ひとりごちるゆんず 2023年12月
銘板
2023.12.1 金曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231201
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

そういう体質

加齢すると、夜に寝ててもトイレに行くのによく目が覚めてしまうようになるってことで。

おいらもそろそろそんなお歳頃ってやつですかねぇとかしみじみしたり。

けどちょっと違うといえば違うような。

確かにトイレに行きたくて目が覚めてしまう。

で、大の方なんですが。

なんだこれ……。

銘板
2023.12.2 土曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231202
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

逃走感

また寝て見る夢の話だけどさ。

犯罪者になる夢を、けっこう見る気がしてる。ほとんど覚えてないんだけど、起きてるときにふと、けっこうそういう夢を見るなーと思い出してはすぐ忘れて。んで急に今思い出したから書いとこうと。

んでその夢の中。なんかやらかして捜査線上にあがっちまってるらしく。で、ビクビクしながらコソコソしてるっつう感じ。

そのドキドキな気持ちがね、なんか知らんけど心理的に苦痛なのに快感っつうか。

現実世界で逃走中の犯人も同じ感覚なんだろか。

銘板
2023.12.3 日曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231203
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

シチューライス

なんだと……。

クリームシチュー も日本発祥の料理だったのか……。

いやさ、その昔、我が家ではシチューっつうとクリームシチューのことでさ。食べ方はというと、カレーと全く同じ。カレー皿にライスを盛って、あたかもカレーのようにシチューをかけて、福神漬けを添えて出来上がり。シチューライスですな。

問題は、これがめっさうまいってことでさ。

高2の頃、この食べ方が変だと気づかされたというか、クラスのやつらに思っきし笑われた。けど「いやいやいやホントにうまいから。ちょっとやってみ。絶対うまいから」と力説したんですわ。で、自分の家で、母親に頼んでそのセッティングでシチューを食ってみたやつがいまして。

「うまかった。マジうまかった」

とのことで、おいらはもうドヤ顔ですわ。で、他にも何人か試したやつらがいて。一様に高評価でさ。まー彼らはやっぱし「ちょっと変な気がするけど」と言いつつも、「うまかった!」と全員が同意してくれたですよ。

てなわけで、我が家では定番だったシチューライス。ほんとまた食ってみたいけど、いかんせん母親もおいらもそれぞれにシチューしちまったじゃなくて加齢しちまったもんで、「あれ作ってくれよーこれ作ってくれよー」なんて料理メニューのリクエストはしにくくてな。

自分で作ってみようかなぁ……。

つか実質ドリアとほぼ同じな気もしてきた。

銘板
2023.12.5 火曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231205
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

ギョべクリテぺ遺跡

ギョべクリテぺ遺跡ってのの存在を初めて知ったですよ。トルコにあるそうで。

西アジアというか西ユーラシアというか、あのあたりに文明が芽生えたのは新石器時代に入ってから、となってるそうで。新石器時代に入ってからしばらく経ってからの農耕と定住生活の開始、その新たな生活スタイルから宗教が誕生、というのが定説らしく。

それが、ギョべクリテぺ遺跡は明らかに文明の痕跡にしか見えないのに、時代的にも遺跡の研究からも、農耕や定住生活の前の段階のもの、ということらしく。そしてその場所は宗教的な場所だったらしい、ともされてる。

なんか定説をガチャメチャにぶっ壊しそうな、そんな強烈な可能性を持つ遺跡らしい。

個人的には、その遺跡・遺品の大まかなビジュアルが、なんでかアメリカの古代文明と雰囲気が似てる気がして。アステカあたりみたいな。けどおいらみたいな素人が安易に繋がりを見出してしまうと、それはただの都市伝説なわけで。

ギョべクリテぺ遺跡の研究がまだそんなに進んでないうえに、隣接で未発掘の地域もまだまだあるらしいんで、これからに期待ですな。

銘板
2023.12.6 水曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231206
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

アメリカのイーロンがジャッキーのイーロンの国で商売した結果 1

「テスラが中国市場で苦戦」って話題がよく出てるけど。

中国が バッテリーEV の普及をゴリゴリ進めてるって状況だから、テスラが中国市場に力を入れてるってのはわかる。

でも中国は自国の EV メーカーへの補助が露骨で、そのぶん外資企業であるテスラが割りを食ってるってことらしい。

その結果、中国国内じゃ EV の販売価格がどんどん下落して、補助の恩恵を受けられないテスラがどうしても割高で、販売台数やシェアを伸ばせず赤字っつう構造らしい。

なんかおかしい。

そもそもテスラは高級車路線だったはず。EV はバッテリー代が高くつくんで、どうしてもガソリン車よりも原価が高くなってしまう、ってのが、昔からの EV の製造販売における問題点だった。だったらバッテリーが安くなるまで待とうっつうのが世の中の考え方だったのが、テスラ社は発想の転換で、早くから バッテリーEV を商品化できた。

つまり高級車路線。高級車なんだから値段が高くて当たり前。顧客はお高いお金を払った分のモノを得られますよっつう売り方ですな。まーテスラ車の持ち主の場合、「オレ環境意識高い金持ちなんで」なんてステイタスを誇示できますよ、っつうわけ。

高級車っつってもいろんな方向性があると思うけど、テスラ社が選んだのはスポーツカー路線でしたな。運動性能よりも見た目でのスポーツカー路線だけど、その方向性が今までちゃんと当たってきたんだと思う。スポーツカーっつうとガソリンをバカ食いするイメージがあるからな。そのジャンルでガソリン消費ゼロですってのはそりゃ効くでしょ。

テスラって極端に言えばスーパーカーのメーカーってことになる。トラック的なものも最近出したけど(1980年代のポリゴン丸出し CG かよっつう見た目がキョーレツ)、メインはスーパーカー路線だわな。

スーバーカーっつうと量産車とは対極の存在だろと。市場シェアとは無縁な存在だろと。それがシェア低下で悩むっつう構図。なんでそうなる。

銘板
2023.12.7 木曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231207
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

アメリカのイーロンがジャッキーのイーロンの国で商売した結果 2

きっと利幅が少ないからなんだろうなぁ。普通のスーパーカーっつうと、少量生産だからそりゃ製造原価は高くつくけど、それ以上にボッタクリ的な販売価格を設定して、1台あたりの利幅をガッツリ稼ぐっつう営業方針なわけで。市場流通数が少ないこともまた、持ち主のステイタス意識を高めるんで、ますますボッタクリ価格を設定しやすくなるってわけで。

けど高級 EV って、そのバカ高くなるはずの利幅をバッテリー代が食ってしまうわけで。1台あたりの利幅はそうそう取れないはずなわけで。てことで、そこは一般車と同じく、生産台数を増やしてコストを薄める必要があるってことで。高級車だけど数を捌かないといかんっつう事情で。そんで、そのジレンマを解消できそうな中国市場に魅力を感じたテスラは中国国内に製造工場を構えて、後戻りできないギャンブルに乗ってしまったと。

それなのに、バッテリー代が高すぎっつう問題が立ちはだかったってわけで。テスラはこの問題を、高級車路線で華麗に乗り越えたかに思えた。けど、ここへきてあらためて、その未解決問題が悪さをするようになった形。

中国政府ってその時その時の自分の状況最優先だからな。中国に進出してきた外資系企業が有用そうとなればすぐ優遇するし、邪魔になればすぐ冷たく当たる。猫の目政策の手のひら返しの国だわな。市場がデカいから外資系は頭を下げて進出させてもらうわけで。その市場のデカさを背景に、中国政府は外資企業に大して尊大に振る舞うわけで。

そこらへんのドタバタが繰り返された挙句、「チャイナリスク」っつう言葉と概念が浸透してきたわけで。企業がその市場に魅力を感じる要素として「安定性」も重要なはずだけど、中国政府はそこを理解してないらしく。中国進出を考えてる/進出してる企業の目線じゃ、その理由から、中国市場はそんなにおいしくないっつう判断になるわけで。

日本の自動車メーカーはそこを既に察知してて、中国から工場をどんどん畳んでるわな。今までにある程度稼働させて、元を取ったか、損切りしてもいいくらいまで稼いだかってとこですか。んで中国国内でクルマを売るには、その他の国で作った完成品を送るっつう形にして、販売分野でもいつでも撤退できるように持っていった。

となるとテスラの中国での苦戦って「沈み始めた泥舟から逃げ遅れた」って感じなのかな。市場のこれからを読む目利きの能力がアレだったってことでもあるだろうけど、世界的には珍しい EV 専用メーカーってとこでの、他社の動きを参考にできない面もあったかと。

銘板
2023.12.8 金曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231208
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

実は平衡か

あのさ、地球温暖化対策ウンヌン関連で、すげー基本的かつ見逃されてそうな問題というかに気づいてしまったというか。

「CO2 削減のために、森林の保護や植林を進めよう」ってのがあるじゃないの。

いやあの、植物を増やしたところで、大気中の CO2 の量は減らないんじゃね?

まー植物は光合成で CO2 を吸収するってのは本当だけどさ、それは CO2 を材料に、植物が自らの体を作っては成長するからってことなわけですわ。

生き物はいずれ死ぬ。もちろん森の木もそう。

草木が死ねば、いずれ土に還る。その工程はというと、昆虫や細菌が食料として食っていくってことでして。食ったものは連中の体内で使われて排泄されて、それが土になる。木を食った昆虫とかその死骸は、ほかの昆虫やら蜘蛛やら鳥やら細菌やらがあらためて食って排泄して、土になる。

そのあたりの分解者は生き物だから、当たり前だけど四六時中代謝してる。代謝するってことは、酸素を吸って二酸化炭素を排出するってこと。

同じように、植物を食う草食動物は、寿命を全うして死骸になるか、肉食動物に食われる。生きてる間は代謝してる。肉食動物も草食動物を食いつつ代謝もしつつ生きて、最終的には死んで、その死骸は分解者が分解する。

「土に還る」でどれだけ炭素を巻き込んで土になるかがよくわからん。けどそれも土壌が受け入れられる飽和量に達してしまえば、それ以上は空気中に放出される形になるんじゃないかと。

何を言いたいかっつうと、せっかく植物が大気中の CO2 から固定した炭素だけど、その植物が死ねばその後に長い時間をかけて、再び CO2 として大気中に戻ってしまうだろってことで。

「長い目で見れば」とはいうものの、森林じゃ草木の成長と同時に、死んだ草木の分解も進んでるわけで。

森林って実は、 CO2 固定の機能としてはプラマイゼロなのでは?

……、

……、

……。

石炭って大昔の動植物の死骸が原料なんだよな。成分のほとんどが炭素ってことで、これで見れば、当時の大気中の CO2 を固定した証拠ってことになる。

じゃあ今も少しずつ、現役を終えたばかりの動植物の死骸が石炭になりつつあるんだろうか。だとすれば、森林は CO2 吸収に役に立ってるってことなるな。

けど「石炭紀」っつう過去の時代があってだな。どうも、その時代に生きてた生き物が集中的に石炭になったってのが、その命名の元らしい。

となると、現代じゃ石炭の生成はあんまし進んでない感じなのかいな。じゃあ森林の CO2 の扱いは、やっぱしプラマイゼロなのかいな。

銘板
2023.12.10 日曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231210
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

蹂躙のカプサイシン その1

「中国は肝心カナメのカネがないんなら、台湾侵攻もできねんじゃね?」と思ってたけど、それはどうも見通しが甘い気がしてきた。

「最近の中国は政府も民間もカネがない」ってのはよく知られてることかと。日本のマスコミもそこらへん忖度なく報道してるしな。「十年一昔」とはよく言ったもんだ。

かの国じゃ、景気を支えてきた不動産バブルが大爆死。その影響で新卒の就職状況は超氷河期。30年近く前の日本みたいだね。じゃあその後はどうなるのか、だいたいわかっちまうのが日本人。

けど日本じゃ、不況下の第三次産業での激しい競争の末に、接客の質が上がったりとか料理がおいしくなったりとか、物欲を満たすよりも精神的な充実に価値を見出して国内文化を豊かにして、それが世界に感銘を与えるまでになったりとか、アニメや漫画なんかのサブカルが世界を制するほど洗練されたりとか、そういう次の時代へのタネが次々と発芽して育っていった。これ中国にはあんましなさそうなような。「これから」かもだけど。

銘板
2023.12.11 月曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231211
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

蹂躙のカプサイシン その2

日本の工業製品のほうはどうだったか。

バブル崩壊後も、素材・部品関係やら、工場プラント用の製品や技術の品質と信頼性で "Made in Japan" ブランドを維持してた。一般消費者にまでに届く最終製品の存在感がパッとしなくなったけど、あまり見えないところで最先端のブツや技術を開発して踏ん張ってた。のが国内外にバレたのが2011年の東日本大震災。日本国内の部品・素材供給網が一時停止した結果、海外でも連鎖で停止に陥る工場が続出したっけな。

でさ、中国の工業製品の輸出品目のほうも、そこまで鉄板な売り物がなさそうなわけですよ。しかも国策でバッテリー電気自動車(BEV)の製造を補助した上で、世界の BEV 市場を牛耳っちまおうっつう壮大な企みも頓挫しそうな勢い。

BEV の普及に積極的だったヨーロッパは、どうも急ぎすぎた反動が出てきた感じ。そこを巨大市場として狙ってた中国は、当地じゃ不当廉売だってことで締め出されそうな様相。

銘板
2023.12.12 火曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231212
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

蹂躙のカプサイシン その3

つかヨーロッパの無理ありありな BEV 推しの目的は、もともとは日本車を締め出すことだったらしい。けどやってたら、同じく日本車を排除したい中国も BEV を推し始めたっつう背景もあったり。

日本と中国、どっちもヨーロッパから締め出したくていろいろ迷走するうちに、ドイツのメーカー各社が「もう付き合いきれん」とばかりに「今後しばらくエンジン車メインに戻します」宣言を出して、ドイツ政府が追認。EU 全体としては、「化石燃料ではない『eフューエル』を使うならエンジン車も販売 OK」として決着したらしい。

つか BEV の普及推進ってどこも政治主導らしく。自動車メーカーがやりたくてやってるものじゃないらしく。消費者が BEV を欲しくての動きでもないらしい。BEV を自国内に普及・定着させたい各国政府が、補助金やら罰金やらでゴリ押ししてるってわけで。作る側も買う側も、エンジン車以上の魅力を BEV に見出してるわけではないっぽい。

市場じゃ「仕方なく」な存在の BEV。優遇政策でプッシュしてみたら、案外「どうでもいいや」と思われてたのがわかった。だもんだから躍起になってパワープッシュしまくったら、噴出したのは逆効果のみ。押せば押すほど消費者が醒めてくっつう、かつての剛力彩芽状態。ヨーロッパはそんな感じらしい。

銘板
2023.12.13 水曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231213
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

蹂躙のカプサイシン その4

日米じゃそもそも BEV への関心が低め。とりあえず日本の場合、環境対応車としては主にハイブリッド車が頼られてるし。中国製 BEV は「中国製」という逆ブランド効果で、いろんな意味でおっかない気がするし。なんか日本製以外の BEV ってよくバッテリーが燃えて派手に火災を起こしてるイメージだし。BEV の大容量バッテリーの火災って、どんなに消火活動しても、バッテリーの電力がなくなるまでひたすら激しく燃え続けるらしいし。

おいらは2007年あたり、「将来の環境対応車の仕様競争は BEV が勝つ」と予測してたけどさ。その予測はまだ変えてないけどさ。2023年現在に BEV 普及に血道を上げる政策ってのは、「腐ってやがる。早すぎたんだ」ってことで。

結局、リチウムイオン電池は BEV に使うには荷が重すぎでしたな。この20年で性能も安全性も大した改善がなかったと思う。これマジで期待外れ。さてこれから本格普及を迎えるはずの全固体電池は、BEV 勢の期待に応えてくれるだろうか。

てなわけで、日本市場に参入した中国最大の BEV メーカーの BYD は、1年も持たずに撤退を決めたっぽい。いややっぱし中国製のクルマってのがどうもな。日本人の中で、買いたいと思うほど魅力を感じてる人っているんだろうか。まかり間違って乗ってたりでもすると、周りからドン引きされそう、バカにされそうってのもな。

(趣味車以外の)アメ車の日本市場での事情と同じく、まずはイメージアップが大事だったかと。

銘板
2023.12.14 木曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231214
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

蹂躙のカプサイシン その5

つかアメ車以上にイメージ悪いような。中国のキムチ工場の動画が出回ってたりとか。プールのサイズのでっかい容器に漬けるまでは普通として、裸のオッサンがそのプールに腰まで浸かって作業してるやつ。

「やっぱり中国だよなー」とフツーに納得できてしまう。いやーでもカプサイシンが下半身のデリケートゾーン各部をほしいままに蹂躙しそうだけど大丈夫か? その意味でもまた心配になってしまう動画でもあった。

てことで中国はカネがないしさ、いろいろ問題を起こし続けるのに何一つ解決できないしでさ、とうとう経済先進各国からチヤホヤもヘエコラもされなくなったわけで。投資先として見ても、いわゆるチャイナリスクに懲りたやら人件費が高騰したやらで、「もう中国に関わっても儲からない。それどころか危ない」っつう判断になったらしく。

で、中国の外交の話題で今一番問題視されてるのが台湾有事。で、「肝心カナメのカネがないんなら、台湾侵攻もできねんじゃね?」的に考えてたおいら。けどその見通しは甘い気もしてきた。

銘板
2023.12.15 金曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231215
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

蹂躙のカプサイシン その6

中国よりはるかにカネがないはずのロシアが、ウクライナへの軍事侵攻をいまだにやめる気配さえないってことで。むしろ NATO 加盟諸国から援助を受けまくってるウクライナが劣勢になりつつありそげってことで。

別な例として、たぶん世界最貧国の一つのはずの北朝鮮。多くの一般住民が、そのへんに生えてる草を食べて飢えを凌いでるとかそういう地獄な惨状らしい。でもカネかかりまくりのロケットや ICBM の開発・打ち上げが盛んですな。

となると、今の中国がいくらカネがないっつっても、これからもバブル崩壊後の日本以上のペースと深度で経済が崩壊していきそうっつっても、戦争のための財布は別腹なんだろうなぁ。てことで、「これからも軍事はガンガンいきますよー」って感じなんだろうな。

あさってのログ に続きます)

銘板
2023.12.16 土曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231216
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

アダモちゃん

島崎俊郎が亡くなったか……。合掌。68歳って若すぎるよ。もっと長く楽しませてほしかったですよ。

情報番組内で追悼特集をしてたけど、アダモステのあの格好の姿は出さないようにしてたっぽい。今あれを出すと差別だとか言われそうだもんなぁ。

Wikipedia「アダモステ」。そんな項目があることにとりあえずびっくりwww

ページの最後の方で、「バラエティ番組『ここがヘンだよ日本人』の日本の芸人コンテストにおいて、アフリカ人差別だとして罵声・ブーイングを浴びる」とあった。まーそうなるよな。けど設定はポリネシア人ってことになってたらしい。それはそれでポリネシア人差別だと叩かれそうではあるけど。

何十年も昔のことだからってことで、世間様には大目に見ていただきたいところ。

銘板
2023.12.17 日曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231217
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

蹂躙のカプサイシン その7

とはいえ北朝鮮の軍備を見るに、威勢はいいけど軍備は超旧式。主力戦闘機がソ連製のミグ21ってどんだけ骨董品だよ。下の画像がミグ21。

全身から醸し出される往年臭。機首にこれ見よがしに突き出すピトー管に哀れささえ感じてしまう。この時代の戦闘機のプラモで真っ先に折ってしまうパーツの筆頭候補。

歴史に残る名機らしいけど、あくまで「歴史」上の名機だから。そこはやっぱりカネのなさを物語ってるわけで。装備の更新がほぼないんで、当たり前だけど装備は1年経つごと1年ぶんずつ陳腐化していく。

じゃあこっち側として台湾有事に対して効率よく物事を進めるには、「勃発までの時間をできるだけ稼いで、その間に中国経済が自然に干からびていくのを待つ、あるいはマッハで干からびるようにありとあらゆるお膳立てをする」って感じですかね。

銘板
2023.12.18 月曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231218
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

蹂躙のカプサイシン その8

日本の経済衰退の例だと、「バブル崩壊」っつう言葉と概念が広まったのが1992年。それでも1996年まではゆるゆると経済成長が続いてたそうな。そこまでで4年。そこから経済が縮小に転じて、本格的に落ちぶれていくのにさらに何年もかかってきたわけで。

中国の場合はどれだけかかるのか。

経済衰退を早める要素はというと、少子高齢化のペースは日本の何倍とか、不動産バブル崩壊の規模もまた日本の数十倍とか、日本で言えば自動車に当たる強力な輸出品目がないとか、そんな感じか。

逆に、経済衰退を遅くする要素はどうか。人口が日本の10倍以上。GDP も日本の何倍もある。日本の場合は内需拡大で凌いできた面もある。中国もそれが行けそうな気がするけど、共産党政府が国内をその方向にうまく誘導できるかどうか。

銘板
2023.12.19 火曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231219
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

蹂躙のカプサイシン その9

共産党一党独裁体制ってソ連を見るに、ぶっちゃけ国家全体が巨大な単一の組織なわけで。資本主義を部分導入した中国でもその本質は変わらないかと。

となると全体でも枝葉でも、組織の各ポジションの人材全員が、組織の目的を果たすよりも上役の顔色を伺うことに全集中という体質なんだろうな。実際、様々な国家プロジェクトのあからさまに雑な運用ぶりがその傾向を示してると思う。

内需拡大の方針を採用して突っ走っても、この体質がいつもうまくいかない方に作用するだろうなってのはわかる。各ポジションの上役さんたちは、うまくいかなけりゃごまかしたり隠したり揉み消したりに全力を注ぐことになる。

てことで、自分が、あるいは組織全体が失敗してることになかなか気づけないだろうと。気づいた頃や認めた頃には手遅れってほどひどい有様になってるだろうと。

銘板
2023.12.20 水曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231220
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

蹂躙のカプサイシン その10

自分の失敗を決して認めないからには、「なぜ失敗したのか」っつう再発防止に必須の原因究明もろくにできないだろうと。同じ間違いをひたすら繰り返すことになるわけで。そうなってるからこそ、中国政府がやってる国家プロジェクトは「雑だなーやっぱり中国だなー」と思わせるものがけっこうある、と。

向こうは経済が衰退局面に入ったっぽいとはいえ、一党独裁にありがちな腐敗体質がドンピシャにキマッてるとはいえ、軍事じゃ現状の台湾・日本に比べるとはるかに強大だし、民主主義じゃないからこそ強引な手段も迷いなく選べたりもする。

ナメてかかるのはそれもまた違うんだろうな。

銘板
2023.12.21 木曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231221
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

労働メロメロ陰謀論 その1

2015年と2016年にはある方向で断絶があった。それは人手余りと人手不足。こあたりを境にいきなり逆転したってのが、なんか不自然な感じがしてて。

2015年までの求人は人手余りの買い手市場だったのが、2016年からいきなり人手不足の売り手市場になってしまってな。直接の原因として言われてるのが、「東京オリンピック開催決定からの、そのための建設などの人材需要」

いやーそれでもあそこまで露骨に状況が変わったってのがどうも引っかかるような。つか東京オリンピックが終わっても特に状況は変わってない。

とりあえず根拠の薄いヨタ話として。

誰かが裏で煽ってるんじゃね?

銘板
2023.12.22 金曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231222
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

労働メロメロ陰謀論 その2

ひとたびその煽りが世の中に浸透しだすと、「え何? 今は人手が足りないの? じゃあよそに取られる前にうちでかき集めろ! 急げ急げ!」という会社がわらわらと増えるわけで。そうなるとそれまで鷹揚に構えてた会社たちも煽られて、「だったらうちもうちも!」と焦りが世間に隅々までパンデミックして、「あ゜あ゜あ゜あ゜あ゜人が足りなーい!」というバブル状態がずっと続いてるってことなんじゃないかと。

仮にそれが正しいとして、だったら誰が裏で煽ってるのか。

……、

……、

……。

日本国内の移民受け入れ推進派? 外国人労働者を日本国内にどんどん呼び込むと自分に利益がある人たちとか? その結果、日本の社会がどうなろうとシラネ、っつう勢力?かな? 外国を見ると、どうも地元のそれ関係の有力者さんたちが、それでキックバックを受け取る構造になってるらしく。

スウェーデンとかフランととかドイツとか、まだ EU に加盟してた頃のイギリスとか、一時期のヨーロッパは恐ろしいほどの勢いで外国人労働者を受け入れてきましたな。「多文化共生」という錦の御旗を掲げとりますな。

銘板
2023.12.23 土曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231223
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

労働メロメロ陰謀論 その3

そういう、ヨーロッパの先進国が夢見てたステキな未来の青写真とは関係なかったのが、移民でヨーロッパに入ってきた大量の人たち。仲間同士で固まって暮らしてるもんだから、移民先の言葉や文化を真面目に学ぶことはなく。だからなおさら現地に溶け込むこともなく。んで特定の区域をゲットーにして、そこの支配権を主張したりする、と。

主張だけじゃ足りなくて、ガンアクションありのカーチェイスありの格闘もありのっつう、そんなハリウッド洋画な現実が発生したりもして。

てなことで、急激かつ大量無制限な移民受け入れって、思いがけずその国の社会を崩壊させる要素になり得るわけで。だからイギリスは EU を脱退したわけで。今度は労働力不足で大変っぽいけど、急な変化での過渡期なのかもな。

銘板
2023.12.24 日曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231224
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

労働メロメロ陰謀論 その4

メリですクリですメリクリです。

移民受け入れ推進派は、安い労働力を欲しい人たちだろうから、それ系の業種の経営者さんたちってことですかな。製造、建設、農業、漁業、介護などなど。

介護分野での労働力不足の危機は、国で既に「2025年問題」として認識しとりますな。んで今から10年くらい前から、どうにか対応しようと頑張ってますな。けど、その例で言うと、ヨーロッパとは逆の問題が出てるらしく。東南アジアの途上国から来た人材を育てても、一定期間働くと母国の地元に帰ってしまうらしく。

地元に帰ると「あの日本で介護の技術を学んできた」ってことで、かなり良い待遇で就職できるらしく。一族の自慢にもなるらしく。つまり東南アジア諸国でも介護職の人手不足が深刻化しつつあって、日本はせっかくコストをかけて人材を育てても、肝心の労働市場で人材を買い負けてるってことらしく。なかなかうまくいかんもんですな。

銘板
2023.12.25 月曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231225
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

労働メロメロ陰謀論 その5

今日もメリですクリですメリクリです。

つか外国から見た「日本で働く」は憧れなんだろうな。けど実際に日本で働くと、「地元のほうがマシ」と判断されちゃうんだろうなww

さて日本でのいくつかの業種では本当に人手不足なんだろうけど、労働力市場全体としての実際の不足は、今の世の中に蔓延してる雰囲気ほどでもないんじゃないかと。けど「あ゜あ゜あ゜あ゜あ゜人が足りなーい!」と騒ぐからこそますますそうなってしまう、そういうことなんじゃないかと。

介護業界の2025年問題対応で言うと、外国人労働者の積極導入だけじゃなく、機械での労働サポートも進めてますな。パワードスーツやら小型のクレーンシステムやらで、介護職員の肉体的な負担を減らしたり、必要な人員数を減らしたり。

銘板
2023.12.26 火曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231226
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

労働メロメロ陰謀論 その6

飲食系の接客業だと、タッチパネル注文や配膳ロボットが出てきてますな。正直なところ、今まで通りの従業員さんでの接客の方がいいなーと思う場面もあり。けど無人特有の気楽さというのも新たな魅力でもあり。

そういやスーパーのレジ業務は既にセルフ化が進んでますな。有人レジでも会計はセルフだし。これでレジ係の作業量や責任の重圧が大幅に減ったろうから、従業員を集めやすくなっただろ。そして従業員の必要数減らしにも効いてますな。

日本の労働力市場がここ何年も「足りない足りないあー足りない!」となりっぱなしなのは、もしかして裏で煽ってる人たちの思うツボなのかも。けど現実はヨーロッパみたいにはなってないっぼい。その煽りに乗って外国人を雇っても短期で帰る人が多いみたいだし、自動化・機械化で労働者需要そのものを小さくする方向に持っていってるし。

日本社会のなんでかいつも外国とは違う結果が出ちゃうとこ、なんか面白いなーとか思ったり。

コロナの時期も、欧米の論者さんたちは「日本の対処は甘すぎる。今から2週間後には確実に破綻する」とひたすら吠え続けてた。けど半年経っても1年経ってもそうはならず。世界中でコロナ規制が解禁されるまで、結局ハズれたままだったw なんでいちいちそうなっちゃうのか、日本人にもわかんないwww

唯一わかるのは、なんかこんな感じ↑ってことくらいwwwwww

銘板
2023.12.27 水曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231227
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

サイキとレーザー その1

NASA のサイキ探査機が、目的地の小惑星プシュケに行きがてらに、面白い実験をしたそうな。レーザー通信で、これまでの電波通信よりも大幅に大容量な通信の可能性を探る、というもの。

で、送られてきた映像が公表された。

ネコちゃーん!!www

これでレーザーによる超遠距離の大容量通信が可能ってのが実証されたそうだ。

深宇宙にある探査機からのレーザーを地球で受信するってのは、既に はやぶさ2での実験があったけど、「理論計算どおりレーザーを検出できるかどうか→ちゃんと検出できた」レベルの話でな。もともと はやぶさ2に載ってるレーザーっつうと LIDAR なわけで。自分と対象物との距離を測るための装置で。通信用としての機能はなかったんで、そのくらいしかできなかった。といえ前例がなかったんで、JAXA / ISAS にとっては貴重なデータが採れた。

サイキはもう一歩進めて、本当に大容量通信を実証してみせた。地球周回衛星でのレーザー通信はもう実用化されてはいるけど、とんでもなく遠いところからってのはなかなか試す機会がなかったわけで。NASA はサイキにそれ用の装備を積んで、しっかり実証してみせたと。>

銘板
2023.12.28 木曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231228
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

サイキとレーザー その2

月探査機 かぐや は美麗なハイビジョン映像を送ってきてくれたけど、月だからな。探査機の行き先としては一番近いわけで。それでも、撮りためた映像を、撮った時間よりはるかに長い時間をかけて地球に送ってきたんだよな。

もっと最近だと NASA の火星ローバーのパーサヴィアランス(perseverance)の着陸映像ってのがもう、高精細の 4K フル動画で送られてきた。あれはすごかった。以下がそれ。

まーこれ動画だと地上の NASA 職員があたかもリアルタイムで探査機からの映像を見てるかのようだけど、実際は探査機が録画した映像データを、着陸成功後に時間をかけて地球に送信したと思われ。着陸行程時の NASA 職員は、探査機から来るずっと小容量のテレメトリデータからリアルタイムな状況を読んでたはず。

あと、一応2025年の大阪万博の会場で、日本が打ち上げる予定の火星衛星探査機 MMX からのハイビジョン映像を生中継で映し出す、という企画がありまして。H3 ロケットの開発遅れの影響で、MMX の打ち上げが予定より2年遅れになりそうなんで、現状でこの企画はポシャる可能性大なんだけどさ。とはいえ万博には間に合わなくても、MMX はこの映像取得はするだろうな。こういうのが一般向け広報として効果が大きいのは、かぐや のときでわかってるだろうから。

けどこれフレームレートが数秒に1枚くらいらしく、リアルタイム映像というより連続写真を1枚ずつ見ていく、って感じになりそう。電波通信の限界ですな。後でその連続写真を並べて動画の体にして、「x倍速」として出すのかな。はやぶさ2の小惑星リュウグウへの着陸映像はそんな感じだったっけ。

銘板
2023.12.29 金曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231229
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

サイキとレーザー その3

で、これからはレーザーが拓く待望の通信革命ですよ。日本も はやぶさ2で基礎データは採ってあるんで、かなりいけるんじゃないかと。

銘板左端銘板銘板右端

そこまではいいとして(前振りだったのかよ)

ネコちゃん動画がかわいくてたまんないwww

猫がレーザーポインタの点を追いかけてるわけでさ。なんで猫なのかってのは動画内で説明されてますな。で、勝手補足というか。

レーザーの光を追っかけるってのは、この実証試験のテーマそのものなわけで。そういうことなんだなーこれ考えた人は頭いいなーと思ってるよ。

で、NASA のネコネコ動画をねっとりと執拗に見続けて気づいた。猫ってこんなにも赤い色が見えるんだなっつう、ちょっとした驚きというか。

銘板
2023.12.30 土曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231230
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

サイキとレーザー その4

霊長類以外の大抵の哺乳類の色覚は、赤い色への感度がすごく低い、ほとんど見えてない、とされてるはず。人類の祖先も御多分に洩れずだったのが、赤の色覚を再獲得した(哺乳類全体の祖先の時代に赤への感度をほぼ失った。その前にはあった)。ただし100%の個体に波及する前にその進化が止まってしまったんで、集団としての人類にとってそのうち何%かの個体が、赤の感度が低い状態になってる、と。

そういう人たちは世の中じゃ「色覚異常」とか「色盲」みたいなひどい言われようをされてるけど、人類全体としては一定割合でそういう人が存在するのが普通だったりする。決して不具でも障害でもない。なのに彼らが様々な場面で不便を強いられてるのはひとえに、今の人類文明の方針が「少数切り捨て」だからですな。てことで、彼らを見下したり同情したりってのはちょっと違うと思う。不具なのは彼らじゃなく人類文明の有りようってことで。

他の例だと、ほとんどの道具は右利き用に作られてて、左利きの人にとっての便利さをを切り捨ててるってのもあるね。それも同じこと。ただ、左利きの人はなんとか右手を使ってどうにかなったりもするけど、色覚の話だと利き手の違いの場合みたいな単純な代替手段がないってのが難しいところではある。

そこは結局、自ら文明を営んでる人類全体や多数の意識を少しずつでも変えて、適切にバリアフリー化を進めていく形ですかね。実際例は、おいらは日本国内での取り組みしか知らんけど、交通信号機の「進め」が世界標準じゃ緑色なのに、日本じゃ青緑にしてるとかさ(この手の人たちは青色ならはっきり識別できる)、災害ハザードマップの区域の色分けで、青や紫をうまく使うことになったとかさ、ちょっとずつだけど進んでおりますな。

自分でも忘れがちだけど、おいらカラーコーディネーターの有資格者なもんだから(2006年に2級を取得以来、長きにわたり全然勉強を進めてないがw)、そこらへんの問題を知らんふりするってのはどうも気が引けて。

銘板
2023.12.31 日曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2312.html#LOG20231231
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

サイキとレーザー その5

で、NASA のネコネコ動画。

このネコちゃん、おもっきし赤が見えてる。おいらが学んだのと話が違うじゃないかとww いや別に猫が実は赤が見えてるからって、おいらにとって不都合は何もないんだけどさwww

レーザーポインタ光は反射光でもかなり明るいからな。そのくらい明るいと、ちゃんと見えるんだなーと納得することにしよっと。それが赤色に見えてるのか、波長で隣の緑色と同じに見えてるのかはわからんけど。

自分が誤解してたことをいくらかでも正せたってのがヨシ。

銘板左端銘板銘板右端

皆様、今年も大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

では良いお年を!

銘板
銘板