ひとりごちるゆんず 2015年7月
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2015.7.1 水曜
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速さでコストダウン

リニアモーターカーってもしかして、経営的にもその速さがけっこうキくのかなと思って。車両編成の数が少なくて済むのかなと思って。

東京ー大阪の所要時間が片道1時間半として。往復3時間。1日18時間稼動で、1編成が6往復できる。3編成あれば1時間に1本の運行ができる。

実際は折り返し時のメンテナンスがあるんで簡単にはいかんだろうけど、5編成もあれば余裕で1時間1本は確保できますな。

ていうかこの間隔じゃ全然足りんか。日本の人流のドル箱路線だもんな。けど開業直後あたりは安全確保のための余裕も見込んで、こんな態勢でいいような気がする。

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2015.7.2 木曜
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なんか微妙に変なの見つけたけど

映画の「試写」「試写会」「試写室」って言葉、変な気がする。「写す」のは撮影時点で終わってるんで。

こんな細かいツッコミ自体どうかとも思うけどww

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2015.7.3 金曜
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とりとめなく

昔のマウスってゴムの玉が入ってたよなーとか急に思い出したぐらいにして。

光学式になったらほんと便利でな。掃除しなくてよくなってなw マウスの玉の掃除ってまぁ大した手間でもなかったけど、やんなくていいってことになったらもうやりたくなくなるわけで。

今は Apple はトラックパッドを推してるんだっけ? マウスそのものをなくそうっつう発想ですな。面白そうなんで買おうかなーと思ったこともあったけど、高くてな。そんで買わないまんま。どうしようそろそろ買ってみようかな。んーけど今使ってるサンワサプライの中国製マウスでいいや。

と、件のマウスをひっくり返したらば。最近は青色 LED なんだな。赤の方が安くていいだろうにとか思うが。ていうかひっくり返したとき青色光線が左目を直撃して、視界の左下がチカチカするんですが。これどうだろ、光源はもっと暗くていいんでね? したら「目がーっ、目がーっ」ってムスカ状態になんなくて済むし、消費電力も少なくて済むだろうし。

そういや今は PC の時代は終わりつつあるんだよな。スマホとタブレットの普及で。PC も画面タッチパネルが効くようになってきてるわけで、マウスはもうそろそろ引導を渡される頃なんだろうか。

携帯電話はスマホがタッチパネルを採用した結果、物理キーがほとんどなくなったですな。PC もタッチパネル対応で、マウスやキーボードは要らなくなる流れなんだろうか。ってもうそこまで行くとタプレットと同じなわけで。PC の形の当面の終着点はそこらへんなんですかねぇ。

PC とタプレットの違いは、PC は何でもありってとこなんじゃないかと。技術的な何かを、持ち主が積極的にウンヌンできる自由度の高さというか、制約の少なさというか。プログラムを書いたりコンパイルしたり、OS をまるっこ入れ替えたりとか。アプリの導入の制約も、度合いが違うような。

要は HTML や JavaScript 用のテキストエディタと FTP のアプリがあるかとか使えるかとかなんだが。最近ノート PC も使ってるけど、型が古いもんで重たくてさ。んー、そういう注文はタブレットなんですかね。

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2015.7.4 土曜
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地球系ツーショットを継ぎし者

また巡ってきました火星探査機 のぞみ の日ですよ。1998年7月4日午前3時26分、内之浦宇宙空間観測所から打ち上げ。そして幾多の困難に立ち向かい、ついに火星軌道に投入されることなくその命を燃やし尽くした悲劇の探査機。ぎりぎりのところで「失敗」となったけど、そのぎりぎり状態で必死に持ちこたえ続けた末の結果だった。

そのときに編み出された考え方「探査機は絶対に死んではならない」とその具体策(1ビット通信、配管・電力・通信系統の強化など)は、後の日本の探査機に受け継がれた。月探査機 かぐや とソーラー電力実証機 IKAROS はほぼ完全作動。小惑星探査機 はやぶさ は のぞみ 以上にヤバい状況からぎりぎりの生還。今年12月に地球スイングバイを迎える はやぶさ2は今のとこ問題なし。

金星探査機 あかつき は苦闘してるけど、のぞみ の経験あったればこそ、いまだに生きてチャンスの再来を伺えてる。満身創痍の状態にまで行った のぞみ・はやぶさ と違って、全損したメインエンジン以外はすべて健全らしい。

あかつき の金星軌道投入の再挑戦はこれまた今年12月頃なんだよな。はやぶさ2の最初の大型イベントと重なってるわけだが。IKAROS も断続運用中だし、2枚しかない地上のパラボラアンテナ、また取り合いになるなこりゃww(あかつき・IKAROS 打ち上げ直後の初期運用時は はやぶさ の地球帰還運用とバッティングしてた。しかも地球から見た探査機3機の方向も通信周波数帯も同じで、ISAS の中の人によると「嫁2人に婿3人の状況」だったそうな)

そんな中でちょっとラッキーなのは、ヨーロッパと共同の水星探査機の打ち上げが2017年に延期になったことかな。

日欧の水星探査機「ベピコロンボ」、2017年に打ち上げ延期 - sorae.jp

ベピ・コロンボ計画の日本側の探査機 MMO はスピン安定型なんだよな。探査機そのものがぐるぐる自転して、コマの原理で姿勢を保つというシンプルな発想。今の主流は、機体内部にリアクションホイールを搭載した三軸安定型。のぞみ の時点で、スピン型探査機は時代遅れな感じだった。けど のぞみ は横倒しのスピン安定っつう、より進んだスタイルになってた。IKAROS はそれを踏襲。IKAROS の成果を踏まえてこれから作る木星圏探査機。そのデザインは今まで大胆に変わってきたけど、横倒しスピン安定型っつう基本は同じだったり。

けど MMO は初期の直立スピン型に逆戻り。ISAS って目的と現状に合わせたベストな設計が得られれば、形式が時代遅れだろうが型破りだろうが関係ないもんな。そういうところがすごく面白くてな。探査機だけでなくロケットも、最終段のキックモーターが昔からスピン安定だったりして。それで充分な打ち上げ精度を出せるっつう ISAS の自信の表れとも取れたりして。出力調整できない全段固体燃料ロケットでこれだもんなwww

M(ミュー)シリーズの最後のロケット M-V。その4段目のキックモーター KM-V2 は、改良されてイプシロンロケットの3段目 KM-V2b になった。M-V の頃は出番が5号機のみで、実質 はやぶさ 専用キックモーターだった。オプション扱いですな。それがイプシロンじゃ毎回登場のレギュラーに昇格。M-V の6号機以降が3段式のみだったのと比べると、イプシロンはイプシロンでこれまた退化したように見える。でも実は KM-V2b のさらに上段として超小型の液体燃料ステージを積むというチートで、軌道投入精度が上がってしまってたりww

そんなことぐだぐだ書いちまった後でナンだけど、今年の のぞみ ネタは以下。

ひとつは去年のネタの続き(去年のネタ)。のぞみがまだ地球周回軌道上にいたときに撮影した、地球と月のツーショット写真について。とりあえずもう一度出してみる。

遠く離れた青い地球よ
安らかに眠れ
メーテル またひと(略)

惑星系を形作る2つの星が揃って、共通のご主人様である太陽を仰ぎ見てるみたいな、そんなお写真。去年は、よく見ると背景に恒星も写ってたよーっつうネタだった。今回はちょいと角度をひねって、上下左右感覚を人間のそれに合わせてみた。

てことで、とりあえずその1。

両者が真左を見てる構図。なんか端正な感じになったな。「見上げる」じゃなく「見つめる」というか。宇宙が神秘的に思える感覚って、ビジュアルが幾何学的なところにあるのかもね。そんな感じ。

はっきりわからんけど、もし北が上なんなら、明け方の場所にいる人は半月を眺めてるんだろうなぁ。逆だったら夕方の人に半月が見えてると。明け方・夕方の、青空に見えるお月様って独特の風情だよねぇ。

その2は真上向きにしてみた画像。

あらら、思いのほか地球がせり出した感じですな。なんか青いクラゲと黄色っぽいクラゲが、どっちが早く上に昇れるか競争してるみたいなww

上下左右の概念のない場所で撮った写真を回してみると、角度によって印象がけっこう変わるもんなんですな。しかしこんな暗黒虚無の空間に、自分が住んでる惑星系がポツネンと浮かんでるってのは、何やら怖いというか寂しいというか。お月さんが一緒でよかった。一緒に同じ太陽に照らされて、同じ満ち欠けになってくれてるってのが、なんだか無性にありがたいような。

のぞみ が撮ってくれたツーショット写真、いろんな感情を抱かせてくれますなぁ。あまり知られてないのが残念で仕方ない。別の探査機で今度撮る機会があったら、また別な表情を見せてくれるんだろうなぁ。はやぶさ2の地球スイングバイのときやってくれると嬉しいな。

てなことで こよみのページ 様で調べたら、2015年12月7日の月齢は25。新月のちょい手前ですな。

……、

……、

……。

はやぶさ2の進路が初代 はやぶさ とだいたい同じなら、まさにこの時点のお月様の近くを通って地球に近づいていくはず。おおおこれは、運用に余裕があれば、けっこうな1枚を撮れるんじゃないですかね。月の裏側の満月に近いアップ+地球っつう、まさに奇跡の1枚になるかと(鼻息)

そのアングルって太陽ー地球のラグランジュ点 L1 からも撮れるわけで、アメリカの衛星はけっこうそこの常連さんなわけで。けど見たことないんだよな。そこからリアルタイムで常時地球を眺めるための衛星の計画はあるし、実機ももう出来上がってるはずだけど、まだ打ち上げられてないみたいだし。既存のその位置の衛星は、充分な解像度で地球を眺める機能は持ってないみたいだし。

はやぶさ2、もしかしたらやってくれるのか? そしたら のぞみ が撮ったツーショット写真の価値も上がろうというもの。

ってよく考えたら、月軌道の外側で写真を撮ってから地球スイングバイって3日以上かかるよな。てことは撮影のタイミングは12月4日。あああ月齢22日は、地球から見て下弦の半月。のぞみ が撮影したときと地球と月の配置は同じだけど、はやぶさ2は満地球が見える方角にある。地球と月はいっぺんにはフレームに入りきらないか……。スイングバイ直前じゃ地球がでかすぎるしな。

じゃあもっと前のタイミングだとどうなんだと。

……、

……、

……。

フレームにうまく入る時期はあるだろうけど、はやぶさ2の望遠カメラは機体の底に付いてるわけで、機体をかなり傾けないといかん。太陽電池の角度との兼ね合いがどうなるか。しかも今回も超精密スイングバイになるだろうから、事前の最終調整時期にそんなことしてるヒマないかもだし。

はやぶさ2艦長の國中先生(宇宙船だから「船長」で問題なさそうだけど、はやぶさ2は初代以上に宇宙戦艦な装備満載なんで。マイクロ波動イオンエンジンと主砲はパワーアップ、コスモタイガー的な子機は増量、かてて加えて波動砲を新装備)、スイングバイを数日ほど遅らせていただけはしないもんでしょうか……。

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2015.7.5 日曜
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額面に気をつけろ

H-IIA ロケットの後継の名前が H3 に決まったんだね。

JAXA、次世代基幹ロケットの機体名称を「H3」に決定

ほうほう、"H-III" じゃなくての "H3" なんだ。今の H-IIA は新聞だと H2A と書かれてるんだよな。まぁローマ数字は紛らわしいからな。新聞は読みやすさでそう書いてるんだろうなってことで、今度は JAXA のほうが読みやすさ重視で正式にアラビア数字を使うことになったと。へぇー。

まあこれで鉛筆と間違われることも減ることだろw H-IIB ロケットは新聞では H2B でな。しかもメーカーが三菱で、もろに鉛筆っぽくてなwww

めでたく命名された H3 はいいとして、そのメインエンジンの LE-X のほうは、名前はまだこのままなんだろうか。流れで行くと "LE-9" になりそうだけど、こっちもそろそろ命名を公開してもいいんじゃないかと。

LE-X のサイクルは 現行の LE-7A での二段燃焼サイクルを捨てて、今2段目に使ってる LE-5B と同じエキスパンダーブリードサイクルだそうな。エキスパンダーブリードは大型化が難しいとされてるにもかかわらず、LE-7A の1.4倍ほどの出力を出す予定とのこと。

二段燃焼サイクルに比べて、利点は構造が単純で無理がないこと。欠点は比推力(燃費の良さを示す数字)が低いこと。LE-7A の440秒に対して、LE-X の計画値は430秒。

おいらは欠点の方が気になってたんだけどさ、この心配はお門違いな気もしてきたよ。

LE-X は大出力の上に、最初から2基セットのクラスタなんですわ。そして H3 の基本構成では固体燃料ブースターはナシ。増強型では使うけど、H-IIA/B のブースター SRB-A よりはるかに小さいモノで収まるわけで。イプシロンロケットの2段目を流用する話が出たり消えたりしてるみたいだけど、だいたいその規模で済むと。SRB-A はそのまんまイプシロンの1段目だもんな。まぁ H3 のオプションの固体ブースターはその3分の1程度のサイズってあたりかな。

固体燃料は出力は大きいけど比推力が低くてな。あと燃料の値段が液体燃料よりも高くてな。大型ロケットのコストを下げようってなると、固体ブースターを小さくしていく、となるわけで。H3 はその方向にまともに考えを進めたものだってことですな。

固体燃料の比推力は、最高性能のものでも301秒ほど。SRB-A だと283秒。

H-IIA は LE-7A と SRB-A を同時に稼働させますわな。SRB-A の1本の出力は LE-7A の2倍ほど。標準型で2本装備なんで、SRB-A の稼働中は、推力のうち8割が SRB-A、残りわずか2割が LE-7A っつう分担割合になってる。ここだけ見ると、比推力の案分平均は314.4秒でしかない。これが SRB-A 燃焼終了(離床から100秒)まで続く。そのあとはスーパー LE-7A タイムで、比推力440秒の高効率燃焼が280秒間続く。これまた案分平均すると、H-IIA の離床から1段目燃焼終了までの平均比推力は407秒となる。

H3 標準型は固体ブースターがないんで、終始430秒。

実は H3 の1段目の方が、断然と言っていいほど高効率だったと。見かけの数字に騙されちゃいかんですなぁ。

このカラクリを今さら理解したおいらであった。JAXA や三菱重工の中の人たちは、こんなの最初から理解できてたってわけで。

まー将来の有人宇宙船打ち上げも視野に入れてるってことで、固体ブースターもないことだし、加速はかなりゆるゆるになりそげ(H-IIA にもし人が乗ると、強烈な加速度でヤバいらしい。SRB-A 燃焼末期あたりが一番危険そうだな)。そのぶん重力損失が大きくなるんで、全体の効率はあまり良くならないかもね。まーそれでも固体ブースターがなかったり小さかったりのコストダウンの方が効きそうだけど。

ただ H3 だと1段目本体としては出力が日本ロケット史上最強なわけで、有人を考えるなら1段目の燃焼末期の加速度がヤバい。てことで、設計の最初からスロットリングを考慮しなきゃいかんってことになるが。二段燃焼サイクルでは、最初の LE-7 ではその芸当ができなかった。LE-7A になってようやくできるようになった。LE-X も、設計には折り込むとしても、最初は全開オンリー仕様なのかもな。有人ミッションが決まってから、スロットリング機構を実装していくのかも。

それとも1段目胴体がかなりでっかくなるんで(燃料が液体水素だしな)、加速度は燃焼末期でもそれほどでもないのかも。

1段目のサイズは H-IIB を超えるだろうなぁ。ロケットの胴体はほとんどが燃料・酸化剤(合わせて「推進剤」)のタンクなわけで。飛びながら空っぽになったぶんは捨てて身軽になると効率的なわけで。てなことで JAXA さんどうでしょう、増槽って効きそうな気がしますが。

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2015.7.6 月曜
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役に立たない機械が役に立つ頃合い

音声認識ソフト+音声合成ソフトで、受け売り行為ができるようになるなーと。九官鳥の真似が機械でできるってわけで。別に未来技術でもなく、今の技術できると思う。誰もやんないのは、どう考えてもやる意味がないから。

それでわかるのは、受け売り自体が意味のない行為ってこと。けどなぜか、何かと受け売りをしたがる人ってけっこういらっしゃるわけで。

この手の人は、受け売り行為をすると自分が尊敬されるもんだと思ってるわけで。けど実際は逆の作用をもたらすわけで。受け売りする人は期待と逆の侮蔑を受けるし、聞かされる人はナメられてる気がしてムカつくし。誰も得しない。それどころかみんな損してる。

てことで、この行為をこれ見よがしに機械に代行させますと、受け売り行為のバカバカしさを認識できて、誰もわざわざ人力でこんなことしようなんて思わなくなる、なんて効果を期待できたりしてww

「機械でできることは機械にやらせる」てのは、業務の効率化の定石でして。これってなんとなく、意味・意義のあることを機械に任せることな気がしてた。けど意味のない行為を機械に代行させる場合でも、効率化の効果が出そうなんだな。

いやあの「機械でできることは機械にやらせる」って言葉、かつての職場で、あるとき上司が宣言しまして。んでこれがどうも受け売りだったらしくwwww 職場全体としては掛け声倒れでしたわwww どうせ受け売りなら、機械の合成音声で同じこと言わせた方がよっぽどインパクトあったろうなぁ。

つか当時おいらは自分の関連業務で勝手に機械化を進めててさ。あまりいい顔されてなかったけど、「機械にできることは……」宣言でようやく認めてくれたんだと思ったんだわ。したらどうもそれはそれで不愉快に思ってたのは変わらなかったらしく。受け売りさんの受け売りと本心とのバッティングが、掛け声倒れっつう結果になったっぽいwww

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2015.7.7 火曜
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テレポーテーション犬?

虚空から忽然と現れた犬の動画ってのを見つけた。

いやまぁなんてーの、うん、あの、この手の動画って必ず撮影条件が悪いよな。暗がりだったり画質が荒かったり、遠くて小さかったり。カメラが性能を発揮しきれない状況で、まーなんか実際とは違ういろいろが起きたように見えてしまう映像が出来上がってしまったりとか。

今回の場合は、暗くてシャッター速度が遅い→カメラのパンの動きが速い間はモーションブラーで犬の像がかき消されてた→パン速度が遅くなって犬が現れた、ってだけのような。あるいはフェイクか。

このくらい↓素晴らしい出来だとかなりウォォォォォォってなるよなー。

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2015.7.8 水曜
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異星人?

昨日の続きというか。

人間っぽい異形の何かが偶然撮影された衝撃映像。

こちらもセットでどうぞ。

おわかりだろうか……って言えばいいんだっけ?ww

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2015.7.9 木曜
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宇宙のアイサイト

小惑星探査機 はやぶさ が小惑星イトカワに着陸できたのは、小惑星表面との距離を把握したからで。その方法はレーザー測距だった。今飛んでる はやぶさ2もたぶん同じかと。

あれって普及してる技術らしいから今さら疑問を挟むのも野暮だけどさ、光の速さの反射時差を測定ってどんだけな精度が必要なんだと。今ならむしろスバルのアイサイトみたいに、2台のカメラでステレオ立体視する測距のほうがいいような気がして。面的な凹凸をより把握できそうだし。

けど2台のカメラのうち1台でも故障すると立体視できなくなるわな。じゃあカメラ1台で測距できないもんなのかと。立体視測距より精度が落ちても、なんとかフォローできないもんなのかと。

……、

……、

……。

人間の目は、超近距離だと片目でも測距できるわな。水晶体(レンズ)の厚みを変えて。まぁ像がくっきり見えるよう調整かけるのが目的で、ついでに距離情報が出力されるってことになるか。

カメラだとレンズの厚みを変える代わりに、レンズと CCD との距離を調整しますわな。それで測距できるだろうと。

あーでもそれだと機械的な可動部が必要なんだよな。それは宇宙では故障の元。はやぶさ シリーズに載ってるカメラは焦点距離が固定なんだよな。そこらへんのトラブルの予防ってことか。もしかしたら探査機用のカメラって焦点固定式しかないのかもな。

って現行のレーザー測距も、レーザーで面的に走査するのに何らかの部品を動かしてるわけで。

んじゃあもう測距用の固定焦点カメラをもっと多く積んで、生きてるやつでペアを組んでステレオ立体視するってのがいいような気もする。ケータイ用のカメラなら場所も重量も取らないだろうと。

そしてそのときのステレオ画像データを地上で取得できれば、誰でも迫力の臨場感を味わえるわけで。一般向けとして面白いものを出せるんじゃないかと。

銘板
2015.7.10 金曜
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スマートグリッド

スマートグリッド はどうなっておるのか。

震災後、太陽光発電が一気に普及しましたわな。家の屋根なり空き地なり。けどその電力を買い取るはずの電力会社はいい顔をしない。ついに「もうこれ以上は買い取れません」とギブアップしたり。

太陽光なり風力なりの発電の問題点って、そのときまかせの不確定さだわな。電力会社は計画を立てて発電してるんで、飛び入り電力があんまし多くなるのはご勘弁願いたいわけで。

けどさ、一般家庭なり事業所なりって、電気を使いたいときにいきなりスイッチ入れるわな。止めたいときにいきなりスイッチ切るわな。いちいち電力会社に申告しないわけで。まー超大規模な工場は申告や打ち合わせが必要かもだけど、小規模な変動は計画に織り込み済みなわけで。

だったらさ、太陽光発電とかの電力もいちいち電力会社に全部流してから分配なんてないでさ、その地域の中ですぐに使ってしまえばさ、電力会社も管理がラクになるだろうと。数による平準化をしてから電力会社の出番ってことで。

それってスマートグリッドそのものだった。

10年も前から、話だけよく出てきてたスマートグリッド。今こそ出番だってのに何やってんだと。

ほうほう、上に書いたのはサブカテゴリの「マイクログリッド」ってやつなのか。んで小規模実験中と。将来的にはいろんな多機能を持たせる設計にしといて、今はできることから、できる場所から、少しずつ順次導入って形でいいと思うが。

銘板
2015.7.11 土曜
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細胞外マトリックス

何年か前に「細胞外マトリックス」という言葉を知った。事故で欠損した指先を再生できる医療技術ってことで、テレビで紹介されたらしい。iPS の再生治療よりずいぶん簡単みたいだけど。信じられんまんま忘れてたけどどうなんだ? おお、これだ。

指を切断してもまた生えてくる!魔法の粉「細胞外マトリックス」の日本実用化はまだ? - NAVER まとめ

へぇー本当っぽいな。腕や足の丸ごとはまだ無理っぽいらしいけど、指の丸ごとならできるんだろうか。指の再生ができたら嬉しい人ってけっこういそうだが。日本の場合、指の欠損は要らぬ誤解を生むときもありそうだしな。

って「細胞外マトリックス」っつうよくわからない名前から、指先の再生専用ってわけじゃなさそうでもあるなーとは思ってた。ほうほう、脳梗塞や心筋梗塞の治療にもいけるとのこと。認知症については、ソースを見たら願望レベルだなこりゃ。

って結局いまだに半信半疑だったり。

銘板
2015.7.12 日曜
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衛星萌え: エンケラドゥス(土星)

5月だったか、生命存在の可能性でにわかに脚光を浴びた、土星の衛星 エンケラドゥス

綺麗ですなぁー。縞模様といい、ツルリとアバタとのバランスといい。そしてこの外殻の下には海があると。構造としては木星の衛星エウロパに近いのかな。あっちも生命があるかもと言われてるよね。エウロパのご尊顔はコチラ↓

いつ見てもメロンに似てるww エンケラドゥスとも似てるといえば似てるような。けどエンケラドゥスはメロンっつうよりアイスクリームだな。

なんてどうでもいいことウンヌンしたりして。

発表した東大の先生、「エンケラドゥスには生命がいない方がおかしい」とまで言い切ってたな。さてさて、いるとしたらどんなのがいるんだろ。微生物かな、もっと大きいのかな。

地球の生命進化でいうと、生息環境の規模がでっかかったり個体数が多いと進化の速度は遅くなるらしい。むしろ限られた領域内で少ない個体数のほうが、進化がドンドコ進むっぽい。てことで衛星の大きさの一覧表を見てみるべ。

エンケラドゥスちっせぇー。エウロパより全然ちっせぇー。

てことは、けっこうな高度な生命体が棲んでるかも、と期待しちゃっていいんだろうか。

地球外生命の(可能性の)探査って太陽系外惑星でも進められてるけど、そっちは ハビタブルゾーン 内に惑星があるかどうか、その惑星に水があるか、あたりで攻めてますな。けど、衛星の内部っつう可能性もあるわけで。

系外惑星の衛星はまだ調査できてないだろうけど(それどころか未発見かと)、そこまで含めると、生命探査はハビタブルゾーンにこだわる必要がないわけで。さてさて、では本当にハビタブルゾーンの外に生命が発生・存在できるのか。そこは太陽系内の例で実証するしかないですな。

けど遠いなぁ。エウロパは木星の衛星。エンケラドゥスは土星の衛星。日本の探査機の事情だと、やっと木星に行けるかどうかってとこ。しかも木星の衛星軌道に投入できるところまで行ってないと思う。土星の衛星に着陸して内部の探査なんて夢のまた夢状態。せっかく日本が(正確には、日本人を含む国際研究チームが)エンケラドゥスの生命の可能性を探り当てたのに。

銘板
2015.7.13 月曜
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だから何?な偉い人たち

集団的自衛権がらみで国会がもめとりますな。

あれでさ、もう野党も終わりだなと感じてしまってさ。

もめてる様子の写真が新聞に出てたんだわ。野党の人たちが一斉に怒ってる写真というか。その中で、プラカードを持った人がいて。そこにあった文言はといえば、

「自民党 感じ悪いよね」

どっから出てきた言葉なのか知らんけど、ここまで露骨に印象攻撃するとかどういうアレなのかと。一般人のデモ行進ならまだしも、有権者に正式に選ばれた政治家がそれやるか。ネット上でも「程度が低い」と叩かれてるっぽいですな。

論理と内容っつう本来の武器で与党と戦うことについてはもう、野党は敗北しましたと自白したととらえてよろしいんで?

ていうか ほぼじゅびふぉ の「細菌汚染」(RAIRII さん)とかどうでしょう。冒頭の意地悪さんの言葉ともまた似てるんですが。

銘板
2015.7.14 火曜
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低軌道な通信衛星

通信衛星って静止衛星じゃなきゃいかん理由があるんだろうか。まー静止衛星なら最低3機あれば地球のほぼ全部をカバーできるって理屈だけどさ、地上から遠いからタイムラグが出るじゃないですか。テレビの国際中継で、いまだにそのタイムラグで不便な会話をしてるのを見るにつけ、どうにかなんないもんかと。

なんか前に、「インターネットの普及で大容量の海底ケーブルが続々と敷設されている→通信衛星の需要は先細り」みたいなのを読んだことがあった。ネットの通信は海底ケーブルが主体なのかもだけど、放送の国際中継は今も通信衛星が主流なような。どうだろう、海底ケーブルの容量が足りないってことなんだろうか。それとも別な問題があるんだろうか。どう考えても通信経路は海底ケーブルの方が短いんで、タイムラグは短そうだが。

んで、海底ケーブルにはテレビ中継に適さない理由が何かあるんだとして、その用途はやっぱし衛星の方が便利なんだとして、タイムラグ問題は解決・改善できないもんなのかと。

例えば高度 1,000km じゃどうかと。地上から見て静止できないけど、複数の衛星が交代で請け負ったらどうかと。地平線の向こうへの伝送は、衛星間で直接通信してから地上の受信局に下ろす形でどうかと。

中継1回のみの一番単純な形なら、タイムラグは36分の1に減るわけで。何機かの衛星を中継させても、今の静止通信衛星よりも経路は短くなるだろうと。

まー地上から見て刻々と移動する衛星を追いかける不便があるか。高度 1,000km の衛星っつうと、惑星を分光観測する ひさき だな。公転周期は1時間46分。国際宇宙ステーションのスピードとあんまし変わらんな。地上から自動追尾するのは大掛かりな仕掛けが必要かな。けど距離が36分の1ってのは、機材の小型化方向なわけで。

んー、GPS で自分の位置と正確な時間を把握できるし、方位はスマホで取得できるくらいだし、あとはそうね、フェイズドアレイアンテナだと可動部品がなくていいわな。

はやぶさ2に載ってる2枚のフェイズドアレイアンテナを見るに(上に乗っかってる円形の板)、あんまし値が張るものでもないような気もする。

宇宙用の機器を見た目で値踏みってのも判断として危険だけど、さらに地上用ってことならけっこう安く作れるのかも。

とりあえず地上設備は車載でもかなりいける気がしてきた。

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2015.7.15 水曜
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十年以上一日

LAN ケーブルってなんでいまだにあんなにぶっといんだ? 15年くらい変わってないと思うが。USB ケーブルは着々と細くなってきたってのに。

まー時代は無線 LAN なんで、有線の LAN ケーブルがあまり重要でなくなったってのはわかるけどさ、有線はラクチンなんだよ。固定式の PC じゃ特に。ノート PC でも、机に座って使うときは有線で問題ないし。ぶっ刺すだけですぐ使えるっつうお手軽アナログ感覚がいいんだよ。

しかし、線が太い。

ノート PC だと持ち上げたりちょいとだけ移動したりってあるじゃないですか。太いケーブルは邪魔なんだよな。かといって回線をいちいち無線 LAN に切り替えるのもアレだし。つか自宅のルータは無線ユニットを入れてないんで、有線オンリーなわけで。ほかの人に勝手に使われない設定とか考えるだけでめんどいんで、今後も無線ユニット導入予定なし。

てことで、細い LAN ケーブルが欲しいんだが。需要はあると思うんだ。デスクトップ PC を並べた職場とか、各種ケーブルの束がすごいことになったりするじゃないですか。そのすごさを緩和できるわけで。

かつて SCSI(スカジー)のケーブルをぶった切って、中身を見てみたことがある。SCSI はこれがまた LAN の線なんかよりさらにぶっとくてさ。どうなってんだと常々疑問に思っててさ、内部断線したやつを捨てる前に、中を開けてみたと。ビニール被覆付きの普通のコード(マブチ140モーターについてくるような線)16本だかがそのまんまだったよ。そんで、ぶっとい被覆でまるっこくるんでた。どう考えてももっと細くできる構造で。

そして SCSI ケーブルは細くならないまま、SCSI そのものが役目を終えた。まー線の太さ以前に、小めんどくささ満載の気難しがり屋な規格でな。

けど SCSI の後継規格は USB 2.0 が出るまで、1規格で性能を全部満たせるものはなかった。それでも SCSI 機器は USB 2.0 が出た頃にはもうほとんど消滅してた。すごい勢いで消えていった。SCSI どんだけ嫌われてたんだww

てことでデジタルものの有線界に於いて SCSI 滅亡後、長きにわたって太さ部門の玉座に君臨し続けておる、LAN ケーブルとかいう邪悪で魔道な物。略して邪魔物。滅亡は望んでないけど、もっとスリムに便利になってくれー。

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2015.7.16 木曜
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ガルターポイスト

乱雑だったはずの部屋が、いつの間にか綺麗に片付いている。

それは、ガルターポイスト現象。

職場の事務室で時折発生する有り難い現象w

って綺麗になるのは嬉しいけど、机に置いといた仕掛かりの書類が消滅したりするんですが……。

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2015.7.17 金曜
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冥王星系の素顔

ニューホライズンズやりましたなぁ。

ニューホライズンズ、史上初の冥王星フライバイを見事達成! - AstroArts

冥王星の衛星カロンに謎の黒い領域 - ナショナルジオグラフィック

それまで得られてた冥王星系の画像は、こんな程度↓だった。上が地上の望遠鏡のもの、下がハップル宇宙望遠鏡のもの。

冥王星も巨大衛星のカロンも、まー素人目にはまったくわからんのと同じ程度というか。それがニューホライズンズが送ってきた画像ときたら↓(上から冥王星・カロンの順)

ばっちしじゃないですか。冥王星の見事な画像はもちろんのこと、衛星萌えとして、カロンをここまでくっきり見せてくれたのが嬉しかったり。ほかの2つの小さい衛星ニュクス・ヒドラも、姿形や表面の様子がわかるくらいの画像が撮れてるといいですなー。

おお、ハッブルが撮った画像の真ん中のやつ(「180°」と書いてる画像)、ニューホライズンズが撮ったのと同じアングルだー。見た感じ、ハッブルのは可視光以外の波長のような気がする。だとすると、ふたつデータの合わせ技で、何か面白い発見があるかも。

それにしても来ましたなぁニューホライズンズ。やっとここまで。探査機は冥王星系にとどまることなく、そのまま通り過ぎたそうな。当初の計画どおりのフライバイ観測。一瞬の逢瀬だったけど、その間に取り溜めた膨大なデータの多くはいまだ探査機の中にあって、地球に送りきるまでまだまだかかるらしい。あまりにも距離がありすぎて通信速度を取れないってのもあって。

てことは、ニューホライズンズはもう冥王星からはるか彼方だけど、これからもさまざまな驚きの観測・研究成果が続々と出てきそうなわけで。

NASA は小惑星・準惑星探査機ドーンが3月に最終目的地のケレスに無事に到着したしな。太陽系探査に勢いがついてる状態だったりして。

しかしドーンが送ってきた白黒画像とニューホライズンズのカラー画像を見比べるに、一般人としてはやっぱしカラーがいいなっつう俗な感想を持ったりして。

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2015.7.18 土曜
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話題の新鋭

ひまわり8号が稼動を始めてるそうだが。先代の6号7号コンビに比べて、データ量が50倍にまでなってるそうだが。

天気予報の精度は今までと別段変わってないらしい件。八戸地方だけかねぇ。

それとも、高精度観測はデータ蓄積が物を言うってことなんだろうか。だとしたら大容量データが効いてくるのは、少なくとも8号稼動から1年後ですかねぇ。

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2015.7.19 日曜
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夢の共演

これやべーわ。おいら的に夢の共演だってばよ。ジョン・フォガティ&ビリー・ギボンス

うっはーたまんねーこれたまんねー。

ジョン・フォガティのスワンプボイスが "Sharp Dressed Man " 歌ってるよーもぉぉぉーあああああああーもぉぉぉぉぉ。

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2015.7.20 月曜
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二枚舌

古老たちが言い続けるありがたい言葉。

「若いうちの苦労は買ってでもしろ。戦時中や終戦直後は……」

「あんな悲惨な戦争は、若い世代に繰り返させてはならない」

すんませんけどまずそっちで見解をまとめてから持ってきてください。

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2015.7.21 火曜
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暗闇カンバセーション

発光器官を持つ深海魚で、固体同士で光通信してるっつうとんでもないやつがいるらしいが。

ていうか何を話してるんだろ。

「あー腹減ったなーあっちのほうにエサあるんでね?」とかかな。

「よーネエチャンいい尾びれしてんじゃねーか。オイラと遊ばない?」かな。

「お前にそんなこと言われる筋合いじゃねーよ馬鹿野郎」とか?

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2015.7.22 水曜
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神の名だけど条件付きとかけっこうめんどい

はやぶさ2が向かってる小惑星にはまだ名前がなくて、"1999JU3" っつう仮符号だけなんだよね。

んで名前の公募が始まったらしく。その条件ってのがいろいろあって。

小惑星探査機「はやぶさ2」が目指す小惑星1999 JU3の名称(名前)案募集について - JAXA プレスリリース より。

「イトカワ」は特例だったんだな。といっても神話由来以外の特例ってけっこうあるっぽい。「東京」とか「的川」とか「たこ焼き」とかあるもんな。ああ、神話由来が重視されるのは地球に接近する小惑星か。メインベルト小惑星だと命名の自由度がより上がるんだろうか。

お、天地創造に関する命名を避ける理由らしきもの発見。

小惑星 1999JU3 名前(符号)の意味と正式名称

天地創造は、太陽系外惑星の名前として取っとくってことかな。日本だとイザナギ・イザナミとかかな。

ていうか小惑星帯に ウォンバットっつう名前の小惑星 あったwwww 命名者は日本人www 日本人が小惑星に名前を付ける場合、神様の名前ってあんまし得意なジャンルじゃなさそうねぇ。

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2015.7.23 木曜
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超電導フライホイール蓄電システム

3か月前のニュースだけんど。

超電導フライホイール蓄電システム実証機が完成 古河電工のニュースリリース

90年代から構想・開発されてきた技術ですな。20年かけてついに実用化レベルに達したって感じですか。あの当時の構想は、都市の地下に設置して、有り余る夜間電力を蓄電、昼間のピーク時に放電っつう形だった。揚水発電と同じ使い方ですな。サイズが小型なぶん地価の高い消費地近くに分散配置できたり、環境アセスメントが簡単だったりっつうメリットを狙ってたと思った。

んで今はどうかっつうと、特に震災後は太陽電池や風力みたいな不安定な電源が増えたわけで、そんな電力の扱いに電力会社は困ってるわけで。だったらいったんバッテリーに充電してから取り出せば安定するわけで、超電導フライホイール蓄電システムはその需要を見込まれてると。

揚水発電だって巨大バッテリーだけど、ポンプで水を高所に汲み上げるわけで、たぶん一定量の水を揚げきるまでは電力が安定しなきゃなさそう。変動周期が比較的長くて、しかも予測可能でなきゃいかんと思われ。てなことで、電解コンデンサみたいに機動力のある大容量バッテリーが必要だった、と考えたり。

電解コンデンサそのものは容量が小さいもんな。てことで揚水発電が電力網用の超巨大バッテリーなんだとしたら、超電導フライホイール蓄電システムは、電力網用の超巨大電解コンデンサってことだな。目的は蓄電というより、電力の変動を滑らかに、かつ予測可能にすることだな。

正直なとこ役割は地味だけど、これでかなり効率的な運用ができるようになるんじゃないだろか。電解コンデンサは別名ノイズキラーだもんな。電力網内の不確定要素を減らせば、電力会社が毎日やってる需給予測のストレスがかなり減るんじゃないかと。そのぶん効率化とコストダウンにつながるんではないかと。

電力商売は今のとこ、機動的な大容量蓄電システムがないばっかりに、作ったらまさに光の速さで売らなきゃいかんわけで。予測が外れたときの損失を相当出してるはずなわけで。ノイズが消えれば予測も当てやすくなるわけで。その意味で、前々から待望されてた重要なバーツなのかも。

あと、太陽光や風力の電力って国産エネルギーじゃないですか。今は輸入してる化石燃料にほとんど頼ってる電力の一部を国産化できれば、国富の流出を減らせるわけで。けど問題は供給の不安定性なわけで、まさにそれで電力会社は尻込みしてる。蓄電は地味なせいかあまり注目されてない感じだけど、超電導フライホイール蓄電システムは切り札になるかもなー。

そういや太陽光・風力は火力に比べると発電コストの高さも問題だったね。まーそこは改良で追い追いよくなっていくでしょうと。

ドイツは再生可能エネルギー推進を大々的にやってたけど、コスト面の問題を解決できずにヘタレたという噂。もしコスト高の原因中で供給の不安定性対策が大きいのなら、もしかしたらこれでどうにかできてしまうのかもしんないね。

銘板
2015.7.24 金曜
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落ちこぼれ

落ちこぼれを作るのは「誤った正義感」←損失でしかない

と、この日記のネタ帳に書いてあった。と、なぜか他人事ww

昭和時代によく聞かれた「落ちこぼれ」。今はあんまし聞かなくなったね。意味わかんない人は自力で調べてください。

実際、今も落ちこぼれに相当する人たちは一定数いるんだろうけど、どうだろ、割合は減ってる気もするし、昔ほどやさぐれてない気もするし。

これってさ、要は、落ちこぼれを作り出す仕組みが存在してしまってたってことに、教育界が気づいたってことなんじゃないかなと。そしてまともに改善の対処をしてきた結果なんじゃないかと。

いやさ、昔はもうこれって「落ちこぼれるほうが悪い」の理屈でさ。「向こうが悪いんだから教育するこっち側はビシビシ厳しく鍛えてやる」てな考え方でさ。それでいいケースもあったろうけど、それで落ちこぼれ度がさらに悪化するだけのケースもまたけっこうあったわけで。

けど「落ちこぼれるほうが悪い」ってことで、間違えた指導法はさらに間違え度を増して、落ちこぼれはもっともっと落ちこぼれていったと。まー「誤った正義感」ですな。それが損失を生んでるのに、その責任は相手のみにあるっつう誤った判断なんで、状況が改善することはないと。

この手のご都合主義、社会じゃまだまだ生きてるよね。「ミスを出した人が悪い。気をつけるように」「またミスして。口を酸っぱくしてあれほど気をつけるように言ってるのに。箸にも棒にもかからないとはあんたのことだ。ほんとどうしようもないね」ってやつ。

徹底的に「間違えた人が悪い=指導者(自分)は悪くない」で、決して「指導方法が悪いから間違いが起きる」とはなんないわけで。まさにご都合主義。

おいら今、指導する立場。てことでご都合主義は極力控えてるつもり。代わりに原因究明・再発防止をやると。指導もそれに則れば、相手を責めることもなくなるわけで。「ここをこうしてくれ」と指示内容が具体的になると、相手も納得して実行してくれるわけで。

まーそうはうまくやれてないんで、やっぱし往々にして「ここはひとつ、こういう点に気をつけね」っつう「気をつけてください」型になっちまってるけど。

だんだんに、そこらへんを高度化していけたらなと。2つ前の仕事じゃ責任範囲が自分だけで、相手は情報関係の仕事そのものだった。てことで余計なこと考えずにプログラミングなんかで改良できた。やってくうちに改良も凝ったことができるようになってった。今回はプログラムみたいにタダで作れるものじゃないし、相手は人を通した仕事だしで勝手が違ってな。以前の方法じゃ通じないわけで。んでもやっぱし、やってくうちにだんだん繋がってきたりするんじゃないかと。

銘板左端銘板銘板右端

ご都合主義の責任者ってほんとすごいからな。トラブルがあると、良かれと思っての行為・判断が発生源になってしまって困り果ててる人に「原因究明・再発防止をしてください」と丸投げしてくるからな。徹頭徹尾「お前が悪い」っつう考えですな。責任で考えれば、トラブルが発生する環境を放置してきた責任者に責任があるんだからさ、原因究明・再発防止活動の主体は責任者だろうに。

銘板
2015.7.25 土曜
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V ほどでもない LBI

これって VLBI だよね。

謎多い「ブラックホール」撮影に役立てたい…天体望遠鏡「視力」3倍に - VLBI用語集

VLBI 自体はけっこう前々からあるんだわ。発想も実運用も。今回は、国内の電波望遠鏡だけで有意な VLBI ができたってことがミソなわけで。

使ったのは「国立天文台野辺山宇宙電波観測所(長野県)にある2台の電波望遠鏡を同時に」とのこと。隣接する2つの電波望遠鏡でできたんだ。んで単独より解像度3倍と。これはこれで意味がありそう。

VLBI って、2つの電波望遠鏡がどんだけ離れてるかが解像度を決めるんだけどさ、超正確な同期が必要なわけで。それは光や電波の速さの限界から来る遅れも見込んだものなわけで。近場の2つなら話が簡単になるわけで。けど近場だと距離を稼げないんで、あまり意味がなさそうだったわけで。

意味があったですなぁ。

集光力でいえば、電波望遠鏡のパラボラの直径と表面精度が基本。けど検出装置の精度もまたその要素になる。ここらの装置の技術開発は日進月歩なわけで。けどパラボラの直径で決まる理論限界、ドーズ限界が立ちはだかる。機器の精度をいくら上げても、検出限界をいくら下げても、ドーズ限界を超えた精度は無理なわけで。

そこで VLBI の出番ってわけ。けど VLBI が Very Long Baseline Interferometry ってことは、今回のは単に LBI なのかも。まー小規模でサクッとそれなりの高解像度を成せたってのが要点かと。って言うとなんかバカにしてるみたいになっちゃったけど、そうじゃないわけで。VLBI って各国の電波天文台との連携が必要なわけで、アポ取りを考えただけでめんどいわけで。

光学でも電波でも、天文台ってのは常にスケジュールがみっちり詰まってるわけで(税金で建設・運用してる以上、無駄な運用は許されないんで)。そこにスケジュールをねじ込むってのは、時としてかなりの力技が必要なんだろうなと想像できるわけで。

まーとりあえず、かなり前から予約しとかなきゃなんないわな。そこの天文台独自の審査ってのもあるし。競合する他の案件を排してまでの重要性が認められなきゃボツにされたりとかあるわけで。

そこへいくと、ひとつの天文台施設の中で事が済むってのは便利でラクなわけで。そこがポイントかなと。1個の電波望遠鏡じゃ解像度が足りないけど、よその天文台と VLBI をやるほどの解像度は必要じゃないっつう微妙な案件の解答が得られたって感じなんでしょうか。

銘板
2015.7.26 日曜
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はるか2

VLBI っつうと、日本が提唱して、工学実証衛星 はるか で実際にやってみせた スペース VLBIVSOP: VLBI Space Observatory Programme)ってのがありましたな。過去形なのは、今はやってないから。

はるか の運用は2005年11月に終了済み。後継のはずの ASTRO-G は技術課題を克服できずに開発中止。海外での動きはなし。てことで今は VSOP は運用してない状態。

これなぁ……ほんと早く復活してほしいですよ。はるか で言うと、波長の長い電波領域なのに可視光のハッブルの1000倍の解像度で深宇宙を観測して、数々の成果を上げてきたのに。

ASTRO-G ではさらなる高性能を狙ったけどポシャった。パラボラアンテナの鏡面精度の要求をクリアできなかったそうで。

ここが疑問で。宇宙開発委員会や開発チームの考え方ってことなんだろうけど、別に はるか と同じ性能でもよかったと思う。他にどこもやってない観測方法なんだし、はるか で観測しきれてない観測テーマはほかにも多くあると思う。

けど「先代よりも大幅性能アップできないならやらないほうがマシ」という結論に達したらしく、ASTRO-G は丸ごと計画中止。VSOP は以後、空白期が続いてる。これってさ、「はるか の成果自体あまり意味がなかった」と解釈できてしまう、ある意味危険な結論な気がするんだが。おいらは決してそうじゃないと思うが。

はるか 程度の観測精度って、今はもっと小さい衛星で実現できると思う(パラボラのサイズ確保は必須要素としても、衛星本体の小型化はできるかと)。イプシロンロケットで打てる程度にまで小型化できるんじゃないかと思う。はるか は M-V ロケット初期型+キックモータ KM-V1 で打ち上げたっけな。イプシロンなら同じ軌道で、質量 500kg くらいなら行けそうな気がするが。

つか はるか より近点高度を低くすれば、ますます行けそうなような。公転周期が短くなるぶん観測頻度がいくらか上がるし、使用後にデブリとして厄介者になる期間も短くなるし。つか通常の3段目の KM-V2b の2段重ねとかどうだろう。真空中推力10トンだから行けると思うが。けどやっぱし無茶かなぁそういうの前例なさそうだしなぁ……。でも行けそうな気がするなぁ……。

ちなみにイプシロン2号機(能力は1号機の3割増し)で打ち上げる衛星 ERG の軌道はほぼ静止遷移軌道で、はるか の軌道と似てる。ERG の質量は 350kg。やっぱし新型 VSOP 衛星は無理なのかなぁ。って ERG はキックモータなしで打つわけで。キックモータ付きなら倍以上の質量は行けそうなわけで。だいたい 800kg くらいとなりますかね。って はるか の質量が 830kg だったとな? いけるじゃないですか。

ていうか、地上の電波望遠鏡同士での VLBI はよくやってるみたいなんで、VSOP っつうエキセントリックな VLBI は需要があまりないってことなのかな。あるいは、軌道の関係で使えるタイミングが限られてるんで、1機だけじゃ使いにくにくいのかもな。

銘板左端銘板銘板右端

はるか は工学実証衛星だった。ある技術アイデアが現場で通用するかどうかを試すのが目的なわけで。このときのテーマは、軌道上での大型膜面の展開だった。んで、VSOP を実現できるほどの精度での膜面展開に成功。観測がうまくできた時点で、はるか は当初の目的を達成した。

てことで次の VSOP 衛星の目的はまさに VSOP なわけで。だからこそ ASTRO-G には はるか を大きく超える性能が必要だったのかもな。とはいえ、せっかく途中まで進んだ計画だったんだからさ、全部ナシにしてしまうのはもったいないだろと。

銘板左端銘板銘板右端

んー、地上での VLBI の精度が日進月歩で上がってるんで、VSOP をやるなら衛星側の性能を大幅アップさせないと意味がないのかな。軌道上でのパラボラアンテナはどうしても地上より小さくなってしまうわけで、その限界との戦いが鏡面精度と関係あるのかもな。

銘板
2015.7.27 月曜
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ついにスマホ

iPhone 5S 買ったった。今まで使ってた富士通ガラケーがまたガタ来てさ。2年ごとにおかしくなる仕様なんだかねぇ。かつてのソニータイマーじゃないんだからさ。んでまぁいつの間にか docomo も iPhone を売るようになったし、docomo ショップで一番小さいスマホがそれだったしってことで、iPhone 5S。

そういや Mac ユーザ歴は今年で20年になるけど、まともに新品の Apple 製ハードウェアを買ったの初めてたわwww 今までほぼ全部中古。中古じゃないのはリストア品(不具合返品を再調整したもの)だし。ていうかそれも実質中古だよな。

しかしガラケーと何もかも勝手が違って、すげー使いにくい。何が何やら……。前の職でアンドロイドスマホを持たされたけど、あれともかなり違うのな。

そしてこの iPhone をなんとか Mac として使いたいんだが。iOS はそういうのダメなのかな。わかんないけど、出先でどうにか Mac として使ってみたいんだが。iPad がけっこうそれができるとか聞いたことあるんで、iPhone でもいかがでしょうかとか思ってるんだが。

だめ?(誰に訊いてるんだろ)

iMac についてきたワイヤレスキーボードが1台余ってるんで、とりあえずそれで入力できるか試すところから始めてみるか。

フリック入力が苦手なもんで。

銘板
2015.7.28 火曜
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落日

うわーお知らん間にいろいろ物事が進んどりますなぁ。

〝自慰行為〟ライブの女も逮捕していた…FC2事件の全容解明へ 創業者実弟を「共犯」立件

FC2 かぁ。かつて仕事でガラケーサイトをいろいろウンヌンしてたことがあってさ。FC2 にはそのときかなりお世話になったというか。ガラケーのネット社会では FC2 はわいせつ動画専用ってわけでもなく、ブログサービスの提供元として人気を博してたよ。PC からも問題なく閲覧できたけど、見映えが地味だったんでケータイ専用みたいな扱いだったっけな。

それがまぁこんなことになっちまって。ガラケーサイト社会自体はもう崩壊しちまってるんで、ちょいと郷愁というか。この事件はもしかして、事業の柱の1本を失ってしまった会社の「食わんがため」ってやつだったのかもな。

なんかイモヅルで、FC2 とは特に関係ないことに話題を流れさせてみようかなと。

i-mode とかのガラケーサイトってのは、それ専用の独自の HTML 規格のページを推奨しててな。docomo は i-HTML で、au は HDML って規格だったっけか。ソフトバンクも、au よりは docomo に近い独自規格を推奨しててな。それぞれところどころルールが違うところがあってな。そういう自社規格での競争状態って長続きしないだろ。

まー PC サイトは当時のケータイには重すぎたんで、仕方なくこうなった形で。

けどインターネットは共通規格なのが売りなわけで。こんな特異な規格、しかもキャリアによって違う規格、続くわけないっつの。案の定スマホの台頭で実質的に消滅してしまった。

おいらスマホの登場と普及は具体的に予測できてなかったけど、ケータイの性能が上がれば、ショボい性能の端末に合わせた独自 HTML 規格なんて、時代の徒花として消えてくもんだとわかってた。

かつて、勤めてた会社の東京本社から幹部がいらしたことがあった。おいらはケータイ(今で言うガラケー)関係の部署で働いてた。

下っ端も全員含めた質疑応答コーナーにて。おいらは「かくかくしかじか。ということで、僕の仕事はいずれなくなるんじゃないでしょうか」と質問したんですわ。あれは2008年の初め頃だったか。そしてその場でいただいた返答(当時 iPhone はもうアメリカでデビューしてたんだっけ。おいらも知らん状態だったけど)

「今ケータイ部門はどんどん伸びてるから、君の仕事がなくなることはないよあっはっはっは」

そこからわずか2カ月で、ケータイ事業は縮小に反転。おいらが辞めた1年後、元・我が部署は解散した。

上がアレでな。その下の中間管理職も輪をかけてアレでな。そしてトップダウンオンリーでな。上から降りてきた、伝言ゲームで劣化して矛盾だらけの情報を押し付けてきてな。グループ全体ではけっこうでかい会社だったけど、そんなもんなんだなと。

銘板
2015.7.29 水曜
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D-SEND#2

JAXA、航空関係の研究も着々と進めとりますなー。

JAXA、超音速模型機の飛行実験に成功‐マッハ1.39で衝撃波騒音の低減効果確認

実験成功おめでとうございます。

JAXA は前に一度、同じ実験をしたことがあったね。なにがしかの理由でうまくいかなかった気がしたが。おお、これだこれだ。

JAXA、D-SEND#2飛行試験の失敗の原因を究明…空力特性の算出と実機との値に差 - Response.15th

特に税金を投入したプロジェクトでの失敗はとかく叩かれるもんですな。そこでポシャらせずに続けるってのは相当根性が要るはず。よく今回の成功まで導いたですよ。

JAXA でもその航空部門の前身の NAL でも、実際に設計から機体を作るまで通した経験ってそんなに多くないみたいだからな。予算の関係で。けど当たり前のものを作るのは民間の仕事なわけで、国の研究機関としてはエキセントリックなブツを作って飛ばしてデータを採らなきゃなんないわけで。そして失敗も含めた実験結果が民間に導入されて、民間企業は安心してその果実を口にできるってわけで。

てことは、この手の「プロジェクトの失敗」とは実験中の予期せぬ不具合の発生じゃなく、そこで諦めてしまうこと、ってことですかね。

もう少し細かいとこだと、続ける意味が明らかにないことが判明して諦めたのはプロジェクトの成功(やってみるまでわからない」が、「やってみたらわかった」になったので)、続ける意味があるのに/あるかどうか未確定なのに諸々の理由で断念したのはプロジェクトの失敗、ってことですかね。

JAXA の別の計画で HOPE というのがあった。国際宇宙ステーション(ISS)補給機は こうのとり になったけど、そうなる前の最有力プランだったもの。「宇宙往還機」「日本版スペースシャトル」とも呼ばれてたな。これ、当時の日本の技術としては思いっきり背伸びしたものだった。リスクを覚悟しての果断なチャレンジだったわけで。で、やってみたらば採算性や技術課題を期限(ISS の本格稼働開始)までに克服しきれない見通しになって、のちに「こうのとり」と名付けられる片道使い捨ての補給機計画に取って代わられた形(こうのとり は こうのとり で、単に安全・安価寄りで作ったわけじゃなく、ドテっ腹に大穴をあけるっつう無茶な設計を実現。おかげで各国の ISS 補給機の中で、唯一無二の役割を獲得した)。

HOPE もやれるだけやったわけで。「研究費が無駄になった」と取れなくもないけど、将来もしかして技術革新があったとき、このときのデータと経験が役に立つかもしれないわけで。とりあえず HOPE 計画のステップのひとつ HSFD でやってみた実験方法が、そのまま今回の D-SEND#2 計画に使われてたりする(スウェーデンで、大型気球で吊るした機体を落下させる)

そして実験機 D-SEND#2 の最終目標は、ぶっちゃけコンコルドの復活。コンコルドで克服できなかった衝撃波公害と燃費問題を解決すれば、超音速旅客機がまた実現できるわけで。今は航空会社にどんなに大金を払っても、音速未満の移動しかできない。そのブレイクスルーが待たれてるわけで。実現しても当面はお金持ち専用になりそうだけど、新幹線だって最初はお金持ちに的を絞ってたみたいだしな。D-SEND 計画ってのは、現状の「到底無理」を「カネを払えばできる。しかもコンコルドよりも便利に」まで引きずり下ろす、その礎なんですわな。

銘板
2015.7.30 木曜
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すごい久しぶりに ほぼじゅびふぉ

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ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

今まで入荷してきた『カムパネルラ』の中で、この作品のみ英題に "For" がついてる。てことで反訳のタイトルは『カムパネルラのために』と直訳したですよ。

調べたらベートーベンの『エリーゼのために』が英語では "For Elise" なんで、そこから本歌取り的ななにか。

シェリー版はどうも、大元の『銀河鉄道の夜』の話をご存知な香りがするなぁ。

銘板
2015.7.31 金曜
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そんなとこにも日本的改革

日本とイスラム圏との関係、なんかすごいところですごいことになってきたな。

ロリータファッションが遂にイスラムの世界へ! ムスリム女性のファッションの進化が凄い! - カガクニュース隊

とのこと。たぐってみた元記事(英語)はコチラ↓

Muslim Lolita Fashion Is A New Trend Inspired By Japan - boredpanda

見出しの意味は「イスラム教徒のロリータファッションは日本に影響を受けた新たなトレンド」。

この手のファッションのアピールポイントは「自分がそれをカワイイと思うから」で、男性からのウケはあまり関係ないらしい。西洋では女性解放の新しい形として捉える向きもあるみたいで、きゃりーぱみゅぱみゅがかつて海外で大受けしたのはたぶん、その方向もあったんじゃないかと。"PON PON PON" や『ファッションモンスター』の歌詞は、その方向でメッセージがいささか扇動的でもあるしな。ほぼじゅびふぉ に載せていただいてる EFD 英訳詞を見ると、まさにその向きが強調されてたりして。

てことで、おいらがこのファッションの内容をウンヌンするのはお門違いなわけで。ただの部外者ってことで、「誰にも迷惑かかってなさそうだし 好きならどんどんやりゃいいんじゃね?」ってなくらいかな。

しかしこれイスラム圏じゃどんな受け止められ方してるんだろうか。あのあたりはメソポタミア文明の昔から強烈な男尊女卑社会だからな。イスラム教の成立と普及でかなり緩和されたっぽいけど。それでも非イスラム圏に比べると、今なお相当な男性優位社会なわけで。仮にそこを理由に軋轢が発生しますと、日本に何かが飛び火してきたら怖いですなというか悲しいですなというか。

昭和時代の日本ってけっこうなんてーの、若い世代に何か流行が起きるたび、中年以上の世代の癇に障っていちいち叩かれるっつうのがあった。それが起きるんじゃないかと。

しかし昭和時代の流行の結構な割合はアメリカ発だったけど、その流行を元にアメリカを叩くってのはなかったような。まーもしムスリムロリータファッションが現地の社会で叩かれるにしても、そんな感じで怒りの矛先が日本へは向かないよう祈るばかりだすよ。

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