「Z世代とは」で検索してみた。最近よく聞く言葉なのに、意味もよく知らんし、その名前の由来に至ってはまったく知らんし。
用語集 Z世代とは? 意味や特徴・価値観と育て方を分かりやすく解説! - リクルートマネジメントソリューションズ
「Z世代とは1990年代半ばから2010年代序盤に生まれた世代のことで、「ポストミレニアル世代」とも呼ばれています。由来は、アメリカの「ジェネレーションZ」です。アメリカでは各世代をアルファベット順に呼んでいて、Z世代の前は「X世代」「Y世代」と呼んでいました。X・Yの次ということで、Z世代と名付けられたのです」とのこと。
端的でわかりやすい文章ですな。いざ自分が端的に表現するとなると難しいよな。
Z世代の特徴が色々挙げられてるわな。世の中はそれを理解しながらZ世代の人たちと付き合っていこうっつう流れなわけで。
つか昔から変わらんなーとも思う。「今時の若者」の特徴をどんどん挙げて、それより上の世代との違いばかりやたら強調する、という風潮。最近の違いは、こき下ろし方が露骨じゃなくなったって程度で。そういや15年前には「ゆとり世代」ってやたら言われてたな。
そんなわけで、さらに新しい世代が世の中に出てくと、今なにかと話題にされちゃってるZ世代もまた「それ以外のフツーの人たち」と十把一絡げの一部って扱いにされるんだろうな。
調べた意味はあったかな。世の中の通常運転の範囲内だったってことがわかったよ。
シュレッダー買ったった。
これで紙薪作りの効率が上がりますように。
どうでもいい逆ギレの日。
日本人にとって英語が聞き取りにくいのは、リズム感の違いと、アクセント以外の部分の小さい声でゴニョゴニョと早口になるところ。
リズム感の方は、日本語って音節をほぼ一定のリズムで話すじゃないですか。英語だと、アクセントを置く音節は強く長く、それ以外は弱く短くって感じ。
その「弱く短く」のゴニョゴニョ部分が聞き取りにくくてな。そこまでを把握しないと意味がわからないってので。英語圏で育った人たちはどうなんだろ。ちゃんと聞き取れてるんだろうか。よく聞き取れなくても、前後の文脈で推定するんだろうか。推定なんだとしたら、けっこう膨大な量と時間の訓練が要るだろ。
あと母音の多さもあるよな。日本は5個だけ。英語はいくつあるんだろ。調べたら16個だってさ。なんか無理ゲーに思えてしまう。子音も明らかに多いしな。
昔、アメリカで、警備員の黒人のオッサンに "body" と "buddy" の発音の違いを教えてもらったことがある。「そりゃ違うよ。いいかい? 『バディ(body)』『バディ(buddy)』ほら全然違うだろ? え、もう一回?……え、もう一回?」。延々と聞き続けたけど、どうしても同じにしか聞こえなくて悲しくなった……。
同じ頃、アメリカ人の白人女性と話してて、おいらが言った "hot" と "hurt" を聞き間違えられて。何回言い直しても聞き間違えられて。どっちを言いたかったのかもう忘れたけど、言いたい方を全然思いついてもらえなくて、これまた悲しかった。
アクセント部分でこれだもん、ゴニョゴニョ部分はなおさら難解。「日本人は英語が苦手」というのは世界中で有名だわな。日本好きの人が世界で増えてるんで、今はそんな人たちがいろいろと庇ってくれてますわな。
「日本国内で暮らすには日本語のみで完全にやっていけるから、日本人はわざわざ英語を使う必要も機会もない」とか。「他の非英語圏の人の英語スキルも大概なもの。要は、日本人は自分の英語を外に出す度胸を身につけるだけで大丈夫」とか。
ありがたい。んで確かにそうではあるけど、それだけでもなく。というのが、発音に関するところがあまりにもな違いだったりする。
ついでに。
アメリカ人からすると、日本人が話す英語って「音節をほぼ一定のリズムで話す」と「アクセントの強弱をあまり付けない」のクセがあるから、コンピュータの合成音声みたいに聞こえちゃうらしくwwww てことで、おいらの英語の腕前を鑑みた上での上達のアドバイスとして、「アクセントを置く音節は強く長く、それ以外は弱く短く」を意識したほうがいいよ、と教えてもらえた。
けど指摘が的確すぎてたじろいでしまったおいら、あろうことかその相手に思わず言い返してしまった。
「どうも日本語の感覚だと『アクセントを置く音節は強く長く……』は、話し相手に対してかなりぞんざいで無礼な感じなんでなかなか……」とか。あーほんとマジで申し訳ございませんです……。
H3 ロケットのリフトオフ寸止め事象の原因が公表されましたなー。そして次の打ち上げ予定、3月7日に決定しましたなー。これを待ってた。
地上側→ロケット側の電源・信号の切り替え時の、スイッチ ON/OFF で出る電気的ノイズが悪さしてたってことで決まりらしい。で、これをソフトウェア的に解決ったことらしい。ハードウェア的解決しか方法がなかったら、もっと時間かかってたろうなぁ。
思い出したのは、初代 はやぶさ の小惑星イトカワ着陸のあたり。何度も途中で緊急離脱を繰り返したっけなぁ。進行方向に異物を検出してしまってな。着陸目標地点は、どう見ても機体損傷につながるようなサイズの岩なんてない、平地の真ん中だったのに。
結局は異物検出装置を OFF にして、ようやく着陸できたんだった。後から、たぶんイトカワ表面近くに静電気力で浮遊してる小石か砂を異物として検出しちまったんだろうってことになったっけな。
機械やプログラムの設計って、「ヤバい」とされる状況を事前に設定して、その条件に当てはまっちまったら、自身の状況を安全側に倒し込むように仕組むからな。初代 はやぶさ の緊急離脱も、H3 初号機のリフトオフ寸止めも、その設定どおりに作動したってわけで。
それにして、今回の会見の記者さんたち行儀よくなってるww 前回おイタしちゃって炎上しまくった人いたからなー。そのこと自体を、他社で記事のネタにされたくらいだったからなー。
LUNAR-A 計画を復活できんもんかな。
いったん完成まで持って行けた LUNAR-A の実機はもうバラされちまったらしいけど、今の技術で新たに設計すれば、それなりに小型軽量化できるでしょうと。てことでイプシロンロケットでもたぶんいけるでしょうと。DESTINY+ 用よりいささかでか目のキックモーターを作れるかどうかかな。
できれば最初期の計画どおり、ペネトレータは3本で(開発途中で2本に減らされた)
月面に複数の熱流量計をブッ刺して直接観測って、LUNAR-A がポシャって以降どこの国もまだやってないと思うぞ。
無反動砲とバズーカって違うのかな。同じものなのかな。
ふとギモンに思ったんで調べてみた。答えは Wikipedia『バズーカ』にあった。
バズーカは弾体自身だけで加速・自力飛翔できる構造のロケット弾を撃ち出す「発射器(ランチャー)」であるのに対し、無反動砲は(砲身無しでは推進力にならない構造の)発射薬を備え、その燃焼ガスを一部後ろ向きに噴出することで反動を相殺する「砲」であるという点で異なっている。
だそうな。
弾体自身に推進力があるかどうか、が違いなんだな。見た目は似てるけど、射程距離やら破壊力やらでもいろいろ違いがありそうですな。てことで、どっちが上っつうより使用場面が違うんだろうと。
けどやっぱし見分けは難しいような。
H3 ロケット初号機、打ち上げ失敗でしたなー。残念すぐる……。
2段目が着火しなかったって、なんでこうなった。
H3 の開発は最初から、1段目エンジンの開発が難航するのが目に見えてた。てことで2段目は、H-IIA の小規模マイナーチェンジで済ませることにしてた。H-IIA の2段目のエンジン LE-5B は、今までの46回の打ち上げで失敗したことがない。
ついでに言うと、LE-5B は H-II ロケット8号機に先行搭載されてたんですな。その時は1段目が異常停止して、想定外の低い高度で急いで2段目着火っつう状況下で問題なく着火・稼動してくれた。そんなロバストな LE-5B がなんでまたこんなことに……。
点火しなかったのが問題だったわけで、点火さえすれば打ち上げ成功にまで持っていけたろうに。
原因究明はこれからだし、わかってない事象と悪かった結果のことばかり考えるのも辛気くさくなっちゃうんで、今回の初フライトでの前向きなことでも考えようかと。
H3 で新規開発した、1段目エンジンの LE-9 と固体燃料ブースターの SRB-3 の正常稼動を確かめられたのは良かった。実際の完全稼動フライトデータを取れたんで、次以降に向けての再調整カ所をウキウキで洗い出せるだろ。
超難産だった LE-9 がまともに動作してくれた事実。このエンジンの開発担当各位は内心、かなり喜んでおられるんじゃないかと。しかも今回は2基クラスター版で、稼動時間が3基クラスター版の1.5倍だった。いきなりハードルが高い方の運用だったのが、きちん最後までまともに動いてくれた。
LE-9 は要改善点がまだあるんで未完成ではある。要改善点のクリアにはけっこう時間がかかるらしいんで、今後しばらくは出力を若干抑えての騙し騙しな運用が続くけど、貴重なフライトデータを取れたってのは大きいだろ。
SRB-3 のほうは、SRB-A シリーズからいろんな改良を施しましたな。あまり注目されてこなかったけど、いろいろチャレンジングなことをしてる。
そんなこんなで、SRB-3 に詰め込んだ新技術全部が本番できちんと機能したってのはホッとできるところですな。イプシロンSロケットの1段目として安心して使えることも証明できましたな。
さてさて H3 の2号機の打ち上げはいつになるのかな。これから失敗原因を究明だわな。計画の全体スケジュールが年単位で遅れてるんで、なるべく早く究明して対策しないといかんけど、しっかり対策しなきゃってのもあるわけで。開発陣の方々はまたしばらくキツい日々が続くかと思う。でも今回の打ち上げで、完全な新規開発をした部分が問題なく作動したことに自信を持っていただきたいですよ。
宇宙飛行士が宇宙船内や宇宙ステーション内で自炊すれば、コストやペイロード質量の軽量化、廃棄物処理なんかでいろいろ捗るんじゃね?
SF とかの宇宙人のイメージって、外見が地球人とあんまし変わらないっつう暗黙の了解があるような。
んー、かなり昔の SF 小説だとさ、H.G.ウェルズの『宇宙戦争』ではタコに似た火星人ってのがあったね。同じウェルズの『月世界最初の人』だと、月人というのがいて、見た目は奇異だけど、地球人と同じような骨格だったような気がする。
地球人ってのは直立二足歩行スタイルなわけで、これ、地球上じゃ人類だけらしいんだわ。恐竜の基本形や鳥も完全に二足歩行だけど、背骨が横向きのまんまなんで、「直立」ではないんですな。てことで直立二足歩行っつうスタイルはレアなわけで。そのおかげで人類は、フリーになった前足を手・腕として使って、それをうまく高度に使いこなすのに脳が発達して、知性を得ることになった、っつう流れらしい。
てことでレアケースだけど実在のケースなんで、地球外文明の生物もまた人類に似た形に、なんて想像はまぁ的外れってわけではないのかも。
でもさ、地球外知性を持つ生き物がいるとして、その外見が地球人と似てるかもってのは、やっぱしなかなか有り得ないんじゃないかと思うわけですよ。
とりあえず内骨格である必要はないだろ。外骨格でもいいだろ。地球じゃ外骨格の生き物はおしなべて知能が低いけど、それは地球環境がそうさせたからであって、地球外じゃどうなのかわからんですな。
あとさ、四肢動物である必要もないわけなんですわ。人類が四肢動物なのは、最初に陸に上がった脊椎動物=両生類の足が4本だったからであって、まーそれがたまたま地上の環境にうまく適合したからってわけでして。
てことで地上の、知能を持てるほどの大型動物ってのは、地球じゃ内骨格の四肢動物ってことになってる。けどこれも偶然の産物な感じでして。地球外じゃそこらへん何が淘汰圧に耐えて生き残って進化するのかはまったくわからんわけで。
そして、仮に知的生命体になるには四肢スタイルがベストなんだとしても、関節の構造、ここもまた両生類から受け継いだっつうだけのものでして。腕とか膝とかの関節の曲がる方向や自由度の数のこと。
地球生命とまったく関係なく進化してきた設定の生き物なら、ここらへんが地球人と全然違うってのも見てみたい気もする。
東日本大震災から12年ですよ。もうはまだなり。まだはもうなり。
もう復興うんぬんって感じではなくなった感じがしちゃうけど、まだ経済的にも精神的にも支援が必要な地域もあるんだろうな。
今日は各地の当時の様子を動画で見返してるよ。いつ見ても、昨日のことみたいに思える。
モビルスーツ・ゴッグ。
こいつの元ネタ、マジンガーZのボスボロットじゃね?
と気づいて電光石火で検索したら、やっぱしそう思ってらっしゃる方々けっこういらしたwwww
いやーこれは言い訳できないでしょwwwwww
2013.12.28 で既出だけど、な話題を元にしてみる。
とりあえず 2013.12.28 のやつは、「クルマで遠出して、国道4号線沿いにお前の地元(八戸市)を通ったことあるよ」と言ってた人について。八戸市には国道4号は通ってなくて、その支線の104号線なら通ってる。だもんでそのことかなと尋ねたら、あくまで「4号線に乗ったまま八戸市を通過した」と謎に頑張られてしまった、という話。
別人で、そういうところがある人がいたなぁと思い出して。ちょいとフェイク入れちゃうけど。
昔の職場の部長が性格悪くてさ。課長とかおいらとかに、他の従業員の悪口を言うわけですよ。「あいつはあの作業しかできない無能だ。クビにしろ」と何度も。
そのたびに課長やおいらはたしなめたんですよ。「そういうことはありませんよ。あの人はあの作業は特に得意だし、ほかの作業も上手いので、みんなも教えてもらっていますよ」。けど1週間もするとまた同じ悪口。なんか勝手にリセットされてる。
結局、部長に逆らえない課長は嫌々ながらその従業員の揚げ足を取って、それを理由にクビにしてしまった。完全に腐った職場でな。腐れの張本人の部長は、あとでその他のデタラメぶりも合わせて上層部にバレて追放された。
この人物の考え方でどうも読めないのが、言われたことを素で忘れてるのか、それとも忘れたフリしてるのか、というところ。この人、本当に素で忘れっぽい人なんだけど、明らかにシラ切ってごまかすのがしょっちゅうな人でもあって。
判別方法を求めて観察・考察してたこともあったけど、今はもうどうでもよくなってまして。どっちかわからんまんまではあるけど、不誠実な人ってことで、どの場合も全部「シラ切り」で決めけても実用上の問題がないことがわかったんでww
国道4号さんの場合、たぶん「ムキになる」で正解かと。シラ切りさんの場合もムキになるでいいかな。けどなんかこう、異常な感じが気になってしまって。ムキになるだけではない何かがあるような気もする。まーわかんないまんま投げちゃってもいいかなとも思うけど。
嘘つきの知人がいまして。たびたび困らされてて。んでもう今は半切り状態にしてるわけで。
躾ければ治るんじゃね? そんなふうに考えていた時が私にもあーりまーしたー。
そいつ子供の頃から嘘つきだったらしく。そのことを知って、躾は諦めた。無理無理。
けど本当は世の中には、ちゃんと確立された治し方ってあるんじゃね? 俗説で「虚言癖は治らない」というのがあるっぽいけど、もしかして間違いなのかも。
てことで検索してみた。いやー出た出た。検索結果には「虚言癖は治る」「治せます」などなど前向きなサイトタイトルがズラーっと出てきた。
じゃあその治し方はどうなっておるのか。いくつかのサイトをめくってみた。
注目の治し方は。
という、どこから見ても無理そうな内容だったww
そもそも軽い気持ちで嘘をつきまくるってのは、それがその場での解決法としてラクだからでして。正攻法な対処を知らないから、あるいは正攻法を知ってたとしても面倒でやる気しないから、いつもラクな方に流れるってことでして。彼らの中じゃ、嘘ついたほうがはるかに効率的に物事を回せるっつう判断。
結果、その場はとりあえずしのげても、嘘がバレるごとに無限に信用失墜していという、大きすぎる代償を支払うことになる。けどそこを重く考えることはないっつうほど思考が浅いってことでもありまして。
そういう人に、上に書いた治療法に必要な根性を期待するのはどうかと思う。しかも、努力を続けても永遠に報われないかもしれない。彼らの思考では、苦しいだけに思えるギャンブルなんてわざわざね選ばないと思う。無理だと思う。ガンダーラに辿り着くほうがまだ可能性ある。
てなわけで「虚言癖は治らない」について、おいらの中じゃ「怪しい俗説」から「信憑性のある俗説」に昇格するに至ったですよ。
つか「治る治る」と連呼の検索結果や各関連サイト御中、まずあんたらが自分の虚言癖を治してみせてくれ。
原子炉から出る膨大なエネルギーで、ガソリン・軽油・灯油を安く大量合成できんもんかな。
原発は今のとこ電力しか作ってないけど、稼働すると、電力以外に熱も相当出るんですよ。
電力源としての原発の熱効率は 30% 台にとどまってるとか。燃料棒の材料の1つで、融点が低めのものがあるらしくて、それが溶けない温度に抑えないといけないのが原因らしく。そのぶん火力発電に比べて、電力出力あたりの排熱が多くなってるわけで。
今はその有り余るにもほどがある排熱は、日本じゃ海水で冷却してますな。だもんで原発が稼働する地域の近海だと、多量の温排水が海に流されてるわけで。これ、あまり知られてないけど環境に与える影響が懸念されてたりもする。
つか近未来の発電技術として、ようやく核融合炉の実用化が見えてきてるわけで。「実用化は50年後」と言われ続けて70年経ってるというアレ。これが実は、現行の核分裂型の原発以上に温排水が多く出てしまう。発電した電力の少なくない一部を核融合炉に戻さないと稼働が続かないっつう原理からして、これはどうしても不可避。
一方、今は化石燃料の代替として「eフューエル」なる概念が出てる。化石燃料と同等の物質をカーボンニュートラルで調達したいってわけで。
主な原料として、火力発電由来または大気由来の二酸化炭素(CO2)が考えられてる。世界中で研究されてるらしい。
志や良し。けどやっぱしここにも原理的な問題がありまして。
CO2 って燃焼に使われた後の燃え殻そのものでして。この物質が保有してるエネルギーはかなり低い。エネルギーをこれ以上取り出せない成れの果てでして。こいつを使って燃料を作るとなると、エネルギーを再チャージしないといけない。空っぽのバッテリーに充電するイメージですな。
そのエネルギーをどこから持ってくるのかってのが問題。じゃあ火力発電の電力で、となると本末転倒になるわけで。化石燃料を使って化石燃料を作るってのは、途中工程でロスが必ず出るんで、ただの無駄でしかないわけで。
今のとこ太陽光・風力での電力が目当てっぽいけど、これってそもそものエネルギー単価が高い。そこにこだわると、eフューエルはバカ高くてとても実用できない燃料にしかなれない。太陽光・風力由来の電力は将来的に安くなるかもだけど、それならなおさら電力そのままで使った方が効率がいい。これだとどうしてもeフューエルは高いまま、ということ。
で、現状で余って大量に捨ててるエネルギーを使えないもんかと。
(あさって に続きます)
ちょ、勝ったよ日本。WBC 優勝だよ。いやー今回はずるいくらいに最強の布陣だとは思ってたし、優勝もあるぞとは思ってたけどさ、ほんとに優勝だよ。しかも全勝優勝。
お め で と う ご ざ い ま す!!
最後の最後が大谷 VS トラウトっつう奇跡の対決もまたね。伝説になるわこれ。二人ともエンゼルスに戻った後、気まずくなんなきゃいいけどw
でさ、試合前の日本チームのミーティングでの大谷からの一言がさ、いやまぁ世の中的には絶賛されてはいるんだけどさ、「今日1日だけは(メジャーリーグのスター選手たちに)憧れるのはやめよう」ってな話でさ。
いやあの、その話をしてるあんた自身がメジャーリーグ最高の憧れのスーパースターだろ、世界の野球界最大の憧れの的だろっつう点で、説得力があるようなないようなwwww
おいらは勝利の瞬間を、ホームセンターのテレビ売り場で観たですよ。何台もの大画面テレビが全部同じ WBC 決勝中継。いやータダでリッチな観戦環境を満喫させていただきました。
んで優勝の瞬間、(平日昼間なんで)数人のギャラリーとともに、勝利の喜びを分かち合いましたですよ。一緒にペッパーグラインダーの動作で祝福しましたですよ。
そして、幸せのあまり意気揚々と何も買わずに退店ww おいらひでぇ客だなw いや、買うものあったから行ったんだけど、すっかり忘れてしまってたww
じゃあ原発の排熱はどうかと。タダだし。膨大だし。タダっていうか、むしろ環境に負荷を与える形でコストを支払って捨ててるし。
とはいえ、これをおいらが人類初で発想したってのは考えにくい。実用化されてないってのは難問があるってこと。
実用の面で、エネルギーの種類には高級・低級の分類がある。熱エネルギーって低級なんですわな。電磁波、電磁気力、圧力、運動エネルギー、位置エネルギーとかの種類があるけど、そのすべてが、物理学的仕事をさせた後、最終的には熱エネルギーに落ち着く。あるいは投入エネルギーのうち仕事になれなかったものすべてが熱エネルギーとして排出される。
てことで、熱エネルギーだけで何らかの物理学的仕事や化学反応をさせるとなると、かなり効率が落ちたり、そもそも不可能だったりするわけで。
そこの解決が難関なんじゃないかなとか。けど、そこをどうにか、とも思ったり。
技術屋さんに何でもかんでも「助けてドラえもん」的な要求をするのは都合よすぎだけど、なんかどうにかできそうなような気も捨てられなかったり。
「3, 2, 1, ダァーッ!」って往年のアントニオ猪木ですわな。会場いつも大盛り上がりだったですわな。
一方、青森県八戸市では。
方言「だぁ」は、正確な標準語訳が見当たらない気がする。意味は「とても強い否定・拒絶。相手の言う内容も相手の人格も何もかも激しく否定・拒絶」。使い方は「否定文や否定文の省略形の前に付ける」
文例1:「だぁそったらの!」
日本語訳: 「そんなもんゴミクズ以下に決まってっだろふざけんな調子こくヒマあんならカスタネットに指挟まれてポックリ逝きやがれこのすっとこどっこいハーイハイお出口あちらですご苦労さんっておまえケツ蹴っぱぐられて叩き出されるのとミゾオチ入れられて転げ回って自分から出てくのとどっちか選べこの脳天ハダカデバネズミが!」
文例2: 「だぁせば!」
日本語訳: 「おまえ頭沸いてんのかよぜってー沸いてるよ脳味噌タランチュラのくせによ何をどうすればそうなるのか全く理解できねーし受け入れるどころの話なんかじゃなおさらねーんだよとにかくアホらしくて話にもならんダメなもんはダメこっち来んなっつってんだろ関口宏のトラベルチャンスの人差し指の爪の垢でも煎じて飲んでろバーロー!」
まぁちょっと盛ってしまったけどw いやほんとにちょっとだけww
そのまた一方、2002年の新幹線開業を待つ、当時の八戸では。
「これを機に地元の名産品を全国の売り込もう!」と当然そうなりますわな。「じゃあ何を?」
当時、八戸商工会議所に木村さんという人物がいた。木村さんは考えた末、「せんべい汁 で行こう。これはよその人に絶対ウケる。汁物の具にせんべいって絶対変だ」と決断したらしいw 結果で言えばその判断は正しかった。でもこの時点での八戸での、せんべい汁の立ち位置はどうだったか。
普通すぎる。というか貧相な家庭料理。地味。とてもとても八戸を知らない土地の方々に胸を張ってお出しできるようなものではないし、とてもとてもそんな方々に喜んでいただけるものでもない。
そんな感じ。それでも木村さんは各方面にアタックをかけた。そしてどこに行っても突き当たったのが、
「だぁの壁」
だそうで。ご本人が地元新聞かタウン誌でのインタビューでそう語っておられたですよ。いやもうその命名のセンスwwww
彼の企画力・行動力と素敵なセンスは止まらない。そんなわけで、反対は次第に賛成になっていき、新幹線が来る頃にはもう八戸中で「せんべい汁で行くぞー」となってた。木村さんマジすげえよ。
木村さんはまだ止まらない。そんなわけで彼が立案・実行したのがあの B-1グランプリ。第一回の開催地はもちろんというかの八戸。Wikipedia にも「第1回は2006年(平成18年)2月に八戸せんべい汁研究所の企画プロデュースにより青森県八戸市で開催し、10団体が出展した」と出てるぞ。
「八戸せんべい汁研究所」っつうなんかふざけた名前も木村さんによるものらしい。以降 B-1 グランプリに参加する団体は、団体名でもこの路線を踏んでいく感じになったww
せんべい汁は B-1 グランプリに、第7回で優勝するまで出場を続けた。現場じゃでっかい鍋で料理してたそうで。おいしくするコツは、その大鍋で具材をよく混ぜることらしく。てことでその大鍋の名は「ま汁(じる)ガーZ」wwwww 今は八戸の台所・八食センター内で展示されてるよ。
あと、メイン具材の南部せんべいはせんべい汁専用のやつでさ(市内の煎餅屋さんやスーパーなんかで普通に売られてる。専用なんでそのまま食べても全然おいしくないぞ)、食べる少し前に割って入れるんですわ。この割り方にもちょっとあってですな。
普通に、ごくフツーに、丸いせんべいを手でテキトーに割るっつうと、両手で持って、両の親指でせんべいの真ん中あたりを押す形になりますな。そうすると、なぜか綺麗に三等分で割れるんですよ。
んでこのフツーな割り方とその結果を、彼は決して見逃しはしなかった。
「ベンツ割り」
木村さんのセンスやっぱり最高wwwwww
もともと地元でさえしょぼい料理扱いだったせんべい汁。それが木村さんの働きでどんどん面白くなっていったwwww
地元方言は御多分に漏れず衰退の一途。それでもときどき「だぁ」を聞いたりする。んでそのたびに「だぁの壁」とせんべい汁のサクセスストーリーを思い起こして遠い目になってしまうわけですよ。
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