ひとりごちるゆんず 2022年6月
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2022.6.1 水曜
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『神っぽいな』

ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

この曲 EFD、入荷したかったんだよなぁ。つか知らんうちに Trickle さん、ボーカル技を磨いてきてるなぁ。

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2022.6.2 木曜
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圧縮水素

漫画『21エモン』で圧縮水というのが出てたっけな。あの発想で、水素を常温常圧気体のまま、あるいは常温常圧液体にして、普通の水素ガスの1000倍くらいに密度を高める形で貯蔵・流通できないもんかと。

「これからは水素社会」が国際的掛け声になってはいるものの、水素という物質の密度の低さや沸点の低さから来る諸々の扱いにくさは無視というか目を瞑るというかな状況なのが現実でな。

メタンにすれば、1分子あたり水素原始4個なんで、同じ容積で2倍の水素を貯蔵できる。しかも沸点が液体水素よりだいぶ高いんで、貯蔵も輸送もしやすい。水素脆性の問題もない。分子のサイズが水素分子より大きいんで、漏れ対策もラクになる。

けどメタン分子の中心は炭素原子なわけで。これでずっしり重たくなる。ここが問題でな。

アンモニアも、この観点じゃ似たようなもの。違いといえば、炭素を使わないんで脱炭素の流れに沿ってはいるものの、毒性があるってのがネックでな。

圧縮水素って今は単にコンプレッサーで圧縮するだけなわけでさ。燃料電池車にはそれに対応した超高圧ボンベが搭載されてる。こういうボンベは安全のために定期交換が必要なわけで。ここがめんどい。

しかも水素ガスを充填するには、これまた超高圧コンプレッサーが必要なわけで。ここでものっそいエネルギーを使っちまうわけです。

この問題をクリアできる、新発想の「圧縮水素」技術、どうにか実現できんもんかな。

水素吸蔵合金ってかつてマツダが研究してたけど、今はどうなんだろ。金属以外でも、効率よく安全に水素をガッツリ溜め込める技術、出てこないかなぁ。

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2022.6.3 金曜
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モビリティ恐怖スポット

クルマのドアミラーをウィィィィィンと閉じると、合わせ鏡になることに今頃気付いてしまったwww

丑三つ時、運転席に座って、閉じた左右のドアミラーを交互に見ていくとその度に、1枚ぶん、また1枚ぶん、並んでる映る鏡の中で近づいてくる何かがあったりしたら……とかそんなどうでもいいこと考えてニヤニヤしちまったwwww

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2022.6.4 土曜
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三菱電人

クルマのメーカーが、製品のブランドやグレードに関わらずに見栄えを統一するってのが、最近の日本車でも出てきてるんだね。

昔からボルボや BMW、メルセデスなんかがそうしてきたわけで。

でさ、マツダがそれやってるわな「鼓動」という名称のテーマで、リッターカーからハイグレード車まで、前から見ても後ろから見ても一目で「マツダ車」とわかるデザインにしてますわな。

もうひとつ国内で、三菱もそれをやってますわな。

しかしどうもあの顔つきは、どうも……って気がして。

電人ザボーガーにしか見えんwwww

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2022.6.5 日曜
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地下潜伏ドリームボール

STAP 細胞は、科学誌に残る捏造事件の扱いになってしまったね。

けどさ、あれって理研と連携・並行して、アメリカの大学でも研究してたよね。その後どうなったかのかは杳として知れずって感じで、忘れ去られてしまってるような。

けどたぶん、STAP 細胞と似たコンセプトの研究って、世界や日本のどこかで今も細々と続いてるような気もする。

ていうのも、常温核融合が実現間近のところまで来てるってのがあって。三菱重工と、ボイラーの三浦工業が製品化に向けて研究開発中ってことで。

常温核融合も、初の発表当時はすごい話題になった。けど世界各地での追試で再現できなかったっつう報告が相次いで、ほぼ疑似科学扱いされるようになったんだよな。そんで世の中に完全に忘れられてたら、最近ひょっこり出てきたと。実は世界中で常温核融合の研究が続けられてきてましたっつうことが明らかになったと。

そんなわけで、STAP 細胞というドリームボールを今も信じて追い続けてる研究者たちって、世界中にそれなりにいらっしゃると思う次第でございます。あと30年くらいかかるかもなぁ。

ただ、それが実現したとしても、汚名をかぶった「STAP 細胞」っつう名前は避けるんだろうなぁ。

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2022.6.6 月曜
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神様は将軍様

「上の人」ってなんとなく、完璧を求められる傾向にあると思う。あくまで「なんとなく」だから、その期待に応えることも、応えようと頑張ることもないと思う。

「上の人」だってただの人だからさ。神様じゃないからさ。しかも「上の人」に求める完璧さって人によって違うから、応えようとすればきりがないし、矛盾も出てくる。けどそこで応えようとしてしまえば、どうしてもインチキに頼るようになっていってしまう。

神様の虚像を纏うことになってしまう。

そうなっちゃうと、「完璧じゃなかった」とバレた時の反動に恐れる毎日か、むしろ自分が作った虚像に自分が騙されてその気になるか。

その違いは、バレた時のことを考えるか考えないか、でしかないわけで。

どっちにしろ、インチキで神様のふりをしてることに変わりはない、とも言えるわけで。

インチキって続けてると必ずバレるんだよな。インチキを仕掛ける相手が多いほど早くバレるし。

まーそのインチキを、バレようが関係なく力ずくで押し通すってのもまた手だよね。そういう組織からは、思考力・洞察力のある人から順に抜けていくわけでさ。後先考えずに神様インチキなんかするバカと、そんなチープなインチキに騙されるバカ主体で構成される組織となっていくわけで。

とっくに見抜いてるけど黙って騙されたふりしてる賢者もその中にいたりするけど、偽神様を醒めた目で見てる以上、ずっと現状が続くってわけでもなかったり。

と脳内で妄想してるだけならいいんだけど、そういう組織が世の中にけっこう実在するから面倒なわけで。

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2022.6.7 火曜
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謎の検索不能

ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

これ、トップページ上での検索窓で「酔いどれ知らず」と手入力しても、なぜか検索がヒットしないんだよな。コピペだとヒットするのに。

もう少し調べたら、「酔い」だけならヒットするんだな。けど次に「ど」を入れると検索結果0件。うーん。

けど今 Ubuntu で Chromium でやってみたら、問題なく検索できた。

じゃあ iPhone + Safari なら? ……ってフツーに検索できるし。

てことは、Mac か Chrome for Mac の文字入力のなんだかが問題の元っぽいような。

今は出先だもんで、うち帰ったら iMac + Safari とかでも試してみるべ。

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2022.6.8 水曜
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謎の検索可能

昨日出た問題、iMac + Safari だと問題なかったわ。Firefox でも問題なし。

そしてなぜか今日になって再び iMac + Chrome を試したら、問題なし。

これは一体……?

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2022.6.9 木曜
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セルロースナノファイバー

今話題の新素材のセルロースナノファイバー(CNF)。CFRP 並みの軽さと強度を誇るらしい。耐熱性は、CNF は -200℃〜+200℃ らしく、高温側でCFRP より劣るかも。んでこれ植物由来なんで、SDGs 的に注目を集めてるらしい。

とはいえ CFRP みたいにプラスチックをマトリックスに使うらしく。それじゃあんまし SDGs っぽくないなーって感じがする。けどカーボンカーボンみたいに、CNF 100% 素材ってのもできるらしく。ただ、元の CNF 原料が水を含んだドロドロ状態のもので、その水を、熱をかけて気化させて作るらしい。けど、その過程で歪んでしまうのがなかなかの問題らしい。真っ平らな板とか、意のままの形に成形とかがまだ難しいっぽい。

てことで、でっかく作った固体 CNF から、その歪みの範囲内に収まるサイズの製品を削り出す形になる、のかな? そこはよくわからんけど。

でも成形技術で、揮発させる相手が水ってだけなら、何らかの簡単な解決方法が見つかる気がしてしょうがない。

んで、なんで今話題なのかっつうと、どうも植物原料からセルロース繊維をナノ単位までバラす工程で、画期的に簡単な方法が開発されて、大幅コストダウンが見えてきたってことらしく。

その画期的な方法がどうも、繊維をある程度バラしたら、最後に次亜塩素酸ナトリウムに漬けるだけっつうらしく。これ漂白剤や消毒液として普通にスーパーとかで売ってるブツですな。

いや、そこまで単純な方法が画期的ブレイクスルーなんか?と、むしろ疑わしく思えてしまったりもして。

Wikipedia『次亜塩素酸ナトリウム』を見ると、「水酸化ナトリウムの水溶液に塩素を通じて得られる。物質は不安定なため、水溶液として貯蔵、使用される。水溶液は安定で長期保存が可能だが、時間と共に自然分解し酸素を放って塩化ナトリウム水溶液(食塩水)に変化していく」とのこと。

うーん、じゃあ脱水後は塩が残ってしまうわな。塩が混ざった CNF って、強度に難が出そうなような。

脱塩? ってそんな簡単なもんじゃない気がするが……。

いやいや、いったん凍らせると、水の場合は表面に塩が析出するはず。北極の氷山は海水からできてるけど、溶かせば淡水になるらしいし。塩水を凍らせた氷の場合は、表面を常温の水で洗い流せばいい、ような気がした(ちょっと自信なし)

これが本当だとしたら、塩分込み CNF 液をガチガチに凍らせれば、同じように塩分は表面に析出してくれるんではないかと。んで表面を水で洗い流してから解凍、水分を蒸発させて固体 CNF を得る、って形になるかな。

工程を書き出すとめんどい感じだけど、一般家庭の台所でもできそうってあたりがミソかと。工業生産だとかなりヨユーな工程になりそげなわけで。

CNF らしきものを自作してみた動画を見つけたよ。

出来上がりは白色。ガチの CNF は透明らしいんで、まぁ「CNF っぽいもの」なんだと思う。

この動画だと、物理的な加工のみでセルロース繊維をほぐしてる。んで強度も相当あるっぽい。コピー用紙が原料だけど、着火性が低いってのがまた意外で。普通の紙って、薄いからこそ着火性が高いってことなのかもな。

今おいら、反古が大量に余ってるんですわ。ダンボール7箱ぶん。これを原料に何か作れないもんかなーと考えたてもんで、この線でちょっと考えてみよっかな。物理工程のみだとかなりの根性と時間が要ることが動画からわかるんで、次亜塩素酸ナトリウムも動員して、って感じかな。

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2022.6.10 金曜
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ロミオメール的ななにか

職場で話が噛み合わない人がいてさ。

この人って責任者じゃないのに責任者ぶっててさ、勝手に物事を進めてさ、その責任が全部おいらに被さってくるってのが腹立たしくてさ。

前は甘く対応してんだわ。したらだんだんつけあがってくるようになってきたんで、最近ははっきりと拒絶したり、容赦なく叱り飛ばしたりするようにしてるんだけど馬耳東風。というか、この人が無敵状態な人だったってのが、それでようやくわかった。

この人の馬鹿ぶりが見えるのがさ、向こうから「こうします」って話がこっちにくるわけですよ。んで通る話じゃないもんだから、きちんと理由を言って拒否すると、ムキになってゴリ押ししてくるってとこでさ。いやいやいや、押しが弱いからじゃなくて、内容がおかしいから拒否ってるのに。

んで改良してくれるのかと思ったら、おいらに黙って勝手に事を進めやがった。

いやさ、拒否った後、その人から説得メールが来てたんだわ。けどその内容が自画自賛でしかなくて。まぁ鬼女板まとめで「ロミオメール」と呼ばれてるやつでして。

んで、おいらの側のメリットが何もない。ただその人の道楽に付き合わされるだけ。んでもう全然受け入れらんないけど、相手は馬鹿のくせにプライドが高いんで、どう返事しようかと悩みながら返信原稿を練ってたら、もう勝手に実行されてた、というわけで。

職場が大混乱に陥ったですよ。

てことで呼びつけて説明させようとしたら、そいつが来る前に、それをやるべき本当の理由が出てきまして。「あーそれなら OK 出すしかないじゃん」って内容でさ。

そのあと問題のその人が来て、おいらに逆ギレしまくってマウント取りたがりまくって職場は大荒れ。てことで、ギャーギャーと話した挙句に、その人にとって致命的なネタをバカスカ出してやった。思い出すと、その3倍くらいは行けたなぁ。そのとき思いつかなかったネタが、後から後から湧き上がってきちまって。まぁいいや。またこうなったらその時出すことにするべ。

あいつ馬鹿だから、待ってりゃまた同じことやらかすだろ。

銘板
2022.6.11 土曜
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ソフト水冷

アルミインゴット作りの日。3日前に鋳型(新たな1個目)が届いたんで、うんこ型やスチール缶型の、不定形なアルミの塊を作る作業とはオサラバ。

いやさ、こないだ仕事で大失敗やらかしてさ。それでここんとこドンヨリクサクサのショボクレーヌだったからさ。気晴らしってことで。

昨日まで気晴らしする気さえ起きなかったすよ。そのくらいダメージでかかったすよ。

んで4時間やって、インゴット7本製造。うち2本は不良。総重量 1609g、良品分は 1108g っつう成績。まぁあんまし進まんかった。原料はアルミ空き缶、スチール空き缶の上面のアルミ部分、リポDとかのアルミのフタという、オーソドックスかつ不純物が出まくり系w アルミ空き缶は45リットル袋1枚ぶん、その他は合わせてバケツ1杯ぶん。そのくらいの物量で採れるアルミってたったの 1.6kg なんだなー。

やっぱし鋳型が1個だけってのが無駄を生んでるんだよな。ルツボ代わりのスキレットを大容量化させたけど、そしたらその下流工程がなおさらボトルネック。前々からボトルネック気味だったんで、こうなるのはわかってたけど。てことで追加発注済みの同型の鋳型、早く来ないかなー。

けどたぶん、鋳型2個体制になっても足りなくてボトルネックになりそげ。

グラファイト(黒鉛)製の鋳型は乱暴に扱っちゃいかんってのは、先にお亡くなりになったブツで学ばせて頂いたですよ。それでも回転率を上げたいわけで。回転率が上がれば、時短になるし燃料消費も少なくて済むし。

鋳型に流し込んだアルミが一定温度まで冷めれば、鋳型ごとひっくり返すとインゴットが難なくカランと出てくる。黒鉛よりもアルミの方が熱収縮率が高いんだろうってことで。

んでも、冷めるのを待ってらんないときってのがあって。燃料投入するには惜しいけど、何もしないでいるとスキレットの液体アルミの温度が下がって固まってしまう。そんなときはルツボつかみで鋳型をひっくり返して、地面にカンカン打ち付けてると、冬の朝に布団から這い出る的な嫌々感むき出しでインゴットが出てくる。こんなことしてたもんだから最初の鋳型が壊れた。

3月に、鋳型ごと水に突っ込んで急冷すれば話が早いと気がついた。んで順調にこなしてたら、鋳型の中に水気が残ってて、液体アルミを流し込んだら水蒸気爆発で両手大やけど。それからは流し込む前に鋳型をよく炙るようにはしたものの、あの事故よりも小規模な水蒸気爆発が2回あった(アルミ飛沫の飛距離が短くて被害なし)

で、鋳型に水気は厳禁、としたんだけどさ、やっぱし水冷の速さがね、やっぱし魅力なんですわ。

んで今回は、石畳に水を撒いて、空冷中だけどインゴットが外れるにはまだ熱い鋳型を、そこに乗っけるっつうのをやってみた。水が触れるのは鋳型の外側だけだから大丈夫だろってことで。「ソフト水冷」って感じですか。

うまくいった感じ。「鋳型+水」っつう危険が復活した形ではあるけど、インゴットが外れるまでの時間が大幅短縮できましたですよ。鋳型近辺の水はすぐ蒸発してしまうんで、ときどき横から水を流してやらんといかんけど。

となると、ステンレスのバットに水を薄めに張って、そこに熱い鋳型を入れるってのもアリかなとか考えてたりして。ステンレスのバットなら1枚余ってるし。なんで今日試さなかったのかっつうと、全部終わってから思いついたからww ちなみにソフト水冷も今日の作業の終わり際に思いついてやったんで、回転率の向上にはほとんど役に立たなかったwww

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2022.6.12 日曜
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『ロストアンブレラ』など

ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。

Dante (Patchwork P) さんは初登場。『Cult Mockery [見せかけカルト]』はタイトルだけだと、英語ボカロ曲でポピュラーな病んでる系かなーと思いきや。訳した歌詞はやっぱし病んでる系なんだけど、サウンドがね、これがね、イイ感じのブギーというか。スウィンギーな感覚が腰にクるというか。英語圏ボカロ界隈ではウケないとされるバンド系サウンドで勝負しとりますな。

Will Stetson さんの新作『ロストアンブレラ』。原曲は稲葉曇さん。Will Stetson さんのお好みのPらしく。今までも『ハルノ寂寞』『ラグトレイン 』『レイニーブーツ』と、稲葉曇さんの曲にハマっておられるご様子。

銘板
2022.6.13 月曜
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はやぶさつらつら

初代 はやぶさ が地球に帰ってからもう12年かぁ。

そして今は、はやぶさ2が採ってきた、小惑星リュウグウのサンプルの研究成果がそろそろ出始めてきてるね。

はやぶさ2の計画を最初に何かで読んだとき、デフォで6年かかるってできるのかよと疑問に思ってしまったっけな。初代のターゲットだった小惑星イトカワよりもリュウグウは地球に近いんで、イオンエンジンの推進剤には余裕ができそうだったけど、太陽系の惑星・小惑星なんかと地球とを往復する場合、近い方が時間がかかってしまうわけで。

てことで、初代 はやぶさ の当初計画は4年の旅ってことになってた。けどイトカワから地球に向けて出発するタイミングを逃してしまって、3年待って、合計7年がかりで帰ってきた。そのときは探査機の各所がボロボロ。特に搭載コンピュータは放射線だか宇宙線を浴び続けて劣化して、だんだん誤作動が多くなってきたのを騙し騙し運用してた。

この7年目を逃しちゃうとまた3年待ちになるわけで、さすがにもうコンビュータが保たないだろうって感じだった。

はやぶさ2の計画だと、デフォで6年なわけで、それだけでも初代の実際の運用期間に近い。んで、初代みたいに地球帰還のタイミングを逸してしまうと、4年待ちで合計10年かかることになる。イトカワよりも地球に近いリュウグウだからこそ、運用期間が間延びしてしまうわけで。おいらはコンピュータの劣化が心配だった。

けど杞憂だったよ。

はやぶさ2 に実装されてるかどうかはわからんけど、初代が地球を飛び立ってすぐのタイミングで、対放射線性能を大幅アップさせたコンピュータが、ISAS 主導で開発成功したんだよな。それが効いてるか、はやぶさ2のコンピュータは打ち上げから7年半経った今も問題なく稼働中。リュウグウサンプル地球お届けを完遂させて、次の星に向かってるとこ。ぼちぼち故障カ所が出てるみたいだけど、ヤバいところではなく。

リアクションホイールのZ軸が1個あやしくなったらしいけど、こんなこともあろうかと、Z軸は2個搭載してるし。そういや初代じゃ最後まで生き残った唯一のリアクションホイールがZ軸でな。Z軸は使用頻度が低かったから、だったらしく。

だもんで、じゃあなんでまた はやぶさ2じゃZ軸だけバックアップを用意したんだ? とギモンだった。けどそれには、初代で得た知見から編み出した、さらなる変態技のためだった。

航行のうちの一定期間は、イオンエンジンを止めての慣性飛行をするわけで。その間も、主に通信のために電力確保しなきゃいかんわけで。太陽電池を常に太陽に向け続けるのに、ときどき姿勢制御しないといかんわけで。

初代 はやぶさの往路じゃリアクションホイールを使って、この姿勢制御をしてた。リアクションホイールは建前上は姿勢制御用の推進剤を使わないで済むってことになってるけど、ホイールを回してるうちにだんだんと「誤差」がたまってきてしまう。この誤差を補正するのに、ときどき推進剤で姿勢制御することになる。

初代は復路では姿勢制御のスラスタ系統が全損。アドリブ的発想で、イオンエンジン用の推進剤のキセノンガスを、イオンエンジンの中和器から噴射して姿勢制御することになった。けど中和器はその用途で作られたものじゃないんで、この方法だととにかく燃費が悪い。そのままだと地球に帰るまでキセノンを使い切ってしまいそうな計算。

慣性飛行の期間にキセノンを使わずに済む方法が編み出されまして。太陽光圧とスピン安定の強度の折り合いを取って、姿勢制御用の推進剤消費ゼロで太陽電池を常に太陽に向け続けるっつう変態技で。

このおかげで、初代がほうほうの体で地球に着く頃には、キセノン推進剤の残量ははかなり余裕があった。てことで、大気圏再突入直前に はやぶさ の向きを操作して、あの「ラストショット」の撮影ができたわけですよ。

てことで、アドリブの思いつきだったこの「航行中は姿勢制御用推進剤の消費ゼロ」の姿勢制御術。こいつを研究・洗練せずにはいられないのが ISAS なわけで。

んで はやぶさ2のコンセプトが出来上がった段階で、「ソーラーセイルモード」というかなり変態な姿勢制御術がもう完成してた。

極めに極めた挙句、初代のときは慣性飛行中に限定だった「航行中は姿勢制御用推進剤の消費ゼロ」、はやぶさ2じゃイオンエンジン稼働中でもいけるようになった。けどこれZ軸リアクションホイールだけは回し続けないといけない。

そんなわけで、初代だと「姿勢制御で一番ヒマなポジション」設定だったZ軸リアクションホイールが、はやぶさ2じゃ姿勢制御のカナメに特進あいなった。だから、「リアクションホイールの予備を1個増設することになった。だったら迷わずZ軸で」となったと。

じゃあ運悪くZ軸リアクションホイールが2個とも死んだらどうするのか。

とりあえず3軸のうち2軸が生きてれば姿勢制御に問題なし。生きてるのが1軸だけになっても、初代はその状態で小惑星イトカワの探査と、着陸してのサンプル採取をなんとかこなした。んで初代が復路を飛んでる最中の想定では、リアクションホイール全滅(+姿勢制御スラスタ全滅)での運用も考えられてたらしい。

はやぶさ2だと初代のギリギリ運用での知見から、これでもかと改良を施してある。だもんで、不具合が出始めてるとはいえ致命的なのはまだない。全然使える状態なんで、今から9年後の新たな小惑星探査に挑むことになったわけで。1個しか積んでなかった再突入カプセルは無事に放出済みなんで、延長ミッションは片道探査ですな。帰り道のことを考えなくていいってのは、それだけでかなり肩の荷が軽いかと。

はやぶさ2は設計寿命を過ぎちゃってるんで、これからも少しずつガタが出てくるはず。「どこからどう壊れていくのかを観察する」も、延長ミッションの内容に含まれてるんだそうな。

初代が切り拓いた「小天体の直接サンプル採取探査」は、ISAS の太陽系探査の方向性を変えたわけで。てことで今は、はやぶさ2がミッションコンプリート後も元気なんで延長ミッションにとりかかってる。さらに火星の衛星フォボスからのサンプルリターンを目論む MMX 計画は、再来年に打ち上げ予定。

その次のサンプルリターン計画はどうなっておるのかと。木星圏のトロヤ群小惑星からのサンプルリターンを目論むオケアノス計画は頓挫しちまった感があるな。打ち上げから帰還まで30年かかるってのがなぁ……。欲張りすぎだろ。片道探査でできるだけ多くの小惑星を、ひとつずつじっくり見て回るってのじゃだめなのかねぇ。

いやさ、はやぶさシリーズの流れで、地球近傍やメインベルトの、未採取のタイプの小惑星からのサンプルリターンを目指しちゃどうかな。オケアノスよりずっと実現性が高いと思うぞ。往路も復路も火星スイングバイを使えば、推進剤をアホほど載せなくて済むだろ。

はやぶさ2計画の予算の4割ほどを占めてた打ち上げロケットのお値段も、これからは今までの半額程度で済みそうなわけで、計画立案もしやすくなるんじゃないかと。

銘板
2022.6.14 火曜
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『ロウワー』など

ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。

両方とも Will Stetson さんの作品ですな。この人も長いこと精力的に活動されてるなぁ。デビュー曲の『夕立のリボン』から衝撃的な上手さだったっけなぁ。

銘板
2022.6.15 水曜
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旬が過ぎたか

環境少女グレタちゃん、最近影が薄いなぁ。ていうか全然見かけなくなったなぁ。

世の中に飽きられて干されちゃったかなぁ。

それともスポンサーに切られちゃったかなぁ。

知らんけど。

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2022.6.16 木曜
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その類いの猫

「♪お魚くわえたドラ猫」

って今まで気にしたことなかった歌詞だけど、ドラ猫ってどんな猫? と考え出したら、まったくわからない自分に気づいた。

他人のものを盗み食いする横着で厚かましい猫。また、野良猫を意味する語。 - Weblio辞書

だそうだ。まぁ野良猫に憎しみを込めた感じですか。

銘板
2022.6.17 金曜
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KawaiiRiceBalls さん攻め

ほぼじゅびふぉ の入荷は6作品。

KawaiiRiceBalls さんという英語ボカロPを見つけたんで、今日行けるだけ行ってみたですよ。

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2022.6.18 土曜
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PET ナパーム

インゴット10個作った日。3日前にインゴット型の追加分が届いてダブル体制になったんだけど、期待したほど生産性が上がったわけではなく。

んー、今度のボトルネックは溶かし工程。気がつくと火力が弱くなってて、せっかく溶かしたアルミが固化してたりして。時間あたりの処理量が増えたぶん、燃料投下のタイミングや量とか風量とか炉にたまった灰の除去とか、もっと積極的に行かなきゃダメだわ。

ソフト水冷もうまくできたんで、インゴット型の回転率はすごく上がったんだわ。そしたら今回出てきた次なるボトルネックをクリアできれば、さらに効率よく量産できるんではないかと。

前回から、ペットボトル(PET 樹脂)を燃やすっつう新技を使ってみてるとこ。ペットボトルのフタ(ポリプロピレン、PP)は前からアフターバーナーと名付けて使ってるんだけど、PET 本体も今までみたいにただ捨てるんじゃなく、アフターバーナー的な燃料にすればいいんじゃんとか思ってさ。

調べてみたら、PET を燃やした時の発熱量は PP の半分くらいでさ。大丈夫なんかいと思ってもみた。けど容器本体なもんだから、フタよりも手に入る量が多いわけで。けど容器のままじゃ炉に入りきらないんで、できるだけ小型高密度化して用意しとくわけですよ。

PET 本体を上部、胴体部、底部の3パーツに切り分けて、胴体部を16分割。んで上部と下部の間に胴体部を入れて、上下をセロテープで締める、と。

高密度化してもやっぱしかさばるけど、炉に入れる分には余裕。入れればすぐ溶け始めて縮んでいくし。で、気になる火力はもうこれで充分ってほど。ほんとイイ方法を見つけたですよ。とりあえず PET の方は「ナパーム」とでも銘打ってみるかw

ただ、PP よりも酸素を多く要るらしく。風量をガッツリ上げてやらないと、不完全燃焼で黒い煙が大量発生ww

……、

……、

……。

ペットボトルを踏み潰して3つ折りくらいに折り曲げてしまえば、作るのラクじゃね? ラベルを剝がす手間もなくなるし。

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2022.6.19 日曜
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SORA-Q(ソラキュー)

タカラトミーが月面車を開発しとるぞ。これはすごい。ロボ系おもちゃで培った変形機能のノウハウを使って、超小型の月面ローバーとな。

月面を走る! 変形超小型ロボ『SORA-Q』…タカラトミー、JAXAなど共同開発 - Response.jp

名前はきっと、同社のロングセラーのチョロQから来てるんだろうな。

これ、着陸機から着陸直前にボール型のまま放り出されるらしい。球形は耐衝撃性が高い形ですよ。これ合理的でしょ。んで月面に着地するとパカッと開いて、走り出す。地球と直接通信する能力はないんで、同時に放出された別のローバーに中継してもらう形らしい。あと太陽電池もないんで、内蔵の一次電池が切れたら活動終了。小型低コストの計画なんで、それもアリ。

動画を見るとわかるけど、走り方には2種類ある。クロールモードとバタフライモードと呼んでるそうな。超小型ローバーはすぐに腹がつっかえて亀の子状態になりそうっつう弱点があるわけで。それをこの2つのモードを使い分けて克服しようっつうわけですな。頭いいなぁ。

あーそういやこれ SLIM に同乗して月に行くんだったっけな。SLIM の着陸場所は斜面だったっけな。2番目の動画内容によると、30°の砂の坂を登れるとのこと。30°って坂としてけっこうきつい方だと思う。月面の重力は地表の6分の1なんで、登坂のパワー的な問題はなさそう。SORA-Q の質量が 100g だとすると、月面じゃ SORA-Q の車重は 16g でしかないってことで。

けど車輪のグリップ力の問題は地球と同じ条件なわけで。30°の砂地の斜面の登坂って、普通のクルマじゃ無理っぽい。四駆でもスタック一択かと。この悪条件をクリアするには、車輪の接地面積をガッツリ取らないといかん。てなことで、ボールが割れて、2つの半球がそのまま車輪になるっつう構造に思い至ったかと。

しかし日本のローバーは曲者ばっかだなww 初めて成功したのが、はやぶさ2が小惑星リュウグウに持ってったミネルバ II-A, B の2機。初挑戦が月でも火星でもなく、いきなり前人未到の小惑星ローバー。重力が微小だからってんで車輪方式を方式を早々に諦めて、機体内の重りをぶん回す反動でジャンプして移動っつう、前代未聞のスタイル。これで成功した。

ちなみに はやぶさ2には独仏が共同開発した MASCOT っつう着陸機も載ってて、こいつも同じ発想の仕掛けでジャンプ移動に成功した。当初は「もしひっくり返って着陸したら、正しい姿勢にするのに使う用」のはずだったのに、結局ミネルバ II とほぼ同時期に同じスタイルで移動成功。けど独仏の開発チームはなぜか MASCOT を「ローバー」と呼ばずに「着陸機」としか呼んでない。これちょっと不思議な感じ。お国柄による感覚の違いなのかな。

そして次なる日本のローバーが、月面用の SORA-Q。それと、SORA-Q とセットの LEV-1。

LEV-1 は JAXA 主導で開発(≠民間企業主導で開発)らしくて、わかりやすいプロモーションがほとんど出てない。けど主担当企業と思われる三菱電機のサイトにちょこっと出てたですよ。

超ユニークなSLIM探査機と2つのロボ、月着陸へ - 読む宇宙旅行

これを読むと、SORA-Q のプロジェクト名が LEV-2 だってのがわかる。うーん、じゃあ LEV-1 の固有名とか相性とかは何なんだろ。

んで LEV-1 がまた、ミネルバ、MASCOT 風のジャンプ移動方式ですなぁ。月面ローバーじゃ世界初じゃないですかね。

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2022.6.20 月曜
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アルミうんこ切り

ディスクグラインダーを使おうと思った。

以前、唯一のグラファイト鋳型が壊れてしまったけどアルミ缶がどんどん溜まっていってるって状態の時、とりあえず精製だけしとこうってことで、アルミ湯をいきなり水に流し込んで固めたやつが3個あってさ。スチール缶を型にしたアルミ塊も何個かある。

鋳型が手に入った後に件のブツを溶かせば、不純物取りをほとんどしなくてもインゴットを作れるってわけで。うんこ型になったんだわw んでそのアルミうんこの中身がどうなってるのか見てみたくて。スチール缶型のアルミ塊は、中身を見る必要はなさげ。

いやさ、鋳型が届くまでの間、ただひたすらうず高く積み上がっていくアルミ缶の量がほんとヤバくてさ。アルミ缶は全部踏み潰して体積を減らしてはいるんだけど、それでもどんどん増えてくわけでさ。やっぱし缶同士や缶の中のスキマがね、ガサ張るわけで。てことで溶かして固めて、不純物は不純物でとっとと燃やさないゴミの袋に詰めていけば、小さくまとまってくれるってわけで。

うんこ型の中身を見たいってのは興味はもちろんだけど、例えば中に巣ができてて、その中にさらに水が閉じ込められてる場合、溶かせば水蒸気爆発の可能性があるわけですよ。乾いててもやっぱし熱された空気で爆ぜて危ないかもしんないわけですよ。で、ちょっと切って断面を見てみようと思っててさ。今日やってみたってわけで。

んで、金ノコでこの切断量は体力的にちょっとヤバいでしょってことで、ディスクグラインダーの出番なわけです。ところが中古で買ったディスクグラインダー、刃の付け替え方法がわかんなくて。しばらく使ってるうちに、ついてきた刃はすっかりチビてしまってさ。交換しないと今回の用途に使えないってわけで。こないだホームセンターでそれっぽい用途のやつを、よくわからんけど買っておいた。

んでどうやるんかなーと現物を見たけどやっぱしわかんない。スマホで検索したら、「ディスクグラインダー付属の専用レンチでネジを緩める」と出てて。中古だもんで付属してなかった。

そこに、すげーいいタイミングでうちに来たその道のプロさんに訊いてみたら、それ用のレンチ単体でホームセンターで売ってるんだそうで。かなり安いんだそうで。てことでそこは一安心。

けど話してるうちに問題発覚。こないだ買ってきた刃、でかすぎた。カバーからはみ出しちゃうから取り付けらんない状態。けどプロさんによると、「あーそれ、うちだったらカバーを外しちゃいますよ。刃がモロ出しで危ないから気をつけないといけないけど」とのことで。それでやってみることにしたですよ。

んでまぁ3個のうんこ型のうち2個を切断してみた。巣というか直径 1cm くらいの空洞がいくつもできてたわ。2個で止めといたのは、いかな相手がアルミといえど、ディスクグラインダーで切るのがけっこう大変で。金ノコよりははるかにマシではあるけど、やっぱし大変で。

そして、刃がかなり削れてさ。2個切ったらカバーにちょうど収まるサイズになったとこで。切るものだけにキリがいいところで止めといたというか。うんこ型の残りの1個はサイズが一番小さいやつなんで、溶かす時にそこまで危なくないだろうっつうのもあって。

ディスクグラインダーの刃ってめっさ消耗品なんだな。「ステンレス用」と書いてあったから、アルミなんてヨユーでザクザク切れるもんだと思ったら、なかなか進まないしさ、しかも刃がだいぶ磨り減ったし。今度はちゃんと合ったサイズの刃を、お得なセット買いしとこうっと。

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ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。

とりあえずこれで KawaiiRiceBalls さんは満願成就と。

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2022.6.21 火曜
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ヌリの事情

夏至ですなぁ。これからは日が短くなっていくんだな。いささか寂しいのう。

そんな今日、韓国の自国産ロケット「ヌリ号」、2号機でついに打ち上げ成功だそうで。おめでとうございます。

ロケットの初号機で失敗するのはよくあることなんで、2回目で成功ってのは優秀かと。

んでまぁスペックだけ見ると、低軌道に1.5トンくらいらしく。日本のイプシロンロケットと同じ。ロケットの図体に比べて小さい気がするけど、これは打ち上げ場所の制約のせいで、極軌道にしか打てないっつう事情があるからだね。イプシロンも極軌道には 590kg しか打てないからな。ヌリ号がもし真東方向に打てるなら、イプシロンよりだいぶでっかい衛星を運べるってことで。4トンくらいかな。

んで「打ち上げ場所の制約」ってさ、韓国の国内じゃ他にどうしようもない状態でして。てことで、ヌリ号が本領を発揮するには、海外の適した土地を借りて打ち上げ基地を作るか、シーローンチ(船から打ち上げる方式)しかないと思う。空中発射にはロケットが大きすぎるし。

韓国では今回の成功を受けて、自国の宇宙開発のいろんな未来図が描ける状態になったわけで。もう描いてもいるけど、それがグッと具体性を帯びてきたわけで。

韓国は衛星の開発技術はもう持ってる。これからはどう展開していくのかな。

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2022.6.22 水曜
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義肢用新素材か

CNF(セルロースナノファイバー)は義肢の筐体に使えそうなような気がする。

なんかすごく軽くて強度があるってことで。あとカーボンより安くなりそうだし。

いやさ、人前でボキッとか、作る方も使う方も、それだけはないようにと心がけてはいるんだろうけど、可能性がないわけじゃないかと。てことで、強度と軽さを両立した素材が適してるわけで。

あとカーボンは真っ黒だけど、CNF は真っ白もしくは半透明。カラフルに塗って楽しむにしても、CNF のほうがやりやすそげなような。

半透明で使う場合、裏側から塗料を塗ると、何かとこすれても剥げないぞ。

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2022.6.23 木曜
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なるように

そろそろなるようになってきたかなーって感じなのが、ロシアのウクライナ侵攻ネタの、メディアとネットとの乖離。

メディアは「ロシア攻勢気味」的だけど、ネットだと「ロシア敗退気味」的な感じ。

どっちが正しいんかのう。

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2022.6.24 金曜
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その手の大ボス

個人でも NIH 症候群な人っているんだな。企業病・組織病ってやつで、集団的に罹患するもんだとばっかり。

NIH 症候群の会社に長居しすぎて、別会社に転職してもやっぱし前の職場の NIH 症候群を引きずってる個人ってのは確認済みだった。2人罹患ってケースもあった。んでどうも、自然発生で1個人が罹患してるっぽい例が見られまして。

これは一体……とか混乱しとったとこだけど、いわゆる「お花畑な人」っつうことで解釈してみるか。ある情報を信じるか信じないかは、自分に都合がいいかどうかがモノサシな人ってことで。

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……、

……。

いやさ、おいらの身近にいるめんどくさい人のことを書いたはずが、なんか今のプーチンのことになっちまってる感じもしてきたww

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2022.6.25 土曜
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忘れられた技術?

今年の夏は猛暑らしく。折しもロシアへの制裁の影響で石油や天然ガスの値段が爆騰してるわけで。ていうか電力会社が赤字になるとか、カネ出しても買えないとか、そうなったらどうしようってわけでさ。

でさ、バブル崩壊直後あたりに新技術として注目されてた、氷蓄熱冷房はどうなったんだろう。

夜間の安い電力を使ってビル内でシャーベット状の氷を作っておいて、昼間はその氷を通した涼しい風をエアコンから出すってやつ。出てくる涼風には適度に湿度もあるみたいで、普通のエアコンの乾燥が苦手っつう人にも優しいっつう触れ込みだったはずだが。

ググってみたら、ちゃんと生きてた。製品もあるらしい。

氷蓄熱式空調システムの特徴 - モノタロウ

一番暑い時間帯に絞って氷蓄熱の涼風を使ってピークカットっつうこともできるらしい。これだと電力不足に陥りにくいし、ヒートアイランド現象もそのぶん抑えられるわけで。

ただ、夜間に室外機から放熱するから、熱帯夜になりやすいかも。とはいえ昼間よりは夜や明け方のほうが気温が低いだろうからはその分イイはず。/p>

これが注目されてた頃には、設置するなら公的補助金を出すとかいう話も出てたと思ったが。けどここしばらく、とんと聞かなくなったなーと思って。今こそ普及させる頃合いなんじゃないかと思うが。

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2022.6.26 日曜
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肋骨事情

爬虫類の典型というか代表というかのスタイルのトカゲ。その骨格。肋骨で胸部も腹部も全部ガードしてる。それに対して哺乳類は胸だけガード。もともとは同族だった2者のこの違いの理由は、哺乳類は胎生になったんで、腹部の肋骨が妊娠の邪魔になったからとか。

わかるけど、防御が手薄になったですな。臓器が骨で守られてないってのは、なんかそれはそれで今さら不安になってきたww 人類のご先祖様がた、よく生き延びてくだすった。

もしかして哺乳類の進化って、背骨が縦によく曲がるっつう特徴の元にもなってるんかいな。

魚類、両生類、爬虫類は、背骨を主に横向きにくねらせますな。対して哺乳類だけは縦向きメイン。横に曲がりはするけど、縦向きの方が得意というか。これって肋骨が減ったから、そのぶん縦向きの動きの自由度を確保した形なんだろうか。

収斂進化で似た外形になったサメとイルカ。でも体を曲げる向きが別個ですな。魚類のサメは横にくねらせる。哺乳類のイルカは縦にしならせる。てことで尾びれの付き方も90°違ってる。

四つ足の動物の場合、背骨が縦にしなる効果で、全力で走るとストロークを稼げて速いですな。さらに、四肢が体から下向きに生えてるのが両生類や爬虫類との違いで(爬虫類や両生類は横に張り出す形)、これで体長に対して脚を長くできた。これがまた走るスピードを上げた。足が長いと長距離の歩行もラクですな。

爬虫類・両生類みたいに足が横向きに生えてるってことは、腕立て伏せの伏せ状態ってこと。仮に足を長くすると、テコの原理で、ただ立ってるだけで疲れてしまう。てことで足の長さに制限がかかってしまう。てことでトカゲスタイルだと、足が横向きに生えてる上に短いんで、歩幅を稼ぐのに体を横にくねらせる形。

これって体全体を使うんで、移動のエネルギー効率があんましよろしくなさげ。これが爬虫類グループ共通の課題だったらしく。それぞれのジャンルでそれぞれの決断が必要だったと思われ。亀は防御に特化する道を選んで、もはや体をくねらせて歩幅を稼ぐこともできなくなった。つまり移動の効率性を諦めた。

蛇はむしろ足を取っ払って、体の横くねりだけで移動する方法を編み出した。効率がいいのかどうかは不明だけど。

ワニはもともと両生類の生息域だった水辺に戻って、体重を浮力で減殺する方向で、足が短いまま大型化に成功。長い尻尾も活用して、浅瀬で敏捷に動けるようになった。見方を変えると、両生類→爬虫類の進化は、乾燥した環境に対応して生息域を大幅拡大っつう大成功を勝ち得たのに、ワニはそのサクセスを捨てて水辺に戻ってきた形。

しかしワニってどいつもこいつもなかなかのサイズですな。人が片手で掴めるくらいの小型のワニっているのかな。いなさそうなような。子供のワニくらいか。大昔は小型もいたかもだけど、ワニスタイルは現存するくらいの大型だけが淘汰を生き残ったんだろうなぁ。大型だけが生き残れた理由って何だろうか。

クジラ・イルカ・シャチの類いも、結構なサイズばっかだよな。どいつもこいつも、どんなに小さくても人間より体重ありそう。マグロサイズとかイワシサイズのそこらへんっていなそう。これはなんでなんだろう。海生哺乳類の中でも、アシカの類いは小さいのからジュゴンみたいな巨大なのまでいろいろあるのにな。

そういや鳥類と恐竜類はどうなのか。

卵生だから、妊娠のために肋骨をなくす必要はなさそげ。とりあえず手元にペンギンの骨格写真があるなぁ。

おなかの部分は、エプロンみたいな頑丈そうな骨が目立つね。で、短めの肋骨がお尻の辺りまで生えてる。

ティラノサウルスの骨格でもちょっと拾ってみるか。

うむ、よくわかる画像はちょっとガメにくい感じに権利がかかってるような。がめないどこっと。

で、やっぱし腹の後ろの方まで肋骨がガードしてんだね。それが肋骨の標準スタイルなのかもな。

んでこうなるとやっぱし、哺乳類みたいに体を縦向きに曲げるってのがあんまし得意じゃないような。鳥なんか、胴体を縦にも横にもくねらさないイメージだしな。恐竜も大体は、背骨の形は固定気味だったのかもね。

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つか、哺乳類は効率よく呼吸するために横隔膜を持つに至ったんだけど、その理由でも腹部の肋骨が邪魔になったんだな。

以下の YouTube 動画が、そこらへんを総合的に解説してくれてるよ。

ふむふむ。けど恐竜類(鳥類)は気嚢とかいう、横隔膜システムよりももっと効率よく酸素を取り込めるシステムを持っとるそうな。恐竜の場合は、体のサイズに比べての肺の小型化がこれでできたんだと思う。鳥の場合は、飛ぶのは相当なエネルギーを使うだろうから、気嚢システムはそれぞれで有利に働くってことなんだろうな。

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2022.6.27 月曜
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使わないブツを売ってみた

近所の買い取り業者さんに、ちょいと手元の品を売ってきたですよ。

父親の形見というかの、腕時計とフィルム一眼レフカメラ(立体ゲッター1号)。プラスそれ用の固定焦点望遠レンズ。合計1万円ゲット。

ついでに、机の中から見つかった記念硬貨を銀行で両替してもらって2000円。はーこれで来月初めまでフツーに暮らせるわー。

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2022.6.28 火曜
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オリパラの裏側で

去年の東京オリパラについて、日本政府による総括が出たね。

「成功」という言葉は使わなかったらしいけど、いろんな特殊な制約がある中でもトラブルなく無事に開催を完遂できたし、コロナ禍だロックダウンだで娯楽に飢えてた世界中に楽しみを提供できたしで、おいらは大成功だったと思うよ。

開催に関わった関係者の皆様、各国代表の選手やスタッフの皆様、本当にありがとうございました。とてもとても楽しかったです。

あとやっぱし、北京の冬期オリパラより先に済ませといたってのは本当に良かった。おいらは北京オリパラの開催中に中国がいろいろやらかすんじゃないかと思ってた。それが、後のオリンピック開催にあんましよろしくない影響を与えるんじゃないかと思ってた。だから何が何でも北京よりも先に東京を片付けないと、と思ってた。

まー半分ハズレで半分当たりでしたわ。

北京オリパラは意外というと失礼だけど、大過なく開催を全うしたし、オリパラらしい盛り上がりもあった。そこが予測ハズレ。

当たりの方は、こっちはこっちでほんと想定外だった、ロシアによるウクライナ侵攻とその長期化。ロシアの目算としては、北京のオリンピックとパラリンピックの間の空白期間内(2週間くらいだったかな)の短期決戦で全部カタをつけるはずだったわけで。盟友の中国の顔に泥を塗る形にはしないはずだったわけで。

さてパラリンピック中の戦争ってことで、顔におもくそ泥を塗られた中国は。習近平書記長が異例の3期目に王手をかけてるとこなんで、それまでの戦狼外交的なことは控えなきゃいかん微妙な時期なわけで。しかもおととし「武漢でロックダウンを断行してコロナ封じ込めに成功した実績」が本物だったと示すために、オミクロン株なのにゼロコロナをしなきゃいかん感じになってしまって。

そのうえロシアはもう完全に世界を敵に回してしまって、中国としては自分に火の粉がかからないように、堂々とはロシアの肩を持てない状態。だけどロシアに潰れられると、盟友の中で一番頼れる国が勝手に自爆自沈ってことで、これはこれで中国の描く夢と野望にとっては困ったことになるわけで。

まぁこっそり原油とか天然ガスとか小麦とか買い支えてるんだろうけど。てことで、そこらへんの相場が高騰して困ってる諸外国に横流しして儲けてたりするかもな。

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2022.6.29 水曜
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逆効果

フィンランドとスウェーデンが NATO 加盟確定っぽいね。

ロシアとしては、NATO を遠ざけたくてウクライナを侵攻したのにな。完全に逆効果ですな。しかも NATO の「戦略概念」とやらもこの機に12年ぶりの改定だそうで、ロシアを直接的な脅威としてモロに敵国認定。さらに中国に警戒・対抗するようにもなったそうで。中国おもっきしとばっちりwww

日本は NATO 加盟国じゃないけど、NATO とは仲間同士の立場だしな。いいことなんじゃないかと。

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2022.6.30 木曜
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地中化の話はどうなったのか

そういや何年も前、東京オリパラ開催に合わせて、都内の電線地中化を進めるっつう話があったけど、やったんだろうか。やったとしても、結果的には外国人客が来なかったけどさ。

この電線地中化の話がテレビに出てた頃にさ、より安い工事費・より早い工期の工法を開発するっつう話も出てたんだけどな。その工法が出来上がれば、全国で電線地中化がドカドカ進んでくれるなーと期待してたんだが。どうなったんだろ。

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