ひとりごちるゆんず 2005年12月
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2005.12.1 木曜
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師走の初日に思う邦題問題

師走だシワスだ SHIWASU だ。

何書くか決めてなかったけど、上の文を書いたら決まった。今日は洋画の邦題について考えるのココロだ〜ぅ(小沢昭一風)

映画のタイトルで最近よく見るヘボン式ローマ字の日本語って、客をコケにしてるみたいでおいら嫌いなんだけど何とかならんかねぇ。大島渚監督の『御法度 ‐GOHATTO‐』って、なんでも、マーケッターが女性ウケを狙うならならこれでしょうってことでこう決めたらしいぞ。コケにされてるぞ女性客。松田龍平と浅野忠信を起用した時点で既に女性客に対するアピールは充分だったと思うが。

肩透かしなタイトルだったのが、フランスのドキュメンタリー映画の『WATARIDORI』。フランス人ってけっこう日本びいきなところがあるから(ヨーロッパで最も食にこだわる国民の自負として、日本料理に並々ならぬ敬意を持ってくれてるらしい)、てっきり原題がこれなんだと思ったら邦題なんだもんなぁ。だったら普通に「渡り鳥」でいいじゃん。あるいは渡り鳥の渡りの行為を主に扱ってるんだから「ワタリ」とかでも。

まぁ、原題をそのままカタカナにしちゃうってのも問題ありなことあるけどね。短い言葉や単語ひとつだけならまだしも、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とか『リバー・ランズ・スルー・イット』とか『マン・オン・ザ・ムーン』とか、「・」が2個以上あったりするとかなりウザったかったりする。

タイトルを勝手に違う英題に変えたりもするよね。『Striking Distance』が『スリー・リバーズ』に、『The Professional』が『レオン』になった。これ、外国の人と映画の話するときかえって邪魔なんだよ。そういう大胆な改題するならついでに日本語にしてくれた方が、誤解が生じる可能性が低くなってよっぽど親切ってわけ。『明日に向かって撃て!』なんてもろに日本で付けた名前っぽいくて、分別付きやすいじゃん。原題はかなり素っ気なくて『Butch Cassidy and the Sundance Kid』。主人公2人の名前。『愛と青春の旅立ち』も、原題はかなり素っ気なかったと思った。

まあ違う英題も善し悪しだけど。『First Blood』という作品を日本の配給会社が『ランボー』と改題したら、製作した会社がえらくそれをお気に召して、以降、続編の原題が『Rambo 2』『Rambo 3』になったっつうこともあったね。ここらへんは結果オーライってとこか。

最悪なのが、前にも言っことあるけど、カタカナでしかも文法をテキトーに扱ってるやつ。最近のやつだと『セブン・ソード』がひどかった。七本の剣で明らかに複数なんだから、カタカナにするなら「ソーズ」でしょが。英語教育上もろにまずくないか? 文部科学省、こういうのにはきっちり抗議入れろよ。

あと、少し古いやつだと『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(原題は『Dances with Wolves』。「Dances」の「s」は、三単現の「s 」)。主人公がネイティブアメリカンに呼ばれる名前が、その言語での「狼と踊る(文やフレーズがそのまま名前になる)」で、それを忠実に英訳したものがこの映画の原題になってる。なのに邦題それぶち壊し。まぁ採用された「ダンス・ウィズ・ウルブズ」は文法は間違いってわけじゃないけど、「狼とダンス」とか「狼でダンス」みたいになっちまって、あたかもそれがテーマのほのぼの映画とかコメディ映画風味になっちゃってるんだが。

国内配給会社の邦題決定チームは、そこはひとつ原題の意図の方に忠実になって、「狼と踊る」で勝負かけた方がよかったんでは? 日本語としてもタイトルとしても別にヘンテコじゃないし。時代劇だけど『江戸を斬る』『三匹が行く』なんつう文法的に似てるタイトルも既にあったことだし。NHK の連続テレビ小説で『虹を織る』ってのもあったと思ったが。

こういう、いったん気がついたり気になり出すと止まらなくなってしまうよーなヘンテコな邦題は、なるだけやめていただきたいと願う2005年の師走の初日。

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韓国映画が台頭してきたおかげで、洋画にきちんとした、あるいは粋な日本語の邦題を付ける習慣が復活しそうな気がする。

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2005.12.2 金曜
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追突 - TSUITOTSU ‐

今日のタイトルは、日本の映画会社が好きそうな味付けにしてみました (^^;)

またもらい事故。今年2回目。前回は 2005.7.9 の逆突。今回は追突。

職場の担当車アベニールで信号待ちしてたら、いきなり後ろから5トントラックがドゴーン! あ〜びっくら。相手はかなり減速してたこともあって、こっちは目立った被害はなし。見た感じバンパーが多少ひしゃげて、ちょびっと変形した感じ。よぉ〜く見ないと分かんない程度。体も、たぶんむち打ちとかにさえなんないかと思われ(今は様子見段階)。

被害が軽かったもうひとつの理由は、相手のクルマがボロだったから (^_^;) 向こうのフロントバンパー、鉄製だけどすげぇサビサビに腐れてて、衝突で容赦なくひん曲がってたよ。亀裂まで入ったぐらいにして。これで衝撃を相当吸収してくれたらしい(笑) ってこの場合「(笑)」でいいのか微妙だな。

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運良く近くに交番があって事故証明手続きがすぐにできたんだけど、逆突のときの交番じゃなかったせいか、萌え萌え婦警さんがいらっしゃらなかったのが残念といえば残念 (-▽-)

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2005.12.3 土曜
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脱 Mac 計画

〜 外部メディア取扱事始 〜

FreeBSD にデジカメつなぐ方法、ようやく分かった。いろいろ調べてきたけど、4.x-RELEASE までしか効かない説明(うちの環境は5.4-RELEASE)が多くてさ、5.x 以降は何か変わったらしくて、そのまんま教えてくれるサイトがないわけ。でも根性で複数のページ様の情報を合成して、なんとかできるようになったよ (^_^;A)

  1. デジカメを USB ケーブルで PC に接続して、デジカメを画像出力モードにする。
  2. コンソールにて、コマンド usbdevs で接続を確認。
  3. コマンド su で root になる。
  4. コマンド mount -t msdos /dev/da0s1 /mnt または mount_msdosfs /dev/da0s1 /mnt でマウントする。
  5. やりたいファイル操作をする。
  6. root 権限のまま、ディレクトリ mnt 以外に抜け出して、コマンド umount mnt でアンマウントする。
  7. デジカメの USB 接続を取り外す。

これ、デジカメ(OSYMPUS CAMEDIA C-3040ZOOM)を直接 USB 接続する方法だけど、たぶんカードリーダなんかでも有効かと。

つうことで、しばらくやってなかった新作立体写真のリリース、久々にやってみよっかな。前回(2004年2月ぶん)の新機軸としてデジカメ化と、写真の加工で FreeBSD + GIMP を初めて使ったけど、これで今回からは Mac を一切使わずに全部 FreeBSD 上でできちゃうことになる(前は、画像の取り込みとページ編集に Mac を使った)。写真を貼る台紙ページとかも FreeBSD で1から作っちゃおっかな。

……、

……、

……。

とかあんましいろいろ野望を持つと、テンパってやりたくなくなっちゃって、結局リリースが1年後とか、最悪お蔵入りとかになるんだよな (-▽-) アハハ

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実はさ、FreeBSD の超初心者向けに、自分の体験にもとづく指南書的ページを作ったんだわ(備忘録とも言う)。他の方々が書かれたそういうページにいつも助けられてるんで、恩返しのつもりで1年以上前からアップしてあるんだけど、どういうわけかどこの検索エンジンも拾ってくれない(涙)

The FreeBSD Grappler

っつうページ。今回会得したデジカメの接続方法も書いといた。どうせ検索エンジンが拾わないなら、後でこのサイトの新コンテンツとして組み込んじゃおっかな。

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恥ずかしながら、フロッピーディスクのマウント方法がいまだによく分からん。うちに腐るほどあるフロッピー全部、かなり昔買ったやつで、Mac 向けフォーマット(HFS)済みのやつだからなぁ。そんな時代もあったんだなぁ。DOS か UFS なら話はなんぼか簡単なのになぁとフロッピーのせいにしてみる。

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2005.12.4 日曜
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立体写真素材狩り

そんなわけで、久しぶりに立体写真の素材狩りに行ってきたっす。今回のテーマは「JR 八戸線の駅」。

と言っても目が覚めたのが午後1時半で、急いでメシ食ってクルマで出陣したのが2時。この時期、今日みたいに晴れてても4時頃にはもう暗くなり始めるんで、時間との勝負ってやつで。

結局3駅しか撮れなかった。長苗代(ながなわしろ)と陸奥湊(むつみなと)と種差海岸(たねさしかいがん)。あと欲しかったのは、鮫(さめ)と種市(たねいち)と侍浜(さむらいはま)だったけどまぁそれは後の機会ってことで。つうか40枚くらい撮ってきたんすけど。ステレオ立体写真てことでカップリングするから実数はその半分以下(適切な視差を選ぶため、1被写体に付き3,4枚撮ったりもする)。撮り直ししたやつもあるしボツも出るだろうから、実質8〜12組ってとこか。1回のリリースとしてはちょうどいいくらいの量だったりする。

ていうか陸奥湊駅を撮り終えたあたりでデジカメのバッテリー表示が点滅し始めてさ、種差海岸駅じゃかなり急いで撮ったっすよ。液晶画面もこまめに切ったぐらいにして。

3駅の中で唯一陸奥湊だけが有人駅で、駅前駐車場には「無断駐車禁止」の看板。で、よく読むと「駐車の際には駅長の許可を得てください」とのこと。ええ、堂々と駅長(らしき人。他にもうおひとりいらした)に許可を申し出たよ。「(カメラを見せつつ)駅の写真を撮りに来たんで、駐車場にクルマを置かせてもらってもいいでしょうか」と。

駅長快諾。こういう時にはコソコソはいかんよな。うん。で、有人駅ってことでホームに入るのに入場券を買わされてしまったんだが、まぁ義理ってやつだわな。

「コソコソはいかん」と言いつつ、種差海岸駅じゃ無人駅でしかも待ち客もいないのをいいことに、立ち入り禁止区域っぽいところに踏み込んでコソコソとしかしバシバシと撮らせていただきました (^^;)

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「立体写真の素材狩り」と書いて思い出したこと。あのさ、子供の頃、信じてたことがあったんだわ。

「イチゴ狩り」「サクランボ狩り」「キノコ狩り」「もみじ狩り」ってさ、やっぱしこう、おびえて逃げ惑うイチゴやサクランボやキノコやもみじの葉っぱを追い詰めて、罠や投網で生け捕ったりするんだろうなぁなんて。勇壮なのか間抜けなのかよく分からんけど、いやマジで信じてたってば。みんなもそうだったろ!?

いまだにそういう「狩り」に行ったことがないんで、ひょっとしたらほんとにそうなんじゃないかとかちょっと期待してみる。なんかメルヘンっぽいよねテヘッ(「ジャンキーっぽい」とも言う)。

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2005.12.5 月曜
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週末は3連戦

今度の『八戸フォーラム シネサロン』12月13日(火曜)放送分の収録日、10日(土曜)18時からに決まったっすよ。ツカミの映画関連アホトークネタが思い浮かばん。あう〜。てかそんなしょーもないことしてるレギュラー他にいないって。

マニアルームの『対位法 パート2』に向けて、チェックしとかんといかん映画があるんよね。これ3時間ものでさ。チェックしたい場面は10分程度なんだけど。名画なんでまぁいいか。でも3時間はな〜。 allcinema ONLINE で調べたら3時間9分だってさ。

あ、DVD だったらその場面だけめっけてチェックすりゃいいのか。でもせっかくレンタルするんなら、ここはひとつ全部観ちゃいたいところですな。はぁ〜3時間か〜。

そういえば夏前にスターウォーズ特集を組んだとき、旧作5本全部観て、全作品ごとのワイプ(編集技法のひとつ)の使用数をカウントするという荒技をやってのけたんだっけ。あれを思えば今回のなんか屁のカッパだわ。今晩レンタルしに行こうっと。

とりあえず土曜日に13日放送分の収録するでしょ、そしたらね、次の日(11日・日曜)もまた収録なんですわ。しかも2週間ぶん(20日放送分と7日放送分)。『シネサロン恒例 年末総決算特集』てやつで。レギュラー陣が一堂に会して、今年の映画をひたすら振り返るのだ。上半期と下半期で2回ぶん。これを1日で録っちゃう。

手抜きと言うなかれ。レギュラー陣はみんな社会人なのよ。しかも BeFM の中の人たち以外のレギュラー全員がボランティアでこの番組やってるから、予定組みの優先度が低いのよ(映画観るのももちろん自腹)。そのうえただでさえメラマチョ忙しい師走に大集合なんだもん、実際、全員の調整がつく日は1日くらいしかないのよ。

ちうことで、2日で3週分を収録する強行スケジュールと相成りましてそろ。ま〜おいらだけじゃなく、パーソナリティさんもディレクターさんも、年越し前の踏ん張りどころってやつですな。

立体写真いじりどころじゃなくなっちった感じ (-_-;)

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新聞でもガンガン採り上げられてたけど、小惑星探査機 はやぶさ、どうなっちまったんでしょ。今のとこ ISAS(宇宙科学研究本部)のサイトでも 12月1日の報告 以来、新規の情報が出て来てないし。

姿勢制御系のトラブルだけならまだしも、さらに通信系もおかしくなったみたいなことが書かれてるんだが。11月28日に通信途絶が起きて、11月29日にビーコン回線が復旧か。そこからテレメトリモードに持って行かないと、はやぶさとまともに「対話」できんのよね。

そういや1回目の着陸の時、はやぶさはイトカワ表面上に30分以上留まってたよね。その間、表面温度100℃以上の環境にあぶられ続けたわけで、新聞記事で、このせいで通信系が傷んだ可能性があるみたいなことを読んだような。その影響が出たか? まぁ試料採取という分かりやすい大イベントを見事にこなした後で良かったといえば良かったけど。

で、そろそろ地球に向けて出発しないといかん頃だと思うけど、さっき挙げたページだと「現状から判断すると、探査機の運用回復には、一定の期間を要する見込みである」とのこと。どのくらいになりそうなんかねぇ。地球帰還のタイミングもそうだけど、いつまでもイトカワの近くに留まってると、もうそろそろ地球から見て太陽の電磁波圏の向こう側に隠れてしまうと思うが。そうなったら、また太陽の電磁波圏の外に顔を出すまでの何カ月間かはまったく通信手段がないわけで。

出発したとしても、はやぶさのメインエンジンは非力なんで、しばらくはイトカワとほとんど同じ軌道を飛ぶと思われる。つまりどっちにしても太陽の向こうに隠れるってこと。その隠れてる間、メインエンジンや生き残った姿勢制御装置をどう作動させるかを事前に教え込まないといかんのじゃないかねぇ。つまり、通信回線の復旧と、生き残った姿勢制御装置での段取り作りと送信を、タイムリミットまでに完了しなきゃいかんということ(「太陽の向こうに隠れる」はおいらの憶測っす。隠れないかもしれないっす)。

今頃は ISAS の人たち、JAXA(宇宙航空研究開発機構。ISAS はその1部門)の他部門の人たちをも巻き込んで激しく働きまくってるのが容易に想像がつくなぁ。部外者としてはただ「頑張れ!」と言うしかないのがもどかしいっす。ともかく頑張れ!

でも JAXA の実用衛星や H-IIA ロケット関係の人たちもきっと今は忙しいんだよなぁ。陸域観測技術衛星 ALOS の打ち上げ日が来年の1月19日に決まったからなぁ。その準備で。先代の H-II の打ち上げは7回で打ち止めだった(合計8回打ち上げる予定だったけど、6回目と7回目の2連続失敗のせいで最後の1発はキャンセルされた)んで、今度の H-IIA 8号機打ち上げは、関係者にとって特別な意味があるかと思われ。H-IIA は過去7回の打ち上げで失敗が1回なんで、成功率は既に H-II を抜いてはいるけど。

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2005.12.6 火曜
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おベンツとは

世間様の価値基準がよく分からん。

先月、ベンツに初めて乗せてもらったんだわ。運転させてもらえたわけじゃなく、後部座席と助手席を体験しただけなんだが。型はね、よく分からん。コベンツより大きくて2ドアだったよ。

やっぱ運転してみないとそのクルマがどうかなんて言えないけど、「乗せてもらった」状態で言えば、フツーのクルマと変わらんな。違いというものが分からん。ということで、きっと運転して初めてその良さが分かるクルマと読んだね。いや、その前に「ベンツはいいクルマ」という先入観がそもそも本当に正しいものなのかを疑う必要があるんだが、ま、値段が値段だし今さら昔みたいなボッタクリが通用するわけでもなし、という線で、「値段なりのいいクルマ」なんだろう。運転してみると、きっとそれが分かるんだろう。

面白かったのが、シートベルトバックルの自動押し出し機能。誰も乗ってない状態だと、シートベルトのバックルは上のベルト口のところにある。で、人が乗ってドアを閉めると、バックルを乗せたアームが前方に「ウニィィィィィン」と伸びて、ちょうど手が届く位置にバックルを持ってきてくれる。シートベルトを締めると、アームは元の位置に戻る。

たぶん2ドアならではの工夫かと。2ドア車の後部座席って乗り降りのとき狭いのが難点だよね。で、このクルマは、ドアを大きくしてなるだけその乗り降りスペースを稼いだ。そうなるとおのずとシートベルトの上端も後ろに下がってしまって、前の席に座る人にとっては不便。その矛盾を解決するためのギミックなわけ(憶測だけど)。

まぁこけおどしとしても十分な機能を発揮するわけだが (^^;) でも、メカにはちとうるさいおいらは、機械設計の基本中の基本である「単純さ」を尊びたいわけで、こういう解決法はあんまし好きじゃなかったりする。ギミックとしての面白さは感じたけど、自分で持ちたいとは思わなんだなぁ。オプションとか自作とかでヘンテコなパーツを付けるのは好きだけど、標準装備でそれはちょっとなぁって気がしたよ。

自動シートベルトで言えば、アメリカで普及してるやつなんか最悪だけどね。人が乗ってない状態では、シートベルト上端がドアミラーのあたりについてて、人が乗ってドアを閉めると、ピラー沿いのガイドレールに沿って上端が定位置にスライドして来るってやつ。一見ラクチン&安全なようで、実は全然ラクチンじゃないし、安全どころか危険だったりもする。

そのベルトで締めるのは胸の部分だけで、一番肝心の腰を固定するベルトはまた別なんだわ。で、こっちの方は自分の手で引き出して締める。昔のクルマの2点式シートベルトの要領ね。だから手間は普通の3点式シートベルトと大差なかったりする。

危険なのは、その胸ベルトだけ締めた状態で安全なんだと勘違いして、腰ベルトを締めない状態で事故に遭うこと。体の重心より上しか押さえてないから、普通に進行方向に向かってクラッシュすると、腰が前に滑り出すのは容易に想像がつく。そうなるとどうなるか。

胸ベルトで首が絞まる。あるいは最悪、首がちょん切れる。かえって危ないってば。そういう事故例が本当にあるかどうかは知らんけど、その可能性は十分にあると思う。ベルトをしないのと安全性にあまり違いがないという、大変に役に立たないアイディアだと信じとるよ。この機構が日本で認可になってない(多分)のは大変賢明な判断かと思われ。

唯一の利点は、外から見ると常にあたかもきちんとシートベルトをしてるようにしか見えないんで、警察に取り締まられないってことくらいか。ほんと何考えてるんだか分からんメカだよなぁありゃ。

それに比べると、おベンツの「バックル押しアーム」はずっとましだな。とりあえずそのアームを動かす機構が壊れても、体をねじりさえすればシートベルトを引き出すことはできる。「これが壊れたせいでシートベルトを締められない」という間抜けな状態に陥らないってわけで、恐らくメルセデス側もそこらへんを設計段階で配慮して、アームはああいう単純な形になったかと(詳しくはどっかで現物を見てちょ)。余計に思えるギミックとはいえ、構造を可能な限り単純化した点は評価するっす。

あとさ、後部座席の後ろのダッシュボード(?)部分のほぼ全部が小物入れになってたんだけど、あそこに何を入れるんだべ。特に何も思いつかんけど。ていうか何か入れたが最後、ずっとそれを忘れ去ってしまいそうで恐い。夏場はあの小物入れの内部はかなりの高温になると思われるんだが(窓辺だし、蓋は黒いし)。CD とかノート PC 等の電子機器なんか間違っても入れらない気がする。

そのおベンツを外から見た感じだと、前のオーバーハングがほとんどない割に、後ろはかなりオーバーハングがある。オーバーハングってのは、車体の、タイヤより前や後ろにせり出した部分のこと。乗り心地としては、クルマの前はゴツゴツ後ろはブワブワって感じになるかなぁ。高級車らしく、トランクルームはかなりでかい。で、ここに載せる荷物の積載量によって、特に後部座席の乗り心地にかなりの変化が出ると思われるんだが。アクティブサスペンションでも付いてるんだろか。

と、脇や後ろにちょっとだけ乗せてもらった感想を書いてみたんだけど、考えれば考えるほど、ベンツってクルマが普通のクルマにしか思えなかったんだが。やっぱ運転してみないとなぁ。

「ベンツですから」って考え方、もちろんメルセデス社の営業方針なんだろうけど、やっぱ先入観によるところが大きいかも。おいらみたいなやつもメルセデス社がターゲットに入れてるとしたら、「ベンツですから」と特別さを謳うからには、別に空を飛べとまでは言わないから、実用面では洪水で完全水没した直後でも問題なく走れるとか、夢を与えるという面では、付いてるのは後輪2輪だけで前輪がなくて車体前部は宙に浮いてるとか、環境面ではあのサイズでリッター40kmは軽く走るとか、そのくらいの性能を期待しちゃうんだが。

というわけでメルセデスさん、ベンツがそこまで特別なクルマなんなら、特別なりのことをしてくれよ。

まぁ、同じ外車とはいえベンツの対極にあるローバーミニ(いわゆる旧ミニ)の操縦性や挙動にハマっちゃってるおいらなんで、おもくそ主観的な意見なのですはい。ちなみに現行ミニはベンベ製だ。

銘板
2005.12.7 水曜
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原稿書きの日

10日収録分の原稿書きに追われてます〜。

前回のダメ出しで、あんまししっかりした原稿を書かないことを誓ったんだけど、やっぱ不安で。

話の3分の1は、前回編集で切られたやつの復活なんだけどさ (^^;)

あう〜最後がうまくまとまんね〜。

ツカミのアホトークは、今回は思いつかないんでナシって方向でひとつ。

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で、原稿はあらかた書いた。そしたらすぐさま今回の資料になる映画のレンタル DVD を鑑賞するはずだったのに、衝動的にマンキツに駆け込んで現実逃避してしまうおいらであった。

銘板
2005.12.8 木曜
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取材鑑賞の日

いや〜観た観た。あさっての『八戸フォーラム シネサロン』収録(13日放送)の、『マニアルーム』のネタにする映画。DVD 借りてきて。で、マニアルームで注目する場面をひたすら何回も繰り返し観てチェック入れて、と。

しかしあれだね、8年前の映画なんだけど、かなり思い違いしてたよ。記憶だけに頼らなくてよかったわい。ていうか、春頃にスターウォーズのワイプ(編集技法のひとつ)を採り上げたとき、記憶に頼って勘違いやらかして、後で訂正とお詫びやったからな。一応学習してるぞ、と。

観直したせいで、収録用原稿をかなり細かいとこまで加筆修正できたす。

つうことで明日の予定は、原稿の読みの練習と、日曜日のダブルヘッダー収録の準備。

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そういやさ、書こうと思っておもっきし忘れてたんだけど、2005.2.19, 2005.2.23 の地元テレビ CM に出た話だけどさ(エキストラだったけど、その中では一番目立つ役を頂いたのだ)、オンエア前にスポンサーさんと制作会社さんの間でなんかあったみたいで、

その CM、なかったことにされた。

ううぅ、テレビ CM のデビュー作だったのに……。

CM が放送されることを一般に「CM が流れる」って言うけど、この場合は CM が別な意味で流れてしまっただよ(思い出し泣)……どんぶらこっこ〜 (T□T;)

銘板
2005.12.9 金曜
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宇宙人は OS で差別する

なぜにこれほどまでの苦行を与えられなければならないのか。宇宙人を探したい FreeBSD ユーザは。

つい数日前、とうとう SETI@home が完全に BOINC に移行してしまった。

とりあえず SETI@home の説明をしますか。まず「SETI」。「Search for Extra Terrestrial Intelligence」の略。日本語だと、「地球外知性の探査」。

これ、宇宙から飛んでくる電波を解析して、自然発生したものじゃない信号、つまり地球外の知的生命体が発した電波を拾おうという計画。

地球人を例に考えると、地球から出た電波は、マルコーニが電波通信の方法を発明して以来約110年、短波以外は宇宙にガンガン飛び出してる(短波は電離層で反射されて地上に戻ってきてしまう。さらに地上や海上でも反射されるんで、短波ラジオは世界中で聴けるってわけ)。つまり人類の発した人工的な電波信号は、地球から110光年先にようやく届いたってこと。もしそこに宇宙人がいて地球からの電波を拾ったなら、時間が経つにつれて電波の強さと情報量が爆発的に増えていくのが分かるはず。地球時間で60年ほどそこで待つと、映像信号が出て来る。さらに待ってるとデジタル信号が洪水のように押し寄せてくるはず。まぁ今から100年後くらいだけど。

そういう実例が現に存在する以上、他の星の知的生命体がいたとしたら、通信手段として電波を利用してる可能性が高い。地球より先に科学技術文明が開花した星からの電波が、ひょっとしたらもう地球に届いてるかもしれない。それをキャッチしようってわけ。

もちろん電波を拾えない可能性も充分にある。そもそもこの宇宙にいる知的生命体は地球人類だけかも知んないし、他にいたとしても、探してる周波数帯域から外れた電波を使ってるとか、電波以外の手段で通信してるとか、ダメな理由はいくらでもある。でもとりあえず地球人としては電波で探すしかないのが現状。「バットを振らなきゃヒットは出ない」論法により、計画は始まった。

具体的には、天体が発する「自然な電波」はもう大体パターンが分かってるんで、電波望遠鏡に入ってくる電波の中から、それ以外の「不自然な電波」を抽出するのがこの計画の内容。

ところがこの波形の抽出ってのはかなりの計算力が必要。高速フーリエ変換っつう数学の技を使うんだけど、ひとつの電波望遠鏡からのデータを解析するだけでもスパコンがいくつあっても足りない。ていうかそんな雲を掴むような計画に貴重なスパコンは使わせてもらえないよね普通。大学の1研究室が買うには高すぎるし。で、研究者は考えた。「インターネットにつながった世界中のコンピュータの余力を使わせてもらって、力を合わせてスパコン何百台分もの力を得ようじゃないか」と。その発想で始まったのが『SETI@home』。

参加はもろにボランティア。参加者同士の競走意識を煽るように巧みに仕向けたおかげで、参加者数は確かとっくに500万人を突破したと思ったな。特に、個人やチームの成績だけじゃなく、国別や OS 別での成績を出したことで参加者は燃えた。一人で何台ものパソコンを SETI@home 用に投入するやつも続出(おいらもその一人)。

で、主宰者(カリフォルニア大バークリー校の研究室の1つ。責任者の名前は忘れた)は気付いた。この仕組みは他にも応用できる、と。んで、はじめは SETI のためだけの「ボランティアによる分散コンピューティング」だったんだけど、容れ物的ソフトウェアを作って、その規格に合わせたいろんなプロジェクトのプラグインをその容れ物ソフトウェアに組み込むことで、宇宙人探し以外にも様々なことができるようにするべぇとなった。

その容れ物ソフトウェアの開発計画が「BOINC」。SETI@home の開発メンバーが作ったんで、当然 SETI が一番乗りで BOINC を利用し出した。その他にも思惑通り、パルサーという天体から発せられてるはずの重力波の検出を目指す『Einstein@home』やら、蛋白質に関係する病気を研究する『Predictor@home』やら、BOINC のおかげで、研究者たちがやりたくてもなかなかできなかったプロジェクトがいくつか立ち上がった。めでたしめでたし。

BOINC のうまいところは、複数のプロジェクトを同時に進めることができるってとこ。ご家庭内のパソコンの余力を順番こで使わせていただく、という形。基本的に順番こだけど、どこかひとつのプロジェクトのサーバが落ちてデータ交換できないでいると、他の生きてるプロジェクトにお鉢が優先的に回ることになるんで、PC の余力が無駄にならない、と。

で、そこまではいいんだよ。うん。でもさ、主宰者側としてはなるだけ多くの参加者を集めたいもんだから、とりあえず Windows 用は用意するんだわ。その他に、Mac 用を用意してるところもあれば Linux 用を出してるところもある。

FreeBSD 用があるのは今のとこ、BOINC の容れ物ソフトと SETI@home だけらしい。

まだまだマイナーなのは分かってる。でもそこまで無視されるのも悲しいぞ。せっかく BOINC ソフトがあるってのに。他のプロジェクトもやってみたいんすけど。とりあえず手持ちの Mac じゃ SETI の他に Einstein もやってたりする。

あともひとつ悲しいことがあって。

FreeBSD 用の BOINC ソフト、すげぇ使いにくい。実はいまだにうちの FreeBSD マシン2機で BOINC が立ち上がってない。

半年以上前から FreeBSD 用 BOINC はリリースされてたんだけど、やり方があまりにわけ分からなくて、FreeBSD マシンじゃずっと昔ながらの SETI@home(「SETI Classic」と呼ばれてる)をやってきた。ところが11月22日、通知が来た。「もうすぐ BOINC に完全移行しますんで、SETI Classic は廃止になります」。

そして今月5日を限りに、SETI Classic のワークユニット(未解析のデータ)が届かなくなった。しょうがなく本腰を入れる羽目になったわけだ。FreeBSD での BOINC に。いや〜正しいやり方を求めてネットを漁った漁った。結局日本語でまともな情報に出逢えなかったのがまた悲しい。主な情報源は BOINC-SETI の相談 BBS(英語)。で、同じトラブルで引っかかってる人を見つけては回答を試し、また新たなトラブルに引っかかっては質問と解答を探り当て(コマンドライン OS ってこういうとき便利だわ。エラーダイアログでググれるんで)、イバラの道を歩むこと4日、ついにたどり着いた結論。

システムクリーンインストール。

脱力 orz

これやんないと OS 側のセッティングができないことが判明してしまって。まぁ人によってはそのままクリアできるかも知んないけど、うちの環境じゃダメだった。2台ともアウト。FreeBSD 4.x や 5.x のインストール時に fdisk のパーティション切りを「auto」にオマカセにしたあなた、たぶん同じ問題に引っかかると思うよ。

ということで今、毒味担当マシンの富士通 FMV DESKPOWER 300MHz を初期化したとこ。手持ちの FreeBSD 5.3-RELEASE インストール CD でシステム入れて、5.x より速くなったと噂の 6.0-RELEASE にアップデート中。今まで 5.4-RELEASE を使ってきたんで、6.0 の毒味も兼ねてたりする。これでまず増速させたい。

PC で BOINC のプロジェクトを新規に立ち上げるにはインストールキーが必要なんだけど、そのインストールキーがやたら長い。BOINC はコマンドラインで立ち上げるんだが、インストールキーをいちいち打ってらんないんで、GUI 環境を整えてコピペで済ませたい。でも GUI のビルド&インストールはやたら時間がかかる。つうことで、少しでも速い OS 環境をまず確立したいわけだ。うん。それに BOINC 自体、ソースコードからコンパイルしないといかんし、これもまた時間かかるのよ。

Windows とか Mac とか Linux の BOINC はいいよ。バイナリ形式で配布だもんな。しかも立ち上げ、すごい簡単らしいし(とりあえず Mac はめっちゃ楽勝だった)。なんで FreeBSD だけこんな目に遭わにゃいかんの?

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2005.12.10 土曜
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半熟巨神兵出撃的収録の日

13日放送ぶんの『八戸フォーラム シネサロン』収録はとりあえず完了。とりあえず形にだけはなったっつう意味ではよかったよかった。

前回のダメ出しで、「今度からは原稿をガッチリ書かない」としたんだけど、当分無理だわ。てなわけで今回もガッチリ原稿を書いた。参考にする映画をレンタル DVD で観てしっかり加筆訂正して、原稿をプリントアウトしてスタジオに持ち込み、万全の態勢で収録に臨んだのであ〜る。

そこで気付いた。

原稿、加筆訂正のやつ印刷しちゃった orz

その場で記憶を頼りに原稿の修正開始(泣) 修正つってもそこここの間に走り書きを入れる程度だから、アナウンサーみたいに文章は喋りながら作るわけで、アドリブ性が高くなってしまってさ。なんかすんげーキンチョーした収録になった気がする。普段から噛みまくりだからなぁ。ますます噛んじゃったんじゃないだろか。しかもこんな時に限って収録時間がちょうどくらいで、噛んだところをカットしてくれなさそうだし。

なんか半熟な巨神兵を無理やり引っ張り出して仕事させたらやっぱしグダグダになりましたみたいな。

アホ展開もあんまし多くないし、今回は少し自信なし……。

マニアルームの〆として、その映画の中の曲を使いたかったんだよな。マニアルームのネタに対応した曲。で、BeFM のライブラリにその映画のサントラがあったんだよな。有名作品だから。でもその曲は入ってなかった。

なんでいっつもそうなっちゃうのかねぇ。マニアルームでかける曲は不本意ながら結局、無難に主題歌になっちまっただよ。

え〜いとりあえず13日(火曜)19:30 オンエアだ!(ヤケ)

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2005.12.11 日曜
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ダブルヘッダーの日

つうことで、今日は昨日に引き続きシネサロン収録日(2005.12.5)。しかも2週間分。まぁ総勢7人体制なんで普段(バーソナリティさんとサシ)よりよっぽどラクチンだけどさ。今年の映画を振り返る内容なんで、マニアルームネタで悩むこともないし。

んでまぁパーソナリティのちえさんの仕切りもお見事で収録はうまくいったんだけど、うまくいき過ぎというか。いや、すんません実は「ハプニング発生で大騒ぎ的大盛り上がり」をチョトダケ期待してました (^^;)

今回はしょうもないギャグ展開はナシってことでひとつ。けっこうまじめにこの1年の映画を振り返ったですよ。ていうか少佐! 2週分ともZガンダム話をしっかりねじ込んだであります! (゜o ゜)ゞ ハッ!

そのあと何人かで飲みに行って、ニンニク酒っつうのを初めて飲んだっす。んまかった〜 (^^)

銘板左端銘板銘板右端

今朝新聞を広げたら NTT の広告で、光電話を今契約するといろいろもろもろがタダになるっつうから、早速 116 に電話して申し込んだ。したら5000円かかるんだと。しょうがないから受け入れたけど、なんだかな〜。

銘板
2005.12.12 月曜
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日本の冬は宇宙まつり

あさってあたりから来年2月いっぱいあたりまで、JAXA(宇宙航空研究開発機構)は大忙しになりそう。なんかわくわくする内容が多いんですな。

まず、順調に行けば今月14日、ハラハラさせまくりのあの小惑星探査機 はやぶさ が、地球帰還の途につく。 はやぶさ の現状の詳細はこちら

ふむふむ、姿勢制御エンジンの異常とコンピュータの異常が何で続けざまに発生したのはそういう理由か。漏洩した姿勢制御用推進剤がはやぶさ内部で気化して気化熱を奪って温度を下げて、さらに姿勢もおかしくなったんで太陽電池の発生電力が落ちて、機器が初期化されてしまったってことか。

新聞で発表があった「岩石採取は8割方失敗したと思われる」については、機器が初期化して、火工品の動作記録が飛んでしまったという可能性もある、と。つまりきちんと動作したけどそのあと初期化されて「動作していない」との記録になってしまったかもしんない、と。望みはまだある、と。

今は地球帰還用のメインエンジン始動のために各機器を順次再起動してるところなんだね。

はやぶさの地球帰還、無事にスタートを切れればいいですな。

はやぶさは JAXA 内の宇宙科学研究本部(ISAS)が運用してるんだけど、宇宙の実用部門は「宇宙利用推進本部」というんだそうで(最近その名を知った)、実用衛星や偵察衛星を H-IIA ロケットで打ち上げるとか、地球観測や高速通信の技術試験衛星を造ったりしてる。んで、ここが年明けに大車輪の仕事をする予定らしい。H-IIA ロケット2連発発射。1カ月も間を置かずに同じロケットを2機打ち上げるなんて、今までなかったんじゃないかな。

まぁどっちの打ち上げの段取りも、今まで成功したことがあるやつだからその点はあんまし心配はしてないけど、スケジュールに追われての打ち上げは何かと無理が生じがち→失敗しがちだから、その点がちょっと心配。

理由は「ALOS 開発の遅延」と「年度内の予定消化」と「漁協との打ち上げ日程交渉の結果」の3つが大きいかと思われるけど、もしかしたらさらに「中国の躍進を見て、JAXA も存在感を示さないといけなくなった」という政治的(ていうか体面的)思惑が入ってきてるんだとしたらまずい。焦りは判断の誤りを導くぞ。そのせいでまたコケましたなんてのは間抜けすぎる。なんとしてでも平常心で2連発打ち上げを成功させてくれ〜。その暁には、停滞気味だった H-IIA 計画に勢いがつくことにもなるぞ。

日本の衛星は打ち上げ後に名前が発表されるんだが、MTSAT-2 は「ひまわり6号A」か「ひまわり7号」あたりになるんじゃないかと。ALOS の方は、「ふよう2号」かな。昔、似たような方向性の衛星で ふよう1号ってのがあったから。耐用年数2年のはずが6年半も活躍したっつう縁起の良さにもあやかって。ていうか ALOS は名前を一般公募してるから、「ふよう」なんて地味な名前にならない可能性が高いか。

んで、2月の MTSAT-2 打ち上げとほとんどかぶって、今度はまた ISAS による 赤外線天文衛星 ASTRO-F打ち上げ。予定日は2月18日。ロケットは日本オリジナル技術の全段固体燃料ロケット M-V(ミュー・ファイヴ)8号機でござる。全部成功するとええですなぁ。

まぁはやぶさが注目を集めたからってわけでも、中国ががんばってるからってわけでもないけど、にわかに JAXA 周りに活気が出てきましたですな。

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2005.12.13 火曜
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『飢餓海峡』

八戸フォーラムの『名画を観る』企画で今日1日だけ公開された『飢餓海峡』(1965)、お・も・し・ろ・かっ・たぁ〜!

まぁ「おもしろい」とだけ言うと不謹慎な気もする重いテーマを背負った作品なんだけど、犯人追い詰めサスペンスが苦手なおいらでも、取調室での息詰まる展開にちゃんとついて行けただよ。3時間ものだったのに全然ダレるところがなかった。娯楽として一級ってこと。

今の日本映画も、長らく失墜してた品質が上がってきて確かに面白くなった。それはそれでいいことだけど、昔のやつもなんつーか、今の洗練ぶりとはまた別な勢いというかキョーレツさがたまんないっす。

とりあえず白黒シネスコ(『飢餓海峡』に使われたシネスコサイズ画面の正式名は「東映106方式」なんだそうだ)ってすげぇよほんと。東宝でも黒澤明が白黒シネスコ(こっちの名前は「東宝スコープ」らしい。「シネマスコープ」が商標登録されてることによる措置かと思われ)を好んで使ってたよね。椎名誠が言うところの「暴力的な魅力」ってやつだ。いやーほんとこの形式が一番「映画を観てる」って気分になれるんだよなー。

最近の CG 攻勢や DVD 鑑賞もいいけど、エッジが効き過ぎてて観てると目が痛くなるっていうか。そんな折にたまに観る白黒はいい。しかも家のテレビや PC モニタにかじりついて観るより、デジタルのデの字もない本物のフィルムを劇場の大画面である程度離れて観ると、走査線やモアレはまったく関係ないし、視差による立体感が効かない、つまり自分とスクリーンとの距離よりも画面の中の距離感の方が脳内で優先されるんで、これがまたいい。

今年の映画の目標は「50本以上観ること」と決めてた。DVD やビデオも含めるともう70本は行ってる(うち60本近くは映画館)。目標を達成して分かったこと。ここ何年も年間10〜20本だったのに急に浴びるように観ると、いい言い方だと「いちいち動じなくなる」というか、悪い言い方だと「流して観てしまう」ということ。

そんな状態に陥ったおいらを力ずくでリセットしてくれたのが、今回の『飢餓海峡』。今年中にまだ2,3本観るつもりだけど、これで来年もまた新しい気分で映画鑑賞できそうっす。

故・内田吐夢監督、ありがとー (T▽T)

銘板左端銘板銘板右端

そゆえば『ALWAYS 三丁目の夕日』の CG ってほんと CG っぽくなかったよな。画面全体が柔らかタッチで目にも優しい感じで。あの映画で既に半分くらいリセットされてたかも。

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2005.12.14 水曜
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SETI-BOINC は忘年会とともに

今日明日連チャンで忘年会だズェ。

つうことで、BOINC-SETI@FreeBSD 計画はあと1歩のところで足止めだズェ。

毒味マシンの富士通 FMV DESKPOWER 300MHz にFreeBSD 5.4-RELEASE p8 突っ込んで(新規インストールした 5.3-RELEASE から 6.0-RELEASE へのアップデートは失敗。また 5.3R入れ直して5.4R p8 に上げた)、最低限の GUI を装備して、BOINC-client(BOINC 対応プロジェクトを取り込んで管理するソフト)をインスコ完了したとこ。あと BOINC-SETI を入れんといかん。

問題だった /var パーティションの容量不足(835MB くらいの空きがないといかんらしい)は解消したはずなんで、これでどうにか動くはず。動かなかったら……またネットの薮の中を突き棒振り回して進むしかありませんな。

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来年の抱負: Linux に手を付ける。COMPAQ DESKPRO 333MHz マシンで FedoraCore っつう Linux のディストリビューションのインストーラ CD が完全機能することが判明したんで。富士通 DESKPOWER でも東芝 DynaBook Satellite 2590X 400MHz でもインストーラがまともに動かなかったんで諦めてたよ。それがまさか、Mac 以外では我が家で最古参のマシンで動くとは。さすが異常にガタイでかいだけあるわ(関係あるのか?)

んでまた「いずれ Linux でも入れる日も来よう」と HDD にスライス切ってスペース半分空けてたりするんだわこれが。BOINC-SETI が一段落ついたらやってみよっかな。ていうか FreeBSD で BOINC-SETI するんならどっちみち COMPAQ マシンもシステムクリーンインストールが必須なわけで、どうせなら Linux 専用マシンにしちまおうかとか。FreeBSD 6.0-RELEASE インストールに失敗したら考えるか。

いずれにしても、富士通マシンで BOINC-SETI が動いてからだズェ。

その前に2夜連続の忘年会だズェ。

銘板左端銘板銘板右端

小惑星探査機はやぶさが地球に帰って来るの、2010年6月になってしまっただよ。予定より丸3年遅れ。今日あたりまでが期限だった、帰還のための準備が間に合わなかったらしい。

なんかあの2回目の着陸直後のトラブル、かなり致命的なとこまでいってたらしく、そこから現状の満身創痍状態まで復帰できただけでも奇跡的だったみたいだからなぁ。

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2005.12.15 木曜
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アフター忘年会1

昨夜遅くまで深酒して、もう死にそうっす。

でも午後になったら復活してきたっす。そして今夜も忘年会。

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2005.12.16 金曜
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アフター忘年会2

昨夜さらに遅くまで深酒して、めらまちょ死にそうっす。

今日は早寝するべと誓った朝。

銘板左端銘板銘板右端

なんかさ、深酒した次の朝ってやたらノド渇かない? そのくせして膀胱はパンパンに張ってたりしてさ。その2つの要素に関してさ、起き抜け + 二日酔いの頭でさ、邪悪なアイディアを思いついたりしない? 循環説というか。

誘惑を振り切って、トイレで膀胱を解放してから台所で水を飲んで、どうにか人としての尊厳を守り抜いた朝。

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2005.12.17 土曜
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今日も早寝狙い

「早寝する」と言いつつ結局12時台に布団に入ったよ昨日は。でもさ、普段寝るのが1時から3時代なのに比べると、けっこうな早寝かと。

今晩も早寝して、明日の日曜に向けて体調を万全に持って行かなきゃいかんのだからして。

なんでって、なんでって……、

明日おデートなのよ! \(T▽T)/

ちなみに10月のおデートとは違う相手っす。今度のお相手様は、付き合いかなり長い友達。ま、たまたま同性じゃないから「デート」と定義しようという、限りなく「つるむ」に近いデートだったりする。現地集合・現地解散だし。

でもさ〜やっぱしさ〜、おにゃのこと2人で半日過ごすのってさ〜、い〜よね〜。このウキウキでほにゃへにゃな感じって「萌え」と源を同じくする感覚だと思うんだけどどうだしょ。

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2005.12.18 日曜
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盛岡おデート

帰ってきたよ〜。盛岡行ってきたよ〜。すげぇ寒かったよ〜。でも、でも、

おデートめっちゃ楽しかったよ! (T▽T)

ああなんか今年って、バレンタインデイはいつも通り何もなかったし、クリスマスもそういう予定入ってないけど、それ以外の日々にこの手の彩りがあって「けっこう人並みな気分を味わえたいい年だったなぁ」って気がする。うん(しみじみ)

銘板左端銘板銘板右端

「盛岡」って、口語的に「モリョーカ」と発音するとロシア語っぽくね?

かの宮沢賢治もこれには気付かなかったかと思われ。

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2005.12.19 月曜
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対スフィンクス新解答

盛岡紀行文でも書こうかと思ったけど(言っとくけどオノロケ展開はなかったっす (-▽-))、年末でちょっと仕事の方がテンパッてるんで、別なネタでも。

かの有名なスフィンクスのなぞなぞ。あれの新しい答えを自力開発したんで、その紹介でも(本当に仕事忙しいのか?)。

この答え、自分で言うのもなんだけどすげぇ画期的だし、何よりカッチョイイのよ。それにスフィンクスのなぞなぞに限らなくても、「答えられなければ食い殺す」というクリティカルな状況じゃなくても、日常的にこう、謎かけを挑まれたりした際に大抵の場合は使えるという、いやほんと自分で言うのもアレなんだけど、かなり優れものな解答なわけよ。

ひとしきりもったいぶったところで、その画期的な解答ってやつをご披露いたしましょ。

面倒ななぞなぞを吹っかけられたら、こう答えるといいよ。

「その答えは……、
キミの心の中にあるッ!!」(ヅビシッ)
↑マウスで選択してね。

食い殺されても文句言わないで下さい。

銘板
2005.12.20 火曜
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潔くボツ!

日曜の盛岡に行った話をまた紀行文風にして綴ろうかと思ったんだけどさ、実際けっこう面白い事件もあったんだけどさ、どう思案しても下手なラブコメ風味になってしまいそうなんでやめとくことに決定。

むりやり腕組んで約3分で拒まれたりとか(それでも3分も持ったことは自分に誇りたい)、ホッペチューねだってソッコー却下されたりとか、まぁ書く腕さえあれば読んで楽しい話にもできようもんなんだけどさ。

ていうかおいら

ラブコメ大嫌い(ほぼ憎悪)

な人間なんで。ということで、ご容赦つかまつる。

銘板
2005.12.21 水曜
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「元祖バグ」に遭遇か?

BOINC-SETI@FreeBSD の目論見、かなり難航してるっす。/var スライスの容量が足りないがためにクリーンインストールが必要なことは分かった。ということで毒味マシンの富士通 FMV DESKPOWER 300MHz で実験中。

とりあえず FreeBSD 5.4-RELEASE p8 で、/var スライスの容量を多めに取ったら、わけ分からんトラブルが出て苦悩(どんなトラブルだったか忘れた)。

で、スライスを作るときの作法がまずかったんだろうってことでまたクリーンインストールを目論んだわけですな。で、どうせなら今 FreeBSD ユーザの間で話題の 6.0-RELEASE ってやつもこの際だから試したくなった。

Mac での FreeBSD ブート CD 作りは、去年の3月あたりにそこらへんいろいろトライして全然ダメだったんだけど再トライ。して、ようやくその秘法を会得した。いや〜それ用のソフトを買わなきゃいかんかとも思ってたけど、システムに付いてる「ディスクユーティリティ」だけで焼けたわ(FreeBSD にはとことんカネかけたくない人)。

で、どうせなら GUI があった方が何かと便利なんで、時間かかるのを承知で KDE 3.4.3 の ports インストールを敢行したわけですわ(ソースコードを拾ってきて、自分のマシン上でコンパイルするのだ。この毒味マシンだと、留守中に「指示待ちモード」に入ったりする関係で5日くらいかかる)。コンパイル済みパッケージはまだ KDE 3.4.2 までしか出てない。どうせなら最新版が欲しいのだよ(Firefox のパッケージもまだ 1.0.7 なんだよな。ports じゃより動作が軽い最新の 1.5 まで行ってるのに)。

ところが、

Internal compiler error: Segmentation fault

って何スカそれ。内部コンパイラのエラー? 意味分からんのでパッケージの KDE 3.4.2 で我慢しようとインストールしようとしたら、こっちはこっちでなんだか破滅的なエラーが出た。

エラーダイアログを頼りに Mac で情報を漁ったら、GCC コンパイラの不具合っぽい感じ。そんじゃ GCC はちゃんと入ってるんかい、と pkg_info | grep gcc やったら、ひとつも引っかからないでやんの。不具合どころか入ってもいない。

つうことで GCC 3.4 を ports インストールかけたら、依存ソフトで Perl が必要らしい。うおお、Perl さえ入ってなかったんかい。自動で Perl のコンパイルが始まったはいい。どうせ時間かかるだろうからとマンキツにて最近ハマってる『うしおととら』を読了。いい気分で帰ってきたら、

Internal compiler error: Segmentation fault: 11

またかい!( ̄- ̄c) → (  ̄o ̄)っ☆彡 オイ!

もっぺん Mac でググって、重要な情報を得た。どうもハードウェアの不具合で出るエラーらしい。その相談 BBS だと、「メモりチェックをしてみては?」と出てた。そうかメモリが怪しいのか〜。そういやこの毒味マシンのメモリ、おもいっきし流れ者だもんな。2枚あるうち 256MB は iMac から、32MB は COMPAQ DESKPRO から。マシンとの相性? それにしてもなんで今さら。

まぁ惜しくないのは 32MB なんで、こいつを外して GCC コンパイルに再挑戦したらこれからスカスカ通るんですわ。現在順調にコンパイル中。

で、疑惑の 32MB RAM をつらつら眺めてたら、並び合うチップのムカデ足を橋渡しするかのようにひっついてる異物1コ発見。なんかこう、ポテチ食いながら喋ったら口から飛んで出たやつみたいな。メモリいじりの作業中に物を食った覚えはないんだけどさ、ともかくそういう小さいゴミが付いてた。指で押したらプチンとどっかに飛んでった。

これ、いわゆる「元祖バグ」?

「バグ」の語源は、コンピュータ黎明期に不可解なトラブルが発生して、調べたら配線上に虫が引っかかって死んでたのが原因だったという故事から来てるそうで、今じゃプログラムの不具合のことを指して「バグ」と言うけど、大もとは、ハードウェアに引っかかった、トラブルの原因の異物のことだった、とのことらしい。

32MB なんてカスみたいな数字だけど、我が毒味マシンにしてみれば基本が 256MB なんで、32MB が装着されれば 12.5% の戦闘力アップ。捨て置けん数字だよなぁ。とりあえず GCC コンパイルが終わったらまた装着し直して様子見てみるか。それでまた似たようなエラーが出るようなら、このメモリそのものがアウトってことで諦めがつくってもんよ。

毒味のつもりが、思わぬトラブルを拾っちまっただよ。とりあえず原因究明できた感じでラッキーってことにしといてやる。

銘板
2005.12.22 木曜
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おとぎ話の裏を暴く

グリム童話の原作は実はめちゃめちゃ恐い話だったってのは、何年か前にかなり流行ったよね。

めっきり風も冷たくなってきて、『北風と太陽』の話でも思い出したんだわ。これはグリムじゃなくイソップだけど、これでなんかひとつ気付いたことがあったわけよ。

実際は逆だよね。

物語じゃ北風が悪者でしかもバカで、太陽はいいやつで知恵者だ。バカか頭いいかは別として、ほんとは太陽はめちゃめちゃ凶悪で、北風(大気)は人間や自然環境にやさしいのだよね。

もちろん太陽の恩恵がなけりゃ地上の生物は生きちゃいけないけど、ナマの太陽光線ってのはやばい成分がたくさん含まれてるわけ。主に可視光より波長が短い帯域ね。

オゾンホールを抜けて来るは紫外線の特に有害なやつ。これ常識。他にもX線だのガンマ線だのもガンガン飛ばしてる。太陽ってやつは地球の生き物に有害かどうかなんて関係なく、いろんな波長の電磁波をまんべんなく放出してるんだからして。

その太陽光線のうちの、生物にとって有害な電磁波は、地上に届く前に大気が吸収してしまう。ていうかそういう大気環境に合わせて地上の生き物は進化してきたんだが。

そんなわけで、確かに今はお日様が恋しい季節ではあるけど、小春日和の日に陽だまりにたたずんで「ああお日様はありがたいなぁ」と思うなら同時に、「ああ大気って偉いなぁ。放射線被曝に比べたら北風ぐらいかわいいもんだよなぁ」とも思わんと、バランスが取れないと思うんだが。

つらつら書きながらさらに思いついた。北風ってのは気象現象のひとつであって、地球のこの気象現象を駆動してるのは他ならぬ太陽の熱エネルギーだったりする。北風を吹かしてたのは太陽だったという事実がここに発覚したわけだ。

結論。あれは太陽の一人遊びだった。

なんかさ、子供の頃から、「この旅人、北風と太陽に遊び道具にされて、えっらい可哀想だなぁ」とは思ってたけど、この新事実のせいでますます可哀想に思えてきた。この運のない旅人がその後、つつがなく旅を終えられたことを切に願うよ。

銘板
2005.12.23 金曜
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ひかり電話導入記

1週間くらいかなぁ忘れてたの。

いや、NTT のひかり電話の契約してさ、めでたくブツが届いたんだけど、それからカンペキ忘れててさ。今日になってやっと装着したってわけ。ああそうだ送り状(ゴミ箱漁り中)。あったあった。12月16日着だよ。マジ1週間忘れてた。

そのブツなんだけど、箱開けてみたらこれがなんか、どう見てもルータなんですわ。しかもかなりでっかい。背面に LAN ボートが4個あって、他に電話用のポートが2個。あと、正面の上の部分にトサカみたいのが付いてて、ここを開けて専用装置(別売)を組み込むと無線 LAN ができるんだそうで。恰好は悪くない。しかしなんか何でもアリだな。

AC アダプタに関して、悪い点といい点をひとつずつ発見。悪い点は、でかくて重い。なんでこんな不様な有り様になっちまったんだろうねぇ。いい点は、プラグが本体と一体型じゃなく、1mくらいのコードでつながってるってとこ。タコ足配線してる身にとって、本体・プラグ一体型の AC アダプタほどウザいものはない。しかもでかいとますますウザい。誰があのスタイルを始めたんだろ。そういや1980年代、電動 RC カーのバッテリー充電器が既にそうだったな。

NTT はこのブツ(何と呼んでいいかよく分からん。説明書にも製品名でしか書いてないし)の AC アダプタを作ってみたら意外に大きかったんで、気を遣ってプラグ分離型にしたんだろうなぁ。お気遣い痛み入りますです。

で、早速導入したんだわ(1週間忘れてて「早速」も何もあったもんじゃないけど)。自動的に今まで使ってた BUFFALO 製のルータはお払い箱。あとで初期化してどっかに売るべ。ルータが換わったってことは、ルータが各 PC に割り振る DHCP アドレスも変わったってこと。今までは「192.168.11.1」がルータで、あとは LAN ポートの接続順に末尾が「2〜5」が割り当てられてた。

今度のやつを Mac の「システム環境設定」で調べたら、ルータが「192.168.1.1」。Mac に割り振られたのは「192.168.1.2」。ははぁそういう順番ですか。了解了解。つうことは LAN ポート2番目の COMPAQ マシンは「….3」ですな。よしよし Mac から ssh コマンドで侵入できたぞっと。つうことは毒味役の富士通マシンは「….4」となりましょうなぁ。

……、

……、

……。

連絡が取れん。「….5」もダメ(汗)。じゃ、じゃあノート PC の東芝マシンは?

……、

……、

……。

こっちもかい(滝汗)

どーなっとるんじゃこりゃ〜、と各マシンで DHCP アドレスを見たら(ちょっと面倒なんであんましやりたくなかった)「….7」「….9」だとさ。まったくどーなっとるんじゃ一体。

とにかく各 PC 間の連絡が取れるようになって復旧完了。ひかり電話もちゃんとつながったし、なんかまたひとつ21世紀的になったですよ。で、これでほんとに電話の基本料金が1550円から500円になるんだろな。それがひかり電話にした一番の理由なんだが。

実は今回の NTT の担当者、なんだか頼りなくてさ。ある日曜日に新聞で「ひかり電話が今なら無料」みたいな広告が出てたからいそいそと電話で申し込んだら「4000円かかります」と来て「あっ5000円でした」。あとで工事日程の調整で電話したときには、いったん「宅内は自分でやる」ということで話が付いたのに、あとからその担当者、「やっぱり宅内も業者にやってもらった方がいいので、またあとで連絡します」とおいらのケータイの留守電にメッセージ吹き込んどいてそのあとはナシノツブテ。

そんな感じなんで、ほんとに安くなるのかけっこう不安。

宅内工事(というかセッティング)、自力でちゃんとできたからいいけど、たぶん業者さんが来てもかえって訳分からんことになってたかと思うぞ。PC が4台もあるのに Windows 機は1台もなし。Mac 1台と FreeBSD 機3台。この環境を把握できる業者さんなんて八戸にいるんか?

銘板
2005.12.24 土曜
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クリスマ酔拳

メェリィクリスマァス!(『ALWAYS 三丁目の夕日』の三浦友和風に)ってこれ書いてるの25日の深夜だったりするけど (^^;)

24日はねぇ、例年通り静かに過ごすつもりだったんだわ。まぁしょうがないやねって感じで。したら呼び出しかかって飲み会に出陣。こういうときの飲み会招集って一人身にとっちゃけっこうありがたいもんだね。2月14日もこの調子なんだべか。

んでもうなんか知らんけどゴキゲンで酒がカパカパ進んじゃってさ、「そんじゃーねー」とみんなに手を振って、一人になった帰り道に酔拳モード発動。めちゃめちゃ千鳥足になっちゃって、なかなか前に進まねんだこれが。ここまでキたの、ほんと久しぶり。

そして交差点で信号待ちしてたら、足元のアイスバーンに足を取られてドステーン! と完璧なシリモチ。いやもう両足を前にまっすぐ投げ出して上体は起こしたまま、見事に決まった!って感じで。じゅってんじゅってんじゅってんじゅってん……。

んでこれがまた間の悪いことに、横に女の人が並んで信号を待っててさ、巻き込まなかったのは幸いだったけど、「大丈夫ですかぁ?」と心配されたぐらいにして。恥ずかしいの恥ずかしくないのってあーた。痛みと恥ずかしさで、立ち上がりながら「大丈夫。多分」と答えるのが精一杯だったよハニー。ああ、せっかくご親切にお声をかけて下すったんだから、せめて彼女のご尊顔を拝し、お美しいお方だったらそれをきっかけにお近付きになれたかも……ってそれじゃラブコメじゃん。ていうか日付も替わった夜中に一人でいる女ってスナック系だろうなぁやっぱし。あんましおいらのターゲットじゃないやね。

ていうか向こうにしてもターゲットじゃない可能性、甚大。足元もおぼつかないへべれけ野郎だしなぁ。人のこと言えた身分じゃないってことさね。

ていうかさ、恥ずかしさもさることながら、あまりに完璧にシリモチついたもんだから自分でウケちゃってさ、その女の人の手前、笑い堪えるのにけっこう必死だったりしたよ。いや〜今思い出しても、我ながら見事なコケっぷりでござんした。ああそうか、どうせベロンベロンの酔っ払いなんだから、何も気にしないで笑っちまえばよかったんだ。

今度酔っ払ってシリモチついたら遠慮なくそうすべ。でもまだケツ痛ぇや (^_^;)

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今回一緒に飲んだ顔ぶれは、2005.11.16 のお三方。つまり女の人に囲まれて飲んだのさ〜。ああ、思えば今年はけっこういいクリスマスだよなぁ(しみじみ)。ていうかあの事件から1カ月以上経ったか。丸く収まってホントよかった(思い出し涙)

銘板
2005.12.25 日曜
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犬の真実

昔見た4コママンガでさ、麻薬捜査犬がご褒美で捜査官にシャブもらって打ってるっつうやつですげぇウケたんだわ。実はヤク中の禁断症状を捜査犬に利用してたっつうブラックさがたまんなくてさ。で、

「現実もそのまんま」

という噂を聞きつけたんだけど、実際のとこどーなのよ。

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ていうかクリスマスの日曜に書くネタか? (-▽-;)

銘板
2005.12.26 月曜
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CAMUI ロケット続報

10月末頃に特集した CAMUI ロケット(2005.10.27, 2005.10.28, 2005.10.29)がまたすごいことになってる。

官抜き開発のはずだったのに、JAXA にページ持っちゃってるよ。まぁ紹介ページなんで、官に取り込まれたわけじゃなさそうだけど、ここまで認められたってことだよオイ。

JAXA の中の宇宙科学研究本部(ISAS)が採り上げてるってことは、ISAS が擁する日本オリジナルのロケット M-V(ミュー・ファイヴ) 関連の部署(工学系)が興味津々で鼻を利かせてるってことかと。CAMUI は出力 1000kgf のエンジンも開発中ってことで、もしかしたら M-V の上段ロケットに採用しようかとか検討中なのかも。ていうか CAMUI にはもう アメリカの民間ロケット会社から上段ロケットとして使いたいとの引き合いが来てる し。

この2カ月で、CAMUI はずいぶんメジャーになったみたいだね。関連するサイトやページもけっこう増えて、10月の時点で謎だったハイブリッド機構の詳細もようやく分かった。あのときは憶測として、燃焼室全体にまんべんなく酸化剤(液体酸素)を注入するんじゃないかと書いたけど、実際は燃焼室のテッペンから噴射するんだね。エンジンの構造も二重円管じゃなく三重円管。ISAS の紹介ページにその構造と原理が書かれてる。ふむふむなるほどそういうからくりになっておったのか。凄すぎ! 見事すぎ! まさに巧妙! しかも燃料が危険物じゃないっての画期的だよ。そして着火はニクロム線。機械はあまねく単純さと低コストを追求すべきもの。設計者はよく分かっていらっしゃる!

ただ、酸化剤タンクはやっぱり形が不自然な気がする。なので、ロケットの大型化には限界がありそうな気がする。10月26日付の朝日新聞に出てた、衛星打ち上げで「重さ10キロ以下」という一見控えめな目標は、現時点じゃ妥当なあたりなのかもねぇ。

いやいや、エンジン単体での大型化に限界があっても、クラスター化(いくつものエンジンを束ねる方式。アメリカのスペースシャトルは同じエンジンを3基束ねてる。ロシアのソユーズロケットは20基)でどうにかできるぞな。

CAMUI はこれからどんどんいきそうですなぁ。盛り上がってきたらこれからもときどき特集するぜ〜。

銘板
2005.12.27 火曜
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ロクとの共闘

危なかったよ昼間の外回り。クルマの運転。前の晩の夜更かしが効いて眠くて眠くて。まぶたか勝手に落ちてくるわ視線も焦点も定まらないわ。あんましヤバかったから、ひと回りした後スーバーの駐車場でちょっと仮眠取ってちょっと復活。ていうか寒くて目が覚めた (-o-;)

夜更かしはねぇ、おとといの晩も遅く寝たからほんとはとっとと寝るべきだったんだけど、富士通 FreeBSD マシンでの KDE 3.4.3 コンパイル中(今日で5日目に突入)にトラブル発生でさ、この対処で。うん。んでこれがまた未知のトラブルで、gpgme-1.0.3 だかいうプログラムのコンパイル中に「undefined reference うんたらかんたら」とか言われてもねぇ。いくらググッても有効な解決策が出てこないわけよ。怪しい 32MB メモリは外しっ放しだから関係ないし。

午前2時に観念して、もう最初っから全部インストールし直そうかと思ってさ、こんな時は身を清めてでもみるかと風呂に入ったら、もうひとあがきしたくなった。

いろいろまたググッてたら、FreeBSD のパッケージとソースコードのダウンロードサイトに出た。そしたらもう ports 使ってのソースコードのコンパイルなんてちんたらしたことなんかやめちゃって、コンパイル済みパッケージを落として一気にぶち込もうか、と。pkg_add コマンドって使ったことなかったんだけど、教科書に沿ってインストールかけたら新事実発覚。FreeBSD 6.0-RELEASE(通称「ロク」) がコマンドラインで叫ぶ。

てーへんだぁてーへんだぁ! gpgme-1.0.3 が依存するはずの libgpg-error-1.1 がなかったんで先にインストールしようとしたら、古いバージョンの libgpg-error-1.0.1 の野郎がもう入ってやがりましたぁ!

何だとぉ!? そーかあの一杯食わせモンのメモリでトラブってたとき、原因が分かんねぇまんま /usr/sbin/sysinstall から KDE 3.4.2 インストールしようとして失敗したからな。そのときのあれだなそりゃ。そんなら使えねぇ libgpg-error-1.0.1 なんざ pkg_delete でとっとと捨てて、pkg_add で libgpg-error-1.1 の入れ直しだぁ。おうロク、ぼさっとしてねぇでとっととやんな! どうもこいつが問題の原因くせぇぞ。

がってん承知!……てーへんだぁてーへんだぁ!

何でぇ何でぇ今度は何でぇ。

libgpg-error-1.0.1 の野郎、べらぼうな数のプログラムに頼られてやがって捨てらんねんでさ。

しょうがねぇなぁ。じゃあ削除反対派のやつらとうまくやっていけるように、portupgrade で穏便にアップデートといくか。おぅロク、さっさと……。

親方、potupgrade って何スか?

あ、そうかてめえまだ purtupgrade 食ってやがらなかったな。ちょっと待ってろ。今食わしてやる。うーっとどこだったっけな、この頃どうも物覚えが悪くなっていけねえ。find コマンドで ports の中を探さねえとな……おっと /usr/ports/sysutils/ だ。どぉでぃ。おお、けっこうさっくり飲み込みゃぁがったな。そしたら効き目が出るように一旦寝てすぐ起きな。おっ起きたな。それじゃ libgpg-error-1.0.1 の portupgrade 頼んだぜ。

分かりましたぁ親方ぁ。へへっネットにありやしたぜ libgpg-error-1.1。小せぇソースコードなんでちょちょいのちょいでコンパイルしてみせまさぁ。ほれこの通りでさ。

ロクでかした! っておいロク、終わりじゃねぇのかよ。

どーも他の依存のやつらもいくつかアップデートしないと収まりつかないみたいですぜ。まあ順番にかわいがってやりまさ。ほほいのほいっとどんどん来なせぇ。あちゃ〜 8MB のソースが落ちてきちまいましたぜ親方。

こりゃ長丁場だな。おぅロク、おれぁもう寝るよ。あとぁ任したぜ。

……、

……、

……。

この時点で午前3時半。朝イチで様子見たら、ロクのやつまだ libgpg-error の依存プログラムの面倒見てたよ。これで意味不明のトラブルがめでたく解決したとしても、KDE 3.4.3 が出来上がるまであとどのくらいかかるんだべ (-o-;)

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ていうか http://www.freebsd.org/ja/ports/x11 を見たら、KDE 3.4.3 のパッケージもう出てた (-o-;;) 他のマシンの FreeBSD を 6.0 にした暁にはこれで行くべ。

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で、libgpg-error-1.0.1 → libgpg-error-1.1 のアップグレードはめでたく完了! そのまま gpgme-1.0.3 コンパイルに突入!!

……、

……、

……。

「undefined reference うんたらかんたら」復活 ( -_-) フッ

状況はなんにも好転してなかった。つうことで現在、アッタマ来たんでシステムクリーンインストール中。あの怪しい 32MB メモリでシステムがどっかぶっ壊れてたんじゃないかと。

KDE は 3.4.3 を pkg_add (URL) コマンドでパッケージで突っ込むことにしたよ。コンパイルなんてまどろっこしいことなんかチマチマやってられっかまったくよう。

銘板
2005.12.28 水曜
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ヲトコ呑み

今日はこれから忘年会さ〜。この前はおにゃのこたちとだったけど、今日は体育会系主催のヲトコの飲み会さ〜。おいら体育会系じゃないけど郷に入りてはってやつで、下っ端だからタバコの買い出しでも何でもやるのさ〜。でも楽しい人たちだから喜んで乗っちゃうのさ〜。

朝一番で電話かかってきてさ、出たわけさ。

おはよーす。お久しぶり〜。

おいっす。忘年会やるぞ。

いつ?

今日!(笑)

今日!?(爆) どこに何時?

あの店に7時。

りょ〜かいっす!

んじゃ。

んじゃ。

ツーカー即決 (^▽^;)

この人さ、おいらが酔っ払って調子に乗ってやりすぎたりすると、真顔できちんと叱ってくれるんだわ。もうおいらこのヲトコに惚れてるっすよ。つうことで、今日は(なるべく)叱られないように気をつけまーす。

ただなぁ、酒のサカナが往々にして喧嘩のランキング話になるのはどうにかならんかなぁ。「あそこのあいつより向こうのそいつの方が強い」とか「あの手の連中だったら3人までなら俺に任せろ」とか (-_^;) ピクピク

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2005.12.29 木曜
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拷問医療最先端

昨日の忘年会で、衝撃的な話を聞いてきたよ。

いやね、今年あったこととして、おいらは「胃カメラ飲んだよ〜」って言ったんだわ。2回目だったから、それぞれの病院の胃カメラの機材や入れられ具合の違いとか語ったぐらいにして。そしたら

「オレなんか尿道カメラやられたことあるぜ」

マジすか!? (゜□ ゜;) そんなのがあるんすか!? 知らなんだ〜。

しかもその場に経験者が2名もいらした。1人はおいらの目の前に、セブンスターを1本突き出した。

「この太さ」

マジすか!? (T□T;;) そんなん入るもんなんすか!? 痛くないんすか!?

「『入る』『入らない』じゃなく『入れられた』よ! 痛ぇなんてもんじゃねぇよ! 3日ぐらいのたうち回ったよ! 血ィ出てくるしよ!」

おいらに怒鳴られても困るんだけど、それはそれは壮絶な体験だったらしい。

医療機器メーカーってなんかこう、開発姿勢をどこか間違えておられるような気がしてならないんですが。技術の進歩でいろいろできるようになったはいいんだけど、「それによる患者の苦痛と恐怖」をないがしろになさってるんじゃありませんかね。そういう医療機器の提案者や開発者や営業マンは絶対、実際に自分たちでその機械を経験してないとおいらは信じるよ。

銘板左端銘板銘板右端

昨日の晩から、尿道カメラの話を思い出すたびに青くなって股間を押さえてしまう年の瀬。そんなん絶対入れられたかねー!(立ち眩み)

銘板
2005.12.30 金曜
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今日もヲトコ呑み

今日も野郎だけの忘年会。高校時代の同級生と。

大幅に遅れて来たやつが1人いて、そいつが来たとたんみんなでブースカ文句たれるだけたれて、散々言い終わってから発覚。

おいらが間違った場所を伝えてた (-_-;)

平謝り。マジすげぇすまんかった!

銘板
2005.12.31 土曜
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映画企画

昨日飲んだ仲間 + 2人で元朝参りに行って来たとこっす。で、昨日からちょっと映画の企画話で盛り上がっちゃって。

北のあの王国から、あの王子様(マサオ君)が不審船が来るわけですよお忍びで。青森県の誇る、マグロで有名な漁港に。で、つかの間の日本滞在を楽しんで帰っていくという筋書きで。ええ。

「大間の休日」。

やっぱダメすかこれ。

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読者の皆様、今年もお付き合いくださってどうもありがとう m(_ _)m

2006年が皆さんにとってよい年になるよう願っておりますですぅ。

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