ひとりごちるゆんず 2021年12月
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2021.12.1 水曜
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日仏傾奇者

シラノ・ド・ペルジュラックと前田慶次。なんか似てるところあるなーと思って。

傾奇者二人の運命を分けたのは何だったんだろう。

どっちも映画・漫画でしか知らんけど。

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2021.12.2 木曜
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過去を探り直すかな

ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

久々の ✿ham さん。動画リストを見てみたら、何作か出てたんで。✿ham さんも過去のアニソンあったら入れようかなぁ……。

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2021.12.3 金曜
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ATR エンジン

ISAS で昔、こんなエンジンの研究やってたんだな。

スペースプレーン用のエンジンとして、大気中の酸素を利用しつつ、燃料の液体水素の一部を気化させて、その膨圧で空気圧縮ファンを回す、というやつ。今 H シリーズのロケットで実用化されてるエキスパンダーブリードサイクルに似てるといえば似てる。

この研究の目標はあくまで、飛行機型の下段ロケットに取り付ける用なんだけど、これ、普通のロケットのブースターに使えんもんかな。

使用速度域がマッハ0.5以上ってのがネックになりそう。けどそこをクリアして速度0からにできれば、酸化剤不要だし燃料は水素だしってことで、かなり小型軽量なブースターになりそうな気がする。

動画中の円グラフに出てるけど、液体酸素って機体の総質量のかなりの部分を占めてるんだな。ここをごっそり減らせるってのは、相当なメリットなんじゃないかと。

ロケットの場合、ブースターの稼働域って高度 40km までくらいなわけで、ちょうどいいかと。

この動画でのの目標は、下段を全部 ATR 化することになってるけど、ブースターだけでもかなり効果がありそうなような。

いやさ、H-IIA ロケットでいうと、

脇備えの固体燃料ブースター2本。見た目は小さいけど、この2本だけで機体総質量の半分くらいだから。かなり重たい。しかも固体燃料だから燃費があまりよろしくない(けどパワーはある)。ここを ATR にするだけで……と考えると広がる夢そして妄想。

ただ、ATR は液体燃料エンジンとしてはシンプルな構造ではあるけど、固体燃料ロケットのシンプルさに比べると、やっぱしいろいろ複雑なわけで。使い捨てするには惜しい感じもあるなぁ。

だったらフライバックブースターにして……とか考えると、余計な翼や着陸客や自動誘導装置が必須になるわけで。

ファルコン9の1段目は逆噴射の垂直着陸で回収再利用してるけど、あれはエンジンが9基もあって、軽くなってる着陸時はそのうち1基だけ稼働っつう形でうまいことやってるわけで。フライバックブースターでそれやっても、減速にならずに、燃料が切れるまで上昇を続けてしまうww 墜落必至www

となると滑空で水平着陸になるわけで、いやそれじゃ軽くした意味が……うーん……。

再利用するならパラシュート+エアバッグ(浮き袋)で洋上回収って感じですか。しかしいったん塩水漬けになったジェットエンジンって使い物になるんだろうか。というまた別な問題。

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2021.12.4 土曜
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毛虫の毛はパラシュート

パラシュートつながりで。

去年気づいたんだわ。毛虫の毛の目的ってパラシュートだったんだな。てっきり保温用かと思ってたら。

家の外壁に何匹もの毛虫が張り付いてるわけですよ。こいつらを手で薙ぎ払ってみたら(あんまし触りたくないんで、1匹ずつそーっと)、落下速度が明らかに遅いわけですよ。それで納得したと。

もちろんせっかく薙ぎ払ったんだから、着地直後にみんな踏んずけたけど……。

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2021.12.5 日曜
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『少女人形の見た夢』

ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。

てことで ✿ham さんのたまってた作品を少し入れてみますた。✿ham さん相変わらず ひとしずく×やま△ 作品の常連さんですな。

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2021.12.6 月曜
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どうでもいい脱出

絶体絶命の悪夢から目が覚めるとホッとするけど、問題解決できてないわけで。現実で起きたら……と考えると怖い。

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2021.12.7 火曜
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サイト改良計画倒れ中

新タイトルどうしよっかな。

『ほぼじゅびふぉ』はもう意味が合わなくなってしまってるんで。Juby さん作品最優先なのは変わらんけど、それはとっくに満たしてしまってて。んでボカロ曲やその関連曲限定でもなくなったし。

あとさ、今は独自ドメインじゃないんだわな。yunzu.qee.jp ドメインでいくつかあるサイトのうちの一つ、という状態で。これがね、Google 検索結果での評価に響いてそうな感じで。そしてその影響で、スマホ検索結果でファビコンが表示されないっつうデメリットも産んでるんじゃないかと。

新たに独自ドメインを作るのは簡単なんですわ。レンタルしてるハッスルサーバー上で、今の契約のままで、あと31個、◯◯.qee.jp を作れるんですわ。実は残弾数がけっこうある状態。

てことで、ほぼじゅびふぉ の新タイトルを決めて、それに合わせた独自ドメインを作って引っ越そうかなと。現行の URL も既にブログや SNS に貼っていただいてるんで、その URL で繋げば新 URL に自動で飛ばすって形にすればいいかなと。

でもなんだかやる気がしなくて、っつういつもの問題ww

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2021.12.8 水曜
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『ユラユラ』など

ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。

あんまし時間が取れなくて、コピペで済む "ECHO" と ✿ham さんの『ユラユラ』のみ。

『ユラユラ』原作者の そらる さんのことを名前しか知らんかったんで調べたら、ニコニコの歌い手から始まった人なんだな。Wikipedia にページもあって、今も「職業」欄の一番上が「歌い手」となってる。

一般的に、ボカロでの楽曲制作活動界隈そのものはかつてほどの活況じゃなくなってるけど(人気面でニコニコが YouTube に押されてる面も大きそう)、ボカロ曲の影響を受けた人たちの活躍が目立つようになってきたなぁ。

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2021.12.9 木曜
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バリュート

ずっとネタ帳に入れたまま忘れてたけど、最近思い出した JAXA/ISAS の技術。

ガンダム用語で「バリュート」というらしい。バルーンとパラシュートの合成語。バフっと膨らませたキノコの傘状の風船で大気圏突入するというやつ。確かΖガンダムで、モビルスーツがこれ使ってた。んで突入しつつ戦闘してるもんだから、バリュートが破れてあああああああって展開だったような。

アイデア自体はガンダム以前から存在するらしく。映画『2010年』で、宇宙船が木星の大気で減速する時に似たようなものを使ってたな。

これ、こないだの S-520 ロケットでやった、デトネーション(爆轟)エンジンの宇宙空間での動作試験のときに使われててさ。で、ペイロードを洋上回収して、メモリに記録した詳細データを確保。新型エンジンの今後の開発に役立てるってことらしい。たぶん基本的なデータは通信でリアルタイムで撮ってたとは思うけど(洋上回収に失敗した場合を考えるとそうなる)

んでこのバリュート的な技術、こないだのがぶっつけ本番だったわけじゃなくて、2012年に実験してあったんですわ。

2012年度第1次観測ロケット実験の実施について - 宇宙科学研究所トピックス

●観測ロケットS-310-41号機 打上げ終了 - 宇宙科学研究所トピックス

「柔軟エアロシェル」とか「小型インフレータブルカプセル」とか呼ばれる技術らしい。次世代の次世代の大気突入機の候補だそうで。んで今年ついに、弾道ロケットでのペイロード再突入で実用化された、という状態ですな。となると次は衛星軌道上から、となるのかもな。

バルーンを膨らますぶんだけ、宇宙機の体積あたりの質量が軽くなるってことですな。そのぶん減速がよく効いて、最高到達温度もあまり上がらないってことかと。ただ、バルーン自体の耐熱性が問題といえば問題かも。だとしたら、当面はかなり軽くて小さなペイロードに、おもっきしでっかいバルーンを取り付ける形になるんじゃないかと。

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2021.12.10 金曜
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イメチェンのミルキークイーンさん

ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

ミルキークイーンさんのオリジナル曲が出てた。今までのアイドル的なイメージから打って変わって、低めの声のスリリングでかっこいい作品になっとりますよ。

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2021.12.11 土曜
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"Crystal Cities" など

ほぼじゅびふぉ の入荷は5作品。

ミルキークイーンさん作品を日付をまたいで入れたんで、別々の日の登録になっちまった。"Crystal Cities" のほうは、いつもの爽やか系。

"sleeping beauty"。Oktavia さんが新作を出してたんで。原曲は2008年公開。ずいぶんまた古いのを出してきたなぁ。けどこれ殿堂入りしてて。うちでまだ扱ってなかった。これはやらん手はないでしょう。Oktavia さんの英訳詞も相変わらずの切れ味だなぁ。

『背徳の花』『君に会えた日』。✿ham さんの続き。『君に会えた日』は Froggie さんとの共作。

この人、前は Frog さんだったのが、だんだん Froggie さんになってきてさ。とりあえずうちのサイトでの表示はこの機会に全部 "Froggie" に替えましたわ。けど URL のページ名は Google 検索の登録の関係で "_frog" のまま。こういう例はときどきあって、記憶に頼ってる状態なんだわな。いつかオーバーフローしちゃうんじゃないかとちょっと心配w

"Shelter"。Shachimu さんは英語のプロ曲カバー専門っぽくてボカロ曲とは関係なさそうだけど、上手い歌い手さんなんで。いけそうな曲を探しては、ぼちぼち入れていこうかと。

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2021.12.12 日曜
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成長の過程

ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

また時間が取れなくて、それでも入荷したくて、すぐできそうな AegisSan-P に頼ってしまったよ。

この2016年発表の曲、AegisSan-P 初の巡音ルカ曲だね。古い順から入荷していくと、少しずつボカロのバリエーションが増えて、表現のバリエーションも増えていく過程が楽しめますなぁ。

つか AegisSan-P、もっといろんな人に知ってほしいなぁ。

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2021.12.13 月曜
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個人的趣味

ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

CCR の "Bad Moon Rising" のボカロカバーを見つけたんで、これは入れずばなるまいって感じの、完全に個人的趣味での選曲ww

長年聴き親しんできてる曲だけど、『プラウド・メアリー』と同じで、歌詞の意味をちゃんと知らないままでいたよ。

なにやらその時代の世相を暗喩した的な感じなんだね。ベトナム戦争の時代なもんだから。でも曲調はとっても明るくてキャッチー。それが CCR なのです。なんて、歌詞の意味をさっきまで知らなかったくせに知ったかぶってみるテストwwww

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2021.12.14 火曜
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" Just Wanna Fall in Love [とにかく恋したい]" など

ほぼじゅびふぉ の入荷は17作品。

AegisSan-P、怒涛の14連打でついに満願成就。そして今気づいたら、収蔵作品3000曲突破ww

なかでも "Pages in the Wind [風の中のページ]" は、いつもの AegisSan-P とはちょっと『喜』と『哀』のバランスが違う異色作かなと。けど、いつもながらの爽やかさ。

なんか勢いがついちゃって、ホロライブ EN のVTuber さんたちのも3曲入れてみたですよ。

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2021.12.15 水曜
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コピペで2つ

ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。

Juby さんが新作を出してた。けど歌詞は入荷済みの rache さんの流用なんで、サクッと入荷できたですよ。

そしたらお仲間の Kuraiinu さんもしばらくチェックしてなかったなーと見てみたら、こっちも新作がいくつか出てた。つか旧作を見てみたら "Again [アゲイン]" を取りこぼしてた。

今日も時間が取れなくて、コピペで済む2作品のみってことで。Kuraiinu さんってほんとイケボだよなぁ。歌の腕前も着実に上がってきてるし。

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2021.12.16 木曜
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そろそろ旧石器時代からの脱却はどうか

半導体不足だーと言われてけっこう経つね。今後もしばらくは不足状態が続く見通しらしく。

そこらへんのメーカーさんの事情では、工場の新設には数千億円の巨額投資と年単位の時間が必要だけど、半導体市場の状況は目まぐるしく変わっていくんで、「今半導体が足りてないから」って理由だけじゃおっかなくておいそれとは動けない、ということらしい。

半導体なら何でもいいってわけでもないしな。一口に半導体っつったっていろんな種類があるわけで、新設工場はその特定の種類に狙いを定めて計画立てて建設するわけでさ。失敗リスクが高いのに失敗は絶対できないっつうのが、どうもメーカー側の根本の理由にあるらしい。

あとまぁ IoT とかなんとかで、とにかくコンピュータを搭載しまくる製品が増えすぎて、需要がドカドカ伸びてるってのもあるわけで。けどなんかこう、Windows の新型が出るタイミングとかで一時停滞したり急に品薄になったり、競合他社との牽制しあいとか、まー蛇口をひねるようには生産量を増やすってわけにはいかんってことらしい。

なんかこう、巨大クリーンルームの中、ズラッと並んだ超精密ロボットがミチミチ動いて生産する方式そのものが、もう間に合わなくなってる気がして。

いやさ、例えば昆虫って、ものすごいスピードで増殖するじゃないですか。しかも野外のテキトーな水たまりとか葉っぱの下とかっつう、クリーンルームとは対極の環境で、勝手に自分と同じものを大量複製するじゃないですか。ヤバい薬品やらレアな素材やらヤケドしそうな高温みたいな、エクストリームな製造環境も必要ないじゃないですか。

今の工業生産の手段って切削が主なんだよな。これ旧石器時代から変わってないっつう、まさに人類による製品作成の超定番。でっかい素材をまず調達して、それを切ったり削ったりして、用途に合うブツを作っていく形で。当然無駄が出るわけで。もっと進化したのが金型での生産なんだけど、金型を作る方法がやっぱし切削だったりする。

例えばシリコンウエハーの大元の超高純度シリコン結晶って、円柱型なんだよな。それをハムみたいに薄く輪切りにしていく。で、そこから回路基板に使う用に、なるべく無駄が出ない配置を設計しつつ、小さい四角形で切り出していく。でもどうしても端っこが変テコな形で余ってしまうわけで、その切れ端の無駄を減らすには、もっとぶっといシリコン結晶を作ることになる。てことで、設備がどんどん大型化してしまう。

そういや昔、光る道路標識の電源の太陽電池、その余りウエハーを使ってるのをよく見かけたっけな。単結晶シリコン太陽電池だから、普通に作れば高性能高コストのはずだけど、要らない切れ端を使う分だけ安くできたってことなんだろうな。今は切れ端はどう活用されてるんだろ。回路基板自体が小型化してるし、シリコン結晶の直径も大型化してるんで、切れ端も使いようがないくらい小さくなってるかも。

つか、余りはまた溶かして原料に戻すのかな。それならそれもアリか。

でさ、昆虫ってすごい低コスト・短期間でボコボコ自己複製するわけですよ。しかも場所を選ばずどこででも(季節は選ぶけど)。その性能はというと、ハエでいうと、あの小ささで自由自在に飛び回れる。しかも自律飛行ときたもんだ。視覚や嗅覚なんかの入力情報をもとに、自己判断で飛行してるってことで。そのうえエネルギー源はそこらへんを舐めて摂取。専用の外部充電設備とか不要。全部自力でどうかしてしまう。

ハエ様に比べたら、ドローンなんてお話にならんくらいモッサリな代物なわけで。まぁハエ様の場合は強度がね、うん、ハエ叩きで軽く逝っちゃう程度だわな。けど神経系の反応の速さで、それをある程度補ってたりもするわな。つかハエ叩きがあるから撃墜のしようもあるけど、素手じゃ到底無理だし(湿らせた布巾でも、打率低いけどいけなくもないぞ)。てなわけで、「飛んでいるハエを箸で摘んだ」なんて伝説が生まれたりもするわけで。

超高性能ですよ昆虫。で、連中は大規模設備もクリーンルームも製造機械もなしに、わずかな餌とテキトーな屋外環境だけで、自分でどんどん増えるわけですよ。

んでまぁそろそろというか、21世紀だしというかで、人類は旧石器時代以来の生産方法から脱却してですね、生物の自己複製のやり方を取り入れるなりして、新たに生産系の産業革命を起こす頃合いに来てるんじゃないかと。ちょうど今の半導体不足で、旧来の生産方式の行き詰まりが露呈し始めてるってことなんじゃないかと。

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2021.12.17 金曜
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目の前の鉱脈に手が届いてない件

ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

これまたコピペで済む作品。発表済み作品のリミックス版なんで。

って『シニタイちゃん』をまた出したってのは、アクセスが伸びてるからかなぁとか考えたりして。うちのサイトも Juby さんの『シニタイちゃん』でしばらく前からアクセスが伸びてるわけでさ。

原因は、誰かが Musixmatch に Juby さんが作った英訳詞を書き込んじゃったからでして。単なる間違いでバズったってわけで。Juby さんはその原因を把握してるんだろうか。

しかしこの事例でおいらの側で得たのは、「やっぱしボカロ曲とかの日本語訳の潜在需要が高い→ほぼじゅびふぉ へのアクセスが期待してるようには伸びてないのは、単にうちのサイトが弱いだけ」ということ。目の付けどころはドンピシャだったけどやり方が下手ってことなんだわ。

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2021.12.18 土曜
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「強行」でも済ませといて正解

北京冬季オリパラって、前々からいろいろヤバそうだなーと思ってたけど、とりあえずガチのボイコットはなさそうだね。外交ボイコットはあるけどさ。外交ボイコットってソチ冬季オリパラでもあったからな。あの時はそんな中、安倍総理が駆けつけて、プーチン大統領が随分喜んでくれたっけな。

外交ボイコットした側の国々の理由は「ロシアが同性愛禁止法を可決したから」だったらしい。

けど実際はロシアは、オリパラの準備を進めつつ、ウクライナ侵攻も準備中でな。ひとたびオリンピックが終わるや、パラリンピックがこれからって時にウクライナでドンパチ始めちゃって。クリミア半島奪取とか。なんだか何がどうなったのか覚えてないけど、美人すぎるポクロンスカヤさんが一躍有名になったのは覚えてるww

んでまぁ同性愛禁止法ウンヌンよりも、ウクライナ方面でのキナ臭さがもう隠しようもないというか隠すつもりもない感じだったんで、それが外交ボイコットの真の理由だったんじゃないかと。

そして日本はというと、正直ウクライナ問題じゃ蚊帳の外なもんで、そこは気にせず安倍総理が開会式出席の運びとなった、って感じだったような。

で、北京。西側諸国の集団ガチボイコットは避けられそうですな。まぁそうなりゃ外野としちゃそれはそれで面白いなとは思ってたけど、出場選手にとっては理不尽な悲劇でしかないからな。かつてのモスクワオリパラとその次のロサンジェルスオリパラはその意味で、出場予定だった選手たちの悲嘆はいかほどだったのか、想像もつかん。

さて、外交ボイコットは大会の開催・運営自体に影響はないわけで。となると、あとは運営の首尾がどうなるのかってとこかと。既にキナ臭い中国。ソチみたいに、オリンピックが終わるや、これからパラってときに何かヤバい事件が発生するんじゃないかとか。

軍事がキナ臭いのもそうだけど、経済はえーとなんだっけ恒大集団だっけか、債務規模がでっかすぎてツブせない級のヤバい爆弾抱えてる状態。コロナはもう去年から正確な統計発表を拒んで、ある日突然「ゼロコロナほぼ達成しましたー」っつう嘘くさすぎる情報を出して、今に至るまで垂れ流し中。

オリパラの選手団は、東京オリパラと同じくバブル方式で一般から隔離する形になるそうだけど、その理由が逆で。東京の場合、「選手や関係者をコロナから守るため」だった。北京の場合は、「海外から中国国内へのコロナ流入を防ぐため」らしい。うーん……。オミクロン株を警戒ってのは確かにそうだけどさ、それにしてもって感じ。

んで結局、ボイコットの話はもう、やるにしても外交ボイコット止まりで決着だわな。けど大会中や大会直後から何かゴタゴタとかぐだぐだとか起きそうってのは相変わらずな気がする。

てことで、やっぱし東京オリパラは北京より先にやっといてほんとよかったと思う。結果論だけど、大きな問題もなく大成功だったし。いまだに「強行」とか言って下げモードの人たちもいるけど、開催期間が日本でのコロナ蔓延のピークとぶつかったのに、万全の準備・万全の運営で滞りなく終えられたのはほんとよかったよ。

確かに強行な面もあったと思うけど、 G7 で「東京オリパラは2021年開催で異議なし」と、先進各国が後ろから支えてくれたってのもありがたかった。

で、日本としては肩の荷を全部降ろしてスッキリサッパリ状態で、やっぱしなんだかヤバげな北京冬季オリパラをこれから迎えられるってわけで。日本独特な言い回しだと、「これで年を越せる」ってやつですか。

銘板左端銘板銘板右端

そういや北朝鮮って、東京オリパラに不参加だったよな。特に理由も言わずに。んでまぁたぶん、日本からコロナをもらっちゃうリスクが相当怖かったんじゃないか、あるいは自分とこがコロナの国内の感染状況を把握できてなくて、選手団が感染しまくってたりでもしたら、日本に着いて初めてそのことがバレちゃうかも、ってのも怖かったんじゃないかとか。

そこらへんまぁ簡単に察せられたわけで。日本としては「今は状況が状況だし無理せんでええよ」ってノリで、「北朝鮮にボイコットされた」とは受け止めてない感じだわな。

今度の北京じゃどう判断するんだろうね。北朝鮮にとっては、国交のない日本と違って、超友好国かつ格上の国での開催なわけで。参加バイアスがかなり強そうだが。

つか北朝鮮の中・下層民って越冬が毎回命懸けな気がする。たぶん冬が来るたびにバタバタと亡くなる人たちが大勢出るんだろうけど、死因が凍死なのか餓死なのかインフルなのかコロナなのか、って判別もされないような気がする。

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2021.12.19 日曜
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"Letters to Andromeda [アンドロメダへの手紙]" など

Kuraiinu さんの溜まってた新作、一気に入れときましたわ。歌い手としてだけじゃなく、英訳詞のセンスも磨きがかかってきてるなぁ。

"Secret Agent Man [秘密諜報員]"。ともかくアレンジかっこよすぎ。ピコピコ系+50年代風ドラムがこんなに合うとは。

そして忌野清志郎つながりで "Daydream Believer [デイドリーム・ビリーバー]"。ぐらっちぇぐらっちぇ(古っ)

Ophelia さんの "This Is My Heart [僕の心さ]" は Vane さんの英語ボカロ曲のカバーなんで、今日の締めの仕事でサクッと。普段の Ophelia さんは自作英訳詞派らしいうえに歌ウマでもある。また逸品を発掘しちまったかーって感じ。

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2021.12.20 月曜
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2年前のビッグウエーブ

ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

Anonymouz さんもまた人気の英語歌い手さんなんで、いっぱい入れたいんだけど、なかなか手が回ってなくて。んでその中でも人気の高そうな作品をってことで。なんでも au の CM に大抜擢された曲らしく。

ただ、発表がおととしで、ビッグウエーブに完全に乗り遅れてしまった。けど日本語訳を知りたい人も多いはずってことで。

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2021.12.21 火曜
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"Wicked [意地悪な人]" など

ほぼじゅびふぉ の入荷は3作品。

そして Crusher-P も久しぶりに新作を出してた。しかもほんの3日前に。

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2021.12.22 水曜
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夢の全自動化の現実

この日記の来年分の台紙ページ、作っときましたわ。特に新しく自動生成プログラムを作ったわけじゃなく、何年も前からずっと同じ、JavaScript で1カ月ぶんごとに自動生成しては、コピって白紙のテキストエディタ画面に貼って、タイトル振って保存。これを12回繰り返す。

今は Perl が使えるようになったんで、12カ月ぶんを一発で作れるはずなんだけどさ、全部最初から作るのがめんどくて。どうせ1年に1回しか使わないし。

ずっとずっと「いずれ全自動で」と野望を抱いてきたけど、ついに全自動化できる技術を手に入れた結果、「今のまんまでいいや」となってしまったですよw

銘板左端銘板銘板右端

ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

MJQ さんがクリプトンボカロ公式英語デモ曲の作者に抜擢されてたってことで、もっと入れないとなーとなって。乗るしかない。このビッグウエーブに。ってもう何年も前のことなんで、またしても今さら感が漂ってはいるけどさ。

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2021.12.23 木曜
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インマルサット打ち上げ成功祝い

H-IIA ロケット45号機でのインマルサット打ち上げ、無事に成功しましたなぁ。商用打ち上げ5件目も問題なし。これはめでたい。

今回の H-IIA は204型の2段目が普通版だね。H-IIA のフルパワー仕様じゃないですか。インマルサット、よっぽどでっかい衛星なんだな。

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2021.12.24 金曜
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仕事の日

めりくりめりくりー。

こないだ仕事してたらさ、勝手に iPhone が ON になって、勝手に変な写真を撮って、勝手に古い友達にショートメールでその写真を送りつけるっつう異常事態が発生して。

その人とは6年ぶりでさ。

突如謎の写真が送られてきても、なんかウケててさ。勝手送信から30分後くらいに気づいたんだわ。したらその時点で、別な人に「あわわわわわわいいいいい」みたいな謎の文言を送信する寸前だったwwwwww

んでショートメール越しに話が弾んだ挙句、お客様を紹介していだたいてしまったwww

あーりーがーたーやー (^人^)

明日いらっしゃる予定。

さらに、その人は久しぶりに年明けに帰郷しよっかーなって感じでさ。だったらちょいと飲みに行こうってなったよ。いやー iPhone のいたずらがくれた、粋なクリスマスプレゼントですわ。

銘板左端銘板銘板右端

その人の帰郷はまだ未定らしく。なんか今住んでる東京から八戸に帰ったら、「このオミクロン野郎!」と罵声を浴びらせれるんじゃないかとか危惧しててwwww

「八戸じゃオミクロンの現実感、全然ないなー」と答えといたはw

銘板
2021.12.25 土曜
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また仕事の日

めりめりくりー。

てことで、ご紹介くださったお客様にお買い上げいただきましたですよ。まじありがたいっす。

名前は出せないけど、紹介してくれたあなたとお客様に、最大の感謝を申し上げます。ありがとうございました。

銘板
2021.12.26 日曜
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"Never Ending Story [ネバーエンディング・ストーリー]" など

ほぼじゅびふぉ の入荷は7作品。

80年代の映画主題歌シリーズになっちまった。

"Never Ending Story [ネバーエンディング・ストーリー]"。やっぱし人気曲だよなぁ。ボカロカバー4つもあったよ。

そう来たら "Flashdance... What a Feeling [フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング]" もいかなきゃいかんでしょ。世界的にはダンス映画の主題歌で有名なんだけど、昭和世代の日本人だと、日航のフライトアテンダントと教官との恋の成就を目指す堀ちえみと、恋の邪魔する片平なぎさを思い出してしまうwww

"Footloose [フットルース]"。7月に "Holding Out For A Hero [ヒーロー]" を入荷しとして、主題歌を入れてなかったという不覚。あの時は山下真司に引っ張られて、大元を忘れてしまっとったww

そういや映画『フットルース』はテレビ放映で観たんだけどさ、"Kick off your Sunday shoes" の部分、字幕で「ピカ靴をけっぽれ」と出てたのを覚えてる。なんでそんなとこ覚えてたかっつうと、当時からなんかダサい気がしててww

てことで自分なりのマシな訳を作っちゃる! と意気込んだはいいものの、「キメ靴でキックオフ」になってしまった。

大 し て 変 わ ん な い ……。

んで、まぁ今となっちゃ埋もれてしまった映画『『ホワイトナイツ/白夜』主題歌の "Say You, Say Me [セイ・ユー・セイ・ミー]"。

この曲、映画のパンフの裏表紙に日本語訳が載ってたなーそれそのまんま行っちまおーと思ってさ。パンフ探して日本語訳を読んでみた、ら、すんげーテキトーで。使い物にならんかったww

これって、映画の字幕に出すために刈り込んだのかもな。当時の字幕は画面の右側に縦書きだったから、劇中のセリフもなんもかんも、かなり短くしないと入りきらなかったのかなとか。そしてその字幕バージョンの日本語訳をそのまんまパンフに載せたのかも。

映画翻訳業界で言われてることってのを何かで読んだことある。うろ覚えでスマンけど。

「吹き替えで伝わるのは7割程度。字幕だと3割がせいぜい」

まーそんなもんなんだろうなぁ。

そういえば『ロボコップ』の封切公開で、デトロイト南署に転属になった主人公マーフィー巡査はルイス巡査(女性)と組むことになって、その初パトロール中のコーヒーブレイク中に緊急指令が来た。で、マーフィーは「俺はこういうときはいつも運転する側に決めてるんだ。わかってくれ」的なことを言うんだけどさ、そのときの字幕が「女には任せられん」だったっけなぁ。レンタルビデオになったらもう少し正確になってたけど。

菊地浩司の大胆すぎる超訳ww けど字幕はとにかく短くしないと、肝心の「映像を観る」という映画本来の目的が薄れてしまうってことでもあるんだろうな。役者の演技や演出と合わせて意味が通じるって部分もあるしな。上に出したセリフも、ストーリーに決定的な要素ってわけでもないしな。

まーそんなわけで、映画の字幕って実はあんまし信用ならないものなんだなと。

けどさ、黒澤映画の英語字幕ってけっこう日本語のセリフをそのまんま英訳してるんだよな。精度が高いというか。黒澤はアフレコ嫌いの同時録音派だったらしく。撮影所やロケ地でそのまんま演技中のセリフを録音して、そのまんま映画に使うってわけで。てなわけで、アフレコを抜いた効果音や音楽だけの音声トラックがないらしく。

とはいえ効果音も BGM もアフレコなんだし、セリフのない音声トラックって存在するはずというか、作れたはずなんだよな。でも映画の完成と同時に捨てちゃったのか、存在しないらしく。そんなわけで、海外では黒澤映画はその国の字幕を出して、音声はオリジナルの日本語で、というのがデフォ。

これがかなり精度の高い英訳なもんだから、画面の下3分の1くらいが字で埋まってしまうっつう状況だったりww

昔、英語字幕付きの黒澤映画を何本か観たことあるけど、強烈に覚えてるのは『乱』の1場面だな。兜(かぶと)がどーたらという場面で、英語字幕は "helmet"。「兜ってヘルメットなんだー」と妙に感心してしまってww バイク乗りや工事現場の人って兜必着なんだなw

ただ、『七人の侍』ではどうしてもアフレコに頼らざるを得なかった場面があったそうで。

舞台になってる農村に住む、しわくちゃの一人暮らしのおばあちゃんがいまして。かつて大事な息子を野伏せりに殺されたらしく。すっかり悲観してて、「あの世でもこんな苦しみあるべぇなぁ」と言って、周囲の涙を誘う場面なんですわ。ここがアフレコだそうで。

撮影現場に連れてこられたおばあちゃん役の女性、見た目でそこらから拾ってこられた素人だったらしい。んでまぁご高齢なもんで状況がわかってない。助監督さんがいくら説明しても飲み込めない。結局、「何でもいいから悲しかったことを思い出して喋ってくれれば」としたらしく。

そして撮影本番。おばあちゃん、時代劇なのに「B-29 の空襲が」とか言い出したとかww そこらへん何も知らされてなかった黒澤監督が激怒。助監督の人たち、相当どやされたらしいw けど絵的にはぴったりの人だったんで、セリフはアフレコにしたそうな。そこだけアフレコなんで、よく聴くとやっぱし音質が違ってて違和感があったり。

その後の場面で、このおばあちゃんはもう一回登場する。「野伏せり一人とっ捕まえて情報を吐かせた」ってんで、農村に雇われた七人の浪人侍たちの「この者は可哀想に命乞いをしておる」なんて説得も虚しく、農民たちはもう誰に殺させるかって話で異様な興奮状態。んで「あのおばあちゃんに」となるわけで。

無表情でクワを持って歩くおばあちゃん。殺す場面はさすがに省かれてたけど、あれだけで鬼気迫るものを感じさせましたなぁ。

話飛びすぎ。

で、最後の入荷曲は、人気の Anonymouz さんの在庫を増やさんとなーってことで、再生回数が多かった "Vinyl" いってみますたよ。

銘板
2021.12.27 月曜
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続・原因は性格じゃなく

先月12日のログの続き。

前回の主旨は「傲慢ってのは無知が引き起こす現象で、その人の性格ってわけではない」っつうあたりかな。

いやさ、もうひとつ気づいたのがあって。

傲慢が性格じゃないなら、謙虚だって性格じゃないわけで。じゃあ傲慢・謙虚って何を指してるんだ? とギモンに思ってさ。

とりあえず考えてみた答えは、「表に出す態度」。こなんじゃないかと。

てことで、腹の中でいくら不遜なことを考えてても、外に出すのが謙虚な態度だけなら、その人は「謙虚な人」。いくら根が真面目な性格の人でも、外に出す態度が傲慢なら「傲慢な人」。

なんかこれが当たりなような気がする今日この頃。

銘板
2021.12.28 火曜
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超横長との闘い

ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

実力あるのにあまり知られてない感じの MICCHI さんの入荷を進めたくなったってわけで。

で、とりあえず選んだのが『アンクローズ・ヒューマン』。今は亡き wowaka さんへの追悼とオマージュの作品らしい。てことで歌詞もスタイルを似せてあるんだけどさ、改行が少なくてやたら横に長いところまで似せなくったって(泣) MICCHI さんの英訳詞もそうなっちまってるし……。

で、バランスを取るべく、おいらの反訳もまた超横長にせざるを得なく(啜泣)

ページの仮完成後の行の折り返し、めっさ大変どした。

銘板
2021.12.29 水曜
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手旗信号は日本発?

手旗信号ってさ、よく太平洋戦争の艦船ものの映画なんかで出てくるじゃないですか。ていうか、かのビートルズの "Help" のジャケ写でも、どうも4人が手旗信号で "H", "E", "L", "P" を表現してるらしく。

この手旗信号というアイデア、日本発なの?

ってのを何年も前に何かで読んで、調べ直してみたよ。

手旗でメッセージ - 海上自衛隊

右手に赤旗、左手に白旗を持って行う「手旗信号」は、日本特有の視覚通信です。
 明治期に日本海軍で考案されたもので、今でも海上自衛隊では、艦艇同士の通信に使用されている伝統的な通信手段のひとつです。

とのことで、日本が発明したものみたいに思えるけど、Wikipedia『手旗信号』によると、同じような発想は欧米で既に実用化されてたらしい。大元は 腕木通信 を人の腕でやろうってところからだそうで。なるほどなー。

で、日本が発明したのは、右手に赤、左手に白の旗でカナ文字を伝達する方法だそうで。まぁローカライズ版でしたな。欧米発のは両手に同じ柄の旗を持つんだね。赤と白って発想は日本っぽいよな。

んでこれ、便利なもんだから今も使われてるんだね。手旗2本で、声が届かない範囲まででもコミュニケーションできちゃうから、電気や機械が使えない状況でもいけるわけで。電波も出さないし。旗手を敵の視界からうまく隠せば傍受も難しいわけで。つか日本独自の仕様だし、使うのも日本語の文字なんで、対外紛争でもそれなりに秘匿性が高いわけで。優秀ですなぁ。

そういや映画『亡国のイージス』(2005)で、真田広之が船の甲板に仰向けになって、情報収集衛星(?)に向かって手旗信号で情報を伝える場面があったな。映画の一発逆転アイデアとしてすげー面白かったなー。けど現実の情報収集衛星の解像度ってそこまでのもんじゃないだろうし、動画になるほどの高速連続撮影できるもんでもないだろうし、とか余計なこと考えちまったww

まー今年初打ち上げ予定の「日本初の民間衛星打ち上げサービス」で、スペースワン社の会ロスロケットってのがあってですね。これが、「民間サービス」ってのはおそらく隠れ蓑でして。実は国策の、超低軌道から偵察する衛星を打つためのものだったりして。

今稼動してる情報収集衛星の軌道は、高度 500km くらいの極軌道。この軌道を4機で等間隔に飛べば、世界のほとんどの場所を1日1回撮影できるっつう内容でして。今は退役予定だけどまだ生きてるってのも合わせて、4機以上の体制で運用してるらしい。けどまあ、モノをよく見るには近いほうがいいわけで。

同じカメラを積んでる場合、軌道高度が3分の1なら解像度は3倍ってわけで。けど高度 200km 未満だと大気の抵抗が馬鹿にならなくて、あまり長く軌道上にいられない。てことで、長生きしなくてもいいから、必要なときにすぐにボカスカ打ち上げられる低コストかつ超低高度の偵察衛星を、日本は装備したくなったんですな。現行の情報収集衛星も、地球全域の定常観測の意味で大事だけど、スポット観測に特化したやつで補完するって感じかと。

てことで、偵察に適した衛星カメラの開発が得意なキヤノンが、スペースワンの主体企業になってると。さらに、ロケットのアビオニクスでも、キヤノンは ISAS の観測ロケットを担当してて経験を積んでもいるし。

んでまぁ「最近は世界的に、小型衛星の打ち上げ需要が増している」っつう事実があったりもして、じゃあそれを隠れ蓑に、って感じじゃないかと。

打ち上げ基地の場所を本州(和歌山県串本町。本州最南端の地)にしたってのも、打ち上げまでの迅速化や防衛戦略的に有利なんじゃないかと。

んでその自慢の高解像度で、真田広之の手旗信号を読めるのかどうか。そこが気になってしまったりw

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2021.12.30 木曜
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昔の RC カーのネタ。

当時画期的に思った素材を思い出してさ。その名前がなかなか名前が思いつかなくて。けどとうとう思い出したんで、ここに書き記して忘れんようにしようかと。

その素材名は「カイダック」。どうも素材名っつうより商品名らしいけど。

これ、適度に粘りと曲げ柔らかさのあるプラスチックの一種で。パンパーによく使われてた。RC カーってかなり派手にクラッシュするもんで、壁に正面衝突なんてしょっちゅう。てことでバンパーが大事なんだけど、とりあえずタミヤが長いこと使ってた素材は ABS樹脂。これが割れやすくてさ。「割れることで衝撃を吸収して車体全体を守る」っつう思想で。

まぁ今の実車のクラッシャブルボティと似た発想ではあるけど、実車と違って正面衝突がフツーなもんだからさ、割れるたびになけなしの小遣いが飛んでくっつうのがツラかったわけで。

そこで出てきたのがカイダックバンパーですよ。どんなにぶつけても、どんなに傷だらけになっても適度な粘りと柔らかさってやつで壊れない。正直、圧縮応力に対しての衝撃吸収性はあんましなかったんで、ぶつければほぼそのまま衝撃がシャーシに行ってしまってたけどw けど RC カーの各部品やサーボや受信機のいわゆる「メカ」は思ったよりだいぶ頑丈だった。結局なんともなくてな。ぶつけてもぶつけてもカネかかんないってのはマジ嬉しかった。

けどカイダックパンパーの時代はあまり長くは続かなかった。エンジンカーなんかでは今でも使われてそうだけど、サイズも質量も小さい12分の1電動オンロードカーの場合、もっと合理的なアイデアが出てきて。

ポリカーボネートボティ。こいつがまた柔的に頑丈で。むしろカイダックバンパーを取っ払って、バンパー機能はボディそのものに担わせると、軽量化になるしシャーシが受ける衝撃も少なくなるってことで、かつてはボディからちょっとはみ出すサイズだったカイダックバンパーは、どんどん小さくなっていった。んでもうシャーシの見栄えのアクセントとして、気持ち程度だけついてる状態にまで小型化した上、ついに消滅してしまったよ。

まあそのぶん、ボディの塗装が剥げ散らかすようにはなったけど。

けどほんとカイダックバンパーはね、ABS バンパーを知る世代としては、思い出すとほんとありがたやーって感じで。あとまあ機能的に似た素材として、AYK のバンパーは塩ビ製だったっけな。あれもあれで、半透明な白さがよかったっけ。

そういやシャーシ全部がカイダックの、超廉価な RC カーってあったな。京商のレーザースポーツ。たぶんどんだけぶつけても全然動じない仕様だったかと。今調べたら6800円だってさ。安いよなー。カタログに出てる写真がまたキラキラ爽やか感があって(大手メーカーのカタログ写真はどれもプロの仕事だったなぁ)、妙に欲しくなったけどやっぱし買わなかったな。

そのカタログ写真を仔細に見ると、各部のパーツがこれでもかと安い素材や製法でまとめてあってさ。とにかく RC カー初心者の敷居を下げることに腐心したんだろうなぁ。そこらへんのショボさは、自分で改造すればそれなりのものに仕上げられそうにも思えたし。電動オフロードだとタミヤのグラスホッパーがの立ち位置だな。

けど時代的に、レーザースポーツが出たときにはもう電動 RC カー界隈はオフロードブームが始まってしまったあたりで、オンロードは下火になりつつあった。オンロードはレースでの速さを追い求めた結果、カテゴリそのものが「ピーキー過ぎて初心者にゃ無理だよ」になっちまってな。

だからこそのレーザースボーツだったのかもだけど、電動オフロードの異常人気に立ち向かえるほどの力はなかった。つか電動オフロードは、タミヤがコロコロコミックでタイアップしてどんどん初心者の裾野を広げていったからな。「なんでタミヤなんかがこんなに売れてるんだ? レースで弱いくせに」と当時は不思議でしょうがなかったけど、そういうからくりだった。

タミヤ以外の模型メーカーって中小企業だったからな。レースで勝つとかラジコンマガジンに広告を打つ以上のプロモーションの体力がなくてな。京商でさえそういうことはしなかったし。カネぶち込んで市場そのものを拡大、投資した以上に回収しまくるっつう発想に至れて実行できたのはタミヤだけだったと。

ただ、あまりの電動オフロードブームで、プラモ専門だったはずの東京マルイやニチモとかも参入ってのがすごかったな。マルイとニチモはそこそこかっこよくて速そうなマシンを出してたけど、どこだっけかな、超珍しい FF なのが売りのマシンで参入してきたプラモメーカーがあってだな。またその車体デザインが気持ち悪くて。「毒キノコ」と呼ばれてたっけな。

んでまぁボディの外見もシャーシも見るからにダメそうでさ。けどラジコンマガジンのトップ記事で、ドライビングインプレッションが載ったんですわ。その内容は完全に提灯記事。すごく無理に褒めまくってる感がありありと出ててさ。なんか、なんでこんなのをトップのカラー記事で紹介するんかなー、しかも下手に褒めまくりって何なんだよとか、ものすごく不思議で不思議で。

ラジマガ専属のカメラマンさんって超スゴ腕で、どのマシンもめっさかっこよく撮るんですわ。「欲しい!」と思わせるツボを心得まくってたというか。それでも毒キノコはやっぱし毒キノコにしか見えなくてな。

大人になった今は、わかりすぎるくらいわかっちゃう。ラジマガのあの枠、ニューモデルの宣伝用にメーカーに売ってたんだな。

なんかもう話がカイダックから逸れまくりだけど、もう眠いんでこの辺で。

銘板
2021.12.31 金曜
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"I’M A HEX GIRL [呪いの女]" など

大晦日だってのに何やってんだって感じで、ほぼじゅびふぉ の今年最後の入荷は6作品。

JASRAC データベース、「クラウドサーバーへの移行作業」を理由に12月30日から1月4日まで稼動停止だとよ。ただの年末年始休みだろ。けっこう JASRAC データベースって理由つけて止めるよなー。自動なんだからずっと稼動してるのがネットサービスってもんだろがよ。

んで JASRAC チェックがしばらくできないんで、しばらくはその意味で安全そうな作品でいくしかないなーと。

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今年もこの日記にお付き合いくださいまして、どうもありがとうございました。

なんか ほぼじゅびふぉ の入荷記録ばっかしな感じになってしまってるけど、来年はそうじゃないネタも増やすよう心がけようかなどうしようかな。

そういえばいつも忘れてるけど、この日記、半年前に20周年になりますたww 来年もまだ続きそうな気がするんで、変わらぬご愛顧をどうぞよろしくお願いいたします。

では皆様、よいお年を!

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