTunes でその動画を開いて選択。
  3. 「ファイル → 新規バージョンを作成 → iPad/iPhone バージョンを作成」をクリック。これで「ミュージック/iTunes/iTune Music/Home Videos/」に、.m4v 形式で同じ名前のファイルができる。
  4. .mp3 書類の作成方法は2とおり。

iTunes での動画 → 音声変換、分かりにくいんだよなぁ。ときどき必要になるたびやり方を調べるのがイヤになってさ、ちょいとメモしてみた。「ファイル → 新規バージョンを作成 → ○○○ バージョンを作成」をいつも忘れてしまう。自分の記憶力の悪さは原因として確実にあるけどさ、手順を覚えにくいせいもあると思う。「○○○ バージョンを作成」の変更方法も見つけにくいしなぁ。

しかし WMV のままでも Flip4Mac があれば、QuickTime プレーヤーでも iTunes でも視聴できるのな。それなのに iPod/iPhone/iPad の形式には変換できても、 音声ファイルには変換できないってどんなヘボ仕様だよ。

この抜け道を探すの、たまにだからほんと毎回忘れるんだわ。前はよく検索で調べてたけど、この調べた結果がまた、Windows の iTunes 用でいろいろ違ってたり、Mac 用でも解説時の iTunes の仕様が古くて使えなかったりでなこれが。

こういうの、いろいろあっち開いてこっち閉じての形じゃなくてさ、設定変更から実行・完了まで、やりたいことを1カ所で全部やれるようにできないもんだろうか。Mac ではそのために AppleScript だの Automator だのがあるけど、これはまたこれで敷居が高くて、触ったことさえないわ。それに対応してるソフトじゃなきゃ効かないみたいだしさ。

……、

……、

……。

ちょい待て。上の手順で MP3 を作ったら、一定間隔で "This is the demonstration of Flip4Mac." と音声アナウンスが入るぞ orz なんだよこれ。んー、んー、m4v 書類を作った時点でこうなりやがるのか……。これ無料版の制限かな。

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2013.5.15 水曜
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ジェネリック LED

青の LED の発売は、20年前の1993年だった。

そろそろ重要な関連特許が次々と期限切れになっていく頃合いかと。

今年を境に、LED 照明の値段は安くなっていくんではないかと。

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2013.5.16 木曜
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勾玉 3D

2013.4.6 のログを書いたら妙に勾玉が気になりだした、次の日にはその愛と執着の欲望を形にしましたですよ。

クリックで立体 CG にとびますとびます

しょうもない低レベルな 3D CG だけんど、後悔はしていないw 麻布に乗っかってる形がよかったけど、麻布のパターンを手続き 3D テクスチャで作ることまでは分かるけど、手続きをどう組んでいいかまったく思いつかず断念 orz

とりあえず、透明オブジェクト+屈折率設定はレンダーにとんでもなく時間がかかりますなぁ。

久しぶりに出した立体画像は、出来の悪い 3D CG でござんした。

そういやー10年くらい前、当時初めて Art of Illusion に触って、何でもいいからとにかく 3D CG を作って立体化してみたのあったな(これとかこれとか)。2004年12月か。9年半か(遠い目) そんだけの悠久の時を費やして上達がたったこれだけってのはもろにショボいけど、とりあえず進めてはいますよと。腕はまったく伴ってない反面、マニュアル/チュートリアル翻訳で中身の理解は相当に進んだですよ。ということにしてやってください(涙目)

そういや AoI のカメラや照明って、編集画面上ではそれっぽい立体形状のワイヤーフレームのマークで表示されるんだけど、あの頃のバージョンではそこらのマークを、辺をクリックで選択 → その辺を移動/削除 ができたっけなww

銘板
2013.5.17 金曜
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半端に大自然

この日記に、おととしの今頃書いたと思ってたことがあって。見たら書いてなかったわ。

いやあの、おいらの家の近くにさ、キツネが住んでるんだわw おととしの今頃にね、生まれて初めてナマでキツネを目撃しまして。家の裏庭を走って横切ってった。

びっくりしたわー。最初見つけた時は歩いてて、犬かと思ったら走りかたが違う。顔も尻尾も、テレビで見たキツネそのものでさ。「うはーこんなとこにキツネ住んでるんか!」とまぁけっこうコーフンして、しばらくは会った人ごとに自慢したですよ。

去年、自宅から 2km ほど離れた場所でキツネを発見したかたがいらしたんですわ。そのキツネはしっかり写真付きで地元の新聞に出たんですわ。てことでここらへん一帯が縄張りらしい。

そして数日前、家の近くでまた見かけたわ。2回も。たぶん同じやつかと。しかしおいらが見る時は必ず走ってるが、忙しいのかなw

うちの周りは鳥類は豊富なんだけどさ、まさかあのくらい大きい哺乳類まで野生でいるとは思わなんだ。猫はけっこういるな。どっかの家に飼われてる猫や野良猫が外をよくほっつき歩いてるけど、あそこらは野生とは言わんわな。イエネコっつうくらいだし。あ、あと鹿とか熊とか猪とかはさすがにいないww

と思うwww

ウサギも見たことないな。

うちは田舎だけどさ、山じゃなく平野。森や林と呼べるほどのものはないなぁ。その平野のほとんどは田んぼ・休耕田・畑で、その間を幹線道路と生活道路とあぜ道が走ってるイメージ。幹線道路沿いには商業施設が、生活道路沿いには民家が建ち並んでる。キツネほどのサイズの動物が棲むにはそんなに適してないような気がする。

あとキツネが棲みそうなとこって草原か。それっぽいものといえば近所の河川敷かなぁ。新聞記事での発見場所も、数日前のおいらの発見場所も河川敷だったな。その河川敷だってだだっ広いってほどでもないし。夏場は草がボサーッと茂るけど、そうなると国土交通省か市かどこかが草刈りして、キツネは身を隠せなくなるような。巣とかあってもけっこう簡単に破壊されてしまうような。まーでもミミズとか昆虫とかいるしな。野鳥も来てるし、そこらへん捕まえて暮らしてるのかも。

関係ないかもだけど、その河川敷やうちの裏庭って、夏はホタルが飛ぶんですわ。1回に1匹しか見つからないくらいの、ほんとちょっとだけw ホタルが生息できるくらいの自然環境だと、キツネも生きていけるってことなのかなぁ。やっぱし関係ないかw

銘板左端銘板銘板右端

地元の野生動物といえば、八戸あたりはトカゲがいないらしいんですわ。野生のトカゲを初めて見たの、3年前に神奈川県相模原市に行ったときだったわ。はやぶさ の地球帰還1週間前に宇宙科学研究所に詣でたら、一般展示をやってる建物の入り口の前の路上で、トカゲ1匹が出迎えてくれたww トカゲはうちみたいに寒いところは苦手なのかな。

ヘビはいるらしい。家の周りで見たことないけど、小学生のときバス遠足で十和利山(八甲田山の近くの山)に行ったら、山道で誰かがヘビを発見。みんな軽くパニックになったwww

あとカエルも普通にいるし。うちは夏場は田んぼのカエルの大合唱でうるさいぞww

あーそうか、ヘビとカエルは冬眠するんだよな。トカゲは冬眠しないんじゃないのかな。爬虫類は変温動物なんで、マイナス気温の中で活動しながら暮らすのは無理っぽい気がする。

銘板
2013.5.18 土曜
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妄想 H-III ロケット

最近 H-III ロケット(仮称)開発開始の動きが出てたみたいだけど、正式に始めることになりそうですな(MSN 産経ニュース様の記事)。

初打ち上げ予定は7年後。1段目エンジンを新方式で新調するんで、開発期間の長さは妥当かな。

この新型エンジン、今までの二段燃焼サイクルを捨てるってんで「ええーっ!?」と思ってたけど、おいらはちょっと納得し始めてきた頃。今の予定だと比推力は少し落ちるけど、出力は増えることになってる。1段目エンジンの方針として特に矛盾がないと気づいて。予定の比推力も430秒だから、そのまま実現できればこれで充分でしょうって感じだし。

現行の H-IIA/H-IIB の1段目エンジン LE-7A の推力は海面上で約100トン。比推力は約440秒。けっこうな高性能だけど、双発でも出力が足りないんで固体燃料ブースター2〜4本の助けが必要。このブースターの比推力は284秒だから、推進剤を多めに積まないといかん。ブースター自体の質量が増えてしまうんで、ブースター1基あたりの推力は LE-7A の2倍も出してる。H-IIA 標準型(202型)ではブースター2基装備なんで出力は LE-7A の4倍。打ち上げ時の推力は本体の5倍ってこと。

「パワーが弱いが高効率の液体水素燃料メインエンジン+効率が低いがパワーがある固体燃料ブースター」。これがベストマッチングだった。1980年代から今までは。これスペースシャトルが始めた形式で実績があったしな。ヨーロッパのアリアン V ロケットもこの形を採用したし。けどもう少し考えるとまだ無駄があるような。

H-IIA 202 の総質量は約290トン。このうちブースター質量は約150トン。質量の半分がブースターなんですわ。このブースター分を液体水素燃料エンジンで稼げば、総質量がガタ減りのはず。総質量が減れば、必要な推進剤が減って総質量が減り、また必要な推進剤が減って……と。ロケットは推力で力ずくで飛ぶ乗り物なんで、性能は質量に大きく影響される。まーいい方向に向かうわけですよ。

それには、同じエンジンを複数並べるクラスター化も含めて、とにかく強力な液体水素エンジンが欲しくなるわけです。

では今の H-IIA のブースターを外して、LE-7A を2基クラスターにすれば飛べるか。とりあえず LE-7A が推進剤を2倍食うんで、H-IIB の1段目胴体を使うことにするか(容量1.7倍)。てことは H-IIB からブースターを外したのと同じ。

H-IIB の総質量は531トン。ブースター質量は4本合計で306トン。ブースター抜きの H-IIB の質量は225トンですな。一方、LE-7A の海面上出力は約100トン。2基クラスターで200トン。足りませんな。3基にするとちょうどいいっぽいけど、今度はエンジン3基のコストが問題なりそうな。二段燃焼サイクルは部品点数が多くなるし、使い捨てするにはもったいなくなるかも。

そんで次期の低コストロケットでは、LE-7A よりもシンプルで大出力のエンジンが欲しくなる。てことで今、その線に沿った LE-X エンジンというのが既に開発中と。

エキスパンダブリードサイクルは二段燃焼サイクルより単純なんで、開発はそんなにキツくはなさそう。けどやってみないと分からん部分もありそう。エキスパンダブリードは日本では2段目エンジン LE-5A/LE-5B で開発済みだけど、LE-X の出力はその10倍。そしてそのクラスでのエキスパンダブリードの前例は、世界のどこにもないそうな。大型化が難しいらしい。

目標出力は LE-7A の3割増(真空中で148トンなんで、海面上だと1割引で133トンくらいかな)。2基クラスターで海面上の出力266トン。これだとロケットの総質量は、ペイロード込みで220トンあたりが限度。そこができるかどうかですなぁ。

ただ、「前例なし」でオラ、ワクワクしてきてるww 初めて LE-X の件を聞いたときには「二段燃焼サイクルを捨てる」で反発を覚えたもんだが、今は開発陣の狙いがもう少し分かってきて「これいいんじゃないですか」と。

LE-X が目標どおりに完成すれば、H-II シリーズの枠を超える超高性能&低価格ロケットができる(ペイロード比の世界歴代ランキングは、1位: H-II、2位: H-IIB、3位: H-IIA)。

そしてこのエンジン、原理的には安全性・信頼性が LE-7A より高いんで、打ち上げ実績を積んで安定させれば有人打ち上げが視野に入る(二段燃焼サイクルでもスペースシャトルがそれで長いこと有人打ち上げしてたから、あまり本質的な問題とは言えんけど)。

あとは、燃料の液体水素がかさばる点が問題かな。1段目の胴体はかなり大型になりそう。比推力が落ちるし、H-IIB の1.7倍より大きくないと。そうなると1段目稼働の後半で、ほぼ空っぽの巨大なタンク質量が足枷になる。となると、増槽が来るか!?

って、H-IIB のブースターなしペイロードなしの質量が225トンで、1段目胴体はもっと大きく重くなる。増槽で小分けにするとさらに重くなる。そして LE-X の2基クラスターでの総質量上限が、たぶん220トンあたり。なんか難しいような気がしてきたが。H-III 構想の LE-X エンジン、3基クラスターなのかな。

妄想はさらに進むw

増槽付き3基クラスターだとして、1段目の燃焼末期は推力有り余りすぎで加速度がヤバいことになるかも。てことで、3基の LE-X エンジンのうち2基を、途中のいいところで分離してしまうってはどうかと。そのぶん軽くなるし。となるとエンジンの配置は正三角形じゃなく、3基を一列に並べる信号機型になるね。

そうなると増槽1本と LE-X 1本をつなげて、その2組を本体の両側に設置、タンクが空になったら一緒に分離すれば簡単になる。

……、

……、

……。

これって形としては、H-IIA のブースターを液体燃料にしただけになるわw とゆーことで、

妄想 H3
ぼくがかんがえた H-III ろけっと

ほんと H-IIA とあんまし変わり映えしないw 現行の H-IIA 202 と構想で終わった幻の H-IIA 222 の間みたいになったわ。これだとブースターのぶんガタイがでかくて、コスト半額とか無理っぽい感じ(推進剤の量や本体/ブースターの配分はおもっきし目分量だけど)。

画像の妙なほのぼの質感は、Art of Illusion のレンダー設定を使いこなせてないってだけww なんでこうなるんだろww

JAXA 公式の、現時点での H-III の想像図は以下。

H3 公式予想図2013年時点

全然違うww

ていうか本家の CG の出来もそんな素晴らしいほどでもないのに(失礼!)、おいらの CG より断然イイw

銘板左端銘板銘板右端

あと記事では予想図に添えて「斜めに打ち上げる方式も検討されている」と出てるが、これはウソだろ。大型液体燃料ロケットで打ち上げ時に斜めって無駄に危なくないですかい?

予想図が斜めなのは、射点に立てる途中を表現してるんだろ。となると H-III では「横倒しで組み立て&移動 → 射点で立てる」っつうロシア方式になるんですかね。これはこれで大丈夫かなぁ。しかも打ち上げ直前の延期なんかで組立棟に戻すとき、推進剤を抜いてまた横倒しにして運ぶのって、んーかえって面倒そうな気がするが。

けどそこらへん全部クリアできれば、組立・メンテナンス作業はラクになるね。組立棟を作り直すことになるけど、安く作れますな。まあこの方式を含めて検討中って段階なんだろうけど。

こうして見ると、旧 NASDA 系の液体燃料ロケットは生い立ちがアメリカの技術移植だったんでその影響を強く受けてきたけど、少しずつ自分の色を作りつつあるとも取れるかも。

「自分の頭で考えよう」

これ、H-II ロケット開発責任者・五代富文氏が提唱した組織内スローガン。日本初の純国産大型ロケットを作るのに、技術で NASA のスネをかじってたその頃の組織文化を改革する必要があって、この方針を立てて貫いたそうな。あれから30年。五代氏が旧 NASDA を定年退官されて13年。組織は JAXA に改組したけど、自主独立技術の思想はしっかり受け継がれてる、と安心していいってことでしょうかね。

銘板
2013.5.19 日曜
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合体デバイス その1

ラジカセ的な何かを考えてみた。

ケータイに方位磁針が付いてるといいなぁと思ったら、ガラケーはあんましないけどスマホにはアプリであるらしい。けど指す方角がでたらめだったりするらしい。それでもとりあえずは付いてるらしい。これ、機器の中にハードウェア的に本当に方位磁針が内蔵されてないとできないだろうから、きっとスマホには普通に入ってるんだろうなぁ。

とはいえ、ケータイって電波を出す機材なんで、電波発信時には磁場も出すんじゃないかと。

それでタイミングによってはでたらめな表示になるってことなのかもな。

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2013.5.20 月曜
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合体デバイス その2

ラジカセ的な何かの続き。

テレビにラジオはなんで付いてないんだろう。ラジオって単体で買ってこなきゃなんないじゃん。テレビもラジオも似たようなもんなんだから、両方できるようにしたらいいのに。

ラジオに必要な室内アンテナも、例えばクルマのラジオ/テレビアンテナってかなり小さくなってるわな。20cm くらいかな。銀色で手で伸び縮みさせる昔のやつよりずっとよくなった。ケータイなんてもうアンテナが外に出てないぞ。テレビの筐体の中に隠せるだろ。

テレビはそうそう持ち歩けないけど、リモコンがあるからその場で操作はできる。

チャンネル争いが激しくなりそうだけど、一人暮らし向けなら問題なし。ラジオ vs テレビなら、ラジオ派はそんなときは専用機で聴けばいいんじゃないかと。

ていうかラジオは超小型化できるんだから、テレビのリモコンにラジオを内蔵するのも手かも。

あと、ラジカセって最近はどうなってんだ? 電器屋をちゃんと見てないから分からんが。ラジオ+ CD + MD ってあったと思ったけど、CD はまだいいとして、MD はもうあんまし需要ない気がする。SD カードだの iPod 丸ごとだのをブッ刺せば聴けたりする形なのかな。っつーかもうラジカセの「カセ」は絶滅しただろうなぁ。

んでこの手のポータブルなラジオ+ナントカもさ、ワンセグテレビ付けたらいいんでね? もうあるのかな。

しかしラジオ付きテレビってやっぱしいまだにないような気がする。んで調べたら、同じ考えのおかたが既にいらしたわ(@nifty教えて広場の該当トピ)。反応はあんましよろしくないですなぁ。あと、かつてパナソニックでそういう製品があったのか。ふーん。

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2013.5.21 火曜
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観光案内@火星

はいきたどっこいほいさっさ。オランダの民間団体による火星移住計画、やっぱし詐欺の線が濃厚(Japanese.CHINA.ORG.CN 様の記事

ほらきた(はやぶさ に乗ってた真田さん)

一応行儀よく「詐欺の線が濃厚」と書いたものの、計画内容は不可能すぎwww 火星に行くまでの資金も現在の技術も全然足りん。仮に現地に行き着けたとしても、火星の環境はとても人が素で住めるものなんかじゃない。

現地じゃまぁエネルギーと物資を確保できれば月面よりはいろいろラクに暮らせそうだけど、それでも月面と同じく、基本的におうちに引きこもりの毎日ですな。外に出るなら宇宙服が必要(月面宇宙服よりは少しだけ軽装でいいかもだけど)。

しかし NASA のバイキング1号2号が着陸して画像を送ってくるまで、火星の地表からの景色って月面と大して変わらんと思われてたらしい。太陽が出てるのに夜空っつう感じで。地面が赤いのが違うくらいで。表面大気圧が地球の 1% もないし。

ところがバイキング以降の着陸機からの写真を見る限り、地球の荒野とほとんど変わらん景色だったと。砂嵐もあるしな。そんな微々たる大気圧でも、しかも地球の4割しかない太陽エネルギーでも、砂を飛ばせるほどの暴風を作れるってのがむしろ驚き。

あと雲がないね。日中は常に太陽が照りつけてる。けど日差しの強さは地球の4割くらい。そして目に見えない太陽からの放射線は、地磁気が弱い星なんでほとんどノーガードで降り注ぐ。夜はいつでも満天の星空。雲がないから雨が降らない。雨が降らないから湖も川も海もない(何億年も前はあったらしいが)。水の確保はどうするんだろ。

太陽光が地球の4割ってことは、写真だと地球っぽいけど、実際に行ってみればきっと正午でも薄暗いだろうしな。地球でいえば、あてずっぽだけど土砂降り雨の厚い雲がかかってるときくらいの明るさあたりかな。

朝焼け・夕焼けの空の色は青いらしい。大気を構成する物質が違うことが原因だとか。おいらはその仕組みはよく分からんけど、単に密度の違いかも。

昼の空の青さもかなり黒っぽいんじゃないかな。地球の超高空とだいたい同じだろうから。となると、自転周期は地球とほぼ同じってことで、日が出てもけっこう長い時間、星が見えてたりしそう。日の入りのかなり前からもそうなるね。太陽光が弱いってのもそれに拍車をかけそう。

星空の見え方を地球のそれと比べると、恒星は同じ。惑星は、水星は見かけ上より太陽に近いんでかなり見づらいと。金星は相変わらず明けの明星・宵の明星だけど、地球から見るより遠いぶん暗い。木星は近いから明るいだろうなぁ。最接近時で地球で見るより3割ほど明るい。けど火星の表面に人が立ってるとして、その人の影を作るほどではないかな。土星の明るさは、最接近時で地球で見るのと比べて 13% 増し。あんまし変わらんか。

あーそうか、火星から見て一番明るい惑星はきっと地球だわ。地球で見る金星くらいの明るさ、よりはちょっと暗い感じかも。それでも火星の夜空では金星と一、二を争うほど明るい。位置関係がいいと、金色の金星と青い地球を一緒に見れるね。上にも書いたけど、火星の青空は色が暗いはず。てことは、時期によってはけっこうな昼間でも地球や金星を拝めるかも。

ほかには、火星の衛星フォボスとダイモスがありますな。地球の月と違ってどっちもかなり小さいけど、火星表面からの距離が近いんでどっちも肉眼でも見えるかも。フォボスのほうが大きくて低いから、見え方はフォボスが断然有利。どっちも元は小惑星だったらしくイビツな形をしてて、その形を見て楽しむには、ちょっとした望遠鏡や双眼鏡が欲しいかな。

それもこれも、火星移住が成功したらの話ww そして件の計画に成功の見込みはないwww 無駄な観光案内ですたwwwww

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2013.5.22 水曜
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西洋帆船があれば

日本は戦国時代、なんで西洋の帆船技術の習得をしなかったんかなー。

あの頃の西洋帆船って、1000年来の日本の帆掛け船とはもう全然違うテクノロジーの産物だったと思う。向かい風でも走れるってすごいわ。してそれ、当時の日本の船大工も船乗りも習得可能だったんじゃないかとも思う。鎖国前だしさ。

でも朱印船が追い風専用の帆掛け船スタイルだったからな。「別にこれでいいや」だったのかな。惜しいことをしたw

江戸時代の鎖国で、輸送船はサイズ規制されて千石船が最大になったけど、近江商人とかの内航海運はピークを迎えましたな。このとき西洋帆船の技術があれば、風待ちが少なくていいぶんだけ効率的な輸送ができたはずなわけで。

うちの地元・八戸藩も江戸と上方に物資を輸出してたそうな。近海でイワシが大量に捕れる。そのイワシを搾って、イワシ油とイワシ粕に分ける。イワシ油は江戸の庶民向けの灯明油として(魚臭いけど菜種油よりだいぶ安かった)、イワシ粕は上方の綿花栽培の肥料として(当地の綿栽培は先物相場が立つほどの人気だった)、それぞれかなり売れたらしい。ほかに大豆を、今の千葉県の野田の醤油原料として出荷。

飢饉のときも藩財政優先でここらの輸出を優先させて、内政が一時期いろいろヤバくなったらしい(飢餓輸出というそうだ)。けど幕末ちょい前までにはグッと盛り返して、殿様がお城の大座敷に小判を敷き詰めさせて、家来たちに見せて労をねぎらったという逸話があったり。

そして直後の維新で幕府側についたおかげでスッテンテンというオチwwww

で、八戸藩の財政を支えた輸出の船もご多分に漏れず千石船で、なんでも江戸に行くには北風の時期を狙って太平洋沿岸を一気に南下、房総半島より南にある島に停泊。南風が吹いて東京湾(いわゆる「江戸前」)に入れる見込みがつくまで、そこに何十日でも逗留っつう行程だったらしい。

上方行きはもっと大変だったはず。江戸行きコースの延長だったとして、そこから先は西へ向かうぞニンニキニキニキニンニンニン。けど東風の日ってあんまり多くないし、しかも黒潮の逆向き。

西洋式の帆船があれば輸送費を浮かせられて、そのぶん八戸藩はもっと儲かったろうなぁ。

どうせ全部スッテンテンの運命だったにしろww

銘板
2013.5.23 木曜
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君沢型

てことで日本の西洋式帆船の元祖を調べたら、「君沢型」に行き当たった。詳しくは Wikipedia 記事をどーぞ。

幕末あたり、ロシア人から学んだんだね。日露和親条約の締結交渉で来日してたロシア軍のプチャーチン提督、折しもの安政東海地震の津波で船が大破、帰るための船を日本で造ることにした、てのがその理由か。被災した人たちとロシアの提督にとっては災難以外の何物でもなかったろうけど、日本の歴史にとってはこれ幸いでしたなぁ。ふむふむ幕府もそのつもりでしたか。

墨壺って日本独自なのかな。ロシア人はこのとききっと初めて見たんだね。確かにあれは便利だわw けがき線を「ピシャン」で一瞬で引けるからなぁ。しかし墨壺の意匠ってなんでまたあんなに凝り凝りなんだろか。子供の頃、あのデザインがなんだかちょっと怖かったw 大工道具の中で唯一なんでか飾りっ気たっぷりだし。デザインセンスがなんでかお寺っぽいしw あるいは H. R. ギーガーっぽいというか。『帝都物語』映画版の護法童子にも似てるなぁww 車輪とも組み合わさった禍々しさがwww

ちょ、「君沢型1番」「君沢型2番」……って『海皇紀』の影船の元ネタだろか。かっこえーなーおい。

そしてその小型版の「韮山形」とゆーのもあったのか。建造費は君沢型の10分の1の295両。千両箱1個で3隻作れたと。

戦国時代から3世紀近く経ってしまったけど、日本もその時代、ようやく自由自在に走れる帆船とその技術を手にしたんですなぁ。まーそのとき既に、浦賀に蒸気船が来てたけど。と黒船を調べると、確かに蒸気外輪船ではあったけど、外洋の航海では帆船だったのか。知らなんだったよー。

てことはこの時代はまだまだ帆船技術の需要が高かったんですなぁ。日清戦争の時代になると、軍艦はもう全金属製。黒船来航から41年後のこと。日本では西洋帆船の時代はあまり長くなかったけど、それでもその時代を経験できたのは幸いだったかも。

だってほら、たぶんそのおかげでこの国は今も、日本丸海王丸っつう超かっこいい大型帆船を保有してるし。どちらも現役は2代目で、退役した初代はそれぞれ係留展示されてるそうな。帆船がいる港っていいなぁ。八戸港が母港の大型帆船ってどうにか実現できないもんだろか。係留展示でもよし。

今の日本丸、建造された地が黒船来航の浦賀ってところに、歴史の因縁を感じさせますよ。

銘板
2013.5.24 金曜
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特定の作業者向けの JavaScript

この日記は Wikipedia 記事にリンクすることが多いんす。このリンクを作るのが毎回めんどかったんす。

てことでそこらへんやる JavaScript をささっと作りますた。

Wikipedia のリンクを作るやつ

かなり特定の用法だけど、もしご用命のかたがいらしたら勝手に使っちゃってくださいww

銘板
2013.5.25 土曜
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最強田舎者伝説

しかし黒船もひどいよな。アメリカの国内はそのあたり南北戦争でグダグダだったくせに、いきなり相手国の首都近海に出現して大砲を向けて開国要求だもんな。

当時の日本の西洋とのお付き合いは、長崎の出島はオランダで貿易のみ。ついでにイギリスも貿易で出入りしてたみたいだけど、維新が起きていろいろと日本の世の中が変わるまでは、幕府への政治的な要求は特になかったかと。

ロシアも開国を含む交渉でときどき来てたらしいけど、北日本に寄港して、この国の太平の眠りを覚まさないよう気を遣ってくれてたっぽい。

そんなさなかにメリケン上喜撰ww たった四杯で夜も眠れずwww 今も変わらんよな。中南米だろうが中央アジアだろうが中東だろうが、ところ構わず出かけてっては銃を向けて言うこと聞かせようってスタンスが。

そのノリで世界の覇権を取ったわけだけど、ヨーロッパやロシアみたいな白人国家に対してはできんのな。なんかこう、やり方や考え方が田舎者なような。

銘板左端銘板銘板右端

ペリー提督が日本に持ちかけたアメリカ側の要求内容は、日本のいくつかの港でアメリカの捕鯨船に水と石炭を補給させろ、ということだったらしい。太平洋全部がクジラの狩り場かよ。どんだけクジラ獲ってたんだ。しかも肉は食べず、脂だけ取って機械油にしてたらしい。そして現代。「日本はクジラを捕るな。野蛮だぞ」とかどの口がそれ言ってんだとw

銘板
2013.5.26 日曜
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AoI でサクマボタン その1

このサイトのページ間の移動用のボタン画像(サクマボタン)、ずっと前に作ったんだけどさ、更新しようと思い立って。

前のバージョンはクラリスワークスだったか AppleWorks だったかのペイント機能で作ったんだわ。明るめの配色でカワイくできた(と思う)。

今回のは中身の屈折・反射を出したくて、色合いはちょい暗め。新型のカタログはコチラ。さっそく入れ替えてみたよ。このページの一番下に出てるはず。

ここにもサンプルを3組出してみる。

Lime

lime_u
lime_l lime_c lime_r

lime_d
Magenta

magenta_u
magenta_l magenta_c magenta_r

magenta_d
Orange

orange_u
orange_l orange_c orange_r

orange_d

もしこれを使いたいという奇特な方がいらっしゃいましたら、許可申請とか要りません。お好きに持ってってくださいw 使用にあたってこのサイトの紹介も、やってもやんなくてもどっちでもww 持って行ってから、自分のものだとして売ったり権利を主張したりしなければ OK です。

しかしたったこれだけ作るのに、試行錯誤で行きつ戻りつでしたわ。

モデリングだと、レンダーで曲面を滑らかに出すとこまでなかなか行けなくて。どうしてもメッシュの線が出てしまって。解決方法は、三角形だの円柱だの球だの基本形状から演算ツールで成型していく、というやり方。けどオブジェクトの底面のみ白く塗ると色がキレイに出ることが分かってて、そのためには重ね合わせテクスチャが「面と点」設定で必要で、そのためには三角メッシュに変換しなきゃなんないわけで。てことで形を決めるのは基本形状+演算で完成まで持っていく。その次の「メッシュに変換...」工程で「メッシュの粗さ: 許容範囲」を 0.002 あたりにする、という道をようやく見つけ出したと。

そして確立した方法で進めていったですよ。あとでオブジェクト作りの段取りでもっと効率的で正確なやり方を思いついたけど後の祭り。最初からやり直す気力なしww

オブジェクトが決まったら色をつけてレンダー。これもまたなかなか。半透明なんでレンダー時間がめちゃめちゃかかるし。

最初は三角形のやつは正三角形に作ってあって、少し転がせば4方向のどれにでもなる形にしてみた。んで1回レンダーしてはオブジェクトを回転させて……とやってたら、多すぎていつまでも終わらない。12色で4方向。これだけで48回。さらに丸形は丸形で別ファイルに作ってあって、色を替えるごとに両方のファイルでテクスチャの色をいじって……して、途中でもっといい設定を見つけて最初からやり直して……その最中にももっとキレイに見える方法が判明して、オブジェクトをいじり直したりテクスチャや照明の設定を変えたりして最初からやり直して……いつまでも終わんないw

結局、1色で全オブジェクトを一気にレンダーすることにしたわ。全部のオブジェクトでテクスチャを共通にすれば、色を替えるのもラクになるし。さらに1個ずつのときは無駄に 300×300 ピクセルでいっぱいいっぱいで出してたけど、1色につき全5オブジェクトまとめて 900×600 にして、マージンに余裕を持たせたわ(各オブジェクトが見かけで少し小さくなって、それだけレンダーが速くなる)。だってなぁ完成形で 50×50 ピクセルなんだもん、あんまし精度よく出す意味ないもんなぁ。早く気づけと。ていうか今思うと、レンダーのサイズはもっと小さくてもまったく問題なかったww

三角形オブジェクトは回しやすさを取って正三角形にしてたけど、50×50 の正方形にぴったり納めるには二等辺三角形じゃないといかんわけで。そこら寸法を合わせた二等辺三角形4個に作り直して配置。オブジェクト同士の反射が映り込んでしまうと結果が予測不能&レンダー時間が無駄にかかる、ってことで、黒くて反射率ゼロの間仕切りを入れてと。

一気にレンダーすると、カメラの位置から見えてる角度がオブジェクトによって違ってくる。しかも間隔はマージンを多めに持たせてあるからズレが強調されてしまう。てことでカメラ設定は望遠。「視野」を3°にしたら、視角度の違いでのズレは分からんくらいになったわ。実物のカメラと違って、望遠にすると像が暗くなるってわけではないんだね。シャッター速度もフィルム感度も関係ないもんな。

1色セットのレンダー時間は、iMac デュアルコア 2.66GHz で1時間弱。12色で12時間近くかかったわけだな。実際は次から次へというわけにもいかず、3日かかったわ。

そしてレンダーした画像から各パーツの切り出し。このまえ Mac ネイティブ版がとうとうリリースされた GIMP が活躍しましたわ。1画面モード便利だわー。ただ、ときどきフリーズするなぁ。後のアップデートで直してくれることを淡く期待しましょうと。

んでこのサイト上で、旧サクマボタンとの入れ替え。単に入れ替えれば OK。各画像のファイル名は同じくしてある。あとはフォルダ名。前のペイント版も取っときたくて、ペイント版はフォルダ名を替えてと。AoI 版には旧来のフォルダ名と。これで入れ替え完了。

「よーし作ろう」と簡単に思いついて簡単に始めたはいいものの、意外と面倒だったわー。AoI でとてつもなく手間取るのは、単に経験不足だからと思いたいところ。場数を踏んでいけば、だんだん効率が上がってくると信じたいところ。とりあえず今回は、三角メッシュに頼らない造形のしかたを学べたし。

しかしフリーソフトでここまで作れるっての、AoI すごいと思うわ。アニメーションで物理演算がまだ実装されてないけど(procedural 的に自分で作ればいけると思う)、おいらの腕前はそこをウンヌンするレベルじゃないし。

銘板
2013.5.27 月曜
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AoI でサクマボタン その2

昨日の続き。

サクマボタンを1個ずつレンダーして作ってたときのこと。1個で12分くらいかかるんですわ。ちょっとでも早く進めようと、久々に Power Mac G4(1.25GHz ) を動員してみた。いやー遅かった遅かった。Intel iMac デュアルコア 2.66GHz の5〜6倍の時間かかったわ。ボタン1色の画像は5枚1組なんで、そのうち1枚を PMG4 に負担させる感じで。けど結局は画像1組を一括で作ることになって、最終形態は iMac のみで作業したですわ。

あと気づいたこと。PMG4 だと Art of Illusion の一部機能が動作しない。

「シーン → テクスチャ, 材質...」が立ち上がらない。これたぶん Java のバージョンの関係かな。Mac 用の Java は去年まで Apple が自分で開発&リリースしてて、そのうち PowerPC 用はもうかなり前に開発が中止になったはず。ここは AoI の ver. 2.6 → 2.9 で改良されたところだからな。このアップデートで、Java の新しい機能を使うようになってしまったんじゃないかと。

今の Java は Oracle が Mac 用も開発してる。Apple は Mac への Java 移植から手を引いた。てことは Oracle のサイトに行けば、PPC Mac 用の Java の新しいバージョンがあるかも。

と、いそいそと行ってみたらば。

ない。

Mac 用であるのは、OS X 10.7 以上向けのやつ。Intel 専用。それ以前のバージョンは Apple のサポートに行ってくれとのこと。そうきたかー。けど PPC の Linux 用はあるらしいw そんなわけで、PPC の Mac じゃ Art of Illusion 2.9 は厳しいですなぁ。

PPC Mac で完全に AoI が使用不能になったわけではなく。テクスチャ・材質を新規に作ったり、そこらのファイルを操作したりができないだけで、そのほかはきちんと機能するっぽい。Intel Mac でシーンファイルを作って、PPC Mac でシーンをいじってレンダーをするってのはできる。あと「オブジェクト → テクスチャ,材質を指定...」もできる。

だとしたら、過去バージョンの AoI が手に入れば、PPC でも行けるわけで。いろいろ探って過去版ありのダウンロード一覧見つけますた。

どれどれ……と PMG4 で試してみたらば、AoI ver 2.8.1 が行けるっぽい。あーこの頃はテクスチャと材質の操作・設定は別々だったんだよな。ver. 2.9 で統合されて、それで PPC で動作しなくなった、てなわけで。あとテクスチャや材質の共通ライブラリがこの当時はなかったと。おいら 2.9 でも使ったことないけど。

もうひとつ。2.9 では「シーン → 表示方法」で「レンダー」が選べる。これ便利なんだけど、2.8.x やそれ以前ではできないと。マニュアルじゃここらへん 2.8.1 までの記述のまんまだったな。

そこらへんの違いを気にしないなら、PPC Mac の人は 2.8.1 で問題ないかと。レンダー画像の品質も変わりないし。そういやマニュアル翻訳してたら(翻訳作業中にソフトは ver. 2.8.1 → 2.9 に、マニュアルでのバージョン対応は 2.6 → 2.9 になった)、上に書いた違い以外はまったく同じだったわ。アニメーション関係もまったく変わってないし。

AoI 2.8.1 のリリースは2010年1月4日。Mac OS X が PPC を切って Intel 専用になったのは 10.6 から。そのリリースは2009年8月28日。AoI 2.8.1 のほうが後だけど半年も離れてないんで、たぶんその間くらいは Apple は PPC 用 Java の開発やメンテナンスを続けてたんじゃないかな。と願望込みで考えると、PPC Mac での AoI はやっぱし 2.8.1 で OK かなー。

おいらの PMG4 の OS は 10.4.11 で、たぶんこれで問題ない状態(全部試したわけじゃないんで「たぶん」)

銘板左端銘板銘板右端

2013.6.2 補足: AoI 公式文書の Downloads に、Mac 向けの条件として "Art of Illusion requires Mac OS X 10.6 or later with all software updates installed."(Art of Illusion には、すべてのソフトウェアアップデートがインストールされている Mac OS X 10.6 以降が必要です)と書いてあったわ。

やっぱし Mac OS X 10.5.x やそれ以前のバージョンに AoI を入れるなら、AoI もなりなりに古いやつってことか。

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2013.5.28 火曜
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Google 日本語入力

Google 日本語入力とゆーサービスがあったとは。しかも Mac 対応。ブログ『だって兎の耳は長いんだもん。』様を拝見するに、4年も前に出てたらしい。まったく知らなんだw へぇーウェブ上の辞書から引いてくるんだ。便利そうだすなぁ。

てことでさっきインストールして、これからしばらく使ってみようかなってとこ。

Google ってなんか個人情報漁りに余念がないからな。てことは今入力してるこの文章も丸ごと盗まれて、なんだかよくわからん統計解析ツールに自動的にぶち込まれてあれこれされてるんだろうか。いったん情報を取られるといろいろ勝手に仕掛けてきて気持ち悪いんだよな。Google 検索でハードディスクのサルベージ屋さんを探したら、Google Ad やってるサイト上でやたらサルベージ屋の広告ばかり出続けたことがあったよ。ちょうど1年前のことか。もうその話は終わってるのに、しつけーなーとウンザリ。

そこらへんの心配があるけど、Mac 標準の ことえり に不満もあったことだし ATOK みたいな有料ソフトは買ってからがめんどいし、Google のやつちょいと使ってみますわ。

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2013.5.29 水曜
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しかるべき展開

少し前、元職場の管理職とばったり会った。元職場の近況を大まかに教えてもらったよ。おいらはもう外部の人なんで、聞いたのは機密漏洩に当たらない感じのところだけ。こっちからも余計な詮索はしなかったし。

業務の進行については大方はうまくやってるらしい。そこはよかった。そして今もときどきトラブルが発生してるっぽい。んで最近はトラブルの頻度が上がりつつ、重大度も上がってきてるっぽい。いずれそうなるだろうなとは思ってた。けどとぼけて「トラブルならオレもやりましたよ」とこっちが言うと、「いやいやあんなもんじゃなく」ですと。

思ったより早かったw

このことに絡んで、現役当時は『こりゃ潰される』と思ってたわ。んで潰されたというか勝手に潰れたというか、トンズラこいたというかwww

不憫なのは現場職員。申し訳ないことした。あの会社は現場でトラブルがあると、管理職は傍観者を決め込むんだよな。全部現場職員が悪いってことに持っていく。たぶん現場はトラブルが出るごとに相変わらず「再発防止策を作って報告してください」と言われてるんだろうな。丸投げされてるんだろうな。ベストを尽くした上で問題が出るんだもん、そこを自分だけで直せってどうかと思うが。

そして、現場職員に「すみません以後気をつけます」と言わせて解決したことにしちゃうんだよな。仕組みを変えてないから何も改善されてないわけで、トラブルの再発は約束されてしまってるわけで。

てことでおいらは「気をつけます」なんつうマヤカシはやめて、まともに効く対策をしてたんだが(思いつけたときのみ)。管理職にとってはそういうのは面白くなかったらしく。てことで成果がいくら挙がっても無視され続けて、代わりに端々のどうでもいいことばかり責められ続けて、『こりゃ潰される』と相成り申した。

「あまりにも進みすぎてて理解されない」と奢った考えも持ったことあったけど、実はトヨタとか日産とかソニーとかの生産現場ではフツーに導入されてることだったりして。品質管理というやつでして。おいらの場合は自己流だったんで洗練されてなかったけど、考え方の方向性は同じだったよ。

もう辞めたんでどうでもいいことだね。

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2013.5.30 木曜
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運転方言

数日前の話。クルマでうちの近くの4車線道路の右側を走ってたら、レガシイがぴったり後ろに付けてきたんですよ。追突しそうな至近距離で。『なんだこいつスリップストリームのつもりかよ。40km/h しか出てないのに』と思ってるうちに、左側にスパっと車線変更。

少ししたら、またヒュッとおいらの前に。おいらの前を走ってたクルマとの間にねじ込んできて。おっかなくて車間を空けたわ。んでレガシイはまた少し経ったら左車線に移り……と、クルマの間を縫うように走っていったんですわ。

件のレガシイがおいらの前にきたときにナンバーを見たら、やっぱりというか。静岡ナンバーでしたわ。あそこらへんとか名古屋とかはこうなんだよな。そのスタイルがよくないとかではなく、運転のスタイルはできるだけその土地に合わせていただけないもんだろうか。こっちの地元の感覚だと、運転中に近くでやられると怖いんで。そのくらいの腕前があれば余裕で合わせられるんじゃないかと。

ちなみに八戸人は、地元の運転スタイルは荒いと思ってる人が多い。確かに盛岡に比べたら荒いかも。けど東海圏よりずっと大人しいというか初心者っぽいというか。車間は取るし、あそこまでめまぐるしく車線変更しないし。車線を替えるときも「キュッ」じゃなく「タラーッ」と(そうじゃないのも少しはいるが)。八戸は東北にしては4車線・6車線道路が多いけど、クルマの密度は東海圏よりずっとスカスカ。という条件で育った運転スタイルなんじゃないかなと。

主観で語ってるんで、当てになんないといえば当てになんない話だけど。

あと、東京やもっと西のほうでは「雪国の人はクルマの運転がうまい」と思われてる節があるけど、それただのウワサww 雪ハマりからの脱出に限れば、西の人たちより上手いだろうけどさ(単なる経験差)。

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2013.5.31 金曜
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一致団結のナントカ

前の職で組織というものに属して、「これヤバそうだなー」と思ったこと。

一致団結の幻想って危険な気がする。人は普通に、唯一絶対の結論が出ない場合でも、唯一絶対の結論を求めたがると思う。それで安心したくなると思う。けどふさわしくない場合にこれをやると、ほかの選択肢を排除してしまう。

例えば恋愛や結婚の場合は、ほかの選択肢を排除しないのはいろいろまずいよね (^_^;) その場合はそうあるべき。けど事業でそれやると、みんなしてその方向だけ見て邁進すると、もしコケた時のダメージが必要以上にでっかくなる。その道にもし落とし穴が1個あると、全員がハマって簡単に全滅しちゃう。ある物事を唯一絶対と決め込んでしまうのは、この場合はヤバいんじゃないかと。

それでも気がつくといつでも、いくつかあるものから1つだけ選んで、それ以外を捨てようって動きになっちゃうんだわな。

あと、組織って意外と効率が悪いなーとも思ったわ。組織ってそれぞれの専門を分業するわけで、効率化にはその専門仕事に専念できる環境を作るのが定石かと思う。けどけっこう雑務が多いんだよね。掃除なんつう共益的なものなら、当番制でできるから効率が上がるけどさ、全員が義務として常に行わなきゃいかん雑務ってけっこう多くて。

ホウレンソウ関係ですわ。管理の効率化のためにいろいろあってさ、それで効率化されるのは管理業務だけ。付き合わされる現場はそのせいで、自分の本来の仕事が削られる。組織化=効率化だと単純に思ってたけど、実際はそうではないというか、そこは管理職のセンスによるというか。そこを矛盾なく効率化するのが本来の組織化というか。

ずっと前にレンタルビデオで、『ロボコップ』のテレビドラマシリーズを見たんですわ。ロボコップで扱う組織といえば、近未来で私企業化した警察組織ですな。その警察にウザい管理職がいまして。任務遂行中の現場責任者が判断に悩む状況にぶち当たるごとに、背広の上司から絶妙なタイミングで電話がかかってくる。状況を打開できる新情報をくれるのか、と現場責任者が期待して電話に出ると、「現況は?」と毎回それだけ訊いてくる。ケータイテレビ電話越しに映る真顔がまた間抜けでw 現場責任者のイライラは募るばかりww

自動発券機のジレンマにも似てるわ。映画館でも新幹線でも、売り手は人件費を削減できてよかったろうけど、買うほうはむしろ手間がかかるようになったアレ。

管理の徹底と組織化・効率化は別ですなぁ。ていうか「管理職が考える管理の徹底(管理職がラクをするため現場の労力を盗む)≠効率的な管理の徹底(=組織化・効率化で、現場・管理ともに労力を削減する)」か。

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