おめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします <(_ _)>
顔文字、すごい久しぶりに使ったwww
「人口ピラミッド」とは言うものの、日本の場合はなんかピラミッドじゃなく縄文土器みたいな形になりつつあるが。
と思いついたのが、縄文時代に興味を持ち始めるきっかけだったっけなぁww
商店の売り場に同じ商品が山積みになってるのは、「変化を嫌う心理」の利用ですな。
気持ち的に、たくさんあるものから1個か2個は取り出しやすい。自分がそこから少しくらい取ろうが取るまいが、印象が特に変わらなそうなのが安心感を与えるってわけで。
汚い場所にはゴミを捨てやすい。綺麗にしておくと捨てにくい。「割れ窓理論」とかいうやつ。
どっちもこれと同じ心理現象かと。
「湯船」ってさ、水の位置が真逆だろなんで船なんだよとか前から思ってたけど、なんかちょっと気づいて納得行った気がする。
きっとあの形を古来、「ふね」と呼ぶんだろうな。大元の意味はやっぱし乗り物の船のことなのかもだけど、結局はあの形ならみんな「ふね」「ふながた」と呼ぶことになったんだろうな。
乗り物としての船のルーツって先史時代だよな。たぶん人類初の乗り物の発明なんじゃないかと。
似たようなので筏(いかだ)もあるな。筏のほうが歴史が古いかもな。とりあえずそこらの発明で、人類はついに自分の足以外の移動手段を獲得したわけで。
筏と船の違いって、筏は材料そのものの浮力を利用するもので、船は舟形と呼ばれる形が、上開きの空洞が浮力を作る。てことで舟形の中に水が入り込むと沈んでしまう。その一方、船は筏よりも沈没リスクが大きいものの、浮力が強いっつうメリットがあるわな。
てことで同じ荷物を運ぶのに、負のは筏よりも、乗り物のガタイをより小さくできる。ガタイが小さいと水の抵抗も小さくなって、より少ない力で移動できる。
さらに、初期は大木を切って削って作った丸木舟だったと思われるわけで、自然に縦に細長い形になるわけで。これまた水の抵抗を小さくできる上に方向安定性も得られる。筏のほうが簡単に作れそうだけど、船は作る手間をかけた以上の実用的なメリットがあったと。
木をくり抜く作業、すげー大変だったろうな。石器時代ですわ。金属製のノコギリもオノもノミもない。黒曜石だの打製石器だの磨製石器だので、ひたすらのくり抜き作業。手袋もなかったろうから、木のささくれが手に刺さって痛かったろうな。
どう考えても大変な労力が要るのはわかる。けどさ、「舟形」を思いついたのってさ、どうやって思いついたんだろ。なんかどうしても、ある日突然ある人の頭にピコーンと「降ってきた」アイデアな気がしてしまうけど、それにしてはあまりにも飛躍しすぎてる気もして。でも世界各地で独立で発明されたとも聞いたことあるような。
そんな簡単に気づけるもんなのか? なんだかもう「神様か宇宙人が世界中に教えて回った」説を取りたくなっちまう。
うーん、笹舟なんかで遊んでたら、「もっとでっかいの作ったら人が乗れるんじゃね?」と発想したのかな。
……、
……、
……あ。
最初期の船は丸木舟じゃなく葦舟だったとか? あれだと浮力の仕組みは筏半分の船半分みたいなもんだろうし。あーそうかも。なんかそれで納得できそう。
船って今は鋼鉄製で巨大だし、エンジンを積んで途方もない距離を自走してる。各種人工衛星のサポートで、遭難・漂流しにくくもなった。でも技術的に一番の基本である「水に浮く原理」は、文字も金属もなかった古代からそのまま変わらずにいる。やっぱしそれぞれで発明した世界各地の人たちすげーわ。
「古代人の偉大な発明」っつうと、「火を操る技術」「弓矢」「車輪」なんかがよく挙げられるよね。けど「船」もそこらに匹敵するほどのでっかい発明のひとつに思えてしょうがない。
紙薪(かみまき)とは。
紙を固めて作った燃料。シート状の紙そのままでもそりゃ燃えるけど、燃料として安定して燃え続けることを求めるには、三次元的に固まった状態に持っていかないといかん。そうなったやつが紙薪。
基本的な作り方は、まずはバケツに汲んだ水に新聞紙やコピー用紙を浸して、ひたすらひっちゃぶる。次に、ひちすらひっちゃぷる。さらに、ひたすらひっちゃぶる。
とろみが出たら、適当な棒になすりつける。なすりつけながら握って、水をできるだけ絞り出す。こぶし大の大きさになったら棒を抜いて、あとは乾燥。放置すれば3日くらいで乾き切るんで、それで完成。
火力は木の薪ほどじゃないみたいだけど、それなりに燃えるらしい。アウトドアや非常用の燃料として使えるらしい。ただ、実際に作った人の動画を見たら、火力は問題なさそうだったけど、インクが燃えるニオイが出るんで、網焼きにはあまりよろしくないそうで。フライパンなら問題ないっぽい。
おいらの目的は料理じゃなく、アルミを溶かす用。とりあえず今までの燃料は木炭や豆炭を使ってきたけど、御多分に漏れずの値上がりがありまして。なんと5割増でして。もうなんかただの趣味なのにそんなにお金払いたくなくなってまして。
で、試しに普通の木っ端を燃料にしてみたら、それで普通にアルミを溶かせた。てことで、家に余りまくってる書類ゴミ。こいつをどうにか燃料化できんもんかと考えてた末に見つけたのが、紙薪という方法。
今は上に書いた方法でやってみたところ。乾燥中。実際に燃やしてみないと何とも言えない面もあるけど、動画を見た感じじゃ木の薪よりちょっと火力が弱そうかなって感じではあるけど、いけそうでもある。炉に惜しげもなくぶち込んで風を送りまくっての飽和攻撃でいけば、いけそうでもある。
こいつを主力候補で考えてみようなかなと。
Amazon で発注しちまった。紙薪(かみまき)製造機『紙与作』。
圧縮工程が大幅に効率アップするっつうモノ。ただしチクワ穴がないんで、乾燥には1週間から10日かかるらしい。まぁ手作りの倍近いってことで。
けどテコで体重をかけてぎゅうぎゅう搾る仕組みなんで、昨日作ってみた、握力頼みの手作り紙薪よりも高い圧縮率を期待できそう。そのぶん火持ちもイイんじゃないかと。
紙薪がどんだけの性能かもまだ全然試してない現状で気が早すぎるのは承知の上。
だってさ、在庫が1個なんだぜ紙与作。けっこう古くからある商品らしく、YouTube のプロモ動画がほんとなんてーか、画角がスタンダードサイズってのでお察し。しかも生産終了から相当経つらしく。
いやいや、「残り1個」はもしかして品切れ寸前アピールだったりして、実は在庫がザクザクなのかもだけどさ。でもマジで在庫が1個なのかもだしさ。
類似な商品もまた AMAZON に出てるけど、発送ー到着のタイムラグと日本語が微妙にアレな説明文の雰囲気から、毎度おなじみ中華パクリ商品と思われ。ユーザーコメントも、良い評価もあればクソ評価もある。個体ごとのバラツキがひどいっってことかな。
というのもあって、オリジナルの紙与作(残り1個)に賭けることにしたですよ。
ロケットによく使われる技術で「導爆線」というのがある。「火工品」と呼ばれる、いったん火をつけて作動させたらもうおしまいの、再利用しなくていい部品のうちのひとつ。こいつの機能を思い出したり、あらためて調べてみたり。
「導爆線」名前は何だか物騒だけど、これがなかなか使えるものらしく。
普通の導火線だとチリチリ燃えていくわけで、タイムラグがある。むしろこのタイムラグが便利に利用されとりますな。けどタイムラグなしで使いたい場面もあるわけで。そこで導爆線。この線の一端に点火すると、火が管内を爆轟で、つまり超音速でもう片方の端にまで届く。この機能は、ロケットの補助ブースターの切り離しで使われてるらしい。
フェアリングを投棄前に2分割するのにも使われる。この場合は、外装を楕円断面の金属管にすると、爆圧で円断面に変わる、という仕組みを応用する。このタイプの導爆線をフェアリングの合わせ目に沿って取り付けてからフェアリングのパーツ同士を固定。いざ割るときに導爆線に点火すると、固定してる部品が断裂して、引っかかりなくフェアリングを分割できるってことで。
この技術の売りは、ブースターの例だと、有線遠隔操作だけどその伝達線に電気を通さないで済むってことかと。迷走電流や回路短絡なんかのリスクがないわけで。フェアリングの例だと、信号伝達部品そのものが物理的な力で作動するから、設計を単純化できるってこと。導爆線についておいらが知ってるのはこのくらいまで。
んでちょいと調べてみたらこんな感じ → Wikipedia 記事、コトバンク記事。
爆速 5,500m~7,000m/sec って音速の20倍前後かよ。さすがに電気信号よりは遅いんだけど、ロケットの機体で使う程度の短い距離ならほぼ同じ「一瞬」の扱いでよさそうだね。
「安全性は高く、火炎に曝されても燃焼するが、爆轟に至ることは殆ど無く、打撃や摩擦で発火する恐れも殆ど無い。また、雷や静電気に対しても安全である」
とのことで、安全性も確保されてる。前に疑問だったのが、H-IIA ロケット6号機の失敗原因。固体燃料ブースターのノズルスカートに穴があいてしまって炎が横に漏れ出て、分離信号伝達用の導爆線を焼き切った → 信号が伝わらないことでブースターを分離できずに、かなりの重りを抱えてしまった6号機は「所定の軌道に到達不可能」と判断されて、打ち上げ計画放棄の判断に至った、ということで。
いやい導爆線を焼いたんなら、火が下流側にまで伝わって、勝手にブースターを分離してしまう、となるんじゃないのか、と思ってたが。
けど説明を読むと、頑丈な外装で密封されてる場合じゃないと爆轟が発生しなさそうだね。「火炎に曝されても燃焼する」とあるけど、その場合は延焼しない仕組みがあるのかも。まぁそうじゃないとあの不具合は起きんわな。
初めて紙薪(かみまき)を作ってから丸3日。だいぶ乾いてきたけど、まだしっとり感。やっぱし全乾きまで5日は必要なんだろうな。
とはいえ自作炉の製作が全く進んでないんで、点火はまだまだ先でござるよ。
「過言ではない」って言い回し、なんかここ数年くらいでやたら目にする/耳にするようになったですなぁ。
「それがどうした」と言われればそれまでなんだけどさ、いやもうなんかあまりにも多くなっちまって、鼻についちまって。
小難しそうな言い回しをすれば頭良さげに見てもらえそうってのかもなとは思うけど、既にみんながひっきりなしに使ってる用法になっちまってる場合、かえって頭悪く見られてしまそうなような気もして。
おいらは自分では、なるべく平たくてわかりやすい言い回しをしようと思っとるわけで。けどまぁ世の中の風潮としては、難しげな表現が流行るっつう感じですか。おいらも強情を張らずに、風潮に合わせたほうがいいもんなのかどうなのか。難しげな言い回しでも、流行ってるならもうそれは難しい言い方じゃないってことですかね。
つかそういう流行りコムズカ言葉を使うのはむしろ頭悪そうってことで、「あ、こいつ頭いいアピールしてやがる」と深読みされることはないってことか。じゃあおいらも「過言ではない」をフツーの表現として使おうかな。
まだこの流行が終わってない気がするけど、終わっちまってもまだ使ってるのってのがダサすぎるわけで。そこだけ気をつけてこうかなと。
いやほんとどうでもいいと言っても過言ではない。
2023.1.12『導爆線』の続き。
しかしノズルスカートの断面って円だからさ、どの方向に穴があくかは運次第なわけで。もし運が良かったら、炎が漏れた先に大事な装備は何もなかった。「ブースターの稼働後半で片方の出力が落ちたけど、運良くどうにかなった。原因の特定と対策を急ごう」で済んでたかも。けど運が悪かった。
似たような事例は、1986年のスペースシャトル・チャレンジャー号爆発事故。厳密には「爆発」じゃなく、動圧での空中分解だったとされる。けど映像で見ると「爆発」でいいような。オービターは空中分解だったかもだけど、外部燃料タンクは液体水素燃料の気化による蒸気爆発だろと。
このときは固体燃料ブースターの継ぎ目のパッキンに隙間ができて、そこから炎が漏れた。炎が出た先には運悪く外部燃料タンクの外壁があって、炎はタンクを外から炙って、中の液体水素を気化させた。そしてタンク内部の想定外の高圧化により爆発した。
H-II シリーズは、チャレンジャー号と同じ事故を起こさないように設計で工夫してたのにな。
H-II ロケットの固体燃料ブースターの基本構造は、スペースシャトルのブースターと同じく、いくつかのセグメントをつなぎ合わせる形にした。けど継ぎ手の種類を選んで、継ぎ目から炎が漏れないようにした。
後継の H-IIA だと固体燃料ブースターの胴体を一体型にして、原理的にブースター胴体の脇から炎が漏れないようにした。
なのに、結局はある程度似た感じの事故が起きてしまった。難しいもんですなぁ。
「事前に気づいていた、防げたはずの事故」というのも似てる。
チャレンジャー号の場合、そもそもの原因は、打ち上げ当日の気温が規定値より大幅に下回ってたのに打ち上げを強行した。ブースターのメーカーは打ち上げ前に NASA 幹部に対して、パッキンが変形して炎が漏れてしまう恐れがあること、なので打ち上げを延期すべきことを訴えた。けど却下された。そして事故発生。
H-IIA 6号機の場合、コスト重視で採用したノズルスカートの形状だと、スカートの内壁に想定以上の侵食があることに JAXA は気づいてはいた。でも実運用でとりあえず問題が出てなかった。それでも対策に着手はしてて、この問題を解決した改良型のノズルスカートを、7号機から使う予定でいた。そして6号機で事故発生。
5号機までは不具合に至らずに済んでたんだから、6号機でも大丈夫と思ったろうに。もし大丈夫だったら、改良の意図は「念のため」で済んだろうに。そしたら「万が一にまで気を回す方針」のアピールになって、H-IIA への信頼感を上げるのに役立ったろうに。けどここでも運が悪かった。
こういうの、ほんとうまくいかんもんですなぁ。30年ほど昔に流行った『マーフィーの法則』ですなぁ。
Amazon から届いた紙与作を初めて使ってみた。
原料が新聞紙じゃないんで分量がよくわからんくて、なんかやたら分厚い紙薪が2本できた。たぶんこれ10日かそこらじゃ乾かんだろ。
その後に説明書をよく読んだら(泥縄)、完成した紙薪の乾燥重量は約400グラムとのこと。てことは原料も1回分で約400グラムでいいのか。
今度から原料をハカリで測ってやってみるべ。
小学生の頃、ある夢というか妄想というかに取り憑かれて、毎日そのことばっかし楽しく考えてたことあってさ。
けどある日、その夢があまりにもあまりにもな内容なことに気付いてしまって、一気にアホらしくなって捨ててしまったってのがあったなーといきなり思い出した。しょうもなさすぎるんだけど、せっかく思い出したんでその供養として書いとこうかと。
いやさ、大木を立ったままくり抜いた家に住みたいなと夢見てて。そりゃもう毎日毎日妄想を膨らまして楽しんだんですわ。
んで、ふと一瞬、醒めた気持ちが湧いて。
「ガキくせえ」。
いや小学生なんだからモロにガキだったんだけど、それにしてもな気がして。メルヘン風味がどうにもダメだった。
その一瞬の気持ちで、それまでの数日のワクワク感が全部消えて無くなった。それがなんか自分で衝撃的だったっけww
「爆誕」って言葉、よく見かけるといえばよく見かけるね。
字ヅラも使われ方も、なかなかいけてる言葉だなーと。
んでこの出自はたぶん、昔のポケモン映画のサブタイトルだったんじゃないかと思ってさ。なんかそういうのあったと思う。てことで「爆誕とは」でググってみた。
Google AI からの回答は、
「爆誕」という言葉は、1999年の映画「劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕」で使われたことが広く知られています。しかし、それ以前にも、1988年の雑誌や1991年の翻訳作品などで使用例が見つかっています。詳細:1999年:劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕」で使われたことで広く認知されるようになりました。1991年:柳瀬尚紀氏によるジェイムズ・ジョイスの小説「フィネガンズ・ウェイク」翻訳に「爆誕」が使われているという説もあります。1988年:雑誌「コロコロコミック」の8月号でも「爆誕」が使われていたことが公開されています。とのこと。ああそれそれ。『ルギア爆誕』でおいらは初めて目にしたんだった。けどその前にも少数ながら使われてたんだな。へぇー。
2023.1.19 木曜http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2301.html#LOG20230119この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。デブリ事故 1
10年前のネタだけど。
エクアドル初の衛星、旧ソ連の宇宙デブリと衝突 - WIRED
エクアドルの超小型衛星、旧ソ連のロケットの残骸と衝突 - sorae
スペースデブリ問題、この時点でもう出てたんだなよな。
記事によると、デブリ本体との直接接触じゃなく、破片がかすめた形らしく。デブリの正体は1985年打ち上げのソ連のロケットの残骸だそうで。大型のデブリって周囲に子分を侍らせてるんだな。しかも古いと子分たちの数も増えてそう。これは厄介ぞなもし。
30年近くも軌道を回ってるのも驚き。静止遷移軌道のロケットの上段でも、20年以内に大気圏再突入で消滅するもんだと思ってたんで。このソ連デブリ、近地点が高いのかな。
例えば JAXA ロケットは近年、将来的にデブリ問題を起こさないためのマヌーバを打ち上げ行程に含めてるらしい。衛星の軌道投入が無事に終わると、ロケットの上段は逆噴射してとっとと大気圏再突入するようにしてるっぽい。けど昔のやつは今もまだ軌道上に残り続けてるわけで。微弱な空気抵抗で少しずつ軌道高度が下がって、いつの日にか再突入するのを待つ形で。これって近地点高度がどれだけ低いかにかかってるわけで。
そんなわけで、今回の記事だと、古い残骸ほどヤバいってのがわかるわけで。
デブリ除去の技術開発・アイデア発案は世界中で盛んに行われてるらしい。けどその問題として、誰がカネを出すのかというのもありそうで。いやさ、ロシアや中国は衛星をバンバカ打ち上げてるけど、そこらへんどうも非協力的な気がしてな。
つか衛星撃墜試験なんつう、ただただデブリを増やす行為をやめてくれよと。
2023.1.20 金曜http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2301.html#LOG20230120この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。デブリ事故 2
昨日の話題で、その前に起きたデブリ事故を重し出した。
アメリカの民間衛星とロシアの軍事通信衛星との事故だね。ロシア側は1995年に機能停止してて、衛星自体がデブリ化してた。一方アメリカ側は稼働中で、おもっきし損失を被った。これってロシア側に軌道変更の義務があるように思えるけど、そんな昔に機能が止まった衛星を操縦できるのかっつう問題もあり。
衝突した高度は 789km だそうで。だったらこれで発生したデブリ、放っとくだけじゃ何百年かは大気圏に落ちてくれそうにないような。
ケスラーシンドローム の未来ってあんまし考えたくはないけど、考えとかなきゃいかんのが現実な感じですなぁ。
2023.1.21 土曜http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2301.html#LOG20230121この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。デウス・エクス・マキナ
漫画『からくりサーカス』で初めて知った言葉「エクスマキナ」。古代ギリシャの演劇に登場する、話の終盤に登場する神様で、そこまででこじれにこじれた問題を強引に解決してしまうらしく。
なんか想像もできなくてさ。前に Wikipedia で調べてもみたけどどうもピンと来なくてさ。
その時代のそういうストーリー展開が受けたのなら、まぁそういうのもアリだったんじゃね的な、現代にも自分にも関わりのないものな気がしてた。
最近また思い出しで、あらためて Wikipedia で調べてみた。正式には「デウス・エクス・マキナ」というんだな。「デウス」って確か神様の意味だよな。
んでまぁつらつら読んでてさ、やっぱしピンと来ないなと思ってたら、最後の一文でティンと来た。
「『水戸黄門』(日本のテレビドラマ) - 毎話終盤で登場する葵の紋の印籠がデウス・エクス・マキナに近いとされる(松田修・森本哲郎らの説)」
ああーそうかあれが大体それなのか。すげーわかってすっきりww。
2023.1.22 日曜http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2301.html#LOG20230122この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。若々しさの秘密
時代劇ドラマ『水戸黄門』放映中の頃。
かげろうお銀役の由美かおるが、年齢の割にあまりにも若々しすぎるというので話題になったことがあった。んで由美かおるの健康法みたいなのが話題になったりもしてた。
いやいやあれは、うっかり八兵衛の風呂沸かしの腕前でしょ。
2023.1.23 月曜http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2301.html#LOG20230123この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。噂のうっかり
うっかり八兵衛に関する噂。
いやさ、どっかの誰かから聞いた、ただのヨタ話なんだけどさ。
『水戸黄門』の八兵衛役の俳優さんが『水戸黄門』レギュラー最古参ってことで、撮影現場じゃ一番威張ってるとかwwww
本当かどうかまったくわかんないんだけど、意外すぎてすげー笑っちまったのを思い出したですよ。
2023.1.24 火曜http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2301.html#LOG20230124この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。全然知らない時代劇
昔、知らない時代劇番組をたまたま見たってのがあって。
青森県は民放が少ないから、契約キー局じゃない局の番組が、スケジュール埋めで午後3時とか変な時間帯に放映されてたりするんですよ。
たまたまテレビを点けたらそういうのをやってて。ちょうどクライマックスの大乱闘直前。
当時おいらは時代劇には冷めきってた。どの番組でもいつも同じだろと。そんな低いテンションでぼーっと眺めてた。あー古谷一行が出てるなーとか。
そしたらもう、その番組の大乱闘は違ってた。殺陣も編集もいちいちめっさかっこいい。なんだこれ!?
覚えてるのは、乱闘の真っ最中に古谷一行がヨユーかましてどっかりと座り込んじゃう。すかさず斬りかかる敵モブ。「ちょ、何やってんだ」と思うと同時に、仲間が敵モブを斬り伏せる。古谷一行は変わらずヨユーかましまくり。その後、敵を全員ぶった斬っての場面の〆もばっちりキマってる。
今もその番組のタイトルさえ知らないけど、あれはほんとテレビ時代劇への見方を変えさせてくれましたわ。
2023.1.25 水曜http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2301.html#LOG20230125この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。良すぎてもいけない
シリーズものの民放時代劇が消えてしまって久しいけど、その後にハリウッドは日本の時代劇に目をつけるようになりましたな。
その嚆矢になったのがあの『ラスト サムライ』(2003)
んでちょいと小耳に挟んだ噂。「真田広之の殺陣があまりにも素晴らしすぎて、トム・クルーズが口出しして編集でその場面をガッツリ削らせた」とか。ほんとかそれ。
Wikipedia『ラスト サムライ』を見てみた。
あったあった。「JAC出身である真田広之の殺陣姿が大変に見事なものであったため、主役のトムよりも目立ってしまったとして、真田のシーンが大幅にカットされた」のだそうで。
これ本当だったんだな。トム・クルーズが口出ししたかどうかはわからんけど。
そりゃまー本場の本職だからな。そうなるわな。
2023.1.26 木曜http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2301.html#LOG20230126この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。「汚い日本人」という栄誉 その1
『ラスト サムライ』に出演した原田眞人。彼が演じた大村という登場人物は、まーまー「汚い日本人」でしたな。モロに悪役。あー腹立つ。そしてその憎々しさを強調すべく、日本語と英語を混ぜたセリフ回しにしてたよな。大体同じこと言ってるんで一人同時通訳みたいな。「だけどかっこいいつもりなんだってさ」なんて感じの、嫌味ったらしいけどちょっと間抜けというか。絶妙な演技でしたなぁ。あーほんと腹立つww
2023.1.27 金曜http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2301.html#LOG20230127この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。「汚い日本人」という栄誉 その2
この役作りがハマってたせいだと思うけど、"SPIRIT"(2006)という香港映画で、ミスター三田という役名で、原田眞人がまったく同じスタイルの演技で「汚い日本人」を演じてたっけな。
そのスタイルは需要あるというか、需要とスタイルを原田眞人が創り出したというか。
2023.1.28 土曜http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2301.html#LOG20230128この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。「汚い日本人」という栄誉 その3
けどこの人、本職は俳優じゃなく映画獲得なんだよな。おいら内じゃ『ガンヘッド』(1989)の監督として有名だけど、調べると『突入せよ! あさま山荘事件』(2002)、『クライマーズ・ハイ』(2008)、『関ヶ原』(2017)も撮ってた。どれも見応えある作品ですなぁ。
俳優歴も調べたら、Wikipedia には上に書いた2作品だけ載ってた。「汚い日本人」専門じゃないですかww
2023.1.29 日曜http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2301.html#LOG20230129この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。立ち位置による感じ方の違い
昔、アメリカ人(特に映画関係者でも宗教関係者でもない一般人)がこう言ってた。「『スター・ウォーズ』は仏教の要素を取り入れてるんだよ」
おいらは単に「へぇーそうなんだー知らなかったよー」みたいに、テキトーに相槌を打って流しちゃったけど。
アメリカ人から見るとたぶん、自分の感覚にないエキゾチックな部分がより際立って見えるんだろうな。
ってのはある意味おいらも同じで。おいらから見える『スター・ウォーズ』は、多分にキリスト教的な考え方が見えてしまう。
善と悪との戦い=光と闇との戦い。ここがすごくキリスト教的に思えて。
件のアメリカ人からもっと、どこがどう仏教的なのか聞いとくんだったなー。
2023.1.30 月曜http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2301.html#LOG20230130この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。あの噂の超常現象のネタバレ 1
アメリカ人の話をもうひとつ。
なんか最近の日本のネット界隈で、「クマバチは翅が異常に小さくて飛べるはずがないのになぜか飛んでいる。根性か超常現象以外で考えられないww」なんてミームが出回っとりまして。
これ、30年前にアメリカ人から聞いた話と同じ。当時インターネットはアメリカでもあんまし普及してなかったんで、アナログ的に広まったネタだと思う。
当時おいらは信じなかった。「そんなハチいるわけねーだろ」と。けど話し手は「ほんとだってばほんとだってば」と強調しまくってた。
んでまぁ最近のネット界隈の方だと「航空力学の専門家でも説明不能で頭を抱えている」なんて尾鰭がついてたりして。
そんなことはないわけで。専門家さんの説明、読んだことあるよ。
なんでも昆虫は、羽ばたいて飛ぶ時に空気の粘性を利用できるんだそうな。
鳥や飛行機のサイズだと粘性の影響がほとんどなくなっちゃうんで、翼は気流の慣性や圧力差を利用するしかない。そこへいくと昆虫は桁違いレベルで小さくて軽いんで、空気の粘性の影響がかなり大きくなる。昆虫の感覚としては、地球の大気環境は案外ネバネバヌッタリなものらしい。てことで、他の昆虫より小さな翅でも、速く動かせばちゃんと揚力を出せるのだそうな。
「速く動かすのにやっぱし根性いるんじゃん」と思いきや、翅が小さいから速く動かすぶんにも特に根性がいるわけでもない。
2023.1.31 火曜http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr2301.html#LOG20230131この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。あの噂の超常現象のネタバレ 2
さて昆虫の羽ばたき方は、「同期型」「非同期型」の2種類があるそうで。以下、コチラのページ様 から引用。
同期型: 筋肉と羽が直接つながっている。羽ばたき回数の上限が100回/秒程度と低く、そのぶん大面積の翅を用いている。例: トンボ、バッタなど
非同期型: 飛翔筋を収縮状態に保ち、胸部外骨格との共鳴によって振動させることで高い羽ばたき頻度を実現。羽ばたき回数は500回/秒に達するものもある。例: ハチ、ハエ、蚊など
このページを読むに、同期型の方が出現が古いようで。一方で一部の昆虫がさらなる小型化が求められる環境に遭遇した結果、より小さい翅で飛ぶため、超高速で羽ばたける非同期型が現れたってことですな。
てことでクマバチが小さい翅を超高速で動かして飛んでるのって、まさに翅の小型化への進化を極めた結果なんですな。「やつらは特段に根性がある」とか「未解明の謎の原理が働いてる」とか、そういうわけじゃなかったと。
楽しいはずの流行ネタに冷や水を浴びせるのは野暮も大野暮だけどさ、クマバチの噂を本気で信じちゃう人が出てるっぽいんで。あくまでもネタとして楽しむ程度でいかがでしょうかってことで。
そういやネット上で流行った別なガセネタで「マンボウ最弱伝説」もあったな。信じちゃう人たちがあまりにも増えちゃったんで(これはおいらも信じてたww)、専門家さんたちが苦笑いしながら火消しするようになったんだったっけ。
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