ひとりごちるゆんず 2018年12月
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2018.12.1 土曜
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隣の異界生物 1

比較対象があると、元の対象を客観的に見れるわけで。この場合、脊椎動物はどんな立ち位置なのかってやつで。

無脊椎動物は小型・超小型限定な感じだけど、小ささを利用してニッチを攻めまくる進化的発想が面白くて。小さいから個体の寿命が短くて、生息環境ごとに合わせた特化ひいては多様化も捗るわけで。

無脊椎動物に比べると、脊椎動物が大型指向なのがわかる。となると、なんで脊椎動物は大型のほうが都合がいいのか、なんてギモンも出てくるわけで。とりあえずトウキョウトガリネズミよりもタラバガニのほうがはるかにでっかいんで、大きさの範囲としては交錯してる部分もあるんだけどさ、けど傾向としてはそうなるなと。

つか「無脊椎=小型化指向、脊椎=大型指向」は陸上の生き物の場合だな。海の無脊椎動物だとダイオウイカなんて超大物もいるし。

陸上での無脊椎のサイズ制限はどこから来てるんだろ。

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2018.12.2 日曜
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隣の異界生物 2

節足動物は海・陸に関係なくサイズ制限が厳しそうだな。一番でっかいのはたぶんタカアシガニだろ。胴体のサイズだとヤシガニの方が大きいかも。それでも、どんなにでっかくても人間が両腕で抱えられるほどかな。

脊椎動物・無脊椎動物の区別は背骨のあるなしだけど、この場合は心臓のあるなしでサイズが決まってしまってる気もする。

イカも心臓みたいな血液輸送専門の器官はない感じだけど、大型化を果たしてるわな。この場合は水中限定か。てことは重力の影響か。イカ・タコは軟体動物だしな。陸上じゃ俊敏に動き回れんわな。そこは骨格と関節がないといかんわけで。

いやいや、そうでもなさそう。

思ったより速かった。タコさんがた失礼いたしました。つかまぁ余裕で掴まらえれる程度とも言えるけど。とりあえず動画から和歌山方言「破す」を学べてよかったw

でも片手サイズだからってことかも。さすがに人間サイズ程度のイカ・タコなんかは陸上じゃ何もできなさそう。

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2018.12.3 月曜
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隣の異界生物 3

てことで、陸上の動物のサイズは骨格と心臓がカギになってる気がする。

んで、甲殻類の外骨格は大型化するとたぶん重量が嵩んでしまうんじゃないかと。そこが陸上での上限サイズ要因かな。軟体動物でクリアできてる水中でのサイズ制限は、心臓の問題かな。軟体動物は体を好きに動かして血液を体内に回せそうなような。けど節足動物は関節の数が限られるんで、大型化しすぎるとそこまで都合よく血液を回しきれないんじゃないかと。

一方、脊椎動物は。

心臓1個とそれに合わせた血管があって、血液輸送インフラがはっきり区分されて整備されてる。これで大型化できたというか、体の大きさがある程度ないとうまく機能できないんじゃないかと。てことで、最小サイズもまた決まってしまうんじゃないかと。具体的には血液の粘性の影響で、心臓や血管には下限サイズがあるんじゃないかと。

大きさの上限は高さ制限かな。脳は頭に、心臓は胸にあるわけで、脳に血液を押し上げるパワーが必要なわけで。そんな理由でキリンはかなり高血圧な動物らしいが。無理してる構造ってことで、キリンくらいが限度かもな。

いやいやブラキオサウルスなんかキリンどころじゃない気もするが。体高を調べたら、キリン最大 5.7m、ブラキオサウルス 16m。うーん……。実はブラキオは頭を上げてなかったんだろうか。とはいえ長い首を一生水平に伸ばしたままじゃかなり疲れそうなような。

いやいや血液って閉鎖循環なんだから、脳から下りてくる静脈の流れが動脈血を吸い上げる効果もあるだろ。脳の高さは案外問題にならんのかな。

いやいやブラキオサウルスの頭と心臓の高度差って 10m くらいありそうだが。 トリチェリの真空 の高さじゃないかと。とすると、心臓が脳からの静脈血を引っ張ることで得られる動脈血の吸い上げ効果って、結構なロスが出そうなような。無理すると血管内で血が低温・低圧で沸騰したりしてな。だったらやっぱし、脳行きの動脈血はおもっきし加圧する必要がある気もしてきた。

もしかしてブラキオサウルスとかアパトサウルスとかって心臓の他に、首あたりの動脈血管が 蠕動 するとかの補助ポンプ機能があったとか?

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2018.12.4 火曜
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すり替え疑惑の恐竜

え? ちょ……。

何これ ヴェロキラプトル ちっせえじゃん。どーゆうことよ。

映画『ジュラシックパーク』で存分に凶暴さを発揮してたあいつ、ほんとはこんななの?

その答えは Wikipedia 記事内にあったですよ。

ヴェロキラプトルの名は、1993年製作のアメリカ映画『ジュラシック・パーク』で一般にも広く知られるようになった。しかし、原作である小説で知恵の利く厄介な生き物として描かれている小型恐竜「ラプトル」のモデルが記述内容から判断してヴェロキラプトル・モンゴリエンシスであるのに対して、映画でモデルとされたのはデイノニクスであった。映画でアドバイザーを担当した古生物学者のジャック・ホーナーによれば、監督のスティーヴン・スピルバーグは「ヴェロキラプトル」という名前を気に入り、名前だけを使用したという。

これはヴェロキラプトルとデイノニクスを同一種と見なす当時の説に準じてのものであるらしいが、発見されているヴェロキラプトル自身の大きさはコヨーテ程度であり、頭蓋骨の形状の違いや生息した時代のずれなどから、今日では説自体が否定されている。

そうだったのかー。スピルバーグに一杯食わされましたですな。とりあえず当時の見解はヴェロキラプトルとデイノニクスが同じっつう説もあったってことで。あと劇場用娯楽映画は正確さよりも格好良さ・面白さだからな。原作がヴェロキラプトルでも、スクリーンでの見栄えはもっと大きくないといかんしな、でも名前はヴェロキラプトルのほうがカッコイイしな。そこを加味した選択だったんだろうと。

けど世界中で、ヴェロキラプトルっつうと人間くらいのサイズだと思ってる人多いと思うぞ。厨房のドアの窓に鼻息を吹きかけるとか、厨房のステンレス流しに飛び乗って微妙に足を滑らすとか印象に残ってる人多いと思うぞ。

そんで Wikipedia「デイノニクス」も見てみると、そこでも

近縁種のヴェロキラプトルが登場するが、体躯の違いなどからむしろこのデイノニクスに近い描写がなされている。当時、「デイノニクスとヴェロキラプトルは同一種である」との説(現在では否定)があり、これに従ったもの。

となってる。なるほどなー。でたらめってわけじゃなく、筋は一応通ってる感じ。

しかしそのデイノニクスの現代の復元図がまた……。

なんだよこれ。羽毛恐竜マジ認めたくねぇ……。

ヴェロキラプトルの復元模型とされるものも、こんな↓だもんなぁ。

これデイノニクスの模型かもだけど、どっちでもこんな珍奇なのおいらイヤでござるよ。

ほんと何の意味あってジュディオングなんだよ……。

銘板左端銘板銘板右端

ヴェロキラプトルと人間の大きさ比較の図は Wikipedia「ヴェロキラプトル」からがめてきたんだけど、人間のシルエットってパイオニア10号11号の「宇宙人への手紙」だよな。こんな使い方もあるんだな。

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2018.12.5 水曜
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誤報で手のひら返し 1

おいらは Wikipedia 情報をけっこう鵜呑みにしちゃう派でさ。政治絡みの記事でそれはヤバいだろとは思うけど、まさか普通の科学・技術関係でガセを掴まされるとは。しかもかなり肝心なところで。

JAXA と NASA とで交わした協定の内容ですよ。はやぶさ2とオサイリス・レックスそれぞれが採った小惑星のサンプルを交換するアレですよ。その条件ですよ。

日本のJAXAと、NASAは、はやぶさ2とオシリス・レックスで回収したサンプルをシェアすることで2014年11月17日に両宇宙機関長が協定に署名した。NASAは、はやぶさ2のサンプル(1g以上を目標、最大では数g)の10%を、JAXAはオシリス・レックスのサンプル(60g以上を目標、最大では2kg)の0.3gを得る。

いやさ、このうち NASA → JAXA のが間違ってやがったのよ。

ソース を見るに、

JAXA will get one-half of one percent of the OSIRIS-REx sample, according to Dwayne Brown, a NASA spokesperson.

「JAXA はオサレクサンプルの 0.5% を得る」が正解だった。結局はどっち方向も従量制。「NASA → JAXA は 0.3g」なんて定額制の話はどっから出たんだべ。

てなことで、勘違いしてた時分にゃ「これでオサレクが 0.3g 以下しか取れなかった日にゃ日本が丸取りですなウホホホホ」「ありゃーベンヌもリュウグウみたいに砂粒ほぼゼロの星みたいですなーオサレク方式じゃサンプルあんまし取れなさそうですなムホホホホ」なんてイヤミな楽しみ方しとったに……。

従量制なんなら、こっちは 0.5% しかもらえないんなら、うわわわわーオサレクさんサンプルとにかくガッツリ採ってきてくださいよー(泣)状態ですがな。

見苦しきは手のひら返し。見苦しかろうが何だろうが、どうかどうかベンヌにベンヌに砂地が砂地がありますようにありますようにと日々祈っとりますですよ。

はやぶさ2ががんばってサンプルを 1g 取れたとして、そのうち 10% で 0.1g が NASA 行き。同じ量を NASA からもらうには、オサレクが 20g 以上ゲットしなきゃなんない。

オサレクチームは半年前には、最低 60g は採れるつもりでいた。それだけ採れれば日本は 0.3g もいただける。あーそうか Wikipedia の誤情報ってこの勘違いだったのか。今納得した。

ところが先にリュウグウ探査を始めた はやぶさ2チームは「リュウグウに砂はない」と結論。そのタイミングでベンヌに到着したオサレクが送ってきた画像から、ベンヌは外形も表面状態もリュウグウにかなり似てることがわかった。まだベンヌの超近接観測は始まってないけど、なんか砂がなさそう。

オサレクのサンプル採取メカ TAGSAM は、砂粒サイズ〜玉砂利サイズの、表面に積もってるブツを採る仕組みになってる。もしベンヌの表面状態がリュウグウと同じく岩の連続な状態なら、TAGSAM は歯が立たないわけで。

いかんぞなーこれはまずいぞなー。何でもいいからオサレクさんはサンプルを 20g 以上持って帰ってくれー。

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2018.12.6 木曜
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誤報で手のひら返し 2

この協定の詳細はわからんけど、双方とも予定通りに帰還したとして、リュウグウ、ベンヌのサンプルが地球に届くのは3年の時間差がある。

順番から言って JAXA が NASA にリュウグウのサンプルを渡すのが先になりそげだけどさ、どのタイミングでどの状態のサンプルを渡すかってのは決まってるんだろうか。

とりあえず3年もあれば、リュウグウサンプル単独の論文を何本も発表できるわな。よもや JAXA がリュウグウサンプルを地上で確保するや否や NASA に 10% 渡すんじゃないだろなとか。

渡しちまったらもう返ってこないんだから、日本国内の施設で急いで非破壊検査かけまくってデータ取りまくったお古をあげればいいかと思うが。

NASA の科学者としても論文をさっさと書きたいだろうから早く欲しいはずだけど、ブツや情報って持ってる人が持ってる間が圧倒的に有利だからな。渡してしまうと優勢が消えてしまうからな。

仮にベンヌのサンプルと同時交換ってことなんなら、どう考えても日本側がめっさ有利ってことになる。3年の時間差をいかようにでも使える。

けど同時交換じゃなく、それぞれの授受を双方が合意したタイミングで個別で、となると、形勢逆転の目もあり得るかな。

日本がもったいぶると、アメリカももったいぶるだろうな。んでまず日本が自前で検査したリュウグウお古サンプルをアメリカに渡すとなると、アメリカの方が先にリュウグウ、ベンヌの2つの小惑星のサンプルが揃うことになる。

2つのサンプルの比較がまたでっかい研究テーマになるのは自明なわけで。こうなるとアメリカに先を越されまくることになる。

仲良く日米共同の研究チーム発足ならいいけど、そうならなかった場合というか国ごとに研究することになっちゃった場合、サンプルを渡すタイミングでの駆け引きが発生しちまうだろうな。

ダークホースはオーストラリア。はやぶさ2の再突入カプセルの着陸場所を提供してくれるってことで、初代 はやぶさ に引き続き、今回も小惑星サンプルをおすそ分けすることになるかと。オーストラリアはベンヌのサンプルは得られないと思うけど、米豪共同の研究チームもまた発足する可能性があるわけで。こうなると日本単独チームと日米共同チームにとってはライバル出現ってことになるわけで。

そして米豪とも既にイトカワのサンプルを持ってる。小惑星サンプル同士の比較研究がいろんな角度からドバドバあり得るわけで。新たなサンプルの海外提供、やっぱしタイミングでの駆け引きが発生しそうなような。

だったら仲良く日米豪の共同チームにすればいいってことかな。

ってそれサンプルの研究に限ればの話でさ。さらに MASCOT チームの存在も無視できんかも。そっちは独仏共同。リュウグウだけだけど現地で超接写した詳細なデータがある。

リュウグウについては、はやぶさ2、ミネルバ II、MASCOT の現地探査データ+サンプル っつう、かなり多角的なデータが取れる(しかもうまくいけば、表面と表面をえぐった中身、その両方の現地データとサンプルが取れる)

ベンヌの場合、オサレク本体が上空から取る現地データとサンプルの2つ。そう言うとしょぼい感じがするけどさにあらず。現地データを取るセンサーが はやぶさ2より上物のうえに種類も多いらしい(はやぶさ2は MASCOT でそこを補ったとも言えるが)。しかもサンプルは、うまくいけば はやぶさ2と比べ物にならんほど大量にゲットできる(日本がもらえるベンヌのサンプルが従量制と判明したんで、是非とも大量ゲットしてほしいところ)

サンプルを使った研究って統計学上「数や量が多いほどいい場合」ってあるわけで。その一方で「数や量が少ない方がいい場合」ってのほぼないわけで。そこをかなりどうにかできそうなのがオサレク。

探査計画の思想の違いから整合しないところがあるってわけで。しかも対象天体が違うからこそ現地探査・地球帰還のタイミングも違うわけで。そこらへんどうなるかですな。

なんにせよ はやぶさ2、オサレクとも計画通りな首尾になってほしいのココロだーぅ(故・小沢昭一風)

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2018.12.7 金曜
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寒冷地の知恵ってほどにもならない話 1

いやもう最近急に冷え込んできて。毎年寒くなると思いつくけどけっこうすぐ忘れてしまってること2つを、また忘れる前に書き留めておこうかと。

1個め。書籍ラジエター。

本を寒いところに長く置いてると、中まで冷え切る。

暖かい部屋に持ってってその本を読むと、手が冷たくて冷たくて。

即座に解決できる。いったん本を閉じて、パラパラーっとやる。全ページの間に空気を含ませる感じで。2回もやれば、本全体を室温近くまで昇温できる。

1ページ1ページは薄くて熱容量が小さいうえに体積あたりの表面積が大きいんで、風を当てればその気温にすぐに馴染む。それを全ページ連続でやるっつうだけ。

シート単体だと熱のやり取りが速い。シートを重ねると熱のやり取りが遅い。

この原理、何かに応用できんもんかなと。

って例えばヒートシンクのフィンを状況によって出し入れ・開閉するとかって本質的に同じことなわけで。とっくにありそうだな。

この思いつき、かなりなんつうか下位・末端なものなのかもな。

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2018.12.8 土曜
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寒冷地の知恵ってほどにもならない話 2

2個め。無駄の少なさそうな暖機運転。

エンジンを暖めるのに、エンジンブレーキを活用するのはどうか。

寒い時期、真面目に暖機運転なんかしてたら時間も燃料も無駄な感じなわけで。ここ30年くらいのクルマはあんまし暖機しなくても、「暖機しながらゆるゆる走る」で大丈夫になってるみたいだし。「みたいだし」っつう都合のいい情報を信じて、そうやってるわけで。

それにしても暖まるのが遅い。おいらのクルマはハイブリッド車でもバッテリー車でもない普通のガソリン車なもんで、まずエンジンと冷却水があったまってくれないと暖房が使えんのよ。それまで車内が寒くて寒くて。低水温ランプが消えてもまだ暖房に回せるほどの排熱が出てるわけじゃないんで、そこからまたしばらく待たされるし。

んで、走らせながらエンジンを暖めるんなら、ときどきエンブレで強制的に外からエンジンを回せば、それだけ早く暖まるんじゃないのかと。

タイヤごとに付いてる普通のブレーキは、クルマの持つ運動エネルギーを熱エネルギーに変えて放出してクルマを減速させる。エンブレにしても、運動エネルギーを機械の駆動ロスに変えてクルマを減速させる。ロスってのはエネルギーを熱に変えてどっかに放出・吸収させるってことで。

エンブレだと、主にエンジンの中でそのロスが発生する=エンジンが暖まる、というわけで。おいらのクルマはオートマなんで、有効利用を目論むそのエネルギーはトルコンにも相当食われてしまうけど、そこまでは考えないとして。つか効率で考えるとトルコンいっつも邪魔だな。オートマ死ねよ。

で、最近その考えでやってみてるつもりなんだけどさ、

……、

……、

……。

エンジン冷えてるときって比較的ゆっくり走るじゃないですか。

エンブレやるほどじゃなくて。

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2018.12.9 日曜
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仏事情妄想 1

ゴーン騒動でいろいろなんかこう、今まで知らなんだフランスの顔が垣間見えてきてさ。

フランスって自由主義・資本主義経済の国にしては、案外社会主義的なんだなと。国策企業がけっこう幅を利かしてるってので。

件のルノー社、最大株主がフランス政府って、いやあの自動車メーカーでそれは一体……。日本で言えば JR みたいな立ち位置なのかな。

んでまぁルノーが国策企業なもんだから、マクロン大統領は今ルノーの傘下にある日産に逃げられたくなくて、安倍首相との会談でそのことを話したら、「民間企業のことに政治が口出しすべきではない」とぶった斬られたとかさ。フランス(ルノー)視点だと国絡みの話だけど、日本(日産)視点だと1私企業の話だもんな。

JR の話でいうと、JR って民間企業だけどやっぱし国策に関与させられる立場なわけで。整備新幹線計画なんかもろにそう。どこも赤字路線確実なのに、国の政策だからやらないといけないというなにか。線路建設の負担が JR、国、当地の県、自治体での割り勘なんだよな。

できた線路はそれぞれの出資割合に応じた共有物になるらしく。てこてとで、JR がその路線で独自に何かしたい、となってもなかなか自由が利かなかったり。東北新幹線だと、東京ー盛岡間は JR 東日本のものだから好きにできるけど、盛岡より北は共有なもんだから、話を通すのにいろいろ面倒なことがありそうなような。

つか整備新幹線法で最高速度が 260km/h に設定されちゃっててな。宇都宮ー盛岡は騒音規制も解除区間なんで E5, H5 はやぶさ は 320km/h でぶっ飛ばすのに、盛岡を過ぎると、それほどのポテンシャルがある車体なのに 260km/h でしずしずと走ってたりしてな。

それでも八戸市民のおいらはこのスピードで充分に満足してる。特急はつかりの時代を知ってるんで。あるいは今も盛岡に行くにはクルマの時が多いんで。その時間感覚が染み付いててな。八戸駅から新幹線に乗って「次は盛岡、盛岡に停車いたします」で、いまだに「ええっもう!?」と毎回びっくりだったり。

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2018.12.10 月曜
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弱気な年の瀬

今年ももうすぐ年の瀬ですじゃ。

てことで年末恒例の作業ですじゃ。

この日記の台紙ページ1年分12枚を作るのですじゃ。

で、たぶん10年も前から全自動化を目論んできたような気がするけど、今年も大して進歩なく。相変わらず名無しの JavaScript で、1カ月分ずつ1枚ずつですじゃ。

今年の名無しは特に小改良さえなく、去年のまんまですじゃ。

どうせ年に1度だけなんだし、作業自体はかなり簡単になったし、無理に全自動化できなくてもいいような気もしてきましたですじゃ。

銘板
2018.12.11 火曜
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仏事情妄想 2

これまた JR のほうもこのスピードが都合いいらしく。赤字路線なんだからコストを省きたい。走行用の電力もレール・車輪の磨耗も、適度に遅いほうが少なくて済むってわけで。てことで、東京ー新函館北斗は今のとこ4時間ちょいかかってるのが、実は盛岡以北の 260km 制限を解除すれば3時間台に突入できるのに、整備新幹線法があるからっつう理屈でそこには手をつけず、青函トンネル内の制限速度を上げる方針に持っていってるわけで。

とりあえずそれが功を奏して、青函トンネル内は現行の 140km/h から 160km/h にまんまと引き上げられる運びになったとか。260km/h 制限の方は全国の話だからな。それに比べれば JR 北海道所有の青函トンネルの制限をいじるほうが話が小さくて済むってことかな。これが成れば、JR 北海道の利益が上がるのはもちろん、途中経路の JR 東日本なんて何もしないで儲かるしな。

JR 東日本は経営的には、超巨大需要の首都圏を持ってるもんだから、赤字まみれの東北地方を背負いこんでるのに超優良らしい。一方で、東北よりももっと赤字まみれ路線だらけの JR 北海道は、今の新幹線駅は木古内と新函館北斗のみだけど、これでいくらかでも体質改善を図りたいところだろうと。函館まで新幹線が来たからには、函館ー札幌の特急の乗車率もなんぼか上がってるだろうな。

札幌まで鉄道で、な乗客はというと、飛行機で行くのと総合的に大差ない距離の地域ってことで、ほとんど青森県民だろうと察しがつくわけで。人口的にも経済的にも頼りなくてほんとすんません。

国鉄民営化で民間企業の JR が誕生したけど、そんな感じで国の意向を無視できない立場なわけで。ルノーもまたそういうノリで、フランス政府の意向を何かと酌まなきゃいかんのだろうな。けど提携してる日産と三菱自動車は日本の民間企業なもんだから、フランス政府の意向を直接受けるってのはおかしいわけで。

てことでその意をマクロンさんから安倍さんに伝えるのが筋っちゃ筋なのかな。けど安倍さんから日産・三菱に伝えるのは筋がおかしいわけで。

銘板
2018.12.12 水曜
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仏事情妄想 3

しかし日本の場合で考えて、JR が海外の私企業と提携してるかどうか知らんけど、JR とその企業との間のトラブルで首相が当該国の大統領や首相に何かお願いするってのは考えにくいような。

フランスの国策経済っつうと他に、アリアンスペース 社があるな。そういやエアバスの傘下に入ったみたいだけど。と株主を見てみると、CNES(フランス国立宇宙研究センター)が 34%、EADS(エアバス)が 30% だそうで。エアバスは仏独米の3カ国の企業が共同で設立、今は仏独の2者が対等な感じ。

アリアンスペース社の国別での株主の大どころは、フランス 60.12%、ドイツ 18.62%、イタリア 9.36% だそうで。って 英語版 Wikipedia によると、フランス 64.10%、ドイツ 19.85%、イタリア 3.38%、ベルギー 3.36% が大どころ。詳しくはよくわからんが、フランスが支配的なのはわかった。

あとフランスの国策産業といえば農業も有名なような。農業国としての顔も持つフランス、国がずいぶん補助してるとか。アメリカの安い穀物に対抗すべく、らしく。国家の安全保障の意味合いかな。そこは日本も似たようなもんか。日本の農業は TPP で新たな展開を迎えてしまうけど。

んー、戦闘機とかもかな。ユーロファイターのメーカーを調べたら、ユーロファイター社っつう専用の会社らしい。英語版 Wikipedia に その項目 があった。出資割合はエアバス・ディフェンス・アンド・スペース(仏独?)が 46%、BAE システムズ・ミリタリー・エア・ソリューションズ(英)が 33%、レオナルド S.p.A(伊)が 21% らしい。単独の国別だとこっちはイギリス企業がメインだな。

けどやっぱしエアバスってフランスの国策企業っぽいわけで。日本でいうと三菱重工のポジションに近い気がするけど、三菱はそこまで国策企業な感じじゃなさそうなような。MRJ も表立った国のサポートがなくて、開発に難儀してるしな。

そういやアリアンスペースのポジションも日本じゃ三菱重工だけど、アリアンがフランス政府から補助金をもらってるぶん入札価格を安くできてるのに、三菱は自力でどうにかしなきゃいかんらしく。これもまた受注競争の苦戦の理由らしいし。

こうなると、フランス政府自体がフランスの中の最大財閥グループなような。そう思えるサンプルだけ集めてしまったのは認めるけど、じゃあ国営臭のないフランス企業って何があるのかと。んー、工業系はプジョーシトロエンとライターのビックくらいしか思いつかん。

フランスの企業一覧

Wikipedia 日本語版なんで、日本である程度知られてるもの限定と思われるけど、けっこうあるな。高級ブランドはまぁそうだろうと思うけど、アルストム(列車メーカー)、アレヴァ(原発メーカー)なんかもろに国策企業っぽいし。

巨大私企業ってフランスじゃ育ちにくいんかねぇ。

そういや ミシュラン もフランスだったな。しかしクルマのタイヤメーカーがグルメガイドブックっつうのがなんかこう、かの国の企業と業種のバリエーションの薄さを表してしまってるような。

いやいやそれは言いがかりか。ポルシェは農園を持ってて、作物を普通に市販してて、その品質が評判らしいしな。

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2018.12.13 木曜
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からまれ屋 -勝手にネタバラシ-

「まぁそう興奮しなさんな」

「興奮してねーよ!!」

「『興奮してねーよ!!』ってめちゃめちゃ興奮してるじゃねーか」

おいら酒の席で絡まれることがあるわけで、勝手にヒートアップしてしつこく絡む奴にはこの手を使ったりする。ギャラリー受け最高ww

これさ、パクりなんだわ。

もう死んだ人をネタにするのも行儀悪いけど、すごい昔『朝まで生テレ』で、新興宗教の教祖が出演しててさ。その何年か後にとんでもないテロ事件を起こすことになる、ヤバい宗教でさ。

んで教祖さん、司会の田原総一朗の「まぁそう興奮しないで」に対して「興奮してませんよ!!」と来たもんだ。

それでおいら笑っちまったよ。この教祖さんと宗教はこの程度なんだなーとなっちまった。

悟りの境地に達したとされる教祖さんの超人ぶり(あぐらかいたまま宙に浮く、ネタバレ後に有名になった写真とか)が売りの宗教だったのに、自らそんな失態を演じてしまったわけで。カリスマ路線を行くなら、本人が生放送のテレビなんかに露出しちゃいかんってことか。むしろ人前に滅多に出てこないレアキャラにしたほうが、神秘さの演出になるのかもな。

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2018.12.14 金曜
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リュウグウのくぼみは幻か 1

ミネルバ II 1 が撮った画像が新たに公開されましたですな。

小惑星に多数のくぼみ はやぶさ2のロボットが撮影 - IT メディアニュース

うほほー待ってましたー。

って見出しにもなってる「くぼみ」ウンヌンの画像だけどさ、とりあえず下に出しますです。元画像のサイズは 1024×768 だけど、このページへの表示の都合上、半分の 512×384 にしとります。この画像を PC に取り込んで開くと、元のサイズで表示できます。

これ、くぼみじゃなく岩の出っ張りなのでは?

遠近感の逆転で、出っ張りがくぼみに見えてしまうのでは?

ミネルバのカメラは広角なわけで、この画像の右上を見ると、やたら明るいところがあるのは、太陽光が地面に対してほぼ垂直に入射してるのを、まさに太陽を背面にして撮れた部分なわけでさ。その周りは、広角ゆえに斜めの角度から撮れてる状態なわけでさ。

そこを光と影の中心に考えると、くぼみの場合、くぼみの外側、つまり中心から遠い側に影が見えるはずなわけで。

出っ張りの場合、中心に近い側の影が広角カメラで見えるはずなわけで。

てことで、両方のケースを模した 3D モデリング GIF 動画を作ってみた。上がくぼみの例。下が出っ張りの例。

これ、くぼみじゃなく岩の出っ張りでしょ。この地域だけの特別なくぼみ地形じゃなく、リュウグウの普通の表面状態じゃないですかね。

記者会見で関係者さんが「くぼみ」と説明しちゃったわけで。報道は当然それを正確に伝えちゃったわけで。たぶん今頃 ISAS の中じゃこのことでいろいろゴタゴタしてるんじゃないかなと。

おいら的には岩の出っ張りで確定。プロの先生でも画像を読み間違うことあるんだなーってことで。

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2018.12.15 土曜
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イブーとアウル

ミネルバ II 1 は A, B とも動いてないんだな。どっちも電源は入るけど、日陰に入ってしまったらしく、発電量が足りなくて通信さえろくにできんらしい。けどリュウグウの季節が移ろえば日射の角度が変わって発電できるようになる可能性があることから、運用はしばらく続けるそうな。

んで、2機ともよく頑張ったから名前をつけたんだそうな。1A は「イブー(フランス語で「みみずく」)」、1B は「アウル(英語で「ふくろう」)。なるほどミネルバつながりでそう来たか。しかし MASCOT が独仏共同なんだから英語じゃなくドイツ語の方が……と思ったけど、

って中の人たちお得意の当て字でしたか。ドイツ語で当てるイイのが思いつかんかったのかもな。つかときどきそうなるって感じで、略さない方は微妙に苦しい英語だったりもするw

ウズメプロジェクト」のネーミングのアレな加減には何物さえかなわん気もするし。macOS に入ってる辞書で調べると、

Unprecedent: 前例のない, 前代未聞の; 史上最大の, 空前の
Zipangu: マルコ=ポーロの『東方見聞録』に見える地名。中国の東方一五〇〇海里にある黄金の島とあるところから日本をさすと考えられる
Underworld: (たぶん単に「地下」のつもりと思うが)悪の世界, 暗黒街; 黄泉(よみ)の国, あの世; この世, 下界
(of the)
Moon: 月
Exploration: 探査

ガチで中学生の中二病患者の香ばしさというか。

なんかこの名前で正式なプロジェクトになったとかならないとか。名前変えてくれ。海外に対して恥ずかしいから。

ウズメの名前を見てたらイブーとアウルがすごく自然に思えてきたw

しかしミネルバだからフクロウって発想はイイね。はやぶさ2 とも鳥つながりだしさ。

んで、イブーは30ソル以上の大活躍だったんだね。アウルは3ソルだったけど、移動できなくなってからも、動画を撮って送信するっつう離れ業をやってのけたし。どっちも「3日も持てばいい方」とされてたんで、2機とも充分に働いたんですな。お疲れ様でした。これからまた動いてくれたらめっさ嬉しいけど、このままでおいらは満足だよ。

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2018.12.16 日曜
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リュウグウのくぼみは幻か 2

おとといの「くぼみ」画像を上下ひっくり返してみた。これって逆さまの姿勢で撮られたものっぽいんで、姿勢を直せば錯覚が起きる理由が何かわかるかもと思って。

んで、ちょっとわかった気がする。

もうおいらには多数のくぼみには思えないけど、パッと見でまだそう見えるものがある。下の画像の、赤丸で囲ったあたり。

これがくぼみの陰影に見えるのって、「画像内の明るい部分から周囲に光が放射されている」と捉えてしまうと、自然とそう判断してしまうんじゃないかと。

この明るい部分は衝効果でギラついてるわけで、イブーから見てそう見えるってだけで。リュウグウ表面のそこだけが明るい光を四方八方に放ってるわけじゃないわけで。

てことで衝効果の周辺に見える影は、この見かけ上の光源からの光に対してできたものなら、そこにあるのはくぼみってことになる。そう見えちゃうけどそうじゃなく。光源はあくまでほぼ無限遠方から注ぐ太陽光のみ。この画像の場合、リュウグウ表面にほぼ垂直に入射してるっぽい。

てことで件の影は、表面に散らばってる岩の、日に当たらない面や、岩の影がリュウグウ表面に落ちたものだったと。

しかし衝効果なんなら、明るい部分の中心にイブーの影が映ってるはずなのに見当たらない。むしろそこが不思議だったり。

フレームの端の方なんで、ブレでかき消されてしまったのかな。

つかミネルバ II 1 の広角カメラ画像ってフレームの端の方がこれでもかとブレブレだよな。レンズの精度があんましよろしくないのがわかる。たぶん民生品のカメラを使ってると思うけど、それにしてもここまでブレるのはどんだけ安物だよって気もする。

民生品のレンズは地表の大気中でびったり合うように作ってあるからな。真空中だと屈折率が変わって、調整がズレちゃうのかな。

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2018.12.17 月曜
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半田付けブルース 1

仕事の道具作りで、すごい久しぶりに半田付けしたですよ。高校以来かも。

電子回路なんて高尚なものじゃなく 100V のコードのツギハギ。そういや回路の半田付けなんて、中学の技術でインターホンのキットを作った時だけだな。てことでおいらの自主的な半田付け歴は電動 RC カーの配線だけ。似てるけど 100V コードは初めてかな。

今回は 1m の延長コードをぶった切って、フォトスイッチを仕込んだ。RC カーよりも配線が多少太いから楽勝でしょとか思ってぶった切ってみたらば、太いのは被覆のみで銅線はむしろ細かった。

けど一般のコードって被覆がビニールだからな。半田の熱で溶けちゃうわけで。ここがむずいとこ。RC カーも基本ビニール被覆だったけど、途中から動力の配線はシリコン被覆が普及してきてな。これがもう便利でいいことずくめで。

特に、半田ごてを被覆に当てても全然溶けないってのがとにかくありがたかった。って銅線部分を好きなだけ加熱できるんで、調子に乗って半田付けしてると、被覆してるところまで毛細管現象で半田が溶けたまま染み込んじまったりしてなww

けどカッターとかの鋭利なもので簡単に裂けてしまうってのはどうなんだろ。そこがネックで一般のコード用途に普及してないような気もする。

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2018.12.18 火曜
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半田付けブルース 2

で、ラクチンなシリコンコードで半田付け作業に慣れちまったおいらは、いまだにビニール被覆がちょいと怖い。けど 100V のコードのビニール被覆は厚いから、そう簡単に溶けちまわないんじゃないかと期待しつつ作業に臨んだわけで。オチないんでさっさと言うと、思った通りだった。

いやさ、初めはコードの剥いたところ同士をよじり合わせるだけでいいんじゃねと思ったんだけどさ。いざやってみたらどうも危なっかしくて。しばらくするとほどけそうな気がして。よじりコードのほどけ・ほつれ防止ときたら半田付けですよ。半田を溶かしてリード線の隙間に染み込ませるってやつですよ。

うまくいった半田付け部分はキレイでな。赤い銅色だったリード線のよじり部分が、その形のまま鈍い銀色コーティングってわけで。

半田付け作業の下手さを表す言葉で、「イモ半田」ってのがあるわな。半田がごろっとカタマリになってしまってるやつ。コードの銅線をコーティングってほどでもなく、外側に被せてるだけになっちまったやつ。染み込まないといかんのに。銅線の加熱が足りなくて、そこに無理やり半田をなすりつけただけなわけで。銅線の温度が半田の融点に達してないから、溶けた半田が銅線に触れた瞬間に固化しちゃって全然染み込んでないわけで。

電子回路の半田付けでも、フサフサの銅線じゃないのに、同じ状態を同じ呼び方するらしい。

おいらは幸いリード線の半田付けした経験があるんで、イモ半田がなぜまずいのか、イモじゃない半田はどんなもんなのかはわかってる(つもり)

やってやろうじゃないですか。超久しぶりだけど。

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2018.12.19 水曜
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半田付けブルース 3

それなりにうまくできましたですよ(ニマニマ)。ビニール被覆が多少溶けたけど問題ない程度ww イモも少しできちゃったけど、染み込ませた上で無駄に盛り上げちまったやつだからいいや。

フサフサの銅線よじったやつの間に染み込ませましたですよ。中心までは染み込んでなさそうだけど、ほどけないよう強度確保しつつ電気抵抗も減らせたんじゃないかと。

よじり合わせただけだと点接触・線接触がいっぱいって感じでしかないわけで。そこに半田を染み込ませて固めると、面接触になって抵抗が減る、はず。

で、半田ってすごい発明だよなーと今になって感心したわけで。手軽なのがいいやね。半田は錫(スズ)と鉛の合金。適正な含有割合にすると、錫よりも鉛よりも融点が下がる。けっこう扱いやすい温度で融けてくれる。この発見。電気・電子回路に欠かせない加工法となったわけで。

んでその由来を Wikipedia「はんだ」で調べてみたところ、回路ウンヌン以前に、古代エジプトでも江戸時代の日本でも、金属同士をくっつける目的で使われてたそうな。近代の誰か特定の人が発明したものじゃないんだな。ちなみに「はんだ」という日本語は外来語ではなく、由来ははっきりしないらしい。「半田」は当て字らしい。

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2018.12.20 木曜
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半田付けブルース 4

つかギリシャ・ローマ時代は水道管を半田付けしてたのか。強度それで大丈夫だったんか?

……、

……、

……。

ローマ帝国は水道設備に鉛を使ってたせいで鉛中毒患者が続出だったとか聞いたことある。半田付けのせいだったのかな。管の継ぎ目からの水漏れを防ぐんだったら、膠やアスファルトじゃダメだったんだろうか。いやいや、水道管そのものにもろに鉛を使ってたんだろうか。それじゃ建設のとき重たくて大変なんじゃないですかね。けど鉄だと錆びるしな。そこらへん謎ですな。

最近は 鉛フリーはんだ ってのがあるのか。

けど素材の話だから、代替品がそう簡単に完全解決できるわけじゃなく。融点が高かったり劣化しやすかったりらしい。

銘板左端銘板銘板右端

まじすか……。

「なお、はんだを加熱した際に出る煙(ヒューム)は毒性がある」

鉛を含む煙だからってことかな。半田が融けると独特の香りがするわな。あれって鉛のニオイなんだろうか。おもっきし吸ってるってことなんだが。

まぁいいややっちまったし。少量だし(震え声)

いやでも半田ごてのヒーター部分からもときどき煙が出てたが、あれは……。

半田ごてが超古いから(柄が木製なんて今時ないだろ)、中にたまってたホコリが燃えたのかな。

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2018.12.21 金曜
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あかり はこれから 1

今は亡き赤外線天文衛星 あかり の膨大な遺産から、また新たな発見があった模様。

17の小惑星で「水」確認 天文衛星「あかり」観測 - 日本経済新聞

赤外線天文衛星「あかり」、小惑星に水を発見 -小惑星の進化過程に赤外線観測で迫る:リュウグウなど始原的小惑星を理解する大きな手がかり- - JAXA プレスリリース

もともとは太陽系外の遠い星や銀河の観測のための天文衛星で、ついでにな感じで、小惑星の観測もメニューに入れてあった。

ていうか あかり の成果の記事がマイナビニュースにまとめて出てたんで、リンクを載せてみる。

半年の間に立て続けに4つも記事になってるのは、あかり データのピーク収穫期の時期だったのか、マイナビニュースが あかり に注目してた時期だったのか。

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2018.12.22 土曜
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あかり はこれから 2

その少し前の 2011.5.25 の記事で、

JAXA、赤外線天文衛星「あかり」に電力異常を確認 - マイナビニュース

というのがある。あかり はそのまま、復旧かなわず天寿を全うした。目標寿命3年だったのが5年以上生きて活躍したんで、充分に黒字なプロジェクトだった。

そしてその直後から、なぜかマイナビは あかり データの成果ラッシュを報道ラッシュ。しかし太陽系内から銀河系の外側、さらには観測可能な宇宙の果てまで、あかり ったらもう節操なく成果をあげとりますなぁ。

さてさて今回の最新報道の話題にに戻るですよ。

小惑星に水があるのかどうかを知るための赤外線波長は決まってるらしく、はやぶさ2とオサイリス・レックスはそこがわかる観測機器を積んでて、それぞれ C 型小惑星の近くまで行って今観測してるわけで。結果として、リュウグウにはほとんど水がない、ベンヌにはかなり豊富にある、となった。

とりあえずこの場合の「水」はぴちょんちゃぽんな液体の水なわけじゃなく、「含水鉱物」の形で存在するのだそうで。

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2018.12.23 日曜
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あかり はこれから 3

はやぶさ2とオサレクと同じ波長域で水の有無を観測できる赤外線天文衛星って、そのうえ地球周回軌道上から小惑星の赤外線スペクトルを調べられるほどの解像度のやつって、今に至るまで あかり しかないらしく。ドンピシャなところにたまたまハマった感じというか、ハマってるのに気づいてデータ抽出して論文にまとめた研究者さんの大殊勲というか。

しかも はやぶさ2とオサレクの日米小惑星探査合戦で世の中が盛り上がってる今っつう、発表のタイミングもドンピシャ。

あかり は全天をまんべんなく調べ尽くすタイプの天文衛星だった。その網羅的なデータのおかげで「水がある小惑星」を17個も特定できたってことで。

全天サーベイをあらかた終えた後もまだ あかり は元気だったんで、公募研究のための特定の空域・対象の観測もけっこうやってきた。

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2018.12.24 月曜
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あかり はこれから 4

クリスマスイブだけどスルーでw

そのうちのひとつが、小惑星イトカワの赤外線観測。初代 はやぶさ が近接観測した後に実施された。

赤外線天文衛星「あかり」、小惑星探査機「はやぶさ」が旅立った後の小惑星イトカワの観測に成功! - JAXA/ISAS

イトカワはめちゃめちゃ詳細なデータが存在する。あらためて あかり で赤外線観測するとどうなるか。

両者のデータを繋げられる。関連性を見出せる。

てことで今後は小惑星を地球軌道上から赤外線観測するだけで、どんな星なのかの予測精度が上がるってわけで。主に、小惑星の大きさの予測精度が上がるらしいね。

はやぶさクラスの探査機1機の値段って、打ち上げ費と運用費込みで200億円を軽く超すからな。ちなみにオサレクの値段は はやぶさ2の倍以上。あかり がやってのけた観測の利点は、詳細さは探査機での近接観測ほどじゃないにしても、たくさんの小惑星を同じ基準で一気に調べ上げられることですな。

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2018.12.25 火曜
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あかり はこれから 5

クリスマスだけどまたしてもスルーでww

してそのサンプル数が多いほうが精度が上がるはず。

リュウグウとベンヌもこのやり方のサンプルになれるはずだけど、肝心の あかり がもうこの世にいない orz

海外の別の赤外線衛星でもやれるかな。あるいは、日本の次期赤外線天文衛星 SPICA のデビューを待つしかないのかな。

んー、あかり で取得済みの小惑星データを利用すればいいのか。リュウグウとベンヌ、あかり の遺産の中にあるだろうか。

近接探査済みのほかの小惑星だと、ランデブーで詳細に探査したやつだとエロスがあるな。

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2018.12.26 水曜
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あかり はこれから 6

フライバイ探査も含めるとけっこう数が多くなる。宇宙探査機の一覧#小惑星探査機 によると(探査失敗を除く)、ガスプラ、イダ、マティルド、エロス、ブライユ、マサースキー、アンネフランク、イトカワ、APL、シュテインス、ルテティア、ベスタ、トータティス、ケレス、リュウグウ、ベンヌと、イダの衛星ダクティルも合わせると17個。

このうち何個かは あかり データ内で特定できるんじゃないだろうか。

それで探査機データと あかり データとを紐付けて精度を上げればですね、まだ見ぬ幾千万の小惑星の姿がよりよく見えてくるんではないかと、思うんでしょうがどうでしょう専門の先生方。

じゃあ自分でやれよって感じだけど、技術的能力的根性的限界によりゲフンゲフン……。

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2018.12.27 木曜
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境界での伝達過誤 1

H-II ロケット8号機の事故原因、いやーそうだったのかーって動画を見つけて。

動画公開は2011年3月2日って震災の9日前か。気づかなんだなー。

いやさ、原因は1段目の LE-7 エンジンのインデューサが、旋回キャビテーションで破断したことってのまでは知ってたんだわ。

海底に沈んだエンジンを根性で探し出して引き揚げて、そのおかげで原因特定できたのも知ってたけど、じゃあなんで旋回キャビテーションが発生したのか、なんで6回目の打ち上げで初めて問題発生したのか。ここがわからんかった。

旋回キャビテーションっつう現象は、LE-7 開発時に世界で初めて発見された現象だったはず。インデューサの回転数の1.1倍の回転数で発生するその不思議な現象は開発中に理論的に解明・解析されて、案外簡単な二次方程式で記述できる(ただし虚数を含む)ってことまで判明したはず。ここらへん H-II の開発本に載ってたことの受け売り。

けどちゃんと対策されてなかったってことでして。

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2018.12.28 金曜
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境界での伝達過誤 2

まさに知りたかったことが、動画中で説明されてた。以下は発言の転写。

実際に使う条件、ロケットのインデューサなんて高速で重量が多くて、入り口では圧力が低いから、設計するポイントはそんなに広くは取れないんですよ。LE-7 のインデューサは、ある設計をしたら、それよりブラスマイナス 5% ぐらいの流量で使うぐらいに厳しいものなんですよね。それが、どうもその 15〜20% 少なめにズレてるんですよ。実際に使わにゃいかんところから。そういうことだったんですよ。設計がズレ気味、ズレた方向になってたことと、それからたぶん、エンジンで調整していく間になったっていうことじゃないですかね。

つまり、設計・開発部門の連携不足が墜落の遠因ともなっていたようです。

いろんな分担をして、責任を持ってやるということは非常に大切なことなんですよ。ところがそこの中で、たぶん境界で、約束事いわゆる「インターフェイス」と言っているんですが、約束事を決めるんですが、そこの決めたものの先、を理解しないと、実はその、勝手に思い込んで、いわゆる、決めたこともですね、実はそれが、現象を理解しないと、字面だけ取ってしまって、例えば勝手に解釈してやるとか、そういうことになりますので、結局その、実際には、どっちか言うと自分たちのことだけ一生懸命っていうのが、H-II の開発の反省です。

そうだったのかー。セクション間での情報共有・情報伝達・意思疎通の問題だったかー。プロの技術者同士でもこういうことあるんだなー。

2018.11.2, 2018.11.3, 2018.11.3。まさかの伏線になっちまったw

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2018.12.29 土曜
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境界での伝達過誤 3

そういや今月、うちの職場で伝言ゲームが発生しまして。「話が伝わらない話」がまさにその伏線にもなってしまってて。中継者さん、自分が作業内容についても伝達技術についてもド素人なのを理解しないまま伝達したせいで、いろいろおかしなことになってしまって。んで実は中継者さんはけっこうアンタッチャブルな人なんで、その人が余計なことしでかしたせいで現場に混乱が起きてるけど放置状態という塩梅。

アンタッチャブルさんはたぶん今も、これっぱかしも自分の非に気づいてないと思う。

もうおいらの責任下でウヤムヤにするのが一番穏便なような。そうするとおいらが一方的に全部カブることになるんだけどさ。

ここんとこ毎日おいら脳内でアンタッチャブルさんを締め上げてるww

ただ、アンタッチャブルさんは伝言ゲーム情報をもとにおいらを非難したんだけどさ、状況を素直に説明したらブーメランになってしまって、アンタッチャブルさんキョドッてごまかし始めたわ。んでこっちはいつもどおりごまかされたふりしてあげて、話がアンタッチャブルさんの妄想通りですという確認でまとまるという日常。

こんなん何回目なんだか。

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2018.12.30 日曜
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FileZilla

なんだってーーーー!!

いつの間にか RBrowser が死んでる……。

This version of RBrowser has expired. Please visit http://www.rbrowser.com/rb_download.html to get the latest RBrowser version.

RBrowser のこのバージョンは期限切れです。http://www.rbrowser.com/rb_download.html から RBrowser の最新版を入手してください。

有料版のみになったらしい orz

FTP ソフトこれからどうすべえ。今はとりあえずターミナルから素手でアップロードかけたけど、これめんどくさくてな。

てなわけで、慌てて Mac で使える FTP ソフトを探してみて、とりあえず FileZilla なるものをやってみようかと。

んで開いたところ、画面がでっかい。んー。こんなにでっかいの? そしていきなり「新バージョンがあります。インストールしますか?」って。いやまぁやってみますか。

とりあえず問題なく動いてるっぽい。しばらくこれで行ってみるか。

名前からして Mozilla プロジェクトのブツみたいな感じなんで、だとしたらずっとフリーでいてくれるんじゃないかと淡い期待。

Wikipedia "FileZilla" によると、別に Mozilla とは関係ないっぽいけど、有料化はナシらしい。ただ、おいらの macOS のバージョンが後で引っかかるかもな。おいら古いの使ってるんで。そこがちょいとだけ心配。

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2018.12.31 月曜
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グダダラは来年も

またも巡ってまいりましたよ大晦日。

皆様におかれましては、いつもこのグダグダ日記にお付き合いくださいまして本当にありがとうございます。

内容も進行もグダグダ&ダラダラなまんま、なんとなくまたしても年を越してしまう様子でありんす。

三日坊主で終わるはずが、なんかもう勢いでというか、勢いも特にないんだけど、まだ続いてる謎。

もはや「続く」とか「続かない」とかどうでもいい状態になってるし。

そんなこんなで強引にまとめたくなったけどまとまんないんで、ご挨拶にて今年もトンズラさせていただきとうございます。

では皆様、良いお年をお迎えくださいまし。

銘板
銘板