あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
ということで、初夢企画とでもいますか、超どうでもいい未来技術を考えてみた。
それは「異性クローン」
いやさ、クローン技術って今のとこ進んでるじゃないですか。古くは1980年代あたり、ES 細胞ってのが出てきましてですな。再生医療に功名を与えましたですな。その技術が発展して、90年代にイギリスでクローン羊のドリーが生まれて、世界を驚かせましたな。
けど ES 細胞を作るには受精卵を作って壊すという行程が必要で、この技術を人間に使う場合は倫理問題が立ちはだかることになったですな。てなことで世界中で議論された結果、「各国ごとに基準を決めてくれ」となったわけです。こうなると倫理基準が低い国ほど有利。
先進国は技術的に優位だけど、倫理に関してもより厳しい国々なわけで。そうなると中国みたいに、国内的に超強い独裁政権の意向次第で何でもありな国が有利になってしまう。それはそれで大丈夫なのか、となってた。
そんな閉塞的な状況を打ち破ってくれたのが、山中伸弥先生の iPS 細胞。これで ES 細胞に必須の倫理問題を突破できた。その功績で、ES 細胞を発明したりその研究を発展させたりの人たちを差し置いて、2012年に山中先生がノーベル賞を受賞した。そのくらいありがたいブレイクスルーだった。が……、
そのせいで、30年の歴史を誇る ES 細胞のガチ勢研究者たちが、急転直下で冷や飯を食わされることになりまして。どうやらその急激な下向き圧力のせいで、ある理化学研究所の ES ガチ勢だった先生が、STAP 細胞というものを「発明」するに至った。結局はガセ認定されたけど。
STAP 細胞を提唱して研究を指導してた件の先生は、ガセ疑惑の渦中で自殺(に見せかけた殺人?)。その先生の弟子として表舞台に顔も名前も出て一躍人気者になってしまった人は、研究者として破滅どころか人生そのものがほぼ崩壊。という凄まじい事件に発展した。あれから今年で10年も経つのに、おいらいまだに、その人の顔とフルネームを覚えてるわ。
STAP 騒動に近い時期に別件で、人を対象にした iPS の臨床試験が成功、と発表した人がいた。あまりにも時期尚早すぎるんで山中先生が疑問を呈したものの、報じた複数のマスコミは過熱。けど検証の結果こっちもガセだった。発表者は当然の失脚。どうもこの人は前々から、iPS 細胞の発明で業界内外で勇名を馳せてた山中先生に嫉妬してたらしく。んで、山中先生のノーベル賞受賞の報を受けて、ついに理性のタガが外れて暴走したと思われれる。
専門の学界内でそんなジェラシーに狂った挙句、妄想と現実の区別がつかなくなった人たちを続々輩出するほど、iPS 細胞の登場はとんでもなく画期的だった。
んー、たぶん再生医療で iPS が主流になったからといっても、それまで ES で積み上げてきた研究成果の全てが否定されたわけでもないはず。ES 一択時代の研究成果の多くは、iPS の研究開発にいろいろと応用されてるんじゃないかと。
そんなこんなで、今は iPS を使った再生医療が少しずつだけど実用化されてきてはいる。けどまだ本格運用ってほどではなく。命に別状ないケースから実用化され始めてるって感じ。
X染色体をY染色体に。Y染色体をX染色体に。
ポパイって草食系男子だよなぁとか今更思い出したりして。ほうれん草しか食ってないし。けどパワー系で女性を救い出す役柄。よくわからんなww
けど今は放送しにくいかもな。ヘビースモーカーって点で。
出番は甲子園の応援曲くらいか。
ほんとどうでもいいww
『蜜月アン・ドゥ・トロワ』の「フランス語で歌ってみた」を見つけたですよ。
こ……これは逸品……。
おいらフランス語全然わかんないけどww
この曲ってやっぱしというか、フランス語で歌われなきゃいかんよなー。実現してくださった T3VY さんには感謝しかない。
室内用の LED 照明って、半透明のカバーがついてるじゃないですか。LED 電球もそう。あれって光量が減るんで、もったいないなーと想って。
LED は点光源なんで、直接見てしまうと眩しいんですな。残像?が出て邪魔なんですな。てことで柔らかい面光源に変換すべく、あのカバーがついてる。必要悪なブツなんだけど、あれどうにか改善できんもんかと。
カバーの濁り具合と厚さ、もうちょっと薄めに持っていけばいいのにとか。どうも外からの見た目で、大もとの点光源が見えないくらいまで、という基準がある気がする。けど、ちょっとくらい見えちゃっても問題ないと思うがなぁ。そのくらい薄くしてもいいと思うがなぁ。
「……な、はず」
「どうせ……なことだと思う」
「……みたいなものじゃないですか」
ご都合主義な人の口上述べって、この表現が多いような気がする。
自分都合の良い解釈を強引にひねり出すときの言い回しというか。
まぁ「報告者キチ」のまとめ動画が面白すぎて見まくってたら気づいたってだけでww
『ゴジラ -1.0』が海外で、日本以上にすごい人気らしく。
でさ、ちょっと現地の感想で気になるところがあってさ。
「1500万ドル(22億円くらい)という低予算なのに」「B級ホラー映画並みの予算でウンヌン」ってさ。
22億円って日本映画としては超大作なんですが……。
最近のハリウッド超大作の製作費は、フツーに何億ドルいっちゃうらしい。ディズニーのアニメでもそのくらいいくらしい。
あと、興行収入が国内外で100億円を超えたとか超えそうだとか。これって単純に考えると製作費の4〜5倍な感じだけど、興行収入って映画館に入った額の総計であって、映画の製作会社には、映画館の取り分を差っ引いた分しか入らんのよね。映画館視点だと商品仕入れの額。いわゆる配給収入ってこと。この割合がどんなもんなのかはおいらよくわからん。作品ごとに違うらしい。
話題の超大作だと、配給する側は映画館に強気のレートを出してくるものらしい。とはいえ映画館側がモチベーションを保てるくらいのレートなはず。
てことで、東宝は『ゴジラ -1.0』の大ヒットで笑いが止まらんのかと思いきや、いやまぁ笑いが止まらんとは思うけど、今のとこはそこまでウハウハなほど荒稼ぎしてるわけでもないかと。
そういや大作映画の製作費の公式発表って宣伝の一部だもんで、昔から倍がけくらいに盛った数字を出すのが習慣らしい。バブル映画の『敦煌』(1988)が46億円、『天と地と』(1990)が50億円、『落陽』(1992)も同じく50億円となってた。
まーその額が倍がけだったとして、実質はそれぞれ23億円、25億円、25億円ってとこですか。けど『落陽』はどう見てもそこまでの額がかかってなさそうなんで、3倍がけか5倍がけか、ひょっとすれば10倍がけだったかもww いやいやハリウッド俳優を複数使ってた上に、エラ・フィッツジェラルドにこの映画専用の主題歌を歌わせてたんで、少なくともそこらにカネかけたかもとは言えそうなような。
いやーしかしラストシーン、主人公が夕陽に向かってよろよろと歩いていく場面はカッコ良かった。そこに主題歌がかかるわけです。そこまでは素晴らしかったけど、歌詞が英語なわけでさ。その和訳の字幕を高橋メソッド並みにデカデカと表示ってのにはね、あまりのダサさに度肝を抜かれたw
さて、『ゴジラ -1.0』の製作費は非公開だそうだけど、日本のネット上で10億円説が出たことに対して、山崎貴監督は「さすがに10億では無理」とコメントしたらしく。てことは実質値として15〜20億円は行ってそうですな。アメリカで言われてる1500万ドル(約22億円)説はけっこう近いのかも。
22億円が正解に近いんだとすると、バブル映画に匹敵するほどの、日本映画としてはまごうかたなき超大作なわけですわ。東宝としては、もう腹を括って目をつぶってエイヤッ!とジャンピングアットキヨミズステージ的にカネぶち込んだ作品なんだろうなぁ。
乾燥中の紙薪が乾いたかなーってのを見るのにさ、紙薪の真ん中に空けてある穴に小指をちょいと入れてですな、湿り具合を見るわけです。
で、人間の肌感覚で、湿ってるかどうかってのはどうやって判別してるのかってのがどうにもわかんなくて。
皮膚感覚|感覚 - 看護roo!
ふむふむ、人の皮膚の感覚でわかるのは、触覚、圧覚、痛覚、温覚、冷覚の5つなんだな。この組み合わせで湿り具合・乾き具合として知覚できるはずなわけで。ただ、どの要素がどれだけなのかっつうブレンド割合がわからん。
ていうか、これを示されても、おいらはどうもその結果に納得できないんじゃないかって気もする。
最近知ったこと。なんかスーパーとかの駐車場でさ、おもっきしガラガラなのに、数少ない既に駐車してるクルマの隣にわざわざ停める人っているらしく。それが「ウザい」ってことで話題になってるらしく。違法ではないし、ウザい以上のこともないんだけど、それが世の中で認識されるほどのことにまではなってるってことで。
そういう人には、そうする理由があるらしい。けど一般の人にはよく理解できないものな感じで。そんで、そういう行為は「トナリング」、その行為をする人は「トナラー」と呼ばれてるらしいww
おいらもそれをやる感覚は理解してないんだけど、とりあえず「トナリング」「トナラー」という言葉のセンスには敬服以外にないなとwwww
2年ぶりに行ったラーメン屋。
食券制になってたのはわかる。労力削減は今の時代の流れだよな。値段が少し上がってたのもわかる。値上げも今はそういうもんだ。ここ2年の時間の差ですな。
たださ、いやさ、注文したラーメンが来たらさ、どんぶりの形がちょっと前衛的で。
どんぶりのサイドの曲面が、内側に凸なんですよ。
あからさまな内容量削減策にかなりゲンナリというか。
これも時代の流れですかねぇ。
リニアモーターカー批判で、まぁ出てくるわなと思ってたのが、「路線のほとんどがトンネルだから景色を楽しめない」とかいうやつ。
いやあの、景色を楽しむ旅をしたいんなら、東海道新幹線なり東海道本線に乗ればいいのでは? リニアの売りは車窓からの景色じゃなくてスピードなんだし、新幹線も在来線も存続するだろうから、その時々の用途によって選べばいいだけじゃないかと。
なんか東海道新幹線の開業前後に、似たような批判が出てたらしい。「速すぎて景色を落ち着いて楽しめない」とか。それも、じゃあ東海道本線で落ち着いて景色を楽しめばいいだろって話で。
東海道新幹線を作った動機は、東海道本線が過密状態でパンク寸前だったからってやつで。で、今は東海道新幹線が同じ状態になっちまったから、リニア中央新幹線を作ることになったわけで。どうも「景色が……」とかの情緒派の主張は、そこらへんの事情を無視してる感じでな。
この頃の国際情勢を考えると、思い出すは5年前。
あの頃の中国・ロシアって、習近平・プーチンって、国際社会じゃ今よりずっと信用されてたですな。既にいろいろ怪しまれてたと思うけど、それでも今よりずっとずっとマシな状態だったと思う。
いやもうたったの5年前なのに、今は昔というか。
共通パターンは「貧すれば鈍す。鈍すれば窮す」ヒンドンキュー。
自作のアルミ溶解炉、前回の作業で故障しちまって。炉の真ん中のそびえ立つステンレスの円管の柱が、片付けしてる時にポキっと折れちまって。
使い始めてだいたい1年。相当くたびれてきたなーと思ってた矢先のこと。このステンレス柱って自作溶解炉の要なんですわ。こいつがないと、アルミ溶解容器の鋳鉄製深皿スキレット、その真ん中に穴が空いちまうんですわ。下から支えてやんないといかん。
赤熱する温度なんで、鉄は強度が落ちるんですな。それで、スキレットを周囲だけで支えると真ん中部分で底が抜けちゃう。真ん中部分を支えるとスキレットの持ちがいいんではないかとやってみたら、うまくいってると。
ステンレスの柱だって鉄なわけで、強度が落ちるはずではあるけど、底が抜けるのは曲げ応力。そうじゃなく圧縮応力にはそれなりに耐えてくれるだろうっうわけで。耐えてくれてた。けど高温攻撃を度重なって受けると、ステンレスは脆くなるらしく。
しばらく前から端っこが欠けてきてたんで、そうなんだろうなとは思ってた。けどここまで軽くポキ折れするとは思わなんだ。
この柱の両端に、端から見て十時に切れ目を入れてですね、下の方は細長い鉄板を十字に組んだやつを差し込んで土台に、上の方も同じ要領で、こっちは五徳に、と作ってた。
今回、この土台・支柱・五徳の3点セットを全部作り直しかなと踏んでた。ごとくの鉄板もあからさまに曲がって、錆びて、皮が剥けてきてたし。
けど現物を見てみたら、上下の鉄板はそのまま使おうと。内釜ユニットのその他のパーツも、とりあえずそのまま使おうと。
五徳の4つの端をそれぞれで支えるのに、百均のステンレスバットから切り出したステイを内釜にねじ止めしてるんだけどさ、めっさサビサビ。ステンレスでも過酷な温度環境にさらされると錆びちゃうんだな。けどまだ使えそうだから現状維持。
内釜。こいつの前世はブリキのバケツ。ところどころに穴が空いちまってる。風を送り込むのに底面と側面に穴を開けてはいるけど、それ以外に穴ができちゃってる。不用意な場所から風が吹き込む形になってるけど、作り直すのめんどいんでやっぱしそのまま。
まー内釜は条件が過酷な割にはテキトーな材料を使ってテキトーに作ってるんで、消耗品扱いってことで割り切っちまおうと。内釜ユニットのコスト、材料代で言えば2000円くらいなもんだしな。
つかペール缶ベースの外釜と合わせても5000円程度だしwwww こんなんでアルミを溶解できちまうんだな。あらためて感慨。初期の頃は七輪4000円を2個潰したっけな。容量が小さすぎて大変だったっけな。しかも燃料の豆炭代がしっかりかかってな。つか最近の世の中の流れってやつで、豆炭の値段も上がっちまったんだよな。5割増ってのはさすがに買う気が失せた。
七輪の2代目がお釈迦になった時点で、自作溶解炉を考え始めたんだよな。燃料は無料のやつを使うぞってことで。自作溶解炉も、なるべく安く、おいらの腕前でいけるやつ、と考えた結果でな。
七輪を使ってた頃に、容器はグラファイトのルツボよりも深皿スキレットの方が何かと使い勝手が良いことが判明したりして。けっこうノウハウをぶち込んで作った溶解炉なんだった。
タダゲットできる燃料として、薪も竹も紙薪も、けっこうどれでもいけるとわかったのも大きかったな。なんか高温を出すには是非とも炭系じゃないといかん気がしてたんだよな。木炭とか石炭とか豆炭とか。けどアルミを溶かす程度なら、そんなテキトーな燃料でもヨユーでいけたw
自分の工夫も打ち込んで入るけど、その元ネタとして、YouTube に出てるアルミ溶解やらロケットストーブやらの諸先輩方もいらっしゃるわけで。そこから学んだいろいろも利用させていただいてるなぁ。あがとうございます。ただ、先輩方ほど凝らなくてもできちまったってのが自己満ポイントだったり。
で、いまだに固体燃料派なわけで。これ、同じく無料で調達できる燃料として食用廃油があるんですわ。こいつに移行したいんだけど、溶解炉の設計をどうしようかってのでいまだに足踏みだったり。
液体燃料化に成功すると、いろいろラクになりそげなんですわ。灰が出ないってのは大きいですなぁ。燃料を使える形に加工しなくてもいいってのも。
固体燃料だとそのまま使うってわけにいかんくてな。薪でも竹でも、適度なサイズになるように切ったり割ったりしなきゃいかんわけで。これがなかなかめんどい。
さらにめんどいのが紙薪。紙質によって410〜430g くらいで重さを測ってシュレッダーしてバケツの水に浸けて、手でブチブチとさらに細断化して、紙与作に流し込んで絞る。ここまでで1回30分かかる。それを8つに割って、扇風機で弱風を当てて乾かすこと4日間。ようやく紙薪の完成。これをひたすら作り溜めしとく。
それなりに手間かかるのに、溶解作業じゃその1回ぶんが15分くらいで燃え尽きちまう。
けど実質的に無料かつ無尽蔵に手に入る燃料なんで、つか事情あって原料がどんどん家に溜まっていくものなんで、できるだけ消費していかないと、というのもあり。
はー、と溜め息つきつつ、紙薪を作りつつ、故障した炉をどうにかしないとな。
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