ほぼじゅびふぉ の入荷は9作品。
Jayn さんの未入荷はまだまだあるけど、そろそろ他の人のもやりたくなってきて。だからやりかけの歌い手さんが多いんだけどさ。ときどき気分転換したくなるもんでして。
"end of a life"。森カリオペさんの新曲。オリジナル作品。動画に英語歌詞と日本語訳が出てるんで、わざわざ出す意味あるんかいなと思ったけど、とりあえずやってみた。
やってみたら、意味が多少通じにくい日本語になってしまってるところがあってさ。そこらへん語順を変えたりとかで、ちょっとだけ手を入れさせていただきましたですよ。
日本の水星探査機 みお、そろそろ1回目の水星スイングバイを終えた頃かな?
目的地は確かに水星なんだけど、今日で到着ってわけではなく。これから何年もかけて何回も水星で減速スイングバイを繰り返して、水星との相対速度を殺していって、それでようやく水星周回軌道に投入されるんだよな。
Wikipedia『ベピ・コロンボ』のソースコードからちょいと予定表をがめてきたんで貼ってみる。
日付 | イベント | 備考 |
---|---|---|
2018年10月20日 | 打ち上げ | |
2020年4月10日[13] | 地球スイングバイ | 打ち上げ1.5年後 |
2020年10月15日[21] | 第1回金星スイングバイ | |
2021年8月11日 | 第2回金星スイングバイ | 第1回金星スイングバイから1.35金星年後 |
2021年10月2日 | 第1回水星スイングバイ | |
2022年6月23日 | 第2回水星スイングバイ | 第1回水星スイングバイから2周回(3水星年)後 |
2023年6月20日 | 第3回水星スイングバイ | 第2回水星スイングバイから3周回(4.12水星年)後 |
2024年9月5日 | 第4回水星スイングバイ | 第3回水星スイングバイから4周回(5.04水星年)後 |
2024年12月2日 | 第5回水星スイングバイ | 第4回水星スイングバイから1周回(1水星年)後 |
2025年1月9日 | 第6回水星スイングバイ | 第5回水星スイングバイから0.43周回(0.43水星年)後 |
2025年12月5日 | 水星周回軌道へ投入 | 第6回スイングバイの3.75水星年後に探査機を分離 |
2026年3月14日 | MPOを探査軌道に投入 | 水星周回軌道投入から1.13水星年後 |
2027年5月1日 | 通常ミッション終了 | 水星周回軌道投入から5.82水星年後 |
2028年5月1日 | 拡張ミッション終了 | 水星周回軌道投入から9.98水星年後 |
水星周回軌道投入は2025年12月5日。あと4年ちょっとあるなぁ。先は長いなぁ。打ち上げの2018年10月から7年がかりですわ。
まぁ今の みお はヨーロッパ宇宙機関が作った航行ユニットに乗っかって運んでもらってるだけでして。水星の衛星になって分離されるまでは、特に何もすることないんだけどね。ときどき通電して、機器が健全かどうか確かめる程度かと。
しかし7年もかけて目的地に着いて、そこから実働がわずか1年半って、ちょっと切ないような。問題なければ拡張ミッションとしてさらに1年間稼働することになってはいるものの。
あまりにも太陽に近いもんだから、もうあづぐであづぐでだろうしな。しかも太陽からの放射線や荷電粒子もドバドバ浴びまくりなわけで、無人の機械にとっても相当過酷な環境なんだろうな。太陽電池がやたら小さくて済むっつうメリットはあるわけだけど。
昔、アイザック・アシモフのロボットもの小説で、水星の有人探査の話があったな。うろ覚えだけど、あらすじをちょっと書いてみる。
飛行士たちとともに探査する期待のロボット君は、なんかそこらへんをぐるぐる走ってるだけで仕事してくれない。
んで、飛行士の一人が「『ロボット三原則』で矛盾が発生してそうなってるんじゃね?」と思いついて、矛盾をなくしてみたらちゃんと動いてくれた……って話だったような。なんか飛行士の命に関わる話だったような。
Wikipedia『ロボット工学三原則』によると、
だそうだ。お、上に出した話のことも書いてあった。『堂々めぐり』というタイトルだそうだ。うむうむ、本当のあらすじはそうだったのか。
21世紀の今、ロボットと呼ばれるものはいろいろ普及してはいるね。ルンバもそうだし。けどロボット三原則で設定してる系のロボットっていまだに出てきてないわな。
見た目では ASIMO がそれっぽかったけど、自我なんて全然なかったし、状況把握能力も大したことなかったっぽくてな。ASIMO はいろいろな応用が考えられてはいたみたいだけど、何やらせても実用レベルには程遠い感じでな。見世物にしかなってなかった感じで。ホンダもそう結論したのか、ASIMO の開発は終了しちまったわな。
水星表面を走り回って、人間とともに作業するロボットって、今はまだ夢物語な感じだな。とりあえず人類はいまだに月より遠くに行ったことがないしな。
あーでも探査ローバーは実用化されとりますな。日本も小惑星探査ローバーを成功させたし。他の星だと、月と火星でローバーの稼働歴があるわな。両方やったのはアメリカと中国。ってアメリカの場合はアポロ計画での月面車がそれだけど、人が乗って運転する形で、ロボットとは言い難いかも。となると、月と火星の両方で移動探査ロボット(=ローバー)を運用したのって中国だけってことになるな。
あの国の宇宙開発って後追いばかりではあるけど、やっぱし侮れんなぁ。つか実質初めての火星ミッション1回目でいきなり着陸とローバーの成功をキメたってのが、素直に凄いと思う。カネがあるだけじゃぁこうはできんだろ。
けどあっちはあっち、こっちはこっち。日本の宇宙探査は、カネがないのを根性と創造力で埋めてるからな。まーJAXA が関係者に、その根性と創造力に見合った報酬を与えてることに期待。
んで今度の想像力の結晶が、水星探査機 みお ですな。今は合体して一緒に飛んでるヨーロッパの探査機 MPO と共同で、同時期に別種のデータを手分けして取得することで、水星をより深く理解しようってわけで。
ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が作った MPO に比べると、日本の宇宙科学研究所(ISAS)が作った みお は小さくてシンプルな構造・外観になってる。
上の画像が今の姿。下の画像が分解図。分解図の一番右側が日本の みお。左から2番目が MPO。
みお と MPO の間にある、治療中の犬猫が首につけてるみたいなアレは、みお を太陽熱から守るサンシールド。みお はスピン安定型の探査機なんですな。探査の本番に入ると、自転しながら、太陽に向いてる側で太陽熱を浴びて、日陰側で冷却して、それで機体全体の熱収支をまんべんなくさせる設計になってる。一部分の温度が上がり過ぎないようにして、それで機器を保全するっつう考え方ですな。
けど水星までの航行中の主役は、下の画像の一番左側の推進ユニット。こっちは三軸安定型でして。合体状態だと一方向を太陽に向け続けることになる。てことで、水星に向けての航行中は、みお を太陽熱から守るべく、サンシールドが必要になるってわけで。
みお のパートナーの MPO(左から二番目のブツ)もまた、推進ユニットと同じく三軸安定型。太陽熱への耐性がもともと強いってわけで、モロ出しの状態ですな。
みお のスピン安定型ってのは、近頃じゃ滅多に見なくなった、けっこう古い形式でして。気象衛星ひまわりも5号まではスピン安定型だったな。
ISAS はカネがないからっつうより、なんかスピン安定型に変態的な愛着を持ってる気がしてww あの中の人たち技術変態揃いだからww
ISAS の歴代の「探査機」と呼べるもの(衛星との区別が微妙なものや技術試験機、失敗したもの、開発途中でポシャったものも含む)は、さきがけ、すいせい、ひてん、GEOTAIL、LUNAR-A、のぞみ、はやぶさ、かぐや、あかつき、IKAROS、はやぶさ2、みお の12機。そのうちスピン安定型は8機。三軸安定型は4機。やっぱしスピン優勢だなー。
スピン安定型もまた2種類に分けられまして。それぞれの名称がよくわからんので勝手につけちゃうと、垂直軸型と横倒し軸型がある。
垂直軸型は、探査機の公転面に対して、自転軸が垂直になってる。衛星・探査機の形式で一番基本的な形で、筒型の機体の側面全体にまんべんなく太陽電池を貼り付けてある。太陽電池が余分に必要になって、そのぶんは重たくなるけど、設計や姿勢制御がシンプルなんで、トータルでは軽く作れる形。
横倒し軸型は、自転軸の向きが公転面と一致してる。垂直型よりも太陽電池を減らせて機能的だけど、何もしないで公転するに任せてると、太陽光が太陽電池の横や裏側に当たるようになってしまう。てことで、能動的に姿勢を制御し続けなきゃいけない。ちなみに初代 はやぶさ は三軸安定型だったけど、帰路では姿勢制御での推進剤の節約のために、場合によって横倒し軸型のスピン安定を採用した。
と書くと矛盾してるみたいだけど、太陽光圧を利用して、太陽電池が自動で太陽を追尾するっつう変態技をアドリブで開発・採用したんですな。
上の絵はおいらがその原理を想像したものなんだけどさ、だいたい当たってた(ドヤ)。下の図は公式発表。
YouTuber のスカイ三平さんも、その原理の説明においらの図を採用してくださったぞ。
横倒し軸型の IKAROS も、ある程度その原理を利用してたらしい。けど太陽帆の場所による光圧のバラツキで発生する風車効果で、自転速度が次第に上がっていってしまって、太陽光圧での自動太陽追尾が追いつかないくらいのスピン安定性を獲得してしまった。てことで、IKAROS はまだ生きてはいるものの、太陽電池への光の当たり具合によって、寝たり起きたりを繰り返してる状態。
IKAROS はソーラーセイルの技術習得のための試験機で、ミッションは2010年5月の打ち上げから半年くらいでとっくにフルコンプリート済み。もともと超低予算(はやぶさ とかの10分の1以下)の短期ミッションだったし。今は、長期運用での様々なデータ取りを、起きてる時にときどきやってるって感じらしい。
ちなみにアニソン風の公式ソングもあるぞ。
YouTube でのサムネ、真ん中に再生ボタンがかぶってるね。なんか ブラックイカロス様 になってしまってるねwwww 下の画像が、ブラックイカロス様のご尊顔(ISAS 公式です)
話ずれまくり。けどまだずれるww
いやさ、ISAS ってロケットのほうでもスピン安定を愛してるらしくて。とりあえず高空観測用の弾道ロケットの S-310 と S-520、それに超小型衛星打ち上げにも成功した SS-520 がスピン安定。4枚の尾翼は単に空気力を利用して真っ直ぐ飛ぶためのものかと思いきや、微妙に斜めに取り付けられてて、空力でスピンさせる仕組みになってる。
SS-520 の2段目は、1段目からもらったスピンを保ちつつもスピン軸の方向を変えられるっつう、かなり変態的なことができたりする。その機能を存分に使って、「地上から衛星打ち上げした世界最小のロケット」の称号を獲得した(飛行機に吊るされて高空発射したものだと、もっと小さいのがあるらしいけど、その場合は飛行機が1段目と同じなんで、セットで見るとけっこうでっかいロケットってことになる)
マスコミは、衛星を打ち上げた SS-520 5号機に「電柱ロケット」という、あんましかっこよくないけどすごくわかりやすい呼び名を与えた。そこらの電柱を見て時々、「これと同じサイズで衛星軌道に達したかー」と感無量になったりして。やっぱしわかりやすいって大事だな。
そして5号機打ち上げが延期中のイプシロンロケットの3段目も、今のところはスピン安定。最上段は軽さが命なんで、極限までの軽量化のためは単純化ってことで、スピン安定を採用したわけで(実は初代 はやぶさ 打ち上げのために特注した、MーV ロケット用のキックモータを流用)。次世代のイプシロンSは、3段目が大型化のうえに三軸安定型についに進化するらしい。大型化すれば、三軸安定用のもろもろの装備が相対的に軽くなるってことかと。
てことで、ISAS のスピン安定型に対するこだわり(変態的純愛)はまだまだ生きてて、みお がその最新型なんですわ。しかも垂直軸型っつう、GEOTAIL にまで遡る先祖返りを果たしてたりする。
そういや みお の機体の断面は、垂直軸スピン安定型の基本の円筒形じゃなく、八角形なんだよな。その理由が、「GEOTAIL の製作で、円筒形の胴体に太陽電池を貼り付けていく作業が半端なく大変だったから」とのこと。スピン安定型のノウハウを積んじゃってた。
これからも ISAS 探査機は、スピン安定の出番がありそうな気配。
つか NASA も、今運用中の木星探査機ジュノーが横倒しスピン安定型だったりする。ジュノーの工学的なンセプトは "off the shelf"。直訳すると「棚にあるものを取り出す」。つまり既存技術だけで作り上げるっつうので。これで、安い開発費と確実な稼働を実現ってわけで。そういうノウハウや技術を長年にわたって溜め込んでる宇宙開発機関は、そういうこともできちゃうんですなぁ。
NASA にしかできんがな。ソ連/ロシアはもともと属人技術頼みだったのが、ソ連崩壊を機に、若くて腕利きの技術者は高給で欧米に引き抜かれてな。ロシアに残った腕利きたちも、薄給に耐えつつ定年退職してしまって、今はけっこうガタガタになっちまってたりするわけで。
NASA は昔から技術の属組織化を指向してたんで、予算削減が続いて状況が厳しくなる一方でも、過去の遺産から新しいものを作れる土壌が出来上がってたと。まー技術の属組織化って、つまりは膨大な書類を書きまくって管理しまくって、っつう事務的な手間とコストが尋常じゃなく発生するわけでさ。結局はそこにカネかけないと、「安くて確実」が得られないってことでもある。
日本だと、JAXA 設立前の宇宙開発、主に宇宙開発事業団(NASDA)と宇宙科学研究所(ISAS)が縦割りの棲み分けで存在してたわけでさ。NASDA がNASA の弟子的な存在で、技術の属組織化を指向してたのに対して、ISAS は予算の少なさから属人化でいってたわけで。今は統合されて JAXA になったわけで。同じ日本国内の宇宙組織でも、まったく違う組織文化が統合されたっつうので、いまだに綱引きが続いてたりするんだわな。
ISAS はもともとの規模の小ささから、合併吸収される側の悲哀って感じだったわけで。これがまたちょうどというか、統合前に ISAS 独自のロケットが大型化を果たして(M-3SII ロケット → M-V ロケット)、衛星・探査機も大型化したわけで。そしたら小組織ゆえのフットワークの軽さの利点が薄れてきてな。
しかも JAXA として統合した後は旧 NASDA 系の H-IIA っつう大型ロケットも使えるようになって、衛星はさらに大型化。そのぶん小組織運営特化のアラが目立つようになってきた。
てことで、ISAS は涙を呑んで組織改革に着手。旧 NASDA(≒ NASA 方式)方式を段階的に受け入れつつ、独自の組織改善を導入しつつ、はやぶさ2を成功に導いたわけです。
独自の組織改善の方だと、チームトップ陣営の人選方法を変えた。それまでは、最高責任者のプロジェクトマネージャーを選ぶ場合、工学試験ミッションはエンジニアが、理学ミッションは科学者が、となってた。けどどうも M-V 時代以降、理学ミッションの成功率が工学ミッションよりも落ちる感じが出てた。決定打になったのが、2016年打ち上げのX線天文衛星 ひとみ 全損事故。この原因究明と今までの結果を鑑みて、プロマネはエンジニアのほうがいい、となった。
けど「エンジニアが大将であとは下っ端」だと、理学ミッションで極めた観測ができないわけでして。んで理学ミッションの場合、科学者側からも責任者を出して、観測面ではプロマネと密接に議論して探査機を作り、探査活動をする、となった。その新体制の初の例が、理学ミッションの はやぶさ2だったと。大成功でしたな。
さてさて水星探査機 みお はその意味で、最後の科学者プロマネのミッションになってるかと。計画が立てられた時期が古くて、遅延が続いたもんで、その時の体制を維持したまま今に至ってる。はやぶさ2はプロマネが2回入れ替わったけど、みお の場合はきっと熟慮の上で「そのままで行こう」となったんだろうな。とはいえ、たぶん科学者の一人大将状態じゃなく、補佐役(あるいはツッコミ役)として、腕利きのエンジニアが就くようになったんじゃないかと。
ほぼじゅびふぉ の入荷は4作品。
Jayn さんを少し進めつつ、長らくご無沙汰してしまってた GHPZ (GuitarHeroPianoZero) さんのオリジナル曲 "For The Better" を入れてみますた。動画リストを見たらば、未入荷だらけですがな。英語圏では有名Pなんで、少しずつでも進めていかんとな。
"Viva La Vida [美しき生命]"。洋楽懐メロ特集やってたときに見つけたまんま放置してしまってた作品。Google Chrome のタブに出しっぱしだったんだよな。そういう作品も、ちゃんと入れてこうっと。それやんないからタブが増える一方ってことで。
ほぼじゅびふぉ の入荷は14作品。
AegisSan-P も Jayn さんも、まだまだあるなあ。ゆるゆるやってくべ。
ShirazukiOkami さんは初登場。作品数が多くないから、ささっとやっちゃおうかな。
クレア先生の『紅蓮華』と『残酷な天使のテーゼ』動画が、いつの間にか復活してたですよ。消えてしまってからも人気があったんで、今まではコピー動画を出してたけど、ようやく公式に戻れたですよ。あとは『君の知らない物語』が戻ってくれればなぁ。今は bilibili 動画上で探し当てたコピー動画を入れてる状態……。
ついでにクレア先生の洋楽カバーも、この際だから入れてみたよ。
ΔNDROID さんも初登場。この方も作品数が少ないんで、ささっといければなと。
『命に嫌われている』の入荷は、今日の MDATripleStar で4本目。4作品ともオリジナルの英訳詞ですわ。まあそうなるよな。この曲って、自分で歌うならどうしても自分で英訳詞を作りたくなっちゃうんだろうな。
そして "Drifting Away [漂流]" は GHPZ さんのオリジナル曲。この人最近は、短縮しない名前にしてるっぽいんだよな。うちでも直すべきかどうか。つか GuitarHeroPianoZero って長くてな。しばらくは GHPZ のままでいいか。
去年あんだけ世界中を席巻してた BLM 運動って、今はどうなったんだべ。
アメリカの大統領選の期間中は政治圧力団体化してたような。
そういや日本でも BLM デモしてた人たちいたけど、中東の人が警察官に手荒に扱われたのがどうたらで、別に黒人は関係ない話だったわな。その中東の人も、扱われ方にムカついたってだけだったらしく、命に別状なかったみたいだし。
そもそも日本では黒人差別が超薄い気がする。ないかも。おいらの地元は田舎なもんで、外国人をほとんど見かけないくて実情が全くわからんけど。
黒人差別が特にない国で BLM やったって、そりゃ盛り上がらんわな。むしろ「黒人の命は他の人種の命よりも大事」みたいな誤ったメッセージに受け止められる可能性もあるわけで。
日本はまぁ予想通りというか、全然盛り上がらんまんま、短期で自然消滅したけどさ。世界ではどうなんだろう。お膝元のアメリカとか、ヨーロッパも当時かなり盛り上がってたっぽいけど。
しかしヨーロッパってもともとから白人の地元なんだからさ、他の人種が来たら「よそから来た人」扱いくらいはされて当然な気がするが。そんなヨーロッパでさえ BLM の動きが大々的に広まってたってのがどうもね、やっぱしどっかが裏から煽ってたんじゃないかっつう気がして。それともヨーロッパでも、アメリカ並みの露骨な黒人差別があるんだろうか。
ただやっぱしアメリカとヨーロッパじゃ黒人の由来が違うような。アメリカの場合、アフリカに住んでた人たちが奴隷狩りに遭って、強制的にアメリカ大陸に連れ込まれた人たちの子孫だわな。ヨーロッパに住む黒人は、だいたいは自主的に移住してきた人たちなんじゃないかと。まぁアメリカ大陸にアフリカ人を容赦なく送り込んだ奴隷商人はヨーロッパ人だったはずだから、ヨーロッパの人もそこに後ろめたさを感じてるのかもだけど。
日本の場合、アフリカ系黒人の初の出会いは織田信長とされてるわな。キリスト教の宣教師の付き人(たぶん奴隷の身分)だった人を、信長が気に入って買い取ったとか。有名な 弥助 ですな。で、信長配下の侍の一人として扱われて、本能寺の変でも主君を守るべく戦ったとされてる。当時の周囲の人は、弥助の見た目をどう思ったんだろうね。
「白人がいるんだから黒人がいてもおかしくないよなー天下は面白いもんだなー」とかかな。白人でも黒人でもない日本人としては、そんな感じだったのかなぁと勝手に想像したりして。
当時の日本人は白人さえ「南蛮人」と呼んでたからな。別に優れた人々だとは特に思ってないというか、若干下に見てた感じさえする。
つか、食器のフォークの発明が、日本でいうと江戸時代に入ってかららしくてさ。じゃあヨーロッパ人って、日本の戦国時代にあたる頃は、カトラリーはスプーンとナイフだけだったってことで。食卓に刃物って時点でおいらは蛮族的な感じがしてしまうんだが。まぁ今の食器のナイフは食器専用として洗練されてるんで、現代だとそうは思わんけど、昔はマジもんのナイフを使ってたんだろうな。
んでフォークがないってことは、基本は手づかみですわ。手づかみも食文化としてアリだけどさ、それは「人は生まれながらにして平等」という哲学が浸透した現代だからこその常識なわけで。そんな平等意識もない戦国時代、箸を使う日本人としては、出された食べ物を刃物で切って手づかみで食うってのは、かなり野蛮に見えたんじゃないかって気がする。
ほぼじゅびふぉ の入荷は4作品。
「今日の気分でとりあえずやってみたくなった」特集。店主の気まぐれメニュー的なw
中国って今また電力不足で大規模停電しまくりらしいが。秋って電力需要が緩い時期なんじゃないのかよ。
前回は真冬で、これはこれで人民の生活を直撃して大変だったっぽい。んで今は工場の操業もおもっきし止まってしまって、納期を守れない状態らしい。てことで中国に生産拠点を置いてるメーカーにとっては、脱中国というビッグウェーブに乗るしかない状態かと。
中国政府の発表だと、温暖化ガス削減がどーたらとか、どう聞いてもでっち上げの言い訳でな。まー世の中の大概の見方では、オーストラリアに嫌がらせするつもりで石炭の輸入を止めたらブーメランってことになってるね。で、ここへ来て、オーストラリア様から石炭を買わせていただけるよう、中国はこっそり動いてるらしく。
けどオーストラリアは中国っつう石炭輸出の最大顧客を失ってからというもの、他国の市場開拓がうまくいって、今はもう中国からの嫌がらせのダメージはほぼ癒えたっぽい。てことでオーストラリアからすれば、もはや中国に石炭を融通してやる理由もないわけで。むしろ、そういうことを実際にやった悪質客にはもう売りたくないんじゃないかな。
でさ、それでもオーストラリア産石炭が中国に行ってるらしく。けど急に増産ってわけにもいかないだろうし、悪質じゃない客を優先するだろうから、中国行きのぶんは量が限られてるかと。あるいは「ぼったくり価格でいいなら売ってやらないこともない」って感じかと。
風立ちぬ 今は秋。
中国の電力事情、今年は秋でさえこの体たらくなんだから、冬になると昨シーズンよりもっとひどい状況になりそげな予感しかしない。
冬季北京オリパラ、開催できるんか? 欧米諸国じゃウイグル・香港の人権問題で、しばらく前からボイコット論が出てたけどさ、なんか中国自身が開催をボイコットする未来が見えてきてるような。
今年の夏は、コロナ禍の逆風吹き荒れる中で東京オリパラが恙なく成功したわけで。これは中国にとっては北京オリパラは何が何でも成功させなきゃいかんっつうプレッシャーになってそう。
とはいえ電力が不安定なオリパラって、しかも真冬の超寒い時期でそれって……。
さらに、中国国内の巨大な土地開発会社がリーマンショックしそうな勢いらしいが。
加えて去年の途中から、中国政府は「コロナ撲滅に成功した」と高らかに宣言したわけで。嘘くさく感染者が激減したグラフを出して。もう投げ出した印象というか。中国のコロナ事情の正確なところって、中国政府も含めて、世界中の誰にもわからん状態が続いてると思うが。
あと、最近は中国政府がケチになってきてる感じがあるような。国におカネなくなってきてる感じがあるような。レストランでの食べ残しを取り締まるとかそんなことやってるし。オーストラリアに対する貿易での嫌がらせも、本音は「輸入で支払うカネがない」だったりしてな。トランプ大統領時代以降、西側諸国が経済で中国切りを進めてる影響かもな。
ケチになった理由が「政府にカネがない」んじゃないとしたら、もしかして台湾侵攻の軍資金を貯めてるってことかな。しかし市場経済に悪影響が出まくるくらい締め付けたら税収も減るだろうに。停電で輸出品もうまく生産できてないっぽいし。おいらが自分で説を出しといてナンだけど、軍資金貯蓄説は違う感じだな。もっと次元が低いところがうまくいってないような。
そんな今まさに多重修羅場真っ只中な国に、4カ月後に世界の宝とも言える各国の大切なアスリートたちを送り出すってのも、なんかどうかなーって感じもするし。
まぁ東京オリパラも、東京で過去最大のコロナ感染増っつう、修羅場といえば修羅場の中で開催成功させたけどな。
けど選手としては、何がどうあっても出場したいだろうなぁ。
H3 ロケットの最小構成がどうも、H-IIA の最小構成(低軌道打ち上げ能力10トン)よりも能力が低いっぽい。たぶん7〜8トンくらいかなーと思う。もしかしたら6トン台かも。「これってあんましよろしくねんじゃね?」と思ってたけど、そうでもない気もしてきた今日この頃。
とりあえず H3 の量産時の予定価格は、H-IIA の半額くらいでいけそうなわけで。それで性能が同じならすごいことだけど、そうじゃなくてもあんまし問題ない気がして。
日本の大型液体燃料ロケットの基準は、H-II で「低軌道10トン」になってた感じ。後継の H-IIA もそこに合わせた。H-II の時代、日本製の衛星(当時は諸事情で民需市場に食い込めなかったんで、官需衛星だけでしのいでた)もそれに合わせて大型化したら、衛星にトラブル続出でな。原因は大型衛星の製造開発ノウハウが薄くて、というわけで。てことで、H-IIA の時代に入ってから大型多機能衛星路線を見直して。中型で頑丈な衛星メインで、となった。
低軌道打ち上げ能力10トンだと官需衛星1機の打ち上げ能力が余ってしまうんで、複数の衛星を同時打ち上げっつう、ヨーロッパが既にやってたやり方にしたんですな。
そして運命の H-IIA 6号機。情報収集衛星2機を搭載して打ち上げ失敗・全損。以来、情報収集衛星はリスク分散のため1機ずつ打ち上げることになった。再び能力余りまくり。情報収集衛星の場合、次世代技術の要素試験衛星を同時に打ち上げて、この余剰分の無駄を減らしたりしてる。実質は軍事偵察衛星だもんで、余ったスペースをよその会社や国に売り出して、関係ない衛星を載せるってのはできないわけで。
んでまぁ JAXA の地球観測衛星打ち上げで、スペースが余った分を格安で韓国に売って、悲願の商業打ち上げ受注を初ゲットできたわけで。国際相場じゃ値段がお高い部類の H-IIA は逆風の中、この実績を弾みにして、これまで何回か商業打ち上げを受注できてる。
でさ、やっぱし H-IIA って最小構成でも能力が余ってるんだよな。信頼性が上がって複数の衛星をまた積むようになっても、やっぱし余り気味。てことで、H3 は最小構成の能力はもう少し低めでも問題ないんじゃないかって気がしてきてさ。
H3 の最大構成の低軌道打ち上げ能力は25トンらしい。H-IIB が19トンだったんで、最大構成の方はかなり上にはみ出すようになった。てことは、H3 じゃ固体燃料ブースターがすごく効いてるってことになる。
あんまし注目されてない感じだけど、H3 の固体ブースターって H-IIA のやつよりかなり進化してるんだよな。
そしてブースターの改良点の多くがコストダウンを指向してるっつう抜け目のなさ。
H3 は固体燃料依存が減ったかと思いきや、最小構成以外の固体ブースター付きが本来の姿な気もしてきた。
んでまぁ中型衛星を1機+ピギーバックで小さな衛星を1機か2機って程度なら、H3 の最小構成でちょうどいいくらいなんじゃないかと。
H-IIA 開発時や運用前半期あたりは、ライバルはヨーロッパのアリアン5ロケットだった。けど今はもっとヤバい価格破壊王、アメリカのスペースX社のファルコン9をライバルに設定しないといけなくなったわけで。かつて絶対王者だったアリアンスペース社さえ青い顔になって、急いで新型のアリアン6を開発中ってなもんで。
そしてアリアン6のデビューは当初、日本の H3 と仲良く2020年のはずだったのが、開発難航でこれまた仲良く1年延期w オリンピックかww
日本の H シリーズとヨーロッパのアリアンシリーズは、燃料がともに液体水素+固体燃料っつう組み合わせ(スペースシャトルの構成の影響を受けたと思われ)。双方とも今開発中の新型の主目的がコストダウンで、固体燃料への依存度を減らしてる。固体燃料よりも液体水素の方が、性能あたりの単価がだいぶ安いんだろうな。んで日本の H3 なら、固体燃料フリーのバージョン(最小構成)も用意してまっせっつうことで。
H3 の最小構成って性能はそんなに高くはなさそうだけど、排気ガスが水と水素だけだからな。環境性能でアピールできたりするかもな。パワーが必要な時は相変わらず固体燃料頼みではあるにしても。
けど H3 の密かな売りは、より進化した固体燃料ブースターだったりもして。まぁでも H3 の3つあるグレードのうち、小と中でブースターへの依存度が H-IIA より減ってるんで(大は H-IIB と同じ)、環境性能ウンヌンは一応宣伝文句になるかもな。
ほぼじゅびふぉ の入荷は5作品。
Caitlin Myers (m0moki) さんが "Sky High" を歌ってらしたのを見逃しとった。けっこう古い公開だったのに、なんで飛ばしちゃったんだか。
"Love Yourself [ラヴ・ユアセルフ]"。初登場 Jirai さんによる、洋楽ボカロカバー曲。元歌はジャスティン・ビーバーなんで、人気が出てくれますようにとか。
うちのサイトで人気の Annonymouz さんを追加しようと動画リストを見たらば、ついにというかオリジナル曲で "Lips" でメジャーデビューされてた。てことですぐさま入荷。ついでに Official髭男dism の "Cry Baby" カバーも入荷してみたよ。
さらに初登場の FLOAT さん。新たな英語ボカロPをまた見つけてしまった。作品数がまだ多くないから、早いとこコンプしたいところ。
『パイライト・ガール』。そして久々の R.I.P さん。こちらの英語ボカロP作品もまた入荷が進んでないなぁ。
爆竹の音って衝撃波音なのかな?
2020.9.14 のログ で、鞭の「パァン!」って音が、実は地面を叩く音じゃなく、先端が音速に達して衝撃波を発生させた音だったと知ってびっくりしたわけで。
でさ、あれって拳銃の音に似てるなーと思いつつ、爆竹も音にも……と思ってたわけで。
拳銃の弾速はマッハ2かそれ以上と思われるんで、衝撃波音なんだろうなぁ。いやでもサイレンサーをつけると「プシュン」で済むってことは、弾丸の速さは音速未満なのかな。いやでもサイレンサーの「プシュン」の知識はテレビドラマ由来なんで、あんましあてになんないかも。
で、爆竹って花火の一種なわけで。花火セットみたいな手で持つタイプの花火って、シューッと燃えて、「パァン!」っう大音響じゃないわな。それより少ない量の火薬が一瞬で発火(つまり爆発)するのが爆竹なわけで。
爆竹の構造って、火薬を紙で何重にも巻いてるわな。内圧が高まった時点で破裂する仕組みになってる。一気にエネルギー放出なわけで。で、内部のガスやら紙の断片やらが超音速に達して、あの音が出るんじゃないかと推測。
検索で調べてみたら、「衝撃波の効果」- OKWAVE のベストアンサーにサラッと「火薬の爆発によって空気中に衝撃波を発生させる爆竹」ウンヌンと書いてあるくらいだったけど、まーそれで今回は答えがあってたってことにしちゃおう。
ほぼじゅびふぉ の入荷は7作品。
Jayn さんをじわじわ進めとります。今回もだけど、オリジナル曲の歌詞が毎回なかなかイイ感じでさ。日本でももっと知ってほしいなーと思って。日本語訳する意味を噛み締めつつって感じで。
そして Sayri さんと Will Stetson さんと Sara Beat さんが新曲を出しておられてるのに気づき。そこらへんガッツリいかせていただきましたですよ。
ほぼじゅびふぉ の作品ページを作るときの原稿って、LibreOffice の表計算を使ってきてたんだわ。これがね、無料なのはいいけど、動作が遅いのと、メモリをけっこう食うのと、どうも使い心地がイマイチなのと、ってあたりがね、まぁ無料だから我慢して使ってきたんだけどさ。
無料なんなら Google スプレッドシートを使ってみてはどうかと思い立って。
これが現時点じゃ大正解な感じで。ベースが LibreOffice と同形式らしく、ファイル形式や仕様も互換性があったりして。
原稿が出来上がると、全部をコピーして自作 JavaScript にぶち込んで HTML ページに自動で仕立て直すんだけどさ、そのまんま使えたし。
おいらも PC もストレスが減るっつう、なかなかのいい改善になったですわ。
ほぼじゅびふぉ の入荷は3作品。
AegisSan-P を1個進めつつ、初登場 Ophelia も1個。元歌の ななもり。さんの『悪い人』も初登場ですな。
そして Juby さん。入荷ルール変更で、ボカロ曲以外も入荷するようになったんで、今までスルーしてた曲も入れようってことで。んで今日は、既に歌詞セット作成済みの "BUTTERFLY" でラクしてみたww
レンタルサーバ、乗り換えようかなぁ。長らくハッスルサーバーを愛用してきてるけど、SSL 非対応ってのがね、今の時代に合わなくなってきてて。Google Chrome も「http://」を露骨に邪険に扱うようになってきてるし。時代は「https://」なんだよなー。Google 検索結果でも https:// 優先みたいだし。
あと、ハッスルは通信がいまだに FTP ってのもな。SFTP 非対応だし。けど FTPS には対応してるから、そこは利用させてもらってるけど。
いやさ、前に一時期、Apple で提供してるサーバを使ってたことあってさ。これが WebDAV とかいう通信仕様で、ものすごい便利で。無料だった頃に愛用したけど、有料になったら、おいらが使わないサービスも盛り沢山の抱き合わせで、お高いパッケージ価格になっちまってた。だから逃げたww
しかし SSL 対応のレンタルサーバー探すのめんどいなぁ。けっこう高そうだしなぁ。ハッスルって年間2500円だからさ、安さ爆発なのがよくて。しかも鯖落ちめったにないし。
あと、ほぼじゅびふぉ の Google 検索結果での順位がイマイチなのも、モバイル検索結果でファビコンが表示されないのも、専用ドメインじゃないからな気がしてきてて。今の ほぼじゅびふぉ は http://yunzu.qee.jp にいくつかあるサイトのうちのひとつなんだよな。これが原因のような気がする。ほかに、今どき https じゃないからってのもあるだろうけど。
で、とりあえずハッスルサーバー上であと31個、独自ドメインを無料で取得できるんだわ。これ使おうかな。ほぼじゅびふぉ 専用ドメインを作っちゃおっかな。現状の URL でアクセスするとリダイレクトする形にしてさ。
そうなるとさ、『ほぼじゅびふぉ』っつうタイトル、これも変えちゃおっかな。初見で全く意味不明だし、意味を知ったところで内容と違うし。
とかいろいろ考えちゃうと、ああああああってなっちまう。案ずるより生むがナントカとわかってはいても、ああああああめんどい。
ほぼじゅびふぉ の入荷は4作品。
"Again [アゲイン]" の delphic さん、"MONSTER [モンスター]" の Devsies ともに初登場。しかしこんなに初登場を増やしちまって、また収拾つかなくなりそげ……。つか収拾ついたこと今までないし。「1人殺すも10人殺すも同じじゃー」状態www
そんなところに、クレア先生が新曲発表。人気の VTuber 歌い手ですからなー。今回はちょっとダークな雰囲気で、今までとは違う感じのクレア先生を楽しめますよ。
そしてそして、Jubyphonic + rachie + Anthong のトリオでの "Ready Steady"。Juby さん少し前からギガP作品を取り上げることが多くなったなぁ。ギガP独特の、華やかでちょいダーティーな雰囲気にハマっておられるのかも。
ほぼじゅびふぉ の入荷は3作品。
ニコニコでの 名前は、まだない。さんって実は、YouTube での『ゆりのポンコツTVチャンネル』のゆりさんと同一人物だったんだな。んでもポンコツTVのチャンネル内にはもう "ECHO" ひとつしか残ってない。んで、新チャンネル『ゆりYuri』に移行してるわけで、ここでの発表作品が、名前は、まだない。さんと同じだったと。
んで、名前は、まだない。名義で既に入荷済みがあるんで、ニコニコの方で入荷を続けていこうかなと。
"unravel ᴅᴊ-ᴊᴏ ᴅᴜʙsᴛᴇᴘ ʀᴇᴍɪx"。Juby さんの過去作品。ついこないだ Jayn さんの "unravel" を入荷したんで、大御所お二人の競演でどうだって感じで。
"Fireflies [ファイアーフライズ]"。元歌はアウル・シティー。そのボカロカバーですな。10月3日に ShirazukiOkami 作品を何個か入荷した時に、一緒に入れようと思ってたんだけど、なぜか動画が途中でエラー停止してしまう状態で、諦めてたんだわ。んでも今日また見てみたらちゃんと最後までいけたんで、入荷してみますた。
Juby さんの『シニタイちゃん』が最近じわじわ伸びとりまして。
原曲のリリースが2014年。Juby さんの英語版が2017年。うちに入荷したのが2019年。「なんでまた今頃」と思って調べてみた。Twitter とかで拡散されてるのかな……。
……、
……、
……。
Musixmatch というサービスは、ユーザーが翻訳歌詞を投稿するタイプのサイトらしい。基本、洋楽歌詞の日本語訳を載せるっつう、うちのサイトといささかかぶってるサービスで。ちなみに洋楽歌詞もユーザーが投稿する形らしい。
んで『シニタイちゃん』の投稿者は何を思ったか、Juby 版の英訳詞を洋楽の元歌詞として出しちゃったわけで。あたかも原作のすいっちさんが英語でも歌詞を出してるかのようなことになってしまってる。んで今のとこ、Musixmatch 上ではその日本語訳が投稿されてない状態。
そんなわけで、その日本語訳を知りたくて、うちのサイトを探し当てていらっしゃる方々が増えてる、ってことらしい。いらした方はもれなく、日本語原詞と英語版の日本語訳が読める上に、Juby さん自身による英語版の歌唱も聴けるぞ。
件の Musixmatch ページには「この歌詞は確認待機中です。間違いを発見した場合は、修正して私たちをお助けてください」(原文ママ)とある。てことで、いずれかは誰かがツッコんで、Juby 英訳詞は消えると思う。そうなればうちのサイトは「シニタイちゃん祭り」終了で元通りってことになると思う。
またというか、偶発事故でうちのサイトへのアクセスが一時的に増えてる状況。こっちとしては損じゃないんで、おいらからわざわざ Musixmatch にツッコむことはないな。なるだけ長いこと勘違いしたまんまでどうぞ。
つか、Musixmatch に勘違いで英訳詞を投稿しちゃった人、うちのサイトからコピペしたのかな。コピペされるのはまぁそれで宣伝になるだろうと放置してたんだわ。けど何にどう使われるかわからんってのを考えると、作品ページには軽くでもコピーガードかけたほうがいいのかなぁ。
Musixmatch の当該ページには「利用可能な翻訳がありません」とも出ててさ。これって、うちのサイトにたどり着いた人が、おいらの日本語訳をコピペして Musixmatch に出すことも考えられないわけでもないわけで。やっぱしコピーガードかなぁ。
つか前に "Circles" 祭りになったとき(歌系 VTuber さんがカバーした)、一般コメント欄に、自作の日本語訳と称してうちのサイト内容をコピペした馬鹿者がいてさ。まぁ他に、「持ってきた日本語訳」として同じ内容を出した人が複数いたんで、自称「自作」はバレバレ状態だったけど。あーでも中には、コピペじゃなく手作業で書写した人もいたっけなぁ。根性要っただろうなぁ。
ページのコピーガードは完全にじゃないにしても、ある程度は効果ありなのかもな。やりかたわからんけど、たぶん探せば出てくるべ。
しかし商用サイトってやっぱし稼働率・知名度が高いですなぁ。先方のザクザクあるページの中のほんの1つが事故を起こしてるだけなのに、うちにとっては大漁な状態で。
うちのサイトがうだつが上がらない理由っていろいろ考えてはあるけどさ、どれもなかなかむずくて、なかなか手を出せないでいるわけで。
って Musixmatch にヒントがひとつあったよー。SNS に出しやすくすればいいんだ。あーなるほど。これなら根性出すだけで(つまりカネかけずに)できそうな気がする。と思ったら、おいら Twitter も Facebook もやってないんだったww ボタン押してみたらログイン求められてしまったwww
……、
……、
……。
とりあえず Fantastech!! 様に教わって、「テキストを選択不可に」だけコピーガードしといたわ。右クリックで「ソースを表示」を出さない方法は不明だけど、そこまでやるやつはもうお好きにどうぞな形で。
おいらはそれも破れるけどww 破るにはそのページに、Google の埋め込み広告があるのが必須なんですわ。Google 広告って右上に×ボタンがあるじゃないですか。あれで広告を消して、空いてるスペースで右クリックすると、「ソースを表示」が出てしまうんですなー。
今のとこ ほぼじゅびふぉ には広告を出してないんで、その手は使えんぞとw けど普通に右クリックで「ソースを表示」が出てしまうから、ほんとどうでもいいwww
ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。
Juby さんを、まだ少しずつだけど着々と進めとります。ていうか『放課後ストライド』の元歌ってフツーに日本のボカロ曲だったのかよ。てっきりアニソンだと思ってて飛ばしてた……。まあそういう風味を狙った曲なんだけどさ、おもっきし騙されてたwwww
18:20頃から Juby さんの『シニタイちゃん』が、えげつないくらいの祭りになっとるー!
おいら知ーらね。Musixmatch で勘違い投稿したやつが悪いんだー。3日くらい前から爆増し始めてはいたものの、いやもうね、毎日いろんな作品が順繰りにこうなってくれると嬉しいんだがねってやつで。
今19:40。さすがに祭りが落ち着いてきてる感じ。
ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。
どっちも、ほかの人が歌った版は未入荷。うちのサイトのレパートリーが純粋に増えたっつう嬉しい状態。
そして、やっぱし Juby さんの歌声は特別。ボカロの中の人に採用されたりとかしないかなー。
スーバーは安くて豊富な品揃え。ワンストップで全部買える。けどデカすぎて、行くのが億劫だったりもする。コンビニはそこらじゅうにある。クルマから降りてから、あんまし歩かなくていい。スーパーの縮小版。建物の容積は個人経営の店と同規模。定価販売が主で、安くはない。共通なのは、派手に宣伝してブランドを確立してること。限られたスペースに目一杯品揃えしてること。
まぁ、「何でも売ってるワンストップの店」とか「ブランドの信用力」が大きいのかなと。
こうなると、昭和時代にはフツーだった◯◯屋さんってやっぱし衰退するわなぁとか考えたりして。DIY 系の買い物も、大型店以外じゃ考えられんくなったしな。
けどなぜか、ケーキ屋さんやお菓子屋さんやパン屋さんは個人経営的な店舗が盤石なんだよな。そこが不思議で不思議で。
イプシロンロケット5号機の打ち上げ、2回延期した挙句、今月25日以降に再設定なんだな。
1回目の延期は地上設備の不具合で、どうも可搬型レーダーとかいうのが誤作動を起こしたらしく。その原因は、プラグの緩みだったそうで。もう再発防止対策済みだそうで。
んでこの可搬型レーダーって H-IIA の打ち上げと共用だそうで。イプシロンと H-IIA の射場は、同じ鹿児島県内だけど別の土地なわけで。打ち上げがあるたびにこの可搬型レーダーを運んで持っていくことになってるそうで。そして今度の H-IIA の打ち上げ予定が24日なんで、イプシロン5号機の再々打ち上げスケジュールはその後に回されたと。
コストダウンのための共用化が、こういう不便を生んでしまってるんだな。あと、運ぶ時の振動でプラグが緩んだりもしたんだろうなーとか。
両方の射場に据え付け型を置けばいいのに。とはいえ、イプシロンも H-IIA も年間打ち上げ回数がそんなに多くないからな。1台で間に合わせられるものは間に合わせちゃいましょうってことになったんだろうなぁ。
けどこれからは H3 とイプシロンSの時代になるわけで。両方とも現行型よりもコストダウンするってことで、打ち上げの頻度が上がることがわかってるわけで。H3 なんか年間6発でコスト計算してるし。まぁそうなれば2つの射場それぞれに据え付け型を整備することになって、こういう機材の取り合いは今だけってことになるんじゃないだろうかとか。
半年くらい前、JAXA の来年度の予算が大幅増額したっつうのがニュースになってたね。あれってアメリカ主導のアルテミス計画に参加することになったんで、そのための新規開発費が上乗せされただけだから。既存の業務は今までと同じく貧乏なまんまなんだろうなぁ。
とはいえ H3 とイプシロンSが飛ぶようになると、打ち上げ費用が毎回何十億円か節約できるわけで。JAXA の既存のプロジェクトもじわじわと予算を組みやすくなっていくんだろうなぁ。
Ubuntu の CGI 設定がうまくいかん……。手持ちのノート PC でも ほぼじゅびふぉ の作業ができるようにしたいなー、と前々から思ってた。それにはローカル環境で CGI が動いてくれないといかんわけで。その設定で絶望のズンドコを彷徨ってたりする。
iMac で CGI が動くようにしたときも難儀したんだよな。こういうの、ワンタッチでサクッといけるようにならんもんかね。昔の MacOS X はワンタッチだったけど、なぜかその便利機能が削除されまして。たぶんセキュリティ強化のためだとは思うけど。で、コマンドラインで管理者権限で vi っつうクセありすぎなテキストエディタで、手作業でシステム設定書類を書き替えなきゃいかんくなったってわけで。
Linux はもともと CGI を動作させるにはコマンドラインで設定書類書き変え派だから、まぁしょうがないっちゃしょうがない。あーでも、お教えサイトどおりにやってるつもりなのに、なぜ動かん……。
ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。
アニメ『未来日記』の主題歌。これも「英語で歌ってみた」界隈で人気曲だったような。他の英語歌い手さんたちもやってたような。
歌詞中でローマ神話の神々の名前が列挙されるわけで。元歌詞からしてローマ字表記なんだけど、そこは反訳ではカタカナ表記にしましたですよ。で、まぁ天体やら探査機やらの名前として見覚えのあるやつが多いわけで。そこらへんはおいらが知ってるカタカナ綴りにしちゃおっかなとも思った。けど変に義務感を覚えてしまって、全部ウィキペディアで調べて、ラテン語読みのカタカタ表記にしといたですわ。
そこに何の意味があるのかとかは訊かない約束でww
ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。
"ECHO"。カグラナナさんという VTuber さんが最近出されたんで。コピペでササっと入れてみたです。ほんとこんなに "ECHO" 入れてどうすんだって感じだけど、いっぱい出てるんだもんしょうがないさー。来訪者さんによっては、"ECHO" 巡りされる方もいらっしゃるしさ。
『フォニイ』。ちょい久々にろっちさんとこを覗いてみたらば、新曲は出てなかったけど『フォニイ』の取りこぼしを見つけてしまったってわけで、慌てて入荷すますた。こっちも "ECHO" ほどじゃないけど複数の歌い手さんの競演状態になったんで、聴き比べ・読み比べでお楽しみくださいませ。
去年から乗ってる中古のアクセラスポーツ。何日か前からアイドリングストップが効かなくなっちまって。
それでもしばらく気にしないで乗ってたけど、やっぱし気になるわけです。アイストでのガソリン節約効果なんてたかが知れてるとは思うけど、おいらけっこう窓を開けて乗る派なんで、交差点で自分のクルマのエンジン音が消えるとさ、外のいろんな音が聞こえてきてさ。そこが好きだったりする。
とりあえず、さっき直ったw
直し方をさっさと書いちゃう。Pレンジでエンジンかけっぱの状態で、i-stop 解除ボタンを10秒くらい長押し。それを5回繰り返す。エンジン切って何時間か放置。また乗ると、i-stop ランプが緑色点灯して、普通にアイドリングストップするようになった。
正直、長押しが効いたのか不明だし、5回ってのもテキトーにやってみただけだし、その後エンジン切って放置は関係あるのかないのかも不明だし、そもそもそこらへんまったく関係なくて、たまたま i-stop の機嫌が直っただけかも。まーとりあえず元に戻ってよかったよかった。
いやさ、直したくなった時に、いい情報ないかなーとスマホから検索で探したんだわ。とりあえずアクセラの取説 PDF が出てきて、i-stop 関連の部分を読んでみたけど、ドンピシャ情報はナシ。ただ、何かする時に(内容忘れた)i-stop 解除ボタンを長押しすることが書いてあってさ。とりあえずやつてみっかー、と期待しないでやってみたっつうだけ。
ほかにも一般の人からの重要情報ないかなーと探したんだけど、役に立つ情報はなくて。いや、同じ症状が出たよっつう人が、よろず相談系サイトに投稿してたのはあったにはあったんだわ。けどこれがもう使えない話ばっかダラダラ書き連ねてるだけで。んでまぁほかの人たちもああだこうだアドバイスらしきもの出してたり、喧嘩になってたりっつう感じで。
大筋では、ディーラーに持ってったら対応が不誠実で信用できなくて、別なディーラー店舗に持ってって、そこは誠実だったけど原因不明。とうとうメーカーのマツダに話を持ちかけたものの、なんだか結局ごまかしにかかってきたような印象。んで、ああでもないこうでもないとひたすら交渉の話が続いて、ゴネてゴネて、メーカーが持って行って調べてくれることになって、返ってきたらちゃんと直ってたっつう、ほんと使えない情報で。
それにしても、クルマの故障の相談サイトってなんでこう情報が薄いのかね。文句ばっかだし。具体的な直し方は結局書いてなかったりだし。
数年前、夜勤明けで昼間に寝てたら、ご近所さんのスバル車が、車上荒らし対策のクラクションの断続を鳴らしまくってさ。それで起こされちまって。ひたすら鳴り続けてさ、止まったかと思うとまたって感じで。窓から見てみたら、いろいろ頑張って止めようとしても、クルマに拒否されては再発。その繰り返しって感じ。
とても寝らんない。んでまぁおいらに何かできることないかなーと外に出て、困りきったご近所さんから話を聞いてと。ご近所さんとこの息子さんも出てきて、何とかしようとしてて。
てことでスマホで検索して対策を漁ったら、同じ症状の人の相談が何件もヒットしたんだけど、みんな「トリセツがわかりにくい」っつう文句ばっかし書き込んでんだわ。トリセツも確かに検索で出てきたやつ読んだらわかりにくかったけど、あんたらの残した書き込みも、なんぼ読んでも答えにたどり着けないって意味じゃ同じだろがとか。
ネット情報がまったく使い物になんないんで、3人で現物や車載のトリセツをいろいろ確かめたところ、原因はどうもキーの電池切れじゃないのか、って感じになった。んでまぁ息子さんが自分のクルマで、近くのスバルディーラーにキーを持ってって電池交換してもらったら、即座に直った。
「電池切れか?」となったあたりでさ、ご近所親子はキーの電池交換をしたことがなかったみたいで、「どんな電池なんだべ」「そこらで売ってる電池だべか」「いくらくらいするんだべ」とか不安げで。てことでおいら、「ああ、ディーラーにカギを持ってけばすぐやってくれるよ。500円かそこらへんだよ」と教えてあげた。そこで役に立てたのが嬉しかったところ。
しかし「キーの電池交換で直るよ」なんて、ネット上のユーザーさんたちどこの誰も言ってやがらねえ。おいらの i-stop 不具合も同じく、文句ばっかで「i-stop 解除ボタン長押し何回かで直るよ」なんて誰も書いてやがらねえ。
てことで、非生産的な情報に付き合わされまくったおいらとしては、今日の日記じゃ文章の早めに直し方を出しといたわ。9年落ちのアクセラの不具合解決法なんてあんまし需要なさそうだけど、ディーラーやメーカーと散々やり合ってムカついたり時間を浪費したりするよりは、この日記を探し出していただいてサクッと直していただければ、それはそれでけっこう生産的なんではないかと。場合によっては効かないかもだけど、そこは勘弁しておくんなまし。
快眠サプリを飲んだにもかかわらず、眠れん。布団で悶々としつつなんか考えてたのが、H3 ロケットの1段目 LE-9 エンジンのこと。
元来大型エンジンには向かないはずのエキスパンダーブリードサイクルを採用して、大幅に簡素化とコストダウンを実現したわけでして。
んでこの舌を噛みそうな名前のサイクルを使った LE-9 の何がそんなに画期的かっつうと、大型エンジンのくせに副燃焼室がないっつうところでして。燃料の液体水素の一部を燃焼室の外壁に沿って流して気化させる。その膨圧で液体水素と液体酸素(両方合わせて「推進剤」という)のタービンを回して、推進剤を、高圧の燃焼室に逆らうさらなる高圧にして、エンジンの本体中の本体である燃焼室にブチ込んで燃焼させて、推力を発生させる。
ヨーロッパや韓国が採用してるガスジェネレーターサイクルだと、副燃焼室で一部の推進剤を燃やして、その燃焼圧力でタービンを回して、もっと大量の推進剤を主燃焼室にブチ込んで燃焼させる。燃焼室が2つになるわけで、そのぶん複雑になる。
で、エキスパンダーブリードサイクルでもガスジェネレーターサイクルでも、タービンを回すのに使った気体は圧力が下がってしまってるんで、主燃焼室にはもうブチ込めない。捨てるしかない。推力に貢献しない。
H-IIA ロケットの1段目に採用されてる二段燃焼サイクルだと、副燃焼室に液体水素の全量と液体酸素の一部をブチ込んで、超高圧を発生させる。んでタービンを回す。タービンを回してるガスは、水蒸気ちょっととほとんど水素。こいつをそのまま主燃焼室に送り込んで、さらに液体酸素も主燃焼室にブチ込む。んで燃焼させて推力発生。無駄が出ないぶん燃費が良くなる。
ただデメリットとして、副燃焼室→タービンの流路が超高圧に、タービンから主燃焼室の流路は圧が多少下がるけど、主燃焼室より高圧ってことで、そのあたりをかなり頑丈に作らないといけない。そして配管が複雑になる。コストがかかるわけで。
そして、エキスパンダーブリードサイクルやガスジェネレーターサイクルよりも、不具合が起きたとき爆発するリスクが高い(有人飛行での安全確保が難しいってこと。その割にスペースシャトルで使ってたけど)。タービン駆動用の流路と推力発生用の流路が別々か直列に繋がってるかってところが、原理的に爆発リスクの有無を決めるらしい。
H-IIA もその前身の H-II も、スペースシャトルの設計思想の影響を大きく受けたのと、当時の種子島宇宙センターの安全基準の関係で、搭載する推進剤をできるだけ少なくしなきゃいかんかったってので、技術的に超ムズいけど高性能な二段燃焼サイクルを採用したってことで。
んで H3 では大幅コスト削減が必須だったんで、1段目エンジンっつう最もカネのかかる部分をエキスパンダーブリードサイクルで簡素化して コストダウンを図ったってことで。
ただこのサイクルは、さっきも書いたけど大型のエンジンにはあまり向かない。液体水素を、燃焼室の外壁で加熱して気化させるだけで(同時に燃焼室のうち壁を冷却して、溶けないようにする)、タービンをぶん回すパワーを得なきゃいかんわけで。エンジン出力をでかくするってことは、タービンで大量の推進剤を充分に昇圧させなきゃいかんってことで。燃料が液体水素だと排出ガスの質量が小さいんで、パワーを出しにくい。てことで、そこは燃焼室圧力を目一杯上げてパワーを稼ぐことになる。
てなことで、燃焼室の外壁の面積をでっかく取って、タービン駆動用の液体水素をおもっきし加熱しなきゃなんない。燃焼室がバカでっかくなってしまうってわけで。それにも限度があるもんだから、燃焼室の壁越しの熱伝達の効率を上げるべく、外壁沿いの水素流路と内壁との暑さが極限まで薄く設計されてる。
高温高圧の燃焼流体ってのは、挙動の正確な予測が難しいものらしく。で、おととしの時点で燃焼室の壁に穴が空いてるのが見つかって、そこらへんのシミュレーションと実際との整合性が足りんかったことが判明。H3 デビューは1年遅れってことになった。そこが、大型エンジンでエキスパンダーブリードサイクルを使うボトルネックだったってことになる。
一方、タービンを駆動した後の低圧の気体水素って、エンジンの外に捨てるわけですよ。水素の状態ってまだ化学反応のエネルギーを持ってるわけで、なんかもったいない気がして。とはいえ圧が下がっちゃってるんで燃焼室には入れない。むしろ押し戻されちゃう。これはまずい。サイクルが破綻しちゃう。けど化学エネルギーをまだ持ってる水素をそのまま捨てるのは、やっぱしもったいないような。
でさ、この不要な水素、酸素と混ぜて燃やしちゃって、タービン駆動用水素の熱源の足しにするってのはどうかと。
そのぶん燃焼室の設計で無理しなくて済むんじゃないかと。今の仕組みだと、タービンを駆動するエネルギー源は気化水素の膨圧なわけで、その熱源が燃焼室の外壁なわけで。で、大量の推進剤を昇圧させるべく、それに合わせた大量の熱を供給すべく、燃焼室をでっかくして、それでも足りなくて壁の厚さを極限まで薄くしてるわけで。
タービンを回した後の水素を燃やして熱源の足しにすれば、そのぶん燃焼室を小型化できたりとか、壁を厚くできたりとかするんじゃないかと。
副燃焼室を設けることになるんで、そのぶん複雑になっちゃう。けどガスジェネレーターサイクルや二段燃焼サイクルと違って、副燃焼室にタービンはない。欲しいのは燃焼熱のみ。圧力は不要。まぁボイラーで追い焚きって感じで。副燃焼室はそれだけ簡単な設計になって、結果的にエンジン全体の小型軽量化ができるかも。
副燃焼室で発生させた高温の排ガスは、タービン駆動用水素を熱交換器で加熱した後は、ただ外に捨てればいい。さすがにもう化学的にも力学的にもエネルギーが残ってない、ただの水でしかない。捨てるに値するところまでしゃぶり尽くした状態というか。
なんかこれ、いけそうな気がするような。LE-9 はもうこのまま行くとして、エキスパンダーブリードサイクルのままさらに大出力化なんて未来が、これで見えてくるような気がする。ああでもこうなるともうサイクル名も変わっちゃうかな。じゃあその時は、もっと短くて舌を噛まなそうなやつでw
っておいらが布団の中で眠れないまま2時間で思いついたくらいだから、本職さんたちはとうの昔に考えついてるんだろうな。その上で、LE-9 じゃその案はボツになったんだろうな。
けど、スペースシャトルのメインエンジン SSME の推力は、1基あたり220トンだった。LE-9 は140トン。ここらへんがエキスパンダーブリードサイクルの上限なんじゃないかと。けど LE-9 を超える大出力エンジンの需要はあると思うなぁ。そこを、エキスパンダーブリードサイクル起源のシンプルなエンジンで、ってやっぱしいけそうなようなとか。
ワクチン2回目ようやく打ってもらってきたー。これでようやく完全体ですがな。
明日の副反応はどんな感じなんだろうか。ファイザーだからそんなに重くない、といいな。
今日ってワクチンの他に何かあったような気が……と思ってたら、韓国の純国産ロケットのヌリ号の初打ち上げの日だった。
予定通りに打ち上げはしたけど、衛星の軌道投入は残念ながら失敗だったね。一発で成功した国は今までないから、めげることはないぞと。ロケット史じゃあるあるネタですわ。文大統領も優しさに溢れるコメントを出して、関係者たちをねぎらってたね。羅老号の時の失敗での責任のなすり合いみたいな醜態がなかったし。当時の李大統領も同じく「半分の成功」とコメントしたけど今回はニュアンスが違って、負け惜しみ臭がない感じ。
韓国国民もあの時の経験からか、失敗したからって無闇に批判する様子でもないみたいだし。つか、関係機関は事前に「成功する確率は 30% 程度」と公表してたらしいんで、今回の結果を受けても韓国国内は落ち着いてる感じかと。
実際、1段目と2段目が計画どおりに稼動したのは大きな収穫だったと思う。自力開発した推力75トン級エンジンが完璧に作動したのは自信になったろう。同じく自力開発の小型エンジンの3段目がうまくいかなくての失敗だったけど、この調子だと成功の陽の目を見る日は近い気がする。
まー「はじめの何回かはうまく作動してたのに、想定外の箇所がいきなりトラブった」ってのもロケット開発あるあるなんで、たぶんこれからしばらくはモグラ叩きが続くんだろうな。
副反応、注射を打ってもらった周りが重いような鈍く痛いようなっつうだけだな。
ヌリ号ネタの続き。
韓国のロケットは地政学的に極軌道にしか打てないんで、その悪条件で1.5トンのペイロードを打てるってのは、スペック的にも申し分ないと思う。その上というか、やっぱし中型以下のロケットは3段以上じゃないと効率悪いんだよな。ヌリ号はその基本を守っとりますな。羅老号は中型サイズで2段式だったもんだから、打ち上げ性能が小型ロケット並みだったもんな。つかあのロケット、いろいろバランス悪すぎだったっけな。
あと羅老の時も言われてたけど、「日本は成功するまで4回失敗した」ってのがな。いつの時代の話だよ。日本の初成功が1970年だから、かれこれ51年前だぞ。その前の4回の失敗は、1年に1回のペースで進めてたし。1966年あたりから挑んでたってことになる。しかも当時の世界のロケットの常識に逆らって、前例のない全段固体燃料ロケットでの衛星打ち上げ。追い打ちをかけるように、弾道ミサイル技術開発が目的じゃない証明として、誘導装置なしっつう無茶苦茶な条件付き。縛りだらけ。そりゃ4回くらいは失敗するわ。
韓国ってこともあって、日本の失敗例を引き合いに出して落ち着きたくなる気持ちはわからんでもないが。
けど今は、民間企業が衛星打ち上げビジネスを展開してる時代なわけで。ロケットの理論も技術も、公開されてるのだけでも膨大だし完成もされてる。国主導で既存技術を国産化したものとの比較対象として、半世紀以上も前でしかも個性が強烈すぎて全部手探り状態だった糸川ロケットを出すのはあまり適切じゃないと思う。
あとさ、報道を見ると「世界で7番目を目指す」と書かれててさ。なんじゃそりゃ。いやいや11番目だろと。自力での衛星打ち上げ国は、旧ソ連(ロシアとウクライナ)、アメリカ、フランス、日本、中国、イギリス、インド、イスラエル、イラン、北朝鮮で10番目までとっくに埋まってるぞ。
と思ったら、「ペイロードが1トン以上」という枠を勝手に作って、それで成功すれば世界で7番目っつうことらしい。
ロケットは大抵「大は小を兼ねる」なんだけどさ、最近は中型・小型ロケットの打ち上げ需要が世界的に盛り上がってきてるわけで。てのも、小さい衛星は大型ロケットの余裕分に相乗りさせてもらうのが安くていいんだけど、その大型ロケットのメインの衛星の都合に、スケジュールも軌道も合わせなきゃいけないっつうのがネックで。
小型衛星を、ロケット代が高くついても、打ち上げたい時に打ち上げたい軌道にっつうニーズが高まってきてるってことで。不定期の貸切バスの空席に便乗するしかなかったのが、タクシーも使えるようになってきたって感じで。
てことで 比較的小型な衛星打ち上げロケット市場が今アツくなりつつあるわけだけど、衛星を打ち上げたロケットとして世界最小と2番目は、どっちも日本だったりする。正直、世界最小ロケットランキングの方は商業的にも軍事的にも実用性がほとんどないんだけどさ、「ここまで小さくて単純なロケットでも衛星を打てる」っつう目安にはなるね。
第1位の SS-520 ロケットはもともと高空観測用の弾道ロケットで、今後は SS-520 での衛星打ち上げの予定はないそうだ。けどその時のノウハウやデータを活用して、今、キヤノンが主導で和歌山県の南端から極軌道に打ち上げる、ペイロード100kg台の小型ロケットを開発中だったりしてる。そのテストベースだったと。
んでこのキヤノンロケットは採算取れるのかっつうと、実は官需を掴んでるんですな。10年ほど前に「使い捨て衛星」っつうコンセプトが新聞に出たことがあった。まぁ衛星ってのは大抵は軌道上で修理できないんで、壊れたら捨てるしかないわけで、その意味じゃ全部使い捨てなんだけどさ。ここでいう「使い捨て」は、短寿命で墜落してしまうっつうこと。
国際情勢に急変あれば、即時打ち上げできる固体燃料ロケットで小型偵察衛星を超低軌道に打ち上げるっつう構想で。軌道が低いほうが対象物をより鮮明に撮れるわけで。けど軌道が低いほど空気抵抗が大きいんで、まぁ何週間かで寿命を迎えてしまうわけですわ。で、ほどほどに安くてほどほどに機動性の高い衛星偵察機能を我が国で保有しようじゃないかっつう話で。
てことでキヤノンロケットは、民需衛星の需要があまり振るわなくても、親方日の丸な保証があるってわけでして。まぁ下支えはあるにしても表向きは民間企業の商業事業なんで、積極的に民需への売り込みを図るとは思うけど。同じ固体燃料ロケットでもイプシロンよりだいぶ小さくなるんで、棲み分けできるだろうと。
んで(たぶん)この「使い捨て衛星」構想を元に、つばめ という超低軌道を飛ぶ現場試験衛星を、JAXA が打ち上げ済みかつデータ取得済み。運用は2017〜19年。2年も持ったのは、空気抵抗ぶんをイオンエンジンでの加速で補ったから。
高度200km台っつう低い軌道だと、薄い大気中の原子状酸素というのが衛星にいろいろと悪さをするらしく。そのデータを取るのが最重要項目のひとつだったらしい。例えばイオンエンジンなしで寿命2カ月設定の超低軌道の安い衛星を作るとして、原子状酸素対策をどのくらい盛れば、衛星は2カ月生きられるのか、というのがわかった、のだと思う。
イオンエンジンを付けて、さらに原子状酸素対策を充分に取れば、2年は問題なくいけるってのもわかった。このくらいの寿命を狙うとなると衛星は大型化を免れんな。そのときはイプシロンの出番かもなぁ。
てことで、世界の衛星開発界隈は今、衛星の小型軽量化がトレンドの一つなんですな。で、その小型衛星を好きなタイミングで打てる小型ロケットもアツいんですなぁ。
けど韓国のヌリ号の低軌道打ち上げ能力は1.5トン。イプシロンと同じくらいっちゃ同じくらい。ただ、ヌリ号は極軌道打ち上げでその数字。イプシロンは真東打ち上げでその数字。イプシロンを極軌道に打つと、打ち上げ能力は590kgになっちゃうし。ヌリ号はなかなかの高性能なロケットってことになるね。
んーでもなんかしっくりこないのはなんでだろう。
……、
……、
……。
「ペイロード1トン以上で世界で7番目」って数字で示すのは説得力があるんだけどさ、その条件付けがどうもなんかこう、「そんなん自分の都合に合わせて好きに設定できちゃうじゃん」って感じで。北朝鮮が1回だけ自力打ち上げに成功した衛星が小さかった(見た感じ 50kg くらい?)んで、そこを大幅に超えたっつう何かが欲しいんだろうとは思うが。
こういう初物ランキングで下位に甘んじるチームは、量的数字で勝負ってのが定番だしな。
例えば、日本の新幹線に遅れてデビューした各国の高速鉄道は、最高速度が新幹線より速いっつうのが軒並みの売りだしさ。
一方、軌道の設計の古さゆえにカーブが多い東海道新幹線だと、最高速度は現状の 285km/h が限度。そこで、カーブでの速度を上げることで平均速度を上げて所要時間を短くして、かつカーブ後の加速時の消費電力を減らすっつう頭よすぎる発想を採用してる。さらに最近の日本の新幹線は加速性能を重視。ここでも時短効果を発揮してる。最高速度っつう名目上の高性能よりも、所用時間の短縮っつう乗客本位の利便性を追求してる。
別な例だと、小惑星サンプルリターン探査機。日本の はやぶさ シリーズでのサンプル採取量はグラム単位だけど、後追いのアメリカのオサイリス・レックスは1回だけの採取で 1kg くらい取れた模様。後発組はやっぱし量で勝負なんですな。中国も小惑星サンプルリターンを構想中らしいけど、どれだけの量で自慢するつもりなのかなと。
ちなみに はやぶさ2での採取量は合計5.4グラムだったけど、異なる条件の2カ所からサンプルを取った。量より質なわけで。今度の火星衛星探査機 MMX だと、採取量は10グラム程度でそんなに変わらないけど、コアラーを使って地層を保ったまま持って帰るっつう、さらに質の高い採取を狙ってるぞ。
てことで韓国はロケットの後発組だってことはちゃんと自覚してて、それで、初の自力開発の割にはごっつい性能のロケットをぶつけてきたと。いやまぁもっと小さいやつから始めたほうが……とも思ったりしたけど、かなりごっついのが来たなぁ。
しかしちょっと不可解なのは、1.5トンのダミー衛星(ビーコン発信機能くらいはついてたらしい)を載せてたっつうあたり。いきなりいっぱいいっぱいの厳しい条件でスタートすんのかよと。普通はもっと余裕を持ってですね、ロケットが完全作動しなくてもなんとか軌道に入れるくらいに負荷を軽くするもんなんじゃないかと。
液体燃料ロケットなんだから、完全作動したなら、余裕を持って早めに最終段エンジンを止めればいい話だし。最終段エンジンを最後まで稼働させてデータを取りたいなら、設定よりももっとでっかい軌道に入るっつうだけだし。
日本初の衛星打ち上げのときはその点で余裕を持たせたわけで、固体燃料だから途中で止めるってのができなかったわけで。結果、けっこうでっかい軌道に入って、23年間も宇宙に滞在してたぞ。ちなみにその時の L(ラムダ)-4S ロケットは、SS-520 5号機が記録を更新するまで、世界最小の衛星打ち上げロケットの栄冠をずっと保持してた。
なんでそんな無茶したんだろ。衛星はダミーなんだから、ほとんどはただの重りのはず。重りをもっと減らしてれば、もしかして衛星軌道に乗れたかも。成功ってことにできたかも。そう思うと、なんか無駄なところでロケットを頑張らせてしまった感があるような。
さらに謎なのが、到達高度が700kmっつう、これまた盛大な数字なとこ。低軌道の範疇ではあるけど、初打ち上げなら高度300〜400kmいければ充分だろ。高度700kmにまで上昇するのに使ったぶんのエネルギーを水平方向の加速に割り当ててれば、とも思う。
初打ち上げなんて、軌道投入精度なんかどうでもいいわけで。とにかく衛星なりロケットの最上段なりが、地球を1周以上回れれば成功なわけで。後発組は技術で背伸びし続けないと、いつまでも先行組に追いつけないっつうのもある。けどそこを考えても、今回は与えた負荷が、その国初の国産ロケットの初号機にしては過剰だった気がしてしょうがない。
ほぼじゅびふぉ の入荷は4作品。
syodou さん原作の『爆笑』、やっとというかで入荷すますた。前に、レッサーパンさんが Twitter で、ご自身の『踊』英語で歌ってみた がうちのサイトに出てるのを話題に出してくださってた のを見つけてさ。「認められたような気がして嬉しい」との、むしろこっちが嬉しくなるコメントで。レッサーパンさんをもっと入れてみようかなと。人間、善意の交換って大事ですなぁ。
ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。
久々の KIRA さんの新作だす。日本でもよく知られてる人気Pなんで、がんばって早めに入れてみますた。
最近は仕事が忙しくなってきたんで、入荷やサイトのアップデートが停滞気味……。アップデートの停滞はまぁずーっとそうだけどww
ほぼじゅびふぉ の入荷は5作品。とりあえずがんばった方。
Lizz さんも過去のアニソンを探して拾っていこうかなー。Juby さんは今進めてるとこ。
ほぼじゅびふぉ の入荷は3作品。
"Liar Mask"。Jayn さん、入れても入れても全然進まねーww 2015年は数日おきにうpしておられてこれが……。すげー量産期に突入しちまってる。
"Can’t Help Falling in Love [好きにならずにいられない]"。プレスリーの曲、初入荷。そして OR3O も初登場。と思ったら、"What the Hell [地獄の沙汰は何てこった]" で10人歌唱のリーダーを務めておられてた。動画リストを見てみるに、アニソン系主体な感じ。『好きにならずにいられない』も『ドキドキ文学部』というゲームの挿入歌としての扱いらしいし。
『めぐりあい』。Platina Jazz のシブい選曲ww ファーストガンダム映画の3作目の主題歌ですな。しっとり風味はそのままに、ガチなジャズアレンジになってますよ。
「失われた○十年」ってさ、どことなくバブル再来を期待してる感じがするーなと気付いたというか、気がしたというか。
日本にバブル経済時代なんてもう来ないだろ。そう考えると、「失われた10年、20年」くらいはまではいいとして、さすがに20年も同じ低成長状態が続いたんなら、もうそれが普通の状態ってことでいいだろ。
てことで「失われた30年」ってのは盛りすぎなんじゃないかと。どんだけバブル再来を渇望してんだよ。そこまでいくと カーゴ・カルト と同じにも思えてくるような。
けどさ、まぁ30年ちょい前は土地バブルだったんだけどさ、今また別種のバブルが日本にというか、世界から日本に向けて発生しつつあるんじゃないかと。
ここ10年以上続いてる、世界での日本人気。日本ブーム。しかも世界は広いから、まだまだ日本人気が届いてない地域や人々が存在すると思われ。
んでコロナ前までは、海外から日本に旅行しに来てくれる人の数が毎年のように更新されていって、日本旅行を楽しんでくれた方々が満足してリピーターになってくださったり(リピート率が6割も行ってるらしい)、他の人たちにネットを通じて大々的に宣伝してくださったりで、という状態なわけで。なんかバブルに似てるなーって気がするが。
土地バブルは日本国内だけで発生しましたな。土地が投機対象として狙い撃ち状態で、実際の価値以上の値段でどんどん取引されとりましたな。いずれそんなの終わるに決まってるのに、なんだか永遠に続くような気がしとりましたな。バブル崩壊後もしばらくは、地価や株価の下落は2, 3年で回復すると思われててな。それがただの願望だったと受け入れるのに10年かかったと。
バブルってまぁその名の通り泡なわけで。見てくれはでっかいけど中身スカスカだったわけで。けど当時は「ニューエコノミー到来」と言われててな。歴史上、バブルが発生すると毎回、その国の人々は浮かれながら「ニューエコノミー」と呼ぶんだそうな。過去に例のない、全く新しい経済状態が現出した、と捉えたくなるらしく。時限サービスタイムってだけなんだけど。
超古いゲームでいえば、テラクレスタで全機合体すると何十秒間か火の鳥の姿で無敵状態っつうのと同じ。
今来てる日本ブームっつう乗るしかないビッグウェーブは、これからも末永く続くものなんだろうか。それとも土地バブルの時みたいに……。
とりあえず世界からの日本旅行バブルは、今はコロナでお預けだね。コロナが明けたら、どのくらい回復してくれるんかなぁ。
いやさ、アメリカのデルタ4ヘビー っつうロケットがあってさ、1段目が3本並んでる(両脇の2本はブースター扱い)っつう、「ヘビーリフター」と呼ばれる形態なんだわな。
んでこれ、打ち上げ時の写真を見ると、
こんがりww ロケットオタの間では「焼きちくわ」と呼ばれてるっぽいwwww
まぁこれで問題ないというか、設計想定内なんだそうで。
なんでまたこうなっちまうのかっつうと、この3本とも燃料が液体水素で、エンジン始動の少し前から、気化した水素をエンジンから噴出するんだそうで。水素ガスは空気よりもめっさ軽いもんだから、とっとと立ち昇っていくわけですよ。そこでエンジン点火で、立ち昇ってる最中の水素にまで火が回って、胴体・ブースターの外側を覆う断熱材の表面をこんがり……っつうことらしい。
エンジンを調べたら、RS-68 というやつだそうで。ふーむ、ガス発生器サイクルなのか。燃料もサイクルも、アリアン5ロケットの ヴァルカンエンジン と同じだな。出力は RS-68 のほうが3倍くらい強いんだな。ただ、比推力はヴァルカンに軍配なんだな。
んで、デルタ4ヘビーの場合だけ焼きちくわになってる。同じ燃料、同じサイクルのアリアン5はそうなってない。これはなんでだ? アリアン5の発射映像を見ても、別に炎がメラメラッと立ち昇るわけでもなし。RS-68 エンジンは出力が尋常じゃないからな。気体水素がそのぶんワッサーと出てくるのかな。
ガス発生器サイクルってことは、始動時はまず副燃焼室を稼働させてターボポンプを回すんだよな。んで推進剤をズビズバ吸い込んで主燃焼室にぶち込んで点火、となる。副燃焼室も同じ推進剤を使うわけで。燃焼後のガスは水蒸気だわな。温度管理の関係で水素が多めなのかもしんないけど、副燃焼室の排気口からはそんなに大量の水素は出ないと思われ。
やっぱしちくわを焼く水素は主燃焼室由来ってことかな。あと、断熱材や塗装の関係もあるのかも。
デルタ4ヘビーの胴体は、日本の H-II 以降と同じく、オレンジ色の断熱材がむき出しですな。一方、アリアン5も似たような断熱材を使ってるはずだけど、表面を白く塗装してますな。この塗装材が焦げつかないってことなのかな。
ちなみにむき出し派の理由は、塗装するとその手間(=コスト)がかかるうえ、白い塗料は鉛を含んでるんで、塗ると無視できないほどロケットが重たくなってしまって、打ち上げ能力が落ちてしまうから、らしい。
白塗り派の理由は、熱設計がラクになるから、らしい。まー H-IIA, H-IIB, H3 は、本体は断熱材むき出し派だけど、ブースターは白塗り派だよな。ブースターはカーボン製だから、本来は黒いはず。けど黒って受熱・放熱ともに敏感で熱設計がめんどくさそう。それで妥協して白塗りにしてるんだろうな。ブースターだけなら塗料を多くは使わないし、打ち上げたら一番先に捨てるパーツだから、重量増の影響もそんなに出ないだろうし。
んで、H3 はデルタ4ヘビー以上に焼きちくわになりそげってことに気づいて。別に運用に問題ないならそれで構わないんだろうけど、やっぱしどうも見た目がな……。
H3 のメインエンジン LE-9 もまた、燃料が液体水素。出力はヴァルカン以上、RS-68 未満。最大3基クラスターで、その場合は RS-68 が1基で固定のデルタ4ヘビー本体の出力を超える。この時点で既に、エンジン始動前に水素がもっさり出そうな雰囲気ではある。
さらにサイクルがエキスパンダーブリードサイクルってやつで。これ、ターボポンプの駆動に副燃焼室を使わないで、液体水素が気化するときの膨圧を使うんですわ。そのぶんエンジンの構造を簡素に(=低コストに)できるっつうやつで。
てことで、ターボポンプを回し終えた気体水素は圧力を失ってるんで、主燃焼室に押し込めない。そのままエンジンの外に放出するのみ。
なんかこう、メインエンジン点火と同時に、派手にメラメラいきそうなような。それだけならかっこいいけど、デルタ4ヘビーと同じく断熱材がむき出しなわけで。これがデルタ4ヘビー以上に黒焦げになるんじゃないかと。
いやほんと見た目だけの話でしかないんだけどさ、H3 って商用打ち上げ受注をおもっきし狙ってるわけでさ。離床直後って映像的に迫力あるもんだから、プレゼンでバンバン見せたい場面じゃないですか。だったら見た目ってそれなりに大事な気もするが……。
焼きちくわにも焦げちくわにもならないようになってるんなら、それでいいんですがね。
どうか H3 が美しい姿のまま飛ぶ仕様でありますように。
日本のコロナ事情の劇的改善が世界でも話題になってるっぽいね。去年の5月頃の緊急事態宣言解除のとき以上の騒ぎらしいが。
てことで再び、日本の「ファクターX」が何なのかっつうのが取り沙汰されとるそうな。
……、
……、
……。
やっぱしアマビエじゃね?
半年前の話題だけど。思い出したんで。
「ブレインストーミングの議事録は絶対に外部に漏らしちゃいけないんだなー」と渡辺直美のあの件で思った。
ほぼじゅびふぉ の入荷は6作品。
クレア先生が "MONSTER [モンスター]" とな。ってことで、コピペで済む案件なんで超ソッコーで入れましたですわ。ハロウィン企画ですな。
そしたら Juby さんの今年のハロウィン曲は!? と見てみたら、今年は『夢見てもいいじゃないの』で来たかー。この曲、日本じゃあまり知られてないけど、かつて YouTube 上じゃ「英語で歌ってみた」でかなり人気が出た曲だったりして。で、英訳詞は Juby さんオリジナルかと思いきや、JoyDreamer 版。Juby さんがじょいどりさんの歌詞を歌うってのはなかなかないパターンかと。
ていうかこの曲の英訳詞は rockleetist 版のほうが知られてると思うんだけど、たぶん Juby さん的には、rockleetist さんは今もライバルなのかもなーとか思ったり。
"Greensleeves"。✿ham さんと 初登場の暗黒さんがそれぞれ、✿ham さん作の歌詞で歌っとります。あの有名なイングランド民謡の"Greensleeves" のメロディではあるんだけど、『マッドファーザー』っつうゲームに登場するアヤというキャラクターのテーマ曲として、ってことで、替え歌の形になってたりする。ホラーゲームなんで、歌詞の内容もそんな感じだったりして。
この2作品は別にハロウィンにあわせて公開したものじゃなくて。たまたま今日見つけたってだけで、たまたまハロウィン企画っぽくなってしまったww
過去に普通の "Greensleeves" を入荷した気がしてたんだけど、全然勘違いだったよ。公開終了ページのフォルダにも入ってなかったし。
あとでオリジナルの "Greensleeves" のボカロ歌唱版が見つかったら入れようかな。
なんとなく Will Stetson さん元気かなーと覗いてみたらば、今月2曲出てた。
"Shadow Shadow"、英訳詞が Sayri さんなんだね。最近 Will Stetson さんの英訳詞担当って感じの Sayri さん、おいらとしては Sayri さんご自身のウィスパー歌唱をもっと聴きたいでござるよ。
"Casino"。こっちの英訳詞者さんは David Toth さん。久々のご登場のような。「もしや Will Stetson さんと仲違いでも!?」とか余計な心配してたけど、ほんとに余計な心配だったみたいでよかったよかった。
もくじ | ||
![]() |
||
![]() |
![]() |
![]() |
前の月 | トップ | 次の月 |