NATO はできる限りの支援をウクライナにしとりますな。はじめは尻込み気味だったのが、だんだん大胆になってきて、今はもろに戦車とか榴弾砲とかもどんどんウクライナに渡しとりますな。戦闘機も送ってるし。
日本は NATO のメンバーじゃないけど、西側の一員としてできる限りをしてるとは思う。けど現場に今必要なものを充分にってのは法律の縛りでできない状態でして。そこらへんもどかしい気がして。
現地としても事情を理解してるらしく、日本に対して無理強いしてきてないね。てことで、戦後になったら、その時に日本さんには復興の助けをヨロシクたのんますってスタンスらしい。
けどその「戦後」っつう日本の割り当ての出番がいつになるんだか。戦中の今支援できる、使えそうなモノってないかなー。日本にしかないようなのってないかなーと思ってたら。
あった。
悪路走破性と頑丈さで変態的に優れた日本車メーカー。スバル。世界にその名を轟かせてるそのスバル車をですね、日本政府からとしてウクライナに毎月千台くらいのペースで寄贈し続けたら、さすがに前線配備は無理でも銃後の支援がいろいろ捗るんじゃないかと。
世界中で売ってる一般民生品だから、法には触れないはず。使い捨て結構・乗り潰し上等ってな勢いで、ウクライナ政府・軍の御用達車両としてどんどこ流し込んじゃうってのはどうかと。
車載半導体不足の問題は……そこは日本側が台湾企業に札束積んだ上で土下座して調達ってことで。土下座はおいらがやりますんで、札束の方はよろしくお願いします(誰に言ってるんだろ)
塗装は純正ラリー仕様がいいな。ていうかそれしかない感じwww
配色完璧wwww 絶対喜んでもらえるよ。
ワンチャン「キーウの幽霊」みたいな戦時伝説にでもなれば、スバル車や日本車のとてつもない宣伝にもなるぞ。
だが BR「Z」、お前はダメだ。
ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。
R.I.P さん原作のカバー曲。ボーカルのエレノア・フォルテは Synthesizer V での歌声ライブラリ商品のひとつ。Synthesizer V は、ヤマハの Vocaloid(ボーカイド)のライバル製品ですな。んでまぁ後発参入組なんで、先行製品に劣るものを出す意味はないわけで。ボーカロイドが年月をかけて洗練させてきた品質にいきなり迫ってる。
おいらはボカロPじゃないんで、使い勝手についてはわからん。けど出来上がった曲を聴く限り、ボーカロイドと遜色ない感じ。
前まではボーカロイドのライバルといえば、ネット上の有志プログラマーたちが作った、フリーソフトの UTAU くらいしかなかった。有志によるフリーソフトだから、プロが作ったボーカロイドに性能で劣るのは当たり前ってことで、棲み分けができてた。そして、ヤマハのボーカロイドが本家本元ってのもみんなわかってた。
ところがそのヤマハの牙城に挑んできたのが Synthesizer V なんですな。他にも競合があるかもだけど、おいらはよくわかってない。
一応、自由競争に原理でいえば市場独占ってのはあんましよろしくないわけで、楽曲用の音声合成ソフトってのは趣味性が高いジャンルなんで、市場規模も社会全体への影響もでかくなさそう。てなわけで、公正取引委員会が動き出す範囲ではないと思う。
で、ヤマハの側は商業的に独占状態を維持できてた。あとはボーカロイドのソフトウェアを利用して商品化する各契約パートナー企業同士が、人気商品を出し合って競争し合って、市場を形成・拡大していくのを見てればよかった。
それが、ライバル出現で、うかうかしてもいられなくなったぞってわけで。
後発組は、先行企業に品質でいきなり対抗できなきゃいけないっつうツラさがある一方、先行が試行錯誤しながら開拓してきた形式をそのままイイトコ取り真似できちゃうっつう利点もあるわけで。例えば売り方もそのひとつ。ボーカロイドの契約企業のクリプトン社が『初音ミク』で発明した「ボーカロイドの売り方」を、そのまま利用できちゃうわけで。
外野としては、競争状態のまま差別化合戦で共に品質や価値を上げてくれれば、もっと多くの人たちに知ってもらって普及してくれればってのが望みですな。
アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計 のデータ保存は SSD 化したんだろうか。
なんでも現地が標高5000メートルだもんで、空気が薄くて HDD の動作保証範囲外なんだそうで。HDD ってディスクと読み取り部の隙間がめっさ微妙で、そこは人間が普通に活動する範囲内での大気の影響を織り込んでるんだそうで。てことで、やたら高くて気圧が低すぎる場所だと、正常に稼動できないんだそうで。
そんなわけでアルマ望遠鏡の場合、長い長いケーブルを這わせて、HDD が使える高さのところにデータセンタを設置して、そこの HDD に観測データを保存するっつう、いささか無理やりな感があってだな。
で、今は SSD がかなり安くなってきてるわけで。もう HDD を選ぶ理由がなくなってきてるほどなわけで。
けど超大容量のデータだと、もしかしてまだ HDD の方が優位なのかな。知らんけど。
しかしまた有線ケーブルってのもなーとも思ってた。無線にすりゃいいじゃん、と思ってた。けど電波望遠鏡だからなぁ。宇宙から来る微弱な電波を拾う施設だからなぁ。至近距離で余計な電波を送受信されたくないってのもあるんだろうなぁ。
となると、SSD 化したとしても、記憶媒体を現地に移せるってだけで、結局はデータのやり取りは有線ケーブルのままってことになるか。
しかし、電波望遠鏡があるその場所でデータチェックやら過去のデータとの比較をしたい時もありそうなわけで。そんな時は手元にデータがあったほうが便利なような。その場合は SSD 化の意味があるかも。
とはいえ、標高5000メートルって、クルマでもなかなか行けない場所だろ。クルマのエンジンだって、そんな空気が薄い場所での使用を想定してなさそうだし。現地に行く時は、それ用の特注車両を使ってるんじゃないかと。
人体にとっても、酸素濃度的にいささか健康によろしくなさそげ。頭のいい科学者がせっかく行っても、酸欠で頭がボーッとして仕事が捗らなかったりしそう。てことは、科学者さんたちの主な仕事場の高度は、データセンターあたりなのかもな。望遠鏡はリモート操作ってことかもな。
そこらへんおいらはまったく知らんまま妄想のみで語ってしまってるけどさ、建設時はやっばし現場作業が必要だったわけでさ。酸素が足りなすぎな場所で、しかもたぶん太陽からの紫外線が強烈で、なわけで。ものすごく大変な建設作業だったろうなぁ。
ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。
『ねぇねぇねぇ。』の原作はピノキオピー。やっぱしこの人、いい感じのクセがたまんないなぁ。
ロシアの対日報復、来ましたなー。日本の政治家などの入国禁止ですか。
いや、今からここしばらく、ロシアに行く用ある要人っていないと思うが。
んでそのブラックリストにアベちゃんとガースーがないんだけど。どう解釈すればいいんかいな。「こいつらはまだ利用価値がある」とロシア側が考えてる、ってことでいいのかな?
あるいは、「呼べば応援に来てくれるかも」とか期待してたりしてww
特に行く用事もない国。行けば何されるかわからん国。つか今まさに大量拉致とか虐殺とかやってる最中の鬼畜の国。そんな国から出禁食らったところでなー。あの国に今いなくてよかったってだけのような。……んー、もっとマシなの思いつけんかったかいな。
運がよかったのは前澤友作氏だよな。事が起きる直前に、ソユーズでの宇宙ツアーを満喫して、地球に無事に帰った後も、ロシアに長居しないでとっとと安全な母国に戻ってきたわけで。商才ある人は豪運持ちってことなんだろな。もはや嫉妬も羨望もする気しないレベル。
あとマスコミ系のブラックリストにナベツネが入っててびっくりしたですわ。あの人まだ生きてたのかって意味で。
沖縄って何らかの浄化作用を持ってるんだろうか。
毒に満ちたあの曲がこんなにも平和に……。
初登場 IMPOSTER さん。この人もまた海外ボカロPではメジャージャンル、メンヘラ系の作り手ですなぁ。そして切れ味あるなぁ。ちびっとずつでも入れてく候補にしようっと。
ほぼじゅびふぉ の入荷は9作品。
絶対的名曲。それは『ミリしら ロミオとシンデレラ』。「弟の姉」さんによる原曲からして神曲。そして Juby さんの英訳詞。その切れ味がまた神がかってる。
初登場ボカロPの Lon さんが、ボカロでカバーしてくれましたですよ。
MoonlitSkye さん満願成就。といっても2作品のみ。
"I (愛)" は CircusP の10年前リリースの作品。この人独特の寂寥感、この頃にはもう完成してたんだな。
ほぼじゅびふぉ の入荷は3作品。
なんか5月5日6日あたりにビコーンとアクセスが集中してた、Cepheid さんの "Chronos"。調べたら、にじさんじの Ike Eveland さんがカバーを出してた。今日の早朝の時点でもう波はほとんど収まってるけど、Ike Eveland さんのカバー作品も取り急ぎ入荷してみたですよ。
YouTube 上の視聴者コメントを読むに、Ike さんが見事なデスボイスを披露してると思っておられる感じの方が多いような。たぶんそれオケにデスボが入ってるんじゃないかなーとか余計なこと思ったり。
あと、VTuber さんがカバーした割には、YouTube 上でのアクセス数や「いいね」をガッツリ稼いでる割には、うちのサイトでの "Chronos" の跳ね方がそんなじゃないなと思ったんだわ。これも視聴者コメントからすると、Ike この作品に食いついてる層のメインは非日本語圏らしく。コメントのほとんどが英語ってことで。コメ主さんのハンドルネームを見ると、英語圏だけじゃなく中国語圏とかけっこうばらけてる感じ。
日本語でのコメントもあるけど、1〜2割くらいかな。これだと日本語訳の需要もそれなりだわな。
クレア先生が新曲出してたー! しかも人気の『フォニイ』ときたもんだ。てことでソッコー作業で即入荷。
ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。
古き良き名曲 "Alice" の英語カバーですな。英訳詞は まど@実写リロさんのもの。まどさん版、これもまた人気あるなぁ。いろんな人たちがこれで歌ってるよ。
ほぼじゅびふぉ の入荷は3作品。
MICCHI さんの残りの新曲を作業してと、そうなると Trickle さんもチェックチェック。うほほこっちも新曲出してた。
MICCHI さんの英訳詞は原作に忠実な感じなんで、作業自体はラクなほうというか。対照的に Trickle さんのはフリーダム度が高いんで、なかなか手間がかかったりする。けどサイトの品揃えとして、個性豊かな英訳詞やその作り手を用意するってのもまた大事な気がする。
アルミインゴット10本できた。うち2本は不良。3時間で10本だったんで(時間がいつもより短めだけど、天気予報バッチリで雨が降ってきたんで)1本あたりだいたい20分弱ってとこか。まぁペースとしてはそんなもんかな。最初の温度上げに時間を食ってしまうんで、もっと長い時間やってれば、1本あたり15分くらいになってたかもな。
最初の1本目は、今までに出た不純物(酸化アルミニウム)の塊にこびりついた純アルミを溶かしてのもの。事前に、アルミ含有量が多そうな部分をペンチでもぎり取っといた。溶かしたブツから拾った不純物オブ不純物は、燃やさないゴミ袋に直行。
2本目は、スチール缶からニッパとペンチで取り出したアルミがバケツから溢れそうなくらい溜まったんで、それを溶かしたもの。インゴット1.3本ぶんくらいの量だったよ。下ごしらえに手間がかかるけど、無視できん量だなぁ。
ここらへんは手間に見合った量を取れてるのか微妙なとこだけど、入荷するアルミ素材の物量が限られてるんで、なるだけ無駄にしたくなくて。
前は「インゴットができれば満足」だったのが、1日でたくさん作れるようになって、インゴットの出来の良し悪しが気になるようになってきたなぁ。
ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。
Du Du Danyon さんは初登場。なんか英語原題を見かけた瞬間、イイ感じの勝手邦題が閃いたんで、勢いで入荷ww
アルミインゴット遊びもだいたいやり方が固まってきたなーっつう今日になって、ちょっと思いついたまったく違う発明品というか。あまりにも簡単そうというか、きっと昔々からいろんな人が思いついてきたであろうものなんだけど、おいらは見たことも聞いたこともない。そういうもの。
そこらにある無主物から作る素材なんだけどさ、開発にめでたく成功したとしても、何に使えるのかもわからない。とりあえずヒマ見て開発してみる方向で。
雑草で紙を漉く(ここまでは、やっておられる方がいらした)、からの、ちょっと今までにないブツというか。難度が高そうなんで、「雑草の紙を作る」「出来合いの紙をほぐして目的のブツを作る」をそれぞれできるようになってから技術を合体っつう感じになるかなーとか脳内で楽しく妄想してるってあたりで。
てことで現状、何もしてないww
ほぼじゅびふぉ の入荷ば1日作品。
王馬小吉とは、『ダンガンロンパ』の登場人物らしい。まーおいらはダンガンロンパの内容をまったく理解してないけど、できるだけ調べたりして訳を進めたですよ。てことで、実はちょっと自信なかったりする。
ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。
Du Du Danyon さん、原曲の選曲に味があるなぁ。そしておいらのお気に入りの AegisSan-P が新曲を出してたんでサクッと入荷ですわ。
紙の正体って、糊とかの固まったやつを植物繊維で強化した複合材料だったんだな。なんとなく植物繊維そのものの接着力で固めたものだと思ってたら、植物が主役なんだと思ってたら、実際は糊っぽいものが基材になってたんだな。
いやさ、雑草で紙を作ってみたくなってさ。どうせなら普通のシート状の紙じゃなく、超分厚い、レンガ状とか木材状とかの素材を作れれば、なんかいろいろ面白くなりそうだなとか考えたんだわ。木材と違って繊維の方向性がないんで、どの方向に切削しても同じ扱いでいいってのは、金属やプラスチックに通じるものがありそうでさ。
けど植物からできてるから、特徴は木材みたいなもんだろうなと。
けど結局それって、おがくずを糊で固めたのとあんまし変わんないんじゃないかと。おがくずの場合はそのまんま使うから、そんなにコストがかかんないわけで。紙の製法で作るとなると、アルカリ溶液で長時間煮たり、漂白剤に漬けて一晩置いたり、んで結局植物から繊維だけ取り出して他の物質は捨ててしまうわけで、かなりテマヒマカネがかかりそうだなと。
まぁそれでも面白そうな素材になりそうな気がするけど、材料がタダの割には、あんまし効率が良くなさそうなって感じがしてきた。
むしろ紙でレンガ状のものを作るんなら、段ボールや新聞紙とかの反古の繊維をほぐして分厚く固め直す方が、話が早い気もしてきた。
けど結局は結着材メインの物体になりそうなんで、その結着材をいかにカネをかけずに入手するか、固め直しの工程をいかに単純化・省エネ化するか、そこがハードルになりそうですなぁ。
ほぼじゅびふぉ の入荷は7作品。
なんだかスピッツの曲を入れたくなって。
人は間違うもの。人は失敗するもの。というのが前提。というのが人間工学。の考え方らしい。
なぜ人は間違うのか。なぜ失敗するのか。その原因はケースバイケースだろうとは思うけど、けっこう根本的な原因を見つけた気がする。
うっかりやミスコミュニケーションがなくても、読みが外れて失敗することってあるじゃないですか。その事象についてのこと。
物事の判断・実行の元になる情報。その情報やその処理が不十分・不適切なままの状態でも、判断・実行しなきゃいけないときがままあるから。
「やってみないとわからない」でやってみるってわけです。これって丁半バクチなわけで、失敗リスクを抱えたままやってみるもんだから、当たる時もあれば外れる時もある。
物事を判断・実行する前の鉄則として「できるだけ情報を精査・分析して失敗リスクを減らす・なくす」というのがあるね。けど、とりあえずやっちまった方が話が早かったり、現状でリスク減らしがうまくいってないけどやらないといけない/やってみたいっつう状況だったり。現実世界じゃそういう場面がけっこうあるんで、その結果、ハズレくじを引いちまうこともある。だから人は間違い得る。失敗し得る。
いやーなんか最近そのことに気がついて、自分で妙に腑に落ちてしまってww
人型ロボ、ようやく実用的なのが出てきたな。
JR 西日本が開発中のロボは、高所作業を目的にしてるそうな。
なるほどこれは実用的。鉄道の高所作業だと転落リスクの他に、感電リスクもあるからな。そこらへん一気に安全になりますな。
今は自社使用まで持っていく段階かな。たぶんその先に商品化も考えてるんじゃないかと。そうなれば、いろんなところで活躍できそうだなぁ。
今日のアルミインゴット作成12本。うち不良2本。不良が出ると、後で溶かし直せばいいやって感じで取っといてる。
でさ、問題発生。あと別件問題の解決案。
問題発生の方は、グラファイト製のインゴット鋳型が崩れ始めてきてて。1個しかないのに……。
今日はまだ使えたけど、次はもうダメかも。てことでさっき慌てて Amazon で同じものを注文したんだけどさ。到着が来月半ばあたりっつう信じられん遅さ。中国から来るやつだから、もともと遅いんだけどさ。前に注文した時は2週間くらいだったのに、今度は3週間半って……。
これってあれかい。ゼロコロナ政策のロックダウンの影響かねぇ。いやさ、だもんだから国内産のインゴット鋳型はないもんかいと思ったら、なんかどれもこれも6月とか7月に到着予定なんですわ。こういう製品って全部中国から直送なんかいね。
中国経済の調子の狂いぶり、こんなところに現れちまって。
でさ、今使ってる鋳型がぶっ壊れちまったら、その間どうしようかと考えちゃうわけですよ。原料のアルミ缶は定期的に溜まっていくんですわ。これって踏んずけて潰してもまだガサ張るしさ、今それなりに在庫もあるもんだからさ、なんとか溶かして純アルミの塊として取っときたい。不良インゴットと同じく、あとで溶かし直す方向で。じゃあ仮の鋳型をどうするか。
いろいろ考えた結果、スチール缶に流し込んで保存することにしたですよ。アルミ缶と一緒にスチール缶も定期的にたまっていく状況なわけで。スチール缶は上面だけはアルミなわけで。このアルミを部分を冷間加工で取り外して、アルミ素材+鉄クズに分別してるわけで。
鉄クズ屋に売る予定のスチール部分は、これもまた踏み潰して保管してるんだけどさ(そろそろ売り時かな)、10本くらいは踏み潰さないで、仮の鋳型にしようかなと。溶かし直しは燃料と時間の無駄になるけど、潰したアルミ缶のガサ張りっぷりのほうがヤバくなりそげで。
仮だろうといったん鋳型に流すってことは、不純物(酸化アルミニウム)を取り除く工程を挟むわけで。んで、純アルミの塊にするってことで、体積が大幅に減るだろうと。溶かし直す時の不純物除去の手間もかなりラクになるわけで。そういう対応しようかな。
もうひとつの別件問題とその解決案の方はというと。
いやさ、アルミ溶かしを何時間も続けてると、だんだんと炉(七輪)の温度が下がってきて、送風を強くしても燃料を追加しても溶けなくなってしまったりとかあるんですよ。原因はいくつか判明してるんだけど、そのうちひとつが、こぼれたアルミ湯が炉の下部にたまって固まって、送風を遮るってのがあって。今日もそれで効率が落ちたところでやめた。
なんでそんなに炉にアルミ湯がこぼれるのかっつうと、溶解のための容器をルツボからスキレットに替えたから。いやーダイソーのスキレットの直径がね、サイズがぴったりなんですわ。底が浅いからそのぶん炉に燃料を多めに入れられるし。ただ、小型フライパンなわけですよ。底が浅すぎて、燃料投下の時とかにペンチで掴んで持ち上げつつ、燃料の方に気を取られてスキレットが少しばかり傾いちゃったりとかあるわけで。これでけっこうこぼしちゃう。
で、前に Amazon でスキレットを眺めてたらさ、「直径 18cm 深型」というのを発見して。しかも深型だけ売れ行きがアレらしく、都合よくかなりのディスカウント率。
てことで、インゴット鋳型と一緒に注文しましたですよ。スキレットの方は在庫が国内にあるんだろうなぁ。5月中に届く予定。どっちかっつうと鋳型の方が緊急性が高いんだけども、中国のゼロコロナ執着の煽りってことで、そこはどうにもならん感じ。
ヘビに酷似したトカゲっているんだな。初めて知ったですよ
アシナシトカゲの種類と飼育方法|ヘビとの違いや寿命は? - Woriver
「名前の通り、足のないトカゲで、まるでヘビのような姿をしています。顔つきはキリっとしていてトカゲそのものです」って、ヘビの顔もろくに見たことないうえに、トカゲはうちの近辺には生息してないしで、写真を見てもおいらはまったく違いがわからんww
たぶん 収斂進化 ってやつかな。爬虫類の原型ってトカゲ型だと思う。てことは早い時期にヘビが分化して、そこからしばらくして、トカゲから再度ヘビ的なものが分化したっつう形かと。
陸上生物でも、線虫やミミズは足がないわな。そのサイズならともかく、10cm オーダー以上の陸上生物は、足があるからこそ敏捷に活動できるっつうのが生物会の常識な感じ。けどその常識を覆して、あえて足をなくすことで新たな可能性を発掘したってわけですよ。ヘビ、続いてアシナシトカゲ、と生物史上で2回もビッグウエーブが来てる以上は、この形態にはこの形態なりのメリットがあるってコトですな。
哺乳類でこうなるやつがいなかったってのはたぶん、背骨が縦によく曲がる形に進化しちゃったもんだから、ヘビ的な移動方法には行き着きにくいんだろうな。
明治時代のあたりは、「文章を読む≒音読」だったとか。ソース失念の与太話だけど。
駅で列車待ちのおじさんがおもむろに新聞を広げて、記事を音読するとかけっこう普通だったとか。
現代じゃ音読って読むスピードが遅そうだし、子供のすることみたいなイメージがありそうだけど、文章の内容がより頭に入りやすいって点じゃ音読の方が優れてると思われ。
まぁすぐ近くで新聞や小説を音読されるのって、ケータイで大声で話されるのと同じウザさではありそうだけどww
やったー鉄クズ2015円で売れたー!
所持金651円wっつう状態で、これは嬉しい。
計量したら 70kg でさ。100kg いってると思ったのに。けど思いのほか買い取り単価が高かったんで(約29円/kg)、事前から期待してた2000円越えを見事に果たしたですよ。
ほぼじゅびふぉ の入荷は5作品。
久々の『夢と葉桜』ですよ。この曲ほんとイイわー。
"Sugar"。クレア先生、初めはアニメっぽい声色で歌ってたのに、いつの間にか本格シンガーな歌いっぷりになってるなぁ……。
そして Trickle さんが2曲も出しとった。これはソッコー入荷ですわ。
「ネットワーク外部性」という言葉を知った。コンピュータネットワーク用語かと思いきや、ビジネス用語だった。
だそうで。なるほどなー。ユーザーが多ければ多いほど便利になって、人気が出てくるってわけか。加入者同士のコミュニケーションをサービスにする商売はこれが効いてくるんだろうな。SNS やら動画配信サイトやらも、これで競い合ってるんだな。
しかし Wikipedia が例に出してる電話ってさ、これ電話そのものの普及の話だよね。ちょっとなんてーか、もう普及しすぎてピンとこない感じがするような。つか電話会社同士での顧客囲い込み戦略の応酬の説明にはあまりなってないような。
ほぼじゅびふぉ の利用率は最近は安定してるというか、もっともっと伸びてほしいのに、目標よりかなり低いところで立ち往生しっぱなしというか。
ネットワーク外部性を利用して、どうにかできないもんか。
ユーザーが多いことによるメリットを用意してないのが問題なんだよな。ユーザー間のコミュニケーションの場を設置してないからな。けどこれやると管理が一気にめんどくなりそうで。個人の趣味の範囲でできそうにないし。ユーザー間でのトラブル・喧嘩にも迅速かつ適切に対処とか無理だし。
まーでも何らかのヒントになりそげではある概念を見つけたってことで。
神通力やカリスマ性が消えちゃった人って、自分じゃそのことに気づけないっぽい気がする。
外からは「もうあの人はちょっと……」なのに、まだカリスマとして振る舞ってるのって、ちょっと痛いというか。
いやさ、お歳を召して神通力がなくなってきたってのならしょうがないし、それならそれで、過去の実績の輝きは失せないんで、慕う人・崇める人は一定数は残ってたり、新たに獲得もできたりしそう。
問題は、ハリボテがバレてカリスマ性が消えちゃった人。「自分を大きく見せる」がうまくいってるうちは良かったけど、化けの皮が剥がれちゃった人というか。
周囲の人は本人にわざわざ「化けの皮が剥がれてるよ」なんていちいち言わないわけで。てなわけで、本人はまだまだ騙せてると思って、カリスマぶっちゃうわけで。これほんと見てて痛い。
もっとタチが悪いのが、化けの皮で自分が騙されちゃってる人。自分が大物だと本気で思い込んじゃってる人。
いやさ、もういい歳なのにこういう人がいてさ。事あるごとに自分の器の小ささをモロ出ししてるのに、自分は器が大きいもんだと思っちゃっててさ。もうね、話が通じない。
この手の裸の王様とはなるべく接点を持たないのが一番ですなぁ。
けど接点を持たなきゃいかん状況の時ってあるわけでさ。そのせいで迷惑を被ったりもするわけでさ。どう対処したらいいんかねぇ。
日本の政府専用機って、メリケンさんに気遣って、アメリカ製の旅客機を買ってるよね。
けどそろそろ日本もいろんな航空機を作れるようになってきたことだし、次は国産機にしてもいいんじゃないかと思ってさ。
そういや前に同じ考えで、かつて開発した STOL 実験機「飛鳥」を使えよとか書いたことあったっけな。けどあれって C-1 輸送機ベースでな。
C-1 は計画段階で、当時の様々な政治的事情を鑑みないといけなくて、「輸送機なのに足が短い」しかも「巡航速度が遅いんで、一般旅客機の航路を使えない」っつうのがツラいところだった。飛鳥も基本スペックは C-1 同じだったんで、海外のどこへでも飛んで歩くっつう政府専用機の用途には適さない機体だったわけで。
てことで C-1 の後継の C-2 輸送機はどうかと。どうも C-2 は将来的に旅客機化も目指してるらしいんで、かなり用途に近いモノになってるんじゃないかと。しかもかっこいいし。
いやもうかっこいいというか、優美とさえ言っていいと思う。
で、航続距離 10,000km、巡航速度 890 km/h って、政府専用機としてといけなくもないスペックかと。輸送機なんで内部空間がガバガバなわけで、そのぶん燃料を多めに積めば、航続距離はもっと伸ばせるだろ。てことで、日本から中南米までも飛びっぱなしでいけたりして。
そういや今年、ウクライナ在住の邦人を脱出させるのに政府専用機を使ったことがあったな。C-2 ならもともと軍用で開発されたんだから、各部の造りは頑丈だろ。急で無茶っぽい仕事にも十分に耐えてくれると思うぞ。
いやさ、G7 サミットなんかで、各国政府の首脳が政府専用機で開催国に乗り付けるじゃないですか。各国の政府専用機が一堂に会するじゃないですか。あれってなかなか注目度が高いイベントでして。そこで日本も国産機で登場ってのがね、格好つくと思う次第なんですよ。そういやかなり昔のサミットだけど、イギリスとフランスの首脳がそれぞれコンコルドで来日ってのが話題になったことがあったっけなー。
日本は法改正で、軍事的な乗り物(航空機とか潜水艦とか)を輸出できるようになったんだけど、まだ受注を取れてないらしい。市場の新参者だもんだから、過去の販売実績がないってのが効いてしまってるかと。けど C-2 なんかが日本政府専用機として海外にじゃかすか飛ぶとですね、それなりのアピール効果かあるんじゃないかと思ってさ。
政府専用機っつう性格上、かなり高い信頼性が担保されてる、と世界中でそう捉えてくれそうなような。つか日本の軍用機が世界市場でなかなか顧客を掴めないでいるのは、実績がないからってのもあるだろうけど、当の日本の政府専用機がアメリカ製ってのもまた、理由の一つなんじゃないかと。
アメリカ様への気遣いって面が大きいんだろうけど、アメリカはもう日本に対しては外圧大魔王じゃなくなったんで、そこまで気遣わんでもいいんじゃないかと。戦闘機も、今は F-35 を大量発注してるけど、次期主力戦闘機はアメリカ頼みから脱して国産でいくことになったしさ。
政府専用機の所属は航空自衛隊らしい。てことは、手持ちの C-2 の1機の塗装を白ベースに塗り替えて、横っツラに「日本国」と書くだけでいけそうな気もするが。
そういやアメリカが台湾にコロナワクチンを空輸した時は、無駄にでっかい、軍の輸送機を使ったよな。その無駄なでっかさのアピール力は抜群でしたな。自国製の巨大な飛行機で海外を訪問するってのは、いろんな方向にアピールが効くんじゃないかと。
日本が台湾にワクチン空輸した折には、日航の貨物機をチャーターしたね。これはこれで、コロナ禍で苦境の航空業界を少しでも助ける意図があったかと。全日空にもヒーローっぽい目立つ仕事を何か振ってあげてくれよ。
アルミ溶かしの日。
前回崩れ始めてるのに気づいたグラファイト(黒鉛)型を見てみたらば、やっぱダメだこりゃって感じで。
もし型が使えなかったら、とりあえずスチール缶に流し込んで取っとこう、とも思ったけど、あれって剥がすのめんどそうでな。
ステンレスのボウルに水を張って、そこにいきなり流し込んでしまおう、とも思ってさ。とりあえず両方やってみた。
そして今日は深型スキレットのデビュー日。深型、実は思ったより大きくてさ。直径 16cm がベストだったのに、勘違いして 18cm でビッタシだと思い込んで注文してしまったよ。けど使えなくもなさそうなんでそのまま使ってみたら、問題は特になし。程よく大きくて程よく深いんで、原料をドサドサ積んでも炉の中にアルミ湯をこぼしてしまうこともなく。
そんな感じで、インゴットじゃなくアルミの不定形な塊をいつくか作った今日の成果は、合計 1.7kg 。途中で燃料(豆炭)がなくなっちまって、そこでおしまい。
今回溶かしたのはアルミ空き缶じゃなく、かつて不純物(酸化アルミニウム)として取り除いた物体。事前にこいつをペンチでほぐしてはちぎり、ほぐしてはちぎり。くっついてる純アルミが多そうなところはバケツに取っといて、少なそうなところは燃やさないゴミの袋に捨てる、という分別作業をしといた。今日はここからだけでアルミ塊を 1kg 近く精製できたですよウホウホ。
スキレットが大型化したってわけで、一度に大量に溶かせることにもなったわけで。
作業上のボトルネックは、インゴット型の小ささってことになった。今、1個注文したのが来るのを待ってるんだけど、もう1個追加注文しよっかな。
型からインゴットを取り出すのって、ある程度冷めないといけないんだわ。グラファイトの熱収縮率よりもアルミのそれの方が大きいらしく。まだ熱いうちはキツキツで、なかなか出てきてくない。以前はそこらを理解してなくて、ルツボ掴みで掴んで地面にガンガン叩いて無理やり出したりしててさ。それが祟って、型がボロボロと崩れてきたと。
けど、ゆっくり冷ましたほうが、インゴット上面の凹みが少なくなるってのも知って。そうなると、1個しかないインゴットを冷ましてる間、残りのアルミ湯を保温しとかないといかんわけで。待ち時間中は燃料が無駄になるわけで。こないだまではスキレットが小さかったんで、その間に新たに燃料と原料をぶち込んで……とやってればよかった。それでも冷却工程がボトルネック気味になってた。
って、燃料切れで中断な感じで、午後の早いうちに今日の作業を終えたけど、今これ書いてる午後3時。晴れてるけど風が強いなぁ。早めに店じまいしてよかったかも。
明日もアルミを溶かそっかなーどうしよっかなー。
アルミインゴット作り作業ってさ、原料の調達はラクにできる状況だけどさ、そこから分別に始まってインゴットの完成まで、けっこうな手間がかかるんだよな。その冷間工程だけでもけっこうな労力と時間を取られるのに、熱間工程はもうね、火を使うから気を抜けないし、燃料節約のために急いで進めないといかんし。
熱間工程を効率アップすべく、ボトルネックだった「インゴット型が1個しかない」を2個にするわけでさ。こうなるともっとキリキリ舞いになりそげ。
アルミ溶かし。コーヒーのスチール缶型で8個。計3030g。
溜まりに溜まってたアルミ缶の在庫は45リットルのビニール袋で4袋強。このうち2袋を処理したですよ。あーすっきり。
今日の発見は、豆炭の焚付けには竹でいいってこと。今まで、木炭の余りを使ってたんだわ。豆炭にする前は木炭だったんだけど、爆(は)ぜがひどくてさ。これでもう火傷したり服に穴が開いたりで。豆炭に替えたら、そういうトラブルが激減したですよ。
けど豆炭は着火性が悪い。ガストーチでいくら炙ってもなかなか火が全体に回ってくれない。てことで、先月あたりに、豆炭は片手で軽く握ったままゲンノウでぶん殴ると3つ〜4つに割れるっつう発見があって、それで多少の着火性を確保できた。けどやっぱしなかなか火が点かないんで、残ってた木炭を焚付けに使ってた。けどその木炭の在庫も心細くなってきた。
着火時にちょっとしか使わない木炭。15kg のお得サイズだと明らかに多すぎ。けど小さいサイズだと割高。つか近くで売ってる木炭って岩手ナラ炭がメインでさ。ブランド品なんだわな。いやいやこだわり料理に使うわけじゃないんで、どうでもいいやつでいいんすよ。
けど海外産のマングローブ木炭も一回使ってみたけど、とんでもなくでっかいカタマリとかフツーに何個も入っててさ、これを適度な大きさに割る作業がめんどくて。だったらそこらの木っ端とかでタダでできないかと考えたわけで。けど昭和時代じゃないんだから、木っ端なんてそこらに落ちてるもんでもなく。
雑草を干して……とかも考えたけど、たぶんそれだと火持ちが悪くて豆炭の着火前に燃え尽きちゃうだろうなと。
そんな末に思いついたのが竹。これなら裏庭に生えててなんぼでもある。切って乾いてるやつも、焚付け用としては既に大量にある。
けど気になったのが、竹を焼くと爆発的に爆ぜて危ないらしいってこと。けど調べたらそのカラクリは、竹の中の空洞は密閉状態なんで、加熱すると空洞内の気圧が上がってドッパーンと爆ぜるっつうやつだった。
じゃあ鉈で縦に割ればいいわけで。昨日思いついてさ。善は急げと今日やってみたら、木炭と同じ要領で、問題なく焚付けできたですよ。残りの木炭を使い切り次第、焚付けは竹に移行しようっと。
スチール缶を型にした場合、剥がすのがめんどい理由って、スチール缶の内面とアルミ塊の表面がガッチリくっついてしまってるからってのがあってさ。これってもしかして、内側にこびりついてるコーヒーの成分とか、スチールの表面コーティング塗料とかが溶けて固まってくっついてしまってるんじゃないか、っつう感触。に、おととい気づいた。
てことで今日は、内側を水洗いしただけのスチール缶と、事前に火で炙って塗料を焼いて枯らしといたやつとでやってみた。
結果。主犯はコーティング塗料でございました。塗料を枯らしたスチール缶、開けてみたらアルミと全然くっついてないでやんの。これでスチール缶から取り出すの、かなりラクチンになりましたわ。
トヨタがバッテリー電動化に消極的なのってさ、理由が「雇用を守る」ってのは、ある意味立派だと思う。けど、それってトヨタのクルマがいつまでも高価だってことになるわけで。
バッテリー式の電気自動車って、駆動系の部品点数が大幅に少ないわけですよ。その代わりバッテリーやらコンバータやらの値が張るってのが現状だけど、これも技術革新でだんだんこなれてくると思う。
そこまで時代が進むと、クルマ1台あたりの原価が本格的に下がって、販売価格にも反映されると。
とりあえず現状はバッテリーが高価なんで、性能の割にお高いイメージですな。けど設計・製造が大幅にラクになるのは事実でして。その面で自動車製造業への参入ハードルが大幅に下がるわけで。テスラはバッテリー車専門メーカーとして、高級車路線で業界に参入したしな。それならお高くても買う人はいてくれるわけで。
テスラは駆動系以外の部分でいろいろトラブル続発っつう話を聞くけど、まったくの新規参入メーカーだからな。今は実地で学びながら高度化していく過程にあるんだと思う。
テスラはたぶん、高級・高付加価値路線でこれからも行くんだろう。電源周りが安くなっても、高級車だから値段を下げる必要がない。それだけ利幅が増えるっつうおいしい将来を狙って続けていくんだろう。
さて一般向けのフツーの価格帯の車がメインの日本車メーカーはどうなるんだと。
欧州車メーカーは「エンジン技術で日本には敵わん」と諦めて、ヨーロッパ全体で官民あげてバッテリー車にシフトしとりますな。で、日本車の強みのなかでも大きいのがエンジンの性能と耐久性。多くの変態エンジニアの血と汗と涙と脳汁と根性をぶち込んだ工芸品の域に達してる。
バッテリー車はこれを帳消しにできる。さらに部品点数の大幅減で、超お安いお値段になる将来が見えてる。
日本は自動車製造産業の裾野が広いわけでして。そのジャンルの雇用を守るのは大事なんだけど、それはトヨタっつう1メーカーがというより、国が考えるお題なんではないかと。
で、欧州メーカーはバッテリー車で巻き返しを図るつもりらしいけど、それもうまくいくのかどうか。参入ハードルが下がるってことは、日米欧以外の工業新興国がバカ安のバッテリー車を作るっつう流れも見えてくるわけで。
特殊で高度な技術が必要な自動車用エンジン開発。ここで日本車は世界を制したわけで。けどダントツってわけでもなくて、欧米メーカーも長い歴史を誇るだけあって、ユーザーを満足させられるエンジンくらいは作れる。技術的変態度が日本ほどじゃないってだけで。
で、ヨーロッパは日本車憎しのあまり、自分でもそこそこの技術を持ってるエンジンを捨てようって発想なわけで。環境だとか SDGs だとかは建前だろ。なんかこう、間の論理をちょいとすっ飛ばしてそうな気がしてしょうがない。
そういやヨーロッパって、日本が強くなると、日本が不利になるようルールを変えるってのが常套手段だよな。普通のスポーツでもモータースポーツでも。
かつての F-1 でホンダのターボエンジンが最強すぎた頃。ターボの過給圧を制限してもまだホンダが強い、ターボ禁止にしてもまだホンダが強いっつうひどい有様ww 本田宗一郎は当時「だったら『ターボ禁止』なんて小賢しいのじゃなく、『ホンダ禁止』にしなきゃダメだろ」なんて豪語したらしいwwww
1988年(過給圧制限前)なんて、ホンダのエンジンが16戦15勝っつう、興行としては最高につまんないシーズンだったしな。
とはいえ1989年から徐々に、ホンダを狙ったターボ規制ルールが効いてきて、さすがのホンダも常勝ではなくなっていったっけな。
あれって日本人からすると「またヨーロッパが汚い手を使いやがって」って感じだったな。けど F-1 グランプリは興行(=人気商売)なんで、つまんなくなっちゃうのはまずいわけで。その意味では正解だったかな。
んで一般車がバッテリー電動化していくのって、おいらは技術的に自然な流れではあるとは思う。自動車用の動力源として本質的に、内燃機関よりも電力モーターの方が合ってるんで。水素燃料電池もまた電動車の一種ではあるけど、環境配慮的にはあんまし意味がないと思う。それに、バッテリーの方がシンプルなぶん価格破壊の下げしろが大きそう。
で、欧州の政府やメーカーがバッテリー化をグイグイ推し進めてるのは日本車に対抗するためとしても、それやると日米欧が実質的に寡占してきた自動車業界そのものが、全世界参加の安売りメインのカオス市場になってしまうカードを選んだってことでもありまして。
トヨタがバッテリー電動化に消極的なのは、そういう未来が見えてるからなのかもなーと思ったりして。
けど、どんな機械も時代とともに技術革新の波を受けて、そのままのスタイルを維持できなくなっていくわけで。鉄道がそうだね。高速鉄道っつう自らの技術革新で価値を維持してはいるものの、地方のローカル線なんて超赤字路線ばっかしだろ。1時間に1本来るか来ないかの遅いディーゼル列車に自分の時間をわざわざ合わせるよりも、自家用車に乗るほうがラクチンで速い時代になったからな。
んでもうそのスタイルに慣れてしまうと、鉄道ならではの「自分で運転しなくていいから、ラクだし景色も満喫できる」「事故の心配がほとんどない」「ハコが広々してて息苦しくない」っつう快適さを認めつつも、なんとなく必ず自家用車を選んでしまうわけで。自分のクルマだと、「知らない人と一緒にならなくていい」っつうメリットもあるしな。
で、やっぱし時代が流れていくと、鉄道のローカル線が陳腐化していったのと同じく、ガソリンやディーゼルのクルマがなんぼ頑張ってもどうにもならん時代がいつかは来るわけで。恐らくバッテリー電動車に取って代わられる時代になるわけで。この流れは止められないと思う。
ただ、ヨーロッパは急ぎすぎな気がして。その原動力は建前じゃ SDGs を掲げてるけど、本音は日本車の強みがエンジン技術で、自分たちが敵わないと悟ったから。
けどバッテリーを充電する電力はどこから持ってくるんですかってことになる。そりゃもうメインは火力発電所でしょ。ドイツは風力・太陽光で電力の多くを賄う決意をしたけど、おかげで光熱費が爆上がりしちゃったらしい。そして実際は、今はノルドストリームがどーたらですごく困っちゃってる。電気代の価格安定がロシア産の天然ガス頼みだったのがバレちゃった。
なんかそこらへんも考えると、クルマのバッテリー電動化ってもっとゆっくり進めたほうが良さげなような。トヨタの肩を持つわけじゃないけど。
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