ひとりごちるゆんず 2006年10月
銘板
2006.10.1 日曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061001
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

火事場泥棒的ぬか喜び

中古ノート PC のバッテリーを買い渋ってた甲斐があった! ソニーのリチウムイオンバッテリー問題、東芝にも飛び火した! 土曜日の朝刊読んで小躍りしちゃったよ。

おいらのノート PC は東芝 Dynabook Satellite 2590X。中古で買ったときからバッテリーが死んでた。新品のバッテリーの価格は約10,000円。本体の買い取り価格はなんと7000円(難アリ品で激安だった)。こりゃ悩みますな。で、今までバッテリーを買い渋ってたわけ。

そんな折に、ソニー製バッテリー騒動で東芝も自主交換を始めるっつう発表。しかも東芝の場合の症状は発火じゃなく、「充電できなくなる可能性がある」んだそうで。おお、うちの症状ドンピシャじゃん。やった! 焦って買い替えなくてよかった! 新品のパッテリーがタダで手に入る! o( ̄O ̄o) よっしゃー!

でもまぁ一応、東芝のサイトで機種確認しときますか。

……、

……、

……選外。 orz

「上記機種以外は対象外ですので、継続してお使いください」って使えねんだよ全然死んでて。これはつまりあれですか、うちのバッテリーは単純に、前のオーナーが充放電繰り返しすぎて、フツーにヘタレたってやつですか。

やっぱちゃんと買わなきゃダメかぁ〜。世の中そう甘うござらんでしたな。トホホホ……。

銘板
2006.10.2 月曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061002
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

最近のニュースの裏読み

飲酒/酒気帯び運転で公務員が逮捕される記事が毎日のように新聞を賑わしてるけど、なんかこれちょっとヤバくね? 魔女狩りっぽくね?

記事で見る限り、まぁいろんな公務員が捕まってますなぁ。国立大学教授とか消防署員とか巡査長とか。福岡のあの事件以来、公務員の飲酒/酒気帯び運転に「こんなご時世に酒飲み運転だなんてとんでもねえやつらだ」と警戒の目が光るようになったのは分かるけど、公務員じゃない人たちも、こんなご時世にけっこう捕まってるはずなんだよね。ただ、公務員の場合ほど大きなニュースにならないってだけで。

公務員じゃない人が記事に載る場合、検問を見て逃げたとか、その数日前に飲酒/酒気帯び運転で捕まったばかりのやつがまた捕まったとか、大事故を起こして取り調べたらアルコールが検出されたとかそういう悪質なのばっかり。常識で考えればその背後に、検問や任意取り調べで普通に捕まったケースは相当あるはずなのに、まったく記事に出てこない。裏を返せば、一般人が飲酒/酒気帯び運転で捕まる例があまりに多くて日常茶飯事で、ニュースにならんってことですな。

こういう偏向した記事の載せ方は結果的に、公務員ばかりが飲酒/酒気帯び運転してるかのような印象を社会に与えてるわけですが。特に公務員の肩を持つわけじゃないけど、あんまし公平じゃないような気がする。取り締まる立場のはずの警察官が飲酒/酒気帯び運転するのは確かに論外だけどさ。

今まで何度か引用してる、マイケル・ムーア監督のドキュメンタリー映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』でインタビューされたミュージシャン、マリリン・マンソンの言葉(記憶に頼ってるんでちょっといい加減だけど)。

彼ら(社会悪の根源としてマンソンの活動を挙げる人たち)は悪の対象を定めてそれを攻撃すれば、世の中が良くなると思っている。でもそんなことをしたって彼らだけが一時的に満足するだけで、結局世の中自体は変わらない。

まぁマスコミの集中的な報道はそれなりに社会を動かす力になりますわね。でも、これが一段落してまた別な話題が世間を騒がせるようになったとき、はたして飲酒/酒気帯び運転する人は今より減ってるかどうか。それを確かめる手段も、わざわざ自分で警察署を訪れてデータを求めるより、マスコミ任せな方がお手軽なんでどうしても頼っちゃいがち。結局ほとぼりが冷めれば、世の中のみんなはマスコミと一緒に新しい話題に夢中になって、今騒がれてるこのことを忘れちゃう気がするんだが。外国の話題だけど、実際にこんなことがあったし

自動車メーカーが今、運転手が酒気帯びならエンジンがかからないシステムを実用化しようとしてるってあたりには進歩を感じるけど、これは以前からメーカーが自主的に取り組んできたことが、たまたま最近の風潮に合ったんで注目を浴びてるってだけで、別にマスコミや世の中が騒いだおかげで開発に着手したってわけじゃないんだよね。

銘板
2006.10.3 火曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061003
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

密かに7周年

忘れてた。『さんでー立体写真館』は9月30日で7周年だった。7年も続いてんのかよ。そのとき同時に生まれた子供は今もう小学1年生かい。世の子供たちは日々成長してるってのに、このサイトはそんだけ成長したのか?

データ容量だけは日々膨張しつつあるな。日記の文章部分だけでも月々80〜120KB増えてるもんな。そこだけで6MBくらい行ってる (-▽-) たまに出す新作立体写真も、最近は画質優先であんまし圧縮かけなくなったし。最初はうちのプロバの鯖(5MB)で間に合ってたのに、今やこのサイトのデータ総量67MB。ホームのページ以外は全部、他の有料鯖(ハッスルサーバー・500MB)に入れてる。いつかこの鯖も手狭になってまた引っ越さなきゃならん日が来るんだろうか。あんまし考えたくないですなぁ。

質的にはどーなんだ質的には。

……、

……、

……。

コメントを控えさせて頂きます orz

銘板左端銘板銘板右端

データを置いてる鯖(ハッスルサーバー・500MB。半年で2,500円)、これで4代目なんだけど、なんか今のが一番いい気がする。デカいし安いし落ちないし。今でもちょっとだけ使ってる初代(我がプロバである Hi-net の鯖)は無料だし信頼性あるけど容量小さすぎだし、2代目(Apple の iDisk)は初めは無料だったのにいきなり有料化されてムカついて、しかも使わないサービスてんこ盛りでやたら高かったし、3代目(NETAGE)はそんな安くない(100MB で月額315円)くせにけっこう落ちたし。

おっ、ハッスルサーバー、FreeBSD なんだ。同じ OS 使ってる身として、なんか親近感湧くなあ。そゆえば Hi-net も BSD なんだわ。たぶん FreeBSD だと思う。ともかく落ちませんなぁ BSD の鯖。

銘板
2006.10.4 水曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061004
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

9.26 ログは2回あったッ!

ぐおおお、具合わりぃ〜 (T□T;) 最近寝不足&風邪気味で。昨日はけっこう寝たんだけど、それでも今朝はキツかった。

んでさ、昨日の夜、ようやく気づいたんだ。9月26日のログが2つあったっつうことに。『GX をとっとと飛ばせ 補足編』と、その次の日のぶんとして『久々のからまれ屋』。どっちも2006年9月26日付。先月のページがやたらでかくなったのは、このせいもあったのか。そのログで9月25日の出来事を「おととい」と書いてるんで、27日の場所に書いてると思い込んでたってことまでは分かった。

なんでこうなったのかは不明。この日記の下地になる HTML 文書は相変わらず自作 JavaScript で半自動生成してるんだけど、今月ぶん(の隠してある部分)を見ても、別に26日がダブってるわけじゃない。プログラムのミスじゃないらしい。

たぶんその日のログヘッダ(日付の表記とともに、頭出し用のアンカーを埋め込んである)を、寝ぼけるかなんかして間違えてコピペしちゃったんだろうな。しかもそのあたりは遅れてたわ、即日ネタを間違えて前日分に書いてしまうわ、酔っ払いにさんざん言いのめされて精神的に参ってたわでゴチャゴチャ&ウギャーだったんで、なかなか気が付かなかったよ。

このまんまでもいいかなぁとも思ったんだけど、アンカーの名前振りの整合性の都合上、それに話題の整合性の都合上、ロケットネタに挟まれてひとつだけ浮いてる「久々のからまれ屋」を明日のログとして引っ越しさせることにしたよ。ちうことで、明日はこの日記は OFF の日。体調も悪いし。

久しぶりのまともな休みか〜。なんか嬉しいなぁ。「普段からちょくちょく休んでは2,3日ぶんまとめて書いてるだろ」って? そうなんだけどさ、「書かなきゃな〜」と思いつつ休むのと、「書かなくていいんだ〜」と休むのじゃ、休みの質が違うんですよこれが。

ということで、明日のログはまたあの、酔っ払いにからまれた話です (^^;)

銘板左端銘板銘板右端

あと、昨日になって宇宙作家クラブのサイトの記事を読んで、ようやく GX ロケットの最新情報や M-V 退役のかなり真相に近い(と思われる)理由を知ってさ。おいら的にはかなり衝撃でこれが。そこらへんのもろもろは 2006.9.27 の追記として書いといたです。

銘板
2006.10.5 木曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061005
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

久々のからまれ屋

2006.9.26 のログがダブっちゃったんで、ひとつをここに引っ越させました。

銘板左端銘板銘板右端

居酒屋で他の客にまたからまれた。

しかしあれだね、おいらそんなに「からんで光線」を発しとるのかね。目か? やっぱしおいらの目つきが「からんで光線」を光らしてるのか!? 1,2年に1回くらいの割合で酔っ払いにからまれるんだが。いやぁそれにしても今回はまた格別に派手にからまれて来ましたですよ。いつも優しいその居酒屋のおかみさんがついにキレたくらいだもんな。居酒屋の大将が、からんだやつらに店の外で説教したくらいだもんな。

その夜、街で会議があってさ、帰りに、よく行く小さな居酒屋に足を運んだんですわ1人で。カウンターしかない、ほんとに小さなお店。大将はその日、店の仕事はおかみさんとバイトさんに任せて、おいらより先に来てた、大将と同級生の常連客と話し込んでた。そこにおいらが入り、常連客さんとも顔見知りなんで、3人でぼつらぼつらと四方山話をしてたんですわ。いつしか話題はおいらの近況になり、「そいつは大変だねぇ」だなんて2人に同情されたりして。そこに、2人の客が飛び込んできた。中年と若者のコンビ。

こいつらいきなり声がデカい。もう出来上がってる。2人しておかみさんとバイトさん相手にバカ話して盛り上がってる。居酒屋だからね。それもアリでしょう。おいらたちはさして気にせず、飲みながら話を続けた。したらおいらの隣に座ってた中年の方が、おいらの肩を叩いて声をかけた。なんか面白い話かな〜と思ったら、いきなり頭ごなしにどやされたよ。

おいらの生き方や考え方がまったくなっとらんのだそうで。ああ、来た。久しぶりにおいら、からまれてる……。はじめはそれなりに応対してたんだけど、相手はもう聞こし召してて全く聞く耳ナッシング。しょうがないんで何も言い返さないことにして、愛想だけ返すことにしたよ。それでもこの人、ひたすら自分の生き方や哲学を開陳しては、その間、間においらを罵倒。おっさん勝手にヒートアップしていって、しまいにゃ「バカ!」「ボケ!」「クズ!」「オレお前が大っ嫌いだ!」「死ね!」「首吊れ!」。

しかも頭を叩くわボディブロー入れてくるわ(軽くだったけど)。さすがにかなり辛くなってきてさ耐えるのに。それでも耐えた。ここでおいらがキレたらお店に迷惑がかかっちゃう。そしたら申し訳なくてもうこの店に来れなくなっちゃう。

おっさんと一緒に来た子分が見かねておっさんを止めに入るも、上の人間には逆らえないらしくてほとんど無力。話を聞くに、この人たちは土建業らしい。おっさんは15の時からその道に入って、苦労に苦労を重ねた末に一本立ちして社長になったんだそうで。子分はその親方に拾われてしごかれて、最近ようやく一人前になれたんだそうで。そりゃ逆らえんわな。

大将とおかみさんが何度かやんわりとなだめにかかったけど、それも完全無視。おっさん、体ごとパーペキにおいらの方に向けてターゲットロックオン状態。おいらは体はカウンターに向けて、顔だけ斜めにおっさんの方を向けるって形。正対してらんないっすから。んで、おいらがときどき返す言葉ひとつひとつで揚げ足を取る。無理難題をふっかけてくる。こっちが笑顔になればなったで「何笑ってやがる!」。真剣な顔して聞けば聞いたで「おめえなんかに何が分かる!」。もう手がつけられませんですよ。さらに困ったことに、子分の方もだんだん親分サイドにつくようになって、2人がかりでおいらを大声で大罵倒大会だよ。

耐えたよ。耐え抜いたよ。おれ、すげえよ。

つうか、この人たちはおいらの内情を何も知らずに罵倒してるから、表面だけを攻撃されてる状態で、どうにか受け流せたよ。こんなのまともに取り合うだけ無駄だよね。お互い酒入っちゃってるからなおさら真に受ける必要なし。

まぁでも、言われもなくただ面罵されてシュンとしてるのも納得行かない。つうことで、たまに隙を見て、大将や常連さんの方を向いて『しょうがない人ですねぇ』とばかりに苦笑いしてみせたりして(『まだまだ大丈夫っすよ』の意味も込めて)。さっきまでおいらとけっこうディープな話をしてたお2人もまた苦笑いを返してくれて、おいらの心の均衡を保つのに協力してくれた。

けど、第三者的に見てそのあんまりな状況にとうとうおかみさんがキレてしまって、おいらをかばってドバーッと言い返してくれたんだわ。客商売じゃお客に意見するなんてタブーなのに。おかみさんほんとすみません。ありがとうございます m(_ _)m でも土建屋コンビの暴走はとどまるところを知らなかった。

問題をさらに大きくしてるのは、その時のノリでどうにでもフラフラ転がる、調子のいい若造。すっかり興奮しちゃって、席から立ち上がって大声上げてる。おっさんの方はテンションがピークの状態を保ったまま、席に座ったままでおいらだけを罵倒してる。だから慣れればどうってことない。同じ繰り言を言ってるだけだし。おいらが耐えてる限りは被害は広がらない。

でも若造の方はおいらの反応が面白くないのに飽きてしまって(おっさんの話だけ聞いてて、若造の方はシカトしてたからな)、あろうことかこの店の大将を罵り始めてさ。大将もおかみさんもおいらも客商売を生業にしてる性格上、一緒になって耐えた。

ところがそれ聞いた常連さん瞬間湯沸かし器。常連さんも立ち上がって「なんだとこのガキャア! だったらお前はこういう店持ったことあんのか! 客商売したことあんのか!」。あわわ、今まで温厚そのものだった人にまで火が点いてしまった。常連さんと若造とは怒鳴り合いの末、「ちょっと表に出ろ!」って展開になってしまった。外で間に入ったのはおっさんと大将。にらみ合う2人が引き離されたあたりで、おいらは常連さんに耳打ちしたよ「ガキのたわごと真に受けてちゃダメですよ。口先だけのガキに何乗せられてるんですか」(「ガキ」にアクセント)と。

おいらは常連さんをなかば無理に落ち着かせて店に連れ戻し、外のことは成り行きに任せることにした。おっさんもおいらから離れたし、自分とこの若いもんが醜態を晒したしで正気に返ったみたいだし、若造をなだめるのに専念してくれるでしょう。

ほどなくして、3人は店に帰って来た。大将は何も言わずに元の席(おいらと常連さんの間の席)に座った。土建屋コンビの親方は、店の大将に子分の躾について説教されたらしく、大将とおかみさんに「ほんとすいませんでした」と1度ずつ頭を下げて、元の席に座った。若造は元の席に戻ったけど、すぐには座らなかった。『ぶり返しかぁ〜?』と警戒したけど、どうやら親方にこっぴどく叱られたらしくて、常連さんと大将に米つきバッタみたいに頭を下げ始めた。

落ち着きをもう取り戻してた大人な常連さんは笑顔で、「男がそんなに何度も頭を下げるもんじゃあないよ」とカッコイイ言葉をかけてた。と同時に、いい歳してキレてしまった自分を恥じて、なぜかおいらに向かって「いや〜自分が恥ずかしいよ」だってさ。誰でもいいから近くにいた人に懺悔を聞いてほしかったんだろな。

居酒屋に再び平和が戻った。やれやれ。

で、一番ひどい災難に遭ったおいらには、加害者はとうとう謝らずじまいだったわけです(忍泣)

銘板左端銘板銘板右端

ていうかおいらの「からんで光線」のせいで、お店や常連さんにすごい迷惑かけちまっただよ。ほんとすんません (-人-)

銘板左端銘板銘板右端

ていうか実はおっさん、からまれてる途中においらとタメだったということが発覚して、それが一番ショックだったりする。いろんな意味で orz

銘板
2006.10.6 金曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061006
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

体調いまだ戻らず

体調悪いの、峠は越えたけど、まだ少し具合悪いのはなんで? 昨日1日ぶん日記を休んで、そのぶんを睡眠に当てたってのに、まだまだ眠いのはなんで?

でも今日は夕方近くになってからだいぶ良くなってさ、いやこれが、仕事でちょっと面倒な懸案があって、それがどうにか解決した(ていうか付き合いのある業者さんに丸投げした)らなんか気分がすっきりしたっつう現金さで(笑)

調子に乗ってその晩、「ちょっとだけよ」とマンキツに行ったら案の定というか、今読み込んでる『BECK』にハマっちまって(なんかプロジェクトAネタ多いよなw)、うちに帰ったの25時。だみだこりゃ。明日も仕事あるってのに何やってんだ orz

銘板
2006.10.7 土曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061007
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

川幅、倍

具合はやっぱしイマイチ。朝から大雨。「バケツをひっくり返したような」ってほどじゃないけどさ。つうか前の晩からずっと降ってたっぽい。仕事でちょちょいと外回り。ちょっとクルマから出るごとに濡れネズミ。なんなんですか一体。とりあえずそれ以降はなんもすることがなくて、留守番状態で助かったよ。うつらうつら。んで、大雨の警報が出てるし、いつにもましてヒマな土曜の営業が本格的にヒマなんで、早上がりしていいってことになった。

帰り道。相変わらずザバザバ降ってる。んで、うちの近くに馬淵川(まべちがわ)っつう川が流れてるんだけど、見たら河川敷が全部川になってた。ほら。上流(岩手県北や青森県の南東部)もこりゃ相当降ってるなぁ。写真の左側の木立、これ、川と河川敷の境目ね。この向こうが本来の馬淵川。

そういえばこの、臨時の川になってしまってる河川敷で3年前、水防合同演習水防フェアってのがあったんだよなぁ。あの日も雨にたたられたけど、幸いなことに大した降りじゃなかったんで、演習もフェアもなんとか開催できたってわけだ。モノが水防なだけに「雨天決行」だったんだけどさ、今日みたいに会場が水没してしまった場合はどうするつもりだったんだろ。開催の1カ月くらい前から会場の設営してたけど。って考えたらそれじゃ演習どころじゃないわな。本番だっての。

今日は水防関係の方々は大忙しだったろうなぁ。馬淵川の上流の三戸町じゃほんとに堤防が決壊したところがあったそうだし、五戸町じゃ崖崩れもあったみたいだし。関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。

銘板
2006.10.8 日曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061008
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

青春の拠点喪失

今度は気持ちの整理がつかない。

昨日(土曜)、早めにうちに帰ってソッコー寝たんだわ。もうだるくてだるくて。で、気持ちよくまどろんでたら電話がかかってきてさ。大学の友達から。

悲しいニュース到来。おいらたちが学生時代にバイトでお世話になった寿司屋さんが、店を閉じたそうで。マスターが亡くなったんだそうで。詳しい事情は現地に住んでる友達が調べてくれてるけど、それにしても逝くのが早すぎたよマスター。息子さんが跡を継ぐべく頑張ってたんだけど、一本立ちするにはまだ若すぎるしなぁ。でもきっといつか、息子さんがお店を復活させてくれると信じてるよ。

去年のゴールデンウィークに『ドキドキモエチュー メドゥーサ紀行』で行って以来だった。こうなることが分かってたら、いや分かってなくても、せめてあと1回はみんなで食べに行きたかったよ (T_T)

で、本格的にダウナー入っちゃって、それから24時間寝込んだよ。朝、いったん目が覚めたときは気分が最悪で。体の具合じゃなく、メンタル面がドンヨリで。それから夕方まで、何時間かおきに目が覚めるごとにだんだん復調して、ようやく起き上がる気力が出てこれ書いてるってわけ。

は〜それにしても今回の件はつらいなぁ。

銘板
2006.10.9 月曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061009
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

ハッタリ核実験の可能性

北朝鮮また暴走してくれました。ついに核実験成功宣言。

これさぁ絶対アベ君の行動に合わせてると思うけどどうよ。日本の新首相の初外遊先ってのはアメリカと相場が決まってたのに、アベ君は中国(昨日)・韓国(今日)を選んだよね。んでとりあえず中国への訪問は成功だったと報じられてる。北朝鮮の核実験を断固認めない点で大筋で合意したぐらいにして。それと拉致問題の早期解決も。北朝鮮にとっては、味方だと思ってた中国が日本なんぞになびいたように見えたんじゃないかと。それに日本の首相がお隣さん2カ国に訪問したのに、自分とこだけ無視されたのが面白くなかったんじゃないかと。

米政府は「金正日の行動はもはや理解の外にある」としてるみたいだけど、単なるカンシャクで行動してると思えば妙に辻褄が合うんだよね。こんな実績もあることだし。

しかしまー NHK ニュースでも言ってるけど、本当に地下核実験をしたんだとしたら、発生した地震の規模が小さすぎるんだそうで(TNT 換算で400〜500トン)、テレビに出てた軍事評論家さんの話ではその20倍(10キロトン)くらいないと、それを積むミサイルの命中精度から考えてもおかしいらしい(命中精度が悪い場合、爆発力でそれを補うんで)。本当に核爆発したのなら、実験自体は失敗だったことになるんだそうで。それで思うんだけど、今朝北朝鮮北部で起きた、地下核実験によるものと見られる人工地震、あれ実は通常爆弾でのハッタリだったんじゃないかと。ハッタリもまた前科あるしね。

1998年のテポドン1号発射事件。あれで「衛星打ち上げに成功した」と発表したよね。確かに衛星打ち上げと取れないこともなかった。真東に飛ばすのは衛星打ち上げの基本だからね(地球の自転を最大限に利用するため)。でもそうだとしても、衛星の軌道投入には失敗した可能性がすごく高い。「軌道上の衛星からの電波を受信した」「だから打ち上げは成功した」と主張したのはあの国だけで、世界の他のどの国や機関も、そんな電波は1回も受信できなかった。

結局あれはテポドンの性能確認実験だったのか衛星打ち上げ実験だったのかウヤムヤになってしまったけど、はっきりしたことは、あの国がウソつきだったってことだった。しかもバレバレのウソを平気でついて国際的な笑い者になっても、別に意に介さない国だったってこと。そしてそんな後先考えない行動に出た結果が、日本独自の偵察衛星保有。かえって自分の首を絞めてる。

つうことで今回の件も、見栄を張りたかったがための衝動的なウソ核実験だったんじゃないかと。まぁこれから自衛隊や米軍が、空気中の放射性同位体を調べたりして本当に核爆発があったのかを調べるそうだから、真偽のほどは追い追い分かるでしょうな。

銘板左端銘板銘板右端

で、ウソだろうと本当だろうと、今回の件であの国はとうとう後見国の中国からも非難されちゃって、ますます国際的に孤立を深めることになったんだが、そうなるのが分かってまで、なんで核実験成功宣言を出したのか。今日この日を選んだのは、アベ君へのあてつけのつもりってことでいいかもしんない。でもさ、こんなマユツバっぽい「核実験」を強行しなきゃなんなかった本当の理由って、内政的なもんなんじゃないのかねぇ。あの国の内部は飢えやら経済マヒやら問題だらけなわけで、そんな状態のまま国民をリードするために「強盛大国」ってスローガンを掲げて国民に夢を与え続けてるわけで。こういうのはぶっちゃけ自国民を騙すためのイベントなんじゃないかと。だから外国にウソがバレるかどうかはあんまし考えてないんじゃないかと。

そうなると、外国の目を気にしてられないほど、あの国の内部じゃ自国の本当の姿が国民にバレてきてて、けっこうヤバい状況なんじゃないかとか。

仮に今、北朝鮮に自滅されると、韓国も中国も困っちゃうんだよね。韓国は貧乏人ばかりのあの地域を丸ごと面倒見なくちゃいけないから、自国経済への打撃は必至。中国にとっては自由主義経済圏との緩衝地帯がなくなるって意味でも、共産主義仲間が減るって意味でも好ましくない。だから中韓両国は北朝鮮には、日米みたいな強硬な態度を取れないでいるんじゃないかと。

なんとかみんなが丸く収まるような、うまい軟着陸場所はないもんかねぇ。

銘板
2006.10.10 火曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061010
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

プチ同窓会

やっほー同窓会だぁ同窓会だぁ! (^▽^)

中学の同窓会は何年か前にやったんだけど、今度は高校のやつ。うちの高校同期ってさ、なんか OB 会の中でも特にまとまりが悪いらしくて、今まで一度も公式な同窓会を開いたことなかったんだわ。前に高校の何十周年記念かで名簿を作成したときも、うちの学年だけダントツで名簿の集まりが悪くて、同期生の親御さんの一部が作成されてたんだけど、いきなりおいらのところに電話が来てさ、その親御さんから直接。んで知ってる同級生みんなに呼びかけてくれってお願いされたぐらいにして。

そんな感じで、数人単位のナノレベルな同窓会はそっちこっちであったけど、まとめてやるってのがなかったのよ。ところが9月の初めあたり、地元に住んでる同期生の一人がとうとう立ち上がり(おいらじゃねっす)、高校同期 SNS を発足させて、ネット上に交流の場を作ってくれたんだわ。で、全国に小島状に点在してた友達ネットワークがけっこうつながって、わずか1カ月で同期生の 20% がその SNS に登録するまでに成長したんだわ。ネット環境がなくて参加できてない人もいるし、消息不明や登録見合わせの人もいる中で、この数字は立派だと思う。

何より「集まりたがらない」「なんか白けてる」(by 当時のうちの学年の先生方)我が学年が、いつもつるむ小グループ群の垣根を越えて見事に集まってる。主催者さんには感謝とねぎらいの気持ちをここに表明するものであーる。

主催者さんとは今年の春頃、一緒に飲んだんだわ。同じ八戸に住んでるのに、卒業以来初めて会ったぐらいにして。そこらへんがうちの学年っぽさ (^_^;) そのときは「誰に同窓会を開かせるか」って話で盛り上がってさ、やっぱ自分でやろうとはしないのな。少なくともおいらはそういう考えだったんだけど、彼は違った。そして見事に企画を成功させた。その行動力と手腕、おいらの及ぶところじゃないっす。

つうことで、おいらは SNS の盛り上げ役に徹してるってわけ。まぁ最近、季節の変わり目で気分、体調ともに思わしくなくて、景気悪いこと書きたくないんでペース落ちてて申し訳ないんだけど。

この SNS 上で最近、プチ同窓会 in 東京とプチ同窓会 in 八戸が企画された。おいらは地元民なんで、プチ同窓会 in 八戸に参加予定。これ、すごいワクワクしてたんだ。でも、でも、

仕事のつまんねー飲み会とバッティング(泣)

一次会からの参加は不可能になっちまった。あぅあーなんでまたこうゆーことになっちまうかねぇ。いつも夜はヒマだってのに、いざ何かやるとなるとヘンなのが割り込んできやがる。だが、何としてでも二次会以降は断固参加する所存にござるっ。体調もそれまでにきっちり整えるでござるっ。

ああーもぉっ、待ち遠しいなぁっ!

銘板
2006.10.11 水曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061011
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

キャンセルシネサロン

なんか乗り気がしなくて、今月の『八戸フォーラム シネサロン』出演はキャンセルさせて頂いたよ。

もともと今月は好みの新作がなかったんで、出ないつもりだったんだけど、先月デビューした新人さんとタッグを組んで『時をかける少女』の紹介や原田知世特集をやったんだけど、今回もまた同じタッグでサポートするってことになったんだわ。そうだよなぁ。おいらがデビューしたときも、先輩にサポート2回入ってもらったもんなぁ。

したら、新人さんのスケジュールの調整がつかなくなっちゃってさ。おいらたちはボランティアだから、番組出演って公私共のスケジュール組みの中じゃ優先順位が低いのよね。で、今月はおいら単独じゃ遠慮させて下さいってのは打ち合わせの時に既に表明してたんで(マニアルームはいつもネタ切れ状態だし)、別な人にお願いして代わりに出てもらうことにして、おいらは今月はお休みっつうことに相成り申した。

しかもさ、先月末あたりからなんだか具合悪い(ここ1週間くらいは、頭が重い。食欲があまりない。少し胸がムカつく)もんだから、全然映画観てないし。

来月、いい新作があればいいなぁ。ていうか体調を直さなきゃな。

銘板
2006.10.12 木曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061012
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

人によっては聞きたくない未来

テレビって、なんか業界全体が斜陽化寸前の崖っぷちに立ってるよーな気がする。

いやーネット徘徊中に、すんごいサイト様を見つけてしまっただよ。

ポチは見た。〜 マスコミの嘘と裏 〜

今までマスコミに対して漠然と感じてた違和感みたいなのが、このサイト様のお話を読んで一気に氷解してしまったよ。そぉかぁそぉゆーことだったのかぁ。ていうか、どれも落ち着いて注意深く考えれば、自分で発見できることなのに、おいらもすっかり騙されてたわ。

けど、「車雑誌のレビュー記事にだまされるな!」だけは分かってたよ。子供の頃にイヤというほど経験したから。ラジコン雑誌で。ラジコン雑誌もまた、各メーカーやサードパーティーの広告がいつもドッサリ載ってたよ。で、新車レビューがトップ記事になる場合が多かったんだけど、悪いことは絶対に書かないのな。そりゃ書けないよ同じ雑誌にその製品の広告を載せといてそんなこと。で、実際に現物を手にしてそのひどさが分かったりしたもんじゃった。

おいらその頃、模型屋で不定期のバイトしてたんだわ。無料組み立てサービスの。折からの電動バギーブームで、小学生のお客が親に電動バギーと操縦系統(プロポ+受信機+サーボモーター)とバッテリーの3点セットを買ってもらいますな(うちの親は買ってくれなくかったんで、おいらは自分の小遣いをためてマシンを買ったりチューンしたりするしかなかった。おかげで改造のアイディア力と工作力、そしてパーツを厳選する眼力がついた)。彼ら、作れないんすよ。ていうか作る気がハナっからないんすよ。

自分で作んなきゃメンテナンスも改造もできねーべ、なんて思ったんだけど、そのとき模型屋さんはどこでも、サービス戦略の一環として、この「無料組み立てサービス」ってのをやってたんだな。雑誌に載ってる広告通販が問屋を通さないせいでバカ安だったんで、問屋から仕入れてる地方の模型屋さんが定価を維持するための措置でもあったんだな。で、おいらと仲間たちが模型屋の一角を借りて、バイトに精を出してた、と。まぁ2,3カ月おきに500円という超薄給だったけど(笑)。こっちもバイトだと思ってなかったしさ。最新のマシンにじかにこの手で触れて組み立てられるってのがヨロコビで。

つうことで、何台もの最新マシンのキットたちが、おいらの手で完成されていったわけ。だから、造りが粗いところとか、「この設計、何考えてんだ?」ってところなんかが、まさに手に取るように分かってしまうわけ。「なんで雑誌はこんな大事なこと書かないんだ?」と当時は疑問に思いながら組み立ててたよ。で、ブームに乗って、プラモ専門だったメーカーさえも電動バギー市場にじゃんじゃん参入するようになって、シャーシの写真を見ただけで明らかにスペックが低いと分かっちゃう不幸なマシンたちが、次々と生まれて来るようになった。粗製濫造状態。それでも雑誌のレビューには美辞麗句しか書かれない。

なぜなら編集部へのテストカー供出と広告掲載依頼とが同時投入だったから(「提灯記事」という言葉も概念も、当時は知らなかった)。ブーム最盛期は、新参メーカーがあまりにも露骨にひどいマシンばっかり出すようになったから、記事の礼賛表現がめちゃめちゃ苦しげでさ (-o-;) それで子供のおいらも、ようやく「大人の事情」を察することができたとさ。ていうか最終的には、模型屋のあんちゃんにその疑問をぶつけて、カラクリを教えてもらったんだけど。

おいらそれを知って悲しくなったよ。

編集部も悲しかったと思う。ブームが来る前は、業界は健全だった。限られたメーカーさんたちは精一杯いい商品を提供してたから、雑誌の方も業界全体を盛り上げるべく純粋な熱意を持ってたと思う。それが、ブーム到来でみんな拝金主義になっちゃった。ともかく客を騙して、取れるうちに客の財布からいくらでも引き出してやろうって風潮になっちゃった。何より、本当の主役であるはずの読者&顧客(=純粋無垢な子供たち)に詐欺まがいの情報を流し続けてる、そんな大人になってしまった自分たちを相当に恥じとったかと信じとるよ。

おまけにまた悲しかったのは、電動バギーブームがなぜかアニメオタクたちを引き寄せて、レース場が雑誌に騙されたガキと勘違いしたオタクだらけになってしまって、昔からの上客がそれを嫌って消えていく形でブームが終わってしまったこと。その影響で、経営基盤が弱かった老舗メーカーは潰れるわ、ブームの上澄みだけかすめ取った新規参入メーカーはそそくさと撤退するわ。

後に残されたのは、経営体力があったメーカー(タミヤ、京商、ヒロボーは、電動バギー以外の堅実なジャンルを持ってた)はいいとして、あとは大量の素人客と、それと同じ数のクズマシンと、そして、柳の下にいもしない二匹目のドジョウを血眼になって探す出版界だけ。悲しいを通り越して、空寒い気分にさせてくれましたなぁ。

話がすごいズレちゃったけど、これ、もしかしたらそのまんま、テレビ業界に当てはまっちゃうんじゃないかなぁとか考えたりして。今、隆盛を誇るテレビ業界。マスコミの中でも娯楽性が飛び抜けて高いせいで、新聞を読まずにテレビからの情報で済ませちゃってる人も多いかと思う。「テレビは体の一部」とまで言い切っちゃう人もいるらしいし。

で、そんなイケイケ(死語)なテレビ業界、国の方針ってこともあって、強気に地デジを進めてますなぁ。で、『ポチは見た。』やネット上の関連ページ様を漁ると、どうも客(視聴者)不在で話を進めた結果、今のままじゃ地デジへの完全移行は2011年までには無理そうだし、もう始まってる地デジも、規格が現行のまんまじゃ不便すぎて不満が続出らしい。

そんなごたごたがあと5年以上続くことが確定してるわけで、その間にテレビっつう媒体自体が、客にそっぽを向かれる可能性があるってこと。

あのさ、おいら、ほとんどテレビ見ない人なんだわ。でも生きていけてる。よっぽどすごいニュースでもないとテレビ必要ないわ。普段は、必要な情報・欲しい情報は新聞やネットから仕入れてる。娯楽は映画とマンガとネット徘徊と本。それで充分満ち足りた生活を送れてる。バラエティ番組も連続ドラマも、おいらには別に必要じゃない。

将来、地デジじゃなきゃテレビを見られなくなったら、とりあえず新しいテレビを買う気がないし、地デジチューナーなんかで手持ちのテレビを延命させるよりだったら、テレビを捨てちゃおうかと思ってる。サッカーのワールドカップとオリンピックが見られなくなるのは残念だけど、2年に1度ぽっちだもん、我慢するよ。ていうか大抵のそういう試合って時差の関係で見られないから、やっぱし同じことか。

この10年で、パソコン買ってネット徘徊やらメールやらを始めて、テレビを見る時間が自然に減った人ってかなりの数になると思う。ブロードバンドの常時接続で、10年前よりずいぶん便利になったしさ。テレビの地位は確実に落ちてると思うんだ。でもまだテレビ業界はそれに気付いてないっぽい。業界は莫大なお金が動いてる巨大市場だから、今までの考え方を急に変えるってのが難しそう。

かつて娯楽の王様だった映画が、ボウリングやテレビの出現とともになす術もなく衰退していったみたいなことが、もう起こり始めてるんじゃないかなぁ。ただでさえお客に負担を強いる地デジに便乗してコピーワンスやら B-CAS カードなんかを強行してるところを見ると、そういうまずい未来をテレビ業界が想像できてないのが分かる。

どんな業界でも、市場の黎明期や成長期だと、業界は純粋な熱意を保てると思うんだ。でも、絶頂期を迎えてしまうと途端に、客の存在が軽くなってしまう。お客様は神様からカモ様に変わってしまう。なんでって、市場は飽和してるのに新規参入が後を絶たないでしょ(テレビの場合は、制作プロダクションや芸能人の数)。そんな過当競争の中で自分の食い扶持を確保するためには、最終的にはえげつない手で何も知らない客を騙してカネを巻き上げるしかないでしょ。

その時点でお客は、神様からカモ様に割り切られてしまうってわけ。かつてのラジコン電動バギーブームがそうだったみたいに。テレビの場合は、あの手この手で視聴率を稼いで、その数字を根拠にスポンサーを集める、と。その視聴率稼ぎの手口が年々えげつなくなりつつある気がする。そうしないと業界で生きていけないんだもん。お客と自分とどっちが大事かっつったら、そりゃあ最後にゃ自分を取りますわな。

でも、成り行きだったとはいえ、お客をカモにしてしまった20年前の電動ラジコンカー業界はその後どうなったか。新興の娯楽業界をナメて、自分たちの繁栄が永遠に続くと信じ切ってた40年前の日本映画業界はその後どうなったか。そこらを思うと、テレビって今すごくヤバい状況にある気がする。

銘板左端銘板銘板右端

かつて「巨人 大鵬 卵焼き」と謳われた巨人戦の視聴率が、今年ついに10%を割ってしまったってのが、来るべき破滅の静かな前触れのように思えるんだが。

銘板
2006.10.13 金曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061013
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

車検 + ライトにリレー

昨日愛車ローバーミニを車検に出したよ。今回の代車はホンダトゥデイ。フルタイム四駆なもんだから、コーナリング時のクセがちょっと苦手さ。

ついでに、ライトのスイッチにリレーを組み込むことにしたっす。mixi の MINI コミュで紹介されてて、それからずっと目をつけてたのだ。なんでもリレーを入れるとライトが明るくなるんだそうで。つまり、途中のロスが少なくなるってこと。去年のゴールデンウィークの『ドキドキモエチュー メドゥーサ紀行』で、ノーマルのスイッチのまんまだとやたら発熱してヤバいことが発覚してさ、つまりあの発熱によるロスがなくなることで、明るくなるらしい。

で、ただでさえ場所に余裕がないローバーミニのどこにリレーを取り付けるかっつうと、ハンドルのシャフト上。そのまんまじゃ付かないんで、「ハンドルアジャスター」っう部品を取り付けてハンドルを下げて、できた隙間にリレーを入れる、と。

ハンドルの位置が下がってくれれば、メーターが見やすくなるなぁ。それにしても、ハンドルに隠れてよく見えないメーターって何よ (^^;) まぁそこらへんのテキトーさもまたミニの楽しいところなんだけどさ。

それと、自作ハイマウントストップランプは外しといた。なんでも光が横に漏れるハイマウント(略)は車検を通らないんだそうで(後方視界を妨げるとのことで)。ゴムシートでも買って、後ろの窓に密着するようにハイマウント(略)を包み込めばよかったんだけど、めんどくてやってなかったのよね。それよっかだったら、2年に1度の車検の都度に取り外す方がよっぽどラクなんで。

早くリレーの威力を確かめたいぞっと。

銘板
2006.10.14 土曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061014
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

『夢見るシャンソン人形』

この瞬間を待ち続けていた。ラジオでこの曲がかかったとき、曲名をしっかりチェック。忘れる前にネット検索かけて探し出したよ。そして二度と忘れないようにここに書いとく。

そぉかぁ『夢見るシャンソン人形』っていうのかこの曲。いやね、10何年も前に、どっかの軽自動車の CM に使われてたんだわ。歌詞がフランス語で、曲調は歌謡曲っぽいのよね。

ていうかメロディの目鼻立ちがすごいキョーレツで、いっぺん聞いたらもう頭から離れない系。1965年か。日本のアイドル歌謡曲は、この曲をプロトタイプにして30年くらい引っ張り続けてきたかと思われ。そのくらい当時は衝撃の名曲だったんだろうなぁ。

おっ訳詞発見

こう、ずっと知りたいと思ってたことに思いがけなく出会うと、なんだか嬉しいね。

銘板
2006.10.15 日曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061015
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

ハンドルアジャスタぁ〜

うひょひょひょ! ライト明るい〜! 今日、愛車が車検から帰って来た。ほんとは昨日出来上がってたんだけど、都合が悪くて取りに行けなかったんだわ。ていうか昨日は夕方あたりまで寝てて、取りに行くの諦めた orz

車検のついでにライトのスイッチにリレーかましたわけだが、噂に違わず明るくなった〜。視界良好! しかもスイッチの発熱問題もこれで解決。

で、リレーを取り付けるためにハンドルを下げたわけだ。ふはははメーターがちゃんと見えるぞ。でもハンドルちょっと下がりすぎて、タコメーターの4000回転以上が見づらくなったけど、まぁタコはほとんど見てないからいいや。

ついでに、ちょうどいい位置にハンドルが下がったおかげで、ステアリング回すのが楽になったよ。パワステないんで、この違いは大きい。力を入れやすいってば。ミニ乗りでハンドルアジャスターを入れてない方には超オススメっすよ。部品代2500円程度だし。

さて、そんじゃ次の車検までのとりあえず2年間、事故と違反に気を付けながら、ミニちゃんライフをまた楽しむとしますかぁ〜。ってなんかひとつ忘れてる気がする……。

……、

……、

……。

あ……車検のために外してた自作ハイマウントストップランプを取り付けるの忘れてた(汗)

銘板
2006.10.16 月曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061016
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

政府専用機「飛鳥」

政府専用機って、ボーイング747'400 が1機のみだよね。この状況、なんか気に食わねえんすけど。いや、意味は分かる。同盟国であるアメリカさんのご機嫌を伺いつつアメリカやヨーロッパにノンストップで飛ぶんなら、これ以外の選択肢はない。それによく普及してる機体なんで、メンテナンスもサイズの割には安く上がるだろうと思う。でもな〜。

やっぱ国産のも欲しい。

今は違うけど、日本でサミットがあったとき、フランスの首脳は政府専用コンコルドで飛んできたじゃないの(2000年に墜落事故を起こし、それがきっかけで2003年までに全機が退役した)。あれ、かっこいいなぁと思ってさ。自国の自慢の飛行機で駆けつけるのってさ。

じゃあ国産の旅客機でいいのがあるか。つうかひとつしかない。それは名機の誉れ高い YS-11。でもいかんせん古い。ていうか国内の民間分野じゃこの前の9月30日にラストフライトして全部引退しちゃったし(海外ではまだ飛んでるらしいけど)。いや、やっぱしジェット機にしようよ。いや、確かに YS-11 のエンジンもターボプロップっつうジェットエンジンの仲間なんだけど、プロペラがぶんぶん回ってる時点でジェット機っぽくないわね。

旅客機以外で日本政府専用機として使えそうなジェット国産機はないのか。それがある。うってつけなのが。1機だけ作られた短距離離着陸実験機「飛鳥」(資料1, 資料2)。これだ! Wikipedia(資料1)にも書いてるけど、70年代、滑走路が短い地方空港に対応できる新型国産ジェット旅客機の研究のために作られたんだけど、その後、地方空港の滑走路が伸びたせいで存在意義を失ってしまったというやつ。でもこれ、国内需要に対して存在意義を失ったっつうだけで、海外に視野を広げてみれば、運営コストの安い小さい空港で、それに見合った小さい旅客機で渋々我慢してるところってけっこうあると思うんだ。商機はまだまだあると思うんだ。

で、これを実用に耐えるように改造して、近隣諸国訪問用の政府専用機にしちゃうってのでどうでしょ。欧米訪問みたいな遠出はいいとして、中国や韓国や北朝鮮や東南アジア各国に飛ぶのに、B747 はもったいなさすぎるとかねがね思ってたんだわ。そういう近場を訪問する時くらいは国産機で行ったほうがよくない? 技術立国なんでしょこの国は。単純にこの飛行機の宣伝にもなるし、日本の航空技術の宣伝もできるし、日本政府が使ってるってことで信頼性もアピールできる。何より、日本国民の満足感を満たせるじゃないの。

飛鳥は世界に1機しかないんで部品調達やメンテナンスが大変そうだけど、1から設計したってわけじゃなく自衛隊の C-1 輸送機をベースに作ってあるし、エンジンも恐らく既製品の流用だと思うから、専用部品だけストックをある程度用意するってことで、そこらへんはけっこうどうにかなるんじゃないかと思うが。

あと、スペック上のデメリットとして「遅い(時速600km。B747 は時速940km)」「航続距離が短い(1,200km。B747 は14,200km)」があるけど、エンジンを最新のものにするなり燃料タンクを増設するなりして、できるだけ対応すればいいんじゃないかと。それでも東南アジアは飛鳥にとってはちょっと遠いけど、途中途中の空港に降りて燃料補給すればよし。

やっぱさ、自前の飛行機で外国訪問するっての、いいよすごく。多少の不便を囲ってでもやるべきだと思うね。うん。しかも飛鳥は見た目でインパクト強烈だしさ。あと、前にテレビで着陸の様子を見たことあるけど、ほんと着地してすぐ止まっちゃうんだ。離陸も素早いはず。これは訪問先の各国とも、その時点で現地マスコミが注目してくれるぞ。

政府首脳の訪問と言えば現地首脳との会談ですな。会談での話題作りにもなるし、現地の民間人の日本に対するウケも、これでなんぼかでもよくなると思う。要人や実力者を乗せてあげると、きっと喜んでくれるぞ(北朝鮮はシカトだろうけどw 将軍様は鉄ちゃんで飛行機嫌いらしいしww)。

つうことで、せっかく作った飛鳥の再利用として政府専用機2号機っての、アベ君どうですかね。これがもしかして日本航空界悲願の、YS-11 に続く第2の国産旅客機が生まれるもとになるかもしんないし。でもまぁあの首相は、奥さんが背中に手を突っ込んで動かしてるって話もあるからあてになんないかもな(腹話術人形顔だよね)。

銘板左端銘板銘板右端

おお、飛鳥のベースになった C-1 輸送機の後継機(C-X)がもうすぐデビューなのか。で、C-X から民間旅客機(100席〜150席クラス)を作る計画があるのか。だったら無理に政府専用機に飛鳥を使わなくてもいいか。いや、ここで無理してでも短距離離着陸実験機を使ってこそ技術立国じゃないのかね。

銘板
2006.10.17 火曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061017
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

『BECK』

ハロルド作石って天才じゃねぇの!? すごすぎるよ『BECK』。今やたらハマっちゃってて。

『BECK』は伏線は必ず見事な形で消化してくれる。今最大の伏線はあれだけどね。「コユキと真帆ちゃんはどうなるのか」。別れるって決まったわけじゃないけど、「あの日が、日本で真帆と会った最後の日だった」なんて伏線とか。すごい気になるんすけど。それと、犬のベックの秘密も、そろそろ明かしてくれるんじゃないかな〜と期待。

あとさ、キャラがみんな立ってるから読者によってお気に入りが違うと思うけど、おいらのイチオシは MC の千葉くんなんだわ。で、今、千葉くん一人がバンド内で劣等感を持ってて、浮いた存在になってしまって(前もそういうことあったけど)、どうも BECK が一枚岩になれてないんだよね。そこらへんどう解消してくれるのか、いや、きっと近いうちに、千葉くんに日が当たる展開になってくれると思うんだけどさ。だってこのまんまじゃあんまりだよ。あんなに一生懸命に生きてるんだもん、このままコユキに食われっぱなしってことはないと思う。

ああーとにかく最新刊を早く読みたいのだ。頑張れー千葉ぁー!

銘板左端銘板銘板右端

おっと! 犬のベックとキースの誕生秘話がこんなところに! そうかぁ単行本化で切られちゃったんだぁ。

銘板
2006.10.18 水曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061018
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

この映画はたぶん観ない

『ゲド戦記』ってまだやってるんだね。もうとっくに終わったもんだと思ってたら。観に行かない予定だけどさ。だってさぁ、これほどまで評判悪いとなぁ。おいらテレビ見ないから全然洗脳されてないし。でもまぁ上映スケジュールを見ると1,000円均一らしいし、日曜日に暇があったら行ってやってもいいかも。

つうか、既に 原作者のコメント ってのを読んじゃったからなぁ。これ読んで観に行く気がますますしなくなるのはしょうがないと思う。怒ってるって原作者。彼女が吾朗監督に言った「It is not my book. It is your movie. It is a good movie」を、監督は好意的に受け取った みたいだけど、原作者のコメントを読むと、そうじゃねぇだろ、って感じなんだが。

しかも製作にあんまし時間をかけてないみたいだしね。製作に時間をかけてないってことは普通、脚本がよく煮締まってない可能性が高いってことで。アニメ映画は脚本段階で編集もかなり決まってるはずだから、実写映画に比べて脚本の比重はすごく大きいはず。だから、実際にアニメーションを作る(実写映画では撮影作業)前に、時間をかけて脳汁を絞り出して、何度も脚本を練らなきゃいかんのだよね。どうもそこらが甘い映画っぽいんだなぁ評判を聞くに。ということで、やっぱしおいらは観ないだろうなぁこの映画。

つうか、いろんな人から勧められてる『となりのトトロ』を早いとこ観ないといかんな。

銘板
2006.10.19 木曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061019
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

本末転倒技術

酒酔い/酒気帯び運転撲滅の切り札的技術として、運転手が酒気帯びだとエンジンがかからないっつうのが開発中らしいけどさ、それをちょっと前に NHK で見たんだけど、普及しないと思う9 。

だってさ、ストローをくわえて息を吹き込むんだよ。そのクルマの持ち主ならまだしも、それ以外の人が運転する場合、ストローくわえたがらないって絶対。で、友達ならまだいいよ。不特定多数の他人のクルマを運転する運転代行屋さんなんかどうするつもりよ。しかも代行屋なんて他人が口つけたものを、クルマの持ち主が次の日に運転する時にくわえなきゃなんないんだぜ。なんかイヤだよこれ。

他の人に運転させるってのは、クルマの持ち主が酒を飲んじゃったからって場合がままあるわけで(おいらの場合ほぼ100%それ)、その行為をイヤがらせるってのは本末転倒なんじゃないかと。

むき出しのセンサーに向かってハァーッと息を吹きかけるってのだと非接触で具合がよさげなんだが、でも運転代行を頼んだとき、酔っ払ったクルマの持ち主が助手席に座るわけで、容赦なくアルコール濃度が高い吐息が運転席側に流れていってセンサーを直撃する可能性もあるわけで、それもまたどうにもよろしくない。

まぁここまでは技術的に大したことないんで、どのメーカーでもやればできますな。ていうかそれがセールスポイントになるわけじゃなく、クルマを買う客にとっては単にクルマの値段が上がるってだけの要素なんで、しかも客を酒気帯びじゃないかと疑ってかかる装置なわけで、客から支持を集めるはずがない。導入される場合、法律で強制導入の形になるでしょうな。

運転代行屋さんは自衛策&サービスアップ策として、アルコールティッシュを常に持ち歩く羽目になるんでしょうか。いや、アルコールティッシュで運転前にストローの先を拭いた時点でセンサー作動だろ。しかし、酔っ払った客に因縁つけられそうだなぁ。「俺のくわえたストローは汚くて口つけらんねぇってのかテメェ!」とか。

なんかこの装置、社会的需要は確かにあるのに、なかなか普及しなさそうですなぁ。

銘板左端銘板銘板右端

ていうかついこの前まで、この「酒酔い/酒気帯び運転問題」が新聞紙上をあれだけ毎日にぎわしてたのに、北朝鮮の核実験以来、この話題をとんと見なくなりましたな。マスコミのこのあまりにもデジタルな風見鶏的態度、少しはどうにかならんもんですかね。

銘板
2006.10.20 金曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061020
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

液晶モニタのススメ

液晶モニタって環境にいいっぽい。まぁ「いい」っていうか、「CRT に比べたらまし」っぽい。消費電力でもそうだけど、廃棄する時にも差が出るのだ。

2006.9.4 で、東芝18インチ液晶モニタがお払い箱になったわけよ。で、最近はバソコン関係の廃棄物って、メーカーに引き取ってもらうことになってるじゃないの。処分代こっち持ちで。で、東芝のサイトをいろいろ見て回ったんだけど、回収に関しての記述はパソコン本体だけで、液晶モニタに関してはなんも書いてないのよね。

前に、このパソコンリサイクル法が出来ちゃった後に、日電 PC-8801 MH の本体とモニタを燃やさないゴミに出したことがあったのよ。したら、本体は持ってってもらえたんだけど(パソコンと認識されなかったらしい)、CRT モニタは放置されちゃってさ。モニタはサンヨー製でね、サンヨーのサイトを見たらこの製品がしっかりリサイクル法の対象として扱われててさ、分かりやすい説明に従って、4,200円払ってサンヨーに送ってきっちり処分したんだわ。CRT の画面のガラスには鉛が混入されてるからね、そのまま捨てるのはほんとはまずいだろうってのは察しがついてたけど。

で、東芝の液晶モニタ。処分の仕方が分かんないんで、しょうがないから燃やさないゴミで出してみることにした。小型家電ゴミも含まれるみたいだからその線で。45リットル入りの指定袋にギリギリ入ったよ。んで、指定日の前の晩にドキドキしながらゴミ置き場に出したら、回収日の朝にちゃんと持って行ってくれた。自治体によるかもしんないけど、CRT モニタは×で、液晶モニタは○。とりもなおさず、液晶モニタには危険物質がほとんど入ってない、と行政に判断されたっつうことになりますかな。

まぁそんなわけで、これから中古でも何でもモニタを買う人には、液晶モニタをお勧めしますわ。CRT より環境にいいっつう面もあるし、廃棄処分代がかからないってのもあるし。あと、画面サイズの割に軽くて持ち運びに便利ってのもあるし。ただ、ちょっと古いやつだと色の再現性が CRT より悪いのが難だけどね(新しいモデルは CRT に比べて遜色ない色を出してる)。

銘板
2006.10.21 土曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061021
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

Linux いじらなきゃ……

完全に放置状態です我が Linux。2006.7.3 で COMPAQ DESKPRO 333MHz に Linux と SETI-BOINC をインスコして稼働させたのはいいけど、そのまんまなんだよね。それからほとんど触ってない。COMPAQ マシンはただ黙々と SETI のデータをダウンロードして解析を進めて、ただ黙々とデータを返送してる。3カ月以上何もしてない。

1回だけ再起動したことあったけど、何が理由だったのか忘れたし。まぁとにかく、起動しっぱなしでも全然問題ないってことで、Linux は頑丈だってことが分かったぐらいにして。Power Mac の方も、2006.7.21 で冷却ファンの修繕して以来回しっぱなしだっけ。おお、今日でちょうど3カ月だ。やっぱ UNIX は強いね。うん。

これがあんた古い Mac OS 9.x までは大変だったよ。フリーズ除けのために、1日1回は再起動してたもんな。しかもどれかアプリが1個落ちたらなるべく早く再起動しないとシステム自体が落ちるっつう弱っちさで。当時はそれが普通だったんだけど、今じゃもう戻れないって。

難を言えば、Mac OS X でも FreeBSD でも Linux でも、UNIX 系って動作が重いんだわ。まぁマシンが古いってのが最大の原因だけどさ。おいら手持ちのマシーン軍団、全部20世紀に製造されたやつだからして。

Power Mac G4 はもともと 400MHz だったのを 1.25GHz のプロセッサ入れてかなり快適になったけど、それでもちょっとモタツキを感じたりする。ましてや iMac G3 400MHz ならなおさら(だったら SETI@home 止めろってな)。マンキツに行って WindowsXP マシンをいじるとその思いはますます募りますなぁ。Web ページの表示、WindowsXP だと電光石火だもんなぁ。でもいっぺん Power Mac G4 1.25GHz で OS 9 を久々に立ち上げたら、Windows 並みにすげぇ速くてびっくり(笑)

この UNIX のトロさ、どうにかなんないもんかねぇ。頑丈なのは分かったけど、貧弱なマシンでサクサク動いてほしいのよね。まぁ GUI がトロいって点はあるか(その中でも最も豪華でトロい KDE を使ってるわけだが)。UNIX はもともとコマンドライン OS だからね。コマンドラインでの動作が快適かどうかで判断されるべきなんだろうけどさ、でもなぁ、やっぱ GUI がないと今どきやってらんないでしょ。ていうか日本語入力するのに GUI が必要だし。

貧弱マシンでサクサクと言えば、TRON はどーなってんのよ。超漢字まだ売ってんの? おお、あった! ていうか「Windows 上で動く」ってどうゆーことよ。独立した OS のやつはないんかい。ははぁ 独立したやつが「超漢字4」で、Windows で動くのが「超漢字V」なのか。じゃあ超漢字4の値段はいくらなのよ。これか? 25,000円って、たっけぇよ! もっと便利な(アプリが揃ってる) Linux が無料だってのに。つうかこのページの日付、「2001年11月27日」だとさ。5年間もバージョンアップしてないんかい。なんだかなぁ。

いや、製品として世に出し続けることには確かに意味があるけどさ、なんつーか、Linux だの FreeBSD だのが無料で出回ってる中で TRON が普及するためには、こっちも無料で出す必要があると思うんだが。TRON ってのは仕様なんだよね。だから使いたい人はその仕様に沿って、自分でソースコードを書かなきゃなんない。

東大の坂村センセ、そこらへんどうにかしておくれでないかい? FreeBSD はカリフォルニア大バークリー校が開発したやつが基になってるって経緯もあることだし、東大がパソコン用の無料 BTRON OS を作ってネット上で配布したりとかしないの? とりあえずはコマンドライン版だけでいいからさ、サーバ用途に耐えるやつを作ってさ、まず興味を持った人たちに使ってもらうってのどうよ。動作がやたら軽いそうだから、トラフィックにも余裕が出るんでないの?(もしかしてそれが CTRON てやつか?)

つか、それで勢いに乗って、KDE や GNOME みたいな GUI も有志の方々が開発してくれればうれしいなぁ。つか KDE や GNOME の TRON 移植版とかさ(ファイルシステムが根底から違うから難しいか?)。文字セットは UNIX のやつを流用すればタダだし。いや、TRON 使ってみたいのよね。ステイタスを感じるのよ。だって小惑星探査機 はやぶさ に使われてる OS なんだもん。はやぶさと同じ OS 、絶対いいってばこれ(はやぶさのは機器組み込み用の ITRON だけど)。

無料 BTRON 誰か作って配布してくれ〜。しょうがないからそれまでは Linux の鍛錬しとくか。でもな〜 Linux ってば、アプリのインストール方法がいろいろあるみたいで、なんかそこらが不可解なのよね。おいらの Linux(+ GNOME)には Firefox が初めから付いてきてるんだけど、バージョンが 1.0.x で、ちょっと心許ないのよ。タブの入れ替えできないし。最新の 1.5.x にしたいんだけど、ダウンロード以降の作業が皆目見当つかん。おっ これか? ちょっとやってみっぺ。

しかし yum コマンドなんて使ったことないんすけど。同じ UNIX 系とは言え、FreeBSD とはやっぱし違いますなぁ。苦労して覚えた FreeBSD 技が使えないってのがちょっとアレだな。つかコマンドラインでの操作が必要って時点でやっぱしまだ敷居が高いんすけど。

Linux が Windows の牙城を崩すにはまだまだかかりそうですなぁ。おいら的には FreeBSD にもシェア拡大を頑張ってほしいんだが、たぶん無理だろなぁ。いろいろめんどいもんなぁ。まぁでも Mac OS X の下地になったせいか、FreeBSD ユーザがなにげに増えてるって話を聞いたこともあるよーな。

銘板
2006.10.22 日曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061022
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

袂を分かつ頃合いか

分かったよ。僕たちもう潮時なんだね。分かってたよ。いつかこんな日が来ることは。でもこれだけは忘れないで。君がいろんな状況で翻弄されていても、僕はいつも君と一緒だったんだよ。だからお別れは悲しいことじゃない。二人にとって、新たなスタートなんだよ。

なぁ Netscape よ!(またかい)

なんかさ、お盆を過ぎたあたりから、Netscape のメールサーバにつながらなくなったのよ。ブラウザからの Webmail としてはちゃんとつながるんだけど、Netscape アプリのメール機能で IMAP としてつなげてたのが、ダメになっちゃった。

そのあたりに Netscape 社からメールが来ててさ、なんでも AOL のメールと統合されることになったとか。ついてはメールサーバのドメインが変わったってことで、そこらを書き換えなきゃつながらなくなっちゃった。確かに Netscape は AOL の傘下に入ってたから、今までそれぞれが無料メールサービスを運用するってのは非効率だったんだな。で、ついに一本化したってことらしい。これで変わったことと言えば、どのメールソフトからも IMAP で接続できるってこと。今まで @netscape.net のアカウントは Netscape アプリのメール機能じゃなきゃ IMAP にならなかったんだな。それがつまり、おいらが Netscape アプリを使い続ける理由だったんだな。

今のとこメールソフトを換えるのめんどいんで、Netscape アプリに AOL 仕様用のアカウントを作ってそのまんま使ってるけど(アドレスは変わらず)、どれでもいいんじゃそろそろ新しいメールソフトを導入しようかなとか。Thunderbird とかね。しかし、めんどいのもあるけど、やっぱさ、インターネットを始めて以来の長い付き合いのアプリを捨てるのってやっぱし名残り惜しいものがあるんさ。

Netscape 4.01 に始まって、4.5, 4.7 と来て、ちょっと OE に日和ったこともあったけど(マルチアカウント対応で使い勝手がよかったんで)、期待の 6.0 がおもいっきしスカでやっぱし OE を使い続けて、6.01, 6.1, 6.2.x と試していくうちにだんだん洗練されてきたんで、おいらのメールソフトとして復活を遂げたりして。で、7.02 になってもまだ文字関係のバグがあったんだけど、7.1 でとうとうそこらが克服されたんだな。で、今まで3年くらいかなぁ。ずっと使い続けてきたわけよ。

職場の iMac の方は 7.2 にしたりして。英語版しかないんできついけどさ。自宅は 7.1(日本語版)のまんま。だって特に不便ないし。したらいつの間にか Netscape 8 ってのが出てて、これ Windows 専用なんだけど(いまだに日本語版は 7.1 なのか)、Firefox ベースなもんだからブラウザ機能しかないのよね。おいらが欲しかったメール機能がないのよね。つうことは Netscape アプリじゃなきゃ IMAP 接続できない Netscape Webmail はどーなるんじゃい!

と思ってたらその回答が、AOL との統合でどのメールソフトでも OK よん、てことらしい。しかも気が付いたらメールサーバ容量が 2GB になってるし(初めは 20MB だった)。使い切れねーよ! ていうかそんなにあるんなら、サイトのデータ保管所として使いたい……。まぁ今使ってるハッスルサーバーで満足してるけどね。有料だけど、前に使ってた NETAGE より安いしデカいし落ちないし。

そういや Netscape のサイト用領域って、もしかしてメールサーバに合わせて巨大化したかな。接続方法忘れちゃったけど(なぜか Netscape.com のページからは直接たどれなくなってしまったのだ)。んーでもファイルの操作方法がやたらめんどくて(プラウザ上で操作する。1度にファイル4個しか転送できない)、実用性があんましないのよね。やっぱ FTP か SFTP か WebDAV でつなげないとなぁ。

今、日記の過去ログを懸命に漁って、その Netscape のリモートディスクにつながるページを見つけたよ。そうか My Webpage っていうのか。名前までパーペキ忘れてたもんだから、探すの一苦労だったよ。で、容量とか探ろうとしたら、"Sorry, Webpage Designer is not supported on your Browser" "We would recommend using Netscape Communicator" って( ̄- ̄c) → (  ̄o ̄)っ☆彡 オイ! Firefox 非対応かよ。メールソフトと違って、こっちの方はあくまでも Netscape アプリじゃないとダメなのね。って Netscape 7.1 でつなぎ直しても同じ結果になったんだが、これは一体どういうことでやんす?? んむー「Netscape Communicator をお勧めします」ってことは、4.x じゃないとつなげんの?

そのすぐ下に "Click here to download it now" ってあったからクリックしたら、"Page not found" 出たし。なんかもうこのリモートディスクサービス、放置状態みたいね。Netscape から切られてるっぽい。てか存在自体を忘れられてるなこりゃ。マジ使えね〜! そういやこの鯖に HTML 文書をアップすると日本語がバケバケになるんだったっけ。しかも無理矢理広告を入れられるんだったっけ。もういいやこんなサービス。一応アカウントあるけど二度と使わん。

つうことで、もう Netscape アプリに頼った生活をしなくてよくなっちゃった。より自由になったってことなんだけど、なんだか一抹の寂しさを覚えてしまうこの秋……。

銘板左端銘板銘板右端

2006.10.23 追記:今日の新聞で、AOL がタイム・ワーナーから切り離されるよーなことが書いてあったな。AOL と Netscape はもはや一心同体だからその関係は続くと思うけど、マスメディアという後ろ盾に切られてしまって、これからは独立独歩で行くってことなんでしょーか。切られたってことは AOL はあんましうまくいってないっぽい。Netscape も Netscape でなんだかパッとしないし。こいつら大丈夫なのか?

銘板
2006.10.23 月曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061023
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

立体和文タイプ

久しぶりにケータイ立体写真でも。けっこう前に撮って加工したけどそのまんま忘れてたのがあったんだわ。

和文タイプライター

司法書士事務所にお邪魔した折に発見した逸品。メカニカルな立体感がたまんねっす。メーカーと型番は、SUGANUMA TYPEWRITER 10 3000D だそうで。いまだに現役らしい。なんでも書類の特定の場所に決め打ちするのに、パソコンよりこっちの方が便利なんだそうで。でもなぁこれ、タイプってより写植だよね。タイプライターってのは基本的に、速記に使える道具だと思うんだが。欧米圏でのタイプライターってそうじゃないの。偉い人が口頭で何か言うと、それをそのままリアルタイムでパチパチ・チーン! と打ち込んでいくというか。音素文字の羅列で済む言語はいいやね。

で、これじゃそんな芸当絶対無理だよね(笑) 1字1字活字を探して拾って(しかも裏返し状態で)ポチポチ打つんだもんなぁ。そういや戦争に負けたサンフランシスコ条約の時、日本側はこれよりもっとばかでかい和文タイプを現場に持ち込んだって話を聞いたことがある。表現の多様性が自慢の日本語も、こういうときばかりは不便だよねぇ。

今はパソコンがあるから作文するのにずいぶん楽になったけど、それでも口頭で述べたことをリアルタイムで書き出すのはキツいよね。漢字の変換候補を選ばなきゃなんないもんだから。でもパソコンは、ていうかプリンタが万全じゃないせいで(画像の読み取り機能がない)、やっぱしいまだにこうゆー不便な和文タイプが現役で使われてるってわけで。

今思いついたけど、その特定の書式の書類をスキャナで読み込んで、その画像に文字をはめ込めば、全部パソコンでできちゃうよね。あとはプリントアウトするだけ。Photoshop でできちゃう。Photoshop のライバルの GIMP は…… UNIX 系は日本語フォントの種類が貧弱だから難しいかも。Windows 用 GIMP なら大丈夫かな?

銘板左端銘板銘板右端

初めてかも。日記、1日で4日分書いた(笑)

銘板
2006.10.24 火曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061024
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

そのときの国歌

万が一だよ、もしかしてだよ、北のあの王国が日本に攻めてきて、日本があの国の植民地なり属国なりになったとしたらだよ、やっぱし国歌は

「金(キム)が代」

になっちゃうのかなぁ。「み」が「む」になるだけで、キム王朝のとこしえの繁栄を願う歌になっちゃうんすけど……。

ちなみに「君が代」の「君」は天皇を指すと思われるけど、憲法で天皇は日本国の象徴って定義だから、日本全体と捉えることができるわけで、おいら的にはそれならそれでいいかって感じ。「さざれ石の巌となりて」を時代遅れの軍国拡大主義と考える向きもありそうだけど、その前の「千代に八千代に」とその後の「苔の生すまで」で、「さざれ石が大きな岩になるまでの長い時間」と、気が遠くなるような時間の長さのことを言ってることが分かる。つうことで、おいらはこの部分は、領土や覇権の拡大の意味じゃないと思ってる。

「けど石がだんだん大きくなるなんてそんな非科学的な話があるかい」と言う人もいるかと思うが、「さざれ石」は実在するんだそうで。実際は「成長する」ってより、「寄り集まって固まる」ってことらしい。

んでまぁ世の中、「君が代」に対する態度や扱われ方や、この歌の立場や存在自体がいろいろと問題になったりするけど、「キムが代」よりはるかにマシかと (^_^;)

日本に一朝事あらばアメリカは全力で守る、とライスちゃんが約束してくれたのは嬉しいんだけど、イラク問題をいまだに片付けられないこんな状態で、どこまでやってくれるんかねぇアメちゃん。まぁ太平洋とヨーロッパで同時に戦争したり、ベトナム戦争しながら人間をお月様に何度も飛ばして宇宙飛行士全員生きて帰って来させたくらいの底力があるからねぇアメリカには。そこらへんにすがるとしますか。

銘板左端銘板銘板右端

世界に国歌は国の数だけあるとは言え、西洋音楽じゃない土着のエスニック音楽なのは「君が代」以外にないらしいから、ユニークさの意味で、おいらは君が代は賛成だなぁ。それでも問題があるってんなら、百歩譲って替え歌でもいいや。でもメロディだけは残してほしいぞ。

そん時の歌詞は「キムが代」以外の線でひとつw

銘板
2006.10.25 水曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061025
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

巨大流れ星

1カ月くらい前かなぁ。かなりでっかい流れ星を目撃したよ。いやーあれは感動だった。西のけっこう高い空を、北に向かって飛んで消えた。

普通の流れ星って限りなく細い1本の線がスッと0.何秒か見えるだけだけど、こいつは数秒にわたって激しく発光してさ。普通の流れ星になる隕石のサイズは砂粒やケシ粒程度らしいんで、今回見たのはゲンコツ程度はあったかもしらんな。見た目にも火球の大きさが認識できたわ。いやぁすごいすごい。しかも、破片を何個も後ろにまき散らしちゃうんだもん。その破片ひとつひとつも普通の流れ星よりでっかくてまぶしくてさ。なかなか豪華だったよー (^〜^)

この火球流星の色は緑色。調べてみたら(資料)、緑色に光る元素はマグネシウムか酸素なんだってさ。10年前にもこうゆー火球を見たことがあったけど、あれも緑色だったな。緑は普通なのかな。おっ、記憶の糸をたどると、18年前に仙台に住んでた頃にも見たことがあるぞ。ありゃあオレンジ色だった。ふむふむ赤は窒素か。あれは単に大気の主成分がプラズマ発光したってことなんですかね。そういやあの当時はいわゆるひとつの UFO かと思って、そっちの意味で大変コーフンしたもんじゃった(笑)

このくらいのサイズの隕石の由来ってどうなってるんだろ。よく見かける小さい流れ星の場合は、主に彗星の落とし物らしいけどね。そんな中でも、月や火星から来たことが特定されてる隕石ってあるよね(どうやって特定するんだろ)。大気で燃え尽きずに地上に届いたんだから、もともとは大きな塊だったかと思われ。おいらが今回見かけたやつより元サイズはずっと大きいはず。月や火星に、クレーターができるくらいでっかい隕石が落ちて、それで飛び散ったその天体の岩石が宇宙をさまよった挙げ句に地球に落ちてきたってやつ。そういえば10年くらい前、「火星由来の隕石から微生物の痕跡が発見された」なんてニュースが出たことがあったなぁ(確か結論はウヤムヤに終わったと思った)。

あと、小惑星から飛び出したやつもけっこうありそう。小惑星は引力が小さいんで、隕石がぶつかると簡単に砂や石を宇宙空間に放出しちゃいそう。日本の探査機 はやぶさ が去年訪れた小惑星イトカワの重力は、地球の重力の10万分の1程度らしい。イトカワくらいのサイズの小惑星はそこらへんにごろごろあるそうで、しかもイトカワみたいに軌道が地球に近いのも他にけっこうあるってことで、小惑星由来の隕石/流れ星ってのもかなりありそうねえ。

宇宙というか太陽系空間って、基本的にそれぞれの天体が独立に存在してて、せいぜいお互いの重力がちょっと影響しあうって程度かと思ってしまいがちだけど、ちりや石ころ程度ならけっこう交流が盛んなんだね。木星の一番内側の衛星イオは絶えず噴火してるから、そこから飛び出した物質ってのもあるかもしんない。木星の強力な引力を振り切るほどのスピードを獲得できるかどうかは分からんけど。

まぁ金星や地球は分厚い大気と強い重力があるんで、地球発や金星発の物質はなかなか宇宙には出て行かないっぽいけどね。あ、地球からなら、惑星探査機やそれを運ぶロケットって形で宇宙に飛び出す物体があるけどね。目的地に到着できずじまいで人工惑星のまま生涯を終えた日本の火星探査機 のぞみ は、まだ火星の公転軌道近くを公転してるはず。あれには27万人ぶんの署名が積んであって、おいらの名前もそのひとつだったりする。出来れば未来永劫にわたって、大きな隕石なんかに当たらず、美しい姿のままでいてほしいもんですなぁ。ちなみに火星に落ちる可能性は 1% 未満だそうで(火星の衛星になれないことが分かった時点で、滅菌処理されてないこの探査機が火星に落ちないように、意図的にそういう惑星間軌道に投入された)。地球に戻る可能性もゼロに近いっぽい。

つか未来永劫つったって、およそ50億年後には、太陽が肥大化して地球を飲み込んじゃうらしいんだよね。そこまで太陽表面が近づいちゃったら、その時の太陽表面の温度がどのくらいまで落ちてるか分からんけど、やっぱし熱く てのぞみ も蒸発しちゃうかもね。のぞみ に載ってる、おいらの名前も刻まれてる署名板はアルミ製。アルミの融点は約660℃。蒸発するかは分からんけど、少なくともデロデロに融けて署名なんて消えちまうこと請け合いですな。

遠い遠い未来の話だけど、地球の年齢(約46億歳)よりも長い先の先のことだけど、年限を切られちゃうとなんかこう、もうすぐみたいな感じになっちゃうなぁ。本当に永遠の命を獲得したのは、太陽系を脱出して恒星間空間に飛び出したアメリカのパイオニア10号、11号とボイジャー1号、2号だけってことですかね。あと今年の1月19日に打ち上げられた、同じくアメリカの冥王星探査機ニューホライズンズもか(2015年に冥王星を通り過ぎがてらに観測して、最終的には太陽系を飛び出す予定)。

話がおもきし逸れちゃったわけだが、流れ星と言えば願い事。でも何秒も光り続けてたってのに、あまりの見事さに見とれてしまって、願い事するの忘れちった (^_^;)

銘板
2006.10.26 木曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061026
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

昨日のオマケ話

『ジョジョの奇妙な冒険』第2部のオチを思い出した。地球からもたまに、大規模な火山噴火で惑星間空間に物質が飛び出すらしい。「勝てばよかろうなのだァーッ!」の究極生物カーズ様は、いまだに宇宙をさまよっておられるのだろうか(笑)

そうゆー地球由来の隕石が再び地球に戻ってくることってあるのかな。真上に打ち上げられたとしたら、いつしかまた地球に落ちてきそうな気がする。それでもお月様あたりまで飛ぶと月の引力で軌道が変わって、地球を回る衛星になるかな。

第2宇宙速度(秒速11.2km)以上を獲得できれば、地球の引力を振り切って晴れて惑星間軌道に出るわけだけど、11.5km/s 程度だと地球近傍の公転軌道にしかなんないんだよね。小惑星探査機 はやぶさ のパターンだね。やっぱしいつかは地球に戻って来そう。ただ、ドンピシャ命中じゃない場合は地球の引力の影響で、もっと違う軌道に入るわけで、そうなるともう二度と地球には帰れないっぽいな。

地球発の隕石ってことは、中にバクテリアとか棲んでる可能性があったりして。何億年も昔、噴火でそういう隕石がガンガン地球を飛び出したんだったりして。宇宙じゃ仮死状態を保ったりして。宇宙を飛び交う放射線の影響を運良くあまり受けなかったりして。そうこうしてるうちにたまたま火星に落ちちゃったりして。火星の環境は地球に比べたら過酷そのものだけど、宇宙空間と比べたらよっぽどましなわけで、環境に耐性を持った個体が繁殖しちゃったりして。

で、あるとき火星に巨大隕石が落ちたはずみでまた宇宙に放り出されて地球に戻ってきちゃって、それをアメリカの学者さんが発見して「火星から来た隕石に微生物の痕跡が見つかった!」っつう、世間を一時期騒がせたあの話になったんだったりして。

まぁそんな仮説より、火星オリジナルの生物の痕跡だったってな方が断然面白いけどね。ほんとあの議論はどう決着したんだろ。やっぱしウヤムヤのまんまなのかな。

当時 NASA は、探査機を火星に向かってガンガン飛ばしてたんだよね。で、世間の関心を買うために「火星由来の隕石に……」の発表をしたなんて噂もあるしな。

銘板
2006.10.27 金曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061027
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

同窓会の夜

今夜は高校の同窓会。なんと初開催。うちらの近辺の学年でいまだに同窓会やったことなかったの、うちの学年だけだったらしい(笑)

つうことで、朝まで飲むぜ〜!

銘板左端銘板銘板右端

で、ほんとに朝まで飲んだ (=o=)

銘板
2006.10.28 土曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061028
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

飲んでる間に……

久々の朝帰りつうことで夕方4時まで寝こけてたんだが、母親に叩き起こされた。親戚のおばあちゃんの具合が悪いんだそうで。

あうう、おいらが何も知らずに飲んだくれてたり寝てたりの間に、おばあちゃん苦しんでたんだね。結局救急車を呼んで入院という運びとなったよ。病院で点滴を始めたら具合が良くなって一安心。で、うちに帰ってまた寝直しましたとさ。

銘板
2006.10.29 日曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061029
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

教科書自体はどうなっておるのか

最近のニュースといえば、高校の「必修逃れ」ですなぁ。知らないうちに世界史が必修になってたのね。まぁ必修逃れ問題に関しては当事者にお任せするとして、おいらこれで思い出したことがあってさ。何かっつーと、「社会の教科書の記述のヘタクソさ」。

今は改善されてるかもしんないけど、おいらの修学時代はそりゃあひどいもんじゃった。大人になって、新聞を毎日読んだり仕事の書類に目を通したり作ったりしますわな。そうすると、相手に効率よく理解してもらうための一定の書き方ってのがあるってのが分かった。

新聞・雑誌の記事やテレビ・ラジオのニュースじゃ当たり前のことなんだけど、タイトルの次は全体の概要。そしてディテイルと続くわけだ。そして専門用語は脚注とか途中で説明。おいらが学んでた頃の社会の教科書って、そのスタイルを完全に無視してた気がする。

タイトルがあって、いきなりディテイル込みの本論開始。そして専門用語の説明なし。これで物事覚えろっての、非常に効率が悪いと思うんだが。「分からないところは自分で調べろ」とか「これで自分で努力して学ぼうという姿勢が培われる」なんて理屈も考えられないこともないけど、普通に考えて、ユーザーに甘えて利便性をないがしろにしてるとしか思えないんすけど。どうせ同じことを覚えるなら、短時間・少労力で効率よく覚えた方がいいに決まってるじゃん。特に社会科なんてもろに暗記教科なんだし。

やっぱさ、これから学ぶことの大筋を真っ先に説明するのって大事だと思うよ。実際、新聞を読むとき冒頭の概論を先に読むと、本論を断然理解しやすいもん。確かに、サスペンスドラマなんかじゃ先を読ませないことが観客を興奮させるけど、それはそうなるように巧みに観客を誘導するからであって、「××年にこれが起こった。その影響で○○年にあれが起きた」なんてのがただただ羅列されてるだけじゃあなぁ。読み手を興奮させる工夫が何もない。そのうえ概要がほとんどないんだもん手抜きだぜこりゃ。単語説明も然り。

中学の公民(だったっけ?)だと「罷免」って言葉がいきなり出てきて参ったっけなぁ。「罷免(クビにすること)」とでも書いてくれれば一発で理解できたのに。日本史では「荘園制度」。だから「荘園」って何なんだよ。その章に入ったら、細かいことをいきなりグダグダ言い始める前に真っ先にそれを教えろよ。

高校の世界史じゃ「諮問」が分かんなくてなぁ。当然のように教科書にその説明はなかった。実はいまだに分からん(今、岩波国語辞典第五版を調べたら「(一定の機関に対して、法令上定められた事項についての)意見を尋ね求めること。」だそうで。はぁそうでございますか)。

これから世界史を集中的に学ばなきゃならん受験生たちは計画が狂って大変だろうけど、きちんと必修科目を学んできた他の生徒たちのことを考えると、おいらはえこひいきする気にならん。けど、せめておいらが学んだ昔よりも教科書が改善されて学習効率がよくなってることを祈るよ。

世界史と英語は、外国人と仲良くしたいとき確実に役に立つぞ。「日本の受験英語は使えない」ってよく言われるよね。確かにそのままじゃ使いにくいけど、受験英語で単語や文法、言い回しなんかを出来るだけたくさん頭に詰め込んでおくとそのぶんだけ、いざ本格的に実用英語を学習するときの能率となって現れるのだ。「せっかく苦労して勉強したんだから使い倒してやる」という意気込みが大事(笑)

銘板左端銘板銘板右端

必修逃れに引っかかってしまった生徒への対応策として、受験が終わってから3月の残り一杯を使って、集中的に履修させたらいいんじゃないかと思うんだが。それじゃだめなの?

銘板
2006.10.30 月曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061030
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

進化した未来人の迷惑顔を想像する

そうそう、いったん話題にしたことは、一応結論が出たらできるだけそれをフォローするってことで。ていうか後で読み返した時に思い出せる形にするってことで。

2006.10.9 で「北朝鮮の『核実験成功』はハッタリだったんじゃないのか?」って書いたけど、結論が出たみたいだね。それによると、おいらが書いた予想はハズレ。

一番真相に近いとされる解釈は「核爆発は起こったけど、爆発の規模が小さすぎて、実験は失敗した」とのこと。あの日の何日か後に読んだ新聞によると、「核兵器は爆発実験に成功して初めて保有と認められる」っつうことなんで、あの国はまだ使える核兵器を保有してはいないっつうことになりますな。でもだからって安全ってわけじゃないんだよね。

そんな半端な核兵器ってのは、広島・長崎に落とされたやつより始末が悪いらしいぞ。いわゆる「汚い爆弾」。広島・長崎のやつは完全作動したから半減期が長い放射性物質がほとんど残らなくて、2つの街は見事に復興したわけだ(後遺症で苦しまれている方々が今もおられるけど)。これがこの前の北朝鮮の核実験みたいに中途半端に爆発されると、確かに爆発による物理的被害は少なくなるけど、ナマのプルトニウムなんかがそこらへんに飛び散って、いつまでも放射線を出し続けるってことになる。そこ、人、もう住めないって。それに、運悪くそんなものを浴びてしまった人はどうなるんだっての。

プルトニウム239の放射能半減期は約2.4万年だそうで。こういうのを聞くとなんとなく「安全になるまで2.4万年」って気がするけど、出て来る放射線の量が半分になるってだけ。やっぱし放射線は出続ける。で、半減期まではけっこう急激に放射線量が減るんだけど、そこから先は、ダラダラといつまでもかかって少しずつ放射線が減っていく。まき散らされる放射性物質の種類や量にもよるけど、あの国の「汚い核兵器」の影響が沈静化するまで、大まかに10万年くらいは見積もっておいた方がいいかと。永遠と言っていい時間ですなこりゃ。2.4万年でも同じようなもんか。

10万年もあれば、生物ってのは進化するよな〜。人類もまた幾分かは進化するんじゃないだろか。その頃は人類の子孫たちはもっと頭が良くなってたりして。でもやっぱし彼らも迷惑がると思うぞ。「旧人類め、バカだったとはいえ、ほんとになんてバカなことしでかしやがったんだ」なんて。

子孫に対して恥ずかしくない歴史を作ろうよ。世界の指導者諸君。

銘板
2006.10.31 火曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr0610.html#LOG20061031
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

『体育すわり』

2006.10.14 に引き続き、また見つけた。長らく探し求めていた曲を。それは『体育すわり』の歌。

10年前に週刊少年ジャンプに彗星のごとく現れた超絶ギャグマンガ『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』の挿入歌でして。つかマンガなんで把握してたの歌詞だけでさ。歌詞だけでもその素晴らしさにおいらもうメロメロだったよ。

その5年後くらいに、この作品がアニメ化されてたという事実を知ることになる。そして噂で、かの『体育すわり』にきちんと曲が付いてると聞きつけた。こいつは是非聞いてみたいッ! しかしッ! 既にビデオ屋にはなかったッ!

そうして何の情報も得ずに5年の歳月が流れた。その間に世の中は便利になってた。まず mixi。これに参加したら、『すごいよ!! マサルさんコミュ』発見、即加入。そこで8月にトピが立った。ここで登場するのが次なるアイテム YouTube。なんとマサルさんが収められてるっちゅう話じゃござんせんか。しかもおいらと同じく『体育すわり』を探しておられるお方がいらして、今月に入って別のお方がその直リンを貼ってくだすってたのよ〜 \(T▽T)/

体育すわり バージョン1
体育すわり バージョン2

素晴らしい! こんなにステキなメロディだったなんて! こんなに繊細なヴォーカル&インストが付いてたなんて! 予想をはるかに上回る出来映えっすよぉ〜(涙) うおおーなんかしんないけどありがとうございましたぁーーーーーッ!!

ここ最近、頭の中で『体育すわり』がぐるぐる回りっ放し (^_^;)

銘板左端銘板銘板右端

『セクシーコマンドー部の歌』も期待してたんだ。原作じゃブルースってことだったんで、あの歌詞がどんなブルースに仕上がってるんだろと思ってたんだけど、ただの弾き語りだった orz まぁあの歌詞じゃぁしょーがないか。

銘板
銘板