手続きテクスチャ/材質の編集機能
Copyright 2001 by Peter Eastman
最終更新: 2001/8/26
更新版の対象: ver. 0.9
初版発表日: 2001/1/15
初版の対象: ver. 0.7
(勝手翻訳: ゆんず)
もくじ
- 概要
- テクスチャ事始め
- 値モジュール
- 関数モジュール
- 色彩関数モジュール
- 変換モジュール
- パターンモジュール
- プロパティウインドウ
- テクスチャの例
- 材質の例
1. 概要
Art of Illusion には、手続きテクスチャ/材質を作る2つの異なる方法があります。手続き編集機能で、いろいろな値、パターン、数学関数を表すさまざまなモジュールを「線でつないで」手続きを素早く簡単に定義できます。あるいはプラグイン API で、完全に新しいタイプのテクスチャや材質の Java クラスを書くこともできます。これは手続き編集機能よりはるかに大変な作業ですが、実際には手続きを決めるための無限のパワーを提供します。このチュートリアルでは、手続き編集機能の使い方を解説します。プラグイン API は別の文書で説明します。
このチュートリアルでは、手続きテクスチャを生成するアルゴリズムの設計方法は教えません。これはかなり大きなテーマで、今日でも進行中の領域です。このテーマをさらに学ぶのなら、以下を特にお勧めします。
Ebert, D. S., Musgrave, F. K., Peachey, D., Perlin, K., and Worley, S.
Texturing & Modeling: A Procedural Approach. 2nd edition, AP Professional, 1998.
このチュートリアルの残りの構成は以下です。
第2章で、手続き編集機能の主なコンセプトを紹介し、いろいろな単純なテクスチャを一緒に作っていきます。
第3〜8章では編集機能の詳細を、手続きで使えるモジュールのフルセット(合計50個以上)を含めて解説します。
第9, 10章では、手続き編集機能で作成できる複雑なテクスチャ/材質の例をいくつかを紹介します。
次: テクスチャ事始め