ひとりごちるゆんず 2012年6月
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2012.6.1 金曜
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名無しの野良 JavaScript 〜たぶん完結編〜

この日記の台紙ページを作る JavaScript の新型、まだ不具合があったんですよ。各日付のヘッダ部分の日付表示、ここにおかしなところがあって。そこらへん先月分まで、出力結果を手で直してたですよ。さっさとソースのおかしなところを見つけて直せばいいのにな。それがなんだかソース直しはめんどい気がしてさ。けどどう考えてもそっちのほうが早いし根本的な解決だってのにな。

分かっちゃいるのになんでそうしないのかと。人体の不思議ですなあ(違)

今月ぶんの台紙を作るにあたって、ようやくその不具合の原因を見つけて修理しましたよと。

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2012.6.2 土曜
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いろいろクラッシュ中

そうなってるのもなんかもう最近、いろいろ頭使うのめんどくなってきててさ。仕事の JavaScript 作りもあんましはかどらなくなったし。サビ残がアホらしくなってきたってのが一番大きいかな。

強制サビ残じゃなく自主サビ残だから、法的には職場は何も悪くはないんだけど、それにしてもあまりにも成果を無視され続けるもんだから、ほんとアホらしくなってきて。と結局、感情的には職場のせいにしてみたり。ていうか同僚たちもおいらがその手の活動を無給でやってることを知ってるもんだから、かなり気遣われるようになってきてしまってるわー。そして、おいらがそこまでやってまったく報われないもんだから、むしろ同僚たちで虚無感を覚える向きが出てきてるww

つかもう体の具合が悪くなってきてさ。頭痛とかめまいとか吐き気とか。そこまでしてやる意味を考えだしたら、しばらく職場ボランティアは控えるか緩めるかだなーってことで、5月中は早めに帰る日もあったり。そしたらそれはそれで、ブログラム作りじゃない系の「やっとくこと」がその空隙を埋めてしまったりという意味不明さ。

もーなんかこういうテンパリ状態って、よく考えたらこの半年くらいずっとだよなーとか。この日記も3〜5月ぶんは虫食い状態だしな。私生活では、GW しょっぱなの HDD 物理クラッシュが痛かったわー。あれでもかなりいろいろ精神的な何かを失ってしまったですよ。んで、Art of Illusion 勝手和訳も書類がみんなぶっ飛んでしまったけど、またはじめからやり直してたり。これだけは続いてるなぁ。

けど仕事のほうを少しずつ控えるようにして、あと気がつくとイライラし続けてたんでそれも意識して避けるようにしてたら、気分が少し落ち着いてきたですよ。

しばらく投げてたこの日記とかまたやろうかなとか。

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2012.6.3 日曜
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よくわからないけど改善

このサイト全体が、しばらくほったらかしにしてるうちにいろいろ壊れてた。なんでだべ。

そういやフレッツ光から au ひかりに乗り換えて、プロバイダがハイネットから biglobe になったわけで。このサイトはトップページだけをハイネットに置いてあるっつう中途半端な仕組みになってたもんだから、これを機に全部ひとつのリモート鯖にまとめてしまおうと思ってさ。

ハイネットのサーバ容量は小さくてねこれが。容量追加サービスは高いしで、おいらはハッスルサーバーという業者さんと契約して、このサイトのほとんどの書類をそこに置いてるんだわ。んで全部ハッスルにしてしまおうと。

てことでその移行作業をやったら、ハイネットとの契約がまだ生きてる「引っ越しました」ページを出さんといかんわけで。んでチェックしてたら、書類がいろいろ歯っ欠け状態になっててさ。あと『楔形文字ワープロ くりごはん』がまったく機能しなくなってた。よくわからん。ハッスルの同じフォルダにバックアップを入れてあって、そっちは動作したですよ。なんだろクラッキングされてるんだべか。単にハッスルサーバーで何かあったならまあそれならそれでいいけど。

ちょっとクラッキングが怖くなったんで、即興でパスワード生成 JavaScript なるものを作ってみた。

パスワードを何文字にするかを入力すると、ランダムに選んだ文字がその字数分だけ並ぶ。気に入らなかったら「アゲイン」ボタンで作り直し。出るのはすべて半角で、数字と大文字小文字のアルファベットとアンダーバー。アンダーバーが出る確率はほかの文字より高い。あと、はじめの1文字は大文字か小文字のアルファベットしか出ない。という仕様。

今までずーっとデフォで向こうからもらったパスワードだけ使ってきたですよ。これだめだよなぁ。今度から定期・不定期でランダムパスワードに入れ替えることにするべ。

とりあえずパスワードの対策はした。しかし HDD クラッシュでローカルデータが飛んだのが4月末。いろいろやった末に復旧を諦めて、新規 HDD を入れてクリーンインストールしたとき、このサイトのデータはハッスルから落としたんだわ。ここだけはバックアップが取れてたってことで。てことで完璧な状態で復旧できた。

そして今日見てみたら、なんかハッスル側がめちゃめちゃ壊れてた。どうゆーことなのかと。この時期はまた、ハッスルサーバーのおいらの契約更新の時期なんですわ。1年契約の。おととし、去年とハッスルの更新を忘れててさ、自業自得で大変な目にあってしまったんですわ。んでまぁ今年はそこらをさすがに分かってて、更新日の1ヶ月前から更新受付するってんで、4月中に済ませといたんですわ。そこらへんの切り替えとかで何かあったんかなぁ。よくわからんけど。ちゃんとなったけど。

ていうか今日はもう「引っ越しました」ページを作る余裕ないわ。

ていうか知らん間にハッスルサーバーが使いやすくなってるんですが。FTP 接続ソフトのせいかもしんないけど。

この前までね、いつからだったか忘れたけど、"RBrowser" とゆー Mac 向け FTP 接続ソフトからハッスルにつなぐと、数分で接続が自動で切れてしまってたんですわ。その度に RBrower のハッスルのファイルを表示するウインドウを閉じて、また接続して、と面倒だったんですわ。FTP サーバって安全のために接続がすぐに自動解除されるものみたいだけど、こうなる前の RBrowser だと、接続が切られてるときは、ファイル操作をすると自動で再接続してくれてたんですよ。それが今日、気づいたら復活してた。いやーラクになるわこれー。

もしかして OS を新規インスコして、古い設定が消えたからかな。クラッシュ前のおいらの Mac OS X 10.6 は 10.5 の設定を引き継いでたからな。今回は純粋に10.6 なわけで、見映えとか操作感覚に違いが見られるわけですよ。そこらで何か、RBrowser に関わることで何かいいことあったのかも。

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2012.6.4 月曜
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未臨界終焉

この日記のネタが尽きると、過去ログを眺めてそこから考えたり、あれはどうなった? 的なことを書くわけで。

てなわけで丸1年前の日記を見てお茶を濁そうかと。

2011.6.4 に「ATP 発動機」とゆー生煮えでさえないヨタなアイデアを書いたんだけど、その文中で、

関係ないけど同じような印象操作の事例として、おいらは今の韓流ブームは捏造だろと思ってる。けどこのしつこいプロモーションがあと2年も続けば、日本人がその気になって本当にブレイクするんじゃないかって気もしてる。ただまぁ日本と韓国共通の音楽業界の事情として、少子化で減り続けるターゲット層に的を絞ってアピールを繰り返すのって、興行的にあんまし頭のいい戦略じゃないと思うんだけどどうなんだろ。

て書いてたなー。

韓流、ほんと落ち着いたよね。やれやれ。あのときはあまりにも韓流ゴリ押しが凄くて、この国の将来に不安を覚えたもんですよ。ほんとやれやれですわ。

噂では、あんだけメディアを動員して押しまくったのに日本での人気はとうとう臨界に達せず、そのうち韓国政府の担当機関からの資金援助が切れて、しぼんでしまったとか。もし臨界に達したなら達したで、おいらの暮らしにはほとんど何の影響もないんだけど、気分的にほっとしたというか。

その後遺症なのか、今フジテレビの人気が落ちまくって大変とかいうのも噂。どうなんだろうね。あんましテレビ見ないおいらは関係ないか。どうでもいいや。

しかし韓流ブーム()ってさ、前にも書いたけど、なんでまたよりによって震災直後の、戦後かつてなかったほど日の丸が翻る日本にあんなに攻勢をかけたんかなと。娯楽どころじゃない雰囲気でもあったのに。で、たぶんその前から韓流の仕掛け連合側では「2011年に一斉に日本市場を攻める」という合意ができてて、ただそのスケジュール通りにやっただけなんじゃないかなと。

震災より前から韓流アイドルを押しまくってたからなー。2011年の1月あたり、「韓流ってすげー流行ってるんだなー」とおいらは思っとったよ。その頃は騙されとったよw

震災後、日本の状況なんかお構いなしに押しまくる韓流。そして仕込みや捏造がその先からバレまくる韓流。あいつら何やってんだと呆れるおいらはまだまだ情弱。ネットではその露骨な間抜けぶりをネタに、とっくに盛り上がってたww

テレビがあれほどまでに韓流韓流でかまびすしかったのは(特に震災後)、今思うとマジで「食わんがため」だったんじゃないかって気がする。震災前からキャンペーンを張ってたのはそれで行く方向に決まってたってことなんだろうけど、震災後に韓流ステマを異常なほどしまくったのは、震災直後からしばらく広告収入がなくて、本気でキツかったからじゃないのかと思ってさ。

必死の様相だったテレビに対して、新聞のほうは韓流の押しっぷりはまだまだ緩やかだったと思う。エンタメがメインじゃないからってのはあったろうけど、新聞は広告収入だけじゃなく、直接売り上げもあるからな。それでテレビよりは余裕があったんじゃないかと勝手に想像するテスト。

けど新聞の経済系の記事で、韓国押しがすごかったりもしたっけ。「韓国経済を見習え」的な。あれもステマだったと理解してよろしいんで?

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2012.6.5 火曜
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1年でちょっとだけ鍛えられた成果

また去年のログから。2011.6.8「改行コードでの到達に関するあれこれ」から。

ブラウザに表示されたものを直接コピって JavaScript の textarea に貼り付けでぶち込んで自動処理するというの、便利なんであれからも職場で作っとりまして。相変わらずブラウザによる違いを吸収しなきゃなんないわけでして。

んで去年は "\n" で行ける、という見解を出したわけだけど、どうもそれそんなにイイってわけじゃなかったですよ。なんかうまく行かないときがあってね。てことで、この1年で出来上がった様式は以下(Windows 向け)。

str = str.split(decodeURIComponent("%0D%0A")).join("_ReTuRn_");
str = str.split(decodeURIComponent("%0A")).join("_ReTuRn_");
str = str.split(decodeURIComponent("%0D")).join("");

改行、これで処理した方が確実だわ。ほんの3行で済むし。

1行目: CR+LF 形式の改行を文字列 "_ReTuRn_" に入れ替える(改行を可視化)。

2行目: LF 形式の改行を文字列 "_ReTuRn_" に入れ替える(Firefox での改行を他の様式に揃える。同時に可視化)。

3行目: CR 形式の改行を削除。

てな案配。Windows の Firefox の表示を丸コピするとさ、なぜか改行が LF なんですわ。それを発見して、話が一気に進んだですよ。

CR なんつう Mac OS Classic でしか使ってなかった改行なんて、もうどうでもいいべと思いきや、出てくるときがあるっぽくて。ほとんど亡霊なんだけどさ、Excel をコピると、たまに CR 改行が混ざってるときがあって。

なんで亡霊なのかって、Excel って一番最初は Mac 用に作られたわけで、そのときの名残らしい(詳細不明)。それは削除で対応すれば問題ないみたいで。

てなことでこの単純な処理をしますと、大体どのブラウザからコピってきたもんでも、バラバラな改行コードを統一&無効化&可視にできますよと。試してないけど、たぶんプラットフォームを問わずに行けると思う。

改行コードを統一&無効化&可視にすると、スクリプト作りがかなりラクにもなるぞ。

あと "\n" は全然ダメってわけではなく、textarea にデータ出力するとき必須ですなぁ。"\t"(タブ)と合わせて、Excel にそのまま貼り付ける出力を作るときなんて特に。

ちなみに document.getElemementById(id).innerHTML で出力すると、その出力をブラウザからコピると勝手に末尾に改行が入ったりで面倒。つか IE8 までだと、さらに末尾に半角スペースが付くという意味不明さだったり。document.getElemementById(id).value で textarea に出力するのが一番安定してそう。

銘板左端銘板銘板右端

2013.12.16 追記: ほんと今さらなんだけど、

str = str.split(decodeURIComponent("%0D%0A")).join("_ReTuRn_").split(decodeURIComponent("%0A")).join("_ReTuRn_").split(decodeURIComponent("%0D")).join("");

だと1行で済むことに最近気づいた。

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2012.6.6 水曜
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地獄に仏は外野には分からない

去年の震災後、ちょっと気持ちがわかったなーってのがあったわ。

ああいう状況下にいると、強いもの、頼りになるものを欲するんだなぁと。

自衛隊や消防・警察の大活躍ぶりには喝采を送らせていただきましたですよ。

それに先立つこと9年半。2001年9月11日。アメリカで同時多発テロが発生。

当時読んだ新聞によれば、国防総省に攻撃を受けた首都ワシントン上空に米軍の F-16 戦闘機の編隊が飛来したとき、市民から歓声が上がったそうな。

そのときはさ、別に F-16 が来たって何にもなんねーじゃんとか思ったわけ。もう民間航空機は全部止められた後だったろうから、追加のハイジャック自爆テロはなかったろうし、敵の軍用機が飛来してたわけでもなかったし。米軍の戦闘機はたぶん戦いに来たというより、主に現地情報を集めに来たんじゃないかと思う。

それでも現地・現場の民間人にしてみれば、そのときは情報が錯綜して、何が起きてるのかよく分からなくて怖かったんだろうなーと思ってさ。そういうときに、味方の実行部隊が生きて活動してるのが分かるとさ、ほんと安心できるんだよな。

ある人が不安だったのがちょっと安心めになれたってのは、単に気分の問題といえばそれまでだけど、その本人にとってはまさに地獄に仏なわけで。

去年の震災のときは、まず停電で情報が手に入りにくくなった。うちの場合は31時間ほどで電気が通った。そんでテレビのニュースでいろいろ見ても、やっぱし歯がゆいくらいに状況が掴めなくてな。原発はあのとおり綱渡りというより、悪い方向に押されに押されてたのに、誰のどの話を信じていいんだかって感じだったし。

おいらは一般の平均より多少は原発の仕組みを知ってると思うけど、半可通なのも自分で分かってた。事態はおいらの理解力ごときを軽く越えてた。てことでデマを流しちゃいかんと思ってさ、情けないけど ROM を決め込んでたわ。あのタイミングでヒーローになろうと蛮勇を振るうよりは、よっぽどマシな判断だったと思ってる。

デマを拡散しまくってた人たち実際にいたしね。パニック状態の一般人ならまだしも、責任ある立場の組織や人さえ「プルトニウムは重いので、空気中で拡散しない」とか「水を煮沸すると放射性物質は飛ぶ」とかめちゃめちゃなこと言ってたしな。新聞記事上で、名無しの「専門家」が世論誘導を試みたりとかも。

おいら不安でたまんなかった。こんな人たちはきっとほかにも多かったと思う。

原発もそうだけど、うちの地元は福島第一原発からけっこう遠いんで(直線距離 350km ほど。静岡市や富山市と同じくらい)、そっちも心配しつつ、どっちかといえば地震と津波での被災のほう重視でして。八戸はこの被害は受けてるんで。

そんな中、自衛隊の皆さんが被災各地で本当にがんばってくれたよね。消防と警察も。実際の成果もそうだし(自衛隊だけでも2万人近くを救助したそうな。遺体回収もすごい数だったはず。消防・警察は津波災害後の救助だけでなく、津波が来るまでの避難の呼びかけや誘導でも、相当の人数を救ったはず)、その姿が報道されて、安心につながったとも思う。おいらは新聞で毎朝、自衛隊・消防・警察の活躍ぶりの記事がないかと漁っては読んでたっけ。

マスコミ情報もネット情報もデマが飛び交って混乱と錯綜てんこ盛りで、何がどっちにどう動いてるのかよく分からんかったあの状況で、捜索と救助と遺体回収はひたすら前に進んでた。彼らとしては自分の仕事をしただけなのかもだけど、その仕事の成果はもちろんのこと、そのほかに、それが世の中に与えた正のなにがしかは大きかったと思う。あんなカオスの中で、それを収める方向の活動がグイグイ進んでいくってのはほんと心強かったわ。関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。

投入した人員と物量で大きかったのは自衛隊ですな。どこの国だって、あんな大規模に組織立ったことができるのは国の軍くらいなもんでして。日本なら自衛隊なわけでして。

かつてゴラン高原への自衛隊 PKO 派遣やら入間基地所属機の墜落事故やらで好き放題に自衛隊を叩きまくってたマスコミも、今回は応援する側に回って、活躍ぶりをきちんと報道してくれたしな(新聞しかチェックしてないけど)。

こういうのって、身を以て体験しないと分からんもんなんだな。アメリカの同時多発テロで F-16 の飛来に市民が歓声を上げた気持ち、ようやく分かった気がする。

銘板
2012.6.7 木曜
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ごきでん

埋めネタではござりますが。ちょいグロです。すんませんご勘弁を。ロケットニュース様より

次世代エネルギー「ゴキブリ電池」誕生! でも100ワット電球1個照らすのに1億匹も必要!!

2012年2月19日

多くの人が苦手というゴキブリが、人類に明るい未来を示してくれるかもしれない。アメリカの科学者が、ゴキブリをバイオ電池として活用できると主張しているのだ。ゴキブリが食べ物を分解しているときに生成される物質から、電子を取り出し発電するというもの。しかも、発電に用いた個体はそのまま生き続けるという。

これは無限にエネルギーを生み出すことができるということなのだろうか!? しかし大きな問題がある、100ワットの電球を発電するのに、必要な個体数が途方もない数なのだ……。

ゴキブリ電池の可能性を主張しているのは、ケース・ウェスタン・リザーブ大学のダニエル・シェーソン博士だ。彼によると、ゴキブリに限らず昆虫の血中には、「トレハロース」と呼ばれる糖分が含まれており、これを分解して発電を行うという。

博士は以前から、昆虫の血液に着目していたのだが、どうしてこれを有効活用しないのかと不思議に思っていたそうだ。特にゴキブリは「血洞」という器官を持っており、成分の取り出しが他のものに比べて容易なのだそうだ。

そこにコーティングした電極を挿すだけで発電することができる。電極を抜き取りさえすれば、再び活動を始めるのだとか。したがって電力源は限りなくあると考えても良いだろう。まさしく未来のエネルギー!

だが、ひとつ大きな問題がある……。

それは、100ワットの電球を1個照らすのに、なんと1億匹ものゴキブリが必要なのだ!! 取り出せる電力が微弱すぎて、満足に活用することができない。仮に一般家庭1軒の電力をまかなおうと思うと、天文学的な数のゴキブリが必要になってしまうのだ! 使えねぇぇえええ!!

人類の嫌われもの、ゴキブリがついに共存する時代に突入すると思われたのだが、どうやらまだまだ先の話のようだ……。

そのままじゃ「使えねぇぇえええ!!」ってわけだけどさ、生体の物質から電力を取り出せるのって画期的なんじゃないかと。つかトレハロースから電力を直接を作れたりしたらすごいんではないかと。

Wikipedia「トレハロース」によると、「近年デンプンからの安価な大量生産技術が岡山県の企業林原によって確立され、さまざまな用途に用いられている」だそうで。けどその林原の製品も「従来の約100分の1の価格の1kg数百円で発売を開始」(1994年時点)だそうで。ガソリンが 1kg で200円くらいとすると、驚くほどには安いエネルギー源ではないかも。

ただ、例えば今はバッテリーの電力で動いてるモノって、充電の手間と時間がかかるじゃないですか。燃料電池なら燃料を継ぎ足し継ぎ足しでやっていけるけど、燃料電池の問題点は発熱。エネルギー変換効率 40% として、発生電力の1.5倍の廃熱が出る。モバイル端末の電力源としてメタノールカートリッジ型の燃料電池の試作品が開発・発表されたのは、もう10年も前だと思う。

けどいまだに実用化されてないのは、たぶんコストもあるだろうけど、発熱の問題がどうにもならないからなんじゃないかなと。普通のノート PC を使ってると、下の面なりキーボード面の一部なりが異様に熱くなったりするよね。あれは CPU の発熱だけどさ、燃料電池を使うとなると、少なくともその1.5倍の発熱が別のところでも発生するってこと。暑苦しすぎる。

生体物質からのエネルギーの取り出しだと、なんとなくそのあたりの変換効率がすごく高いような気がしてさ。発熱ほとんどなしで電力を取り出せるような気がして(そのあたりの証拠はなし。感覚だけで語ってます)。

あるいはこのゴキブリ発電、もしかしたらトレハロースを燃料にした燃料電池なのかもなぁ。したら効率はよくても 50% 程度かも。もしかして 40% いかなかったりもして。そうなると発熱問題からは逃げられないのかなぁ。この実証実験でゴキブリが問題なく生きてられるのは、発生電力が小さいから発熱も小さいってだけ、ってことになるね。

銘板
2012.6.8 金曜
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ゴキ電から電力非依存の世の中とか

無理に電力じゃなくてもいいような気がしてきた。コンピュータの演算なり液晶モニタの制御は是が非でも電力ってことになるだろうけど、動力も発光も、自然界では生体エネルギーのみでできてるわけで。これを人工的に作れば、そのぶんは電化製品の代わりになれるはず。

動力は人工筋肉ってやつだね。そこらへん1980〜90年代にはかなり基礎的な実験の成果が新聞に載ってたな。あれは今どこまで進んだろう。おいらがおぼろげに覚えてるのは、何時間かかけて収縮・伸長を1往復できました、というのと、羽根車をゆっくり回転させました、というの。いずれも負荷なし。実用化にはほど遠い様子だったなぁ。しかし羽根車ってのは面白いと思ったですよ。

生体の筋肉の運動ってのは、ほとんど全部が往復なんですな。ていうか力を出せるのは収縮方向に引っ張るときのみ。だから体勢を戻すために、反対側にも筋肉がついてる。けっこう複雑なんですわ。これ回転ができると、連続的に動力を取り出せるわけで、エンジンやモーターの動力にそのまま置き換えられるようになる。往復運動も回転運動にできるけど(ピストンエンジンがやってる)、仕組みがそのぶん複雑になるわけで。

Wikipedia 記事の「人工筋肉」を見ると、生体の筋肉の原理的模倣にこだわらず、作用や特徴を模倣したものも含めてて、ちょっとカオスな感じになってる。つか動力源が電力のばっかだな。糖のエネルギーを動力に直接変換するやつとかないんかなぁ。電気は制御に使うくらいのやつ、ないんかなぁ。ぶっちゃけ残飯だのそこらで草刈りした草とかをぶち込めば動き出すってやつ、ないんかなぁ。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で2015年から帰ってきたデロリアンは、生ゴミを動力源にしてた。タイムトラベルには1.21ジゴワットという不思議な単位の電力(雷1発分と同じエネルギー)が必要なんで、いったん電力として取り出すのかもしんないけど、人工バイオ的に動力を直接取り出したりする仕組みもついてて、それで走行したりするんだったら、とか妄想しちまうですよ。

発光の方は、クラゲだのホタルだのがもうやってるね。下村脩先生が2008年にノーベル賞を受賞したのが、オワンクラゲの緑色蛍光タンパク質(GFP)の発見でしたな。GFP 発見の過程で、下村先生は青色発光するイクオリンを発見してる。

ちなみにホタルの緑色発光はルシフェラーゼですな。前に結婚披露宴でその応用品を見たことあるなぁ。おっ、ステレオ写真で撮ってあったわ。ってあれ? 緑じゃなく青ですかこれ。とりあえず GFP &イクオリンでもルシフェラーゼでも、緑(ホタルの発光色は黄緑だけど)と青はいけそう。

あとは赤色ですな。

ってルシフェラーゼの項目を見てたら、中津先生というお方の研究で、赤色や橙色もいけるらしい。

ほかにルシフェラーゼかどうか分からんけど、深海魚で赤色の発光をするやつがいるらしい。深海魚の多くは赤色の色覚を持たないらしくて、その魚は赤いライトを照らして獲物を見つけるんだそうな。人間でいうと、暗視ゴーグル装着のスナイパーに暗闇で狙われる感じかな。

生物の発光源には一応、赤・緑・青の3原色が揃ってるってわけでして、この仕組みを模倣・応用できれば、火も電力も使わずに光を作り出せるってことですな。

と、今になってサイリウムのことを思い出したですよ。アイドルのコンサートで観客が振ってるアレ。ミクのライブじゃネギ型のサイリウムがあったりもしてw 懐中電灯や LED を使うのもあるみたいだけど、おおもとはケミカルライトですな。2つの化学物質を混ぜると光るというやつ。ほうほう、色は「緑、赤、黄色、白、青、赤外線などのタイプがある」んですか。ほうほう、全色いけますな。ただ、明るさや点滅を制御できないのが難点ってとこか。基本、内蔵された物質の化学反応が終われば終わりだからな。

けどこれ、発光部への反応物質の流量を制御できて、反応後の老廃物の排除もきれいにできると、かなりアクティブに点滅や光量を調節できそうだね。タイムラグが数秒程度なら、蛍光灯に慣れてる人は何とも思わんだろうと。

てことでこれを生体物質の発光でもやれれば……生ゴミで発光できれば……。と考えちまうわけですな。

電力に依存する暮らしってのは、もうなんだか震災後にはちょっとウンザリしてきたとこですよ。んでゴミ発電とか前々からあるけど、採算性ウンヌンでなぁ。生ゴミだとそこから発酵させてメタンガスを取って、それを燃料に発電機を回して、という長ったらしい筋道な上にロスも多いわけで(八戸市でかつて行った実験だと、「太陽電池や風力発電よりも、下水汚泥からメタンガスを発生させて発電機を回した方が採算性がいい」という結果が出たけど)。

まー電力変換を介さずに、糖分やら生ゴミやら汚泥やらからいきなり光や動力を取り出せたら、意外と便利で快適で災害にも強い社会になったりもするんじゃないかと、ふと考えたっつうわけですよ。そしてその鍵は、生体での動作原理の模倣にあるんじゃないかと。

銘板
2012.6.9 土曜
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竹林で修行の日

家の裏の竹林、最近ちょっと見映えの悪さが気になっててさ、2週間前からちょっとずつメンテしてるんだわ。上半分が枯れてるやつが増えてきて。枯れ竹のてっぺんが並んでると、なんかうらぶれた家みたいでさ、どうも見映えが悪くて。そういう竹のてっぺんって手の骸骨みたいだしな。途中で折れたやつもまたちょっとな。そういうのは先っぽが腐って黒ずんでるし。

なんでそうなるのか。

冬に大雪が降ると竹の枝葉に積もって、重みでデローンとお辞儀してしまうんですよ。んで地面に接して地上の雪に埋もれてしまって。

これを引っこ抜くとビヨヨーンと戻るんだけど、いったんそうなってしまった竹の上部は枯れてしまうらしい。葉っぱがけっこう抜けてしまうし。あるいは雪が積もった時点でアウトなのかも。地上の雪に埋もれる前に雪を払ってビヨヨーンしたやつは葉っぱは無事だったと思うけど、それでも枯れてしまってる気がする。

けど中層あたりは葉が茂ってるわけで、そういうのも根っこからザクザク切ってしまうのは、それはそれで寂しくなりそう。

けど脚立に登って枯れてるとこだけ切るのも、最終回の頭を吹っ飛ばされたガンダムみたいでこれまたなんてーかその……て感じ。

てことで、切るやつは外観をチェックしながら決めていく、という方法に落ち着いた。

そんで2週間前の週末に竹林に入ったら、まーまー根元から死んでる竹が多くて。その日はそういう完全に死んだやつだけ切りまくって外に引きずり出してと。そういうのはもとから葉っぱがないもんだから、切り出しても全体のボリューム感に影響なかったわ。むしろ薮からいきなり突き出してる枯れ竹が減ったぶんだけすっきりしたわ。

次いで先週末。下半分が生きてるやつに着手。1本ずつ切り出しては、ちょっと離れたところから見てチェックしてと。しかしなんだね、生きてる竹を切るのはなんだか申し訳ない気分だね。水を含んでるぶん、ノコギリの感触も、切った後に運び出す重さも違う。運び出してから、後で庭師さんが持っていきやすいように2つなり3つなりに切るんだけど、上半分の枯れてるところは乾ききってて、やっぱしそこは死んでたりする。まーしょうがないか。

んで先々週で死にきったやつを全部取ったはずが、まだあったりして。そこらも掃除してと。半分生きてるやつで切ってしまいたいのが何本かあったけど、いきなりそれやっちゃうと「これ切ったならあれも、あれ切ったならそれも」と大虐殺になってしまいそう。かえって寂しい竹林になってしまいそう。てことで、そういうのは何本か残しといた。

1週間経って今日。

「やっぱし切ろう。あれとあれとあれ」と決めてギコギコやったんだわ。あとでよく見たら、一番切りたかったやつの隣を切ってしまってたわw 間違ったやつも上半分が相当キてたからいいけど。

んでどうも作業しにくいなーとなんでだろうなーと思ったら、生け垣にしてる(たぶん)イチイの枯れ枝が、竹林の中に派手に突き出してるんですよ。竹林の中に向かって生えてる枝は軒並み枯れてる。こいつら日当りを確保できなかったんだろうな。これがどうも作業の邪魔で邪魔で。いったん気になるとすげー気になる。つーかその前の週、枝先が目に入ってきて痛かったりもして。

竹林の中に向いてるイチイの枯れ枝、全部落としたった。竹林の中、すげー歩き回りやすくなったですよ。オレよくやった。

んで死んだ竹がまだ見つかって、そこも処理してと。枯れ枝がなくなっただけで、視界が一気に広がったわ。

あとツタがね、隣の敷地から侵入してきてるんですよ。去年あたりから。見つけ次第なで切りにしてるけど、今年もかよ。といちいち切りながら地面を見たら、ぶっとい茎が延長コードみたいにずーっと竹林を横断して来てやがった。何本も。その延長コード、無慈悲に全部ぶった切りましたですよ。アタマくるなぁ。あらためてその視点で地面を見たら、半地下ですげえぶっといツタの茎が見つかってさ。地上に出てる部分で発見したから、そこも切断。ハア……ハア……てめーら!クソッ!クソッ!

んでまだ「ツタの野郎はどこじゃーおんどれー」と探し回りますな。ノコギリ片手に薮をうろついて周囲を睨み回す男の図ってのは、今考えると洋モノ B 級ホラーな光景ww なんて思ってたら、頭上になんだかよくわからないホラーっぽい物体を発見。

竹林の中に1本、山桜が植わってるんですわ。その山桜の枝がですね。ダマになってて。枝がある場所でいきなり何十本に分かれて、渦を巻いて長径 80cm ほどの巨大な卵状になってるというか。なんじゃこれぁぁぁぁぁぁ。写真撮っとくんだった。

どう見ても禍々しいその物体 X を、切り落とすことにした。

おいらの身長でノコギリが届くギリギリの高さだったんで、枝を下から1本ずつ切り落とそうとしたんだが、2本切ったところでギブアップ。ダマの枝が多すぎて埒があかない。どんだけあるんだと。

しかしこれ、たぶん竹の葉の揺れまくる細かい木漏れ日と影で、どの方向に伸びればいいのかわかんなくなって迷走してしまったんだろうなぁ。焦って枝をいっぱい出して明るい方向を手分けして探ろうとしたら、竹の葉の影どころかほかの枝の影とも干渉してますます行き先がわかんなくなって、それでこんなにグジャグジャなダマになってしまったんだろうなぁ。と勝手に想像。

問題の物体 X の、枝分かれが始まる前の部分をたぐり寄せて切ることにしてみた。んでたぐり寄せようとしても、なかなか下に来ない。よく見たら、生け垣のイチイの枯れ枝2本に、下から支えられておりましたですよ。目線より上だったからその枯れ枝には気づかんかったわ。

そのイチイの枯れ枝を切りまして、と。あらためて物体 X をたぐり寄せて、ひたすらノコギリ攻撃ですわ。

斜め前の上方に手を伸ばして、それを見ながら切るわけですよ。そうするとですね、おがくずが面白いように目に入ってきてこれが。イテテイテテテ。別に目をつぶっててもいいんだったと途中で気づくまで、物体 X の逆襲にひたすら愚直に耐えましたですよ。

無事に切断完了。つま先にドサッと落ちることもなくて、まだどっかに支えられて宙ぶらりんのまんまの物体 X。いったん軽く引っぱったら、あとは自重でズゾゾゾと降りてきましたわ。

卵形かと思ってたよ。したら上部はまったく異なった様相。細かい枝が何百本も真上を向いて、揃ってウジャーッと 2m ほど伸びてやがった。それぞれの小枝の先っちょにだけ、小さな若葉がズバババと生えてた。キモッ! おまえマジキモいよ!

物体 X が滅したその先に、ぽっかりと空が見えた。

物体 X を竹林の外に引きずり出して、見れば見るほどやっぱしキモい。江戸時代なら「さてもさても面妖な」だな。そしてこの達成感w 征服感ww 退治感および征伐感www

んでまたそのときの感慨を振り返ろうと、現場に向かったですよ。

なんてーの、それまでジメッと暗かったその空間と地面、フタが外れたというか栓が抜けたというかで、なんだか爽やかに明るくなってて。達成感、さらに倍。クフフフフ、フハハハハハハハハ、ウワーッハッハッハッハ!(三段階笑い)

この変化、これからの植生に影響しそうですなぁ。うちの竹林、これでどう変わるんだろか。来年はここに出たタケノコが高い竹に成長するかな。山桜も暴走奇形の重荷がなくなってラクになったろ。

あ……ソメイヨシノは枝を切っちゃいけないと聞いたことがあるけど、山桜はどうなんだろうと今になって考えてしまった。けどまぁやっちまったもんはしょうがないね!(怖くなったから強気)

銘板左端銘板銘板右端

物体 X を切り出すとき、ちょっと変な勇気が要りましたですよ。切ると「ギャアアアアア」とか叫び声が聞こえてくるんじゃないかとw なんかそういう伝説か何かあったよね。

……、

……、

……。

あった。マンドレイクだな。コワイわーこれコワイわー。

銘板
2012.6.10 日曜
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そういうノリについていけないくせに その1

先月から Facebook なるものを始めまして。ええ。なんかほぼ同時期にお2人からお誘いを受けまして。もう逃げられないのかなーと観念したぐらいにして。

Facebook が怖いのはさ、このまえスポーツ選手で悪質ないたずらに引っかかった方がいらしたじゃないの。人格が危機に晒されるほどのひどいやつ。あれでもうおいらビビってしまって。どんなデタラメされるかわからんって気がしてしまって。

てことで、なんかよくわからんけどケータイのみでやってみてますですよ。ええ。PC の個人情報をぶちまけられたんじゃたまらん。おいらのケータイはいまだにガラケーだしアプリのインストールなんてないから、ウイルスだのスパイウェアだのの心配もなさそうだしさ。

てなことで Facebook に入ったものの、やる気が全然なかったりして。

あんましネット上に本物の素性を明かしたくなくて。Facebook ってほんとモロ出しだからな。そのうえ頼みもしないのに関連人物を探して、知らない人を勝手に表示しやがるし(そういうサービスだからな)。なんかこう、ある方面の過去の知り合いは、あんまし連絡が取れちゃうと、言うと泣きたくなることを根掘り葉掘り聞かれそうだったりもしてさ、そこらへん警戒してるチキンハートなおいらさ。

つか Facebook に情報を出すのって、スパム業者の名簿集めの格好の漁り場なんではないのかと思うんだが、そこらへんどう対処してるんだろ。

んで知り合いだったり知らない人だったりのプロフィールをいくつか拝読させていただきましたらば、おいらにはできんなーという内容があったりして。けどそうすべきなんだろうか。

いや何って、殊勝で前向きな内容で充実しまくってる例を見て、なんかたまらんなーと。おいらはとてもとても、自分についてそんな素晴らしいこと書けん(このサイトでさえ、管理人プロフィールいっさいナシだし)。でもそうしたほうが、ひねたりいじけたりしたことを書くより訪問者に好かれるよなー。それじゃその人はわざわざそうしてるんかなー、それとも本心からこんなに前向きで殊勝な人物なんだろうかなー。

銘板
2012.6.11 月曜
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そういうノリについていけないくせに その2

そういや職場で、(たぶん)前向き発言&態度が上にウケて出世したっぽい人がいてなー。真面目な人っぽいから、その人の出世自体は素直に祝福できるわ。殊勝になろうと努力して、見事にそうなれた人なのかもしんない。

ただそういう殊勝な人の前向き発言ってさ、仕事しててほんとにこれで OK なんだべかと思うこともあるんだわ。やっかみかもしんないけど。

その手の前向き発言、内容が空疎なのがおいらはどうもちょっとなーって感じで。「今日学んだことを胸に、これからも精進して参ります。どうぞよろしくお願いいたします」とかってさ、その人が何をどう受け取ってそこから何をどう学んだのか、それをこれから自分の仕事の何にどう使って何をどう良くするつもりなのか、具体的なところを一切語ってないからさっぱり分かんなくてな。

おいらの感覚だと、それなら言っても言わなくても同じというか、言葉の無意味な羅列なんか、仕事の場でわざわざ言う必要なんかないんではないかって気がする。

けどそれやると管理職のウケがいいみたいでなー。

銘板
2012.6.12 火曜
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【V3GUMI】花と風と雨と【オリジナル曲】

今年のゴールデンウィークのしょっぱなに HDD がぶっ飛んでデータが全滅してしまったわけで。3年前までのやつなら、休眠状態だった Power Mac G4 から持って来れたけど、そんなに役に立つわけでもなくて。

iTunes の曲目がぶっ飛んだのは特に痛かった。ストアからデータ買って入れてたのもあっただに……。買うたびにバックアップを取るように言われてただに……。

再び曲を集めとるわけですよ。有料の曲もあったけど、聴いてたのほとんどボカロ曲ってこともあったりして、そこらへんをまた収集するぶんにはタダだったりもして。

新曲漁りって最近してないなーってのをそれで実感しましたわ。もうおいら最新のボカロシーンにまったく付いていけてないわ orz

そんな状況でもちょっとだけ巡回して、すげーツボな曲を見つけたですよ。おおー2011年11月11日リリースなのか。111111かー。

たまんねー。なんかいろいろたまんねー。気持ちよすぐる。ペルーの笛(ケーナ?)のソロパート特にたまんねー。その直後のアコギも超かっこいいしさ。もうおいらにどうしろと。

GUMI の声質って Vocaloid 2 のときはあんまし際立った感じがしなかったけど、Vocaloid 3 になったら、声優に疎いおいらにさえしっかりと「GUMI の声」として聞こえる。V3 すげーな。

銘板
2012.6.13 水曜
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跡を継ぐもの、建造開始

はやぶさ帰還からはや2年かー(しみじみ)。昨日届いた ISAS メールは はやぶさ2を特集してたよ。ようやく製作に入った。

「はやぶさ2」の設計は、はやぶさ初号機を踏襲し、発展させています。
開発要素のとても多い探査機を、スピーディーかつ確実に開発できるのはそ
のためです。これができるのは、世界で唯一小惑星サンプルリターンを実現
した日本だからこそです。

って打ち上げ予定まであとわずか2年でして。普通このクラスの探査機を作るには5年かけるのに、あとたったの2年でして。しかも今年度の予算は要求の半分しか承認されなかったという悪条件だったりもして。初号機からいろいろ流用できるといっても、かなりタイトな状況ですなぁ。新規開発要素もいくつもあるのに。

新規要素だと、高利得アンテナに Ka バンドとゆーのが追加されたそうで。今までの X バンドよりも通信速度が速いらしい。X バンドも装備ってことで、お皿を2枚装備。どっちもパラボラじゃなく、今風のアクティブアレイアンテナってことで、お椀型じゃなくディスク型。Ka バンド追加の前は X バンドのみで、金星探査機あかつき と同じく胴体にピシッと収まる直径だった。けど今度は2枚と欲張って、半分ずつ胴体からはみ出すようになってしまったw

はやぶさ2 の公式サイトができたってことで、ギャラリーから画像をちょいとがめさせていただきましたですよ。

はやぶさ2 フロントビュー
はやぶさ2 リアビュー

上の画像は機体の前面を、下の画像は後ろ姿を見せてるね。2枚の高利得アンテナが分かりますなぁ。もう製作段階に入ったってことで、これ以上の仕様変更はないかと思う。てことで外観もこれで決定なんじゃないかな。

前面で分かるのは、中利得アンテナの位置に今度は、前向きに円筒が2本並んでついてるってこと。これステレオカメラかな。着陸したときに景色を立体で撮るとか?

後ろ姿は相変わらずのイオンエンジン「μ10」を4機装備。中和機の配置もそのまま。そりゃそうだ。緊急時にはそれで姿勢制御できることを初号機が実証したからな。んで上面後ろから上に突き出てる黒いのが、たぶん中利得アンテナ。上面前のが削られて1個になってしまったっぽいな。これ、たぶん初号機の運用で1個で充分だったことが分かったんだろうけど、高利得アンテナを2つに増強したからってのもあるかもしんない。

中利得アンテナの目的は、全方向で通信できるけど速度が超遅い低利得アンテナと、方向がちょっとでもずれると使い物にならない高利得アンテナの間を埋めること。んで高利得アンテナは2号機じゃアクティブアレイ方式でして、これも方向がちょっとでもずれるとアウトのはずだけど、パラボラと違って皿を本体に固定してても実質的に首振りができるっつう大技を持ってるからな。さらに2枚装備。やっぱし中利得は2個も要らないよな。

初号機に使ってた中利得アンテナは上下方向に首振りができたけど、物理的な首振りだったから、故障の原因要素でもあった(故障はしなかったが)。機械ってのは動くから機械なわけだけど、可動部は最も壊れやすい要素でもある。てことで機械設計の定石として、可動部はなるべく減らすべきなわけでして。しかも宇宙環境だと地上での潤滑の概念やノウハウがまったく使えなくて、摩擦部分が固着しやすい。宇宙機の軸受けはどれも爆弾を抱えてる状態でして、そこらへんの対策をより徹底しなきゃなんないわけで。

アクティブアレイアンテナの首振りは、皿の中に並んだ複数の発信素子の位相を変える方式だそうで。物理的に首を振るわけではないわけで。より安全になったって感じですな。初号機の製作が始まったのは90年代。技術は着実に進んどりますなぁ。

絵を見ただけの妄想だけどw

あとイオンエンジンの出力が上がってるそうな。初号機で1基あたり 8.5mN だったのが、2号機のは 10mN で 17% アップ。小惑星表面に穴をあける自己鍛造弾装備にミネルバも2機装備で全備質量は増えてそうだけど、その増分が 17% 未満ならパワーウエイトレシオもアップで機動性が確保されますですよ。

ただエンジンのパワーアップがどうゆー方向でなされたのかが少し気になるところ。排気量が同じで排気速度を増やしたなら、そのぶん電力が必要だから太陽電池を大型化しなきゃなんない。排気量のみを増やすなら、電力のほかに推進剤のキセノンガスをそれだけ多く積まなきゃなんない。どっちにしろそれだけで質量増の要素になるわけで、せっかくのパワーアップを相殺してしまいやしないかと。

銘板
2012.6.14 木曜
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スペース発破

はやぶさ2 での小惑星探査の最大の目玉は、自己鍛造弾でクレーターを作るところですな。それで宇宙風化の影響を受けてないサンプルを採ろうとゆー狙い。公式ビデオを見るに、その前に普通に表面のサンプルを採取するみたいなんで、両者の比較も狙いに入っとりますな。

その豪快な作戦は面白そうではあるんだけど、本当に大丈夫なのかという気もちょっとしたりして。

クレーター作りの段取りでは、はやぶさ2 は小惑星にゆっくりと近づきつつ、自己鍛造弾とその発射装置のセットを切り離す。たぶんタイマーで時限発火だと思う。んでその爆破時刻までに はやぶさ2 はその小惑星表面での爆発が見えないところ避難する。破片に当たらないように。小惑星の地平線の向こう側ですな。で、頃合いを見計らって現場に戻るとクレーターが開いてて、そこに降りてサンプル採取すると。

そのクレーター近くってさ、つぶてがいっぱい浮遊してるんでないかなと。そんなところに探査機が本体ごと分け入って大丈夫なんかなと。質量が大きい塊ほど飛び散る速度が遅いだろうから、現場に近いほどたくさん浮いてたりするんじゃないかと。もしぶつかったら被害が大きいんではないかと。

たぶんとっくに何度もシミュレーションして、安全になるまでの時間とか計算済みなんだろうけどさ。けど初号機で学んだのは、「小惑星探査は現場に行って初めて状況が分かる」ということ。打ち上げ前の調査・研究があんまし役に立たなかった部分もあったよ。てなことで、これってかなりリスキーなミッションなんじゃないかって気がして。

「そんなもんよければいいじゃん」とも思えるけど、とりあえず地上からの遠隔操縦は無理。画像を見て指令を出して、の工程だと、電波の往復に30分かかるってことで。自動で、となるとまたこれもこれで、そこまではできないんじゃないかな。初号機じゃ「レーザーで小惑星表面を走査して起伏を判断、進路に危険そうな突起があったら予定を投げ出して一目散に逃げる」というのが関の山だった。空中に浮いて、しかも動いてる何個もの石ころの間を縫って進んでいくってところまでやれるんかなぁ。

もっと怖いのが、戻ってみたら自己鍛造弾が不発弾になってたという事態w たぶん設計の単純化のために、自己鍛造弾には通信機能がないんじゃないかなと。タイマーが止まってるのか、止まってるなら何秒前の状態なのか、また動くのか、タイマー時刻が過ぎてるのに爆発しないのか、とかいう状況って、本体から切り離した後は分からないんじゃないかって気がする。んで、そろそろ終わったかなと現場に戻るや、いつ爆発するやら分からん発破が目の前にあったりでもしたら、これは背筋が凍るww

まぁ怖いんだけど、是非やっていただきたい。天体表面に爆破で穴をあけるのって、今までの宇宙探査計画でどこもやったことなかったと思う。パイオニアですよ。枯渇彗星の表面を破壊して観測するってのは、アメリカの探査機 ディープ・インパクト がもうやってるけど、爆薬は使わなかった。質量370kg の金属の塊を、ボウリングのボールみたいに投げてぶつけたんですな。

爆薬の炸裂そのもので穴をあけるわけじゃなく、それで弾丸を飛ばしてぶつけるから物理的には同じことなんだけどさ、宇宙空間で意図的にそんだけの爆発を起こさせる宇宙機って時点で、たぶん衛星も含めて今までない気がする。衛星ならなおさらなさそうだし。衛星軌道はデブリの問題があるからして。

ああでも何年か前に中国でやったっけな。衛星破壊実験。自国の退役衛星を撃墜するってやつ。成功したはいいものの、その軌道をデブリまみれにして世界から中国に非難が殺到したですよ。つーか高度 800km 台の極軌道ってあんた……。デブリが大気圏に落ちきるまで数十年か100年以上かかるし。そのあたりの高度の極域上空は、極軌道衛星の軌道がひしめき合ってるし。そんな衛星銀座にゴミぶちまけちゃってあんた……。

んであれ、爆破装置をどうやってターゲット衛星に近づけたのかはおいらは知らんくて。爆破装置がついた衛星を打ち上げてランデブーさせたのか、ミサイルの弾頭に爆薬を積んで弾道飛行でやったのか。衛星で運んだなら、はやぶさ2 より先に宇宙機でやったことになるね。どうなんだろ。弾道ミサイルのほうがよっぽど簡単ですな。性能上は一応、高層大気観測用の日本の弾道ロケット "SS-520" でできる。2段式の固体燃料ロケットで、コストは1発10億円以内ってところかな。衛星を打ち上げるよりよっぽど安い。

てことでもし中国のアレが弾道ミサイルでやったものなら、やっぱし宇宙機で爆破っつうのは前例がなさそうってことで。

はやぶさシリーズってその必要があるからそうしてるわけだけど、科学分野も技術分野も、無人地帯を切り開いとりますなぁ。

つか深宇宙に銃火器的なものを持ち出したのは、はやぶさ初号機のサンプラーホーンが最初だったかも。今度はそれに加えて爆弾ww

銘板左端銘板銘板右端

そういやディープ・インパクトが枯渇彗星にインパクターをぶつけるのに成功した後、ロシアの星占いの婆さんだかか怒り狂って、意味分かんない理由で NASA を罵倒したとかあったな。NASA は華麗にスルーしたらしいがw はやぶさ2も発破成功の暁には同じ目に遭いそうだなぁ。むしろそっちの意味でちょっと心配になってきたww

銘板
2012.6.15 金曜
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ツボ単語 1

母親とメシ食いながらなんかしょうもない話をダベってて、なんか話の流れで出てきたナイスな単語。それは

「追いはぎ」

この言葉が出てきたらなんだかおかしくて、2人してしばらく笑ってたわ。

なんでおもしろいんだろこれww

金品の強盗なら今もあるけどさ、身ぐるみ剥いで、その服まで持ち去る強盗ってもうないよなぁ。古着屋に持ってってもなんぼにもなんないだろうし。

銘板
2012.6.16 土曜
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ツボ単語 2

もひとつ、前々からおいら的になぜかツボな単語がありまして。

「半魚人」

これww

なんでだろうwww 説明不能のおかしさwwww 何がどう面白いんだと聞かれても返答に困るwwwww

火星人でも地底人でも異次元人でも別におかしくはないのに、

……、

……、

……半魚人。

だめだもうこの字を今タイプして変換した時点で腹筋ヤバいwwww

銘板
2012.6.17 日曜
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からまれ屋 たぶんファイナル その1

もう半年以上前の話。また飲みの席でからまれたんですわ。たちの悪いやつに。日記が遅れてるんで、いくつかに分割して埋めるとしますか。

今度は赤の他人ではなく、数年に1回一緒に飲むくらいの付き合いの人。仮に「バカヒコ」とでもしとくか。本名に「彦」はつかないけど。こいつ酒乱で、おいら毎回からまれては意味不明な因縁だか説教だかを吹っかけられるんですわ。前まではその意味不明な説教を真面目に聞いて、そこから少しでも何かを学ぼうとしとったんですわ。むかっ腹が立つのを我慢して。

けどさ、毎回なんも得るものがなくて、あとでシラフになって内容をいくら思い出してもやっぱし得るものがなくて、それどころかその度に思い出しムカッ腹なわけでさ。それもあってほかのこともいろいろあって、もう精神的にいっぱいいっぱいになりまして。

銘板
2012.6.18 月曜
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からまれ屋 たぶんファイナル その2

「甘茶っ子」

って八戸の方言かな。子供の遊びの集団内で、特別に甘いルールが適用される子のこと。例えば鬼ごっこで、その子はタッチされても鬼にならないで済むとか。その子供たちの中で歳が下で、ルールをまだよく分かんない子がそうだったり。「しょうがないから仲間に入れてやる」的な立場の子。

問題の彼は、自らを甘茶っ子扱いしてくれるのを望む人間なんだ、とようやく思い切れたわ。甘えたいだけだったんだと。

サシで呑むわけではなく、呑みの場にはいつものメンバーがあと2, 3人いるんですな。んでまぁおいらがいつものメンバーさんたちと話してると、甘茶っ子が口を挟んでくるんですよ。口を挟むというか、まったく関係ない話をねじ込んで、おいらを振り向かせようとするんですよ。

そいつを無視して本来の会話を続けても無駄。その話の輪にそいつを誘ってもダメ。とにかくおいらを引き剥がして独占して、難癖付けて服従させようとするんですよ。

銘板
2012.6.19 火曜
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からまれ屋 たぶんファイナル その3

なんで必ずおいらがターゲットなのかっつうと、たぶん一番甘やかしてくれるから。そして、たぶん一番立場が弱いから。その集団内で、おいらだけ歳がちょっと若い。まぁ微妙なくらい。バカヒコはそこに付け入って、「学年1コの違いは絶対だ」とか言っては、そこからとりとめのない屁理屈を延々と展開するわけですよ。

毎回同じ話でもう聞き飽きてるし、何がどう絶対的に違うのか、社会人になってまでなんで学年なんつう学校都合の便宜的な決めごとにこだわるのか、そこらを訊いてもまともに答えてくんないんだけど、仕方なく話を合わせてると、バカヒコは際限なく調子に乗ってくる。こっちもさすがに腹が立って反発しますわな。これがやつの思うつぼ。トラップ。

バカヒコのワガママはどんどん度を超して、最終的においらは折れることになる。ていうかおいらが折れるまでやめてくんない。しつこい。粘着質。んでおいらが彼に屈服したという形で、彼に快感を与えると。一方こっちはいわれなく不快感にまみれるわけです。もうそれが始まった瞬間から、予定調和の結末が見えてるわけです。それ以外の結末は彼は受け入れないから。無敵状態。

銘板
2012.6.20 水曜
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からまれ屋 たぶんファイナル その4

執拗に因縁をふっかけられて、ついにおいらがそのバカヒコトラップに引っかかってしまうと(彼の挑発に乗ってしまうと)、いつものメンバーさんたちはどう反応するか。

「ゆんずやめろ」

おいらのほうを制止するわけですよ。

本来は「バカヒコやめろ」になるはずなんですよ。楽しく呑んで語ってる場で、その日の呑み仲間の一人に一方的にケンカ売って場をぶち壊してるんだから。

けど「ゆんずやめろ」なんですよ。

銘板
2012.6.21 木曜
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からまれ屋 たぶんファイナル その5

前まで、なんでおいらを制止するのかなと思っとった。あっちを放置してないで止めろよと。

このまえ理解した。バカヒコはこの集団内で甘茶っ子なんだと。「甘茶っ子をいちいちまともに相手にすんな」という意味だったと。

てことでね、甘茶っ子に対する相応の態度として、まともに取り合わずに徹底的に上から扱うことにしたですよ。攻撃してくるたび「うるさい」「黙れ」「こっち来んな」「『来んな』っつってんだろ」「来んのかよ」「しつけぇ」「こっちはお前と話すことはない」「必死wwwww」とか返事すると、1回ごとに意外とひるむバカヒコ。

おいらのことナメ切ってたもんだから、おいらに甘やかしてもらってたもんだから、まさかこんなぞんざいな態度を取られるとは夢にも思ってなかったらしい。どんなワガママをぶつけても、絶対に自分を大事にしてくれると信じ込んでたみたいだな。甘えですな。甘茶っ子ですな。彼の主張する基準でいうと、おいらの1コ上だから絶対的に上のくせに。

銘板
2012.6.22 金曜
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からまれ屋 たぶんファイナル その6

それでもね、なにかと威張り散らしたがる人特有の感性として、無駄にプライドが高いってのがありまして。その日は結局、引っ込みつかなくなったバカヒコに、いつもと同じ展開でいじめられたですよ。呑み屋の座敷でぶっ倒されて、足で首絞められたですよ。そこらにはないような高級めな居酒屋で、他の人もいる前でそんなことされて、自分でかなり情けなかったですよ。

けどなんてーか、押せば引っ込むってのが分かりまして。それまではこっちから押すのが怖くてさ。ケンカ自体苦手だし、その場を乱すのもどうも気が引けて。んでただただ受けたり流したりしてたらますます増長されるばかり。どうやったらそのスパイラルを切れるかと思ってたさ。やっぱしこっちからも押すしかないんだな。それでほんとにケンカになったらっつうリスクがやっぱしイヤなんだけど、やるしかないんか。まぁ「意外と押せば引っ込む」ってのを信じるしかないか。

つか結局は力比べになっちまう(この場合は相手に対する態度や立ち位置の張り合い)ってのがなあ。いい歳してこんな程度の低いことやりたくねー。付き合わされるのホントあほらしい。どちらさんも、呑みの席でこんなつまんないことをおいらに吹っかけんでほしいですよ。バカヒコ案件のほかにも、知らん人にやられることがときどきあるんですよ。

そんな人たちに向けてここで宣言しても意味ないんだけど、とりあえず、これからそういうことをおいらに仕掛けてきたら、甘茶っ子扱いで返させていただきますよと。

銘板
2012.6.23 土曜
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からまれ屋 たぶんファイナル その7

バカヒコとの呑みは年に1回あるかないかだけど、シラフのとき、たまにばったり会ったりするんだわ。こないだ、件の呑みから久しぶりに会ったとき、やつは心なしかオドオドしてたわ。あの日のことをきっちり覚えててやがった。こっちが普通に笑顔で挨拶したら、ホッとしてたわ。

数年前の呑みでいじめられて、その次に昼間にバカヒコにばったり会って話したとき、こっちからはその話を振りもしないのに「この前の呑みのこと覚えてねぇ〜」と言ってた。もろにシラ切ってる風で怪しかったけど、そのときは信じることにした。やっぱし覚えてやがる。もうそれ信じねえw

銘板
2012.6.24 日曜
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からまれ屋 たぶんファイナル その8

おいら「バカヒコはバカだけど見どころのあるやつだ」と見上げる部分もあった。やつが呑みの席でおいらにねちこく主張する「オレが上だ」もその部分では間違いではないと思ってた。けど考えを改めた。あいつそこらへんゴマカすやつだな。自分の中の安いプライドに負けて、謝るべき相手に謝れないやつだな。本当に高度なプライドがあるなら、ここはちょっとでも自分から謝るところだな。

そういや別の人との別件で、呑みに呼び出されてひたすら説教されたことがあったよ。そのときは仕事の都合で向こうの立場が明らかに上で、こっちはひたすら「はい」と返事しまくった。その人、次の日に「飲んだ上とはいえ」の非礼をわざわざ謝りに、うちに来てくれた。おみやげまで携えて。まともなプライドをお持ちの方と分かって嬉しかった。

バカヒコの場合、たぶんこのまま一生謝らないで済ますべく、知らんふりし続けるんだろうな。

対バカヒコ判定を「クズ」とまではしないのはまだ甘いかな。とりあえずおいらもそういうとこあるからな orz となると、バカヒコに対するおいらの個人的評価は「おいらと同程度または下。部分でも特に上はない」というあたりかな。

これまた別系統の付き合いに、反吐が出るほどのクズな手合いがいるしさww そいつのクズぶりを書くのは控えるっす。うかつにここに書いて万が一本人に特定されると、どんな陰湿な報復を受けるかわかんないんで。

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2012.6.25 月曜
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しがらみの結果

オウム真理教の指名手配、これで全員捕まりましたですなぁ。長かったあの事件も、これで区切りがひとつつきましたな。だからって終わったわけではないけど、その途中の区切りがひとつつきましたな。

てなわけで大事件ってことで、マスコミは上を下への大騒ぎですな。それはわかるんだけど、わかるんだけど、わかんないというか。

ネットを見ますとですな、オウムの逮捕の件より AKB のさしこスキャンダルの方がはるかに注目されてる感じなんですがww

ところがマスコミの扱いでは、ゴシップ系でさえ AKB のほうにはほとんど触れずな感じ。禁域なんだろか。てことでオウム記事一色な感じ。

マスコミが禁域扱いするスキャンダルの領域ってさ、カネ絡みで決まるんだろうなと思う。マスコミって大抵はスポンサーから広告料をいただいてるから、スポンサー様には逆らえないわけで。スポンサーによっては、その仕組みを理解した上で、その目的でマスコミに広告料を支払い続けてるってのもありそう。んで AKB ってそこらへん相当流し込んでるんだろうなぁってのが、今回の件でよく分かるわけで。

けどオウム真理教関係(今はアーレフだっけ?)からは、もはやマスコミに流すカネの経路が断たれてると思う。もしそのルートがあったとして発覚でもしたら、そのマスコミの企業イメージがとっても致命的なことになる。リスクを考えると、たとえ向こうからすり寄ってきても付き合わないのが得策なわけで。

そんなわけで、マスコミは金銭の絡みでいろいろとハードルが高い AKB スキャンダルは総スルー、そのリスクがまったくないオウム事件なら特集を組みまくって何もかもえぐり出しますよーってノリなんじゃないかと。多くの視聴者や読者が本当に求めてるのは AKB ゴシップなのにな。まー若い女性アイドルのスキャンダルなんて、将来を考えるとそっとしといてあげるべきではあるからね。その意味では理にかなってるかもな。

しかし AKB 総選挙の直後に発覚ってのに、なにがしかの恣意を感じさせるものがありますな。実は秋元康がすべてを読んだ上で、裏で仕掛けたんでね? とか邪推してみたりもして。

世の中ゼニや〜って感じですなぁ。芸能界はプロのビジネスだから普通にそうだとしても、マスコミもけっこうそうなんだなーとか思ったりもして。

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2012.6.26 火曜
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ゾーゼー

消費税増税の法案、衆議院を通りましたな。おいら喫茶店のテレビで開票の様子を見てたんだわ。んでもう本決まりかと観念したら、喫茶店のマスター曰く、参議院でも決まらないと本決まりにならないとか。ふーんそうなってんのかー(←政治音痴)。あと民主党内での造反勢力が今回の投票で一定数に達すると、内閣不信任案を提出できるとか。不信任案が可決だと衆議院は解散・総選挙だとか。へーそうなんだー(←マジで何も知らない)。

解散・総選挙になるかどうかは分からんとして、もしそれで与野党が逆転したら、衆院での今回の可決がひっくり返ったりするのかね。マスターに訊くの忘れたわ。

おいらは今のタイミングで消費税を上げるのはよろしくない気がしてる。けど今までずっと消費税増税の話が出ては潰されてきたからな。自民党政権の頃からだったからな。てことは恐らく、世の中の流れがどのタイミングであろうと変わらず消費税を上げたい動きがあるわけだ。だったらそれは政党じゃなく省庁の意向なんだろうなーとそこまでは読めた。

しかし消費税が上がると何が変わるかって、おいらに分かるのは、地方の中小零細企業や店舗、ひいては商店街や地域経済が破綻する勢いが、今よりさらに加速するんだろうなってこと。

そこらは流通の末端なわけで、いろんな業者を直列に介して、商品がようやくそこまで届く。商品が流通業者の手から手に渡るたびに消費税がかかるわけで、元を取れる小売り価格はそれだけ上がっていく。対して全国規模の大規模小売店は商品をメーカーから直接買い付けて、途中経路での課税なしに全国の自社店舗に配送できる。同じ利幅でも小売価格を安くできる。しかもスケールメリットも効く。さらに自社流通網を最適化すると、もっと節税できる。消費税率が上がるほど、両者の販売力の差が広がる。

地域の小規模経済はますます首を絞められるんじゃないかと。

ていうか流通コストで考えると、メーカー直販型の通信販売が最強になりますな。Apple ストアみたいなとこ。売り方や商品の性質によるだろうけど。

今までメーカー直販の形態が一人勝ちじゃなかったのは、流通に中抜きされてまでも、小売を委託した方が効率が良かったからですな。それは主に販売の手間とコストの問題だったろうけど、そこらは IT 化で劇的にハードルが下がった。問屋も小売店も使わない商売がもっと普及していきそうな感じ。これじゃ地方にカネが落ちんわ。

例えばメーカー付きの家電の個人商店。ここらが今までにほとんど死んでしまったのは、主に消費税のせいかとおいらは思ってる。んで消費税率がまた上がると、大規模小売店までも左うちわどころか、うかうかしてられないってことですかねぇ。

そしたら通販をやってる業者のほかに儲かるのは、通販絡みで宅配業者くらいですかね。

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2012.6.27 水曜
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ペプシブラック

ちょ、ペプシブラックうまいわーやばいこれちょっと!

なんか評判がアレみたいだったからおっかなびっくりだったけど、これはおいら的にはアリですよ。いけますよこれ。

こういう味の好みは人それぞれだから、否定する意見もまたアリだけどさ、いやーまさかこんなにイケるとはなー。

てなことで世の中の反応としてはイマイチっぽいんで、いつまで売るか分からんな。

てなことで、あるうちに飲んでおこうっと。

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2012.6.28 木曜
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ゾーゼー連想

消費税増税後は、バブル崩壊後に隆盛を極めてきたアウトソーシング(外注)産業が軒並み傾く気がしてきた。

自社だけで処理できる業務を増やしていくと、そのぶんは消費税を取られないもんだから。てことは、これからは子会社はどんどん本社が吸収して、その上限ギリギリまで本社を膨らませるのが流行るんじゃないかなと。

今は子会社が作る製品を本社や系列企業が100%買い取る仕組みの企業系列って多いと思うけど、きっとそれは法的に会社のサイズに関して何らかの制限があるからそうなってるんだと思う。てことで、分社化での上限までの余裕分をなるべく使い切る形で、そうなっていくんじゃないかなと。

そしたら例えば、経団連なんかがそれで政治に圧力をかけて、超巨大企業 OK な状況に変えていったりとかするかもなぁ。中小・零細企業がますます減っていくってことか。

中国の Foxconn 社なんて都市人口並みの従業員数を誇っとるそうですな。そしてその労働環境は印象に違わず、野麦峠か蟹工船かってノリらしいですな。日本も「このままでは国際競争に勝てない」の号令のもと、そうなっていくのかもねぇ。

国内企業は国際競争では、円高でめちゃめちゃ不利ですな。そのうえで安くて豊富な労働力が武器の途上国の企業をライバルに設定して、わざわざ同じ土俵で戦おうとするのって、まずそこからどうなのかなって気もするが。

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2012.6.29 金曜
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繁栄と共存 とか今日は超大作的なタイトルw

人間から見て、昆虫ってのは基本、気持ち悪いもんなわけで。なんで気持ち悪く感じてしまうのかなと。

おいらも大抵の昆虫は苦手。モンシロチョウとギンヤンマとアキアカネそれぞれの成虫はある程度大丈夫かな。アゲハチョウの幼虫は勘弁していただきたい。あとハエとカも、見るぶん叩き潰すぶんには抵抗ないというか。つかチョウはよくてもガは見るのも触るのも勘弁とか、要は慣れの要素が大きいのかな。

気持ち悪く感じるのは、哺乳類と昆虫はかなり遠い他人同士だからかなと思ってさ。

なんでも生物進化での両者の分岐は8億年ほど前らしい。カンブリア爆発(約5億年前)よりも前ですな。カンブリア爆発のときの生き物ってぶっ飛んだ格好のやつらが多かったらしい。哺乳類の先祖と昆虫の先祖はたぶんその中でも、比較的堅実な姿形だったとは思うけどさ、既にそのときは分岐して3億年経過。赤の他人ですがな。

哺乳類の祖先は海の魚類だったわけで、それが淡水魚になり、水辺で両生類になり、完全に陸に上がって爬虫類になり、哺乳類へと進化してきた。脊椎動物の進化史ですな。

節足動物の陸上進出はそれより早かったらしい(ソース忘れた。すまん)。こっちの祖先はたぶんエビやカニみたいなやつ(昆虫を食べるとエビカニと味が似てるらしい)。で、魚→人間の脊椎動物は陸に上がって大型化の道を歩んだのに対して、節足動物の方は小型化の道を選んだ。小型動物はライフサイクルが短い。てことは進化のスピードが速い。どんどん進化して、多種多様な昆虫が繁栄するに至ったと。そっちはそっちで大繁栄ですな(ゴキブリやトンボみたいに「この形態でオッケー」とばかりに腹を決めて、億年単位の時間をマイナーチェンジ程度で済ませてるのもいるけど)。

哺乳類と昆虫って8億年も前に別れて、それぞれ別の道を辿って同じ地上で栄華を極めてるわけですよ。人間が昆虫を気持ち悪く感じるのは、たぶんもうあまりにもかけ離れすぎたから、そして人間→昆虫の向きではあまり用事というか接点というかがないから、なんじゃないかなと。

生物学が発展するにつれ、人間の暮らしに昆虫もまたけっこう関わってることが判明してきてはいるものの、間接的なもんだから実感しにくいってとこかも。それよりウザいキモい感情のほうが強いしな。

愛玩動物って「人間が可愛いと感じる動物」ってことで、哺乳類が多いわけで。昆虫を愛玩する人たちもいるけど、ほかの人たちから距離を置かれ気味というか、「あの人はああだから」と諦め気味に納得されてるというか。

けどちょっと面白いことに気づいてさ。哺乳類と昆虫って同じ環境に棲んでるのに生態がまったく違うもんだから、エサの取り合いが起きにくいわけで、その意味では共存してるわけですな(昆虫の食害で作物がダメになったりってのも確かにあるけどさ)。ていうか脊椎動物って昆虫をエサにしてるのがかなり多そうだな。人間は「虫は気持ち悪い」という感性があるせいかあんまし昆虫を食わんけどさ、テッポウウオやカメレオンがそれだね。アリクイなんてその専門だし。かわいい小鳥たちは芋虫毛虫が好物だったりもしてねw

大型化と小型化の対称もいいバランスですな。両者間の利用は主に昆虫→哺乳類の向きと思うけど、ガタイの差があまりにも大きいから、哺乳類にとってはあまり気にならないというか致命的ではないというか。

ただカやアブに血を吸われる身のおいらとしては、別にそんな小さな体なら好きなだけ吸ってってくれていいんだけど、その跡が腫れてかゆくなったり痛くなったりがたまんなくて。恩を仇で返すとはまさにこのことw そこをどうにかしていただきたいんだが。あとこっちの地元の話じゃないけど、マラリアやツツガムシ病の病原菌を媒介しないでいただけると嬉しい。とはいえ向こうさんにとってはそんなのどうでもいいことだよなぁ。

しかしツツガの漢字「恙」の見映えって、昆虫のグロさ禍々しさを、シンプルながらめちゃめちゃよく表現してる字だと思うよ。

結局おいらとしては昆虫はやっぱしウザいキモいこっちくんななんだけど、カンブリア爆発よりも前に別れたやつらが陸上っつう新天地にそれぞれ独自にルートを切り開いて這い上がって、うまく棲み分けて繁栄してるっつう事実に、ちょっと愕然とするほどの感慨というか。

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2012.6.30 土曜
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趣味と職業 とかいういかにもそれっぽいタイトルw

大人になっても昆虫好きの人たちっているけど、その中でも蝶のマニアは別格の扱いというか、その人たちだけは世間にある程度認められてる感じがする。

鳩山邦夫議員が有名ですな。このおかたの政策的なものはおいら知らんけど、チョウを熱く語ってる動画は知ってるw

国会議員が蝶マニアって組み合わせならむしろ知的な感じでイケそうに思うけど、職種によってはそうじゃないイメージになっちまう不幸wな例もあったり。

我が青森県出身の力士の1人、高見盛。彼も蝶マニアらしい。いつ読んだかわからん週刊誌ネタでアレだけど、記者会見中のその場に珍しい蝶がいるのに気づいてしまって、すべてを忘れて追っかけようとして親方に止められたとかいうのがあったよ。

蝶のマニアならそのチャンスは何を置いても絶対に逃せないんだと思うけど(彼らにとっては宝石が目の前で飛んでるのと同じだろうからな)、ごっつい力士さんがチョウチョを追っかける図ってのは、ほんと申し訳ないんだけど、素人目にはかなりアレげなイメージが……。

蝶マニアは昆虫好きの中では世間に比較的認められてそうだとはいえ、宝石の価値みたいな絶対性はまだないかもな。

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