ひとりごちるゆんず 2017年8月
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2017.8.1 火曜
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手目転倒 5

あーそうか。相手は煽ってるつもりなのか。まさかその場で自分が煽られるとは思ってないってことか。

煽られる前提を忘れて煽るとヤバいってことか。勉強になるなぁ。

つか煽り合いで競り勝つっつう行程やっぱしめんどい。一撃必殺な便利技ってないもんですかね。

銘板左端銘板銘板右端

「最初からナメられないようにする」「怖がられる」

その道の人たちのやり方が一番ラクなような気もする。けどまずそこが無理ww

つかこれでハリボテなのがバレるのが一番まずいべw

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2017.8.2 水曜
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しかばねは踊り続ける

ほぼじゅびふぉ の『しかばねの踊り』EFD って、kateriinu2 さんのが唯一だったんだわ。

動画が消滅しとる orz

すげー面白かったのに OTZ

ほぼじゅびふぉ 側の対応は、作品リストから外すこと。けどリストからリンクで飛べないってだけで、作品ページ自体は存在しとるでよ(2021.6.3 補足: あとで動画を無理やり生き返らせましたww)

これで原曲はニコニコ動画にログインしないでも聴ける。kareriinu2 さんによる素晴らしい英訳詞と、それをノリノリで訳したおいらの日本語反訳もまだ読めるぞwwww

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2017.8.3 木曜
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衛星萌え: プロメテウス(土星) その1

またしても土星の羊飼い衛星。その名も プロメテウス。名前はギリシャ神話の神様からで、なんでも天界の火を盗んで人類に与えたかどで、主神ゼウスから厳罰を食らったそうな。「人類と火(=人類文明の始まり)」の暗喩として、いろいろな物語に引用されてたりして。結構有名な神様なんじゃないかと。

映画でも『プロメテウス』(2012)ってあったよな。『エイリアン』の亜流的な話で、人類は宇宙の別な文明から派生したってのを描いたら、なんかバチカンが怒ったとか。バチカンともあろうものが、娯楽 SF 映画にいちいち目くじら立てるなんてなーとか思ったり。

そんな業の深いっぽい名を背負った衛星プロメテウス。はたしてその姿は。

似すぎwwwww

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2017.8.4 金曜
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衛星萌え: プロメテウス(土星) その2

似てるの昨日のログでのアングルだけだけどね。ほかのアングルだとこんな感じ(↓)

こんな感じで、実際は棒みたいなひょろ長い衛星ですな。

ダフニス と似てますな。サイズはどうなんだべ。長辺で、プロメテウスが 148km。ダフニスが 8km。プロメテウスのが断然でかい。だったら重力もでかいはず。プロメテウスもまた羊飼い衛星なんで、すぐ近くの土星の輪の淵を派手に波立たせてるんじゃないかと。

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2017.8.5 土曜
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衛星萌え: プロメテウス(土星) その3

英語版の Wikipedia 記事に「F リングへのプロメテウスの影響」(Prometheus's effect on the F Ring)と題された画像があったよ。

画質はちょいとボケてるけど、なんでしょうかなこれ、輪の物質を吸い込んでるように見えなくもないというか。重力が強いからってことかな。

もうひとつ、以下は「F リングを引っ張ってもつれを生じさせるプロメテウス」(Prometheus tugging kinks into the F Ring)を少しトリミングしたやつ。

下の画像、もつれ具合がよくわかりますな。かなり離れてるのに、それでも結構影響を及ぼしてる。ダフニスの場合は重力が小さいけど、輪の淵が掠るくらい近くてな。それで派手に影響が出てたね。しかしプロメテウスもなかなかやりますなー。

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2017.8.6 日曜
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衛星萌え: プロメテウス(土星) その4

って F リングってどのあたりなんだっけ? てなことで、これまたリングの位置の画像を Wikipedia からがめてきた。

ちょい面倒な配列だけど、たぶん F リングは比較的最近の発見なんだろうな。それで追加された感じかな。はっきり見える輪の中じゃ最外縁なのが F リング。他に、もっと最近発見された、赤外線観測じゃないと見えない超巨大な輪もあるらしいけど。

プロメテウスはその F リングの少し内側を回っては、辺境だからヒマなのか、F リングにちょっかい出しては形を崩して遊んでると。けど羊飼い衛星なんで、トータルでは輪の形をメンテナンスする作用があるんだろうなと。

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2017.8.7 月曜
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衛星萌え: プロメテウス(土星) その5

Wikipedia 記事には動画もある。英語版には2個ある。

最初のは「プロメテウスと土星のFリングが衝突する様子。尾を引いて、暗い空隙の後ろへ去っていく」(Prometheus collides with the F ring, pulls a streamer, and leaves behind a dark channel)とある。動画と説明文が何を意味してるのかイマイチよくわからんけど、プロメテウスの軌道はけっこう楕円なのかな。それで時々 F リングにもろにぶつかってしまうのかな。

つか公転の軌道傾斜角がリングとずれてるのかな。それで縦方向で近づいたり離れたりで、不規則な波が出るのかな。

画像「F リングを引っ張ってもつれを生じさせるプロメテウス」だと、プロメテウスと輪はけっこう離れてる。てことは、真横から見てぶつかって見えるってことで、奥行き方向にズレてるのかもな。

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2017.8.8 火曜
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衛星萌え: プロメテウス(土星) その6

2つ目は「プロメテウスと F リングが1周する動画」(Movie of Prometheus and the F Ring looped once)。プロメテウスが輪に引き波を立ててるみたいに見えるんだね。F リングの自転速度はプロメテウスより若干遅いんで、こういう形になるんじゃないかな。

ダフニスが輪に波を立ててる画像の時も思ったけど、波立ちはけっこう早くに落ち着いてしまうんだな。空気抵抗がないんで、いったん揺れたらかなり長い間揺れ続けるような気がするが。縦運動の減衰システムは何なんだろ。

減衰するってことは、エネルギーが熱として発散してる気がする。そのぶんどっかからエネルギーが供給されて、供給源は持ってるエネルギーを減らす気がする。

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2017.8.9 水曜
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衛星萌え: プロメテウス(土星) その7

輪に縦運動をもたらすのは羊飼い衛星。羊飼い衛星の公転エネルギーが、そのエネルギーの供給源じゃないかと。となると、羊飼い衛星の公転軌道は徐々に小さくなっていくのでは、と思うが。

んー、減衰って熱エネルギーの発散じゃなく、羊飼い衛星にエネルギーを返すことで減衰するんだろうか。スイングバイ的なやり取りとか。だったら釣り合うんだけど、そうだとしても、どんな仕組みなのかはおいらわからんす。

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2017.8.10 木曜
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リングメーカーと呼ばれる宇宙人

やべえネタ拾っつまった。

【衝撃】「土星の輪は宇宙人(リングメーカー)が製造した」元NASA研究者が暴露! 輪の中に隠れて増殖していることも判明! - TOCANA

衝撃のその内容は記事に譲るとして、一番やべえのは、この説を主張してるノーマン・バーグラン博士の写真だよな。

蝶ネクタイと柄がステキすぐるww

んでリングメーカーの証拠画像みたいに掲出されてる、土星の細い輪の乱れってさ、これ羊飼い衛星が搔き回したやつじゃね?

この前のログで出した F リングだよねこれ。その外側なんで、プロメテウスではないな。しかしこの衛星、輪を波立たせるどころか、かなり輪から剝ぎ取ってる感じ。いずれ F リングが吸い尽くされてなくなっちまうんじゃないかねぇ。

って記事内容を完全無視しちまったww

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2017.8.11 金曜
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自殺考 その7

おお、日本の自殺率、いい感じで下がってきたなー。

元から低いイギリス・イタリアは一定だけど、その他のヨーロッパ諸国もだいたいみんな長期的に下落傾向。その流れにようやく乗れた感じ。

ヨーロッパがみんな下がってるんで、日本の順位は主要国の中じゃあんまし変動なさそうだけど、本当だいぶいい感じになってきたね。

つかかつて自殺大国だったロシアが、とうとう日本を下回ったですな。ハンガリーも同じくらい。日本と三つ巴のいい勝負を展開中。

韓国はもうなんてーか、歯止めがきかない感じ。日本じゃ若者の自殺率が高いのに対して、韓国じゃ老人の自殺率が高いとか。年金とか老人ホームとかの整備・運用がうまくいってないのかな。

日本の若年層の自殺の原因は、いじめや過労かな。それでも、ただなんとなく雰囲気的に、簡単に自殺を選んでしまうってのは減ってきてるような気がする。

前に書いたかもだけど、バブル崩壊後の自殺率がガツ上がりした時期って、経済的に行き詰まった例もかなりあるだろうけど、日本の世の中がまだ自嘲モードだったたわな。日本ってのは世界の中であんましよろしくない部類の国なんだって思い込んでたというか。しかも世界から嫌われてると思い込んでたというか。

それが2002年のサッカーワールドカップ開催やら2011年の東日本大震災やら、国家的な良いことや悪いことがあるたび、実は外国の人たちは案外日本を羨んでくれたり、仰ぎ見てくれたり、好意を持ってくれてたりなことがわかってな。

日本の世の中はそんなに悲観すべきものじゃなかったってことに、日本人は気づいてしまった。

日本の自殺率が下がってるのって、けっこうこんな感じで、世の中の雰囲気に自分の雰囲気が流されてな感じもあるんじゃないかなと。個々の自殺志願者が、他の選択肢を排してまで自殺を決行するのも、たぶん大抵はその人の気分がベースだろうしな。

身の回りやテレビなんかで自殺した例に日常的に触れてると、自分についてもハードルが低くなってしまうものかもな。てことは、その世の中でいったん自殺が定着してしまうと、それをなくするには、その世の中全体での長い年月と努力の継続が必要なんだろうな。んでようやく日本の世の中の雰囲気が改まって、雰囲気で流されてる系の決行が減ってきたってことなんじゃないかと。

それでも今はまだ欧米の1.5倍ってとこ。欧米並みになるには、ここからさらに減らしていかないと、ってあたり。けど希望が見えてきた感が嬉しいですな。

日本の場合、2009 → 2010年の現象は誤差の範囲内に見えなくもないけど、2011年からは有意に減ってるよね。震災の影響かな。

当時の「被災地で自殺が増えてる」っつう報道は覚えてるけど、日本全体としては率が下がってた。あの大災害のインパクト、自殺したくなるのとは反対向きに作用したのかもな。国ごと世界中に支えてもらったしな。

そういう心理的な影響は年ごとに減っていくはず。けど2012年以降も、いいペースで続落しとりますな。世の中の反自殺の雰囲気作りが進んできた中で、震災がその発動の引き金になったのかな。

あと高度経済成長期とバブル期に自殺率が落ちてるんで、経済問題での自殺の割合が高そうなわけで。ずっと続落してるってのは、アベノミクスが効いてるってことかな。新聞とかじゃ失敗だと叩かれてるけど。

今の安倍政権誕生の実質的な時期は2012年の12月あたりだった(安倍さんが自民党総裁になった時。まだ野党だったけど)。その前の民主党政権の頃から流れができてたのを説明しきれてないわな。

好転の原因をおいらはきちんと特定できないけど、いい傾向にあるのがわかってよかったですよ。

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2017.8.12 土曜
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紡唄 -つむぎうた- / Kitty'er Rio

ほぼじゅびふぉ に、超久々に新入荷だす。

Yukarin さんの英訳詞ほぼそのままだけど、ちょっとだけ変えてあったよ。そこを拾いつつ、公開済みの Yukarin 詞の日本語反訳に突っ込みどころを見つけてこっそり修正しつつww

中国の歌のスタイルは基本、同じ歌詞を2回歌うことになってるらしい。DATEKEN さんの原作はそのままの中国スタイル。Yukarin 版もそこは踏襲。

一方 Kitty'er Rio さんは2番を少しだけ変えて、普通の言い回しなのに「おおっ」てな感じに持って行った。

DATEKEN さんは音声では中国スタイルにしつつ、日本語での歌詞の記述は1番と2番とで変えてる。1番は漢字仮名交じり。2番は全部ひらがな。

Yukarin 版の日本語反訳でもそこを再現したけど、Kitty'er Rio 版は1番と2番で歌詞がまったく同じではないってことで、どっちも漢字仮名交じりにしてみたですよ。その方が違いが浮き立つかと思って。

銘板左端銘板銘板右端

いやねえもうほんとあれで。

ほぼじゅびふぉ をずっといじれてなかったもんだから、その間に消えてた作品動画がけっこうあって。

そこらへん全部調べたら30曲以上でさ。対応したらなんだか寂しくてな。

てなことで、新たな反訳を作らなくていい作品ってことで、今日は1ページだけ追加してみたですよ。

Juby さんの新作も相当たまってるなぁ。

銘板左端銘板銘板右端

新作が入るとしばらくの間「★新規入荷★」と赤文字で表示されるようにしたんだけど、これだけじゃ目立たんなぁ。リストの中に埋もれてしまうなぁ。

一番上に新着リストの形で出そうかな。

銘板
2017.8.13 日曜
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Tell Your World / Kitty'er Rio

Tell You World って公式の英語歌詞があるんだな。それで歌ってくれたのが Kitty'er Rio さん。

この英語版の意図は、日本語原詩をなるべく忠実に再現することな気がする。

JoyDreamer さん他がご自分でわざわざ英訳詞を組んで歌ってるのは、英語話者としては公式版の歌詞がそこまでのものじゃないってことなんだろうか。

おいらにはそこを判断できるセンスがないんでわからんけど。

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2017.8.14 月曜
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後で突如役に立ったこと 1

ログの 2013.12.13 っつうと4年近くも前か。前方散乱っつうありふれた物理現象の原理がまったく理解できんっつうのを書いた。これなんとなくわかったような。当たってるかどうかはわからんけど、ひとつ見当がついたというか。

前方散乱ってのは、「光が透ける」現象ですな。ガラスみたいな透明な大きな固体の話じゃなく、髪の毛や綿ぼこりみたいな直径が小さな物体が、背後の光を受けて輝いて見える的なもの。普通に考えると、物体に光が当たると、吸収か反射なわけで。反射の場合、光が来た方向や横向きの反射が多くなるはずなわけで(後方散乱)。浅い角度での反射ならわかるけど、微小な物質の場合、どうも光が来た方向と同じ方向により多く光が回ってるらしくて。その微小物質の表面じゃ何が起きて「透ける」のか、それがわからんくて。大きな物質とは何が違うのかと。

微小物質の周辺部分って、微小ゆえに透明なんじゃないのか、だから前方散乱が起きるんじゃないのか、そんな気がしてきた。

顕微鏡って背後から光を当てますな。それで試験片を透かして見ますな。だから試験片はすごく薄いものを使いますな。その感覚というか。

それでも透過は損失を発生させるんで、それだけじゃ輝いた感じにまではならんかもな。

そしたら、前回の資料に出てきたやつも上積みかな。微小粒子の側面で光の回折が起きてるとかいうやつ。こっちはこっちで光の波長に近いサイズの物体で起きる現象なんで、微小粒子の大きさによっては結構な影響が出るんじゃないかと。

仮説を思いつくだけで4年もかかっちまった。

あまりにもありふれたことなのに説明がつかないものを見つけちまってさ、思い出しては腑に落ちてない状態が気持ち悪かったですよ。

銘板
2017.8.15 火曜
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後で突如役に立ったこと 2

この謎を長く放置してたのって、おいらの実生活で役に立たなさそうな、しょうもない雑学な感じだったからでして。したら最近ちょいと事情が変わっちまって。

仕事絡みで、画像処理をウンヌンする機会が増えてしまって。ときどき、例えば人物の髪の輝きを絵的にどう解釈するかとかの判断の必要性があって。おいらそういう場合を説明できんといかん立場で。だったらそのあたりの現象をある程度理解できてないといかんくて。それが「前方散乱」という現象で、前方散乱ってのはこういうことなんだってのが少しはわかってると、解釈がラクになるわけで。

その意味じゃ実生活にもろに役立ってるわけで。実用上の意味が出てきたんで、ついこないだ前方散乱の謎を思い出して、「今度こそは」って感じになったと。

画像処理や画像の意味的解釈ってことで、11年前にあまり深く考えずに取ったカラーコーディネーター資格の知識もまた役に立ってたり、15年くらい前からいじり始めた GIMP の操作方法もまた、てな感じ。

この方面の立ち上げ時に「手伝ってくれないか」と声をかけてもらえたのは、GIMP を扱える人を探してたからだそうで。事業立ち上げのコスト削減で、オーバースペックかつ有料の Photoshop を避けて、GIMP で間に合わせる方針になったそうな。あと画像系だけど Mac 以外でと。普通の PC の方が安いからな。

担当者さん、おいらが Linux で GIMP を使ってるっうのを知って、さらなるコストダウン案で、中古 PC に Linux っつう案も作ったらしい。おいらは乗り気だったけど結局、立ち上げ時点で GIMP だけならまだしも OS までも経験者が一人だけなのは怖いっつう意見があったらしく。Linux 案はボツで Windows で行くことになった。

結果でいうと Windows で正解だった感じ。GIMP もだんだんおいらじゃわからんところまでいじるようになって、そうなるといちいち検索でやり方を探すわけで。で、Windows 環境の場合ってのが一番よくヒットする。その次が Mac 環境の場合。Linux 環境では、ってのはほぼ見つからない。てなことで。

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2017.8.16 水曜
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後で突如役に立ったこと 3

事業の計画段階に戻ると、GIMP で行くことにしたのはいいものの、担当者さんの周りには「Mac で Photoshop ならやれるけど、Windows で GIMP はちょっと……」というバリバリのプロな方々ばかりだったようで。そんな中、趣味レベルでも GIMP 経験者が一人でもいると助かるってことになって、そういう都合のいい人を探し回ってたらしく。

おいら GIMP は個人的に Mac, FreeBSD, Linux で使ってるわけで。Windows は2つ前の職場で使ってたわけで。Windows + GIMP の環境は1つ前の職場で使ってたわけで。

GIMP を触ったことある人って意外に少ない上に、主要 OS 全部で GIMP をいじったことある人って絶望的なほどいないわけで。そういう都合のいい人として抜擢されてしまったですよ。

運営のボスは Mac + Photoshop なプロ職人。

Windows も GIMP も触ったことない方。

そこをおいらで埋め合わせる計画。

OS は 一時期 Linux が優位だったのが Windows に翻った。まったく影響なしwwww

そんなこんなでおいら GIMP マスター呼ばわりされるに至ってしまったwwww

称号の決め手になったのは、アイコンのキャラの名前(ウィルバー)を知ってたことwwwww

実は狭く浅くしかできないのにwwwwww

開始直後からすごいバレまくってるヤバいwwwwwwww

この事業の皆さんはもう Windows + GIMP を抵抗なくバンバン使えるようになった。「GIMP で OS 何でもばっちこい」っつうおいらの売りも、そんなわけでどうでもよくなった。新事業立ち上げの不安な点をカバーする役割を果たせたかと。

てことで前方散乱の原理にしろ GIMP マスターwにしろ、世の中いつ何が役に立つかわからんもんですな。

銘板
2017.8.17 木曜
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サトラレ

その GIMP を使う業務中ですね、画像処理系は根詰め作業になりがちなんで、いつも BGM をかけてるんですよ。YouTube の作業用 BGM シリーズが多いけど、飽きてきたんで最近はリクエストにお応えしたりするんですよ。

若い人たちってやっぱしというか、ボカロがしっかり市民権を持ってるというか(そういや今月末でミク発売10周年だな)。てことでボカロ曲のリクエストあり。YouTube リストを見つけてかけて。

おいらもまた自分の仕事に戻って没頭。

曲は『千本桜』。

♪浮世の隨(まにま)に

『だだっだだー だっだだっ』。思わず心の中で掛け声かけるおいらさ。

直後、根詰め作業中の隣席の20代女性(リクエスト元)、腹筋崩壊wwwwwww

おいら心の中の掛け声を口走っちまったっぽい……。

銘板
2017.8.18 金曜
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3作品入荷

ほぼじゅびふぉ、ちょっとだけ再始動しとりますです。

あーもう Juby さん最高。曲はいわゆるミクうただけど、実際にネットを通じて世界に才能を発信し続ける Juby さんともろかぶってるよ。

Zoozbuh さんすげー上手くなったな。男性の歌い手は希少なんで、ほぼじゅびふぉ の財産としても嬉しい限りですよ。

新規エントリーの Chi Rin さんは、フランス語で歌ってみたの方。もしかしてと動画リストを見たらば、やっぱりというか英語でもいくつか歌っておられたんで、まずは1曲入れてみますた。

銘板
2017.8.19 土曜
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上達されてた

Juby さんの新作をしばらく聴かないでいるうちに、ますます上手くなってたですよ。

避けてると思ってたビブラートやコブシをサラッと入れたりして。

銘板
2017.8.20 日曜
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ノリノリ系もますますノリノリな Juby 様

かっこええ。マジかっこええよ。

今回の作品は元々が英語歌詞の曲。日本語原詩はないっす。

動画の設定で「翻訳 → 日本語」を選ぶと、どなたかの作の日本語訳が出てる。おいらの訳とはいろいろ違うけど、向こうの訳はこれはまたこれでアバウトでな。こっちのもそんな精度が高いわけじゃないんで、両方読みながらだと歌詞の意味をより掴めるかと。

てか歌詞中の "You" って人間のことじゃなく、野火(wildfire)そのもののことだったんだな。そこらへん行間を読めないおいらが反訳すること自体がアレな気がしてきた……。

あと原曲動画が消えてしまってるんだわ。すごくかっこいい曲なのに。もしかしてこれが理由かなってのを見つけた。

WILDFIRE!! - Vocaloid Wiki

によると、

WARNING: This song contains questionable lyrics and themes; it may be inappropriate for younger audiences.

警告: この曲には疑問の余地のある歌詞と主題が含まれています。年少者が聴くには不適切かもしれません。

けしからん内容だからって叩かれたのかも。

日本は歌詞のモラルにはけっこう大らかというか。対してアメリカってそこらは敏感だよな。

日本の感覚だと「だって歌詞の世界の話でしょ」「現実でやったらただの馬鹿だろ」て感じかと。夜の校舎 窓ガラス壊してまわったり、盗んだバイクで走り出したり、歌詞の中ならアリだもんな。

その視点だと、アメリカの世の中は日本より物騒だからな。影響を受けて現実で真似する人が時々いるってことで、犯罪や背徳を助長するかのような歌詞を激しく拒否する人ってけっこういそう。

つか尾崎豊の時代で、感化されて本当に校舎の窓ガラスを叩き割ったのが全国でいたような。けど尾崎は今もその年代の気持ちの代弁者として、世の中の支持を集めてるわな。当時その年代だった人たちはもうオッサンオバサンなわけで。分別ある年齢層かつ世の中の中核層なんだけど、別に今でもフツーにその歌詞に共感して受け入れてるっつうか。

「あの頃は自分もそういう気持ちだった」なんてノスタルジーの対象でもあったり、今自分が接してる若者の気持ちを理解する手がかりにしたり、若者の中で尾崎豊にハマってる人を見かけてむしろ安心したりで、肯定的に捉えられてるような。

その肯定性の鍵になるのが「だって歌詞の世界の話でしょ」「現実でやったらただの馬鹿だろ」っつう感覚じゃないかなと。

アメリカ社会ってそこらへんのモラルにうるさいのに、なんで犯罪が多いんだろね。

〓ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ⊂<回 ←仕切りジッパー

そういや日本でもミク発売直後の盛り上がりの時期に、歌詞のモラルで一悶着あったらしくて。おいらがハマりだした頃にはもう終わってたけど、なんでもデッドボール P という方の歌詞の性的表現がアレだったとか。ニコニコ動画側から垢BAN食らったとか。ただ、ギャラリーには性的表現っつうより面白さで大ウケだったとかww

デッドボール P が名前を変えて、別人として良作を産んでたりするといいなーとか。

〓ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ⊂<回 ←仕切りジッパー

kateriinu2 さんの『しかばねの踊り』が消えたのも、モラル的にツッコまれちゃったんだろうか。だとしたら、おいらの感覚だと、この程度で野暮なことだなーと思ったり。日本語原曲はまったく問題なく存在してて、今も人気だぞ。

あーもう きくお P の原曲また聴いちまったよ。随所でいちいち笑っちまうwwwww

この方面での日本の世の中の寛容さって、水木しげるが作り上げたものなのかもな。

〓ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ⊂<回 ←仕切りジッパー

盗んだバイクで走り出す方は……とりあえずあの時代、ドラマ『西部警察』じゃ刑事役の舘ひろしが、偶然近くに停めてあるスズキのバイク(必ずキー付き)に勝手に乗って犯人追跡っつう展開がよくあったww あの時代はオッケーだったわけでもなかったがwww

銘板
2017.8.21 月曜
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彷徨の ZERO-G その1

Crusher-P の作品を漁ってたら、すげーのが出てきた。

Prima すげえ。つかあの Prima をここまで調教できる Crusher-P マジすげえ。

Prima の印象っつうと、声の主はプロのソプラノ歌手らしいけど、そのまんまじゃ V2 的なシュリシュリと擦れるようなロボ声で、ソプラノの持ち味が相殺されてるっつうか。さらに、調教はかなりのじゃじゃ馬でなかなか言うこと聞いてくれないっつう噂で。

こんな感じで。時々高音が綺麗に出るけど、実力の片鱗だけ見せるのがやっとな印象だった。

Prima ってまだ売ってるのかわからんけど、実は調教のしようによっては、すごいところまで行けるんだな。

銘板
2017.8.22 火曜
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彷徨の ZERO-G その2

けど発売元の ZERO-G は、Prima の後に発売したソニカをイチオシするようになってな。ソニカはボカロが盛り上がってる日本市場を強く意識したものの、その場合に最重要なパッケージ絵でいろいろやらかしてしまってな。後でプロのイラストレーターを動員して大幅修正したけど手遅れな感じで。

なんてーか、キャラの最初(下の画像の上の方)も2番目(下の画像の下の方)も、言っちゃなんだけど、美人だけど愛想悪そうでな。クールビューティを狙ったのかもだけど、そこらへんでターゲット市場攻略の甘さが出てるような。

つか海外ボカロメーカーの ZERO-G と PowerFX がいろいろがんばってわかったのは、「日本じゃ日本語ができないボカロはウケない」ってことだったかと。

あと「有名 P がメインで使ってくれるかどうか」も大事っぽい。ちょいワル P っつう、わざわざ海外ボカロを使ってるからウケてる例外もあるにはあるけど、メーカーにとってはあまり望んだウケ方じゃなさそうwww

けどここにヒントがあるような。

日本市場での英語ボカロでウケてる立ち位置は、英語訛りの日本語で歌うってこと。じゃあさ、ボカロエディタに日本語版も装備すれば済むことなんじゃないかと。英語の音素の数は日本語よりかなり多い。英語訛りだけど日本語の発音を再現ってのは充分できるはずで。ボカロが収蔵してる音声の数で言えば、日本語は英語の5分の1しかないらしい。

あとは日本語の音声に対応するものを英語の歌声テータベースで見つけて、日本語用エディタでその音声を使えるようにすればいいんじゃないかと。これで日本のボカロマスターにアピールできるんじゃないかと。

この手のアイデアは往々にして「言うは易し」だけどさ。

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2017.8.23 水曜
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彷徨の ZERO-G その3

ソニカのキャラ、日本ウケのために左腕にカタカナで「ソニカ」と刺青だかプリントだかをしてるわけで。これどっちの絵でもそうなわけで。しかし日本人にしてみると、自分の腕に自分の名前を書くのってどうなのかって気もする。そして肝心の日本人は「リニカ」と読んでしまったり。

成功してるクリプトンの真似だけど、パッケージのキャラ絵にこだわるのが既に真似なんで、番号を振るのまでは気が引けたんだろうな。だったらキャラに刻むのは ZERO-G のロゴでよかったんじゃないかと。

こっちのが断然かっこいいだろ。

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2017.8.24 木曜
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彷徨の ZERO-G その4

お、ZERO-G のボカロ特売ページの画像があった。

パッケ絵で試行錯誤してきた系譜が読めてしまう。ソニカに続いての AVANNA と DEX は日本のアニメ風。その次の DAINA はアメリカのアニメ風。しかしアメリカのアニメって色彩感覚が独特だよな。DAINA の場合、赤と青緑っつう正反対の色をぶつけてる。それがアメリカアニメ風に見せてるね。<ぼそっ>カラーコーディネートではタブーな配色</ぼそっ>

そういや Tonio ってあったんだっけ。すっかり忘れてた。画像の左端の製品。Prima と同じコンセプトの男声版。声の主はプロのクラシック歌手だそうで。

その前の LEON, LOLA, MIRIAM はもう販売してないのかな。同じ V1 の MEIKO と KAITO は、V3 への2階級特進を果たしてパッケ絵も洗練されたが。この待遇の違い、会社単位でのボカロの売り上げの違いなのかな。結局海外でのボカロ市場も、日本製の英語対応版が強いみたいでな。

英語の国のボカロメーカーなのに、英語圏の市場で波に乗り切れてない感じが歯がゆいような。当の ZERO-G が一番歯がゆいんだろうけど。

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2017.8.25 金曜
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PC デバイスに潜むキャラ

ちょwwwww

パソコンのマウスの移動距離の単位って「ミッキー」なのかよ。

Wikipedia「マウス_(コンピュータ): 概要」にそう書いてあるwwww

「1ミッキーはマウスの1/100インチの移動」だそうで。

「『ミッキー』の命名者はマイクロソフトのプログラマーだったクリス・ピーターズであり、ミッキーマウスに由来する一種のジョークとされる」ってまぁそうだろなww

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2017.8.26 土曜
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発明は寄せ集め 1

当たり前っちゃ当たり前だけど、新技術って過去の技術の寄せ集めなんだな。コンピュータってそういう名残があるよな。キーボードのキー配列はもろにタイプライターから来てるわな。その QWERTY 配列の出自は古すぎて不明らしいけど、それなりに効率を重視して決められたものらしい。タイプライター起源ってことで記号類は追加だったんだろうな。そこらは端っこに置かれてしまったんで、プログラミングじゃ微妙に打ちにくかったり。

日本語のカナ入力の配列は電電公社が効率を考えて決めた、とかいう話を聞いたことがある。けどこれもまた小指や薬指の出番が多くてな。しかもア行、カ行とかの行ごとにキーが集まってたりして、そこまで本気で効率重視したとも思えん感じだし。ローマ字入力はその点 QWERTY の恩恵でけっこうラクではあるけど、打鍵数ではカナ入力のほうが少なくてラクっつう痛し痒し。

んで「定着してしまった」の影響力は大きく。QWERTY より合理的なキー配列があるらしく。日本語でももっと打ち込みやすい配列があるらしく。でも普及どころかまったく話の俎上に上らない有様。

つかワープロの時代にはカナ入力が定着してたはずなのに、いつの間にかローマ字入力に取って代わられてしまってな。学校でのパソコン教育でローマ字入力が選ばれた時点で決着ついてしまった。カナ派のおいらは納得いかないところww 多数派の中には「キーに書いてある平仮名いらねーだろ無駄だろ」なんて暴言吐くやつまで出る始末。まーおいらはもう要らないけどな。カナ入力タッチタイピングだからwwww

もうひとつ、コンピュータは寄せ集め技術だなーと思うのが、改行コードが3つもあるところ。この出自は テレックス らしい。電話回線越しでタイプライターを遠隔操作するやつ。手元のタイプライターで打った内容を電気信号に変換して、別な場所の出力用タイプライターに送るわけで。電報の裏方みたいなもんかな。

その操作用の信号で、キャリッジリターン(CR: 行頭に戻る)とラインフィード(LF: 一行送る)とが別々に設定されてたわけで。これタイプライターの操作じゃ別々の動作なんで別々の信号が必要になるけど、コンピュータの OS 内じゃ好きに設定すればいいだけの話なんで、それぞれの OS でそれぞれの規格になってしまった。UNIX だと LF。昔の Mac OS だと CR。MS-DOS と Windows だと CR + LF。

最も古式に則ってるのが Windows っつうのが、なんか違和感あるww

UNIX は省略表記文化なんで(理由1: 昔は動作速度が遅くてメモリも高価で容量も少なくて、文字数の節約に実用上の意味があったらしい。理由2: コンピュータはそもそも人間がラクをするための道具なんで、操作の手数を少しでも減らすのが正義っつう考え方)、CR か LF のどっちかでいいべってことで LF になったんだろうな。旧 Mac OS が CR にしたのは…… UNIX が LF だから、余ってる方を取ったのかなwwww

そんな Mac も今は UNIX の一派。改行は LF になって、CR は無事に絶滅しましたとさ。あとは Windows (CR + LF) vs UNIX (LF) でどっちかに決着していただきたいところ。

あとコンピュータのモニタはテレビからの流用だしな。かつてテレビやコンピュータで使ってたブラウン管もまた、昔の心電図でおなじみのオシロスコープが原型だしな。

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2017.8.27 日曜
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発明は寄せ集め 2

そういや電報もまた知らんうちにほぼ絶滅しちまってたな。儀式的な祝電くらいしか需要がないというか、それでも祝電で需要を確保してるというか。

メールが直接取って代わってしまったけど、実用としてはその前に、電話の普及でかなり活躍の場を削がれてしまってたんじゃないかと。

メールはトドメを刺した形かな。

そしてケータイメールで屍に鞭打ち。

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2017.8.28 月曜
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発明は寄せ集め 3

電報の活躍の場といえば、かつてアマチュア天文家が彗星・小惑星・新星・超新星を発見したならば、国立天文台に電報を打つことになってたそうな。コメットハンター関勉著『星空の狩人』に書いてあった。新天体の発見って国際的な競争なんで、報告のスピードが大事なんだろうな。国内にもライバルたちがいるし。

しかし国立天文台、夜中に「電報でーす!」とドアを叩かれてたのか。宿直さんはおちおち寝てられなくて大変だったろうなーとか思ったら、夜中こそ天文台の活動時間だったwww むしろ世の中に合わせた昼間の事務仕事の方が大変だったろうな。

発見者も、自力での確認ができるや否や電電公社に駆け込んで電報を打ったんだろうな。それとも電報って、電電公社宛の電話で受け付けできたんだろうか。それならだいぶラクだな。ちゃんとやったことないからわからん。

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2017.8.29 火曜
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発明は寄せ集め 4

つか2回あった。

1回目はインターネットのイの字もない時代。NTT の局に行って祝電を打ってもらった。先方の対応はなんだか全然慣れてなくてな。明らかに慌てた様子で「しょっしょ少々お待ちください」。準備が整うまで10分くらい待たされた。てことは電話受付するのが普通なのかな。知らない人に文面を聞いてもらうのってけっこう恥ずかしいと思うが。

あーそうかあの時そうだった。テーブルと椅子と電話機1コずつで誰もいないし壁もまっさらっつうシュールな部屋に通されて、そこから電話で申し込んだわ。電報の文面を聞いてもらうのが恥ずかしいっつうのはその時の感覚。

2回目はインターネット普及後。自宅から NTT のサイトにつないで、友達に遊びで打ち込んでみた。「D メール」とかいうサービス名になってた。

友達、不意の自宅アタック「電報でーす!」に案の定ビビりまくったらしいwwww

皆さんもドッキリとか嫌がらせにひとつどうですかwwwwww

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2017.8.30 水曜
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遅ればせながらなのに新発見

金星探査機 あかつき またしてもなんだかすごい発見したっぽいよ。厳密には あかつき はデータ取得装置なんで、そのデータから現象を発見したのは地上にいる研究チームですな。ともあれ。

sorae.jp の「太陽系最大の謎」はまぁ人によってどれが最大か違いがあるかもだけどw NASA だとたぶん、(予算獲得的な意味で)「地球外生命があるのかないのか」だろうし。

けど金星の大気流の仕組みがよくわかってないってのは本当なわけで。有名なのがスーパーローテーションという現象。どうも大気がやたら濃くて自転速度がやたら遅い星に発生しがちらしく、金星以外じゃ土星の衛星タイタンもスーパーローテーションが吹き荒れてるらしい。

金星のスーパーローテーションは、大気のかなり高層部で起きてるそうな(高度 70km くらい)。まー地球からの観測でもわかるそうだからな。今回 あかつき が見つけた大気流は、高度 40km 以下の赤道での強い気流だそうで。今まではこの部分は比較的弱い風しか吹いてないと思われてたそうで。先立つヨーロッパの探査機ビーナス・エスクプレスでの同じような観測でも、この気流は見つからなかったそうで。

てことで、あかつき が見つけたのは、時期的に発生したりしなかったりっつうものらしい。

そういや あかつき が金星周回軌道に入るなり見つけた、雲の南北に走る弓状の巨大模様も、発生したりしなかったりなんだよな。たまたま見つかったやつで。

ここらへん、あかつき が初めて見つけた現象なんだわな。過去、旧ソ連、アメリカ、ヨーロッパが探査機を送り込んでる。国別では あかつき は4番目ってことになる。今まで20機くらいは行ってるのに新発見ってのはどういうことなんだろ。あかつき がそれだけ質のいい観測をしてるってことなら嬉しいが。

記者会見によると、

直近の金星探査機ビーナス・エスクプレスは極軌道を回ってたんで、赤道ジェットの発見にはあまり適してない状態だったらしい。あかつき はスーパーローテーションの観測を重視してるんで、軌道傾斜角は公転面に対して3°(資料)。赤道を常に見てられる軌道ってことで、やっぱしたまたま見つかったってやつで。

今年の3月の発表で、あかつきの赤外線カメラ2台(IR1, IR2)が故障して動作してないらしい(資料)。おいらは今知ったけど。んで今回の発表はその IR2 によるものだそうで。記者会見では、故障前に取得したデータを解析中で、これからが あかつき の収穫期なんだそうで。カメラが直るといいけど、そうじゃなくても既にかなり詳細・膨大なデータを手にしてる状態らしい。

宇宙探査って、探査が終わった何年も後にひょっこり新発見の報が出たりするんだよな。膨大なデータを整理し直したり、既出の論文から出した推論を元にデータを再分析したり、それでタイムラグが生じるわけで。

お、カメラ故障の発表の中で、IR2 が雲底で渦を観測したことも出てる。これまた金星大気じゃ初の発見なんだな。見た感じカルマン渦っぽい。この上流に単独のでっかい山があるのかもな。カルマン渦は、地球の気象現象だと韓国の済州島のが有名だわな(2007-02-15-Karman渦 - 高知大学気象情報頁 Wiki)

あかつき は金星探査機の順番としては全然トップ集団に入ってないけど、新成果を上げ続けてるなぁ。過去の探査の成果を踏まえつつ、手薄なところをしっかり狙って探査計画を立ててるのがよくわかる。「たまたま見つかった」とか書いちまったけど、その「たまたま」の新発見ができるように用意してあったってことで。

松浦晋也著の『小惑星探査機『はやぶさ2』の挑戦』で、科学探査機開発での、工学側と理学側の論点のぶつかり合いが見れる。

はやぶさ2開発の双方の各担当者へのインタビューなんだけど、工学側は「誰も行ったことない星なんだから、とにかく行けば必ず何かすごい発見がある」。理学側は「それじゃだめだ。何を発見できるのかを先に把握しておかなければならない」。

これって一見、理学側の言い分がおかしい感じがする。けど宇宙探査計画は巨額なんで、同じ対象の探査に次があるかどうかわからんわけで。そのあとしばらく追加探査しなくていいだけの成果を一発で出さなきゃいかんわけで。そうなると、探査機に積まれるセンサー類は、過酷な環境や無茶な質量・サイズ制限に耐えつつも最高品質の性能がなきゃいかんわけで。そうなると、取得すべきデータの範囲を事前にきちんと絞り込めてなきゃいかんわけで。

理学側が言いたいのは、できるだけ狙い撃ちしたいってことなわけで。せっかくの探査の機会に、取りこぼしだらけで見どころも外したデータしか手にできないんじゃあんまし意味がないってことで。未知の星に行くだけできっと何か大発見があるのはわかるけど、それじゃ大まかすぎて、もっと発見できるはずのものが発見できない、もっと解明できるはずの謎が解明できないってわけで。

『小惑星探査機『はやぶさ2』の挑戦』じゃその問題は、はやぶさ2の開発で表面化、未解決だけど改善しつつある、て感じの流れ。けど理学主導の あかつき の新発見を見ると、的を絞った計画とセンサーあってこそとわかる。理学側の言い分もまた説得力あるなーと。

ただ、的を絞るってのはその前の観測・探査の成果あってのもの。ここを重視しすぎると、まったく未知の探査対象に一番乗りできないってことになる。

てことで理学側の言い分が通じるのは、過去に誰かが調べた星の、そのまた特定の分野いくつかを詳しく再調査する場合のこと。精密調査だね。その路線で あかつき は成功してるってこと。はやぶさシリーズはそうじゃなく、誰も行ったことない星に一番乗りして調べ上げるわけで。

「だったら大まかな探査でいいじゃん。後の世の精密調査の礎にすりゃいいじゃん」と思うのが工学側。対して「自分たちでその星を探査できのは千載一遇なんだから、発見の成果はできるだけ自分たちで独占したい」と思うのが理学側。

で、わかってきた。科学上の発見に関して、工学側にとっては他人事なんですな。理学側にとってはモロに自分のこと。この違いが論点のぶつかり合いの元なんじゃないかと。

初代 はやぶさ を構想・計画・実行した川口淳一郎先生(工学教授)、日本の宇宙理学界にけっこうな難物というか、新しすぎるものを持ち込んでくれましたなww 日本の宇宙探査にとって新たな概念と方向性を実証して提示したってわけで。その提示と国民の声に押された次期計画 はやぶさ2を受け取らざるを得なかった理学側は大混乱って感じ。はやぶさ2は打ち上げ時期の制限がきつくて、これまた混乱に拍車をかけてしまったけど、この議論はどこかの時点で必要になるものだったとも思うよ。

打ち上げ時期の制限は、次回は10年後くらいだったらしいけど、急ぎ目のスケジュールで決めたのは正解だったかと。はやぶさ の小惑星サンプルリターン計画を横目で見つつ価値を見出したアメリカが、オシリス・レックスを立ち上げたからな。向こうはカネも人材も経験も豊富なんで、本気出してやり始めると開発がめちゃめちゃ速い。もたもたしてると先を越されちゃう。

つか小惑星探査の構想は日米同時スタートだった。共同開発するはずが、もたもたしてる日本を待ってられないメリケンさん、探査機ニア・シューメーカーを単独開発して小惑星エロスを探査してしまった(この時は片道探査)。そこで大逆転を狙って川口先生が放ったのが、小惑星サンプルリターン計画 MUSES-C(後の はやぶさ)だった。

んで はやぶさ2では工学・理学がぶつかり合いながらも、急ぎ目での打ち上げスケジュールに間に合った。そしてオシリス・レックスより先に C 型小惑星のサンプルリターンできることになった(初代みたいな地球帰還時期の延長がなければ)。日本の探査機開発はアメリカに比べて何もかも小規模なんで、以後のサンプルリターンは総合大手なアメリカにお株を奪われてしまうかも。でもその時が来るまではトップでいたいですなぁ。

金星には今までけっこうな数の探査機が訪れてるけど、まだまだよくわからんことだらけなんだな。あかつき は軌道投入再挑戦で金星の衛星になれたけど、5年の間に観測機器が劣化してしまったらしく。IR1, IR2 でのこれからの観測が難しそうってのが歯がゆいところ。それに再投入までで推進剤もだいぶ使ってしまって、観測に最適な軌道は諦めたっぽい。

このところ打ち上げロケットが価格競争で安くなってきてる。世界的に、2020年あたりから本格的に安くなるっぽい。その頃には宇宙機の製作技術も年月並みに上がって、小型化やコストダウンもできるんではないかって気もする。

イプシロンロケットで あかつき と同等の小型金星探査機の打ち上げ、できんもんですかねぇ。

イプシロンの打ち上げ性能は今のとこ低軌道1.5トン。あかつき はもともと M-V ロケット後期型(低軌道2.2トン)で打つことになってた。

ここだけ見ると、探査機の小型軽量化が成れば行けそうなような。

ただ、同じ対象でも新たな探査計画となると、理学側は前回以上の観測性能や新規の観測メニューを求めてきそう。工学側はそれを全部叶えようとしてしまう。そうなると設計や製作に無理が出て、のぞみ や ひとみ みたいなことになりそげなのが怖いかも。

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2017.8.31 木曜
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変革10年

2017年8月31日ですよ。ミク発売10周年の日ですよ。

10年前の今日を境に、世界の流れが変わった、と思う。大げさでなく。しかもめっさ面白い方向へwwww

おいらがボカロを知ってハマったのはそこから2カ月後なんで、ちょうど10年前はボカロのボの字も知らんくてな。てなわけで、今日が10周年だからって全然ドヤ顔できんけど。

とりあえずそんじゃあってことで出してみる曲は、これどうかな。

野菜(831)ジュースの歌だからってだけww

しかしおいらもよくここまでボカロファンやってられたもんだなと。めっきりニコニコには出入りしなくなっちまったけど、カーステじゃ毎日ボカロ曲かけまくりですよ。

ボカロ派生というか、この前ローソンに行ったらですね、そのときカーステじゃ和楽器バンドの『天樂』かかってたんですよ。クルマ降りたらまだかかってるんですよ。鍵は手に持ってるのに。

隣のクルマからだったwwwww

あと、八戸市内で時々ミクの痛車を見かける。見るたびなんかニヤニヤしちまう。

おいらのボカロファンぶり派生というか、ニコニコにはあんまし行かなくなってるけど、今も関連自作サイト2件運営中だしな。楔形文字ワープロ くりごはんほぼじゅびふぉ と。

相変わらず主流から外れまくりでド辺境の自己満足物件ですな。あーそういえば ほぼじゅびふぉ は、どっかの Q&A サイトでリンク貼られてるの見かけたっけな。Q:「このボカロ曲の英語版ありませんか」、A: 「動画はこれです。歌詞と日本語訳はコチラで」てな感じで。Google のスパイダー(クローラー検索ロボットと同義)さんに招待状を出した甲斐あったわ。

というわけで、まったく誰一人にさえ知られてないわけではないらしく。

「英語で歌ってみた」関連の情報は、日本国内じゃ今のとこそんなに需要ないっぽい。けどもし何かのきっかけで「英語で歌ってみた」がブレイクすることがあれば、その暁には ほぼじゅびふぉ に怒涛の波が来るんじゃないかウヘヘとか妄想したりもしなくなってしばらく経つwww

海外じゃ「英語で歌ってみた」はかなり盛況なんだけど、ほぼじゅびふぉ は日本国内向けの内容でしかないんで、海外のだっぱんだっぱんしまくりな波にもやっぱし乗れてなかったりww

けどニートしてて新規入荷を毎日ザクザクこなしてた折、一瞬「あれ? Juby さんこのサイト見てくれてる?」と思えるような事象が発生しまして。いやーもう勘違い率9割くらいありそうだったけど、なんかもうほんともう、「だとしたらだとしたらウキャー」なんてノリで嬉しくて嬉しくて。

そんなこんなで、発売10周年の今日も世界を変革しつつあるミク。ていうかボカロ界隈の住人たち。自前サイトっつうド辺境でこっそり勝手なことしてるおいらもその中に入ってるといいなと願いつつ。

どっかに「おめでとう!」と入れたいものの、ミクを人みたいに扱うには既に小っ恥ずかしすぐる年齢層のおいら。小っ恥ずかしくないのを取り繕ってるわけじゃなく、実際それは小っ恥ずかしい。

クリプトン・フューチャー・メディア社宛で祝辞を書くのも気取りすぎな気もするし。

てことで「おめでとう!」は特にナシで。

祝辞の代わりに謝辞を。

ボカロや関連曲、関連動画とかでおいらをいつも楽しませてくれるクリエイターやメーカーの皆さん、本当にありがとう!

おいらは今までもこれからも皆さんのファンですよ。(こっそりだけど)ずっと声援を送らせてくださいね。

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