ひとりごちるゆんず 2005年11月
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2005.11.1 火曜
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おかねいっぱい

もしやと思って自室の机の奥を探してみたら、おおっ! 出てくる出てくる極貧生活を潤す無意識ヘソクリのお札たち! けど、

全部微妙だ。

5000ウォンって銀行で両替してくれるかなぁ。それでも500円くらい?

とりあえず目が潤ったってことで強制納得 orz

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2005.11.2 水曜
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最近の趣味と今後の方針

『八戸フォーラム シネサロン』10月25日放送分のダメ出しモード解除。

したらば、やっぱおもしれぇよこの放送 (^▽^;) おいらが出演した中で最高。うん。ダビングしたやつもう何回聴いたかな。

収録がやたら盛り上がったのが勝因だね。人数多いと自然とそうなるわけで。ていうかさ、これでようやく気付いたよ。ツッコミ系だよおいら。ちうことで、普段通りパーソナリティのちえさんに聞き役になってもらった上でずっと語るってのは、そういう意味ではあんまし得意じゃないスタイルだったっつうことが判明。どうにか構成を変える方向で考えるべ。

となると今までみたいに、ガッチリと原稿を起こして読む形はあんましおよろしくないかも。いつもは打ち合わせ時にちえさんに同じ原稿を渡して、予定調和状態で収録してるんだけど、今回はちょっと実験してみた。ツカミのアホトーク(昔、東京の映画館で経験したすごい話)の原稿は渡さないでやってみた。そっちの方がちえさんの合いの手のキレがいい気がする。ということで、

  1. 原稿はあまりキッチリ作らない。
  2. 原稿は自分用だけ用意する。
  3. ちえさんになるべく語りかけるようにして、ツッコミ入れるタイミングを作る

次からはこの方針で強化しましょうかねぇ。でもねぇ、原稿はキッチリ作った方が楽なんだよね。いっぺんキッチリ作ってから要素だけ抜き出してカンペにしようかねぇ。それとも要素だけのカンペをいきなり作って、2日前あたりから語りの練習しようかねぇ。

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昨日ディレクターさんに会ったんで「この前のは特に編集大変だったでしょ?」と訊いたら、「ほんと大変だったですよ〜」と珍しく弱音吐いてた (^^;) 収録時間超過はおいらの担当回のときは常態化してて、そのたびにディレクターさんに「すんませんご面倒おかけします」と言うと、それでもディレクターさんは「いえ、このくらいなら全然大丈夫ですよ」と頼もしいセリフを返してくれてたもんだが、それにしてもまた特別に派手に超過しちまったからな。

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2005.11.3 木曜
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次回のネタは前回のネタ

で、次にシネサロンに出たときのマニアルームネタ、もう決めちゃった。

『対位法 パート2』。

これだな。いやあの、収録時間大幅超過ってことでめちゃめちゃズバズバ切られたんだわ。で、その切られたところをやり直しちゃおうという素晴らしいアイディアが浮かんだわけ (^^;)

それと、対位法を使ってる超有名作品を1本、完全に忘れてたんで、その紹介もすればもっと対位法を理解してもらえるかと思って。たぶんリスナーさんで「その作品、まだ観たことないんだよな〜」という人はいないと思うんで、おもいっきしその対位法の状況説明ができるだろうし(対位法は「突然出くわす驚き」が大事なんで、普通の作品紹介だと詳細を言えないのだ)。

よしそれで行くべ。ただし11月は出番なしなのが決定済み。12月は最後の2回はスタッフ全員揃っての総集編をやるだろうから、単独出演のチャンスは6日放送と13日放送の2回。紹介したい新作がなきゃ見送りってことになりますな。

来年になるかもね。でもまぁ次回のマニアルームネタを確保したってことでひと安心ではあるな。それまでにツカミのアホトークネタも見つけておかんとな。

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おにゃのこの件はきっちり終わらせましたです (゜o ゜)ゞ ハッ!

もうあれは先月限りの「すっげえトキメいて楽しかった2005年10月」ってことで封印して、「本気で恋してたよ」と告白=終了宣言という、かっこいいんだか悪いんだかかなりビミョ〜なことしてきたですよ (^o^;) これでもうあのコへのトキメキモードには戻れないぞっと。

その後お互いのいろんな立ち入ったことを話し込んだりして。おいらとの話にずっと真正面から付き合ってくれたあのコはやっぱしいいコだった(断言)。我が目に狂いはなかっただよ (==) ウム

ま、ヘタレとでも何とでもお呼び下さいまし。

♪今日も涙の日がぁ落ちる 日ぃがぁ落ぉちぃるぅ〜

とくらぁ。てか泣けるかと思ったら特に泣けないっていうか、自分でも意外なほどスッキリサッパリいい気分だったりする。

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2005.11.4 金曜
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とりあえずネタ切れなんで

久々のケータイ立体写真ってことで

サルビアの花

なんてどぉ? D506i の接写機能でやってみたんだけど、なかなか難しいね。視差をどのくらい取ればいいか見当がつかなくて。立体感キツめなのは我慢してね。でも色はきれいに出たな〜。前に使ってた D252i じゃ〜こうはいかなかったよ。

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2005.11.5 土曜
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物産展予告

久々に物産展参加だよ。ていうか毎年この時期恒例の

六戸町メイプルタウンフェスタ

の中の「戸(へ)のじまん市」(一戸〜九戸の各地の物産が一同に会するのだ)で、また五戸町代表としてエントリーだ。八戸市民のくせにとか野暮は言いっこなしよ。五戸よいとこ一度はおいで。ついでに開催地の六戸町もいいとこだよ。

日程は来週末の土日。12日と13日。時間は……たぶん朝10時から6時まで。場所は六戸町総合体育館。ただのモノ売り会じゃなくて、ステージや屋外でのゲームとかショウとかイベントとかも充実してるのだ。日曜日は恐らく、毎年恒例のレンジャーショウ(今年は『魔法戦隊マジレンジャー』かな)が来るかと思われ。マエセツのおねーさん、カワイイといいなぁ(^〜^)

今年の我がケータイカメラは、去年のモノとはザクとグフくらい違うのだよ。去年おねーさんを撮ったらケシツブ大にしか写らなかったあの雪辱を今年こそ晴らすのだ。画角1.875倍(昨年比)で迫ってみるっす。S/N 比も明らかに上がってるしな。ま、いずれにしても、おねーさんがかわいければの話ね。うん。

そういや去年は波田陽区が来たっけな2日目に。今年も来たりして。彼も彼で、大ハズシだった去年の雪辱を晴らしに。

さ〜て今週は暇見て週末の準備せんとな〜。

お近くの皆様、お暇なら遊びにいらしてね (^o^)

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kinput2(Unix 用の日本語入力フロントエンドのフリーソフト)での「…」の出し方がようやく分かった。「さんてん」で変換すると出てくるわ。あと「々」は「くりかえし」で変換。ちなみに Mac の方での「々」は「のま」で単語登録してるだよ。♪キープだ牛 のまのまいぇい……

でも相変わらずカナ入力での全角スペースの打ち方が分からん orz

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2005.11.6 日曜
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モンゴル力士由来のブームか?

今ジンギスカンって流行ってんの? なんか知らんけど拉致されてジンギスカン食わされてきたよ。おごってもらったから超ラッキーだったけど。

食べ放題なんだね。そんならってんで、いやもうマジで逆流するかってほど食ったわ食った。

疑問。

ジンギスカン用の羊の肉って冷凍状態で出てくるのはいいとして、なんでハムの輪切りみたいにまん丸なんだろうね。それをスライスしたやつが出てくるわけで、確かに扱いやすいんだけど、なんか不自然な気がしてさ。普通の焼肉屋の場合は、けっこうブロック肉の形が残ってたりするよね。

円筒型の加工機に生肉を詰め込んで、圧縮しつつ冷凍して排出→製品化という流れなのかな。それとも肉の塊を円筒型のカッターでズドズド切り出すんかね。だとしたら端切れ肉が無駄になるわな。それは精肉屋の一家の晩ごはんにすればロスなしか。

とりあえずその場じゃ全くそこらへん考える余裕もなく、無心でひたすら腹に肉を詰め込んできたわけですが。ぱはーごっそさん (^Q^)

でもそこの店、肉とご飯と味噌汁は食べ放題だったけど、野菜ははじめの1皿以外は有料だった。つうことで、後半はひたすら肉! 肉!! 肉!!!

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「ジンギスカンはいくら食べても太らない」は絶対ウソだと思う。

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2005.11.7 月曜
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時空の旅人

「ア……ト…ス」??

ギリシャ語かなこれ。なんでまたこんなところでそんなもんが?とりあえず意味も不明だし。

「〜らむ」って古語かな日本の。意味は、角川新版(163版・S59年発行)古語辞典によると

  1. 眼前にない現在の事実について推量する意を表す。いまごろは…ているのであろう
  2. 現在の事実についてその原因・理由を推量する意を表す。…ているのであろう

だそうで。

「〜かな」の意味は確か、疑問・推量の「か」+念押しの「な」で詠嘆を表したものだったと思う。

訳してみよう。

  「今頃はアトスしているであろうことよ」

ますます意味分からん。それになんでギリシャ語と日本の古語? それがなんであんなところに掲げられとるの?

謎は尽きないんだが、とりあえず

現物をご覧あれ。

ちなみに、さすがに左側はまともでした

……、

……、

……。

上の段と下の段で文字の向きが逆なのが敗因かと。

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2005.11.8 火曜
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キャットファイト前夜(か?)

なんかこう、先週末あたりからですね、おいらの近くでですね、キャットファイトが起こりそうな不穏な空気が渦巻いてるんですが。女同士の争い。

別においらの愛の奪い合いとかそうゆーことじゃなく(いっぺん言ってみたいもんさね「私のために争わないで。もうこれ以上……by ナオナオ」。いいご身分だよなぁこれ)、おいらの女性の知り合い2人がちょっと険悪なんですわ。

仕掛けた側はあの 「羅生門の女。やっぱあの女、嫌われ者だわ。ていうか最近なんでか彼女、ものっそ暴走気味で、ことあるごとに陰で人の悪口わめき散らしてるらしい。月のものなんかねぇ知らんけど。そしてとうとう、その悪口を人づてに聞いて我慢できない人が現れてしまったと。

実は、数日前にはおいらの悪口も口走りやがったらしい。そのときはおいらにも多少の非があったんで、その情報を受けた次の日に「ごめんね〜あれはおれが悪かったよ〜ゆるちてぇ〜ん(はぁと)」と電話で謝ったら、いつもおいらに接するのと同じように、大変愛想よく許してくれたよ。ただ、その前に聞き及んだおいらに対する罵詈雑言は、そのオモテの態度からは想像もできないような凄まじいものだったす (-_-#)

ていうか逆上モードで(本人がいない所で)罵詈雑言を吐き散らしたことを次の日には忘れてしまう、都合のいい体質らしい。

バカ女だし裏表のある女だってことも分かってたけど、裏切られて正直ショックだったよ。仲良くやっていけてると思ってたぶんだけ。まぁおいらはそれは聞かなかったことにして、これからも表面上は仲良くやっていこうとは思ってるけどね。モロに敵に回すと、おいらだけにとどまらないところにまで実害が及ぶから。そういうおつきあいなのですその羅生門女とは。「触らぬ神に……」しかありませんな。忍耐忍耐。

で、運悪くというか、ある人をかばったがために羅生門女ののべつまくなしの悪口のターゲットになってしまって、それを伝え聞くやカチンと来てしまった女性がいらして。羅生門女の態度には日頃から鬱積するものがあったみたいだけど、自分がやられたことで堪忍袋の緒がとうとうキレちゃった、と。

まだ何も勃発しちゃいないけど、昨日その被害者と少し話す機会があってさ。

なんか復讐の機会を、

虎視眈々と狙ってた。

マジ恐ぇよ! (T□T;) とりあえず彼女は武道の心得のあるお方な上に、おいらがコウモリ的態度を取らなきゃいかん諸々の理由を知ってるから、いろいろ鑑みてくれておいらを巻き込むことはないだろう (==) ウム 問題は、羅生門女の方がおいらを巻き込もうとしてきた場合。

もしキャットファイト勃発なら、多数派工作合戦になるかと思われる。そうなったら羅生門女が孤立するのは目に見えてる。もう周りに本性がバレちゃって信用ないからあの女。で、気がつくと周りには誰もいない。となると、「仲良し」のおいらを引き込む画策をしてきそうな気がする。正直、迷惑。おいら、立場上もそうだけど、もともと苦手なんだってば「やるかやられるか」「どっちにつくか」のデジタルな状況っての。

仮に羅生門女に「ショウ・ザ・フラッグ」を迫られたら、考えられる手は2つですな。

  1. とにかく逃げて逃げて逃げまくって、逃げ切る。
  2. 羅生門女を説得して、降伏を勧告する。

ま、常識で考えると 1. でしょうな。2. はプライドだけは10人前のあの女相手にリスクでか過ぎ。逆ギレされるだけのような気がする。

じゃあ 1. かっつうと、それはそれで道義的に気にかかることがあったりして。実は羅生門女がいつも悪口をわめく相手ってのは、おいらにステキな10月をプレゼントしてくれた、あのラヴリィおにゃのこなんすよ。で、おにゃのこの親友が今回の被害者だったりして、今あのコが一番辛い状況にあるんす。板挟みになった上に、羅生門女からの、親しい人たちに対する讒言をもう溜め込んでいられなくなってしまって、リークし始めてるんす。極限状態っぽいんす。

別に何の見返りもいらないけど、ここは少しでも守ってあげたいじゃないですか。支えてあげたいじゃないですか。ねぇ。

みゆき〜、今こそおいらに勇気を与えてくれぇ〜。

空と君との間には 今日も冷たい雨が降る

君が笑ってくれるなら 僕は悪にでもなる

悪になれるんすか、全てを投げ打てるんすか、おれ…… orz

ていうかこれじゃどっちにしても羅生門女に加担しないことになるわけで、そこが縁の切れ目になっちまうかもねぇ。形だけ加担して昼行灯を決め込むか〜。そんな器用なことできるんかいな。

本音は、おいらの悪口を言ったことを口実に切れてしまうのが一番楽なんだけど、そうなると基本的に 1. と同じで自分だけ助かるのはいいとしても、リーク元のおにゃのこをますます追い詰めてしまうことになるわけで。はぁ〜どうにかあのコを戦火から救い出す方法はないもんかねぇ。

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とりあえず、このまま何も起こらないことと、羅生門女の罵詈雑言癖が自然に収まることをけっこう必死に祈る今日この頃。

ああそういえばあの女、最近フられたみたいだからな。暴走の原因はそれか?

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2005.11.9 水曜
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オプション付き遺言発動(か?)

「話があるんだ」とアポだけ求められるのって、けっこう不安だよね。

小中学校の同級生の一人(男)から久しぶりに電話が来た。「今日飲みに行かねー?」かと思ったら違った。で、20日(日曜)に会うことになった。時間は未定。おいらの方はまるまる1日空いてるんで、やつの方から後から指定してくるってことにした。

わざわざおいらの休みの日を伺って(12,13日は六戸で仕事あるし)アポを取ったってことは、よっぽど重要な話らしい。なので、電話じゃ言えない内容だろう、と思って何の話なのかまでは聞かなかった。

  1. 借金の頼み
  2. 仕事探しの世話
  3. ネズミ講の勧誘
  4. 宗教の勧誘

の内のどれかかと思うんだが。3. と 4. は話にならんな。ていうかそんなやつじゃないと信じてる。うん。ということで 1. か 2. の線かと。

1. だとしたらなんぼくらいなんだべ。そいつバツイチで子供2人が元妻に引き取られてったから、養育費とか大変なのかもなぁ。

おいらの親父の遺言のひとつに「友達にカネは貸すな」というのがあった。その理由は「その友達をなくすことになりかねないから」。ごもっとも。貸さないせいで付き合いが遠くなることはあっても、貸して返済トラブルが起きたときよりまだまし、というわけ。納得できる。

この遺言にはオプションがある。

「どうしてもカネを貸さなきゃいけない時は、くれてやるつもりで渡してやれ」。ごもっとも。ということで、このオプション付き遺言が役立つ日がとうとう来てしまいそうな気配。

でもなぁあいつ、おいらがどのくらいのカネを、くれてやるつもりで自由にできるのか分かってんのかなぁ。なんかすげぇがっかりされそうな気がする。わざわざアポ取るくらいだから、5000円とか1万円とかのレベルじゃないよねきっと。やっぱがっかりされそう。

2. もなぁ……おいらに頼られたってなぁ……。諦めてもらうしかねっす。

いずれにしても20日。何が出てくることやら (-_-;)

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なんか生々しい話題を2回も続けてしまってすまんこってす。いや実際最近、パソコンだのネットだのよりも、リアル世界に気分が指向しちゃってるんで。

銘板
2005.11.10 木曜
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20日、朝9時半。

昨日書いた、アポを求めてきた友達から、会う時間の連絡が来た。朝9時半だそうで。休日なんだからもっと遅い時間にしてほしかったんだがまぁいい。極力相手に合わせるべ。深刻そうだし。

なんか集合場所に行ってから、彼のクルマでどこかに行くらしい。で、ちょっとでも情報が欲しくてカマかけてみた。「どこ連れてくんだよ(笑)」と。

「そりゃ…俺が話しやすい所よ」

かえって不安になる回答を得てしまった (-_-;;) ウムゥ……

彼のクルマでっつうことは、おいら一人じゃ帰れないところまで連れ去られて頼み事をされる可能性アリ。おいらが話を断って勝手に帰るのを防ぐ狙いか? ちょっとハードボイルドな展開になってきてるんですが。それとも単に、頼みにくい相談だから、言葉通り「自分が話しやすいところに行きたい」っつうだけかもしれんけど。

ま、内容はきっとカネなんだろうなぁ。おいらの遊び用のカネでどうにかなるぶんを最大限にすべく、節約モードで今からキープしとくべ。

と言いつつ今週末ちょっと使い込んじゃう予定。

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2005.11.11 金曜
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お日様の向こうの正念場

小惑星探査機『はやぶさ、本体搭載の各種センサーによる小惑星イトカワの科学探査を終えて、いよいよ中盤クライマックスの試料採取に向かって着々と準備中っすよ。でも事はなかなか簡単には進んでないらしい。

当初計画(11月1日時点)だと

  1. リハーサル降下  11月4日 14時頃
  2. 第1回着陸・降下 11月12日15時頃
  3. 第2回着陸・降下 11月25日15時頃

だったんだけど、とりあえずリハーサル降下でちょっとつまずいた。

姿勢制御と、降下中の高度と速度の制御は、高度約700m付近まで順調に行われましたが、自律航法機能の航法誤差が許容値を逸脱したことを検出したため、日本時間12時30分に地上からの指令で以降の試験を中止し、続いて上昇指令を送信しました。(11月4日付 JAXA プレスリリース配信サービス)

だったそうで。うまくいけばこのとき、88万人の署名入りターゲットマーカ(表面の反射率が高いお手玉状の物体。着陸に先立ってイトカワの上に落として、その光を目印に着陸する)と地表探査ロボ ミネルバを投下する予定だったのに。

作戦を練り直してリハーサル2回目をやったのが9日。詳しくは「『はやぶさ』のリハーサル降下再試験について」に出てるよ。

このときも署名入りターゲットマーカとミネルバの投下は次回に見送りになったみたいだね。世界中から応募した88万人はさぞかしヤキモキしておられることかと。

つうことで、はやぶさのサンプル採取作業は想定外に難航してるようだけど、そうそう時間を押すわけにもいかないのよね。昨日出た最新スケジュールだと

  再度のリハーサル降下試験を11月12日に実施する予定です。12日の再リハーサルでは、9日に採られたのに近い降下経路を予定し、「ウーメラ域」上空を通過したのち、「ミューゼス海」への緩降下を試み、同域にミネルバ探査ロボットを投下する予定です。
  同再リハーサルの結果によりますが、その後は、
  1. 11月19日に、署名入りターゲットマーカを用いて第1回目の着陸と試料採取
  2. 11月25日に、第2回目の着陸と試料採取
を試みる予定です。

となってる。で、最後の試料採取が当初と同じ日程になってるところに注目。そのせいで1回目の採取は日本の通信局からは見えない時間帯に当たってしまって、NASA の通信施設を借りて行うという、ちょっと強行気味のスケジュールになってる。

なんで11月25までに試料採取を終えなきゃなんないのか。

恐らく、それ以上延ばすと、イトカワとはやぶさが太陽の向こう側に隠れてしまうからなんじゃないかと。

『今日のはやぶさ』の軌道の図を見ると、イトカワと地球の位置関係は、太陽を挟んでほぼ正反対。そしてイトカワとはやぶさは今、もうすぐ近日点(軌道上の、太陽に最も近いところ)というところにいる。今年の夏までの間は太陽に遮られて、はやぶさと地上局は連絡が取れない状態だった(地球から見てあまりにも太陽に近い場所に探査機がいると、太陽から出る電波の方が強いんで、探査機と通信できない)。その時点ではイトカワとはやぶさの公転速度が地球のより遅かったんで、だんだん地球が追いついてきて通信可能になって、探査が始まった。日本から見て、太陽の少し右側にイトカワとはやぶさがいる状態、とまあそういうタイミングでイトカワに到着するよう、はじめから段取られてたわけだけど。

一方、イトカワの軌道は、近日点は地球の軌道より太陽に少し近く、遠日点(近日点の反対側。太陽に最も遠いところ)は地球の軌道よりずっと外側。ということは、今、イトカワとはやぶさの公転速度は地球の公転速度より速くなってしまってるはず。この図から採寸して計算してみたら、イトカワの近日点速度は地球の公転速度(地球はほぼ真円の軌道なので、公転速度はどの位置でも大体同じ)の約1.2倍。今頃で既に1.1倍は出てるかと。それに軌道傾斜角が地球とほぼ同じなんで、このままだと太陽の向こう側にまた隠れてしまうわけですよ(ちなみに遠日点でのイトカワの公転速度は地球の約0.6倍。今の話題とは関係ないけど、せっかく計算したんで記念に書いてみた)。

科学探査は探査ロボット・ミネルバでの地表探査以外はもう終わったんで、あとはミネルバでの探査と試料採取が済み次第、地球帰還の段取りに移行するはず。で、問題の11月25日以降、太陽からの電波に遮られて通信不能になっちゃうんじゃないかと。25日はそういう意味でのタイムリミットなんじゃないかと。

つうことでだんだんケツカッチンになりつつある はやぶさ の小惑星探査計画、関係者のさらなる頑張りに期待したいところですなぁ。ていうかリアクションホイールの故障や着陸リハーサルで出た問題の解決や対策立ての迅速さに、おいらは既に敬意を表明いたしますです (゜o ゜)ゞ ハッ!

銘板左端銘板銘板右端

あのさ、関係ないけどポカスカジャンすげぇ面白いよね。

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2005.11.12 土曜
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物産展休み1

すんません物産展で忙しいんでお休みさせて下され。

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2005.11.13 日曜
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物産展休み2

すんません今日も物産展休みにさせて下され。

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2005.11.14 月曜
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凹みの日

大失敗やらかしてすげぇ凹んどります。一晩寝れば少しはマシな気分になるかと。お休みなさいませ。

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2005.11.15 火曜
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ミネルバに捧げる祈り

小惑星探査機 はやぶさ が放出した小型探査ロボのミネルバによる小惑星イトカワの表面探査は、どうも絶望的っぽいね。

このミネルバの投下作業、地上からのコマンド送信で行われたらしく、はやぶさの自律航法と地上局との阿吽の呼吸が必要だったらしい。要はそれがうまくいかなかったと。地球から3億キロ近く離れたはやぶさから刻々と送られてくるデータは約16分遅れで地球に届く。それを見ながらのコマンド送信は、これまた約16分遅れではやぶさに届く。地上じゃ16分前のデータを見ながら16分後を先読みしてコマンドの決め打ちをするしかない。

その時間差と、リアクションホイールが故障して繊細な動きができなくなってる現状が、地上とはやぶさとのチームワークを狂わせたらしい。

12日の『JAXA PR:0159』(宇宙航空研究開発機構のメールマガジン)だと、弁解っぽい言い回しだったりして何が起こったか分かりにくい表現だったけど、翌13日の朝日新聞の記事でようやく状況が分かった。現場も混乱してたんだろうなぁ。

朝日新聞14日付だと「今後、太陽からの光の圧力を受けて、イトカワへ落下する可能性はあるという」だそうで、あとは祈るだけって感じらしい。しかし確かにミネルバって軽いから光圧の影響を受けやすくはあるけど、ほぼ全面に太陽電池を貼ってることから色が黒っぽい。ということは光圧の反動はあまり稼げないってことでもある(反射率100%の鏡みたいな機体だと、受ける光圧と光圧の反動とで、完全に黒い機体と比べて最大で2倍の効率が出る)。あと、11月25日というタイムリミット もあるし、ほんと幸運を祈るだけですな。

通称では「小惑星探査機」と呼ばれてるはやぶさの正体は「工学実証機」で、「本当にその仕掛けが現場で機能するのか」を確かめるのが目的。同記事のプロジェクトマネージャー川口淳一郎教授のコメント「ミネルバからは投下後18時間にわたって、画像や温度、電圧などのデータが伝送されており、機能の実証はできた」ということ自体に一定の意味があったりする。でもやっぱし科学的データも欲しいよなぁ。祈ってみるか (-人-) なむなむ

でさ、新聞が取材か記事書きの段階で逃したところをちょっと拾ってみようかと。

  投下後18時間でミネルバからの通信が途絶えてる

ということ。はやぶさの速報ページの「*探査ロボット『ミネルバ』は正常に機能しています。11月14日Up!!」のところに出てるよ。

「18時間後には、アンテナの指向方向の問題で通信ができなくなった可能性がありますが、なお継続してコンタクトを試みる計画です」

このままミネルバをなくしてしまう可能性もあるんじゃないかと。ミネルバは内部温度が80℃以上になると自動でスリープする仕組みになってるらしいんで、そのせいかもしれんけどね。

賢明だったのは、88万人の署名入りターゲットマーカの投下を同時に行わなかったってことだな。今回の結果をもとに、次の機会までにもっと確実にイトカワ上にモノを落とせる体制を作れるかと。

初挑戦のことばかりなせいか、そうトントン拍子には行きませんですなぁ。

銘板
2005.11.16 水曜
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キャットファイト終結(か?)

土下座の練習しましたですよ事に先立って。

例のキャットファイト前夜状態 においらは耐えられなかった。で、その状況を打破すべく行動に出たんだが、それが想定内っつうより想定外に双方から反発を買ってしまって、双方からおいらに罵詈雑言三昧。「なんであんたが入って来んの」「かえって事が大きくなってしまった」その他ここには書けない(書く勇気がない)諸々……。

いやもう後悔のあまり死んじまいたかったっす。

「結局何もしないのが一番だった」。

この結論を抱えて、ここ数日マジでメシが喉を通らぬ日々を過ごしてきたっすよ。しかも守りたかったあのコをますます追い詰めてしまうという本末転倒まで発生して、もう収拾がつかなくなっちまった。で、ベコベコに凹み切ったおいら、「これ以上関わると迷惑にしかならないので、皆さんの前から消えたいと思います」とヘタレなメール出したらさらにまた反発を買ってしまって。

「迷惑かけるだけかけて逃げる気か」「大人として責任を取れ」。

自分のヘタレさ加減にますます嫌気がさしたですよ。で、どうしたらいいのかと思ったら、キャットファイト中の1人が、その夜、相手と話し合うから、そこに立ち会ってきちんと謝罪するのが今のあんたにできる精一杯の誠意じゃないか、と言われた。

それ乗った!!

板挟みになったあのコにかえってひどい目に遭わせてしまったのは大失敗だったけど、断絶状態だった2人が話し合いを持つ、これは当初おいらが望んだ筋書きではないか。だったら、そこでおいらが謝罪して事が収まるんなら、土下座でも裸踊りでも何でもいたしますですよ。ええ、ええ!

頭を下げる相手が年下だろうが女だろうが関係ないない。こんなとき、そういうトラディションへのこだわりがない我が性格は都合がいいですな(それがアツレキの元凶になる時もあるけど)。そんな安いプライドや体面より、それさえ捨てれば解決できる問題の解決の方がずっと重要じゃわい。

大迷惑をかけたのは事実なんだから、真摯に謝らなきゃいかんのは確かだった。最低限、最敬礼してから土下座。そのとき双方から蹴り入れられたり頭ふんずけられたり水ぶっかけられたりも想定。挙げ句に慰謝料まで請求されるかも。そこまでは、米つきバッタでなるだけ勘弁してもらおう。でもまぁいろいろおいらがやられた結果、2人が仲直りできればそれでよし。

そんな覚悟を決めて、土下座して謝罪の言葉を述べるリハーサルをこっそりとしてから、決戦の場へと赴いたおいらだった。

久しぶりに顔を合わせた冷戦中のはずの2人は、意外とにこやかな雰囲気だった。で、タイミングを見計らっておいらは立ち上がり、「今日は謝りに来ました!」と切り出したっすよ。土下座の前に、まず最敬礼して謝ったっす。

したら「そんなこといいってば!」と渦中の2人+板挟みのコが抱き起こしてくれた。いや、何が起こったのか分からんかったっす。こっちはただひたすら頭下げて、用意した謝罪の言葉(自分がいかに考えが足りなくて迷惑をかけたかを後悔する内容)を述べるのを3人が止めるわけ。「もういいの、もういいの」。とまぁ、きっと端から見たら三文芝居っぽい展開だったろうけど、許されたと気付くまでしばらくかかった。何だか気が抜けて、目からヨダレが出ちまった。あとはお詫びの意味も込めて3人にファミレスでご飯をおごって、事は片付いた、と思う。

結果的に、あのコの立場は前と同じくらいに戻ったっぽい。おいらは土下座さえせずに済んだ(せっかく練習したんだけど)。そしてキャットファイトは一応収まったっぽい(これ重要)。そうして考えると、大まかに、事を起こす前に想定した通りになった。「おいらが乱入して一波乱起こして、2人の間にたまったものを全部さらけ出して初期化する。一時的には混乱するだろうけど、結果は現状よりよくなるはず。うまくいけば元通り」と。

ただその一時的な混乱を甘く見てた。

憎まれ役があそこまで精神的にキツいもんだったとは。この考えがあそこまで関係者を傷つけるもんだったとはなぁ。物事の裏側があんなに複雑に絡み合ってたとはなぁ。もっと慎重に考えなきゃいかんことばっかだったのに、無謀もいいとこだったよ(後悔涙)。大変勉強になりましたほんと。

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あと、今回はたまたまラッキーっぽい結果が出たけど、「男の論理を女の世界に無理にねじ込んじゃいかん」と悟ったよ。それと「見て見ぬふりも甲斐性」とも。

さらによくよく考えたら、3人もの女性にいっぺんにハグハグされたなんてこんなこと、我が人生でこれが最初で最後っぽい (^^;)

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して次なる課題は、今度の日曜(20日)の、男の友達との謎の面会(恐っ)

なんだかここ1カ月、かな〜りノーミツな人間関係してるっすよ (-▽-;) アハハハ

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2005.11.17 木曜
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立体柿の木

ここんとこ宇宙機だの人間関係だの濃ゆいネタが続いたんで(取り合わせもなんだかな〜 (^^;)、

柿の木の立体写真

でもいかがっすか? 八戸近辺で取れる柿は小粒なやつで、干し柿にするといけるっすよ。

そういや5年くらい前の秋にこれを撮ったあたりで柿の木の立体写真撮りまくったんだわ。立体ゲッター1号(フィルム一眼レフカメラ)で。でもスキャンするの面倒がってるうちに、フィルムどっかになくしちまった〜 (^^;)

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2005.11.18 金曜
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広告効果があるのかないのか

ゆうパックのあのセクスィ〜ねえちゃんは一体何なんでしょうか。

コンビニに寄ったりするとよくポスターが貼ってあって、けっこうおいら好み(コスチューム含む)なせいもあって、いちいち目が釘付けになるんだけどさ。というか自分で「おれ、こーゆーの好みだったのか〜」とか妙な感心もしたりして。

郵便屋さん、国営だったのが公社化してこれから民営化しようってんだからまぁ雰囲気くだけたのは分かるけど、ちょっとやり過ぎじゃないのかねぇ。若い男の客が主な東京モーターショウのコンパニオンならまだしも、これだとゆうパックの女性客の反感が予想されるんだが、無視していいもんかねぇ。ていうか年齢・性別を問わない商品・サービスに、客層をかなり狭く選ぶこの宣伝スタイルって、おいらは邪道だと思う。

それより広告として一番問題なのは、「この広告のターゲットである男性(つまりおいら)はおねーちゃんばっかし見て、横に書いてある宣伝文句をまったく読んでない」という事実かと。

辛うじて「ゆうパックの広告だ」ってことしか頭に残っとらんけど、広告主はそれで満足なのか?

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いよいよあさってに迫った 友達との謎の面会 の内容は、もしかして借金の保証人の頼みじゃないのかとか気になってきたんすけど。

おいらの親父からの別な遺言。「借金の保証人には絶対なるな」。これオプションなし。もしその申し出だったらどうすべ。

あと、他に考えてしまったのが、クルマで八戸港の波止場の第3倉庫なんぞに連れて行かれて、そこで待ってた恐いおニイさんたちに向かって友達が「残りはこいつから借りて返します!」と口走ったりするハードボイルドな展開。そこまで行くともう諭吉君5人10人の桁じゃないよね。絶対無理。

先日は不発で済んだ土下座、一応また練習しとくか〜。

この前までジョギングしてたから(最近は寒すぎて休んでる)、最後の手段として「トンズラダッシュ」も考えに入れてたりする。

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2005.11.19 土曜
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ちょいとイメチェン

メニューの背景や仕切り線として使ってた画像を取り替えてみた。今までのギラギラ鉄柱は、夏は暑苦しいし冬は寒々しい気がして。それにコントラストきついからメニュー読みにくそうだしってことで、もっとのっぺりして光沢のない画像にしてみたよ。むき出しの金属じゃないモサモサ感が「触ってみたさ」を演出するんではないかと。

日記の仕切り線の変更は今のとこ今月分とそれ以降だけだけど、まぁ他のページもぼちぼちやっていこうかと。

自作画像と見せかけて、実はガメ素材だったりする (^^;) Firefox のテーマに「Plastikfox Crystal SVG」ってのがある。KDE 風のやつ。これのスクロールバーのグラデーションぶりが良かったんでイタダキ。そいつをもとに明るさとかいろいろいじって作り上げましてそろ。

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とうとう明日ですな。謎の面会。

もし勤労感謝の日(23日)が過ぎてもこの日記が更新されない場合、ゆんずのやつはコンクリート詰めにされて八戸港沖の海底に沈んでるものだと思ってくだされ。

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明日未明、小惑星探査機 はやぶさ が小惑星イトカワの表面に着陸して表土を採取することになってる。そのネットライブを見たいんだけど、件の面会の時間が早いんで早寝しなきゃならんのよ。残念。

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2005.11.20 日曜
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非アンダルシア系

いやー友達に呼び出されての謎の面会、

とりあえずこんな感じ

……、

……、

……なんかじゃまったくなかったです (^^;) ちゃんと五体満足で帰って来ましたです。金貸しの話でも保証人の話でもなくて、単なる仕事関係の申し出。

気ィ揉ませやがってまったく。事前にちょっとくらい情報言えよなほんとマジで警戒してたんだから。連れ出された場所は友達が勤める会社。

事前の懸念をその場で言ったら、オフィス中でめちゃめちゃウケてたよっ(笑)

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2005.11.21 月曜
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3歩進んで2歩下がるはやぶさ

小惑星探査機 はやぶさ の、小惑星イトカワへの着陸&試料採取1回目、うまくいかなかったみたいだね。

ISAS(宇宙科学研究本部)のサイトも90メートルまで降下したところで更新が止まってるし、JAXA(宇宙航空研究開発機構。ISAS はその中の1部門)メールマガジンは来ないしで、昨日は情報をゲットできなくてイライラ。

でもまぁ今日付の朝日新聞によると、88万人の署名入りターゲットマーカの放出とイトカワ表面への設置は成功したそうで。これで、それだけの人数に及ぶ署名参加者に対する道義的重責は果たせたわけだ。ISAS よくやった! ウム (==)

しかしまたなんで高度10mで立ち止まっちゃったかねぇはやぶさ。朝日新聞での川口プロジェクトマネージャーの談で「不可解」という言葉が出てきた。現時点じゃ原因不明っぽい。で、次の着陸・試料採取時には「強制着陸も検討したい」とのことなんで、原因究明&対策は5日程度じゃできない可能性も踏んでるってことかと。

今度の着陸は記事じゃ「早ければ25日」とあった。「早ければ」っつうことは25日以降にも着陸のチャンスはあるっつうこと。イトカワとはやぶさが太陽の向こう側に隠れて通信不能になる X デイは、もっと先の話なのかな? ていうか実は隠れないんだったりして。隠れるような気がするんだが。

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2005.11.22 火曜
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柿の木再び

2005.11.17 の立体柿の木、どうも納得が行ってなかった。レタッチでがんばったつもりだったけど、どうもなんだか「そこで見たのと違う」って感じで。柿のオレンジ色が埋もれてるというか。Mac だとそれでも見られないことはない感じだったんだけど、FreeBSD + KDE(ガンマ値が Windows に近いか同じ)で見たら味も素っ気もなくてさ。

で、カメラのセッティングかとも思ってね、今までは「フルオート」モードでオマカセ撮影してたんだけど、いろいろ探したら「風景」ってモードがあったんですわ。ということで日を改めて同じ素材を撮り直してみたっす。

それがこれ。

見違えましたがな。実際はまだまだオレンジ色がくっきり浮き立ってたんだけど、まぁよしとするか。撮影モードの違いでかなり差が出るもんなんだね。

銘板左端銘板銘板右端

最近 Power Mac G4 AGP 1.25GHz にしばらく触ってなかった。完全に SETI マシンのみとして扱うという屈辱を与え続けてきてしまっただよ。んでまぁ久しぶりに今、PMG4 で書いてるわけだ。職場の iMac DV 400MHz よりずっと反応速いわ。いやはや快適快適。ってことは、実はここしばらく、職場でこっそり日記書いてたっつうことなんですな (^^;)

んじゃ家で何してたかって?

オリジナル紙ヒコーキをこのサイトで公開すべく、作業中なんすよ。AppleWorks 書類として開いてプリントアウトしてスキャンして、とここまでは Mac でやったけど、レタッチ以降は全部 COMPAQ 333MHz + FreeBSD で作業中。機体の型紙はもう作業終了。600dpi の PNG 画像で、 A4 のケント紙にプリントアウトしたら、後はそこから部品をハサミで切り出してノリ付けして出来上がりなんだが、おいらの売りとしては

「充実の取扱説明書」

ってのがある。こいつを今、HTML 版として作り直してるとこ。文章は打ち込み直しで、説明図の部分は切り出して HTML 書類に貼り付ける、と。

型紙だけならまだしも取り説まで 600 dpi でスキャンしたんで(絵付きなんで)、そのままじゃ重くて大変。扱いやすいように GIMP で4分の1サイズにするんだけど、そこにたどり着くまでがほんと重くてな〜。画像を開くだけでかなり時間かかってたりする。まーでも、600dpi の A4 サイズのままでの、スキャン後画像の水平出しとスキャンゴミ除去と画像の細かい修正っつう神経削るような重労働はもう終わったけどね。

こいつも Power Mac でやりゃあそりゃ速いんだろうけど、なるだけカネをかけずに汗と涙と根性で育てた FreeBSD 環境のみで完成させることに燃えてるもんで。

この環境に投資した金額ってハード・ソフト込みで実際3万行ってないと思う。そのうち半分がバカ高かった 128MB メモリ(後にバルク品で OK だったことが判明)。マシン代が1万円。PS2 スクロールマウスも600円くらいだったしな(性能も値段並みで、微妙な操作ができない)。あとは FreeBSD の CD-ROM 付き教科書や雑誌代。やっぱ3万程度だわ。

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2005.11.23 水曜
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邦高洋低

『ブラザーズ・グリム』を観てきたよ。

で、本物の鬼才のはずのテリー・ギリアム監督の持ち味は一体どこに出てたんで? 『未来世紀ブラジル』(1985) 『バロン』(1989) 『12モンキーズ』(1995) のあのキョーレツな監督だってんですごい期待してたのに、これじゃ他の誰が監督しても同じじゃないのかみたいな無味乾燥な仕上がりだったですだよ。なんだかとってもハリウッド的な映画でござんした。悪い意味で(一応イギリスとチェコの合作で、配給だけが MGM っつうことらしいけど、内容も見栄えもなんもかんもハリウッド臭かった)。

グリム兄弟とヒロインとの三角関係も、どっちつかずのまんまナアナアで終わっちゃったし。ていうかヒロイン、自分の父親を助けられなかったってのになんでまたあんなにノーテンキでいられるわけよ?

最近のハリウッド娯楽超大作ってなんか質的に低調っぽくない? ていうか低調さにますます拍車がかかってきてない?今年のだと『アイランド』『ステルス』なんてのがその最たる例。どっちもメカニックデザイン以外は特に見るべきものがなかったんすけど。

『ステルス』って一番始めにテロップが出るんだよね。「スタッフロールの後に映像が出ますので、最後まで席を立たないでください」みたいな。映画がつまんなかったからとっとと帰りたかったんだけど、そのためだけに我慢して待ってたら……ここまで引っ張ってそんだけかい!

作り手さん分かってないみたいだから教えてやるけど、あのラストカットがあんな無惨な空振りになったのは、エディに感情移入できる話の流れになってなかったからなのだよ。そのくらい分かれよ。

同じ洋画で言えば、今さら時流に乗るのも気が引けるけど、韓国映画って面白いよねやっぱし。この前まで八戸フォーラムで『韓流シネマフェスティバル』やっててさ、韓国のって恋愛ものが多いからほとんど無視してたんだけど、勘で選んで観た『地球を守れ!』『木浦(モッポ)は港だ』がどっちもすげぇ面白くてさ。フェスティバルなんだから当然面白いのだけを厳選してあるんだろうけど、あそこまでツボにはまるとは思わなんだ。

ただ、韓国映画って糞尿系のギャグや場面が多いのが嫌でなぁ。『木浦……』でも容赦なくやらかしてくれてた。いや、何が何でも笑いを取るぞという娯楽指向な姿勢は評価するけど、その系統に慣れない観客としてはちょっとキツくてなぁ。慣れたくないし。ドリフだってそこまでじゃなかったぞ。そこが韓国映画とおいらとで相容れないとこね。だから観る前に警戒してしまうんだわ。「また『見させられる』んじゃないか」って。

でも『親切なクムジャさん』は早いとこ観に行かんとな。おいらチェ・ミンシクのファンなんで。

んで話は替わって、邦画のクオリティって確実に上がってるよね。デジタル技術が映画の画像品質までをもカバーするようになったとたん、急速に自信をつけてきた。自信こそが邦画の作品品質の最後の鍵だったわけで。

映像のデジタル処理による制御はその前に、TV コマーシャルという市場で技術も人材も育ってた上に、映画界の人材の風通しが良くなってきてたんで、作り手が表現したい映像を完璧に作り上げることができるようになった。映像に対するこの自信(というか専門スタッフへの厚い信頼)が、昨今の邦画作品の全体的な完成度を引き上げた元になったと思う。

その最高峰が『ALWAYS 三丁目の夕日』。

これは良かった。ほんとすげぇ良かった。お涙頂戴の人情ものなのに、それは東映の専売特許のはずなのに、東映よりずっと臭みがなくてスカッと爽やかに泣けるのよね〜。今年観た娯楽映画の中で最高かも。邦画を観て「やられた〜!」と思ったのってほんと何年ぶりだろ。「ウルウル」まではよくあるんだけど、涙が流れ出てきたのってここしばらくなかった。

いまだにハリウッドで全盛の、「巨大なモノや高価なモノをぶっ壊すスペクタクル」ってもう古いんじゃないだろうか。『三丁目の夕日』は逆に、巨大なモノ(東京タワー)が空に向かって少しずつ組み上がっていく過程を、ストーリーの背景として描いた。

この高揚感。

こいつは『ピンポン』(2002) の宣伝部隊がやかましく言い触らしてた「高揚感」もどきじゃなかった(邦画界には「高揚感=スローモーション」という安直な考え方がまだ存在してるらしい)。スクリーン上での破壊カタルシスに飽き始めた観客は、何かを作ること、何かが出来上がることの達成的スペクタクルを求めていたのであったのだ〜。と『三丁目……』で気付かされた。

思えば、「ぶっ壊しのスペクタクル」の世界的先駆者って『ゴジラ』(1954) だったんじゃないだろか。その同じ東宝が半世紀後、『三丁目……』でまた世界に先駆けて、新たに「創造と達成のスペクタクル」を提案してきた、と受け止めておるよ。

この映画の作品的成功の元って、もちろん粒揃いの役者さんたちが一番の功労者(特に堤真一&薬師丸ひろ子の夫婦)だけど、完璧な SFX 、これなしにこの成功はあり得なかったよ。パンフを見るに、道具やセットの時代考証と SFX は完璧を期すべく日本映画屈指の丁寧さ・綿密さで行われたらしい。あそこまで完璧さにこだわった理由は「バレるとお客が醒めてしまうから」と至極真っ当。その当たり前のことから、過去の日本映画は逃げてきた。

「カネさえありゃ何でも出来るよカネさえありゃね」。本当はカネがあったとしても技術の限界があるのに、映画会社にカネがないのを知ってるから言えた大口。

「どうせ俺達の特撮なんかハリウッドの SFX の足元にも及びませんよ。ケチ付けるしか能がないオタク以外誰も見ちゃくれませんよ」。『平成ガメラ』シリーズで、アイディアと感性を惜しまなきゃもっとやれること、そうすれば一般客も注目することが証明された。

「完成度うんぬんより、我々はとにかく仕事が早いのが第一です」。あるアクション映画の銃器担当者の弁。雑な仕事を容認していた、あるいは容認させられていた現状が伺える。(その映画の名誉のために言えば、銃器の場面は決してチャチな感じはなく。日本映画じゃモデルガンを使うんだが、おいらみたいな銃に詳しくない観客には説得力がある水準だった。)。

日本映画の製作現場の人的風通しが悪かった頃(15年くらい前あたりまで)は、こんな感じで、プロとしてモチベーションが低かったらしい。日本アカデミー賞の授賞式で、最優秀賞を取った女優が受賞後のインタビューで「斜陽産業と言われて久しい映画界ですが」と、娯楽業界人として客の前で決して言ってはならないことを、言ってはならない場所で本当に言ってしまっても、誰も変に思わなかった時代でもあったしな。

♪そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ

 あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ

デジタル技術をものにしたことがきっかけで、ついにこんな時代になりましたなぁ日本の映画界も。

今のとこ日本映画の興行成績じゃ東宝が一人勝ちっぽいよね。おいらの個人的なことで言えば、東宝は八戸の隣の下田町に直営の郊外型シネコンを持ってる関係上、八戸市内の映画館である八戸フォーラムじゃ東宝の作品は上映できない(旧作もだめだそうで)。八戸フォーラムにはチャリで行けるけど、下田にはクルマじゃないと無理。ということでけっこうな不便を被ってたりする。

八戸の市街地で東宝作品を観られるようにならんかねぇ。東宝が引っ越して来るなり、八戸フォーラムでの東宝作品上映が解禁されるなり。ん〜誰かどうにかしてくれ〜。

ていうか八戸フォーラムの上映本数があまりに多くて、当然観たい映画も多くて、それをこなすのに手一杯で、最近じゃほとんど下田に行かなくなってしまっただよ(それでもかなり取りこぼした作品あり。『サハラ』も『メゾン・ド・ヒミコ』も『まだまだあぶない刑事』も見逃したぁ〜)。

銘板左端銘板銘板右端

「完成度より仕事の早さ」って、最近話題の姉歯ビルみたいだね (^^;)

銘板
2005.11.24 木曜
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報告: メイプルタウンフェスタ2005

ずいぶんと遅れちったけど、今年の六戸町(ろくのへまち)メイプルタウンフェスタの、去年と比較したご報告でも。ていうかかなり限られたもんだけど (^^;) つまりそれだけ仕事をがんばったってことだ(強引)

で、仕事の合間に、去年より性能アップしたケータイカメラで同じ被写体を撮ってみたですよ。まずはケータイの性能とは特に関係ないけど、

蹴りたいなぜか 2005

去年のはこれ。紙、新調したばかりですな。で、マル禁マークが赤くなってる。そのぶんだけこのルールを破るやつが後を絶たないってことでしょうか。やっぱ蹴り心地いいもんなぁバレーボール。

もう開き直って、そういう競技作っちゃえばいいのに。六戸町の町おこしとして(笑)

お次は折り畳まれたバスケットゴールだ。これが去年作った立体写真

今年はこうだ!

どーだ、でかいだろ! 真ん中に仕組まれた時限爆弾みたいな黒い箱までばっちりさ。ていうかその割には視差が少な過ぎて、立体写真としてはのっぺりになっちゃったけどさ。

……、

……、

……。

くふっ……、

くふふふ……、

ぐふふふふふ……、

ぐふふふふふははははははは!

今年はこの圧倒的な性能を持ってして、あの注目の被写体を写してきたぜ! そう、『魔法戦隊マジレンジャーショー』のマエセツおねーさんだ!!

とりあえず去年の作品を見てくれ。もう全然ダメ。大まかなポーズくらいしか分からん。お顔なんてノッペラボーだし。

今年は違うぜカメラの性能が。唯一の不安は手ブレしやすい機種だってことなんだな。でもそこも踏まえてがんばりましたよええ。レンズ周辺を左手でガッチリ押さえて息も止めて、できるだけ手ブレを抑えたですよ。その結果がこれだ!!

スクリーンに出ます。最大望遠です。

ぐおおお、解像度は去年よりはだいぶましなものの、それでもご尊顔までは無理だったのね…… orz

やっぱ本物のデジカメを投入すべきだったかな〜。

この件で判明。おいらの目の方がまだいい。おねーさん、とってもおかわゆうございましたですぅ〜 (^〜^ )

銘板
2005.11.25 金曜
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2コマもの

ぽちっとな

銘板
2005.11.26 土曜
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はやぶさの旅は後半戦に突入

小惑星探査機 はやぶさ が、とうとう中盤のクライマックスを乗り切ったらしい。小惑星イトカワの表土の採取、ようやく成功したっぽい。現在は、一仕事終えた後に姿勢の乱れが生じたためにセーフホールドモードという状態に入ってる。これ、はやぶさ の内部でコンピュータ同士が競合状態に陥ってしまうとき発動されるモードらしい。

この状態が一段落するまでは はやぶさ からのデータ送信があんましできないみたいで、詳しいことはよく分かっとらんらしいけど、とにかくそのセーフホールドモードに入る前までに受信したデータによると、サンプル採取は成功したそうだ。

小惑星からの離陸後にセーフホールドモードに入ってしまうのは、はやぶさ の癖なんだろうね。1回目の採取(失敗した)で緊急離脱したときもこうなってしまって、地上の運用チームは一時 はやぶさ を見失ってたそうだし。

まぁほんとはビデオカメラを搭載して動画像で刻々と着地→離脱の行程が見られればいいんだけど、デジタルスチルカメラしか積んでないっぽい。それでも刻々と静止画像を送ってくれればいいんだけど、そうもいかない。なんでって、はやぶさ に積んでる大容量送受信用のパラボラアンテナ(X バンドアンテナ)が胴体に固定されてるからなんですな。

パラボラアンテナってのは電波をビーム状にして発射するためのもんなんで、より長距離に大容量の情報を届けられる反面、照準がちょっとでもずれると途端に、受信側からすれば感度ガタ落ちということになる。はやぶさは 着陸時は小惑星イトカワの表面に合わせた姿勢を取ってるんで、固定されたパラボラアンテナは地球を向いてない。ということで、リアルタイムで画像を送るってことができないってわけ。

アンテナ自体がぐにぐにと首を振れればかなり融通が効くんだけど、そこはそれ、宇宙機設計の鉄則、

仕組みなるべく単純化する。

可動部はなるべく少なくする。

これが優先されたんですな。可動部があるってことは摩擦する部分があるってこと。宇宙環境じゃ摩擦部分はとにかく故障しやすい。そんならはじめから付けなきゃその部分の故障リスクはゼロ、となるわけ。現に はやぶさ に積んである、機構的には単純なリアクションホイールっつうメカ3台のうち、2台が故障してしまってる。たぶん軸受けが逝ってしまったかと。ていうかそれ以外に壊れようがないくらい機構が単純。

だから、宇宙機じゃ可動部はなるべく少なくするのが吉。そのぶん軽量化・設計の単純化もできるしね。

ただ、パラボラなんてこんな指向性の強いアンテナだけじゃとても運用してらんないんで、全方位で電波を受発信する低利得アンテナってのも搭載してる(火星探査機 のぞみ で 低利得の送信回路が故障したんで、パラボラアンテナの横からわずかに漏れる電波を無理矢理利用したこともあるけど)。低利得アンテナは指向性がないのが魅力だけど、データのやりとりがとにかく遅い。

ということで、はやぶさ の降下→着地→試料採取→離脱という一連の作業の首尾は、低利得アンテナでの通信のみの限定的な情報でしか知り得てないってこと。これからセーフホールドモードが解除されると、はやぶさ は地球にパラボラアンテナを向けて、ため込んでた大量の情報をダダーッと送信する模様。

その中には、着地の瞬間に撮ったイトカワ表面の写真もあるはず(ISAS メールマガジンに、着地時にそれをやることが書いてあった)。これ、高さ約1メートルからの撮影なわけで、ここまで近付いて撮った小惑星表面の写真ってのは NASA にもないらしい。世界中の地質学者さんたちがヨダレを垂らして待ち望んでる珠玉の逸品的画像かと。

つうことで、現場に着いてやってみなきゃ分からなかった様々な紆余曲折はあったけど、とうとう試料採取成功という難関をクリアしたわけだ。やれやれ。

でもまだ はやぶさ の旅は半分しか終わってない。普通、無人探査機は片道切符しか持ってない。行った先でいろいろ探査したら、それで用済みで放棄されるんだけど、はやぶさ は今回採取した試料を地球に持ち帰るわけ。往復の旅なんですな(惑星間航行で地球と目的地を往復するのは世界初。地球←→月程度なら米ソがもうやってるけど)。

復路の出立は12月上旬だそうで、今日やっと手に入れた試料が入ったカプセルがオーストラリアのウーメラ砂漠に帰り着くのは1年半後。これからの1年半をつつがなく宇宙飛行できればいいんだけど、なんとなく、宇宙ってのは はやぶさ をただで帰してくれる気がしない。

往路の2年のうちにリアクションホイール2基が故障した。残る1基があと1年半も持つとはおいらには思えない(故障した2基と同じブツを使っていると思われるんで)。電子機器類も、太陽からの放射線や宇宙線の被爆で少しずつ劣化していくはず。もちろん「ミッション期間中は持つ」と保証済みのものを積んでるんだろうけど、全部の機器が完全に耐えられるかってのは、突き詰めれば確率論になってしまうわけで、楽観するにはまだ早い気がする。

それを乗り切った最後の最後には、試料カプセルの大気圏再突入っつう荒行が待ってたりもする。これがまたスペースシャトルなんぞとは比べ物にならないくらいの超高速(秒速 12km 超。シャトルは秒速 8km 未満)で地球大気に突っ込むらしい。恐らく人工物の大気圏突入では史上最速かと。ほんとは突入前にブレーキをかけられればいいんだけど、ここでも宇宙機メカニズムや段取りの単純化の論理で、ノーブレーキングでどーんと行っちゃう計画だそうで。

惑星間の往復航行が世界初なんで、これもぶっつけ本番。もともとの計画だと、事前に H-IIA 2号機で DASH っつう実験機を打ち上げて、静止遷移軌道のてっぺん(高度約36,000km)から大気圏に高速で落として(秒速 10km 超)実証試験するはずだったのが、H-IIA 開発計画が遅れたせいで打ち上げも遅れて、そのデータを はやぶさ のカプセル設計にフィードバックすることができなかった。

ということで再突入カプセル開発は、地上の実験室での模擬実験だけで OK を出さざるを得なかった。それでも「せっかく作ったんだから」とDASH は打ち上げられたんだけど、ロケットからの分離に失敗して DASH による実験は失敗に終わったんで、まぁどっちみちぶっつけ本番になる運命だったんだけどさ。

この再突入カプセルの具体的な不安は、はやぶさの姿を見たところ、カプセルの大気との摩擦面が露出してるように見える、ということ。この摩擦面はアブレーションっつう仕掛けが施されてて、表面を覆った特殊な物質が再突入時の熱で蒸発することで、その中身を熱から守ることになってるんだけど、強烈な太陽光や放射線に4年間も四六時中あぶられて(夜とか曇りとかないし)、経年劣化が起きないもんなんだろか。その経年劣化も予測の範囲内であることを祈るのみですな。

太陽電池との位置関係から見て、カプセルは真横から太陽光を浴びる形になってる。露出部分は半球形。対称形のものが非対称な熱環境に何年も置かれるってのが、なんだかちょっと恐い気がする。日よけのカバーでも被さってるのかな。

これからの「惑星空間から地球への帰還」も「4年も宇宙環境にいたものが未経験の速度で大気圏再突入」もまた試料採取のときと同じく「やってみないと分からない」わけで、今回の試料採取成功の報を受けても、まだまだ手放しで喜ぶ気になれんのよね。

銘板左端銘板銘板右端

ていうかそれ以前に、セーフホールドモードの解除が成らんことには何もできんのですな。当面はそっちの方が心配。前回の試料採取トライ時は、その間 はやぶさ が行方不明に近い状態になってしまって、気がついたらイトカワから 100km も離れたところにいたからなぁ。今度もまたとんでもないところに行っちゃってて、位置の修正で残り少ないスラスタ推進剤を浪費してしまうんじゃないかとか。

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2005.11.27 日曜
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その名は "ZONE"

曽田正人の『昴』の単行本を、とりあえず今出てるところまでで読んだ。女の子が主人公のバレエのマンガなんだけど、あの『め組の大吾』のあの曽田正人だから少女マンガタッチなんて毛ほどにもなくて、とにかくアツい青春ものなんだよな。

で、ニューヨーク編でさ、主人公のすばるちゃんとライバル関係になる大御所のプリシラ・なんとかっつうベテランのプリマドンナがそれぞれ同日・同時刻に『ボレロ』を踊ることになるんだな。まぁそこらのご都合な展開はマンガっつうことで目をつぶることにして、このエピソードの核心として "ZONE" とゆー概念が出てくるんだ。

『昴』に出てくる医者の説明だと、トップアスリートとかの、その道を極めた人だけがその仕事をしてる最中に辿り着ける精神的境地なんだそうで、「火事場の馬鹿力」的なもので、そのとき脳の活動が異様に高まってるんだそうだ。んで、その具体的症状(?) が列挙されるんだわ。「色彩感覚の喪失」「スローモーション現象」「第六感的冴え」……あとはちょっと忘れたす。

それがいかにすごいものなのか、いかに貴重にして得がたいなものなのかが、これでもかこれでもかと、まさに曽田正人調でアツく語られるんだわ。

その状態は単に "ZONE" と呼ばれてるんだそうで。たぶんその現象を知る人達の間での通称なんだろな。医学的にはもっとそれっぽい、小めんどくさい名前が付いてるかと思われ。

……、

……、

……。

あのさ、

……、

……、

……。

おいらさ、

……、

……、

……。

そういうのの経験あるんすけど。

別にトップアスリートでもトップアーティストでもないのにすんません(とりあえず謝ってみる)

学生の時分にアマチュア演劇やってて、そのときに、たまにこうなったことあるよ。芝居してる最中に、観客一人一人の「気」とか「気配」みたいなのをビンビン感じてさ、その割には気分は静かなもんだったりして。これから言うこのセリフをどんなタイミングでどんな言い方をすると、あそこにいる観客はどう受け止めるかとか全部分かっちゃうんだ。

ド近眼なのにメガネなしで舞台に立ってたから、肉眼じゃどこにどんな人が座ってるのかなんて分かるはずないのに、なんか分かっちゃうんだ。そんで、どっかから頭の中に、セリフ入れのベストタイミングと抑揚、そのときの表情や身振りその他の最適解が勝手に降ってくる。

それをそのまま再現するだけ。なんだか時間がゆっくり流れてるから、それを受け入れて実行するのは簡単。従うのが気持ちいいっつーか、従わない理由がないっつーか。で、いざそうすると、あそことあそこに座ってるお客の気分が予想通りどっちの方にどう動いたのかなんてのが全員分、なんかリアルタイムで伝わって来るんだわ。

そうなれたときは必ず大好評で、客出し(芝居後、会場出口に役者が並んで観客を見送ること)で涙ながらに握手を求められたり称賛されたりとか、アンケート(芝居が終わった直後、お客にお願いして用紙と鉛筆を渡して、その場で感想を書いてもらう)でも激賞だったり。それで、あのテレパシーみたいな感覚がただの思い込みじゃないってことを実感したわけ。

いつでもそうなれるわけじゃなく、おいらの場合、脚本との相性とか、稽古をどれだけ煮詰めたか、その日のメンタルな調子とかが影響するらしい。まぁおいら程度でそうなれたってことは、別に誰だって条件が揃えばゾーンに入れるっつうことで。そのときのビデオを観直しても、プロに匹敵してたところなんてなかったし。

つうことで、ゾーンはなにも、特別な才能を持った人や、特別に訓練を積んだ人だけが入れる境地だとはおいらは思わん。確かにいつでも簡単に行けるもんでもないけど、『昴』は話を盛り上げるために、いかにも「世にも稀なる現象」として演出したんじゃないかな。

芝居やらなくなってかなり経つけど、あれが何だったのか、このほど『昴』にようやく教えてもらった次第で。そうなっちゃうのって自分だけなんじゃないのか、異常なんじゃないのかとちょっと不安だったけど、長年の謎がひとつ解けた感じ。

そういや芝居やめて以来、そういう経験からっきし。実社会で普通に暮らしてると、なかなかそういうチャンスに巡りあえないもんなのかもね。

いや、単に日々を真剣に生きてないってだけか (^^;)

銘板左端銘板銘板右端

今日は FreeBSD + Kwrite (KDE 付属のエディタ) で書いたぜ〜。このくらいの長文をフツーに書けるようになったぜ〜(威張)

「…」って「てんてん」でも変換できるわ(「さんてん」でも可)

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2005.11.28 月曜
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12月の出演予定

ラジオ出演が決まったズェ。もちろん BeFM の『八戸フォーラム シネサロン』だズェ。11月は出番なしで楽させてもらったけど、12月は13日放送分が担当だズェ。

となると収録は10日か11日か、そのあたりかな。あんまし時間の余裕ないんすけど。

その週末公開の作品、『魁! クロマティ高校』が入ってたりする(笑) どう紹介しよっかな〜。ていうか『男たちの大和』と『キングコング』もあるんだよな。新作紹介、どうやったらいいか今からすげぇ悩んでるっすよ。

マニアルームは 2005.11.3 で書いた通り、『対位法 パート2』で行くべ。前回はオタケンによるヤケドするよなオタトークに時間を食われてしまって、マニアルームはかなりの規模縮小を余儀なくされたからな(番組全体としてはナイスな仕上がりだったけど)。今度こそ自分が納得行くまでガッツリ行かしていただく所存にござります。

あと、12月20日・27日放送分は、去年と同じくシネサロンメンバー総出での総集編の予定っす。今年は去年の3倍くらい観てるから、去年よりは話についていけそう。でもそれぞれの作品、内容を断片的にしか覚えてないのよね。話がごっちゃになってたり、勘違いして覚えてたりしてそう (-▽-;)

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2005.11.29 火曜
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あの事件の証拠写真

幻の「埼玉ラーメン」の話題を出したのはまる1年も前なのか。で、ほとぼりもさめた頃(行っても恥ずかしくならなくなった頃)にまた行って、メニューの証拠写真を撮ってきたですよ。

まぁ見てくれたまえ。

いまだにパッと見ると「埼玉」って読んじゃうんだけど、みんなはどーよ?

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2005.11.30 水曜
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映画鑑賞倦怠期(か?)

なんか最近、映画を観ても全然なんかこう、入っていけないっつうか。どーしたんでしょ。『エリザベスタウン』も『親切なクムジャさん』も、おもっきし漫然と観てしまった自分にショック (。。;)

しかしさ、『エリザベスタウン』って『ボディガード』(ケヴィン・コスナーとホイットニー・ヒューストンが出てたやつ)系の映画だと思うんだけどどうよ。聞くと女性客では気に入ってる人が多いみたいだけど、おいらにとっては、そんなウマい話あるわけねーじゃん! てな感じで。他の男性客の反応はまだ知らんけど。そういや『ボディガード』のときも周りから聞いた意見は、そんな感じで男性客と女性客で意見がまっぷたつだったっけ。

『ボディガード』で印象深かったのは、劇中映画で『用心棒』が出てたことだな。『用心棒』は実は英題が "Yojimbo the Bodyguard" だったりして、『ボディガード』の脚本家の思い入れが感じられたりして。と、allcinema の『ボディガード』を検索したら、ユーザーコメントで「ケヴィン・コスナーがカッコよすぎて余計つまらない」なんて出てる一方、「この映画で一番光っていた・かっこ良かったのは、三船敏郎(劇中映画の用心棒)」という素晴らしいお言葉が出てた(笑) 確かに『用心棒』の三船は最高にカッチョイイ! (^^;)

ちなみに韓国で公開された『ボディガード』は、当時はまだ日本文化に対して公開規制がかかってたんで、『用心棒』を観に行く場面と、日本刀が出る場面がカットされたらしいっす。まぁどっちも製作者の思い入れ以上の意味はなかったんで問題ないと思うけどね。ていうかやっぱそこまで気にするほどの映画じゃなかったわけで。

『エリザベスタウン』に戻るよ。女性客の心を捉えたのはどうも、『ムーンリバー』のタップダンスのあたりらしい。確かにあれが話のツボどころのひとつなわけで、それまでにしっかりドラマにハマったお客が感動するのは理解できるわ。うん。

で、おいらとしては、その前にドラマにハマれなかったのが大きい。漫然と観てたせいなんだけど、ここはひとつその原因を映画になすり付けたい。

いいよな男前はよ!

スッチーに逆ナンされてよ!

我が身にはまず起こり得ないあの展開でおもっきし醒めてしまっただよ。ドラマにノれなかった理由をなすり付けるには十分なものがあると思う(妬)

でもそうなると『親切なクムジャさん』でも漫然だった理由がはっきりせんなぁ。ドラマに入って行けんかった。あの『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク監督の復讐シリーズだっつうから期待してたんだけど。チェ・ミンシクが出るっつうからますます期待してたんだけど。こっちは「期待し過ぎ」ってやつだったかなぁ。

でもやっぱドラマの展開なんかもうまくできてるんだよなぁ。クライマックスで被害者を集めて……という下りも納得できるものがあるんだよなぁ。決してつまんない映画なんかじゃなかったのになぁ。それなのに、何歩も引いたところから観てしまってる自分に納得が行かん。せっかくスタンプカードのスタンプためてタダで観たってのに、なんかもったいねー。ってそういう問題でもないか。

ここらで一発、セガールおっちゃんの『イントゥ・ザ・サン』でスカッとしてみるか〜。

それでも漫然だったとしたら、倦怠期どころかスランプかもしれんぞなもし。

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