ひとりごちるゆんず 2021年7月
銘板
2021.7.1 木曜
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"Commander of the Crows [カラスの司令官]" など

ほぼじゅびふぉ の入荷は5作品。

"Commander of the Crows [カラスの司令官]", "Let Me Have It! [それちょうだい!]"。Lauren Estes さん初登場。正直、まだどんな作風の人かおいらわかってないんで、その意味ですごく楽しみ。

"Let Me Have It! [それちょうだい!]" の方は、動画に日本語字幕が出てるんだけど、日本語がいささか、ネイティブ日本人にとってはちょっとって感じだったんで、少し手を加えとります。邦題もそれに合わせて、うちのサイトではデフォ邦題は外して、おいら作の勝手邦題を振っとります。

余談だけどこの曲の動画、間奏部分でリアルの猫ちゃんが何匹もご出演で、猫好きさん萌え殺し仕様となっておりますww もちろん歌詞も萌え殺し仕様ww

"Dreams Will Carry On [夢は止まらない]"。個人的にお気に入りの AegisSan-P。いつも通りというかの前向きなタイトルだけど、内容はそう単純でもなく。後ろ向きというほどでもないけど。真意を推定すると、思い描いた通りになってない現実を素直に受け止めた上での「夢は止まらない」、なんだと思う。

『勿忘(わすれな)』『虹』。じわじわとアクセスが増えてきてる Anonymouz さんの2曲。この方はボカロ曲じゃなく、J-POP 専門ですな。んで多分 Anonymouz さんのポリシーとして「気軽にサクサク聴き進めてほしい」というのがあるんじゃないかなと。今回の2曲に限らず、どの曲も歌詞を一部省いて、短めに仕上げてる。てなことかと思う。実際に適度に短めだと、連続でサクサク聴いていきたくなっちゃうんですわ。

あとまぁ翻訳がそのぶんラクってのもあるけどw J-POP 系の歌い手さんたちって、英訳詞で内容をあまりいじらない感じらしく。方向性を原作となるべくきちんと揃えるのが流儀なんじゃないかな。ボカロ曲の歌い手さんたちだと英訳詞作りでおもっきしはっちゃける人とかいらして、それもそれで面白いんだけどさ、意味の方向性や雰囲気を揃えた上で、ちゃんと英語の曲として綺麗に聴こえるようにしてあるってのが、Anonymouz さんの技なのかなーと思ったりして。

銘板
2021.7.2 金曜
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本人参入

ほぼじゅびふぉ の入荷は4作品。

『夜に駆ける』にアクセス殺到の理由判明。

YOASOBI「夜に駆ける」英語ver.衝撃の初解禁 ファンから反響「言葉遊びが詰まっている」「空耳アワーみたい」 - ORICON NEWS

この影響で、うちじゃ rachie 版に集中的にアクセスが来てるんだわ。たぶん Google 検索結果の上位にあるからじゃないかと。けどこれ、探してる人が求めてる、最新の YOASOBI 公式英語版『夜に駆ける (Into The Night)』じゃないわけで。てことで、Google 検索から来た人にとっては「違うもの掴まされた」となり得るわけですよ。

しかも rachie 版ってさっき見たら、いつの間にか「この動画には年齢制限が設けられており、YouTube でのみご視聴いただけます。詳細 YouTube で見る」で、その動画を見るのに YouTube にまで行かなきゃなんない設定になってるんですよ。年齢制限ってことは、YouTube アカウントを作ってる人しか視聴できないわけですよ。rachie さんの良心での判断だと思うけど、今回のケースでうちにサイトにいらした方々にとっては、イラっとくる要素が目白押しなわけですよ。

これって rachie さんが、うちのサイトのせいであらぬバッシングを受ける可能性が出てきた感じで。早急に何か対処しなきゃまずいってことで。

とりあえず rachie 版『夜に駆ける』は Google Search Console を通じて、Google 検索結果への表示を一時停止させるように持ってった。

ところが順位が下がっただけで、相変わらず表示されっぱなし。順位が下がった分だけアクセス数も下がったけど、まだ対処が足りない感じ。

して、いつもお世話になってる歌詞掲載サイト Uta-Net を見たら、もう公式英語歌詞が出てた。てことで急いでその和訳を作って入荷することにした。

Google に登録申請すると、検索結果に掲載されるまで何日もかかったりするんだよな。じゃあ少しでも早く登録しようってことで、4割くらいの書きかけの段階でアップロード& Google 登録しといたわ。まだ作ってないところは「すみません作業途中です」と書いといた。

rachie 版へのアクセスは減ったけど、相対的にほかの歌い手さんの「英語で歌ってみた」へのアクセスが増えてしまってて。その方々へのバッシングの可能性も出てきた。そしていまだに rachie 版へのアクセスもある。ていうかいまだに最大。Google 検索結果を見ると、うちのサイトのページの中じゃまだ rachie さんが最上位(もっと上には、公式英語歌詞を早速和訳してみた人たちのサイトが出てる)。ほんと Google 何やっとんのじゃ。

んで、こっちもさらに急いで公式英語版の和訳を完成させて、そのタイミングで、YouTube に YOASOBI 公式英語版の公式動画が上がったのを確認。ついさっき出したらしい。HTML への埋め込みコードをゲット。ページ全体がついに完成したですよ。

んで、ページを再アップロードして上書きして、Google 登録の念押ししたら、「登録されていません」ときたもんだ。さっき作りかけページで登録申請したべが。Google ほんと何やっとんのじゃ。

そこから数時間経ってアクセスログを見たら、YOASOBI 公式は3件くらいしか来てない。入荷済みの「英語で歌ってみた」のページを開いて、関連リンクからたどり着いた数少ない方々って感じ。

で、しょうがないから奥の手をば。

rachie 版の書類をリモートサーバから消したですよ。楽曲リストでは rachie 版をコメントアウトしたですよ。

こうすると、rachie 版『夜を駆ける』にアクセスするとソフト404エラーが出つつ、「もしかして?」と別な歌い手さんによる同じ曲のリンクリストが表示されるわけですよ。その中から YOASOBI 公式版を見つけてくれっつう形にしてみた。

それやってみてからしばらくして、「既存の『夜を駆ける』の各ページに、YOASOBI 公式版へのリンクをでっかく出して誘導すりゃいいんじゃね?」との考えに至った。今はそのスタイルを試してるとこ。

rachie 版の Google 検索結果からの削除もキャンセルした。したけど、先に和訳を出したページが上位に複数来てるんで、うちのサイトのは rachie 版だろうと YOASOBI 公式英語版だろうと、上位に食い込むチャンスはもうないかと。

しかも、今回の和訳は正直、そんなに質が高いわけではなくて。

公式英語版のコンセプトは、「ときどき日本語の元歌詞をそのまま歌っているように聞こえる」っつう遊び心でして。元曲を聴き込んでる人にとってはニヤニヤが止まらない仕様というか。んでさ、そのせいでさ、英語がけっこうブロークンなんですわ。

英語の言い回しで、見たことも聞いたこともないものとか、辞書や検索で調べても意味わかんないとか、そういう表現が多くて。和訳めちゃめちゃ大変でしたわ。

プロ歌手による商品作品だし提灯記事も出てる(所属事務所やレーベルが記事枠を買って宣伝してる)んで忖度なしで言うと、完全に日本市場向けですなこりゃ。日本人が英語の歌がかっこいいと思ってしまうってのは、おいらもそう感じる人なんで異存はない。けどたぶんこれ英語ネイティブの人が聴いたら「なんじゃこのエセ英語ww」となるんじゃないかと。

ボカロ曲でかつて、"Tell Your World" の公式英語版が発表されましてですね、英語対応の初音ミクが歌ったんですわ。したらその英語歌詞のコンセプトは、元の日本語歌詞の内容をできるだけそのまま再現することだったらしく。結果、英語歌詞としての体裁を無視した形で。英語ネイティブ層からかなりの酷評を受けたらしく。

ほぼじゅびふぉ にも "Tell Your World" が合計7バージョン収蔵されてるけど、どれひとつとして公式の英語歌詞を使ってないもんな。みんな自作の英訳詞を歌ってるもんな。公式英語歌詞で歌った版も前にはあったけど、削除されてるしな。そのくらい英語歌詞として出来が悪かったらしく。

YOASOBI の今回の試みもまた、英語圏じゃ似たような結果になりそげな気がする。

「ときどき日本語歌詞をそのまま歌っているように聞こえる」っつう粋な遊び心が見られるけど、元歌詞をよく知ってる人しか楽しめないってわけで。実際に英語として見てみると、あまり意味をなしてなかったり、妙な言い回しをわざわざ使ってたり、意味がぼんやりしすぎで何言ってんのかわかんなかったりとか、そういう部分が多くて。

そりゃもう日本語訳を作る作業も、スラングまみれの DEMONDICE 曲以上に大変でしたわ。スラングなら調べれば、スカッと合う日本語訳がけっこう見つかる。けど今回は、どんだけ調べても出てこない謎の言い回しが多くて多くて。

ネット上の他の訳者さんたちが先に出してた "Into The Night" 和訳を読んでもみたけど、どうもなんかやっぱしというか。そこで学んだのは、「日本語訳の出来が怪しいモノでも、自信ありげに堂々と出せば、説得力ある印象を与えられる」ってとこかなぁ……。

んで結局今回もおいらは波に乗り遅れたわけで。うちの rachie 版ページは Google 検索結果の上位にあったんだけど、公式英語歌詞の和訳の登場で、素早い対応の人たちに上位をもぎ取られてしまったわけで。慌てて出したこっちの YOASOBI 公式版も、日本語訳文が特に優れてるわけでもなさそうなんで、まーただ上位を明け渡しただけって結果になってしまったかと。

『夜に駆ける』EFD は入荷直後からずっと、かなり稼いでくれてるありがたい存在なんだけど、 まさかの YOASOBI 自身が参入で状況一変。というわけで。

うちのサイトへのアクセス数が激増してるもまたありがたいことだけど、来訪者の方々に満足いただける状態になってないのがツラいとこでして。それに既存の『夜に駆ける』EFD を出しておられる方々に、うちのサイトのせいであらぬ誹謗中傷を与えかねない状況になってしまってるのがツラい。もっと対処しないと。

銘板
2021.7.3 土曜
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『ハルノ寂寞』など

ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。

人気の "KING" に Kuraiinu さんも参入。後発なだけあって、ひとひねりしてジャズィーアレンジですよ。もともとかっこいい曲がさらにって感じで。あと Kuraiinu さんもイイ感じで元歌詞からはみ出す英訳詞を書くよなぁ。これがさらにかっこよさ増し盛りだったりして。

Sayri さんも新曲出してた。曲も、原作の稲葉曇さんも不勉強ゆえ存じ上げてなかった。しかもボーカルの弦巻マキも。これボーカロイド(ヤマハ製)じゃなく、ライバル商品の Synthesizer V なんだな。元曲を聴くと、Synthesizer V ってけっこう最近商品デビューしたと思ってたのに、ボーカロイドと同等の品質になってるのがわかる。いやーリスナーにとってはイイ感じの競争状態になりましたなー。

んで元曲も聞き惚れてしまうけど、Sayri 版もイイぞ。やっばし Sayri さんは Sayri さんだわ。聴いてすぐにわかる声質というか歌い方というか。このごろはいろいろ歌い方を試してた感があるけど、今回は元に戻し気味。おいらはこれがベストだと思うなー。

銘板
2021.7.4 日曜
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仁義なき宇宙の戦い

今年も7月4日が巡ってきたか。火星探査機 のぞみ 打ち上げ23周年ですな。

こんな関連記事を見つけたよ。

火星に「のぞみ」を送れ、前例ないスイングバイに活路 JAXA元シニアフェロー 川口淳一郎氏(7) - |NIKKEI STYLE

とりあえず、川口先生は本格的に引退されたのかな。肩書きが「元」シニアフェローとなってるが。

記事中で、今まで知らんかったことが書いてあってさ。川口先生の専攻は軌道工学で、天体や探査機・衛星なんかの軌道を計算したり編み出したりするプロなわけで。松浦晋也著の『恐るべき旅路』では、「軌道の魔術師」呼ばわりされてる。

のぞみ が火星に直接向かうには、M-V ロケットの出力が足りなかった。探査機の推進剤を増やすにも限界があって、そのままじゃどうにも火星に届かなかった。てことで、月スイングバイ2回、地球スイングバイ1回の、不思議な形の軌道を編み出してどうにかしたのが川口先生。それが下の図。

ついでに時系列の GIF 動画も前に作ったことあるんで、それも出してみる。

変態であるww

けど地球スイングバイで失敗。スイングバイ中にメインエンジンを一定時間噴かさなきゃいけなかったのに、途中で燃料バルブの一つが詰まってしまって。

地球スイングバイ後の測定で問題が発覚。慌てて追加の加速をして、どうにか火星行きの軌道に乗れたはいいけど、今度は火星周回軌道に入るための逆噴射用の燃料が足りないことが発覚。苦悶の末に、計画を5年延長して、その間に地球スイングバイを2回やれば行けるっつう道を見出した。さすが軌道の魔術師と言うしかない。

んでこの追加の2回のスイングバイを思いついたヒントが、過去の月探査機(というか月を利用したスイングバイ技術実証機)ひてん のときの経験から来てるってのが初耳で。しかも ひてん の軌道設計も燃料不足で困ってたところ、NASA の探査部門の研究所から助言があって、それを採用したっつうのも初めて知った。

「米国のジェット推進研究所(JPL)の研究者から、太陽の引力を利用して燃料不足を補う飛行計画が送られてきたのです。しゃくにさわりましたが、おかげで月を回る軌道に乗せることができました。のぞみではその時の裏返しのテクニックを利用。太陽の引力を使って加速したのです」

そうだったのかー。「しゃくにさわりましたが」ってのが、アメリカを一方的にライバル視してケンカ売ってきた川口先生らしいというかwww

去年、日本の H-IIA ロケットは UAE の火星探査機を無事に打ち上げましたな。この名前、アラビア語では「アル・アマル」、英語では "HOPE"。日本語にすれば「のぞみ」。

アル・アマルは今年、めでたく火星周回軌道に乗って、早速観測を開始してるらしい。この探査内容がまた日本の のぞみ とかぶるところがあって。

火星の大気の観測ですな。のぞみ は火星初の気象観測衛星になるはずだった。けど火星周回軌道投入に失敗。なんか世界の宇宙探査界では、なんとなく縄張り分けがあるらしく。日本が火星の気象観測分野で手を挙げたもんだから、NASA もしばらくは「そこは日本の縄張り」として手を付けなかった。けどいつまで経っても日本がリベンジ計画を始めないんで、NASA はもう自分でやることにした。それが探査機 MAVEN。

MAVEN は様々な観測をして、新たな事実と謎を見つけ出したけど、その謎を解くデータを収集するセンサーは積んでなかった。

アル・アマルは NASA の協力を得て開発されて、MAVEN が見つけた謎を解くデータを取るセンサーを搭載してる。てことでアル・アマルは単に UAE の国威発揚とか自己満足とかのためじゃなく、他国の火星探査ミッションと連携して、火星学の未知の領域を切り開く使命を負ってたりする。

んー、いやまぁ日本の のぞみ もその分野で、20年前に活躍するはずだったわけでさ。同じ名前の同じミッションの探査機が、日本から打ち上げられたってことに、勝手に運命を感じたりして。どうかアル・アマル計画が順調に進んで、のぞみ が出すはずだった、予定の成果さえも超えてくれますように。

まぁ火星探査でダントツに先を行ってるアメリカさん、かつては平和的な縄張り意識で日本が火星に来るのを待っててくれてたわけなんだけど、待ってるうちに日本は小惑星サンプルリターンでアメリカを出し抜いてしまって。初代 はやぶさ ですな。しかも世界初のソーラーセイル "IKAROS" まで成功させてしまってな。

ソーラーセイル分野じゃ、日米が長いこと一番乗り争いをしてきた歴史がある。IKAROS は極秘に開発が進められて、「今からアメリカが急いでも無理」っつうタイミングを狙ってようやく発表に至った、という、ちょっとエグいこともあったり。ちなみに初代 はやぶさ も IKAROS も川口先生の研究室で開発・運用された。

まー NASA としては、火星でお人好しに待ってあげてたら、別な方面で日本にやられてしまったわけで。MAVEN 計画の発動は、日本の裏切りに対する恨みもあったかもww

日本としては、初代 はやぶさ が一般社会にまで大きなインパクトを与えたってので、はやぶさ2が計画されて、小惑星サンプルリターンをさらに極めようっつう動きになった。

面目丸つぶれで怒り狂うアメリカは、同様な計画を立ち上げて(オサイリス・レックス)、小惑星サンプルリターンに参入してきた。一番乗りを取られたのはもうどうしようもないんで、量で勝負に出た。

初代 はやぶさ が持ち帰ったサンプル量は数ミリグラム程度。はやぶさ2は「大漁」で5.4グラム。一方オサイリス・レックスはというと、今地球に向かってる最中なんで正確な量は不明だけど、雰囲気的に 1kg いってそうな感じ。桁違いとはこのこと。事前には「最低目標は60グラム。運が良ければキロ越えも」とか言ってた。んで探査対象の小惑星ベンヌにいざ着いてみたら、オサレク独自のサンプル採取装置が全然使えなさそうな表面状態で。

けど NASA は根性を出しに出して、たぶん 1kg くらい、少なくとも数百グラムは確実にかっさらった。

その一方で日本は、新たな火星探査計画を発動させてた。MMX と呼ばれてるやつ。火星の衛星フォボスのサンプルリターンというやつ。たぶん2024年の打ち上げの少し前に、もっと可愛げのある愛称がつくと思う。おいらは「はやぶさ3」でもいいかなと思ってる。違うのでもいいし。現状の MMX じゃ何が何だかわからんので、やっぱし愛称はイイ感じの日本語でお願いしたいところ。

NASA 的には「おい日本、火星の気象観測路線はどうしたんだよ」って感じだろうけど、MMX でもっと怒り心頭だろうなーってのがロシア。昔からソ連/ロシアの火星探査での縄張りはフォボスだった。んでちょうど10年前の2011年に、「フォボス・グルント」という、MMX とまったく同じコンセプトの探査機を打ち上げたんですわ。けど地球周回軌道からの脱出に失敗してしまった。

リベンジ計画が何度か持ち上がってはいるものの、ロシア宇宙庁の財政が厳しくてなかなか、という状態。ロシアはすっかり宇宙科学観測・探査部門じゃ影が薄くなりましたなぁ。てことで日本の MMX 計画って、ロシアの縄張り荒らしそのものなんですわ。

アメリカも日本にシビレ切らして MAVEN をやったわけだし。「いつまで待たせんだよ」と思ってたら小惑星探査で出し抜かれたし。かつての「古き佳き縄張り意識」も、最近は「仁義なき戦い」になりつつあるっぽいww

ちなみにロシアはフォボス・グルント打ち上げと同じ年に、「ラジオエレクトロン」という電波天文衛星を打ち上げてる。地上の電波天文台と連携することで、超高解像度のデータを取れるっつうやつで。

これ、もともとは日本がパイオニアなんだわ。「はるか」という技術試験衛星の主目的は、宇宙空間で大型膜面を展開させる技術を実証することだった。けどただ膜を広げるだけじゃもったいないんで、その膜面を大型パラボラアンテナにして、宇宙電波望遠鏡にしたわけですよ。んで、地上の電波天文台との連携で、ものっそい超高解像度のデータをどんどん取りまくって、論文をどんどん出しまくった。新たな観測技術が実用化されたわけですよ。

その観測成果が凄まじかったもんで、技術実証機じゃなくガチの宇宙科学目的の電波天文衛星を日本で作ろう、となったわけですよ。それが ASTRO-G。はるか が残した技術資産をできるだけ使い回してコストダウンってことで、同じ軌道を取ることにして。性能はガッツリ上げて。と仕様を決めて開発が始まったけど、なぜか肝になるパラボラアンテナの鏡面は、きく8号で使った、地上と交信する用のものを流用することになった。

んで結局これだと要求される鏡面精度を出せないことが、開発中に判明。それを矯正する仕組みを考え出したけど、矯正具自体が経年劣化でおかしくなっていくことが判明。

そして開発がドツボのズンドコの真っ最中に、ロシアのラジオアストロンが打ち上げ成功。無事に稼働開始。これがまた遠地点高度が はるか や ASTRO-G の20倍くらいに超絶高くて、そのぶん凄まじい高解像度が保証されるっつうことになって。ASTRO-G 計画、ロシアに縄張りを奪われる形でポシャりましたわ。

いやほんと宇宙探査・観測界隈は「仁義なき戦い」に突入しとりますなぁ。

のぞみ の時代が牧歌的にさえ思えてきますなぁ。

銘板左端銘板銘板右端

ほぼじゅびふぉ の入荷は大漁15作品。

Kichi さんという英語ボカロPを見つけまして。Ferry さんのカバーをいくつかやってる関係で、YouTube のオススメに出てて。

イモヅルで kian さんも発見。

さらに、すごい昔にいくつか入荷した momocashew さんを突如として思い出して、やってみたら今日で満願成就できちゃいましたよ。

そして Kichi さん → Ferry さん の流れで、Ferry さんをガッツリいってみたくなり。

なんかもう今日はひたすら翻訳マシンになってましたわ。

銘板
2021.7.5 月曜
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無駄に最強

ほぼじゅびふぉ の入荷は今日はナシ。昨日やりすぎて疲れきってしまって。

日本のパスポートが世界最強らしいね。ビザなし入国できる国の数が一番多いそうで。

日本人の海外での振る舞いが良いことの結果と解釈されてるそうで。日本人は旅先での犯罪率がすごく低いっつうことで。各国とも自分の国のデータで算出するわけで、だいたいどの国も、日本人に対して同じ結論を出してくれてるってわけで。てことで入国審査のとき、日本人は激甘審査で通してくれる国が多いらしい。ありがたいことで。

この流れってたぶん、2001年のアメリカでの同時多発テロの影響もあるかと。

あれで一気に世界中で、国際便での入国審査が超厳しくなりましたな。けど空港で用意できる人員や設備には限度があるわけで。そんな中でできるだけスムーズに旅行者を捌くべく、ホワイトリストに載せてる国の人は激甘審査でオッケー、となったんじゃないかと。

いやさ、同時多発テロ前にアメリカに行ったことあるんだけどさ、入国審査はサクサクだったんだけどさ、当時は基本的に、どの国の人に対してもそうだったんじゃないかと思う。ただ、おいらが当たった審査官がちょっと意地の悪い人で、そこがな。言葉尻を捉えていちいち言いがかりまがいのこと言ってくるやつで。

あのあたりに都合3回アメリカに行ったんだけど、その意地悪さんは2回目。1回目は緊張しすぎて全然覚えてないww 3回目は、手荷物検査で南部せんべいの袋入り数個を発見されてしまいwww 「これは何だ」「目的は何だ」とか訊かれてしどろもどろしてしまったけど、どっからどう見ても食い物なわけですよ。ローカルなスナック菓子のいでたちなわけですよ。

で、審査官は日本人旅行者に慣れてた感じで、"Omiyage?" と訊いてくれた。イエースイエース they are オミヤーゲー。てことしか覚えてないけど、その後は特にトラブルや面倒はなかったっけな。

そういや当時、日本に入国した外国人の間じゃ日本の入国審査って評判悪かったっけ。なんかもう最初から犯罪人みたいに扱われてたらしく。その後、中国や韓国に比べて日本を観光旅行先に選んでくれる人が少なすぎるってのが日本国内で問題意識として取り上げられて。バブル崩壊後の「失われた10年」の真っ最中で、観光で外貨を稼ごうっつう流れになって。当時はまだ世界から見ても、日本ってマニアックな観光旅先だったんだろうな。

さらに2002年にサッカーW杯開催決定ってことで、日本としてはこれをテコに多くの外国人観光客を呼び込みたいわけで。んで訪日した外国人たちへの聞き取り調査で、入国審査の印象の悪さが槍玉に上がったと。

そこを直しただけでってわけじゃないけど、その後に日本自らによる観光地化の試みは大成功。1990年代までは人数もお金も「出超」だったのが、関係各位の努力が実って、ついに「入超」にまで来たっつうわけで。

そして、返す返すもコロナへの恨みよ。

東日本大震災の大混乱も原発事故の風評被害もあったのに、その後も観光入国する人をどんどん増やし増やして、2019年のラグビーW杯も大成功。来日者数は見積もりより少なかったものの、その人たちが日本国内で使ってくれた総額が予想をはるかに上回ったらしく。かつて爆買いは中国人頼みだった。今は中国政府が規制をかけて爆買いしにくくなってるそうだけど、新たな爆買い元の開発に成功したわけで。

そしてその勢いのまま東京オリンピック突入……となるはずだったのにな。

今年やることで決定の東京オリンピック、早々に海外からの観客を諦めざるを得なくなり。決定済み項目が増えればそれだけ具体的なビジョンが見えてきて、関係者も動きやすくなるからね。決定内容に沿いつつベストを尽くしてまいりましょうってことで。

話がずれまくっちまった。

日本のパスポート最強っつうのは、日本人が海外に行く場合のことだし。そんな最強パスポートを擁しながらも、日本人はあんまし海外旅行をしなくなってきてるらしく。それが「入超」の原因の一つらしく。

昔から観光立国態勢が出来上がってるイタリアなんかは、かつて日本人観光客が大旦那様だったのが、数がガタ減りで焦ってもいるらしく。代わりに中国人観光客が増えたらしいから、なんか別に焦らんでもいいと思うんだけど、イタリア目線じゃ中国人よりも日本人の方がいいらしい。

日本人が海外観光に昔ほど行かなくなった理由ってたぶん、「なんで昔の日本人はあんなに海外観光に行ったのか」の逆なんじゃないかと。

1990年代ってさ、まだまだなんてーか、日本人って欧米を上に見て憧れてたんだよな。今は追いついちゃった感が半端なくて、特に憧れを感じなくなってしまったというか。むしろネットの普及とともに口コミがマスコミや政府のチェックなしに、もろに世界中を駆け巡るようになって、それで世界で日本が大人気になってしまってな。

日本を含むマスコミがなぜか日本人に隠し続けてた、海外での日本の好評ぶりや、親日の国や人が意外とたくさんって情報も日本に流入したし。抑えきれないってんでついにマスコミも手のひらを返して、一時は「日本スゲー」番組がやたら多くなったしな。

けどマスコミとかバラエティ番組は競争原理で動くもんだから、限度を知らんわけで。エスカレートさせた挙句、かの有名な「日本には四季がある」って言葉がやたらテレビに出てきたわけで。したら厚切りジェイソンが「四季くらい世界中にあるよ!」とツッコミ一発入れて、ようやく頭を冷やしてくれた感じかと。

んでまぁ日本人って、前々まで世界に対して劣等感を持ってたわけで。全部マスコミのせいにしちゃいけないけど、拡大再生産的に日本国内で劣等感が定着してたわけで。んでその劣等感再生産の牙城だったマスコミがついに手のひら返ししちゃったんで、日本人が素直に自国に誇りを持てるようになったと。

マスコミも商売だから、例えば「日本ダメ」VS「日本スゲー」、どっちの論調の方が売れるのかで考えるわけで。んで20世紀中は「日本ダメ」の方がよく売れたんだろう。それが日本人全体に染み付いちゃって、ますます「日本ダメ」論調が売れるようになって、国全体の劣等感になってたんだろう。

で、ネット経由でマスコミのチェックを通さないナマの情報が世界中を大量に飛び交うようになって、日本人はだんだん劣等感を薄めていき、ついにマスコミは営利の観点から方針転換をしたっつうだけなわけで。

1990年代、インターネット社会の勃興と爆発的発展があったわけだけど、日本は技術でも規格作りでもほとんど蚊帳の外でな。ただの追随者・ただの消費者に成り下がってしまった風味で、日本の没落をめっさ感じさせられたもんだ。けど21世紀に入ってしばらく経ってわかったのは、たぶんネット社会の普及で一番得した国が日本ってことw

と同時に日本人にとっては、憧れだった欧米がそこまで素敵なものでもないってのを知ってしまい。わざわざ外国に出かける価値を感じなくなりつつあるというか。

けどその一方でパスポートは世界最強という、すごい無駄なことになってしまってるww

銘板
2021.7.6 火曜
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"The Heartwarming Story Of My Creation [我が創造物の心温まる物語]" など

ほぼじゅびふぉ の入荷は10作品。

Ferry さんコンプ。この人、Meltberry さんがカバーしたことから知ったんだよな。Meltberry さんはいろんな海外Pの曲をカバーしてくれてな。それで何人か海外Pを知ることになって。

ろっちさんもコンプ。

Sara Beat さんも新曲を出してたんで即座に確保。

さて次は Trickle さんを攻めてみようかな。

銘板
2021.7.7 水曜
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訳詞の醍醐味

ということで、ほぼじゅびふぉ の入荷は Trickle さん。けど1作品のみ。

原作は、出せばヒットの大人気P、煮ル果実さん。未入荷曲だったんで、貴重な1作となりますた。

Trickle さんの英訳詞はいつもどおりの味わいというか。歌詞の大意をいったん飲み込んで、自分の言葉や表現で書き出すスタイル。独自の風合いが強いわけで、おいらけっこうこのスタイルにハマってるw

けど Trickle 英訳詞を使って自分で歌ってみた、という人は今のところ見当たらず。個性が出すぎで手を出しにくい思われてるのかもな。おいら視点では、それこそが訳詞の醍醐味だと思うが。

JubyPhonic さんも自分の感性を盛り込むスタイルだけど、Juby 英訳詞を使う人は多い。けど曲による場合もあったり。

古い曲で、『ひらり、ひらり』は海外でものすごい人気を誇ってた頃があった。「英語で歌ってみた」もたくさん出た。元々は追悼歌なんだけど、Juby さんは失恋歌に書き換えた。これがまた、おいらは見事な出来だと思うんだけど、この Juby 英訳詞を使う人っていないっぽくて。

けど結果的に、個性が強い英訳詞は他の人が歌いづらそうってことで、オンリーワンな輝きを持つことにもなるわけで。ひたすら我が道を行く Trickle さんは今も精力的に活動を続けてる。これからも期待を持てますな。

銘板
2021.7.8 木曜
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"TRIPPER" など

ほぼじゅびふぉ の入荷はやるせないほど大量13作品。

入荷作業がノリノリで日記を書く時間なくなったんで、サクッとだけ。

hardbass night [ハードベースナイト]。Ferry さんの取りこぼしてた作品を追加。ロシア語曲だったんでスルーしてたんだけど、ちゃんと動画を見たら英語訳と日本語訳が完備だったんで。こりゃ載せないわけにはいかんわなってことで。

"The Tattler's Tall Tale [おしゃべり人のありえない話]"。Steampianist さんも精力的に活動してるし英語圏で人気もあるしで、もっと入荷しなきゃなーと思っとった。

Trickle さんをそろそろ本気で攻めようかなってことで。けど2作品入れたら息切れ状態。日本語への反訳はこの方の作品の場合、かなり想像力が要求される感じで。

ラクしたくなって、あとはひたすら AegisSan-P。この方の歌詞、文のひとつひとつが短いんで、すごく翻訳しやすいんですよ。すげースピードでザクザク進むんですよ。

それでノリノリになっちまって。今もうヘロヘロ。

銘板
2021.7.9 金曜
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意味のない暗号化

コロナのデルタ株が猛威を振るってる感じですな。この「デルタ」とかの呼び名は、特定の国や地域への風評被害対策やその配慮で、「アルファ」「ペータ」とかのギリシャ文字を当てることにしたらしく。

けどニュースを見ると毎回、「インド由来のデルタ株」って書いてあるんだよな。なんかここまでくると清々しいまでにギリシャ文字化の意図を無視してる感じがしてしょうがない。つか「インド由来の株」って表現がどうも不自然な気もする。

大元の「由来」はあくまで中国だろ。しかし中国のやつは何株なんだろう。なんかイギリスで発生した変異型がアルファ株らしいから、中国はギリシャ文字の対象外っぽいな。だったら今まで通りの「中国株」とかでいいかな。「中国原株」「中国オリジナル株」「中国元凶株」でもいいかな。風評被害どころか発生源・感染爆発源なんだからさ。

しかし7カ月後には北京で冬季オリンピックだよな。欧米サイドでは、香港・ウイグル弾圧を問題視してのボイコット論が出てますな。

いやさ、東京オリンピックは、北朝鮮が早々と不参加表明したじゃないですか。特に理由を言ってないと思うけど、憶測するに、日本に派遣した選手団がコロナをもらってきちゃって北朝鮮国内で蔓延させてしまったら、医療体制が貧弱なあの国じゃとんでもなく大変なことになるのが目に見えてるから、ってことなんじゃないかと。

ただでさえ慢性的に食糧難で国民全体の健康状態が怪しいのに、そこにコロナ禍で追い打ちをかけてしまうリスクを潰しといたっつうことかと。だとしたら賢明な判断と思う。ワクチンも党幹部にさえ行き渡ってなさそうだしなぁ。

つか、ここへきてモデルナのワクチンが供給不足に陥っとりますな。んでなぜか知らんけど、その原因に触れた報道を特に見かけないという不自然さ。

ゲスの勘ぐりでしかないんだけどさ、モデルナ社、製造したワクチンをどっかに大量に横流ししてるんじゃね? 正規に契約してる日本に 予定の半分も届いてないってのは、かなり大量にほかのところに回してるってことなんじゃないかと。そしてそうなった原因はなぜか謎。「それは言わない約束」なのかどうか、誰もそのことに触れないのも謎。

ほんとゲスの勘ぐりだけどさ、中国共産党あたりがモデルナの幹部をユスッて横流しさせてんじゃね? んで中共の序列の偉い順に、その人と家族にモデルナを打ちまくってんじゃね? 「中国製ワクチンは効かない」ってのが既に世界中に轟き渡ってるってことは、当の本人たちはとっくの昔に重々ご承知だろ。

あるいは、密輸入したモデルナの瓶のラベルを中国ワクチンのやつに貼り替えて出荷してるとか?ww

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ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。

昨日の AegisSan-P 連打が勢い余って日付をまたいでしまったよ。

そして寝て起きて一日過ごした後は、体力残ってなかったっす。

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2021.7.10 土曜
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穏便路線を考えたら結局煽りにしかなってない日

来年の北京冬季オリパラ、なんかこう、欧米諸国を中心に、不穏な空気が漂ってきとりますな。いや「欧米を中心に」っつってもあくまで原因は中国なんだけど。

中共によるウイグル・香港での人権弾圧が主な原因なわけでさ。そこを理由に、欧米じゃボイコットしちゃおっかなー的な流れになってるわな。とりあえず開会式に用心を送らないことはほぼ確定路線らしい。ソチ冬季オリパラと少なくとも同じことをしようって雰囲気。んで、状況次第によっては集団ボイコットして、北京オリパラに対抗する大会を、他のいくつかの国で競技別に分散開催しようぜみたいな話も出てるらしい。

とりあえずそれやるんだったら、スピードスケートは是非ともわが青森県八戸市でやっていただきたいでございます。世界最新級のインドア400メートルリンクがありますぜ。もちろん国際大会対応の設計ですぜ。

うちのリンクの売りは、「八戸の中心街から歩いて行ける」。

大抵の400mリンクって僻地にあるらしく。でっかいまとまった土地が必要だからな。けど八戸は中心街に隣接して市営のスポーツ複合施設が昔からありまして。そこの老朽化したサッカー場と陸上競技場を潰して、2年前に完成させたリンクってことで。

同じ敷地内に旧スピードスケートリンク(屋外仕様)がまだ残ってるけど、こいつはもう使用不能。解体・撤去を待つのみ。それにも予算がかかるから、とりあえず放置されてるってだけ。なんで使用不能かって、リンクの冷媒にフロンガスを使ってたから。こりゃもういつまでも使ってらんねーだろっつうのと、いまどき屋外リンクかよっつうのもあって、かなり前からインドアリンクを新設しようって話が出てた。んでそれがついに実現したってわけでさ。

インドアなもんだから、スケート場として営業できる年間日数がけっこう長いらしい。あとシーズンオフの時期には、コンサートや大規模イベント会場に使うっつうことになってた。んで2019年にこけら落としのイベントを大々的に行えたんだけど、コロナですわ。これでろくすっぽ一般開放できなくて。部活の練習に使う程度らしい。そしてイベント関係は全滅状態。

ただ、去年の給付金10万円のアレ、市役所は煩雑かつ大量な事務処理の必要があったわけで。んでまぁコロナ休業中のインドア400メートルスケートリンクっつうだだっ広い室内空間を存分に使って、大人数でもソーシャルディスタンス取りまくりで、作業を効率よく進められたっつう成果があったりしたww しかも市役所から歩いて行ける便利な場所だしw 給付金の振り込み、同程度の地方都市の中じゃマッハで完了したらしいww

まぁそういう立派な施設が八戸にはあるんで、ボイコット組でアンチ北京のオリパラするなら、是非ともスピードスケート競技は八戸でお願いしたいところ。それに日本だと東京オリパラのまだ新しい聖火が残ってるはずだから、その意味でも都合がいいぞ。

そういや1980年のモスクワオリンピックの次のロサンジェルスオリンピックってさ、初の商業オリンピックで、IOC がなんか素直に受け入れられなかったらしく。まぁ放映権料やスポンサー収入の分け前なんかでジャブ漬けにして首を縦に振らせたら、以降の IOC はすっかり商業路線にノリノリになったってのがあったな。

んでそのときの軋轢のひとつが、聖火を提供しない、というもの。あれって本来は、大会をするごとに、ギリシャで太陽光線を集めて火を起こすんだよな。神聖な儀式の形でやるんだよな。で、ロスオリンピック委員会はこんなこともあろうかと、その前の冬のオリンピック(サラエボだったかな)の聖火を事前に分けてもらって確保して、それを使ったんだよな。

けど当時は冬のオリンピックも夏と同じ年に開催だったんで、どっちかっつうとモスクワの聖火の方が新しかったはず。けどさすがに「ボイコットしたけど聖火だけ分けてください」なんてどっからどう見ても図々しいこと言えなかったんだろうww

ウイグルや香港での人権侵害問題について、欧米諸国は非難声明を出してるけど、日本は出さなかったんだよな。なんか国会の全会一致が必要らしく、強硬に反対した党があって、実現できなかったらしい。それについてネトウヨさんたちは「なさけない」と憤ってたりするんだけど、塞翁が馬というか。

東京オリパラを控えてるこの時期に、すぐ次のオリパラやその開催国に日本がモロに因縁つけるってのは、ちょっと品に欠ける面もあるだろと。なんだったら東京オリパラに妨害とか嫌がらせとかされるかもしんないじゃないですか。

てことで、今の日本はまず東京オリパラ最優先で、無事に開催して無事に閉幕まで持っていくことに集中してりゃいいかと。

つかそのあとすぐに衆議院線があるんだよな。これってオリパラのためにいろいろ我慢してきたぶん、対中国が焦点中の焦点になるだろうな。荒れ模様になる気しかしない。

でさ、日本の外交って品があるから、強硬手段を嫌うじゃないですか。それでももし北京をボイコットするんなら、コロナを理由にすればいいんじゃないかと思うが。ウイグルが香港がってのはもちろん本音として持つべきとは思うけど、表向き中国をなるだけ刺激させたくないんなら、「中国国内でコロナの蔓延が終息していないと思われるので」って感じでどうかと。

そのとき日本独自で収集・分析したデータを公開して根拠にすれば、中国さんのイライラも少しは……。うーんそうかな。

ほんとどっちかといえばなレベルだしな。

つか人権問題+コロナ問題の多重攻撃で、余計中国を苛立たせることになるような気もしてきたww んじゃもう海洋汚染とか漁業の乱獲とか PM2.5 とか尖閣での挑発行為とかも抱き合わせで、ボイコットの理由にしちまったほうがいいのかな。そんなこんながいっぱいある中に人権弾圧問題も混ぜれば、比較的目立たなくなるんじゃね? ツッコミの総量が増えるぶんだけ、向こうは大いにブチギレることになるけど。もう全然意味ないなww

なんてーか完全にイジメの感覚ww 考えが足りないくせに偉さにあぐらかいて威張ってるやつって、からかい甲斐があるというか。

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ほぼじゅびふぉ の入荷は5作品。

また寝る時間なくなってきたんでサクッと。

なんかもう今日は何をどう狙うかとか全然関係なしの乱れ打ちでしたわ。

IWALOID さんが初出場。海外ではあまりウケないとされるバンドサウンド派。けど日本のボカロ界隈だとバンドサウンドは人気あるし、勢いあるサウンドなんで、日本でファンが増えてくれればなーという期待を込めてみる。発表済みの作品数が少なめなんで、ここしばらくは IWALOID さんをちょっと集中的に攻めてみようかな。

『ヲズワルド』。いやさ、Trickle さんを進めていこうと思ってたけど、この作品が心理的な障害になってたんだわ。がんばってこなしたですよ。この作品って今まで何度か入荷したことあるけど、翻訳が毎回すごく大変で。けど根性出してやってみたら、今回は案外すんなりというか。あまり深く悩むことなく進められたというか。

つか、原作の煮ル果実さんの歌詞っていつも、読むと意味不明系なんだよな。実はサウンドとして聴くとすごい気持ちいいわけで。ノリ重視なんですな。そこをどうもおいらは勘違いしてたらしく。歌詞の断片から全体像を想像させるタイプというか、発掘したバラバラに砕けた縄文土器の修復作業的というか、そういうものに違いないと思い込んでた。

ノリと刺激重視でした。左脳型だとばかり思ってたら、多分に右脳型でした。と、恐らくこれのが正解に近いかと。

で、Trickle さんもまたそういう傾向のお方で。そんで、なんか両者がうまいことシナジった感じがする逸品となっとります。

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2021.7.11 日曜
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後から来た公式字幕

KIRA さんの人気曲 "Boom Boom Boom" の動画、いつの間に日本語字幕がついたんだろ。それともおいらが入荷時に見逃してたのかな。

てことで、うちのサイトからだと2バージョンの日本語訳が楽しめますww ちなみに本家の他にカバーが2作品入荷済みだけど、そっちは日本語字幕が入ってないんで、おいらの訳のみ表示だす。

いやさ、こないだどっかのお方が、おいらの "Boom Boom Boom" 日本語訳を褒めてくださってたのを見つけて。ありがたやありがたや。

どのあたりがウケたのかは不明だけど、自分では「I don't wanna stop → 我に返りたくないの」はうまく訳せたなーと思ってたり。

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がんばって Trickle さんを進めましたですよ。もう今日はこれだけでおなかいっぱい。

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2021.7.12 月曜
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『スクランブル交際』など

ほぼじゅびふぉ の入荷は5作品。

Trickle さんオンリーの日になったよ。Trickle さんの動画リストの新しい順に攻めてるんだわ。これだと時代を遡っていくごとに、だんだん Trickle さんが初心者だった頃に戻っていくんで、歌詞の文法や単語がシンプルになっていく、という腹積もりだった。のに。全然そうなってない。遡っても遡っても、金太郎飴のようにどの英訳詞も Trickle 節が炸裂しまくってますが。

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2021.7.13 火曜
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新型ロケットよもやま的ななにか

韓国初の国産ロケットのヌリ号の初打ち上げがまた延期ってことで、日本のネトウヨ界隈では笑い物にしちまってる感じ。

けどロケットの開発って予定通りにいかないのは当たり前。しかも衛星軌道に達するロケット丸ごとを開発するのは韓国にとって初めて。その開発中に想定外のトラブル頻発って、笑う対象としては適切ではないかと思う。

例えば1994年にデビューした日本初の純国産大型ロケット H-II。その開発は難航に難航を重ねて、まさに想定外のトラブルの連続だったよ。エンジン稼動試験中の爆発事故が多くて多くて、政府に提出する報告書に毎回「爆発」と書かれてると印象が悪くなるんで、「外部燃焼」という怪しい用語を編み出したりもして。そして爆発事故で死者まで出した上で、予定の2年遅れでやっと初打ち上げだったよ。

事故死されたのは三菱重工所属の若手エンジニアだった。H-IIA のプロジェクトマネージャーが葬儀に参列してご遺族に謝罪したところ、「故人は自分の仕事を誇りに思っていました。ロケットを必ず完成させてください」との返事を頂いたそうな。

その次の H-IIA は全部新規設計だったけど、H-II のときほどはチャレンジングな要素がなくて、順調に開発成功。H-II での苦労がそこで実った。

その次の H-IIB は新規設計事項自体が少なくて(H-IIA のパーツをできるだけそのまま流用したから)、問題なく開発完了。全9回の打ち上げ成功率 100% っつう偉業も成した。けど開発現場からは、「この程度だと若手に技術継承できない」という声もあったらしい。

んで今開発中の H3 ロケット。当初予定では初打ち上げは2020年度中だったはずが、深刻な問題の発覚とその対処で1年延期(爆発事故は起こしてない)。そういや H-II のときは1年刻みで2回遅らせたんだったっけ。H3 はなんとか1年遅れだけで完成してほしいところ。けどもしそれが難しくなったなら、無茶しないでもう1年延期でもしょうがないと思ってるよ。

てことで、他国のロケット開発の遅延なんか実は笑っちゃいられない日本の状況なのであった。

H-II の開発中からこのかた日本が一方的にライバル視してきたヨーロッパも、新型のアリアン6ロケットを開発中。H3 とほぼ同時デビューになる予定が、あっちもやっばしというか開発が遅れてるらしい。てなわけで、やっぱしほぼ同時デビューになりそうw

そういや H-II と アリアン5もかぶってたなー。んで日本視点だと今に至っても「強いライバル」なんだけど、アリアンシリーズは既に商用打ち上げで長年の信頼と実績を誇ってて、その信用を元に順調に受注できてるわけで。ヨーロッパ視点だと日本なんかアウトオブ眼中らしい。むしろアメリカのスペースX社のファルコン9ロケットが価格破壊を仕掛けてきたんで、今はそっちに対抗すべくアリアン6を必死で開発中な感じ。

もちろん H3 もファルコン9をライバル視してる。ファルコン9の打ち上げ能力は H-IIB と大体同じだけど、値段が半分くらいなんですわ。H3 でこの打ち上げ能力っつうと、最大構成の24型になる。この性能がまた、低軌道打ち上げ能力が25トンなんですな。H-IIB が19トンだったから3割増しになってる。2段目の大容量化と固体燃料ブースターの軽量化(と若干の大容量化)が効いてると思われ。

H3 の固体ブースターはコストダウンもかなり進めたんで、H3-24型で、今度こそアリアン6やファルコン9のまともなライバルとして渡り合えそうな予感。商業打ち上げの実績も H-IIA でいくつか作るのに成功したんで(価格の面で完全に不利だったのに、よく頑張ったと思う)、それも H3 の営業活動に有利に働くんじゃないかと。

って韓国のヌリロケットの話だったね。

低軌道打ち上げ能力は1.5トンらしく。これって単純比較で、日本の小型ロケットのイプシロンと同じで、なんだかヌリがしょぼい感じに見えてしまう。けど実際はそういうわけじゃなく。

イプシロンの場合、真東打ち上げができるんで、その場合で最大1.5トンなんですな。韓国の場合は現状で極軌道にしか打てないんで、地球の自転っつう「第0段ブースター」が使えないんですわ。それで性能が下がってしまう。

ちなみにイプシロンでの極軌道(太陽同期軌道)の打ち上げ能力は 590kg。打ち上げ場所の制約上、無駄が出るコース取りをしなきゃいけないっつう事情もあるんだけど、このくらいにまで性能が落ちてしまうわけで。

てことで実質上、ヌリの性能はイプシロンの2倍かそれ以上ってことになる。極軌道打ち上げ限定だけど、韓国はもしかしたら将来的に、それなりに商業打ち上げのシェアを取れる可能性があるかも。今のとこ国威発揚と技術修得がメインで開発されてるんで、打ち上げコストは度外視と思われるけど。

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ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

今日は疲れた。すげー疲れた。てことでこの1作品で力尽きた。

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2021.7.14 水曜
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『感情泥棒』など

ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。

Trickle さんコンプリート計画、そろそろ佳境。

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2021.7.15 木曜
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『恋愛マニュアル』など

ほぼじゅびふぉ の入荷は7作品。

Trickle さんついに満願成就。デビューから英訳詞の Trickle 節は完成しとったww このお方の英訳詞はそういう意味でアクが強いからか、他の人がカバーってのがどうも見当たらなくてな。つか最近は全体的に、どなたかが作った英訳詞をカバーってあんましなくなってきてる感じ。オリジナル指向が強めというか。

カバーだと参入障壁が低いわけで。しばらくカバーで勘どころを磨いてから、だんだんオリジナル英訳詞にっていうコースをとった人もいらっしゃる。けど最近はその例をあまり見かけないというか。

自作指向が強い人って、自作英訳詞を自分で歌うとこから始めて、だんだんにフルスクラッチの自作曲を作るようになったりもするよな。そういう成長の記録を見られるのもまた楽しくてさ。Tricle さんも最近ついにオリジナル曲を出したしな。

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2021.7.16 金曜
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『三原色 (RGB)』など

ほぼじゅびふぉ の入荷は5作品。

『三原色 (RGB)』。公式英語版がいきなり出てくるんだもんそりゃこっちも全力で対応ですわ。あーびっくりした。

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2021.7.17 土曜
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謎のブーム

映画 "HOKUSAI" を観てきたよ。

ここ数年、葛飾北斎ブームなんだろうか。いや、ほんとついここ数年で、葛飾北斎トリビアをいくつか覚えててさ。おかげで映画をすごく楽しめたですよ。

画商役の阿部寛がすげーイイ感じだったですよ。

銘板左端銘板銘板右端

ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。

IWALOID さんをちびちび進めとります。

銘板
2021.7.18 日曜
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"I'M SUCH A LOSER! [負け犬ですが何か]" など

ほぼじゅびふぉ の入荷は8作品。

IWALOID さんコンプ。根性出して、というほど難解な歌詞じゃないけど、コンプして一安心と。

"Summer's Here! (And I Don't Wanna Die!) [今は夏! あと死にたくはない!]"。この歌詞、ちょっと意外な展開があったりするよ。お気楽なソングかと思いきや、深みのある内容だった。独特な世界観の曲に仕上がってるよ。

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2021.7.19 月曜
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"Holding Out For A Hero [ヒーロー]" など

ほぼじゅびふぉ の入荷は12作品。

Anna さんコンプ。Anna さんは最近珍しくなってきたた、カバー専門のボカロ曲の歌い手さん。こっちは訳済み歌詞セット在庫がけっこうあったんで、サクサクっといけましたですよ。

"Holding Out For A Hero [ヒーロー]"。♪ふーふーふーふー あーっ あーっ 「イゾッブーーーー!!」

おととしのラグビーワールドカップの大盛り上がりで、この激アツ曲を思い出した昭和世代も多かったんじゃないかと。

もともとは映画『フットルース』の挿入歌だったんだけど、『シュレック2』でも使われたらしい。んで今回のは『シュレック2』アレンジらしい。しっとりしたオープニングからガキョーンとくるのがイイ。

けどやっぱね、おいらとしては元曲紹介のほうは、オリジナルのボニー・タイラー版にこだわりたかった。オリジナルはもう最初っから全力ww 調べたら公式動画が3バージョンあったんだわ。今風のアニメーションのやつにしてみた。歌詞も出てるし。つか公式で3バージョンも MV があるって、今も人気な曲なんだな。

そして、世界じゃとりあえず懐かしのダンス青春映画『フットルース』のサントラで、あるいは比較的最近の映画『シュレック2』で親しまれてきた曲だけど、日本だけは山下真司とラグビーのイメージなんですな。

てことで麻倉未稀版も公式を探したけど、見つけられんくて。あれば出してたんだけど。とりあえずここに割れ動画でも出してみるか。

ボニー・タイラーの原曲歌詞は『フットルース』での場面に合わせて、理想のヒーローを待望する内容だわな。映画内では、みんなが心のどこかで待ち望んでたヒーロー爆誕の場面で、この曲がかかるんだよな。正直ベタな演出だけどかっこいいんだよな。

けど麻倉未稀版の日本語歌詞は、自分の中に眠るヒーローを目覚めさせろ奮い立たせろ的に煽ってくる感じ。かなり改変されてる。テレビドラマ『スクール・ウォーズ』の内容に合わせて日本語歌詞が作られたのかもな。「♪傷だらけのヒーロー 誰でも」って今でもグッとくるフレーズだよな。

ってこともあって今回の日本語訳、"fresh from the fight" をいったんは「戦い終えたばかりの」(Google翻訳で出てきた)で出したんだわ。けど思い直して。日本語版の件の部分からいただいて、「戦いの傷だらけの」に差し替えましたわ。意味が少しブレちゃうけど、許容範囲ってことで(その時の気分で決まる自己基準)

ついでに、これまたダンス青春映画『フラッシュ・ダンス』の主題歌で昭和系日本人が思い出すのは、手袋を口にくわえた片平なぎさwwww 「ヒロシ……」とつぶやきながら睨む目が怖かったっけなぁww

これがまたそのあたりの時期に、高田みづえの『そんなヒロシに騙されて』がヒットしてなwww いやもう日本全国津々浦々のヒロシさんたちが、ものすごく複雑な気持ちに苛まされたであろう時代だったwwww

今日は "Paradise [パラダイス]" も入ってるけど、そこは『フットルース』の挿入歌の方じゃなく、AegisSan-P のオリジナル曲だすw

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2021.7.20 火曜
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"99 Red Balloons [ロックバルーンは99]" など

ほぼじゅびふぉ の入荷は5作品。

完全に俺得の日ww なんか昨日の "Holding Out For A Hero [ヒーロー]" の流れでこうなっちまったw

世界じゃ1980年代の日本のシティポップが流行ってるそうじゃないですか。じゃあこっちは80年代の洋楽でどうじゃ。

しかし NENA (ネーナ) なんてなー。いやもうボーカルのネーナ・ケルナーのルックスで持ってたようなバンドだったけどさ(おいらもそれでファンになった)、このデビューヒット曲ってほんとすごい盛り上がったんだよな。元々はドイツ語版で、それが英語圏でウケたもんだから英語版も出したっつう異例な展開で。

うちのサイトだと、元曲動画紹介じゃ両方出してる。日本語訳は英語版からのみだけど(ドイツ語わかんないんで)。ドイツ語版も出したのは、ネーナの歌いっぷりが英語版よりもイイから。

しかしあの時代は80年代ですよ。NENA というロックバンドは「ドイツ出身」じゃなく「西ドイツ出身」ですよ。んで歌の内容も、まあベルリンって当時は東西冷戦の最前線でな。世界中が全面核戦争の恐怖に怯えてた時代でな。そんな当時の風潮を歌ってるわけですよ。

調べたら、1983年リリースだったそうで。まさかそのわずか6年後の1989年にベルリンの壁の取り壊しがあるとは、当時誰も予想できんかったと思う。なんか東ドイツ国内での伝達ミスでそうなってしまったっぽいけど、時代的におもっきしそうなりそうな予兆もまたあのあたりではあってだな。ソ連のゴルバチョフ書記長が大胆な方針転換して、東側の衛星国家たちにとっては頼りにしてた親分に三行半を突きつけられててな。

「ソ連の台所は実は火の車なんだよ。お前らを養ってる余裕もうねぇから。これからはうちのスネかじってねえでテメエで稼ぎやがれ」って感じで。

それでも1988年までは、「東ドイツは共産圏の優等生国家」とされててな。まぁたぶん本当に優等生だったんだろうけど、そういうタイミングで情報伝達のポカミスやらかしてベルリンの壁が突如撤去されたっつう流れだったと思う。

これでもう東側の衛星国家は混乱状態に陥って、ルーマニアなんかチャウシェスク書記長が国民に殺されて、廃墟に転がってるその死体を撮ったビデオ映像が世界中のニュースで流れるっつう衝撃展開もあったりして(当時のテレビ放送倫理は今よりはるかにユルかった)

いやなんかもー、ネーナでもシンディ・ローパーでも、聴いてたらあの時代の記憶がドバッともう溢れに溢れちまって。しばらくこの路線で行ってみようかな。この方向のアクセス伸びなくて構わんから。なんかもう作業してて楽しくて楽しくて。

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2021.7.21 水曜
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"Hold My Hand in the Rain [雨に手を繋いで]" など

キャスタウェイ、日本語字幕があるのに気づかないで自力でやっちまったw

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2021.7.22 木曜
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"Orinoco Flow [オリノコ・フロウ]" など

ほぼじゅびふぉの入荷は7作品。

日本のアニソンをかっこいいジャズにアレンジして英語で歌ってるバンドを見つけてしまったですよ。しかもゴダイゴとささきいさおの両方。これはどちらもいいものだ。

以降は洋楽懐メロ特集。

"Orinoco Flow [オリノコ・フロウ]"。2008年時点でここまでのものができてたとは。しかも、じゃじゃ馬ボカロで有名な Prima で。これはいいものだ。

『今夜はビート・イット』ってさ、リアルタイムでその邦題は知ってたんだけどさ、そのせいで「ビート・イット」の意味ってダンスパーティーとかディスコとかでノリノリフィーバーな感じだと思ってたよ。

全然違うww 「逃げろ」「ズラかれ」のスラングだった。そうなると、なんだか楽しげなこの邦題ってどうなのかと。まぁシンディ・ローパーのメジャーデビュー曲 "Girls Just Want to Have Fun"の当時の邦題が『ハイスクールはダンステリア』だったりもしてな。歌詞で「仕事で一日終われば」とか言ってるからもういろいろ崩壊してたわけだけど。あとで邦題は『ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン』に替えたそうな。

まあ映画でも『天使にラブソングを』なんてもう中身と全然関係ないやつがあったしな。まぁブルース・ウイリス主演の原題 "Striking Distance" って日本人にはピンとこない感じだったんで、日本の配給会社は大胆に『スリー・リバーズ』とエセ英題みたいな邦題つけててさ。内容との矛盾もないし、国内セールス的にはそれで問題なかったんじゃないかってのもあったな。

中国映画ですごい邦題つけられたのもあったっけ。

『女帝/エンペラー』って女性の皇帝なら「エンプレス」だろと。

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2021.7.23 金曜
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地球内異種文明の夜明け

ゴリラのココ。動物学者に育てられて、手話を覚えて、人間と会話できるようになったというので有名ですな。3カ月前に『へんないきものチャンネル』で紹介されて、詳しく教えてもらえた。

ゴリラ同士で手話を覚えさせてコミュニケーションを取らせると、ゴリラの感性や本能に基づいた独自の文化が形成されるはずなわけで。これを観察すると、人類の文明・文化を客観視できるんじゃないかとか。

あと死神博士的な発想だと、ゴリラを労働力にするとか。機械よりも融通がきいて、今の人工知能よりはるかに知性や判断力・認識力があって、人類よりも筋力がある。てことで現代文明での使用に耐える、高度な家畜として適任な気がする。ただゴリラは意思や理性を持つ動物なんで、牛や馬みたいに問答無用で使役するのは気が引ける感じもあるね。そこはゴリラ労働者さん同士で労組を作って、交渉で待遇改善を求めるとかでどうかと。

ココに話を戻すと、人間からの問い「ゴリラは死ねばどこへ行くのか」に対して、「苦痛のない穴に入っていく」というココの回答がね、すごく印象深くて。宗教観って今のとこ人間社会でしか確認されてないわけで、客観視できない状況にあるんだなーと気付かされますな。んでまあ人間の集団同士で「あの宗教はああだ、この宗派はこうだ」みたいな論争や反目があったりもして。

そこへ人間以外の知的生物が自然に持つ宗教観が提示されると、比較ができるわけで。んでまぁ「人類共通の感性としての宗教観」という概念で、各種宗教をひとまとめで考えられるようになるんじゃないかと。ゴリラのココで行われた人類外知性研究の延長線上に、そういう新たな展望の予感もあったりして。

見た目のイメージだと凶暴そうだし、映画『キングコング』でそのイメージが増幅されてきた感はあるけど、本当はおとなしくて、争いを好まない性格らしい。胸をドンドコ叩くのは威嚇のためじゃなく、パニックになりそうな自分を落ち着けるためのものらしいし。

例えば、知らない動物(人間とか)が自分にズカズカ近づいてきたら、怖くてたまんないから胸ドンドコ、ということらしい。それを人間側が勝手な解釈して、「威嚇」や「強さの誇示」と捉えてきたってことらしい。てことで人類とゴリラって、案外仲良く共存できる2つの文明生物、になれそうなような。

ただ、ゴリラって体が大きいから食費がすごく嵩みそうでな。人間社会と融合や交流する形でゴリラ社会が成立するまでは、人類の側が環境を整えて発展を促さないといかんくなるわけで。その間の研究でも使役でも、コストが常に問題になりそうな気もする。死後の世界を創造できるくらいの知性を持てるんだから、ゴリラの幸福もきちんと考えないといかんくなるしな。

とりあえずそうやってゴリラ文明を人類が育て上げたとしてさ、人類VSゴリラで覇権争いに発展しなきゃいいがw なんかゴリラよりも人類のほうが好戦的で野蛮な気もするしww

ゴリラがそこまでの知性の素質を持ちながらも文明・文化を作り上げなかったのは、群れを作らない性格からなんだろうな、とも思ったり。一方、ニホンザルは群れて集団生活してるけど、知性の素質がどうも文明を作るには足りないらしく。手話を教えても単語の表現にとどまる程度らしく。文法を習得できないらしく。

ニホンザルくらいのサイズでゴリラ並みの知性の猿って、チンパンジーですかねぇ。ってあの連中、知性の素質は高いけど性格が凶暴・残忍らしくてな。人間が介助してチンパンジー文明を育て上げたとしても、人類もまた凶暴な面を持ってる感じなんで、異種文明の交流相手としてあんましうまくやっていけなさそうなような。

つかどうせ異種文明なんなら、おいらとしては猫文明をどうにか立ち上げたいwww おいら萌え死ぬwww けどあいつらほんとアタマ悪いからなww

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ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

ストーンズもなきゃねーってことで、探したらあっさり出てきました『黒くぬれ!』。CYBER SONGMAN ってけっこう細い声なんだな。意外というか。

銘板
2021.7.24 土曜
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閑古鳥

さっき昨日分の ほぼじゅびふぉ のアクセスログを見てたら、オリンピック開会式の時間帯の閑古鳥ぶりが凄まじかったwwww 普段ならアクセス頻度が一番高いゴールデンタイムなのにwwwww まぁおいらもテレビで開会式を見てたしなwww

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ほぼじゅびふぉ の入荷は3作品。

こないだ Anna さんコンプとか言いながら、洋楽懐メロをやりだしたら取りこぼしが出てきたっつうことで。有名洋楽は既にネット上に勝手和訳がいくつも出回ってるもんでして。翻訳に自信がない時は参考にさせていただいてたりして。

他の方々の和訳と比べると、おいらのはほんとなんてーか、直訳風味が強いなーと。けど知ったかぶって全然違うと赤っ恥だからな。もろに直訳だと日本語としてヘンテコだったり、前後の脈絡がつながらなかったりなんで、そこらはきちんとバランスを取るようにはしてる。

あとさ、「意訳」と称してる他の方々の和訳って、やっぱしおいらはあんましその方向に乗る気がしないというか。おいらのサイトはあくまで英語歌い手作品の内容紹介だからさ、おいらのニオイってあんまし出すべきじゃないと思ってて。

つか正直言って、「意訳」を称する翻訳の中には、なんかこう、かっこいい表現を追求するあまり自己陶酔的な感じがしないでもなくてさ。それはそれでそのブログやサイトの持ち味だから、否定するなんてのは身勝手でしかないんだけど、まぁうちのサイトの趣旨には合わない形ってことで。

他の人が作った日本語訳って、パクる気になればパクれるし、その際はリンクを貼っときゃいいんじゃねとかも思うけどさ。「うちと合わない」が多くて、結局意味の確認程度で、自力でやっちまうんだわな。例外はいくつかあるけど。

ニコニコのコメで日本語訳を出してるのも見かけるし、それを写しちゃおっかなーとか、♪そーんなふうに考えていた時が私にもあーりまーしたー。

けどニコニコのコメ訳はまたこれはこれで、いささか品質がアレな感じで。綴りの読み間違いでの誤訳とかけっこう見かけたりして。当てにならんなと。

つかどうも「意訳」という言葉の定義が、ほかのサイトの訳者さんたちとおいらとでなんかギャップがあるような気もする。どうもほかの方々の中には、「意訳」と断りを入れとけばもう何やってもオールマイティーパスポートみたいな風味が感じられるというか。

おいらは「意訳」については、「英語詞の意味や意図を汲んで、日本語として自然な形にする」程度の幅でしか考えてない。

例えばモロに機械的に翻訳すると、英語圏の人にとってはピンとくる表現でも、日本語にすれば日本人にとって珍奇な言い回しや表現になってしまうってのがままあるわけで。Wikipedia やニュースの記事なら、意味だけ通じればそれでいいんで、訳した日本語が珍奇でも問題ない。それなら Google 翻訳にでもぶち込んだほうが速くてラク。

Google Chrome なら右クリックで「日本語に翻訳」って出てくるし。英語版 Wikipedia とか、ページ丸ごと日本語にしてくれて便利ですわ。

けど英語詞って作品だからさ、その作品ごとの味をこっちで勝手に変えてしまうってのは、やっぱしうちのサイトの趣旨に合わないわけですよ。作者さんに気が引けるし。せめて、「日本人が英語圏の人と近い感じでピンとくる日本語表現に置き換える」くらいなもんで。あと、この場合は珍奇な機械的翻訳は論外。

てことで、おいらはおいらの「意訳」の定義において意訳してるっつうことになるか。

いわゆる「意訳」を売りにしてる人の日本語訳だと、英語と日本語どっちもいける人なら、読み比べていろいろ楽しめる。ときどき意味に迷った時とかは参考にさせていただいてもいる(コピペはしないけど)。けど、うちのサイトへの来訪者として想定してるのは「その英語詞の意味を知るには日本語訳に頼るしかない人」「英語詞は読めなくもないけど読むのめんどくせー。あーあ誰か日本語訳してネットに出してねーかなー、な人」なんですわ。

やっぱし自分のニオイはあんまし出したくないというか。邪魔でしかないだろというか。おいらごときの文学的感性なんか誰も求めちゃいないというか。

〓ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ⊂<回 ←仕切りブチャラティ

"Smoke on the Water [スモーク・オン・ザ・ウォーター]"。超有名曲なんで、入れんわけにはいかんぞなと。歌詞の大まかなところは、けっこう昔に英語歌詞を読んで知ってた。レコーディング時の体験談というかドキュメンタリーというかな内容。けど、きちんと全部を理解ってのは今回初めてでさ。

歌詞のはじめの方に出てくる "To make records with a mobile" って「クルマに関する曲を作る」だと思ってた。けど全然違ってた。ローリングストーンズが作った、大型トラックの中に録音スタジオの装備を全部詰め込んだクルマってのがあって、いろんなバンドにも貸し出されてたそうで。好きなロケーションに行ってその場でレコーディングできるっつうわけで。

んでディープ・パープルもそれを借りてスイスのモントルーで作品作りに勤しんだ、ということだった。

今回、和訳ってことで、今まで意味を考えず流して聴いてた "Rolling-truck-Stones-thing" の謎も、調べてようやく解けた。まさに上に書いた移動スタジオのことだった。いやーようやく腑に落ちたですわ。

サビの和訳はどうしても直訳ロックの王様の「湖上の煙」以外に思いつかなくて、そのままいただきましたわ。「湖上に煙」にしようかと思ったけど、半端なパクリよりはモロのほうが潔いかと思って。けど続く「火の粉がパチパチ」は避けて自作文にできたよ。結果、おいらの方はメロディに合わせる必要がないんで、王様以上に直訳になりましたとさ。

〓ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ⊂<回 ←仕切りブチャラティ

"The House of the Rising Sun [朝日のあたる家]"。これ、前にこの日記上で和訳やったことあるんだよな。んでもうそのまんま入荷しようってことで。探したら 2017.1.4 のログ で、日本語訳のクオリティは、作り直しても同じくらいだろうってことで、やっぱしそのまま使うことにしたと。

『朝日のあたる家』は JASRAC ではパブリックドメイン扱いらしいんで、堂々と英語歌詞を出せたですよ。ついでにメロディもたぶんパプドメだろうっつう見切り発車で、アニマルズ公式動画が見当たらなかったんで、元曲紹介はどっかの個人がうpした動画を使っちまったw

4年半前かぁ。当時は ほぼじゅびふぉ の取り扱い作品はボカロ曲限定だったからな。こないだからなんとなく洋楽懐メロを扱うようになったってことで。

そういやそのあたりの時期かな、シンディ・ローバーの曲もいくつか和訳を書き溜めてたんだわ。この日記のネタにしようと思ってて。んで結局その機会というかやる気が出ないままというか忘れてたままというかで数日前に至り、ほぼじゅびふぉ に入荷っつう流れで。そしたらなんか新規に書きたくなって、過去の書き溜めは無視して作り直しましたわ。

銘板
2021.7.25 日曜
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"Like A Virgin [ライク・ア・ヴァージン]" など

ほぼじゅびふぉ の入荷は13作品。

洋楽懐メロをドバッと入れつつ、CircusP と初登場 Sulfur さんもコソッと入れときますた。

"aiSeNMa" って日本語の造語か何かかと思ったら、"amnesia"(記憶喪失、健忘症)の逆読みでして。んで"aiSeNMa" も「きおくそうしつ」も同じ7文字だったんで、勝手邦題もうまいこと合わせられたなーって感じで。

銘板
2021.7.26 月曜
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"Yesterday Once More [イエスタデイ・ワンス・モア]" など

ほぼじゅびふぉ の入荷は8作品。

AC/DC の後にカーペンターズっつうのがなんかこう、後から見ていささかわだかまってしまった日ww

『地獄のハイウェイ』→『イエスタデイ・ワンス・モア』ってwwww

銘板
2021.7.27 火曜
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"Highway Star [ハイウェイ・スター]" など

ほぼじゅびふぉ の入荷は4作品。

ディープ・パープルのファンとしては(ライトなファンだけど)、やっぱし『ハイウェイ・スター』『紫の炎』は対を成す作品として入れなきゃという謎の義務感w

『ホテル・カリフォルニア』の和訳は 過去にこの日記で作ったやつ を再利用。難解歌詞で苦労したっけなぁ。作っといてよかったなぁ……。

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我が愛する ZZ TOP のボカロカバーないかなと探してたら、当てが外れたけどイイもん拾っちまった。

笑っちまったよ。合いすぎだろwwwww どうすりゃこの組み合わせを見つけられるんだよwwwwww

銘板
2021.7.28 水曜
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回転デトネーションエンジン

観測ロケット S-520 の31号機が打ち上げられたそうで。もともと構想待機の観測用の弾道ロケットなんだけど、放物線を描いて宇宙空間に滞在してる間に、その環境自体を利用して短時間の実験をしたりもする。

んで今回の積み荷は、デトネーションエンジンという新開発エンジンの試作品。

あくまで小出力なんで、S-520 自体の推進は今まで通りの固体燃料。んで宇宙空間に飛び出て弾道飛行してる間に、この新型エンジンの稼働テストをしたっつうことで。衛星軌道に乗って地球を周回するわけじゃないんで、積み荷を「衛星」と呼ぶべきかはわからん、とりあえず「宇宙機」と呼んどくか。

んでこの宇宙機(名前不明)には、メインエンジン想定の「回転デトネーションエンジン」と姿勢制御エンジン想定の「パルスデトネーションエンジン」が装備されてて、宇宙空間にいられる限られた時間内で、予定の試験を無事に終了。きっちりと現地での作動データを取れたらしい。世界初の「宇宙で稼働したデトネーションエンジンってことになったらしい。

してこのデトネーションエンジンとやらって、おいらまったく知らんくて。原理の解説とかいろいろ調べたけど、どうもあんましピンとこない。エンジンの燃焼室内で衝撃波を伴った爆発(爆轟: デトネーション)を起こして、その衝撃波を推進力にするんだそうで。

普通の液体燃料ロケットエンジンの場合、燃焼室を高圧にすることで効率とパワーを稼ぐ。てことで、燃焼室に燃料と酸化剤(両方合わせて「推進剤」と呼ばれてる)を流し込むのに、燃焼圧に逆らえるだけの超高圧ポンプを駆動しなきゃなんない。このポンプが食うエネルギーがばかにならなくて、ロケットエンジンの性能限界要素の一つになってる。

んで、デトネーションエンジンの場合、燃焼室内が高圧になるのは爆轟の最中の瞬間的な時間だけなんで、その爆轟が終わったら低圧環境の中で推進剤を注入すればいいってことで、ごっつい超高性能ターボポンプが要らなくなる。さらに爆轟衝撃波はいきなり充分な排気速度を出すそうなんで、普通のロケットエンジンのパーツの中で一番でっかくて目立つ(そして重たい)、ノズルスカートも要らなくなるそうな。

てことで、デトネーションエンジンが実用化されれば、ロケットエンジンの大幅な小型高効率化が見込まれるってことらしい。

理論的にはかなり前から存在してたらしく、世界中で研究開発が進んでるそうで。けど今回の弾道飛行中の短時間小規模実験が、世界初の宇宙での稼働実績ってことなんで、実用化までは技術的な未解決問題がまだまだ残ってる、ってことかと。

今回の宇宙機に積んでた2種類のエンジンのうち、パルスデトネーションエンジンの方は、地上試験の映像を見るに、バン……バン……バン……と間欠的に噴射するわけですよ。これってまぁそのまま使えもするだろうけど、いささかコレジャナイ感がするような。ロケットエンジンや探査機のメインエンジンに使うとなると、時間あたりの出力がどうも頼りなさそうな感じ。

あと、宇宙機を衝撃で動かすことになるわけで。カナヅチでガッツンガッツンぶっ叩く感じがしてですね、どうもおいらは、機体の部品や観測機器に悪影響を与えそうな気がして。

その点を改良したのが回転デトネーションエンジンで、切れ目なく連続的に爆轟を起こし続けられる、のだそうで。ただ、今のとこ連続稼働できる時間が10秒くらいしかないらしく。爆轟の炎と衝撃波の挙動の解析がまだ甘くて、充分に設計できてないのが原因らしい。

とはいえ、JAXA の目標として、2026年あたりにイプシロンロケットの最終段キックモーターにこの技術を使おうっつう動きがあるらしく。

とりあえず小出力から、ってことなんだろうな。イプシロンは量産型のイプシロンSになると3段目が増強されることになってるんで、その上にオプションで載せる4段目を回転デトネーションエンジンで、となるかと。

そうなるとさ、4段仕様だと最終段が液体燃料になるんで、PBS が要らなくなると思うんだが。けど PBS はイプシロンSでは標準装備になることに決まってるみたいで。そこらへんどうなってんのかよくわからん。しかし PBS って軌道投入精度が上がるのはいいけど、質量が 300kg もあるわけで。全段固体燃料ロケットの弱点を補えるけど、固体燃料ロケットは打ち上げ能力にあまり余裕がないんで、その質量はちょっとどうかなーと思ってはいた。

とりあえずデトネーションキックモーターを使うときは PBS を外すっつう方向がよさげなような。そして、ゆくゆくはより大出力の3段目もデトネーション化できれば、イプシロンSで PBS を廃止に持っていけるんじゃないかと。

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おととしあたりに、映画の影響でリバイバル大ヒットした曲ですわ。謎の単語が並ぶ場面があるんで、いろんなサイトやブログで深読みが試みられてたりする。

うちのサイトは歌詞内容の解釈屋じゃなく紹介屋なんで、そこらは単語ごとに意味や用法を調べて、歌詞として矛盾が出ない形で書いただけ。独自解釈を盛ったりとかはナシ。解釈屋さんたちの裾野を広げる助けになれれば幸い。

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2021.7.29 木曜
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フランス革命とゆきっつぁん

ちょっとパワハラの NG ワードを探して見てみたんですがね、いやー勉強になりますな。あまりにもいっぱいあるし、状況によって、というのもあるんで、なかなか覚えられないんだけどさ。

いやさ、これって別な用途に使えるんじゃねーのかと思っててさ。売られた喧嘩を買うときww 前にそういうことあってさ、覚えてる数少ないパワハラ用語を敢えて出したら、けっこう効いてた感じだったんで。

「そんなこともわかんねーのか」とか「この程度も常識も知らねーで今までよく生きてこられたな」とか「お前には見るべきものが何一つねぇ」とか「だからお前はダメなんだ」とかww

まぁそのとき飲みの席でさ、おいらにマウント取りたくて突っかかってきたバカに対して、ハラスメント攻撃で返したんだわな。おいら不愉快だったし、相手も引き下がらないし。煽り耐性ないやつだったから引き下がれなかったってだけだけど。てことで、向こうが出してくる言葉はバカだから限られてるわけで、こっちは揚げ足取って全否定してはハラスメント攻撃で追い打ち。結果、バカは延々とおいらに罵倒され続けるという流れで。

おいらがいればバカに粘着されて場が悪くなる一方だと判断して、中締めでおいらはとっとと帰った。

そのときの飲みメンバーの衆人環視の中、余裕だと思ってたマウント取りに完全失敗したバカは現実を受け入れられなくて、その後も店に残って、暴れて店の物を壊したらしい。んでそいつ出禁。さらにそいつは、そのときのメンバーさんたちからあらかた切られたらしい。当然おいらも切った。

まぁバカ相手の喧嘩って後味悪くしかなんないと思うけど、バカは一旦マウントを許せば図々しくなってくだけだからな。自衛手段として、パワハラワードをぶつけるのがけっこう効いたなーってことで。そこらへんの語彙を増やして、楽しみながら鍛錬しようかと思い立った所存でございます。

パワハラって基本、マウントを取るのとセットなのかもな。てことでパワハラにはパワハラで返す、マウントにはマウントで返すっつう、超単純なやりかたですな。この手の人って相手をナメてるんで、同等の返しをするだけでひるんで大人しくなるか、ムキになって自爆して恥かくか、って感じかなと。

そういう連中は猿だからな。ニホンザルのマウンティング行為と同じで。対人関係を上下軸の1次元でしか考えられない。客観視は2次元以上の思考力がないとできない。客観視できないから「オレはあいつより上だ」と勝手に設定してマウント取りに来るわけで。これがまた、猿は周りにけっこう生息してるんだよな。んでなぜか偉い立場に就いてるんだよな。

会社組織なんか、上下関係が組織図として明示されてたりするわけで、猿的1次元思考と相性がいいのかもな。会社内での配置なんてスポーツチームでのポジション割り振りの意味しかないのに、「位が上だと人格も上」と勘違いしてる人っているもんなぁ。

いやさ、220年くらい前にフランス革命という歴史上の事件がありまして。圧政に耐えかねた民衆が蜂起して王政を倒したわけですよ。そのときの反乱側の論拠が「人は生まれながらにして平等」という概念で、これが今の民主主義政治の基本理念になってるわけです。

そのあとフランスじゃ革命家たちが調子に乗っていろいろやらかしたり、革命成功に酔って NIH 症候群 になったりしてグダグダと停滞するわけで。それを横から見てたイギリスが研究・観察していいとこ取りして、世界初の議会制民主主義を発明するに至るわけですよ。

イギリスとしては王室と国民の関係が良好で、フランス王室みたいなことにはしたくなかったんだろ。てことで「王は君臨すれども統治せず」方式で、統治は国民が選挙で選んだ議員たちが意見を戦わせる形で、となった。

フランスはグダグダの最中にナポレオンが出てきたり島流しになったりした後、大統領と議会が統治する共和制の民主主義政治体制を確立しましたな。このシステムはフランスの発明なのか、それとももっと古い例があるのか知らんけど、とにかくフランスの国内はこれでついにまとまった。

フランス生まれの「人は生まれながらにして平等」思想は、イギリス・フランスで実用的な政治運用システムに落とし込まれて、それが全ヨーロッパに、全世界に受け入れられて広まっていったわけですな。イギリス式かフランス式か、それぞれの国情に合った方を選べるのも魅力だったかと。

で、日本は明治維新があったわけで、維新派は天皇をリーダーに立てて倒幕したわけで。倒幕に成功したからって、調子に乗って「天皇もうイラネ」とかやっちまうと、維新派の大義名分が崩壊してしまうわけで。そこはイギリス式を選ぶわけです。

んで議会制民主主義をやると漏れなく、「人は生まれながらにして平等」思想がついてくるわけです。これを理解しないことには始まらない。そこをわかりやすく言ってくれたのが福沢諭吉ですな。

「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず」

当時の天皇陛下は神様扱いだったんで、この言葉での「人」の中には含めないっつうことで。今の定義だと、皇族は人間だけど民間人ではないんで、現代風に言い直すと、

「天は民の上に民を作らず、民の下に民を作らず」

って感じかと。

どうでいいけど、「平等」っつうと社会科臭くておいらはどうも馴染めなくて、「対等」と表現する方が好きだったり。

んでパワハラに話を戻すと、パワハラって、やってる方には自分がパワハラしてる意識がないんですな。んで立場が上なのを利用して、マウント取りたくなれば随時、意味なくマウント取って本人ご満悦。やられる方は不快感がたまっていくばかり。

どうもパワハラする人たちの傾向として、「人は基本的に対等」という現代の常識的概念を理解できてないっぽくてな。会社組織とかでは確かに上下関係がある。けどそれはその場限りのものだし、組織の目的を果たすための配置っつう意味しかない。営利企業の組織構成なら、企業がお金を儲けるための配置っつうことで。人格の上下とは無関係なんですな。その関係ない2つを混同してるっぽくてな。

会社内の上下よりも先に、人として対等。この肝を押さえてるかどうかですな。

てことでさ、パワハラ常習犯って、部下に対して絶対に頭を下げないよな。「ありがとう」と言うべき時に言えない。「ごめん」と言うべき時に言えない。それよりだったら知らないふりするかごまかす方を選ぶ。あと、部下に対して「おはよう」「おはようございます」を言えない。「ういっ」「おうっ」「どーもーごくろーさーん」とかの手抜き挨拶しかできない。

本人は「下にナメられないように」「自分が上だと示すため」とか考えてこうなるらしい。けど、「人として対等>組織内の上下関係」の原則に照らすと、当然の結果として「なんだこいつ『ありがとう』も『ごめん』も言えない上に、挨拶もろくにできねーのか」と、むしろ見下されることになるんだが。目論見と逆の結果を出し続けて損してるのに、相手は下の立場なんで遠慮して指摘できないもんだから、いつまでも気付けないんですな。

猿の本能に支配されちゃってる人ってことで。人類は「人は生まれながらにして平等」っつう、猿ごときには思いつけない概念を編み出して、それは国家単位ではきちんと理解されてはいるものの、一般人にまではまだまだ普及してないってことかと。

福沢諭吉は偉い人ってことで有名だけど、なんで偉いのかまでは、世の中であんまし理解されてないっぽいというか。

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ほぼじゅびふぉ の入荷は14作品。

Kanaria さんの新曲 "EYE" を Trickle さんと If さんが早速 EFD 化してたんで、ソッコー入荷。

"KING" も新たな EFD を見つけたんで確保。これがなんとというか、 Trickle さんの英訳詞をお使いなんですわ。いつもクセが強いせいか、他の人に歌われるってのは今まで見たことなかった。"KING" の場合はかっこいいラップが入ってるんで、そこが売りになったのかな。

『いのちの名前』。Will Stetson さんをチェックしたら新作が出てたってことで。んで歌詞がですね、june さんというおいら未発見の歌い手さんが作った英訳詞を借りてるんですわ。てことで june さんの作品をまず入れて、コピペで Will Stetson さん、という段取り。しかし Will Stetson さん、専属の英訳詞家だった David Toth さんとは袂を分かったんだろうか。そこらへんどうなってるんだろ。

以降は最近おいらがハマってる、洋楽懐メロ特集。『サーフィン・U.S.A.』の突き抜けるような能天気すぎる歌詞は、それはそれで価値を感じるなぁ。

銘板
2021.7.30 金曜
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ほぼじゅびふぉ の入荷は14作品。

洋楽懐メロ特集を相変わらずどばーっとやってて、そろそろ疲れたし寝るかーと思ったら、 YOASOBI が英語版『怪物』を出してたことに気づいた。

やんねーわけにはいかんでしょが。マジしんどかった。

銘板
2021.7.31 土曜
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陰で進む慶事

東京オリンピックと新型コロナの蔓延の陰に隠れてしまった形だけど、うちの地元じゃ縄文遺跡郡の世界遺産登録でも世間が沸いとりまして。

コロナが明けたら、縄文好きな人でもなんとなくの人でも、観光客がいっぱい来てくれるといいなぁ。

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