ひとりごちるゆんず 2024年6月
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2024.6.1 土曜
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地図に惑わされない上下

古代エジプト文明。

その頃の当地は、「上(かみ)エジプト」と「下(しも)エジプト」の2つの王朝に分かれていたそうな。

で、なんかの YouTube チャンネルだかで、「なんで上エジプトが下で下エジプトが上なんですかね逆でしょ」と言っててさ。たぶん分かったうえで言ってたとは思うけど、ガチで混乱してる人がもしかしていたら、と余計なお世話企画な今回のテーマ。

とりあえず、地図の北を上とするのはヨーロッパ文化が始めたことで、それ以前の古代エジプトにはそのルールはたぶんなかったと思う。

んでこれまたたぶんの話だけど、ナイル川の上流地域か下流地域かで、「上エジプト」「下エジプト」と呼び分けてるんじゃないかと。Wikipedia『上下エジプト』を読んでみても、上下の由来は特に書いてないな。英語版 はどうかなと。

おぉ……「 『上』と『下』という用語は、ナイル川が東アフリカの高地から北に向かって地中海に流れ込むことに由来しています」。当たってたww ちなみに英語そのまま読むのがめんどくて、Google Chrome の右クリック「日本語に翻訳」機能に助けてもらったwww

さらに、"Upper Egypt" と合わせて、上エジプトは「葦の地」、下エジプトは「蜜蜂の地」と呼ばれてたってのも教えてもらえた。もっと日本風にすると、「葦ヶ原」「蜂ヶ原」かな。すごいどうでもいいw

パピルスは上エジプトの特産品だったのかな。しかし葦っつうと湿地ってことで、下エジプトの方がふさわしい気がしてしまうが。現地の事情がわからんけど。

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2024.6.2 日曜
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パクスなんとか

パクス・アメリカーナ の始まった時期って、3つの説があるんだな。第一次世界大戦終結(1918年)、第二次世界大戦終結(1945年)、湾岸戦争勝利・ソビエト連邦崩壊(1991年)。ふむふむ。

おいらが初めてこの言葉を聞いたのは1991年より前だったっけな。そのときついでに話に出たのが「パクス・ジャポニカ」。いやもうただの冗談としか思えなくて、居合わせた人たちも言った人もおいらも、なんかヘラヘラ笑ってたっけな。言葉ではそういうのを作れはするけど、現実にはそんなことありえないってなわけで。

なんか今、21世紀もほぼ4分の1を満たした現在、世界が日本に注目して、日本ブームになって、日本のカルチャーもサブカルも好かれるようになって、料理もこれでもかってくらい褒められて、治安の良さや民度の高さもあって、日本に憧れたり日本を羨んだりとかも臆面なくするようになって。日本人自身もその状態に慣れてきてたり。

政治・軍事・経済っつう旧来の国力の基準だと、日本は今もアジア地域ローカルでの大国って感じですな。けど文化の影響力っつう今風の基準だと、かつては「まさか」でしかなかったパクス・ジャポニカが成立しちまってるのかな。

一時の流行りで終わりませんように。ってもう10年くらいは拡大傾向のまま続いてるけど。

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2024.6.3 月曜
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AM 消失?

ラジオの AM 放送がいずれなくなるって本当かいな。

AM は FM に比べて、送信側の設備費やその維持費がかかるらしく。ラジオ需要自体が縮小してるんで、AM 放送の運営はだんだん苦しくなっていく一方だとか。そんなわけで、という話で。

AM(振幅変調)という信号搬送方式の問題なんだろうな。正直おいらはあんましラジオを聞かなくなったんで、そこまでショックを受けてるわけではなく。

ただ、FM に比べると AM が使う帯域は周波数が何十分の1レベルで小さいんで、山やビル群の向こうまで電波が通りやすいんだよな。「回折性が高い」ってやつで。放送局側が同じ出力で発信しても、AM のほうが実質的により広い範囲で聴ける。AM か FM かというより、災害発生時とかの非常時の放送・通信を考えると、AM が使ってる帯域のロバスト性が高いわけで。

仮に AM でのラジオ放送がなくなるのが既定路線なんだとして、この帯域は次には何に使うのか決まってるんだろうか。

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2024.6.4 火曜
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PCM?

20年くらい前、ラジオ放送で新たに PCM(パルス符号変調)が導入されるとかされないとかウンヌンなんてのを聞いたことがあったような。デジタル方式ですな。

いやそれやるならさっさとやった方がいいんじゃないのかと。デジタル放送だと占有する帯域が細くて済むから、決まった帯域幅に多くの放送・通信を詰め込めるわけで。電波帯の節約になるわけで。

テレビじゃ地上波デジタル化がとっくに完了したですな。テレビの場合は高精細化がセットだったんで、1局が使う帯域が狭まったのかどうかは知らんけど。

ラジオはどうなんだろ。AM はたぶん将来的に消えていくとして、FM って音質は申し分ないよな。てことは FM 放送が PCM 化すれば、素直に伝播帯域の節約になりそうな気がする。

って、今の FM で使ってる帯域でそのまま置き換えできるんだろうか。テレビの場合だとデジタル化でかなり上の帯域に引っ越したわな。

周波数が上がれば電波の回折性が下がって、山向こうで聞こえなくなるケースが増える。ラジオって気軽さが大事だと思う。持ち運び性も大事。んで、あっちじゃ聴けるけどそっちじゃ聴けないってのかあんましあってほしくないわけで。

PCM ラジオが全然普及してないのって、結局この問題があるってことなのかな。

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2024.6.5 水曜
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かゆ美

かゆ美の CM、慣れてきたらツボってきたwww

そして依然、何の商品の CM なのか頭にまったく入ってこないwwwwww

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2024.6.6 木曜
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ナイスゴロ

語呂がいいなーって言葉、あるじゃないですか。「墾田永年私財法」みたいな。

最近じゃこれかなってのを見つけた。

「水原一平元通訳」

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2024.6.7 金曜
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具体的に!

口喧嘩の戦法というか。

相手がなんかいろいろとぐちゃぐゃ語ってる時にですな、その勢いで押されてる時にですな、そんな時にめっぽう使えるオセロ的大逆転の返し言葉。それは、

「具体的に!」

とイライラした感じで言うと、相手は怯んで黙ってくれる。これ、相手のグチャグチャした言い分を丸ごと消せる。一発逆転でマウントを取れるww

相手が調子に乗ってベラベラ喋ってるところに、タイミングを全く読まずにゆっくりめで、「た」にアクセントを置いて、横柄かつ聞こえよがしに言うとのがコツwww

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2024.6.8 土曜
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前に新聞で読んだフランスの言語事情。

あの国は地方によっていろいろ違う言語が存在してたらしい。現代フランス語に似たものも、かなり違うものもあったっぽい。んで近代になって「標準フランス語」が設定されて、フランス政府はその普及に邁進したらしい。

結果、各地のローカル言語はほとんど死んでるとか。どうも地元言葉を話すのが恥ずかしい風潮が出てきて、話者が減りつつあるそうな。フランス政府は標準語を薦める立場なんで、消えゆくローカル言語を残す動きはあまりないらしい。

なんかなーと思ってしまったっけ。

ってそれ日本でもそうなんだよな。明治政府が江戸・東京言葉を元に「共通語」「標準語」を設定して、それを全国に広めてったらしく。けど政府がというより民間での力関係で、「共通語」が普及しつつ、ローカルな日本語(訛り)が廃れてきてると。

その頃から新聞とラジオと映画が、昭和の戦後にはテレビが普及していったわけで。娯楽と一体って強いわけで。しかも文字表現と音声両面でのデッドロックガンギマリ。

平成初期くらいの昔、東北地方のどっかの学校の校則が話題になったことがあった。「標準語を話すこと」というやつ。いやー地域文化の抹殺に、地域自らが手を貸してる例だったというわけで。けっこう問題になってたような。けど平成初期あたりってバブルのあたりで。この時代、偉いのは東京でして。地方は東京に馬鹿にされるものっつうのが普通の全国的な認識だったっけな。

最近になって(コンプラ的により健常な形で)再度盛り上がったのが「埼玉下げ」。これ昭和50年代後半辺りから顕在化しててさ、埼玉県って青森県よりはるかに都会なのに、青森県民でさえ当時は埼玉を「田舎だ」と見下してたですよ。主にテレビ局が東京目線で埼玉を見下げてたのに乗っかった形。「これ変だよなー」と思いつつも、流れに身を任せてそうなってしまってた。

今はネット上で、群馬県が「グンマー」と呼ばれて似たような扱いされてるけど、おいらはさすがに同じ轍を踏む気はしない。

さて、マスメディアで地方ごとの文化が尊重されるようになったのって、バブル崩壊後だったわな。けど流れを変えるまでには至らなかった気がする。ちょっと遅かったのかも。

そんなわけで、八戸弁は衰退の一途を辿ってる。若い世代はイントネーションからしてもう標準語っぽくなってる。方言の単語もあまり継承されてない気がする。ってここで嘆くのってさ、そもそも自分の八戸弁を基準として捉えてるからなわけで。それは錯覚。おいらより上の世代だと、八戸弁は明らかにもっと高純度だった。

おいらはその、高純度八戸弁独特の発音ができる。同世代じゃできないやつもけっこういる。けどここでそんなマウント取ってるおいらも、わざわざ意識してやらないとできない。しかも全部じゃない。かなり特徴的なところだけ。話し言葉で自然に純粋な八戸弁を操るなんて芸当まではできない。おいらの世代からして標準日本語に薄められてるってわけで。そこを考えるとエラソーなことは言えんわな。

東北地方共通の発音の雰囲気ってあってですな。いわゆる「ズーズー弁」と言うやつ。あまりにも敬意を欠くこのネーミングがイヤではあるけど、わかりやすいっつうメリットは認める。

とりあえずおいらはズーズー弁の「言う」「聞く」の感覚は持ってると思う。だもんで、多分東北全域の古老の話し言葉をそれなりに理解できると思う。つかバブルの昔、山形県に数年間住んでた。そこの方言は八戸とは東北地方内で対角線なんで、かなり違ってびっくりした。けど発音のセンスは共通だなーとわかった。

ちなみのその頃、岐阜県出身者のやつのアパートに遊びに行ったらですな、部屋に入る直前にそこの大家さんが出てきて、そいつになんかいろいろ注意したんですわ。おいらは、慣れない山形弁リスニングだったけど言ってる意味はわかった。んで大家さんが去った後の岐阜県民は一言。「訛りすぎで何言ってんのか全然わかんねー」。え゛!? お前それマジで言ってんの!?

そんなこともあったっけなぁ(遠い目)

つかつか、おいらの訛りがズーズー弁だと認識したのってけっこう最近のことだったりする。1週間くらい前かな。すげー最近ww

いやさ、何年か前に、八戸弁での「今何時」的な時間の答え方が面白いと気づいてさ。

「えずず(1時)」「ぬず(2時)」「さんず(3時)」「よず(4時)」「ごず(5時)」「ろぐず(6時)」「すずず(7時)」「はずず(8時)」「くず(9時)」「ずんず(10時)」「ずーえずず(11時)」「ずーぬず(12時)」

で、「これモロにズーズー弁だろ」と、ついに気づきに至ったのが1週間くらい前wwww なんなら気づく前は「『ズーズー弁』なんてイヤな言い方だよな。うちは違うけどよ」って感じだったぐらいにして。こういうのってほんとに自覚ないもんなんだな。

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2024.6.9 日曜
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ミシリン重箱の隅

生物進化学の言葉で「ミッシング・リンク」というのがある。

生き物の進化史の様子は、主に化石で調べていくんだけど、都合よく全部の種類が連続的に発掘されるわけではなく。ある種とその先祖となる種の特徴がかけ離れてて、その中間の種がどうなってたのがわからんことがままある。その未発見の謎の中間種を「ミッシング・リンク」と呼ぶ、と。

今日はその言葉の重箱の隅をつっつく回。

これって日本語訳がよく「失われた環 (輪)」となってたりする。違うだろ。

それだと "missing ring" になっちゃうだろ。本来は "missing link" だろ。「グ」じゃなくて「ク」だろ。

"missing link" を直訳すると「失われた繋がり/関連/因果関係」ですわ。ウェブサイトの「リンク」って、別ページと繋がってるわけで。だから「リンク」と呼ばれてる。その「リンク」と同じ。

まぁ日本語でズバリわかりやすく当てはめられる都合のいい単語がないってのは確かなんだけど、「環」は明らかに誤訳なんで、なんか堂々と「失われた環」と出てるのを見たりすると、なんかちょっとなーって感じがして。

この「環」という解釈を補強する意図なのかもって感じで、「失われた鎖」という表現も見ることあったりする。これは進化史上の線を鎖に例えて、鎖の輪っかの一つが抜け落ちてるイメージという感じで語られてたりする。

イメージとしては上手い感じだけど、字面として「失われた鎖」で輪っか一つを想像してくれってのは無理あるだろ。結局もともとが誤訳なのを、その間違いを塗り込める目的っぽいから、苦しくなってしまうのもしょうがないかと。

……、

……、

……。

「結合欠損」「連続性の抜け」とかでよくね?

と考えたら、なんか別な景色が見えてきたような。「ミッシング・リンク」って言葉、生物学の範囲を超えて、比喩表現として一般的に使われちゃってるんだよな。そうなると体裁の整った日本語訳が求められちゃう、んじゃないかと。それで、なんかかっこいい「失われた環」がいまだに使われ続けてる、んじゃないかと。

だとしてもやっぱし「体裁がかっこよくても誤訳はかっこ悪いだろ」と心でツッコんでしまう……。

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2024.6.10 月曜
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もっと重箱の隅

どうでもいいけど、インターネットでの「リンク」の由来は、UNIX という OS が使ってる用語だったりする。同じ機能を、Windows では「ショートカット」と、Mac では「エイリアス」と呼んでる。呼び名が違うだけで機能は同じ。インターネットは UNIX ベースで構築されてるんでこうなったってことで。

もっとどうでもいいけど、URL の区切りに「/」が使われてるのも UNIX 由来。Windows だと半角の「\」もしくは半角の「¥」だし、1990年代までの Mac OS だと「:」だった。今の macOS はもはや UNIX の一派になったんで、「/」が使われてる。

10年くらい前のインターネットは PC でつなぐのが主流で。PC の OS というと今も昔も Windows が主流で。職場のサーバが Windows だと、共有ファイルの URL に「¥」が入ってるのが気持ち悪くてな。まー今つないでる先が LAN なのか WAN なのかの区別がしやすいっつうのはあったけど、なんかなーって感じだったっけな。

当時そんな Windows サーバ環境下で、JavaScript で自動化ツールを作っててさ、ソースコードにリンク先を記述するには「/」か「¥」かで悩んだっことあったっけな。確か「/」で OK だったような気もするが。そこらへんの混乱を招くってのもまた。

どうなんだろ、もしかして Windows 自体が「/」を使っても問題なく繋がるようになってるんだろうか。使ってないから知らんけど。

今のネットはスマホでつなぐのが主流なわけで。それだと iOS は UNUX だし Android も Lunix ベースだしで、なんかうまいこと元の UNIX の鞘に戻った感じもあるなw

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2024.6.11 火曜
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青髭の謎

「青髭(あおひげ)」。というと、西洋だと連続殺人事件の犯人のあだ名として有名らしい。髭の濃い人だったんだろうな。

日本でも「髭の剃り跡が青い」っつう言い方をよくしますな。

これ、なんで青く見えるんだろう。日本人だと髭の色は黒なのにな。つか人類の毛の地色は白・黒・茶色のどれかか、この3色のブレンドと決まってるが。青は染める以外はないんだが。

……、

……、

……。

日本人は肌の色が黄赤だから、その対比でヒゲがうっすら生えてる部分が青っぽく見えてしまう、ということなのかな。西洋も、白人って「白人」とは言うものの、実際の肌の色は血色で少し赤みがかってるわけで。その対比で、同じように青っぽく見えるのかもな。知らんけど。

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2024.6.12 水曜
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活字の今は

活字印刷って今はどうなってるんだろう。

製本所は今も活字を枠に並べてるんだろうか。さすがに手作業はもうあまりない気がする。作家さん・ライターさんの原稿はもうほとんど電子化してるだろうし、手書き派の人がいても、編集担当の人が電子化すると思う。となると活字並べ行程も自動化されてるはず、と思う。

つかプリンターを使えば活字なんかもう要らないだろとも思う。けど大量印刷はプリンターは合わないか。

あ、そういえば。専業じゃなく一般業務用の輪転機ってさ、PC で作った原稿をトレーシングペーパー的な薄い紙に転写してドラムに巻きつけて、そこにインクを染み込ませてドカドカ印刷するわな。製本所もその方式なのかな。これだと文字でも画像でも何でもござれ。カラーに対応できるのかは知らんけど、とりあえず1色ものだとそれで問題なさそうなような。

やっぱしというか、活字ってもう死んでるのかもな。

昔の職場に、輪転機があったんだわ。1990年代後半のこと。これで年に何回か新聞折込広告を印刷してた。でさ、なんかもう輪転機があるのが普通な状態なわけで、ある時買い替えることになったんですわ。デュプロ製にしたのは、Mac で作った原稿を読み込む機能を入れるとトータルで安かったから。ライバル製品はそこが高かった。

そういや接続の仕様は SCSI だったなぁw じゃあ印刷しますよとなると Mac の電源を落として、SCSI ケーブルで輪転機と繋いで、まず輪転機の電源を入れてから Mac を起動。この手順を踏まないと Mac がフリーズしたっけ。SCSI マジでめんどくさかったなぁ。

PC 側も買い替えておむすび iMac にしたら、SCSI ポートがない。こんなこともあろうかと、サードパーティーが iMac 用に、USB → SCSI アダプタを売り出しててさ。それを入手して事なきを得た。iMac に合わせたトランスルーセントな外観だった。けど SCSI の売りって高速さだったわけで。それが、USB の遅さで SCSI のめんどくささっつう悪いとこ取りになっちまったっけなww

で、仕事では年に何回かの折込広告印刷の電子化に成功。そうなると、それまで印刷屋に頼んでたやつも内製にしてコストダウンしよう、となるわけで。あと広告原稿の作成も、印刷屋に依頼してたのを内製化しましたわ。さすがに全部は内製にできなかったけど、印刷屋への発注も支払いも激減した。

きっと時代の流れだったんだろう。それから数年でその印刷屋さん、店を畳んでしまったわ。おいらだけのせいじゃないと信じたいww 当時は "DTP (デスクトップパブリッシング)" という言葉が流行ってたっけ。

今も生きてる印刷屋さんっつうと、DTP じゃできないほどの高品質な印刷や特殊な印刷の技術を保有してますわな。それって設備投資がかなり必要なわけで、この流れについていけなかったところが淘汰されたんだろうな。

銘板
2024.6.13 木曜
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まぼろし MUSES CN その1

初代 はやぶさ が地球に帰って今日で14年ですか。早いもんで。つか はやぶさ2の打ち上げから10年、小惑星リュウグウのサンプル入りカプセルの地球帰還から4年の年なんだな。

今あらためて考えてつくづく思う。はやぶさ も はやぶさ2も、ガタイがあまりにも小さい。それぞれとも実物大模型を見たことがある。こんなのが小惑星まで行って帰ってきたというのが、なんか信じられないというか。

小さいというと、搭載してた小惑星ローバーのミネルバ(MINERVA)も小さかった。

そんなミネルバを紹介した記事がコチラ。

小惑星に挑んだ「MINERVA」はこんな大きさ - ITmedia NEWS

サイズだけじゃなく予算もまたすごく小さかったらしいww 1000万円かそこららしく。片手で掴めるサイズでこの値段って高い感じもするけど、一品物の宇宙機で、となると破格の安さ。民生部品を使いまくって安く収めたそうだけど、その民生部品が宇宙環境でもちゃんと動作するかどうかをみっちりと試験しないといけないんで、そこらにそれなりのお金がかかってしまうんじゃないかと。

銘板
2024.6.14 金曜
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まぼろし MUSES CN その2

いやさ、ミネルバを開発する前は、NASA が "MUSES CN" という小型ローバーを作っててさ。それを はやぶさ にを載せて小惑星イトカワに持っていくはずだったんだわ。けど MUSES CN は開発途中で頓挫。そのぶんを埋めるべく大急ぎでミネルバが開発されたと。

この MUSES CN の開発費が20億円超だったらしく。どうもカネばかりかかってなかなか仕上がらないから中止になったっぽい。

なんとなくこの MUSES CN のことを知りたくなった。以前までは「NASA、こんだけ予算かけちゃってブークスクス」としか思ってなかったけど、そこまでやったからには何かすごいものがあったのかもなと。

そしたらさ、2000年に岩手県盛岡市で『第22回 宇宙技術・科学における国際シンポジウム』というのが開催されたらしく(比較的近所なのにまったく知らなかった)。そこで NUSES CN 開発の中の人みずからが発表してた。その文書がネット上に出てたのを見つけた。んでこれ英語なんで、なんかもうノリと勢いで日本語訳して、HTML のウェブページを作っちまったですよ。

ということで、これがそのそれだ

Google翻訳がかなり使えるようになってたんで、おもっきし利用させていただきますた。ありがとうございますた。

初代 はやぶさ はけっこう知られてると思うけど、ミネルバはそこまでじゃないと思う。そして MUSES CN となると、JAXA の中の人以外だと日本で数十人程度しか知らないような気もする。知ってても興味ないような気もする。需要がすごく期待できない情報だけど、なんか知りたくなってしまったんでってことで。

銘板
2024.6.15 土曜
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まぼろし MUSES CN その3

とりあえず、MUSES CN の "N" って "NASA" の意味だったんだな。そしてこれは世界初の火星ローバー、マーズパスファインダーの技術的な直系の子孫という位置付けだった。なるほどなー。あの大成功から来てたんだ。今調べたら、あれの打ち上げは1996年12月だったんだな。この文書の公開が2000年5月だから4年半しか経ってない。まだパスファインダーがアツかった頃のことなんだ。

パスファインダーで培った技術は、MUSES CN はポシャッてしまったけど、その後の NASA の火星ローバーシリーズが受け継いだわな。

で、手のひらサイズの超小型ローバー MUSES CN ってそのサイズ感はミネルバと同じくらいだけど、性能が段違いだった。

とりあえずミネルバの主な目的は、独自開発のホッピング機構が微小重力下でうまく稼働できるかどうか、と、民生部品をふんだんに使って作ったブツが宇宙環境で耐えられるか、そこらへんだった。観測装置といえば、ソニーの VAIO から取り出したカメラでの景色の撮影と、表面温度の測定くらい。つまりミネルバは探査機というより工学試験機の色合いが強かった。

対して MUSES CN はというと、可視光カメラは分光フィルタ付き。さらに近赤外線分光器とアルファX線分光器を搭載。ガチの科学観測機器を搭載。

あと、移動手段は車輪のほかに、ホップモードとスキムモードが用意されてた。ホップはミネルバと同じ。小惑星表面上をぴょんぴょん飛び回るもの。スキムはホップの角度が超絶低いやつ。小惑星表面スレスレを飛ぶ、というもの。川で水切りするみたいなものというか。

小惑星イトカワの大まかな表面重力は事前に予測が立ってて、脱出速度は 15cm/s 程度とされてた(実際にそうだった)。この数値、かなり遅い。時速に直すと 0.54km/h でしかない。地球上で人が歩く速度の8分の1程度。イトカワ表面でそのくらいの超ゆっくりな速度でジャンプすると、簡単に脱出速度以上を稼げてしまう。ジャンプした人はもう逆噴射の手段でもないとイトカワには永遠に戻れない。

銘板
2024.6.16 日曜
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まぼろし MUSES CN その4

てことで、イトカワ上でのローバーは急加速・急ハンドル御法度。つかとりあえずトラクションを稼げないんで急発進しようとすると簡単にホイールスピンしてしまうか。まぁスピード出せないんですわ。てことで車輪での通常走行時の最大速度はというと 1.5mm/s……ってもう絶望的に遅い。ローバーの意味あんましなさそう。

そこでホップ・スキムが出てくるわけで。この場合だと移動速度は 10cm/s を出せる。イトカワの脱出速度以下に抑えてますな。

写真を見るに、4つの車輪それぞれに腕みたいなのがついてる(文書じゃ「ストラット」(支柱)と呼んでる)。ストラットの車輪の反対側が、1自由度の関節として動体に接続されてる。その支点は車輪/ストラットの前後のセットで共通。たぶんストラットを動かしてホップ・スキムをするんだろうな。

いやそうなると、メインの移動手段は車輪よりもホップ・スキムになるんじゃないかと。そうなると、もう車輪を取っ払ってストラットだけでいいんではないかって気もするが。けどマーズ・パスファインダーの技術的後継ってことで、やっぱし車輪移動したかったのかな。いやでももし車輪をなくしてれば、ポシャるほどにまで膨らんでしまった開発費用を抑えられたんじゃないかとか思ったり。

そういや初代 はやぶさ(開発段階の名前はというか正式名は MUSES-C)プロジェクトマネージャーの川口先生がかつて何かの書籍で語ってたには、NASA に本気を出されるとまずいんで、はやぶさ の準備段階から NASA を積極的に関与させるつもりだったらしく。そうしないと彼らは独自にさっさと小惑星サンプルリターン探査機を作って、あっさりと はやぶさ の先を越してしまうだろう、と警戒してのことで。

銘板
2024.6.17 月曜
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まぼろし MUSES CN その5

そこを、あくまで日本主導の計画に NASA に深く関わらせることで、アメリカ独自の動きをさせないようにしたかったらしい。世界初の小惑星サンプルリターン計画は、日本: 主、アメリカ: 従 の形でいくぞってことで。

その一環というかかなり大きな目玉が MUSES CN だったのにポシャったと。

さらに、はやぶさ の準備中に行き先の小惑星が2回変更になったけど、イトカワに決まった時点で、再突入カプセルの着陸場所は南半球になったそうで。これでアメリカ国内の砂漠に着陸という線が消えてしまって、NASA の関与がまたひとつ薄くなってしまった。

ここらへんで目算が狂ってしまって、その後の NASA との調整にはことさらに気を遣ったらしい。

今回の文書に書いてあるけど、NASA としては MUSES CN のほかにも MUSES-C 計画にいろいろと協力しとりますな。

文書を発表した時点ではもう行き先がイトカワ(当時は仮符号のみで "1898ML" と呼ばれてた)に決まってたのがわかる。ついでに、文書内では はやぶさ のことを "MUSES C" と呼んでるけど、これは はやぶさ の本名(正確には "MUSES-C" とハイフンが入る)。2003年に打ち上げ成功してから、日本語の愛称として「はやぶさ」と名付けられた。

行き先がイトカワに決まった時点で着陸地点の候補地としてアメリカが外れた、はずなんだけど、文書じゃアメリカ側はアメリカ国内での着陸場所の手配をするとか書いてあるな。文書が書かれた時点じゃまだそこらへん周知されてなかったのかな。

銘板
2024.6.18 火曜
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まぼろし MUSES CN その6

NUSES CN がポシャって、着陸候補地もアメリカじゃなくなったけど、それでもまだ NASA の協力分野はいろいろあった感じですわな。その残りはというと、

とある。4つもあったから、川口先生の戦略はかなり機能したんじゃないかな。

しかし、耐熱シールドと搭載機器の開発って ISAS だけでやってたと思ってたけど、NASA も協力してたんだな。いやでも、もしかしてこの2つも NASA 抜きだったとか? だとすると相当スカスカになってしまうがな。

あーそうだ追加で大きめのがあった。オーストラリア・ウーメラ砂漠での再突入カプセルの、追尾・回収行程での協力。NASA はかなり気合い入ってて、自前の飛行機で追尾撮影してたもんな。あの全体的に青っぽい映像が一番よく知られてると思う。個人的には NHK がウーメラの地上から撮影したやつが一番綺麗だったと思ってる。

とかまぁいつもどおりというか話の軸ブレブレなまま、なんか眠たくなったんでここらへんで。

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2024.6.19 水曜
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反芻批判

リニアモーターカーの反対論者の景色厨ってどうなんだろ。

リニアはトンネルばかりで景色を楽しめない。旅情が台無し。だからダメ、ってさ、だったら東海道新幹線に乗ればいいだけのことで。

リニア開通で東海道新幹線の乗客数は減るだろうけど、現状の過密状態を適正にするってのもリニア開業の目的の一つなんだから、そう簡単に廃止にはならんだろ。新幹線の沿線だけどリニアの沿線から外れてる都市にとっては、新幹線は相変わらず重要だろうし。

で、似たような主張、半世紀前にもあったっぽい。東海道新幹線の開業前後のあたり。景色がビュンビュン過ぎていくんじゃ楽しめない。窓がはめ殺しで開けられないから風を入れられない。駅弁を買えない(昔は開けた車窓越しに、弁当と代金のやりとりをしていたらしい)。これじゃ旅の風情が台無しだ。だから新幹線なんか無駄だ。とかなんとか。

これに対しては、「じゃあ東海道本線に乗ればいいだろ」で済んだわけで。そもそも新幹線開業の目的も、東海道本線の過密状態を緩和するのそのひとつだったってわけで。まぁ風とか駅弁の件は、在来線の窓もはめ殺しになったせいで、乗客が新形態に慣れる形で自然消滅したわけで。それでも不満なら、鉄道以外の手段も充実してきてるんで、鉄道がお嫌なら他の手段でどうぞってだけだったり。

結局リニアの導入に関して、まったく同じ文句がまた出てるってだけだったりして。

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2024.6.20 木曜
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時代の変遷

馬毛島の基地化は決定から着工までスムーズだったな。一方、辺野古基地への移転は今も揉めとりますな。そしてさらに昔、成田空港の建設はさらに揉めたらしい。そう考えると、左翼の力って相当弱まったんだなぁ。感慨ですなぁ。

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2024.6.23 日曜
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新手法

今も時々、家庭電話回線の乗り換え勧誘の電話がかかってくるんだけどさ、向こうも手慣れてきたなーって感じが出てきた。

相手の丁寧な話し口にぶっきらぼうに「はい!」「はい!」とだけ相槌打ってたら、いきなりガチャ切りしてきた。時間かかんないし、これからはこれで行こうっと。

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