ひとりごちるゆんず 2020年8月
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2020.8.1 土曜
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縮小で安全だしギスらない

YouTube で RC カーのプロドライバーの走りに見惚れちまって。

RC カーって実車と違ってすごいユルい感じがあるわけで。プロの世界なんでユルさは無いはずなんだけど、視聴者目線で醸し出されてるこのユルさは何なのか。

たぶん予算規模の小ささと危険のなさなんじゃないかと。個人の趣味でやれる予算規模(プロのレーサーとなるとそれを超えるけど)と、関係者の命や健康を危険にさらす必要がないってとこ。

あと出発地点が実車の模型ってとこからだからな。だからいまだにサイズ分けのカテゴリが「8分の1」とか「10分の1」なんつう、実車と比べてのスケールでの表示になってるわけで。

RC カーレースはもう実車レースとは違う道を歩む独立したものなんだけど、こういう、模型としての区分けの概念がいろいろ都合がいいってわけで。んで、8分の1以上のサイズもやれば問題なくできるはずだけど、ここから先は先立つものが莫大にかかっていくってことで。メンテや部品製作も大がかりになっていくし。

スケールが小さいままの方が、メカも単純化できて出費も小さくできて、個人が趣味で扱える範囲にちょうど収まるってことかと。

でも実際のタイトルがかかったレースになると、メーカーやチームは青筋立ててマジモードなわけで。RC カーってもともと公道を走るためのもんじゃないんで、実車みたいな法規制がかかってない。てことでレースで勝てば、その結果やマシンの仕様が雑誌に載れば、商品の売り上げに直結するわけですよ。優勝したあのマシン、あのパーツをそのまま販売・購入できるわけで。

実車でいうと、ホンダが F-1 で優勝したからって、同じエンジンを買えるわけじゃないわけで。それでも買うとしたら何億円かなわけで。しかもメンテできるプロのスタッフが必須。ガゾリン・オイルさえも専用品が必要かと。そしてそのエンジンを載せられるクルマも限られてるわけで。しかもエンジン換装ってたぶん車検に引っかかるから、公道走行は無理かも。ホンダとして F-1 活動に求めてるものは、主に企業や商品のイメージアップっつう間接的な効果なわけで。

RC カーだとレース結果がモロに業績につながるんで、レースでの真剣さは実車と同じくらいなもんなんじゃないかと。

けど予算規模が全然小さいし命の危険がないってことで、実車レース独特のギスギスギラギラがやっぱしない感じ。

そのギスギスギラギラもまた実車レースの魅力らしく、それで大勢の観客を集められてるんだろうなぁ。それがない RC カーレースって、集客力もまた予算規模並みでな。しかも実車レースも男性主体だけど、RC カーレースって映像を見るに、そこにいる男性率がほぼ 100% だったりする。レース参加者も観客も。ホビーの世界ですわな。

RC カーって昔は子供の遊びと思われつつも、実は大人が主導してる形でな。そこを知らん外野からの「いい歳して」なんつう無理解で冷ややかな目線もあったと思う。けど今は世の中の認知が成熟したというか。サーキットが各地に増えたんで、そこらの駐車場や空き地で走らせる大人も減って、それで子供の遊び的なイメージも減ったのかもな。

しかしどのレース動画でも共通なのは、相変わらず野郎ばっかってことww 関係者も出場者も観客も男しかいないw 別に女人禁制じゃないのにwww そこはどんだけ時代を経ても変わらんなぁwwww

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2020.8.2 日曜
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祭りの後

最近はニュースでめっきり BLM 関連を見かけなくなったけど、もう終わっちまったのかな。

なんか先月の途中までは、アメリカ史上何度目かの、歴史に刻まれるべき黒人解放運動のひとつになりそげな勢いだったのに。

みんな飽きちまったかな。それともやっぱし BLM はただの、ロック……アウト?ダウン?(そっちの記憶も薄れてきた)後の憂さ晴らしだったのかな。

そういやヨーロッパまで BLM で揺れてたっけな。今も細々ながらでも続いてるのかな。それとも完全に終わったのかな。そこらへんニュースにならないんで全然わからん。BLM にニュース価値がなくなったってのはわかった。

結局は人類史に残るナントカっつうより、祭りだったんだなと。

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ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

かなり前に Jayn 版を入荷したんだった。ときどきアクセスがあるんだよな。てことで Will Stetson 版も入ったことだし、この作品へのアクセスが盛り上がってくれるといいな。

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2020.8.3 月曜
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天佑神助か

ほぼじゅびふぉ にもしかしたらちょっと関係あるかなっていうかの YouTube 新方針。

動画のファンによる字幕投稿機能がなくなるそうで。9月28日以降は、動画投稿者自身と Google AI のみが字幕を入力できるようになるそうで。

その理由は、おめシス動画から引用。

「この機能を使ってスパム、嫌がらせ行為、低品質な翻訳が報告されている」

へぇー、あんましいい使われ方されてなかったんだな。てことでこのサービスは一部機能以外は終了の運びとなるそうで。ただ、今まで投稿されてきた字幕は残り続けるらしい。

てことで、YouTube 動画の翻訳を勝手に外部でやってる ほぼじゅびふぉ にとっては天佑神助というか。追い風が吹いてきたというか。そんな感じだったりする。

しかし「低品質な翻訳」って、Google AI の翻訳もその意味でなかなかなアレだと思うぞ。

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2020.8.4 火曜
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範囲拡大の無謀(野望とは言っていない)

ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

Will Stetson さんの入荷を進めてたら、原作が J-POP でもいいや、ボカロ曲じゃなくてもいいやって気分になってきて。

てことで最近は軸がぶれてきてたりする。

前には「J-POP 作品は流行り物だから、入荷してもあまりアクセスがないんじゃないか」と思ってた。けど、いやさ、最近 rachie 版『夜に駆ける』がブロックバスターに成長しつつあって。J-POP は商品だから、しっかり宣伝費をかけるんだよな。

だから宣伝してる間だけの流行り物ってことで、消費された後はどうにもならんと思ってた。でもそうでもないらしい。宣伝してたくさんの人に買ってもらって聞いてもらって親しんでもらって、という行為の結果は長く続くものらしく。旬の商品としての価値が落ちた後でも、なかなか忘れ去られずにいるらしく。

てことで、J-POP も数少なく入荷してるけど、それなりにアクセスがあるんだよな。いい意味で予想を裏切られた形。

いや、いい意味なのか? 取り扱い範囲が大幅に増えたことになるんだが。ほとんどボカロ曲に絞ってる今でさえ未入荷作品が山積みなのに。

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2020.8.13 追記: そういえば ほぼじゅびふぉ のこの日で6周年だった。完全に忘れてた……。

6年間、毎日平均で1作品を入れていれば収蔵2190作品になってるはずが、8.13 時点で1727作品。サボってた期間があまりにも長すぎて、全然追いついてない。

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2020.8.5 水曜
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"Flamingo" など

ほぼじゅびふぉ の入荷は3作品。

昨日の流れで Will Stetson さんの "Flamingo"。まぁ米津作品は前々から入れてたけど。

初登場の Bread Box さん。その正体は、Will Stetson さんに英訳歌詞を提供してる David Toth さんだったりして。David Toth さんまたの名を Bread Box さんは少数ながら、自作の英訳詞をボカロを使って「歌わせてみた」で曲にして出してる。

ということを知ったんで、ちょいと入荷してみようかなと。

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2020.8.6 木曜
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もうこれでいいやと開き直った日

クレア先生の削除済み作品へのアクセスが止まらん。作品ページには、

「歌ってみた動画が消えてしまいました……。クレア先生の激アツ英訳詞は、文字のみでお楽しみくださいませ。」

と出してお茶を濁してたけど、毎日けっこうアクセスがあるんすよ。

動画がないページを出し続けてれば、皆さんだんだん諦めてアクセスがゼロになっていくだろうと踏んでたのに。むしろ『紅蓮華』へのアクセスは最近また増えてきてるような。こっちの事情や思惑なんか知ったこっちゃない状態。

んで、もしかしたらクレア先生が動画を再アップしてくれてるんじゃとか今日もまた期待して調べて、今日もまた空振り。

どうしろってんだよ、とヤケになって YouTube 内検索したら、あった。あったよオイ。動画を取っといてアップしてくれてる人いらしたよ。『残酷な天使のテーゼ』『紅蓮華』 "ECHO" はそれで復活させたですよ。

『君の知らない物語』に至っては YouTube でもニコニコ動画でもなく、中国の bilibili ですよ。そういう動画投稿サイトがあってさ。見た感じや機能がニコニコ動画のパクリみたいなのでさ。過去に扱ったことがあったんで、そのときの埋め込み URL を利用してどうにかしたですよ。

もう割れ動画でもいいやと開き直ったってわけで。

クレア英会話側の都合としては、削除したからには理由があったはずで、あんまし突っつかれたくないのかも。けどうちのサイトの都合としては、需要が今もガッツリあるし、しばらく収まりそうにないんで、できるだけ応えたいってのがあって。

クレア先生の「英語で歌ってみた」作品の日本語訳を出してるサイトってたぶんうちだけだから、また動画も集め直して、そこらへん利便性が復活しましたよってことで。

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ほぼじゅびふぉ はおかげさまで常連さんもある程度確保してはいるものの、まだまだ一見さんメインなんだよなーってのにクレア先生作品の動きで気づかされるというか。「だからクレア先生のは動画がないんだってば」と作品ページ内でアピールしようが、構わずどんどんアクセスしてくるんだもんな。

おいらの日本語訳の出来の素晴らしさで常連さんが増えてるのかなとか虚しく考えたりしたりしてw いやそれよりも、見に行ったって動画がないことを知らない一見さんがひっきりなしにいらしてるってのが自然な解釈なわけで。

この、いまだに一見さんメインって状況ってさ、うちのサイトにとってはけっこう明るいものに思えるような。いやさ、一昨日付の Google Search Console での成績、クリック数が最高値を更新して240件になったんさ。トップページをスマホ対応させたあたりから調子が良くなって停滞を脱出して、ついに1年前の10倍に達したですよ。

でさ、このあたりがもしかして需要の限界なのかなってのが、いつも恐れてる疑念なわけで。検索結果への表示回数は一定の傾きで増加を続けてはいるものの、いつか近いうちに天井にぶつかるんじゃないかと。そこが需要の上限なんじゃないかと。けどまだまだ一見さんが多いってのは、これからも改善の道を見つけ続ければ、需要を掘り出し続けられるってことなんじゃないかと。

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ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

昨日に引き続いて Bread Box さん作品。これで Bread Box さんは満願成就。

原作者は niki さん。いつもかっちょいい曲を出して、ずっと人気を保っとりますな。その niki さんの最新作。去年の12月発表。日本のボカロPも英語で歌ってみたの人も、ここ数年は一時期ほどの勢いがなくなってしまってる感じだけど、長く精力的に活動されてる方々もまだまだいらっしゃるってことで。

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2020.8.7 金曜
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乗員の幸運

はやぶさ2のターゲットマーカーってもうほとんど役割を終えちゃったけど、まだ1個残ってるよね。もしかしたら延長ミッションで出番があるかも。

このターゲットマーカー、地味で単純だけどいい工夫がしてあって。5個全部に同じ公募署名が入ってる。

初代 はやぶさ だと、3個あったターゲットマーカーのうち1個(2投目)にしか公募署名が載ってなかったんだよな。無事に2投目が小惑星イトカワの表面に着地したんで、関係者も署名を応募した人たちもみんなホッとしたと思う。けど1投目は外してしまってな。おいらは思いつかなかったけど、中には「全部に同じ署名を入れればよかったのに……」と当時でさえ考えてた人がいたかも。

んで はやぶさ2ではターゲットマーカーは5個に増強した上で、全部に同じ署名を載せた。どれか1個が小惑星リュウグウに着地すればオッケーってことで、関係者さんたちのプレッシャーもそれなりに少なくて済んだんじゃないかと。

リュウグウじゃ2回の着陸用に1個ずつ放出、ミッションの最後に、ミネルバ II2 の衛星周回ミッションの事前テストで2個を放出した。てことで残り1球を温存したまま、はやぶさ2は今地球への帰路に就いてる。

そして はやぶさ2の状態が健全なんで、再突入カプセルを地球に届けた後、次の探査天体に向かうことが決まってる。300個以上あった候補天体から、現時点で2個まで絞り込めたんだそう。どっちも到着までこれから10年前後かかるけど、新たに探査ミッションを立ち上げるよりずっと安上がりな点で期待されとりますな。

んで、1個残ってるターゲットマーカーですよ。これを使うかどうかは現場に着いてからの判断になるだろうけど、やるとしたらあんた、名前を応募した人は超ラッキーですよ。2つの小惑星に名前を残せるんだから。一粒で二度おいしいじゃないですか。

……、

……、

……。

おいらはなぜに はやぶさ シリーズの署名公募に応募しなかったんだろう。1度ならず2度までも。なぜに……。のぞみ にも かぐや にも あかつき にも IKAROS にも載せてもらったのに……。

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ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。

Will Stetson / David Toth 組の底なしぶりにさすがに疲れてきたんで、ちと見つけた Hikaru Station さんも入れてみた。

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2020.8.8 土曜
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『リマインドブルー』など

ほぼじゅびふぉ の入荷は4作品。

『リマインドブルー』。Will Stetson / David Toth 組が底なしなのと同じく、カゲロウプロジェクト作品も底なしだな。てことで発見したんで急いで確保。

『メリーバッドエンド』。まふまふさんの超人気作。どうかうちで入荷した Will Stetson 版 EFD も人気にあやかれますように。

昨日の『小夜子』つながりで、今日は BriCie さんも入れてみた。『人間だった』もまた似たような方向性だけど、どっちもイイ感じだったんで。

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2020.8.9 日曜
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『アイアルの勘違い』など

ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。

Will Stetson / David Toth 組の日本語訳ほんときつい。これって David Toth さんの英訳詞がなかなかに非ネイティブにとって難しいのに加えて、原曲の歌詞が抽象的なのが多いからってのもあるんじゃないかと。

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2020.8.10 月曜
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国技の栄誉

くだらん妄想。

マヤ文明での球技ってのを思い出して。たしか1対1で、ゴムのボールを手で弾き返しあって、バスケみたいなゴールに入れたほうが勝ちだったらしく。記憶に頼ってるんでいろいろ間違ってるかもだけど。

優勝の栄冠を手にした選手は、神への生贄となって皆に崇められたんだそうな。生贄の儀式の方法っつったら中南米の古代文明共通のアレですよ。心臓を抉り取るやつ。

いやさ、もし日本がその宗教の国だったらさ、大相撲ってすごいことになってたろうなと。

大相撲って神事だから。神様への奉納の儀式だから。普通に世の中の繁栄と五穀豊穣あたりを祈願するものなんだろうけど、古代中南米式ならそのたびに、最高栄誉者が喜んで命を捧げるんですよ。

春場所とか名古屋場所とか九州場所とかで、優勝力士はトロフィーとか賞状とか贈られて一通り讃えられると、おもむろに土俵上に身を横たえるんですよ。そしたら神主さん現れて、力士の胸にグサッと……いっちゃうんですよ。神主さんが力士の心臓を高々と掲げると、観客も行司も物言いも浅田飴の人もみんな柏手を打って拝むんですよ。それを NHK が全国放送午後6時。

大相撲ってたまに海外公演もするよな。フランス場所とか。もうね、それだったら現地じゃ慣れてない人ばかりで阿鼻叫喚ですよ地獄絵図ですよ。悲鳴をあげる人、泣きだす人、失神する人、嘔吐する人、ちびる人。

いやー古代から文明・文化を連綿と保ち続ける日本が中南米じゃなくてほんとよかった。

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2020.8.11 火曜
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付け外し自在な部位

しょうもない夢ネタ。体のどこかのパーツが付け外し出来る夢。こないだ見てさ。夢の中でさえ不可解に思いながらも面白かった。

これけっこう時々来るネタなような気がするけど、ずーっと来てなかったような気もする。ほんとどうでもいいww

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ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

ちょっと気分を変えて、久しぶりに Oktavia さん入れてみようかなと思って。

この人もね、入荷しよう入荷しようと思いつつというパターンで。英訳詞がかっこいいし歌い手としても独特の美声なんで、今やってる Will Stetson さんみたいに集中的に進めようかなーと思いつつも、この人の選曲がまたこれがなかなか難物そうなのが多い感じで、ビビってなかなか手を出せずにいる状況。

とはいえこっちも英訳詞→日本語訳がすごく大変な Juby さんや DC さんや David Toth さんに鍛えられてきてるからな。今日やってみたらそこまで四苦八苦ってわけではなかったような。

『命に嫌われている。』は原曲が人気なんで、前々から入荷したかった作品。やっと1バージョンを確保できてホッとしてるですよ。

うちのサイトは複数バージョンをこれでもかと取り揃えてるのが売りなんで(全作品でとは言っていない)、1作品入荷したからには、他の方による『命に嫌われている。』 EFD も見つけ次第入れていこうな所存。

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2020.8.12 水曜
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『性悪オンナ・オンライン』など

ほぼじゅびふぉ の入荷は8作品。かなり頑張った。

昨日に続いて Oktavia さんを4つも入れたですよ。この人も早くコンプリートしたいなぁ。

rachie さんの先月発表の『二息歩行 (Reloaded)』は歌い直しただけで、歌詞は過去作そのままだったんでラクに済んだなぁ。

"Propaganda!"。Crusher-P も入荷が全然進んでなくて、ご本人にもファンの皆様にも申し訳ない状態。海外勢の超人気Pなのに。けど去年発表のこの曲を入れて、ちょっと免罪符的なアレでしばらくはご勘弁いただきたく……。

そして Will Stetson さんに戻ってきましたよと。ここ数日、精神と時の部屋で修行してきたってほどでもないのに、『ロストワンの号哭』は意外にサクサク進められた。いやーやっぱしさ、曲が好きで(特に JubyPhonic 版)よく聴いてて勝手知ってるからってのもあるんだけど、なんてーの、この曲が秘めてるというか秘することなく晒してるというかの、破壊衝動の煽り。

これが滾らせるんですよ。そんでまぁ休憩入れるのも忘れて翻訳作業がドッカンドッカン進んでいくってわけで。あー気分よかった。

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日本語入力、「訳注」と打ちたいのに真っ先に「ヤク中」が出てくるのどうにかなんねーのかww

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2020.8.13 木曜
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夏目漱石風英語歌詞

ほぼじゅびふぉ の入荷は7作品。

突如勃発 "Fly Me to the Moon" 祭り。クレア先生の『残酷な天使のテーゼ』がもう入ってるんで、やってみようかなーどうしようかなーでもなーとずっと考えてた。とりあえず元曲の公式動画(フランク・シナトラ版)が見つかったし、 JASRAC チェックしたらやっぱしというか出版が登録されてて、そこもはっきりしたしで、やる方に一気に傾いたってわけで。

曲をよく聴くと、短い歌詞を繰り返して歌って1曲分にしてある。基本は、1番、2番、1番と2番の繰り返し、サビ、という構成。エヴァンゲリオンのエンディングテーマは1番と2番を1回ずつの構成。てことで長い版も短い版も、違う歌詞を付けたり削ったりしなくていい。という使い勝手のいい作品だったことも判明。

あとは翻訳内容。「うーん」と引っかかった点が4つ。

  1. "spring" は「春」か「バネ」か「泉」か。
  2. "In other words" は「言い換えると」でいいのか。
  3. "please be true" は何を意味しているのか。
  4. "I love you" は素直に「愛しています」でいいのか。

こういう有名洋楽は、ブログで翻訳を試みてる例が多くあるんで、ググって参考にしてみた。

A. はなんてーか、よく「日本語は同音異義語が多くて」と言われたりするけど、英語もなかなかどうしてな状況で。しかも綴りで区別できない例も多く。しかし「春」か「バネ」か「泉」かってもう全然違うだろ。

バネは一見なさそうではあるけど、ただ直前の句がタイトルと同じ "Fly Me to the Moon" でがしょ? これの普通の日本語訳は「私を月に連れて行って」で、おいらもそのまま使ってはいるけど、"Fly me" を直訳すると「私を飛ばして」なんですよ。てことでこの句の直訳は「私を月に飛ばして」なんですわ。けど日本語だと「左遷する」みたいな感じも出てきちゃうんで、「連れて行って」が妥当な感じ。

あーそうか『私をスキーに連れてって』はここから来てたのかな。月とスキーってことはロシアの宇宙船でってことだろうか。あるいはアダムスキー型 UFO とかww

んでまぁ「飛ばす」に引っかけてバネ説も絶対にはなくはないような気もしてさ。てことで翻訳ブログ様を3つ拝見したら3つとも「春」で、全体的にもそれで無理がなさそうだったんで、おいらも真似して「春」にしたですよ。正直、バネ説は文脈的にやっぱしありそうになかったけど、"spring" 自体が文脈の解読に支障を与えてる状態でさ、やっぱしそこは可能性を排除せずに、となるともうわけわからんってので。

「泉」でも文脈的にも文法的にも間違いにはならなさそうだけど、多数決で「春」。正直いささか自信ない。

B. はね、"In other words" の字面は説明的だけど、感覚的に言ってる感じがするんで、日本語だと「言い換えると」よりも短くくだけたやつのほうがよさげ。告白の場面でさ、結局最後に "I love you" と言っちゃうんだけど、そこに至るまでのモジモジ感を出すと解釈すると、やっぱし「言い換えると」はクドい。

「つまり」と「だから」を考えた。「つまり」はちょっと冷静な感じ。「だから」は焦りがある感じ。その両方の感じがほしいんだけど。とりあえず片方だけで埋めてみたのをそれぞれやってみたけど、日本語の見た目の字面的にしっくりしないんですわ。元の英語歌詞だと "In other words" だけでしっくりして見えるのに。

てなこともあったんで、間を取ってみたらいい感じに収まった気がする。

C. は、英語って単純な文の慣用表現が多いんだけど、字面だけだと何のことだかさっぱりわかんないってのもまた多い。日本語だって例えば「テキメン」とか「ドンピシャ」とかって、日本語に慣れてない人からすると、たぶん何のことだかさっぱりわかんないと思う。その人が使ってる辞書に載ってるといいね。つか辞書なんかの解説を読んでも、テキメンにドンピシャな理解はなかなかしにくいかと。

おいらは "please be true" は雰囲気ではわかるつもりなんだけど、日本語でとなると「誠実でいてほしい」とか硬くてな。参考のブログ様も三者三様に四苦八苦の様子が伺えるというか。説明的だったりクドかったりで。

これってあくまで雰囲気な言葉なんで、音読み漢語のバキバキクリヤー感よりも、普通っぽい和語のモニョモニョ感のほうが合う気がして。しかも直前で「敬意」「愛情」なんて漢字熟語をおもっきし投入してるんで、カウンター当てたくて。てことで、こういうときは1回こっきりでそれっぽい言葉を見繕うパターン。

「きちんと向き合ってほしい」としましたわ。

D. はどうか。参考ブログ様は一様に「愛しています」と訳してた。英語圏だと "I love you" で何の問題もないと思うけど、こっちの読者様は日本人だから。そのまま日本語にするとどうにもバランスが崩れそうなような。

オチに持って行くまでモジモジして回りくどいことしてるんで、オチで露骨にぶっちゃけて「愛しています」でも理屈は通ると思う。けどそれは英語圏の人の感覚ではないかと。

面白い偶然というか。夏目漱石の訳として有名なのが、「I love you = 月が綺麗ですね」。この曲も、最後に本音を出しちゃうものの、最初は月の話題をしてるわけで。やっぱしこう、絶好の告白シーンでのドキドキ気分と逃げ出したい気分が、そうさせるんじゃないかと。んで日本人的な感覚だと、その気分はこの曲の最後までちょっとだけ残っちゃう感じなんじゃないのかと。

結局「愛しています」と似てるけど、「あなたに恋しているんです」としてみた。元歌どおりにはっきり言ってはいるけど、カルピステイストちょい混ぜw 「愛」より「恋」のほうが、自分で勝手に熱を上げてる感がありそうだし。主人公はそこを自分でわかった上で告白してるのかなーと。そしたら言い方もちょっとガチャッとさせて、開き直り感と逃げたい感のナイマゼを出せてればいいなと。

見た目は短くて単純そうな歌詞なのに、いざ翻訳してみたら手強かったなぁ。とブログ翻訳者様たちもそう思ったろうなぁ。

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2020.8.14 金曜
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その頻出表現の深み

英語歌詞でどうにも日本語訳が難しい頻出表現があって。

"by one's side", "on one's side" とかそういうの。

よく使う日本語訳は「そばにいる」「隣にいる」「一緒に」。まぁ「傍にいてくれるから」とか「隣にいられればそれでいい」とか「一緒にいよう」みたなそんな感じ。

この英語表現って単純なんだけど、単純だから頻出なんだけど、意味はそれだけじゃない感じでな。物理的・精神的に近くにいるだけじゃなく、立場的な近さも表すらしく。「味方でいる」みたいな感じも含むらしく。てことで「あなたを/この人を守りたい」の愛情まで含むらしく。

そこまで広い意味を過不足なくぴったり現わせる日本語表現って、そんな都合のいいものはたぶんないかと。

てことでそこらへん諦めつつ日本語訳をしてるけど、「そばにいる」「隣にいる」「一緒に」のほかに「寄り添う」を最近思いついてさ。これって心情的に「味方でいる」にある程度近いかなとも思う。

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ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

知らないうちに出てた rachie さんの新曲いかしていただきましたですよ。

rachie さんは日本でも知名度が高いらしく、けっこういろいろとうちのサイトでもアクセスがあるんだよな。海外 EFD シーンでは、ときどき Juby さんと組んでるのもあるし実力もあるしで、かなり知られてたりする。日本でも rachie さん Juby さんだけじゃなく、もっといろんな人たちで EFD が盛り上がってほしいなーとか。

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2020.8.15 土曜
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追加のアニソン

ほぼじゅびふぉ の新規入荷は3作品。

おととい "Fly Me to the Moon" 祭りしたんで、バランスというかで『残酷な天使のテーゼ』追加。今まではクレア先生版のみだったけど、これで関連作品が表示されるってわけで。聴き比べ・読み比べでお楽しみくださいませ。

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2020.8.16 日曜
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フライングマナー

またしょうもない夢の話。

皆さんが食事してる場所では空を飛ばないほうがいいなと思って。靴の汚れとかツバとか落ちちゃうかもしんないじゃないですか。飛ぶならそういうことを気をつけないとなー。

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ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

Will Stetson さんのカゲロウプロジェクト作品の入荷はちょいと疲れが出てきたんで、方向性を変えて、個人的に好きなバラード曲をってことで。心洗われるメロディだけど、歌詞は心ぐちゃぐちゃな状況のギャップが切なくてイイ曲ですよ。

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2020.8.17 月曜
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精一杯でこんだけ

ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

いやもう最近、精一杯で入荷1作品とかになってきたぞどうしよう。

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2020.8.18 火曜
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男子成分ダブル追加

ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。

Will Stetson さんのカゲプロ作品を進めてるうちに、Kuraiinu さんも新作を出してきてた。てことで両者の同じ作品を競演で入荷してみたですよ。

銘板
2020.8.19 水曜
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慌て入荷

ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。

なんとコンプ済みのつもりだった YusukeKira さんの未入荷が見つかりまして。慌てて入れたですよ。

銘板
2020.8.20 木曜
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勢いで大御所

昨日の YusukeKira さんからの勢いで、久々に CircusP のオリジナル曲も。この超有名Pの未入荷もまだまだあるんだよなー。

銘板
2020.8.21 金曜
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逃げ先は Meltberry さん

ほぼじゅびふぉ の入荷は6作品。

Will Stetson さんのカゲプロ作品けっこう頑張った。でもまだあるんだな。しかもカゲプロじゃない作品まだまだ山盛り orz

気分をまたちょっと変えて、Meltberry さんの、ボカロを使ったオリジナル曲を少し進めてみた。

いやー Will Stetson さん付きの英訳詞家の David Toth さんの難解歌詞ばっか作業してたもんだから、Meltberry さんの作業がほんとサクサクで。嬉しくて涙ちょちょぎれたですよ。けど Meltberry さんも古い作品から進めてるけど、進むごとに表現が高度になっていきそうな予感……。

銘板
2020.8.22 土曜
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その Meltberry さんもアレになってきた

ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。

見立てた通りというか、徐々に Meltberry さんの歌詞の難度が上がってきつつある感じ。文法はあまり難しくないけど、使う単語がなかなか、なかなかで。

銘板
2020.8.23 日曜
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チャイナマネー真空疑惑

中国ってもうお金がないのかな。

以前のトランプ氏・習近平氏の貿易に関する交渉で、アメリカは対中国の巨額の貿易赤字を減らすために、中国にアメリカ産の穀物を大量に買わせる約束を取り付けたわけで。んでそれ中国がブッチしたわけで。当然アメリカ激おこで、米中対立の火種の一つになっとりますな。

中国はオーストラリアにもケンカ売ってる。オーストラリアが、新型コロナの中国国内での調査を中国に求めたら、なんでか中国がブチギレ。その腹いせで「おめんとこの牛肉とワイン、誰が大量に買ってると思ってんだ。もう買ってやんねえからなザマァミロ」な感じで凄んだ挙句、本当に輸入を止めてしまってるらしい。

最近の中国に目立つこういうケンカ腰で無礼千万の外交態度、中国国内向けには「戦狼外交」と呼んで、政府が気勢をあげてるらしいが。

中国、なんだかんだで食料や飼料の輸入を控えてるんですわ。

そして今年の中国の夏は、三峡ダムがやばいと噂されるレベルの大水害が起きとりますな。報道だと都市での水の漬かりっぷりばっかり出てくるけど、田んぼや畑もかなりやられてるかと思う。

でさ、こうなると国の指導者としては、食料の輸入を増やすもんだと思うんだ。けど習近平が出した方針は中国の国内向けで、食べ残しの習慣を改めろ、という指導らしい。

中国の食文化って、食事を振る舞う側は、食べきれないほどの量をたっぷり出すのが礼儀らしい。食事を振る舞われる側は、「お腹いっぱいです。もう食べられません」と残すのが礼儀らしい。理解できなくもない礼儀作法だけど、結果として大量の食べ残しが出てしまうわけで。

習慣ってそう簡単に改められるもんじゃないじゃないですか。それを慌てて改めさせて凶作の対策にするってのは、やっぱしこの状況でも食料・飼料を海外から大量輸入する気がないってことかと。

「食べ残しをなくせ」は水害以降のことだけど、アメリカやオーストラリアから食料・飼料を買わなくしたのはその前のこと。オーストラリアに悪態をついたのは、単に嫌がらせのつもりだったかと思ったけど、実は買うお金がないのをごまかすためだったのかなと。

しかし国家って食料以外にもいろいろ対外・国内の投資とかでお金を使うもんじゃないですか。一方で食料の確保は計画的にやるもんだし、不測の事態への備えもするもんだし。思いついたみたいにいきなり購入や消費を絞り込むってのは何なのかと。

対外投資だと一帯一路に多額のカネをぶち込んどりますな。国内投資だと高速鉄道路線の延伸が有名ですな。でさ、食料確保が急にヤバくなったなら、そういうところを遅らせて食料確保をするもんだと思うが。そこらへんがどうも不自然な動きなような。

今年から再来年あたりまで、世界の穀物相場は高くなりそげですな。アフリカや西アジア・南アジアの蝗害のせいで。そこに中国の水害で世界の食料事情は泣きっ面に蜂状態のはずなんだけど、中国は自国の調達ぶんはなんとか自力で解決しようとしてる感じ。世界に悪影響を与えないためっつう殊勝な考えとも取れなくもないけど、あの中国がそう考えるかっつうとそうはならないような。

やっぱしさ、中国が金持ちだったのって過去の話で、今は緊縮財政をし始めてるんじゃないかって気がするが。けどそれでいきなり食料輸入ストップの残飯出すなってのもまた荒っぽいような。ていうかむしろおいらのこの考えのが荒っぽすぎる気も多分にするけど。

とりあえずコロナの影響で、中国人観光客の海外旅行もほぼ止まってるんで、そのぶんはお金が海外に流出しなくなってるとは思うが。

アメリカと戦争する備えなのかな。それで食料自給率を上げようとしてるのかな。

小室直樹によると、共産主義国家は絶対に勝てる相手としか戦争しないらしいが。となると対アメリカ戦なんて絶対に起きないはずだが。ああでも今はアメリカが中国にケンカ売ってるんだよな。中国共産党としては戦いたくないんだけどってとこかな。でも外交で弱腰な姿勢は国民に見せられないし。80年前の日本みたいな状況かな。アメリカに「オラオラそっちから先に手ぇ出せゴルァ」と挑発されるパティーン。

ソ連とアメリカって結局は直接対決はなくてな。アジア地域での代理戦争と、長きにわたる冷戦がその結果だった。中国も、一応はアメリカとの直接対決に備えておくってことかな。じゃあ全体的には、これから米中冷戦が続いていくってことなのかもな。

ただ、今度の冷戦はロシアが存在することが新しいというか。かつての冷戦で苦杯をなめさせられたロシアは、今の経済体制はアメリカと同じ自由主義だけど、政治体制は反アメリカ・親中国な感じ。天下分け目の関ヶ原。小早川ロシアがどう出るかで戦況が大きく変わってくるんじゃないかと。

ていうかたぶんずっと様子見して、大勢の決着がついた頃になってから、勝ってる側につくんじゃないかと。ただ、中国はロシアを当てにし続けるんだろうな。

とりあえず、中国が対外的に妙にケンカ腰で強気な姿勢を見せてるのは、実はお金がないことを国内外に隠したいがためって感じ。んでそれが反感を買って戦争を引き寄せつつあるけど、なかなかガチの武力戦争にはなんないだろうと。そこは中国側が必死に裏工作して回避しようとするだろうと。てことで冷戦になるだろうと。

つか中国って今まで、お金持ちだからこそみんながチヤホヤしてたんだよな。金の切れ目が縁の切れ目なんてよくあることだけど、中国の場合は特にお金に頼る割合が多いというか、お金だけって感じでな。その肝心のブツがどうも頼りなくなってきてる兆候が見えてきたというか。

そういやコロナの責任論はどうなったろ。

中国はあたかも自国発じゃないかのような、あたかもアメリカ発であるかのような、そして自分も被害者であるかのようなプロパガンダしまくってたけど、最近聞かなくなった。諦めたっぽいってことで失敗だったかと。さらにコロナ禍で大変な状態の国に恩を売る行為がまた不評でな。ヒーロー気取りしたかった&責任をぼかしたかったんだろうけども、それも失敗。

アメリカは一時期「世界に迷惑をかけた中国に責任を取らせる」と息巻いてたね。けど日欧の状況が落ち着いて、先進国でまだグダグダやってるのがアメリカだけになった。アメリカのコロナ禍の原因の大半が、国内での対処失敗にあったことが判明。んで、「世界に迷惑をかけた中国に責任を取らせる」線もアメリカがリーダーだっただけに、腰砕けで失敗したかと。

銘板左端銘板銘板右端

ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

鳴花(めいか)ヒメっつうボカロ、初めて知ったですよ。鏡音リン・レンみたいに2つセットで、鳴花ヒメ・ミコトというらしい。

商品説明 によると、

『VOCALOID 鳴花(めいか)ヒメ・ミコト』は、梅をモチーフにした2人組のボーカロイドです。
底抜けに明るく、且つ優しい声で歌う「ヒメ」。
クールで力強く、キレのある歌声の「ミコト」。
サードパーティ製のVOCALOID5対応ボイスバンクとしては初めて、専用の「Attack / Release Effect」を搭載し、より感情の入った歌声合成を可能にしました。
全く個性の違う歌声が、あなたの楽曲を高らかに歌い上げてくれます。

だそうで。なんかもうボカロは次々と出てくるんで完全についていけなくなっちまったですよ。

しかし、世の中には独禁法ってあるじゃないですか。あれって発動する・しないってのは市場規模とかジャンルのメジャー・マイナーで変わってくるもんなんだろうなぁ。

いやだってさ、ボカロ(ボーカロイド)って、プログラムとしての製品はヤマハが世界市場を完全独占してるじゃないですか。たぶん「ボーカロイド」も商標登録してあるはずだし。んでその対抗製品っつうと、例えばポケモンに対するデジモンみたいな存在はっつうと、有志のプログラマーさんたちが勝手に作ったフリーウェアの UTAU くらいしかないんじゃないだろうか。

けど公正取引委員会やら経産省の方から他の会社に、対抗製品を作ってくれ、公正な競争をしてくれって頼んだって、今さら参入したがる企業なんてないんじゃないかな。

儲けの度合いにもよるのかな。ボカロって多分今の相場は1万円代かと。クリプトンのキャラクターボーカルシリーズが、消費税 5% の時代で 13,800 だったと思った。それまでのボカロ製品に比べて安めに設定したんだよな。ここからヤマハにライセンス料が行ってるはずで、ソフトウェア1本あたりだとして、ヤマハってボカロでそんなにがっぽがっぽ儲けてるわけじゃなさそうでな。

ボカロPは世界に広まったとはいえ、他人様に公開できるレベルの曲作りができる人って、そんなにどこもかしこも誰も彼もではないわけで。それなりの根性を出して音楽を習得してきた人たちが商売相手なわけで。楽器ってそういうものですわな。

ヤマハはある楽器の基幹部分を独占的に製造・供給してるっつうやつでして。しかも普及品的な価格帯。ピアノとかになると、いいものは天井知らずの値段がつけられそうではあるけど、あくまでそれはアナログ楽器だからでして。最高の職人が手間隙を惜しまず作り上げたものなんなら、そりゃどんな値段でもつけられますわ。

一方ボーカロイドはいくらでも複製可能なデジタルなプログラムなわけで、物理的な実体さえない。てことはメーカーとしては仕入れほとんどがないんで、コピーして売れば売るほどほど経費が薄まって儲けが出る。けど普及を重視してるらしく、メーカー希望小売価格は良心的。ヤマハはその中からライセンス料を取ってる。やっぱし大して儲けが出ない事業なんじゃないかと。ヤマハにとっては、ピアノやシンセの製造・販売の方が儲かってそうな気がする。

となると公取委としても、ヤマハのボーカロイド事業にわざわざ目くじら立てて対抗企業・製品を育ててけしかけるってのはないかもな。産業としての規模が案外小さいんだろうな。

銘板
2020.8.24 月曜
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ロックダウンな歌詞

ほぼじゅびふぉ の入荷は4作品。

"ghosts in my room" で知った、けっこうあばばばばばな英語表現。

"hatter" は Mac 付属の辞書によると、「やや古い表現」として帽子屋(帽子職人)。そして成句で "mad as a hatter" というのがある。その意味は「まるで気が違って; かんかんになって (帽子職人は水銀中毒になり神経が侵されるという考えから)」だそうで。

なんぞこれ職業差別じゃねの。けど辞書に載るくらい当たり前な表現らしく。

やや古い表現ってことで、今時は hatter という単語はこの成句くらいでしか使わないってことなんだろうか。

あと 2020/04/11 公開の "bedroom eyes" では、歌詞中に「ロックダウン」が出てきた。時節柄ですなー。

銘板
2020.8.25 火曜
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真実のアルテミス

アルテミス計画。アメリカが中心になって、月有人探査を復活させるっつうことらしく。

アポロ計画から約半世紀ってことで、月に人がずっと行ってないわけですよ。あんましインターバルが長いんもんだから、実はアメリカは月に行ってなかったんじゃないのかとかなんて疑惑が出たりしてますな。いや行ってると思うけど。

なんで今になってまた月なのかってのは、火星行きの前哨基地にするんだとかまぁそれもあるけど、とりあえず月に行くまでのコストがだいぶ下がったからってのが大きいんじゃないかと。アポロ計画の頃は、2つの超大国が競争だってんで、国家財政を傾けるほどの予算をぶち込みまくったわけです。

ソ連の方がついていけなくなって、順調に計画を進めたアメリカが一人勝ち。けど月ってあまりにも何もない場所で、開拓してもコストばかりかかって利益をなかなか生まないことがわかってしまった。てことでアメリカも、ソ連との月探査競争に勝った直後に月の有人活動から手を引いた。無人探査さえ20年くらい止めてしまった。

んで今は、各国間のコスト競争でロケットの値段が劇的に下がったわけですよ。てことで、月開発もしやすくなったわけですよ。商業的な利益はまだまだ出そうにないけど、国家戦略としての利益を出しやすくなったってことで。

日本の月探査はアメリカの動きを見ながらって感じだけど、アメリカもまたなんてーか、自分がやりたいからってのもあるけど、それ以上に中国が月探査に力を入れてるのにピリピリしてるからってのがあったりして。月レースのプレイヤー、半世紀前は米ソ。今は米中。

今までの深宇宙探査の目的って、科学と国威発揚くらいなもんで。米ソ宇宙競争が終わったら国威発揚の側がしぼんでしまった。科学が主目的だと、国としては動機がいまひとつ弱いわけで。てことで深宇宙探査はどの国も、限られた予算内でカツカツの状況が続いてきてるわけで。

んでアメリカはその中でも、火星に領土や天然資源の元としての価値を見出してて、それで1990年代から火星探査に一生懸命なわけで。日欧露中が予算や技術の点で思い切れない中、ほぼ独占状態で火星探査をしてるわけで。政治的な思惑があるとはいえ、今はとにかく「火星を知る」ことが大事なんで、予算をぶち込んで先端的な科学探査を続けてる。

そしたら中国が、アメリカが一度捨てた月に目をつけた。2009年に中国初の月探査を成功させて以来、1回ごとにより高度な探査をしてきてる。そして日米欧が月・惑星・小天体で太陽系科学をまんべんなく追求する中、中国の深宇宙探査はひたすら月に集中してる。中国の政治的性格からして、明らかに月の征服を狙ってる。

そこに待ったをかけたいアメリカは月に戻ることになった。んでまぁ子ブッシュ政権の頃から、アメリカには火星の有人探査っつう夢があるわけで。その足掛かりとして、月の有人探査を再開するってことにはなってた。

そしてその具体案として最近、アルテミス計画ができたわけで。

アポロ時代に比べて月行きのコストが大幅に下がったのに、国際協力の形になってる。協力相手の日欧の宇宙技術が、アメリカとの合わせ技ができるくらいに成長したのもあるけど、自由主義連合で中国に対抗する意図も見えるわけで。

国際宇宙ステーション(ISS)は、ロシアの協力がどうしても必要だった。それよりも前のアメリカ主導の宇宙ステーション構想は、ロシアのステーションへの対抗として始まったのに、結局はロシアに頼らざるを得なかった。という、政治的にはよくわからない状況になってしまった。ISS を運営していくうちに地上じゃ米露の対立が鋭くなってきたけど、ISS じゃ協力関係を維持したまま。それぞれが持ち寄った物件をつなぎ合わせた建物だからな。

んでアルテミス計画。今度の国際協力ステーションは月周回。そしてロシアも参加してるけど、かなり比重が下がってる。中国は完全無視。

ISS は地球周回だけど、今度は対象の星がある。領土や資源として見ると手付かず。そこらへんどうしても政治的な意向が出てしまう。アルテミスは対中国だから中国と協力しないのはわかるけど、ロシアもあんまし入れないんだなーってのが今風のアメリカというか。つかこの政治的状況下でもロシアとまだ手を組むんだってのがちょっと意外でもあったり。

まぁ ISS 建造の頃は、ロシアが宇宙ステーション技術で圧倒的に優位だったってのはあるな。けど月有人探査はロシアはノウハウを持ってないんで、微妙な間柄になった相手をわざわざ重く用いる必要もないってことかと。ISS のときに、強気のロシアの言うことをかなり呑まされたトラウマもあるかも。

ロシアは地球周回ステーションじゃ、技術的な対米交渉カードをいろいろ持ってたからな。それでけっこうアメリカを振り回してた。「建造中のモジュールを完成させる資金が尽きた。アメリカさんモジュール丸ごと買ってくれ」というのもあったし、スペースシャトルが退役した途端にソユーズ宇宙船の運賃を5割増しというのもあった。

アメリカとしての有人月探査は、20年前は「火星に行くための肩慣らし」程度だったのが、中国を意識してかなり力を入れることになったってとこかと

正直、火星の有人探査はそうそう簡単に行くもんでもなし。月なら最短で9日程度で往復できるのが、火星だと2年以上かかるわけで。宇宙の長期滞在っつうと ISS があるけど、定期的に補給があるし、非常時に乗組員全員がすぐに脱出して地球に帰れる装備もちゃんとある。月周回ステーションでも、ISS ほど充実してないにしても、そこらはどうにかできる。できるからこそアルテミスが動き出すことになった。

これが火星往復となると、補給も緊急脱出もないわけで。そんな心細い状態で年単位の宇宙旅行をしなきゃいけないわけで。とりあえず、人が火星に行く前に、火星の周回軌道上に無人で、旅の後半ぶんの物資を届けておく形になるんじゃないと。それこそアルテミスみたいな形で。これで少しは心細さが解消できるかと。1回に積んでいく物資が半減するんで、より現実的でもある。

あーでも有人船は、火星で補給できなかったことを考えて、往復できるだけの物資を積むだろうな。無事に補給ステーションに着けたなら、帰りの分をパンパンに補充していくんだろうな。

ほかにも有人船は何らかの事情で、片道で想定外に物資を使い込んでしまうのも考えられるわけで。帰りもその事情が続く場合を考えると、補給ステーションもまた往復できるぶんくらいを用意しとく形になるわな。

補給ステーションは常に物資がある程度残ってる状態になるわけで。次の無人便は、手薄になったもの主体で補充する形。てことで、補給ステーションは使い回してこそ意味があるわけで。火星有人探査は定期的に続けるべきってことかと。

地球から火星に行けるタイミングは2年2カ月ごとに巡ってくる。1回ごとに無人・有人の形になるかもな。

そうなると、火星→地球のタイミングもまた2年2カ月おき。てことは、火星にいる人が帰路出発のタイミングを逃すと、2年2カ月待たされることになる。その期間を生きていけるだけの物資がいつも手元にないと怖い気がする。火星の土でジャガイモ栽培ほんとにできるんか。

アメリカとしては、実はそうはすぐに有人火星探査できるとは思ってもいないだろうと。アルテミスを「火星や小惑星有人探査の足がかりにする」と言ってはいるものの。上に出した画像の左下に "MOON to MARS"(月から火星へ)と書いてはいるものの。

たぶんそこは一般受けを考えてのことかと。アルテミスの目的は中国の月征服の野望を牽制することだし。

子ブッシュ大統領が火星行きの話を出したのは、アポロを超える壮大な有人宇宙探査計画を打ち立てて国民の人気を集めたい、というところからだった。それで火星にってのはわかりやすいけどハードルが高すぎ。いきなりじゃ無理だから、まず月に戻ることにした。

んでいまだに火星行きはモヤモヤしたまま。今もまだハードルが超高いんで。ポーズでもいいから「火星に行くんだ」という意気込みを見せ続けないと、国民からの支持を得にくいってことかと。

てことで、アメリカ政府は自国民に対しては、火星を釣りエサにしてのアルテミスなわけで。

ただまぁ米国民にとっては肝心の火星有人探査は、今のところハッタリでしかないけど。ハイパーループや核融合発電みたいな、今は「夢の技術」と呼ばれてるものに近い状態というか。

オバマ大統領の時代、やっぱし火星有人探査はむずすぎるってことで、さらに日本が無人での小惑星サンプルリターンを一番乗りで成功させてしまったってことで、地球近傍小惑星の有人探査に切り替えようかって話も出てたっけな。あるいは有人で火星周回軌道まで行って戻ってくるっつうのも。どっちも国民受けがパッとしなかったらしく。

小惑星はちょっとマニアックだよな。有人なら名の知れた星に行きたいとこだし。けど火星周回軌道までってのは寸止め感がスッキリしない感じでな。それやるんなら、あくまでも離着陸込み構想の途中経過でって感じだな。アポロ計画でいうと8号と10号の役割ですな。

てことで、アルテミス計画はもともとは子ブッシュ大統領の頃からのものだけど、最近の中国の動向をにらんだものであり、アメリカ国民に対しては「火星有人探査の足がかり」という見せ球で有人月探査を正当化するものでもある。計画発動の運びとなったのは、そこらへんいろいろなタイミングが満ちたからなんじゃないかと。

てことで、中国の月征服というのに対するのがアルテミス計画と思われるんだけどさ。

そこまで煽っといてナンだけどさ。

……、

……、

……。

これからの中国、そんなにお金ないっぽいよ。

銘板左端銘板銘板右端

ハイパーループがあたかもここ何年かで実現できそうな勢いで喧伝してるのは、どうにかなんないもんなのか。

あれって今をときめくイーロン・マスクが、アメリカに高速鉄道がないのを嘆いて、日本がさらに上を行くリニアモーターカーの実用化にメドをつけたのに嫉妬して、それで出してきたものだから。アイデア自体は100年前からあるものだから。

現状はというと、トンネル内の減圧技術が未確定。駅での気密技術も未確定。列車の浮上・駆動技術も未確定。けどコンセプト画や CG 映像は盛んに出しててな。絵に描いた餅以上では決してないような。

銘板左端銘板銘板右端

リニアモーターカーって JR がやってるから「鉄道」な感じだけど。英語は "railway" だから英語じゃ全然間違いじゃないけど。

軌道に線路じゃなくコイルが並べられてるの見るに、「鉄道」じゃなく「銅道」なんじゃないかと余計なこと考えたりして。

銘板
2020.8.26 水曜
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オサレク練習中

アメリカの小惑星探査機オサイリス・レックス(オシリス・レックス)、10月予定のサンプル採取に向けてのリハーサルに成功しましたな。

もともとは8月に採取するはずだったのが、地上チームのコロナ対応で2カ月ずれ込むことになったそうな。全体スケジュールは余裕を持って組み立てていたそうで、このずれ込みが後々に影響することはないそうな。「こんなこともあろうかと」ですなぁ。

着陸予定地は「ナイチンゲール」と名付けられた地点。なんでまたあのナイチンゲールなんだろうと看護師を想像してたけど、全然違ってた。

オシリス・レックスの着陸候補地点を4か所選定 - AstroArts

今回選定された4か所の候補地点にはそれぞれ、「Nightingale(サヨナキドリ)」「Kingfisher(カワセミ)」「Osprey(ミサゴ)」「Sandpiper(シギ)」と名付けられている。すべてエジプトに生息する鳥の名前だ。探査機の名前(OSIRIS-REx)と小惑星の名前(Bennu)はエジプトの神々にちなんだもので、ベンヌ表面の地形には神話に登場する鳥の名前が付けられることになっている。

あーそういうことかー。つかオスプレイってエジプト神話に関係した鳥だったんだな。

んでこのナイチンゲールは最も条件がいい場所だそうだけど、はやぶさ2のときみたいに、高精度な誘導が必要だそうで。はやぶさ2もオサレクも、チームは現地に到着するまでは、直径何十メートルかの平地があると想定してたわけで。

はやぶさ2のサンプル採取機構は初代 はやぶさ 開発時の思想をそのまま受け継いで、どんな表面状態でもサンプルを採れるオールマイティな仕組みにしてた。けどオサレクの方は、平地の表面状態(砂や玉砂利サイズの石が一様に敷き詰められた状態)に絞った仕組みを採用してしまってな。

初代 はやぶさ での小惑星イトカワの情報に惑わされてしまった感があったり。はやぶさ2チームも惑わされたけど、初代と同じサンプル採取機構の思想が、惑わされる前のものだったからよかったっつう話で。

そして はやぶさ2の小惑星リュウグウ、オサレクの小惑星ベンヌとも、現地に着いてみたらまさかの全部ガレ場の星だったっつう流れ。

はやぶさシリーズの採取装置はオールマイティだけど、その代償としてサンプル採取量が最大でも 1g 程度。オサレクチームはそこを突いたつもりだった。「うちは最低でも 60g は行ける。場合によっちゃキロ越えもあるぜよ」なんて豪語していらしたのが。

まぁ技術の後発組は数字の大きさにこだわる傾向があるからな。海外の高速鉄道で「日本の新幹線より速い」を売りにしてるところがあるのと同じで。

事前の想定を超える高精度な誘導は、はやぶさ2がやれたし、オサレクもやれる算段がもうついてるらしい。オサレクに残る問題は、平地専用で開発したサンプル採取装置が、ベンヌのガレ場でどれだけサンプルを集められるか。ナイチンゲールの表面状態も解析済みで、「いける」との判断らしいけど。意地悪な見方をすれば、もうここまで来ちゃった以上は、仮にいけそうじゃなくても「いける」と言い切ってやってみるしかないというか。

JAXA と NASA はそれぞれの小惑星サンプル同士を交換する協定を結んでる。交換する量は採れた量次第なんで、日本としてもオサレクにはサンプルをどっさり採っていただきたいところ。

そんな下心丸出しで、応援してますオサイリス・レックス。がんばってくれー。キロ越えしてくれー。

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上に出したオサレクリハーサルの YouTube 動画、タイトルが "...Final Dress Rehearsal" となってるのがちょっと笑ってしまった。訳すと「最終の総予行演習」あたりかな。けど Dress Rehearsal って明らかに舞台用語だよな。要は、役者さんたちが本番の衣装を着てやるリハってことだろ。

NASA が普段からこういう時に Dress Rehearsal っつう言葉を使ってるのか知らんけど、英語圏の日常会話でも本番直前の予行演習をこう呼ぶのか知らんけど、なかなか洒落が効いてるなーと思って。

おお、Mac 付属の辞書にあったぞ。

  1. (衣装を着けての)最終舞台稽古.
  2. 前触れ, 前哨(ぜんしょう)戦.

あーなるほど「前哨戦」の意味があるんだ。この粋な言葉遣い、どんな人が使い始めたんだろうね。

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ほぼじゅびふぉ の入荷は3作品。

"LEO"。Meltberry さんをちょいと進めようとしたところ、Trickle さんを発掘してしまったよ。

『ロキ』。原作は みきとP。Will Stetson さんと Oktavia さんっつう、今世代な EFD アーティストによる最新の共作ですよ。おととい公開。

銘板
2020.8.27 木曜
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鳥の気持ち

いやなんかもうわけわかんない面白さというか。

ニワトリに催眠術をかける方法とは? - GIGAZINE

なんで? 線を書くだけで催眠状態に落ちるニワトリ - ナゾロジー

科学的な解釈が示されてはいるけど、この気持ちはニワトリじゃなきゃわかんないだろうな。と思いつつ、どんな気分なんだろうな。

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ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

Will Stetson さんのカゲプロシリーズ未入荷も残りあと少し。『透明アンサー』ってあんまし競作がないんだよな。カゲプロ作品って元作品はニコニコ動画で全部ミリオン超えっつう凄まじい人気を誇ってるけど、EFD アーティストさんの間では人気に偏りがあるらしく。その中でマイナー的な作品にも光を当てて EFD を作ってくれるってのがありがたくて。うちのサイトも作品層が充実するしさ。

Google 検索だと、同じ元作品で複数の EFD があると、その名でウケてる(と Google が判断した)1作品だけが上位に表示されるようになってるらしい。他は「似ているサイト」として、1ページ目には出ないようになってるらしい。んで Google に選ばれた作品だけがクリックされては検索順位を上げて、検索順位を上げてはますますクリックされて、と、その1作品だけが恩恵を受けることになる。

じゃあ「競作の層を充実させる意味があまりないんじゃないか」と自分でもときどき思う。けど、それでうちのサイトにいらした方々が、ときどき競作も見ていってくれるんですよ。んで実際のとこ、競作を出す意味はっつうと、英訳詞のアプローチが訳者によって違ってたり、同じ英訳詞でも人によって歌い方が違ってたり、のあたりが楽しいわけで。

けどまだそこをよく知っていただけてないってのが課題でして。まだマニアックな段階ってことで。

そもそも「日本語歌詞の英訳をまた日本語にして意味あんの?ww」と言われたこともあるしさ。

そこらへんの楽しさを体験して知っていただける人が、じわじわとでも増えていけばなーと思ったり。それを加速するにはこれから何しようどうしようとも思ったり。

銘板
2020.8.28 金曜
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呪われそうな直列工程

ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

これまた EFD アーティストさんがなかなか手をつけないカゲプロ作品きましたよ。

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火星の直接サンプルリターン計画が案外進んでた。日本が MMX でフォボスから火星由来物質お持ち帰りダントツ一番になるもんだと思ってたら、NASA と ESA(欧州宇宙機関)の連携で、案外早く実現するらしい。ていうかそのシリーズ第1弾、NASA の火星ローバー・Perseverance(パーセベランス、パーサヴィアランス)が先月末に打ち上げられたですよ。

4機の探査機による直列型の連携プレーなんだけどさ、なんかあまりにも工程がありすぎて、途中でトチるような気がしてしょうがないんだが。単機での小惑星サンプルリターンでさえ、直列工程が多くて危なっかしいのに。

まぁ小惑星サンプルリターンは「現地に行ってみないと地形や表面状態がわからない」っつう特有の罠があって話を難しくしてるけど。日米で3回のミッションが行われてて、英知なる人類はその3回とも、見事にその罠に引っかかってるww

その点、火星やら火星の衛星はかなり地形の状況が知れてる対象なんで、アドリブでどうにかしなきゃなんない機会はかなり限られてるね。

そしてその直列工程とは。

  1. NASA のパーセベランス(ここではとりあえず短い方を採用。しかし舌を噛みそうな名前にしてくれたなぁ)が「これは」といった試料を拾っては試験管に詰めて、火星表面の道すがらに落としていく
  2. 数年後、ESA のローバーが、パーセベランスが残した試験管を拾っていく
  3. ESA のローバーが NASA の着陸機(移動能力なし)に、試料の入った試験管一式を渡す
  4. NASA の着陸機が搭載しているロケットで、試料を火星周回軌道に打ち上げる
  5. ESA の地球ー火星往還機が試料を回収、地球へ持ち帰る

その道のプロたちが練り上げた計画なんで、素人がツッコむのもナンだけど。

パーセベランスは道すがらに試験管をポタポタ落としていくんじゃなく、最後にサンプル採取した場所でひとまとめにして置いてく方が、回収役の ESA ローバーにとってはいろいろラクになったんじゃないかと思うが。なんでまたこんな、同じ手間を何度も繰り返す仕様にしたんだろ。

ハイクオリティ狙いなのはわかった。どんなのでもいいから火星表面からサンプルリターンすればいいんなら、ローバーは2台とも要らんわな。着陸機で着陸した場所からサンプルを取って、その場で打ち上げればいいんだから。あと必要なのは地球ー火星往還機のみってことになる。けど試料の質や多様性にこだわるからこそ、史上最高の探査性能のローバーで品定めしながら、ほうぼうの場所でサンプルを取るわけで。

その意気込みやよし。

けどなんだかやっぱし危なっかしい感じがするような。一番ヤバそうな香りがするのが ESA のローバー。ESA は過去に火星着陸機の開発経験が2回あるけど、両方とも着陸失敗で全損してるんだわ。軌道周回機は2回やって両方ともうまくいってるのに。いわゆる「火星の呪い」は ESA の場合、着陸機に全振り状態。

ESA の深宇宙探査はいつでも着陸ミッションに執念を燃やしてるけど、どうも火星は相性がイマイチっぽい。火星への着陸はこれはまたこれで直列工程が多くて危険がいっぱいだしな。

そして ESA はローバーの経験がほとんどない。あるといえば、小惑星リュウグウに着陸した MASCOT のみ。ESA は MASCOT を単に「着陸機」としてるけど、実質的なローバーではあった。日本のミネルバシリーズと基本的に同じ原理で移動したんで。けどあの技は超微小重力下でのみ有効であって、火星みたいなまともな重力がある星だと、車輪か動く足か、もしくは何らかのは飛翔技術を備えたものじゃないといかんわけで。

大抵は車輪が最も合理的な答えになるわけで。とはいえパーセベランスにはドローンも積まれてて、火星ヘリコプターの実地テストがてらに俯瞰画像を撮って、パーセベランス本体の経路計画作りの役にも立てようってのがあったり。これがうまくいくと、車輪以外の火星での移動手段の確立になる。異星の空を飛び回る探査機がこれから出てきそうですな。

ESA はローバー初挑戦でいきなり、特定の物体を拾い集めて別の探査機に渡すなんつう高難度な仕事をすることになってる。日本なんか MMX でもミネルバ方式のままでいこうってあたりなのに(たぶん今度は本格的な観測装置を積むかと思われ)。ESA はこの仕事の前に、車輪式のローバーを事前テストした方がいいような気がするが。

NASA も今でこそごっつい機能の大型火星ローバーを運用してるけど、最初の火星ローバーのマーズ・パスファインダーは小さかったぞ。映画『オデッセイ』に出演してたアレ。

かわええのう。

ローバーとセットで着陸した固定基地局経由じゃないと地球と通信できないんで、基地局周辺しか動き回れなくてな。充分に活躍したけど、予想外に基地局の方が先にダウンしてしまって。たぶんローバーの方はしばらくは基地局の周りを自動で動き続けて(基地局から一定距離以上離れてはいけないよう躾けられてた)、そしていつぞやの時点でどこかを破損して、動きを止めただろうと言われとるな。そんなあたりもまたかわいくて切ないローバーですな。

そしてこの小さな火星ローバーで NASA が得た技術と自信が、後のより大型・より高性能な火星ローバーを生んでいくわけです。

ESA はそこらへん一気に階段飛ばしで駆け登ろうってわけで。

ローバー技術じゃないけど、日本の JAXA/ISAS も初代 はやぶさ で探査機技術の階段飛ばしをしたわけで。次々と想定外のトラブルが起きまくるハラハラドキドキでしたがな。

ESA 探査機の開発と運用ってぶっちゃけ JAXA/ISAS よりもうまいから(要するに ISAS よりもお金を持ってる)、同列で考えるのもまた違うかもだけど。とはいえ ESA 火星着陸ミッションに全振り状態の「火星の呪い」に加えて、ESA 初の車輪式ローバーがかなり高度な仕事を担ってしまってるっつうあたり、ちょっときついような気がするような。

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2020.8.29 土曜
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『いのちの食べ方』など

ほぼじゅびふぉ の入荷は4作品。

YusukeKira さんが出してた新作 "Digital Girl (デジタルガール)" を Meltberry さんが最新カバーってことで、両取りしましたですよ。

そしてこないだ発掘したばかりの Tricle さんから1作品。まだまだいっぱいある Tricle さん作品のどれからいこうかなと、なんとなくうちのサイトでヒットしそうなニオイがするものでいってみますたw

『アヤノの幸福理論』は Will Stetson さんによるカゲプロ EFD の、たぶん最後の未入荷。あとメドレーがあるけど、入れようかなどうしようかな。その前に、まだもっさりある他の Will Stetson 作品だよなー。

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2020.8.30 日曜
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1日違いで大違い

しょうもないこと思い出しちまって。

小学生の頃、部活で別な小学校の体育館に行ったわけですよ。そしたら壁の上の方にでっかく横断幕が貼ってあって。

「明日を生き抜くウンヌン」

とか書いてあったんですわ。

かっこいいなーと思いつつ、これ「今日を生き抜く」だとなんかすげぇアレだなーとも思いつつ。なんだか自分でツボにハマっちまって、ずっと笑いこらえるのに必死で。

いやほんとしょうもないこと思い出しちまって。

いまだにツボww そしていまだに「アレ」が何なのかうまく説明できないwww

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2020.8.31 月曜
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サギにご用心

最近近所で出没してるらしく。サギ。

首をS字に曲げて飛んでますよ鳥のサギw さっきも近くの田んぼで見かけたww

ってなんか大型の鳥が近くにいるのって平和だなー優雅だなーとか思ってたんですよ。そしたらこの鳥の名前は何だべなーと今しがた「鳥 大型 田んぼ」なんて馬鹿っぽいキーワードでググったら、簡単に見つかったですよ。サギ。んでまぁよきかなよきかなとかしたり顔してたら。

アブなすぎる害獣図鑑!農家の敵とその撃退方法 ~サギ編~ - マイナビ農業

農家にとってはただの迷惑バードだったwwww 「撃退方法」ってwwwww

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