ひとりごちるゆんず 2012年11月
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2012.11.1 木曜
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カラオケ嫌い

おいらは最近はカラオケあんまし行ってなくて。行けないでいるわけじゃなく、行く気が起きなくてさ。

何年か前はけっこう二次会とかで行ってたんですよ。んでもまぁなんでだろ、あんまし楽しくなくてさ。

J-POP の曲を全然知らないってのは致命的ですなぁ。歌手名くらいはどっかで見て覚えてたりもするけど、曲、ほんと知らなくてさ、他の人の歌ってても、初めて聞くんだもんなんかねえ、ちょっとねえ。

前にさ、ディープパープル歌ったんですよ。ハイウェイスター。おいらは好きなんですよ。てことで選曲したけど当然ドン引かれましてww しょーがないじゃんおいら好きなんだよハイウェイスター。てなわけでってちょっと違うかもだけど、おいら的には皆様のご選曲がストレンジャーフォーミーなわけで、その場で一人だけ盛り上がれてないのがね、なんだかいたたまれなくてw

かといって今から J-POP を聞き込む気も毛頭ないわけで。カラオケのために努力して勉強ってのもなんかなぁ。カラオケ文化って衰退してくんねーかな(ワガママ)

あと、自分の下手な歌を自分で聞くとめまいしてくる。

そういやかなり前、ヘビメタ好きのいとこと一緒にカラオケスナックに行ってさ、一緒にハイウェイスター歌ったんだわ。周りはドン引きだけど仲間がいるから関係なし。んでまぁ2人してこだわったのはキーボードソロとギターソロw 口三味線でwww あれは楽しかったですわ。おいらたちだけがww

あの当時のハイウェイスターカラオケ、ソロパートが全部入ってたんですわ。けど数年してまたカラオケで同じ曲を歌ったらさ、どっちのソロパートも後半が切られてた。あれは興ざめですなー(あくまで個人的視点で)。

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2012.11.2 金曜
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Timberjack Walking Machine とかいうスゴメカ

やべえこれちょーかっけえ。

歩行式の重機って何だよ聞いたこともねぇよ。つか外国製かよ。何やってんだ日本のメーカーは。これこそ日本が開発すべきもんだろがよ(←勝手なこと言う人)。

まぁ日本にはアスタコ NEO があるけどさ。って Timberjack の動画アップロードは2006年かよ。重機業界、こんなすごいことになってたとは知らなんだ。

てことは下半身はこれで、上半身をアスタコ NEO にすると、かなりモビルスーツ的になるんじゃないかとか。重機動メカのが近いかな。

移動は脚6本のうち4本で立って、残り2本を浮かせるんだね。昆虫とは違うんだ。『昆虫はスーパー脳』(山田恒夫 著)によると、なんでも昆虫の歩行だと3本ずつだそうで。片側の前後の脚と反対側の中脚で、3点支持で安定的に立つ。で、残りの脚を踏み出して着地。この3脚で逆向きに三角形を作って3点支持で立つ。そして、さっき立つのに使ってた脚3本を前に繰り出す。のだそうで。

重機みたいに巨大だと、地面にはできるだけ脚を多く着けていたいわな。安定性の確保もあるし、脚が地面にめり込みにくくするためにも。それで、昆虫の模倣じゃなくしてるんじゃないかなと。

しかしこれ見事な単純化というか、足首の関節はプランプランなんだね。それでまったく問題なさそう。下手に制御をかけることにすると、それだけでコストが相当上がるだろうなぁ。うまい発想じゃないですか。

んでも、立ってるだけで燃料を食いそうだね。その場で作業するときは腹を接地させるのかな。それじゃせっかく簡単に車高調整できるメリットが薄れるな。んーそれともアクチュエータの油圧バルブを閉じて固定するとかかな。ユニックの足場固定はそんな感じがするっけな。

ていうか、これがいわゆるハウルの動く城ですか(違)

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2012.11.3 土曜
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かにクレーン

日本の重機も歩行系をがんばれよと思ったら、見た目はそれっぽいのあったわ(かにクレーン)。

ただこの脚は歩行用じゃないっぽい。作業中の踏ん張り用ですなぁ。自走用の駆動部は、胴体直下のキャタピラってことらしい。もうちょっとがんばってくれはしまいか。日本がこの分野で外国に遅れを取るのは、なんとなく悔しいww

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2012.11.4 日曜
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順当消失テクノロジー その1

10年前の時代をちょっと振り返ってみた。10年くらいじゃほとんど覚えてる気がするけど、これは忘れてたろというのを思いついたよ。

ケータイ。

いや10年前は既にケータイあったけどさ、あの頃のケータイってさ、アンテナがあったなーと。電話するときいちいちアレを伸ばしてたってのがさ。んで使い終わると縮めると。

そういやアンテナの軸って素材が形状記憶合金だって聞いたことあったな。弾力や曲げ強さがちょうどいいからとか。

形状記憶合金、技術進歩で使われ道をひとつ失ってしまいましたなぁ。

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2012.11.5 月曜
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順当消失テクノロジー その2

そういやコードレスホンの子機の初期のアンテナは、銀色で多段式の伸びるやつだったっけな。「テレスコピック(望遠鏡っぽい)アンテナ」というらしい。あんまし出し入れしてると継ぎ目の口が広がってユルユルになるやつw つかラジコンのプロポのアンテナもそうだった。ラジオも。80年代のテクノロジーですかね。ていうか2000年頃に買ったうちのコードレスホンの親機、まだそのアンテナだわ。

テレスコピックアンテナ、出すときは先っちょをつまんで一気に引き出せば良かったけど、しまうときは注意が必要だったですよ。昔ラジコンやってた人には常識というか。しまうときって思わず先っちょに手のひらを押し付けて一気に縮めたくなるんだけど、それは素人の所作なのですよw

途中で曲がってしまうかもしれないんで。ていうかやり続けると、折れたりしないまでも継ぎ目の口が広がっていくってことで。そうなると締まりが悪くて、アンテナを伸ばして立てても、重力で勝手に収納されてしまうわけで。

てことで、根元に近い茎の部分をつまんで、スルスルと収納していくのが正解。

そしてジャッキー・チェン主演「香港国際警察」(1985年)。悪役さんがコードレスホンで電話をした後、件のアンテナの先っちょに手のひらを押し当てて一気に……あーこいつ素人だなと思った瞬間でしたわwww おいら映画館の暗闇でドヤ顔wwww

素人かどうか以前に、単なる演技・演出だろと。しかもストーリーに全然関係ないし。

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2012.11.6 火曜
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大相撲勝手考

大相撲って実はいろいろ面白いんじゃないかと。

相撲ってさ、アマチュアの相撲は相撲というスポーツだと思う。学生とか社会人とかのやつ。行司じゃなく審判だしな。審判は蝶ネクタイだしな。ここらへん映画の『シコふんじゃった』で学んだなぁ。

それじゃないプロの相撲というか大相撲ってさ、まぁスポーツ紙じゃスポーツの扱いだけど、宗教的な儀式でもあるわなと思ってさ。んで横綱だけが、日本の神様の象徴の注連縄を着けられると。横綱になるには審議を通らなきゃいかんとか、そこで評価されるのは心技体の3つだとか、スポーツの解釈では理解不能ですなぁ。

土俵入りもいろいろ段取りが決まってて、なんか儀式じみてるよね。観客は特に儀式性なんか意識してないと思うけど、退屈だとも思ってないわな。儀式なんて退屈なのが当たり前なのに。てことで、四股を踏むとき大盛り上がりで「よいしょー!」とやるわけだ。んで「あの力士の土俵入りはかっこよかった」とかなんとか、普通に楽しんでる。

「大相撲はスポーツではない」とう意見に、前は「はぁ?」と思ったもんだけど、今はその観点では、確かにスポーツではないなーって気がする。けど力と技を磨いて対戦相手と勝負するものだから、その意味ではまぎれもなくスポーツですな。

相撲って格闘技なのに、体重の階級がなくて強さの番付があるっての面白いよなぁ。ご多分に漏れず、相撲でも体が大きい方が有利ですなぁ。ていうかほかの格闘技より体重が物を言うから、力士の皆さんはがんばってあの体格にしてるわけで。でも体重別の階級制度がない。これなんだか矛盾してるみたいだけど、このままがいいかと。小柄 vs 大柄のマッチなんて、ほかの格闘技じゃまず見られないからな。

柔道で昔、無差別級ってあったよな。いつの間にか廃止になったけど、結局はガタイがいい人じゃないと勝てなかったからかな。あるいはオリンピック種目でスポーツ化が進んで、西洋のセンスでそこらへん決まってしまったのかもな。

んで大相撲は体格での階級がない代わり、番付という強さの階級があると。これもほかの格闘技じゃないかもなぁ。ああでも柔道・剣道・空手なら段位があるか。けど段位は試合成績で上下はしないわな。やっぱし大相撲の番付って特殊なんじゃないかなと。サッカーは国別で FIFA ランキングがあるね。けどあれはほんとにランキングだわな。その番付ひとつひとつに意味ありげな名前が付いてたり、本当に意味上での違いがあったりってことはないし。

横綱は質的な違いがあるしなぁ。神事の面でも中心という宗教的な意味合いが付いてしまうし。なのに平幕とも対戦しなきゃいかんわな。存在は特別でも勝負の場では平等なんですな。てことで特別な存在だからこそ、勝ち続けなきゃ役を続けられない、降格はないんでそうなりゃ引退しかないと。

なんかふと大相撲の仕組みって面白いんじゃないかと思いついて、いろいろ考えたらけっこう面白かったという感じで。「似ているものがほかにない」というイイ意味でユニークなスポーツ(的なもの)ですなぁ。

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2012.11.7 水曜
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グッドルーザー

アメリカ大統領選の決着がついたあたり、喫茶店のテレビでちょうど見てまして。ロムニーさんが「敗北宣言」なる演説をしてることでして。

爽やかでこれが。表情には適度に笑みをたたえて、応援してくれた人たち、特にご自身のご家族に感謝とねぎらいの言葉をかけてた。そしてご家族がみんな登壇して抱き合い、全員笑顔のまま手を振って、舞台を去っていった。

なんだか感動的でさー。

次の大統領選で共和党の印象を良くする計算も入った演出ではあるんだろうけど、それにしてもこの爽やかさはおいら未体験で。この選挙とは全然関係ない立場なのに、なんだか泣けてきたですよ。

去年だったか東京オリンピックの夢破れたとき、当選したリオデジャネイロを石原都知事が悪く言って、リオの人たちからひんしゅくを買ってしまったことがあった。そのときの記事で、「東京はグッドルーザーであるべき」というコメントを見かけた。「グッドルーザー」。なるほどねぇ。

オリンピックの誘致でも大統領選でも、あんだけ長いこと必死に活動して負けたらそりゃ内心はクサクサするわ。けどそんなとき表向きだけでも品位を保つことって大事なんだな。うん。

てことでそこから逆に、人は本質とは別に、物理的に見えているものごとで判断してしまうんだなーとも思ったり。でもさ、それでもやっぱし感動的だったんですよロムニーさんの去り際は。彼のこれからの幸せを願わずにはいられんですよ。

石原さんは……あのひと面白いから、これからも多方面でがんばっていただきたい。東京都が尖閣諸島を購入する行動を起こしたのってさ、そのときの都知事がこの人だったからこそできたと思うよ。んでまぁ誰があの島を買うかで問題になってたりするけど、尖閣問題に及び腰だった政府がそれでようやく動いたわけで。この人の選挙もおいらは関係ないんで、外野の野次馬の感想ですがね。今度は国政をがんばってつかぁさい。

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2012.11.8 木曜
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圧縮空気バイク その1

これちょっとすごくね? 『2分で満タン、圧縮空気で走るバイク 最高時速は140km』。ソースは産経ニュース様。

2分で満タン、圧縮空気で走るバイク 最高時速は140km

2012.11.8 14:00 [くるま]

圧縮空気で走るバイクが制作された。フルタンクでの走行距離が100km、最高時速が140km。廃棄するバッテリーもないため環境にも優しい。

オーストラリアで工学を学ぶ大学院生ディーン・ベンステッドのプロジェクトである「O2 Pursuit」は、車載タンクに蓄えられている圧縮空気で走るバイクだ。

このプロジェクトは、まず圧縮空気ロータリー・エンジンから始まり、それを中心にモトクロス用のダート・バイクを組み立てたものだ。フレームには「Yamaha WR250R」を使用し、後輪には動力を供給するスキューバダイビングのタンクと25ポンドのエンジンが追加されている。

スロットル・レバーを握ると空気が放出されてバイクが加速する。その性能は素晴らしい。O2 Pursuitはタンク満タンでの走行距離がおよそ100kmで、最高時速は約140kmに達するという。

充電なら数時間かかるところが、空気のタンクは2分で満タンになる。バッテリーの場合、最終的にセルが動かなくなったときに廃棄しなければならなくなるが、そういう問題もない。また、水素などとは違い、永久に安定した状態で保管できる。

この数十年耳にしてきた「空気で動く四輪自動車」はいまのところ現実化していないが、軽量のバイクはこの利用法に最適だ。

※圧縮空気で走るモペッドも作成されている(日本語版記事)

最近の日本では電動スクーターなんか出てきたりして面白いことになってるけど、オーストラリアでは圧縮空気エンジンですか。考えましたなー。

単純さって機械には大事な要素ですな。コストと故障確率を同時に引き下げられる。おいらはクルマやバイクの単純化って、電動化以外に考えたことがなかった。

電動化はその使用に耐える大容量バッテリーを搭載するとかえって値段が高くなってしまうんで、まー商品が出てはいるけど、今はまだコストダウンに貢献ってわけではないよね。今のとこ電動専用車って日産のリーフしかないと思う。たぶん経験豊富なエンジン車の設計思想で作ってると思う。んで電動に特化した車体設計の経験を積んでいくと、車体価格はどんどこ安くなっていくとおいらは踏んでる。

その間にもバッテリーの低コスト化・高性能化が進むと(ここが一番キツいところだけど)、気がつくと電動車は今のガソリン車よりだいぶ安く仕上がって、しかも年々どんどん安くなっていく、と思ってる。そうなると自動車関連オンリー産業の裾野が小さくなって、中小企業が自動車メーカーとして次々と参入してくる、ようになるんじゃないかと。んで今をときめく巨大自動車メーカーはそのまんまじゃ済まなくて、設計会社として特化していくんじゃないかなと。その子会社は部品やユニットのメーカーとして一部は存続、と。

機械の進化ってのは、その産業規模の縮小ぶりが尺度のひとつになると思う。同じ性能を実現するのに、画期的な単純化で部品屋があんまし要らなくなっていく、あるいは工程が減って工場が小型化していく、と。

バッテリー式電気自動車がその唯一の答えだと思ってた。燃料電池車も電気自動車だけど、値段がまだ実用的じゃないわけで(それでも10年前の1台1億円から、最近は1,000万円に大幅値下げらしい)、バッテリー車しかないなと思っとった。

圧縮空気ですかー。ほんとその発想はなかった。

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2012.11.9 金曜
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圧縮空気バイク その2

クルマの燃料にガスを使って、圧縮ガスボンベを載せる、というのはもう複数の方式でやってる。ひとつは圧縮天然ガス(CNG)車。もうひとつは燃料電池車(圧縮水素)。CNG 車は日本であまり見かけないけど(実はこっそりたくさん走ってるのかな)、韓国では多いそうな。税法なり流通の仕組みなりで、燃料代がガソリンより安く上がるらしい。実用レベルなわけですな。

燃料電池の燃料は水素がベストとされてるけど、水素は本質的に扱いにくい物質ですな。この宇宙で最も小さな分子なんで、気体のままだと配管のちょっとした隙間からどんどん漏れる。金属に水素が触れると「水素脆性」というのが起きて、材質が脆くなる。かなり厄介。液体水素にすれば体積が小さくなって効率がよくなりそうだけど、沸点はマイナス249.4℃。貯蔵するには超強力な冷凍装置を稼働させ続けなきゃなんない。液体水素はかえって効率悪いわけです。

6年くらい前、BMW はレシプロエンジンのままで液体水素を燃料にしようとがんばってたことあったなぁ。水素補給スタンドは取り扱いがこんなに簡単ですよなんてプロモーションをやってたが、たぶんポシャったろ。クルマは……調べたら「ハイドロジェン7」だった。前にこの日記でも取り上げたことあったわ(当時既に笑い者にしてやってたw)。ドライビングインプレッションを見つけたよ。これこれ。〆の「ハイドロジェン7に乗って感じたことは、水素の補給ができるインフラが整えば、水素エンジン自動車はいつでも使い物になるレベルに熟成しているということだ」ってそこが一番非現実的なところだろ。

てなわけでホンダの燃料電池車は気体の圧縮水素ボンベを採用してたはず。どれどれ……。「FCXコンセプト」 だな(記事)。130気圧の高圧水素タンク搭載で航続距離は430km。開発陣は 500km に満たないからまだまだ、としてるみたいだけど、充分実用的な性能だと思うよ。けど燃料電池車は値段がな。燃料電池の価格次第でして。5年くらい前に燃料電池に関する通俗本を読んだんだわ。2001年発行だったからその時点で若干古い情報だったけど、まーなんてーか、しばらくコストダウンしそうにないなーって感じだったわ。仕組みが複雑すぎて。燃料電池で一番高価な素材は触媒に使う白金で、これと同等で安い素材がどうしても見つからないとか。んで、その使用量を減らしていく方向で開発が進んでる、という状況だったわ。あの当時から燃料電池車の単価が10分の1になったのは、たぶんその成果が出てきたからかと。さらにその10分の1になんないといかんわけだが。

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2012.11.10 土曜
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圧縮空気バイク その3

そこへいくと、圧縮空気はこれ以上ないくらい単純なわけです(やっと本題に戻った)。CNG や燃料電池と比べると、化学反応がないからタンク1本あたりのエネルギー量はかなり小さくなってしまうけど、仕組みは一番簡単なわけで。化学や電気なしで、使うのは物理的な力だけってのがイイね。

考えれば、乗り物の動力は物理的な力なわけで、そのエネルギーを今は化学・電気的に貯蔵してるわけで。これ物理的な力のままだったら話は簡単ですわな。もちろん圧縮空気を作るにはエンジンなり電力なり必要になるけど、乗り物は小さく軽く単純に作った方が、効率や頑丈さを確保できるわけで、エネルギーを作る装置やエネルギーの種類を変換する装置を一緒に運ぶのはあまり効率が良くないわけで。

記事にあるこのバイクで使ってるロータリーエンジンのリンク先を見ると、マツダのロータリーとはかなり違いますな。オリジナル度が高そう。その特徴は、

宣伝色が強い文言なんで(汗)どこまで本当かは謎だけど、ロータリーだから少なくとも「少ない部品数」「少ない可動部」「小型軽量」「(実質上は)振動なし」は本当だと思う。ここでも機構の単純さを追求しとりますなぁ。

ある一定の仕事を技術進歩で単純化・省力化・小規模化するのって近年は IT ですごいことになってるけど、その起源の機械工学でも変わらず進んでるんですなぁ。

いつか四輪車もこれで実用化できんもんかなぁ。

銘板左端銘板銘板右端

物理的な力のみで動くってことは、外部の物理的な要素に左右されるってことでもある。大気圧が低ければ効率が上がって、それだけパワーが出そう。天気が悪いときのほうが性能がいいと。でも気温が低いとタンク内圧が下がって、その場合は効率が落ちると。大抵は「天気が悪い=寒い」なんで、変な具合にバランスが取れてるなw

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2012.11.11 日曜
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その捨てエネルギーちょっと待ったとか言ってみる

昨日の圧縮空気バイクに触発されて、ちょっと考えてみた。LPG(液化プロパンガス)車ってあるけど、あれで動力源をハイブリッドにできないもんかと。今あるハイブリッドはガソリンエンジンで動力と電力を作ってそのときどきで使い分ける形だけど、その分岐点をエンジンより上流に置けないかと。

LPG ってのは高圧タンクに詰め込んでるわけだ。20℃の環境中では8.5気圧かけると、プロパンガスは液化する。それで高密度の貯蔵ができると。んでおいらよく分かってはいないんだけど、バルブをひねって気化させると、かなり高いガス圧が得られると思うんだわ。これで昨日の圧縮空気ロータリーエンジンを回すと、動力を取り出せるんではないかと。

エンジンでそのとき使うぶんだけ燃料ガスを取り出すんで、流量はあまり期待できたもんじゃないかも。しかも流量がコロコロ変わるんで、これで動力を取り出せたとしても、いきなりタイヤの回転に使ってしまうと、エンジンとのタイミング合わせが面倒ですな。ガス圧のエネルギーはどこかに貯蔵してみるとか。

  1. 電力に変換して貯蔵
  2. 気体ガスタンクに一時貯蔵

1. は、件のロータリーエンジンでダイナモを回して発電するってこと。てことは既存のハイブリッドシステムに組み込める。エンジン出力で発電にエネルギーを食われるぶんが減るんで、それだけ効率が上がると。

2. は LPG タンクのほかに低圧ガスタンクも搭載して、燃料ガスはここを経由してエンジンに向かう。1992年あたりかな、日本のトラックメーカーが東京モーターショウに出品したコンセプトカーで、高圧ガスハイブリッドシステムを提案してた。回生ブレーキで電力を作るのではなく、ガスタンクの圧力を高める、というやつ。んで加速のときにそのガス圧でメインのエンジンとは別の圧縮ガスエンジンを回して、メインエンジンを助けると。そのコンセプトカーで使ってた気体は空気だったと思ったけど、それを LPG で使うってこと。

「高圧ガスタンク→ LPG タンク」「使用済み圧縮空気を車外に排出→低圧ガスタンク」と替えると。そしたら「回生ブレーキで低圧タンク内のプロパンガスを LPG に戻してエネルギーを蓄える」っつう合わせ技も使えそうですな。

と自分で考えて悦に入ったりもして。けど昨日のバイクのメカ的美点は単純化だった。今回のはかなりな複雑化。あんまし美しくないのがアレですな。

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2012.11.12 月曜
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復帰の目論み

Linux またやってみようかなと。

FreeBSD とどっちに復帰するか迷ったけど、Linux にしてみようかなと。FreeBSD より簡単そうだし。

2007年、再就職が決まったあたりからどっちもまったく手を付けてないわ。んで丸1年前、よしまた FreeBSD やろうと決心し直しまして。5年前にそこらやってた PC はもう廃棄してしまった。てことで去年の11月、中古品屋さんでジャンクの PC を買ってきまして。そして気づいたら丸1年放置したまんま(汗)。

んでまぁいい機会だからってほどでもなく、FreeBSD か Linux か、というわけ。5年前にヘタレたのは、主に力を入れてた FreeBSD があまりにもめんどくさかったから。ソフトのアップデートは基本、ソースコードをダウンロードしてのコンパイルが必要で、貧弱な中古マシンじゃ(3台あったけど、最強で Pen III 400MHz だったもんな)それだけやったらもう何もできないっつう有様で。

インストールに関するトラブルもときどきあって、英語 BBS を ROM って答えを求めて……と。苦労の割には得るものを実感できなくてさ。いっぺん「面倒だなー」と思ってしまったら、もうやる気がなくなってしまったですよ。あれはおいらみたいなヘナチョコ素人には敷居が高かった。まぁそれやってる間は、なんだか「エキスパートなオレ」の錯覚を存分に味わわせてくれたけど。

そのときは持ってた中古 PC の1台で Linux も始めてみたんだわ。インストールからしてラクチンなのは良かったけど、デフォの GUI がどうにも使いにくくてな。GNOME だったかな。あれはどうも合わんかったな。FreeBSD で使ってた KDE がね、いいんですよ。KDE って Linux 用に開発されたもののはずで、かなり人気があるはずなんだけど、Linux のディストリビューションで標準装備してるのってあるのかいな。なんかほかの GUI ばっかのような……。

そういや一時期 "Lindows PC" ってあったな。Windows 用のソフトが動く Linux というコンセプトだったような。よく覚えてないけど。デスクトップの見映えも Windows に似てたけど、なんのことはない、GUI に KDE を使ってるってだけのことだったw

さらにそういやおいらが FreeBSD の GUI に KDE を選んだのって、別に何となくだったわ。んでこれが、ときどき変な癖があるけど使いやすくてさ。してそのあと今の職に就いて、当たり前だけどパソコンの OS が Windows なんですよ。

Windows をまともに使うのってそれまでなくてさ。そこで初めて、KDE が Windows を意識して作られたもんだと知ったですよww 常々思ってた KDE の「変な癖」も、実は Windows のフィーリングを再現したものだったですよwww

その KDE もこの5年でずいぶん変わったとか言うウワサ。Windows のパクリから脱却して、独自性を増してるとかいうウワサ。気になるなぁ。

てことで UNIX 系への復帰として、今度は Linux 主体でやろうかなと思ってるとこでして。当面の目標は、GUI を KDE にするってあたり。

銘板左端銘板銘板右端

しかしジャンク PC 買って1年間もほったらかしにしてたのは、買ってしまってからそのジャンク部分の対応が面倒になってしまったってのがあって。CD トレイが、閉じても閉じてもすぐに開いてくるとか(まだ通電してないんでどんな具合なのか不明)。その型番で調べると、PC のファームウェアをアップデートする必要があるらしい。んでそれ、Windows で操作しなきゃなんないらしい。買ってしまってから、なんか「やっちまったなー」って気がしてて。

もしかしたらついてきた HDD に Windows が入ってるかも。入ってないかも。そこで運命が分かれるわけで、そこらへんに面倒さを感じてしまって、気づいたら1年経ってたと。

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2012.11.13 火曜
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潮時と仕込み その1

ゴールドマン・サックスが韓国の資産運用部門を閉鎖するらしい(ロイター記事)。

この記事から巷(ネット住民の皆様の間)では、ついに来たかという観測が出とりますな。韓国ウォンの格付け、今年に入ってから妙に上がったよね。日本円より上に行ったと思った。その影響でゆるゆるとウォン高が進んでた。巷の読みはというと、アメリカの格付け会社の罠とのことだった。格付けを上げると人気が出るから、その通貨の相場が上がりますな。

んで、安いうちに買い貯めといたその通貨を売りさばく。安く買って高く売るのは相場の基本(そこはおいらでも分かる)。差額で儲けると。たぶんあんまし一気に出すと値崩れするから、ある程度の時間をかけてちょろちょろと両替していくんじゃないかと。長期の計画性が大事なわけですな。そして、格付けを自分でいじれたり、格付けできる組織とお友達になったりで、グルで事を進めると。まーそうやって、事情を知らん相場師たちをはめ込んで儲けると。それが禿鷹ファンドの手口らしい。

ウォンの格上げのときにすでにそれが言われてたけど、本当かどうかおいらには判断がつかなかった。

ロイター13日付の件の記事を見るに、どうも巷で言われてたことが本当に思える。けどまあまだよく分からん。おいらはギャンブルが苦手なんで、見てるだけでカネかけてない。引き続き様子を見るのみですな。格上げよりも前の時点で、ウォン相場の動きが面白いらしいってことは知ってたけどさ、同時に「素人が手を出すとヤケドするぞ」との書き込みを読みまして。まぁそうだろうなーと。

「韓国経済が絶好調」「日本は韓国を見習え」ってのは去年、日本のマスコミがよく言ってた。けど地元韓国のマスコミの日本語版記事はそうは言ってなかった。むしろ「ヤバいぞ」という感じだった。どっち信じるかっつったら当然現場に近い方なわけで、面白そうで見学してたとこ。

つか、似たような動きが15年前にもあったよ。タイから始まったアジア通貨危機で。このとき韓国は自爆ではなく貰い事故みたいなもんだっだと思うけど、東南アジア諸国と一緒にとっくりかえったわけです。そりゃもうガッパリと。きっと経済体質が脆弱だったんだろうな。

あのとき、ああなる直前まで、(日本以外の)アジア経済は昇竜の勢いってことになってた。マスコミは東南アジアや韓国の伸び続ける経済を、まぶしいものであるかのように日本の国民に伝え続けてた。そして一気に崩落。

特集番組を連打してたテレビ局はちょっと大変そうだったですよ。『世界ふしぎ発見』がそれだったのを覚えてる。ミステリーハンターが東南アジアを素晴らしげに紹介してたそのとき、既に通貨危機は台湾以外の当該地域を覆い尽くしてたですよ。そのときまだ強気を維持してた台湾も、半年くらいしてついにヘタレたっけ。

これはあれですか、マスコミがガンガン持ち上げ出したら、それは潮時が近いってことですか。今回のゴールドマン・サックスの動向が何を意味するのかを確かめてからのほうがいいか。どっちに転んでもおいらには関係ないし。

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2012.11.14 水曜
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潮時と仕込み その2

去年すさまじかったマスコミの韓国ゴリ押しって(今年も押してるみたいだけど、ずいぶん大人しくなったな)、韓国の政府だの経済界だのが力ずくでやってるだけのことかと思ってたよ。けどそれだけじゃなかったのかも。

金融ファンドはカネ持ってるからな。世の中をはめ込むのに日本のテレビ局を買収するなり韓国の芸能界や経済界の要人をそそのかすなりなんて、やる気になればやれてしまいそうですがな。

去年の日本での異常な韓国押し、すべてここらへんが仕込んだことだった気もしてくる。

ま、結果が出るのを待ちますかね。

銘板
2012.11.15 木曜
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オスプレイ 謎の騒音測定

面白い記事を拾ってきたった。オスプレイの騒音が、オスプレイと入れ替えられるヘリコプターよりうるさいという内容。沖縄タイムス様より

オスプレイ騒音大 CH46より10デシベル以上

2012年11月10日 10時01分

【名護】垂直離着陸輸送機MV22オスプレイとCH46ヘリコプターの訓練時の騒音レベルを比べるとオスプレイの方が10デシベル以上も大きいことが9日、明らかになった。

両機による訓練が8日、名護市の国立沖縄高専裏のヘリパッドで確認されており、琉球大学の渡嘉敷健准教授(環境工学・騒音)が高専屋上に設置した騒音計で調べた。

オスプレイ2機が編隊飛行した午後0時16〜40分の間で最大94・9デシベル、等価騒音レベル(音の平均値)77・0デシベルを測定。CH46ヘリ1機の訓練(午後1時25分〜同2時10分)で最大84・5デシベル、等価騒音レベル66・0デシベルを測定した。

渡嘉敷准教授によると、2機編隊でも重なって飛ぶことはできないため、騒音レベルの数値に大きな影響はないという。

オスプレイは2機編隊の騒音。CH46 は1機の騒音。だそうで。それ比べたらオスプレイの方がうるさかったんだそうで。当たり前だwww

けどデシベルは対数だから、等価騒音レベルの11デシベルがどんだけ違うもんなのか分かりにくい。もうちょっと調べれば、記事の言わんとすることが分かるかも。

てことでdBデシベルの話し 音の大きさ様の助けをお借りしてみた。

「比率からデシベルへなおしてみると」の表を見ると、12デシベルが近いね。うるささは3倍〜4倍弱ってとこですか。騒音の大きさは、2機のオスプレイで1機の CH46 の 3倍〜4倍弱。オスプレイ1機だとおおよそ1.5倍〜2倍弱の計算。

……、

……、

……。

どうだろこれ。誤差の範囲内のような気がする。なんか記事からすると1回ずつしか計測してないっぽいし。

音の伝わり方って気象条件でけっこう違うぞ。演劇とかで、外で発声練習したりしますわな。あれで、そのとき晴れてても「もうすぐ天気が崩れるなー」てのが分かったりする。そんなときって声がいつもより妙にこだまするんですわ。空気中の音の通りが良くなってるんじゃないかと(検証してないけど)。気温は関係なさそうだから、気圧か湿度が影響してるのかな。

あとさ、曇り空か青空かでも違ってくるらしい。

1997年、旧宇宙開発事業団が北海道の苫小牧で、固体燃料の爆発試験をしたことがあるんだわ。したら 7km ほど離れた養鶏場のニワトリ500羽が驚いて圧死、ということがあったよ(資料1資料2資料3)。事後の調査でその原因とされたのが、資料3によると「原因が上空の逆転層により音が地上に戻ってきたこと、建物を共振させる超低周波が発生したこと」だそうな。

主原因はどっちだろ。おいらが当時読んだ新聞では(記憶頼りだが)、上空の雲で音が予想以上に反射した、という説明だったと思った。

ほうほう、Wikipedia「逆転層」では、「逆転層により、遠くの音が大きく聞こえることが多く」だそうな。雲じゃなくこのせいだったのかもね。

てなことで、騒音ってのは気象条件で大きく異なってくるはず。今回の記事での比較、なんかなあ、サンプルをもっとたくさん用意して、そのときそのときの天候も加味してデータを出すべきだと思うが。

あとさ、単純に距離の違いってきちんと反映されてるのかってのもなぁ。記事には何も書いてないわけだけど。とりあえず経験的に分かるでしょ、遠けりゃ静か、近けりゃうるさいと。

これ、音源と計測地点との距離の2乗に反比例ですな。音の大きさは、この距離が1.4倍なら 50% に、2倍なら 25%、3倍なら 11% にまで落ちる。2乗だからけっこう敏感に違いが出るね。てことで定量的に測定するんなら、2者それぞれの計測時の距離を精密に測って補正しなきゃなんない。やってんのかなぁ。記事を見る限り、距離と関係なく、単に測定点での音の大きさを記録しただけにも見えなくもないが。

何らかの補正っぽい「等価騒音レベル」は時間変動を平均化するもので、気象条件や距離の補正に使うものではないし。なんかいろいろとおかしな記事ですなぁ。

今年の9月頃、オスプレイの報道が凄まじかったよね。あのときはオスプレイの危険性に焦点を当てて反対を訴える記事が多かった。けどそれは覆った。事故率は普通の軍用ヘリコプターと同じ程度だったってことで。んで今度は騒音を問題にして叩こうとしてるわけでして。

こうも軸がぶれるとさ、反対派の目的って結局、周辺住民の安全と健康を守るためでは決してなく、「オスプレイを沖縄に配備させたくないから」「今までの CH46 からオスプレイに入れ替えられと都合が悪くなるから」なんだなーってわかってしまうのですよ。妨害工作でしかないってことが自ずとバレてしまうのですよ。

となると仮に「騒音がひどいから」論もポシャったとしても、彼らには関係ないんだろうなぁ。また新たなネタを考えるか、感情に訴えてとにかく反対反対で押し通すかなんだろうなぁ。そのうち「いつまでもアメリカの言いなりになるな。そして憲法9条を守れ」という見事に矛盾した論を張ったりしてなw

そういやそういうの実際にあったわ。

今回もそういうノリでしょうかねぇ。なんだか自分でもよくわかんねーけど手当り次第にムカツクんだよオルァァァ的なアレですか。

♪ナーイフみたいに尖っては、触るもの皆 傷つけたー

銘板左端銘板銘板右端

軸ぶれぶれでひとつ似たのあったわ。

去年あたり、韓国がずいぶんとがんばってたよね。「『日本海』ではない。『東海』だ」と。歴史的にウンヌンとその正当性を主張しとりましたな。して今年、その主張が国際的な関係会議ではねられた途端、「あの海の名前は『韓国海』だ」と言い出した。したらそれまで「東海」を支持してた北朝鮮が「いやいや『朝鮮海』だ」と言い出す始末。なんやかんやで主張はまた「東海」に戻ったみたいだけど、もう理屈も何もあったもんじゃない。「日本海」じゃなきゃ何でもよかったんだと。

なんかそっくりだなぁ。おいらこんなへなちょこなヨタ話じゃ説得されんですよ。

銘板
2012.11.16 金曜
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素人対応 前編

このまえ職場のおいらのいる部署で、ちょっと面倒なトラブルが出たんですわ。したら上から「再発防止策を考えて提出してください」と。そりゃそうなる。当たり前のことだけどさ、しかしこういうのってどうなんだろ。現場に丸投げですか。いやほんと丸投げなんですわ。管理の人はあとは基本、待つだけ。ていうかどこの職場でもそうかも。

んで現場のみんなそれぞれがんばってアイデア出してですね、ミーティングしてですね、それぞれの話を摺り合わせてですね、これとこれとこれで行ってみようっつうのが出てきたんですわ。んでそれ提出したんですわ。

音沙汰なし。

んで結局、おいらたちが勝手にその方針を運営してるっつう状況で。

自分が出したアイデアってゴリ押ししにくいじゃないですか。みんなそんな感じなんで、例えばおいらが出した案が「それいいね」とはなったりしても、全員がそれやってるかどうかは本人任せなんですわ。よく分からないと。

このままじゃまた同じようなトラブルが起きると思うが。

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2012.11.17 土曜
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スピーカー更新 前編

前々からちょいとやろうと思ってたこと。iMac にもっとマシなスピーカーを付けようかなと。でも標準のやつで不自由なくちゃんと聴けるしさ、後でいいやともう2年は経ってしまった。

Power Mac G4 をメイン機にしてた頃は、もともとスピーカーが貧弱だったしすぐに壊れもしたんで、オーディオアンプにつないでたんだわ。ケンウッドの安いスピーカーだけど、音質には一応満足できてた。けど音を聴くだけなのにいちいちアンプのスイッチを ON にするのはまーほんとちょっとの手間なのに、なんか億劫でな。起動まで3秒くらいかかるし。

3年前に iMac に替えたら、もう標準スピーカーでいいやと。音質もまぁ我慢できなくもないかなと。

しかし、あることに気づいてしまったのですよ。

iTunes のイコライザをなにげにいじって遊んだらですね、

iTunes イコライザ

赤線で囲った部分がまったく機能してない……。iMac のスピーカー、けっこうそんなもんなんだな。んで古のケンウッドスピーカーをまた使ってみようと。

iMac の背面にはヘッドホン端子の隣に、オーディオ LINE 出力的な端子がある。当然こことアンプをつないでみたところ、うんともすんとも orz

ヘッドホン端子も無反応。なんなんだべー。

ヘッドホン端子にヘッドホンのプラグを突っ込むと、問題なく聴けるんだが……。おかしいのはアンプかスピーカーか。

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2012.11.18 日曜
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スピーカー更新 後編

ちうことで配線をちょいといじって、ヘッドホン出力とスピーカーを直結させてみた。

したらちゃんと鳴るんですよ。ああーえがったー。てことはソニーのアンプ、中古で買ったやつなんだけど、噂のソニータイマーってやつですかこれ。使い方を間違ってるのかもしらんけど。

けど直結、音がバリバリ歪んでるですよ。なんなんでしょこのノイズは。堪え難いほどなんですが。ヘッドホン出力じゃ足りんだろうと、イコライザのプリアンプを全開にしてるんだわ。どうもこの出力を下げると問題なくなるらしい。プリアンプは低めにして、単に Mac のシステムの音量を上げるっつうセッティングで問題なく聴けることが判明。iTunes のプリアンプもテキトーですなぁ。あんまし大音響で聴く趣味はないから、こんな感じでいいやと。

聞こえる。こもり気味だけど 64Hz まで……(感涙)。32Hz はこのスピーカーじゃどうにもならんことは分かってたからいいや。重低音フェチでもないし。iTunes に入ってる同じ曲を聴いてるのに、なんかすげー違うんですけど。

試しにヘッドホン端子を抜いて標準スピーカーを聴き比べてみたら、なんですかこのチャカチャカサウンドはw くっそー20年以上前にテレビのサラウンドスピーカーとして買ったケンウッド CM-5、安物だったくせにいい仕事しやがる。とくP の "blue Bird" が、k'z さんの『ファインダー』が、じーざすPの『リモコン』が、さらに輝いてる……。

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2012.11.19 月曜
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日本人ですが何か

何がどうなってこうなったやら。

ロシア広告

Google 広告御中、おいらロシア語全然わかんないっす(たぶんロシア語だと思うけど、ほかの言語でこの文字つかってたとしてもやっぱしわからん)。

まーこれ、「あなたの Mac を速くしますよ」とゆー広告なんだわ。日本語版でよく見る絵柄でして。

Google 広告としては、おいらが Mac ユーザだってことは掴んでますなぁ。あるいは JavaScript を仕込んでおいらの PC に OS を答えさせて、Mac 向け広告を出してるだけかな。

半年前にハードディスククラッシュとゆー試練を受けたとき、おいらは Google で HDD 修復屋さんを探した。したら3カ月くらい、この手のウェブ広告に HDD 修復屋のバナーが出まくったんだわ。YouTube でも(Google が親会社だからユーザデータが筒抜けなんだろ)。うざかったなー。HDD 修復屋の権はもうとっくに終わったってのに、ずーっと押してくるんだもん。んで無視しまくってたら、いつの間にかそれはなくなって、Google そのものの宣伝とかになったんだわ。

あれから広告リンクをクリックしてないから、向こうにはおいらの個人趣向を解析できるほどのデータがたまってないらしい。

ただ Mac ユーザだってことは簡単にバレるもんだから、こうして Mac 絡みの広告が来るわけで。しかし今回はまたなんでロシア語なんだろ。

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2012.11.20 火曜
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素人対応 中編

職場のトラブル対策、おいらが出した案はボツになり申した。「ちょいと奇をてらったやつなんでボツでもしょうがないかなテヘッ」。と思ってたのは作った当日のみ。今は「これやんなくてどーすんの」って感じ。同僚の皆さんはおいら案に納得してくれてるご様子。確かにその方針をやんないとどうにもならんと。ただ上の方は、予定調和な案以外は採用したくないのかな。よく分からんけど。

予定調和な案ってさ、ほかの同僚がそれぞれ出したものがそれで、「品質チェックを確実にやってトラブルを出さないようにします。チェック項目はこれこれで、このようにして守らせます」という反省文を含めた感じのもの。この内容自体は間違いじゃないというか、これこそ本道だと思う。てことでおいらは反対ではない。むしろそうしようと。

トラブルの発生状況からすると、そのときあまりにも忙しすぎて、品質チェックを一部省いてしまったと思われたんだわ。運悪くそこに不良品が存在してて、不良品が発見されないまま出荷してしまったと。

とすると、忙しすぎて全部にまで手が回らなかったのが原因なわけですよ。んで採用された再発防止策が、「工程を飛ばせないようにして、もっと忙しくする」……。

……、

……、

……w

つか他人事なら笑い事だけど、自分の職場なんですが。これ単体だとさらなる破滅が見えてるわけで。

今回のトラブルは防げても、工程の他の部分にしわ寄せが行くのが目に見えとりますな。今度はどこで問題が出るか誰にも分からん。言えることは、トラブルの総数が確実に増えるってこと。自殺行為ですな。

って、さっき「この内容自体は間違いじゃないというか、これこそ本道だと思う。てことでおいらは反対ではない。むしろそうしようと」と言っといてお前こそ何だそれ。となるわけで。

そこが焦点。

ある部分の工程数を増やすなら、どっかでそれ以上減らせばいいんですわ。品質チェックの労力が今より必要になるなら、そのぶんよそを減らして工面しようってわけ。そんなら工程を減らす部分の仕事が粗くならないようにしなきゃ。

自動化。

これで一連の作業を部分的にでも省力化する。これで稼ぎ出した労力を品質チェックに充てる(ついでに自動化部分は人為ミスがなくなる)。こんな都合のいい案を実現するための道具はもう作ってある。最近は機能追加やレイアウトの見直しで、さらに効率を上げる段階になってる。同僚の皆さんには無理強いできないんで、使うかどうかは本人任せで普及が進んでなかった。いちいち宣伝するのもめんどくて。これからはもうちょっと強く推したほうがいいかなと。

品質チェックを充実させること自体は正道だと思う。ただ、おおもとの元凶は、それをできない状況だったってことなわけで。おおもとの元凶から解放されれば、そのぶん品質チェックの充実という正道を行けると。絵に描いた餅を本物の餅にするってわけですよ。てことで相反するかのような2つの対策は、実はお札の裏表の印刷と同じ関係だったと。お札は、裏表の図柄が2つ揃ってようやくお札としての価値を持つと。

ところがこの案はボツらしい。お札の印刷は表側だけで結構ってことらしい。

ところが現場では効き目が求められるわけで。現場が複数の案を提案、上がそこから1つ選んだ改善対策の効果がなければ「何やってんだ」となっちまうのが目に見えるわけで。怒ったって再発防止にはならんのにな。てことでどうするかっつうと、上は改善対策の効き目よりも自分のメンツとか体面とか形とかが大事らしいんで、話が通じん相手には「はいわかりました」と生返事しときゃいいんじゃないかと。

上は現場の見回りにさえ来ないから、こっちが何してんのかまったく把握できてないってことで、こっちはこっちで勝手に効き目のある案をやる、と現場ではそういう流れになりましたわ。上と下とで乖離してるのはよろしくないけど、しょうがないわ。「どちらさんにも障りなく、しかも成果を挙げる」となりゃそうするしかないんじゃないかと。バレたときどうなるか分からんけど。つかまた現場に全部押し付ける気だよな。改善してもしなくてもこれだもん、だったらこっちで好きにするしかないわ。

現場が勝手に工程を決めて、管理がそれを知らないでいて(もしくは見ぬふりを続けて)重大事故を起こした例といえば、東海村 JCO 臨界事故ですな。あっちは蒙昧無知な上級管理職の目を盗んでラクするために「バケツでウラン」なんつう勝手をやってたわけで。こっちは、管理が出した非現実的な決定を取り入れつつ、現場仕事がまともに回るように勝手やってると。んーあんまし変わらんかなww

現場の実際と管理の認識が乖離してるってのは、あとでどう作用するか分からんのが怖いですな。分かってるのは「乖離の害が発覚するのは、取り返しのつかないことが実際に起きてから」ってこと。なんかほんとに怖くなってきた。

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2012.11.21 水曜
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幻の新型

The GIMP for Mac の新型、ついに X11 が要らなくなったんだなー(記事)。

と思ったら、日本語 Mac じゃ起動しないらしい。

やってみたらほんとに起動途中でエラーが出る。

もう少し待ちですなー。これで、文字入力のときだけは Seashore を使うっつう面倒がなくなるはずなのに。早く対応してくれよっつ。

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2012.11.22 木曜
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Linux 復帰計画

マシン(昨年11月購入のジャンク。IIYAMA KDC13GCB)を起動したらですね、Windows xp が入ってましたですよ。どなたの登録のかしらんけど。

てことで、DVD-ROM のファームウェアアップデートができると。しかしジャンクの理由は、「トレイが出たり入ったりを延々と繰り返す」だったんだわ。けどこのファームウェアアップデートは「KDC13GCBにおいてまれに発生する書き込みエラーを修正します」なわけで、なんか違うんですな。大丈夫かよ。つか搭載されてるドライブ、DVD-ROM と書いてあるんだが。関係なさそうですなぁ。

ま、ダメならダメでどうにかしましょ。どうにもなんなかったら捨てればいいだけだし。

んでファームウェアアップデートしたんですよ。したらどうもアップデート済みだったらしい。

と同時に、Mac のほうでは Vine Linux ダウンロード(コチラから)と CD-RW 焼きを進めとりまして。できたんで IIYAMA の ディスクドライブを開けますな。Ubuntu じゃないのはまぁ気まぐれ。Google で「linux ダウンロード」で探したら一番上に Vine が出てたっつうだけ。実はこないだ Ubuntu インストール CD 付きの Linux ムック本を買ってきたんだけど、Vine がよく分かんなくなったらそっちにするわ。

ドライブのトレイ、イジェクトボタンを押すと普通に出てくるんだけど、1秒くらいで勝手に閉じるんですわ。んで1秒くらいでまた出てくる。その繰り返し。おおージャンクのアレはコレですな。

タイミングを見計らって、CD-RW を食わせてみた。ディスクを読み始めたら、出し入れ無限ループも止まったわ。よし、使えるんじゃん。よしよし。

インストールガイドを見ると、普通に再起動すれば CD 起動してくれるらしい。どれどれ……。

……、

……、

……。

xp、更新プログラムだかなんだかを始めやがった。いらねー。もうすぐ消すのに。13個もありやがる。早く終わってくれよ。

ってさ、マイクロソフトって割れ物にかなりうるさいんじゃなかったっけ? 更新プログラムを落としてるのがバレて正規ユーザじゃないってのもバレると、いろいろ問題になったりしないもんかねぇ。

もう Windows は金輪際使わないってのに。けど問題になったらどうすべ。どうゆー状況になるんだべ(汗)

とかなんとかやりつつ作業は進み、Vine Linux のインストール画面が出てきた。

インストーラが途中で止まって一向に先に進まねーなと思ったら、64bit 版を落としてた。この IIYAMA マシンどっからどう見ても 32bit だべが orz つか Vine もそこらへん空気読んで、一言くらい言って教えてくれよ。

再ダウンロードから向こう、明日にすんべ。

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2012.11.23 金曜
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衆院選も近いので、党員として一言

日本酒党員ですが何か。

日本酒、世界でけっこう売れるようになってきたみたいだね。特に欧米で。寿司が大流行なんで、その流れかな。あるいは、このまえ地元の新聞『デーリー東北』に出てた読み物で(たぶん共同通信の配信)、日本酒に惚れて、北欧で酒蔵を始めた人が出てたんだわ。その人のお話だと、日本酒がヨーロッパの料理に合うことが知られてきたんだそうで。その影響もあるのかも。

日本でも最近、チェーンの居酒屋が銘柄を出して売り込んでるよね。日本酒好きのおいらとしては嬉しい限りですな。全国チェーンでも地元の銘柄があったりするし。一升瓶担いだおっさんがへべれけになって周りに迷惑かけまくる昔のイメージも、居酒屋さんのそういう方針のおかげで薄れてきたかも。

いとこが地元の造り酒屋に勤めてるんだわ。そのいとこによると、それでもこう、盛り上がってる手応えに乏しいらしい。まぁなー、チェーン居酒屋のメニューに地酒があったとしても、押すのは全国で名の知れた高級酒だもんな(利幅で考えると当然だが)。

あとさ、時代の変化もあるかもなと。

20年くらい前までの日本では、日本のモノって一段低い感じがしたさ。洋モノが素晴らしいんだとゆーノリで。てことで日本のものであってもそれだけじゃ国内では評価されなくてな。珍しくないからってのもあって。ところが「アメリカで大評判」「フランスで人気」なんてのがたまに出るとみんな手のひらを返すという有様で。

アニメ映画 "AKIRA"。レオナルド・ディカプリオが絡んで、ここ何年もハリウッドリメイクが取沙汰されとりますな。あの作品、海外からの大好評が日本に届くまで数年かかってさ、その間、国内の評判は微妙だったよ。巷で映画作品をウンヌンする人ってけっこう、どっかのメディアが出した批評のパクリだったりする。それがそういう論調だったっぽくてさ。

確かにストーリー展開はそんな大したもんじゃなかったけど、ぶっ叩くほどでもなかったとおいらは思う。同時期の『帝都物語』よりマシ。ていうかこの手の映画は映像が売りなんだからさ、そこを見ればいいんですよ。最近の例だと、洋画だけど「エクスペンダブルズ」に玄人にしか分からん人生の微妙なエッセンスとか期待しないでしょ(2作目はさらに面白かったよ。観客がこの映画に何を期待してるのかよく分かっていらっしゃる)。

てことでその例で言うと、今は日本酒の評価がもっと爆発的に上がってもいいんだよな。けどそういうことにはなってない感じ。

もうさ、最近はさ、特にインターネットが普及して不特定多数の一般人の文や映像が世界中を飛び交うようになってからこのかたはさ、日本のモノが世界中から絶賛されるってのが当たり前になっちまってな。向こうの人たちの日本への偏見もだいぶなくなってきたみたいだし、こっちも、その偏見を真に受けての「日本のモノは一段低い」なんつう思い込みも相当なくなってもきたし。

そのタイミングで「今度は日本酒が世界でウケてるよ」と言われましても、「ああもういいよわかったわかった。そっち持ちで好きなだけ飲め」てなもんなんじゃないかと。

もう15年でも早く世界に日本酒ブームが来てれば、メインの国内市場ももっと日本酒にとっていい風に展開してたはずだっただによぉ……。

銘板左端銘板銘板右端

とはいえ、ここ数年でのいい兆しも出てきた気がする。

15年〜10年前は赤ワインブームだったね。その次の10年〜5年くらい前ってさ、焼酎ばっかりモテモテだったじゃん。焼酎好きにはたまんなかったろうけど、おいら苦手なのよ。ウイスキーも苦手だから、たぶん蒸留酒全般がダメなんじゃないかなと。んであの頃って、日本酒党は居酒屋でもちょいと肩身が狭かったですよ。今はそうでもないって感じがする。

ああーそういえばその頃、新聞のコラムに書いてあったことあった。居酒屋で若い女性客と居合わせたら、日本酒を頼まない方がいいみたいなこと。おもっきし引かれるよみたいな。まだイメージが悪かったんだろうなぁ。その意味じゃ焼酎だって似たようなもんじゃないかと思ったもんだけど、世の中的にはぶっちゃけ焼酎が正義で日本酒は悪みたいな感じだったらしい。

居合わせた若い女性客なんて他人だから、こっちが気にしなきゃいいだけの話だったのに、野郎ってのはどうもそこらそういう風に言われると、「そうなのかーよし気をつけよう」なんて流されたりしやすいもんなのさ。いや結局おいらは気にしたことなかったけども。つか、そういう居合わせ女性客と飲みながら話をしても(当然おいらは日本酒)、別に引かれたりとかはなかったし。あの記事は一体なんだったんだろ。なんかただ思い込みで肩身を狭くさせられてただけな気がしてきた。

けど今は、酒を造ってるいとこよりは日本酒の復権を感じつつある今日この頃ですよ。けどもうちょっと行ってほしいとこですなぁ。欲張りかなぁ。

え、選挙? 知らね。一応投票は行くけど。

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2012.11.24 土曜
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素人対応 後編1

レッドゾーンとロシアンルーレット。

製造仕事のトラブルが起きる原因って、これで説明できるかもと思ってさ。

仕事が一時的に忙しくて作業容量を超えてしまう瞬間。レッドゾーンですな。このとき、自分がした仕事のチェックが疎かになる。仕事が粗くなる。で、たまによろしくない条件がいくつか重なって、よろしくない製品を外に出してしまう、と。

このレッドゾーン状態のときに何が起きているのか。

「運任せ」の状態なんじゃないかなと。作業の余裕がまったくないというか、余裕がマイナスの状態なわけで、工程のどこかを省かなきゃ回せなくなる。冷静な状態なら、影響が最も少ない部分を選んで手を抜けるけど、余裕がないわけで。どこを省くか吟味したり判断したりってのは無理。

どうなるか。

「どこかの工程を忘れる」で省いて間に合わせてしまう。どこを忘れるかは本人にも分からない。忘れるんだからそうなる。作業がレッドゾーンに入るとロシアンルーレットが発動するってことですな。運次第で、うまくいったり弾丸に当たったりっつうヤバい状況に陥る。

運次第ではあるけど、忘れられやすさの傾向は掴めるかも。なくてもすぐには気づけないところが忘れられやすいですな。

明日はそこらへんもう少し考えてみますよと言いながら、実は日記が遅れまくってるんで無理に間を持たせるテスト。

銘板
2012.11.25 日曜
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素人対応 後編2

製品が完成するまでの直接の工程は、直列につながってる部分が多い。直列だと、ある工程がないと次に進めない。製品が完成しない。てことで、この配置の工程は忘れられにくい。となると、直列工程に並列してる工程が危ない。

これはチェック工程ですな。おかしい組み立て方をしたものでも、形ができてれば完成した感じがする。てことでチェックが必要なんだけど、形だけでも完成したものを見ると、もう OK みたいな錯覚を起こしてしまう。運が良ければ完璧に組み上がってるけど、運が悪けりゃそうなってない、と。

てことは、チェック工程を工程の直列の中に組み込めばいいってことになる。そのチェックを通らないと完成しない仕組みにすればいいと。

そういやタミヤのラジコンカーのキットって、今も押印した紙が入ってるのかな。昔さ、バギーチャンプを買ったらさ、パーツが入ってる袋に小さな紙切れが1枚入ってて、どなたかのお名前のシャチハタ印が押してあったんですわ。「何だこれ」と思ったもんだけど、タミヤ定評の懇切丁寧な説明書には、そのことについては何も書いてない。組み立てキットの完成までにもまったく役に立たないんで捨てますわな。捨てても別に問題なかったし。

あれってパッケージング工程での承認印だったんだろうなぁ。それがないパーツ袋はキットの箱に詰めちゃいけないっつうルールだったんだろうなぁ。直列作業の工程にチェック工程を組み込んだ実例なんじゃないかと。

これだって完全ではないと思うけど、単純ミスは相当減るんじゃないかな。自分のハンコってことで責任の所在もはっきりするし。

銘板
2012.11.26 月曜
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素人対応 おまけ1

管理職が「きちんとチェックするように」「チェックをしっかりと」「完璧になるようチェックを確実に」「チェックを省くなとあれほど」といくら口を酸っぱくして言っても、なかなか結果がついてこないときがあるよね。

同じミスが出るたびに同じ繰り言を言い続けてる管理職からすると、部下が無能にしか見えないだろうけど、場合によっては言うだけじゃどうにもならんような。

仕組みや環境のどこかを適切な方向に変えない限り、従前と同じようなミスが出続ける場合ってある気がするよ。

銘板
2012.11.27 火曜
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素人対応 おまけ2

何で読んだっけかな。命令には具体性が大事、というやつ。

「あらゆる方法を使ってやってくれ」「徹底的に検証してくれ」

だと現場は何をどうしていいか分からない、と。あれをああしてこれをこうして、と具体的な指図をしないといかん、と。

たぶん大きな会社だと、幹部はかなり曖昧というか観念的というかな指令を出すと思う。ここはしょうがない。どの部署にも共通で伝えようとするとそうなるわな。数字目標を掲げるにしても、「利益を5割増にしろ」とか「歩留まりをここまで上げろ」とか止まりで、そのためにはお前の部署の場合はこれをああしろ、っつう具体的手段まではいちいち言わない。

てことで、その手段は各部署に任される。とすると、ここから具体的な案を作り出すのが、各部署の偉い人の腕の見せ所ですな。で、具体性と実現性のある指令を練り上げて、現場に伝えてやらせると。そのとき現場の人間に対して「あらゆる方法を使って」なんてアバウトなことを言われてもなーってことかと。現場だけの判断で勝手やると、かえってまずいことにもなり得るしな。

けどトップダウン型の組織で中間の人たちが具体性を練れないままだと、ぶっちゃけ中間が、トップが言う「あらゆる方法で」の命令をそのまんま通過させてしまうと、現場判断でやるしかなくなっちまうわけで。

そんな現場判断が裏目に出ると、この手の管理職は「確かに『あらゆる手を使って』とは言ったが、それをやれとは言ってない!」なんて無茶苦茶な言い訳で自分だけ責任回避したりしてなww

ここらへん現場ならではの発想ってのもありそうなんで、結局は管理職と現場が一緒になって作っていければいいんではないかな、となるか。

銘板
2012.11.28 水曜
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逆読み

ソニーやパナソニックの格付けがなんか凄まじいことになってるらしいね。「投機的水準」だそうで、「危ないから素人は手を出さない方がいい」とゆーことらしい(CNN 様による記事)。

格付けしたのは「フィッチ」というところだそうで。もともとはイギリス企業っぽいね。本拠地はロンドンとニューヨーク。この企業の香港の事業所が出した格付けですな。アジアは香港が拠点ってことかな。まーイギリス企業ならそうなりましょうな。

でさ、これって読みとしては、もしかしたら逆なんじゃね? という気がして。ゴールドマン・サックスなら完全に逆だと思うけど、フィッチはどうなんだろ。

「逆」ってのはつまり「本当は今が買い時」ってこと。「ソニーとパナソニックはこれから業績がすげー伸びる」と格付け会社が読んでるってこと。

矛盾してるけど、どうも格付け会社って投資家企業とグルらしくてさ、バックについてるファンドに有利になるような情報を、正誤を問わず出す役割があるらしい。格付け会社の情報自体の信用も必要なはずだから、いつでもそうはならないとは思うけど、市場を騙すウソ情報もときどき出すらしい。

格付けが落ちると、株式市場でそれを信じた投資家が買い控えて、あるいは売りに出して、その会社の株価は落ちますな。んで安くなったところで、その格付け会社とつながってるファンドが買い漁る。そして頃合いを見計らって、格付け会社は何か適当な理由をつけて格付けを上げる。その会社の株価が吊り上がる。ファンドは安いときに買っといた株を、ここぞとばかりに高く売りつけて儲ける。格付け会社もその分け前にあずかる、と。

このまえゴールドマン・サックスは韓国ウォンの格付けをこれまでにないほど高く評価しつつ、自社のソウル事務所を閉鎖してあの国から逃げた。なんかこう、一連の操作の仕上げ段階っぽい感じがしてるわけでして。

てことで、もし同じ仕組みが働いてるのなら、ソニーとパナソニックって実は先が明るいんじゃないかなとー思って。

株式発行側にとっては、そんないい加減な情報のせいで資金調達しやすくなったりしにくくなったりなんで、それはそれで気になるところだろうけど、投資家の立場なら当てにしちゃいかんらしいってこと。となるとおいらみたいな完全部外者としては、野次馬として無責任に楽しんでればいいってことでひとつw

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2012.11.29 木曜
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再延期 その1

韓国の羅老ロケット、また打ち上げ延期になりましたなぁ。しょーがないわ。初物ロケットはトラブルが付き物。不具合が出たら延期してチェックってのはまぁ当たり前。日本も旧 NASDA 系では、予定日の予定時間に打ち上げが成功したのって現行の H-IIA ロケットになって初めてだった気がする。そうでなきゃ先代の H-II かな。まーともかく、H-I いっぱいまでは予定どおりの打ち上げができず、やれトラブルだ天候がアレだと毎回延び延びになったそうな。けど打ち上げ失敗よりはマシなわけで。

待たされる方はイライラするもんだけど、「付き物」ってことで生温く見守ってやってつかぁさい。

今回のトラブルは2段目の姿勢制御系だそうで。RCS かと思ったら TVC ですか。小さいエンジンがいろんな方向についてる姿勢制御スラスタ(RCS)じゃなく、メインエンジンの推進方向制御(TVC)ですな。もし異常検知センサー自体がトラブって、ほんとは異常ないのに異常の信号を出してるのなら、すぐに復旧できるかと。けど TVC が本当にいかれてるんなら、ちょっとやそっとじゃって感じですか。

この TVC ってどの方式だろ。一般的なジンバル式か、実は日本の宇宙科学研究所(ISAS)で実績のある液体噴射式か、はたまた V-2 ミサイル以来伝統の舵式か。舵式は固体燃料じゃおいら聞いたことないけど、知らんだけなんで、ないとは断言できんな。

つか2段目は固体燃料なわけで、そして最上段キックステージなわけで、火をつけたらただまっすぐ加速すればいいもののように思うが。となると3軸安定が前提の TVC なんてご大層なものなんかなしに、スピン安定にすれば話はかなり簡単になると思うが(コマの原理でロケットの方向を固定する方法)。固体燃料ロケット発祥の ISAS ロケットはけっこうそれやるぞ。

M-V ロケットのときはオプションの4段目だけがそれだったけど、来年初打ち上げ予定のイプシロンロケットは M-V の4段目が最上段としてレギュラー出演なんで、キックステージは毎回スピン安定だったりする。

ロケットの最終段は重量制限がキツい。例えばここを 10kg 軽量化できると、衛星はもろに 10kg 増量できる。てことで M-V の4段目は徹底的にシンプルに作って、部品数を減らしてある。てことで TVC 要らずのスピン安定型を採用したと。単純化のメリットはほかに、コストダウンと高信頼性もあるわけで。コストダウンはまぁそれで安くする以上に、軽量化のために各部に高価な素材を使ってしまうから、この場合はあまり関係ないかも。けど部品が少ないのは原理的に故障しにくいってことでして、そのぶん信頼性も上がると。

羅老の TVC トラブルを見て、やっぱし機械設計は単純化が大事なんだなーとしみじみ実感できるわ。まー羅老にしても、上段は何が何でも3軸安定型にして TVC を積まなきゃならん合理的理由があるのかもだけど。

んでニュースを追ってったら、どうも今年中の打ち上げはないらしい。

しかし11月末って時点で冬至まで1カ月を切ってるわけで、日没は早いわなー。試験機の段階では昼間打ち上げにこだわりたいところ。いつどこにどんなトラブルが出るか分からんから、目視やカメラで飛びっぷりを見張る必要があるんで(ISAS の M-3SII ロケットは1号機でいきなり夜の打ち上げだったけどさ。ペイロードがこれまたいきなり日本初の深宇宙機「さきがけ」[ハレー彗星に向かった] だったから、打ち上げ時間帯の融通が効かなかったんだわな)。

てことで今回の羅老打ち上げ映像を見ると、西日を受けてオレンジ色ですなぁ。韓国の標準時は日本と同じで時差なし。で、今の時期、うちの地元の八戸の場合、午後3時半でかなり夕方っぽい感じになるんだわ。4時はもう薄暗い。韓国の羅老宇宙センターって八戸よりかなり西だしさ、南でもあるわけでさ、午後4時でもけっこう真っ昼間っぽいのかなと思ってたんだわ。それが思ったより夕方っぽくて。この条件で初物の打ち上げってどうなんだろ。

M-3SII の1号機は確かに初物ではあったけど、それまで ISAS には、失敗を含めて衛星打ち上げミッション15回の実績があった。羅老は失敗を含めて3回目。まだ1度も成功してない。初めてと大して変わらないわけで、できるだけ視界条件のいい打ち上げにしようとはなんなかったんだろうか。それとも現地の天候の影響でこの時間帯に決まったのかな。

時期も、延期したせいとはいえ、この寒い時期はあんましよろしくない気がする。1986年のスペースシャトル・チャレンジャー号事故の原因が、設計の想定外に寒かった気温だったってこともあって。んでまた延期で来年ってことだけど、もう早い打ち上げは諦めて、春まで待った方がいいんではないかと。あーでも1段目はロシア製だからな。厳寒期の打ち上げでも問題ないかも。けど韓国製の2段目が大丈夫なのかと。ほほう羅老2段目の TVC はフランス製か(中央日報様の記事より)。フランスの自前の打ち上げ場所は赤道直下だわ。中緯度地帯の真冬は大丈夫なんか?

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2012.11.30 金曜
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再延期 その2

なんかネット上の羅老延期の反応を見るに、この直前にスリランカが打ち上げに成功して、韓国悲願の10番目の椅子が埋まってしまったみたいな話が出てた。なんだってぇぇぇぇ!! おいら10番目候補としてスリランカはまったくノーマークじゃった!!!

確かに国土の東側に海が広がってるからな。赤道に近いし、打ち上げ地としてはまあまあ適してそう。その先のマレーシア、インドネシアの上空通過ってことで、当事国の理解を得るのが面倒そうではあるけど。しかし南の方角はインド洋ど真ん中を縦断。極軌道は各種とも余裕ですなぁ。ISS 軌道も問題なく行けそう。

それにしてもスリランカが来るとはなー。一応ニュースを確認してみるべ。

……、

……、

……。

いや、なんか開発したのは衛星だけみたいよ。ロシアと中国の協力を得たらしい。して打ち上げたのは、中国国内から中国のロケットで。

なんだ ODA じゃんこれ。最近の世界のロケット業界で流行ってるビジネスモデルじゃん。ロケット打ち上げの受注が欲しい国が、衛星を保有したいけど自力打ち上げ手段を持ってない国に「衛星開発と運用を ODA で援助するから、打ち上げにはうちのロケットを使ってくれ」と持ちかけると。日本でもやろうと計画中だったりする。これはスリランカの「自国からの衛星打ち上げ」「自力での衛星打ち上げ」にはカウントできんね。

10番目の椅子争いで韓国と北朝鮮がしのぎを削ってる真っ最中に、まさかのトンビアブラゲ超展開かと 期待 懸念したけど、そういうオチでござったか。うむうむ。つかロケット打ち上げで「オチ」なんて縁起でもないかなーとか思ったりもしてw

さてあとは北朝鮮ですな。打ち上げ準備に大わらわらしいね。韓国の延期の報を聞いて、志気はさぞかし上がっとることだろ(現場や人民の志気は知らんけど、とりあえず将軍様近辺で)。

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