しょうもない気づきというか、なんか「それがフツー」として飼い慣らされてたなーというかの、ほんとしょうもない話題。
アルファベットの C ってさ、なんでカ行とサ行とごっちゃになってるんだと。
それでいうと G もガ行ザ行ごっちゃだわな。
つかよく見ると C と G って形が似てるわな。C にちょいと付け足すと G なわけで。カナの濁点と同じ感覚なんかなと。発音との対応もまさにそうだし。
ローマンアルファベットの大元はたぶんラテン語。んでラテン語の直系の子孫はたぶんイタリア語。思いつく単語は……。
"Ciao"(チャオ)
……、
……、
……。
タ行じゃねーか。もう何が何だか。
タ行というか、音韻でいうと「チ」と「シ」は近い感じですな。てことは、イタリア語だと C はサ行で使うの有り。カ行で使うのはあるんだろうか。
ランボルギーニの「カウンタック」はどうなんだ。
ってイタリア語じゃほんとは「クンターシ」と発音するってのは、梅澤春人の漫画「カウンタック」で知ってて抜かりはないw
Wikipedia 記事だと「クンタッシ」としてるけど、たぶん発音する人・聞く人でどっちとも取れるものじゃないかと。
してその綴りは "Countach"。
おおーカ行サ行の両方入っとる。
とりあえずイタリア語じゃ両方に使う形なんだな。というのはわかった。
(日記がかなり遅れてるんで、今月分はネタそれぞれを細切れにして薄めて出しとります)
最近、火星が大接近で話題ですなぁ。てことで絡みのネタでも。
火星の2つの衛星フォボスとダイモス。
これって地球のお月様より全然小さいわけで。火星の表面から見たら、肉眼で見えるかなーどうかなーと思って。
けどどっちも、地球から見たお月様よりも低い高度で火星の周りを回ってるはずで。
だったらけっこうなサイズで見れたりもするもんなのかなーとも思って。
映画『オデッセイ』(2015)で、火星表面から見た空に、フォボスと思しき天体が見えてた。かなりでっかくはっきりと見えてた。実際にあんなにまでよく見えるもんなのか、それとも劇映画だからデフォルメしたものなのか。
てことで、地上から見たお月様と比べて、火星の衛星は火星から見てどんぐらいの大きさに見えるもんなのか計算してみた。
視直径の比率で、フォボスはお月様の 49%、ダイモスは 8% と出たですよ。ってやっぱし感覚的に掴みたくて、画像サイズを合わせて並べてみた。
おお、フォボスけっこうでっかい。ダイモスはお月様に比べるとほとんど点かも。ていうかどうでもいいことだけど、お月様の画像はかつて自分で撮ったやつww
それでもどう見えるかがよくわからんので、地上の風景込みの画像で比較してみた。ご協力いただいたのは、ぱくたそ 様のフリー画像。
けっこうはっきり見えますなー。火星でもフォボスで月の出、月の入りとか楽しめますなー。一応ダイモスもただの点ってわけじゃなく、大きさが実感できるほどのものではあるんだな。
火星に文明がないことは確定しちまったけど、もしあったとして、2つの月を基にした独自の天文学や文化が花開いたことだろうな。
遠い将来、地球人が火星に進出して何百年も経つと、その人たちがそういう文化を育ててることだろうな。
けどフォボスの視直径はお月様の半分なんで、見かけの面積は4分の1。存在感はけっこう薄いかも。火星のお月様はどのくらいの明るさになるんだろ。
アルベド(反射能)は、月0.136、フォボス0.071、ダイモス0.068なんで、フォボス・ダイモスともだいたいお月様の半分しかない。しかも火星に届く太陽光は地球の4割くらいでしかない。
地上から見えるお月様に比べての、火星表面から見えるフォボスの光量は、上に書いた順に係数をかけていくと、
0.25×0.5×0.4=0.05
5% とな。これは暗い!
地上での満月の明るさというと、反射光は プルキニェ現象 で青色だけ見えて、他の色はわからないけど、手元足元や景色がよくわかるくらいではある。火星だと、これじゃ月が出ててもほぼ闇夜な感じですな。
すげーがっかり。
火星のお月見はけっこうしょぼいっつう結果が出ましたですよ。まー月のない夜でも、星明かりだけで少しはモノが見えるみたいなんで、それよりはマシってくらいか。
半月の明るさは満月の10分の1ほどらしいんで、フォボスの満月はお月様の半月の半分くらい。三日月の明るさかな。
とりあえず月明かりの風景は無理としても、お月見自体はできなくもないかと。
てことは火星生まれで火星育ちの人が、先祖の故郷の地球を訪れると、とりあえず昼間の明るさにびっくりだろうな。そして夜のお月様のでっかさと明るさでなおさらびっくりってとこですか。
フォボスの公転周期がまた曲者で。7.65時間なんだわな。火星の自転周期(24.62時間)の3.1倍の速さで公転してる。てことでフォボスは西の地平線から現れる。背景の星々の動きに逆行して、あれよあれよという間に東の地平線に消えていく。火星が1回自転するごとに、フォボスは3回ちょっと公転する。1日に2回か3回も「フォボスの出」が見れてしまう。
火星の表面から見ると、「あいつはいったい何と戦ってるんだ」って感じかと。
ダイモスの公転周期は30.3時間なんで、火星の自転よりちょっと遅い。てことで東の地平線から現れるけど、動きがすごくゆっくり。背景の星々にどんどん追い抜かれる形で、かなり長いこと空に滞在してる。地球でいうと、静止衛星がちょっとずつ西の空にずれていく感じというか。てことは、火星表面から見えない期間もそれなりに長い。
存在感というかアピール度というかでいうと、ダイモスよりもフォボスの方が断然な感じですな。
小惑星リュウグウの表面がゴツゴツの岩だらけってのは、別に誰も驚かんのな。小惑星の表面がそういう状態なのが見つかったのって、リュウグウでわずか2例目なんだけどさ。初代 はやぶさ が小惑星イトカワを近接撮影して初めて「そういう小惑星もある」ということが明らかになったとき、科学者さんたちは驚愕しとった。それまでまったく考えられん事態だったらしく。
イトカワでの研究成果もあって、今は地上からの観測で、その小惑星の表面が岩でゴツゴツか砂でパフパフかを推定できるようになったらしい。それと、これもイトカワの研究から「超小さい小惑星の表面はゴツゴツな傾向がある」てな感じらしく。そんなわけで、リュウグウのサイズはイトカワと近いうえ、地上からの観測でもゴツゴツらしいっつう結果が出てた。
てことで はやぶさ2がリュウグウの近接画像を送ってきたときも、表面のゴツゴツについては誰も驚かんかったと。
なんか隔世の感というには大げさかもだけどさ、初代 はやぶさ の功績ってこんなところに出てるよなーと。
それでもリュウグウの姿は科学者にとっては意外だったそうで。
表面がゴツゴツなのは想定内だったけど、全体の形が球形に近いと思ったらソロバン玉の形だった。ソロバン玉型の小惑星はいくつもあるけど、リュウグウはその形になる条件から外れてる。そうなるはずがないのにそうなってる。
あと自転軸が横倒しの可能性がけっこう高いと思ってたら、ほぼ垂直だったとか。ここらは観測データも、そのデータからの推測手法も、まだまだガバガバなんだなーってのがわかったと。その横倒しの可能性の推測も確度が低くて、「結局は行ってみないことにはわからん」てことだったみたいだけど。
自転方向が地球と逆っては、行ってみて初めてわかったことだね。これは地上からの観測だと「不明」としか言えなかったらしい。
7月初め頃に見たネット上の新聞記事で、リュウグウの形について初代 はやぶさ プロジェクトマネージャーの川口先生が面白いこと言ってたのがあったーと思いつつ、わかんなくなってしまってたのがあって。ときどき探して、ようやくこのまえ再度見つけてさ。
はやぶさ2 「まさか」科学的に意外だったリュウグウの姿 - 毎日新聞
はやぶさ2 チームの人たちが口々に「意外だった」と驚きを語ってるのに、川口先生ときたら、
「ちょっと面白くなかったですね。他にもある形というのは、ちょっとね。もう少し衝撃的な形をしていてくれるかなと思ったんですが……」
ほとんど放言wwww
川口先生は はやぶさ2チームの中の人じゃないし。工学教授なんで理学的なウンヌンを語るのは知ったかぶりになってしまうだろうし。初代 はやぶさ で訪れたイトカワの姿が衝撃的だったってのもあったろうし。全国大会優勝の OB が、安全な立場からテキトーなこと抜かしてるノリというかww
ただ川口先生も円満に小惑星サンプルリターンの OB になったわけじゃなく。はやぶさ2実現のために、初代 はやぶさ 運用中から相当なご苦労をされてるんだよな。それが実って、後進に全部任せる段取りもして、それでようやく「テキトーな放言する OB」になれた形でな。
そういや今の宇宙科学研究所(ISAS)所長って國中先生なんだよな(ISAS サイト「所長より」をご覧のこと)。初代 はやぶさ でイオンエンジンを担当した、「こんなこともあろうかと」のあの人。
Wikipedia「國中均」では年齢が出てないけど、大学の卒業年を見ると、川口先生の1歳下らしい。
川口先生は JAXA の「シニアフェロー」という肩書きにになってる。たぶん「相談役」みたいなものじゃないかと。同じ初代 はやぶさ を運営してきたお二人。そのときの親分は JAXA の相談役になり、補佐方が ISAS の所長になり。
たぶん川口先生は所長には向かんだろうなあ。エキセントリックな考え方や発言が多いんで。それはそれで ISAS 的ではあるけど、今の ISAS は JAXA の内部機関なんで、こういう人が所長だと JAXA 全体が振り回されて大変なのが目に見えてるわけで。
いやさ、前に JAXA のパブリックビューイングを聴きに行ったことありまして。三沢市で開催されまして。友達のオタケンが入場券をゲットしてくれまして。一緒に聴きに行ったわけで。
そこで川口先生のお話がありまして。演目の主題は、
「いつまで人間をミサイルに縛り付けて飛ばすのか」
要は「宇宙へ行くのにロケットという道具はふさわしくない。スペースプレーンを早急に開発すべき」という内容でして。その後の「H-IIA ロケットの現状と将来展望」発表の人、なんだかバツが悪そうだったっけなーww
とはいえ川口先生自身も ISAS ロケットの開発にずっと携わっておられた方でして。そんな人がロケットという輸送手段を否定っつうのはかなりの重みがありまして。
実際、使い捨てロケットって現状じゃ最も安い輸送手段なんだけど、それでもかなりの高額になってるわけで。
アメリカのスペースX社が最近、1段目の再利用技術の目処をようやくつけたってあたりで、再利用でのコストダウンって今のとこそんなに進んでないわけで。かつてスペースシャトルがその方向でのコストダウンに挑んだけど、結局は使い捨て型に敗北したし。日本じゃ次世代の H3 ロケットでも使い捨て路線だったり。
そこへきて川口先生、構わずこの発言ですよ。「歯に衣着せぬ」というか。いやーこういう人は、組織の上の人にとっては使いにくいですなーっつう感じがまざまざでしてたですよw
けどこういう人が物事を前へ進めるんだろうな。良し悪しは別として、初代 はやぶさ の前までの日本の惑星探査は気象学を指向してたのに、初代 はやぶさ 成功後はサンプルリターン特化に鮮やかに鞍替えしてしまった。価値を提示して、それを実証したってことで。
ISAS 全体のサイエンスの方向性を変えてしまった。この「じょっぱり先生」はそのくらいの影響力を発揮した(川口先生は弘前出身)
てことで JAXA としては初代 はやぶさ で一躍スターになった川口先生を無下には扱えない。けど、だからといってこのキョーレツすぎる個性は組織の中枢に入れるわけにはいかない。忖度とか「空気を読む」とか全然する気なさそうだし。
てことで2015年にいったん定年退官していただいて、JAXA の相談役(直接的な権限なし)として残っていただく、という形になったんじゃないかと。
んでたぶん川口先生もそこらへんをよく理解してて、権限なしの現状を楽しんでおられるかと。権限があればあったで、やっばし忖度とかなんとか面倒だもんな。で、小惑星リュウグウに関してのテキトーなユルユル発言、ってことじゃないかとwww
小惑星リュウグウには想定外に、全然水がなかった。
少し前に発表があったけど、あらためて詳しい記事が出てるね。
リュウグウは予想よりも水が枯渇? 「はやぶさ2」の科学観測で判明 - マイナビニュース
はやぶさ2が C 型小惑星をターゲットにしたのは、水と有機物の存在と組成を確かめに行くつもりだったから。ターゲットになった小惑星に「リュウグウ」と名付けたのも、そこに水があるはずだからっつう理由もあってのことだったが。
当てが外れたのは確かだけど、だからってリュウグウがハズレだったってわけでもなく。あるはずの水がないってのは、これはまたこれで謎が生まれたわけで。はやぶさ2付きの科学者さんたち、がっかりもしたろうけどコーフンもしてるんじゃないかと。
行ってみないとほんとわかんないなーってのが、今回すでに3個目ですよ。
最初のは自転の様子。自転軸が立ってたってことと、時点の向きが地球とは逆だったってこと。地球からの観測での予想は外れてた。
次はこの星の形。球形に近いかと思ったらソロバン玉の形だった。この形の小惑星はフツーにいっぱいあるらしい。けどリュウグウのサイズと自転周期からすると、ソロバン玉型になるはずないのに、そうなってるんだそうで。
そして「水がなかった」。完全に予想を裏切られてる。表面だけ水が飛んでしまってるかもなんで、中には水が残ってるのか、それとも中まで乾いてるのか。つまり、モナカなのか煎餅なのか。
はやぶさ2には、それを直接確かめられるインパクタという新装備がある。これで表面を爆破して中身を見てみる、というのができる。
インパクタを新規に開発した狙いは、小惑星の表面は「日焼け」した状態だというのが初代 はやぶさ の探査で判明したんで、焼けてないナマのサンプルも欲しい、てことだった。
それが、現地で初めて知ったことを元に、インパクタに新たな期待がかかることになりましたな。
中にも水がなければなかったで、想定外な現物を見つけちゃったってことなわけで、どうしてそうなったのかのストーリーを科学者さんたちは作って当てなきゃいけないわけで。水があればあったで、その水を分析すれば、当初計画通りの知見が得られるわけで。
やっぱしこれはハズレじゃなく、むしろとんでもない大当たりを引き当ててしまった感じ。
どっちなのかまだ不明だけど、記者会見で北里准教授のコメントが頼もしかったり。
「水が無くて、これだけ反射率が低いのは、隕石では見当たらない。我々が手にしたことが無いものが、今回のサンプルリターンで入手できると期待している」
イトカワは(事前の予測を覆しまくったという意味で)いろいろ変な星だったけど、リュウグウもかなり変な星なんだな。これはじっくり調べる価値ありでしょう。
つか小惑星の現物に行ってみたら想定外なことばかりって、人類は小惑星のこと何も知らないんだな。
NASA のオシリス・レックス探査機は今、C 型小惑星ベンヌ(より細かい分類だと、リュウグウとは別のタイプらしい)に向かってる最中。ベンヌもまた表面に水があるのかないのかが気になってもくるわけで。なんか面白いことになってきましたな。
ちなみにオシリス・レックスには掘削装置がないんで、中身を直接見るのは無理な模様。
ていうかベンヌも想定外な新事実がいっぱい詰まってそう。
日本の有人月探査事情、なんか風雲急を告げる感じだな。
日本初の有人月面着陸機 JAXAが構想 米アポロ以来60年ぶり - 産経デジタル
相変わらずアメリカに従属なんだけどさ、かなり役割が重くなったというか。
子ブッシュ大統領の頃は、日本はアメリカにお金を払って月旅行ご一行様に加わらせていただくっつう感じでな。ロケットも宇宙船も月面服も、なんもかんもアメリカのものを使わせていただいて、ただの観光客として月旅行っつう雰囲気でな。そりゃまぁ日本人の税金を使ってのことなんで、何らかの科学・工学ミッションを現地でやるんだとしても。
それが、着陸機を担当っつうことになった。今は構想段階なんで今後どうなるか不明だけどさ。これ、国際宇宙ステーション(ISS)での貢献ぶりで信用されるようになったってことかもな。特に貨物輸送機 こうのとり は頼られてるらしいしな。ISS にいくつかある実験棟も、日本の きぼう が最強らしいし。
2021年打ち上げ予定の月着陸試験機 SLIM の信用前借りなところもあるんだろうな。
有人の月面着陸船の着陸モジュールの開発ってのは、それ自体は無人機に近いわけで。そこは日本にとって有利に進められる部分な気がする。して、このモジュールだけ使い捨てってのが、予算配分にどう出るのかと。
スペースシャトルは外部燃料タンクのみが使い捨てだった。てことでメーカーは打ち上げごとに新品を納入して、けっこう儲けたらしい。量産体制ができてたんだろうな。日本製の月着陸モジュールもそうなれればいいんだが。
シャトルの場合、発注者は NASA だったわけで。メーカーのコストも発注者側で管理した上で値段を決めてたとは思うけど、メーカーから見ると外部からの発注ってわけで。メーカー側は当然その後にコストダウンの努力をするわけで。そこで利益を出せるわけで。
国際協力の月探査計画の場合、自分の持ち分は基本的に自前になるんじゃないかと。公共的な部分は持ち寄りになるとしても。持ち寄りは ISS でいうと、基本構造、電源系、居住区、酸素・水・食料とかじゃないかと。国際月探査だと、月を周回するステーションがその部分ですな。
で、月着陸モジュールが日本の担当となると、唯一の使い捨てパーツなわけで。毎回カネかかるわけです。単一の発注者がいればシャトルの外部燃料タンクと同じ収益構造にできそうだけど、そうなるもんなのか。
ISS 計画で日本が単独で持ってるものっつうと、補給機 こうのとり と実験棟 きぼう。こうのとり の予算は日本の自前だわな。きぼう の製造・打ち上げ・据え付けも日本が自分で費用負担した形。運用での費用配分はおいらはわかってないけど。となると、使い捨ての月着陸モジュールも日本がひたすら負担を続けることになるんじゃないかとか。
記事内容だと日本人として誇りを持てそうな感じだけど、なんか貧乏くじを引かされた感がなくもないような。
地球から現地への輸送もどうなるんだろ。使い捨パーツだから、輸送費もかなりかかりそうだけど。
たぶん打ち上げは、着陸モジュール何機かを乗せた無人チャーター便で、となるんじゃないかと。
行き先は月の周回ステーション。ランデブー・ドッキングには ISS 補給機どころじゃなく多量の推進剤が要ることになる。月周回の長楕円軌道に入った後は、イオンエンジンとかの電気推進でステーションの軌道に持ってくのかもな。それで必要な推進剤を減らすと、着陸モジュールそのものや予備部品を余分に持っていけたりするかも。
となると月行きの無人輸送船の推進剤は、有人船じゃできない方法での節約ができることになる。有人船の場合、乗組員が大量の物資を常時消費するうえに精神衛生管理の必要もあって、とにかく早く現地に着くのが一番の節約になる。
無人船だとその縛りがないんで、「時間をかける」を使える。とりあえず電気推進モジュールがそれ。さらに、月に行くのに月スイングバイをする手もある。いったん月で加速スイングバイして月との相対速度を減らしとくと、周回軌道に入るときに逆噴射で使う推進剤が少なくて済む。日本の幻の月探査計画 LUNAR-A はこれで推進剤を節約して、そのぶん探査機を大型化する方針だった。Wikipedia 記事によると、単に加速スイングバイで相対速度を減らす以外にも、もっと考え抜かれた形だったらしい。
地球周回軌道の遠地点高度を高度150万km付近にまで上げることにより、地球からの重力の影響を最小限とした遠地点付近で太陽による摂動を利用して近地点高度を上げ、月公転軌道に近い軌道に探査機を投入する
なるほど、わからんw
月で加速スイングバイするだけでも近地点高度が上がるはずだけど、太陽による摂動を加味すると、より有利に軌道を制御できるんだろうな。
高度150万 km っつうと地球の重力圏いっぱいいっぱいなわけで。太陽からの重力の強さと地球からの重力の強さが釣り合うあたりとも言えるわけで。両方の重力をうまいこと利用できる場所と言えるわけで。
結局は ISS での こうのとり みたいに、定期的に使い捨て機材を送り出すってことなんだけどさ、量産効果が出るくらいの頻度なら有利ってことかと。けど月周回ステーションへの物資補給ほどの頻度ではないような。
んで実際のとこ小惑星リュウグウの大きさってどうなのよ。直径 900m くらいらしいが。いまいち実感がつかめなくて。
そんなわけで、こういうときは一般的にこうするんじゃないのか的な画像を作ってみた。
いやいや、東京ドームを単位にするのって面積とか体積じゃなかったのかと、作っちまってから……。後の祭りってことでw
どうせおいら東京ドームの大きさがどのくらいかなんてよくわかってないしな。昔、物産展業者として行ったことあるけどさ。おいらたちのブースは3塁の近くだった。共同倉庫は3塁側のブルペンが割り当てられてたのに、届いてない荷物がけっこうあって。主催者側が必死に探してくれて。1塁側ブルペンで発見されたとかあったっけなー。
んでまぁグラウンド内でモノを売ったってだけなんで、建物の大きさ感とかやっぱしよくわかってないまんま。
そんな東京ドームの真俯瞰画像を、リュウグウの画像に貼ってみたわけで。
出来栄えとしては、よくわかってないおいらでさえ大体のスケールが掴めるような気がするような。皆さんはいかがでしょ?
赤道上のあの目立つ巨大クレーター、東京ドームよりもちょいとでっかいくらいの大きさなんだな。
画像の上の方に文言を入れたのは、別に画像の近くにテキストデータで入れればいいのをわざわざ画像入れ込みにしたのは、しかもリュウグウのてっぺんに高さが引っかかるようにまでしたのは、ちょっとした対策のつもりでして。
小惑星イトカワの画像をネタに、かつてネット上で変なことがあってさ。その予防というかで。
ええと日記の過去ログに出したことがあったような……。
おお、これだこれだ。
ほんとくだらねぇ。マジくだらねぇ。
けどこんなしょうもないウソ/勘違いを信じちゃう人たちって一定割合いそうだからな。
そういうののネタにされないように、ネタにされにくいように、ってことで。日本語だけだけど説明書きの文言を入れて、文言の位置を素直なトリミングだけじゃ消せないようにして、と。
東京ドームの真俯瞰画像は Google Earth の 3D モデル表示を使わせていただきましたですよ。ってはんぺんに似すぎだろ。
海外の人が日本文化をモチーフに何かやると、「差別だ」と騒ぐ人たちが湧いて出るのが普通になっちまってる感じだわな。
仕手側の反応は、謝る人もいれば、開き直ったり気にしなかったりの人もいるわな。
で、差別騒ぎを起こしてるのはきっと日本人じゃないんだろうなってのは、日本人として予想がついてしまうわけで。
日本人なら、素直に喜ぶかヘンテコさをコケにするか、そのどっちかだと思う。差別に抗議する発想があまりないというか。日本人は欧米に比べて、人種差別・民族差別・文化差別の感覚に疎いしな。
ていうか外国人に日本文化を馬鹿にされるのに日本人は慣れてるし。古い話だけど、デーブ・スペクターとかケント・デリカットとかそれでウケてたしな。最近の、馬鹿にしてるでもない使われ方で今さら「差別だ」なんて騒いだりはないだろ。
じゃあいちいち騒ぐ彼らの目的は何か。
日本人じゃないのに、ナナメ上から日本文化を守ろうとしてるかのような行為の動機は何か。
嫉妬?
日本風なモノで演出するのが世界的にウケてるのを、妨害してやろうっつうことじゃね? 日本的なモノを使いにくくしてやろうってことじゃね?
海外でのことなんで、日本に住んでるフツーの日本人には手も足も出ないことなわけで。そこらへんうまく隙を突いてるなーと変な感心したぐらいにして。
しかし、海外で日本人じゃない人が和服を着ると「差別だ」で叩かれるのに、京都なんかじゃ外国人観光客に着物の着付けしてくれる店が繁盛してたりしてな。店も客も嬉しいっつう幸せな状況なわけで。
個人的な感想だけど、和服ってなぜかどの国の人たちにもよく似合って綺麗にキマる思う。黒人だろうと白人だろうと。アジア人は日本人と近いか同じだから当然似合うし。ポリネシア系も似合うだろ。小錦や曙の浴衣姿・羽織袴姿はしっくりきてたよ。
日本にいらした方々は、よろしければ記念に和服をどんどん着ていただいて、素敵なお姿をインスタなり YouTube なりで世界中にどんどん見せびらかしていただければ。
当の日本から発信となれば、「差別だ」のエセ日本人たちもさすがに何も言えんだろ。
おもっきし笑っちまったグルメネタ。
見るたびに阿鼻叫喚で笑っちまうwwwwwww
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