一方、この30年で急に経済大国になった中国。世界からぐぬぬされてる感あるような。
今の中国は不動産バブル大崩壊で、日本の土地バブル崩壊よりもヤバくてもう復活の目はないとか言われてるけど、どうなのか。もしかして、ぐぬぬフィルタ越しに見てるだけなのかな。
太平洋金属という会社(本社は東京)の大規模な工場が、昔から八戸にありまして。2月に、新事業への技術的目処がついたと地元新聞に出まして。
その記事のネット版を探したけど見つからなかった。けど公式発表の PDF 文書は出てきた。
世界初:商業規模の多金属ノジュールの連続製錬試験に成功 - 太平洋金属株式会社
お、記事を掲載したブログ様も見つけた。
大平洋金属八戸製造所、海底の多金属岩石を製錬へ | uniawabioyoyoの前立腺がん日記 - 楽天ブログ
多金属岩石の連続製錬に成功、大平洋金属八戸製造所、世界初 | uniawabioyoyoの前立腺がん日記 - 楽天ブログ
記事の概要は記憶に頼っちゃうけど、カナダの The Metals Co.(TMC)という会社から「多金属ノジュール」という原料を受け取って、ニッケル・銅・コバルト合金とスラグ(珪酸マンガン)に分離する作業を請け負うことになって、その連続精錬プロセス試験が成功。設備は既存のものを使ったとのこと。
TMC はカナダ企業で、この企業がメキシコとハワイの間の公海の海底から多金属ノジュールを採取、それを八戸港に運んで太平洋金属が精錬、成果物は全量 TMC が受け取る、という流れ。太平洋金属としては受託生産となるそうで、安定した収益が期待できるとのこと。
八戸の地元民としては嬉しいニュースでしかないですわ。電気キルンを使うわけで、その電力は恐らく、太平洋金属のすぐ隣の東北電力八戸火力発電所からの直結かと。八戸火力発電所の燃料の天然ガスは、これまた八戸港にある ENEOS の 八戸 LNG ターミナルから直結と。
こういう便利さがどうもまだ外部に知られてない感じでな。今回の太平洋金属の新事業で、八戸のメリットを国内外にもっと知ってもらえれば、もっと嬉しいなと。八戸の企業誘致がどうもうまく進まない主な理由が、産業界での知名度や気分的なステイタスの低さっぽい気がするんで。
んでこの TMC(カナダ企業)と太平洋金属のコラボ企画、なんかうまいこと時流に沿ってる気もして。
カナダとアメリカとの間で、今は関税合戦の経済戦争が勃発してるじゃないですか。カナダとしては、今年から始まったトランプ政策に不信感を募らせて、経済も政治も長期的に脱アメリカを図る方向に舵を切りつつある。
ついこの前までのカナダはアメリカに従属的でな。何もかも目立ちまくりなアメリカの影に隠れて、国際的な存在感が薄い感じだった。今まではその状態が国益になってたのがそうじゃなくなったと判断して、自主独立路線に切り替える方針を打ち出してると。
「信用を得るには永年の歳月を要するが、これを失墜するのは実に一瞬である。しかして信用は金銭では買うことはできない」(ソース)。トランプやっちまったな。
日本も昔からアメリカの顔色を伺っては従う立場だけど、その割合を少しずつ減らしてきた感じ。新型戦闘機の国際共同開発はついにアメリカと袂を分かったし。
そんな日本とカナダが、メリケン様とは関係なしに連携していくのは自然な流れなのかも。TPP 加盟国の枠で見ても、やっぱしアメリカを外しても問題ない気もする。TPP にはイギリスも加盟したしで、日本経済を取り巻く環境から、ますますアメリカ色が薄まってるような。
TMC と太平洋金属の協業計画はアメリカがバイデン政権の頃から始まってたらしい。決してトランプ政権になってからいきなり持ち上がったわけではなく。ただ、この計画にとってアメリカの最近の動向は追い風なような気がする。
TMC と太平洋金属の協業計画で注目なのは、ついに海底鉱物を商業ベースで取り扱うってところかと。採取場所はハワイよりも東ですな。
東太平洋海嶺 もハワイより東で、南北アメリカ大陸に比較的近い。太平洋の海底はこの海嶺で生まれて、東西にベルトコンベアみたいに進んでいく。その速度は人の爪が伸びるのと同じくらいらしく。東太平洋海嶺の西側の海底が日本海溝に沈むまでの時間は2億年ほど。
この長い時間で、海底には金属を豊富に含む石が形成されていく。
となると TMC の鉱石採取場所は、日本の近海に比べると地質が若いわけです。それでも採算が取れるほどの鉱物ができてる。
日本に近い太平洋海底となると、鉱物はもっと大きく成長してるはず。実際にニッケル・コバルト・マンガンが豊富なブツが見つかってる。ついでにレアアースも。それを日本が、産官学共同で商業化しようとがんばってる最中だったりする。排他的経済水域(EEZ)内での操業で、この海域の資源は日本が独占的にいっちゃおうってわけで。今は 南鳥島 に拠点を作ってるとこらしく。
とはいえ TMC よりも遅れてるわけで。これは水深 5,000m っつうとんでもない深さのせいかな。
TMC とはライバル関係になりそうだけど、それでも精錬は太平洋金属八戸製造所がやるんで、先行ケースとして見てもらえるんじゃないかと。
南鳥島 EEZ の鉱物も八戸で精錬していただければ。関係される皆々様方、どうぞよろしくお願いいたします。
アメリカはこれからどうなるんだろうね。今のトランプ政権の外交方針がだんだん固定されてきたというか知られてきたというか。
対中国で強硬なのは、トランプ大統領に限らず、共和党も民主党も関係なくアメリカ政府の基本方針だわな。これはそのままとして。
トランプ方式って、アメリカの優位な立場を使って、全方位でマウント取って主導権を振りかざすという、なんかもうわかりやすすぎるジャイアニズムに見えてしまう。同盟国にもその態度ってどう考えても自分の首を締める行為だと思うけど、トランプ氏の脳内ではそれ以上にアメリカの優位が圧倒的、となってそう。まぁ莫大な貯金をちょっと取り崩しても大して変わらん的な考えかたかと。
今回の場合は貯金じゃなく信用なんだけど、信用ってちょっとだけ取り崩すつもりでもガバッといっちゃうんだなー。というのをトランプ大統領から学ばせていただいた。
中国包囲網を構成してたはずの、仲間のはずのカナダや EU を露骨に見下したらガチギレされてしまったってのは、大統領としてはどう受け止めてるんだろ。問題ない的な振る舞いだけど、うまくいってないのを見えないふりして強がってるだけにも見える。
で、この誰彼構わずな強硬な態度。これが国内の支持者向けなんだとしたら、それ中国共産党と同じってことにもなりそう。外国の脅威をことさらに言い立てては自国をまとめようとしてるように見えるが。中国とか北朝鮮とかロシアとか、そこらと同じになっちまうが。いいのがそれで。
日本は相変わらずというかの対米追従路線だね。けどこれがダメな返しだと言い切れないようでもあり。ガチギレ・半ギレとかは、それはもう日本の外交じゃない気がするし。そして今回はただの追従じゃなく、こっちから出すべき話はきちんと出してもいるような。
おカネ関係で見ると、どうもトランプ大統領がやろうとしてるのは緊縮財政な感じ。
舶来品には高関税で国民になかなか買えないようにして、代わりにできるだけ国内製を買ってもらうよう仕向ける。それでも舶来品を買うなら政府が関税を取る。その収入は国内産業の維持・育成に使う。さらに政府内の支出を大幅削減して無駄をなくす。
なんかセルフ IMF だな。
政府が支出を抑えて国庫を潤わすのは国内の景気がいい時。景気が悪くなったら一転、政府が大盤振る舞いで経済を回す。というのがケインズ経済のやり方ですな。もしそんなこと言ってられないくらい政府の財政がヤバければ、なりふり構わず緊縮財政へ移行と。政府が持ち直すまで民間人はしばらく道の草でも食って耐えろと。今のアメリカ財政、そんなにヤバいんか?
トランプ氏のキャッチフレーズは「偉大なアメリカを再び」ですな。これって「今のアメリカは昔よりしょぼい」ということなわけで。確かに、昔ソ連と冷戦してた頃よりは国際的な影響力が下がったかも。それはアジア経済が拡大しちまったからですな。それでいうと、中国経済を潰せばそのぶんアメリカを含めて分け前が増えるわな。その意味じゃ正しい戦略かな。
いやいやそれだったら中国だけ狙い撃ちすればいい。なのに同盟国を含めて全方位でケンカ売ってる。そこがよくわからん。
んで結局、アメリカが再び偉大になるために、今はアメリカ国民も同盟国もいろいろ我慢しろってことなのかな。やっぱしわからん。
米価が相変わらず高いっつうかますます高くなったってのが新聞に出てた。
どうも一時期話題になった転売ヤーの暗躍は大した影響がなかったっぽい。てことは……。
こんなのただのバブルだよ。そうやって騒げば騒ぐほど相場が上がっていくんだよ。
スーパーに行けば、値札は高いけどコメは相変わらず山積みで売ってる。高値の原因は品不足ってわけじゃないんだよ。
「今コメが高い!」「コメが足りない!」「コメが! コメが!」と騒げば騒ぐほど、パニックになって買い占めたがる人たちがわらわらと湧いて出るわけで。その動きがコメ価格を吊り上げてるんだって。つまりバブル。昔あった越の寒梅バブルと同じ。非常時にトイレットペーパー売り場に人が群がるのと同じ。
てことでコメ価格を本当に下げたいのなら、世の中的にやることはひとつ。「日本人のコメ離れ」の加速。だぶつけば、ていうか「だぶついている」という情報が出回れば勝手に安くなるよ。
国内全体としてコメ消費を減らして、そのぶん麺類やパンの消費を増やせばよし。おかずや汁物を充実させるのもよし。要は「コメ? 別にいらねー」とそっぽ向いて関心を冷やし込めばよし。
「そんなことしたら農家の収益が、日本の食文化が……」なんて意見が出るのは承知。けど現状、コメが高すぎってのが熱い話題なんだしさ、「だから安くしろよ」ってのが世の中やマスコミの論調なんだからさ。そこまで本気で「コメを安く手に入れたい」っつう消費者目線が最優先なら、生産者や流通者に泣いてもらう形になるでしょと。
それも NG なら、高くても騒がず文句も言わずに淡々とコメを買えばいいってだけのこと。
「コメを安く買いたい」「コメの関連業者にはきちんと儲けていただきたい」は明らかに矛盾してる。両方を満たすには、綱引きじゃなく仕組みの改善が必要なわけです。それを思いつきもやりもしない立場にいながら、ただただ自分だけが得したいために騒いでるだけなわけで。そして騒げば騒ぐほど値が上がるわけで。
コメが高くて買いにくいなら他のものを食えばいいってだけ。そうして米騒動から離れて忘れてれば、しばらくして思い出した頃には安くなってるだろ。
そろそろひやむぎがうまい季節だよ。
相変わらずというか、中国わけわかんねえな。
ADB総会で米、対中融資の終了主張「開発途上国に重点置くべき」…中国は強く反発 - 読売新聞中国ってアジア開発銀行(ADB)から融資を受けてるんだな。知らんかった。
そんな立場なのに、ADB のライバルとしてアジアインフラ投資銀行(AIIB)を立ち上げたり、一帯一路を進めたりしてたのかよ。
そりゃ「あんたいいかげん卒業しろよ」となるわ。これに対して「いやいやまだ居座るよ」と。
んー、こいつ何言ってんだ?
ADB の融資先として中国がいると、そのぶん他の支援が必要な国に回せる資金が減るわな。そうなると AIIB の出番が増えるだろうっつう読みなのかな。
そうだとしても、そうだとしなくても、迷惑なことしでかしてやがるな。
って msn 版の読売新聞記事 によれば「米国は日本と並ぶADBの最大の出資国で、15・6%を出資。中国は日米に次ぐ6・4%出資しており、今後、難しい調整が必要となる可能性がある」だそうで。
出資国でもあるのかよ。ここまで ADB に関与しながら AIIB やってんのかよ。
グダグダになるリスクでしかない感じ。こういうタチの悪い要素は追い出すに限ると思うですよ。
NETFLIX の『新幹線大爆破』がすごい話題になってるようで。おいらは未見。
話題になってるひとつが、「JR 東日本全面協力」という点。オリジナルの東映の1975年版は国鉄が協力を拒否したのに、というのも、このネタが盛り上がる要因らしく。まぁ普通は拒否するわな。
たぶん企画の内容に JR 東日本御中がいろいろと協力したくなるような方向づけ盛り込んであったんだろう。「これならオッケー」と判断するに充分なものだったんだろう。完成した作品も、予告動画を見るに、関係職員や職務をかっこよく描いてるっぽいしな。
けどまだ「全面協力」には足りないような気がして。
やっぱしというか、ネトフリから JR 東日本に、けっこうな額を積まれたんじゃね?
製作者側から見て、今回の相手は国有企業じゃなく私企業だし。
とはいえ、東北新幹線同士の衝突・損傷場面なんかが予告編で出てる。JR 東日本、よく協力したなーとやっぱり思ってしまう。
爆発場面もあるのかな。1975年のオリジナルじゃ登場人物の想像として、新幹線の爆発場面があったな。
航空会社じゃそうはいかんよな。
『紅の豚』(1992)は JAL、『ハッピーフライト』(2008)は ANA が協力しててですな。やっぱしクラッシュや墜落はご法度だったらしく。
特に『紅の豚』は自社の機内上映用に JAL 側から製作依頼が来たらしく。乗客に余計な不安を与えちゃいかんわな。
『ハッピーフライト』も機内上映に使いそうだな。クライマックスでは「危ないー!」という盛り上げ方なんだけど、けど『紅の豚』の例から、絶対大丈夫なんだよなーと観ながら思ってたらやっぱしそうだった。
けどそこを差し引いてもめっさ楽しくて見応えある良作だったっけな。つか、わかってるつもりでも手に汗握ってしまったよ。ドジャースファン実況翻訳動画風に言えば「わかってるつもりでもケツの穴を締めてしまったよ」となるっぽい。
最近、ときどき自分で料理してるんですわ。カレーとか肉じゃがとか簡単なやつ。
使う肉はほぼ鶏か豚ね。牛は高いってのもあるけど、いやちょっとさ、少し前に見た動画がインパクト強すぎて。
新鮮な牛肉って動くんだな。切り口の表面各部がランダムにピクピクしてたり、吊るした肉塊がピックンピックンしてたり。まだ筋肉内にエネルギーが残ってて起きる現象らしく。あれ見ちゃったもんだから。
とはいえニワトリでも豚でも同じことなはずで。けど見ると見ないとでここまで違うんだなと自分で感心してたり。
そういや子供の頃、テレビでニワトリを潰してたんだわ。どこか外国の民族の様子を紹介する番組で。今じゃコンプライアンスのウンヌンで出さないんだろうな。首をちょん切られたニワトリ、胴体が暴れまわってましたわ。
当時はトラウマ級だったのに、今は「鳥類って首を切られてもしばらく動けるんだなーじゃあティラノサウルスも首を切り落とせばそうなるんかなーそれなら一発でスパッと切れなきゃなー斬鉄剣かなーライトセイバーかなー」なんて程度で。
牛肉の件も、時間が経てば何とも思わなくなるもんなんですかね。
つか、ただ食うぶんには普通に吉野家で牛丼食ってたりするしな。過去のニワトリの件もな。トラウマ級だったくせに、食うぶんには当たり前に食ってたっけwww
そういう経験をしつつも決して「肉食は罪」とはならないところ、我ながら意地汚いwwww
カレールーをいくつか試してるけど、今のとこ最強はバーモント辛口。異論は認める。
ヘビの首切り動画も強烈だったな。頭だけなのにめっさ何回も噛みつこうとしてきててさ。あれも怖かった。
爬虫類と鳥類は頭と同体の独立性が高いんだろうな。じゃあティラノの首を斬鉄剣した後、頭と胴体はそれぞれともしばらく暴れ狂うんだろうなぁ。健常な状態でも恐ろしそうなのに、斬られたら斬られたで壮絶なグロさかと。
世界が日本に対してまた変なこと言ってる。実際は彼らのほうが「また日本の動きが変だぞw」と言ってるんだけど。
コンクラーベ。
ついこないだのローマ教皇の選挙について、宗教に無関心なあの日本人が妙に関心を示してたというのが、海外の人たちにとっては理解しがたいらしく。
日本人としては、なんか勝手にマスコミ先行で盛り上がっちゃって、どしどし情報を出してくるもんだからほだされて面白くなっちゃってるだけだと思う。前回のコンクラーベも日本でかなり話題になってたぞ。
あーあれか。自分とは何の縁もない殿上人の世界での、何年、何十年に1回の珍しいイベントだってのもあるかも。
日本だって皇室の滅多にない行事があると注目するわけでさ。皇室は神道とは切っても切れない関係の存在でもあるしさ、そういう、宗教方面での雲の上の存在の動きに関心を持つ感覚はあると思うぞ。
海外では「日本人は宗教に無関心」「日本人は無宗教」「日本人は無神論者」という理解が進んじゃってるけど、
そういうことなんじゃないかと。神道や日本仏教の場合、信仰心がガチになればなるほど無自覚になるってことでwww それに、上に書いた方向で信仰心がガチになるほどに、他宗教を排除したがるどころかむしろ敬意を払ってどんどこ認めてしまうわけで。ここが、アブラハムの宗教ベースの海外の人たちが誤解する元になってそう。
海外の人たちの反応として、今回のコンクラーベで、この調子でついに日本人に、彼らがそれだと思う信仰心を持ってもらえるのでは? と期待する向きもけっこうあるらしく。
いやほんとぬか喜びさせちまってごめんなさい。バチカンでコンクラーベがあると日本はいつもこうだってだけで。SNS が普及し切って以来初のコンクラーベなんで、海外の人々が日本でのコンクラーベ事情を初めて知ったってだけで。
だもんでほんと申し訳ないけど、日本人は今回のコンクラーベひとつじゃ何も変わらないと思うよ。
この宗教観の認識のすれ違いや平行線は、まさに海外の人と日本人との根比ーべ……いやなんでもない。
カナダの LNG 輸出計画、日本企業も出資してるっぽいね。今のところカナダの石油・LNG 輸出は対アメリカがほとんどらしく。んで数年前から対アジア輸出を考えて、出資者を募って設備構築をしてきてたそうで。そのタイミングで降って湧いたトランプ関税。いじめっ子気質丸出しの態度と条件にブチギレたカナダが、対アジア輸出に本腰を入れるようになった。でんどんでんどんでんどん。
日本が石油・LNG を中東から輸入する場合、政情不安定だったり海賊が出没したりの危険な海域を通る必要がある。これだけでもリスクなのに、その海域は狭い海峡。そこに面していない国でも、どこかの国の軍が来て封鎖してしまえばもうお手上げ。
これが北米大陸からの輸入だと、日本との間にあるのは広い太平洋だけ。そのぶん安全性が上がる。
さて石油・LNG をアメリカから輸入する場合、タンカーの東京までの航行日数は18日ほど、カナダからだと9日ほどだそうな。だもんで、カナダが LNG の大口輸出先として対米専売をやめて、日本を含むアジア重視にシフトする方針ってのは、日本にとっても都合のいいものでして。
あの……、
……、
……。
八戸までならさらに1〜2日短縮できますけど。
日数も輸送コストもなおさらおトクにできますけど。
石油備蓄基地も LNG ターミナル設備もありますけど。
カナダ企業の The Metal Co. が採取した海底鉱物の精錬工程も、八戸にある日本企業が担当することが既に決まっとりまして。それも安心できる材料かと思いますけど。
いかがでしょう?(誰に言ってるんだろ)
1カ月前の遅ネタ。
アメリカ副首席補佐官スティーブン・ミラー氏によるX投稿。これが香ばしくて。
「なぜアメリカの道路にはヨーロッパや日本の車があふれているのに、彼らの国の道路にはアメリカ車が走っていないのでしょうか?アメリカは彼らに防衛と安全保障を提供しているのに」「我が国の市場は同盟国の自動車であふれている一方で、同盟国は我が国の自動車に対して市場を閉ざしています。これはすべて意図的なものです」
国の防衛・安全保障のケースと民間営利事業の自動車の貿易収支のケースとは関係ないだろ。つながりようのないものを無理につなげようとしてやがる。つながってないって。こいつ頭悪いだろ。
防衛・安全保障と製品貿易のつながりで考え直してみようか。
日本はアメリカ製の兵器を毎年大量に輸入してる。特に F-35 は良い。どんどん売ってくれ。んでアメリカは日本製の兵器をどのくらい輸入してくれてるのかな。
民間営利同士でも考えてみよう。
日本の航空会社はアメリカ製の旅客機を大量に買ってる。日本国内のシェアはたぶんボーイングが1位。日本製はほぼゼロ。政府専用機からしてボーイング製。
「これはすべて意図的なものです」ってむしろスティーブン・ミラー副首席補佐官殿自身が意図的な印象操作してるよ。
やっぱしこいつ頭悪いだろ。
トランプ政権の関税攻撃、日本はけっこう落ち着いてるよな。政府も国民も、直撃のはずの自動車メーカーも。
ほかの国や地域は、ガチギレしたりパニックになったりでな。
日本が落ち着いてるのって、「昔取った杵柄」だからじゃないかなと思って。1980年代の日米関係はある程度似てた。両国にまたがる経済問題の日本での呼称は「貿易摩擦」。アメリカでは「貿易戦争」。日本としては、アメリカとの意思疎通の行き違いと認識してた。けどアメリカとしては日本をおもっきし敵認定してたんですな。
さて当時のアメリカ政府は、経済にとどまらず何かと日本を敵視してた。これってアメリカ国内じゃ一定の意味がありまして。外敵を設定して、それが国内世論に浸透すると、国内がまとまるんですわな。政策を遂行しやすいんですな。要は、内政の舵取りがうまくいってない国は外敵を設定しがちってことで。
財務省が何かと増税指向なのは、政治とのバランスなのかなと考えてみたり。
政治家や政党はそりゃ減税指向ですわな。国民からのウケが大事なんで。人気を得るためには減税をするのが一番効く。誰にとってもわかりやすいんで、成果として誇示しやすいってことで。
だからって野放図にどんどん減税されちゃうと、マジで国家や地方の財政が立ち行かなくなってしまう。そんなわけで、国政 VS 財務省で税収源の状況が拮抗・対立してる状態が、実は国全体としては安定なんじゃないかと。
増税されるはイヤだ。けど税収がきちんとあるからこそ、行政は国や地域を回せる。「世の中ゼニじゃ」「地獄の沙汰も金次第」。そこまで徹底的にゼニカネが何もかもを決めると思いたくはないけど、「ゼニカネさえあれば」という場面がかなり多いのは現実。
この2年間ずっと逃げてきたことがあって。ついに決着。
いやさ、ほぼじゅびふぉ の運営なんだけどさ、2022年の12月に JASRAC からツッコミが入ったわけで。その対応・改善自体はどうにかできたんだけど、モチベーションが消滅してしまって。サーバからは全削除しててさ、その状態になってほんと久しいな。
そして、ほほじゅびふぉ 運営も含めた常用の iMac 2009年モデルがいいかげん陳腐化してさ。OS も Google Chrome もアップデート対象外に落ちてしまってさ。動作も遅いし。買った時は爆速な気がしてたんだけど、さすがに10年以上使い続けるとね。
てなことで2023年の5月に、iMac 2012年モデルを買ったんですわ。3万円だったっけな。3年若返っただけだけど、それなりの満足感ってことで。
で、ほぼじゅびふぉ をいじるには、iMac 内のローカルサーバを設定しなきゃいかんのですよ。ローカル環境でのブラウザ上で CGI ページを動作させなきゃいかんのですよ。新しく作ったページの動作や見栄えを確認しなきゃいかんからね。
んでこのローカルサーバの設定、今回これがもう大苦戦で。2009年モデルの時も苦労したにはしたけど、そこらへんのノウハウもツボどころも忘れ切ってたしさ、いやーもうお教えサイト様を見ながら何回やってもうまくいかないうまくいかない。
根性がガス欠。2023年10月に再挑戦したけど無事敗退。心折れ切った。もうなんかそれやるのがトラウマになってしまって。またやる気が出るのをまだ待つことにした。
やる気が湧き上がる曲面がときどきあったけど、実際には作業に至る前に気持で敗退。それが続いたらますますやる気がなくなって、と。
そして今日、とうとう作業をしましたですよ。うまく設定できてなかったところをついに見つけ出して、成功まで持ち込めたですよ。ほぼじゅびふぉ のトップページが出たときには泣きそうになったwwww
コツは3日ほど前に掴んだ、気がする。「これをやると決めたら、やり始めるまで余計なことを考えない」。これで、何かとふとしたはずみに湧き出るた、「うまくいかなかったらどうしよう」「どうせうまくいかないだろ」「やれる気がしない」なんて恐れによるセルフ妨害行為、こいつを何とかいなせるようになった。
そんなこんなで、いやーようやく ほぼじゅびふぉ をいじれるようになったですよ。
けど2年半も放置してたんで、死んでしまったページも相当溜まってるはず。そこを削除していくってところからかな。
つか既存ページを表示してみたら、原曲の動画窓、ニコニコ動画のやつが表示不能になってる。去年の6月のロシアのダークウェブからのサーバ攻撃、あれでタグ貼り付けの記述の仕様を替えたのかもな。その対応もしていかなきゃな。
いやーでも。いやーでも。iMac 2012年モデルもやっぱし古臭いんですわ。OS も Chrome も、この2年間でサボート外になったし。動作も遅くて遅くて。もっと新しいのを買い直そうかなぁ。けど買い直せばまたローカルサーバの設定ですわww
ニコニコの埋め込みコード、今のやつをとりあえずここに貼り付けて、ちゃんと出るか試してみる。
出ますな。
埋め込みコードの文字列は同じ。けど ほぼじゅびふぉ のページ上じゃ403エラーが出てしまう。
CGI で作ったページはダメ、となったのかな。ローカル環境 CGI ページのみでこうなるのかな。このページは素の HTML なんで、その状態だと問題なし、と。もう少し調べみるか。
あーなるほど。ローカル CGI ページじゃニコニコの動画埋め込みは拒否られるんだな。そういう設定に換えられちゃったんだな。
そんなわけでとりあえずローカルで復活した ほぼじゅびふぉ で EFD 聴きまくってる。
はぁーイイわ。めっさイイわ。"I Put a Spell On You" は Kathy-chan★ さん Cami-Cat さん Chi-chi さん組も、Anna さん Elsie さん SEDGEIE さん組もイイわー。Chi-chi さんといえば "WAVE" も絶品だわー。
ミルキークイーンさんの『命に嫌われている。』はやっぱり目汁が滾り落ちてしまう。元歌詞のストロングなメッセージが英語化でパワーアップしてるんだよな。Sara Beat さんの『ワンルーム・オール・ザット・ジャズ』のキレキレぶりもたまんないわー。BENI さんの『ロビンソン』、英訳詞も歌声も煌めいてるよー。
「アメ車を買えよ」「いや買わないよ」「いいから買えって」「いや買わないよ」「アメ車を買わないのは不公平」「いや買わないよ」
米政府 VS 日本の消費者。日本政府はできるだけやってる。日本への関税はゼロ。これで欧州車はそこそこ売れてる。てことでアメ車が日本で売れないの原因は明らかにアメリカ側にある。
因縁つけてくるやつの言うことなんか聞きたくないわけで。それでムキになってなおさら因縁つけてきたって、ますます言うこと聞きたくなるだけなんだが。
たかがその程度をどうしてもわからん人って実際にいるんだよな。自分で勝手にドツボにハマってるのに、とにかく相手にせいにしてきてマジうぜえ。
そんな愚行を国の政府自らが仕掛けてくる、その神経が全くわからん。
なんかアメリカ政府が日本に売りたいクルマって、サイズがでっかいモデルらしいんだなよ。けど日本で、金持ちでもないのにそんなのに乗ってるとバカだと思われるんだよな。
例外は霊柩車。今どきの霊柩車って昔ながらのお宮タイプじゃなく、どでかいリムジンタイプが主流じゃないですか。たぶんアメリカ製かなと思う。
てことで、おいらはでっかいアメ車に乗るのは死んだ後でいいわ。
「効かない」という結果が何度も出続けてる同じ手段を、それでもひたすら繰り返すというのは、「それしか技を持っていない」ことを示してると思う。アメリカについては、もう40年も繰り返して何の成果もないんだから、いいかげんもっとましなプランBを用意しろよ、としか言えんな。
アメリカには「馬鹿の一つ覚え」っつう表現や概念はないんかね。
ほぼじゅびふぉ の久々の大規模メンテ完了。
総勢186ページを削除したですよ。あーしんど。
計186作品 が引退 orz
サイト開設初期の頃からずっと精力的に活動されてた JoyDreamer さんが卒業されたのがマジ痛い……。
ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。
CCR の名曲 "Bad Moon Rising"。軽快でキュートでキャッチーな曲調がイイんだけど、そういや歌詞がいささか不穏だったっけな。んでSatin Puppets さんと Nxghtshade さんによる歌詞主導なバージョン。これがもう洒落になんない怖さwwww
CCR 版の "Bad Moon Rising" みたいな、ダウナーな歌詞内容にアゲアゲの曲調って、アメリカのカントリーとかでけっこうよくありますな。これってアメリカのお株ってわけでもなく、ミュージカル『レ・ミゼラブル』出身の超名曲『夢やぶれて』もそれだわな。スーザン・ボイルの出世曲でもありますな。
この手法を使うと、曲に独特な「世界観の広がり感」が得られますな。重い歌詞内容でも軽い雰囲気の曲調を当てると、聴く人たちが単純にとっつきやすいってのもあったり。
これって映画でいうところの「対位法」という技法なわけでさ。もしかしたら映画・演劇以前に、こんな感じで音楽分野で使われるようになったのが対位法のオリジナルなのかもなーと思ったり。
最近の YouTube の動画貼り付けのオプション設定で、YouTube 本体に行かなきゃ視聴できない、というのが付いたらしい。んでさ、貼り付けタグの中にその設定らしきものを見つけて。それを削除したら、なんかその設定をかわせたっぽい。
って、なんでこれ貼り付けタグの使用者がいじれる形になってんだ? どうしても YouTube 本体でしか視聴できないようにしたいなら、サーバ内でそうすればいいだけなのに。
……、
……、
……。
自己責任ってことか? YouTube の運営としては「あなたに突然権利管理団体から請求書が届くかもしれないけど、こっちは知らないよ」ってことか? それ怖いんですけど。
一応、JASRAC 管轄の場合、動画貼り付けをしてるのが非営利サイトならそのままで OK。アフィリや会費とかでお金を稼いでるサイトなら対価を請求。ということらしく。ここは確認済み。海外の団体だとどうなんだろ。一般に、海外の権利管理団体は JASRAC よりユルいとされてはいるけど。
とりあえず今の設定のまま行ってみるか。
おいらZ世代じゃないけど、ステーキは昔から特にご馳走に思わんよ。初めて食った時の、直前までの期待感と直後のガッカリ感がいまだに尾を引いてて。肉の産地はアメリカかオーストラリアだった。
1980前半あたりって、アメリカ政府今以上に日本政府に圧力をかけ続けててさ。ていうかどうも今のトランプ大統領、40年前の日米関係を意識して再現してる風味があるな。んで当時は何の圧力だったかっつうと、牛肉とオレンジの輸入自由化。つまり関税を撤廃しろと。やっぱし似てるww
結果で言うと、牛肉もオレンジも日本の市場開放を達成できたんだけど、牛肉はオーストラリア産がかなり持っていってしまった。それどころかアメリカは日本産のブランド牛で逆襲された。オレンジは日本国内産の温州ミカンに完敗。まぁ今現在もスーパーでちゃんと売られてるんで、主にミカンのオフシーズンには一定の需要があると思われ。
てことで、このときの対日圧力、実はアメリカは対日じゃ政治面だけ勝利して、実利は期待したほどじゃなかったっぽいwww
アメリカの圧力がまだかかってた頃ってつまり、日本じゃ牛肉って高級品だったわけですよ。だもんで当時の日本じゃビーフステーキが最高においしいご馳走ってことになってまして。食べたことある人も、いつでも気軽に食べられる人もめったにいないから、なんかすごいところまで祭り上げられてたというか。
メリケン様の圧力の結果、ステーキ用牛肉の値段が手頃になって実際に食ってみたら、そんなもんかって感じだったと。家で母親が「よくわかんないけど作ってみた」って感じだったから、いろいろ差っ引いた味だったろうってのはあると想う。けどステーキ店でちゃんとおいしいのを食べても、あの当時の世の中の憧れっぷりはやっぱし過剰だったなと思うよ。
だもんで「Z世代はステーキをご馳走だと思わない」と聞いても、変なバイアスがかかってない世代ならそうなるわなーとしか。
ほぼじゅびふぉ(再開準備中)のはずが、在庫作品を聴きまくっちゃって作業が進まないw
『阿修羅ちゃん』。入荷済みは Will Stetson さん、Trickle さん、クレア先生の3作品。この無限ジェットストリームアタック止まんねえ。お3人それぞれとも英訳詞作りにボーカルに、豊富に持ってる力と技を全部ぶち込んで、あからさまにこっちを狩りにきてる。狩られましょうともええ狩られましょうとも。曲自体の圧倒的疾走感もあって、聴いてる方はただただ悶絶ヨダレの温泉カピバラヘブン。
つか曲のテンポが速いでしょ? 英訳歌詞は内容量が元の日本語歌詞の倍盛りになるでしょ? 合わせて日本語反訳も倍盛りでしょ? 曲を聴きながらだと点検が全然追いつかないww どうせいつも途中で聴き入ってしまってるしwww
ほぼじゅびふぉ(再開準備中)の入荷は47作品。全部『ラ・バニル』。この曲いつ聴いてもイイわー。
バニラケーキ、今度作ってみようかな。野菜炒めとかカレー、クリームシチュー、肉じゃが、チャーハン、そうめんあたりしか作ったことないけどww
レシピを調べたら、やっぱしお菓子はそれ用にいろいろ必要なものがあるんだな。とりあえず肉じゃがを美味くする方向で頑張るか。あーでもバニラケーキ食ってみたいな。バニラビーンズってどこで売ってるんだ? いやいやその前にチーズケーキやってみたいな。
お菓子作りはそれ用の道具の準備を最初からしなきゃいかんな。と考えたら一気にめんどくさくなってきたww
やっと務めを果たした。この開放感よ。
いやさ、今年、町内会の班長になりまして。10年以上前に回ってきたこともあったんだけど、母親が全部やってくれたもんで。今回、母親はもう歳でやれないんで、ついにおいらがデビューってことに。
班長って任期の最初にハードル高い仕事がありまして。それは町内会費の集金www
4月半ばからスタートのはずが、どうにもこうにもやる気が出なくて伸ばしに伸ばしてて。「やんなきゃなー」と考えれば考えるほど勝手にプレッシャーが積み上がってやれなくなるアレ、何なんだろな。
んで始めたのが今月の25日。1カ月以上放置してしまった。その間、町内会の会計役のお方からうちに、様子伺いの電話を2回もさせてしまったですよ。
そして今日。ついに。最後に1軒だけ、行けばいつもお留守だったお宅のお方にお会いできてさ、快く即金でお支払いいただきましたですよ。
いったん帰宅してすぐさま会計役さんに電話したら、うちに来ていただけて。無事にうちの班全員分の町内会費をお納めできたましたと。
開放感マジすげー。つか1カ月前にさっさと済ましてればよかったってだけの話で。
まーあとの主な仕事は、回覧板を回すくらいらしいですわ。
ほぼじゅびふぉ(再開準備中)の入荷は1作品。
布袋寅泰の80年代の英語曲。歌詞の内容は難しくはなかったけど、熱狂的なファンが多い超一流アーティストだからな。歌詞の意味を日本語で知りたい人たち、幅広い世代にたくさんいらっしゃるんじゃないかと思って。けどその日本語訳がテキトーすぎたり、とんでもない間違いがあったりだとこれでもかとぶっ叩かれそうな予感がすごくて。いつも以上に慎重に作業したですよ。
もくじ | ||
![]() |
||
![]() |
![]() |
![]() |
前の月 | トップ | 次の月 |