加齢すると、夜に寝ててもトイレに行くのによく目が覚めてしまうようになるってことで。
おいらもそろそろそんなお歳頃ってやつですかねぇとかしみじみしたり。
けどちょっと違うといえば違うような。
確かにトイレに行きたくて目が覚めてしまう。
で、大の方なんですが。
なんだこれ……。
また寝て見る夢の話だけどさ。
犯罪者になる夢を、けっこう見る気がしてる。ほとんど覚えてないんだけど、起きてるときにふと、けっこうそういう夢を見るなーと思い出してはすぐ忘れて。んで急に今思い出したから書いとこうと。
んでその夢の中。なんかやらかして捜査線上にあがっちまってるらしく。で、ビクビクしながらコソコソしてるっつう感じ。
そのドキドキな気持ちがね、なんか知らんけど心理的に苦痛なのに快感っつうか。
現実世界で逃走中の犯人も同じ感覚なんだろか。
なんだと……。
クリームシチュー も日本発祥の料理だったのか……。
いやさ、その昔、我が家ではシチューっつうとクリームシチューのことでさ。食べ方はというと、カレーと全く同じ。カレー皿にライスを盛って、あたかもカレーのようにシチューをかけて、福神漬けを添えて出来上がり。シチューライスですな。
問題は、これがめっさうまいってことでさ。
高2の頃、この食べ方が変だと気づかされたというか、クラスのやつらに思っきし笑われた。けど「いやいやいやホントにうまいから。ちょっとやってみ。絶対うまいから」と力説したんですわ。で、自分の家で、母親に頼んでそのセッティングでシチューを食ってみたやつがいまして。
「うまかった。マジうまかった」
とのことで、おいらはもうドヤ顔ですわ。で、他にも何人か試したやつらがいて。一様に高評価でさ。まー彼らはやっぱし「ちょっと変な気がするけど」と言いつつも、「うまかった!」と全員が同意してくれたですよ。
てなわけで、我が家では定番だったシチューライス。ほんとまた食ってみたいけど、いかんせん母親もおいらもそれぞれにシチューしちまったじゃなくて加齢しちまったもんで、「あれ作ってくれよーこれ作ってくれよー」なんて料理メニューのリクエストはしにくくてな。
自分で作ってみようかなぁ……。
つか実質ドリアとほぼ同じな気もしてきた。
ギョべクリテぺ遺跡ってのの存在を初めて知ったですよ。トルコにあるそうで。
西アジアというか西ユーラシアというか、あのあたりに文明が芽生えたのは新石器時代に入ってから、となってるそうで。新石器時代に入ってからしばらく経ってからの農耕と定住生活の開始、その新たな生活スタイルから宗教が誕生、というのが定説らしく。
それが、ギョべクリテぺ遺跡は明らかに文明の痕跡にしか見えないのに、時代的にも遺跡の研究からも、農耕や定住生活の前の段階のもの、ということらしく。そしてその場所は宗教的な場所だったらしい、ともされてる。
なんか定説をガチャメチャにぶっ壊しそうな、そんな強烈な可能性を持つ遺跡らしい。
個人的には、その遺跡・遺品の大まかなビジュアルが、なんでかアメリカの古代文明と雰囲気が似てる気がして。アステカあたりみたいな。けどおいらみたいな素人が安易に繋がりを見出してしまうと、それはただの都市伝説なわけで。
ギョべクリテぺ遺跡の研究がまだそんなに進んでないうえに、隣接で未発掘の地域もまだまだあるらしいんで、これからに期待ですな。
あのさ、地球温暖化対策ウンヌン関連で、すげー基本的かつ見逃されてそうなもんだいというかにきづいてしまったというか。
「CO2 削減のために、森林の保護や植林を進めよう」ってのがあるじゃないの。
いやあの、植物を増やしたところで、大気中の CO2 の量は減らないんじゃね?
まー植物は光合成で CO2 を吸収するってのは本当だけどさ、それは CO2 を材料に、植物が自らの体を作っては成長するからってことなわけですわ。
生き物はいずれ死ぬ。もちろん森の木もそう。
草木が死ねば、いずれ土に還る。その工程はというと、昆虫や細菌が食料として食っていくってことでして。食ったものは連中の体内で使われて排泄されて、それが土になる。木を食った昆虫とかその死骸は、ほかの昆虫やら蜘蛛やら鳥やら細菌やらがあらためて食って排泄して、土になる。
そのあたりの分解者は生き物だから、当たり前だけど四六時中代謝してる。代謝するってことは、酸素を吸って二酸化炭素を排出するってこと。
同じように、植物を食う草食動物は、寿命を全うして死骸になるか、肉食動物に食われる。生きてる間は代謝してる。肉食動物も草食動物を食いつつ代謝もしつつ生きて、最終的には死んで、その死骸は分解者が分解する。
「土に還る」でどれだけ炭素を巻き込んで土になるかがよくわからん。けどそれも土壌が受け入れられる飽和量に達してしまえば、それ以上は空気中に放出される形になるんじゃないかと。
何を言いたいかっつうと、せっかく植物が大気中の CO2 から固定した炭素だけど、その植物が死ねばその後に長い時間をかけて、再び CO2 として大気中に戻ってしまうだろってことで。
「長い目で見れば」とはいうものの、森林じゃ草木の成長と同時に、死んだ草木の分解も進んでるわけで。
森林って実は、 CO2 固定の機能としてはプラマイゼロなのでは?
……、
……、
……。
石炭って大昔の動植物の死骸が原料なんだよな。成分のほとんどが炭素ってことで、これで見れば、当時の大気中の CO2 を固定した証拠ってことになる。
じゃあ今も少しずつ、現役を終えたばかりの動植物の死骸が石炭になりつつあるんだろうか。だとすれば、森林は CO2 吸収に役に立ってるってことなるな。
けど「石炭紀」っつう過去の時代があってだな。どうも、その時代に生きてた生き物が集中的に石炭になったってのが、その命名の元らしい。
となると、現代じゃ石炭の生成はあんまし進んでない感じなのかいな。じゃあ森林の CO2 の扱いは、やっぱしプラマイゼロなのかいな。
島崎俊郎が亡くなったか……。合掌。68歳って若すぎるよ。もっと長く楽しませてほしかったですよ。
情報番組内で追悼特集をしてたけど、アダモステのあの格好の姿は出さないようにしてたっぽい。今あれを出すと差別だとか言われそうだもんなぁ。
Wikipedia「アダモステ」。そんな項目があることにとりあえずびっくりwww
ページの最後の方で、「バラエティ番組『ここがヘンだよ日本人』の日本の芸人コンテストにおいて、アフリカ人差別だとして罵声・ブーイングを浴びる」とあった。まーそうなるよな。けど設定はポリネシア人ってことになってたらしい。それはそれでポリネシア人差別だと叩かれそうではあるけど。
何十年も昔のことだからってことで、世間様には大目に見ていただきたいところ。
NASA のサイキ探査機が、目的地の小惑星プシュケに行きがてらに、面白い実験をしたそうな。レーザー通信で、これまでの電波通信よりも大幅に大容量な通信の可能性を探る、というもの。
で、送られてきた映像が公表された。
ネコちゃーん!!www
これでレーザーによる超遠距離の大容量通信が可能ってのが実証されたそうだ。
深宇宙にある探査機からのレーザーを地球で受信するってのは、既に はやぶさ2での実験があったけど、「理論計算どおりレーザーを検出できるかどうか→ちゃんと検出できた」レベルの話でな。もともと はやぶさ2に載ってるレーザーっつうと LIDAR なわけで。自分と対象物との距離を測るための装置で。通信用としての機能はなかったんで、そのくらいしかできなかった。といえ前例がなかったんで、JAXA / ISAS にとっては貴重なデータが採れた。
サイキはもう一歩進めて、本当に大容量通信を実証してみせた。地球周回衛星でのレーザー通信はもう実用化されてはいるけど、とんでもなく遠いところからってのはなかなか試す機会がなかったわけで。NASA はサイキにそれ用の装備を積んで、しっかり実証してみせたと。>
月探査機 かぐや は美麗なハイビジョン映像を送ってきてくれたけど、月だからな。探査機の行き先としては一番近いわけで。それでも、撮りためた映像を、撮った時間よりはるかに長い時間をかけて地球に送ってきたんだよな。
もっと最近だと NASA の火星ローバーのパーサヴィアランス(perseverance)の着陸映像ってのがもう、高精細の 4K フル動画で送られてきた。あれはすごかった。以下がそれ。
まーこれ動画だと地上の NASA 職員があたかもリアルタイムで探査機からの映像を見てるかのようだけど、実際は探査機が録画した映像データを、着陸成功後に時間をかけて地球に送信したと思われ。着陸行程時の NASA 職員は、探査機から来るずっと小容量のテレメトリデータからリアルタイムな状況を読んでたはず。
あと、一応2025年の大阪万博の会場で、日本が打ち上げる予定の火星衛星探査機 MMX からのハイビジョン映像を生中継で映し出す、という企画がありまして。H3 ロケットの開発遅れの影響で、MMX の打ち上げが予定より2年遅れになりそうなんで、現状でこの企画はポシャる可能性大なんだけどさ。とはいえ万博には間に合わなくても、MMX はこの映像取得はするだろうな。こういうのが一般向け広報として効果が大きいのは、かぐや のときでわかってるだろうから。
けどこれフレームレートが数秒に1枚くらいらしく、リアルタイム映像というより連続写真を1枚ずつ見ていく、って感じになりそう。電波通信の限界ですな。後でその連続写真を並べて動画の体にして、「x倍速」として出すのかな。はやぶさ2の小惑星リュウグウへの着陸映像はそんな感じだったっけ。
で、これからはレーザーが拓く待望の通信革命ですよ。日本も はやぶさ2で基礎データは採ってあるんで、かなりいけるんじゃないかと。
そこまではいいとして(前振りだったのかよ)
ネコちゃん動画がかわいくてたまんないwww
猫がレーザーポインタの点を追いかけてるわけでさ。なんで猫なのかってのは動画内で説明されてますな。で、勝手補足というか。
レーザーの光を追っかけるってのは、この実証試験のテーマそのものなわけで。そういうことなんだなーこれ考えた人は頭いいなーと思ってるよ。
で、NASA のネコネコ動画をねっとりと執拗に見続けて気づいた。猫ってこんなにも赤い色が見えるんだなっつう、ちょっとした驚きというか。
霊長類以外の大抵の哺乳類の色覚は、赤い色への感度がすごく低い、ほとんど見えてない、とされてるはず。人類の祖先も御多分に洩れずだったのが、赤の色覚を再獲得した(哺乳類全体の祖先の時代に赤への感度をほぼ失った。その前にはあった)。ただし100%の個体に波及する前にその進化が止まってしまったんで、集団としての人類にとってそのうち何%かの個体が、赤の感度が低い状態になってる、と。
そういう人たちは世の中じゃ「色覚異常」とか「色盲」みたいなひどい言われようをされてるけど、人類全体としては一定割合でそういう人が存在するのが普通だったりする。決して不具でも障害でもない。なのに彼らが様々な場面で不便を強いられてるのはひとえに、今の人類文明の方針が「少数切り捨て」だからですな。てことで、彼らを見下したり同情したりってのはちょっと違うと思う。不具なのは彼らじゃなく人類文明の有りようってことで。
他の例だと、ほとんどの道具は右利き用に作られてて、左利きの人にとっての便利さをを切り捨ててるってのもあるね。それも同じこと。ただ、左利きの人はなんとか右手を使ってどうにかなったりもするけど、色覚の話だと利き手の違いの場合みたいな単純な代替手段がないってのが難しいところではある。
そこは結局、自ら文明を営んでる人類全体や多数の意識を少しずつでも変えて、適切にバリアフリー化を進めていく形ですかね。実際例は、おいらは日本国内での取り組みしか知らんけど、交通信号機の「進め」が世界標準じゃ緑色なのに、日本じゃ青緑にしてるとかさ(この手の人たちは青色ならはっきり識別できる)、災害ハザードマップの区域の色分けで、青や紫をうまく使うことになったとかさ、ちょっとずつだけど進んでおりますな。
自分でも忘れがちだけど、おいらカラーコーディネーターの有資格者なもんだから(2006年に2級を取得以来、長きにわたり全然勉強を進めてないがw)、そこらへんの問題を知らんふりするってのはどうも気が引けて。
で、NASA のネコネコ動画。
このネコちゃん、おもっきし赤が見えてる。おいらが学んだのと話が違うじゃないかとww いや別に猫が実は赤が見えてるからって、おいらにとって不都合は何もないんだけどさwww
レーザーポインタ光は反射光でもかなり明るいからな。そのくらい明るいと、ちゃんと見えるんだなーと納得することにしよっと。それが赤色に見えてるのか、波長で隣の緑色と同じに見えてるのかはわからんけど。
自分が誤解してたことをいくらかでも正せたってのがヨシ。
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