ひとりごちるゆんず 2018年3月
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2018.3.1 木曜
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マーズ・ダイレクト その2

いっそ火星上に、無人の機械都市を作ってしまうってのはどうかと。ちょっとやそっとじゃ全滅しないくらいの規模で、何か故障しても、現地で修理や代替手段の用意ができるくらいのやつ。地球からの遠隔操作でも、現地の機械の自律行動でも。

んで無人都市の運営が万全になった頃、満を持して人間がその都市に迎え入れられるってのは。

マーズワンでもマーズ・ダイレクトでも「先に機械を送って、うまく稼働してるのを確かめてから人が行く」というのは安心要素。けどなんかおっかないのは、その機械が故障したら計画がオジャンってとこ。

有人打ち上げ前での計画中止なら人命は大丈夫。でも有人までやって意味のあるものなんで、どっちにしろ巨額の開発費が無駄になる。有人打ち上げ後だと最悪。飛行士たちを見殺しにするしかない。

火星の荒野にポツポツと点在する、無人の関連施設。このうちどれ一つが壊れても計画全部がオジャン。この華奢さがな。

今の火星には表面にも周回軌道上にも、いくつもの探査機が存在してる。稼働中のもあれば、死んでしまったのもある。ほとんどがアメリカ出身。んでこの探査機たち、ほぼ単独行動なんですわ。同じアメリカの探査機で連携ってのもあるけど、火星の現地じゃデータ利用や通信で連携してるくらい。地球上じゃそれぞれの探査機付きでそれぞれのチームがあって、それぞれの研究テーマに沿って探査機を運用してると。

てことで、物質的な連携ってのはないわけで。例えば、このメカが土をすくって、そっちのメカに渡して加工して、あっちのメカのタンクに精製物を貯蔵、あらゆるメカがその精製物を利用、とかじゃないわけで。修理屋に当たるようなメカもない。

今のとこの火星探査機はそういう連携を考えてないんで、他の火星探査計画の影響をあまり受けずに自由を保てる一方、トラブルが出たら自力でどうにかしなきゃなんない。それがだめなら計画放棄しかない。同じ星にいる他の探査機からの助けをあてにできない。火星以外の探査機と同じく、開拓地に身一つで乗り出していく感じですな。

マーズワンやマーズ・ダイレクトのシステムがおっかないほど華奢な感じがするのは、そういうインフラ的なシステムが火星になくて、自前でささやかなものを用意しなきゃいけないないからな気がする。

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2018.3.2 金曜
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マーズ・ダイレクト その3

月の有人探査ならアポロ計画で実現できた。アポロは1回ごとに全部一式持っていく形。乗組員3人で、ミッション期間は最大12日。そのくらいならこの形で行けた。それでも専用の超巨大ロケットが必要だったけど。

アポロもまた、どれか一つがいかれただけでオジャン。実際にそうなった13号は月面探査を捨てて、乗組員を無事に地球帰還させることにすべてを集中。その面での悲劇はどうにか避けられた。

そうか「無人 → 有人」の分割方式は、リスク軽減もあるけど、コスト削減が主だしな。火星有人探査でアポロ式の一括方式じゃ装備がでかくなりすぎて実現不能だからこそ、の分割方式だもんな。

「計画全体の中継地に、安全な避難所が欲しい」んだよな。山小屋ですな。

トランプ政権は、火星有人探査を捨てて、月の有人探査をやると言ってる。その方針で NASA が出した答えは、月周回軌道に宇宙ステーションを建設して、そこを月探査の拠点にする計画。なるほどなー。安全な避難所を用意してきましたですよ。

子ブッシュ政権やオバマ政権の頃、火星有人探査はやっぱし難しすぎて、構想が二転三転してたもんな。月なら有人が行ったことがあるんで、新たにやるならどこをどう充実させればいいのか考えやすいしな。

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2018.3.3 土曜
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マーズ・ダイレクト その4

「火星に人を送る」ってのは、わかりやすいからこそ、支持を得られやすいからこそ、いろいろと計画が出てくるわけで。けど常にコストと安全性の問題が立ちはだかるわけで。今のとこ、どれもそこらへんに無理があるような。

月探査の山小屋が月周回ステーションなんなら、火星探査の山小屋は火星周回ステーションとなる。機械都市よりも現実的かも。って復路やステーションの軌道維持の推進剤は火星から調達したほうが安いんで、火星表面での自動施設があったほうがいい。機械都市の目はまだあるか。

はやぶさ2に続く日本のサンプルリターン将来計画での探査対象は、火星の衛星フォボス。

フォボスは火星に2つある衛星のうちの1つ。もう一つはダイモス。フォボスはダイモスに比べて、サイズが大きくて、火星により近い。中継基地を作るのにけっこう適してそうだったりする。

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2018.3.4 日曜
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マーズ・ダイレクト その5

フォボスの探査は旧ソ連が先行してた。ロシア共和国になってからも、フォボス探査機を2回打ち上げた(残念ながら2回とも失敗)

そこへ来て日本がフォボス探査に名乗りを上げたわけですよ。あくまでも科学のための探査ってことらしいけど、だったらロシアがフォボス屋なんだからフォボスはロシアに任せて、後発の日本はダイモス屋になったらいいのに、と思ってた。

欧米の探査じゃフォボスに比べると注目されてないし。ダイモスなら火星の重力井戸のより浅いところなんで、サンプルリターン行程で都合がいいだろ。そして、そのほうがフォボス・ダイモスでの比較もできるし、新発見も多いだろうと。そう思ってた。

ロシア共和国の2回目のフォボス探査は、サンプルリターンだった(フォボス・グルント)。これが失敗。リベンジ計画が動いてるみたいだけど、日本がその成果の横取りを狙ってるっつう構図。気遣い文化のはずの日本が、なんでまたそんな露骨なことを。

日本がそれでもフォボス狙いってのは、将来の火星有人探査の拠点になり得る星だからではないのかと。科学探査をする理由としては「火星に近いぶん、火星由来の物質のサンプルリターンが期待できる」もあるんだろうけど、「今からツバつけとこう」っつう、けっこう政治的な読みも入ってるんじゃないかと。

となると、フォボスの将来性に目をつけてる国は他にも多いはず。今は火星本体の探査計画がアツいけど、いずれフォボス探査計画がひしめいていくのかもな。

旧ソ連がフォボス屋になったのは、もしかしてここまで読んでのことだったのかな。

フォボスはダイモスよりサイズもでかいしな。星まるごと実効支配できちゃうと、権益もそれだけでかいってことにもなるわな。

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2018.3.5 月曜
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悪い明日

昔、新聞に出てた、ある西洋人のコメント。記憶に頼ってるんで細かい表現は違うっす。

「"Tomorrow" は日本語では『明日』、中国語では『明天』。アジアの文化は『未来は常に明るい』という素晴らしい概念を持っている」

なるほどなーと思ったもんだけど、最近おいらはそうでもなく。むしろ逆。

「明日はツラいもの」

奴隷かww ってこんなのポジティブ教の信者に言おうものなら、鬼の形相でディスられるんだろうな。

ディスるってのはネガティブな行為かと思うけど、それはいいとして。

いやさー、明日って何が起きるかわかんないじゃん。「いいことありますよーに」「笑顔が幸運を引き寄せるんだ」「明日が楽しみだ」なんてときに限って、青天の霹靂なイヤなことがあったりするじゃん。無防備なぶんショックすげーでかいじゃん。

だったらさ、「明日はイヤなことも起き得る」と、ある程度の心の準備しとくのもいいんじゃないかと。

あくまでポジティブ解釈にこだわるなら、「明日は荒野」かねぇ。まだ自分が体験してない領域だから、良いことも悪いことも、何が起きるかわからないって感じですか。

そしてツラいことが起きた当日は、一生懸命そのツラいことに対処してですね、なんぼかでもより良い状態にしてですね、「あー今日は良い一日だった」とすればいいんじゃないですかね。

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保険や積立みたいな発想なような気がする。

「明日自分がクルマで人を轢いてしまったら」

「明日から自分が働けなくなったら」

未来の不測の事態に備えとくってのは、お金もそうだけど、気持ちもちょっとだけでもそう思っとくのって、もしかして有用なんではないかと思い始めたとこ。

バブル言葉の「小市民」そのまんまだけど。

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2018.3.6 火曜
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売り抜けの美容室 1

去年の末、テレビ番組でエディ・マーフィーの格好をした浜田雅功が「人種差別だ」として叩かれたことあったな。主に海外でそんな意見が多かったみたいだが。おいらは番組を見てないけど、エディ・マーフィーが人種差別の対象になってるかどうかによると思うが。一流の映画俳優なんだから、むしろ尊敬されてるんじゃないかって気がするが。

「アメリカの黒人一般を対象にした真似」で考えると、矢島美容室はもっとヤバいような。今だと人種差別の上に性差別まで言う人がいそう。

2008年9月から活動開始か。もう10年近く前だったか。

時代は移り変わるものとはいえ、当時はほとんど誰もその方面でケチつけず、やってる人たちがやってる人たちなんで、当たり前のように人気が出て大盛り上がりだったのにな。

2012年以降は活動休止状態と。いいところで区切りつけてるんだなーって感じ。たぶん企画の旬が終わりつつあったからだと思うけど、もしかしたら、時代の空気が差別に厳しい方向に流れていくのも感じてのたかもな。

そういや とんねるず はかつて、手巻き寿司の素の CM で西洋人の真似してたっけな。でっかい付け鼻つけて(今は日本人が付け鼻で白人のモノマネするのは、差別だとしてアウトらしい)

バリエーションで、付け鼻を外して「オオ、ニッポンジン! ニッポンジン!」とかめちゃめちゃ面白かった。かなり昔なんで差別騒ぎになることはなかったけど、それでもそういう意見は一応出てたと思う。そのあたりでもう彼らは人種差別かどうかの感覚を学んでたんだろうとかは深読みかな。

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2018.3.7 水曜
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売り抜けの美容室 2

つか今初めて矢島美容室の MV 見てる。

……、

……、

……。

おもしれーwwwww

作曲と編曲はパロディ路線なんだな。新規な要素を一切入れてない。昔のヒット曲で聞いたことあるような、みんなが楽しく盛り上がれるキャッチーさを追求してる。歌詞はあるあるネタの笑える内容。MV はその両方の方向性を採ったパロディとギャグ。

そこだけ見ると、カネと才能ぶち込んで完成度が高いってこと以外は普通なもの。

んでしっかりした下地を作った上での、矢島美容室っつうネタの面白さがウケまくったと。

流行ったのが何年も前ってことで、おいらは作品を今見たばっかしってことで、結果論でしかないこと語っちまってるな。

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2018.3.8 木曜
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売り抜けの美容室 3

矢島美容室、肌の色がだんだん日本人っぽくなっていってるんだな。アメリカ黒人歌手っぽい演出も控えめにしていって、曲のリリースごとに日本の普通のヒット歌手のやりかたになってきてる。そこらへんも、やりながら空気を察したのかもな。

性差別についてはどうなんだろ。おいらは特に問題ない気がするが。

日本の場合、伝統的に女人禁制なのがいろいろあるからな。大相撲の土俵とか歌舞伎の舞台とか、建築中の家の屋根とか。「山の神は女で嫉妬深いから」って、トンネル工事も安全祈願の意味で女人禁制と聞いたことあるけど、今もそうなのかどうかは不明。

醸造の場もかつてはそうだったらしい。実際、女性を蔵に出入りさせると酒の味が落ちることがあるのが、経験的に知られてたそうな。

んでその理由が科学的に判明。「乳飲み子がいる女性は、胸の周りに乳酸菌が多く付いていて、それが発酵に悪影響を与える」。てことで闇雲な性差別はなくなったらしい(伝統として女人禁制を続けてるところもあるかもだけど)。女性の杜氏も普通に存在してるしな。つか醸造業ではクリーンルーム化・自動化・無人化が少しずつ進んできてて、男か女かどころか、人があんまし立ち入らなくなってるらしいww

日本の世の中が女人禁制にまだ理解があって、しかも芸能だと歌舞伎がまさにそうだからな。芸事で女装の男性ってのに、日本の世の中は別に抵抗ない感じというか。バラエティ番組じゃオネエの人たちもよく出てるし。矢島美容室は見た目面白いし。誰がどんなつもりでやってるのかちゃんと見せてるし。

ただ、アメリカでの性差別の動きを見るに、向こうは時効がない感じ。ハリウッドの大物プロデューサーが、何十年も前からの悪行で今ものすごく叩かれとりますな。内容がひどかったってのもあるけど、今にわかに厳しくなったハラスメントの基準で、世の中が当時を叩く感覚がどうも。被害を受けた本人にとっては、何十年前だろうが許せんことだってのはわかる。けど全く関係ない他人にとっては、被害者にイマイチ同調しきれない何かを感じるような。この件はどっちの側にもつかないようにして、どうなるのかだけ見てようかなと。

矢島美容室が、後になって「差別だ」と叩かれることがなきゃいいなーと願いつつ。

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クエンティン・タランティーノ監督も叩かれてるけど、あの人は元から変態なんだからしょうがないだろ。変態ぶりが売りなのは、作品観りゃわかるだろ。好みの映画ジャンルが日本のポルノとヤクザものだぞ。デビュー作でいきなり表舞台の売れっ子になっちゃったもんだから、メディアが好意的に「マニアック」「個性的」と表現してきたってだけで。記事で「変態」と書くと名誉毀損になり得るしな。

タランティーノ監督も自分でいろいろ勘違いしちゃってたかと思うけど、世の中の側の勘違いが、彼を変な方向にしつらえてしまった面もあるような。

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2018.3.9 金曜
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ウケるの裏側

「タランティーノ監督は世の中に勘違いさせられてしまってたんじゃないか」ってあたりからちょっと思い出した、しょうもない個人的な昔話。

中学の頃、下級生で生意気キャラなやつがいて。不良グループでさ、休み時間によくうちのクラスの不良たちに会いに来てた。んでまぁタメ語でダベるわけですよ。クラス内の人を、不良たちと一緒にいじったりもするわけですよ。まーちょっとありえないような状況なわけで。

ウケてるうちは良かった。クラスの女子の支持を集めてた感じ。んで、そこがそのキャラの生命線だったっぽい。

けど何の理由か、それとも特に理由がないのか、ある時から女子は口々に「あの人はちょっとねー」とか言い始めた。

そして自分のキャラがウケなくなったのを察したのか、不良仲間にそのことで何か言われたのか、それともまったく関係ない事情からか、彼はぱったりと来なくなった。

ウケとヒンシュクは紙一重なのかもな。受け手の空気がどっちかにちょっとだけ寄ると、その結果が派手に増幅されて出る、そういうものなのかもな。それで得た自分の人気や地位は固定に思えてしまうけど、ちょっとした何かあれば、あるいは特に何もなくても、簡単にひっくり返ってしまうものなのかもな。

「ウケる」って現象は、仕手側の才能・センスが主な気がする。それは必要な要素だとは思うけど、実は支配的な要素は、受け手側のその時その時の気分なのかもな。そこを読むのもまた才能・センスなんだろうけど。

コツは「飽きられる少し前に離脱」なのかもな。それはブームで集中的に稼ぐ場合か。細く長くなら、「忘れられる少し前に、中小規模でいいからヒットを出す、を続ける」ってことですかね。

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2018.3.10 土曜
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星占わない

星占いを信じてる人には申し訳ないネタだけど、やっぱし星占いって無理があるんじゃないのかと。

他人の性格や特徴は、見えてる範囲じゃ読める。その人の近頃の運勢ってのも、はたから見える範囲では読める。

けど経験上、その情報から生まれ月なり星座なりを割り出すのは無理なような。あるいは、自分が誕生日を知らない複数人から共通なもの見出して、誕生日を聞いたら星座にピッタリ当てはまってたなんてのも、やったことないけどそうはならない気がする。

こういう不可逆情報な感じがどーも、星占いってどーもなーな感じで。

「土星がサソリ座にかかっているからウンヌン」とか、そういう理由らしきものを聞くほどに、地球から見た恒星の一括りと惑星との見え方が、なんで特定の時期に生まれた人間の運と関係があるのかってのが、考えるほどどーもなーと。

今の世の中、差別やハラスメントの判断がかつてなく厳しいじゃないですか。

差別の定義の中に、「持って生まれて変えられないものを攻撃すること」ってのがあるそうで。誕生日って変えられないじゃないですか。いずれ「星座差別」とか出てくるんですかね。つか血液型差別ってもうあったような。ふーん「ブラハラ」っていうのか。

血液型ウンヌンだと、前に若い女性とダベってたら、話の流れで軽いノリで訊かれたんだわ。そこで「オレそーゆーの信じねーから」なんて野暮を言おうものなら雰囲気壊しまくり。「男子自由型」と答えといた。ウケてよかったww

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2018.3.11 日曜
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あれから7年

東日本大震災から7年。今もお辛い思いや立場の方々が多くいらっしゃると聞く。復興が道半ばの街々もまだたくさんあるとか。どうか、被災された方々が皆、辛いことを乗り越える日が来ますように。

おいらの地元の八戸は、三陸の中では震源から遠い方だったし地形の関係もあって、当時の地震は東京と同じ程度の震度5強、津波も来て被害が出たけど、よそに比べればましな方だった。岩手県の三陸が太平洋にせり出してて、八戸の港の南側には自然の岬もあって、あの津波は回り込んで来たぶん勢いを削がれた。リアス式海岸じゃないしな。そのぶんは八戸は運が良かったというか。それでも津波被害が出たけど。

しかし震災直後はけっこう八戸港の映像が全国に流れたっけな。でっかい船が道路上に横倒しになったままのやつ。あの船は何カ月後かに、ついに海に戻ることなく解体されて片付けられてしまったですよ。

んでどうもあの光景が絵になるからか、被災地の悲惨さを表すのにしばらく映像で全国のお茶の間に登場したと。

確かにあの場所はしばらくあのままだったけど、八戸って市街地は内陸の高台でさ。津波の高さも、港の地上から最大で 1.x メートルくらいでさ(海面から岸壁の上辺まで 4メートルくらいある)。ほかの三陸沿岸の街に比べれば、被害は軽微と言っていいほどだったんだわ。八戸市のトータルの被災規模は比較的小さかったとはいえ、ひどく被災されて傷つかれた方々も多くいらっしゃるんで、「軽微だ軽微だ」と言うのも良くないし不正確だけど、意味はわかっていただけるかと。

んであの映像を見るたび、「カメラさん八戸の内陸部も撮れよ」と思ったっけな。そこは取り立てて悲惨じゃない光景。街の商店街も飲み屋街も数日で営業再開。利用客も、とりあえず遠慮がちだけど戻ってきてた。そりゃ営業する方は仕事だし生活がかかってるもんだから、みんなそれぞれでがんばった結果なんだけど、がんばったら数日で再開できたくらいの被害だったとも言えるわけで。

飲み屋じゃ店の人も客同士も、無事を喜び合ったり、被災した人の話を聞いて心配したり、あのときどこでどうしてたかの話をしたり聴いたりだったな(さすがに深刻に被災した人たちは飲みに出るどころじゃなかったろうから、飲んでた人たちはやっぱし、ほとんど被害がなかった人たちってことになるね)。あと原発事故の状況と、福島県の人たちが不当につらい目に遭わされてることへの嘆きと。

震災から数カ月後、郡山から来た人たちとカウンターで居合わせたっけな。東北フリーブレイズ(アイスホッケーリーグのチーム。郡山と八戸の両方がフランチャイズ拠点)の応援でわざわざ来てくれたとか。んでおいら「福島県全部がみたいなイメージって風評被害ですよね」と言ったら、「そうそう、ほんと風評被害なんですよー迷惑もいいとこですよー」とのことだった。それ以外の話も含めて楽しく盛り上がったっけな。今も福島県の人たちはいわれのない風評被害を受けてしまってる感じ。これ収まってくれよ。

そういやおいら、当時の仕事の関係で、「フラガールたちが再び地元を救う」的なサイトを見つけたんだわ。映画『フラガール』の続編決定かと思ったら、スパリゾートハワイアンズの本物のフラガールたちが、傷ついた地元を勇気付けるため営業を早期再開したとか。おいら仕事中なのに泣きそうになって困ったですよ。

とりとめなくなってきたんで、今日はこのへんで。

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2018.3.12 月曜
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あれから7年と1日

震災の次の日は土曜だったな。当時の職場は基本的に土日は休みだったけど、おいらは予定ではその土曜出勤のメンバーに入ってた。

金曜午後に震災があって、幹部が次の日の業務を完全に取りやめる決定をして、てことでおいらは思いがけずの休日。

東北全域が広域停電中の昼間、何したのか全然覚えてないや。

夜8時半頃、相変わらず停電なんで何もすることなくて、もう寝るべーと家の2階に上がったら、なんか八戸駅方面が明るくてな。ホテル東急インの看板も光ってるし。

寝るのやめて、クルマで様子を見に行ったですよ。

いやー電気の光の中に入り込んでいくのってほんとね、そのときほんとね、ありがたくてありがたくて。

んでもその時に通電してたのは駅前の狭い区域のみ。後から聞いた話だと、ほかにも、救急施設がある大きな病院のある地域優先で復旧してたっぽい。

んでも家へ帰ったら、やっぱし真っ暗。とりあえず家族には、部分的に電気が復旧してることを伝えた。「こっちはいつになるやら」と思ってた夜10時頃、いきなりテレビが音を出して。少しして映像も点いて。親がテレビを見てる間に停電したらしく、スイッチが ON のまんまだったんだな。いやー NHK ラジオを電池で聞いてたら、アナウンサーの声が急にでっかくなってww 何が起こったかとwww 

前日の昼間に停電が始まったから、居間の電気は OFF のままだった。てことでスイッチ点灯したら、うわーっまぶしーっ! うちに避難してた妹夫婦と娘ちゃん。おいらの姪っ子。当時0歳7カ月。暗くても落ち着いておとなしくしてたのに、急に明るくなったらびっくりして泣き出しちゃって。「ああーごめんねーごめんねー」と謝って、だっこしてあやしたですよ。

その母親は LED 小型スタンドを携えてトイレ中。

廊下の電気を点けといたら、「あれ? あれ?」と LED を光らせたまんま居間に戻ってきたww

そして義理の弟とおいらは同時に「あっ」と思いつくものあり。すかさずケータイの充電を始めたのは言うまでもないw

あの夜、電気って大事なんだなーとしみじみ実感したですよ。

その少し前まで、こたつの上にローソクを6本も並べてさ、それでも全然暗いのな。んで「いつ電気が戻るかわかんないからローソクを節約しよう」と、2本だけにしたりしてさ。して余震が来るたび、安全のため急いでその2本のローソクを吹き消したり。今思うと、1本は点けたままでも、倒れてもきちんと対処できたんじゃないかとか。

そして電気が点いたときの、圧倒的な明るさときたら。そりゃもう赤ちゃんが泣き出すほどさ。

あんなにもろに実感できることって、これから先はないといいなとか。

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2018.3.13 火曜
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あれから7年と2日

うちは電力の復旧がかなり早い方だったらしい。

よく行く喫茶店の常連さんの話だと、停電後、火災や感電事故や家電の故障の防止のために、家のブレーカーを落としといたんだそうな。そして日曜に日が暮れて、前々日、前日と同じくローソクを灯して、石油ストーブにナベ乗っけて夕飯のレトルトカレーを温めてたら、帰宅した娘さんから「お母さん何やってんの! ご近所も街灯もみんな電気ついてるよ!」と言われたとか。

外に出て確かめてるとき、ブレーカーを落としてたことを思い出したそうな。

あとでご近所さんに聞いたら、お昼頃に復旧したそうで。「とっくに電気来てるのに、うちだけ必死こいて停電暮らしだよー恥かしいったらもー」とのことだったwwww

一方おいらのその日は。

電力回復で一夜明けるとですね、いやもうすっかり人心地がついた状態というか。目先の不安が1個なくなるってのは、ここまですがすがしいもんなのかと。

残る不安はガソリン。車にあんまし残ってなかったもんで、朝10時頃にスタンドを何件か回ってみた。案の定の長蛇の列。けどそのうち1件は、営業してる風なのに、表通りに面した入り口を封鎖してて。その入り口で、従業員さんが客一人ずつに何やら説明してた。おいらも寄ってって窓を開けたら、「渋滞を避けるためにこちら側は封鎖させていただいております。ご利用なら裏側の入り口に回っていただけませんか」と。んで裏通りに回ってみたらば、何台かしか並んでない。そこに決めた。

いやーラッキーだったなー。

給油機に着いたら着いたでまた説明。「公平な配分のため、1台20リッターまでにさせていただいております。よろしいでしょうか?」。いいですよーと即座に給油してもらったですよ。

当時のクルマはローバーミニ。何もかもちっちゃい。ガソリンタンクもちっちゃい。残量あんましなかったのに、20リッター入れたらちょうど満タンw

そこからガソリン不足が続いてな。2,3日後には給油の上限10リッターになってたわ、1件のスタンドでそんなしか入れられないもんだからスタンドをハシゴする車も多いわで、どのスタンドも、日曜の時点よりさらに長い渋滞の列がズラーッと。

おいらはこの日に満タンにしたガソリンをケチりまくって、3週間持たせた。給油の上限解除の日を余裕で越すまで無給油で過ごせた。早いタイミングで都合のいいスタンドを見つけられてラッキーだったなー。

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2018.3.14 水曜
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銀残し

フィルム時代の映画の現像技術で「銀残し」てのがあるそうな。

最近知ってさ、「ハリウッドの色合いはこれだったのかー」と。

フィルム時代のハリウッド映画の色合いといえば、高コントラスト&低彩度の深みがかっちょよくてな。おいらはてっきりコダックフィルムの特性と照明やカメラ設定でそうなるもんだとばっかし。それができない日本映画はだからダメなんだとばっかし。けど富士フイルムの高彩度は、これはこれでたまらんなーとも。

ただ、Wikipedia「銀残し」をよくよく読んでみれば、それはまた違う話らしく。

最初に銀残しをやった作品は、市川崑監督の『おとうと』(1960)。実は日本映画がオリジナルだった。記事ではハリウッドはさらに古くから独自に銀残しを開発したかのような曖昧な感じだけど、英語版で "Bleach bypass" を見ると、『おとうと』が最初、と出てて、ハリウッドはもっと古い、みたいな描写は特になかったり。

んで日本語版 Wikipedia だと、アメリカ映画での使用例として『セブン』『1984』『プライベート・ライアン』『デリカテッセン』が出てる。つか『デリカテッセン』はフランス映画だろ。

銀残しってハリウッドでいつも使ってるってわけじゃないんだな。

けどフィルム時代のハリウッド映画って高コントラスト&低彩度ばっかだよな。てことは、現像技術としての銀残しを使うかどうかは別として、ハリウッドはその色合いを指向してたってことで。

北野武の "BROTHER"(2001)は日米両方の色合いを楽しめるわな。交互に出てくる日本の場面とアメリカの場面とで、色合いが全然違う。別にそこは悪いことなわけじゃなく、土地の雰囲気の違いの表現に見えるわけで。つか最近思うけど、北野武って『キッズ・リターン』あたりから「キタノブルー」と呼ばれる色合いが定評になったけど、実はあんまし色合いにこだわらん人なような。『アキレスと亀』(2008)、『龍三と七人の子分たち』(2015)あたりで、なんかそう思う。

テレビドラマみたいな色だったな。映画で言えば伊丹十三作品をデジタルリマスターしたっぽい感じというか。キタノブルーも "BROTHER" の2つの色合いも、スタッフにオマカセでそうなっただけだったのかもなーとか。

1970〜80年代のスピルバーグ映画って、すごく銀残しっぽい気がする。まさに当時のハリウッドの王道な色というか。『未知との遭遇』(1977)、"E.T."(1982)の霜降りなハレーションがまた。しかもめちゃめちゃ青いのな。その青さがまた独特の渋みと新鮮さを出してるというか。

もしかして、アナログ SFX じゃそういう色調の方が都合がいいってだけだったとか? スピルバーグというか、ルーカスの ILM ってそういう絵作りだったからな。「コクーン」(1985)とか。同時期の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)とか。あーでもこれまた同時期の、特撮っつうより巨大セット映画の『グーニーズ』(1985)も存分に高コントラスト&低彩度だったな。

関係ないけどその年の正月映画はこの3本+ジャッキー・チェンの『香港国際警察』(1985。今の邦題は「ポリス・ストーリー」)が超話題だったなー(遠い目)

『ロボコップ』(1987)もそんな色合い。けどスピルバーグ・ILM 系じゃないんで、青っぽくなくてひたすらメタリックな、まさに「銀残し」的な色ですな。いや『ロボコップ』に銀残しを使ったかは不明だけど、イメージとして。さらに 16mm フィルムっぽいザラザラ感もまた魅力で。

『ターミネーター』(1984)は『ロボコップ』と相通じる色合いだったけど、『ターミネーター2』(1991)は、夜の場面は青を強調しててな。粒子感もなくなって、高解像度で高級な感じというか。予算が1作目の10倍とか言ってたしww メインの照明が青の硬い光源一発だけっつう過剰なまでの青演出は、ジェームズ・キャメロン監督が『アビス』(1989)を作ってるときに開発したもんだと思ってる。そして T2 含めて作品製作ごとに改良しつつ、『タイタニック』(1997)で絶大な効果を上げるに至ったと。

青といえば、『ウォーターワールド』(1995)は海洋が舞台だっただけに青だらけだったけど、そんなに色の印象が残ってない。製作側は『綺麗な青』を特に意識してなかったのかもな。そういや絵ヅラもあんまし深みのある感じじゃなかったな。ハリウッドなのに彩度が高めというか。けど下品でもなく。とにかく海だらけな映画だったんで、敢えて青を目立たなくさせて、食傷されないよう配慮したのかもな。

つかこの映画、椎名誠の小説『水域』をパクった疑惑とかおいらは思ってる、なんてのは前に書いたっけか。他にもそう思う人たちがいるらしく。椎名誠はあんまし気にしてない旨のコメントを出してるみたいだけど。

"BROTHER" みたいに1本の映画で色調の使い分けっつうのだと、『ラスト・アクション・ヒーロー』(1993)があったな。劇中映画の場面は高彩度で、色合いはアメコミ風。劇中の現実場面は、高コントラスト&低彩度かつ明度低め。全体的には「カネかけてる割に」って感じの映画だったけど、色の演出はうまかった。

映画の思い出炸裂で取り留めなくなっちまったな。しかもジャンル偏りまくりwwwwww

今はデジタル映像の時代。銀残しはもうできないかと思いきや、レタッチで好きに再現できるという時代。ほんと単純に、彩度を下げてコントラストを上げればいいだけ。最初に明度を少し下げれば、さらにそれっぽくなるかな。フィルム現像での銀残し処理は一発勝負だけど、デジタルだと気に入った出来になるまで、コストをかけずに何回でも作り直せるっつう利点もあったり。

『トリガール!』(2017)は、動きの少ない場面でダレないように、アクション風・サスペンス風の編集や映像処理を散りばめてたのも面白かったな。銀残しは、坂場先輩がトレーニング場に現れる場面で一瞬出てきたっけ。

銘板
2018.3.15 木曜
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色はけっこうどうでもいいらしい

2009.3.17 のログ ってもう丸9年前だけど、NHK の朝ドラ『私の青空』の映像美がすごかったのに、誰も気にしてないらしかったのがショックだった。

そりゃまぁテレビドラマは「聞くもの」らしいからな。朝ドラは特に、主婦が家事をしながらでも理解できるよう、セリフを聞くだけでもきちんと話がわかるように作ってある、と橋田寿賀子が何かで言ってた。

けど、映画もけっこう皆さんは色合いを気にしないらしく。映画ファン歴ウン十年の人たちと映画トークしてても、色合いがどーたらは、気がつくとおいら一人がアツく語ってるっつう、どっちらけな話題だったり。

おいらストーリーを理解する力や演出を察する力、セリフの含みに気づく力が乏しいもんで、そのぶん色合いを見てしまってる人なんだろなと。登場人物が語り合う場面ってストーリーが一番回ってる部分なのに、いっつもついてけないもんだから色ばっかし見てるもんなww

銘板
2018.3.16 金曜
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エジプトハゲワシ

きゃりーネタの CM 来てた。

いやもう最高ですエジプトハゲワシwwww 一番左のやつだけ内田裕也? 右側? え、全員ハゲワシ?

銘板左端銘板銘板右端

きゃりー、『良すた』から丸1年新曲出してないなぁ。

って今知ったけど、『良すた』はイオンの CM とのタイアップだったんだな。

CM のほうが公式 MV より色合いがキレイだなぁ。

以降、なんかいろいろ書いていったん出したけど、読み返したら的外れで知ったかぶりもいいとこだったんで、恥ずかしくなって削除。

銘板
2018.3.17 土曜
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最近の羅生門 1

「分からねえ。何が何だかさっぱり分からねえ」

ってのは、黒澤明監督の『羅生門』でのセリフ。

この映画、本当に何が何だかな話で。原作は芥川龍之介の『藪の中』。

ある事件の関係者と目撃者の計4人が、事件についてそれぞれ証言するんだけど、4人とも話の内容が食い違ってて、どれが本当やら、という話。正解らしきものも出るけど、信憑性がぐらつくことがあったりで話が終わってしまう。

んでこの作品がイタリアの映画人の目に止まって、ベネチア映画祭に出品したら金獅子賞ゲット。

映画の公開は第二次大戦後5年目のこと。受賞はその次の年。敗戦で打ちひしがれてた日本の世の中に、明るい話題をもたらしたそうな。

いやさ、ビッグタイトルを獲ったってのもあって名作と評されてるんだけどさ、おいらは正直なとこ「分からねえ。何が何だかさっぱり分からねえ」でさ。

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2018.3.18 日曜
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最近の羅生門 2

けど最近になってようやく、映画内で何が起きたのか、理解できたようなというか、そう思えるような予想が立ったというか。つか以前にも予想はできてたんだけど、我ながらかなり無理やりだなー強引に壮大にしてるなーぼやけすぎだなーいろんなとこ御都合主義で埋めてるなーとわかってしまう、あんまし意味のないもんだったんだわ。知ったかぶり。

そうだったのが、もっと具体的でフツーの理解が、何かの拍子に得られたというか。

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2018.3.19 月曜
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最近の羅生門 3

つまりは、証言者それぞれが主観で語ってるってのが、見解の食い違いを生んでるんだなーと。

んで、主観での理解ってのは、起きた事態をどうしても自分に有利な方に解釈してしまうもんなんだなーと。

最近はこの映画について、そういう理解してるですよ。

と、Wikipedia「羅生門 (1950年の映画)」を見ると、「ある殺人事件の目撃者や関係者がそれぞれ食い違った証言をする姿をそれぞれの視点から描き、人間のエゴイズムを鋭く追及した」とある。これで正解っぽいかも。

銘板
2018.3.20 火曜
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最近の羅生門 4

Wikipedia 記事、金獅子賞受賞のくだりがものすごいことになってた。

「ヴェネツィア国際映画祭で上映されるや否や大絶賛され、1951年(昭和26年)9月10日に金獅子賞を獲得したのである。しかし、日本人の製作関係者は誰一人も映画祭に参加していなかったため、急きょ町を歩いていたベトナム人の男性が代わりにトロフィーを受け取ることになった。この姿は写真報道され、この無関係のベトナム人が黒澤本人であるとの誤解を招いたこともあった」

むちゃくちゃじゃないですかwwww

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2018.3.21 水曜
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スペースゲテ 1

ここ10年来か20年来、宇宙生物学という学問ジャンルが盛んですな。

地球外生命がいるとしたら、どんな状態なんだろう、と条件設定したりするやつですな。

とりあえずまだ地球外生命ってのは見つかってないわけで、人類が知ってる生命ってのは地球のものだけなわけで。

てことで30年くらい前は、炭素じゃなくケイ素で体を構成してる宇宙生命があるかも、なんて話題が盛り上がったこともあったけど、どうもそれはうまくいかないらしいことが後でわかってきた。完全否定はできないけど、それよりだったら地球の生き物と同じく、体が炭素の有機物でできてる方がありそうってことになってるらしい。

タンパク質の元になるアミノ酸。これ超新星爆発の余波で、宇宙空間で勝手に生産されてるらしいってのもわかってきたし。

んでまぁ人類が唯一知ってる生命の実例ってのが地球型の生き物なわけで、共通なのは、遺伝情報が書き込まれた DNA(デオキシリボ核酸)を持ってるってこと。これに書かれてる情報を元に自己複製したり、アミノ酸からタンパク質を合成して体の組織や器官を作ったりしてると。タンパク質からさらに酵素も作って、代謝に利用したりと。

DNA の情報って、4種類の記号でデジタルな暗号が作られてるわけで。コンピュータの場合は0と1の2種類なんで、より効率よく情報をしまい込めるってわけで。

宇宙生物学でも、どうも想定の主流は DNA を持つ生物ってことらしい。

地球の生き物は地球上の環境に合わせて発生・進化してきたわけで、別な星だったらその星の環境に合わせて発生・進化してきてるはず。

DNA を持つことが共通なんだとしても、タンパク質や酵素を作る工程もまた同じなんだとしても、そのための情報を表す記号の文字列は違うんだろうな。「犬」と "dog" みたいな、同じ意味でも表現はまったくの別物なんだろうな。

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2018.3.22 木曜
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スペースゲテ 2

いやさ、地球の生物とは由来に何の縁もない宇宙生物が見つかったとしてさ、それ、食えるのかどうか考えちまってw

生命体として成り立つには、体の材料に使ってる酵素やタンパク質はほとんど共通だろうから、その意味じゃたぶん食えるだろうと思う。地球生物にとって毒になる物質を持ってたりしない限りは、いけるだろうと思う。

けど DNA のプロトコルがきっと違うってのは、食い物として何か影響が出てしまうもんなのか、それとも関係ないのか。

地球上の現実の話で、遺伝子組み換え作物ってのは一定の警戒感を持たれとりますな。日本の場合、国が決めた方針から外れてる遺伝子組み換え作物は、国内で流通させられないないようになってますわな。方針の範囲内でも、「遺伝子組み換え作物を使っています」みたいな表示の義務もありますわな。

ってこの場合は、人が手を加えた DNA そのものを警戒してるっつうより、その細胞内で、人が食用にするには不都合な何らかの物質が生産されてる可能性を警戒してる感じのような。

地球の生き物の改造でさえこんな感じ。宇宙生物ならなおさら危険かな。

DNA 自体は料理くらいの加熱で壊れてしまうものらしい。宇宙生物の肉や果実や葉っぱでも、よく火を通せば、 DNA そのものがおいらの体の中で悪さするってことはなさそう。

やっぱし毒を警戒かな。すぐに効いちゃうような劇毒はもちろんイヤだけど、狂牛病の原因物質のプリオンみたいなタイプもイヤだし。

んじゃまぁ宇宙生物で食材になりそうなやつは、まずはネズミに食わせ、OK なら犬猫に食わせ、OK なら猿に食わせ、OK ならいよいよ臨床試験の被験者に食わせ、OK ならついに一般人が買えるって感じかな。

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2018.3.23 金曜
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惑星デラゴッテリ

科学の発達の前から知られてる惑星の名前っつうと、水星、金星、火星、木星、土星ですな。

フツーに受け入れちゃってるけど、どうもこのネーミング、由来は古代中国の 五行思想 らしい。「万物は木・火・土・金・水の5種類の元素からなるという説」とのこと。

けど木・火・土・金・水とも、世の中に当たり前に存在するものなんで、惑星の名前として受け入れるのに、別に苦ではない感じで。

これが西洋だとさ、けっこうなんてーか、こっちの発想からするとめんどくさいというか、余計なイメージがついてくるというか。

惑星の並びの順番で、それぞれ英語だと、

Mercury(水星)
 
Venus(金星)
 
Mars(火星)
 
Jupiter(木星)
 
Saturn(土星)

天文学者からするとここらへんの単語は使い慣れててどうでもいいかもだけど、一般人受けで考えると、いちいちギリシャ・ローマ神話の神々のイメージがつきまとうわけで。

日本語での素っ気なさに比べると、なんかこういちいち重たいんじゃないかとか暑苦しいんじゃないかとか、余計なこと考えちまったり。

しかし金星のイメージのエロさヤバいだろ。「いやいや神様だから」「いやいや芸術だから」と思いつつも、向こうじゃあんまし気安く「金星が金星が」と話題に載せにくいような感じもありそうなような。

実際の金星の地表のあたりは、気温500℃、90気圧っつうサディスティックな環境だったり。しかも硫酸の雨が降ってるっつう狂いっぷりなのに、その雨が地表にたどり着く前に暑すぎて蒸発してしまうとか、なんかもう上のエロい絵からは想像もできんリアル地獄絵図だったりする。

いやまあそこらへんの感性でいうと、小惑星エロスとかもうね。

ってこの星、NASA の探査機が はやぶさ よりも早くに詳細に探査してたりしてね。小惑星なんてゴロゴロあるんだから、可能な予算と技術で探査するのに都合のいいものを選んだらたまたまエロスっつう星だったってだけなんだろうけど、チーム内外で、この名前がなにかと障害になったこともあったろうなーとかほんとどうでもいい想像したりして。

神話のエロスっつう神様はどんなすごいお姿だろうとドキドキしながら検索したら、男の神様だったww つかキューピッドと同一なんだね。初めて知ったですよ。

小惑星のエロスのお姿は以下。

いやもう神話のストーリーもなんもかんも関係ない外見。外形の滑らかな曲線がハニワっぽいような。

小惑星の命名権は発見者にあるんだけど、なにぶん小惑星は小さいもんで、地球からだとどんなごっつい望遠鏡でも点にしか見えんからな。外見とは関係ない命名ってことで。

最近だとレーダーで形が分かる例もあるそうだけど、この星には超有名な神様の名前がつけられてるってことは、発見の時期はかなり早かっただろうと。やっぱし特徴とは関係なしにつけられた名前なんだろうなと。

金星もな。「明けの明星」「宵の明星」として、「一番星」の代表格として、すごく目立つ星なわけで。金色というかプラチナ色というかに明るく輝いてるわけで。見るとなんだか得した気分になるほどステキな星なわけで。けど星の全部が雲に覆われてることがわかったのは、望遠鏡が発明されてから。そしてその分厚い雲の下が地獄絵図だとわかったのは、探査機が飛ぶ時代になってから(それまでは「もしかしたら太古の地球みたいな生態系があるかも」なんて空想も否定しきれなかったらしい)。地球からの肉眼じゃ、(エロくはないけど)美の女神に例えたくなるほど見目麗しいのにな。

銘板
2018.3.24 土曜
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あのリフに悶える日

「ビーナス」「ヴィーナス」って英語のカタカナ表現なわけで。西洋じゃこれに似た発音で、それぞれの言語でそれぞれの呼び名なわけで。ロシアじゃ「ヴェネラ」らしい。星の金星がこれ。たぶん美の女神の方もそうなんだろ。てことで、昨日はカタカナ表現は避けてみた。

いやさ、昨日のログを書いてたらさ、ショッキング・ブルー の「ヴィーナス」って、これ見よがしに連打するリフが超エロかったよなーと思ってさ。

でさ、いや、なんかさ、このリフの雰囲気って、なんか他の曲でも聞いたことあるようなと思ってさ。

最近ほら、おいら偏ったアーティストをよく YouTube で聴いてるもんでさ、一瞬で思いついたわ。

ズンドコ節wwwww レ・ロマネスクやっぱし最高www トレビヤンヤンヤンwwwww おいらフランス語まったくわかんないけどw

『ヴィーナス』と『ズンドコ節』かー。意外なのが繋がっちまったなーって感じ。

って『ズンドコ節』のリフと来たら、『銭形平次』のリフもその方向じゃないですか。

あの決まって変な気分になるリフたち。その「変な気分」って、音楽的なエロさのことだったのかなーと今になってようやく腑に落ちたような。

『ズンドコ節』も『銭形平次』もボーカルのメロディは和風な感じだけど、リフはそうでもないような。『銭形平次』の舟木一夫バージョンはジャズっぽいしな。

この手のエロいリフの起源は西洋音楽なのか、それとも西洋・東洋で独立に発明されたのか。けっこうどうでもいい謎。

銘板左端銘板銘板右端

♪花のお江戸は……

のフレーズって謡曲とか長唄とか都都逸とかの一節かと思ってたら、『銭形平次』だったのか。

銘板
2018.3.25 日曜
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独りんぼエンヴィー / 初恋学園・純愛科

ほぼじゅびふぉ、久々に3作品入荷っす。

どっちも過去に作ったことがある作品。けど Juby さんはいつもどおり自分で英訳詞を作ったと。前に入荷した rachie 版とは違う趣きですよ。両方お楽しみあれ。

EFD ってこういうのが楽しくてな。

『初恋学園・純愛科』は JoyDreamer 版も ✿ham 版も、言い回しが違うだけで、全体的にはそんなに違ってない感じ。というのも、日本語の原作でストーリーも見どころもがっちり出来上がってるんで、英訳詞であまり盛りようがないってわけで。

しかし、意味や話の流れや見どころを保存したまま、曲に合わせて訳詞を作るのってさ、考えるだけでも、とてつもない仕事だろといつも思ってるですよ。それがプロでもアマでも、日本語 → 英語でも、英語 → 日本語でも。

前にテレビで TDR 主催の歌番組を見たんですよ。ディズニー曲の日本語版をひたすら流してたんですよ。それで、ほとんどは日本語の歌としてきちんと綺麗に出来上がってたけど、たまに無理がある感じのもあって。日本語のイントネーションとメロディとがうまくシンクロしてないとか。

イントネーション型の日本語に対して、英語はアクセント型の言語ですな。強弱でメリハリつける形で。それぞれ違う感覚が必要だろうけど、言葉の流れがメロディにうまく乗ってるかどうかは、やっぱし技術がものを言うんじゃないかと。

で、EFD 作品ってどれもそういう不自然さがなくてな。いつも素直にスゴイと思っとりますですよ。

銘板
2018.3.26 月曜
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IT の鬼

「IT の鬼」というと、なんかもうプログラミング言語20個わかるよとかサーバ構築なんて余裕ですとかシステムエンジニアなんてやるもんじゃないよなんて自慢じゃないよ自嘲だよ(ほんとは自慢)とかホワイトハッカーですが何かとかオレ実はアノニマスやってんだーとかな感じがするけど、ここで言うのは全然そっちじゃなく。

『独りんぼエンヴィー』の Juby さんの英訳詞で、"don't be it" とある。この "it" って、かくれんぼや鬼ごっこの「鬼」なんですわ。英語圏だとこう言うんですわ。

しかし「鬼」ってのもよく考えると怖いけどさ、「それ」と遠回しに言われるのもまた怖いよな。「忌み嫌われるもの」の意味じゃ共通のような。

一般的な意味での、トラ縞パンツの「鬼」の英訳はとりあえず "devil"(=悪魔)ってことになってるらしい。おいらは違和感を覚えるけど、英語じゃ日本での鬼に当たるちょうどいいものがないんだろうな。ちなみに中国語の「鬼」は、日本語の「幽霊」らしい。

日英での「鬼」と "devil" の違いは、たぶんそのまま、根っこにある宗教観の違いなんだろうな。

んで日本だと鬼ってのは、江戸時代あたりまではきっと単に恐怖の対象なり悪の象徴だったんだろうな。鬼ヶ島の鬼って存在自体が悪な感じだもんな(「ドラえもん」じゃオランダ人の船乗りが漂着した島っつう設定だったけど、海賊・山賊みたいな無法者が占拠してる島のほうがありそうな気がする)

じゃあ英語圏での悪魔とかなり近かったんだろうな。けど童話「泣いた赤鬼」が全てをひっくり返したんじゃないかと。ひろすけどうしてくれるw 同情の対象になっちまって、そこからユーモラスなノリにも。

英語圏での悪魔もまた、場合によってはユーモラスさをまとったりするものの、基本的にはけがらわしいものなイメージなような。悪魔って、キリスト教の中じゃ唯一神に逆らった堕天使達のことらしいからな。そして光と影との戦いの構図で、天界じゃ今も神サイド vs 悪魔サイドでの抗争が続いてて、デフォでどっちつかずな弱い人間は、悪魔が絶えず誘惑してくるけどそっち行くと暗黒面に堕ちるぞ、てなわけで。

てことで、かくれんぼや鬼ごっこで「次はお前が悪魔だ」とかなると、どぎついことになりそうなわけで。

そういや西洋じゃ「『スター・ウォーズ』は仏教から大いに影響を受けている」と見られてるらしいけど、おいらからすると「光と影との戦い」って時点で「めっさキリスト教っぽいなー」って感じがする。ジェダイ側に唯一神に相当するものがないってのは仏教的なのかもしらんけど、唯一神に当たるものを映画で描くのはまずいっつう判断なのかもだし。西洋人の感覚ってやつなのかなと。とはいえ、別な映画だけど「スタートレック」の映画の5作目だったかは、神様と戦う話なんだよな。ってあれは自称「神」(実は倒すべき悪)って解釈でいいのか。

話を戻すよ。かくれんぼや鬼ごっこは、たぶんどの地域でも自然発生する遊びなんだと思う。んで日本語圏だと「鬼」、英語圏だと "it" と、それぞれの感性でそう呼ぶようになったんだと思う。たぶん英語圏だと、かくれんぼの鬼を「悪魔」とする発想は最初からなかったんじゃないかなと。

となると、おいらはこの場合の "it" について、「遠回しな言い方がむしろ怖い」と思っちまうけど、それは「だって『鬼=悪魔』なんでしょ」っつう先入観というか前提というかがあるからなのかもなーって気もしてきた。

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2018.3.27 火曜
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その手の曲

3日前の「エロいリフ」から飛び火。

映画『汚れた英雄』(1982)は観たことないけど、ローズマリー・バトラーが歌った主題歌は覚えてる。角川映画の宣伝ってしつこかったんでそれで覚えたんだけど、曲はもうなんてーか、そういう意味ですごくアレで。6/8拍子ってこう使うとほんとエロいよなー。

「エロい」っつう言葉の転用・乱用甚だしいけど、今そういう気分なんで勢いに任せて書いとりますw

そういや昔の職場で壁に掛けてあったカレンダーで、月ごとに格言が載っててさ、その中で「音楽は背徳を伴わない官能である」ってあったっけな。まさにそんな感じ。

YouTube でその曲を探したら、すぐ出てきた。"Riding High" ってタイトルだったのか。初めて知ったww

って近い時期、似た雰囲気の曲があったっけ。それもまた YouTube の "Riding High" 動画の「次の動画」下のリストに出てた。ブロンディというグループの『コールミー』という曲だった。

かっけーし。めっさかっけーし。

イモヅル。

昔のアーケードゲームで『飛翔鮫』ってあってさ、3面目だかの BGM が6/8拍子でさ。ズッタズッタ系。『ライディングハイ』『コールミー』と似た感じで。シューティングゲームの BGM としては聞き慣れなくて、違和感がかっこよかったっけな。

って当時のゲーム BGM で6/8拍子って他にあったような。あーあれだ。『エアーウルフ』。映画やテレビドラマからライセンス受けて作ったゲームってクソゲーが多いのが定評らしく。まさにそんなゲームだったな。BGM に主題曲を使ってたけど、元の立派なサウンドで慣れてしまってた身としては、その時代のゲームのサウンドで再現されてもなーと。ゲーム全体がそういうクオリティだったっけな。

そういやゲーム版『風の谷のナウシカ』は聞くところによると、ナウシカがメーヴェに乗って王蟲や腐海の生き物をひたすら撃ち殺すシューティングゲームだったらしく、宮崎駿が激怒したとかww

銘板
2018.3.28 水曜
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めぐりあったが 3DCG

かっこよすぎて何回でも見入っちまうですよ。

元のアニメを 3DCG で再現したものらしいけど、アングルや編集のタイミングも、たぶんそのままなんだろうな。『めぐりあい宇宙』のオープニング、こんなにかっちょよかったんだなぁ。

覚えてるのは、三部作の中で一番ダイジェスト感が強かったってとこだなww もともとのテレビ版が、不人気打ち切り決定で話をどんどん進めていったあたりだからってのもあるのかも。

銘板
2018.3.29 木曜
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現実の近未来の有様

映画『ロボコップ』(1987)のオチは「お前はクビだ!」。

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』(1989)で、未来のマーティは会社をクビになる。すると嫌がらせのように、家じゅうのファックスに「お前はクビだ!」が印刷されて出てくる。

いやさ、トランプ大統領が若い頃に司会してた番組での決め台詞が「お前はクビだ!」だったそうじゃないですか。当時アメリカで流行ってたセリフだったのかなと。あと『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のビフのモデルはトランプさんだったとかいう噂を聞いたことがあるが。上に書いた「お前はクビだ!」はビフが言ったものじゃないけどさ。

そうだったとして。

『ロボコップ』の近未来でも『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の近未来でも、公開当時にネタにした人が、よもや大統領になるとは思いもしなかったろうなーと。

銘板
2018.3.30 金曜
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跳躍と重りとカタパルトとロボ 1

体力測定の垂直跳びとかのジャンプものってさ、靴が軽い方がすごく有利な気がする。裸足が最強ってことかな。

いやさ、ジャンプの動作って、足の力で体を上に射出するわけだけど、最高速に達した瞬間、つまり地面から足が離れる瞬間ってさ、足そのものはカタパルト役をこなした直後なわけで。体が上に向かう慣性で、足は引っ張り上げられるわけで。逆に言うと、体が上に飛び出そうとしてるのを、足っつう重りが邪魔してるわけで。

だったら重りは軽いほうがいいだろと。

そういや漫画『天使な小生意気』で、その特性を利用した大ジャンプの場面があったっけな。ジャンプする人のくるぶしを、もう一人が後ろからしゃがんで掴んで、持ち上げるように力を入れる。その状態でジャンプすると、どっぱーんと大ジャンプできると。家の屋根だか塀の上だかに飛び乗ってたな。漫画なんで誇張されてるかもだけど、理屈ではジャンプの到達高度が上がるのは間違いないと思う。

ってこの解釈、ジャンプ以外の運動でも同じことだな。

ってのはスポーツ界ではきっと常識なんだろうな。シューズの軽い重いでパフォーマンスが違うっては、体感でわかるだろうし。実際、市販のジョギングシューズも、見た目同じ大きさの革靴より断然軽いしな。

それでも重さゼロを求めれば、必然的に裸足が最強になるはず。けどアスリートの方々はそれぞれ、そのジャンルに特化したシューズを履いてる。トータルだとそのほうがいい結果を出せるってことなわけで。スポーツシューズは衝撃吸収の能力が高いからな。そこが最重要なんだろうな。

裸足で走ると一歩ごとに衝撃がいちいち来るからな。おいら昔どうでもいいサンダルでジョギングしてたら、膝がおかしくなったっけ。ダイエット目的だったのに、整形外科で診てもらったら、「まず痩せてから走ってください」っつうコメントをいただいたしww 膝への衝撃よりむしろお医者さんの言葉のほうが衝撃だったわ。

しかし、走り高跳びなんかは全速力じゃないし、助走距離も短いし、靴の軽量化の感度がかなり高い競技な気がする。

いずれサンダルやワラジみたいな見栄えの超軽量シューズが使われるようになったりしてな。あるいは足の裏にソールを貼り付けるだけとか。まー装着中には、タンス小指を避ける細心の注意を払う必要ありそうだけど。

銘板
2018.3.31 土曜
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跳躍と重りとカタパルトとロボ 2

人間の足を見るに、どうもそこらへんの力学的な挙動をなかなかうまく理解しにくいというか。対象が人体ってのが、理解についての何らかのバイアスや撹乱の元になってそうなような。

けどこれロボットの足となると、途端にそこらへんを理解しやすくなるってのもまた面白くてな。

歩行用の足があるロボだと、人型か動物型のロボってことで。んでまぁモーメントで考えると、くるぶしよりも下の部位の軽量化が、運動性能と燃費に最も大きな好影響が出るだろうってのがわかるわけで。

いっそロボットの場合、くるぶしから下の、英語で言う foot をなくして軽量化ってのが効くんじゃないかと。

ってボストンダイナミクスの Big Dog がそれだったな。

あのタイプって足と地面とが点接触なんで、2速歩行には向かないとされてるわな。

2本足ロボでそれやる場合、常に適切にステップを踏み続けてないと転倒してしまう、とされてる。

けどこれ、高感度の慣性・ジャイロセンサーと、高精度の駆動システムがあれば、静止立ちできる気もする。

曲芸の綱渡りってまさにそれだよな。鍛えれば人間にできることなんで、ロボットだと、作る人がやる気にさえなれば、人間以上の安定性で実現できるんじゃないかと。

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