ひとりごちるゆんず 2004年4月
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2004.4.1 木曜
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ドサクサ頂きもの 2

エイプリルフールだけど別に関係なく行くっす。

昨日の引っ越し手伝いで、なかなか手に入れられないようなブツも頂いたよ。言っとくけどガメたんじゃなく、ちゃんと許しを頂いてもらったんだからね。

重ねてお礼申し上げます。どうもありがとうございました <(_ _)>

ナショナルの拡声器。

何に使おっかな〜(わくわく)。とりあえず、物産展の仕事が入ったら有効活用することにしようっと。

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2004.4.2 金曜
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サイトまた改造

どぉよ!!

トップページでいきなりこの日記が出るようにしてみたよ。使ったタグは <iframe></iframe> だ。TABLE に組み込んで表示させるのにちょっと手間取ったけどたぶん大丈夫だ。確認した環境は

Mac OS X 10.3.3
Internet Explorer 5.2.3
Netscape 7.1
Safari 1.2 (v125.1)
FreeBSD 5.2-RELEASE
Konqueror 3.2.1

以上の4つ。Safari だと テロメア方式 が効かなくて最新ログに飛ばない(ていうかなんでかページの末尾が出てしまう)けど、上記のその他の環境だと完全動作するぜ。

Windows + IE でちゃんと動いてるかどうかは知らないっす。うまくいってなかったら教えてください。ほんじゃよろひく。

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<iframe> タグの存在を知ったのは、こちらのサイト様のソースで。日記がやたら面白くてちょくちょく読みに行ってるんだけど、最近模様替えしたらしい。そしたら iframe 内の文字色と大もとの背景色が同じくなって、マウスで選択しないと読めなくなった。これうちの環境だけ?(4月4日追記:Netscape で見るとそうなっちゃうらしい。Mac でも FreeBSD [Linux 用 Netscape を流用] でも。あ、Safari でもダメだ。IE for Mac と Konqueror for FreeBSD だと背景が白くなってちゃんと読めるんだが)

<iframe> タグの使い方は、こちらのページ様に教わったっす。

両サイト様、どうもありがとうございました。

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追伸:ついでに、Mac, FreeBSD, GIMP のバナーも空きスペースに追加しといた。いわゆる「彩りを添える」ってやつだ(笑)。FreeBSD のデーモン君、見てると時々まばたきするよ。

銘板
2004.4.3 土曜
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サイト関連自己満足の続き

昨日に引き続き自己満足企画。トップページ中央の窓でお読みの方にはどうでもいいことだけど、『ひとりごちるゆんず』のもくじページ、少しマシなデザインにしたよ。立体写真のもくじのデザインに合わせてみた。

別にエエカッコするのが目当てだったわけじゃなく(エエカッコできるほどの出来映えでもないしな。ていうかトタンの波板みたいになっちまった)、こういう升目な配列にすると場所を取らないんで、過去ログにアクセスするとき下スクロールしなくていいでがしょ? 書き始めたのが2001年のちょうど下半期始めの7月分からだったんで、きれいに6カ月分ずつ並べられたし。

昨日までは1行に1項目のみの上に字もデカかったから、画面を尋常でなく無駄遣いして読者の皆さんにも大変ご面倒をおかけいたし、いやはや実にかたじけのう存じておったでござる。

実際この Web 日記、続けながらもこんなに長続きするとは思ってなくて、気がついたらもくじが一反もめんみたいにビロロ〜ンとなってしまってた。あああと3カ月弱で3周年だ。

ていうか『ケータイ立体写真館』のページ、最近作ったのに一反もめん型だ(汗)

あとね、全ての日記ページの末尾のボタンを、オレンジ色の○と△のやつに統一したよ。これで、もくじページにいちいち戻らなくても隣のページくらいには行けるようになったぞ、と。そんなわけであの『バックホーム』のダサ絵は卒業。まだちょっと残ってるけど。

日記コーナーのもくじページの重要度は確実に落ちてるのに、わざわざ改造を施す必要が本当にあったのか、今さら疑問に思えてきたけどドンマイ>自分

今後の展望としては、各ページにトップページみたいなメニューを付けて、このサイト内ならどこからでもどこへでも飛べるようにしてみたいですなぁ。違うカテゴリに行くにはメニュー画面まで戻らなきゃいかんというツリー分岐型経路って、出来の悪いインターフェイスの代名詞だからな。

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もうひとつ自己満足。

KDE のスクリーンショット (70% 縮尺)

スクリーンショットの撮り方やっと分かったよ〜。「KDE アプリ起動メニュー」→「グラフィックス」→「その他のプログラム」→「スクリーンキャプチャープログラム (KSnapshot)」だった。

画面に出てる GIMP は、日本語モードだとウインドウのタイトルはきちんと出るけど、ダイアログその他がまだ化けるんで英語のまんま。何がどういかんのか皆目分からん。「X Window System 用の日本語フォント」との触れ込みの monafont とかいうのをさっき入れてみたけど未確認。ドットのやつと TrueType のやつ、両方入れてみた。

まぁこのままでも使えてるからいいけど、やっぱし母国語じゃないと未知のいろんな機能を探検する気がなかなか起きんのだなこれが。

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風車の弥七、お亡くなりになったか。合掌 (-人-)

銘板
2004.4.4 日曜
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あの歌この歌 秘密のつながり

♪とーんとーんとんからりんの隣組

この歌、なんか変だと思ってたんだわ。めちゃめちゃ明るくて親しみやすい雰囲気なのに「隣組」。「住民同士の監視・密告制度」という全体主義的な暗いイメージを持ってるんですが「隣組」。ミスマッチの妙というか。

半年くらい前、運転中にラジオでいきなり流れてきて(時代を振り返る番組だったと思う)、それ聴いて笑っちゃって、ちょっと危険な状況に陥りそうになったよ。

何かの替え歌か反体制歌かと思ってた。それにしても鋭いギャグセンスだよなぁ、と。んで、なんだかこのメロディに、どこか別方面からの妙な親しみを覚えてる自分に気付いた。

あれだった。

♪ド ド ドリフの大爆笑

同じ曲だぞ! ( ̄□ ̄;) これまたすごい意外な組み合わせというか。

キーワード「とんからりん 隣組」で YAHOO! 検索したら、どうも替え歌じゃなくオリジナル曲らしい。しかも反体制歌どころか、あの大政翼賛会が作らせた歌だった(証拠1, 証拠2)。これで密告制度を普及させちゃったらしい。

「ドリフの大爆笑」との関連性の謎を追ってさらにキーワード「隣組 ドリフの大爆笑」で調べたら13件釣れた。そしたらなんと、どっちも同じ作詞者だったという事実が発覚。そしてその作詞者、岡本一平という方の息子さんが、あの大芸術家、岡本太郎証拠3)。

この世の中、何がどこでどうつながってるのか、フタ開けてみるまで分からんもんですなぁ。

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トップページの『友だちリンク』と日記窓周りの table 構造を単純化してみた。その影響でお飾りのうにょうにょ画像は降板。table 描画の遅い環境(IE とか)や画像描画の遅い環境(Konqueror とか)では少し高速化されたかと。日記窓も大きくなったんで、読みやすくなったかも。

銘板
2004.4.5 月曜
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トップページ微調整段階 &

FileMaker Pro 6

トップページを模様替えしたはいいが、なんつうかこう、えげつないんだよなぁ。バナー貼りまくりなのはいいとしても、それ以上になんつうかこう……と思ってたら原因判明。

タイトル画像、無駄にでけ〜 (-_-;)

こんなこともあろうかと、しばらく前に小さいタイトル画像を作ってあったのだ。それに差し替えたらまぁすっきり! いや、「こんなこともあろうかと」この日に備えてたわけでもなく、半年くらい前にトップページをリニューアルしようと思って作った絵なんだわ。その時は結局それ作っただけで力尽きて、その絵の存在さえ忘れてたのを都合良く思い出したっつうだけのこと。

新しい題字のテーマは『ケチャップ&マスタード』ってあたりで(←今考えた)。んで、ケチャップ&マスタードの背景がなんでエジプト壁画なのかは依然として謎(訊かないで)。

これでまた少しトップページが軽くなった。入れ子 table もひとつ減らしたし。サイズが小さくなったんで、15インチモニタでも、ブラウザの右側に縦スクロールバーが出ないかも。

各画像のマージンも調整して全体のサイズを小さくしたら、そのあおりで日記窓もまた狭くなってしまった。でもシネマスコープっぽいかも(←ゴマカシ)

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今日は久しぶりにデータベースソフト FileMaker とがっぷり四つで格闘してちょっと充実。最近、職場でとうとう Ver. 6 を導入したもんで。

職場環境でも「脱 Mac OS 9」を進めてたけど、FileMaker Pro 6 でデータベースも OS X 対応。これでデータベースいじり中のフリーズの心配ガタ減り。「メモリ保護機能」の恩恵ってやつだ。Ver. 5(OS 8.x 〜 9.x 専用)で入力作業中なんかに凍られると、ショックかなりでかかったもんなぁ。

それに自動処理のスクリプト組んでガリガリ作業させてるときでも、一応他の仕事できるしな。「プリエンプティブマルチタスキング」とかいう舌噛みそうな名前の機能の恩恵だな。まぁそんなときの「他の仕事」っつったら、けっこう「この日記をこっそり書く」だったりするわけだが。

バージョン上がったら何も OS X に対応したってだけじゃなく、「フィールド定義」「値一覧の設定」等のダイアログに関しての不満、そこんとこが直ってた。待ってたぜ望んでたぜ待ち望んでたぜまったくぅ〜(落涙)

  1. ダイアログウインドウを動かすと、その下の画像が真っ白になっている(そこを見たいからウインドウを動かすわけだが)
  2. 画面ど真ん中のダイアログウインドウを移動させていったん閉じると、次に開いたとき前回の位置を忘れてまた画面のど真ん中に出現する(そこに出られると邪魔だから移動させるわけだが)

ここらへんの配慮の足りなさのせいで、Ver. 5 での作業中はいつもイライラさせられてたんだよな〜。アップグレードして良かったよほんと。もしかして OS 9 上の Ver. 6 だと改善してなかったりして(5.5 と 6 はどっちの OS でも使える "Carbon" という仕様で出来ている)。0S 9.x じゃもう FileMaker 立ち上げないんで関係ないけど。

強いてよろしくない点を挙げれば、OS 9 専用のときより反応が鈍いってのがちょっと。OS X がフツーに重い上に Cabon アプリだしな(新旧 OS 両用の利便の代わりにスピードが犠牲になった、ということらしい。ネスケも 7.0x [Cabon] → 7.1 [Mach-o: OS X 専用仕様] で軽快になった)。

マシンが旧き佳き iMac 350MHz なのを思えば我慢もできるのさ。実際、去年の今頃の環境: Performa "化石" 6410 (PowerPC G3 240MHz) + OS 9.1 + FileMaker Pro 5 の組み合わせと大体同じ体感速度だったりする。起動は今の方が明らかに速い。

データベースの下ごしらえは今日できたんで、明日はひたすらデータ打ち込みだぜ (T▽T) アハハ

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2004.4.6 火曜
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傾国の逸品

かつて戦国の昔、湯呑みひとつと城ひとつが交換されたと聞いたことがある。実話なのか例え話なのか知らんけど、まぁそういうものはそれだけの価値を発揮したりもするってことだわな。

昨日、仕事の出先でたまたま、おいらにでも一目で分かるほどの素晴らしい逸品にお目にかかったんで、持ち主の方を拝み倒して拝見させて頂いたんだわ。そこで矢も楯もたまらず許可を頂いて1枚撮らして頂いた

どうですこの斬新かつアバンギャルドな柄! 湯呑みにこれですよ湯呑みに! もし手に入れたくなったからって、そうそう手に入れられるような代物じゃござんせんよ、ええ!(鼻息)

……、

……、

……。

手に入るときはタダだろうけど (^^;)

銘板
2004.4.7 水曜
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葛藤の電子ネタ帳

日記のネタに困るときがある。

あるときふと思いついても、いざ書く段階になるとどうしても思い出せない、ということも多い。そこで賢明なるワタクシは考えた。

そうだケータイをネタ帳にしよう、と。ケータイにメモ機能があるけど、ケータイがその場にない場合を考えると自分のパソコン環境宛にメールを出す形式が望ましい。メールはサーバに常に残すように設定していて、ある程度たまったら全部落としてサーバのものを消すようにしてる。んだからして職場 PC にも自宅 PC にもネタを落とせる。この日記を書くときは常に PC 向かってるので、常にネタに接することができるというわけだ。

おお、我ながら名案。

でもいざやってみると、これがなかなかうまくいかんもんなんですな。そのときは「すげぇネタ考えた!」と興奮覚めやらぬうちに自分宛メールを打つんだけど、後で落ち着いて読むと何がなんだか分からなかったりする。その、考えついた瞬間の、過去の自分に問いたい。

とりあえず何この

「自走式携帯電話」

ってのは。

いや、ほんとすごいものを考えついた気分だったんだよ。そのときは。めちゃめちゃ興奮しながらケータイのキーを押しまくったんだ。うん。

ケータイが自分で走るのが、何? 何なの?>過去の自分

PHS やケータイで遠隔操作するロボットならテムザックあたりがとっくに作ってるはずだしな。それにしてもテムザックの日本語ページの URL に "jap" って入ってるんすけど、なんかまずくない? 英語圏にお住まいの日系人が見たらアゴ外してしまいそうな気がする。

ネタ帳の他のネタもろくなのない。

・「ゴム長」……ゴムじゃない長靴とは

・イエスノー枕

自分で嫌気がさしてきた。今この瞬間、当時の自分に、真摯に、心から問い詰めたい。

だから何!?

と。

銘板
2004.4.8 木曜
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DB ハマリスト

残業。

FileMaker Pro 6 での仕事。

だんだん高度な使い方ができるようになってきた。リレーション(複数のデータベースファイルの連携)とか『値一覧』の使い方とかがこなれてきて、あまり悩まずに済むようにはなってきた。

今まで紙ベースでやってたのを電子化しようと思ってね。発注伝票なんぞ。今やってるのは季節商品のやつだけなんだけど、このまま広げてアイテム全部を網羅できそう……な気がする……というのをここ数年ずっと思っててできないでいるのが現実(鬱)

まぁその季節商品特有の伝票は見栄えをかなり似せて作れたんで、とうとううちの職場もおいら以外の電子化が本格的に始まる……ような気がする……というのもここ数年ずっと思っててやっぱりできないでいるのが現実(鬱屈)

とりあえず季節商品の紙伝票に似せたレイアウトができたんで、紙伝票から転写するのは楽になった。入力間違いも減って善哉善哉。

しかしそこで FileMaker 社に苦言。

チェックボックスの動作、バグってっぞ!

2つのチェックボックスの ON/OFF で流れを4つに分岐させて(計算式内の if 構文は Excel と同じで分かりやすい。欲を言うと、改行と字下げを使えるようにしてくれると、後で読んだとき何をどうしたかったのか思い出しやすいんだが)、ひとつの計算フィールドにそれぞれの場合の結果を出すように作り込んだんだけど、半日間試行錯誤した結果、結局チェックボックスは捨てることにした。だって反応が逆だったりシカトしたりするんだもん。しかもレコードによって挙動が違ってたりするんだもん。んなもん使い物になんないっしょ。書類を一度保存してまた立ち上げるとそうなるっぽい。

おいらがどこか間違えてるのかもしれんけど、その間違いを発見できない以上、やっぱしうちの環境では今のとこ使い物にならんのよチェックボックス。

そこは、チェックボックスだと2項目を表示すれば済むんで効率よくなるはずなんだけど、仕方ないからその部分は、ポップアップメニューで4項目の中からひとつ選ぶ形にしたよ。あ〜あスッキリしねぇ〜。

でもポップアップメニューを切り替えるごとに、実行結果も確実に望み通りに切り替わるのを見てると、けっこう感動したりする。「あぁ〜コンピュータ使ってるんだなぁ〜」って実感が湧いてきて。

データベースの構造を自分色にどうにでも染め上げていくってのは、けっこう楽しいものなのだ。お便利機能を自作して足したり、目的別にレイアウトをいろいろ作って、適宜切り替えたりとか。例えば AppleWorks と同じ使い心地のグラフィックツールでタブを作って、そこをクリックするとレイアウトが切り替わるようにして重宝してたりして。

そのぶんデータ入力やデータ操作するときの作業ははかどるけど、仕込みに費やす時間と労力を考えると、実はあんまし効率的じゃないのかもしれんな。特に見映えはこだわってしまうしな。自作タブでのレイアウト切り替えのアイディアはぶっちゃけ宛名職人からのパクリなんだが、宛職の場合はどっちのタブがアクティブなのか分かりにくくて入力ミスをしがち。そこでおいらのやつは、もう地色もグラフィックオブジェクトもみんな色合いを変えて、一目でどのレイアウトなのか分かるようにしてる。

これも我ながらいいアイディアだと思うけど、違いを強調するあまりレイアウトそれぞれともド派手なカラーリングにしたんで(「黄・緑・茶・橙」系と「赤・青・紫・紺」系)、長く作業してる目がチカチカしたりもする(笑)

おととい「下ごしらえ完了」だなんて言っておいて、使ってるとやっぱしいろいろ思いついちゃって、気がつくと仕込み作業しちゃってるんだよな〜。

世の中、パソコンがこんなにも普及したけど、データベースという用途はそれほど普及してない気がする。コンピュータが最も得意とする仕事なんだがねデータベースってのは。

敷居が高いってのも確かにあるけど(敷居があんなに高いのは、日本のデータベース業界・学界等の、翻訳の怠慢あるいは権威主義によるカタカナ語の濫用のせいだと思っとるよ。例えば「リレーション」は「連携」「連動」または「関連づけ」、「フィールド」は「欄」で充分当てはまるだろが)、ここはひとつ根性出してなんぼかでも使えるようになると、「パソコンを、払ったカネに見合ったぶんだけ使いこなしてる気分」を味わえるよ。

銘板左端銘板銘板右端

「脱 Mac」からはちょっと後退気味だな。KDE にデータベースソフトが付いてるみたいだから、暇見てそいつも試してみるか。

銘板
2004.4.9 金曜
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雑誌捨て

部屋を片付けようと思った。いや、思ってた。いやいや、前々からずっと思ってた。出すべきゴミをまとめて、回収日にどさっと出しちゃおう、と。今度は再来週の水曜の朝か。まぁ「やろう」と思ったときにやっとくべきですな。「まだ大丈夫」とタカをくくってるともうその日が過ぎてるものさ。

何を片付けるかってぇと雑誌。かなりたまってしまった。主に Mac 雑誌なんだが、だってねぇ、2001年のやつとか持ってたってもう役に立たないでしょ。とっとと捨てればいいのに、なんでまたこんなにたまるまでとっといたのかってぇと、あれだ。「ヅボラだから」。

いや、それはそうなんだけど、ヅボラにはヅボラなりの理由ってのがあるんす。

  1. 3年くらい前に雑誌等を整理したとき、捨てるのがもったいなく感じた。「暇なときに読もう」と。
  2. 本棚に空きスペースを作って、そこに全部ぶち込んだ。
  3. 最新の雑誌でさえ半分くらい読んだらおしまいなのに、バックナンバーなんぞ一向に読む機会もなかった。
  4. それでもなんでかマメに雑誌を買っては読んでた。バックナンバーはたまる一方。
  5. 本棚がいっぱいになると、本棚の前に積み上げ始めた。
  6. そうなってくると、本棚の存在も、本棚の前の雑誌の山にも関心がなくなってしまう。
  7. かくして本棚周辺は、人を寄せ付けぬ禁足の地となった。

慣れってのはやっぱし恐い。そこに巨大かつ無益なゴミの山があるのに、そうなったらそうなったで全然目に入らなくなっちゃうんだよな。「気にならない」の進化形。

それでもときどき気がついて、「うっわぁ〜 (-o-;)」と溜息ついてた。で、ここしばらく、片付けたくなるタイミングを見計らってきた(←ここらへんがヅボラの真骨頂)。そしてそのタイミングは今日、突如として訪れた。別に今やらなきゃならん理由もないけど、なんかこう、「よし、そろそろやるか」と(何が「そろそろ」の根拠なのか不明)。

自分の部屋とはいえ、3年間足を運ばなかった場所ってほんと、

居心地悪い。

自分の部屋なのに、なんか落ち着かない。「んじゃすんません雑誌どけさせて頂きます」なんて誰に頭下げてるんだか分からない感情に襲われつつ、片手で持ったときヒモが指に食い込んでもどうにか我慢できそうな重さ(10kg 前後かと)に積み上げて、ひもで縛って計8束。ためたもんだなぁ〜。生ゴミじゃないから、前日の夜に出しといて大丈夫だよな。これで我が部屋はかなりゴツい人1人ぶんか痩せた人2人分くらいの軽量化を果たしたのだ……と言うとなんか部屋に他の誰かがひっそりと居ついてたみたいで恐い(笑)

最近はあんまり Mac 雑誌買わなくなったしね。せっかく買っても、ちょこっと読んだだけでお蔵入りしてもったいないからってのもあるけど、実は「欲しい情報はネットでタダで拾えちゃうから」ってのもある。バソコン誌に限らず、最近の雑誌業界は、ネット上の無料情報との戦いで厳しいんじゃないだろうか。とりあえず Mac Fan 誌を何カ月か買わないでいたら、横書き雑誌だったのがいつの間にか縦書き雑誌になってた。

高城剛の『デジタル日本人』という本だったと思ったけど、「横書きの雑誌が売れなくなったら、縦書きにするだけで売れるようになる」というのを読んで、「へぇ〜」と感心したことあったっけ。実際 '80年代のオフロードラジコンカーブームの頃まではラジコンマガジン誌は横書きだったけど、ブームが去ってからは縦書きになったしな。

Mac Fan もそろそろ曲がり角に来たってことか。これでますます Mac People 誌(創刊から縦書き)との区別がつかなくなってきた(笑) 。まぁいいや。どうせもうどっちも買わないし(笑2

それはそうと、雑誌束ね作業してたら看過できないほどの量の副産物が発生したんだけど、

これ、何ゴミよ。

「燃やさないゴミ」でいいのかなぁ。雑誌付録の CD-ROM / DVD-ROM って特に使わなくて、雑誌に付けっぱなしで死蔵してたんだな。いくら何でも雑誌に CD 混ぜ込んだまんま紙資源ゴミとして出しちゃまずいだろう、と CD が入ってる袋をひとつずつ雑誌からひっちゃぶって、その袋から1枚ずつ取り出した。袋は「燃やせるゴミ」でいいけど中身は……処理に困っちゃうよな〜。資源ゴミのポスターにも載ってないし。「プラ」? でも CD って中にアルミが入ってるような気もする。

ああでもどうせ CD-R の焼き損じも何枚かあるから、いずれこの問題に突き当たるはずではあったんだな。次にパソコン屋で何か買うとき訊いてみるべ。

今度は CD で禁足の地ができそうな予感……。

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追伸:CD というものが音楽用として世に出たのは、かれこれ20年くらい前だったと思う。当時は「コンパクトディスク」と呼んでたっけな。「ビッグエッグ(東京ドームの別名)」とか「L特急(夜行じゃない特急……だったと思う)」とか「E電(元・国電)」みたいなもんで、誰もその名を呼ばなくなって久しいよな。ていうか E電 なんてヘンテコな単語、結局誰にも使われぬままひっそりと廃止されたし。

CD の実物を初めて見た時分には、来るべき21世紀の未来を頼もしく予感させるような、胸躍る気分を味わったもんだった。

「ふぅ〜んこんなシングルレコードより小さいのに、LP レコードより長く再生できるのか〜」「ふぅ〜ん針とか接触するものがないから寿命は半永久なのか〜」(実際は20年くらいでプラスチック部分が劣化し始めるそうだから、初期の CD はそろそろ寿命にさしかかり始めたかと)なんてもう「すっげぇ〜」の連発で。そして CD 表面のあの怪しげな反射を飽くことなく眺めていたもんだが。ずっと眺めてたらその CD の持ち主に気味悪がられて取り上げられたり(笑)

当時、この「未来を映す鏡」がまさかその未来に、「捨てるのに困るゴミ」になるだなんて誰が思ったろうか。

銘板
2004.4.10 土曜
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夜のお写真

デジカメで、暗い環境で写すと、「ノイズが混じる」&「色も落ちる」で独特の感じになるよね。

銭湯から上がって駐車場の我がクルマに向かったとき、気まぐれでクルマにカメラを向けたらそういう画像が出てきてさ、ちょっと立体撮影してみた。色落ちはいいとして、ノイズ混じりが立体でどう出るか。

我が愛車のおケツ。

まったくレタッチしてないっす。そのままでけっこうカッコ良かったんで。しかもトリミングもしてないっす。アングルばっちしだったんで。こんなことめったにない。

立体視しない状態では、トランクのフタのボサボサ感が目立つね。銀塩フィルムで言う「粒子感」てやつ。それはそれでいい味が出てるけど、立体視すると実はそのボサボサ、左右とも同じパターンで現れてるのが分かる。トランクのフタとボサボサ、距離が違って見えるでしょ? フタの向こうにボサボサの紗幕がかかってるみたいに、遠近感が逆に出ちゃってる。このボサボサは CCD の並びに沿って発生してるってことですな。

このカメラの仕様は「スーパーCCDハニカム搭載」なんで、六角形の CCD 素子が蜂の巣状に並んでるはずなんだが、立体視するとボサボサが縦に並んでるのが分かる。旧来の正方形の CCD 画素がマトリクス状に並ぶ形式よりも自然に出るんだろうが、やっぱ性能ギリギリのところでは、画素の位置が固定されてる「デジタル画像臭さ」が出てしまいますな。

色合いのシブさはけっこう気に入ってたりする (^-^ )

銘板
2004.4.11 日曜
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消費文化の音

少し前に食べたフキノトウの香りがゲップと共に鼻の奥に蘇る今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

おとといの雑誌整理で大量発生した CD-ROM を撮影した後、片付けようとかき集めてるとき思ったんだけど、CD 同士が擦れ合う「キチキチ」って音、イヤな音だね。「発泡スチロール同士」「黒板 + チョーク」「ガラス + カッター」の、あれ系。

これも CD が珍重されてた頃にはなかなか聞けなかった音かも。別にありがたかないけど。

銘板
2004.4.12 月曜
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人質事件で憶測

電話帳広告のニセ請求書が巷に溢れるこの季節、皆様ご機嫌いかがでしょうか。

さてイラクでの日本人人質事件、おいらも一刻も早い無事の解決を願ってるけど、今(4月12日午後)は「24時間以内に解放する」宣言の24時間が経っても犯行グループ側は何の動向も見せず沈黙中。そんなわけで、犯行グループの真意別に作戦を考えてみた。その予測される真意は以下。

……、

……、

……。と、アツく一通り書いたけど、「所詮は野次馬」の後ろめたさを押してまで、って気が起きなくていったん削除。

んでも少しだけ。

アルジャジーラで謎の男が読み上げた声明文は信用しないとして(asahi.com の報道に準拠)、犯人が沈黙を続けてる理由は、「人質解放後の安全な逃げ道を探してるから」なんじゃないのかね。人質を取られてる側にすれば、人質さえ戻ればあとは遠慮なく犯人を探し出してやっつけるだけで、それは向こうも承知だろうからね。

犯人包囲網にわざと隙を作って犯人たちをそこに誘い込んで捕らえるっての、できないもんですかね。横山光輝の『三国志』で呉軍が関羽親子を捕らえたときの作戦そのまんまだけど。

敵の位置が分からないと無理っぽいか。ていうか、現地にいる自衛隊はイラクの復興に関することしかできないらしいから、そう考えたら日本のためにイラクでそういう作戦行動ができるの米軍だけだわ。日本の唯一の同盟国ってことで。そうなると作戦が成功してもイラクの人たちから反感買いそう。

政府から「人質救出に全力を尽くす」というコメントが出てるけど、具体的にどういうことにどう全力を尽くしてるのか、後からでもいいから、最重要機密事項までは出さなくてもいいから是非とも公表してほしいっすね。日本国民として、「万一こういう状況に巻き込まれたら、国にどこまで期待できるのか」という、日本国が納税者(お客様)である国民に行えるサービスの質と範囲を見極められるんで。まぁあの北の王国の拉致事件への対応で大まかに分かるけど。

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<「こうだといいなぁ」的希望的憶測>

犯行グループ、民間人を人質にするという下策を用いて、のっけから「3日間で自衛隊を撤退させろ」なんて物理的に無茶なことを要求してるんで、中東人ということも考えると、これは「出鼻でとんでもないハッタリかまして、交渉しながら落としどころを探る」という、アラブ世界では普通の筋書きを用意したつもりだったのかも。出だしの衝撃性は合致してる。サマワでの自衛隊の駐屯地の借用交渉も、最初はベラボーな金額をふっかけられたらしいし。

「従わないと人質を生きたまま焼き殺す」とまで言ってしまったのは、経済大国相手の大バクチだから、吹っかけもそれに合わせて……なんて程度だったのかも。

それが、日本社会はその交渉術に慣れてないもんだから、びっくりして蜂の巣をつついたような騒ぎになってしまって、相手の予想以上の取り乱しように犯人たちも戸惑ってしまって、それが現在の「犯人の沈黙」になってるのかも。

</「こうだといいなぁ」的希望的憶測>

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(「追伸:」として、ここにジョークっぽい関連話をいったん出したけど引っ込めました。人質事件がいまだ膠着状態なので [4月13日午前1時現在] 。よって件のジョークネタは、「人質の方々が無事に解放されたら再掲載する」という方針にしました。そういえば2001年の同時テロの数時間前に偶然出したハイジャックネタを、慌てて引っ込めたってこともあったなぁ)

銘板
2004.4.13 火曜
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爆睡

これ書いてるのは14日なんだけど、昨日はなんだか1日中眠くて眠くて、うち帰ってそのまま寝たら朝になってた。気分はすっきりだけど、背中や肩が張って体の節々が痛いのはまたなんでだ。

寝てるうちに何か肉体労働してたとか?(笑)

銘板
2004.4.14 水曜
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曜日表示

大したことないといえばないけど、来月からこの Web 日記、日付に続けて曜日も表示することにしたよ。JavaScript の "getDay() メソッド" をマスターしたんで。

このページ、いつも月末あたりに次の月の台紙を作るんだけど、JavaScript で自動生成させてるんだわ。ソースの所定の位置に年と月の数字を入れて(「年」を打ち込むのは1年に1回でいいけど)、そのソース書類をブラウザで開くと HTML 形式の文書が表示される。それをコピーしてまっさらなテキストエディタ書類に貼り付けると、次の月の日記の台紙の出来上がり。月が明けたら各日付の位置に日記の内容を書き込む、と。

それでその自動生成 JavaScript 書類に曜日表示の数式も入れてみたってわけ。でもこの曜日の出力がまたそのまんまじゃ 0 〜 6 の数字なんだわ。日曜日が "0" で 土曜が "6" なんだってさ。んで、表示するときにそいつを普通の「日曜」〜「土曜」に対応させるのに手間取ったけど、ようやくできた。

と思ったらどこでどう血迷ったか、 改造前の書類を残して改造後の書類を捨ててしまって、1から作り直し終えたとこ(泣)

後で自分でブログを読み直していろいろ思い出すとき、曜日は重要な要素になると思ってさ。今度は、過去ログに曜日を振る方法を思案中。でもかなり難しそう。

銘板
2004.4.15 木曜
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立体梅花

八戸の南隣の南郷村をクルマで走ってたら、いい梅の木があったんでクルマを停めて撮ってみた。

これだ。

一枚ずつ単体で眺めると、こりゃレタッチでシャープかけ過ぎですな。んだけど『2002年4月』の立体写真づくりで、「樹木が被写体の場合は、そうした方が立体視したとき見栄えがする」ということに気付いたんで。ま〜シャープかけてもやっぱり画像が眠い感じなのは、カメラがケータイの31万画素だっつーことと、それを補うレタッチ技術が足りないってことで。

そこを通りかかったとき、逆光の梅の花がきれいで、それを撮りたかったんだけど、撮ったらこんなふうになっちゃった。

やたら明るい青空に梅の花が溶け込んじまっただよ。そこに見えるのは枝の黒い影だけという惨状。青空を背に梅の花が映える様が良かったんだが、どうも都合良くはいきませんですな。CCD はフィルムよりコントラスト比を大きく取れるもんだと思ってたけど、人の目の方がまだまだ性能いいみたいね。

……所詮カメラケータイだしな。

銘板
2004.4.16 金曜
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習作立体接写

Mac のキーボードのアップなんてのも立体で撮ってみた(Apple USB Keyboard)。接写の立体はあんまりやったことなかったんで、練習ってことで。

この場合は視差が足らんかった。一応立体感は出てるけど、片目で見ても、その形から立体感を想像できちゃう被写体でもあるけど。

最近、花の立体写真なんか面白いんじゃないかと思っててさ。花びらの重なり具合、おしべ、めしべなんかの突き出し具合とかが出ればいいなー、とか。

銘板
2004.4.17 土曜
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ムダ毛の定義

今週の少年マガジンの一番後ろの、目次の左隣のページの広告なんだが、なんかちょっと腑に落ちないところが2点ほどあって。

いや、ムダ毛の除毛の広告自体は別にいいんだ。「除毛するとモテモテだよ」という写真構図で宣伝するのもまぁ別に構わないんだ。しかし、男性モデルのツルツルの胸板に寄り添ってる女性モデル、

そんなイイ女か!?

確かに人は見かけじゃないさ(「人は見かけだ」路線の広告だが)。確かにこの人も、美人度では普通くらいだと思うけどさ。性格すごくいいのかもしれないしさ。意外な特技があるかもしれないしさ。溶接とかボイラー資格とか大型特殊免許とか(なぜガテン系?)。でも普通こういう写真のモデルさんて、たとえイラクが大体どこらへんにある国なのかも知らないバカ女だろうが、たとえ脳みそ溶けてそうなシャブ中の女だろうが、たとえ将来警察に通報されるような虐待ママになるだろうこと請け合いの女だろうがそんなことは二の次で、パッと見の見栄えのみ最優先で採用するもんだと思うが。

余計なお世話と言われればそれまでだけど、なんか強く疑問に思ってしまって。んでもまぁそこらはまだいいんだ。広告として成り立つ範囲の事象だ。

でもさ、

これ、どうよ?

写真の写りっぷりはビミョーだけど、やっぱしムダ毛があるように見えるんだが。

除毛の広告として破綻してる気がするんだが。

銘板左端銘板銘板右端

最近のショック:最安値 Mac の eMac にさえ、クロック数で追いつかれた……。

銘板
2004.4.18 日曜
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マヌカン×マネキン=追憶

「マヌカン」て「マネキン」のことじゃないのか、と、ココ・シャネルの伝記マンガ『私は薔薇』を読んでて気付いた。

1. マネキンというと、服を着せてショウウインドウに立たせるあの人形の意味が一般的だけど、あれはもう少し正確に言うと「マネキン人形」。ということは「マネキンの代役をさせる人形」ということ。人形が代役をする大もとは人間。よって、「マネキン=売り出し中の服を実際に着てみせる人」ってことになる。

2. 「マネキン」にはもうひとつ意味がある。物産展やスーパーの食品売り場なんかでお客に商品を勧める、エプロンしてサンダーバードみたいな帽子をかぶってるおばちゃんたち(若い人もいる)。あの人たちのことを「マネキンさん」と呼ぶ。別に隠語じゃなくて、どこの都市にもそういう人材の派遣事務所があって(八戸にもある)、大抵「マネキン紹介所」みたいな名前。この場合「マネキン」の意味は、「自分が担当する商品をお客に勧める職業」ってことになる。「ジャパネットタカタの社長=マネキン」ってことだな。

『私は薔薇』では、ブティックに於いてのマヌカンの重要性を初めて見いだしたのがココ・シャネルってことになってる。「マネキン(マヌカン)」がもともと 1. から派生して 2. の意味になったのか、それもとその逆なのか、そこまでは分からん。

銘板左端銘板銘板右端

ひとつ思い出した。ずーっと前、物産展で日立市に行って現地で雇ったマネキンさん、どんなおばちゃんが来るかと思ってたらお若くてかわいいコだったんだ。うん。まぁかわいいのは個人的に嬉しかったけど、若いということでマネキンとしての腕前を疑問視したもんだったが、予想外によく売ってくれた。

ほんと久しぶりに思い出しちゃったよ。「この仕事が好きなんで、ずっとやっていきたいんです」なんて言ってたっけ。うんうん。……いやダイジョブちょっとこみ上げただけ。ぐしっ。うーい。

企業城下町の日立市、最近は好況に沸いてそうだなぁ。そうなるとマネキンさんの仕事も忙しいだろうなぁ。彼女は今もデパートの催事場で、とびきりの笑顔でお客さんを迎えておられるんだろうか。

あのコのことを思い出させてくれて、『私は薔薇』に感謝したい。お、なんかぴったりっぽい歌も思い出したぞ。

木綿の服をなびかせて よく笑うあの子も
今では大人の恋をして 僕を忘れたろうか

今日は珍しくそんな気分なのさぁ〜(それで『キャプテンフューチャー』の終わりの歌というのもいかがなものかと……)。

銘板
2004.4.19 月曜
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横山光輝先生

昨日、「いかがなものかと……」と書いた『キャプテンフューチャー』の音楽、調べたら実は あの大野雄二が手がけていた ことが判明。

いや〜知らんかったよ。ドラマ中の BGM は覚えてないけど、主題歌の歌詞はサビだけ覚えてる(終わりの歌も昨日のとこだけしか覚えてないけど)。これがまた強烈で。

どっちを向いても宇宙 どっちを向いても未来
どこまで行っても宇宙 どこまで行っても未来

そういうモノの見方もあるんだな、と新しい視点を授かって興奮したもんさ。

銘板左端銘板銘板右端

マンガ・アニメの話題と言えば、4月15日に横山光輝先生も亡くなったんだね。不覚にもイラクの人質事件にすっかり気を取られて、気がつかなかった。ついさっき朝日新聞読んで「マンガ家・横山光輝さんを悼む」という記事が出てようやく知ったよ。この記事によると、ご自宅のボヤで重体になって、そのまま逝ってしまわれたそうで。巨匠にそんな死に方されるなんて納得いかんよ(泣)。

追悼記事見たときは信じられなかった。その数日前、氏のアマチュア時代の原稿が競売に出るということで、「人にあげたものなので好きにすればいいが、不愉快」とのコメントを出したばっかりだったよね。それを読んだときは「おお、お元気にしてらっしゃる」と思ったもんなのに、次にいきなり追悼だもんな。昨今はなんでか有名人がよく逝くよなぁ。

よしまた『三国志』全60巻を読破するべ。何回目だか忘れたけど。

銘板
2004.4.20 火曜
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ウイルス警告

ウイルス警告のメールが来たよ。おいらが出したことになってるメールに、Netsky 祭りのワームが付いてきたんだと。

銘板左端銘板銘板右端

件名:ウイルス警告 - InterScan for Lotus Notes --> Unknown Exception (相手先のアドレス)

あなたが発信したメールからウイルスが検出されましたので、駆除又は削除しまし
た。
※感染コンピュータ内で取得した任意のメールアドレスを「発信者(From)」として設
定する場合があります。
 ウイルスに感染しているとは限りませんのでご了承ください。


日付:     2004/04/19 22:18:59
件名:  Unknown Exception (相手先のアドレス)
ウイルス: WORM_NETSKY.Q
ファイル: message.pif
From:     (自分のアドレス)
To:        (相手先アドレス)
処理:     削除済み:

Scanned by ScanMail for Lotus Notes 2.6
with scanengine 6.550-1004
and patternfile lpt$vpn.859

銘板左端銘板銘板右端

という内容。ものすご焦った。とりあえずこの相手先様のアドレスは覚えがない。ということは、うちの Mac が勝手に出してるのか、と。Netsky ばらまいとるんかい。

心当たりがないでもない。ここ数日、ウイルスメールらしきものを何通か受け取ったんで。でもメインアドレスの方なんだよな。サイトのご意見お伺い用のほうじゃなくて。しかもなんだか、本来のご意見お伺いのほうは大文字で始まるのに、怪しいメールの記述では小文字で始まってる。確かインターネットって UNIX で開発・発展したものなんで、大文字/小文字は厳密に区別されるんじゃないのかねぇ。メールアドレスは違うのかな。

警告メール本文にもある通り、発信者としてうちのアドレスを騙ってる可能性もあるけど、でもとにかくこの警告メールが来た以上、自分がウイルス撒いてる可能性も否定できない。

慌ててシマンテックのウイルス辞典の "W32.Netsky.Q@mm.enc" と "W32.Netsky.Q@mm" のところを見たら、

影響を受けないシステム: Linux, Macintosh, OS/2, UNIX, Windows 3.x

だそうで、こっちからはウイルスを出してないことが分かったよ。ふーい ε=(-o-;)

それに、

W32.Netsky.Q@mm が送信するメールの [差出人] 欄は詐称されており……

ということで、世の中の誰かの Netsky.Q に感染した PC にうちのアドレスが登録されていて、そのアドレスを差出人ということにしてウイルスをばら撒いてるってことらしい。あるいは、感染した PC がテキトーに並べた文字が、うちのアドレスとたまたま合致してしまったか。全く迷惑な話。

で、もうひとつの疑問「ネットでの大文字/小文字の区別」も確かめてみた。"minovski1@..." でメールを出す、と。他の人に届いたら悪いんで、一応、タイトルは "Test"、本文は "Sorry, This is just a test mail. If you get, dispose this, please." とだけ書いといた。あんまし長々と説明してかえって「何か下心があるんじゃないか」といぶかられちゃ嫌なんで。

そしたらちゃんとというか、Minovski1@... のメールボックスに到着しちゃった。メールアドレスって大文字と小文字を区別しないんだね。知らなんだ〜。

でもなんだか気持ち悪いんで、Virex(Apple の有料サービス ".Mac" に付いてくる、ウイルス探知・駆除ソフト)でローカル環境のウイルスチェックしてるとこ。あと2パーティションもあるわ。Mac OS X で動くウイルスは、おいらが OS X を使い始める前に1個出たきりだそうなんで、OS X を使い始めてからバージョン2つ上がってるし、セキュリティアップデートも全部やってるしで、ウイルス駆除ソフトなんて使ったことなかったんだけどね。ローカルのメールボックスで消し忘れたウイルスがあっても、これで消えてくれるだろ。

OS X を狙ったウイルス、最近もう1個出た、とちょっと騒ぎになったけど、どうも三流ワクチンソフト屋の自作自演だったみたい。「今あるセキュリティホールを悪用すれば、こんなのが作れてしまうんだ」とばかりにとりあえず無害なウイルスを作ってみせたらしい。

ドキュメンタリー映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』で暴いてた通りの、「恐怖感を植え付けて買い物させる」というろくでもない売り方ですな。よくやるよ。阿呆。

銘板
2004.4.21 水曜
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ひょん考

ひょんな
((連体))出来事が意外で奇妙なさま。「—ことになった」
岩波国語辞典第五版

だから「ひょん」って一体何のことなんだ!

十中八九しょうもないことだとは思うけど、どうにもこうにも気になって気になって仕方がないこと、あるよね。目下おいら的には「ひょん」がその大いなる謎なのだ。

コメディとかのあらすじ紹介なんかで事のきっかけを端折るとき、「ひょんなことから」という言葉よくを見かける。辞書の言う通り、「思いがけない偶然」みたいな感じだよね。

初めて見た時からずっと、目にするごとにいちいち疑問に思ってたんだよ(そういえば話し言葉じゃほとんど聞いたことないな)。「ひょん」とは何なんだろう、と。

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なんか妖怪の名前みたいな気がする。そういえばいたな。「ぬらりひょん」。他のページ様も当たってみたら、ははぁ人の心を読んで悪さをするのか。サトリみたいだな。んでこいつがどうして「出来事が意外で奇妙」の例えなんだ? まぁ妖怪って時点で「意外で奇妙」といえばそうだけど、まだどうもピンと来ない。妖怪なら何でもいいのなら、別に「ひょんなことから」でなくとも「一反もめんなことから」「ぬりかべなことから」「目玉オヤジなことから」「リモコン下駄なことから」あたりでも別に構わなそうだし(リモコン下駄は微妙)。

「ぬらり」が抜けた、ただの「ひょん」なのがアヤシい。「エリマキトカゲ」の命名例から察するに、ぬらりひょんはきっと「ひょんの仲間で、ヌラリとしてるのが特徴の種族」なのだろう。とするとひょんは一般にはヌラリとはしてないわけだ。鮫肌とか? 意外と玉の肌? とりあえず両生類の類いじゃなさそうだな。カッパとは違う、と。

確かビビビのネズミ男は、いつも不潔なせいで皮膚病でガサガサ肌なんだよな。でもまぁあいつのことはいいや。「イカ天」でデビューした「人間椅子」のボーカルがネズミ男だったな。だんだん関係ない話になってきたな。

いやいや、別に「ぬらり」かそうでないかは肌とは限らんぞ。顔つきとかの雰囲気かもしれない。「ぬらりとしてない顔」っつったらキリリとしてるんかな。トム・クルーズとかアントニオ・バンデラスみたいな妖怪かぁ〜。なんか全然想像つかないんだが。

しょうもないこと考えてたらだんだんどーでもよくなってきた。

結局何の収拾もつかないまま、眠いからもうおしまい。おやすみ〜。

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と言いつつキーワード「ひょん 語源」で調べたら、やっぱりというか同じ疑問を持たれてた方々、他にもたくさんいらした。どうもこの語源は説がいくつかあってはっきりしないけど、「『凶』の中国語読み」が有力らしい。

他には?……あ、また雑学大作戦様のページに当たった(『隣組とドリフの大爆笑の謎』のときもこのサイト様に当たった)。そこでは 「凶」説と合わせて4つの説が紹介されてる

なんだ妖怪じゃないのか。つまんね。

銘板
2004.4.22 木曜
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実例 ひょん

いや〜書いたそばからひょんなことが起きちゃって。

今日、薬局に行ったらなんか興味を引いたポスターがあってさ。なんとなくケータイで撮ってきたんだわ。

数時間後、昨日お世話になった 「雑学大作戦」様 が面白かったんでまた見てたら、有名人の誕生日データベースというのもあって、そこで生年月日がおいらと一緒の有名人を探してみたんですよ。そしたらですね、ええ、芸能界ではお一人だけいらっしゃいました。

「♪しーんぱーいないからねー」と元ネタ(ビリー・ジョエル / " Uptown Girl")バレバレな曲で世に出て以来次々とヒットを連発するも、なんだかステキな葉っぱを所持してたカドでパクられ、ほとぼりが冷めた頃合いに復帰して現在に至る彼。いとこはローリー寺西。それはどうでもいい。彼と同じ日の生まれだったとは、なんかびっくりするやら情けないやら (^_^;)

そこでだ。そのことを知る数時間前に撮った写真が、

これ。

「ひょん」だ……。

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追伸:ヒナゲシもケシの一種だったのか。言われてみれば確かにそういう名前。ということでアグネス・チャンの歌はギリギリセーフ!

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追伸の追伸:『ひなげしの花』のあの有名なフレーズ、詩としてきちんと韻を踏めば、

丘の上 ひなげしの鼻毛

だよね。

銘板左端銘板銘板右端

また別な追伸:発見。2004.4.19 で出てきた『キャプテンフューチャー』の始まりの歌のサビ、近藤マッチの『ギンギラギンにさりげなく』のサビと完全互換だ。

銘板
2004.4.23 金曜
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オリンピック vs パラリンピック

オリンピック × パラリンピック

今年はオリンピックの年ってことで、パラリンピックの年でもある。

車椅子を使った徒競走系の陸上競技、何種目かオリンピック種目にもならんもんかね。パラリンピックだけってのがもったいないくらいの迫力なんだが。

「車椅子を使う」というのは、足の筋力の変わりに手の筋力を代用するということでなんだか非力なイメージがある感じだけど、「手漕ぎの自転車」と考えればそうでもない。例えば普通の自転車。足でそのまま走るより、自転車に乗った方がよりずっと速く走れるわけだ。場合によっては馬より速い。なんでかというと、自転車では足の筋力のほぼ全てを、前に進むことのみに投入できるけど、人間が足で走るとき、足の筋力は前に進むことだけには専念させてもらえないからなんですな。以下の仕事が、「前に進む」以外の、足の仕事。

「体を支える」
足は地面と上体の間にある。よって体をある程度の高さに保つという作業も足の仕事。自転車だとサドルやハンドルに体重を預けるんで、足はこの作業から解放される。
「体をジャンプさせる」
足で走ってるとき、足が地面についていない時もあるから、その前の動作で「体をジャンプさせる」というのが必要になりますわな。これ、上方向にエネルギーを消費してるわけで、「走る」という動作全体としては必要な段取りだけど、そこだけ抜き出して考えると、無駄なんですな。
「着地する」
「体をジャンプさせる」でいったん上に向けて放たれた運動エネルギーは重力により、そのまま放物線を描いて下向きの運動エネルギーに替わる。それを足の筋肉が、今度は衝撃吸収材として機能して消してしまう。これにもまた筋力を使う。

人が走るってことは、足の視点からすれば様々な複雑な作業の合間に「体を前に進める」という仕事もこなしてる、てな感じなわけだ。

自転車になると、足は「体を支える」「ジャンプする」「着地する」の3要素から解放されて、「体を前に進める」にひたすら専念できる。そんなわけで足で走るより、自転車に乗った方がはるかに速く走れるわけだ。

パラリンピックの車椅子マラソン、記録は軽く2時間を切っちゃってる(こちらの選手 は、大分での国際大会にて、1時間51分で30位だったそうで)。この競技では車椅子の存在意義は「足の不自由な人のための、足の代用品」というより、「腕の筋力を、自走することに特化させるための道具」という積極的なものになってる。

自転車(「足漕ぎ車椅子」とも考えられる)のオリンピック競技なら競輪がもうある。それと同じ路線で、健常者も歩行障害者も区別なく一緒くたになってメダルを争い合う、「手漕ぎ自転車」としての車椅子競技、あってもいいと思うが。

いっちょどうですかロゲ会長(笑)

銘板
2004.4.24 土曜
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車椅子の改良案

車椅子ついでってことで。

2002.6.1で「電動車椅子にサスペンションを付けたらいいんではないのか」と書いたけど、手漕ぎ車椅子でも簡易的なサスくらい付けたらどうかね、と思って。

少し前に聞いた話。「視覚障害者用の歩道の凸凹タイル、あれ、車椅子利用者にえらく不評らしい」。

そりゃそうだよなぁ。でも視覚障害者にとってはあのタイルはありがたいものだろうし。でも考えてみると路上のデコボコは他にもある。車椅子利用者は不快なのを我慢してそれを受け入れているんだろう。でも人為的に作られたデコボコにはちょっと我慢ならないんだろう。

車椅子にサスペンションが付けば相当良くなると思うんだが。

前タイヤは、キャスターの回転部にゴムの O リングを挟み込むって形でどうでしょ。

後ろタイヤは体重のほとんどがかかるところだから難しいけど、別に高速コーナリングするわけじゃないんで、短めのフルトレーリングアーム(バイクの後ろサスと同じ形式)でいいんじゃないでしょか。ショックはゴムの摩擦型でよし。オイルやエアのショックは値段が高いからね。そこまでの性能は要求されないだろうし、あんまり豪華装備じゃ重くなってかえって不便になっちゃうし。

競技用車椅子からのフィードバックもどんどん採り入れてほしいところですな。

銘板
2004.4.25 日曜
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良書『基礎 Java』

じゃ〜ば〜だ〜

じゃばだばだ じゃばだばだ

(絶妙な間)

じゃ〜ば〜だ〜

じゃばだばだ じゃばだばだ

昨日のぶんとおとといのぶん、今日まとめて書かせて頂きました。Java の勉強にハマってしまって、書くの忘れとったでよ。

『基礎 Java(著:野本等 出版:インプレス)』っつう教科書を買ったのは今年の1月6日。それまで、なんぼ Java の勉強してもどーも身に付かなかった。今思うと、それまで手にしてきた Java の教科書は、プログラミング構造の基本とオブジェクト指向プログラミングの両方が既に分かってる人が対象の本ばっかし。だから例文にろくな文法解説がついてない。ぶっちゃけ「教え方が下手クソ」ってのもあったし。

盛岡で買ったこの「基礎 Java」、今までの本たちがろくに教えてくれなかった「オブジェクト指向プログラミングの文法」が書いてある。やっと巡り会えたってわけで。まぁ for 構文、if 構文とかは分かってたからそこらはサクサク進めたけど、オブジェクト指向のやり方がなかなか頭に入ってこない。まだまだ慣れが必要な感じ。

銘板
2004.4.26 月曜
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毛の見る夢

「拙者、今はまだ日陰者に甘んじておる身だが、いつかきっと、いつの日にか必ずや、お天道様のもとで堂々と生きてゆくという大志を抱きつつ、日々之精進する者であーる!」

そんな願望をアレは持っていたのだろうか。鼻毛は。

いや、夢で見てさ。鼻毛が主役の夢。そこでは鼻毛は、鼻の表面に生えてた。眼鏡の鼻当てのあたりに。けっこうな剛毛が10本以上。長さは表に出てる部分で1cm程度。

触って初めて気付いて、そこに鏡がなかったから手触りでそう確認しただけなんだが。で、あまりにも間抜けな気がするんで抜きますわな。そしたらこれがどうにもこうにも、

なかなかの抜き心地(笑)

普通の鼻毛だと、抜くと「バブチッ」って感じでけっこう痛かったりしてついでにくしゃみも出たりしてヘブシッ。でもこの顔面鼻毛、アゴヒゲみたいにスッと抜ける。ていうか大物なんでズポッて感じ。抜いた毛を見ると、なんと白髪。そしてテグスまたはセルロイドで出来ているかのようにしなやかにして強靭かつ艶やか。

全部抜いて、手のひらでザラザラ転がしてたらなんだかうまそうに見えてきて、我慢できなくてちょっと食ってみたら、乾物のコオナゴそのものだった。

ほんとしょーもない夢だったけど、まぁ想像してみてくれたまえ。鏡の中のあなたの鼻の表面に、びっしりとコオナゴが生えている様子を(キモッ)。

銘板
2004.4.27 火曜
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バーコード作りのもくろみ

バーコードのシマシマ模様、どういうルールで作られるんかね。その下の数字(一般流通商品用の「JAN コード」が有名。他にもいろいろ規格があるらしい)のルールは分かるんだけどさ。職場に資料あるから。たぶんあのシマシマはその数字を表現してると思うんだ。機械が読み取りやすい形で。あんましよく分かってないけど。

JAN コードの一番右側の数字は「チェックディジット(チェックデジット)」と言って、そこまでの数字が間違いないかを確認するためのもんなんだな。それも分かる。ていうかチェックディジットを計算するやつ作ったことあるし。FileMaler で。Excel あたりに移植して、今度公開しよっかな。

シマシマの作り方、「バーコード 作成」で検索しても作成ソフトばっかし出てきてさ。Mac 用もあるみたいだけど、いざやってみると簡単そうな気がするんだわ。面倒がって誰も自分では作りたくないから、そのニッチに業者に入り込まれてるような気がする。バーコードが世に出て20年以上経ってるんで、別に特許とかの制限もないと思う。

サイトを検索すると、チェックディジットの計算方法は出てるけど、バーコードのシマシマの作り方が見当たらん。いや、作り方が分かれば、 Java で作れるかと思って。数字を打ち込めばシマシマが出てくるっつうやつ。Java アプリなんて言わず、ブラウザ上のみで動作するアプレットで充分出来そう。大きめに出力して、それで出てきたシマシマと数字を画面丸ごとスクリーンキャプチャして、GIMP なり Photoshop なりで規格のサイズに縮小表示すれば、使い物になりそう。

でもな〜、シマシマの理論が分からんとどうにもならん。さらに調べたら、この知っておきたい バーコード・二次元コードの知識 著:平本純也 日本工業出版に載ってそうな雰囲気。目次で「バーコード長の計算方法」ってのがあるからして。

この本いっちょ買ってみるかな。職場のカネで(笑)

思ったよりシチめんどかったら、市販のバーコード作成ソフトを買うか、あるいはバーコード作成は全て外注にするかってとこで。ということで今日も Java のおべんきょにいそしむのであった。これがモノにならないと話が進まないんで。

まぁもし完成した暁にはこのサイトで公開して、皆さんにタダで使って頂きましょう。Java で作る予定だから、一応どの環境でも動くでしょ。

銘板左端銘板銘板右端

この日記の台紙ページ、来月から曜日も書くことになってるわけだが、あともうひとつ思いつき。忘れないうちに書き留めとく。

「前日に戻る」ボタン

一気に2日ぶん書いたりする時もあるからさ。そん時は最新ログの前日ぶんの頭出しがめんどそうだと思って。やるとしたらちょっとソースがごちゃごちゃしそうなんで、来月に間に合うかどうかは不明。

銘板
2004.4.28 水曜
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チェックデジット計算機

昨日書いた JAN コードのチェックデジット(チェックディジット)計算機、Excel でできたから上げとく。

ここからダウンロード

Excel の拡張子って ".xls" でいいんだっけ? もし違ってたら、直してお使いください(Mac だと拡張子なしでも動いてしまうので、 拡張子が必要な環境では未確認)。

使い方は、ファイルを開くと書いてあるよ。

とりあえず試しに、お手元にある何かの商品のバーコード下に書かれてる数字(それがJAN コード)の、一番右を除いた12桁を入力してみてね。デフォルトでは左端の「国コード」は「4(日本)」に設定してるけど、お好きに書き換えOKっす。そんで入力していくと、一番右の数字(チェックデジット)が合致するはず(違ってたらご報告ください)。

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ご注意:動作保証は特にしないので、もし不具合があってそのせいで損害が発生しても、おいらは責任を負いませんです。そこらはご理解くだちょー。

セル保護もかけてないから中身も見放題。「長年 Excel 使ってるけど、そろそろ『マス目式ワープロ』以上の、アタマ良さげな使い方してみてーなー」という人には参考になるかも。

でも見れば分かるけど、かなり単純な仕組みだったりする (^^;)

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2004.4.29 木曜
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延期してたネタ

ああそうだ。今さらって感じがしないでもないけど、イラクの日本人人質5人が全員無事に解放されたんで、事件の最中にいったん書いて一瞬で引っ込めたしょうもないネタでも(2004.4.12)。

フセインの捕まりっぷりが麻原ショーコーのそれと酷似してたことはとみに有名だが、やっぱしオリジナルはこの人だよな。最近捕まった人々も、別に真似したかったわけじゃないんだろうけど。

とまぁこんなの↑書いたわけだ。いや、ほんと他愛もない話だし、そのときも別に事件との関連は特にないんで OK かなぁとは思ったんだけど、もしそのあと人質が1人でも殺されたら後味悪くなって、ここに書いて出したことをきっと後悔すると思ってさ〜。そのあたりに、イタリア人の人質が本当に1人殺されてしまったし、米軍の横暴に対する不満で暴徒と化したイラク市民に米兵(というか、元・米兵で現・傭兵だったらしい)が1人か2人つかまってリンチされて、無惨な死体を鉄橋に吊るされてそれが報道されて、かわいそうなその(元)米兵は、傲慢な米軍代表として世界中の晒し者になったっつう事件もあったし。

ま、要するにおいらはビビってたってことだ。

今になると、こんな小ネタを引っ込めようかどうしたもんかと思い悩んだ自分の小ささが笑えるっちゃ笑えるけど、あのときは事件の行方がどうなるか分かんなかったもんな〜。

でも、惨殺されたイタリアとアメリカの方々のご遺族の心中を察すると、日本人だけ助かって良かった良かっただなんて浮かれるのもほどほどにせんといかんよな。ほんと今さらな感じだけどさ。

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元・人質の方が、「イラクに残りたい」とコメントを出したらコメンテーターやら何やらが寄ってたかってブーイング浴びせて、それに対する批判的なコメントが海外マスコミで出てるのを日本のマスコミが伝えたりもしたりして、あと、首相は首相で国民には「自己責任 自己責任」と言いながら元・人質には「俺たちに迷惑かけてくれるな」みたいな発言して、なんだかものすごく矛盾してる態度を取ったりして、事件の行方は発生当時と同じく混沌としたまま、「食肉のドン逮捕」なんかの日々の新しい話題に、ご他聞に漏れず埋もれつつあるんだが。

でさ、完全に埋もれてしまう前に、まだ誰もツッコミ入れてないような、ちょいと確認したいことを書いておこうかと。

「イラクに残りたい」

これ、そのまま素直に解釈すると、意志の表明なんかじゃなく、単なる願望の表現なんだが。「これからの実際の身の振り方としてイラクに残るか残らないかは別に、気持ちを言えば『それでもイラクに残りたい』」と。そこから得られる情報は、「この方はそれほど彼の地を愛しておられるのかも」「この方はご自分の人生の意味を、その土地での活動に感じておられるのかも」という、かなり私的なこと。

ぶっちゃけた話、他人にとっては「ふーん」で済むそれだけのことのはずなのに、受け止める側はそれを勝手に『決意の表明』と勘違いして、「これだけ迷惑かけといて冗談じゃない」と、お門違いな憤りを炸裂させてる気がするんだが。読売新聞の社説とか。

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元・人質の同じ方によるもうひとつの有名コメント、「イラクを嫌いになれない」ってのも、この言葉が出るってことは、日本の政府関係者に保護された時点から、彼女の周囲に帰国を強く勧める人たちがいたことを匂わせる。そしてその説得者たちは、イラクを愛する人にはとても聞くに耐えないほどイラクの国と国民を激しく卑下した……なんてことも考え得る。

もしそうだとすると、イラクを愛する人にとっては、これは侮辱にも等しい行為であることは明らかなわけで、「『イラクを嫌いになれない』はそれに対する精一杯の反発の言葉だった」とか。これも憶測だけど、こういう憶測を許すくらい、報道内容は荒っぽいわけで。

元・人質の方の言動を何度も蒸し返すのもいいけど、人質の方々が保護されてから帰国するまでの、主な話し相手だったはずの帰国説得者たちの立場・発言・態度等も明らかでないと、コメントの真意は判断できないのでは?

銘板
2004.4.30 金曜
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働く Mac と結界

親戚がひどい吐き気を訴えて緊急入院して検査したらヤバい感じだったので、緊急手術を受けた。担当の先生のお話では、いざ開腹したら思ったほどの事態ではなく、二度と同じ症状にならないように処置しただけで済んだとのこと。入院期間も手術前は「21日」とされてたけど、手術後は「長くて10日くらいでしょう」だそうで。良かった良かった。

いや、術後に先生から手術写真付きで説明を受けたとき、今度はおいらの方がひどい吐き気に見舞われたけど (-o-;) 、そこは根性 根性 ド根性で、もう一時は死んだかと思ったけど、♪どっこい生きてる ウェブの中〜 はバトーの守護天使(←『イノセンス』)。

それでですね、親戚が担ぎ込まれたのは八戸市市民病院の救急救命センター。そこのパソコン事情がなかなか興味深くて、それが今日の本題。そこに面会に行ったら、まず履物を専用のスリッパに替えて、手をアルコール消毒しなきゃいかんということで、それをやって初めて中に入れた。

その清浄エリアにいくつか個室が並んでて、そこにいるかと思ったら、個室は長期療養の患者さんのためらしい。看護師さんに付き従い、さらに奥に通された。どん詰まりが大部屋。ベッドは壁沿いに L 字型に10個くらい配列されてた。それぞれのベッド区割りにいろんな機械が設置されてる。

Windows が入ったノートパソコンが1ベッドに1台。職員さんらがいろいろ入力したりしてる。その他なんやらかんやらよく分からん機械も1セットずつ。バイタルサインのモニタがヒューレット・パッカード製のちょい古めの15インチなのは分かった。

この大部屋の、ベッドを除いた区画(面積にして3分の1くらいかな)を占めるのがデータ処理用スペース。机が事務室みたいに並んでて、各机にノートブック型やデスクトップ型パソコンが最低1台は置いてある。なんか医療業界では Mac がけっこう人気と聞いてたんだが気のせいだったか?

それにしても Windows マシンはよく働いてた。ほとんどが電源入れっぱなしで。人がついて作業してる真っ最中のものも多くて。

そんな中、奥の方にひとつだけ Power Mac G4 QuickSilver が置いてあった。パソコンデスクに収納されてる状態で。筐体は座ったときの足下に横向きに置いてあって、そこに椅子がなかったんでグレイ地の正方形の真ん中にリンゴマークがでーんと出てて、すごく目立ってる。液晶17インチの純正ディスプレイ付き。それが AV フルサイズデッキ状の何からの機材の上に乗っかってた。電源は落ちてたんで、OS 9.x か OS X かは不明。

その何らかの機械には、所属を示すテプラ風ステッカーが貼られてた。「脳外科」だそうで。CT や MRI なんかの画像解析専門かな。ラックのその上の段には、インクジェットプリンタ。そのプリンタに、白くてでっかいリンゴのステッカーが貼られてたわけですよ。あともう1枚、どっかに貼ってあった。

しかしねぇ、こう、なんてーか、バリバリ業務用の空間で、見るからにバリバリ業務用な感じのバリバリ働く Windows 機たちの中、やっぱ Mac は浮くね〜。

Mac ユーザからするとなんかこう、殺伐とした砂漠の中に見つけたオアシスみたいに、そこだけ潤いのオーラがぽわ〜んと立ち昇ってる感じがするんだけど、だめ押しでそのステッカーが貼ってあるってのがなんかちょっと特別保護区っぽい雰囲気を醸し出してて。とりたてて Mac に触る気もない PC ユーザな人たちからするときっと、「とにかくここはうちの領土なんだから関係者以外立ち入り禁止の聖域だとっとと失せろベケヤロー!」と必死に邪悪な結界を張ってるように見えるんじゃないかと。

やっぱその自己主張の強いステッカーが、場所柄の関係上あんましおよろしくないのでは?

Mac や Mac OS X 買うと付いてくるんだけどさ。こういうのを、不特定多数の人が訪れる公営の病院内にある、税金や治療費で買った公共物に貼るってのもなんだかさ、自分の縄張りの主張と受け止められる可能性を考えるとさ、なんか違うんではないのかと。別に貼ってなくても性能的には関係ないわけだし。

ともあれ、Mac ユーザがウザがられる理由を、なんとなく実感できた風景であった。

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救急救命センターの大部屋、何十台もの医療機器と何十台ものパソコンが同居してるってのもアレな気がしたけど、さらにそこでお医者さんが携帯電話で話してたのを目撃した。問題ないんだろうか。問題ないからこそ救急救命センターとしてそこは機能してるんだろうが、なんかちょっと腑に落ちなくて。

(2013.4.11 補足: あのケータイ、医療関係者専用の PHS で、「電波出力が充分に弱く、医療機器の作動に影響を与えない」とお墨付きが出てるものらしい。「医療現場での使用認可があるものですよ」と一目で分かるよう、首にかけるヒモが赤いそうな)

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