ひとりごちるゆんず 2019年8月
銘板
2019.8.1 木曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190801
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

『いろは唄』『だんだん早くなる』

ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。

ほあー じょいどりさんようやくちょっと進めたよ。

『いろは唄』は Hiro Muse さんに続けての入荷。数年前の Razzy 版も合わせて3つになりましたですよ。どれもそれぞれの英訳詞ですよ。Razzy 版は男言葉気味に、Hiro Muse 版と JoyDreamer 版は女言葉気味にしてあるよ。

恋に狂って「死ねと言うなら死んでみせます」という歌詞で。どの作品も原作に忠実に英訳してるけど、それぞれの焦点や表現がそれぞれなのがEFD の面白さで。そこらへん読み比べてみてくださいませ。

元々の いろはうた ってさ、なんか「縦読みすると陰謀にハメられた無念を詠んだものになる」説もあるけどさ、普通に意味を考えると、作品ができた当時の政治批判なのかなとも思ったり。

「色が匂う」ってのがいきなりこう、今の感覚だと変な感じだよね。きっとこれはツカミじゃないかと。「散る」のキーワードで、ああ、花のことなんだなとわかるわけで。「咲き誇ってかぐわしい花が散る」ってことで。

次は無常観のことだよね。「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」と、構造も内容も同じとわかる。「我が世」ってことで、そのとき権勢を誇ってゴウゴウとなってる(これ八戸弁?)人に対しての言ったんじゃないかと。

「有為の奥山……」のくだりはおいらはわからん。何かの暗喩? 最後の「浅き夢……」は言い訳なのかな。「つまらん夢オチですから深読みしても意味ないですよー。偉いあなたのことではないですよー」的な感じかな。けど「酔っていない」んで、実はマジな話なんだぞってのをオチにこっそり付け足しといたとか?

となると「有為の奥山……」のあたりが本質ってことになるような。んでここ、おいらまったく読めんが。んじゃ答え合わせするか。

いろは歌の現代語訳を教えてください。 - YAHOO! 知恵袋

【悟りの境地】心に染みる!いろは歌を現代語訳にしてみると… - COROBUZZ

ああなんだ、仏教を基にして道徳を語ってたのか。はぁーなるほどー。結局おいらのは下衆の勘繰りでしかなかったwwwww

銘板
2019.8.2 金曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190802
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

世田谷

ついこないだまで「世耕」を「せたがや」と読んでたのは内緒。

銘板
2019.8.3 土曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190803
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

Jayn さんのおもっきしな『千本桜』

ほぼじゅびふぉ の入荷は1作品。

『うらみのワルツ』に続けての Jayn さん。

曲が曲だけに、気持ちよくなるくらい派手にぶっちゃけて歌われとりますよ。この曲の場合、歌唱技法とかあんまし関係ないわな。音程がモロにはズレないようにするくらいじゃないかと。

思えば『千本桜』は、ボカロ曲で最も日本の一般社会に食い込んだ曲だったな。トヨタが CM に使ったくらいだからな。

あとボカロ関連アーティストとして見事にブレイクしたのは和楽器バンドと米津玄師な。

他は、いや、なんか新人歌手がボカロ曲を歌ってリリースする流れもあったみたいだけど、どうも成功まで行けてない例ばかりなような。言っちゃなんだけど男性アイドルグループっぽい人たちが『神のまにまに』って、事務所の感覚をちょっと疑ってしまうような。

ほかにそういえば、ローソンが『夕景イエスタデイ』を使ったことあったな。『メカクシティアクターズ』のキャンペーンやったんだよな。店内で曲が流れた日にゃ Juby さんボーカルを思わず期待してしまったw

銘板左端銘板銘板右端

ここのとこ入荷数が減ってるのは、この日記が遅れまくってるんで、追いつくべく必死だからw

ほぼじゅびふぉ のユーザインタフェイス改善もしないとな。新着リストは入荷日で降順ソートしたいな。在庫も800作品越してるから、全収蔵リストから曲を探すのはラクじゃないわけで。検索機能も欲しいよなと。

つかスマホで見ると、ブラウザでの文字列検索できんよな。

つか PC でも、ブラウザ上で Ctrl + F で文字列検索できること知らん人がけっこういるってのを最近知ったし。すげー便利なのに。

銘板
2019.8.4 日曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190804
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

『ひねくれネジと雨』など

ほぼじゅびふぉ の入荷は10作品。

Juby さん、rachie さん、JoyDreamer さんっつう EFD レジェンドお三方を1日で作業したっつうのが今日の誇りww

男子成分がいつも不足なんで、『えれくとりっく・えんじぇぅ』狙い撃ちで見つけた Will Stetson さんも少し入れときましたです。男性陣では珍しく、クラシック風な発声をされる方ですよ。『悪ノ召使』はその上品さがよく合ってるよ。

kiseki さんはまだまだ未入荷が多いんで、ちょっとでも進めようと『アイネクライネ』。ほぼじゅびふぉ ではプロ曲はあんまし積極的に扱ってないけど、米津玄師はボカロPのハチ名義で相当入ってるんで、勢いで扱ってる感じでw

Jenny Elizabeth ちゃんも『右肩の蝶』入れたけどあと4作品あるな。ちゃん付けで子供扱いしちまってるけど、そういう風味のボーカルでして。そして『右肩の蝶』はオトナな内容。さらに英訳詞が今回もキレキレ。1曲の中に炸裂するギャップにメロっときちゃったですよ。

『夕立のりぼん』って前はあんましピンときてなかったけど、今また聴いてみたら、これがかっこいい曲で。みきとPはグループサウンズ系が得意だよな。グループサウンズは「刹那な狂おしさ」だと思う。この曲もまさにそうだった。そういう雰囲気で理性失ってく展開、最近おいら個人的にツボってるっぽい。入荷済みの各バージョンをとっかえひっかえ聴きつつハラハラドキドキしちゃう幸せ。

Will Stetson さんは男性視点の詞で歌っておられてさ。既出の同作品は女性視点。聴き比べる/読み比べると面白いよ。歌詞の内容はどれも日本語原詞をきちんと英訳してるのに、ちょっとした味付けの違いでこうなるんだな。

『ひねくれネジと雨』は ねこぼーろさんの作品。なんかこの人の作品って雨が似合うよな。Juby さんも快活な歌い方が売りなのに、綺麗にハマってるよ。

『メルト -10th anniversary mix-』って10年か。10年も経ったか。あの頃ニコニコじゃ、他のボカロ曲のコメにまでメルト厨が湧いて出てマジでウザかったのを昨日のことのように思い出すww この作品内だと rachie さんが独自に、オープニングでサビをアカペラを挿入しててさ、イイ感じに愛らしいですよ。rachie さん歌唱を鍛え続けてるらしく。5年前の時点で既に出色だっのに、その後も歌唱の腕前メキメキ上げてきてる。

『カンタレラ ~grace edition~』はまったく知らん曲だったけど、KAITO の人気曲なんだね。かの黒うさPが、どうもクラシック演奏者のガチ勢を集めて作ったらしく。怖くなるほどインストが豪華絢爛。EFD の方はほとんど Toma さんのターン。じょいどりさんは作詞とコーラスを頑張った形。美しく韻を踏んでるですよ。日本語反訳大変w Toma さんの声質って、映画『レ・ミゼラブル』(2012)のラッセル・クロウ(ジャベール役)に少し似てる気がする。

最近 Sara Beat さんに惚れてるんで、今日も2作品。『今日、明後日、いつだって』は前向きっぽいタイトルなのに内容は後ろ向き。鬱病の心情を歌ったものなんだろうか。その割にはキレのあるカッチョ美しい曲調。

"sigh" は逆に、タイトル後ろ向きで内容は前向き。別に選んでこの2曲にしたわけじゃないけど、なんかこうなってしまった。この曲調がまた歌詞とぴったりとは一致しない清々しい系。どちらの曲も Sara Beat さんの実力派な歌唱を存分に楽しめるよ。

そういや、こういうズラしって案外普通らしく。昔のプロ曲だと『涙の乗車券』とか。ビートルズ版もカーペンターズ版も、それぞれの方向で雰囲気をズラしてる。んでこれがまたどっちもイイんだよな。アメリカのカントリー曲もだいたいカラッと陽気な曲調なのに、歌詞をよく読んでみると悲しい内容だったりしてな(女に逃げられた男の未練を歌うのが多いっぽい)

映画でたまに見かける「対位法」という技法があって。映像と音楽とで方向性をズラすってので。キマると理性崩壊級の感動に見舞われたりするっつうので。このせいで映画館で大泣きしたことある。一人で観に行って大泣きも超恥ずかったけど、デートでやっちまったのはなおさら恥ずかったw あれが突如くると、技をキメられた感・技にハメられた感すごい。

音楽のほうも、歌詞と曲調のズラしもまた対位法なテイストがするような。

銘板
2019.8.5 月曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190805
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

プロっぽさは形から

ほぼじゅびふぉ でさ、かつて作った日本語反訳を自分で読み返せば、アツさを思い出せるかと思って。

いくつかアツいやつを読み返したんだわ。

そしたらおもっきしな間違い発見。英訳詞 Juby さんの『ヨンジュウナナ』。なんで今まで気づかなかっただよ。2カ所で1行ずつスッ飛ばしてた。んでどうもその部分、訳もイマイチで。作り直したですよ。Ketsuban さんも Juby さんの歌詞で歌っておられるんで、忘れずに直しときましたですよ。

しかしアレだね。当時はもう Juby 詞にアツくなってだね。脱稿時はもう随喜しまくり充実しまくりだったんですよ(「脱稿」って言葉、かっこいい気がしていっぺん使ってみたかった)。やった、表現しきった、これがオレだ的な。

そこらへん勢い先行しすぎで、行がズレてるのに気づかず2行すっ飛ばしたと。そして意訳も若干はみ出しすぎ。読解力がイマイチだったのかもな。Juby 詞は文法的に難解だったりするからな(韻を踏む関係上。普段はわかりやすい JoyDreamer さんもときどきそう。Oktavia さんも、まだあんまし作業したことないけど『円尾坂の仕立屋』はめっさそんな感じだった)。なんて言い訳してみたり。

てことはアレかい。ひたすら英語の歌詞を和訳しまくってたら、それなりに腕前が上がってきたってことかな。全然実感ないが。いやでもさすがに、ここまで何百もの作品で乱取り続けたら、いかな自己流でもそれなりに行けるよな。少しくらい自信持ってもいいんかな。

ていうかいまだに、同じ単語を何度も辞書引きまくってるけど。

いやさ、ずっと前に何かで読んだヨタ話でさ、プロの翻訳家って、上級者ほどマメに辞書を引くんだそうで。素人ほど自分の思い込み優先で、辞書を引かないんだそうで。それなんとなく納得いく気がしてて。

そうだとして、じゃあ素人とプロって、出来の差がさらにさらに雲泥になるようになってるんだなと。とりあすえずこれが、ためらわずに辞書を引きまくる理由の一つなんだけどさ、もうひとつある。

じゃあ、辞書を引けば引くほど翻訳のプロっぽい、しかも上級のプロっぽいってことじゃないですか(鼻息)

別に他の誰がおいらの作業ぶりを見てるわけでもないんだけどさ、そんなヨタ話もあってですね、というかそのヨタ話が主な理由で、おいらけっこうマメに辞書引いて日本語反訳を書いとりますわ。

んでまぁアツいのはいいけど、はみ出しはやっぱしな、やりすぎると読み手さんの信頼を失ってしまいそうなんでな。気持ち高ぶってもそれはそれ、にしといたほうがいいかな。

銘板
2019.8.6 火曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190806
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

爪と海底

深海関係の本を読んでて、へぇーっとなったデータ。

海底プレートの移動速度は、だいたい人間の爪が伸びるくらいのものらしい。そして海底プレートは2億年弱くらいで全部更新されるらしい。

自分の経験上、爪って1週間で 1mm くらい伸びると思う。ちょっと計算して確かめてみるか。

1年を50週間として 5cm/年。けっこう動くんだな。

2億年での移動量は10億cm=1000万m=1万km。

おお、地球周長の4分の1。極から赤道までの長さじゃないか。オーダー合ってるわ。

海底プレートの移動速度なんて全く実感が掴めん類いのもんだと思ってたのに、なんか掴めた気がする。

「爪が伸びるくらいの速度」という身近な実例を出すだけで、一気にわかりやすくなったってことで。

海底プレートはベルトコンベアみたいに一定速度で動いてる。それに乗っかってる大陸プレート。その端に張り出してるのが日本列島。海底プレートが日本の下に滑り込んでるわけで、岩同士が至る所で引っかかってるわけで。「固着域」というそうな。んでこの固着域で日本がある地殻領域が常にグググッと押されてるわけで。んで、あるとき固着域が耐えられなくなってバイーンと破断すると、それがプレート境界型地震ってわけで。

バイーンの跡ってのは、その前後の精密な測地測量で判明するわけで。

東北地方太平洋沖地震前・後の東日本の地殻変動の変化とGPSデータから推定される固着域 - 国土地理院

1997-2000年の平均(下図左)では,日本海側の観測点に比べて太平洋側の観測点が大きく西向きに変動し,年間2cm強の短縮変形が観測されていました.ところが,東北地方太平洋沖地震に伴って水平方向では最大約5.3m東南東への地殻変動が観測され,地震前とは反対である東西方向への伸張を示す地殻変動が観測されました(下図中央).

地震の後も地震前とは異なる東西伸張を示す地殻変動が観測され続けており,その大きさは地震後1年間で最大約89cmに達しています.

5.3m ってさ、5cm/年として106年分の歪みが解放されたってことなんじゃないかと。宮城県沖の海底下は大きい地震が多いもんな。そして東日本大震災から1年で 89cm ってのは約18年分。2011〜2012年で、126年分の歪みが元に戻ったのかな、解釈に間違いがなければ。こんだけ戻れば、あとしばらくはあのときの震源近くで発生の巨大地震はないような気もするけど、なんか油断は禁物な気もする。

つか上に出した図を見ると、北海道がかつてはわずかに西に移動してたのが、大震災やその1年後で動きがほぼ止まってるんだが。これもしかして、歪みが溜まりきってもう動けない状態な気がして怖いんだが。北海道のプレート境界ででっかくやられると、八戸にまた津波直撃なような……。

ちなみに八戸の港は世界でも珍しく、入り江や湾がないところにあるぞ。太平洋に直接面してるわけで。やばくないですかね……。防波堤で人工的な入り江を作ってはいるんだけど、あの津波で3割くらいぶっ倒されてたが。

銘板左端銘板銘板右端

ほぼじゅびふぉ 今日の入荷は1作品。

これは超大作 orz すげー長かった。再生時間6分台だからな。そして文法的&語彙的に難解な Oktavia さん。もうゲロ吐きそうですよ。

けど優しい曲調と Oktavia さんの美声に癒される……。失った気力が戻ってくる……。吐いたゲロも口に戻って こないでください。

銘板
2019.8.7 水曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190807
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

粘着磁石

ほぼじゅびふぉ 収蔵の "magnet" EFD、5作品あるんだわ。Jenny & Sedge タッグが ✿ham 版の英訳詞を使ってるんで、英訳詞は4バージョンある。Juby & rachie 版はめっさ面白い替え歌なんでちょいと置いといて。この3作品を読み比べると、『いろは唄』のとき書いたみたいに、それぞれの違いが面白いってわけで。

その中でも Enn さんのが原作から一番離れててさ(それでもきちんと原作の意に沿ってる)。すごい久しぶりに見たら、おおーそう来たかーっつう表現が多くてさ。

Enn 版は2010年リリース。その次の ✿ham 版は2014年。Lollia 版2019年。てことで、たぶん Loilla さんは ✿ham 版を参考にしたんじゃないかなとかも読める。

この曲の肝になるフレーズって、日本語原詞で「あなたも泣いていたの?」と思う。いやーもうグッとくるとこですな。✿ham さん Lollia さんとも、ここは特に原作に忠実に英訳しとりますな。

ここんとこ Enn さんは、"Now it’s your turn to cry"(今度はあなたが泣く番よ)にしてた。

くっはーこれは! これもまた! くっはー! たまんねえ!

ていうか Enn さんの英訳詞をまた見て、妙なスイッチ入っちまったおいら。前後の文脈を確認した上で、ちょっといじったですよ。意味をより特定させるというか。だって Enn さんがここのとこ攻めモードなんだもん。と責任転嫁してみるw

英訳詞 にある "cry" の意味でいくと、悲しくて泣くだけじゃなく、広い意味では「声を上げる」もある。反訳の言葉づらは「なく」のままで行きたいような。漢字の「哭く」はもともと「人の死を悼んで泣くこと」らしいけど、「ここじゃ逆ですよ。わかるでしょ」なノリで行っちまおうかと。

けどやっぱし「泣く」→「哭く」だけだとまだこっちの意図が伝わりにくそう。てことで文頭に「じゃあ」も足してみた。フワフワモヤモヤしてた意味合いをかなり拘束できた気がする。

「今度はあなたが泣く番よ」→「じゃあ今度はあなたが哭く番よ」

この攻守交替宣言に続けてサビへ突入。それでサビのニュアンスが変わる。1曲で2度おいしい。というのをきっと、Enn さんはその線を狙ったに違いない! だって Enn さんが Enn さんが……と念入りに責任転嫁ww

とかなんとかヒャッハーしてたら、Enn 版 "magnet" 動画が ほぼじゅびふぉ から見れない不具合。なんぞこれ。もしや Enn さん消しちゃった?

調べたら、動画はちゃんと存在してた。なんかねぇもう、YouTube の URL っていつの頃からか http:// じゃなく https:// になってて。世の中のセキュリティ化の流れで。そうかじゃあうちの在庫の古いやつって接続不能が多いってことですかね。とりあえず Enn 版 "magnet" は復活させたけど。

あーもうこれメンテかなぁ。作品やアカウントのチェックしばらくやってなかったけっかな。んー、この際だ……、

やるか。

……、

……、

……。

オワタ。

消滅作品かなりあったですよ。

大量26作品が消えた……。

Usachii さん全消しかよ orz つか NovaHyou さんのアカウントに入ってたデュエット曲『弱虫モンブラン ~Snowy Frosting Remix~』までも消滅。あれ好きだったのに。ときどき聴いてたのに。おいらなんで MP3 で落としとかなかったかね(自らへの憤怒)

Lollia さんも旧作をざっくり消してるなぁ。旧作の時点で超絶美声なのに。けど "Glow" はローカルに確保済みだぞへっへーんだ。これまで以上にカーステで聴き惚れてやる。

Juby さんもまぁ『イノコリ先生』で BAN 食らったのはしょうがないとしても、いくつか自分で消してるね。もしかして Patreon(YouTube 上でのオヒネリシステム)って、あんまし人気のない作品を出し続けるのは何か不利な点があるんだろうか。

あーあと Katerunu2 さん。MoonNue さんに改名してた。つかサムネが怖いんですけど。入荷済み作品はお名前を直しとこうかな。けっこうめんどいけどww

やるか。6作品か。

……、

……、

……。

よしやった。しかし Katerunu2 さん改め MoonNue さんサムネどおりというか、病んだ作品多いなぁww

ずーっと全部見てったら、ニコニコ勢にもうずーっと全然手をつけてないわ。主に日本人の「英語で歌ってみた」勢。ほぼじゅびふぉ は日本人向けサイトなんだから、ニコニコ勢ももっと入れないとな。

んで結局 URL が http:// だから見れないっつう作品、特に無かったわ。Enn さんの "magnet" だけだったっぽい。すげー奇跡的に見つかった不具合だったと。

あと Juby さんの次の入荷予定で『アイのシナリオ』やろうかなと思ってたけど、HoneyWorks だからな。YouTube 上で Sony Music の公式動画が上がってるし。『イノコリ先生』と同じことになりそげなような。これからプロ歌手作品の EFD も増やそうかなーとか考えてたんだが。まさか実際に BAN されてたとは思ってなくて。

無許可の二次創作作品をどう扱うかは、権利者の胸先三寸らしく。その二次創作作品が権利者の活動に支障がない、とか、宣伝になっている、と権利者が捉えれば黙認してくれるかもってことらしく。基本的に、法律じゃ権利者の権利を保護することになってるからな。どうしてもそうなってしまうらしく。てことで今は権利者が黙ってても、途中で予告なしに気が変わるかもしれんわけで。まあ他人様のものを勝手に使ってるってことは、どうされるかわからん状況を自分で作り出してるってことで。

ほぼじゅびふぉ も他人様が作ったものをモロに勝手に使ってるわけで。できるだけ権利侵害だと言われんようにしとるつもり。……つもり。

銘板左端銘板銘板右端

日本の輸出管理で、韓国経済がにわかに瀬戸際なような。

日本側には輸出管理をする正当な理由があるんだけど、向こうさんはなんかもう国民も政府もマスコミも感情的な反応を返すばかり。日本からの説明を、向こうの政府やマスコミがちゃんと自国民に伝えてないのか、それとも、伝えてはいるけど聞こえないほど取り乱してるのか。

いやさ、状況として似てる雰囲気ってさ、アメリカからハルノートを突きつけられた大日本帝国な感じがしてしまって。

今の日本は韓国に対して、「文句言う前に義務を果たしなさい」「自業自得なんだから自力でどうにかしなさい」って感じ。80年前のアメリカもこんな感じだったのかな。

80年前の日本のアメリカに対する態度は、今の韓国の日本に対する態度と同じだったのかな。って感じはないような気がする。でもそれはおいらが日本人だから贔屓目なのかな。当時のアメリカ視点じゃどうだったんだろう。

太平洋戦争の結果は日米の経済・資源の国力差で語られることが多いけど、おいらはその上に、軍や国政の上層部が情緒的だったか論理的だったかってのも大きかった気がする。

日韓が武力戦争に突入ってのはあんまし考えられないと思う。でも経済戦争状態に入りつつある感じ。国力差は当時の日米ほどではないような。そしたらあとは、それぞれの国の上層部が情緒的か論理的か、そこが結果を決めるんじゃないかと。

銘板
2019.8.8 木曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190808
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

『ナーヴ・インパルス』など

ほぼじゅびふぉ 今日の入荷は大量13作品。コピペで済んだ作品がいくつかあったんで。

昨日のメンテで Lollia さんの "Echo" がなくなっててさ。探したら Rock ver. として新たに出てたんで取り替えたですよ。

あんまし多いんで、しかも新規の日本語訳も多かったんで、個別の紹介・感想を書く時間も気力もなくなり申した……。

銘板左端銘板銘板右端

ほぼじゅびふぉ 取り扱い範囲外ですげぇイイ作品見つけた。

Lizz Robinett さんの『夢と葉桜』。完璧に美麗な日本語歌唱だけど、Lizz さん自身はもろに英語圏の人だったりする。日本語は日本に住む人だけのものじゃなくなってるんだな。しかもこんなに美しく歌っていただいてる(感涙)

銘板
2019.8.9 金曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190809
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

しもんずさんとしむずさん

Juby さんの本名って Juliet Simmons さんなんだけどさ(本名でプロの声優として活動されとります)、なんかググってたら、Juliet Simms と表示された人がですね、カレシといちゃついてる画像が出てきて。あんまし鮮明な画像じゃなく。

とりあえずおいら「うわー Juby さんそんなぁぁぁぁ!」。「ていうか EFD 仲間の rachie さん(女性)とデキてるんじゃなかったのかよぉぉぉぉ!」。

Simms さん別人ですた。ハスキーボイスが売りのプロ歌手ですた。

あーなんか安心したww

今日拾った Juby さんのまめち。

インタビューの時の声質は普通の人な感じ。あの特別な声は歌う時と声優の時だけっぽい。

お姉さんのお名前は Genevieve。ジェネヴィーヴと読む。同じくプロ声優。Juby さんはジェニーと呼んでる。

声優デビュー前から YouTube 上で JubyPhonic として EFD 活動してた。

銘板左端銘板銘板右端

ほぼじゅびふぉ 今日の入荷は6件。

『いかないで』。昨日は思いがけず Lizz Robinett さんの『夢と葉桜』でウットリだったんで、同じく Lizz さんのそれ系。勢いで『東京テディベア』『深海少女』も Lizz さんで。

"The Au Lait"。Sara さんってオシャレな曲調すごく合うよね。曲の雰囲気はオシャレでも、内容は、教室でぼっちの人。その複雑で微妙な気持ち。歌詞だけだと重いけど、オシャレで軽快な曲調とのマッチングがまた良くて。ミルクとティーの間柄みたいだね。

『ゴーストルール』『スイートマジック』。進めた。Juby さん進めた。よっしゃ。

『ゴーストルール』は DECO*27 さん + Juby さんっつう、どう考えてもめんどくさい組み合わせをおいらよくやった。うん。

『スイートマジック』は逆に、Juby さんの割に反訳作業が簡単で。とはいえやっぱし一筋縄じゃなくて、適度な逸脱を仕掛けてくるわけで。だから Juby さんステキなんだけども。反訳できちんと表現できてますように。

銘板
2019.8.10 土曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190810
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

ラ・バニル (La Vanille) など

ほぼじゅびふぉ 今日の入荷は10件。

『ラ・バニル (La Vanille)』。「Sara Beat さん=コーヒー、カフェ」なイメージ持っちまってて。最初に入荷したのが『ワンルーム・オール・ザット・ジャズ』でさ。ジャズだしさ。イラストで女性が湯気の立った(たぶん)コーヒー持ってるしさ。歌詞にもコーヒーが出てくるしさ。しかも昨日は "The Au Lait" 入荷したしさ。

Sara さんの動画リスト見て「次はどれやろっかなー」で、 "La Vanille" ってのがあって。サムネがカフェマキアートの写真。けどタイトルに "English" とか書いてないし。サムネじゃボカロ曲かどうかわからんし。飛ばそうかと思ってたけど、「Sara Beat さん=コーヒー、カフェ」ってわけで、一応開いて聴いてみたですよ。

んもー名作品。これほんと名曲。すげーイイ。さすが Sara さんって感じ。んで原曲の素性を調べてみた。プロ曲だとちょっと判断めんどいかなーとか思いつつ。

ニコニコ動画で公開されてる、アマチュアかセミプロかの作品だった。歌詞は元から英語。ボーカルはボカロじゃなく作詞者ご本人。この原曲ボーカルがまたたまんなく良くて。おいらは今まで聴いたことない声質。

てことで急ぎ原曲を入荷。返す刀で Sara さん版も入荷(歌詞欄がコピペだけでいいんでラク)。ちなみに歌詞の内容はコーヒーじゃなくケーキのことだったww おいらの勘違いな思い込みが導いた、ナイスな偶然どした。

おとといから Lizz Robinett さん祭りになってるのは、なんかどうも Lizz さん Lollia さんの "magnet" にハマってからというもの Lizz さんの声中毒をこじらせちまってて。多作な方なんで未入荷も多くて。ほかの方の英訳詞を使われる例も多いんで(歌詞欄がコピペだけで(略))、ドバっといっちゃいました。

いや、おいら前々から Lizz さんの歌声がもうね、いやもうね、あーなんか恥ずくて言えないトエト状態www つか日本語反訳を書いてる時はクサい言葉もフツーにオッケーなのに、自分の素の気分を書き出すとなると話が別なんだな。

紡唄 -つむぎうた-』。これだ。中毒の入り口は。最初に聴いたときあぁぁぁぁぁってじたばたしたくなっちまったの覚えてる。

あ、いやでも Juby さんのお声も相変わらず好きだしさ。Lollia さんも Sara Beat さんも rachie さんも JoyDreamer さんも rockleetist さんも kran さんも Tenshinyan さんも Jenny Elizabeth ちゃんも Sandy Popushi ちゃんも Kazumi Rouge さんもまど@実写リロさんも starri (✩ り)さんも Kiseki さんも Will Stetson さんも Hiro Muse さんも Jayn さんも Oktavia さんも Kuraiinu さんも KoKo さんも Miku-tan さんも Shiroko さんも Razzy さんも Mes さんも POPPY さんも DC さんもルシュカさんも RO☆D さんも✿ham さんも SEDGEIE さんもだし。男性もちゃんと入ってるぞ。書ききれなかった皆さまごめんなさいませ。書ききれなかったけど大好きです。

じょいどりさんの『ヒカレルサテライト』『共感覚おばけ』は日本語訳にあまり自信ないところがあったり。もともと難解気味な歌詞でして。じょいどりさんの英訳詞がまた、おいらじゃどうしてもよく理解しきれない表現がところどころあったりして。

こういうときの訳しながらの言い訳だけど、洋楽 CD についてくる日本語訳歌詞ってけっこういい加減なのがあるからな。明らかに間違ってるときもあったり。んでまぁ訳者さんのキャパを超えることもたまにはアリってことかなと。

つか洋楽って英語の歌詞カードさえない時があってさ、英語歌詞も日本語訳もバージョンが複数あるときあってな。日本で発売するときは両方必須ってことらしく、英語圏の人に聞き取らせて英語歌詞を書いてもらって、それを日本語訳する形らしい。んでベストアルバムとかカバーとかで同じ曲を再販するときまたその工程を踏んだりして、意味が違う歌詞が並存っつうおかしなことになったり。

CCR の "Proud Mary" と『雨を見たかい?』でそうだったの覚えてる。"Proud Mary" はサビの部分で "Roll it" か "Rolling" かってのがあった。聴いた感じだとはっきりしないけど、どっちでも意味は大して変わらん。

問題は『雨を見たかい?』。サビという致命的なところが逆の意味になってたな。"I won't know" か "I wanna know" か。実際の音を聞いても、こっちもおいらはどっちなのか判定できない。んで意味がそれぞれで逆になってしまう。ちなみに KUWATA BAND のカバーでは "I wanna know" を採用してたな。

ただ、複数の歌詞カードを見比べた雰囲気だと、"I won't know" のほうが有力な気がする。あくまで雰囲気で。

『雨を見たかい?』だと他の部分も違ってたような。

そういや ZZ TOP の "Tush"。昔、歌詞カードの日本語訳を見たら歌詞中で「牙」となってて。これが前後の文脈にそぐってないわけですよ。唐突に「牙」ですよ。当時、疑問に思って辞書を引いたら、"tush" は「歓楽」。「牙」は "tash" だった。全然違うじゃん。

という古い記憶があったんだけど、今調べ直したら、"tush" は「(くだけて)尻, けつ.」、"tash" は「(俗)口ひげ. mustacheの省略形」。

愕然とはこのこと。おいらも全然違うじゃん。どこからきた古い記憶だったんだろ。なんか自分でこわいんですけど。

もう少し調べたら 牙には英語で2つの言い方がある? - 東大和市・親子英語のYamatalk English 様にて、

「トラの牙は"fang"で、セイウチの牙は"tusk"です」

セイウチの方が字面が似てるけど、最後が H じゃなく K。やっぱし全然違う。んで、おいらのボケ炸裂で余計な混乱しちまったけど、歌詞カードもやっぱしかすりもしない勘違いしてて、それそのまま製品の付属品として発売してたというなにか。

銘板
2019.8.11 日曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190811
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

オチがひどい心理実験

吊り橋理論

この心理実験や名前ってけっこう知られてると思う。「吊り橋効果」なんて名前でも見かけるような。

「危険を感じる状況を一緒に切り抜けた男女には恋愛感情が芽生えやすい」とかそんな感じで。てことで、お化け屋敷が好例に挙げられたり。

実際の実験だと、被験者は男性のみだったんだね。まーでも女性も被験者だと、結果の解釈が発散してしまうというか、めんどくさくなってしまうんだろうな。んで簡単のために片方だけを被験者にしたんだろうと。んでまぁ被験者が女性のみでも、たぶん大まかに似たような傾向が出るんじゃないかってことなんじゃないかと。

心理学の専門家が考えたことだからってのもあるけど、実験のテーマが「感情が認知より先に生じるのなら、間違った認知に誘導できる可能性がある」ってので既においらは違和感というか。意図的に人の誤認を引き出してみるとか、意地が悪い気がするというか。学術論文で発表されて認められた研究を、素人の感覚で責めるのもまたおかしいが。

この実験で人間の認知機能や心理について知見が増えたんで、人類の進歩だっつうことは間違いない。んだけど、なんかタチの悪いドッキリみたいでさ。

そして後継実験のオチ。

「メリーランド大学のグレゴリー・ホワイトは、吊り橋の緊張感を恋愛感情と誤認するには、実験で声をかける女性が美人かどうかで結果が左右されるのではと考えた。実際にメイクで魅力を低下させた女性で同様の実験を行ったところ(後略)」

うーむ……。

心理学者ってものすごい意地悪なのかなww

銘板左端銘板銘板右端

CD 付属の英語歌詞カードの日本語訳で、ハッとしたのがあってさ。ZZ TOP の "Gun Love" だったかな。

「……だったりして」

というのがあってさ。いやさ、こういうくだけた表現って日本語訳として見かけたことなくてさ。やっぱしそこらは普通、「なるべく原詞の直訳に近くしつつ自然な日本語で」という感じの訳文が多くてな。けどサザンの『稲村ジェーン』のサントラにはいくつかスペイン語の歌詞の曲があってさ。その日本語訳もついてきてさ。綺麗な日本語文ではあったけど、歌詞の訳っぽくなくて。英語曲の日本語訳の人ってやっぱしこなれてるんだなーと変に納得したっけ。

とはいえどうしても、どうしてもな場合もあって。また ZZ TOP の "Doubleback"。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 3』の主題歌。この歌詞中のまさにタイトルを含む "doubleback again" というキメのフレーズ。この日本語訳がまた。

「来た道をまた戻る」

んー、もっとこう、歌詞っぽい表現するわけにいかんかったのかと。そこまでけっこういい感じで訳文が進んでたのが、最後の1文で急に、翻訳に苦しんだのが丸わかり。映画の内容や雰囲気からしても、もう少し映画寄りでもとか。ほぼじゅびふぉ を始める遥か遥か前のその当時でさえそう思ったっけ。

んーだったら、この場合は "Doubleback" が動詞の命令形なんだし。映画タイトルを訳すと『未来へ戻れ(帰れ)』だし。明らかに映画シリーズに絡めた歌詞だし。じゃあ「またまた未来へ帰ろうぜ」くらいハミ出してもよかったんじゃないかと。どうせ現物の訳で「来た道」と原文にない言葉を突っ込んでるんだし。

しかし主題歌が ZZ TOP だし彼らがゲスト出演もしてるっていうしで、すげーワクワクして観に行ったっけな。ZZ TOP 様御一行を映画館で拝見できただけで嬉しかったうえ、クライマックスでのドクの漢な決断にもシビれた。けどそれって「ああードクどうなっちゃうんだよー」でもあって。そして大団円は1作目の完璧すぎるラストと見事にシンクロさせてまとめ切った痛快さ。直後の主題歌 "Doubleback" で涙でてきたの覚えてる。夢見心地とはこのこと。あーいい映画だった。

つか ZZ TOP の歌詞って時点で、日本語の表現に凝る意味あんましないのかもな。

銘板
2019.8.12 月曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190812
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

『ラ・バニル』まつり

ほぼじゅびふぉ 今日の入荷は23件。

『ラ・バニル』で20件。歌詞が同一なんで、作品を探しては台紙ページ作って歌詞部分をコピペして、アップロードまで終わったら今日の日記にリンクを作って、を繰り返し繰り返し。3日前に知ったばかりのこの曲、すげー人気だった。入荷しきれなかった皆様ごめんなさい。お誕生日やクリスマスのプレゼントとしてお友達に贈る形でのアップロードが多かったですよ。

その原作者の茶理理さんがけっこう EFD を出しているらしく。まだちゃんと調べてないけど、とりあえず『からくりピエロ』は反訳作成済みのがあったんで、コピペして入れときましたよ。かわいさとハスキーの絶妙な歌声。

SEDGEIE さんは超久しぶりの入荷。こちらも日本語訳を作成済みのがあったんで。曲調もあってか、今回はいつもよりおとなしめで、しっとりな感じですなー。

"ECHO"。今日は元から英語の曲ばっかしになったなー。これだと英訳詞者によるバージョン違いがないんだよなー。今日最後の仕事も同じ感じでこなせばいいさ(事件発生フラグ)

ラップパートが独自に挿入されとりまして。その歌詞、テキスト形式で見当たらないし。画面から手入力で転写しましたですよ。たまにあるからね。普通こういう場合は全部転写だから。今回は曲の一部分のみだから比較的ラクではあったよ。文体もわかりやすかったし。

んでこのラップパートの内容が強烈で。もともと強烈にえぐるような元歌詞をさらに深く強烈にえぐってる。

その一方、反訳作業では。脳内で日本語表現がどんどこ溢れてはカキーンカキーンとハマってく快感。あー反訳し応えあった。

って寝る前になんとなく、今日作業した『ラ・バニル』の数を数えたんですわ。上に書いたやつですな。17件。おととい2件。合計19件。あーすごいやったなーと満足しつつ、またなんとなく、ほぼじゅぶふぉ トップページの一覧でも数えてみた。

……、

……、

……。

22件!? 3件どうしたよ座敷童子かよ。

探し出してちゃんと入れときましたですよ。1日がなかなか終わんない……。

銘板
2019.8.13 火曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190813
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

『歌の棲む家~メゾン初音~』など

ほぼじゅびふぉ 今日の入荷は8件。

昨日の『ラ・バニル』まつりで見つけた Rin さん Shannon さん入れてみますた。お二方とも ほぼじゅびふぉ で取り扱える作品はこれで全部。

以降はまた Lizz Robinett さん特集に戻りましたですよ。

『細菌汚染』は Lizz さんがそれやるかって感じだけど、ハロウィン企画だったらしく。おいらは公式 PV がグロすぎてどうも苦手で。なるべく見ないように作業しましたですよ。歌詞は、この前 ほぼじゅびふぉ でも改名作業をした MoonNue さん作。

Lizz さんの今日の入荷、『細菌汚染』で終わるのがどうにも忍びなくて、明るく楽しい『歌の棲む家~メゾン初音~』まで行きましたですよ。

『歌の棲む家~メゾン初音~』って元歌は 2018/01/06 なんですわ。Lizz さんの EFD は 2018/01/20。仕事早っ。んで元歌は、めっきり珍しくなってしまった、初音ミクが主人公の歌詞。ボカロPを目指す人々を歓迎するシェアハウスの大家さんの設定。まー Lizz さんの英訳詞だと "boarding house" で、辞書で見ると「(賄い付き)下宿屋; 寄宿舎」。んでも雰囲気から、元歌詞どおり「シェアハウス」にしましたわ。

「ボカロキャラが主人公の歌詞」って2007〜2008年頃には隆盛だったんだけど、一方で普通タイプの歌詞も既に少しは存在してて、それぞれで人気曲が出てた。普通タイプの先駆けは、伝説の "celluloid" ですな。今聴いてもまったく古さを感じさせない、いつ聴いても同じ感動が内に湧き上がる、永遠のスタンダード曲。

んで時代が下るとともに、歌詞中に特にボカロキャラが絡まない普通タイプが占めるようになっていった。

歌詞がボカロキャラ縛りのままボカロシーンが10年以上も持つわけないとも言えるわけで、シェアが順調に普通タイプ歌詞に入れ替わっていったのが、界隈の息の長い活動を支え続けてるんだと思う。てことで、あえて今の時代にミク主人公スタイルは新鮮ですなぁ(おいらの感覚では、去年の初頭≒今の時代)

あーそうか、いやさ、ボカロ界隈っていろんなボカロとそのキャラ、それを使った曲で賑わってるのに、外部というか一般社会での認知はいまだに「ボーカロイド=初音ミク」じゃないですか。これにちょっと不思議な気がしててさ。

今納得いった気がする。

ネット上でのボカロブーム勃発→ボカロキャラ縛りの時代ってのは、ミクがずっと主導してたわけで。ほかのキャラもそれぞれのキャラ縛りで盛り上がってたけど、まだ数が少なかった。んでこの時代にミクが不動の地位を築いてしまったわけで。以降は歌詞へのボカロキャラの絡み具合が減る一方だったわけで。ブームに乗っていろいろボカロ新製品が出てきた頃には、もうボカロキャラそのものの価値はあまり問われなくなってしまった、ってことかなと。

時期的に、鏡音リン・レン、がくっぽいど も一緒にメジャー化できそうだったのにできなかった。ビッグウエーブに乗るチャンスは、たった一度で一瞬だったんだな。そして、ブームを作り出したミクそのもののみが昇華できた形。

作り手と聴き手がワイワイ楽しくボカロキャラを肉付けしていく、ということを今やるには、もうボカロ界隈は大きくなりすぎたしな。とはいえメジャーというか一般社会に案外進出できてないなとも思う。相変わらずボカロ、ボカロ曲、ボカロPはネット主体で活動してて、一般社会での認知はそこまででもないような。

初音ミクのメーカーのクリプトンがネット以外の場をガツガツとは望んでないらしいってのはあるし、理解できる。一般社会に充分に認知されて根付くにはどうも、大資本に買われて組み込まれなきゃいかん感じでな。認知度で社会的な信用のある大会社の後ろ盾があって初めて、社会は安心して新しいものを受け入れるっつう感じでな。

けどクリプトンがそれやってしまうと、特に初音ミクっつう商品の自由度がなくなってしまう。権利・利権にあんましうるさくない現状があるからこそ、多くのアマチュアミュージシャンがボカロを利用して生まれ育ってるわけで。それこそメゾンはつね状態でいられるわけで。

とりあえずセガがクリプトンボカロの権利をかなり持ってるらしく。コンサートやったりゲームのキャラにしたりで戦略展開してるけど、イメージを変に固定してしまわないよう気遣ってる感じがあるね。つかセガが売れ筋のミクばかり推してるのもアレなのかな。

銘板
2019.8.14 水曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190814
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

地球外なんとか

地球の生命ってなんで1系統しかないんだろうな。

地球の知的生命ってなんで人類しかいないんだろうな。

っぽいことを、前にそれぞれこの日記に書いたことあった気がする。「それは『創造者』が、宇宙をそのように設定したのですのですのです(エコー)」とかいうのはここではナシで。

とりあえず今日は最初の方の話だけ。なんかフツフツとどうでもいい考えが湧いちゃって。

生命溢れるこの惑星で生命が1系統しかない(どの生物も1種類の共通祖先から発してる)ってのは、地球の環境じゃ現実的な答えが1個しかないってことなのかな。

地球は ハビタブルゾーン に入ってるんで、水が液体でいられる星なわけで。人類が知ってる生命の実例は、地球型の1系統しか知らない。てことで地球外生命を探すにしても、系外惑星の場合だとハビタブルゾーンにあるかないかを、太陽系内だと水が液体で居られる条件を満たす星で考えてる。

太陽系内でハビタブルゾーンにあって、実際に液体の水を持ってるのって地球しかないけど、例えば火星の地下に大量の液体の水があるらしいってのがわかってきてる。あと木星や土星の衛星も、氷でできた表面の下が水で満たされてるらしいのがいくつか見つかってて、ひょっとしてその海の中に生き物いるんじゃね? と真面目に研究が進んでる。

まーあと30年くらい前に出てきた説で、木星だか土星だかの大気中に、クラゲ型の浮遊生物がいるかもってのもあった。その後に投入された周回探査機でより詳細な探査をした後にこの説が復活してるわけじゃないんで、たぶん否定されたかと。

全く別タイプの生命ってなんでいないんだろ。

  1. DNA, RNA の信号の言語が全然違うもの
  2. DNA, RNA に相当するものの元素や分子組成が違うもの
  3. 物質によらない遺伝情報保存方法を持つもの
  4. 機械のように、個体の体の外部に複製用の設計図を持ち、その個体以外の何かが個体を複製するもの(問題点: 生命として認識できるかどうか)
  5. そもそも個体の構成を物質に頼らず、質量や実体を持たないもの(問題点: 存在を予測できたとしても検出できるかどうか。生命として認識できるかどうか)

思いついたものを、ありそうな順に書いてみた。どれもまだ見つかってないっぽいけど。

その中でもありそうな A と B。たぶん宇宙生物学者が地球外で主に探してるのがこれ。今の生物の共通祖先と同じ組成だけど別個に発生したものってこと。遺伝情報の言語が違うってだけ。

地球上にもありそうなのに見当たらないよね。例えば地球に生命が誕生した時にはいろいろ実在したけど、たまたま、あるいは競争に打ち勝って、共通祖先1種類だけ生き延びた、のかもな。地球史で「冥王代」と呼ばれる生命発生の時期って、いまだにいろいろ謎に包まれてるみたいでな。詳しく調べようがないらしく。

けどほんと、生命の祖先って条件が揃ってる場所で同時多発で生まれても良さそうなのに、だったら遺伝情報の言語はそれぞれ別々になっても良さそうなのに、そうなってないのが謎で。生命として機能するところまで行ける確率がものすごく低いのかな。それで、ようやく奇跡的に1種類だけモノになったのかな。んでそれから現代に至るまで、新たに別の言語を持つ遺伝子が発生したことは一度もなさそうなんで、冥王代の地球環境だけが生命を生み出せた、ってことに、なるのかな。

となるとさ、生命発生ってかなりレアな現象なんじゃないかと。系外惑星や火星の地下や木星・土星の衛星は、仮に材料が完備されてたとしても、環境条件が満たされてなきゃ生命が自然発生しないってことかもな。

そういや B に当たるものだと、リンの代わりにヒ素を利用する微生物を NASA が発見 っつうニュースがあったな。リンは生物の体を作るのに必須な元素だそうで、この微生物はリンを必要とせず、代わりにヒ素を使っている、という内容。DNA の構成物質としてもリンは必須なのに、ヒ素に置き換わってる、のだとか。上にリンクした Wikipedia 記事によれば、どうもこの研究は調査方法に問題があるそうで、間違いだった可能性が高いっぽい。

とりあえずこれがマジだったとして、状況からして一般的な地球生命とは無関係に発生した系統じゃなく、普通の系統の生物が進化の過程でこうなったって感じ。そうだとしても、別な生命の形の実在が証明されたってことになる。当時の NASA 発表が語った意義そのもの。ただこの発表、事前にかなり思わせぶりなタイトルで発表を予告してな。「宇宙生物学の進展に関わる画期的な発見についての発表」だったかな。

このせいで世界中が「地球外生命がついに見つかったか!? さすが NASA 俺たちにできないことやってのける! そこにしびれるあこがれるぅ!」てなもんで。実際は地球上の生き物だったわけで。それでも内容が本当なら画期的だったのに、後でガセっぽいってことがわかってきて。

しかもそのあと NASA の研究員が似たような手口で自分の論文を宣伝したりして。前回、世界中からヒンシュク買ってしまったのを自覚してた NASA は、その研究員に責任を全部押し付けて、あとは知らぬ存ぜぬを決め込んだりもして。

C は。情報をその場に保存して世代を超えて残す方法ってのは生物に限らず、人類はそれを発明し続けてきたわけで。まずは口伝え。人そのものが情報媒体になるケース。以降、モノに記す発想が出て、岩絵、洞窟壁画が始まった。より簡易に効率よく、持ち運びもできるように、と粘土や紙に文字や絵を記す時代も長く続いた。紙媒体の時代は今も続いてるね。んで今は、情報をデジタル信号に変換して電子的・磁気的・光学デジタル的に記録する形が発達しとりますな。

今までのところ、どうしても物質的な固体の媒体が必要になってる。

遺伝情報もまたデジタル情報でして。この情報をもとに酵素を駆使してタンパク質を化学変化させつつ、設計通りの体が作られて、生命を維持・複製していく。A と B はその様式が違うものはないのかっつうこと。C は、「遺伝情報の保存にはどうしても物質的な固体の媒体が必要」の枠から外れた形。

流体でも情報の保存や入出力ができることはできる。核爆発が起きると大気中に放射性物質の濃度が増えるわけで、かなり離れた場所でもそれを検出できる。チェルノブイリ原発事故は当初はソビエト政府が隠してたそうだけど、北欧の研究機関がこの方法で判定したそうな。流体中に含まれる原子・分子の濃度が情報、その情報の保存媒体が大気だったわけで。

水質汚濁度でどの物質が何 ppm かってのと同じですな。こういうのは情報密度が高くない上に不安定ですな。状態がいつ崩れてもおかしくない。遺伝情報の保存には適さんだろうと。

D の実例っぽいのはストランドビーストかな。

テオ・ヤンセンが、風の力で動く「ストランドビースト」に見る夢 - WIRED

生き物っぽい挙動をする風力メカ。これって人間が設計して組み立てて、という普通の機械なんだけどさ、考えさせてくれるものがあって。それが作者のテオ・ヤンセンの狙いみたいで。ストランドビースト視点で考えると、ストランドビースト自身は遺伝子(設計)に当たるものをその体内には持ってないし、直接自分で書き換えたりもない。行動の全てにおいて、世話をする存在(人間)が必要で、その世話人の世話を見込んだ上でその存在・動作が実現される。

普通の機械は最初から人間の便利のためっつう目的で作り出されるんで、機械そのものを生命として認識するのはちょっと難しい。あくまで人間が主で、機械はその世話をする道具でしかないわけで。ストランドビーストは人の役には立たない。見た目や動作が面白いってのが人間視点での価値で、位置付けも美術品ってことになってる。けどそれはあくまで人間視点での評価。

ストランドビーストは意思を持たないけど、ナマコや松の木だってそうだしな。んで別に人間の便利のために存在してやってるんじゃないってのは共通。

人間に生殺与奪権を完全に握られてるのだと、カイコガとか。人間が使う絹糸を繭から作り出すためだけにこの世に存在してる生き物。成虫は自力で飛ぶこともできなくなってて、口も退化してなくなってる。成虫のすることっつうと、栄養失調で死ぬ前に人間の保護下で次世代の卵を残すことのみ。

カイコガは野生の蛾をベースに人が改造して改造してそうなった。ストランドビーストは人が1から作り上げた。カイコガは経済面での目的があるけど、ストランドビーストには存在目的が特にない。んでまぁ外部に知性と、その知性と連動する物理的な作用力が必要とはいえ、ストランドビーストは見方によっては生命の定義を探るネタになり得そうなような。

D の亜流というかで、かなり広い定義での生命っぽい単純な実例としては、さざれ石 なんか、見方によっては生命と言えなくないこともあるかなとか。明らかに人の手が必要なストランドビーストと違って、さざれ石の成長は自然の作用のみに依ってる。

明確な設計図や設計思想はなくて、その環境や構成物質の性質の都合に合わせて生成・成長する。その条件が設計図です、という感じで。

化学反応でだんだん成長していく様子が生命っぽいかと。エントロピーの減少ですな。一般的な生き物みたいな自己複製はないけど、条件が揃った土地にいくつも生まれ育つってのは生命っぽいかな。生があれば死もあるはず。死に当たるものは……破壊くらいか。そこはストランドビーストと同じだな。

同じ線でいうと、天体それぞれが生命なんだっつう見方もできちゃいそうだな。恒星だろうが惑星だろうが彗星だろうが小惑星だろうが銀河だろうが。この場合は化学反応よりも重力と核反応の方が支配的。おいらの感覚だと、さざれ石は無理無理に可能性ありとしても、天体を生命とするのは違う気がする。それを拡大方向で進めると、宇宙自体が1つの生命ですってなっちまうし。お題が「宇宙の中で生命が成り立つのは地球型の1種類しかないのか? 他には?」なのに、「宇宙自体が生命です」は答えにはならん。

さざれ石と天体とを分けるのは、「生命」維持や成長の原動力が化学反応かどうかの違い。

つか、さざれ石を生命なんだとすると、「環境条件が揃ってるが故に化学反応で勝手に育って成長すればそれは生命なのだ」とすると、胆石や尿路結石も、宿主とは別の生命ってことになるな。ううーん。そこらへんどうしても生き物な気がしない。ていうか宿主(?)の設計にないものとはいえ、髪や爪やウオノメみたいなものに含まれるような。代謝による生成物。「生物の生命維持活動(代謝)の結果としてできてしまうものをも生命と呼んでいいのか」。これが違和感の元か。

「既存の生物活動によらず、周辺環境に合わせて無機化学反応で」の生物っぽいもの……だったら? ってやっぱし無理があるか。

日本の金星探査機 あかつき。金星周回軌道投入の長時間の逆噴射時にエンジンが破損した。その原因は、燃料(ヒドラジン)蒸気と酸化剤(四酸化二窒素)蒸気が、タンク加圧用のヘリウム配管にそれぞれ染み出して、両者が混ざり合って塩(えん)となって、これがバルブを詰まらせたことだった。

じゃあ結晶の生成と成長は生命なのか、となる。じゃあ降る雪1ひら1ひらが生物なのか、と。カンラン石だの玄武岩だのが生物なのか、と。

さざれ石の生命説は無理っぽいかな。

E はもうね、いたとしても今の人類には検知不能ってことで。元ネタは小説版の『2001年宇宙の旅』。読んだのがかなり昔なんで記憶が曖昧だけど、モノリスを作った地球外知性がこの系統だったなーと。そして主人公は宇宙の真理を知り、胎児の姿となる(スターチャイルドと呼ばれてるらしい)。映画版はこれで〆だけど、小説版だとスターチャイルドが地球を破壊するんですわ。さて続編の『2010』の小説版はどういう論理でそこを避けたのか。おいらまだ読んでないんで不明だけど。

これまた小説・映画の『コンタクト』。この作品だと、宇宙人は地球人の前に結局は姿を直接は見せない。宇宙を駆け巡るエネルギー体なのかも。という含みを持たせてる感じなのは映画版だけど、小説版じゃ物理的な実体を持った生物と推測できる。彼らもまた地球人と同じパラボラアンテナを使ってるってところで。

んでもう E は今のとこ、フィクションかオカルトかスピリチュアルの枠から出てないし、想像もその枠内でしかできん感じ。

んで結局、地球にある生命が発生したのってやっぱし奇跡的な偶然によるもので、だから1系統しかなくて、この系統以外の可能性も、今のところは全部否定されてる状態。この否定を覆すには、実物をどこかで見つけるか、地球へ来てくれるのを待つか、人類自らがテクノロジーを駆使して他系統の生命体を作り出して実証するしかないという現状。

自分で作り出すのでいえば、ストランドビーストみたいな、人がかける手間をシステムに取り込む形なら、解釈の仕様によっては、といういささか苦しい形ならとりあえずあるといえばあるかな。この発想が進んでいけば、人が関わる度合いが減っていって、最終的には『ターミネーター』『マトリックス』になりそう。機械が自分で全部できるようになって、もう人類なんていなくてもいいやというかぶっちゃけ邪魔っつう状態。

そうなると、地球の限りある資源の奪い合いって争いになって、生物進化どころじゃないスピードで知性を磨き続ける機械側が勝利する。そのとき人類はどうなるのか。どうされるのか。そりゃ人類より遥かに頭が良くなった機械様が決めることなんで、人類には想像もつかん理屈になるはず、というのが 技術的特異点 の考え方ですな。

人類の知性ってその基盤として、生き物としての本能や感性があるわけで。進化の過程で身につけてきたものなわけで。

人類とは違う知性は、その基盤からして違うもんだから、そういうのと人類が遭遇した場合、まったく話が噛み合わない、まったく分かり合えない、っつうケースが十分に考えられる。とりあえず物理や数学や化学の理論や因果律あたりの、宇宙共通の根源的な論理くらいは分かり合えるとは思うけど、文化方面はほとんど無理じゃないかと。簡単に言うとタブーの定義が違うってこで。

人類同士でも、タブーの概念は文化ごとに色々違うもんだけど、共通なのもあるわな。モーゼの十戒 の内容って、旧約聖書系以外の宗教の人でも普通に同意・理解できる常識的なものなわけで。けど生物として人類と違う基盤を持つ知性にとっては、十戒を見て「ちょっと何言ってるのかわからない」にもなり得ると。

十戒のうち5番目以降ははもろに人類の感性がベースだわな。人類以外の地球の生き物じゃ特にここはどうでもいい連中も多いんで、地球外知性にとっても人類と同じことがタブーになるとは限らんだろと。Wikipedia 記事によると、5番目以降は刑法の根幹ってことで、刑法自体が人類の動物としての感性に逆らわないように作られてるってことなわけで。

人類以外の知的生命はまた別な、人類には理解不能なタブーを持ってることも普通に考えられますわな。

最初に出した「地球の知的生命ってなんで人類しかいないんだろうな」の話になってきたな。ほんじゃそのことはあとで気が向いたとき考えてみるってことで。

銘板
2019.8.15 木曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190815
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

うちの直下型

いまさっき地震があったんですよ。八戸は震度4。んで、一番揺れたのが八戸近辺らしく。

大森公式。

P 波と S 波の到達秒差×8≒震源までの距離

きちんと数えられなかったけど、到達秒差はだいたい10〜15秒くらいだったかと。

八戸のほぼ直下として、震源の深さは80〜120km。

プレート境界型か、かなり深い断層型か。

お、もう少し詳しい情報が出てきた。

15日14時33分ころ、地震がありました。
震源地は、青森県三八上北地方(北緯40.8度、東経141.4度)で、震源の深さは約90km、地震の規模(マグニチュード)は5.4と推定されます。
この地震による津波の心配はありません。

震源の深さはだいたい合ってた。んでこれ断層型なのか、プレート境界型なのか。おお、また揺れた。さっきほどじゃないけど。

3.11 の震源の深さは 100km くらいだった。真俯瞰の地図で見て、宮城県の沿岸何十 km の沖合だった。プレート境界はその位置でそこまで深いものなわけで。今日のはもっと陸寄りなんで、プレート境界型ならもっと深くなりそうなような。てことは今回は断層型なのかもな。

断層型地震だと震源の深さは、おいらは 5〜50km くらいなもんだと思っとったが。

ここ数年内だと、熊本と北海道、大阪北部、山形沖で大きな地震があったよね。たぶんどれも断層型で震源が浅かったかと。今調べたら、熊本は深さ 12km、大阪北部は深さ 11〜12km、北海道は 35km、山形沖は 15km。北海道だけ深めだけど、それでも断層型の震度かな。

日本で起こる地震 - 政府 地震調査研究推進部

によると、地震(震源)の種類にはいくつかある。おいらはプレート境界型と断層型し知らなかったけど、この書類だと5つに分類してる。

へえー。3つ目以降は考えたことなかったな。

んで『日本とその周辺の震央分布』で発生震度を見ると、八戸の直下あたりでは○(0〜100km)と△(100〜200km)とがある。△はたぶんプレート間か海洋プレート内じゃないかと。だとすると、八戸直下のプレート境界の深さはやっぱし 100km 以上ありそう。今日の地震の震源は八戸のほぼ直下 90km だったんで、『陸域の浅い地震』のかなり深いものだったんじゃないかと。

んで今日の地震が大地震につながるのか関係ないのか。

これって地震予知の話であって、つまり専門家でも判定できないものなんで、おいらごときが考えるだけ無駄なんだけどさ。とりあえず、震度3〜4程度の地震なら八戸じゃ年に何回が起きてるわけで、今日のを1個特別扱いしたところでってのはあるわな。

地震の勉強と実地処理体験を少しでも進められたってのがメリットですな。

つか地震の仕組みを知ることって意味があると思うんだけどさ。いざというとき、何が起きたか理解しやすくてパニックに陥りにくくなるとか。たぶんその狙いで、政府もこうしてわかりやすい書類を発行してるし。

地震絡みでしょうもない恨みごとを思い出しちまったわ。

(以下延々と書き連ねたけど、つまんない自慢話になったんでアップロード前に潔く削除)

銘板
2019.8.16 金曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190816
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

不要な反省

どうでもいい反省系昔話。

横断歩道をさっさと渡りたかったんだろう。おいらは昔、信号を待ってる人たちをの間を通り抜けて、一番前に出てた。

というみっともないことを無意識にやらかしてる自分に、ふと気づいたことがあった。申し訳なくなって、以後はそういうことはやめた。

今も続けてるかというと、八戸の市街地は当時よりもだいぶ人出が減ってしまって、そういうことが必要なくなっちまった。

なんかいろんな意味で悲しい。

銘板
2019.8.17 土曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190817
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

3時間半かけて3行

ほぼじゅびふぉ 今日の入荷は8件。

初登場アビーさんは、Lizz さんの『シリョクケンサ』を入れようとしたら、英訳詞者として見つかりますた。2010年っつうかなり古い時代から EFD されてるんで、追い追い入れさせていただこうかと。

Lizz Robinett さんは今入荷できるぶん、これで満願だす(鼻息)

『恋愛裁判』って、あれれー今まで1回も入荷してなかったっけかー? おかしいなー 40mP の作品なのになーおいらもうタイトル知ってるのになーはてー。とか思いつつも Lizz さん版を入荷。んで YouTube 内検索で EFD を探したら、Juby さん版が見つかった。あーそうだった、やろうやろうと思ってた作品だった。だいたい古い順に入れてるもんだから、まだ順番が来てなかったんだった。けどせっかくだから入れちゃえと。

元の歌詞が解釈に幅がある感じなんで、Lizz さん Juby さん、それぞれちょっと違うアプローチで英訳詞を作られとりますよ。比べて楽しんでくださいませ。どっちかつう Juby さんは逃げ道あんまし設定しないでグサグサ刺さる感じww

Lizz さんの各動画の投稿者コメントの最後に、「Nightcore にはお使いにならないでください」とあるのに気がついた。そうか Nightcore ってあんまし考えんで時々入荷してたけど、既存 EFD 作品の加工なんだな。おいらはまた Nightcore さんという人が自分で歌ってるのかと思っとった。あーだからいつも音がああなんだ。なるほどなるほど。

EFD の二次加工なんだ。てことは、うちも Nightcore 作品は削除しようかな。……はいさーっ、てことで削除すますた。

『い〜やい〜やい〜や』。なんとなく Zoozbuh さん作品をチェックしたら、つい先月リリースの最新作出てきたんですかさず入荷。面白そうな曲だし。実際ナイスな曲だった。Zoozbuh さんってほかの方に英訳詞を程起用されること結構あるんだよな。秀逸なんで、自前歌詞派の Juby さんさえ確か使ったことあったような。おお、"Cruel Clocks" だ。

『い〜やい〜やい〜や』の原作は Neru さん。メンタルかなりキてる歌詞で定評だけど、今回はその方向のニオイ残しつつも逆方向な感じ。日本語反訳がやたら捗ってイイ感じの表現を繰り出せたのは、Zoozbuh さんの英訳詞が原作に比較的忠実なのもあったけど、無意味な徹夜明けのテンションもあるかも。

銘板左端銘板銘板右端

1時間かけて、ほぼじゅびふぉ 下ごしらえツール ちょっと改良できた(気持ちのいい汗)

ほんと作業者の独り言だけどさ、原曲動画の埋め込み、今までサイズの自動調整がうまくいってなくて。原曲は大抵はニコニコ動画なんだけどさ、けっこう前のある時期から埋め込みコード内の記述で、画面サイズが変わってしまって。

今までの下ごしらえツールじゃ旧規格の数字を拾って書き変える形にしてたもんだから、うまく変換できなくなってた。しょうがないから作業工程のどこかの段階で、そこは入荷済み HTML 書類から手でコピペしてたんだわ。まぁ普通はアップロード前のチェックに気づくもんなんだけど、ここ最近で入荷した複数の作品でチェック漏れがあって。変な画面サイズのまま出してしまってて。

いちいち手でコピペするの煩わしいし、こういう間違いを何個か出してしまったってことで、前々から「改良しなきゃなー」と思ってたのをようやく実行できたってわけで。これからは、ニコニコから取ってくる埋め込みコードの画面サイズ指定がどうなっても、きちんと変換できるようになったですよ。既存だったヘボいコードの入れ替えが主なんで、頑張った割に1行しか増えんかった。

しかし最近はめったに JavaScript をいじらなくなったもんだから、バグを見つけるのがめっきりヘタクソになっちまってた orz すげー単純な間違いに全然気づけないでやんの。

さて懸案を1コ片付けたんで、サイト内容の方のアップデートの準備してみようかな。

銘板左端銘板銘板右端

勢いでもう1コ片付けた。新規入荷リストを入荷日で降順にするやつ。2時間半くらい粘って粘って、最終的に JavaScript ソースに追加したのはわずか2行 orz

二次元配列のソートがうまくいかなくていかなくて。sort() 関数を初めて使ったんで、何か気づかずおかしいところがあるんじゃないかと、ついに並べ替えのアルゴリズムを自力で作り始めたのだった。あえなく挫折ww

元のデータベースだと日付がテキスト型だったことに気づき。sort() を使うのに参考にしたサイト様だと、日付型や数値型に適したやつだったのに。てことで、どうせ入荷日は非公開なんだから日付型に変換しっぱなしでも問題ないやと。

これ配列の末尾の要素なんで、pop()(配列の最後の要素を削除)と push()(配列の最後に要素を追加)で処理しようとしたら、なんでか知らんけど全然うまく動作しない。悩みに悩んで、いろんなとこ何度も再チェックして、挙句に思いついたのが、...pop().push() でわざわざ配列の形をいじるんじゃなく、フツーに代入して直接書き換えればいんじゃね?ってやつ。

やってみたらそれが正解。結局 ...pop().push() だと何がどうダメだったのか不明なまま。でもうまくいったからいいや。つかなんでおもっきしフツーな代入を思いつかなんだのか。型が違うのがどうも引っかかったってのはあったかも。JavaScript って型の定義がテキトーでいいの忘れてたってことか。

とりあえずこれで、現状みたいに新規入荷リストがドバドバ長くなったとき、一番新しいのが一番上に来るようになったですよ。

3時間半かけて3行ぽっちってのは……相当効率の悪い作業なわけで。けど改良した分の恩恵はもろにあるからな。とりあえず頑張ってよかったかなと。

銘板
2019.8.18 日曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190818
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

ネズミ重力

ネズミの罠の YouTube 動画にハマってて。

そういやおととしの正月、うちにネズミが1匹侵入してさ、捕まえるの大変だったってのもあって(トリモチと毒エサの合わせ技でようやく仕留めたっけ)。日本中が酉年を迎えた中、うちにだけネズミ年が来たww

一連の動画じゃ毒エサは出てこないけど、ナイス蚊ッチとか水とか風船とか空き缶とか、いろんな小道具をうまく使ってのが面白くて。トリモチは他の小道具との組み合わせじゃなく単体なのが多いな。

んで、見てるとそのうちネズミの習性がわかってくる動画をここに埋め込もうかとも思ったけど、ネズミは見るのも嫌な方もいらっしゃるかも。てことでリンク貼りますです。タイトルは英語だけど、中身は無言なんで言語は関係なし。

The World's Most Simple Mouse Trap | Unique mouse trap ideas | Mouse Trap 2019(もっとも単純なネズミの罠 | ネズミの罠のユニークなアイデア | マウストラップ2019)

いろいろ罠動画が出てる中でも、トリモチ以外では仕掛けが最も単純なのが売りの罠で。

最初の1匹がなかなか罠に入ってくれない。最初のやつは、入る気ないのに間違えて足を滑らせてって感じ。2匹目も同じ。3匹目がどうも、自分で飛び込んでるようなんですわ。以後、間違えた型と自分から型が混在していく。罠の中のネズミが増えるほど、自分から型の比率が上がっていく。

どうも仲間が多くいるところに、自分も行ってみたいと思うっぽいような。あるいは、仲間が多くいればいるほど、その場所への警戒心が薄れていくというか。

でも、罠の中の仲間達のところへ行こうかどうか迷ってる時、自分の隣にほかのネズミがいないと、1匹だけだと行く決心がしにくいらしい。

なんか人間の集団心理と同じような気がしてさ。じゃあ最初は、罠の中にダミーのネズミを2個ほど入れとくと効率よくなる気がする。サクラですな。

天体だとさ、宇宙空間に散らばる分子や元素って場所によって濃淡があるわけで、濃いところは互いに重力が強く働いて、集まってくるんですな。集まるとそのぶん重力が強くなって、ますます周りのものを引き寄せていくんですな。そしてある程度の大きさにまで成長すると、天体と呼ばれるようになる。いったん質量集積が起きるとどんどん加速していくってやつで。

それはまるで人が人だかりに集まるような、ネズミがネズミだかりに集まるような、まったくそんな感じで。人の場合、都市ができていく様子がまさにそれですな。

話をネズミに戻すと、人間と違う感性だなーと思ったのはほかの動画。特にトリモチ。

トリモチに捕まると、見るからにひどい有様じゃないですか。思ったほど全身ヌタクタにはなんないし、不自然なポーズでもがいたり鳴いたりもするけど、他のネズミはそれを見ても一向に構わず、エサにつられてトリモチにハマっていく。

トリモチって、ネズミの尻尾がくっつけばもうほとんどキマリなんだな。触れるのが足の裏だけなら、一気に駆け抜けるのならそのままスルーってのも動画に出てた。足1個だけ軽くくっついた場合、それでアウトの時も、脱出できてる時もあった。粘着剤の特性でもだいぶ違うっぽいし。

んで尻尾がある程度の長さぶんペターっと薄くくっついちゃうと、もう脱出不能。尻尾を動かす筋肉なんてたいした力がないわけで。尻尾を動かしてはがすってのは無理らしく。てことで足を踏ん張ってはがそうとするけど、これまた上方向じゃなく横方向に力を加えるわけで、粘着剤から尻尾を剥がす作用としてあんまし効率が良くない。

4つの足で頑張って踏ん張れば踏ん張るほど、足が粘着剤に食い込んでいく。もう嫌になってキレて暴れたりすると体毛もくっついてしまう。完全にアウト。という、これはこれでかなりえげつない感じで。

あと市販品の、野外設置用の打撃式の罠の宣伝動画・体験動画もあってさ。こいつにやられたやつは自然に罠から外れて昏倒するんで(致命傷を受けて、放っておけば死ぬらしい)、罠はすぐさま次の獲物に備えられるっつう優れもので。

ネズミ、すぐそばに変死体があっても、気にせずに罠にかかりに行ってしまうんだわ。あまりにも気にしないのが不気味に思えるほど。死体が腐り始めてても関係なし。まあ腐ったものでも漁る習性あるから、そこらの不快さへの耐性が高いのはわかるが、同類がそこで死んででも気にしない鬼畜ぶりがな。単に知能が低くて、状況を異常だと感じられないのかもだけど。

けど、仲間がワイワイいるところには行きたがるし、隣に他のネズミがいるかどうかで気の大きさが変わるし。そこで考えると、トリモチであからさまに焦って苦しんでもがいてる同類を見ても、死んで腐って無残な姿を晒してる同類がそこにいても、そういう異常な状態の同類がたくさんいても気にしない心理は、どうもなかなか理解しがたいような。

やっぱし、彼らが判別できるのは「そこに同類がいない」「そこに同類がいる」「そこに同類がたくさんいる」までで、その同類が苦しんでるとか、見た目からして傷ついて死んで腐ってるとか、そこまではわからないもんなのかもな。

あとネズミの習性でのデマがあるね。ウソだったってのが今時はかなりバレてるとは思うけど。

レミングは「集団で自殺する」という迷信はなぜ生まれたのか? - GIGAZINE

レミングネズミの集団自殺はウソだったけど、それはそれとして、ネズミに付和雷同の気がけっこうあるってのが、今回見た動画でよくわかったですよ。

しかしうちに入られたケースじゃこの知見は役に立たんよなぁ。1匹だけだったもんで。柱とかドアとかガリガリとかじり取られてしまったですよ。

そのとき学んだのは、トリモチ+毒エサの効き方。

はじめはトリモチだけいくつも置いといたんですよ。けど一向に引っかかってくれなくて。ちゃんと、ネズミが通ったルート上に置いてたんだけど。ネズミは警戒心が強いというのは知ってた。なもんだから決まったルートを通りたがるものだと思っててさ。それはたぶん間違いじゃないと思うけど、そのルート上にある日突然、今までなかったものが出現すると、やっぱし警戒するんだなと。

じゃあ警戒を解くほど慣れるようになるまで待つことにしたんだけどさ、2週間経っても引っかからない。今思うと、たぶん1匹だけだと警戒心も相当強くなってるんだろうな。んで毒エサを追加することにしたんだわ。

エサへの警戒心は弱いらしく。ルート上の数カ所、トリモチとは違う場所に撒いといたらすぐに食いついてくれた。トリモチはネズミ視点だとかなり巨大な何かだろうからな。ことさら怖がられてたのかな。

そしたら毒エサ食った次の日あたり、見事にトリモチに引っかかって死んでたわ。

毒エサの毒は即死するほどじゃなく、じわじわと体調悪化させていくものらしく。万が一、乳幼児やペットが誤食した場合を考えて、毒性を抑えてるんだと思う。

そこから推定するに、毒エサを食ったネズミは具合が悪くて悪くて、いちいち警戒してらんなくなったんだろうと。それで、気をつけてたはずの巨大異物・トリモチをついに踏んでしまったんだろうと。

銘板左端銘板銘板右端

ほぼじゅびふぉ の入荷は3作品。

初登場 Melt さん KHTLL13 さん組の『い〜やい〜やい〜や』。この曲で検索かけたら出てきた。英訳詞も自作で、こちらもこちらでイイ感じ。つか Cammie Mile さん Zoozbuh さん組より1年半も早かった。

Juby さんの "Dream" を入れようと思い。曲の素性を調べたら、Circus-P の作品だった。てことで両方一挙に入荷したですよ。Circus-P の独特な世界観、今回も炸裂しとります。

銘板
2019.8.19 月曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190819
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

こっちもリベンジ

ほぼじゅびふぉ の入荷は5作品。

『カンタレラ』はこないだ Toma & JoyDreamer 版を作業したばかりなんで、内容は把握してる。Zoozbuh さんも男前な英訳詞でグイグイ迫ってくるw

『ぶれないアイで』。Zoozbuh 版は、日本人にはいささかわかりにくい隠語がありまして。日本語反訳はそのまま「ビッグブルー」として、いったんは下の方に訳注を出すことしたんだわ。「やくちゅう」の変換1発目が「ヤク中」ってあんた……。結局 goo 辞書に的確な説明があったんで、反訳文中でリンク貼ることにしましたわ。

「焦り」のつもりが「急」と出たり。「ちゅうこく」で「中国」。ラストのイイところで「かんしょく」が「間食」。ええそうですよカップ焼きそばバゴーン食いましたよそれが何か? 詩文の和訳を書いてる自覚がないおいらのコンピュータ。

しかし「ちゅうこく」は意外。なんぞこれ。そういやすごい昔のCM で「♪中国ファンドは山一証券」ってあったっけな。中期国債ファンドの略な。

JoyDreamer 版はまた趣が少しだけ違う訳ですな。おいらの言葉は変わり映えなく、それぞれの違いをお楽しみあれー。

歌詞のキメ文句はタイトルと同じ「ぶれないアイで」。Zoozbuh さんはここをそのまま日本語で歌った。日本語の曲でもキメ文句を英語で歌うのがけっこうあるけど、ついに逆流が起き始めてるのか!? つか2010年公開 rockleetist さんの "Starduster" が既に、サビで部分的に日本語をそのまま使ってたりした。対して JoyDreamer さんは、この部分も見事な英訳詞にしてくれた。ちゃんと「アイ」のダブルミーニングを表現してあるよ。

『ぶれないアイで』ってロートの目薬の CM ソングだったんだな。まったく知らんかった。てことで、日本語反訳は微妙にそこを意識した部分があったりして。

『ジッタードール -ʀᴇᴠᴇɴɢᴇ-』が140万 PV 行ってる件……。てことで急ぎ目で入荷してみた。たぶん YouTube のプロフィールページに行くと自動再生されるようにしばらく設定されてたかと思うけど、それにしてもこの数。PV 数の多さ自体で注目を集めたりもしそうなんで、早いとこ入れなきゃなーと思ってさ。その前に公開済みの未入荷作品もあるけど、『ジッタードール -ʀᴇᴠᴇɴɢᴇ-』を先に入れてみた。

んでまぁ自作品の仕立て直しっつうと大抵は、歌いぶりが納得いかなかったからって感じで、歌詞はそのままだったりする。けど Juby さんのことだから、と新旧両方の英訳詞を並べてチェックしたところ、やっぱし違ってるし……。じゃあ同じ部分もあるんで、日本語反訳も旧版を参考に、と思いつつ。なんだろうこの引っかかる記憶の感じ。

と、旧版の日本語訳を読み直したところ、いやなんかええと……そうだった! ああそうだった! 徹夜明けのテンションで、Juby さん独特の難解文法な英語で、すごい自信ない反訳したんだった!

ええもう頑張りましたですよ。一応旧版の日本語を参考にしつつ、新版で相当叩き直したですよ。返す刀で旧版も、出来立ての新版を参考に叩き直しまくりましたですよ。むしろ旧版の修正の方が英文がむずくて時間かかったし。

ほんと、普通はセルフリメイク作品の入荷は10分くらいで終わるもんなのに……。

Juby さんが REVENGE ってことで、おいらも『ジッタードール』旧作をリベンジすますたっつう話。

銘板左端銘板銘板右端

前々から曲目リストの横向きの表示順を変えようかなと思っとった。そろそろやろうかな。今は

英曲名, 英訳詞者, 歌い手, 動画公開日, 原曲名, 原作詞者

にしてるけど、英訳詞者と歌い手を入れ替えようかなと。

ほぼじゅびふぉ の最初の意図は、英訳詞を楽しんでいただくためでさ。そのために日本語反訳を足すっつうことでさ。そんなわけで、歌い手よりも英訳詞者を前に出したんですわ。

でもやってるうちに、歌い手さんの歌いぶりを楽しんでる自分に気づいたというか。音楽動画の普通の楽しみ方ですわ。どなたが英訳詞を書かれたかはもちろん大事だけど、作品を楽しむ分には、どなたが歌っておられるかの注目度がより高いわけで。

じゃあ英曲名のすぐ横は、歌い手さんのお名前がふさわしいんじゃないかと。

そう考え始めたのはけっこう前。ほぼじゅびふぉ 公開年の2014年中だった。まだ作品数が少ないうちにやってればよかったのに、とりあえず面倒でww やってくうちにその理由はどんどん肥大していくのはわかりきってたけど、面倒さが常勝。

あと、いったん修正してしまうと戻すのもまた大変なわけで。

まてまてまてまて慌てるな慌てるなこれは孔明の罠だ慌てるな慌てるな……。

ってのもあって様子を見てみようって感じで。ところがこの案件を思い出すたび、入れ替えた方がいいだろっつう結論しか出ない。

入れ替え作業するとして。既に手作業なんかやってらんない状態になって久しい。手作業だと、ともかく時間と労力がかかる。しかも終わったと思っても、チェックすれば絶対いろんなところを間違ってスクリプトが動かなくなる。修正箇所を探しては潰して……を延々繰り返す羽目になる。そして全部直したはずなのに動作しないとかもう絶対そうなるよ。

しかも直し間違い・直し忘れしてしまうと、入れ替える両者が紛らわしいのもあって再発見はほぼ不可能。

てことで JavaScript で自動化っつうことになる。そういや JavaScript しか知らん人でも、Node.js を使うとかなり本格的なプログラミングができるそうで。けど Node.js を今から学んで使うまでもなく。いつも通りの 100% Pure JavaScript でいいや。

一応、曲目データベースの入れ替え作業はこうやる、というのが脳内ではできてはいるけど。作るのめんどい……。

あーでも入れ替えをやるとなると、下ごしらえツールも合わせて変えなきゃな。めんどー。

自動化でイイのは何回でも試し打ちできるってことだな。手作業だと1回でさえやりたくない。そして、それでもめんどい orz

銘板
2019.8.20 火曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190820
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

エレクトロニカでダークファンタジー

ほぼじゅびふぉ の入荷は9作品。

"Don't Come Back Here"。昨日見つけた英語圏ボカロPの KIRA さんの作品。ボカロPっつうか、今回はいきなり rachie さん起用だったりして。そういえばって感じで、ボカロを使わんでも何も問題ないわな。それよりも、人気と知名度のある英語歌い手さんと組んだほうが話が早いわな。

実際英語版のボカロを使ってても、せっかく優秀な海外Pなのに、イマイチ数字を稼げてない方いらっしゃるもんな。YouTube は視聴者数が恐ろしく大きいんで、上を狙うなら天井知らずで狙い続けられるわけで。PV 数やフォロワー数を稼いでいくのに、この方法はかなりいけるんじゃないかと。そういや Juby さんも "Kaleid" で Ptepix さん作の曲を歌っておられたな。

英語歌い手さんたちにとっても、Pから声をかけられるのは光栄なんじゃないだろか。自分の歌唱がその曲のデフォってことだから。自分の持ち歌を持つってことだから。

"Circles"。とはいえ KIRA さんの場合は、人気と知名度を得るために必死にならなくてもいい圏域に入ってるような。"Don't Come Back Here" の PV 数は228万、GUMI に歌わせた "Circles" は322万だよ。ここまで行ってる人、英語歌い手さんや英語Pさんたちでもそんなにいないぞ。

しかしなんてーか、英語P共通の曲調ってあるな。エレクトロニカでダークファンタジー路線が多いというか。欲張りなおいらとしては、才能は揃ってきたことだし、そろそろ取り扱いジャンルが広がってくれると嬉しいな。本場のカントリーとかブルースとか出てこないかな。

『心做し』。アビーさんという才能を見つけてしまったんで、ちょいと足しとこうかと。『心做し』は、おいら相変わらず歌詞の背景をうまく掴めずにいるんだけどさ(映画の『トイストーリー』的なシチュエーションかな)、そのくせして聴いてしみじみしてたりして。んでなぜかというか、アビー版を聞きながら作業してたらもうなんだか泣けてきて泣けてきて。

『モノクロ∞ブルースカイ』。そのアビーさんの EFD デビュー作。正直なとこ歌唱は上手と言えるわけでもなく、録音環境もあまり良好ではない感じ。けどこれ2010年リリースだからな。時代で言えば、rockleetist さん以来で EFD シーンを大きく変えた Juby さんデビューの2年前。そういう先駆的な時代ってことで。ほぼじゅびふぉ 収蔵作品だと、2010年産は今とこ76作品しかない。EFD の歴史の証人ですな。

ちなみに2008年2作品、2009年23作品、2011年83作品、Juby さんデビューの2012年は一気に増えて199作品。2013年151作品、2014年158作品、2015年92作品、2016年38作品、2017年47作品、2018年30作品、2019年10作品。2015年以降のガタ減りは、おいらの入荷作業が間に合ってないせい。未入荷がまだまだザクザクあるのだ。

『戯言スピーカー』は当面の入荷の満願が近い Sara Beat さんを進めようってことで入れてみたら、英訳詞者が Cycera Fion さんというかたで。嗚呼また才能を発掘してしまった。んで先に Cycera さん、続けて Sara Beat さんと。この作品って今までこれまたおいらはあまり意図を汲めてなかったんだけど、Cycera 版の反訳してて、ようやっとわかってきた感じで。

そういうことだったのか。なんかこう、ネット向けの曲だなーと思って。メジャーシーンだと、いろいろ変に気遣う人、横目で様子を見る人たち続出で、レーベルとしては素直に販促しにくいかなーって感じのテーマ。けど、メディアにはあまり乗せられない類いの境遇や感性が案外普通に存在するんだなってのは、ネットが普及して初めて知ったことだった。マイノリティって、ものによっては思った以上に多数だったんだなと知った。

ネットが世に出てきて、それまで孤島がお互いを知らずに散在してた状態だったのが、島同士がネット越しにつながれるようになって、一定の存在感を持ち始めたと。で、この方向はかつては対象者がまばらすぎて表現として成り立ち得なかったのが、成り立つようになった。良さが認められる環境が整って、その方向を素直に表現した作品なんじゃないかと。英語圏でさえも共感者をこんなに集めてる。

今回、なぜか今まで逃してた、ササノマリイ/ねこぼーろさんご本人による英語版も入荷しましたですよ(ボーカルは初音ミク)

つかもうね、最近になって、ねこぼーろさんがササノマリイというお名前になって活動されてることを知りまして。けど ほぼじゅびふぉ じゃ、書き換えちゃうのもなーって気がしてて。んで今日、本家英語版の元動画を見たところ、「ササノマリイ/ねこぼーろ」という両方表記が出てたんで、この書き方で全部書き換えたですよ。将来 ほぼじゅびふぉ が検索機能を備えた時、この書き方だとヒットしやすいだろうってのもあって。

今日の〆は "Alice in N.Y."。……ものすごくイイ感じの日本語反訳ができた気がする。いやいや、今おいらノリノリで書きまくった直後でコーフンしてるから。あとで醒めて見ればそうでもないかもだけど、今はなんかこう、すごいのできた気がする……。この日記をお読みの皆様、久々に表現にすげー手応えを感じた訳文です。どうか見てやってくださいませ。

Sara さんのとりあえずの満願まであと1作品。

銘板
2019.8.21 水曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190821
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

必殺ピタピタフィット

ほぼじゅびふぉ の入荷は8作品。

"Piece of Art", "The Day I Die", "Games", "モンスター"。KIRA さん4作品入れたですよ。『モンスター』だけカタカナなのは、元タイトルがそうなってるから。ニコニコ動画にもつい最近投稿してあったんで、作品ページに両方とも貼っといたよ。ていうか『モンスター』、YouTube で1千万 PV いってる……。作品自体がモンスター級。

KIRA さんはヤンデレ系の歌詞がお得意と思われるけど、"Games" だけはそうじゃなく。思春期の少年の脳内に炸裂しまくる、都合のいい恋の妄想がテーマの明快な曲ですな。曲調もスカッとしてるぞ。内面的って意味じゃ共通だね。

『シニガミレコード』。これで Sara Beat さん満願。ふいー。反訳作業が半分を過ぎたあたり、実はかなり前に入荷済みの Juby さんの英訳詞そのままだったことに気づいた。 YouTube のページをよく見たら、ちゃんとそう書いてあった。見落としてた orz

Juby さん英訳詞のコピペにしたけど、なんかそれだけじゃ納得いかんくて。Tenshinyan さんの『シニガミレコード』がオリジナル英訳詞なのをしつこく確かめて、いつにも増してねっちりと反訳させていただきましたですよ。

『深海少女』『嗚呼、素晴らしきニャン生』。Jenny Elizabeth ちゃんにしては英訳詞がそこまではっちゃけてないけど、作業中に聴いてて気づいたイイとこ。メロディやリズムと歌詞とが、サウンド的にすごいぴったりフィットな感じがしてしょうがない。

この人の歌詞はときどき、反訳してて字ヅラ的に「ん?」となるときがある。アイスランドにお住まいなんで、母語が英語じゃないからかなとか思ってたけどさ、たぶんそんなんじゃなく(イギリスが近所だしな)、音韻の熟慮の結果なんだと思う。その方向で、単語や言い回しをミリ単位で吟味してるんだと思う。

ほかの EFD の方々でもそういう感覚は普通にある。けどここまでのピタピタフィット感ってそうはないんじゃないかって気がしてる。例えるなら、鈴鹿サーキットのS字をリズム良く駆け抜けるような。実は昔、おいら鈴鹿を走り込んだことあるんだよね。本当の話。自慢っぽくなっちゃって申し訳ないけど。ゲーセンで。

正直この人は歌唱を特に鍛えてない感じだけど、またなんでこうも時々聴きたくなっちゃうのかなと思ってた。なんで聴いてて気持ちいいのかなと。この禁断症状は何なんだと。

今はそういう見解。Jenny Elizabeth ちゃんやっぱし鬼才だわ。

銘板左端銘板銘板右端

訳詞づくりが 日本語 → 英語 だと、言葉選びの自由度が高いってのあるわな。

読者様におかれましては、お手数ですが ほぼじゅびふぉ のどこかの作品ページを、日本語原詩が JASRAC 管理じゃないものをいくつか開いてお選びいただけますでしょうか(どうでもいいけど、近年流行りの「〜してもらってもよろしいでしょうか」口調は、おいらは使うのになんとなく気が引ける。どうにもこうにも珍奇な感じがして)

日本語原詩、英訳詞、反訳 と3本の文章が並んでるわけで。パッと見でお分かりのとおり、日本語原詩だけスカスカなんですな。ほかの2つに比べて、各段落とも半分程度の分量しかない。「しかない」っつったって大もとがそれだから。英訳詞の方が倍盛りになってるってわけで。

「アルファベット表記が長ったらしいから」というわけでもなく。その証拠に、反訳の見た目の長さは英訳詞と大して変わらない。日本語の文章の長さは漢字でいくらか圧縮してるとはいえ、日本語自体が表現が長ったらしいからな。英語と比べると日本語は発音のバリエーションが大幅に少ないぶんだけ、同じモノ・コトを表すのにより多くの音節を必要とするからかと思われ。

んでさ、逆向きの 英語 → 日本語 の訳詞づくりだと恐ろしく大変な難儀になるのは想像に難くないわけで。

英語曲を日本語カバーした作品のそれぞれの歌詞を見比べると、訳詞者さんの苦労の跡が現れてたりするわけで。英語よりも日本語の自由度が高いのは、語順や品詞の省略ですな。けど半分の長さにしなきゃなんないからな。語順を工夫して品詞を省いて圧縮かけたにしても、さすがに半分までにはなんない。てことで肉を切ることになる。英語詞でもともと書かれてた内容が、解像度が落ちてぼんやりになってしまう。

これで困るのはオペラやミュージカルの曲だよな。そうそう勝手にそこらじゅう切り落としていいもんじゃない。そんなことしたらストーリーの辻褄が合わなくなってしまう。

さらに立ちはだかる難関が、Jenny Elizabeth ちゃんについて書いた「メロディやリズムと歌詞とをサウンド的にぴったり合わせる」。

いやもうね、おいら想像つかんですよ。オペラやミュージカルの訳詞者さんたち、作業中の頭の中どうなってんのかと。

んで、どうにもなんなかったんだろうなーってのをおぼろげに覚えてる。ミュージカル曲かどうかも不明な話だけど。

テレビで TDL 特番やってたのを見たことあるんだわ。ディズニーソングメドレーがあってさ。歌手さんがそれはもうディズニー的な満面の笑みで、楽しげに歌っておられたんだわ。もちろん歌手さんの実力は完璧そのもの。んでそのうちの1曲がですね、メロディと日本語のイントネーションとが全然噛み合ってなくて。

けどほかにやりようがなかったんだろうな。締め切りが近くてやっつけ仕事したのかもな。んでそれが日本語版としてディスニー公式になってしまったんだろうな。おいらはそのちぐはぐさばかり気になっちまって、歌の楽しさが全然入ってこなかっただよ。

メドレーで何曲あったのか覚えてないけど、そういうのを1曲だけに抑えたってのもまたすごいのかも。けど当然というか、その1曲だけ悪目立ちしてしまってた……。

銘板
2019.8.22 木曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190822
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

衝撃伝搬

アザラシ動画。

リアクション、人間と同じなんだなwwww 撮ってる方も同じリアクションしてるしwwwwww

銘板左端銘板銘板右端

ほぼじゅびふぉ の入荷は4作品。

"The Things I Deserve"の邦題『罰当たり心当たり』は、おいらが勝手に日本語反訳につけたタイトルww 反訳の中の人の特権ってことでwwww 4年前に Glass Wall(ガラスの壁) で初めてやって以来だな。今回はちょっと凝ってみたw

なんかアイドル曲のタイトルみたいな浮かれた感じになっちまったけど、曲の内容は決してそういうわけではなかったりする……。

オリジナルの GHOST 版の動画公開日がカバーの Cycera Fion 版と逆転してるのは、GHOST 版は作り直したかららしい。

銘板左端銘板銘板右端

小惑星リュウグウ表面に、探査機 はやぶさ2が人工クレーターを作ったわけで。

そのクレーターの名前、「おむすびころりん」になったらしいwwwwww

人工クレーター「おむすびころりん」と命名 はやぶさ2 - 産経新聞

クレーターっつう穴の中に、おむすびっぽい岩が残ってるからな。ぴったりだなこりゃ。

星の名前がリュウグウになったんで、リュウグウの地名は童話・おとぎ話シリーズでいくことになったんだよな。しかしまさかのかわいすぎネーミング。オトヒメ、リュウジン、ウラシマ、サンドリヨン(シンデレラのフランス語名らしい)とか楽しげな名前がどんどん地名として決まってったわけで。

小惑星探査機「はやぶさ2」記者説明会 2019年8月22日(PDF) - JAXA はやぶさ2プロジェクト

公式書類によると、「おむすびころりん」は愛称なんだね。IAU に正式認定された地名じゃなく。まーあれだ、正式認定された名称は住所地名になり得るってことでして。将来もしリュウグウに人が住むようになると、そこの住人への手紙はその地名に出すことになるわけで、正式名称がそれなわけで。「おむすびころりん」は、現地の行政府の判断次第かな。リュウグウ町の町議会で OK が出れば、そのとき初めて正式な住所地名になるかもしんないってポジションですか。

IAU が地名を認定する条件っていろいろ細かくあるみたいだけど、たぶん人工的に作られた地形は対象外なんじゃないかと。

はやぶさ2が1回目のタッチダウンした場所は「たまてばこ」。おむすびころりんクレーターのすぐ脇の、2回目にタッチダウンした場所は「うちでのこづち」。IAU 正式じゃなく愛称。やっぱしこれも、その地域の地形的特徴を表したものではないし、サンプル採取した場所に穴が空いてたにしても、それは人工的に空けたものだからってことだろうと思う。とりあえず穴は確認できてないしな。

初代 はやぶさ が探査した小惑星イトカワ。星の名前の由来は、日本の宇宙活動の礎を築いた糸川英夫博士。てことでイトカワ上の地名は、宇宙開発に関係するものや、地上での関連地名にあやかってつけられた。かっこいいというか、重厚・威厳というか、しゃっちょこばったというかな感じで。

日本が初めて、他天体上の地名の命名権を得るほどの詳細な探査をしたっつう記念碑的なことだったんで、その方向性はふさわしいと思う。命名案会議のメンバーは、人類の宇宙開発史に思いを馳せながら、万感の思いで候補を決めていったことだろう。

それが今の はやぶさ2のリュウグウ探査だと、地名の雰囲気こんなにもユルいww 命名ルールが緩いわけでは決してないんで、そこは誤解しないでおこう。けど地名の命名案の検討会議は、きっと初代の時よりだいぶ楽しげだったろうなぁ。

だってメンバーの方々がこの検討会議でどんなに真顔だったとしても、検討内容が「おむすびころりん」だもんなwwww 命名案会議のメンバーはそれぞれ、ご自身や親戚・知人のお子さんを思い浮かべながら、てな感じだったかと。

そういえば MASCOT の着陸地点の愛称は「アリスの不思議な世界」になったんだよな。MASCOT は独仏が開発・運用した着陸機なもんで、彼らが命名。それで西洋の童話・おとぎ話由来で合わせてくれた。お題自体にふさわしく、リュウグウの地名をさらに楽しく賑やかにしてもらえたよ。

あと、ミネルバ II-1B(アウル)が復活したんだな。今はリュウグウは太陽に近くて夏本番らしく。地球の季節と違って、太陽に近い・遠いで季節が巡るんで、季節は星まるごとどこでも一斉に、夏なら夏、冬なら冬、という形。ミネルバ II-1A(イブー)のほうは、放熱の装備がないんで夏場には弱いらしく。あまり復活の期待はかけらんないっぽい。さてさてアウルは再びホップできるかどうか。

アウルの運用予定は、9月下旬から10月半ばだそうで。

ただ、アウルって岩の隙間に嵌ってしまったと思われるんじゃなかったっけか。ホップ機構の力ってかなり弱いからな(強いとホップしただけでリュウグウの脱出速度を獲得してしまって、表面に戻ってこれなくなるんで)。うまく岩のトラップから出てくれますよーに。また面白いカラー写真、いやがうえにも期待してしまうよな。

この時期、ミネルバ II-2 の運用も予定だそうで。II-2 は4つの大学が共同開発したもので、それぞれが開発したホップ機構を搭載してる。その動作検証するのが目的なんだけど搭載コンピュータの不調が判明してて、たぶんこの目的を果たすのは難しいとされてる。基礎的な通信はできるけど、活動に関するコマンドやデータをやりとりできない状態らしく。んで有意義な成果を得る計画として、放出後の落下の軌跡を はやぶさ2本体から観測するそうだ。このデータを重力場の測定に使うと。なるほどなー。

そのリハーサルとして、9月5日にターゲットマーカーを2個同時に投下してみるそうな。ターゲットマーカーはあと3球あるもんな。

ミネルバ II-2 のコンピュータ不調は、もしかしたら はやぶさ2本体からの放出後、電源が太陽電池に切り替われば直る可能性も少しはあるらしい。

それで運よく直ってくれればいいけど、そこに賭けるということはしない方針らしい(関係者の皆さんは内心じゃ賭けておられると思うが)

4つあるホップ機構のうち、山形大学のは電気・電子的な制御が不要。電源さえ不要。昼夜の温度差で、バイメタルで衝撃を作り出してホップさせる形らしく。現状で唯一、動作できそうなものとなってる。けど動作して II-2 が移動したよというデータを II-2 が送信できないのが問題なわけで。

それでもホップしたかどうかを確かめるには、たぶん はやぶさ2本体から撮影する形しかないと思う。ミネルバのなりはかなり小さいうえ、ターゲットマーカーみたいに反射率を高めてるわけでもない。表面に太陽電池を敷き詰めてるぶん、外見はむしろ黒っぽい。てことは、これをやるなら はやぶさ2はかなり近づいて撮影しなきゃなんない。昼夜の温度差を利用するってことは、結果を得るまで少なくとも1ソルは待たなきゃなんない。

山形大学の研究室の公式資料 によると、1ソルのうち朝と夕方の2回ホップできるらしい。けど夜の間はミネルバ II-2 は発電できないんで通信できないし、はやぶさ2が上空からカメラ画像で探すのも無理。夜の部分を照らすほどの強力な光源もないし。てことで夕方にホップしてもそれは、次の朝のホップとの合わせ技でしか認識できないってことかと。

II-2 自身も、夕方ホップは II-2 が日陰に入ってバイメタルが冷えて、電源も切れた状態での動作になるしな。しかしそうなると、II-2 は山形大学のホッピングシステムのおかげで、リュウグウ上で永遠にホップし続けることになるんだな。遠い将来、機体が温度差の疲労とかも重なってバラバラになっても、バイメタルだけは朝と夕方の1ソル2回、パッツンパッツン動作し続けて、部品をばら撒きながらミネルバ II-2 の残骸をホップさせ続けるんだろうな。そしていつしかバイメタルだけになってしまう。

たまたまそのバイメタル単体の位置と姿勢がちょうどいい具合になると、脱出速度を獲得してついにリュウグウという名の檻から脱走を果たしてしまうかも。そうなると以降は、太陽熱を四六時中浴びっぱなしで高温モードで固定になるかもな。それで初めてこのバイメタルは活動を休める時が来るって感じですか。

さらに遠い遠い未来、火星か小惑星へと向かう有人宇宙船が航行中、デブリが衝突。運よく船内の比較的安全な区画に飛び込んだので、「惑星間空間でデブリ衝突なんて珍しいねー」なんて言いつつ乗組員たちは落ち着いて壁の穴を修理。同時に区画内で問題のデブリを探したが見つからない。以来、ときどき壁の中からパッツンパッツンと謎のラップ音が聞こえるようになった。とかもうハリウッドのジャンルもの SF にうってつけな何かww

話を戻して。

リュウグウの1ソルは7.6時間。はやぶさ2本体がいちいちホームポジションに戻るほどの時間じゃない。たぶん近場でホバリング待機するんだろう。で、その隙間時間をうまく利用してのアウル運用なんじゃないかと。

ただ、ミネルバ II-1 でも MASCOT でも、上空から撮った画像情報からの着陸位置の特定は至難の技だった。MASCOT では、降下中にリュウグウ表面に落ちた MASCOT の影から軌道を解析して推定できたけど、かなり大変な作業だったらしい。II-1 はそういう手がかりがないらしく、まだ推定できてなさそう。

そう考えると、II-2 はリュウグウの重力を推定する名目で、上空から はやぶさ2本体が、II-2 の降下軌道を詳細に測定するわけで。これって II-2 が着陸した場所を特定しやすくなるわけで。ターゲットマーカーと違って見た目が目立たない II-2 を、画像から探し出しやすくなるわけで。ソルを置いて同じ区域の画像を見比べると、II-2 の移動を確認しやすくなるわけで。

そこらへんもろもろの可能性を全部含むように考え抜いた計画案なんじゃないかと。

はやぶさ2チームにとって、ミネルバ II-2 ミッションはおまけ程度の軽いものだとおいらは思ってた。でもリュウグウ現地探査の最後の最後まで本気出しまくるつもりだなこりゃ。

はやぶさ2が地球に向けて出発するのは今年12月。初代のイトカワ探査に比べてだいぶ長い期間の現地滞在だったんで、ゆったりできるだろうなぁとか安直に思ってたよ。けどその長い期間全部を、やれること全部ビチビチ入れまくって使い切る形にしてるんだな。

あと、再突入カプセルの着陸場所は初代 はやぶさ と同じく、オーストラリアのウーメラ砂漠で正式決定なんだな。

はやぶさ2の探査対象がリュウグウに決まった時から、軌道の関係で、地球での着陸場所は南半球と自動的に決まってた。だったら今度もウーメラだろうとは思ってたけど、はっきり決まって安心ですわ。

初代のときは日豪とも前例のないことだったもんで、交渉でお互いに大変な思いをしたらしい。今回は、前回に比べるとかなりスムーズに決められたんじゃないかと。

銘板
2019.8.23 金曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190823
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

『失想ワアド』など

ほぼじゅびふぉ の入荷は4作品。いつになく難攻不落英語な作品ばかりだった……。

『失想ワアド』。最初に "Oh mirror mirror on the wall" ってあるんだわ。ついこないだ、別の作品でも同じ文が出てさ。もしかしてと思ってさ。

調べたらやっぱしというかだった。かの「鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?」のセリフだったわ。あーそうかそうかそうだったのか。

てことで、あれって三面鏡とかじゃなく壁にかかった鏡だったんだな。日本語のセリフだとその鏡が壁掛け状態かどうかの情報がないけど、ストーリー進行にとって特に重要でもないからな。

Juby + じん(自然の敵P) と来れば、そりゃもういつにも増して難解英語ですよ。しかも長いし。休みを何度も入れつつ、辞書を何度も何度も引きつつ、根性で訳したですよ。ストーリーものだけど、Juby 英訳詞は表現まで日本語原詞と一致してるわけじゃなく、独自世界を作るんで。普段は日本語原詞も見ながら反訳を作るんで、そのぶん原詞の表現を参考にしたりしてるんだけどさ、Juby 詞はそのズルをあんまし許してくれないww

この作品で知った慣用表現。

pipe dream - Weblio 辞書

「空想的な考え あへんを吸って起こる空想から」

なんかもう由来がひどいwwww

"trick and treat"。Jenny Elizabeth ちゃん、ハロウィン曲というかゲゲゲ系がツボすぎる。『結ンデ開イテ羅刹ト骸』もそうだけど、元歌詞からの飛躍が見事すぎ。ほとんど違う話に改造してしまった。そして、日本語原詞よりも怖い……。

ということで日本語原詞が Juby 詞以上に参考にならずww しかも言い回しやら単語やらやたら難しくて。

つか公開日が 2014/06/28 って全然ハロウィンじゃない謎。でも日本だって怪談シーズンは夏だしな。アイスランドのおばけシーズンは6月末か7月初旬なのかな。

『怪盗ピーター&ジェニイ』。原作は Nem さんのリンレンものってことで、おしゃれで軽快なナンバーですな。こっちだと Jenny Elizabeth ちゃんあまり英訳詞ではっちゃけてなくて、比較的ラクな仕事で済んだですよ。

リンはこの作品中の役名はジェニイなんだね。Jenny Elizabeth ちゃんと同じ名前。公式 MV のリンレン二人とも絵がかっこかわいいし。Jenny Elizabeth ちゃんきっとノリノリで作ったろうなぁ。

『人の心の食欲』。最近発見した海外ボカロPの GHOST さん、この作品もまたかなりの PV 数を稼いでるんで、いっちょ入荷してみようかと。

ところが。

これまた難解英語ですよ。しかも長いし。知らない単語ドバドバ出てくるし。すぐにはわかりにくい・訳しにくい表現も容赦なくあるし。サビをあんまし繰り返してくれないし(コピペのボーナスステージほぼなし)www もとから英語曲だから、参考にできる日本語原詞ないし。

テキスト形式の英語歌詞を検索で探したら、日本語訳した方のブログをたまたま見つけた。作業のはじめの方はその訳を手がかりに進めてたけど、いささかあてにならない感じと判明。ほぼじゅびふぉ もトップページで「一部わからなかったところはテキトー訳w」と書いてはいるけどさ。ということで自力で頑張った。いやほんとマジ頑張った。

しかしあれだね、Google 翻訳の精度は年々上がってるし、ほかの翻訳サービスや商品もたぶんだいぶ進んできてるだろうし。んでまぁ翻訳作業って自動化がどんどこ進んでいく一方と思うけど、歌詞の翻訳ってしばらくは人力に頼るしかないんじゃないかと。文法的にイレギュラーだったり、作者の感性でその場限りのイレギュラーを作ったりもするわけですよ。日本語歌詞でいうと、漢字表現に、簡単には想像つかない読みを当てるとかあるじゃないですか。

英語に読み仮名はないけど、それを思い起こさせるような、ぱっと見じゃわからん表現とかけっこう出てくるわけで。そこは前後の文脈から意味を汲み出して、意訳で乗り切らんといかんわけで。けどそれが過ぎると作者の意図から離れてしまうんで、落としどころを読みつつ、となるわけで。どうしても意味がはっきりしないところはもう自己責任で、ともなる。人工知能じゃしばらくできんだろ。

自動翻訳がかなりいけるようになったのは、記事の翻訳だね。Google Chrome で Wikipedia 英語版の記事を何か開いて、マウスを右クリックするとメニューに「日本語に翻訳」と出る。文が長くても、構文がしっかりしてれば精度よく訳せるらしい。これが無料サービスなんだもんな。

Google のことだから、無料で使わせつつそこからデータを取って何かに使ってるんだろうけど。翻訳の精度向上? ってただ出しただけじゃより良い翻訳との比較チェックができんしな。個人情報の収集? アカウントログインしてなくても個人を特定してるっぽいんで、それやって個々のユーザーのペルソナを日々磨き上げてるのかもな。

銘板
2019.8.24 土曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190824
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

理由は暑さ

ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。今日もおいらにとって難解英語。

やられっぱなしじゃ悔しいんで(何にだよ)、"The Distortionist" には勝手邦題つけたった。まぁ直訳なんだけど、辞書を引くと "distortion" の意味はけっこう広くて。漢字1字で書くと「歪」なんですわ。原義は物をゆがめることで、そこから、概念として事実をゆがめるとか、曲解するとか、物理現象としてのゆずみやひずみ、波形や像のゆがみ、なんてのに広がってく。

勝手邦題は最初は『曲解者』にしたけど、「歪」という字を入れたくて。んで上に書いた意味の2つかけてあるんで、概念・物理現象どっちも含めるってことで『歪曲者』で決まり。

売れっ子の GHOST さんの路線は、海外Pの王道というかの闇(病み)エレクトロニカだわな。英語圏オリジナルはこの線がウケてるのかー。

『あの娘シークレット』。"The Distortionist" ページ右側の関連動画リストに出てたんで入荷してみたっす。順番とかまぁいいや。PV の色合いがアイスクリームっぽくてさ。ここんとこ暑いんで、という理由でww

銘板
2019.8.25 日曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190825
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

Vナレーション

ほぼじゅびふぉ の入荷は11作品。

JoyDreamer さんを進めるとさ、それだけじゃ済まないんですよ。同じ作品で他の版が見つかるわけですよ。あーまったくまったく。今回はそれで、久々の TBOE さん再発掘と RafScrap さん新発掘ですよ。あーまったくまったく(実は嬉しい)

そして『ジキル&Hyde』という作品がまた長くて……。RafScrap 版の英訳詞 TBOE 版そのままだったんでコピペで済んだけど、JoyDreamer 版、TBOE 版ともに、難しい単語もけっこう出てきたし。日本語にしにくい表現もまたけっこうあったし。

曲は V 系ハードロックですな。てなことで、なんていうか英訳詞者さんたちもそこは空気読んで、難しい表現してくるwwww

ナレーションな。歌ってる部分だけでも長いのに、歌には出てこないナレーション文も挟まる。ここの扱いがまた英訳詞者さんそれぞれで。ちゃんと歌詞のテキストに入れる時あり。流す時あり。映像のみに書き込んでる時もあり。状況に合わせて段落のつけ方もそれぞれにしましたわ。

けどナレーションの英訳文は双方とも同じで。たぶん日本語歌詞の英訳サイトからそのまま引っ張ってきたんじゃないかと(EFD アーティストの方々はそれを参考に英訳詞を作られてる。そういうサイトが存在してくれるもんで、海外で EFD が盛り上がってるんだよな)

『ゆっくりしていってね』。おいらの好みのハードロックは V 系よりもこっちのほうww わーお 久しぶりに簡単な英語。超スピードでできたよ。つかここしばらく、なんだか病んでる系の難解な作品が多かったんだな……。明快なこの曲でしみじみ実感したですよ。

TBOE さんってかなり昔から活動されてますな。EFD があまり広まってない頃からのお方なんで、オリジナル英訳詞が多くてもうなんか濡れ手で粟フィーリングで入荷したですよ。ていうかせっかくいい作詞の腕だし綺麗なお声なんだから、余計なお世話ながら、あとは歌唱をトレーニングすればきっともっと人気が出るかと。

今日は Cycera Fion さんの駒を進めようと。もうすぐ満願ってことで。『さようなら、花泥棒さん』の歌詞の最後がなんだか違うのは、Cycera Fion さんの大切な方へのハッピーバースデイ(HBD)作品だから。EFD ってこういう使い方がけっこう多いんだよね。歌詞を変えるのは珍しいと思うけど。日本での歌ってみた界もこういう習慣あるんだろうか。

『刹那プラス』。原作は みきとP。Cycera Fion さんのを作業しようとしたら、英訳詞が Juby さんだった。あーそういえば Juby さんの作品リストにあったっけなーということで。Juby 版として新規の作業して両方同時入荷。

返す刀で Juby さんの作品リスト見たら、『いかないで -Piano Ver-』がすぐできそうだった(通常オケ版が入荷済みなんで)。英訳詞が完全に同じなの確かめて、すぐ入荷と。

もともとノスタルジー満喫系な作品が、ピアノ伴奏でさらにパワーアップしとります。Juby さんの鍛えられたボーカルでお泣きなされ。

銘板左端銘板銘板右端

関係ない話題。

歌詞を扱う関係上、頻繁に「嘘」という単語が出てくるんで、イモヅル記憶が呼び覚まされちまって。

昭和の昔の人ってさ、「嘘をつくな!」の意味で「嘘をつけ!」っつう言い回し使う人っていたけど、あれ何だったんだろうな。おいらこのセリフで怒鳴られたことあるよ。大日本帝国陸軍の元軍曹殿に。いやもう完全に思い込みの言いがかりだったけど。

んー、「仮に嘘をついてみろ、そしたら承知しないぞ」の略かな。だとしても略しすぎでいろいろ崩壊してるし。

んでまぁこれ言う人の動機ってさ、今思うと、キメゼリフとして言ってみたかったのかなって気がする。カッチョつけたかったのかな。こんなん言われると単に不愉快だし、そんな暴言吐いた人なんて信頼できなくなるだけなのにな。

知らん間にこのセリフが死語になってたわけで。ふと思い出して一瞬ムカついたけど、ふさわしい処遇になっててその分は安心したですよ。

いやさ、今は令和ですよ。平成の30年を挟んで、昭和はますます遠くなりにけりですよ。正直なとこ、今もまだまだ野蛮な連中がのさばってるなーって思うところはあるけど、昭和時代よりだいぶマシな世の中になったなと。世の中まともな方向に洗練されてきてるんだな。

ちなみに件の軍曹殿からのまともな話も。

昔(終戦直後あたりまでかな)は、障がい者は公然と馬鹿にしてよかったらしい。生まれつきだろうと事故の後遺症だろうと傷痍軍人だろうと、その障がいについて普通に、大人も子供も見下したり忌み嫌ったりしたそうな。んで、今の世の中(話を聞いたのは20年くらい前だけど)はそういうことが良識としてはばかられるようになって、だいぶ世の中全体がましな感じになったんだそうな。

当たり前だけど、誰だって好きで障がいを持つわけじゃないからな。今特に障がいを持ってない人も、障がい者になる可能性はいつでも常にあるしな。

まーでも障がい者の扱いってデリケートなわけで、テレビドラマとかじゃクレームを避けて、結果的に障がい者のいない世界しか描かんわな。けど一方で、テレビドラマだと副音声や字幕で、視覚・聴覚覚障がい者のニーズに応えてるよな。

そういや平成1桁あたりで既に副音声サービスってやってたっけな。そのあたりでなんとなくサスペンスドラマを副音声付きで見たことあってさ。読み手が石丸博也でさ。今思うと、きちんとプロ声優を使って、品質に妥協してなかったんだな。つかジャッキー・チェンが読み上げてる姿が思い浮かんでしょうがなかったww

銘板
2019.8.26 月曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190826
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

暗黒なんとか

すごさがよくわからないけどすごいらしい新素材。

光を反射しない「究極の暗黒シート」、産総研が開発 可視光を99.5%吸収、ゴム製で量産可能 - ITmedia NEWS

ネーミングwwww 「暗黒シート」ってwww

先行するイギリスの「ベンタブラック」は商品化もされてて、天文台や地球観測衛星の望遠鏡の精度を上げるのに使えるらしい。超黒い素材の用途はたぶん他にも、光学関係の精密な補正用なんかでいろいろありそうだね。

暗黒シートの利点は、ベンタブラックが塗料なのに対して、柔軟性のあるシート型ってとこだね。正面からぶつかり合うんじゃなく、それぞれで棲み分けられるようになってる。けっこう簡単に大量生産もできるそうだし。

産総研っつうと、不気味の谷ど真ん中の少女型ロボにボカロの声で歌わせるっつう意味わかんないことしてるイメージが強かったけどw、まともにすごいことやってるなぁ。

今のおいらが注目なのは「暗黒」という単語www いやさ、この単語すっかり失念してたですよ。ほぼじゅびふぉ の日本語反訳に使えそう。英訳詞・英語歌詞中にときどき "darkness", "darkened" とか出てくるんですよ。「闇」「暗闇」「暗いところ」とか当ててたけど、「暗黒」は今まで使ったことないと思う。忘れてて。

けどこれはいい厨二病単語ww これから使う場が増えてきそう。

厨二病っぽいノリだと「闇」のほうがよく使われてる感じなんで、今までどおり「闇」「暗闇」でもいいんだけど、ちょいとニュアンスが違う「暗黒」もまた、その方向でイイ働きしてくれそう。

「闇」に比べて「暗黒」は意思を感じさせない怖さがあるというか。けど相応の悪意もまた感じさせるというか。闇はそこに見えない何かがありそげだけど、暗黒はそれさえよくわからない、突き抜けたヤバさの感じのような。空気の存在さえ問わないというか。

宇宙科学じゃ暗黒物質とか暗黒エネルギーとか言いますわな。おいらの「暗黒」に対するその感覚ってそこから来てるのかもな。

そういや島本和彦の漫画「炎の転校生」で、悪役の必殺技に「暗黒流れ星」ってあったなーwwwww 偶然そうなっただけなのに、たまたま主人公がその場にいて目撃したもんだから、悪役はアドリブで「必殺!暗黒流れ星!」を叫ぶんだよなーwww 主人公はそれを真に受けてガクブルwwwww

そして悪役はこのウソ技を本当にすべく鍛え始める。けどそれって自分が重傷になるだけwww

見事な展開もさることながら、センス良すぎな技名にも笑い転げたですよ。

「暗黒」っていろんな使い方あるんだなー便利だなー。

「漆黒」も反訳であんまし使ったことないような。これもこれで使いでありそう。

銘板
2019.8.27 火曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190827
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

ひまわり8号9号でグダグダ

昨日なんとなく、気象衛星ひまわり8号か9号の地球画像を見たくなって。検索したら NICT の『ひまわりリアルタイムWeb』というのが出てきた。

いつも思うけど、静止軌道から見ると日本ってけっこうナナメのアングルだよな。ナナメはナナメで何か利点があるのかもだけど、真上からの方が普通はいろいろ捗る気がする。解像度なんかもろにそうだろ。

準天頂衛星の配備が位置情報提供用で進んでるわけで、最終的には7機配備で、そのうち6機は順繰りに日本の真上に飛来することになってる。今さらだけどあれって気象関係のセンサーを積めば、ひまわり の補完としてかなり役立つんじゃないかって気がしてたが。

準天頂衛星の周期は静止衛星と同じく約24時間。てことで、4時間おきに準天頂衛星が日本の真上に来る。んー、いけると思うが。

けど気象庁の予算が……ってことかな。ひまわり8号9号セットは気象庁単独の計画だもんな。6号7号セットは国土交通省と割り勘できたけどな。5号は単独だった。んで5号の後継機がいろいろトラブってなかなか配備できず(打ち上げ失敗で全損 → アメリカの同じ衛星メーカーに急いで再発注 → ちょうどそのタイミングでメーカーが倒産 → 米政府や関係者を拝み倒して、既に死んでるはずのメーカーに無理やり作ってもらった。これが6号。同じ設計で三菱電機が作ったのが7号)、その間に5号の寿命が着々と近づいて、アメリカから予備の気象衛星を借りて急場をしのいだってのがあった。

かつてインドも、気象衛星 ひまわり からのデータで自国の気象予報をしてたらしい。上に出した画像を見るに、インドってほとんど真横から見てるよな。じゃあ日本くらいナナメでも問題ないっちゃ問題ないとも言えるかな。けど今のインドは自前の気象衛星を持ってるっぽいんで、やっぱしなるだけ真上に近い方が条件がいいってことになる。だったら準天頂衛星で補完ってのもいけるような。

準天頂衛星の寿命は10年くらいらしい。んで、最初の準天頂衛星 みちびき は当初、何らかの別目的の相乗りを募集してたけど不調に終わって、位置情報の提供機能オンリーの衛星になった。てことは、他の目的・機能を載せるのは不可能じゃないはず。てことでじゃあ気象センサーを、と考えたわけで。けどこれが成るとしても、まだまだ先のことになりそうだね。

つか気象庁の予算的に、今のひまわり8号9号体制が既にキツそうってのはあるか。ごつい性能の気象衛星を2機同時運用(片方が稼働中はもう片方がバックアップ)だもんな。そこはなんとか新開発の長寿命技術を盛り込んで、長く稼働させることでコストを薄めることにしたらしい。ひまわり5号までは設計寿命5年だったのが、6号以降は10年。んで2機体制にしたぶんはコストを半分に薄めてイーブンに持っていけたものの、その衛星2機を高性能化したぶんは薄まってないとも言えるわけで。

そのあたりの資料がないか探したら、鳥嶋真也さんの2016年の記事が出てきた。

気象衛星「ひまわり9号」打ち上げ成功。2輪のひまわりが見守る私たちの生活と地球の未来 - ハーバー・ビジネス・オンライン

4ページ目に歴代 ひまわり の費用負担の様子が書いてある。気象庁がまともに全額負担したのは8号以来。それまでは、他の省庁がかなり負担してくれてた。5号までは科学技術庁が、6号7号は国土交通省が、それぞれ全額から7割くらいまで受け持ってた。8号9号は運用期間を長くしてコストを薄めてはいるものの、気象庁の費用負担は激増ってあたりかと。

ひまわり8号とひまわり9号は三菱電機が製造 - ひまわり8号ウォッチング

によると、8号9号の製造費は合わせて294億円なんだな。1機あたり147億円。なぜか日本の衛星・探査機ってその値段に落ち着くこと多いよな。

はやぶさシリーズ(2で 600kg)も機体単体でこのくらい。同じクラスだと火星探査機 のぞみ も金星探査機 あかつき も同じくらい。探査機は基本的に一品物なんで、サイズの割に開発費が高いわけで。JAXA の実用部門だと こうのとり(質量10.5トン)も単体で1機150億円くらいだったよな。こうのとり はサイズが巨大だけど、基本設計を保って順次作ってるわけで、部品をまとめて作り置きするとかでコストを抑えてるかと。

んでまぁ ひまわり8号9号って取り立てて高価なわけでもないんだな。静止衛星なんで質量は全備で3.5トンもあるけど、乾燥で1.3トン。いやいやいや静止衛星とはいえどんだけ推進剤積んでるんだよ。さすが長寿命衛星。んで乾燥1.3トンで147億。最新センサーごつ盛りとそれを支えるバス付けてこの値段は案外安い感じがする。

へぇー、だったら2機で10年持たすとして1年で30億円弱。って考えるとけっこうな額な気がしてしまうww ちなみに打ち上げ費用は2回分で210億円って、H-IIA ロケットの通常価格だわな。合わせると年割で50億円。気象庁の予算って年200億円くらいらしいから、やっぱしキツそう。次回はロケットが H3 だろうから、2機で120億円ってとこかな(H3 のコスト目標は1機50億円程度だけど、H-IIA が目標85億円に対して実際は100億円強に収まったんで、60億円に設定してみた)。浮くのは90億円、年割で9億円ほどになるな。

銘板左端銘板銘板右端

ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。今日知った sayri さんの作品だす。

『いかないで』。珍しくというか原曲と同じインストを sayri さんは選択。ノスタルジックな歌詞の内容から、EFD だとバラード調アレンジのインストが人気なんだけど、リスナーの中には「合いすぎて重い」と感じる向きもありそうなような。原曲のポップなインストはそこらへんを適度に薄めてるわけで。

『クノイチでも恋がしたい』。あの rachie + Juby 版 をカバーされたのは Sayri さん Cycera Fion さん組。そのままコピペなんで、こっちとしても日本語反訳にこっそり忍び込ませた仕掛けもそのままコピペww 最後の1文が再読み込みごとに変わるぞ。

忍者ものだからってのは建前で、実はその部分、反訳が4通りもできてしまって。どれにしようか、どれに決めても他を捨てるのがもったいなくもなって、全部入れにしたwwww

JavaScript でわずか5行。中身を今見てみたら、かなりうまい形でシンプルになってる。自分でびっくり。5年前のおいらよくここまでやれたな。きっとお教えサイト様からコピペしたんだろうなww そういやおととし職場で似たようなの自力で作ったんだけど、これよりだいぶ長かったような。そのときも15分くらいで作ったけど。

銘板
2019.8.28 水曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190828
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

子供と大人 意外なカンケイ

ウスバカゲロウ

アリジゴクってウスバカゲロウの幼虫だったんだな。まったくしらんかった。

いやさ、アリジゴク動画を見てたら、アゴが立派でシャキーンシャキーンと挟むんですわ。これで獲物を捕らえてた。その様子から、もしかしてヒヨケムシの仲間なのかなと思ってさ。全然違ってた。

カゲロウって成虫はトンボに近いじゃないですか。トンボの幼虫ってヤゴじゃないですか。田んぼとかドブの水の中にいるヤゴ。

アリジゴクって砂にいるじゃないですか。乾燥してるじゃないですか。そんなこともあってか、まったく想像もつかんかった。

銘板左端銘板銘板右端

ほぼじゅびふぉ の入荷は2作品。これで Cycera Fion は満願成就だす。

けど Cycera Fion さんの『アストロノーツ』はショートバージョンで。フルないのかよフルは、と思ったら rachie さんがやってくれとりました。両方とも洗練された上品なボーカルで楽しめますですよ。つか Cycera Fion さんフルバージョンも作ってくれー。

原作者の椎名もた(ぽわぽわP)さん、ボカロPからメジャーにデビューされた方だけど、20歳の若さでお亡くなりになったそうで。ご冥福をお祈りいたします。こんな豊かな才能をお持ちだったのにな……。

銘板
2019.8.29 木曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190829
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

英訳詞魔術

ほぼじゅびふぉ の入荷は4作品。

『ウミユリ海底譚』。これまた何かの動画で、関連動画リストに出てたから入荷してみたやつ。『ウミユリ……』はずっと前に RO☆D 版を入れたことあったっけな。曲調は楽しい感じなの覚えてるけど、歌詞の内容がどんなだったか忘れてしまったよと思いつつ。

不条理系だった……。あああそして英訳詞者はもちろん Juby さん……。いやー大変だった。やっぱし大変。思ったとおり大変。Juby 詞の大変なところって、1文が2行にまたがってるのもあるわな。

まぁ手練れの英訳詞者さんがよくこうされるんだけどさ。そうなると、繋がってると思いきや切れてるところもあったり。でも場所によっては繋がってる。紛らわしいなーと思いつつ、曲で、音で聴くと、繋がってるべきときは綺麗に繋がってるし、切れるべきときはきちんと切れてる。これやる方々は、そういう魔術を心得とるんですわ。

『小夜子 (Piano Ver.)』。EFD アーティストに大人気のこの曲。英語圏で作られたアンサー曲も含めて、これで18作品が入荷済み。英訳詞は AndoryuNii さん版が人気だけど、Sayri さんは自作してきた。ほかの英訳詞に比べると、ほんのりとキリスト教徒なテイスト。そして、その病に関する心情がより深くリアルに表現するのに成功してる気がするよ。

"Masked bitcH", "Party Junkie"。こどもだとばっかし思ってしまって、すっかりちゃん付けしちゃってたら……。Jenny Elizabeth ちゃん今回で満願なんだけど、ビッチ曲2連発w つか彼女の動画作品リストを見ると、新し目の作品でクラブ系のそういう歌詞の曲が集中してた。ランダムに入荷してたもんであんまし気にしたことなかったけど。

すんませんでしたこれからはさん付けにいたしまする。しかし2015年末以来の新規アップロードがないんですが。歌唱スキルもだんだん整ってきてたのに。復活してほしいなぁ。

銘板
2019.8.30 金曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190830
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

オサレクについてどうでもいいひとりごと

ベンヌも暗黒小惑星なのか。

今、NASA の探査機オサイリス・レックスが探査中。ちょうどはやぶさ2が小惑星リュウグウでサンプルリターン計画を進行中の今、同じタイミングで、オサレクもベンヌからのサンプルリターンを計画してる。

両者のミッション期間がかぶってるのもたまたまだけど、それぞれの星が似てるのもたまたま。組成は炭素の含有率が高い。ソロバン玉に似た形。径は倍くらい違うけど。

縮尺を揃えた比較画像を作ってみたよ。

大きさの差も、並べてみたら圧倒的じゃない感じ。やっぱし相当似てると言っていいかと。

はやぶさ2もオサレクも、リュウグウとベンヌの画像を地球にたくさん送ってきてくれてる。んでカメラが学術用なもんだから、ほとんど白黒でな。ベンヌに至っては、おいらまだカラー画像を1枚も見たことない。

学術用のカメラの場合、カラーフィルターをいくつも用意してるんで、その中から赤・緑・青を選んで3回撮影してそれぞれ地球に送信して、地上で RGB 合成して初めてカラー画像が得られる。めんどくさい。

ただ、はやぶさ2には民間の既製品のカラーカメラもいくつか搭載してる。着陸のときサンプラーホーン周辺を撮影した CAM-H と、人工クレーターができる様子を撮影した DCAM3(学術用の白黒の高解像度カメラと、IKAROS から引き継いだ NTSC カラーカメラの両方が載ってた)と、ミネルバ II1(イブーとアウル)に載ってるカメラ。

市販品ってことで、カラーが標準なわけで。学術用途としてはスペクトルの分解能が甘くて使い物にならないみたいだけど、一般人が見たいのはまさにカラー画像なわけで。ここらへんに使われたカラーカメラって理学分野じゃなく、工学分野での動作確認用だったってのも幸いしたわけで。市販品でもいいしスペクトル分解しなくてもいいってことで。

けどそのカラーカメラをもってしても、なかなかリュウグウの色合いが見られない。カメラの露出設定が高すぎ・低すぎ。その設定が難しいらしく。難しさの元凶は、リュウグウが黒すぎること。地球の地上で使う用に設計されたカメラだしな。リュウグウはその設計の想定範囲を超えた被写体なんだろうな。

そしたらベンヌはどうなんじゃいと。

アルベドを調べてみたら、幾何アルベドでリュウグウは 0.037〜0.07。ベンヌは 0.044。おお、同じくらい黒い。もろに暗黒小惑星だった。むしろベンヌの方が微妙に黒いかも。

ちなみに地球の幾何アルベドは 0.367、暗い色の天体とされる月でさえ 0.136。小惑星イトカワは 0.283〜0.53 もあった。部分的に地球よりも明るかったとは。最低でも月の倍以上明るいし。

オサレクにはカラーカメラは載ってるんだろうか。はやぶさ2でわかったのは、市販のカラーカメラだと範囲オーバーでなかなか色までは見れないってこと。はやぶさ2とオサレクが現地到着する前の段階で、地上からの観測だと、リュウグウよりもベンヌの方が詳しくいろいろ判明してた。NASA はベンヌのアルベドをそれなりに正確に割り出してたはずで、市販レベルのカラーカメラは無駄ってことで載せてないかもな。

けどベンヌのカラー画像も見たいんだが。搭載してるカメラは恐らく はやぶさ シリーズと同じく、白黒カメラ+カラーフィルターの形かと。で、赤・緑・青のフイルターで1回ずつ撮影した画像を RGB 合成すると色が分かるようなってるんじゃないかと。

しかしベンヌの自転周期は4時間17分しかない。高速回転してるわけで(リュウグウは7時間38分)。ド暗い天体だからシャッター開放時間は長めに取りたいはずで。急いで3回撮影してる間に、自転して画像がブレてしまわないかと。となると、ベンヌの正確なソル時間ごとに1枚ずつ撮影。2ソル(8時間半)かけて3枚揃える、となるのかな。4方向からだと4分の1ソル刻みで撮っていけばいいから、同じく2ソル程度でできるな。

そこまでする価値を、オサレクチームと NASA が感じてくれるかどうかってのが一番のハードルな気がする。

とはいえ税金で運用してる計画なんだから、納税者のウケは大事かと思う。アメリカの納税者は白黒写真で満足なのかと。

はやぶさ2のカラーリュウグウ画像で言えば、イブーが撮った躍動感あふれるホッピング画像があるね。

ってこれ色が見えるのはレンズフレアで、リュウグウ表面はほぼ白黒で写ってたりするww けど一発でカラー写真なんだとわかるし、今までの宇宙探査画像にない、地上で気ままに撮ったのと同じ「行き当たりばったり感」が人気の1枚だしな。ミネルバは勝手に行き当たりばったりで撮影するように作られてるんで、面白い絵面が来るとは思ってたけど、ここまでのものが来るとはたぶん誰も予想できなかったかと。

カメラの機体への取り付けは、画角が横長になるようにしてあるらしく。つまりこの画像を撮ったとき、イブーは横倒しで、あるいは回転しながら跳んでたってこと。それもまた躍動感になってるわけで。画面に出てるリュウグウ表面の上と下とでブレ具合が違うんで、回転かかってたんじゃないかと。

同時発表された、アウルが撮った画像は、きちんとリュウグウの色を見せてくれてる。

赤っぽいかと思いきや、思いがけず黄土色だった。後で DCAM3 の NTSC カメラで撮った画像でも黄土色だった(下の画像)。

「リュウグウはたぶん肉眼だと暗黒小惑星だけど、よーく見ると黄土色」というのがわかったわけで。

同じくらい暗黒小惑星のベンヌ。本当の色はどんななんだろ。

リュウグウって白黒で見ても、場所による明るさの差があんましないんだよな。うまく撮れたカラー画像で見ても、場所による色の違いがほとんど見られないのっぺり状態。リュウグウ表面を精密観測した MASCOT チームの報告だと、明るさが違う2種類の石があるそうで、かつての天体衝突で壊れた2つの星のカケラが混ざり合ってできた小惑星なのではないか、としてる。

MASCOT は超近接超精密観測したんで、そこらの違いがはっきりわかったんだと思う。はやぶさ2本体の学術用カメラで上空から撮影した画像でも、素人が見た感じはそういう違いがわからない状態。

けどベンヌって、白黒画像で既にコントラスト差が豊富なんだよな。遠くで見ても近くで見ても、コントラストがバリエーションに富んでる。だからもしかしてカラーで見たら、色の違いとしてけっこう見分けられるんじゃないかとか思うんだけど。

あとまぁベンヌへのわずかな、その方向での期待というか。

サンプル採取した後、サンプル容器にちゃんとサンプルが入ってるかどうか、サンプルがどれだけ撮れたか、専用のカメラで確認することになってるんだよな。きっと、地球に画像を送って、地上スタッフがその画像を見て判断するんだよな。

人が見て判断する画像用のカメラってことで、理学というより工学用途なわけで。より直感的にわかりやすい方がいいわけで。もしかしてこのカメラはカラーなんじゃないかと。

サンプル容器に入った砂や石ころの色が見れるかなと。

ただ、はやぶさ2の例で言うと、2回目の着陸時の CAM-H 動画で、太陽光が当たったサンプラーホーンと、同じ条件で太陽光が当たったリュウグウ表面が同時に写ってるわけで。あの真っ黒なサンプラーホーンよりも、リュウグウ表面の方が色が暗かった。そのくらいリュウグウは黒かった。そしてベンヌも黒さはリュウグウと同じくらい。

オサレクのサンプル容器って、黒塗りはしてなかったと思う。サンプル容器の色が明るいとすると、採取確認用画像じゃサンプルの色どころか、消し炭が入ってるようにしか見えんかもな。

サンプル容器の色はどうなってるのかと調べてみた。

画像の中の人が手に持ってる、ルンバみたいなのがサンプル容器。おもっきし白いんですがそれは……。問題は内側の色だよな。

ぐおお、よく見えぬー。お、次のやつは……。

白ですかそうですか白かったですか……。うん、いや、いいんだ。うん……。

オサレクは来年、サンプル採取するらしい。なんかこう、いろいろとこう、おいらは不安がですな……。

行程としては、

  1. オサレクがベンヌに接近して、長いロボットアームの先に取り付けてある、ルンバ型のサンプル採取容器をベンヌ表面に押し付ける。
  2. サンプル採取容器は全体としてはカゴみたいになるよう、側面には金網が張ってある。容器の内側の天井中央には、窒素ガスの噴出口がある。ここから窒素ガスをブシューっと出すと、砂やら小石やらはカゴの外周方向に吹き飛ばされる。で、金網に引っかかる。トラップが仕掛けてあって、いったんそこまで行ったサンプルはこぼれ落ちないようになってる。
  3. オサレクは安全な上空に戻って、サンプル採取容器の中身を画像で確認。オッケーなら再突入カプセルにしまって、地球へ帰還。

1. は「押し付ける」とは言っても、力一杯押し付けると反動で機体がひっくり返ったり宇宙空間に押し戻されたりなんで、「そっと触れる」形かな。窒素ガス噴出行程は何秒かけるかわからんけど、その反動もあるわけで。採取中、容器をうまくベンヌ表面に当てがってられるか、というのが肝になるかと。

ロボットアームの長さは はやぶさ2のサンプラーホーンよりも長い。てことではやぶさ2の着陸のときほど神経質にならなくていいかも。けどベンヌはリュウグウ以上のガレ場なんで、やっぱし怖いものがあるような。

2. はなぁ、たぶんオサレクチームが最も「あああ」ってなってることかと。もっと玉砂利とか砂とかでサラサラパフパフした星だと信じてこのメカを開発したのに、行ってみたら巨岩まみれ。

似てるリュウグウの探査結果だと、表面に砂なんてなかった。砂は、隙間だらけでスカスカな星の内部に飲み込まれた可能性が指摘されてる。あるいは、このくらい小さな星だと重力が小さくて、砂や塵サイズのかけらは隕石衝突の衝撃で簡単に脱出速度を獲得してしまう。それで星の表面にほとんど残らないっつう説もある。

オサレクチームとしては、せめてベンヌに、このメカで採取できるサイズの小石が集まってる場所が見つかればって感じかと。たぶん必死で探してるところかと。

3. はどうなんだろ。採取容器の中身はかなり明るい色みたいだけど。暗黒小惑星のサンプルの様子、きちんと見れるんだろうか。あるいは敢えて背景を明るい色にして、シルエットとしてよく見えるようにしたんだろうか。そこらへんよくわからんが。

ちなみに長いロボットアームはサンプル採取後、すぐには畳まないらしい。このロボットアームを伸ばしたまま左右か上下に振るんだそうな。で、機体に発生する反モーメントを計る。採取前にも容器が空の状態でこれをやるそうで。両者を比べると、サンプルがどれだけ取れたかを概算できると。

これって、はやぶさ2みたいにサンプル採取量が 1g とかじゃできないよね。オサレクチームは当初、少なくとも 60g は採れると踏んでた。それどころかワンチャン 1kg 超えあるでとか抜かしてた。直接言ってはいないけど、ここでも「はやぶさシリーズとは違うのだよはやぶさシリーズとは!」って感じで。いやだって対抗意識むき出しだもん。けどそれは、想定通りにベンヌの表面がサラサラパフパフの場合だった。

でっかい岩だらけ。砂なし。小石はあるかどうか。この仕組みで 60g 以上って、なんかそう簡単じゃない感じなわけで。

はやぶさシリーズで採用してる採取方法は、小惑星表面に筒(サンプラーホーン)を押し付けてその中で弾丸を発射、表面を砕いた破片を採取する方法。たまたま当たった表面が砂だろうが小石敷きだろうが一枚岩だろうが採取できる。けど大量採取はできない。オサレクは はやぶさシリーズの弱点を衝いたはずが……という塩梅。

はやぶさシリーズのサンプル採取の仕組みが単純だったおかげで、初代じゃ弾丸が出なかったけど一応サンプル採取できた。はやぶさ2じゃその事故を「こんなこともあろうかと」にして、弾丸が出なくてもなるべく多く採取できる工夫も盛り込んだ。

サンプラーホーン内側の「返し」。この返しに乗っかった小石や砂は、サンプル採取帰りの上昇途中でブレーキをかけることで、奥のサンプル容器に放り込まれる、というこれまた単純な仕組みで。

着陸動画を見るに、離陸した途端サンプラーホーンから細かい石ツブテがドバッと吐き出されて、スラスタ噴射でズビズバと舞い踊ってたわけで。返しにもそれなりの量のサンプル候補が乗っかったと思われ。サンプル容器はそいつらをも飲み込んだはずなわけで。地球に来るリュウグウサンプル、けっこうな割合がこの「返し」経由な気がする。

けどオサレクチーム御中におかれましては、ここは何としてもベンヌのサンプルをがっつり採っていただきたく。ていうのも、JAXA と NASA の間でのサンプル交換協定があるから。地球に来たリュウグウのサンプルの総重量のうち 10% は NASA に渡すことになってる。一方、ベンヌのサンプルで JAXA が貰うのは、サンプル総重量のわずか 0.5% のみ。この格差がどこから来たのかってのは、サンプル採取できる見込み量から。

オサレクがドバッと採るつもりだったもんだから。例えば、はやぶさ2が持ち帰るリュウグウサンプルの見込み量は合計 1g くらい。たぶんそのくらい本当に採れてる。そしたら NASA はリュウグウサンプル 0.1g ゲット。オサレクは 60g は確実に採る見込みだったから、そのたった 0.5% でも、JAXA はベンヌサンプルを 0.3g も貰える、という話で。

つまりオサレクさんにはベンヌのサンプルを、叩いた大口どおりにどっさり採っていただかないと、日本の取り分が減ってしまうわけですよ。交換レート低いし。

ちなみにレートが不平等なのは、サンプルの見込み量の違いもあるけど、日本側がアメリカ側に一方的にお世話になってるからってのもあって。それは通信網。日本は国内に探査機と通信するためのアンテナが2つあるけど、いつかきっと出会う僕らを乗せて地球は回る。世界中にアンテナを配置しないと継続的に通信できないわけで。

探査機と24時間ずっと回線を繋ぎっぱなしにできるネットワーク設備(DSN)を持ってるのはアメリカだけ。JAXA/ISAS は、国内のアンテナが使えない時間帯に通信する必要があるときは、NASA の DSN を借りてるわけで。ちゃんと使用量を払ってるとは思うが。

NASA は多くの探査機を同時に稼動中なんで、DSN の運用にいつでも余裕があるわけじゃなさそう。てなことで、緊急時や繁忙時はどうしてもアメリカ国内優先で DSN 運用をしなきゃいけないこともあり得るわけで。向こうもアメリカ国民が支払った税金で運用してるから、当然そうなる。んで、そこになんとか割り込まさせていただいてる状況で。その状況が、小惑星サンプル交換のレート差になって現れてるってことかと。

銘板左端銘板銘板右端

ほぼじゅびふぉ は今日は入荷なし。

代わりにこのまえ書いた、作品リストでの「英訳詞者」と「歌い手」の入れ替えをやった。作品データベース内で順番を入れ替える自動処理を JavaScript で作ってみたら、思ったより簡単にできちまった。

ドヤって感じで。こんな感じで

合わせて直すやつに、下ごしらえツールというのもあって。LibreOffice の Calc(Excel みたいなもの)で作った原稿を HTML 化しつつ、曲目データベース用にその作品データを作るための JavaScript。その直しも思ったより簡単だったしな。あーすっきりした。

んで仕上がった結果を見てしみじみ思った。やっぱこの形だわ。すげーしっくり来る。今までずっと、歌い手より英訳詞者を先に出してたのは一体何だったんだと。

銘板
2019.8.31 土曜
前日に飛ぶ
http://yunzu.qee.jp/threedstudio/copages/htrgtr/htrgtr1908.html#LOG20190831
 この記事へリンクを貼る時は↑の URL をコピペしてね。

『初めての恋が終わる時』など

ほぼじゅびふぉ の入荷は9作品。入荷が遅れてる rachie さんメインで。

『初めての恋が終わる時』。rachie さんってガーリー曲がすごくハマるんだな。この作品でやっと気がついた。タイトルに偽りない展開が瑞々しく描かれた作品。

『ニュース39』『ジェンガ』『毒占欲』。いやもう上から4作品、全部未入荷の英訳詞でしたわ。あーしんど。『ジェンガ』はずっと前に JoyDremer さん、KoKo さんのを入れたことあったけど、正直どんな曲か忘れてたw 40mP の作品ってのは覚えてたけど。んでもう未入荷曲と同じノリで。

"WORLD'S END UMBRELLA"。原作はハチさん(米津玄師のボカロPとしての名義)。とはいえあんましぶっ飛んだ感じではなく、可愛くてちょっと怖くてラストが切ないファンタジーストーリーものですな。英訳詞は vgperson さんの作品を、rachie さんが1文だけ微妙に書き換えてる。おいらとしては同じ意味に感じるけど、rachie さん的にはきっとそこがこだわりどころだったんだろうな。

『Circles』『モンスター』。rachie さんボーカルでゴージャス感たっぷりになった。こんなかっちょいい曲だったんだ。この2作は、上の5作に比べて後の作品。上の5作は2015年。原作 KIRA さんの2作は2017年。

rachie さんって2015年の時点でとっくに一流の EFD 歌い手だったけど、どうもその後にまた鍛えたらしく。ていうかいつも鍛えてるような感じ。てことで、発表年が下るごとにどんどん上手くなっていってる。2015年と2017年の比較でそれが実感できるよ。

『ウミユリ海底譚』。ちょい久しぶりに Tenshinyan さん。つかこの曲、どうも『深海少女』とごっちゃにしてしまう……。歌詞は意味わからん系だけど、訳しててなぜか楽しいというか。Tenshinyan さんの英訳詞がまた、特にラクでも安直でもなかったけど、なんだろうこのウキウキ感。

"CANDY CANDY (Circus-P Trance Remix)"。Juby さんの未入荷で一番古い作品やっと入荷したわ。それまで虫食い状態で入れてたもんだから、ちょっとすっきり。

銘板左端銘板銘板右端

8月31日ってなんかの日だったよなー。

ああ! あれだ! 野菜の日は初音ミク発売日!

あれからもう12年か。しみじみ。おいらはその年の11月1日あたりからボカロ界隈にハマるようになった。2カ月遅れの参戦だったっけ。あくまで ROM で。

今も ROM のままだけど、こうしてひっそりと、ボカロ EFD 取り扱い業者みたいな真似事してる(完全にホビーだけど)

銘板
銘板