ひとりごちるゆんず 2005年8月 |
情報、ネタゲのアナウンス に出てたわ。
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2005年08月01日 緊急メンテナンスのお知らせ ------- 2005/08/01 11:50 現在 ------- 現在[11:50]、HDD交換作業を行っておりますが、その際のデータの移し変えのため データコピー作業が遅れております。サービス再開までもうしばらくお待ちください。 度重なりご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 ------- 2005/08/01 6:30 現在 ------- 大幅にバックアップ作業が遅れております。サービス再開は、8月1日午後の予定です。 度重なりご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 --------------------------------- 平素より弊社インターネットサービスをご利用頂き誠にありがとうございます。 本日、以下ドメインのサーバにおいてディスク障害の兆候が確認された為、 この度下記の日程で緊急メンテナンスを実施致します。 その間、ホームページ閲覧、CGI実行、FTPによるコンテンツのアップロード やダウンロードのサービスが一時的にご利用いただけなくなります。 急なメンテナンスに付き、お客様には大変ご迷惑をおかけ致しまして 誠に申し訳ございませんが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 メンテナンスの詳細につきましては、下記の通りとなります。 日 時 : 2005年8月1日(月) 午前0時 〜 午前6時頃 まで ※作業が終了し次第、サービスを再開します。 影響範囲 :以下のドメインのWWW/FTPサーバ funk.ne.jp、honey.ne.jp、yeah.ne.jp、 age.**(age.ac、age.ai、age.ws など)をご利用のお客さま 影響内容 :上記ドメインのホームページ閲覧、CGI実行、FTP転送、 サービスが停止します。 なお、サービス復旧後も引き続き調査とサーバ調整の為、 断続的にサービスが停止となる可能性があります。 今後の進捗状況は、随時アナウンスの【メンテナンス情報】に掲載致します。 リンク 2005年07月31日 WWWサーバ障害のお知らせ 平素より弊社インターネットサービスをご利用頂き誠にありがとうございます。 本日、以下ドメインのホームページの表示・FTPへの接続ができない状況となっております。 お客様には、大変ご迷惑お掛けしますことを深くお詫び申し上げます。 日 時 : 2005年7月31日(日) 21時00分頃 〜 影響範囲 : funk.ne.jp、honey.ne.jp、yeah.ne.jp、 age.**(age.ac、age.ai、age.ws など)をご利用のお客さま 影響内容 : ホームページの閲覧、FTPでの接続ができない。
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しかし何なんだろね「ディスク障害の兆候」ってのは。ていうかその前日(7月31日)にネタゲは既に障害発生を認識してるわけだが。挙げ句に HDD 交換てぇことは、「HDD が飛んだ」ってだけのことでは? そんな「あり得るトラブル」に、なんでまたこんなに手間取ってるんだ? トラブル発生が休日中だったっつうのもあるだろうけどさ。
ping 打ってみると、"www.age.cx" でも "ftp.age.cx" でも返事が帰ってくる。鯖自体は生きてるのか。
だったらとっととその「データの移し変え」を終わらしてくれよ。どうでもいいけど「移し替え」じゃないのかとかしょうもないツッコミ入れてみる。
ネタゲの鯖落ち、夕方までに直った。いつ直るんだか分からなくて、仕事の合間を縫って必死に部分復旧(プロバの領域に。でも狭いから一部だけ)した直後に直った。あの苦労は一体……。
なんか、前に言った技術的予言が当たりそうな気配。その予言とは、2004.1.3 の
実現してくれそうな会社は富士通。7月14日付の朝日新聞に出てた記事で、
というのが発表されてた。曲げたり電源を切ったりしてもカラー表示を続けられる電子ペーパーだそうで。で、おいらの予言通り、自力発光なしの液晶だから消費電力が少ない。
あとは透過型太陽電池を表面に貼り付けて、光が当たってるときにその太陽電池の電力で動画を動かせれば完璧。制御部の消費電力がカギだな。とりあえず白黒の16階調あたりから始めるってことでひとつ。
記事の写真で見た限りだと、画面の明るさが少し足りない感じ。これに透過型とはいえ太陽電池がかぶさったらもっと暗く見えちゃうはずなんで、このままだと画像をろくすっぽ見られなさそう。そこも問題かも。
まぁでもやってみる価値あるとは思いませんか富士通さん。
ネタゲのサーバ、FTP 接続して system コマンドで調べたら、
UNIX Type: L8
だそうで。そうか UNIX なのか。でも BSD じゃなさそうね。SUN か Linux?
予想外に復旧に手間取ってたんで、てっきり Win 鯖なんじゃないかと (^^;)
あのさ、ハリウッドってもう、自力でネタをひねり出す力、ないんじゃないの? リメイク流行りの昨今とっくに言われてることなんだけどさ。
リメイクが盛り上がるのは別にいいんだよ。『TAXI NY』(2004) なんか原作の『TAXi』(1997) とストーリーとオチは同じなのに、まったく別の魅力を持つ超ナイスな快作に仕上がってたしさ。
問題はハリウッドオリジナル(「リメイクではない」という意味)の作品。はっきし言って『フォーガットン』と『宇宙戦争』。この2作、マジで問題だと思うよ。問題というか問題外というか、ぶっちゃけ「カネ返せ」。あんなのを世界公開して稼ごうというやつの気が知れない。
完成脚本を読んだ段階で、内容がスカだってことくらい分かるべなこんなの。なんで映画会社側はこんな企画を通しちゃうかね。たとえ作り手が巨匠スピルバーグでもだ。それどころかひたすら派手に宣伝して宣伝して宣伝して、とにかく興行収入さえ上げりゃそれでいいんだとばかり。
製作側の事情じゃ、事前にその映画に投資してるわけだから必死に回収したい気持ちは分かる。けど観客側としては映画って基本的に前金制だからさ、カネを払うのは「内容を評価して」じゃなく「宣伝を信用して」なわけよ。そんで、どっちも観終わって「掴まされた!」とホゾを噛んだわけですが客として。こんなことばっかやってると信用なくすよほんと。
こんな、ふた昔前の角川映画みたいな、自分で自分の首を絞めるバカなこといまだにやってる映画会社ってどことどこよ……って、
……この会社、映画館には、マイレージや招待券での自社配給作品のタダ観を禁じるという圧力もかけてるしな。この会社の映画セットの裏側はけっこう危ないんじゃないのか? いろんな意味で。
社内クーデターでもあったんかいな。
追伸:『宇宙戦争』で、大阪の人たちがどうやってトライポッドを倒したのか、あの映画じゃそこが一番気になってたりする。大阪の最強兵器といったらやっぱしオバチャン?
「ちょっとなんやのあんたらそんなとこからいきなり出てきてびっくりしたわほんま〜。トンネル堀りもええけど手抜き工事しよるからこんななるんやないの〜聞いとります〜?」「なんやこんなチンケなシロモンで脅そうなんて百年早いわ。岸和田だんじりで家に突っ込まれる方がよっぽど恐いで」とスーパーのポリ袋を手にさげつつ、オバチャンたちがトライポッドと宇宙人を取り囲んで詰問しつつ小突き回すこと小一時間。これはツラいだろ。
そうそう、おばちゃんといえば、歯医者の受付のおばちゃん。
件のおばちゃんの精神構造の理解に、ひとつ迫ることができたような気がする。
昨日また治療に行ったんだわ。ドアを開けて入ったんだわ待合室に。そしたら他に待ちの患者さんがいなくてさ、おばちゃん、もう一人の衛生士さんと楽しそうにダベってたよ。
そんで、おいらの存在に気付いたら慌ててこっち向き直して、いつもの仏頂面になった。
それ見て思ったんだけど、あの仏頂面は「真面目」「きちんとする」の現れなんじゃないだろうか。「すまし顔」のつもりなんじゃないだろうか。そう思ったらなんぼか親近感が湧いてきちゃったよ。
おばちゃんの方がずっとお歳が上かと思うけど、お互い「戦後昭和の義務教育」を受けてきた身ですからなぁ。
昭和時代は、いかめしくて堅苦しいことこそが「正しい態度」だったんだよなぁ。学者の肖像写真だろうが卒業アルバムの写真だろうが、無表情か、そうじゃなきゃ怒ってるみたいな、なんだか容疑者リストの写真というか、カメラに目線が合ってることで、死体じゃないことが辛うじて確認できるみたいな顔写真ばっかだったもんなぁ。最近になってようやく、笑顔の肖像写真が市民権を得てきたよね。
昭和の顔写真は昔のヨーロッパの影響、今の笑顔の写真はアメリカの影響かと思う。昔のヨーロッパと日本っつうと軍事大国列強路線ってやつで、笑顔よりは威張り顔や怒りんぼ顔の方が世相に合致してたんだろう。
けど戦前から戦後までの日本は何でも欧米の猿真似をしたがったくせに、欧米から離れた辺境にあるせいで最新事情に疎くてなぁ。ことに文部省の遅れっぷりなんか凄まじいものがあったもんな。オリンピックとなると有力選手にとにかくプレッシャーかけまくって潰しまくってみたり、授業中に生徒が笑うと怒り狂う先生がいたりとか。80年代前半で既に、「リラックスして楽しみながら学習や実技をやった方が能率が上がる」ということは西洋じゃ常識で、日本でも知られてはいたはずなのに、伝統という名の惰性に押し流されるがままだったですなぁ。
そういや文部省(当時)の遅れっぷりというか鈍感さといえば、つい何年か前まで、国体開会式の入場行進でナチスっぽい挙手敬礼させてたしな。……って、もしかして今でもやってんの? 知らんけど。
あのさ、前にブルーバックスの天文学関係の本を読んで驚愕したですよ。多くの現役天文学者にインタビューした本で、インタビューされた方々(ほとんどアメリカ人)の顔写真も載ってたんだけど、みんなすごいいい笑顔なのよ。しかもフツーの服着て。スナップ写真のノリ。さすがにバカ笑いはないけど、柔和で好印象なスマイル顔。この中には将来、教科書に載る人もいるかもしんないんだけど、そうなってもたぶんその写真のまま載るんだろうなぁ。アルミホイル噛んじゃったようなしかつめらしい顔より、絶対こっちの方がいいって。
んでまぁおいらたち昭和の民は、そうじゃない教育を受けてしまったわけですよ。ゆとり教育世代に同情したりもするけど、おいらたちのもなかなかどうして非合理的でござんしたわけですよ。
で、そのあと日本て国は、バブル時代で富貴というものを歴史上初めて体験して、ちょうどよく元号も替わって気分も一新。バブル後の長期不況で、盤石だったはずの旧来の社会構造も少しずつ崩壊しつつ、試行錯誤しながら新生中。戦後昭和の日本社会に生まれておきながら今ひとつついていけなかったおいらにとっては、そこらへんの諸々のプラスマイナスを差し引くと、けっこう居心地のいい時代になったもんさ。だってよっぽどの事態じゃない限り、ヘラヘラ笑ってても怒られないし嫌われないしバカにされないし。
でも戦後昭和に義務教育を受けた人ってのは数が数だから、どうしてもこの新時代になじめない人が確率論的に出現するわけで。時代が代わったことを知ってようが知らなかろうが、どうしても今風になれない人・ならない人が残ってしまうわけで、うまいこと今風に合わせられた、恐らく大半の人たちから見ると、そういう人たちって誤解されるわけで。自分の受けた教育にそぐって日々これ真面目にやってるだけなのに。
そのうちのお一人が、件の歯医者の受付おばちゃんなんじゃないかと。
歯医者通いも残すところ来週のあと1回のみ(たぶん)。あの受付おばちゃんに対しては、実はそういう背景があったのだ、と察することにして、気持ちよく接しようと思うよ。
お盆が明けたら、胃カメラまた飲みます。
前回の惨劇は 2002.8.7。今度は違うお医者さんにやってもらう予定。上手だといいなぁ (-_^;) ピクピク
話題に出そう出そうと思いつつズルズルと遅れてしまったけど、以前書いたことの責任上、報告しなきゃいかんことがあるのよ。
今年の1月、かのお笑い芸人さんがまた六戸町(八戸市の隣の隣の町)に来て仕事してったらしい。カーラジオ聴いてたらそんな情報を少し聞いた。
実際どんなステージだったかは行かなかったから知らんけど、とにかく彼は再び同じ場所にまみえたらしい。2004.12.16 での件の芸人さんのあまりに悲惨な仕事ぶりに、
と斬りまくっちゃったんだが、まさかほんとに来るとは。しかもこんなに早くに。いや〜もしかして読んでくれたのかなこの日記(笑) それとも自発的にリターンマッチに燃えてくれたか。
いずれにしてもこの一件で、おいらは彼を肩書きどおり、侍と認めることにしたよ。
芸人さん、これからも頑張ってください。応援しますです。ちなみにこの芸人さんの芸でおいらはまだ笑ったことないです。
ついでに思い出しちゃったよ。八戸に来て観客からの「どうしてくれるビーム」で火だるまになってしまった芸能人。2人。
1人は女性シンガーソングライター。中学のとき友達にコンサートに誘われてさ。その友達、チケットのノルマをさばかなきゃいけなくて、それに乗って。行ってみたらとりあえず、1200人入る会場に200人くらい。当時人気絶頂だった彼女にとって、これほどの屈辱はなかったかと思われ。
でも彼女もバックバンドの人たちもプロだから、ステージは手を抜かずにきちんと進行させてた。んで、問題が起こったのはトークタイム。MC っていうの? まぁそういうとき。
彼女は自分の子供時代を語ったよ。嬉し恥ずかしそうな笑みをたたえつつ。いろんな FM 番組でいろんな音楽を聴いて、それがどけだけ楽しい時間だったか、どけだけ今の彼女に影響を与えたか、彼女はおいらたち一人一人に目を向けながら、そんなあれこれを語ったよ。彼女はそうして自分の気持ちを少しずつ高ぶらせ、そのお話をこう〆た。
……、
……、
……。
それから5秒ほどドヨドヨして、誰かがとうとう答えた。
「……NHK」(当時、青森県の FM 局はそれしかなかった)
もう全然つながんないのな会話。まったく予期していてなかった反応に、彼女、めちゃめちゃ困ってたのを覚えてるよ。もう目も当てられない状況。あとで噂に聞いたんだけど、彼女、ステージの幕が下りてから泣いたとか。
ていうかさ、話す内容は事前に決めてあるんだろうから、それに関連する、その地方の事情の事前取材くらい、地元民をつかまえてやっとけよって感じ。
今の八戸の民放 FM 局なら FM 青森があるし、FM 岩手も聴けないこともないし、八戸限定の BeFM もあるし、その話はそれなりに盛り上がるかと思うんだが、ちょっと時代が早すぎたなー。
2人目の犠牲者は男性シンガーソングライター。八戸の街なかに出来た、多目的スタジオのこけら落としに呼ばれて来てた。入場無料だったんで行ってみた。
この人の場合は語りが主なわけで、かなりウケてた。でもある話のとき、ネタを話術で引っ張って引っ張って客をグイイイッと十分に引き寄せてから、オチで、彼は言ってはならない言葉を言ってしまった。
青森県内にゃフジテレビの系列局はないんですが。いまだにないし。
スタジオ内、一瞬で氷結。宇宙の虚空に不意に放り出されたようなあの静寂は忘れられない。
この人もどうしたもんか、やっぱし前出の女性シンガーソングライターと同じく困り切ってたっけなぁ。だから、
芸能人の皆様方、地方巡業はとかく赤字になりがちな上にこういう落とし穴もいっぱいあるけど、その修羅場体験はきっと芸の肥やしになると思いますよ。とりあえず自分が、大都市圏でしか食っていけないひ弱で小粒な芸能人だったということを思い知るいい機会になるでしょう。だからいっぱい来て下さいね。容赦なくしごいてご覧にあげますから。
ひとつ思い出したこと。
親友のこと。
離れ離れになったのはつい最近なんだけど、やつの名前がどうしても思い出せん。今さら名前なんかどうでもいいっちゃいいんだけど。コテコテの関西弁でねこれが、おいらのコテコテの八戸弁とでも妙にマッチングしてさ。
見た感じはね、顔つきはなんかこう、逆三角形型というか。体はヒョロヒョロ。背もそんなに高くない。そのうえ銀ブチ眼鏡かけたぐらいにして、モロ虚弱っぽいの(笑)。おいらは虚弱じゃないけどビビりだから、2人ともケンカに自信ない。「もしヤバい場面になったら、仲間を守ろうだなんて殊勝なことなんか考えねぇで、『せーの』でダッシュで逃げるべ」とかしょうもないことを誓い合ったりして。
こいつの喋り方と笑顔がすごく人懐っこくてさ。もう「僕、今日も無防備やで〜」と全身で言ってる感じでさ。うん。何かあるごとに、ていうか別に何もなくてもよく一緒にいて、いっつもくっだらない話してバカ笑いしてたんだわ。
で、いつものようにそいつとダベってたら、目が覚めた。布団の中で。自分の爆笑で起きてしまった。
しばらくは布団かぶったままゲラゲラ笑ってたんだけど、頭がはっきりしてきてようやく気がついた。そいつとは夢の中でしか会ったことがなかったことに。
茫然自失。
それに気付いてしまった以上、やつはもう二度と夢に現れないような気がする。そこらへん論理としてどう説明していいか分からんけど、とにかくやつとはあれ以来会ってない……気がする。最近、夢を見ても全然覚えてないんだよね。
実は前と同じく会ってるのに、おいらが起きる前にきっちり記憶を消すようにしたのかもしれんなぁ。関西人のくせに東北人よりシャイだからなぁあいつ。とりあえずそうだと願ってるよ。
つまんない話でゴメンチ。
ていうか、一縷の望みにかけてみる……。
すんませんけどここ数日、内向きチャネル開いとります(チャネルが閉じてる?)。
世の中には、心の中に虫が棲んでる人がいる。
虫が棲んでない人もいる。
虫がいるのを分かって暮らしてる人もいる。
虫が棲んでるのに知らずに暮らしてる人もいる。
物心がついた頃から、その存在に気付いてる人もいる。
もともと虫なんかいなかったのに、ある日、虫が湧いてしまった人もいる。
虫が湧く前に死ぬ人もいる。
実際は「心の中に虫が湧く」というより、「心の一部が虫化する」が近い。
どんな虫かは人それぞれだけど、ある程度の類型化はできるかと思われ。
どんな虫にせよ、反応は共通。
心の健常な部分は、虫化した部分に怯える。気味悪がる。忌み嫌う。
虫を他の人に見られるのを恥じる。
虫がいることを悟られるのを恥じる。
こんな厄介者、いっそいなくなればと思う。
かといって、自分の一部を自分で切り離すこともできない。
だから、その虫だけが勝手に死んでくれればと願う。
そうすれば、元の状態に戻れると信じてる。
そういう人たちは、そんな希望でも持たないとやっていけない。
失った部分は戻ってこないから、虫が死んでも厳密には元には戻れない。
でも、最悪ということがどういうことかを思い知った以上、うまいこと虫が死んだら、それでも満足できる。
今日観てきた映画、『変身』。2002年製のロシア映画らしい。フランツ・カフカ原作の「主人公が朝起きたら、虫になっていた」というあの話。
ドスッと来たよ。まさにドスッと。ずっと昔、物見遊山で原作を読んだときは「何じゃこりゃ」程度にしか感じなかったのに。
今年観た中で今のとこ、とびきり一番の映画。
あのさ、この前『ウケるブログ Webで文章を“読ませる”ための100のコツ』って本を買ったのよ。この日記をパワーアップしたくて。そしたら内容が意外とつまんなくてさ。とっくに導入してる技がけっこうあったりして。もちろんもっと高度で、今まで気付かなかった高等技術も確かに書いてあるけどさ。
ていうか今まで技だとも思わないで勝手にやってたことが、「こういうやり方があるんです。知らなかったでしょー」みたいな感じで書いてあるのがちょっと腹立たしくて。それでなんだか嫌気がさしてしまって、ウケない内容を書きたい気分の今日この頃。
おいらが自力で試行錯誤して練ってきたやり方ってのに、特に価値を意識したことはなかったけど、こうして技として明文化・体系化すれば、書籍として商品になっちゃうもんだったんだな〜。一応、その試行錯誤の現時点での集大成が『ドキドキモエチュー メドゥーサ紀行』ってことでひとつ。
おいら物事を整理するの苦手だからな。そういうことを整理して明文化・体系化できることがこの著者さんの能力であり、この本の価値になってるってわけか。
ま、ブログ書き技術の本というより、ブログを利用した、超初心者向け文章書き手引き書って感じ。ぶっちゃけ、何年か Web 日記書いてりゃこんなの大体のところは自然に身に付くよ。時間と労力が少しでももったいない方はどうぞ。でも手引きがあっても、身に付くまではやっぱしそれなりに手間暇かかると思うよ。
柔道の専門書を熟読して頭で技を完璧に覚えてても、それだけじゃ実力は白帯。それと同じ。
あとさ、この本ちょっと「たまんねぇなー(ネガティブな意味で)」と思うところもあってなぁ。同一内容の例文で、改良前と、技を導入した改良後とが並べて書かれてるんだけど、その例文のネタ自体があんまし面白くないせいで、どこがどう良くなったのか今ひとつ分からないときがけっこうあったりして (^^;)
てな感じで、つまんないことや嫌味っぽいことを書いて憂さ晴らし。こんな話を読んで付き合ってくれてありがとね。ちょっとスッとしたよ。
いや〜久々に SNACK ゆきこ で一仕事したよ。
スペースシャトル・ディスカバリーと野口宇宙飛行士が無事に帰ってきてホッとしたら急に何かしたくなって、前々からやろうと思って踏ん切りがつかなかった『ケータイ(DoCoMo D506i)のバッテリー容量倍増計画』、一気呵成に片付けちゃった。
単に同じバッテリーを並列つなぎするってだけなんだけどさ。配線のハンダ付けさえきちんとしてりゃこれでいいはずなんだけど、テスターで調べるの忘れて、組み合わせたバッテリーをもうケータイ本体に融着しちゃったよ。使いながら効果を確認するしかないですなこりゃ。
で、ケータイの底面にバッテリーがはみ出してるというなかなかグロい仕上がりになったんで、記念に
配線部は、はじめは銅板を使おうと思ってたんだわ。で、実際に銅板を買ってきて切り出してみたらこれがあんまり小さくて扱いづらくて。ピンセット使ってもやっぱし使いづらくて。
結局、ハイマウントストップランプの配線に使ったリード線がまだリールに巻かれて大量に余ってるんで、こいつを起用することにした。そのまんま被覆を剥いてよじったら太すぎたんで、その4分の1くらいをよじって各端子を並列つなぎ。ハンダ付けも久しぶり。小さな作業部分をよく見ようと上からのぞき込んだせいで、端子周囲のプラスチックとハンダが溶けた蒸気を存分に吸い込んじまったよエホエホ。なんかノスタルジックな感覚を引き起こさせる痛気持ちいい香りさ〜。
こうしてカスタム改造作業してると、なんかシアワセ感じるっす(中毒か? いろんな意味で)。
サイトのコンテンツの置き場所を引っ越したよ。
ホームページ(トップページ)の URL は今まで通りの http://www.hi-net.ne.jp/~shoyu/ のままだけど、その他のデータは全部 ハッスルサーバー に移してみた。会社で言えば、営業所はそのままで倉庫だけ移転したって感じ。
サーバ容量と容量あたりの値段が全然違うしなぁ。とりあえず6カ月コースで契約しただよ。
サーバ容量 | 値段/月 | 備考 | |
NETAGE | 100MB | 315円 | 1カ月契約 |
ハッスル | 500MB | 333円 | 3カ月契約 |
ハッスル | 500MB | 250円 | 6カ月契約 |
ハッスル | 500MB | 208円 | 1年契約 |
さて、NETAGE の解約とっととするべ。
ネタゲを使い続けて1年か。そういえばネタゲとの契約に至るまで、いろいろ思い出深い出来事があったっけなぁ ( ̄- ̄ ) 遠い目
今度のハッスルサーバとは、どのくらいの付き合いになるんかねぇ。
ハッスルにもコマンドラインで FTP 接続して system コマンドぶち込んだら、
UNIX Type: L8
で、ネタゲと同じっぽい。
すんません落ちました。ていうか盆休み前で仕事忙しすぎ。ひ〜。
なんか話題でも書いとくか。
2005.7.15 に買ったノート PC(東芝 Dynabook Satellite 2590X)、現在、FreeBSD 環境を育成中。まる1カ月もかかって何してんのかというと、GUI がなかなかどうもうまくいかなくてさ。半分途方に暮れながらいろいろいじってるうちにようやく最近、いい落としどころを見つけたという次第で。しかしまさか VRAM が 2.5MB しかないとは夢にも思わなくてさ。そのせいで大変な苦労をしたさ。
そのくせしてモニタは 1024x768 つう妙に豪華な仕様だったりして。だったら VRAM 4M は載せろよな〜。フルスクリーンで256色ってちょっと今どき考えられないんすけど。
ちなみに、モニタを任意の角度で止める改造に関しては、現在ほとんど進展してないっす。GUI 表示が1段落したんで、そろそろ再開してみるか。
これ書いてるの土曜ね。
いや。金曜も死ぬほど忙しくてさ仕事。しかも夕方からは小・中学校の同窓生との飲み会も入ってたし。で、それでも仕事は早めに終わらせて(4時40分頃)、家に帰って真っ先に何したかっつうと、2005.8.9 でカスタマイズしたダブルバッテリーのノーマル復旧。
いやさ、バッテリーをダブルにしたまではよかったんだけど、
っつうトラブルが発生してさ。充電しようとすると、「温度待機中」の表示が出ちゃってさ。対処としては「適当な温度範囲(5℃〜35℃) の場所へ置いて下さい」とあるんだけど、どう考えてもその範囲中なわけで。で、この日は飲み会があってね、飲み会は6時半までに現着しなきゃいかんし、とにかくケータイは使いまくりになるだろうし、ということで、超特急で直したよ。
いやマジでキツかった。盛りつけたハンダを吸い取るのにリード線を使ったんだけどなかなかうまくいかなくて、うまくやる方法を編み出すのに苦労したぐらいにして。ハンダゴテとリード線を平行にするのがポイントだっただよ。
バッテリー容量倍増計画は今のところ水泡に帰した形になってしまったけど、捲土重来を期するってやつだな。
で、とりあえず復旧がうまくいったと思われたんでそこから充電を開始して、その間にシャワー浴びたぐらいしにして。いや、女の子が多いもんだから今回の飲み会。まぁ総勢6人だったけどね。女4の男2。
飲みは大爆発。
やっぱしケータイ使いまくりだったから、最後はバッテリー表示、1個にまでなっちまっただよ。復旧しといてよかったかも。
飲み会じゃ見栄張ってカネすんげー使いまくりだったけど、参加した女の子全員にホッペチューしてもらったしな。うんうん。全員人妻だったけど、たぶん法的トラブルにまでは発展しないだろってことでひとつ(汗)。
ていうかホッペチューとは何のつながりもなく、一番のナイスバディちゃん(2児の母にはとても見えないイイ女)に突如股間を蹴られたりもした。どんな飲み会だよ (^^;)
いやあの、ホッペチューだの股間蹴られたのの話の後にナンだけど、日本の小惑星探査機 はやぶさ が、目標の小惑星イトカワに日一日と接近中なんすよこの頃。そこな奥さん聞いてます?
その様子が 今日の「はやぶさ」というページに出てるんですわ。小惑星に着いたら表面のサンプルを採って地球に持ち帰る、という計画なんだけど、そのサンプルの採り方がまた分かりやすくて。メガホンみたいなのを小惑星表面にかぶせるように当てて、その中で小惑星表面に向けて鉄砲玉を撃ち込んで、メガホン内に飛び散った小惑星のかけらを採取する、という段取りらしい。なんでも「最も信頼できる(構造が単純で確実な)方法を追究したらそうなった」とのこと。
火星探査機 のぞみ の時は、次々と襲いかかる不運なトラブルに対して関係者たちは全力でに戦い抜いた末に、とうとう運命に敗れて火星の周回軌道への投入を断念した。そしてその教訓を血肉としたはやぶさは、現在順調に飛んでるらしい。
ちうことで、のぞみのリベンジの意味も込めて、はやぶさを応援しちゃるぞ!
ちうことで、これからしばらくは、うちのホームページに 今日の『はやぶさ』のリンクを貼ることに決めたのだ。
その道で有名なノンフィクションライターの松岡晋也の、不遇の(しかし関係者等の情熱を最も受けた)火星探査機のぞみの一生を描いた『恐るべき旅路 —火星探査機『のぞみ』のたどった12年—』、読んですげぇ感動した。現在2回目の読みに突入中。よくやったよのぞみは。うん。のぞみのスタッフたちはもっとよくやったよ。うんうん(落涙)
この前、家で洗車してるときに開発した『伊藤家』的ウラ技でも。
庭の水まきや洗車に使う水ホースってさ、よく潰れるじゃないの。折れるというか。で、潰れ癖というか折れ癖が付いちゃうじゃないの。「あれれ〜水が出なくなったぞ〜」と思う間もなく蛇口側が抜けて蛇口から水がドジャーッと出ちゃったりして。なんぼ気をつけてもそんなことが続いちゃって、いい加減イライラしてみたり。
かと言ってそれだけでホースを買い替えるってのもなんだかもったいない。ていうかどうせ買い替えたっていずれまた同じことになるのは目に見えてる。ということは、この折れ癖を矯正できればいいわけだ。
できます。簡単に。
もったいぶらずにサクサク行くよ〜。必要なもの。
以上。
結束バンド(ロックベルト)ってのはこんなやつ→(写真1, 写真2)。頭の部分の穴に尻尾を通して、キューッと縛るともう二度と緩まないってやつ。もともとは電気の配線を束ねるための発明品。
この結束バンドで、ホースの折れ癖が付いたところを締め付ける。ホースに少し食い込むくらいキューッと。こんな感じで。こうすると、潰れてたはずのホースの断面形が、自然と丸くなる。
あとは結束バンドの余った部分をハサミでちょん切ればおしまい。ホースのその部分、もう折れないよ。結束バンドはホースに食い込んでるから、ずれることもない。
100均の商品で簡単に直っちゃうぞ。他に特別な技術も特殊工具も要らないし。ホースの折れ癖でお悩みの方は一度お試しあれ。
余談:1984年のロサンジェルスオリンピックのとき、ロスは治安の悪い街で有名だった。開催期間中は当然観光客が増えるんで、警察も警備と取り締まりを厳しくしますわな。そうなると犯罪者を捕まえるのに手錠が足りなくなることが事前に分かって、そこで出たアイディアが「結束バンドで容疑者の親指同士を縛る」。
ナイロン樹脂製だからねこれ。素の人力じゃいくら暴れもがこうが絶対に切れないけど、署にしょっぴいてからニッパやハサミなんかで簡単に切れる。つうことで、「使い捨て簡易手錠」として大活躍したそうな。そんなわけで、当時のロス市警のお巡りさんたちは、結束バンドをポケットに一杯詰め込んで警らしてたんだとさ。
これ書いてるの16日(月曜)。15日は、八戸に帰ってきてたユキちゃん(Days Went by の管理人さん)と飲み〜。16日に東京に戻るってことだったから、半ば無理矢理に誘い出しちゃった。
いろんなことを楽しくダベッたんだけど(Days Went by の日記 [2005/8/16.Tue. 2:58:17] にも出てたりする)、ことに、ユキちゃんに教わった『源氏物語』最新情報が面白くてさ。『夕顔』の話に関して、しばらく前から旧来とは違う解釈が出ていて、以前は源氏物語の解説本では「こういう解釈もあるにはある」みたいな注意書き程度の扱いだったのに、最近じゃその新解釈の方が優勢になりつつあるそうだ。
そうなったらそうなったで、旧来の解釈を前提として読み解いていた、別の部分まで考え直さなきゃいけなくなってきてるんだそうで。なんか「三内丸山遺跡から『六本柱』が出て来て縄文考古学の定説がまるごとひっくり返ったあの時」みたいに、その道のアカデミーは今、かなりエキサイティングな様相を呈してるらしい。「大ドンデン」ってやつですか。
正直なとこ 、古典文学ってのはもう全てが決まってるもんだとタカをくくってただよ。たまに新しい文献が発見・発掘されたぐらいにして、それを元に一意に解釈精度が高まってゆく、という、言ってしまえばそれだけの静的な学術分野かと思い込んでただよ(恥)
それが、今まで多くの人に読み親しまれてきたもののはずなのに、特に新資料の発見があったわけでもないのに、最近まで誰も気付かなかったことが発端で、あの超有名作の研究やり直しなんだもんなぁ。古典文学の学界も、おいらが前から好きなサイエンスやテクノロジーの学界並みにアツい現場だった、と。『源氏物語』(の現代語訳)、読んでみよっかな。
つうことで、目をひとつ開かさしていただいた素晴らしい夜でございました。ユキちゃん、ありがとね。
追伸: 別にユキちゃんにホッペチューされたくて飲みに出かけたわけじゃなくってよ(笑) されてないし。
……、
……、
……。
信じてくれ〜!!(鉄格子ガクガク)
JR 東日本も、書き入れ時に大変なことになったね。
ユキちゃんは今日、午前10時台の新幹線はやてで東京へと戻って行ったわけだが、その頃おいらは家で寝てた。で、11時半頃に目が覚めたけど、布団でしばらくウダウダとまどろんでた。
そこに来たよ地震。
ハッと飛び起きて何したかっつうと、机の脇の Power Mac G4 の前に片膝立ちして、手で押さえた。PMG4 は通称「ポリタンク」ってくらいだから、縦型のくせに足元が細くなってて揺れに弱いのだ。で、飛び起きたときの揺れが P 波で既にけっこうでかかったから、すぐにもっとでっかい S 波が来るだろうってことで、ま〜それで寝ボケながらもできるだけ迅速にそういう行動に移ったわけで。
的中。来たよ S 波グワグワグワグワグワ〜! 前に大きな地震があったときは、PMG4 を必死で押さえてたら、机の上じゃ17インチ CRT モニタっつう重量級の代物が首ももげよとばかりに激しく揺れまくっちゃって、そっちも片手で押さえてそれはそれは必死こいたもんさ。でももうそのモニタは売っ払った。今使ってるのは18インチ液晶モニタ。こいつはまぁ倒れても大したことないだろ。揺れが収まってから液晶モニタを見てみたら、机の上にちゃんと立ったまま、電波望遠鏡風に哲学的な角度で天を仰いでた(笑)
揺れてる最中にもひとつ恐かったのが、COMPAQ マシン。こっちはパソコンデスクに装備してるんですな。デスク上には15インチ CRT モニタとキーボードとマウス。そこらはいいとして、COMPAQ DESKPRO という最重量物が、モニタの上に被さるような棚になってるところに設置してあるのだよ。横置きしてるからそれ自体が倒れる心配はないけど、いや〜家が揺れてる最中、パソコンデスクがまるごと変形しつつ揺れてんの。なんつーか、パソコンデスクが、いちいち違う角度の平行四辺形を形作って、スローモーションの豆腐みたいにプルンプルン……(どんな表現じゃ (^^;))。
COMPAQ マシンと PMG4 は部屋の反対側同士に置いてるから手が届かない。PMG4 を押さえてるんで、COMPAQ の方は見守るだけ。パソコンデスクの支柱がボキッといきそうで恐かったさ〜。最近になってようやく FreeBSD に慣れてきて、「信頼できるセカンドマシン」に思えてきたばっかしだってのに(このまえ買ったノート PC の FreeBSD システム育成にもかなり貢献してる)、「支柱ボキッで床に真っ逆さまでご臨終」っての、ちょいシャレなんないっすよ。
ま〜そのまま揺れは収まって、結局何事もなかったけどさ。ふい〜。COMPAQ マシン、安全を考えると下置きにしたいけど場所がなくてな〜。ガタイでかいし。
で、テレビでニュースを見たらあんた、震源が宮城県沖じゃないの。最大で震度6弱じゃないの。東北新幹線、おもっきし止まりまくってるじゃないの。ちょいとお待ちあそばせ。ユキちゃんが発ったのが10時台ってことは、震源に近いところを走ってたんじゃないのかね。福島かそこらじゃないのかね。去年の新潟地震のときみたいな脱線情報は出てないからまぁ大丈夫だとは思うが。
と心配しつつもニュースに見入ってしまって、地震発生から2時間もしてから、ユキちゃんにケータイにメールしてみた。返事が来たのはさらに3時間後。なんでそんなに遅かったのか。
正午から5時間近く、福島県内のトンネルで新幹線内に閉じ込められてました…。
ううっそいつはあんまりだ (T□T;) トンネル内じゃメールも通じないわけだわ。まぁ無事が確認できてよかった。時間を計算すると、トンネルから出てすぐに受信して、すぐに返信してくれたらしい。ありがとね。
なんでもその5時間の待機後、列車は各駅停車で自走したそうで。ユキちゃんは、まぁひどい目に遭いはしたもののとりあえず東京に着けたわけで。でもこれ、もうちょっと遅い時間の出発だったらもっと悲惨なことになってたろうなぁ。東北新幹線、夜10時頃になってようやく東京−仙台間が復旧だもんなぁ。
で、明日東京から帰省予定の友達がいるんだが。それまでに仙台−八戸間は復旧してるんだろか。
♪ジョーンーコー ジョーンコ、サーイゴーォジョーンーコー
連続テレビ小説で最後にかかるあの『サイゴウジョンコ応援歌』のサビ、頭の中をぐるぐる回ってない? いやもうおいらは取り憑かれたみたいにいっつもぐるぐるだよ最近。
追い討ちをかけるように今、夏の甲子園真っ最中なもんだから、頭の中じゃこの歌が、「勝った○○高校の栄誉を称え……」のあの校歌の歌声で延々とリプレイされ続けてるんですが。
何を企んでるんだ NHK は。
昨日と今日、2日連続で飲み会入りました〜。八戸に観光にいらしたゲストも交えてすげぇ楽しかったです〜。
いじょ。
お盆休み中にテレビ見てたら、『ケロロ軍曹』っつうかなりナイスなアニメ発見。密かにガンダムネタてんこ盛り。今の子供、付いて行けてるのか(笑)
B フレッツにするっす。これで、下り 500kbps 台の上り 600kbps 台という屈辱的かつ意味不明な遠距離 ADSL から脱却するのだ。思えば伝送損失 51dB なんつうすさまじい数字で、よく ADSL 自体が成り立ってるもんだなんて人ごとみたいに感心してみたり。収容局からの線路長 4320m だもんなぁ。それが、光さえ来れば、この程度の距離なんかもうどうでもよくなるのよ〜。
でも現行のフレッツ ADSL 24M プランからの光への移行予定が全然決まってない。そこが問題。
6月の始め頃、NTT 東日本から勧誘電話が来たんだわ。 「今 B フレッツの契約をすると、家までの配線工事が無料の上に、B フレッツ使用料も2カ月間無料ですよ」と。飛びついたねもう。無料期間が終わると月々2000円くらい上積みになるんだけど、青森県じゃ8月中旬から始まるという(もう始まってるのか?)光電話の契約をすると、電話の基本料金が500円になるらしい。差し引き1000円アップで済む。月々プラス1000円でスピード数十倍ってんなら買いでしょ。
その勧誘電話でもう OK 出したんだわ。そのときの話だと「屋外工事日程の関係上、開通は7月中旬以降」っつうことになってた。で、実際は7月初旬に屋外のファイバ敷設は完了した。
……、
……、
……。
そこから先方からの連絡がまったくないんですが。屋外工事は、工事してた現場を自分の目で見て確かめて(たまたま平日昼間にちょっと家に戻ったら、工事してた)、工事の人に「うちへの光ファイバですよね」と口頭で確認を取ったっつうだけで、NTT からは「屋外工事が終了しました」なんつう通知さえ来てない。そんなもんだから、光への乗り換えの、次のステップの案内なんて来る気配もない。
忘れられてる気がする。
それともここから先は自分から申し出なきゃ始まらないんだろうか。そこらへんまったく不透明なままなんですが。そろそろ連絡してみるかな。一応、電話での契約直後に確認の書類が来てたから、そこに連絡しさえすれば、全てが氷解するはずなんだけどね。
でもさ〜、家の外壁までファイバが来たわけだけど、屋内引き込み工事が残ってるわけで、部屋に工事の人を入れなきゃいかんのよね。部屋、散らかしっぱなしでさ、片付ける気もなんだか起きないまんまだしさ。でも人を入れるのこのままじゃ恥ずかしいわけでさ。
それでもとっととこっちから問い合わせくらいすればいいのに、今日までこうしてウダウダしてしまってるんだわな。これからいつまでウダウダしちゃうのかな〜。自分でも不明。向こうもはっきりしないしこっちもはっきりしないという、なんかかなり情けない膠着状態。
もしかして、もたもたしてると「使用料2カ月無料」が無効になっちまうとか? ああやばやば。早めに連絡した方がいいかなやっぱし。
あーでも部屋片付けるのめんどくせ。何がどこにどう収納されるべきなのか、自分でも分からん……。
とりあえず今使ってるルータが B フレッツ対応なのは確認できてる。うむ。で、ルータ設定のパスワード忘れたわけですが。自分のルータなのにログインできん…… (-o-;)
実はすげぇ前途多難っぽい。……あ、ルータのクイックスタートの紙めっけ。ルータの設定はこれで行けるぜ。
私信:麗しのあすかちゃんとマヤおじさまなゆうじ君、また八戸に遊びに来てね〜ん (^o^)/
甲子園、駒大苫小牧2連覇だったね。仕事しながらカーラジオでその様子を聴いてたよ。
外回りの合間に職場に帰ったらテレビが点いてて、閉会式が始まるところだった。しばらくそれを見てたんだが、勝った駒大苫小牧へはもちろん、京都外大西にも盛んに拍手と声援が送られてたなぁ。敗れたとはいえ、そんな拍手と声援に値するいい試合をしてくれたと思う。おいらも甲子園の観客と同じ気持ちだったよ。
このときのアナウンサーの言葉。
「敗者にも優しい甲子園です」
思わずうなずいたね。なんたって阪神の球場だもん。
……、
……、
……え!? 今、阪神が首位なの? (゜o ゜!)
ヒンジゆる過ぎを承知で買ったノート PC の、ヒンジに抵抗を作るための自作外付けリンクアーム機構、ようやく試験的な仮組みが出来たよ。各部品の整形もまだだけど。
ここまでしか開かん。まぁこんだけ開けばいいかって気もするけど、アームの肘の部分をもう少し削ればそのぶん開くな。それで我慢するとするか。
あと、一番根元の部分に負担がかかりすぎて、両面テープで止めただけじゃ強度が全然足りん。今はリンク機構の動作チェック段階なんでアームは1本しかないけど、こうなる可能性は初めから想定してたんで、アームをもう1本作って負荷を並列分担させる予定。それでも両面テープに負担がかかりすぎるようだったら、基底部に補強材(通称「ふんどし」)を付け足す予定、と。それでもだめだったら、もう勘弁してください(意味不明)。
関節をもう1個増やせばもっと開くようになるんだけど、めんどいからボツ。部材のストックも、このままアーム2本目を作ると、ハイマウントストップランプのヤグラを作った時の余りものでぎりぎり間に合う計算なんで、関節を増やすとなれば新規作り直しで新たに買い直さなきゃいかんし。
ていうか電ドルでの穴あけ以外は金ノコと鉄ヤスリ作業でさ、体力勝負であづぐであづぐで。あんまし工程を増やしたくないのが本音。
写真がソフトフォーカス気味なのは、別にパソコンに萌えなわけじゃなく、レンズが汚れたまま撮影しちゃったからっす (^^;)
夜、街で会合があってさ、チャリで行ったんだわ。その最中に居酒屋から電話がかかって来てさ。どうせ「暇だから来ない?」とかそういうのに決まってるわな。電話には出なかったけど、会合の後その居酒屋に行ってみた。クルマじゃないからちょいとひっかけてから帰ろうかと。
おあいそして、さあ帰ろうか。
雨。
やむまで少し待たしてもらおっと。
……、
……、
……。
ひどくなる一方なんですが雨足。
しばらく待って、というか決心付けて諦めて、とうとう帰ったよチャリで土砂降りの中。もうすげぇんだ目に入って雨粒が。メガネかけてるってのにお構いなし。斜めから直接飛び込んでくるやつあり、眉毛で集まってまぶたを伝って流れ込んでくるやつあり。
水が目に入って片目ずつしか開けられないわ、メガネについた水滴で対向車のライトが視界全体でビカビカ光りやがるわ、そんな感じで路面がよく見えなくて水たまりにおもっきし突っ込むわ、危うく電柱に正面衝突しそうになるわ。
無事に帰れたけどね。うん。ああよかった。つうかマジ恐かった。風邪引かないようにすぐに風呂に入って寝たっすよ。これ書いてるの23日ね。
ていうか「チャリに乗ったらどんな状況だろうが全速力出さないと気が済まない性分」って、早いうちに直しとかないと大変なことになりそうな気がする。
今日は語源推測&ゲロ我慢系の話題。
大抵のぬいぐるみの中には綿が入ってるよね。この「綿」は「綿花」という植物から採られる。原産はどこか知らないけど、日本には江戸時代中期に渡来して、栽培・消費ともに急速に普及したらしい。もちろんぬいぐるみ用だったわけじゃなく、布団や衣類等、防寒・保温用の中入れ材として(それまでの布団は、掛けも敷きも麻布1〜2枚だけだったのかなぁ。考えるだに寒そうだなぁ。ムシロの方がまだあったかそうだけど、それだと乞食か夜鷹か土左衛門用な気もする)。
その「綿」の、訓読みの語源について考えてみた。
江戸中期という、日本史の中では比較的新しい時代に使われ始めたものなわけで、恐らく中国か朝鮮から「綿」という漢字とともに渡来したと思われる。それなら音読みの「メン」だけでもよさそうなものなのに、どうしてまた訓読みとして「ワタ」という言葉があてがわれたのか。
あのさ、魚の内蔵のことを「ワタ」っていうよね。あと、人の体でも「腸」と書いて「ハラワタ」とも読むよね。「腹のワタ」。つまり、原義では「ワタ」は内臓の意味だったと取れる。
日本に西洋医学が入ってくるまで、日本語の「内臓(ワタ)」の定義は、「人や動物の皮の内側に詰まってる、なんだかよく分からないブヨブヨした柔らかいもの」だったかと思われる。
で、綿を使った布団や衣類の構造が、「皮に詰まったワタ」を連想させたんじゃないかと。そこから「綿=ワタ」となったんじゃないかと。
ということはですよ、「ぬいぐるみの中にはワタが詰まっている」という日本語的事実は、「動物の体のかなりリアルな再現」に他ならなかったりするんですが(汗)
動物も人間も、内部構造は基本的に同じなわけで、ていうかもともとの日本語で人間の内臓を「ハラワタ」と呼んでるくらいなんで、まぁ「人の中にはワタが詰まっている」ということなわけで(脂汗)
そう考えると、なんかこう、「あ〜このぬいぐるみ、ワタがはみ出ちゃってる〜」というよくありがちな場面が妙に生々しい気がしてきたりして。
脱腸?……切腹?……(ナイアガラ汗)
昔、アイドル歌手が飛び降り自殺した直後の写真が、衝撃のスクープで出回ったことがあったっけなぁ。ア、アタマから、ワ、ワタが出てただよ……(思い出しビビリ)
どうすべ。なんか今、すごくこう、綿が入ったものに触りたくない気分満点なんですが。そんな気分が心に一杯に詰まってるんですが。ぬいぐるみや布団の綿のように。うぐえええ。とりあえず今が夏でよかった。綿が入った布団使わなくていいからな。うん。
字面が似てるぞ「ワタ」と「ヲタ」。カナ入力だと打つキーまで同じだ。「だから何?」って感じだけど。
やたら眠くて。もうソッコー寝ますおやすみなさいませ。
おっ、JAXA(宇宙航空研究開発機構)のメルマガによると、カザフスタンからドニエプルロケットで打ち上げた日本の2つの衛星、OICETS と INDEX、軌道投入に成功したらしいぞ。おめでとー。
読売新聞じゃ社会面のベタ記事。
朝日新聞じゃ完全無視。
昨日ロシアのロケットで打ち上げた日本の人工衛星2つに関しての、大手新聞の対応。確かに今は衆院選がアツいしさ、つくばエクスプレスの開業とも重なっちゃったけどさ、それにしてもどうよこのあしらい。外国ロケットでの国産衛星打ち上げは、そこまでつまんないもんなのかい?
人工衛星の打ち上げの主役はあくまでも人工衛星であって、ロケットはそれを運ぶための手段でしかないんだけどさ、新聞屋さんたちから見れば、成功・失敗がはっきり出る「ロケット打ち上げ」の方がずっとニュース的に華があるっつうことなのかね。ていうか連中、もろに「国産ロケットの失敗待ち」だけどね。このハイエナどもめ ( ̄o ̄c)っ彡 シッシッ
前に H-IIA 試験機2号機(まともにロケットが作動するかどうかが主題の打ち上げ)で、「ロケットの打ち上げは成功したけど、衛星側の不具合により衛星の分離失敗」ということがあった。読売新聞なんかそれを力ずくで「ロケットの打ち上げ失敗」に持っていかせようとして、 ずいぶん無理矢理な記事書いてたしなあ(しかもロケットとの分離にもその後の運用にも完全成功したメインの衛星はほとんど放ったらかし。分離に失敗したのは、その打ち上げに便乗したオマケ級の衛星)。
世の中、景気も踊り場を抜け出したそうだから、成功イメージのグッドニュースをもっと増やしてほしいんだがねぇ。昨日の打ち上げ成功、いいニュースだと思うんだがねぇ。いや別に、あの北の王国みたいな喜び爆発絶叫報道じゃなくていいけど (^^;)
今回ドニエプルロケットで極軌道(南極・北極上空を通る軌道)に打ち上げられた2機は、メインと便乗が1機ずつ。
メインの衛星の方はコードネームが「OICETS」で、打ち上げ後に公表された愛称は「きらり」。先にヨーロッパ宇宙機関が静止軌道に打ち上げてた ARTEMIS という衛星と共同で、レーザーを利用した光衛星間通信を実験する予定。これがうまくいくと、宇宙での通信に一大革命が起きると思われ(詳細)。
まぁ早い話、この技術があれば、ミノフスキー粒子の濃度が高い空域でも通信ができるようになるわけだ(すんませんガンダムネタです)
本格稼働は恐らく2週間以上経ってからかと。この前紹介した『恐るべき旅路 —火星探査機『のぞみ』のたどった12年—』によると、衛星が宇宙の真空中に出ると、各部品表面に吸着していた空気の分子がゆっくりと放出され始めるのだそうで、これがやっかいなことにイオン化して(電荷を持って)いて、しばらくの間、衛星内部を漂うんだそうで。
そんな時に高電圧がかかる装置に通電したりすると、思いもよらぬショートが発生する可能性があるんだそうで、そういう意味で衛星内が「きれいに」なるまで2週間ほどかかる、と。レーザーの発生って確か結構な高電圧が必要だったと思った。ということで、この衛星が稼働するまではもう少しかかると思う。
便乗衛星の方はコードネームが「INDEX」で、愛称は「れいめい」。オーロラの観測が主目的(詳細)。衛星でのオーロラ観測は日本のお家芸だったけど、他の衛星との便乗打ち上げの小型衛星で実現できるほど、観測機器の技術が進んだっつうことになりますかね。
ていうか ミッション を見ると、オーロラ観測という理学ミッションはむしろ「うまくいったら儲けもの」的な名目的なもので、最新技術の実地検証という工学ミッションの色合いが濃い気配。
この衛星の開発目的に「小規模,高頻度の科学観測ミッションの実現」「若手技術者、科学者の育成」というのが出てる。宇宙科学研究本部が持ってるロケットで M(ミュー)シリーズというのがあって、現行のは今までで最大の M-V(ミュー・ファイヴ)。全段固体燃料の宇宙ロケットとしては世界最大最強。これがもたらした現状に対してバランスを取る意味が汲み取れる。
ロケットの大型化は、衛星や探査機の大型化・多機能化・高額化を促した。宇宙探査の可能性は広がったけど、財政難の煽りで年間予算が増えていないせいで、各探査計画の開発は長期化・単発化・低頻度化が進んでしまった。これだと1回の失敗が大ダメージになる上、若手の衛星開発者がなかなか育たない。そこで、過去に日本の宇宙科学の売りだった「小型・低予算・短期開発・高頻度」の流れの復活を狙ったと思われ。
日本の宇宙開発、今回の打ち上げで新たに小型・超小型の衛星が仲良く軌道に乗ったわけで、これをとっかかりに、計画遂行の柔軟性を獲得してほしいところですな。科学衛星の打ち上げで外国の商用ロケット利用という点でも、1992年の GEOTAIL 打ち上げ以来で比較的目新しいし。出来れば国産ロケットで行きたいとこだったけど、柔軟性の確保という点ではまぁそれもいいかって感じ。
もともと OICETS(きらり)は J-1 という小型の国産ロケットで打ち上げるはずだったんだけど、何年か前、国の監査で「J-1 開発は無駄」と判断されて開発中止に追い込まれてしまってなぁ。ただでさえ少ない宇宙関連予算に偵察衛星の開発なんかねじ込みやがるから。そりゃ国防費で負担すべきだべが……ぶつぶつ……。
そういえば先月10日に打ち上げられた X 線天文衛星 すざく に載ってる観測機器3つのうち、1つが早々と機能停止に陥ってしまったんだけど、新聞は無視しとりますな。失敗には敏感なはずなのにな。お得意の「針小棒大ごっこ」と「責任追及ごっこ」はもうやらんのかね。あの不勉強ぶりが間抜けでけっこう好きなんだけど。
やっぱ選挙がアツいっつうことが大きいんだろうけど、宇宙関係全体がそれだけマイナーなニュース源に成り下がってしまってるっつうことなのかねぇ。
今気付いたけど、人の揚げ足を取る話って書きやすいのな。自分がまさにそれやってるわ (-▽-;) アハハ
話すのに夢中になるあまり、息を吸うの忘れる人っているよね。子供と中高年に多い気がする。
しかもそういう話者って大抵、必要な主語や補語を、相手が分かってるもんだと勝手に思い込んで省略しちゃうくせに、修飾語と擬音だけはすごい凝り凝りなんだよな。感情こもっちゃって。
ぶっちゃけ聞いてて意味不明 (^^;)
勢いだけは素晴らしいので、それを殺さずにうまく会話で相手の言いたいことを引き出す訓練が必要かもなと感じる今日この頃。
ノート PC のヒンジ代行リンクアーム機構(別名『ヒンジ養成ギプス』)の工作、進んでまっせ〜。ていうかフタの開き角を少しでも稼ぐべく、リンクアームを削っては取り付け、取り付けてはアームにさらなる削りしろを書き、削りしろを書いては取り外して削り、削っては取り付け……。ちょっぴり歯医者さんな気分 (^^;)
今日はかなり進んだ気がするけど、部品点数で言えば、全9点のうち完成はわずか3点。調整中が2点。素材を切り出してもいないのがあと4点もある。場合によっては、強度確保用トラスを組むため、あと3点追加の可能性あり。
いつになったら完成するんだろ _| ̄|○
ハイマウントストップランプのヤグラと同じ材料(アルミアングル)を使ってるんだけど、ヤグラと違って今度は可動するメカニカルな機構だから、いろいろと気を使うところが多いのよ。とりあえず支点のネジは M4×10 のステンレス製六角レンチネジね(焼き入れ鋼のが欲しかったけど、行った DIY 店にステンレスのしかなかった)。
そのネジセットに付いてくるバネ座金を利用して可動部のテンションを調整可にして、アーム材がアルミで柔らかいんで傷がつかないように平ワッシャーで挟んで、とどめはナイロンナットで締め。これが片側3カ所。フタを開閉してみると、第2関節の動きが妖し気&セクスィ〜(笑)
うーい、とりあえずアームの片側(調整中)が完成に近づいて来た。もう片側はできた方の鏡対称コピーでいいはずだけど、加工精度が問題なのです。今日もそれで部品3つ捨てて作り直し。
VRAM 2.5MB だと、フルスクリーン 1024×768 で32,000色いけそうな気がしてきた(現在256色)。そこらへんの諸々は、ヒンジ代行リンクアーム機構が完成してからですな。
今年の夏休み映画は戦争系が多かったね。とりあえず自衛隊ものは除外するとして(『戦国自衛隊1549』は観たけど夏休み前公開だったし、『亡国のイージス』はまだ観てないので、勝手ながら外させて頂きます)、「戦争(War)」がタイトルに付くやつ3つ、とうとう全部制覇したよ。観た順で『スター・ウォーズ エピソード 3』『宇宙戦争』『妖怪大戦争』。
評価発表。
かのルーカス、スピルバーグを抑え、『妖怪大戦争』が堂々の一人勝ちっ!
とりあえず『宇宙戦争』は論外。観た人なら分かるでしょ? おいらもう何もコメントしたくない。思い出したくもない。でも一言だけ。「カネ返せ」。
『スター・ウォーズ』はねぇ、気合い入れて6月末に先々行上映を朝一番で観たんだけど、最近、内容をほとんど忘れてしまってるということに気がついてさ。んで今日また見直したんだわ。
忘れるわけだわ。全6作中、インパクト一番薄い。娯楽映画のくせに目新しいところがないし、アクションの見せ場はライトセイバーの剣技に偏っちゃって。もう見飽きたよそれって感じ。『エピソード1』でダース・モールが見せてくれた変形ライトセイバーも、とうとうあとは出ずじまいだったし(四刀流はあったけどね)。
あとさ、やっぱ昭和三部作の『エピソード4〜6』の方がワクワクするよ。確かに『1〜3』はダース・ベイダーが生まれるまでの話だから暗くなりがちで、『4〜6』は真の平和と正義が復活するまでの話だからワクワク感も自然と盛り上がろうってもんだけど、それより何より、『1〜3』と『4〜6』で面白さの差を決定してしまった最大の要素って、ハン・ソロの存在かと。
『1〜3』じゃ、彼に匹敵するほどの破天荒な娯楽系ナイスキャラがとうとう1人も出なかったじゃないの。みんな眉間にしわ寄せちゃってさ。そんなときに一人元気で自信過剰なくせにおっちょこちょいな半端モンが、「ィヤホーィ!」と暴れたり真顔でドジったりしてくれれば、 一気に楽しくなったのになぁ。出たとこ勝負な性格のせいで、その場その場で頼りになったりならなかったりの不確定さがおいしかったなぁ今思えば。『七人の侍』で言えば菊千代の役どころね。
ヨーダでさえ、『エピソード5』で初登場したときは、ウザい厄介者を演じてルークと観客をケムに巻くというケレンを見せてくれたってのに、何なんでしょうか平成3部作全編を支配するこのノリの悪さは。なんか表面的なんだよな。プロットをなぞってるだけみたいな。ひどい言い方しちゃってアレだけど。
『エピソード1』でジャージャー・ビンクスにハン・ソロに値する役を任せようとしてハズしたのが間違いの始まりか? CG キャラごときじゃハリソン・フォードの切れ味には太刀打ちできんでしょ。「役者が違う」とはまさにこのこと。
そういえばその時のグンガン族(ジャージャーの一族)の戦いが象徴的だったなぁ。あのグンガン vs ドロイド軍団の戦いで、グンガンには1人のケガ人も出なかったよね。白兵戦なのに不自然過ぎ。死傷者が出たのかもしんないけど、画面に一切出さなかった。
たぶん子供客のことを考えてのことだろうけど、状況が似てる『エビソード6』でのイゥオーク族 vs 帝国軍じゃ印象的な場面があった。ぬいぐるみみたいな姿でしぐさも喋りもかわいいイゥオークの1人が戦死して、その傍らで仲間ががっくりとうなだれるとこ。あれはほんと心にグッと来たぞ。
そういう丁寧な描写を省いた上にハン・ソロ級の強力キャラもなく、期待より地味かつ大味にできてるのが『エピソード1〜3』って気がする。話を『エピソード4〜6』につなげるのが至上命題になっちゃって、『エピソード1』『エピソード2』『エピソード3』それぞれで、娯楽映画として客に何を見せてどう楽しませるのか、その視点が欠けてたんじゃないかと思う。
なんでここまで、かの『スター・ウォーズ』に辛く当たるのか。そりゃあんた、今日『エピソード3』を観る前に観た『妖怪大戦争』がめちゃめちゃ面白かったからだよ。とりあえず八戸じゃ9月9日に上映終了の予定になってるから、観てない人は早めに行った方がいいよ。いやマジですげえ面白いから。うん。
封切りから3週間も経ってるってのに、しかも八戸の学校じゃ夏休みはとっくに終わってるってのに、かなり客が入ってた。日曜午後という映画に行きやすい時間帯とは言え、席、8割くらい埋まってたもんな。もしかしたら「好評につき上映延長」の栄誉が与えられるかもしれん。ちなみに今日のレイトショーで観た『エピソード3(吹き替え版)』は、おいらも入れて観客2人。
主人公のタダシ君を演じた子役。この子のナチュラル派な名演技に尽きる。いやもちろん他の要素もナイスでドンピシャで最高で、脚本と監督とプロデューサーの勝利でもあるんだけど、ええとこの主演の子、神木隆之介 君ていうのか。完璧だったよ君。ほんと。君なくしてこの作品の成功はあり得なかったよ。ははぁ『ハウルの動く城』でマルクル役もやってたんだね。『ハウル』じゃ「入りなされ……」かなりウケたよあれ (^m^ ) ププッ
『妖怪大戦争』、まだ上映中なんで内容に関しては言わんよ。実際に観た方がいいから。でもとにかく、主演の神木隆之介君の演技に注目! とだけは言わしてちょ。「えぇ〜だってお子様映画じゃ〜ん」とか言わないでさ。タイトルはそうでも、中身は年齢層を問わずに楽しめる一級の娯楽作品だよ。まぁとにかく騙されたと思って観てみてよ。面白さは保証するぜよ! そう、小豆は体にええんじゃ!(←観れば分かります)
騙されたと思って観た『宇宙戦争』には本当に騙されたわけだが (-_-;)
騙されたと思ってノート PC を16ビットカラー(65,536色)の設定にしてみたら、フルスクリーン(1024×768)のままその設定が通ったぜ〜。やた〜! v(^▽^)v 画面、きれいになっただよ〜(昨日まで8ビット [256色] 設定だった)。って、スペック表をよくよく読んだら、それが適正だったらしい。色数これだけあれば充分だわ。リフレッシュレート 60Hz だけど液晶だから気にならないし。
その昔 Macintosh Performa 6410 の VRAM がわずか 1MB でさ、800×600 の15ビットカラー(32,768色)で耐えた時代もあったさ。CRT 画面でリフレッシュ 60Hz のチラつきまくりな中での立体写真作り、目と頭がとっても痛かっただよ……(思い出し忍び泣き)
ヒンジ養成ギプスは、整形中だった部品(アーム1組)が完成。必要上そうなっただけとはいえ、なかなかなまめかしいフォルムに仕上がったよアームの横顔。それと新たに切り出しから始めた部品1個(「ふんどし」と名付けた補強パーツ)も整形&据え付け完了。
あと部品3つで養成ギプスは一応完成。切り出してさえしてないけど。ああ、まだまだかかりそ。
紛らわしい言葉って、ふと気になっちゃうとどうしようもなく気になったりするよね。
昨日の日記で「ヒンジ養成……」とまで書いたとき、「ギブス」と「ギプス」、どっちが正しいのか(カタカナだと見分けづらいのでローマ字で書くと、前者は「gibusu」。後者は「gipusu」)。これが気になって気になって、辞書で調べてみた。
「ブ(濁点)」と「プ(濁丸」)の区別がつきにくというその紛らわしさが原因で、間違いの方と混用されてるんじゃないかと思う。んでまたとりあえず、Mac 標準の日本語 IM「ことえり」じゃどっちも始めから単語登録されてたりする。
正解は「ギプス(gipusu)」。濁丸の方。
研究社新和英中辞典第4版によると、語源はドイツ語の "Gips" だそうで。英語は "plaster"。医療用語じゃドイツ語ってけっこうあるみたいだからね。他は「クランケ(患者)」しか知らないけど。
そういやおいら一度、医療関係者に間違われたこと(2002.7.16) あったよ (^^;)
ついでに「ブロマイド」「プロマイド」を調べたら "bromide" で、こっちも「b」が正解。解説は載ってなかったけど、例として
&<bromide'a photograph (of a movie star).
とある。記号 &< と ' の意味が不明。今度は英和辞典(研究社新英和中辞典第6版)で調べた。
bromide ━《名》 1a [U] 【化】 臭化物; 臭化[ブロム]カリ. 1b [C] (鎮静剤としての)ブロムカリ(1 服). 2 [C] 陳腐な考え, 月並みな事; 平凡な人.
ますます意味分からん。1b. と 2. の線はまずないとして、1a. だと、写真の現像に使う薬品か何かかな。今度は国語辞典(岩波国語辞典第五版)で調べてみよう。
ブロマイド 俳優・運動選手などの(余り大型でない)肖像写真。 ▽誤って「プロマイド」とも言う。 bromide(=臭化物を塗った印画紙)
ははぁ、写真のプリント技術用語から来てたのか。じゃあ単語「グラビア(写真・絵などの印刷技術の名前)」の使われ方と同じだね。ほほう「グラビア」はフランス語起源なのか("gravure")。
それにしても日本じゃ、「グラビア=週刊誌のカラーページの水着 or ヌードの女性」という意味がすっかり定着してしまって、「グラビアアイドル」「グラビアクイーン」なんつう、語源を考えるとなんだかヘンテコな言葉が通用してたりするよな〜 (^^;) 週刊誌って専門用語を誤用して定着させるプロだからなぁ。
同じ流れの言葉なんだけど、頼むから生物学用語「フェロモン」の誤用はいい加減にやめてほしいんだが。「フェロモン女優」とかさ。会話中、(生物学的意味で)「フェロモンが……」とか、ものすごく言いにくい雰囲気になってしまったというこのひん曲がった世情に対する責任を、グラビア週刊誌(グラビア技術で印刷したページを含む週刊誌のことっすよ)の発行者どもはどう取るおつもりなのか。
まぁ比喩だとしても、こちらのページ様 によると、フェロモンって性フェロモンだけじゃなくいろいろあるんだが。
男女を問わず人気があるテレビタレントは集合フェロモン出してるのか?(電波でフェロモンが伝わるとは思えんが、それを言ったらグラビア印刷で性フェロモンが伝わるとも思えんしな)
道しるべフェロモン出してるはずの人つったら政治家とか解説者とか評論家とか? 細木数子? どこに行く道しるべかは知らんが。
階級分化フェロモンと性フェロモンの合わせ技は叶姉妹とか(笑) 最近は分泌量落ちまくりっぽい。
「グラビア」にしろ「フェロモン」にしろ、どうせ専門用語を使うなら、表面をなぞるだけじゃなく、意味を押さえてしっかり使いこなしてほしいんだが。記者の商売道具である言葉を粗末に扱うなんて、プロとして恥ずかしいことなんじゃないかと思うが。
っつうことで、ヒンジゆるゆるノート PC のヒンジ養成ギプス(濁丸)は、残すところ部品あと1個となり申した。まともにヒンジの抵抗として機能するかどうかは、作り上げて試してみないと分からんところが歯がゆかったりする。
受動的メカニズムとは言え、自作可動機構ってのはなかなか思い通りにはいかんもんですな。
ノート PC のゆるゆるヒンジ養成ギプスの最後の部品ができて、組み付けも終わった。ネジの締め具合を調整しつつ開閉試験を繰り返した。ネジは目論見通りの摩擦抵抗を発し、作業は円満に完了したかに思えた。
力が一番かかる、土台部分を本体に固定する両面テープが剥がれた。かなり強力なやつを選んで買ってきたつもりだったのに。パッケージに「強力」って書いてあったのに。補強として「ふんどし」を履かせたのに。とりあえず接着面積が足りないっぽい。力点・支点・作用点の関係も悪いっぽい。よって、部品3個を新規作り直し決定。土台2個と補強用「ふんどし」。素材はまだある。
それでも接着面積は3割程度しか増えない。その増えた3割ぶんにテコの原理が思惑通りに働くことを祈って、明日からまた部品製作にいそしむさ〜。それと、グラスナイロンテープという大変有り難い素材も DIY 店で探してみるか。なかったらラジコン屋でも探すか。こいつでさらに補強を目論むのだ。アームも整形し直しだなこりゃ。
それでも強度が足りなかったら、マジで勘弁してくださいっすよ〜 (T□T;) ゴールデンウィークに根性で修羅場をくぐり抜けて成長したはずの ゆんず金属工業略して SNACK ゆきこ、今回は心が折れそうっす。
あさって胃カメラ飲みます(恐)
契約プロバイダのハイネットの事務所に行って、契約替えしてきましたです B フレッツに。
今月19日 に「忘れられてる気がする」と書いたら、まさかそれ読んだわけじゃないだろうけど、次の日に工事しに来てさ。家の外までのファイバ敷設工事。土曜だったけど仕事があったんで立ち会えなくて、どういう工事をしてったかは不明。
それじゃ7月初旬の敷設工事は一体なんだったんだろ。屋根に登って見た感じ、前回の工事から特に何も変わってないように見えるが。
そのすぐあとに NTT から「宅内工事は9月2日の午後でいかがでしょう」との連絡。工事無料キャンペーンでの契約から丸3カ月。キャンペーン、うまく当たり過ぎたんでしょうか。
とにもかくにも光化が決定して浮かれてて、プロバに契約変更の届け出するの、今日の今日までパーペキ忘れてたわ。プロバからの書類は明日届くことになって、ギリギリ間に合った(汗)
そんでまぁ今晩、部屋を少し片付けてみたんだが(ほんとに少し)いやぁ出るわ出るわ要らない書類や雑誌。大事そうに大型封筒にしまわれてるこれは一体何ぞやと開けてみたら、2年前の Mac Fan 誌だったりして。しかもそういうのが何セットかあった。なんでまた封筒入りなのか自分でやったはずなのに謎まみれなんだが、とにかく要らないよこんなのもう。次の雑誌回収日っていつだろ。あと、買ったはずなのに行方不明になってた BSD magazine 誌も1冊ハケーン。ちなみにこの雑誌、今はもう廃刊 (^^;) 仕事に関係する専門書も、買いっぱなしの新品同様の姿で複数発見された。
明日も、胃カメラ飲んだあとは、うちに帰ってお部屋の片付けの続き。どんなお宝が発掘されることやら。
問題は、本棚がもう一杯だってのに陸続と本を買って来てしまうところにあるのだな。本棚に入ってるもう読まない本は、後でまとめて BOOK OFF あたりに持ってってお小遣いもらおっと。
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