ひとりごちるゆんず 2022年7月
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2022.7.1 金曜
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アナログ VS デジタル

アルミインゴット作成、4時間で24本。10分に1本のペース。納得いかないやつを作り直したりしながらも、よくこんだけ作ったもんだとw

アナログ&実物な趣味にハマると、コンピュータ系の趣味が疎遠になっちまうなぁ。バランスよく両立できると思ってたんだけど。

てことで、ほぼじゅびふぉ がオロソカ気味になっちまってる今日この頃。オロソカとはいえ、毎日「そろそろやんないとなー」とは思っててさ。

思ってるだけじゃ何も動かんのだよね。

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2022.7.2 土曜
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"Malice in Wonderland [不思議の国のマリス (悪意)]" など

ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。

さらに KawaiiRiceBalls さん作品を追加。

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2022.7.3 日曜
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"VOICE [声]"

ほぼじゅびふぉの入荷は2作品。

KIRA さんの新作が出てた。そしてカバーも出てたですよ。

そりゃもう即入荷ですよ。

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2022.7.4 月曜
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地球侵略の企て

火星探査機 のぞみ 記念日がまた巡ってきたか。

打ち上げから今日で24年。時が経つのは早いもんですな。

日本の火星探査計画は、再来年打ち上げでかなりでっかいのが組まれてはいるけど、ずいぶんご無沙汰な感じ。その間、小惑星サンプルリターン2回、月探査1回、金星探査1回、ソーラーセイル実証1回を成功させてる。あーでも火星はいまだ成功なし……。

他国の宇宙探査の後追いとか競争とか考えずに、限られた予算と技術と経験で独自路線を歩んでいくのが ISAS 方式なわけでさ。ヨーロッパもだいたい同じ立ち位置なわけでさ。

てなことで今、日欧共同の水星探査ミッションのベピ・コロンボが運用中なわけでさ。先月26日に2回目の水星スイングバイを完了。水星の周回軌道投入にいよいよ近づいてきたなってとこですな。周回軌道投入は2025年12月だそうな。んー、旅程はまだけっこうあるな……。

火星探査って今は国際競争がアツいわけですよ。太陽系探査の常連じゃないインド、UAE、中国が次々と成功させちゃったぐらいにして。

中国なんか初挑戦で着陸とローバー探査に成功だもんな。月探査で着々と築いてきた技術、そのノリのまんま火星までやっちゃうってのが豪快ですな。ただ科学的な成果はそこまででもないらしく。まぁ技術実証の意味合いが強いんじゃないかと。それでもやり遂げちまった。

日本は着陸とローバー探査は、月をすっ飛ばしていきなり小惑星で2回だもんな。独自路線すぎて、競争として比べる相手がいないっつう大谷ルール状態。

んでまぁ中国の太陽系探査の路線はその点、かつての米ソ宇宙競争の後追いなんで、わかりやすいっちゃわかりやすい。んでまぁトレンドを作るよりも追いかけることを重視してるっぽくて、小惑星サンプルリターンもそのうちやることになってるらしい。既成トレンド路線な中国に後追いされるとは、はやぶさシリーズってそれほどのインパクトだったんだな。まーアメリカが後追いしたくらいだしな。

もはや日本のお家芸というかになってしまった地球圏外サンプルリターン(そしてまたもや、月サンプルリターンは未経験という独自すぎる路線。ちなみにサンプルリターン経験のある米ソ中はどれも、最初の対象天体は月)、次回の MMX 計画はまさに火星(の衛星)がターゲットなんだよな。今のとこ、日本のサンプルリターン対象は小天体に特化してる形だね。

けど現状の研究結果の上では、対象天体のフォボスの表面には火星由来の塵が積もってる可能性が高いそうで。フォボス表面のサンプルを持ち帰れば、そこには火星そのもののサンプルも混じってるはずなわけで。その狙いもあってか、サンプル採取方法は今までの弾丸破砕方式と違って、地層の状態を保ったまま持ち帰れるコアラー方式になってる。

史上初の他惑星系の衛星のサンプルリターンを狙いつつ、史上初の火星サンプルリターンも狙ってるってわけで。

対するは米欧共同の火星探査大型プロジェクト。今現在可動してるアメリカの火星ローバーの研究チームが「これは!」と判断した価値あるサンプルを容器に入れて、その場その場に落としていく。そうして火星表面を旅していく。

次にヨーロッパ製のローバーが、その容器を拾い集めていく。この欧州ローバーと一緒に火星に着くのは、拾い集めたサンプル容器を入れて打ち上げるロケット(アメリカ製)。けどこのロケットは、ペイロードをそのまま地球に向かわせるほどのパワーはない。けど火星の周回軌道にまでは行ける。

そして火星を周回してるサンプル入りカプセルを、ヨーロッパ製の探査機が迎えに来て、周回軌道上で拾って地球に持ち帰る、という段取り。予定で言えば、日本の MMX に続いて、世界で2番目の地球ー火星圏往復を成す探査機となるはず。

大掛かりですなぁ。日本なんか1機の探査機で全部やるつもりなのに。同じ火星のサンプルリターンでも、衛星からと火星本体からとじゃえらい違いですなぁ。

となると……。

10年くらい前のハリウッド SF じゃ地球侵略ものがやたらめったら出まくったけど、実際に異星人が地球を侵略するなら、まず月を支配する、ってのが現実的ってことですかね。

フォボスは火星にかなり近い軌道を回ってる。軌道高度8000kmくらいらしい。火星侵略するんならフォボスから攻めるのが妥当ですな。実際、将来的に火星探査や火星利用が盛んになった場合、フォボスが重要な中継拠点になると見られてる。

対して地球と月の距離は38万kmっつう、それなりに途方もない遠さなわけです。日本最速の新幹線はやぶさでも50日かかってしまう。それほど遠いわけです。

てことで異星人目線で、地球に攻め込むにはまずは月を支配。次はもっと近い軌道を支配ってあたりですか。高度3万6000kmの静止軌道だな。

距離としては10分の1以下に詰められるけど、月軌道からの遷移エネルギーは実はそんなに必要ない。そのうえ静止軌道は地球人にとって便利な軌道なんで、実用衛星を何百機も配置して、日々の生活に不可欠なものになってる。この軌道を分捕るだけで、地球人に相当なダメージを与えらるわけです。

つらつら書きながら、話がイイ感じで思わぬ方向に逸脱しちまったww

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2022.7.5 火曜
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"Revenge Bedtime Procrastination [夜更かしリベンジ]" など

ほぼじゅびふぉ の入荷は4作品。

今日も今日とて KawaiiRiceBalls さん攻め。

EFD 歌い手さん以上に、海外ボカロPとその作品って日本じゃほとんど知られてない気がする。

CircusP や Crusher-P が超有名どころだけど、このお二人でさえそんなに……って感じなような。KIRA さん、GHOST さん、Ferry さんあたりも、海外じゃ超有名ボカロPに名を連ねてるんだけどな。

そんな海外の動きを日本に伝えるのもまた ほぼじゅびふぉ の役割と思ってるんだけど、まーなんてーか、紹介しきれてないし、サイト自体の人気も頭打ちだしっつう体たらくで。

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2022.7.6 水曜
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おためごかし

当てつけがましく「あんたにはいつも◯◯してやってるのに」「面倒見てやってるのに」が口癖の人っていてさ。何が何でもマウント取らないといかんと思い込んでるらしく。

たぶん、相手からも自分がいろいろしてもらってること、面倒を見てもらってることを知らないんだろうなぁ。そこまで想像を掘り込めないんだろうなぁ。

寂しい人だなぁ。

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2022.7.7 木曜
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「ライバル」と書いて「他人」と読む

ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

Will Stetson さんもこの曲を出してきたなぁ。Trickle さんとの競演がけっこうあるこのお二人。音楽の好みが近いんだろうな。

そしてどちらも貴重な男声歌い手さん。お二人にはこのまま精力的な活動を続けていただきたく存じます。

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2022.7.8 金曜
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『感情ディシーブ』など

ほぼじゅびふぉ の入荷は7作品。

EFD 歌い手さんは女性が圧倒的に多かったのは過去の話かも。

今でも女性のほうが優勢な感じではあるけど、男性陣じゃ Will Stetson さんとTrickle さんがハイクオリティな作品を精力的に出し続けとりますなぁ。

そして女性陣の代表格の Juby さんも、デビューから10周年の今もガッツリ活動中。どうかこのまま EFD 界のフラグシップであり続けてくださいませ。

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2022.7.9 土曜
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凶弾

まさか安倍元首相が……。

体調が戻ったらまた首相をやってくれると思ってたのに……。

ご冥福をお祈りいたします。って言うしかない現実をまだ受け入れられないっす。

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2022.7.10 日曜
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規制不可かと

なんか早速「銃規制をもっと厳しすくべき」っつう話が出てるみたいだけどさ、今回のやつ自作の密造銃なんですが。木材やらガムテープやらで作ってるんだぜ。

んなもんどう規制すりゃいいんだって話で。おいらでさえ、ネット上で火薬系の知識をネットで拾いさえすれば、あとは自分で作れそうだもんなぁ。おいらはそんなもん作らんけど。

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2022.7.11 月曜
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徒花

病院 PHS はもう Wi-Fi とかに切り替わったんだろうか。病院での使用が最後の砦っぽい感じがするが。PHS はもう完全に死んだんだろうか。

【2022年】法人PHSはいつまで使える?注意点や代替手段も紹介 - belong

んー、「構内PHSは当面利用が可能なものの、今後は利用が縮小していくことが見込まれます」とのこと。

病院やその他、その内部オンリーで今も使ってる施設がたぶんあるんだろうな。けど最近は、病院内でのスマホの使用って別に禁止じゃない気がする。病院で PHS が使われてたのは、普通のケータイに比べて電波の出力が100分の1程度だったから。医療機器への影響を考えてのことで。

その一方、医療機器自体が、ケータイやスマホの電波への耐性を保証するものに置き換わっていってるんじゃないかと憶測。

そういや旅客機内での携帯電話の利用が OK になったのって、NG だった頃にこっそりケータイを使う人が後を絶たず、結果、航空機の運用に何の影響もないことが判明したから、ってのがあったような。

で、もう30年近く前に華々しく登場した PHS、結局主流にはなれないまま、レーザーディスクみたいに、時代の徒花としてひっそり引退って感じですかねぇ。けど一時期とはいえ、知名度も普及度もそれなりなところまで行けたってのは良かったですなぁ。

〓ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ⊂<回 ←仕切りブチャラティ

別ジャンルの技術だけど、APS なんてほとんど見向きもされないまま終わったからな。

カメラ用フィルムの正常進化版だったのに、同時期に台頭してきたデジカメに完敗しちまってな。そのデジカメはというと、コンデジが流行ってたのは200x年代までだったな。

ガラケーの内蔵カメラがどんどん性能を上げてって、コンデジもやっぱし徒花的になってしまった。まぁ今もときどき見かけはするけど。

つかもうカメラという製品自体が単体じゃオワコンというか。あーでも超高級一眼レフは生き残ってるな。写真家や報道関係なんかのプロ御用達だし。写真芸術を楽しみたいアマチュアもいるし。「カネいくらかかってもいい」レベルのマニアとかな。本体だけでも相当するうえ、ズームレンズとかの周辺機器がこれまた半端なくお高いわけで。

プロアマ問わず、こういう人たちは安物には興味ないから、ハイエンドモデルだけが存続する形ですかね。フツーに写真を撮りたいだけならスマホで充分すぎるしな。

フィルムカメラの正統後継技術だった APS に比べて、横から生えてきてハイエンド以外の、量的需要が大きい客層かっさらったデジタル式カメラってのは、単体での役割さえ終えて、電話機の中に組み込まれるだけの柔軟性、拡張性があったってことで。

あとフィルム式に比べて、現像代がかからない、現像に出す手間が要らない、撮ったその場で確かめられる、ってのもデジカメの絶対的な利点だわな。

さらに、物質的な消耗品がないってのもまたいいしな。フィルムは消耗品だからな。

んでさ、さらにさ、フィルム式の目立たない消耗品として、現像液ってのがあって。この廃液って有害らしく。無害化処理にめっさコストがかかって商業的に成り立たなくなるってんで、ほぼそのまま海洋投棄しとったらしい。カメラのデジタル化は実はひっそりと、環境汚染を食い止めるのに一役買ってたってことらしい。

〓ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ⊂<回 ←仕切りブチャラティ

話は PHS に戻り。

んじゃあ結局 PHS の発想自体は、今は Wi-Fi が受け継いでる形になるかもな。Wi-Fi はデータ通信のみで電話はできんけど(電話会社の聖域なんだろうな)、電話以外のコミュニケーション手段も確立されてるからな。

つか20世紀の人々が思い描いた未来技術の象徴、「テレビ電話」。こいつは電話会社の聖域を侵さずに、ネット経由でフツーにできてるわけで。

で、Wi-Fi の発想自体は PHS とは全然別のところから来てるらしいんで、まーやっぱし PHS は「毎度おなじみの、早すぎた日本式ガラパゴス技術」ってことだったのかと。そしで日本国内で PHS を駆逐したガラケーもまた、PHS と同じ運命を辿ったってことで。

とりあえず最初のスマホである iPhone 初期モデルには、カメラ機能がなかったそうで。

「ケータイにデジカメを載せるとすごく使える」っつう PHS やガラケーで実用化された発想は、そのままスマホに引き継がれた。というかパクられたというか。

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2022.7.12 火曜
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意外な手段と意外な音

安倍元首相の銃撃事件、警備の不手際がどーたらとか言われとりますな。まー防げなかったんで、結果としては警備・護衛の失敗だったとなってしまうわけで。そこらへん奈良県警は言い訳せずに、潔く非を認めとりますな。

でさ、銃声が普通と違ってて、1発目の発砲でそれと気付けなかった説ってのが出てるね。なるほどなーと。確かに映像で銃声を聞いた感じ、「パン!」じゃなく「ドン!」って感じだもんな。

あの自作銃、普通の銃よりもだいぶ筒がぶっといわな。これで違う音質になったんじゃないかと。

あと日本は銃社会じゃないんで、他者を殺す気で危害を加える場合、凶器は銃よりも刃物のほうがありがちなわけで。斬る・刺すを想定となると、犯人はターゲットにもっともっと近づかなきゃなんないわけで。警備の人たちもその認識で警戒してたんじゃないかと。

ところがまさかの銃撃で、何メートルも離れたところからの犯行だったわけで。そこで裏をかかれた形になってしまったのかなと。

銘板
2022.7.13 水曜
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"MERA MERA"

ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

森さん、活動が順調で何よりですなぁ。日本市場で英語主体の曲ってあんましウケなさそうな気がしてたけど、そうじゃないんだな。そういや ONE OK ROCK もその方向で売れてるしなぁ。

何か秘訣みたいなのがあるのかもしんないけど、とりあえず本人含めたプロジェクトチームでの商業的プローションが上手いんだろうなぁという、ヒネたオトナの想像したりして。とはいえ森カリオペさんの作品の魅力、これがあってこそですな。

(このあとつらつら話を続けてったら話が変な方に飛んでって、本題からかけ離れすぎちまって。それはそれでまた後日ってことするべぇ)

銘板左端銘板銘板右端

ロシアの軍用ドローンに日本の RC 用エンジンが使われてるってのは前々から報道があったけど、詳しい内容が出てきた。

『ロシア軍・ウクライナ軍ドローンに日本製エンジンが!(2022年7月13日)』 - ANNnewsCH

SAITO 社製のエンジンだってのは前の報道であったっけな。しかしまぁこういうのって、けっこう堂々とメーカーに直接大量注文するんだな。こちとらてっきり、全国の模型屋や通販なんかで少しずつ買って日本国内で貯めといて、数を揃えたら本国に発送っつう流れだとばっか思ってた。あくまでもこっそりと隠密でって感じで。

しかもウクライナ軍も軍用ドローンに、同じく SAITO のエンジンを使ってたとは。SAITO どんだけ軍事筋に信頼されてんだよww 模型用の4ストのガソリンエンジンって、作ってるところ多くなさそうだしな。

けど SAITO 社のコメント、そりゃあ複雑な心境だわなぁ。平和な趣味用として開発・製造してる自社製品が、兵器として使われてしまってるんだもんなぁ。

あとロシア軍の偵察用のドローンって、カメラもキヤノンの一眼レフをそのまんま使ってるのがバレたね。まーキヤノンとしては、そこらへん特に残念には思ってないかも。今時の一眼レフって趣味用というよりプロ用だしさ。しかもキヤノン自体、どうも日本政府による小型偵察衛星プロジェクトに参画してるっぽいし。そのリーダー的存在っぽいし。

「スペースポート紀伊」について - 串本町 本州最南端の町

ここに出てる「民間企業」のスペースワン社ってのが、キヤノン主導で作られた会社なわけで。んで、需要が高まってる小型衛星打ち上げ市場に参入するよー地域振興にもなるよーっつうソフトなイメージを打ち出しつつ、その実はどうも国策の、「使い捨て偵察衛星」を扱うためのプロジェクトらしく。

日本の内閣府は既に情報収集衛星を運用してるけど、あれって軌道高度が 490km なんだよな。レーダー衛星、光学衛星が2機ずつ(+設計寿命を超えてまだ生きてる衛星)の体制で、同じ場所を1日1回以上は撮影できるようになってる。

定常観測ならそれだけでいいんだけど、国際情勢によっては、緊急でもっと詳しく特定の地域を見たいって場合があり得るわけで。そんなときのための使い捨て偵察衛星ってわけで。となると即時打ち上げ性が高いロケットが必要になる。スペースワン社のカイロスロケットがまさにそう。

件の衛星が「使い捨て」とされるのは、高度 200km かそれ以下の、かなりの低高度を飛ぶから。そのくらい低い軌道だと大気抵抗がけっこう大きくて、衛星は長くても数カ月で大気圏再突入してしまう。そんで今ある情報収集衛星よりも被写体に肉薄するぶんだけ、より高い分解能を得ようってこと。そんなわけで「使い捨て」。

キヤノン主導の「民間事業」のカイロスロケット計画が実は国策の「使い捨て偵察衛星」計画の隠れ蓑、というのはおいらの憶測でしかないんだけどさ、符合する伏線がいろいろあってですな。

べろべろ長くなったけど、そんな理由で、キヤノンの場合は自社製品を軍事用途で使われることにはあまり抵抗感がないんじゃないかと。

そういや北朝鮮の無人偵察機も、日本製の模型用エンジンを使ってたっけな。北朝鮮の場合、メジャーどころの OS 社と ENYA 社の両方をご利用だったらしい(2014.4.5, 2014.4.13

2ストだから、軽い割にパワーがあるんだろうけど、燃費は悪いんだよな。構造がシンプルだから、トラブルが起きにくそうではあるな。あ、あと、模型用としては大型の4ストエンジンだと燃料にガソリンが使えるけど、OS, ENYA あたりの2ストだと燃料は、模型エンジン専用のメタノール系ってことになる。

基本的に潤滑オイル混みってだけだけど、パワーを確保するにはニトロを添加したりとか。で、ニトロなしでも値段はリッター1000円くらいで、ガソリンよりだいぶお高い。けど北朝鮮で国内生産できそうだな。生産量も、ドラム缶1本分も作れば、テストや実戦で充分使えそうだし。

日本の模型用エンジン、そっち界隈で絶大な信頼を勝ち得てるんだなぁ。

ていうか模型用程度のエンジンなんか(人が乗ることを考えてないという意味で)品質もそれなりなんだからさ、そのくらい自国で作れねーのかよとか思ったり。

銘板
2022.7.14 木曜
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財務の罠

「債務の罠」って言葉があるね。スリランカがそれにハマってさぁ大変ってことで。

一方、「財務の罠」ってのもあるんじゃないかと思う今日この頃。

いやさ、経営の業務って財務が最重要じゃないですか。てことで、その社内じゃ財務を司る人に逆らえる人がいないんですよ。

国の行政もそうだわな。昔は大蔵省でな。あんまし大蔵省が強すぎるもんだから、平成の省庁再編じゃ「縦割りの弊害をなくす」ってことで統合が相次いだ中で、大蔵省だけは財務省と金融庁に分割されましたわな。今 Wikipedia で調べたら、金融庁は財務省の下部機関なんじゃなく、内閣府の直属なんだな。完全に分裂させられてる。やっぱし大蔵省の権限が強すぎたのが問題視されたんだろうなぁ。

んで「財務の罠」。組織の財務を握ってる人ってその役割上、どうも万能感の錯覚を持ってしまいがちな気がして。

少し古い実例だと、2000年に発生した 雪印集団食中毒事件。何から何まで石川社長がやらかした事件でしたな。

この人って雪印乳業の財務畑一筋で社長にまで上り詰めた人らしく。生え抜きのくせに、雪印乳業の理念に組み込まれてたはずの、「1955年の 雪印八雲工場脱脂粉乳食中毒事件 を教訓として忘れないようにする」という社内啓蒙活動を、社長になった途端に廃止してしまったんですな。

そしたら社長就任からわずか3年で、まったく同じ事故を再発させてしまったと。

1955年の時と違ったのは、その後の対応。1955年の時は、当時の佐藤社長が適切なリスクマネジメントを行って、事故の悪影響を早期に収束。業績はV字回復どころか事故前よりも上がったっつう伝説が残ってる。そして佐藤社長は再発防止策として、この事故・事件を社内啓蒙活動に取り入れて、会社全体が忘れないようにした。

2000年の時は石川社長も社内全体も、佐藤社長の遺産を忘れ去ってしまってて、同じ事故を再発させたうえに、自力で原因究明さえまったくできなくて、保健所だか事故調だかが介入してようやく原因が判明。その時点でやっと「再発だった」とわかった。

営業・販売現場はというと、社長から下までどうしたらいいのかわかんなくて、保健所から問題を指摘されながらも放置。被害をいたずらに拡大させてしまった。

そんなわけで、記者会見に引っ張り出された石川社長やら工場長やらほかの面々やら。こういう謝罪会見・釈明会見って、事前に打ち合わせして、話をすり合わせるなり想定問答を作っとくなりするもんらしいんだけど、全然それやらなかったらしく。当時はそういうのが確立されてなかったってのはあったのかもだけど、毎回ぶっつけアドリブだもんで毎回グダグダ。

工場長がスタンドプレーしてさ。「こういうモノが見つかりました」と、汚れたバルブの実物を会見の席上で出しちゃって、石川社長が工場長に「君、それは本当かね!?」とその場で問いただして、記者たちを呆れさせたりとか。

まだ原因が究明されない頃でさ。工場長渾身のスタンドプレーも結局は空振りだったし。「何やってんだこの会社」ってのが全国に拡散しましたですなぁ。とりあえず、製造現場では石川社長がまったく信頼されてないってのはわかった。

そしてあの有名な「私だって寝てないんだよ!」。

石川社長本人としては頑張って頑張って対処してるのに、素人対処なもんだから、何もかも裏目に出てたわけで、自分の素人対処が状況を悪化させてることを理解してなくてな。そんで憔悴しきってた社長が独りでいる瞬間を狙われて、マスコミが不躾に取り囲んでマイクとカメラを突きつけてきたんだよな。社長とうとう逆ギレ。雪印のブランド価値と信頼に、自らトドメを刺した瞬間だった。

居合わせたマスコミは特ダネゲットで大喜び。その映像と音声は、即座に全国放送でしつこいくらいリピート再生。

あれもなぁ、社長が精神的に参ってるのって、側近ならよくわかってたろうに。だったら広報とか総務の人たちが交代で、社長を一人にさせないよう、マスコミと不用意に接触しないよう、社長の周りを四六時中ガードしてなきゃいかんかったと思うが。雪印の組織は、悪い意味で緩んでしまってたんですな。

そして、リスクマネジメントを理解できずに、必要なものを素人判断で捨ててしまって、悪い意味で組織を緩ませた張本人が石川社長だったと。自業自得。とはいえ社長本人が単独でひどい目に遭うだけならまだしも、社長ってその企業の最大の看板だからさ、「社長のイメージ失墜=ブランドイメージ失墜」なわけで。

そんな事件あったなぁ、と最近よく思い出しちゃうのは、石川社長と同じく「財務の罠」にハマって、万能感の錯覚で好き勝手やってる素人が近くにいてさ。今そいつに困らされてるもんだから。

「話が通じない」ってこういうことなんだなーなんて妙な感心もしたりして。

銘板左端銘板銘板右端

今は会社が起こした事故に対する記者会見で、工場長が出てくるってのはないような気がする。経営陣だけなような。

銘板
2022.7.15 金曜
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"Holy嫉妬"

ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

今日も森さん作品を入荷。ラップって翻訳が大変なんですわ。スラング多いし歌詞は長いし切れ目があんましないし。てことで、チビチビとしか作業できんくて。

ホロライブの英語部って海外向け VTuber っつう位置づけらしく。で、これがしっかり当たってるようで。海外の英語歌い手さんたちがファンソングを作ったりもしてたりして。

しかし、海外の VTuber 事情ってどうなってんだろ。日本だとアニメ風キャラを使うわけでさ。キャラデザ職人さんやらモデリング職人さんやらがビジネスとして成り立ってるっぽいけど。

んで、日本で VTuber をしようとなると、そのあたりの職人さんたちに発注するなり、既存のモデル(有償か無償かは知らん)を使うなりして、あとはモーションキャプチャ環境を揃えれば、一応は完成。背景やギミックなんかも、自作なり職人さんに発注なりして賄う感じかな。

VTuber って YouTube が大々的に発表した、新たな動画コンテンツの作り方でしたな。新聞に記事として載ってたのを覚えてる。特定企業の新サービス・新アイデアを報道ってことは、YouTube か Google が記事枠を買い取ったってことでさ。当初からかなりの肝入り企画だったってのがわかる。

んでの企画への参加勧誘、日本がターゲットだったのか、それとも全世界が対象だったのか。

日本にいて日本人向けの VTuber さんたちを見るに、ビジュアルがおしなべて日本アニメ風なわけでさ(ピーナッツくんを除く)。海外市場を意識してない感じなんですな。

せっかく YouTube がワールドワイド展開してるのに、これは単にニコニコ動画を潰すのが目的なんかなとか思っちゃうわけで。それもそれで商業戦略としてアリだと思うけどさ。モーションキャプチャ技術が進んで、一般人の手に届くところまで来たからこその VTuber っつう発想なわけで。なんかもったいないような。

とはいえ、今おいらから見えてる VTuber のビジュアルって日本アニメ風でして。日本アニメの画風は既に世界化してるから、中の人に英語圏の人を用意すれば、そのまま海外展開できそうなわけで。てことでホロライブは英語部を立ち上げたってことなんだと思う。そこで YouTube の運営とのやりとりがあったかどうかはわからん。

で、間接的にしかわからんけど、それなりにうまく当たってる気がする。森さんも海外での認知度がしっかりあるような気がする。森さんのラップ曲を海外の人がカバーしたりしてるしな。

「インターネットが発明されて普及して以来、一番得したのは日本」だとおいらは思ってる。

で、ブロードバンドも当たり前になったんで、動画コンテンツ全盛の時代でして。その路線を世界的に牽引してきてるのが YouTube なわけです。しかし「ブロードバンド」なんてもう死語だよなぁ。そのくらい当たり前になったんですなぁ(しみじみ)

で、その YouTube が打ち出した、VTuber という動画の作り手への提案。これが日本じゃおもいっきり受け入れられたわけですな。日本アニメの画風がウケる下地が確立されてるからこそなわけで。んでその下地は世界的に確立されてるっぽいんで、じゃあ世界中が日本風なモデルを纏って VTuber 文化が世界で普及、となるのは自然な流れな気がする。

とはいえ、ここで障害になりそうなのが、関連職人さんたちが世界化できるかどうか。英語での発注に対して英語で受注対応できるかどうか。

いやまぁ日本国内みたいに、海外でもキャラデザ職人とモデリング職人が次々に生まれて、その道の業界が形成されれば、っつうことになるけど、せっかくだから日本がその中心地・本場になりたいじゃないですか。

となると、海外からの発注を広く受け付けて、日本の職人さんたちに仕事を振るっつう仲介業者が欲しくなりますな。普通の物流なんかでそういう役割を担ってるのは商社ってやつですな。おいらでも知ってるほどの大手だと、三井物産とか三菱商事とか丸紅とかですな。

VTuber サブカルが世界化していくカギはここらへんなんじゃないかと。

もしそうなったら、ホロライブ英語部は先行者利益を享受できる立場なんじゃないかと。その中でも森さんと がうる・ぐら さんは、有利な立ち位置にいるんじゃないかと。

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2022.7.16 土曜
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250グラム

アメリカの小惑星サンプルリターン探査機オサイリス・レックスが採った、小惑星ベンヌのサンプル量の見積もり、今のとこ 250g 前後みたいだね。

うーん、見た感じ 1kg 行ってるかもなーとか、800g はヨユーでしょーとか考えてたけど、思ったより少なかった。まぁ最低目標が 60g だったんで、大漁と言っていい成果ではあるけど。

いやさ、オサイリス・レックスが地球に持ってくるベンヌのサンプルと、はやぶさ2が持ち帰った小惑星リュウグウのサンプル、それぞれの一部を日米で交換する協定が結ばれてるわけでさ。

日本は、地上の通信施設をアメリカから借りて探査してるっつうのがあるんで、譲渡割合はそのぶん不平等になってる。日本→アメリカの方は、リュウグウのサンプルの 10% を、アメリカ→日本の方は、ベンヌのサンプルの 0.5% を譲り渡す、ということになってる。

不平等とはいえ、もともとの目標採取量が全然違うんで、交換で出されるサンプルの量自体はそんなに変わらないけど。リュウグウサンプルは 5.4g 取れたんで、アメリカに渡す分は 0.54g で確定。

ベンヌのサンプルは今地球に向かってるところ。250g だとしたら、日本が受け取る分は 1.25g。実は日本が貰う量の方が多くなる予定ww

ただ、リュウグウサンプルは地表と地中の2種類ある。ベンヌサンプルは1種類。ベンヌの方は大量に採れたんで、一部は浅い地中のものもありそう。けど一発勝負でまとめてゴッソリ採っちゃったし、採取方法の関係で、サンプル容器の中で混ざってしまってる。

でさ、持ち帰り量のパーセントで交換するっつう協定なんで、60g と言わずに 1kg 以上を採ってきてほしかったですよ。そうすりゃ日本は 5g 超ゲットで、リュウグウサンプルの総量と同じ量を貰えるなーと期待してたんだが。

それでも実際に貰えそうな量はグラム超えだからな。あとは来年のオサイリス・レックスのカプセル地球帰還が無事に済むよう祈ってりゃいいって感じですか。

リュウグウサンプルは既に、アメリカだけじゃなく海外のいくつかの研究機関に渡されてるらしい。たぶん日本国内で、一定の基礎的かつ重要な調査が終わったってことなんだろう。けどたぶん今のとこ海外に渡った分は、いろいろ制限がついてるんだろうなぁ。貸し出しの形だったりして。だとしたら基本的に非破壊試験オンリーになるわな。

日米の場合は譲渡の協定なんで、ひとたび受け取ったサンプルには何をしてもいいってわけで。来年ベンヌサンプルが手に入ったら、リュウグウサンプルとの比較で、日米から大量の論文が飛び交いそうですなぁ。楽しみですなぁ。あと日米は小惑星イトカワのサンプルもそれぞれで持ってるんで、それとの比較もできそう。

オーストラリアもダークホースというか。アメリカからベンヌサンプルを貰えるかどうかはわからんけど、はやぶさ、はやぶさ2の両方のカプセル着陸場所提供のお礼で、イトカワとリュウグウのサンプルを日本から贈られてるってことで。

そういやリュウグウサンプル 5.4g ってさ、サンプル室内にあったぶんの合計なんだよな。リュウグウの地表から採ったやつと、地中から採ったやつと。

その5.4gとは別に、サンプル室の外側に溜まってた、どっちだかわかんないやつ(たぶん混ざってる)もあるんですな。アメリカにあげるのは、実は3番目のだったりしてなwwww

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2022.7.17 日曜
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"CapSule [カプセル]"

ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

今回も森さんの1本だけ。星街すいせいさんもホロライブのメンバーですな。DECO*27 さんに依頼した曲ですな。森さんの活動、ほんと快調ですな。

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2022.7.18 月曜
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"Villain Vibes" など

ほぼじゅびふぉ の入荷は7作品。

森さん今度は AmaLee さんと組んでるし。AmaLee さんは日本のボカロ曲の「英語で歌ってみた」(おいらは勝手に "EFD" と呼んでる)出身ですな。長く活動する間に着実に実力と人気を獲得。次第にアニソン EFD メインとなり、その道の第一人者として君臨。今や歌系 YouTuber としてセミプロかプロの領域に入ってる人でして。自作の英訳歌詞のセンスもいいしなぁ。

このお二人のコラボは意外な感じ。けど森さんの中の人も AmaLee さんもアメリカ人だからな。そこらへんけっこうツーカーで話がまとまったのかもな。

しかし森さんって、DEMONDICE (KAREN) の名でアメリカ在住の時からラッパーとして腕を磨いて、夢を追って日本に来て、ホロライブのオーディションで採用されて、森カリオペっつうキャラの中の人になって見事に成功してる。DEMONDICE としての活動も継続中だし。

たぶん「森カリオペ」のキャラ作りも、単に事務所から出来合いをあてがわれたわけじゃなく、自分の元々のキャラに合わせて作られた感じがあったり。悪魔から死神に昇格した形ですかw

森さんを扱ってる日なのに入荷数が多めなのは、既存ページのコピペが捗ったってことでww

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2022.7.19 火曜
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空転ビットのブレイクスルー

いやさ、2カ月ほど前に、DIME っつう雑誌を買ったんですわ。お目当は付録のリューター。まぁどうせ安物なんで、リューター未経験のおいらにとってはちょうどいいやと。

んでこれ、説明書には「金属には使わないでください」らしきことが書いてあって、主な想定用途はプラスチックを削ることらしい。プラモ作りとかかな。

けどおいらはこれをですな、アルミインゴットのバリ取りやらシミ取りに使おうと思って入手したんですわ。パワーがないのはわかってたから、そーっと当てて時間かけて削れば問題ないんじゃねってノリで。どうせ安物だから、下手な使い方で壊れてもどうってことないし。

たださ、説明書に従って、付属のビットをはめてみてもですね、なんか締まんないですよ。スカスカで。

以下の写真が問題のビットセット。画像がブレブレなのはお許しくだされ。

一番左だけがまともで、あとはスカスカ。空回りどころか、回してる最中にビットが落ちたり、回す前から落ちたりっつう体たらく。

安物だから精度がアレなんだろうなぁと思いつつ、これじゃ使い物になんないわけで。

んで、どうしたもんかとときどき考えてたんだけど、やっと正解にたどり着いたっぽい。

1本だけはまともに固定できる。で、見た感じでは、ほかのビットの軸との直径差はないように見える。けどたぶん、この1本だけ微妙に太いんだろうと。

じゃあほかの軸も微妙に肉盛りすれば……てなわけで。買ってから2カ月かかって、今日の今日にようやくそこまで考えが進んでさ。

で、スカスカビットの軸にセロテープをちょいと巻いてみたんですわ。

おもっきしキターーーーーー!wwwww どいつもこいつもガッチリ固定されとるーーー! フルパワーでぶん回しても全然問題ないーーー!

てことで、ようやく実用レベルというか、試用レベルにまで漕ぎつけましたがな。

あとでガラスとか紙とかも、こいつで削ろうかと思っててさ。いやー未来が見えてきましたですよ。

そういやガラス加工の YouTube 動画を見てたら、どの動画でも「リューターで削るときには必ず水を付けて」となっててさ。ガラスの粉塵を呼吸で吸い込むと、けっこうヤバいらしく。加工する部分に水をつけると、粉塵が飛び散らなくて安心ってことで。金属の粉塵だって同じな気がしてきた。とりあえず削るのはアルミインゴットっつう荒物だし、水をつけても別に問題ないし。

ていうかインゴットを鋳型から出した直後(ソフト水冷後だけど、まだ余裕で 100℃ 以上ある)に、水を張ったボウルにおもっきしドブ漬けして冷却してるし。

あと一応、めんどがらずにマスク着用すっか。フツーのコロナ用のやつ。

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2022.7.20 水曜
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真実は多重

「真実はいつもひとつ!」ってのはコナンくんの決めゼリフだね。

これって、あの作品世界の中の話って解釈でいいかと。現実はそうとも限らないんで。むしろ、

「真実は大抵は1セット!」のほうが普通なんじゃないかと。

事故とかの出来事があるとですね、原因究明をするわけです。そうすると、最終結論として、原因とされる因子がわらわらと出てくるわけです。そういう複数の因子がそのときたまたま、直列・並列に見事につながってしまうことがあるわけで。それが事故発生の原因と結論されるわけで。

最近だと、安倍元首相への襲撃を防げなかったことでの原因究明がいろいろされてるけどさ、やっぱしいろいろ出てくるわけですよ。そんで、その原因因子のうちひとつでも潰せてれば、襲撃を防げた、あるいは襲撃をかわせた、もしくは致命傷を防げたはずだったわけですよ。

けどそういうのって、起きてしまってから判明していくもんでして。しかも今回は取り返しのつかない結果になってしまってな。

「警備の大失態」「責任を取るのは誰か」とかいろいろ言われてるね。けど、とりあえず責任はその担当を務めた組織の一番のお偉いさんが丸かぶりしてですな、現場職や現場に近い職の人たちには責任フリーを保証してですな、その代わりに事故調査委員会に全面協力してもらって、原因究明・再発防止に努めるのが最善かと。

リスクマネジメントだと、そういうアプローチになるはずで。

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2022.7.21 木曜
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"Instant Crush"

初登場 Astrophysics さんの主な領域は、メジャー洋楽のボカロカバーらしく。うちのサイトの人気獲得の面で、この方向性も力を入れていこうかと。

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2022.7.22 金曜
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エネルギー源をちゃんと教えてくれ

エネルギー詐欺って、昔も今もある話で。

古くは、山本五十六が「海水から石油が取れる」っつう話に引っかかったらしいってのを聞いたことがあるなぁ。当時の日本は主にアメリカから石油を買ってたんだけど、そのアメリカから「日本には売ってやんない」と制裁をくらってて、このままじゃ海軍の艦隊を維持できないってんで山本五十六が焦りまくってた、って背景があったらしい。

比較的最近だと、東日本大震災の影響で火力と原子力の発電量が落ちてしまって、電力が不足してた頃。ネット上だとなんだか大阪大学の教授がどーたらっつうので一定の説得力がありそげなクラウドファンディングがあったっけなぁ。「実はかなり簡便な方法で核融合発電ができる。その技術のために資金が必要」って話で。そういう説明サイトが一時的に注目を集めたっけな。

そこで説明を終わらせてりゃおいらも少しは信じたかもしんないけど(それでもカネは出さんが)、「闇の勢力(既存のエネルギー業界)が計画を潰そうと画策している」とか語りだしててさ。せっかく阪大教授を担ぎ出した 後光効果 も、これで台無しな感じがしたっけなー。

あとこの時期、再生可能エネルギーとか省エネの技術が毎日のように新聞やテレビに登場してたんだよな。赤外線から電力を作るっつうのがけっこう話題になってたな。紙みたいに薄くて簡単に曲げられるんで、電柱なんかにも貼り付けられて、それだけで発電できるとかなんとか。あの話はどうなったんだろ(2023.5.21 補足: 最近実用化されたっぽい、ペロブスカイト太陽電池がそれだったんだろうか)。

要は赤外線を扱う太陽電池てわけで。赤外線って時点で、光としてのエネルギー密度はそんなに高くはないわけで。そこらじゅうに貼りまくったところで、生み出せる電力量は大したことないだろうなー、普通の可視光太陽電池の方が効率いいだろうなーとは当時から思ってたが。

さて現在。今度は世界レベルでエネルギー危機が来てるわけです。原因はというと、

ここらへんの合わせ技なわけです。

でさ、このあたりの課題を一気に解決する技術として、「火力発電で出る CO2 を大気放出せずに溜めて、その大量の CO2 から大量のメタン(≒天然ガス)を作る技術が完成間近」とかそんなあたりが注目されてたりする。

これ、おいらは胡散臭いと思う。エネルギー収支が赤字になるだろ。

CO2 ってエネルギーの搾りカスなんだからさ、CO2 からメタンを作るってのは、エネルギーを投入しないといかんわけですよ。残量ゼロのバッテリーに充電するのと同じなわけですよ。

じゃあその投入エネルギーをどこから持ってくるのかってことですよ。

何をするにしても、工程にはエネルギー損失が必ず発生するんで、普通にメタンを燃やして得られる以上のエネルギー量をぶち込まないと成り立たないわけですよ。

エネルギー生産って、エネルギー収支が黒字にならんと意味がないわけで。投入エネルギー量よりも生産エネルギー量が多くないといかんわけで。それなのに、この新技術とやらは、どう考えてもエネルギー収支が大赤字にしかならんのですよ。

まー考えられるのは、太陽光とか風力とかの再生可能エネルギーをぶち込むって感じですかねぇ。で、エネルギー貯蔵目的の技術ってことですかねぇ。太陽光や風力は、電源としてはお天気次第ってのが頼りないですな。一方、電気をある程度低コストで大量に溜める技術って、今のとこ揚水発電くらいしかない。

揚水発電はダム水力発電と大体同じなんで、新設するには環境アセスメントをクリアしなきゃいかん。ここが普及への壁になってしまう。普通のダム水力発電の「源泉掛け流し」じゃないんで、そのぶんはハードルが低いとは思うけど。結果、今のところは基本、「電気は溜められない」ってことになってる。

東日本大震災から11年経ったけど、「電力は溜められない」は今も同じなんだね。

てことで、普通に考えると胡散臭い新技術の使い道としては、「不安定な太陽光や風力の電源をエネルギー源にして、 CO2 からメタンを作って溜めといて使いどきに使う、巨大バッテリー」って感じかなぁ。

あれれ、そのアイデアだと、メタンじゃなく水素で、ってのがもう何年か前に出てたな。洋上風力発電で水を電気分解して水素を貯蔵ってやつ。

水素よりはメタンの方が扱いやすいし、輸送・保管コストも低いから、水素貯蔵よりも現実的なのかな。

いやいや、CO2 をメタンに替えるには、エネルギーの他に水素の添加が必須なんだが。その水素はどっから持ってくるんだよ。

んじゃあ太陽光や風力で作った電力で水素を作って、さらに太陽光や風力で作った電力とその水素プラス火力発電所から回収した CO2 でメタンを作る、ってことになるかな。

なんかかなりめんどくさいシステムだな。工程が多いんでエネルギー損失も多そうだな。ほんと大丈夫なんかこの新技術とやら。

CO2 を回収して有効活用となると、やっぱし植物の皆々様方に頼るのが一番シンプルな気がするが。

密閉式のビニールハウス的なものを用意してですね、中の空気はやたら CO2 の濃度を高くしとく。そこで木や草を育てるってのはどうですかね。植物にとって CO2 はエサなんで、いっぱい与えたら育ちも早いだろ。んでその植物がいい感じに育ったら伐採して、木質バイオマスとして火力発電所にぶち込むとかどうですかね。

ビニールハウスなんなら果樹もいいかも。あーでも収穫時は人が入ると二酸化炭素中毒になっちまうな。空気ボンベを背負って……いやいやここはロボットの出番でしょう。なんかいける気がしてきた。んで果樹の生産性が落ちた老木は燃料にすると。

成長・繁殖がえげつないほど速いといえば、竹なんかもどうかと。果物はならないけど、木質バイオマスが手っ取り早く手に入るぞ。タケノコが成木(?)になるまで1カ月ちょっと程度だぞ。伐採や加工もラクなうえに、適度に強度があるから荒っぽく扱っても大丈夫。ロボットでの作業と相性がよさげ。竹材は油分を含んでるからよく燃えるし。

高濃度 CO2 環境だと、さらにえげつない速さで成長するかも。室温調整して季節を騙せば、1年で何回も収穫できるかも。

なんか高濃度 CO2 ビニールハウスの方が、単純だし現実的じゃね?

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2022.7.23 土曜
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ニュニュー作業

こないだ部屋の押し入れを整理してたら、懐かしのプリントゴッコ1セットが出てきてさ。こいつもバラして、使えそうなパーツや素材を取ったら残りは燃やさないゴミ行きだなーって感じで。パッと見、使えそうなものあんましなさそうだなーって感じで。気分が乗った時にやるべぇってことで放置してた。

んで昨日、なにげに分別してみよっかなって気分になって。とりあえず出てきたのがチューブ入りインク。

こいつはそのまんま燃やさないゴミ行きだなーと一瞬思ったけど、チューブの材料、これアルミじゃね? なんかすごくアルミな気がしてしょうがない。

インクはテキトーなビニール袋にニュニューっと出しちゃって、チューブはアルミ素材に、フタはアフターバーナー燃料にしよーっと。

いやいやいや、アルミとは限らんぞなもし。この柔らかさ、弾性のなさ、錫(すず)かもしれんぞなもし。どうすりゃ判別できるんだ?

錫の融点は232℃か。アルミよりだいぶ低いんだな。じゃあアルミくずと並べて一緒にガストーチで炙れば判別できそうだな。とりあえずニュニュー作業は必要ってことか。

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2022.7.24 日曜
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"Delusion Chapel [妄想ノ会堂]"

ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

二度目ましての Dante (Patchwork P) さん。邦題の『妄想ノ会堂』は公式。おいらが勝手に作ったわけじゃないっすww

ほぼじゅびふぉ じゃときどき勝手邦題をやるんだけど、一応、原題の直訳に近い形にしとりますよ。

まぁプロ業界だとそこらへんかなりフリーダムだけど、売るためだからな。大元のレーベルともそれで合意してるんだろう。

シンディ・ローパーのデビュー曲 "Girls Just Wanna Have Fun" の邦題が「ハイスクールはダンステリア」ってもう全然かすってもいねぇwwww ちゃんと訳すと「女の子だって遊びたい」って感じかな。

同じ時代のカルチークラブの "Do You Really Want to Hurt Me?" は日本じゃ「君は完璧さ」。訳せば「本気で僕を傷つけたいの?」かな。

つか洋画の邦題も同じくらいカオスだしなww その逆の流れで有名なのが、「上を向いて歩こう」→ "Sukiyaki"。これはひどいwwwww けどこのタイトルで世界的スタンダード曲になってしまってる。

まーでもおいらは作者さんやファンの方々のご機嫌を損ねたくないんで、直訳寄り路線のままで行くことにしますですよ。

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2022.7.25 月曜
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いきなり難敵に挑んでみた

2022.7.19 のログ で、ようやく雑誌 DIME 付録リューターが使い物になってくれた。

でさ、YouTube 動画に教えてもらいつつ、ガラスの穴あけに挑んだですよ。

何らかの栄養ドリンクのビン底。その真ん中に穴あけて貫通、さらに穴の径を広げるっつうやつで。ただ試しにやってみたわけじゃなく、このガラス瓶は後で使う予定。

我ながらうまくいったなー綺麗に穴があいたなー。

はじめは付録の一部のビットセット↓でいろいろやってみたんだけど、なかなかラチがあかなくて。3日くらいかかるのを覚悟したですよ。

んで気分転換に、瓶の穴あけを含む計画関連の他の小道具を物色しにダイソーに行ったらば、お教え動画でオススメしてた球型ビットがあってさ。迷わず買ったとさ。もう1本、砲弾型もセットで税込110円ってダイソーは神かよ。

球型ビットは期待を超えて、めっさ捗ったさー。一気に貫通まで持っていけたですよ。んでその後、付録のビットで穴を広げて面取りしてと。

いやーリューター役に立つわー付録のくせに。つかこの雑誌、税込1,200円だったんだけどさ、ダイソーで似たようなリューターが税込660円だったwww 雑誌本体は別に要らなかったしなー。先にダイソーで物色してりゃよかったww

これ値段なりに非力なもんだから、削る対象はプラスチックや木材ってことになってるんだけどさ、いやいやいや、アルミもガラスもいけたですよ。

新たな工具を使いこなしてる俺かっけー、な自己満足の日どしたww

ちなみに、ダイソーのビットもやっぱしそのままじゃ空回り。不具合原因はリューターのチャックが微妙にガバガバってことで確定。てなわけで、またビットの軸にセロテープ巻いてオッケー。簡単な改善策が見つかってよかったよかった。

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2022.7.26 火曜
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"The Model [モデル]" など

ミクとテクノは相性がいいってのは、かなり苗から知られてたことじゃないかと思う。まぁ機械っぽい歌い方だからな。けどボカロのバージョンが順調に上がって、歌声がどんどん人間に近くなってきてるのに、やっぱしミクとテクノって相性がいい気がする。

歌い方が機械っぽいからっつうより、未来的なキャラのイメージが効いてるのかもな。

銘板
2022.7.27 水曜
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ISS はどうなるのか

ロシアが2024年に国際宇宙ステーション(ISS)から脱退、ロシア独自のステーション路線に移行に決定だそうで。

ISS のうち、ロシアが持ってる資産はどうなるんだろ。放棄かな。んー、タダでくれてやるくらいなら売却だよな。しかもこの世に1個しかないものだし、ISS の稼働に必要なものだし、相当ふっかけられるなこりゃ。つか権利放棄じゃなく、賃貸の形でずっとカネを取り続けるって線もあるか。

可能性として、アメリカ側も「じゃあこっちもやーめた」ともなり得るかも。日本としては きぼう がまだまだ使えそうなんで、それはまたそれでもったいないような。

そういえばアメリカの意向としては、これからの国家プロジェクトは月周回ステーションに移して、ISS の運用は民間企業に移管、だったっけな。民間企業が管理・運用するとなれば、参加各国は家賃を払い続ける形になるだろうな。今の ISS は貢献度に応じて国ごとの収支を計算して、カネのやりとりはない形にしてあるらしく。その形はある程度残すかもな。

きぼう は ISS の看板設備なんで、きぼう を日本以外に貸し出したぶんを家賃からさっ引くとか、そうなるのかな。

ロシアが権利を保有するモジュール、ほんとどうするんだろうな。契約終了とともに廃棄できれば話が楽なんだけど。

銘板
2022.7.28 木曜
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今年度こそは

H3 ロケットのメインエンジン LE-9、ようやく完成間近な感じですな。

種子島で燃焼試験してますですよ。「認定型」と出てるけど、これってほぼ本番と同じって解釈でいいんだろうか。

第1回 H3ロケット用LE-9認定型#3エンジン燃焼試験結果 - JAXA

動画の方は「H3ロケット用LE-9認定型#3エンジン燃焼試験」の第3回目で、7/26実施のやつ。JAXA 書類の方は同じ試験シリーズの第1回目について。

これから総合的にデータを解析して、どこか不具合がないか、今までの改善策がうまく機能してるかどうかを確かめていくんだと思う。

以下は今年1月の記事。

JAXA新型ロケット「H3」1号機打ち上げを2022年度以降に延期 新型エンジンの開発状況は - YAHOO! ニュース

これを読むと、岡田プロマネのコメントの最後の方で「ステップバイステップで段階的に対応し、認定試験を行って試験機一号機の打ち明けに臨みたいと思い、当面はLE-9 エンジンの開発に集中していきたいと思っています」とある。認定型ってのはやっぱし認定試験用ってことかと思う。これでオッケーが出れば、ついに打ち上げの準備が整うってことかと。

固体燃料ブースターも上段エンジンも準備はもうできてる。射場の整備とリハーサルも終わってる。あとは LE-9 の完成を待つだけ……の状態で2年待たされてるわけで。

政府方面からは「多少の性能ダウンがあってもいいから早く打ち上げてくれ」と急かされてたりするしな。とはいえ JAXA と三菱重工は、今見えてる不安要素は全部潰しときたいだろうしな。

H-II ではトラブルの元が見えてなかった打ち上げ失敗が2回、H-IIA だと、トラブルの元が見えてたけど応急対処でとりあえず稼働スタート、本格的な対策を練ってる間に失敗したのが1回、それぞれあった。

H-II, H-IIA とも、初号機から5連続成功して「そろそろ安定してきた」と自信をつけつつあったタイミングでの事故でな。「これでうまくいってたのに……」というのが事故の怖いところで。

そういう事故の芽を開発中にできるだけ見つけては潰して、ていうのをやってもやってもこうなってしまう。とはいえ既出のトラブルは対策が確立されてるし、その水平展開もしてる。ただの堂々巡りじゃなく、螺旋階段みたいにだんだんと高みに上っていってるイメージというか。

一方、そうは言っても H3 ロケットはバックオーダーを既に何機分も抱えてしまってる。国の主力ロケットの位置付けなんで、H-IIA にいつまでも頑張らせるわけにもいかず。

H-IIA も初打ち上げからもう21年も経ったしな。当時は画期的だったけど、流行りの言葉で言えば「ゲームチェンジャー」なファルコン9ロケットに対抗できなきゃいかんくなってしまってな。だってなぁ、日本最大の H-IIB ロケットと同じ能力で半額だもんなぁ。

H-IIA/B は打ち上げ成功率と定時打ち上げ率の高さっつう信頼性が売りになった。それで海外からの商業打ち上げをぼちぼち受注できるくらいにまでなった。H3 は価格競争力でファルコン9に近づいたけど、能力での比較でまだちょっとお高めっぽい。そこで生きてくるのが信頼性。

ところが H3 はフルモデルチェンジなんで、信頼性をきちんと受け継げるかどうかは、打ち上げ続けてみないとわからんわけで。

「万全にまで完成度を上げてからじゃないと」も「性能を落としてさっさと稼働を始めろ」も、どっちも一理ある気がする。おいらはどっちがいいのか判断できん。けど今、ついに認証試験まで漕ぎ着けたわけで。

どうかこれでオッケーとなりますように。

銘板
2022.7.29 金曜
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デフレのメリット

バブル崩壊以来、日本は「失われたウン十年」とか呼ばれるデフレスパイラルにハマってるわけでして。

今はコロナ禍からの経済回復とロシアによるウクライナ侵攻でのダブルパンチで、世界中がモノ不足・エネルギー不足に悩まされて、物価上昇が半端ない状態になってるわけで。このままじゃ世界的ハイパーインフレがヤバいぃぃぃぃぃ! となってるわけで。

そんな中、日本も御多分に洩れずいろいろちょっとずつ物価が上がってはいるものの、世界平均で見ると、そんな大したことない状態らしい。そのくらいいまだにデフレ圧力が強い国、それが今の日本ってことなんだろうな。

デフレ経済は悪いことばっかし言われてきてるけどさ、件の「失われたウン十年」は、それはそれで長期的に見て、悪いことばかりでもないってのに気づいた。

そのウン十年かかって、海外から見て、知らないうちに日本がお安い国になってきたってわけで。

いやさ、今の海外のインフレ騒ぎ前から、欧米じゃ外食すると2000円くらいかかるとか、欧米人が日本に来ると、食事のおいしさと代金の安さにびっくり&大喜びとか、そういう話に事欠かなかったわけで。

1990年代は、オーストラリアは日本にとってお安い国で、オーストラリアに行く日本人観光客が多かったわけで。けど今は形勢逆転。順調にインフレしてきたオーストラリア。かの国の人の目線だと、日本がお安い国になってたわけです。で、コロナ禍前までは、オーストラリアに限らず世界中から日本に観光客が押しかけてきてたわけです。

民主党政権時代の超円高が収まると、それまでに海外で沸き起こってた日本ブームがついに、せきを切って日本本土に襲来してきたわけですよ。

イタリアはかつては日本人観光客が詰めかけて、そのマナーと羽振りの良さで、日本人大歓迎状態だったらしい。それが今はすっかり日本からの観光客が減ってしまって、日本人を呼び戻そうと一生懸命アピールしてるそうな。

いやまぁ別に日本人がイタリアに飽きたわけでもイタリアを嫌いになったわけでもなく、そういう事情で、日本人が海外に遊びに行きにくくなったってだけのことで。

20世紀中はこれまた日本の国内じゃ、「日本より欧米の方が上」っつう昭和的価値観がまだまだ残ってた時代でもあり。西洋への憧れも強かったわけで。

けど今の日本人は、海外の人たちが軒並み日本文化を褒めそやしてくれるもんだから、「欧米の方が上」っつう価値観が確実に薄れてる感じでな。「薄れてる」っつうより消滅したかも。それもまた、日本人があんまし海外に旅行しなくなった理由のひとつかも。

んでまぁ海外の人にとって日本観光は意外とお安い、という状態になったわけですわ。お安いってのは明らかに、ずーっと続いてきたデフレのおかげですな。超円高でそのメリットが相殺されてたのが、今は適正レートまたは円安。それだけでも訪日が加速しますわ。

んでタイミングよく「失われたウン十年」の間にアニメ・漫画を筆頭に日本文化が世界的ブームとなり。インターネットの発達とともに、日本での実体験の素晴らしさが海外にこれでもかと紹介されるようになり。

そこに価値を見出した日本政府は、大々的に日本への観光誘致に力を入れるようになり、それがバッチリとハマって、日本はインバウンド収入がで儲ける構造になってきた。

それがコロナ禍であっさりとバンザイになったのは言うまでもなく。

あーあコロナさえどうにかなれば、日本はインバウンドで、コロナ前以上に稼げるはずなのになぁ……。

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2022.7.30 土曜
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干された感

先月もちょっと触れたけど、環境少女グレタちゃんの影がほんと薄いなぁ。「戦争は最悪の環境破壊」って言われてるじゃないですか。今ウクライナじゃ二酸化炭素がドバドバ出まくりじゃないですか。

グレタちゃんのムクれ顏の出番のはずなのに、どうしちゃったもんなんかねぇ。

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2022.7.31 日曜
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地軸でどうか

気象災害の激甚化がウンヌンってさ、地軸の傾きを20°くらいに修正すれば穏やかになるんじゃね?

これぞまさに「言うは易し」。

仮にできたとしても、生態系への悪影響が激甚化するだろうなぁ。

ダメだなこりゃ。

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