ひとりごちるゆんず 2013年3月
銘板
2013.3.1 金曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130301
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

まとめて作るとか

この日記の台紙ページを作るのって、JavaScript を使って HTML を出力するっつう形で作ってるんだわ。半自動で。1カ月ぶんごとに。毎月末に次の月のぶんを作ったり、月が明けてからその月のぶんを作ったりなんだわ。これがどうにもだるくて。

少しずつ自動化を進めて工程を減らしてきてはいるんだけど、不思議なもんで、ラクになればなるほど「めんどいー」っつう気分のほうは盛り上がっていったりして。

このめんどさ自体を少し解消するいい方法を思いついたですよ。ほんとアホみたいに単純なんだけどさ、6カ月分ごとまとめて作る、とw

今までなんで思いつかなかったんだろww

てことでさっき、今年の6月分まで台紙ページを先行して作りましたわ。あーちょいとすっきり。

銘板
2013.3.2 土曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130302
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

答えは「プロデュース」か

今日の元ネタは 痛いニュース 様経由の「マクドナルド原田社長 『国民が食事を全て外食にすれば市場規模は8倍の63兆円になる、だから値上げできる』」

マクドナルドの原田社長、もう何を言ってもやっても叩かれるモードですなぁ。

なんてーの、社長は日本人の食事が全部外食になるっつう妄想を語ってるんではなく、「内食のうちいくぶんかでも外食にシフトすれば、そのぶんは3倍額に膨れて外食産業を潤すだろう」って意味で言ったのかなと。

ていうか内食主体の人はその3倍額を払いたくないから内食なわけでさ、そうなると、3倍額を払ってでも今まで以上に外食したくなるほど外食が魅力的じゃないといかんわけで。

何をやってもダメなイメージがついてしまった感がある、今の日本マクドナルド。原田社長がっつうより、先代の藤田社長が焼き畑商法して、ブランド価値を地に落としてしまったのが大きかったですなぁ。てことで原田社長が客単価を上げようとしても、客はついてこないと。社長交代はもう10年くらい前だと思ったけど、いまだに負のブランド価値を引きずってるわけでさ、企業にいったんついた印象って恐ろしいなぁと。

原田社長もまた特に擁護する気はないけどさ。いろいろ試してるのは分かるけど、どれも素人の思いつきレベルだもんな。今売れてるものってさ、売り方が素人に毛が生えた程度じゃいかんらしいのよね。仮にアイデアが素晴らしくても、見せ方・持って行き方が重要らしい。プロデュースの技術、これが最重要らしい。

例えばある歌手がどんなに歌がうまくても、それだけじゃ歌手として注目されるってめったにないわけでさ、そんな実力派よりアイドルのほうが稼ぐわけで。AKB48 でもきゃりーぱみゅぱみゅでも、ももクロでも、それぞれの名前はタレントやグループの名前でもあり、そのプロジェクトチームの名前でもある。てことで彼女ら自身は自らの名を冠したシステムの一部であり、表方という役柄であると。舞台裏にはプロの裏方の皆々様方がわらわらと控えてると。

曲提供、振り付け、PV、衣装・メイク、販促とかなんとか。裏方さんたちは複数のプロジェクトをまたいだ兼業が多いだろうけど、AKB にはメンバー用の専属コンサルタントまでいるらしいしな。アイドルって芸能人やそのグループ単体の存在じゃなく、こんな風に体制でプロデュースされた商品なわけですよ。別においらはその実態をナマで知り得る立場ではないけど、普通に活動の様子をニュースとかで見てりゃ分かるわ。

H-II ロケット開発責任者の五代富文氏が、著書に書いておられたことがモロかぶり。ロケット打ち上げ用の地上設備の設計・建築や、開発・管理体制の構築・運営の苦労に触れて、「H-II ロケットの機体そのものは、巨大なシステムの一部でしかない」と。

話を戻すと、マクドナルドが今売れないのは、プロデュースが甘いからじゃないのかと。お客が単価の高い商品を買いたくなる仕組みをちゃんと作らないからじゃないのかと。言うは易しだけどさ。

もう言われてることだけど、店に行くと、メニューには利益率が高そうなイチオシ商品しか出てないんだよね。ほんとは安いものもいろいろあるみたいだけど、実質隠してるのと同じことにしてる。こういう、客にモロに見えるところで変な細工して「何かごまかしてるんじゃね?」的に思わせるのってどうだろ。はたしてお客は喜んで「よーし高いの買おう」って気になるかな。

つか内食を外食に切り替えようっての、やっぱしちょっとおかしくないか?

外食はある程度値が張ってこそ外食って面もあるよね。「たまの外食」ってやつ。んで社長のお考えは、「それを全部と言わなくても、もっと日常の一部にしよう」ってことですな。日常の一部にしていくなら、値段が安くなきゃ続かんだろ。けど今のマクドナルドは高価格路線に挑戦中と。社長、言ってることとやってることがガチャメチャじゃないですかー。

それとさ、社長インタビュー記事全般に言えるんだけどさ、記事コメント中で客に対して感謝の意を示す社長ってほとんどいないよね。原田社長もその一人かな。経営者にとっては客より株主のほうが若干大事なのは分かるが(そこは人によるかも)、株主も経営者も現場も含めたその会社全体から見たら、やっぱし客は最も大切な存在だと思うよ。「営利企業」ってくらいだから、業務に対価を払ってくれる人は最も必要な存在でしょう(損失を生むタチの悪い客は除いて)。株主が出資するのは配当が目的なわけで、その配当だって客が払ったお金なんだしさ。

して客から見たら、社長は会社の顔というか会社そのものに見えるわけでさ、客への感謝を忘れてる社長の会社ってさ、会社全体が客に感謝の念がないんだなーって感じで、客としては醒めてしまうんだが。とりあえずおいらはそう。たぶんほかにもそういう方々はいらっしゃることだろう。

てことでさ、インタビュー記事だろうが自社で買った宣伝枠だろうが、もし露出の機会ごとにお客のほうを向いて笑顔で語りかける的な社長っていたら、企業イメージがかなり良くなるんじゃないかなと。客は買いやすくなるだけでなく、誇りを持ってどんどん買うようになるんじゃないかなと。

露出のたびに「不況で厳しい」「売れていない」なんてしかめっ面されるとさ、せっかくそこの商品・サービスを使った甲斐がない気分になっちまってなぁ。お客に「買ってよかった」と思ってもらうことって、リピーターや宣伝になる口コミを増やす大事な要素だと思うが。

思い出しちまった。

もう四半世紀近く前の古い話だけどさ、仙台の街なかのマクドナルドで食ってたらさ、店長とおぼしき人が、背広の人たち何人かを引き連れて店内を歩いてたんだわ。たまたまおいらが食ってる近くを通ったとき、店長の言葉が耳に入っちゃったんだわ。

「もう少し行ったところです。客のいないところでゆっくりと……」

客は邪魔者か。

内容はなんてことないけど、言い方にカチンと来た。

もしかして日本マクドナルドって、そういう企業文化が昔から根付いてしまってるんかいな。誰に向いて商売してるんだろ。

銘板
2013.3.3 日曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130303
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

同じ漢字

知らなかったよー。ふと気づいて、もしやと思って調べたら、

「くぐつ」と「かいらい」って漢字は同じ「傀儡」なんだねー。

っておひな様の日に出すべき話題ではないことは若干だけど承知の助ww

そういやおいら、昔は「傀儡政権」って言葉の意味が分からんかったけど、英訳の "a puppet government" で初めて何のことか分かったですわ。ムシロ ニホンゴノホウガ ムズカシイデース。

銘板
2013.3.4 月曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130304
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

コンビニさん再入荷

cokesi_Processor 様の名曲『コンビニ』、iTunes にまた入れましたわ。去年のゴールデンウィークにハードディスクがオシャカさんしてしまってからというもの、失われたボカロ曲を思い出しては大体のところまでリスト入りさせてきててさ、ちょっとだけ新発掘ものも入れたりして。

んで、さっきふと「コンビニねーだろ!」と突然気づいて。

あの当時より音環境がけっこうマシになったんで(iMac 標準スピーカーから手持ちの22年ものの KENWOOD スピーカーに替えた。9,800円で買った安物だけど)、以前は聞こえなかった音がいろいろと聞こえるわけですよ。インストここまで作り込んでたんだなぁ。そしてやっぱしこの曲イイわ、と再認識した日。

銘板
2013.3.5 火曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130305
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

リズムですかね

やべぇこのまとめツボったw

【朗報】ついに墾田永年私財法より語呂のいい言葉見つけた

言葉のリズムってあるよなー。「王政復古の大号令」「弥勒菩薩半跏思惟像(みろくぼさつはんかしいぞう)」「六波羅探題(ろくはらたんだい)」「御成敗式目(ごせいばいしきもく)」ってああー昔の人はなんてセンスいいんだ。そしてまさかの洋モノ「スリジャヤワルダナプラコッテ」ww 語呂よすぎwww

お、「ジャン・クロード・ヴァンダム」来てるな。だったらおいらは「ドルフ・ラングレン」を推したり。もう字面からして最強マッチョって感じだぞ。語呂とはちょっと違うか。

銘板
2013.3.6 水曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130306
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

魚卵の惑星

食べ物でカラスミってあるじゃないですか。明太子みたいなやつ。あの字面ってガミラスに似てるよね。ヤマトの諸君、お待たせいたしましたーガミラスパスタでーす。

銘板
2013.3.7 木曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130307
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

再挑戦の巻

Art of Illusion の実習的なやつやりますた。2月21日のログで、六角大王でかつて作ったネタを再現てみるかっつうわけで、1個作りましたですよ3時間かけて。

とりあえずかつての作品はコチラ↓

先月は「こいつはどうしようかな」なんて言いつつ、モデリングが一番簡単っつうことでやってみたよ。

確かにモデリングは簡単だった。けど AoI はテクスチャと材質でいじれるところが多いんで、色合いだの透明度だの反射率だの屈折率だのと何度も試行錯誤してと。照明・カメラ・被写体・背景のアングルも納得するまでいじってと。勘どころを掴めるようになるまでは、ここいらはひたすら試し打ちしまくるしかないんだうなぁ。

んでレンダーで納得いったら画像を保存して、GIMP で開いて前景の書き文字を足す、と。ここらは完成を焦ってちょいと急ぎ目でやってしまったり。そんな感じでとにかくできましたですよ↓

うむー、旧作より 3D 部分はかなりクオリティが上がってるんだけど、書き文字とのバランスがな。3D 部分が前より高精細で清潔感すら醸し出すようになったのに、書き文字だけ不気味さを強調してるという、なんだか間の抜けた出来になっちまったな。このあたりの案配、まったく考えてなかったわ。3D 部分では平行光のほかに、被写体の直上で点光源を当てたんだけどさ、これ余計だったわ。あとテカリも要らなかった。ここらのせいでハッキリクッキリ健康的になっちまってるわ。それじゃいかんぞなもし。

……、

……、

……。

あーしまった GIMP で作業した後、直接 JPEG で保存しちまった。書き文字のレイヤーが背景と合体しちまった。てことは、全体を作り直すなら、書き文字をまた1から作り直さなきゃなんないんか。めんどいなー。もうこれでヨシってことにしよっかな。

しかし 3D 部分だけでも、細部描写はかなり腕を上げたのに、全体的にはなんだかダサくなってしまった。がんばったのに。

つか新聞折り込み広告の安手の CG イラスト風だな (^_^;)

あと、2個のイクラの向きを不揃いにしたのは、前作で「おっぱいみたいだね」との評をいただいて、なんかちょっと不本意だったもんだからww

銘板
2013.3.8 金曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130308
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

土俗追求の日

べっ別に、きゃりーぱみゅぱみゅにハマってるとかそういうんじゃないんだから、勘違いしないでっ!

いやあの、この前ラジオで流れてて、一発でツボっ……いやいや、べっ別に……。

にんじゃりばんばん発売は3月20日か。まだ先だな……。

てのとはまったく関係なしに、いくらんぼの調整は続く。全体を暗くして、背景画像は彩度を落として、二重構造の実の内側・外側ともテクスチャと材質をいじって、二重構造がよく分かるように内側のサイズをちょっと小さくして、とかやってるうちにイクラの目玉模様が見にくくなったんで、弱めの点光源を追加して上からほんのり照らして、したら枝の発色がやたらよくなってしまったんでテクスチャの拡散反射を暗めにして、ついでに枝のテクスチャ設定の実質は無意味なところを削ったり。

てことでここまでできた。書き文字はまだだす。

イイ感じに土俗的w 枝の色は、もう少しビョーキっぽさを追求したいようなww

しかし、求める効果を得るにはレンダーを何度も試し打ちしないといかんくて、これがなかなか面倒で。1回で10分弱かかってるよ。800×600 は大きすぎるかな。試しは 640×480にしようかな。どうせここに出すだけだし、ここでは 550×413 で出してるわけで、そのくらいあれば充分な気がしてきた。これでピクセル数はもとの 64% なんで、レンダー時間はだいたい3分の2になるんじゃないかと。

今のバージョンは4画面表示の1個を「レンダー」に設定できて便利だけど、ここでは Caustics や GI の設定は無視なんですわ。全部やると描画の時間がかかりすぎるんでこれでいいんだけど、正確ではないんでやっぱし試しレンダーが必要になるわけで。まぁこの状態で大体の様子は掴めるから、便利ではあるなぁ。

10年くらい前に AoI を触ってみたときがあってさ、そのときは画面表示方法に「レンダー」はなかったと思った。つかこのまえ翻訳したマニュアルは古い部分がけっこう残ってて、そこではレンダー表示がないことになってる。で、「テクスチャ」表示がかなりそれっぽく見せてはくれるけど、やっぱし違うわけでさ、ほんとに狙った通りになってるかどうかってのは、やっぱし実際にレンダーしないといかんって感じだったわ。この10年で PC の性能は派手に上がったからな。その余りまくりのパワーを有効活用する、いい考えだと思うよ。将来 PC の処理力がもっと上がったら、Caustics や GI も含めてリアルタイムでやってくれそうな気がする。

つか AoI ってレンダーを細かく設定できるのはいいんだけど、その設定を書類に付けて保存してくんないんだよな。ここがちょっとアレなところ。AoI を終了してまた起動すると、レンダー設定がデフォに戻ってしまう。んー、ここどうにかしてほしいなぁ。

銘板
2013.3.9 土曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130309
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

とりあえずの出来

仕上がりはこんな感じで。

比較用に、かなり昔に六角大王で作ったやつを再掲↓

どうです最新版は、と自慢するほどでもないけどさ。おとといのよりだいぶそれっぽくなったかな(「それ」が何を指すのか謎)。出来の差は六角大王が Art of Illusion に劣るというわけではなく、単においらの技量や理解度の差が出たわけですわ。技量は相変わらず初心者だから、理解度のほうですな。AoI 公式のマニュアルとチュートリアルを翻訳がてら、この前まで自分でモノを試しながら実践してたってことで。

昨日のレンダー画像そのままで、書き文字を足して、レタッチで色合いをいじってと。最後に、もうひとつ欲しいなと彩度をなんぼか落としたら、なんだかトラウマっぽくてイイ感じになったかなとw

そういえば検索ワード「art of illusion 日本語」でググると、おいらが訳した「文書 - Art of Illusion」が検索結果の2ページ目に出るようになったわ。けど "art of illusion" だと全然引っかからんのな。

おお、「art of illusion マニュアル」だと本家英語サイトの "Documentation - Art of Illusion" がトップで、そのすぐ次に「文書 - Art of Illusion」が来とるーー!! よっしゃー!!

銘板
2013.3.10 日曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130310
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

久々に翻訳再着手

昨日の Google 検索結果が嬉しかったんで、未訳部分に着手したですよ。

残る書類はスクリプト2件とプログラミング2件。まずスクリプトの2件を1回ずつ訳したら、同じところで2周目に突入してチェック(けっこう間違いが見つかるのだ)。完成してアップしたらプログラミングの2件をこれまた2周と。今までと同じ工程ですな。

いつ以来だったかなと調べたら、先月7日にチュートリアル翻訳文書の公開をしてたと。そうか1カ月しか休んでなかったか。前はやったりやんなかったりで、丸半年の間、何もしなかったとかあったもんなww

分からんかったり専門的だったりの単語や表現は相変わらず Mac 付属の辞書やネット検索に当たってるけどさ、翻訳作業もなりなりに手慣れてきて、英語の表現に合わせてそれっぽい日本語文をひねり出すのが速くなったわ。そのぶん労力を使わずに済んでるってことでもあったり。翻訳ってそこがポイントなのかもな。

ってそれをとりあえずこの程度までに持っていくには、ただひたすら鍛えるしかなかったという現実w そしてこの程度で満足してしまいそうなおいらww

銘板
2013.3.11 月曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130311
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

震災2周年

あれから2年。おいらは「もう2年も。早いなー」という感想だけど、そうではなく過ごされた方々も多いかと思う。

どうかそんな方々のお辛い気持ちが、少しずつでもやわらいでいきますように。

銘板左端銘板銘板右端

別な話題。北朝鮮が今にも開戦しそうなコメントを出してるけどさ(開戦というか、休戦協定破棄で戦闘開始というようなやつ)、今回はどうなんだろ。今までにないくらいすごい内容なんだけど、今度も口だけ番長なのに5チョコパイ。米韓合同軍事演習に対するいつもどおりの反発ってだけのような気がする。「黙ってるとバツが悪いから言うこと一応言っとく」的な。

んでまあ今回の噛みつき対象が米韓合同軍事演習ってのもあるけどさ、今回も「口撃」対象に日本は含まれてないんだよね。しばらく前まではこんな噛みつき理由のときでも、ついでに日本を含めてた気がするが。いつからこうなったのか、おいらよく分からんのよね。気がついたらそうなってた。

特に去年の夏あたりから、むしろ中韓のほうが日本に対してあからさまに悪目立ちする行動をとるようになったし(あの2カ国は内政の矛盾が相当ヤバいとこまで来てるんだろうな。あの国々、日本叩きをその手の隠れ蓑として使い続けてきてるからな)、その前から、今の3代目体制になってからかな、既に日本から見て北は影が薄くなってたしさ。まーその3代目体制で影が薄くなったと同時に、向こうは日本を名指しの敵国対象に含めなくなったような気がする。

ほんといつからそうなったのか分からんし、また含めてほしいわけでももちろんないけど、そうなった正確な時期と理由を知りたいですなぁ。

……、

……、

……。

安心させといていきなり襲撃とか?

銘板
2013.3.12 火曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130312
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

隠し資源

これだったのかなと。3月2日のログのプロデュース。この概念の欠如がすべての原因なんじゃないかと。

東北地方の人口はスウェーデンと同じくらいなのに、日本の中では経済その他で従属的立場に甘んじてることとか、地域で昔から続く自営業がスーバー・コンビニ・ホームセンターに簡単に負けてしまうこととか。志を持って起業しても大手に全然かなわないとか、おいらが前の職場で最後までうだつが上がらなかったこととか。

「太平洋戦争で日本は、調達と輸送を甘く見たからジリ貧になった」というのはたまに聞く話。これなかなか自分では気づけないことかと思う。その集団の中では「現状が普通」ってことで、なかなか気づかない。たまに気づけた人がいても、ほかの人たちにいくら言っても耳を貸してもらえなかったりってのもあったり。「現状が普通」まで一般化すると、日本固有の盲点というより人類共通の盲点のような。

自分に何か欠けてるってのは、今までの「現状が普通」として生きてきた人間にとっては受け入れがたいもんでして。それまで普通だと思ってやってきたことの否定は苦痛が伴うわけでして。

けどこれも短絡的な誤解かも。世の中、すべてが「あちらを立てればこちらが立たず」ってわけでもない。両立やら共存やらできることもある。今まで続けてきた現状を否定しなくても、「足りないものを追加する」でどうにかなるならそれでいいんじゃないかと。それだけリソースが厳しくはなるけど、だったらどこかを効率化して、足りないリソースを生み出せばいいと。

なんて大上段でもっともらしいことを言ってみたけど、実例って意外と身近で、おしゃれを楽しむ人たちがそれだったりする。その日の朝、手元にあるモノと技とセンスでその日のコーディネートをきっちり決めて毎日世の中に出ては、ほかの皆さんを楽しませてくれるじゃないですか(おいらは楽しむのみの側w)。あれはもろにプロデュース能力だと思うよ。ファッション以外の分野でも、コーディネートやプロデュースを自分でも気づかずにこなしてる人たちってきっと多いと思う。

ほんとは東北にも、八戸にも、プロデュース能力を持つ人たちっていっぱいいるってことで。けどその能力を経済でも発揮できることに気づいてないから、この地域の経済はいつまでもパッとしないって気がする。別に東京並のレベルじゃなくていいと思う。あそこは日本のトップというより世界のトップを誇るプロデュース先進地域なんで、ぶっ飛んでるわけで。そこからもろに学べることも多けりゃ、ぶっ飛びすぎてついていけないこともまたありそうってことで。やれそうなとこから学べばいいってことか。

だったら「お前はどうなんだ」と訊かれると……いやほんとすんません全然思いつかないです。プロデュース能力ないですww 何から何をどう学んでいいかも分かりませんwww ファッションセンスもからきしですwwwww

銘板
2013.3.13 水曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130313
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

最後の行軍 進捗はぼちぼち

Art of Illusion 文書の残りの部分の翻訳、続けとりますよーフヒヒヒヒヒ(←変に気持ちよくなってきたw)

スクリプト作成の解説文書の1周目は終わっただす。スクリプトのやつは2つあって、「スクリプト作成の紹介」のほうだけやって全部ってことにするわ。もう1個の「API 文書」は量があまりにも膨大だしさ、Java クラスの解説なんで訳に自信ないし、てことで省略させていただくわ。

その次のプログラム文書に入ってるよ。なかなかねぇこれが。Java 挫折歴だけ着々と積み上げてきたおいらにとって、なんだかぼやんとしたところが分かるといえば分かるけど、基本的に分かってないんでキツくて。

銘板
2013.3.14 木曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130314
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

また挫折しようかなとかの日

今日も AoI 文書翻訳しとりますよー。Java またやってみようかなー。っつうか Java に限らず、「何を作るか」がはっきりしないとか、簡単なやつを次々と思いつく環境にないとかだと、なかなか手を出す気になんないんだよね。

Java ではないけど、前の仕事じゃ JavaScript で小さめな自動処理を作る機会がすげーあったわ。それで JavaScript を使っての処理の腕は磨いたけどさ、辞めてプーになってからこのかた、まったく何も作る気が起きんww JavaScript でそういうことすること自体が邪道だしな。

Java をまた勉強しつつ何かまた作ろうかなとも思うけど、スクリプトに慣れてしまうと、コンパイル作業がもー考えるだけでめんどくてw しかもまた挫折するんじゃないかとか。だから一向に腕が上がらんのな。

Java と JavaScript は別物とはいえ、JavaScript で身につけた感覚とか「そういうことか」は Java でも一部は通じそうなんだよね。あとはこのめんどくさがりの虫をどうするかってことかなー。

そして、やんない理由だけはもっともらしいのを目ざとく見つけたりしてな。

Sun 社が Oracle 社に吸収されたんで、Oracle が Java 開発を継続することになった。ところがそのタイミングで脆弱性が発覚してなぁ。今までほぼウイルスフリーだった Mac にその影響が及ぶことになった。 Oracle が Java 開発をするようになったら、そこらへんの対応がめちゃめちゃ遅くなった。んで、Java の存在意義が揺らぎ始めてる感じで。Java が設計されてからとっくに10年以上経つんで、そろそろソースをフルスクラッチしたらどうか、なんて意見も出てるらしい。いやそれやられると互換性がアレでしょう。今まで Java で開発されてきた資産がどうなるやら。

んで、Mac のほうも Oracle の Java から距離を置き始めてるらしい。Sun の頃は、Apple が Mac 専用で Java をリビルドして Mac OS X に標準装備してた。Sun 直々の Java より更新が少し遅れてたけど、Apple 公式で Mac 用が最初からあるってのは頼り甲斐があった。ところが Apple、もうそういうことはしないそうで。今 Mac OS X が標準で入れてるバージョンの Java のメンテくらいはするそうだけど、それ以降の新バージョンは、ユーザが Oracle のサイトから落として自分でインストール&管理してくれだとさ。

実際に脆弱性が報告されたのは Java アプレットらしい。ブラウザ上で動作するやつね。Java アプリの場合は本物のプログラムソフトウェアなんで、好きなようにできますわな。てことで Java でアプレットじゃなくソフトウェアを作りたいって向きには本来なら関係のないことなんだけどさ、もう社会での Java のイメージが「危ない」「オワコン」みたいになってきてる気がして。上に書いたように、Apple も Java に距離を置くようになったし。

おいらとしては、Art of Illusion っつう 100% Pure Java のアプリをこれから学ぼうって状況なんで、そのために膨大な文書の翻訳までやっててもうすぐようやく終わるって状況なんで、Java にはこれからもがんばっていただきたいところ。

そういや Java って90年代後半はもてはやされたんだよなぁ。ウェブサイトに高度な機能を追加できるってことで。てことで Java を学ぼうと本屋に行くと、解説本はアプレットの作り方ばっかでな。自前のウインドウを持つまともなプログラムを作りたいのに。アプレットのほうは、ウイルス作りに利用されにくいよう、JavaScript と同じようにファイル操作に厳しい制限がかかっててさ。いやファイルの読み書き作成削除ができんことには……という状況で。

しかも「簡単」「すぐできる」なんて宣伝文句とは裏腹に、実は「(C 言語より)簡単」「(C 言語が分かれば)すぐできる」っつう意味だったりして。

「Java で画像処理プログラムをカンタン作成」みたいな本も騙されて買ってしまったけど、これもアプレットの解説のみ。処理した画像、保存できねーし。しかも(C 言語が分かれば)簡単ってやつ。それでも苦痛に耐えて最後まで、わけ分かんないまんまやったらば、最後の仕上げは「炎が燃え上がるアニメーションのアプレット作成」だそうで。そこまででやってきたフォトショップ的な画像処理とか関係ねーし。作者さんの「オレこんなことまで知ってるんだぜ/できるんだぜ」にずーっと付き合わされただけでしたわ。

てなわけで、もうおいらの Java 挫折歴はトラウマとともにって感じで。やりたくない理由ばかりww けど Java って Mac で作れるプログラミング言語としては敷居が低いほうなわけで。とうとう Apple によるサポートがなくなってしまったけど、それまでのバージョンを使い続ければいけるわけで。今おいらの iMac に入ってる Art of Illusion ver. 2.9.1 も、それで問題なく動いてるし。

銘板
2013.3.15 金曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130315
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

ゴール前だけどちょいと振り返ってみたり

終わった。翻訳1周目。「スクリプト作成」のカテゴリは「スクリプト作成の紹介」ひとつ。「プログラム文書」カテゴリは「Art of Illusion でのプラグイン作成」と「手続きテクスチャ/材質プラグインの作成」の2つ。わかんねーよスクリプティング/プログラミングは(涙)。けど分かるふりして突き進んでみた。誤訳や訳し忘れ、現時点で多いと思う。

けど、これからの2周目はそのため。読み直して、おかしいところや自信ないままのところを修正・補強する予定。

けど、それでも万全ってわけにはいかんだろうなぁ。AoI の日本語訳文を読みたい人なんてあんまし多くはいらっしゃらないだろうけど、読んでくださる方々にはここで謝っとこう。うん。すみません、これがおいらの限度です。

銘板
2013.3.16 土曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130316
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

重力の在り方

AoI のスクリプトの解説でひとつ、「ここでやってたのかー」というのがあったよ。それは重力の設定。

今は英語版しか出せんけど、とりあえずそのページはコチラ。題材はエチオピアの馬毛のハエたたき。このチュートリアルの著者様のご両親が、暖炉の上に飾っておられる品だそうな。エチオピアの人って、ハエたたきを作るのにも美術的センスを発揮するんだなー。

んでこのページの下のほうに GIF 動画が出とりまして。

毛先が下を向いとりますな。ここらへん、AoI 標準の Beanshell スクリプトでどうやるのかっつうと、翻訳2周目が終わりたての部分からコピペ。英語原文も出してみる。出したところの前にその部分のソースコード全文があるけど、長いんで一部を省略。

gravity = new Vec3(0.0, -0.5, 0.0); // Sets the strength and direction of gravity

……

script.getCoordinates().toLocal().transformDirection(gravity);

We previously defined the gravity vector to point downwards (0.0, -0.5, 0.0). Remember, though, that all geometry we define will be interpreted in the local coordinate system of the scripted object. We really want gravity to point downward in the global coordinate system. Therefore, we need to find a vector in local coordinates which corresponds to "down" in global coordinates.

その前に、下向き (0.0, -0.5, 0.0) の重力 (gravity) ベクトルを定義しました。定義したすべての幾何要素が、スクリプト形状の個別の座標系に変換されることを思い出しましょう。下向きの重力は実際は 全体 (global) 座標系にすべきです。このため、全体の座標系で「下向き」に対応する、個別 (local) 座標でのベクトルを探す必要があります。

script.getCoordinates() returns the coordinate system of the scripted object. You can then call toLocal() or fromLocal() on it to get transformation matrices (artofillusion.math.Mat4) which convert either to or from the local coordinate system.

script.getCoordinates() はスクリプト形状の座標系を返します。そして toLocal() または fromLocal() を呼び出し、その変換マトリクス (artofillusion.math.Mat4) を使います。このマトリクスで、個別の座標系に変換したり、その逆を行ったりします。

訳はだいたいうまくできてると思うけど、内容は何のことやらww それでもこうやって重力の設定をできると。ただこれ単一のオブジェクトについての設定で、骨に従って重力で変形させるとかそういうのではないわけで、あまり一般的ではないかなと。この応用で、骨での変形なり剛体の移動なりで重力の設定ができればいいなと。その前にこれを理解しないとどうにもならんわけだけどwww

AoI 文書の もくじでは、スクリプトの次にプログラミングが来てる。どっちも Java だけど、スクリプトはスクリプトなんで、コンパイルが要らんのよね。ただ打ち込むだけでいいと。あと Beanshell って変数の型宣言がいい加減でもどうにかしてくれるそうで、プログラミングよりはるかに敷居が低そう。

じゃあプログラミングのほうは何をするのかっつうと、いやさっき翻訳1周目を完走したばっかなのによく分からんくて (^_^;) プラグインを作って Plugins フォルダにぶち込んで AoI を再起動すると、自作の新機能を追加できる、らしい。

正直、一般のユーザはまったくいじらないところかと。おいらもそこは触る気なし。でもスクリプトのほうはがんばって少しでもやれるようになると、かなり展望が開けそうな予感がしたり。

銘板
2013.3.17 日曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130317
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

無慈悲とはつまり

ありゃまー北さん、日本も攻撃対象と言ってきたみたいですよ。時事ドットコム様の記事

核先制攻撃、日本も対象=独自制裁に反発−北朝鮮機関紙

【ソウル時事】北朝鮮の労働党機関紙・労働新聞(電子版)は17日、日本が北朝鮮に対する独自制裁を検討していることなどに反発し、日本も核先制攻撃の対象になると警告した。同紙は、「(米国に)全領土を丸ごと委ね、再侵略を虎視眈々(たんたん)と狙っている日本も決して(核先制攻撃の)例外ではない。これは脅しではない」と主張した。

同紙は、日本の独自制裁の動きに関し、「今回の機会を軍事大国化と海外平定の野望実現に有利に利用しようとしている」と非難。また、「(朝鮮半島で戦火が起きたときに)自衛隊が介入する場合、日本が無事だと考えるのなら、それに勝る誤算はない」と警告し、「日本が海の向こうにいるからといって、わが軍隊の無慈悲な攻撃から逃れられると誤判してはいけない」と主張した。

 また、「米国にむやみに協調して無分別に飛び回れば、朝鮮人民は世紀を継いで心に積もった恨みを必ず晴らすだろう」と強調した。(2013/03/17-16:16)

だそうで。「再侵略を虎視眈々(たんたん)と狙っている日本も決して(核先制攻撃の)例外ではない。これは脅しではない」ってまた威勢の良さが戻ってきましたなぁ。最近なぜかそうだったように、日本は無視してくれてほしかったのに。

理由は「日本が北朝鮮に対する独自制裁を検討していることなどに反発」なのか。具体的に何だろこれ。あの国からの松茸やら無煙炭やらの輸入制限は、小泉政権の頃からずっと続いたと思うが。あとは、在日朝鮮人から本国への送金の規制かな。それももうやってたような。最近の関係ありそうなのだと、海外資産への課税かな。だとしても、別にそれは核攻撃の理由にはならんと思うが。あの国を制裁するんじゃなく、この国の脱税を防ぐのが目的だし。記事ではっきり言ってないからよく分からんな。

んでまたお得意の「わが軍隊の無慈悲な攻撃」ですか。いやもうなんか、今までの度重なる結果から、「無慈悲」ブランドは口だけっつうイメージなんですが。オオカミ少年と思わせて不意を突く壮大な戦術なんかな。

あ、もしかしてエクスキューズしてるんかなって部分もあったり。「自衛隊が介入する場合」と言ってるとこ。介入しないと思うよ。仮に日本が介入したくても、今の日本国憲法じゃ無理でしょ。あーでも……ソースなしで申し訳ないけど、前に新聞か何かで読んだには、日本国憲法は解釈によっては、日本に向けて発射準備中の核ミサイルの基地は、自衛隊の航空機が出て行って叩けるとかあったな。このことに関係してるのかな。

ていうかそしたら、「日本を先制核攻撃するぞ」との態度を明らかにしてしまうと、日本はさらにそれに先駆けて北朝鮮の ICBM 基地を直接攻撃できるっつうことでして。んでそれを日本が実行すると、北朝鮮は日本を無慈悲に攻撃するんだぞと? んで、だから経済制裁するなと? そして日本としては、こっちにミサイルを向けてこんな攻撃的な文句を言ってきてるってのは、その国に経済制裁を与えるのに十分な理由かと思う。もう何が何やら。

とりあえず、日本の攻撃機が北朝鮮に無着陸往復ができるかどうかはおいら知らんけど。そういや前に、自衛隊内でのその研究内容が外部に漏れたことがあったな。F-15J 戦闘機の場合だったかな。結果は「不可能」だったはず。でも空中給油を考えない場合だったかも。結局よく分からん。

どっちみちこっちに直接攻撃はないでしょ。彼らだって本来の敵は日本じゃなく韓国だって分かってるだろうし、今、日韓関係が冷え込んでるのも分かってるだろうし。

と考えると、最近まで北朝鮮が「殺すぞリスト」から日本をシレッと外してたのは、日韓関係を読んでたからか? 韓国の新大統領は最初っから反日カードを切ってきてるんで、ここ数年は日韓の関係改善はなさそうだよね。前大統領も政権末期はかなりエキセントリックに反日アピールしてたしさ。

日本は北にも南にも厳しい政権に交代したわけだけど、前政権は南には優しく、北には中ぐらいって感じだったと思う。それで行けば、韓国に対抗してる北朝鮮にとって、日本の現政権は相対的に、前よりまあまあ有利な状況になってる気がするんだが。それでも日本を攻撃対象にしますか。うーん、ほんと意味が分からん。

銘板
2013.3.18 月曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130318
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

ガソリンをかけてどうする

デビッド・ボウイのアルバム『レッツ・ダンス』の最後の曲ってかっこいいなーと昔から思ってたんすよ。当時は誰かからダビングを重ねてもらったカセットテープで聴いてて(時代を感じる……)、曲名もよく分からんくて。

今はインターネットっつうお便利な道具があるんで、いろいろ調べがつきますな。けっこう簡単に答えが出たですよ。"Cat People" という曲名でして。

YouTube にでも出てないかなと見てみると、出てくる出てくる。アルバム曲だからマイナーかと思いきや、すげー人気らしい。けどジョルジオ・モロダー版とやらが多いね。G・モロダーっつうと、80年代に売れまくった音楽プロデューサーだね。あの時代はナイル・ロジャースのプロデュースもすごかったなー。

で、『レッツ・ダンス』に収録されてるのはモロダー版じゃないんですよ。スティービー・レイボーンのキョーレツなギターリフで始まるやつですよ。とかわけわかんないコダワリを発揮しつつ、そういやあの歌詞ってどうだったんだっけと。なんか Fire とか Gasoline とか歌ってたような……。と、調べてみた。日本語訳詞を出してるブログ様でもないかなと。

……、

……、

……。

ねぇよ! 自分で訳すのめんどいよ! しかも詩の翻訳なんて自信もへったくれも全然ねぇよ!

てことで全文訳は後に回して(たぶんやんない)、問題の、火だのガソリンだのって部分だけ見てみるか。

And I've been putting out fire with gasoline

"put out" の意味に確信を持てないけど、どうもこの歌詞では「(火を)消す」らしい。てことで、

僕は火を消すのに、ガソリンをかけていた

となるかと。そうかーそういう意味だったのかー。なんか妙に納得できるものがあるなー。

火消しのつもりで燃料投下って……世の中にあまりにもありすぎる。歌詞全体を読んでないんで、この曲に社会風刺の意図があるのかは分からんけど、ここだけ見たらそんな感想を持ってしまったですよ。

自分でも気がついたらやっちまってたりとかさ orz

偉い地位にある人や政治家先生、国家の政権そのものがこれやって墓穴を掘ったりもあるしな。だからって自分がやらかしたことが薄まるわけでもないんだけどさ、こういうのは気をつけていくしかなさそうですなぁ。

昨日、映画『フライト』を観たんですわ。その主題も、ちょっとかぶるところがあるかも。この作品のテーマは、「誠実さ」とは何か、だと思う。主人公(デンゼル・ワシントン)の状況は「事実を隠し通せば英雄になれるけどバレれば刑務所行き」。どっちを取るかっつったら、世の中じゃだいたい決まってたり。

「玉虫色のナントカ」ってのは、ギリギリ破綻してないけど怪しげなニオイが出まくってる状態ですな。火を消すのにフタしてごまかした形。フタの中じゃまだくすぶってて、フタが開くと元の木阿弥っつう危うい状況かと。そのまま時代の流れにのまれてウヤムヤになってくれれば、という方針だね。けど疑惑自体は放射性物質みたいに、半減期を迎えるごとに弱まりつつも、いつまでも残る。

もっとうまくウソをつければ、そこらへん騙しきれると。なんでもアメリカでは、いったん判決が確定すると、もうその件を蒸し返して覆すことは不可能らしい(日本の事情はおいら分からんが)。てことで有利な判決が出るまでウソをつき通せば、あるいは不利な事実を隠し仰せれば、そのあと何がどうバレてもおとがめなしらしい。てことでそれを目指して、被告も原告もあの手この手で難癖付けて証拠を潰すなり、有利になるウソをでっち上げるなり煙に巻くなりって感じらしい。日本の裁判もそんな感じがありそうだよな。どこもそうだってことか。

もちろんそれは、自らの正当な権利を守り、不当な境遇を退けるのに必要なテクニックかつ手段なんだけど、悪用もされてるっぽいと。んでも裁判官を騙しきって罪を逃れたとしても、後でバレたらその人は世の中から尊敬を失うことが確実なわけで。その恐怖におののきながら一生を暮らすことになりますな。

んでまた別に、本当に「火を消すのにガソリンをかける」をやってしまう人たちがいるわけで。訴訟ではプロの弁護士がつくんでそういうことはないだろうけど、一般の生活ではありますなぁ。おいらもときどきやっちまうわけで、そのバツの悪さと来たらもう……。

なんで言い訳や取り繕いをするのかっつうと、その場での自分の立場や体面を守るためだけどさ、そのときはバレたときのことを考えないわけでさ。そんなことしてバレると、守るつもりだった自分の立場や体面への損害が何倍増しにもなるわけでさ。しかもその行為の最中にリアルタイムでバレバレだと目も当てられないわけで。やる意味がないんだよね。でもやってしまうわけで。これって何かこう、何らかの方向性で鍛えればどうにかなるもんなんですかねぇ。

取り繕ってしまうこともあるけど、取り繕わないでさっさと認めてみることもやってみるとさ、だんだんそのやり方が分かってきそうだね。てことで、そのとき不利になっても、自分の筋が通ってないと分かったら認めるってのをこれまたときどきやってみた結果、正直キツいわ。けどそれについては後腐れとモヤモヤ・ウダウダがなくなるわけで。少なくとも「火を消すつもりでガソリンをかける」っつう最悪に間抜けな行為は防げますな。

銘板
2013.3.19 火曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130319
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

「スクリプト作成」編

はいーできますたよ。Art of Illusion 文書の「スクリプト作成」編。本当はスクリプトは文書が2種類あるんだけど、今回リリースしたのは「スクリプト作成の紹介」のみ。もうひとつの「API 文書」は、諸事情により翻訳しないことにし申した(あまりにも膨大&あんましやる意味なさそうなんで)。

2周システムいいわ。翻訳作業は1周だけだとどんだけいい加減なんだかっつうのが実感できるわ。かなり手直しかけたですよ。いやほんと、翻訳をぶっ続けて脳みそが溶けてると、かなりいい加減な誤訳文を作ってるもんでして。てことで2周目で「変な訳文が出てきたなー」となると、そこからしばらくは、そうなる前の何倍増しかでじっくりと粗探ししないと安心できなかったり。

AoI 文書の総合もくじ、なりなりに埋まってきたなぁ(感慨)。あとは「プログラム文書」が2つ。どっちも1周目はもう終わった。てことで品質を上げる2周目を控えてるわけだが、内容ろくに理解できんまんまやってるんで、ここは何周やっても精度は低めかも(汗)

銘板
2013.3.20 水曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130320
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

余計なこと

AoI 文書翻訳も大詰めのこのタイミングで、余計なこと思い出した。

すげー前に、GIMP 文書翻訳を一部やって放置してたわ。あのときも翻訳をなめてて、やってみたらあまりにも大変で途中でヘタレたんだった。AoI のほうも思ったよりはるかに大変だったけど、とうとうここまで来た。

GIMP どうしようまたやろうかなぁ。ああでも GIMP はお教え本が出版されてるくらいにはメジャーなソフトだし、ネット上でもいろいろ教えてくれてるサイトやブログがあるし。やっぱもうやんなくてもいいかな。過去に翻訳したぶんも、もう陳腐化してるだろうから、今またやるなら最初からになるし。

銘板
2013.3.21 木曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130321
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

実は日本人

たまたま週アス PLUS のインタビュー記事にたどり着いたですよ。そうか『トランスフォーマー』や『アベンジャーズ』のあのキョーレツな CG、日本人クリエイターが作ってたのか。山口圭二さんとおっしゃるのか。寡聞にして知らなんだ。

で、インタビューでは CG アニメーション制作のけっこう突っ込んだ話をしてるわけで。そして彼らが何を話してるのか、今のおいらには大体分かってしまうw 分かるだけで腕前は全然ないけどww 「リギング」という言葉は分かんなかったけど、コチラのブログ様で教えていただいた。モデリング後に動作させるための設定を作る作業のことらしい。具体的には骨格を仕込んだり、骨格の動作で表面も自然に動くように調整したりってあたりらしい。ここらへん AoI でもできるぞ。

しかし、あーゆうものすげー CG 映像ってさすがアメリカ人だよなーとばっかり思っておったら、向こうに渡った日本人だったとは。

銘板
2013.3.22 金曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130322
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の出どころ疑獄

バブルの時代、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」っつう言葉がどっからともなく出てきた。んでそれが、常に全ジャンルでナンバーワンでないと気が済まないメリケン様のカンに触りまくったらしい。

今思うとあの言葉、日本人が言い始めたんじゃない気がする。アメリカ人が勝手に言い出して、勝手にイラついてたんじゃないかって気がする。特に根拠ないけど、とりあえず英語だしさw

それとも日米どっちかのマスコミの創作語だったのかもねぇ。

銘板
2013.3.23 土曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130323
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

ついに完走だす

AoI 文書の勝手日本語訳プロジェクト、「手続きテクスチャ/材質プラグインの作成」の完成&公開をもちまして、すべて完了と相成り申したー!!

ちまちました手直し程度はこれからも必要だろうけど、できたもんはできた、ということで。

今実感する。何なんだこの感情は。達成感が特にないんだがw ないけど、あることにして振り返るww

これ始めたの、2011年の正月休みの最中だったさ。てことで、完成まで26カ月ちょっとかかったさ。はじめはマニュアル部分だけの予定で2〜3カ月で済ます予定だったのに、時間、当初予定の10倍かかったですよ。まさかこんな大著になろうとは夢にも思わなんだ。

マニュアル部分を始めてみて、その時点であまりの膨大さにヘタレて早速休み休みになり、震災が来たらこの手のことは何事もほんとまったくやる気がなくなって、という言い訳で何もしなくて、またやり始めたのはその年のお盆のあたりから。それもまた途切れ途切れで。

2011年12月、マニュアル部分の一応の完成が見えてきたぞってあたり。AoI のバージョンが 2.9 になったのと同時にマニュアルも 2.9 対応版にバージョンアップ orz

いろいろ考えた末、とりあえずそれまでの 2.6 版マニュアルの翻訳を全部終えてから、2.9 版と見比べて修正していこうと決定。そしてそのまま2012年へ突入。そしてやっぱし休み休み。4月までかかって、ようやく 2.6 版の訳が完成。さーて 2.9 版に直していくかーとぼちぼちやり始めたあたりに、おいらの iMac のハードディスクが物理故障。ゴールデンウィークの初日だったわ。バックアップ取ってなかったんで全消滅。

そこでなんだかスイッチが入ってしまって、鬼神の猛攻開始。7月末に勝手日本語版マニュアルをリリースにこぎ着けたわー。3カ月で片付いたww なんだ当初予定の期間でできたんじゃん。ていうかその前までにいっぺんほとんどやってたから、その記憶を頼りにできた状態で丸3カ月かかった。てことは最初から見込みが甘かったんだな。

んでさらに、チュートリアルもやると AoI でいろいろできるようになりそうってのが分かった。てことでチュートリアル全10件の和訳も追加で開始。この公開が今年の2月16日。半年。ずいぶんかかったんだな。ていうか8月以降はマジで仕事が忙しくて、サボリではなくなかなか進められんかったですよ。

マニュアルもチュートリアルも、AoI を実際にいじって納得しながら&日本語版のマニュアル画像を取得・レタッチしながら進めたんで、それで遅れたってのもあったな。

そしてそこから35日かけて、スクリプトとプラグインの文書まで全部終わった。プラグインの「API 文書」だけはまったく手を付けてないけど、そこは勘弁しとくれやす。

これやろうとしたきっかけってそういえば、金星探査機「あかつき」だったわ。あかつき は2010年12月7日、金星周回軌道の投入に失敗。その後 JAXA/ISAS は把握できた状況を逐一公表してくれて、その度においらは あかつき を応援してたですよ。そして2015〜2016年に、今の状態でどうにか金星周回軌道投入に再挑戦できる見通しが立った。そこは根性ですよ。その年、瀕死の小惑星探査機「はやぶさ」をミッションコンプリートにまで持ってった ISAS の根性ですよ。

なんかもういろいろアレなあまり、おいら気がついたら AoI で あかつき の画像を作ってたわ(2010.12.20)。そのときの画像↓

おいらはこの出来にいたく不満で。やっぱしマニュアルを読まないとろくなのできんなーと。

AoI のソフトそのものは日本語に対応してるけど、日本語マニュアルはネットをいくら探しても出てこない。んじゃ自分で作るか、と。いやほんと軽い気持ちでw すぐできるつもりでww それが、この あかつき 画像を含めると、足かけ4年の巨大プロジェクトになっちまったwww

AoI 文書の勝手日本語版の完成であんまし感慨がないのは、この文書がただの道具だからかもしれんな。あかつき 画像に限らず、AoI を使ってこれから何かを作る準備ができたってだけなんで。

ネットで公開してる以上、AoI を使ってみたいほかの人たちの役に立てれば嬉しいなーとも思ったり。

しかし日本ではもう MikuMikuDance が大人気なわけで。使ったことないけど、すごく簡単に操作できるらしい。AoI が付け入る隙があるのかはまったく分からん。ただ、なんでおいらは MMD じゃなく AoI なのかっつうと、MMD は Mac 非対応なんで。Mac でも動かす方法があるかもしんないけど(X11 + Wine とか)、やったことなくてなんとなく怖いしな。

てことで、Mac なり Linux なりで 3DCG をタダでやってみたい人向けってことになりましょうか。Java なんで Windows でも問題なくできるし。マルチプラットフォームな高機能 3DCG ソフトはほかに POV-Ray もあるけど、あれはレンダリングに特化してて、モデリング機能はコマンドラインという敷居の高さだしな。POV ほどではないかもだけど、AoI のレンダー機能でも相当すごいのを作れるってことは、おいらが訳した日本語版マニュアル・チュートリアルを見てくれればお分かりかと。「ネジ回しのチュートリアル」なんていかがでしょ?

そだ。マニュアル・チュートリアルから、質の高いサンプル画像でもここに列挙してみますか。サンプルなんで被写体や背景は単純だけど、絵柄の綺麗さをご覧いただきたく存じまする。

ガラス花瓶の影にできる集光効果とか、ネジ回しの質感とか……これ使用許可も署名も要らんフリーソフトですよw

あと AoI は写実的な 3DCG が得意なソフトだけど、イラスト・マンガ風の表現もできたりするですよ。

詳しくは、勝手日本語訳の本文をどーぞ(←宣伝)

銘板
2013.3.24 日曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130324
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

飛ぶ夢をしばらく見ないうちに その9

ウルトラライトプレーンってさ、世の中にあるといろいろ捗りそうな気がしてさ、実用性はどうなんだと。

てことで Wikipedia 記事を見たら、日本語では「超軽量動力機」というのだそうな。つらつら眺めるに、各国で扱いがいろいろ違ってるものらしい。んで日本の場合、

ってのはいいとして(パイロットがむき出しなんで、その最大速度以上は普通に体にキツいんじゃないかと。あと燃料30リットルはけっこう長く飛んでられる量かと)、

とゆー、意外に敷居が低いけど制限があって、実用には向かないってことだそうで。そうだったのか。交通渋滞なんか尻目にひとっ飛びで目的地に……なんて妄想してたけど無理ですなこりゃ。目的地で着陸しないで荷物を投げ落とせばセーフかなとも考えてもみた。でも河川沿いや海辺とか限定か。

その意味じゃハンググライダーやパラグライダーあたりのモーター付きのほうがまだ実用的かも。地元の新聞・デーリー東北は最近ときどき低空での航空写真を出してて、これはモーターパーグライダーのパイロットさんと契約して実現したっつう記事を出してた。こっちはウルトラライトプレーンより制限が緩そうな気がするよ。確か民家や施設の上空も飛んで撮影してると思った。飛行場所への移動が手軽で、滑走距離もほとんど要らないっつう利点もあるかな。

それじゃウルトラライトプレーンの存在意義は……となるけど、おいらとしては、これ機構が3舵制御の完全な航空機っつうあたり。動力付きであろうとなかろうと、ハンググライダーもパラグライダーもまともに航空理論を駆使して飛んでるわけだけど、翼に蝶番で付いた舵がないってのはどうもおいらには独自色が強すぎて。それぞれともそれぞれに好きではあるけど。

というと「ライトフライヤー1号の翼も蝶番がありませんが何か。貴様カーティス以降しか認めん気か」とか言われそう(とりあえず誰も言ってないけど、おいらの心の中でそう言ってるおいらガイル)。それはそれとしてということでw

ウルトラライトプレーン、ここらの制限が外れたり緩んだりすると、いろいろ面白いこと考える人たちが出そうな気がするよ。引き換えに免許制の導入とかさ。今のところ免許なしで OK なんだから、レジャー限定なら免許なしのままで、実用目的なら自動車免許程度で簡単に取れるやつでひとつ。

ただ免許は別として、準航空機の扱いになるんで、航空機って事前に航空局にフライトプランを申請して、飛行許可書を取らないといかんそうで。ここはウルトラライトプレーンでもモーターパラグライダーでも一緒らしい。ここはしょうがないよなー。墜落したら場所によっては大惨事になり得るし、不法侵入にもなり得るし。

状況がつまんないといえばつまんないけど、楽しみのために他の人に迷惑をかけたらもっとつまんないしな。んでここらへんどうにかして皆々様方のご同意を得られれば、んでウルトラライトプレーンがもっと普及するようになれば、そのぶん世の中が楽しくなりそげな気がするですよ。

銘板左端銘板銘板右端

機構的には、ほとんどはエンジン&フロペラの位置がプッシャー型なんだね。ここらへんが旧来の飛行機と違うところ。最大の重量物がエンジンじゃなく人間って部分で、重心配置が逆転したってことかな。レジャー目的の乗り物だから、目の前でプロペラがチラチラしてるよりこのほうが見晴らしがよさそうだしね。

旧来の飛行機と同じなのは、尾翼を後ろにまとめた「普通型」の配置ですな。カナード萌えのおいらとしてはちょいと物足りなかったり。まぁカナード型は前方視界がちょっとアレかもな。

カナード型の利点の「胴体の小型化」も意味ないしな。普通型の飛行機って、ゼロ戦とかあのスタイルだと、胴体の後ろ半分は空洞にしなきゃなんない。カナード型ではその縛りが減るんで、胴体を小さくできる。軽量化と空気抵抗減での高速化・低燃費化を期待できる。んで普通型の胴体の無駄に当たる部分って、ウルトラライトプレーンだとただの棒というか骨というかの形に単純化できるわけで、大した無駄でなくなると。これを無駄というなら、カナード型でウルトラライトプレーンを作ると、前翼を付けるために前に伸ばす胴体もまた同じだけの無駄ってことで。

重心より前に棒状のもの+先端に翼を突き出すんで、風を受けて棒が曲がると不安定な挙動が出る恐れがありそう。それなら強度を確保しなきゃなんない。てことでむしろ重くなってしまうかも。

しかもカナード型は垂直尾翼の面積を大きくしなきゃなんないけどその高さを抑えなきゃなんないんで、2枚必要になったりして。なおさら無駄が出るかも。

カナード型ってわけじゃないけど、最近の戦闘機の垂直尾翼が2枚組が多いのは、カナード型と同じく重心位置が後ろに寄ってるからですな。かつてのプロペラ戦闘機と違ってエンジンが一番前に載ってるわけじゃないんでそうなるわけで、同時に旧来型に必要だったデッドスペースもなくなったと。

そういや今は旅客機や輸送機も、胴体後部の無駄なデッドスペースがほとんどないやね。「エンジン(重量物)を一番前に付ける」という縛りをなくして、最適化の末にそうなってきたってことか。単発プロペラ機って設計にとっては案外大きな制約だったってことか。

あれはあれで、ある程度の水平安定を主翼で確保しなきゃなんないんで、主翼の揚力中心は重心より後ろに来てる。てことで前のめりにならないよう、水平尾翼はマイナス揚力を発生させて機体の尾部を押し下げてる。揚力が相殺されたぶんは主翼を大きくして補う、という微妙な無茶をしてるわけだが。

銘板
2013.3.25 月曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130325
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

再来年の名前予想

再来年打ち上げ予定の日本の X 線天文衛星 "ASTRO-H" の愛称ズバリ予測(「ズバリ」と言ってしまってるけど、まったく自信がなかったりする)。

「斑鳩(いかるが)」

これが来るんじゃないかと。

今までの X 線天文衛星の名前を挙げると、

最近は奈良・平安風の、鳥に絡む名詞で来てる。んで歴代の一覧を見るに、あすか と すざく は鳥の形をしてる。して今度の ASTRO-H の形はというと、

過去最高に鳥型。

尻尾まで付いちゃって。もうこれ「いかるが(斑鳩)」以外にないでしょうww

んで「斑鳩」という単語の意味を調べてみたけど、やっぱしというか古代の単語らしく、詳細不明らしい。「飛鳥」も意味と由来が確定してないらしいから(「鳥居論---ニッポン人の鳥信仰」様にそれっぽい説が出てますです)、「意味不明」が理由で衛星の名前から外れるってことはないかと。

「飛鳥」の推測以降も読み進めると、鳥居の由来も書いてある。ふむふむ、大和朝廷の時代に鳥がらみの謎の単語があるのは、信仰と関わってたのかもね。そういや神武天皇の杖の先にも鳥が止まってたような。おお、あれが八咫烏なのか。そうかそうか。そういや日本でカラスが聖なる鳥だったのは、鳥葬で死者の魂を食らって天に届けると考えられたから、とか聞いたことがあるな。ほんとかどうか分からんけど。

ASTRO-H に「やたがらす」……たぶん "YATAGARASU" は長くて外国人には覚えにくいんじゃないかと。

神武天皇の神話には「金鵄(きんし)」という鳥も出てくるんだね。金色に輝くトンビだそうで。まったく知らんかった。んで神話自体の中で八咫烏と混同されてるという、ちょっと可哀想な鳥だったり。

ASTRO-H の愛称「きんし」……。いったん漢字から離れてしまうと、「禁止」だか「菌糸」だか「近視」だか分かんなくなるなこりゃ。神話で影が薄い上に、名前もどうにもアレで使いにくいという、なんだかその意味でも可哀想なキャラですなぁ。

やっぱし「斑鳩」じゃね?

銘板左端銘板銘板右端

はじめの3機の名前の由来は、最初の「はくちょう」は「『はくちょう座 X-1』という X 線源天体を調べたい」というのが元らしい。この星はブラックホールではないかとされてたらしくて。当時はブラックホールの存在は未確定で、はっきりさせようじゃないか、という感じで。んで「はくちょう」。この衛星がブラックホールの存在を確定したのかどうかは不明。Wikipedia「ブラックホール」を見ても、いつの時代に存在が確定されたのかよく分からんくて。

その次の「てんま」は裏を取れてないけど、どうも手塚治虫の影響らしい。鉄腕アトムの生みの親の天馬博士かららしい。その2年前に打ち上げられた太陽観測衛星「ひのとり」はもろに手塚漫画がソースで、なんかその流れのような気がする。

「ぎんが」の由来は……由来は……わからん。「銀河系内の X 線源を観測」なのかな。とはいえ、デビュー直後にあの小柴先生のノーベル賞受賞の元になった超新星爆発に出くわして緊急観測していきなり成果を上げたそうだけど、あれは別の銀河で発生したものだったらしい。うむー。

しかも ISAS ニュース 2004.11 No.284 浩三郎の科学衛星秘話で、

観測成果

「ぎんが」の観測器はこれまでのX線天文衛星で最も感度が高く,多くのX線源を観測し,新しい事実を次々と発見し,特に銀河系外のX線源の観測に威力を発揮しました。

と出てる。銀河系外に強かったんか。うむー。まぁ悩むほどのネタじゃないけど。

っつか ぎんが って3軸安定だったんか。形からしててっきりスピン安定だとばっかり。いやーなんだかすまんかった。

銘板
2013.3.26 火曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130326
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

イプシロン初号機は当初案で間に合うか

今年の夏、イプシロンロケット初号機の打ち上げですなぁ。2006年の謎の M-V ロケット強制退役と同時に持ち上がった次期固体燃料ロケット計画は、7年の歳月を経てとうとうモノになるわけで。あのときいろいろあったみたいだけど、ISAS(宇宙科学研究所。かつて独立した組織だったけど、今は JAXA の一部)の中の人たちは前向きに捉えて、今までよくぞイプシロンの開発を続けてきたと思う。

で、Wikipedia で諸元を見ると、問題の1段目は H-IIA ロケットの固体燃料ブースターを使うのは分かってるんだけど、これ長秒時型なんですわ。「打ち上げ能力は低下するが積荷の衛星に優しい」と出てる。1段目(SRB-A)の性能と2段目(M-34)・3段目(KM-V2)の質量とのバランスが悪くてこうなってしまってる。

リフトオフ直後の加速度はかの羅老ロケットよりはちょっとマシっつう低いものでさ、なんでまたこうなったんだか……と思ってたら、一般に、ブースターなしで1段目のスペックが過大なロケットはこうなるってことらしい。というのも、1段目の燃焼末期は1段目の燃料がほとんどなくなって機体が軽い。そこで1段目がフルパワーを出してるわけで、加速度がキツくなるわけです。てことで、出力を抑え気味にしないといかんってことで。

実際の数字を見てみる。イプシロンの総質量は91トンで、1段目の推進剤の質量が66トン。1段目燃焼末期の質量は25トン。で、1段目の推力が 1,580kN≒160トン。160トンf÷25トン=6.4G となる。長秒時型で出力を抑えた状態で 6.4G だもんな。これけっこうペイロードの衛星にかけられる上限値近くなんじゃないかと。

M-V はどうだったか。小惑星探査機 はやぶさ を打ち上げた5号機で計算すると、総質量は140.4トン、1段目推進剤質量が72トン、1段目の推力が384トンなんで、答えは 5.6G ですな。衛星にキツいと言われた M-V を、M-V より衛星に優しいとされるイプシロンが 0.8G 上回ってしまってる。

つか M-V の1段目はパワーがある割に、サイズは全体に比べてそんなでもなくてな。超絶パワーでけっこう短めの燃焼時間を完遂すると、すぐさま2段目の出番。このクラスのロケットの2段目にしては強力だったりして。これ H-IIA に当てはめると、H-IIA での固体燃料ブースター + 1段目が、M-V での1段目 + 2段目だったってことで。

結果、M-V の1段目は全体に対して質量でそんなにガサ張ってるわけじゃないんで、1段目の燃焼末期での加速度は案外穏やかだったと。

ついでに M-V 5号機の2段目燃焼末期も計算してみるか。

2段目燃焼末期のロケット質量は24.4トン、推力は 1520kN≒155トンで、答えはイプシロンと同じ 6.4G だったですよ。これやっぱし上限だよな。上の計算はそれぞれともペイロード質量を無視してるけど、目安としてはこうなったですよ。

イプシロンは2・3段目をもう少し増強して、そのぶん1段目を高圧燃焼のパワー重視型にしたほうがバランスが良くなるってことなんだけどさ(せっかくのカーボン素材の耐圧性能が無駄になってもいるわけで)、ここは M-V の3・4段目を流用することになってるからな。有り合わせの接ぎ木ロケットの宿命ですなぁ。

と嘆いても始まらんわけで。

一番始めに新生 JAXA 上層部が ISAS に押し付けたプランは、SRB-A+M-34 の2段式で低軌道打ち上げ能力 500kg っつう冗談じゃない低スペックだったしな。あとで3段目をねじ込んで能力1.2トンにして、ようやく見た目に見合う性能を手に入れたと。

でさ、今年打ち上げる初号機のペイロードは "SPRINT-A" とゆー、小型だけどちょいと野心的な衛星なんですわ。太陽系内の惑星専用の、極端紫外線領域を見る望遠鏡衛星。すばる とかの地上の光学天文台もまた、対象は太陽系外が主なんで、太陽系内の惑星専用の望遠鏡ってのは一定の需要がありそうなわけで。

そして極端紫外線は地上までは届かないらしく、きちんと見るには宇宙空間へ行かないといかんらしい。

波長に関わらない話でも、ここらへんの超大型望遠鏡って、拡大倍率が大きいほど一度に狭い領域しか見えないわけで。けどその対象は全天360°に渡ってるわけで。てことで天文台の性能が上がれば上がるほど、何台あっても足りなくなるっつうジレンマ状態なわけで。

太陽系内の惑星だって、大気の揺らぎがない宇宙からつぶさに観測したい。今は宇宙望遠鏡はハッブルに頼ってる状態だけど、ハッブルはもともと太陽系外の天体の観測のためのもので、そっちで忙しい。地上の最新の大型天文台も同じ理由で、太陽系内の惑星観測に腰を据えられない。

南米やハワイの高山に設置すると、空気が薄くて大気ゆらぎ少ないし、天気も晴れが多いし(雲の上なんで)でいいけど、そこまで手間とコストをかけて設置するなら太陽系外や銀河系外の対象を狙いたい、しかも拡大倍率が高いがゆえにいくつあっても足りないってことで、超ごっつい天文台ばかりになってしまうってことらしい。てことで、太陽系内惑星の高精度・高頻度光学観測は手薄になってしまう、ってことかと。

たぶん SPRINT-A はそのニッチをうまく突いてるんじゃないかと。

んでこの衛星、質量がわずか 335kg なんですわ。軌道の平均高度が 1,000km で高めとはいえ、なんだかイプシロン最初期案の2段式で間に合うんじゃないかって気がするんだが。低軌道 500kg 行けるってことで。余裕分で高度を上げるとかできるんじゃないかって気がするんだが。あーでも打ち上げ直後の近地点高度は 200km 台だしな。遠地点高度を 1,000km にして、だいたい1時間かけて半周したら再加速して、晴れて 1,000km の円軌道に入れるってわけか(正確には、近地点高度 950km、遠地点高度 1,150km の、円軌道に近い楕円軌道)。

固体燃料ロケットは1つの段の出力を ON/OFF スイッチングできないんで(いったん火がついたら燃料切れまで燃え続ける)、再加速の操作をするには段を替えるしかない。それで3段式なのかな。いやいや、2段目燃焼終了で衛星軌道に乗れるのは 500kg までだけど、KM-V2 だけで3トンある。弾道飛行で太平洋に落ちちゃうよ。遠地点だけ 1,000km の遷移軌道に入れるまでだなこりゃ。最後の再加速は衛星本体がやるってことか。

いやいや、それとも初号機からオプションの小型液体ステージ(第4段)投入なのか? なんかもう初号機打ち上げ計画が分かんなくなってきたww この液体ステージもなぁ。比推力202秒って低すぎだろ。燃料がヒドラジンなのに300秒まで稼がんのかね。KM-V2 なんて固体燃料のくせして301.7秒で大台に乗ってしまってるぞ。1液式なのかな。それなら分かるなぁ。お、やっぱしというか1液式だわ(PDF)。

っつうか2段式にしてしまうとですね、1段目の燃焼末期の加速度が 0.8G 上積みで 7.2G に達してしまうという罠。いやもうこれ考えても、最初期の2段式案ってほんとひどかったんだなーと。

ISAS さんここはどうでしょ、液体燃料ステージをもっと大きく重くすると、最終段で稼げるわ1段目もいくぷんフルパワー気味にできるわで、イプシロンの能力がかなり上がりそうな気がするんですけど。

液体燃料ステージ、IKAROS で実証した気液平衡スラスタはどうかなと思ったけど、あれって電力(か熱源)が要るんだよね。地球の影の部分での動作を考えると、けっこうな容量のバッテリーが要る。めんどくなるしヒドラジン1液より比推力が悪そうだしで、イプシロンの液体ステージには向かなくて選に漏れたかもな。

いやもう面倒を承知ならいっそ2液式にして、あかつきの 500N セラミックスラスタなんかどうかと。これと1段目の強化との合わせ技で低軌道打ち上げ能力が1トン弱でも増えたりしたら、M-V と同じ性能を獲得できるって感じでどうでしょ。

あーでも液体燃料ステージはオプションか。オプションなしとの整合性を考えると、1段目は長秒時型の固定か。

なんかコレみたいになってきた……。

銘板
2013.3.27 水曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130327
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

カーボン1段ェ

昨日の続きをちょいと。

固体燃料ロケットってリアルタイム制御はできないけど、固体燃料の事前の盛り方で出力調整を設定できるんだった。さすがにこれやってるんだろうなぁと思ってさ、そうなると、昨日みたいな単純なことにはなんないような。

固体燃料ってちくわ型に充填するんですな。んでちくわの内側全面が、上から下まで同時に燃えるんですな。てことでその一部(上端側か下端側)の盛りを少なくすると、そこの燃料はさっさと消費されてしまって先になくなる。燃焼面積が減って出力が落ちる、と。てな感じで燃焼末期の出力を落とせるわけで、そのあたりの加速度を緩くすることはできると。少なくとも ISAS の単段弾道ロケットではこれをやってたはず。単段だと燃焼末期は質量がかなり軽くなってるから、出力を抑えないと加速度がとんでもないことになりそうだし。

上で「ちくわ型」と書いたけど、実際の内部空洞の断面は星形というか、地図の工場の記号みたいな形になってる。下の画像は M-3SII ロケット5号機(スイングバイ航法実証機「ひてん」を打ち上げたもの)の1段目の断面。コチラの元動画の11分05秒からキャプってみた。

単純な丸断面だと最初の燃料面積が小さくて、だんだん大きくなっていってしまう。望ましいのは最初からフルパワーで、だんだん出力が落ち着いてくる段取りで、少なくとも最初から最後まで出力が変わらないっつうところまでにはしたい、てなことで、最初でも燃焼面積と出力を稼げる内部形状、てことでこうなるそうな。

てことはイプシロンでも2・3段が軽すぎるのが問題なんなら、内部の空洞の断面積や形をいじれば調整可能ってことでして。もう中の人たちはそこらへんいろいろ検討してないわけがないってことでして。ISAS は固体燃料ロケットについて、世界で最もノウハウを持ってるっつうかパイオニアにして最先端だからな。

んで結局、今のイプシロンの仕様が、与えられた条件下で最も合理的ってことなんだと思う。離床直後の、固体燃料らしからぬ加速の緩さも含めて。

M-V の頃に実現できなかったカーボン胴体の1段目がイプシロンでとうとう手に入ったのに、その高圧耐性を活かしきれないのはちょいと歯がゆいですな。

銘板
2013.3.28 木曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130328
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

H-IIB ロケットが拓く好都合と不都合

H-IIB ロケット4号機+こうのとり4号機の打ち上げ、次は8月4日が予定なのか。3号機から1年ですな。去年の3号機のときは、国際宇宙ステーションの物資に余裕があるから何カ月か先延ばしして、7月21日に打ち上げたんだったな。

お、H-IIB のほうは今回から、打ち上げ主体が三菱重工になるんだったな。H-IIA ロケットでは2007年の13号機(ペイロード: 月探査機 かぐや)から移管されてた。とうとう三菱は H-IIB も手に入れるのかー。

しかし H-IIA は民間委託でさらなるコストダウンを期待してたのに、かえって高くなってしまってるのはなんでだろ。SSB 付きが高く付いたのはしょうがないとして(それが理由で三菱が主体になってからは SSB は廃止された)、SSB を廃止した15号機から最近の最新の22号機までで見ると、 202 型のみで8機。15号機が開発時目標価格の85億円を達成したものの、あとは軒並み90億円超。19・20・22号機じゃ100億円を突破してたりする。

H-IIB の目標価格が110億円とされてるのに、1段目の装備がその半分の H-IIA がそのあたりまで来てしまってる。これどういうことなんだろ。H-IIA の打ち上げ頻度が年2回から年1〜2回に減ったとはいえ、同じ部品をより多く使う H-IIB がそのぶん毎年1回来てるんだから、値段が下がってもよさそうだが。円高の状態でこれだもん、これから円安に振れていくとなると、輸入の素材や部品が高くなってしまうってことで、打ち上げ単価がますます上がりそうな気配なんだが。

あと燃料代が嵩んでるのもあるかも。固体燃料も燃料水素も、石油から作ってるみたいなんで。2007年頃から原油の国際相場は高止まりしてるからな。ってそれじゃ円安になるとなおさら燃料代がお高くなるんじゃん。

特に為替相場のせいじゃないとしたら、お役所相手にきちんと儲けるビジネスってことですかねぇ。JAXA は貧乏なのにな。ああでも H-IIA/H-IIB の生産ラインて年間4機以上稼働しなきゃ全然足りないみたいだしな。あと1機か2機。うーん。

去年の H-IIA 21号機で、初の海外からの受注打ち上げに成功したんだよな。韓国の衛星・アリラン3号。あれで1件とはいえ実績ができたわけで(0件とは質的に違う)、あのときは海外の商用打ち上げ受注が増えることを期待してたんだが。今のとこ表に出てる動きはないみたいだね。水面下で進んでくれてると嬉しいが。うまいこと注文がたまれば、H-IIB も商用で稼働させるといろいろ捗るだろうなと。

H-IIA の初受注では1機丸ごとチャーターではなく、打ち上げメインは JAXA 衛星で、ロケットの余裕分をお買い上げいただいた。JAXA 衛星は10年ほど前に大型多機能衛星路線を捨てて、リスク分散目的で、機能を絞ったうえで弱かった部分を冗長化した中型衛星路線を取ってる。これをまたリスク分散で、なるべく衛星1機をロケット1機で打ち上げてる。H-IIA の打ち上げ容量が余るわけで、その余ったぶんを三菱が売りに出すと。

いいアイデアだと思うけど、打ち上げ回数は増えないわけで。衛星の機能を分割したぶん増える気もするけど、同時に JAXA の予算が年々削られてるから、衛星の機数(=打ち上げ回数)は増えないわけで。打ち上げ頻度を高く保てれば便利がよくなって、発注する側も日本のロケットを選びやすくなるはずなのにな。

鉄道やバスの赤字路線のジレンマに似てるなぁ。利用客が少ないから走れば走るほど赤字 → 需要量に合わせて本数を減らす → 不便になって利用者が減る → 利用客が少ないから走れば走るほど赤字、と。今の形の場合、客の側から見て、売り出す容量も打ち上げ時期も JAXA 衛星の都合に合わせて、しかも半年〜1年に1回しか飛ばない。便数が倍にもなれば、もっと便利になりそうだよな。

そしてさらに大容量の H-IIB も投入なわけで、打ち上げ頻度はやっぱし上がらない orz

どうすりゃいいのかとなると、JAXA だけでなく役所の官需衛星を今の3倍くらいガンガン作っては搭載余裕ガバガバで打ち上げ予定を立てまくって、その余裕ぶんを売りまくるって形かな。それを呼び水にして、海外の客を H-IIA なり H-IIB なりを丸ごとチャーターしてもらえるくらいゲットする、と。

つか実用衛星の需要自体が落ちてるみたいで。とりあえず通信衛星は、地上・海底の光ファイバー網にどんどん負けてるっぽいし。そうなるよなぁ。光ファイバーは地上−静止軌道の往復より距離が短いぶん速いしな。ときどきメンテナンスやアップグレードできるしな。

光ファイバーの問題点は幹線じゃなくラストワンマイルか。衛星だとその敷設工事が軽くなるわけで。そうか、そっちの需要に訴えようってのが超高速インターネット衛星 きずな ですな。小口の個別の送受信にも幹線にも使えるんで、もしかしたら途上国で手っ取り早くブロードバンドのネット環境を整備する手段として、ODA で生きてくるかも。

あと衛星の長寿命化技術が発達してきたのもあるね。気象衛星 ひまわり の設計寿命は、5号までが5年、6号以降は10年だもんな。2010年に打ち上げた準天頂衛星 みちびき なんか、設計寿命10年だけど目標12年だったりする。

商用衛星打ち上げの需要が落ちてるのは先進国での話ってことで、打ち上げ手段を持つ各国は最近、ODA とセットで途上国や新興国の衛星需要を掘り起こすのに躍起になっとりますな。日本もベトナムあたりに、ODA で衛星と打ち上げをする形でトップセールスを始めたらしい。東南アジアは親日的な国が多いみたいだし、ここらへんうまく進むといいですなぁ。

銘板左端銘板銘板右端

H-II の時代、てことで1990年代後半、旧宇宙開発事業団では「ヨーロッパのアリアン IV ロケットが寡占状態の商用打ち上げシェアの2割ほどをゲットできれば」という考えだったらしいけど、2割が目標だと実質は1割程度にしかなんないんじゃないかと。つかその間にロシア・中国・インドが価格破壊でシェアを伸ばしてしまってなぁ。縮小する市場でデフレ発生の構図、日本国内の「失われた20年」と同じですがな。ロケット業界でもアベノミクスやってくんないかなぁ。

銘板
2013.3.29 金曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130329
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

クルマ業界の風向きが変わってきたような

スバルの新型 WRX かっこいいんじゃね?(autoblog 様の記事

クルマの見た目で、4ドア車はおとなしめ、2ドア車は攻撃的っつうイメージがおいらにはあるんだが、これは2ドアっぽい4ドアなんだな(あんまし詳しくないんで WRX の話題はここまで)。

最近いい傾向になってきたな。メーカーがスポーツカーに力を入れ始めてきたよ。低燃費や環境対策で技術を磨いて誇示するのはいいことだと思うけど、それがイチオシの時代が長く続いてきたら、なんだか息が詰まる感じがしてきたよ。はたまた実用性や使いやすさも大事だけど、結局クルマ自体にあんまし興味がない人向け、ぶっちゃけ女性向けに収束するわけで、野郎が「これ乗りてー!」とヨダレを垂らすジャンルは長らくツマハジキ状態だった気がするよ。

んで、なんか海外市場じゃ最近スバルが人気らしい。頑丈さとかタフさがウケてるらしい。おいらとしてはスバルは見た目がなんとなくちょっとなーってイメージがあったけど、今度の WRX はいいんじゃないですかね。トヨタと共同で86を開発したから、そこらへん目覚めたんですかね(スバルでの車名は "BRZ"。どっちも記号で来てる。メカっぽさを強調してるのかな。バイクは野郎率の高さを反映してか、記号が車名なのが昔から多いね)

ただやっぱしこの手のクルマは女性には何がいいんだかさっぱりなんだろうな。メーカーも重々承知の助らしく、トヨタ86の海外向け CM はかなりアレだったりするw

過激すぎてアメリカでは放送禁止になったとか。奥さんたちが怒り狂ってクルマの窓ガラスを壊したり、椅子を地面に叩き付けたりとかするあたりが問題になったのかな。テレビで放送禁止になっても、YouTube があるからこの CM は生きてられますなぁ(公式動画かは不明)

銘板
2013.3.30 土曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130330
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

おいらの好みに世の中が合わせてくれ身勝手祈願の日

オートマってほんと燃費わりいな(去年の10月から乗ってる)。そのうえ退屈だし。こっちの意図とズレたところでギアチェンジしやがるし。3速でゆるゆる引っ張りたいところでなんで勝手に4速にするかな。むしろそのせいでスピード落ちてるし。それでもスピードを上げて今度は4速でゆるゆる引っ張ろうとすると、ロックアップを勝手に入れて、トルク足りなくてロックアップ勝手に外れて、の自動ループってどうよ。結局 OD/OFF を入れたり切ったりで、半端に手間がかかるんだが。つかオートマは常時半クラッチの乗り心地がどうにも……。

あと信号で長めに待つときは N に入れてるわ。D でクルマを止めてると、オートマってやつはエンストしないように自動でアクセルを少し開けるからな。勝手においらのガソリンを無駄食いしてんじゃねーよバカタレ。しかも N にすると振動が減って、D 入れっぱなしよりいい感じになるぞ。

あとオートマって運転自体が荒っぽくなるな。クリープ現象で無駄に踏ん張ってくれるから、低速時のブレーキの効きが感覚とズレるんだよな。左折の直前や停車のときのブレーキングが雑になるわ。

CVT ってどうなんだろ。まだ試したことなくてさ。有段オートマよりしっかりしてそうな気がする。

マニュアルはいいやね。エンジンから路面までパワーがじかに伝わってる感じが。運転者の操作で始めてパワー伝達の ON/OFF が直接かつリアルタイムで切り替わるし。別に峠でぶっ飛ばすわけじゃなくても、「好きに運転できる」ってのが魅力で。

オートマはまぁいわばミッションの中に自分とは違う人が住んでて(エンジニアの意向を実行するロボットというか)、その人の好みでシフトチェンジするからな。運転者と息が合わないときが往々にしてあるわけで。「そうじゃねぇだろ」とアクセルなりブレーキなりをガバッと踏んで教えてやるんだけど、「中の人」は自分でギアを選ぶ知性があるくせに決して学習しない。このおバカさんが自分のクルマに常に乗ってて勝手なことをしでかして、毎回イライラさせられると。しかも半クラッチばっかでヘタクソで、それで燃費も悪いと。

人間、「あんたこの場面だとこうなんでしょ?」と決めつけられるのってなんとなく腹が立つわけで。特におつむがイマイチの単純バカが粋がってそれやってくるとかなりイラッとするわけで。あー思い出したわ。おいらがボカロ曲が好きだと知ったが最後、ロリ変態アニオタだと決めつけて、ことあるごとにからかってきた馬鹿。イラつくなぁ。あと、マーケティング理論を振りかざして客を勝手にカテゴリ分けして、「あなたはこのタイプなので……」と畳み掛けてくる売り方とか。「私はあなたのことを何でも分かるのです」って態度を見せつけるくせに、当たってようが外れてようが、いざ自分がそれやられたらムカツクってのを見落としてたり。オートマの挙動ってそのあたりの馬鹿に似てるなぁ。

結局、おいらがオートマで気に食わないところって主にそこなんだなと今気づいた。メーカーさん、運転者の好みの運転スタイルに合わせてくれる機能がついたオートマってどうですかね。デフォルト状態から学習していくのでもいいし、プリインストールされた運転者パターンから自動で選ぶのでもいいよ。つか「オートマチック」を名乗るならそこまでやってから名乗れと。自動化度が中途半端なせいで、おいらはけっこう運転中にシフト操作してしまってるぞ。けどそんなものはたぶんまだないのであった。

そういや最近のエコカーとやらは、エコドライブするよう運転者に運転のしかたを注文するらしいな。機械が進化すべき方向はそっちじゃねえよ。モノのくせに持ち主に指図してどうするよ。機械のほうが人間様に合わせて、乗り方に最適マッチなエコモードをその都度、不自然になんないように選んであてがえよ。

それ言うとプリウスってかなり頭いいんだな。あれは CVT だよな。有段オートマよりきめ細かく変えられるってのがいいのかねぇ。プリウスが CVT を選んだのはきっと、マニュアル並に燃費がいいのと、運転者の気まぐれな操作をなるだけ排除できて、複雑でたくさんある運転モードからクルマのほうで最適なやつを選べるからってことだと思う。けどその CVT の「中の人」も、ドライバーひとりひとりの癖や好みに合わせるっつう芸当ができるのかは不明。

自動車って結局、運転者の思いどおりに動くかどうかだから、そこで運転者とケンカするような癖はちょっとなってところで。

そこへいくとマニュアルは従順でいいやね。自分の持ち物が、生意気に運転の流儀を押し付けることがないしさ。押し付けがましくないぶん、運転者が自分からクルマに向き合う形で、クルマの相手のしかたを学べたりもして。んで、おいらはドラテク磨きはできないままではあったけど、人車一体気分を味わえたよ。そうなれるのがマニュアル車ですよ。自分がクルマの一部になった感覚(あるいは錯覚)たまんないっす。

そしておいらはマニュアルコラムシフト信奉者ww

あれを味わえるクルマってもうほとんど生きてないんだろうな。コラムシフトってハンドルからあんまし手を離さなくていいから機能的だと思うけど、なぜか商用車専門だったよな。トラックとかワゴン車とか、あとタクシーも昔はそうだった。まーミッションまでかなり長くリンクを介さなきゃなんないんでブワブワした感じがあって、そこはいただけなかったけどさ。

シフトレバーや伝達軸を太くするなりカーボンロッドで強度を稼ぐなりすれば、かなり改善できるんじゃないかと。あーでも使い込んでくると重さで垂れてガタが増えるから、カーボン一択かな。カーボンロッドは値段が高くなりそうだけど、シフトレバーならゴルフクラブや釣り竿ほどの加工精度は要らないぶんには安くつくでしょと。シフトレバーは曲げ強度と軽さ最重視として、ハンドル沿いの伝達軸は鋼管のまま径を大きくして、ねじれ強度だけ上げればいいような気がする。

あと、デザインを真面目にやれば、マニュアルコラムはかっこいいんじゃないかとも思うよ。ハンドル裏の左側ってワイパーのレバーがあるからさ、レバーが2本ついてるのってメカっぽさを演出できるじゃないですか。とりあえずワイパーとシフトを間違うことっておいらの経験上ないから、その点も大丈夫w(外車に乗ったときワイパーとウインカーを間違うのはデフォw あれはなかなか直らないww)

その昔はタクシーとクラウンがマニュアルコラムシフトだった記憶がある。シートベルトの規定が緩くて、前列でも3人座れた時代。真ん中の席が使えるってことで、シフトレバーが普通の位置だと邪魔だったと。それでコラム。ワゴン車とトラックがけっこう後の時代までコラムだったのは、きっと同じ理由だったかと。

いずれ電気自動車が普及すれば(バッテリーでも燃料電池でも直列ハイブリッドでも)、マニュアルだオートマだなんてどうでもよくなるだろうけどさ。そうなるとクラッチ/トルクコンバータもトランスミッションも要らなくなっちゃうだろうってことで。

「いずれ電気自動車が普及すれば」といっても今は不透明ですな。電気自動車陣営はマスコミへの広告費が尽きたのか、最近はディスり基調の記事が出てきてるね。つかどっかの自治体でタクシーにリーフを導入する補助金っつう制度をやったら、1年でバッテリーがヘタレて商売にならなくなったっつう記事を見たよ。今のバッテリー電気自動車はタクシーなんてハードな用途は無理なのは分かりきってたはずだが。1日の走行距離 50km 以内くらいでユルユル使う人向けだろ(かなり多くの一般ドライバーが当てはまるらしい)。想定外の使い方で文句つけてもなぁ。

プリウスのバッテリーは問題ないらしい。初代デビューから今年で15年で、相当数が廃車になってるわけ。けどその廃車のバッテリーはほとんどヘタレてないとか。バッテリー電気自動車のバッテリーとは使用環境に差があるけどさ、あまりにもな気がして。今廃車になってるプリウスのバッテリーはほとんどニッケル水素のはず。リチウムイオン電池よりニッケル水素電池のほうが耐久性があるってことなのかな。

銘板
2013.3.31 日曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1303.html#LOG20130331
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

潮時の兆候か

最近、マクドナルドの原田社長が何かコメントを出すたびに叩かれてるなぁ。面白いからまとめサイトで見つけ次第見てるわ。おいらも去年からなんとなく、マクドナルドでときどき食べるようになったしさ。それまでちょいとバカにしてたけど、いざ食べてみたら意外とこれはアリって感じというか。つかフライドポテトけっこう好きだわ。

売れない売れない何やっても全然ダメとか言われつつ、社長の年棒が半減しても1億5千万円ってことはさ、きっとしっかり黒字は出してるんだろうな。黒字幅が減少してるってことかな。

経済記事を読んでてよく思うのが、いったんダメ会社の烙印を押されると、その流れでしばらくずーっとダメ基調の記事を書かれちゃうんだよな。ちょっとそこらへん書くほうも読むほうも意地悪になっちまうというか。おいらは読み手としてそんな感じだし。読者が読みたいのが「ダメなあの会社のダメっぷり」ってことかなと。品のないアレだけど。

ゴシップ記事と同じ原理ってことなんでしょか。そういう心理って身の回りでもありそうだから、自分が周囲の環境の中でそんな立場になっちまうことを考えると、下世話な興味はあんまし持たんほうがいいんだよな。分かっちゃいるけど……。

シャープもそうだね。あとボーイング787も。787ってユアサバッテリーが相当吊るし上げられてたけど、真相は、バッテリーは問題なくて、充電を管理する回路が悪かったって結論でよかったっけ? 問題の回路はフランスの企業が担当したもので、そのフランス企業は韓国企業に発注して作らせたとか。んでそれが判明したら、あんなに騒いでた日本のマスコミはなぜか787トラブル関連報道をピタッと止めた。結果、ユアサが犯人っつう印象が不当に残ってしまった、でよかったっけ?

日本マクドナルドの原田社長、メディアに出すぎじゃないのかと。出るたびに言い訳っぽいコメントを出して、そのたびに揚げ足を取られてるような。お客や株主にいろいろ説明したかったりなんだろうけど、よかれとやってるんだろうけど、なんだか逆効果のような。

余計なお世話だけど、今は口を動かすより行動と結果で語らんとって気がする。何をどう言っても叩かれるってのは、関係ないけど今の民主党に似てるなぁ。

ダメなイメージがついた方針は、さっさとやめるのが一番じゃないですかね。社長のメディア頻出策はどうだろ、ちょいと考える頃合いなんじゃないかと。このままだと社長の存在自体が会社のイメージを落とすことになりそげ。

そういや社長がメディアによく出て経営の方針だの哲学だのをいちいち語り出すようになると、そのあと社長が失脚したり、会社が本格的に傾いたりするよね。朝日ソーラーとイトーヨーカドーがそうだった。あと藤田田・日本マクドナルド前社長もそうだったわ。またそうなってるんだが。これ、あの会社もしくは社長がそろそろ潮時っつう兆候なんだろか。

銘板
銘板