ひとりごちるゆんず 2015年12月
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2015.12.1 火曜
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鳥でいきましょー

昨日のログ 関連で。

今まで何度か「ASTRO-H の愛称は『いかるが』で」といささかしつこく主張してるんだけどww、日本のX線天文衛星の名前をちょいと調べてみた。カッコ内は、打ち上げ成功から機能停止までの期間。

  1. はくちょう, CORSA-b(1979/2/21〜1985/4/15: 約6年2カ月)
  2. てんま, ASTRO-B(1983/2/20〜1989/2/20: 約6年)
  3. ぎんが. ASTRO-C(1987/2/5〜1991/11/1: 約4年9カ月)
  4. あすか, ASTRO-D(1993/2/20〜2001/3/2: 約8年)
  5. すざく, ASTRO-EII(2005/7/10〜2015/6/1: 約9年10カ月)
  6. ASTRO-H(2015年度)

名前でわかるのは、ぎんが 以外は飛ぶ動物ってことですなぁ。鳥の名前は5つのうち3つ。次もやっぱし鳥なんじゃないかと。

最初が はくちょう になった由来は、「はくちょう座にあるブラックホール候補天体をX線で観測する」てところかららしい。だからもしその天体が てんびん座なり おひつじ座なりにあったなら、その衛星の命名は はくちょう にはならなかったわけで。

んでまぁ てんま でのイメージもあってか、あるいは ASTRO-D の形が鳥に似てたせいか、あすか でまた鳥関係に戻ったわけで。んで、すざく も ASTRO-H も鳥型ボディなわけで。やっぱし鳥だろ。んで「あすか」「すざく」と来たら「いかるが」かなと。

その一方、違う筋道でも考えてみたり。

日本の科学衛星の命名は、打ち上げ場所の地元に敬意を表すことがときどきある。日本初の衛星 おおすみ は大隅半島から、イプシロンロケット初号機で打ち上げた惑星分光観測衛星 ひさき は津代半島の先端の地名から。

ASTRO-H の打ち上げ場所は種子島。そしたら種子島にちなんだ野鳥の名前かもな、とも思ったり。てことで「種子島 鳥」で検索してみると、出るわ出るわ。南種子町の天然記念物・インギー鶏 の情報がwwww ケンカが強そうな、ご立派なルックスのニワトリwww

明治27年に種子島に漂着したイギリス船の船員から、救助のお礼にいただいたんだそうな。

うむー天然記念物だけど、けっこう最近導入された生き物なのだな。むしろ特産品として肉を売り出し中とな。天然記念物なのに。

南種子町では種の保存施策を行う一方、1995年度から食用として活用する施策を行い販路を開拓した。 2013年に天然記念物指定を受けたことで、指定を受けた88羽のインギー鶏は食用に供することができなくなったが、F1種のインギー地どりが食用として飼育、生産されている。

へえーそういうやり方があるんだ。いっぺん食べてみたいもんです。つか絶品に美味いとウワサのオオサンショウウオも、この方法でどうにか食えんもんかな。

……、

……、

……。

X線天文観測衛星「インギー」。

なんかちょっとよくわかんない感じw

つか沖縄の ヤンバルクイナ みたいなご当地特有で名物の野鳥って、種子島にはおらんのかいな。

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2015.12.2 水曜
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球団所属的ななにか

さらに昨日の続き。

ISAS 衛星の ASTRO シリーズって、しばらくの間は X 線衛星専門だったんだな。

ほうほう、ASTRO-A は ひのとり だったか。太陽観測衛星ですな。今の ISAS の太陽観測衛星は SOLAR シリーズになってるね。稼働中の ひので は SOLAR-B。

ASTRO-F は赤外線天文衛星 あかり。ASTRO-G は開発中にポシャったけど電波天文衛星だった。まー雑多ないろんな研究ジャンルの天文観測衛星がこのアストロ球団に一時所属しては、頃合いを見計らって独立するようになった感じがする。

次期赤外線天文衛星の開発名は SPiCA で、こっちもアストロ球団から独立となりそう。

で、日本の主力のはずの X 線天文衛星がいまだに在籍なのがむしろ不思議なような。それとも ASTRO は B 以降は X 線一族が世襲で仕切るものと決まって、他のジャンルの研究テーマや衛星が居候してる形なんだろうか。

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2015.12.3 木曜
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順調航行 はやぶさ2

はやぶさ2、地球スイングバイに成功した模様ですな。本当に成功したかどうかは後日判明。精密測定に日数がかかるから、てことらしい。けど慣性航法のみでパワースイングバイじゃないんで、事前の仕込みがうまくいけば、あとは放っておくだけだったわけで。慣性のみのスイングバイの最中に予期せぬことが起きるってのはあまり考えられないわけで。

あーでも、探査機が「夜」を経験するってのはちょっと重大なイベントだったかも。

基本、惑星間空間を飛ぶ探査機には四六時中、日光が降り注いでる。ずっと昼なわけで。だから探査機はそれに合せた設計になってるわけで。惑星の衛星になる探査機なら、夜の対策はしてある。でも はやぶさ シリーズの目標天体の重力はあまりにも小さいんで、特にそういう行程は想定してないはず。けどスイングバイすると大抵は、相手の天体の夜側を通過することになるわけで。そのときだけは、という特別な行事なわけで。

もちろん はやぶさ2 は地球スイングバイする前提で設計されてるんで、そこも抜かりなく対策されてるはずなわけで。とはいえ、あまり日常的なイベントでもないわけで。

スイングバイ後の軌道はたぶん大丈夫で、残りの懸念は「越夜」の温度変化と太陽光発電停止の影響だったけど、機器に問題がないってことで、きちんと成功したと捉えて良さそうだね。

初代の場合、地球スイングバイ前に巨大な太陽フレアに遭遇してしまってな。スイングバイ自体は完璧だったけど、それが後々のさまざまなトラブルで大変なことになる最初のきっかけだったわけで。

太陽フレアで太陽電池が劣化 → 発電量が低下 → イオンエンジンが出力低下 → 小惑星イトカワへの到着が3カ月遅延 → 6カ月滞在予定だったのが半減 → 現地探査予定がケツカッチン → 遅れて現地到着寸前に3基ある姿勢制御用リアクションホイール1個故障で、探査活動が大変なことに → 大急ぎの探査途中にリアクションホイールもう1個故障で、探査活動がもっと大変なことに → イトカワ現地探査最後の着陸ミッションが、ケツカチ+姿勢制御不良でさらに大変なことに → 着陸強行で不時着してしまい、たぶんその衝撃のせいで、姿勢制御スラスタ(RCS)の配管に不具合発生。燃料全量漏洩のため姿勢制御スラスタ全損 → いったん機体内に漏れた燃料が機体外のあらぬ方向に漏れて、その反動で機体は予期せぬスピンを開始 → リアクションホイールも姿勢制御スラスタも使えない → 太陽電池を太陽に向けられない → 発電が不充分 → 通信途絶で探査機失跡の瀬戸際に → 「こんなこともあろうかと」で奇跡の通信復活も、予想以上にダメージだらけなのが判明 → それぞれの解決策をその場で編み出しては投入しつつ、予定の3年遅れの2010年に地球帰還する行程へ → 予定外の長旅で、搭載してるコンピュータが宇宙放射線にやられて動作が怪しくなってきた & 頼みの綱のイオンエンジンが、寿命で停止したり出力低下したり → ついに、生きてるイオンエンジン2基のうち1基がご臨終 → 唯一生き残ったイオンエンジンも劣化で出力不足 → このままじゃ2010年の地球帰還は無理と確定 → さらに3年伸ばしても、それまでコンピュータとエンジンが持たなそう → エネルギーが尽きて手も足も出まい。どうするハヤブサよ → 大丈夫だ。こんなこともあろうかと、イオンエンジンの回路同士をダイオード(100円くらい)でつないでおいた → 根性と奇跡のミッションフルコンプリート

今回は今までのとこ順調だし不吉な兆しもない。さてこれから2年半後の2018年の夏、はやぶさ2は小惑星リュウグウに到着予定。来年4月からイオンエンジンでの動力飛行ですな。どうかつつがなく、宇宙の竜宮城に行けますように。地球の一部になった初代 はやぶさ、ファンと一緒に二代目を見守ってあげてくれ。

銘板左端銘板銘板右端

初代の再突入カプセルを祀った神社とかできんもんかな。

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2015.12.4 金曜
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3次元的にキツい旅

比較的小型の M-V ロケットで無理して打ち上げた初代 はやぶさ と違って、はやぶさ2 は M-V の5倍もの能力を持つ大型ロケットの H-IIA で打ち上げた。初代が EDVEGA 航法で地球スイングバイをしたのは、M-V の限界を補うためだった。

てことで、はやぶさ2でも EDVEGA をやるのが疑問だった。H-IIA の有り余るパワーで直行すればいいのに、と。実際、金星探査機 あかつき は構想じゃ M-V に乗る予定で、EDVEGA 的な地球スイングバイを経て金星に向かうはずだった。けど H-IIA に乗ることになって、金星直行コースを採った。それでもロケットにまだ余裕があったんで、ソーラー電力実証機 IKAROS も一緒に乗っかったほど。

はやぶさ2が乗った H-IIA 26号機に同乗した大物の宇宙機は PROCYON ですな。質量 65kg。はやぶさ2との合計は 665kg。あかつき・IKAROS 組の合計質量は 838kg だったんで、やっぱし相当の余裕があった。

なのになぜ EDVEGA なのか。

はやぶさ2の打ち上げ時、新聞記事で解説が出てたような。2015年12月に打ち上げて直行すると、結局はイオンエンジンと推進剤を多く使うことになって非効率、てな話だったような。小惑星リュウグウの軌道ってけっこう傾いてるみたいでな。イトカワの軌道傾斜角は地球とあまり変わらんかったような。そこが はやぶさ2の軌道計画を難しくしてたらしい。ええと(調べ中)イトカワの軌道傾斜角は1.622°、リュウグウは5.88°。おお、リュウグウ、イトカワの3.66倍もかぶいてるよ。そういうことだったのかな。

ちなみに金星の軌道傾斜角は3.39°で、こっちもかなりの角度だった。地球の自転軸は公転軌道面から23.4°傾いてる上に、日本の射場から打ち上げると、地球の赤道面に対して約30°の軌道傾斜角がついてしまうわけで、打ち上げ窓が開くタイミングがかなりシビアだったりもする。どんだけ待っても合わないってこともあるかも。そこらへん EDVEGA だとスイングバイ前の1年間である程度調整がつくし、スイングバイ行程ではもはや地軸の傾きも射場の地理的条件も関係ないわけで、そういう融通を効かせる意味もあったのかも。

はやぶさ2の目標天体(当時は 1999JU3 という記号で呼ばれてた)と軌道図が発表されたとき、楽勝と思ったんだわ。軌道図は、太陽系を真上から見た真俯瞰図だった。これを見る限りでは、エネルギー的にイトカワよりも地球に近いんで、イオンエンジンの負担も相当少ないだろうと。近い証拠に、公転が地球と同期する周期が長いわけで、ミッション期間もそれだけ長くなってた。よーしミッション期間が長い以外は楽勝だぞと、軌道傾斜角のことを何も考えてなかった。

さてイトカワもリュウグウも、近日点近くでは地球の軌道より内側に食い込む軌道になってる。なんで地球とぶつからないかっつうと、立体交差してるから。上から見た軌道同士の交点の位置は、横から見ると上下に離れてる形。てなわけで地球発・地球着の往復ミッション探査機がそういう星に行くってことは、単に軌道を同期させるだけでなく、自身の軌道傾斜角を変えるってことなわけで。

あかつき みたいに、強力な重力を持つ星の衛星になるなら、軌道傾斜角があってもどうにかなる。周回軌道投入のときに調整が効くんで。でも小惑星みたいに重力がほとんどない場合、軌道傾斜角の変更代は探査機側が全部自前で支払う形になる。目標天体の周辺空域に長期滞在を果たすにはランデブーしなきゃなんない。ランデブーするには、目標天体とまったく同じ軌道に自力で乗らなきゃなんない。

秒速 30km 前後の超スピードで1年オーダーの時間をかけて回る巨大な軌道。その傾斜角変更っつうとただではないわけで。てことで燃費のいいエンジンが必要ってことで、イオンエンジンに白羽の矢が立ったと。それが はやぶさ シリーズなんですよと。

はやぶさ2でのリュウグウへのおつかい、イトカワよりも楽勝かと思いきや、全然そうじゃなかったですじゃ。

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2015.12.5 土曜
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小惑星サンプルリターン相互保険

地球近傍小惑星 ベンヌ。軌道傾斜角は、リュウグウ超えの6.04度だったりする。公転周期は1.20年でリュウグウよりもさらに地球に近いものの、地球と往復するのはあまりラクではなさそうだったり。そんな星に向かうは、アメリカの オシリス(オサイリス)・レックス。ミッションは はやぶさ シリーズと同じく、小惑星サンプルリターン(正直なとこ はやぶさ のパクリ企画)

オシリスのほうはイオンエンジンを使わず、旧来のヒドラジン二液スラスタのみの力技で行くらしい。推進剤どんだけ積んでいくんだろ。

はやぶさ2の目標天体のリュウグウの命名は、「神話にちなんだ何か、できれば地名」なんて縛りがあった。国際天文学会のガイドラインでそうなってるらしく(イトカワの場合は例外が認められたそうな)。「リュウグウ」とはまたいい名前だなと。じゃあベンヌとは何かっつうと、エジプト神話の不死鳥の名前だそうな。オシリス・レックスの「オシリス」がエジプト神話の神様の名前ってことで、星の名前はそれに合わせたと。むしろ はやぶさ とイトカワの関係にちょっと似てるな。

はやぶさ2とオシリス・レックスは活動時期も近いし探査対象も同じ C 型小惑星ってことで、協定でサンプルをシェアすることになってるそうな。はやぶさ2が取ってきたリュウグウのサンプルの 10% を NASA に、オシリス・レックスが取ってきたベンヌのサンプルのうち 0.3g を JAXA に、互いに提供するらしい(2019.12.15 補足: NASA → JAXA のサンプル量は、正しくは総量の 0.5% でした。Wikipedia に書いてあった情報が間違ってました。てことで、以下の記述もいろいろ間違えとります)

片方が失敗してもこの協定は保証されるそうな。てことは、お互いの研究者が保険をかけ合う意味もあるんだろうな。

オシリス・レックスはサンプルを 60g も取ってくる予定で(はやぶさ2は目標で 1g)、そのうち 0.3g ってたったの 0.5% かよ、と、ちょっと思った。けどイトカワのサンプルなんて、重さが(たぶん)いまだに発表されてないってくらい微量だったからな。それでもサイエンス誌が特集号を組むほどの研究成果を上げたわけで。日本のその道の研究者にとって、0.3g ってかなりの大量なのかもな。つか、そんな微量でも大丈夫なくらいの、世界随一の超精密分析施設が日本にひしめいて建ってるのって、実はすごいことなんじゃないかと。

初代 はやぶさ が生きるか死ぬか、小惑星サンプルリターンなんて無謀だったんじゃないのか、なんて頃に、はやぶさ の成功を信じる ISAS が決断して建てた、地球外物質キュレーション施設。初代の地球帰還後に大回転の大活躍してたっけな。

リュウグウとベンヌのサンプルが届いたら、ますますもって忙しくなるだろうな。是非そうなってほしいですな。

つか、小惑星サンプルの交換は JAXA → NASA が従量制、NASA → JAXA が定額制なわけで。もしオシリス・レックスが 0.2g しか取ってこれなかったら、JAXA が全量ゲットなんだろうか……。それだと協定を結んだ NASA はともかく、アメリカの納税者が納得しないと思うが。そこらへんどうなってるんだろ。

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2015.12.6 日曜
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安けりゃいいってものもある

ガソリン、3年くらい前に比べてずいぶん安くなりましたなぁ。今、八戸だと120円前後ってとこ。

ドル円の為替は121円くらい。1ドル=ガソリン1リッターの時代に戻りましたな。

けどさ、今は消費税が 8% じゃないですか。1ドル=1リッターって 5% とか 3% とか時代の話でして。てことは卸価格や原油価格はもう少し下がってるってことでして。

こんな感じで、原油安の流れになったなーと実感できたりして。

震災のあたり、1ドル80円くらいの超円高だったのに、ガソリンは150円くらいだったような。古い話だしあの頃はハイオク専用車に乗ってたんで、記憶があんまし当てにならんけど。

原油高が止まったのは、イスラム国の資金源を潰すべく、アメリカ主導で国際政治的に値下げしたからだよな。それまではリーマンショック後の金融不安で、資金が原油相場に流れ込んでバブル状態が続いてただったんだよな。

飛ぶ鳥を落とす勢いだったドバイとか今はどうなんだろう。原油輸出での売り上げが何分の1日に減ったはずだが。利益で言えば10分の1以下とかじゃないかと。

ロシアは原油安の煽りをモロかぶりな感じだね。イモヅルで天然ガスも下がってるらしいし。って天然ガス安はアメリカのシェール革命の影響が強いのかな。

そういや日本でガソリンが安くなったのは、エコカーの普及も効いてるのかもな。今までは相場が安くなる以前に、ガソリンスタンドの地下タンクを安全対策のため更新しなきゃいかん法律ができて、そのせいでスタンドが廃業しまくったですな。しかもガソリンの消費量はエコカーなり「若者のクルマ離れ」のせいで減るばかり(若者の絶対数が減った。収入が不安定。安全対策と余計な豪華装備でクルマの単価が上がった。豪華な内装の割にクルマそのもののの性能的にケチくさいエコカーや、女性向け・家族向けばかりの商品ラインナップで、若い男性客層が「これ乗りてぇ!」とアツくなれない。理由はこのあたりですかねぇ)。んでスタンド廃業が一段落して、本格的にガソリン安になってきたのかもな。

まーおいらは燃料についてはただの消費者でしかないんで、同じ品質なら安いほうがいいですわ。20年前くらいかな、リッター98円とかあったんだよな。消費税 3% の時代だったけど。そのくらいまで落ちてほしいですなぁ。

温暖化の懸念? 震災後はもう考えるのやめたよ。おいら個人の努力で世界がより良くなるわけじゃないし。ていうか各国政府が地球温暖化防止に対してそんなに真剣なんなら、政治主導で原油を安くして燃やし放題な現状は辻褄が合ってないでしょと。地球とか自然以上に、人間は人間社会の中のことや自分のことを重く考えるもんだってわけで。だったらおいらも自分の生活第一で考えるのがいいんじゃね?ってわけで。

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2015.12.7 月曜
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おめでとう、おめでとう、そしておめでとう

金星探査機 あかつき、ついに悲願の軌道投入を果たしたみたいですな。関係者の皆様、おめでとうございます & お疲れ様でした。詳しい結果は後ほど、なのは はやぶさ2のスイングバイと同じですな。地球ーあかつき の電波位置の特定とドップラー遷移で、あかつき の客観的な位置と速度を一定時間かけて取得して解析して、今の あかつき の軌道が正確に割り出して、それで成功が確定になるってことらしい。

けど機体からのテレメトリデータには何も異常がなかったみたいなんで、頼みの綱の姿勢制御スラスタ(RCS)は問題なく働いたと思うよ。てことで、金星の衛星になること自体は成功、と思う。あとはどれだけの精度だったかってことかと。

1998年7月4日、火星探査機 のぞみ が内之浦宇宙観測所を発ってから、早17年。ようやくですよ。ほんとようやく、日本の探査機が惑星の引力圏内に常駐できることになった。あかつき が太陽周回軌道で苦闘してる間にインドの火星探査機に先を越されてしまったけど、いいんだ。あかつき が今までずっと生きてて、充分に探査可能なくらい生きてて、これから本領を発揮できる。これだけで今までの借りは返せたと思う。

推進剤に余裕がなくなったせいで、観測に最適な軌道には入れないらしい。けど今までの海外の金星探査機にないセンサーや、もっと高性能なセンサーを積んでるわけで、新発見ラッシュになりそげな予感。

銘板左端銘板銘板右端

はやぶさ2のスイングバイの日は、打ち上げからぴったり1年後。あかつき の金星周回軌道再挑戦は、前回からぴったり5年後。たまたまそうなったとはいえ、なんか面白いなと思って。

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2015.12.8 火曜
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ぼくがかんがえたきんせいたんさき その1

日本は今のとこ火星にご縁がないわけで。地球外の惑星っつうと、一般受けでは火星が一番アツいんだけど、金星って穴場的な感じがあってな。

生き物がいる可能性はゼロだけどさ(二酸化炭素での温室効果が暴走してて、地表面の温度が水星より熱い。そして大気全体に硫酸の蒸気が立ち込めてる)、地球以上に濃ゆい大気があって、たぶん火山があって、たぶん雷もある。雨が降ってる(水じゃなく硫酸だけど)とか、火星とはまた違う意味で、地球と似て非なる星なんだわ。火山と雷は、もしかしたら あかつき が見つけ出してくれるかも。そういう研究テーマも、あかつき は持ってるそうな。

2010年の金星周回軌道投入の少し前、あかつき チームの解説動画を見たことがあった。そこでは、ワクワクしちまう未来予想が語られてた。動画曰く、実は地球の気象はまだよくわかってないそうな。比較対象がなくて、惑星としての地球の気象現象を客観的に判断できないそうな。客観視するには、別の惑星の気象データが必要なんだそうな。

あかつき はまさに金星の気象衛星なわけで。あの星からのデータをバンバン取って解析して、地球の気象と比べると、地球の気象をより客観的に検証できるようになるそうな。「比較惑星気象学」と呼ぶらしい。

のぞみ を使って、火星をモデルにやろうとしてたことだったりする。てことは あかつき を活用しつつ、もう一回火星に気象衛星を打てば、金星・地球・火星の気象データが揃う。大気を持つ星それぞれ気象現象の、何がユニークなのか、何が普遍なのかを洗い出せる。そうすれば、最もデータが豊富な地球の気象の、知られざる部分がドバドバと明らかになりそげな予感。いくつもある仮説が確定していきそげな予感。

んでまぁ日本の惑星学者の方々が提唱してた比較惑星気象学、昨日までは実現させる手段が不確定だったのが、今は違う。あかつき が探査を始められる段階に来た。金星の気象データだけでも、かなり地球の気象を客観視できるかと思う。比較対象ができたんで。

あかつき はこれから2年を目標に観測を続けるらしい。2年とは2地球年なわけで。1金星年はだいたい0.7地球年なんで、2.86金星年にわたって観測しようってことで。おおよそ3金星年ですな。あの星の季節変動を3回連続で見続けたら、かなり一般的な特性が見えてくるんだろうな。

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2015.12.9 水曜
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ぼくがかんがえたきんせいたんさき その2

んーそしたら、シリーズ探査はどうだろう。間が途切れてもいいから、また金星探査機を作って飛ばしてみては。なんとか あかつき に近いスペックを実現しつつ質量を半分にできたら、強化型イプシロンで打てるんじゃないかと。

あかつき が投入された軌道がベストではないってことで、あかつき より精度が劣る観測機器でも、ベストな軌道に入れれば同じ精度の観測ができるわけで。

イプシロンの最終段の PBS は省いて、代わりにベピ・コロンボみたいな分離式のイオンエンジンユニットを取り付けて EDVEGA して、減速地球スイングバイで金星に向かうってのでどうでしょ。準衛星軌道から減速地球スイングバイってのは、構想時の あかつき の航法計画でもあったりして。

イプシロンの1発あたりのコストが30億円として、3発打っても H-IIA の1発ぶん100億円より10億円も安かったりする。てことは2回に分けて、打ち上げ費用の浮いたぶんをその小型探査機の建造費の足しにして、複数ある観測機器を2機に分乗させると、探査機の小型化は成立するんじゃないのかなんて。イプシロンで打てるんじゃないのかなんて。まー分離式イオンエンジンユニットの値段次第だけど。

小型化すると、メインエンジン関係はどうするのかってことになるな。あかつき のセラミックスラスタをそのまま使うとして、出力は500ニュートンだったよな。だいたい 50kgf。あかつきの質量が 500kg なんで、噴射時の加速度は 0.1G くらい。実はそんなにパワフルってわけではなかった。てことは質量が半分の 250kg なら 0.2G なわけで、全然余裕っぽかったりする。

つか 250kg だと余裕がないんだけど、簡略化とのトレードオフと考えると、ヒドラジン一液式でもいいかなって気がする。燃費あんまし良くないけど。あかつき と同じセラミックスラスタが使えないけど。でも IKAROS で試験投入された気液平衡スラスタよりは断然に燃費が良かったりする。

あかつき の今回の軌道投入は一液式 RCS を使ったからな。前回は2液式メインエンジンで失敗で、そのときある程度燃料を使い込んだわけで。失敗後にメインエンジン全損が判明したんで、そこから先は全部一液式の RCS に頼ることになった。金星周回軌道への再投入に合わせるために、今まで何度かけっこう長い時間、RCS を使って軌道を修正してきた。その都度、一液式 RCS で推進剤を消費してきた。挙句に一液式 RCS のみで軌道投入成功で、これからなんとか観測し続けられるだけの推進剤を確保してる。

じゃあ最初から全部ヒドラジン一液式に割り切っても、なりなりに余裕があるんじゃないのか。ということで。そのぶん構造が単純になって建造コストも下がるし。

あかつき の今回の軌道投入では、20ニュートンの一液式スラスタ4基を同時に使った。80ニュートンですな。新型探査機の機体の総質量が半分なら、加速度は160ニュートン相当ですな。あかつき がメインエンジンを使った場合の 32% の加速度を出すわけで。だいたい3分の1ですか。あかつき が再挑戦で 16% 相当で頑張ったことを考えると、3分の1でけっこういけそうじゃないですかね。10分くらいの連続使用に耐えなきゃいかんけど。

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2015.12.10 木曜
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神タイミング リバース形式

こないだ初飛行した MRJ、今もまだ新聞紙上で話題になっとりますな。

MRJ の売りは燃費の良さ。しかしこのタイミングで原油安って……。

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2015.12.11 金曜
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ワイルドカード

最新鋭のX線天文衛星 ASTRO-H の打ち上げは2月12日に決定ですか。

日本のロケット打ち上げは5年前に時期の規制がなくなったってのに、なんでまたこんな旧来の OK 期間内になったんだろ。総合的にそこが最適だったんだろうけど、日本の X 線天文衛星の軌道っつうと低軌道で傾斜角30°前後なんだよな。鹿児島県から普通に東向きに打つだけ。時期はいつでもいいっぽいが。

規制があった頃は、8月と2月を中心にした何十日間かだったんだよな。かつて種子島宇宙センターの建設を巡って、科学技術庁と地元の漁協との間で確執があったらしく。と書くとなんとなく漁協が悪いみたいだけど、顛末を追うと、科技庁が一方的に悪かったらしい。

規制当初は2月と8月を中心とした90日間だった。漁業がヒマな時期だけあてがわれてこうなったそうな。一番寒い時期と一番暑い時期で、機械にとってはなかなか厳しい時期でもあったわけで。のちに年間190日間に延ばしてもらえて、5年前、ようやく通年での打ち上げを許してもらえたと。そして今、なぜそこを選ぶのかと。

ASTRO-H は2015年度内に打ち上げることになってたし、打ち上げ時期は融通が利くしで、今年度の種子島宇宙センターのスケジュール調整でワイルドカード扱いだったのかもな。

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2015.12.12 土曜
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自動書記

この日記は最近遅れとりまして。今これ書いてるの12月20日だし。年末までになんとか追いつこうと必死こいてるとこだったり。

昨日付けのログ、おとといの夜中に半分書いたあたりでなんかもう眠くてさ。酒も飲みながらだったし。書きかけで PC をスリープにしておいらも布団でスリープと。

んで昨日、書きかけの原稿を見てみたらば。

「ASTRO-H は12月か1月ですよ」との声をおかけして、椅子に座らせたら、いい年こいたチンピラでしたよ。

規制当初は 2月と8月を中心とした90日間だった。それが190日間、半年市場でネタにされてたけど、とにかく大基盤振る舞い。

なんぞこれーーーーーーーーwwwwww

銘板
2015.12.13 日曜
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便利だけどせめぎ合い

おととい昨日の言い訳じゃないけど、どうも Mac の日本語 IM ことえり との相性がちょっとアレで。OS X の 10.11 は El Capitan。少し前に無料アップデートしたら ことえり が大幅進化してて。

打ち込めばその場で変換するんだよね。スペースキーをいちいち押さなくていいのが売り。

有り余るハードウェアリソースの有効活用ってのはわかる。文字入力と変換って今や PC にしてみれば余裕すぎて、手入力の合間の瞬時で済ませられるわけで。

けど思わぬ誤字がけっこう頻発するんですがww 特に、いったん書いた文中の何文字かを書き直すときとか。あとさ、おいらはけっこうひらがなで済ませることが多いみたいで(それまで自覚なかった)、そこを勝手に漢字にされちゃうとか。今書いた中だと、「とき」「いったん」「けっこう」あたり。って今学習したらしく、漢字変換しないですなぁ。でも明日になれば学習内容を忘れてたりという、よくわからない仕様だったり。

そんなこともあるけど、スペースキーをあんまし押さないでいいってのはまたこれはこれで便利なんだよな。1回あたりは少しの手間だけど、頻繁に登場する手間なわけで。「書く」という行為への気持ちの抵抗がいくらか和らぐわけで。

相性はまぁ、ことえり の思考パターンをこっちが学習して慣れていくって感じですかねぇ。なんか逆だけど。向こうは知能化してるみたいでな。文節をまたいで、文の大意で変換候補を自動で差し替えていく様子が、打ち込みながら目の当たりにできたり。

ことえり っつうと Mac OS Classic の昔は「使えねー」が定評だったのに。大量に日本語入力するなら ATOK が必須だったのに。OS X の最初でかなりの改良が入って以来、着々と進化してきましたなぁ(しみじみ)

銘板左端銘板銘板右端

Vine Linux の日本語 IM も、無料なのにかなりいい出来だったりする。最新の Windows の動向は知らんけど、ここらへん各陣営とも競争状態なのかもな。

銘板
2015.12.14 月曜
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破壊動画

ちょいと怖い系の動画。ホラーでもグロでもなしに。

ああーこえええ!

銘板
2015.12.15 火曜
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ファイル名とか

この日記の台紙ページを作る用の 名無しの JavaScript、またちょいと改良。

ソースコード出力は同じだけど、右上に「ファイル名:」の出力欄を足してみた。

台紙ページ作りの作業手順は、

  1. 名無し JavaScript の左上に何月の数字を入力 → 下のでっかい出力欄に HTML ソースが自動表示
  2. 出力された HTML ソースを丸コピ
  3. テキストエディタ mi で新規書類作成
  4. コピった HTML ソースを貼り付け
  5. プルダウンメニュー「ドキュメント → モード → HTML」を選択
  6. command + s で保存
  7. ファイル名を書き込んで保存完了
  8. 1月ぶんから12月ぶんまで繰り返す
  9. まとめてウェブサーバにぶち込む

てな流れ。んでこれ年に1回やってるんだけどさ、ファイル名をいちいち手入力してたんだよな。んでこれ自動で出力してコピペすればラクだろうと。

名無しの内部の変数なり数式なりをそのまま使えばいいだろうと。

やってみた。

ラクだーwww

今まで思いつかなかったのが不思議ww

ってファイル名の自動生成の発想、ほぼじゅびふぉ のページ作成支援ツールを磨いてたときに思いついたんだよな。

発想というか考え方というかって、いっぺん思いつくとあとでいろいろほかのに応用できて便利だすな。思いつく前の時代が陳腐で笑えたりとか。

今年は『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 2』で描かれた2015年だったわけで。あの映画での未来予測の当たり・ハズレがいろんなとこでネタになりましたな。思いつくこと・発想すること・実現すること が揃わないと、想像どおりにはならんわけで。あるいは別な人が思いついて実現したもの、というのも入ってきて、現実は昔の時点での未来予想どおりにはならんわけで。そこらへんよくわかった年でもあったですな。

銘板
2015.12.16 水曜
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恒例の敗北

昨日の続き。

今は、作成するファイルが何月分かの数字を入れては、12回繰り返しで1年分の日記台紙ページを作ってるんですわ。これ Perl とか Ruby とかでスクリプトを書けば、作業は1ループで済むんだよな。作業のフィニッシュは、ローカルに書き出した各月の書類をリモートにコピーなんてのもできそう。

10年以上そう思いつつ、今年もまた自分に負けたのだった orz

銘板
2015.12.17 木曜
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カッコイイ地味 その1

交通事故でも仕事の上での事故でも、そういうのがありますな。招かれざる事象というか。

事故の原因って大抵は1個じゃないよね。1つの事故の原因って何個かあったりする。あれって条件が全部揃った途端に発生するもんでして。

んで事故の予防なり再発防止なりってのは、そこらがなるべく全部は揃わないようにすることでして。

いやさ、なんかこう、「発生=具現化」と呼び変えるとさ、厨二設定っぽい面白さが見えてくるというか。

事故がまだ可能性で収まってる段階ってのは、原因事象がまだ全部揃ってない状態なわけで。けど可能性とかリスクとかの状態の場合、架空、想像上っつう形では既に存在してて、場合によっては人々の心の内に見えてたりするわけで。けど誰も気づかなくても、事故の発生確率の形でもう存在してたり。事故が起きた後の検証の段階で、「あのときすでに事故の可能性が存在していた」と発覚しますわな。

リアルタイムでこれから何が起きるか具体的にわからなくても、経験から来る予感とかで感じられたりもするね。YouTube のハプニング動画の解説サイトでよく「もう最初から嫌な予感しかしない」なんてコメントがあったり。

で、事故発生前の、見えても人の心の内だけの状態の事故って、その時点じゃ「架空の=imaginary=虚数空間の」ですわ。そして事故発生の原因事象が全部揃った瞬間、その事故は「実数空間=この世」に突如として具現化して、うわああああああああってなる。まさに虚数が実数に変わる瞬間に似てる。

エヴァンゲリオンで「虚数空間」と呼んでたものは、「虚数空間≒亜空間=異次元≒黄泉の世界」とかそんな感じですかね。

てことで事故の予防・再発防止ってのは、「異次元空間にいる招かれざるビーストが、こっちの世界に襲来する前に始末すること or こっちの世界に来るのを阻止すること」なわけで。

♪わんだばだばだば わんだばだばだば わんだばだばだばだん

事故の予防・再発防止ってなんだか地味な仕事の気がしてたけど、今おいらの中じゃ最高にカッコよく輝いてたりするwwww

事故って超獣とかそういうのに思えてきた。

レトロフューチャーな戦闘服と武器と乗り物がほしいとこですなwwww

そしておいらはそんな特殊技術を身につけてるもんだと思いたいけど、別にそういうわけではなく orz

まぁいいか。科特隊やらタックやらザットやらも、敵に対して常に無力だったしww

銘板
2015.12.18 金曜
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カッコイイ地味 その2

昨日の続き。

「事象」って言葉は、意味的には中立ですな。「事故」「トラブル」ってのは「事象」のうち、具現化してほしくない類いのもの。リスクのままでいてほしかったり、リスクのまま消えてほしかったり。

だったら逆は何か。

実現してほしい想像上のものっつったら「夢」とか「希望」とか「妄想」とかですかね。「事故」と向きは逆でも、どっちも同じ「事象」なわけで。

「事象」って現実世界の物事だから、夢・希望・妄想の立場から見ると、「事象」とは具現化後の状態のですな。つまり夢・希望・妄想は事象化を望まれてるモノなんだと。事故が「招かれざる事象」なんで、それで合ってると思う。

「夢を叶えるためには」なんていろいろ本とか出てるわな。書籍の著者じゃなくても、その手の説教したくてたまらんウザい人なんて、世間には掃いて捨てるほどいらっしゃるわけで。

オカルトに頼るっつう一見ラクそうなのもあれば(プラセボ以上の効果はないと思う)、ツラくても歯を食いしばって、なんて根性・忍耐主義もある(根性・忍耐はスカラー量なんで、ベクトルの方向を間違えてれば無駄な努力に終わりそう。つまり失敗リスクが大きそう)。「発想を変えれば」っつうのもあるけど、けっこうぼんやりしてて使い物になんなかったり。つか自分をごまかしてる感が半端なかったり。つかどれも具体的なら具体的で、経験談とかあまりにも狭くて、これまた他者にとって使い物になんなかったりww

「努力すれば誰でも」説はオカルトの次に信用ならん。これを言うのはいつも、努力の内容からして人並み外れてる人ばっか。つまり「努力すれば誰でも=天賦の才能がすべて」としか思えん。

ここらへん、夢を叶えるのは事故の対処の逆だと考えると、同じことなんじゃないかと昨日から急に思えてきたw 原因事象を全部揃えれば、夢は叶うってこと。願いは自分の脳内っつう架空=imaginary=虚数空間から、自分の体の外の現実世界に具現化させればいいってこと。

って書いてみたら、なんかその手の人生指南にものすごい似てきたwwww もうやめようww うさんくさすぎwwwwwww

銘板
2015.12.19 土曜
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カッコイイ地味 その3

ドラゴンボールってちょっと似てるなと思ったり。

苦労して5つなり7つなりの全部を揃えると願いが叶うってのが。

けど現実世界でこういう話が出てきたら、あの金言を思い出したほうがいいですな。

「世の中そんなに甘くない」

そうしとかないと、なんかこう、他意を持つなにがしかにうまく引っかかってしまいそうでなwwwww

銘板
2015.12.20 日曜
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KASPER

国際宇宙ステーション(ISS)補給機 こうのとり。

今や最大の補給機になってしまって(欧州宇宙機関の ATV が退役したので)、重要性が増してるわけで。この前なんか米露の補給機が3連続で打ち上げ失敗してしまって。期せずして ISS の危機を こうのとり5号機が救った形になったりしてな。

そんな こうのとり が、ちょい面白いことやってたことを見つけたよ。

最近は "KASPER"(宇宙環境観測装置: KOUNOTORI Advanced SPace Environment Research equipment)っつう装置を積んでるそうな(資料)。

こうのとり の運用には直接関係ない形で、宇宙環境を利用して、短期の軌道上実験をするのが目的ですな。前身の4号機だと、ISS と こうのとり との電位差を測定する表面電位計というのを載せたそうな。軌道上じゃアースできないんで、それぞれの機体が帯電してる状態ってことで、ドッキングしたときに両者間に意図しない電流が流れるわけで。それを把握しておくと、予期せぬトラブルを予防できると。

最新の5号機だと表面電位計のほかに、帯電電位評価用のプラズマ電流計測装置、デブリ衝突の検出措置を搭載してたそうな。

今は単純そうなものだけどさ、多分これからはいろいろ凝ったものを搭載するんじゃないかと。イプシロンロケット初号機で打ち上げた惑星分光観測衛星 ひさき。この衛星には "NESSIE" っつう軌道上実験装置が載ってる。

そのためのゆるキャラまで作られてたww

おいらはカワイイと思うけど、特に話題にならなかった模様w

新技術のリチウムイオンキャパシタと薄膜太陽電池を現場で稼働させてみる、というのが NESSIE のコンセプトで。こういう実績のない装置の「うまくいった・いかなかった」の両方とも、「どんなふうにうまくいった・いかなかった」は実際の宇宙環境じゃなきゃわからんわけで。そこを安全にデータ取りする必要があるわけで。んで、宇宙機本体の運用に影響がない形で取り付けて、試験運用してみるってなことで。

きっと KASPER も同じ発想なんだろうな。てことは、これからも新型装置の工学実地試験で、このアイデアをやっていくんじゃないかと。

以前は、新型装置は宇宙機の実用品としていきなり実装される形だったんだよな(はやぶさ のリチウムイオン電池とか)。けど宇宙機器は特殊で過酷な環境ゆえに失敗のリスクが多いわけで、宇宙機全体の機能に影響が出るのが怖くて、なかなか新メカ投入が捗らなかった。

けどその装備を特に必要としない宇宙機に取り付けて便乗させる形で載せれば、そこらはどうにかなるわけで。壊れるかもしれないその装置が本当に壊れても、宇宙機本体に影響がなければいいわけで。

ひさき の NESSIE は、予定の実験が全部終わる前に不具合が発生した。けど衛星本体には影響がなかった。てことで、NESSIE はそれまでのデータ蓄積とともに、不具合がどう発生したのかっつうまさに現地でなきゃ取れない貴重なデータも安全に取れたわけで。そして、衛星本体が健全なんで NESSIE を続けて監視できるわけで。「不具合が出たらそれならそれで」とばかりに予定を修正して、今も軌道上で NESSIE 運用データを取得中だったりする。

きっとアイデア自体は昔からあったんだと思う。んでも最近になってできるようになったのは、

  1. ロケットが大型化して、積載能力に余裕ができた
  2. 衛星本体の運用の安定性が上がって、オプション機器を取り付けても問題なくなってきた
  3. 衛星設計のモジュール化思想がモノになってきた

てなとこかと。1, 2 はすぐわかるとして、重要なのは3かなと。1990年代から、日本の衛星はモジュール化を推してきてた。プログラミングで言えばオブジェクト指向化というか。衛星を要素(モジュール)ごとに分けて設計して、用途に合わせて組み替えたり付け足したりすれば製造効率が上がるだろうってやつで。

けどなかなかうまくいかなかった。宇宙環境で働く機材は熱設計がシビアで、モジュールを組み替えれば熱設計をいちいちやり直す必要があるってことで。

これ、どうもブレイクスルーがあったっぽいね。中身はわからんけど。最近の日本の衛星はモジュール化思想を取り入れてるっぽくて。筐体や電装品や姿勢制御系の共通規格を作るってのがそれなのかも。「衛星バス」と呼ばれる、衛星自体の運用に関する部分ですな。探査機の仕様だと、はやぶさ、あかつき、はやぶさ2が同じ規格の機体ですな。それぞれともまだ中身がいろいろ入れ替わってるんで、今は大まかな規格ってことかも。

小型衛星だと ASNARO シリーズだな。探査機バスと同じく、メーカーは NEC。こっちは 財団法人無人宇宙システム実験開発機構(USEF)と、その後継機関の一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構(JSS)と NEC が共同で開発ですな。てことは主導は文科省じゃなく経産省かな。

大型の実用衛星だと三菱電機の方が強いですな。こっちは DS2000 っつう規格バスを持ってる。2002年打ち上げのデータ中継衛星 こだま、2006年打ち上げの技術試験衛星 きく8号がベースになってるそうな。既に国内の企業から受注してたりする。へえー ひまわり7号8号9号と みちびき もこのバスなんだ。みちびき だけでもこれから6〜7機打つ予定だからな。かなり安泰なんじゃないかと。

宇宙機のモジュール化が難航してた頃、松浦晋也氏は著書内で、モジュール化の発想自体に疑問を呈してた。おいらは読者として受動的に「モジュールはダメっぽいんだなー」と思ってた。けどそれは「当時の状況」ってやつですな。今はもう過去なわけで。して日本の技術者はモジュール化を実現することで、当時の状況を見事にひっくり返してみせたと。

日本の宇宙開発がモジュール化を必死にやっては不具合を出し続けてた頃ってのは、H-II っつう大型ロケットをようやく完成させて、衛星も一気に大型化した頃だった。ところがこの大型衛星シリーズはトラブルが続出で。経験が足りなかったと言ってしまえばそれまでだけど、それだけだとぼんやりなわけで。具体的にどういうことかってののひとつが、モジュール化思想の難しさだった。

今なら「時期尚早だった」「でもあのときがあるから今がある」なんてヨユーかまして言える。けど当時の逡巡の結果が、大型衛星路線の放棄だった。妥当というか。んでまぁ「あれもこれも」とデパートみたいに機能を満載した衛星から、機能を絞った中型衛星に路線変更しつつ(ロケットが打ち上げにときどき失敗するものだっつうことがようやく知られてきて、リスク分散の必要性も出てきたってのもあったり)、中身を頑丈にしようっつう発想になった。温室効果ガス観測技術衛星 いぶき(2009年打ち上げ)以降はその新思想の世代ですな。

しかし H-IIA も安定、衛星はモジュール化の時代ってことで、そろそろ衛星の大型化をまた狙ってもいいんじゃないかって気がする。

銘板
2015.12.21 月曜
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忘却の黄泉より戻りしもの

ディーゼルエンジンがいろいろと不信の目にさらされてる今日このごろ。

んでなんとなく、バイオディーゼル燃料 ってのを思い出して。このところとんと聞かないでいたけど、どうなったべ。

天ぷらとかの揚げ物の廃油から作る燃料ですな。植物由来なんでゼロエミッション扱いになるというアレ。

ああそうそう BDF だよ。

フォルクスワーゲンさん、どうでしょ。クリーンディーゼル技術が当分無理なんなら、バイオディーゼル燃料で排ガスをキレイにってのは。

ってディーゼルエンジン排気の主な問題は二酸化炭素じゃなく、硫酸化物と窒素酸化物だったな。ほんじゃまーとりあえず BDF なら硫酸化物排出の心配はなさそうだね。その線でいかがかと。

銘板
2015.12.22 火曜
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抜け穴

ディーゼルエンジンの燃料といえば、ガソリンエンジンと違ってけっこう悪食なんだわな。軽油以外にも、原理上は灯油や重油でも動くそうな。ただ、一般に出回ってるディーゼル車のエンジンは軽油に特化してるそうな。てことで下手にそんな燃料で回し続けると、調子が悪くなったり壊れたりする可能性が増えるそうな。さらに日本だと、ディーゼル車を軽油以外の燃料で公道を走らせると、軽油取引税の脱税容疑で捕まるそうな。

いやさ、合法的な脱税かもなーってのを思いついてしまって。実際どうなのかわからんけど。

ハイブリッド車って2種類あるんだわな。並列式と直列式と。今普通に売ってるのはだいたいどれも並列式。エンジンで走ったりモーターで走ったり、両方同時に使ったりの形。このディーゼル車で軽油以外の燃料を使うと、完全に脱税。

もうひとつの直列式はどうか。これ、スタイルとしては完全な電気自動車なんですわ。モーターでのみ駆動するんで。んで、エネルギーが電気なわけで、エンジンは発電機でしかないわけで。

発電機ってさ、用途は別にクルマに限った話じゃないわけで。じゃあクルマに発電機を積んで回したって、いったん電気にしてしまえば、別にそれが動力用かどうかは問題にならなさそうな気がして。電気自動車用の電力には、自動車関連の税金はかかってないだろうし。てことで灯油ディーゼル発電機なり重油ディーゼル発電機なりを車載すれば、なんだか合法的に軽油取引税を回避できそうな気がするが。

車載の発電機だとダメなのかな。明らかにそのクルマの動力用だもんな。でも太陽電池搭載の電気自動車って、太陽電池からの電力は非課税だよな。やっぱ非課税で問題ないような。

ただ、役所や政府はそこらへんの境目を、そのときどきの都合で決めるからな。ビール的なアルコール飲料はそれでメーカーと国税庁がイタチごっこしてるし。かと思えばコメ関連の法律には、「破砕米はコメではない」っつう抜け穴をわざわざ用意してたりもするし。

灯油ディーゼル直列ハイブリッド車の抜け穴が実現してしまうと、むしろ灯油に税金かけられて、暖房費用が高くなっちまったりしてww

銘板左端銘板銘板右端

2016.3.10 追記: ディーゼル車って、天ぷら油から作った燃料でも走るんだよな。あの燃料は課税されないんだろうか。公道を走っても OK だと思ったが。

銘板
2015.12.23 水曜
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反復と飽和

ハリウッドのカトゥーン系娯楽映画のここ最近のトレンドって、友情とリーダーシップとチームワークだよな。

『モンスターVSエイリアン』(2009)、『アベンジャーズ』(2012)、『ベイマックス』(2014)。

ここらへんみんなそう。まぁ今はそれがウケるトレンドなんだろうなぁ。

たださ、どれも話の展開が似たり寄ったりなのはどうにかなんないのかと。中盤の戦いではみんなが勝手に動いて失敗。その微妙な空気を克服して互いに信頼が生まれる。そしてクライマックスではリーダーが指示を出してみんなが生き生きと従って、見事に勝利と。

いやまぁここらへん子供がメイン顧客層だから小難しいのはナシなのはわかるけどさ、意外な展開がまったくないってのもまたオッサン客にとってはつまんないもんで。

アメリカのテレビドラマや娯楽映画のストーリーって、作家にとってかなりがんじがらめで自由が少ないってのは聞いたことがある。けどここまで従順ってのもどんなもんなのかなと。

正直なとこ、黒澤・小津を生んだ国に「日本よ、これが映画だ。」なんて上からなタンカ切っといてあれはないだろと思った。

いや、でもやればできるんだよな。『GODZILLA ゴジラ』(2014)はめっさ面白かった。ものっそかっこよかった。見応えありまくりだった。

ハリウッドってけっこう8時だョとかひょうきん族的なんだよな。いったんウケたネタを飽きられるまで執拗に繰り返すっつう意味で。まぁそれが流行商売のありかたなのかもだけどさ、8時だョとひょうきん族が、その繰り返しが過ぎた挙句、視聴者が番組全体に飽きてしまったってのは、昭和な日本人ならだいたい知ってるわけで。

ハリウッド娯楽がこれからどうなるのか、その視点でちょいと長期的に見させてもらいましょうかねぇ。

それともハリウッドって、そういうのを昔からずっと繰り返しつつ隆盛を保ってるのかな。そういや1990年代前半のハリウッドのサスペンス娯楽ものってさ、犯人が必ず主人公の身近な人物でな。クライマックス直前にそれが明らかになって、「どうだ予想外で驚愕しただろ」なんて製作者のドヤ顔がいちいち透けて見える形で。

『バックドラフト』(1991)、『ボディガード』(1992)、『逃亡者』(1993)、『ラスト・ボーイスカウト』(1991)か『スリー・リバーズ』(1993)のどっちかもしくは両方。ほかにもいくつかあった気がする。

観る映画観る映画あんましそればっかだったんで、なんかもう最後のほうは飽きるを通り越して呆れてしまったですよ。

そういや『カールじいさんの空飛ぶ家』『ベイマックス』はけっこういまだにその路線だったな。主人公が尊敬する師匠が実は敵だったと。ていうかそれもう『少林寺木人拳』(1976)でとっくにやってた。

銘板
2015.12.24 木曜
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そんなゆとりなど

めりくりー。っつうか仕事三昧……。

銘板
2015.12.25 金曜
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そんな余裕など

めりめりくりー。っつうかやっぱし仕事三昧……。

銘板
2015.12.26 土曜
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ヘタレステマ

夫婦別姓裁判の話題、ステマだろ。

オスプレイのときと同じで、報道は見事に片側の主張しか出してないわな。これじゃ世論誘導の黒幕がいることバレバレだっての。少しはその反対側の意見も出せば、黒幕の存在をぼかせるのにな。相変わらず下手くそですなぁ。

んでなんかこのステマ、民主党の議員も動員して展開してるらしいじゃないの。民主党、まぁ与党なり体制なりに何かと反対しなきゃいかん立場とはいえ、利用されてるだけっての見え見えですが。たぶん本人たちも、わかったうえで利用されてるんだろうなぁ。てことは党がおカネもらってるってことか。

落ちぶれはしたものの、元・与党の現・野党最大勢力だからな。そんな政党もマスコミも抱き込めるほどの巨額ってことですな。金額はちょっとやそっとじゃないでしょと。てことはスポンサーもそれなりの大物ですな。けど見当つかん。「ちょっとやそっとじゃない」「それなりの大物」っつったってどのくらいなのか相場もわからんし。オスプレイのときは見当つけやすかったんだけどな。

ネット上じゃいつもの勢力が疑われてるけど、ネットの情報はほんといっつもそこを疑ったり決めつけたりでな。今回はそれを示す根拠が薄いような。

てことで、ものすごく中途半端で気持ち悪い状態www

関 係 な い け ど 韓国や北朝鮮って夫婦別姓が普通らしいね。全 然 関 係 な い け ど。

銘板
2015.12.27 日曜
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経年洗脳

昨日、飲み屋で飲んでたわけですよ。知らないおじいちゃん客がカラオケで、五木ひろしの曲を歌ったわけですよ。

画面には五木ひろしご本人登場で、歌っておられる映像。

それ見ながらつくづく思った。

コロッケに似すぎ。

銘板
2015.12.28 月曜
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測距装備で通信したり

はやぶさ2、地球スイングバイのタイミングですごいことやってのけてたんだな。

小惑星探査機「はやぶさ2」、レーザー高度計による光リンク実験に成功—NASAに次ぐ成果 - sorae.jp

宇宙でのレーザー光通信って、けっこう前から日本で重視してる技術だよな。電波とは比べものにならん大容量通信ができるってことで。なんてーか、モデム通信と光ケーブルくらい違うのかも。ヨーロッパのアルテミスと日本の きらり とで、衛星間で成功したってのがあったな。その時はそれ用の衛星だったわけで。

あ、ちょうど1年前のログで 似たようなネタ出してた。ふむふむあのときは、超小型衛星と地上間で光通信成功だったのか。「きらり で 140kg だった機材がソクラテスで 6kg」と来たもんだ。順調に小型化が進んでるわけで。実用間近なのかもな。

はやぶさ2 の光通信実験の場合、地球 → はやぶさ2 の一方向のみだったそうで。しかしこの搭載機材 LIDER、光通信用ではないんだわな。自機から対象天体の表面までの距離を測るためのもので。こういう流用もできるってわけで。ああそういえば初代 はやぶさ の LIDER で既に、確か光子1個でも検出できるっつう恐ろしい感度だったっけ。そら光通信にも使えるわな。あとは通信に流用することを思いつけるかどうか、通信実験をスケジュールに組み込めるかどうか、運用チームにとってはそれだけのことだったのかも。

つか地上からレーザーを発信してたわけで、はやぶさ2に命中させる精度も、ちょっとどうかしてるくらいすごいんじゃないかと。

地上からだと、大気の揺らぎの影響もあったと思われ。けど成功した。斜め方向なら待機中で屈折もあったと思うけど、それも計算に含めたってことなんだろうか。つか670万 km って静止軌道高度(3万5800km)の186倍ですが。月への距離の17.6倍ですが。そんな深い深い宇宙に、レーザーで通信できちゃうんだな。

無人探査機のレーザー通信の場合、おそらく重要なのは今回の逆向きの、探査機 → 地上 なんじゃないかな。それだと高解像の画像なり動画なり、その他の膨大系な測定データを一気に地球に送れるわけで。その予備実験の趣なのかな。だとすると、地上局は空が澄んでないと通信できないわけで。てことは、地球周回軌道上に中継衛星を置いて、探査機と中継衛星とはレーザー通信、中継衛星と地上とは高帯域の電波通信の形になるのかも。

あるいは将来の深宇宙有人探査での、地上 → 宇宙船 での通信を想定してるのかもね。深宇宙だと何カ月・何年単位の旅だったりするからな。乗組員はときどき家族からの映像メールなんか見たくもなるだろうしな。

銘板左端銘板銘板右端

はやぶさシリーズって、限られた装備を流用するのがデフォかも。今回のレーザー装備の LIDAR は、もともとからして一人二役装備だったりする。着陸航法の距離計に使いつつも、小惑星の三次元地図作成にも役立てる形で。望遠カメラ ONC-T と 広角カメラの ONC-W も着陸航法と観測の兼用。

あとまぁ、姿勢制御スラスタが全損したんでイオンエンジンの中和器からナマのキセノンガスを噴射させて代用、絶体絶命のピンチを切り抜けた、ってのが有名だなww

生ガス噴射でピッチ軸、ヨー軸制御ってのは直感でわかるけど、補助的にロール軸制御にも使われたってのがもう変態技術としか言いようがないw(ジンバルで出力軸を重心から微妙に外して、ロール方向の回転力を発生させたらしい)

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2015.12.29 火曜
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レーザー兵器技術でもあったり

レーザー兵器ってアメリカで実用化されたですわな。弾丸を撃つよりはるかにコストが安いとか。1発1ドルもかからないとか。雨・雪・霧・蜃気楼に左右されそうではあるけど、風・気温・気圧での外乱から解放されたわけで。あとは砲台の方向制御の精度さえ上げれば、命中率が恐ろしく上がりそうなわけで。

レーザーの方向制御が高精度でできるってのは、そういう武器の基礎技術もひとつ取得できたってことなわけで。はやぶさ2 に特にその意図はないとしても、外国はこんな考えを持つとこもあるかもね。初代の地球帰還の精度がとんでもなく高かったんで、「日本は弾道ミサイルの技術をまたひとつ取得した」と捉えた向きもあったっぽいが。

想像するのは好きにすればいいけど、なんかこう何でもかんでもいつも1方向に想像するのってさ、何を見ても聞いてもエロい何かにつなげてしまう思春期ど真ん中ボーイっぽい気がしたりしてwwww

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2015.12.30 水曜
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コマネズミ

あーもうヒマなさすぎ。去年とは大違い。当時はヒマありすぎて ほぼじゅびふぉ 作りまくってたwwww

家の中でも走ってるのってどうなんだと。

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2015.12.31 木曜
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年末のごあいさつ

さてさて、今年ももう大晦日になっちまいやがりましたよ。

読者の皆様、このしょーもない日記に付き合ってくれて、今年もどうもありがとうね。

来年もまだ続いてそうな気配なんで、どうぞよろしくお願い申し上げます。

ではでは、良いお年を!

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