ひとりごちるゆんず 2018年1月
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2018.1.1 月曜
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あけおめです

あけましておめでとうございます。今年もどうぞこの日記をよろしくお願いいたします。

新春スペシャルなんてほどの価値もない、よくわからない何だか。

「魚目線 UFO」

深海探査艇が発達して、深海の奇怪な生き物が次々と見つかってるわけで。生物の新種として扱われるわけで。けど「新種」の生き物としては、人間が見つけるよりはるか前からずっといるわけで。

そんな彼ら目線だと、その場のガチの新種としちゃ深海探査艇が一番奇怪だろ。しかしこれ、なんかちょっと似てるものがあるなーと。

いきなり上空から現れるようになって、時々拉致したり、帰ってきた仲間には何かよくわからないものが取り付けられてたり(タグとか発信機とか)。ミューティレーションすなあ。

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2018.1.2 火曜
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オウムアムア 1

去年のニュースだけど、恒星間天体 オウムアムア がけっこうな話題になったね。

なんでわざわざハワイ語? とか思ってたら、ハワイにある天文台が発見したんだな。意味は「斥候」だそうで。

第3宇宙速度以上で現れて、水星よりも太陽の近くを通って飛び去ってったそうな。来るときに火星の公転軌道よりも内側に入ったのが8月5日。太陽に最接近したのが9月9日。再び火星軌道を内側から外側に横切ったのが10月28日。

火星 → 太陽 で約5週間、太陽 → 火星で約7週間かかってる。この時間差は、たぶん双曲線軌道の軸の傾きのせいだろうな。太陽の北極を無限遠方から真俯瞰する視点で、火星の軌道への出入りを見るとこうなるって形なんじゃないかと。

Wikipedia 記事でのその図を見るに、太陽系の回転方向(北極が上として、左回り)と逆行してる。そこらへんがまた太陽系外から来たブツだなーって感じだな。

この天体の形はひょろ長くて、幅と長さの非が 6.6:1 くらいだったらしい。細かい形は不明。オーダーとしてかなり小さめの小惑星サイズだったもんで。ていうか最大長さ約 230m っつうと、小惑星イトカワの半分くらいでしかなかったわけで。ひょろ長いってことは体積もイトカワよりだいぶ小さいはず。むしろそんなもんよく見つけたなと。

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2018.1.3 水曜
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オウムアムア 2

今回は太陽系に入ってきた恒星間天体の初観測例だったそうだけど、このサイズで木星軌道より外側を通過されるときっと検出不能だろうな。てことで、気づかないままのやつがけっこう太陽系を通りすがってるんだろうな。国際宇宙ステーションで採取した宇宙塵が太陽系外由来だったとかいうニュースもあったような。

んで太陽の重力圏の外から来るってことで、太陽重力の脱出速度オーバーで突っ込んでくるもんだから、その速度のまま飛び去っていくわけで。

恒星間空間を系とした場合はスイングバイが成り立つだろうけど、こちとら太陽系内なもんで、太陽中心の系。この視点だとスイングバイじゃないわけで、太陽から見てやっぱし入ってくる速度と出て行く速度は同じとなる。たまたま近くに惑星があれば別だけど、たぶん特にそういうことはなかったかと。あれば報道が出てるだろうってことで。

風来坊っすなぁ。

どの方向から来たか、どの方向へ行くかはわかっても、どこでどうやって生まれたのか、最後はどこでどう消えるのか、ここはきっと誰にもわからんですな。

どこの恒星系に流れ着いても、脱出速度以上で飛び込んで、脱出速度以上で去っていく。どこかの恒星に囲われて、その恒星系の中で生涯を全うなんてことはもうないかも。

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2018.1.4 木曜
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オウムアムア 3

二重星みたいな重力的に複雑な系だと、系内でスイングバイが効くかもな。それで囚われてしまうってのはアリか。太陽系でも、木星や土星のおもっきし近くをイイ角度でかすめてれば減速スイングバイで……なんて考えたけど後の祭り。

それだったら、そんないきさつで太陽系に居候してる元・恒星間天体も実在するのかもな。

かつてオウムアムアは、きっとどこかの恒星系の一員だったと思う。成分に金属を含んでるらしいんで、だったら恒星系を回りながら生まれた惑星の中心核だったんじゃないかと。

そしたら、それが何らかの理由ではじき出されて……て感じかな。

だとしたら、どんなはじかれ方だったんだろ。

  1. かなり長いこと小惑星のままでいて、あるとき巨大な惑星で加速スイングバイをめいっぱい食らってしまった
  2. 母体の惑星・小惑星が派手な天体衝突しでかして、破片が第3宇宙速度を獲得してしまった
  3. 系の中心の恒星が超新星爆発して、周囲みんな恒星感空間に吹き飛ばした
  4. もともとその恒星系の外縁天体で、恒星との重力的な結びつきが弱くて、中心の恒星ってのは核反応が進むにつれて総質量が減っていくだろうから重力も少しずつ減っていって、いつの間にか解放されちゃった

とか膨らむばかりの妄想。

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2018.1.5 金曜
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オウムアムア 4

あ、オウムアムアって 自由浮遊惑星 のひとつなのかな。Wikipedia 記事だともっとでっかいサイズの天体のことを指してる感じだな。けど自由浮遊惑星と言ってもいいような気もする。あるじを持たずに漂ってる、それなりに確かな大きさを持った天体なんだし。つか大きさで言えば自由浮遊小惑星だな。

自由浮遊惑星が恒星の数の倍くらいあるってことは、オウムアムア程度のサイズならもっともっといっぱいあるんじゃないですかね。 太陽系だって小惑星の数は惑星・準惑星の比じゃないほど大量。まさに星の数ほど。

「斥候」ってことは、「オウムアムア」と命名した人の願いは「今後もっと大型・大量の恒星間天体が飛んできて観測できますように」ってあたりかと。まーある日を実際の飛来数が増えるってのは考えにくいけど、観測技術が上がれば取りこぼしが減って、日常的にどんどん見つかるようになるかも。

ハリウッド映画だと、最初の1個を皮切りに宇宙人が地球に攻めてくる展開だけどww

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2018.1.6 土曜
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復活の項目行

ほぼじゅびふぉ 作品リストの項目行が消えてた問題、ようやく解決したですよ。

項目行の文字列を出力に足すの忘れてたww

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2018.1.7 日曜
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先行リミックス

ほぼじゅびふぉ 新規入荷2作品。

原稿作って、作品リストに登録しようとした時点で気付いた。

このリミックス版、Juby さんの "Tell Your World" フル版の半年前に出てた。リミックス版の時点で英訳詞が全部は完成してなかったんだろうか。

普通、アレンジ版はフル版の後に出すもんだと思うが。まーそんな内部事情は勘ぐってもしょうがないことだけど。

それぞれの歌詞が段違いになってるのは間違いってわけじゃなく。Juby さんのオリジナル歌詞があったり、リミックスなんで独自に反復したりがあったり、この作品内で省略されてる日本語原詞があったりだけど、日本語原詞そのまま残したかったんで結果的にこうなってしまったってやつ。

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2018.1.8 月曜
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"Tell Your World" とか "Kaleid" とか 1

そういや "Tell Your World" 原曲について最近聞いた話。

この曲、公式の英訳詞があるんだよな。ほぼじゅびふぉ だと Kitty'er Rio 版がそれ。

なんか英語の歌詞として出来があまりよろしくないとかの評で、けっこう叩かれてたらしい。かわいそうに。

このバージョンの英訳詞の特徴は、「日本語原詞の意味・内容をできるだけ忠実に英語に置き換える」に思える。そこを最重要にしてる感じなんで、英語の歌詞としての出来はちょっぴり目をつぶってあげたほうがいいんじゃないかと。

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2018.1.9 火曜
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"Tell Your World" とか "Kaleid" とか 2

しかし公式英訳詞があるのに、なんでまた EFD(English Fandub。「英語で歌ってみた」とだいたい同じ意味。なもんでこの日記上では勝手に "EFD" と呼んどります)の方々はわざわざ自分で英訳詞を作るんだろなと思ってたら、そうか公式版に納得いかなかったか……。

この曲、YouTube とタイアップしたんだよな。遠く離れた世界の彼方と繋がれる、自分の言葉が伝わる、その素晴らしさを歌ってるわけで。それはそのまま YouTube の魅力であり、ボカロの魅力でもあるわけで。

タイアップなんで YouTube 上の CM でもよく見かけたっけな。てことで気張って英語版も用意したってことなのかな。

なんかこう、だったら最初から Juby さんとか rockleetist さんとか JoyDreamer さんとか RO☆D さんとか Razzy さんとかの大御所 EFD 作詞家に依頼すればよかったんじゃないかとか。

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2018.1.10 水曜
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"Tell Your World" とか "Kaleid" とか 3

日本以外の世界中じゃ、ボカロ関係の動きは EFD 作品群と切っても切れない状態なんじゃないかな。そしてボカロ曲メインで EFD やってる有名 YouTuber の方々ってけっこういらっしゃるわけで。"Youtaite"(YouTube での「歌い手」)っつう言葉さえ出回ってたりするし。

公式英語版の仕掛け人さんたちはそこに気づいてなかったのかも。日本じゃ「英語で歌ってみた」はマイナージャンルだしな。

てことは "Tell Your World" 公式英訳詞版、日本主導で企画しちゃったか。Google 側も日本法人で、て感じかな。

あるいはニコニコ動画に対する Google の戦術として、タイアップはあくまで日本人向けの企画だったとか?

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2018.1.11 木曜
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"Tell Your World" とか "Kaleid" とか 4

日本の国内市場でほぼ完結してるニコニコと違って、YouTube の強みは世界市場を持ってるってこと。当時ちょうど英語版投入で海外展開を始めた初音ミクを使って、日本市場でそのアピールする意図だったのかな。だったら日本ではマイナーな EFD 界隈の人を起用する意味が薄れるわな。そうなると英訳詞もただの格好付けなんで、あまり品質にこだわらなくてもいい、と仕掛け人さんたちはそう読んだのかもな。

それにしてもニコニコ動画とツーカーだと思ってたクリプトンとミクが YouTube の宣伝に起用されるってのは、当時けっこう衝撃的だったっけな。けどよく考えるとクリプトンはニコニコにべったりってわけじゃなくてな。ボカロの主な活躍の場がたまたまニコニコ動画になったっつうだけのことだったっけな。

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2018.1.12 金曜
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"Tell Your World" とか "Kaleid" とか 5

そういや初音ミク発売後の大騒ぎ中と鏡音リン・レン発売前プロモーションの時期、クリプトンはニコニコと同業の zoome(ズーミー)っつう動画投稿サイトに特番を投稿してたわ。あーそだそだ『藤田咲と下田麻美の投稿動画向上委員会(TDKI)』だったわ。おいら結局 zoome じゃこの番組しか観なかったな……。

Wikipedia 記事を見るに、クリプトンは zoome に明示的に肩入れしてたんだな。ニコニコの一人勝ちというか、「ボカロといえばニコニコ動画」っつう図式に危機感を持ったのかも。クリプトンによると、初音ミクの爆発的ヒットの要因として、ミク発売の当時ちょうどニコニコ動画が人気になり始めてて、たまたまうまく乗っかってしまった形、だったらしい。

クリプトンとしては別に「飛ぶ鳥を落とす勢いのニコニコと組んで一発当ててやる」なんて意図はなかったらしく。んじゃニコニコとクリプトンとの関係も、特別なものはなかったんだろうな。

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2018.1.13 土曜
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"Tell Your World" とか "Kaleid" とか 6

けど結果的にそんな形になってしまった。もしかしたら、バランスを取るべく、あるいは自社の独立性を保つため、ニコニコ以外の動画投稿サイトに肩入れしたのかもな。自前のボカロ系の投稿サイト ピアプロ を今も運営してるし(けど動画投稿以外っう形なんで、動画サイトや動画作成者を支援する立ち位置とも言える)

てことで、クリプトンが YouTube とタイアップしたのは、別にニコニコを裏切ったわけではなく。特定の企業・サービスに囚われない方針ってだけかと。

けどそのタイアップの企画者は、海外で既に湧き上がってた EFD の波濤を、どうもよく理解してなかったっぽいってことで。

海外のボカロファンは原曲を押さえてる人も多いけど、日本語よりは英語のほうが理解しやすい人たちの方が多いわけで。日本語の歌詞を元に英訳詞を作ると、音符の数が半分くらいで収まってしまうんで、その余裕分に英訳詞者独自の感性を盛り込むことになるわけで。翻訳で日本語原詞のニュアンスが消滅する反面、余裕分に詰め込む創作性で、独特の味わいが生まれることになる。

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2018.1.14 日曜
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"Tell Your World" とか "Kaleid" とか 7

そういや zoome はニコニコのコメントシステムに対抗して、漫画風の吹き出しにコメントを出す形だったような。吹き出しで動画が隠れて、ちょっとアレだった気がしたっけな。

YouTube でも zoome に近い方式のコメントシステムを一時期やってたっけな。今もその機能があるのかもだけど、使ってる人あんましいないような。EFD 動画の歌詞表示での誤植の上に自コメする形で訂正を貼り付けるのに使われてたりするけどwww

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2018.1.15 月曜
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"Tell Your World" とか "Kaleid" とか 8

そして今日も Juby さんの作品1個入荷。

コロラド州在住のミュージシャン Ptepix さんが作った曲を Juby さんが歌っとります。いきなり Juby さんボーカル版でお披露目の作品らしく、ボカロ曲ではない感じ。

Juby さん活動範囲を広げとりますなぁ。ってリリースが2015年9月なんで、もう2年以上前の作品だったり。

正直 Ptepix さんの腕前はトータルではまだ達人レベルというほどではない感じだけど、決して下手なわけではなく。サポートサイト(かな?)での紹介文では、

Ptepix is a fresh, new electronic artist in Colorado. He plans to release meaningful music that not only 'Drives' but also 'Inspires'.
Ptepix 氏はコロラド在住の新鮮・新規のエレクトロニックアーティストです。 彼がリリースしていきたい音楽は、「ノリがいい」はもとより「インスパイアがある」ものです。

とのこと。

日本だとボカロを軸に新人音楽クリエイターが次々と現れてネットに投稿しては、既に持ってる技を披露したり腕を磨いていったりで、評価と知名度を固めてメジャーデビューっつう流れができてきた。

アメリカじゃ日本スタイルそのままってわけじゃないようで。ボカロに自作曲を歌わせて人気を定着させるっつう感じではないようで。自作ボカロ曲よりも、日本のボカロ曲を Youtaite が EFD 化っつう様式が先行してるんで、これから日本と同じスタイルになっていくのかどうかも不明。

んで、英語ボカロで自作曲を公開っつうよりも、既に名が通ってる Youtaite に自作曲の歌唱をお願いする形が出始めてるのかもな。現状だとそのほうが状況に合ってる気もする。英語版ボカロ開発元の期待とは違うだろうけども。

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2018.1.16 火曜
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"Tell Your World" とか "Kaleid" とか 9

ほぼじゅびふぉ でも英語圏発のボカロ作品をときどき紹介してるけど、まだ歌詞の内容が薄味なのが多いような。バリエーションもエレクトロニカに偏ってて、バンド系その他はまだ見つけてないし。今のとこ層が厚くないんですわ。DTM サブカルが始まったばかりの段階のような。

というのもボカロ絡みだと、日本発の作品そのものや、その EFD が人気になっちまってて。

日本のシーンの場合はボカロ DTM 単体っつうより、アニメとか2ちゃんねるとかの、ネットと親和性が高い別のサブカルと融合しつつ盛り上がってきた感じ。

英語圏だとこれが、融合相手が今のとこ日本のボカロ DTM で、一般人目線だとマニアック度というかよそ者度が高くなってしまってるような。

日本の音楽市場で、世界的な洋楽アーティストであろうと日本ローカルの邦楽アーティストの認知度を超えられないのに似てるというか。

こないだ20代後半の人とチラッと音楽の話をしてさ、アンガス・ヤングどころか AC/DC そのものを名前さえ知らないっつうのに驚愕したですよ。その話題のきっかけは「アンガス牛って最近やたらアピールしてるよね」だったけどもw

動画投稿サイトを媒体に、メジャーが無視できなくなるほどアマチュア音楽が盛り上がるのって、日本だけなんだろうか。個人的には世界的にそうなってほしいが。

日本じゃボカロがその流れを作った。海外も同じ展開になるかと思いきや、日本発の秀作群の人気が、世界各地でその方面の自立を邪魔してしまってるという皮肉。まー日本に並み居る腕利きのボカロ P たちも、たぶん海外の動向なんかまったく考えずに作品を出してるんだろうけども。自作品の勝手英語版を、向こうで人気の歌い手が歌って好評を博してるなんてのも、少しくらい知ってはいるだろうけど関心ないような。

国内と海外とのこの断絶は、言語の壁というより、単に媒体がニコニコ動画か YouTube かで出来てる壁なんだけど、さて、壁が低くなったりなくなったりっつう局面が、いずれ来たりするんだろうか。

銘板
2018.1.17 水曜
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"Tell Your World" とか "Kaleid" とか 10

ていうか、もしかして壁で仕切られてるのって案外いいことなのかも、とも思ったり。国内のボカロ P の方々が、今のまま海外を全く意識してない状態で、既に海外でかなりウケてるわけで。そして下手に海外を意識したらアレだったってのが、"Tell Your World" 公式英語版なのかもなーというあたりで。

時は幕末。日本の浮世絵が西洋絵画に大きな影響を与えたらしい(ジャポニスム)。この始まりは、江戸幕府が出展したパリ万博らしい。この華々しいデビュー後の、向こうでの主な浮世絵収集ルートというと、日本からの輸出品(陶磁器とか醤油とか)の箱の中にクッションとして詰め込まれたクズ紙に浮世絵がけっこう混じってて、それが流通してたらしい。

クズ紙の話は昔おいら聞いただけで事実確認してないけど、さもありなんな感じ。

で、現在。海外でのボカロ曲の状況がどうも、クズ紙の浮世絵に似てる感じがする。作者は海外に持ち出してるつもりはないのに、海外の人たちが勝手に持ってって楽しんでると。だったら EFD はさしずめ、ゴッホが浮世絵を描いたみたいなもんかも。

油絵の浮世絵。不思議な感じがする。

日本発のある芸術に関して日本人が、

という天然を、150年ぶりにまた発揮してしまってるというか。

ハリウッドが日本人視点でつまんない感じになったのって、日本人の好みも取り込んだような作風が増えてきたからかもなーとか。

日本車のデザインが画一的になったのは、世界市場でのウケを狙うようになったからかなーとか。

ハリウッド映画や日本車よりも近いものとして、日本の最新アニメが世界で見られてるってのがあるね。けどアニメ業界は昔からあくまで国内でのウケしか考えてないらしく。それが期せずして世界で成功してしまってるわけで。

回を追うごとに参加者が増える一方だったバルス祭り、日テレがとうとうラピュタ放送のときそのこと言ったら参加者が減ったってのもあったな。「とっくに日テレにバレてんだろ」と思いつつも「いやいやバレてないバレてない」っつう感覚が楽しかったんだろうな。

だったら、ボカロ界隈も海外がどーたらとかめんどくさいこと考えず、現状のままが吉なんじゃないかと。

……、

……、

……。

となると ほぼじゅびふぉ は不要どころか害悪ってことになっちまうことに気づいた……。

そこは結論出さんでおくwwww

銘板
2018.1.18 木曜
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もんすてーぁ

Juby さんの『ファッションモンスター』、ここ数日クルマの中でヘビロテ中。

サビのメロとリフのあれがもうそれでたまんなくて。

YouTube で きゃりーぱみゅぱみゅ の原曲も聴いてみた。Juby さんのオケはどなたかが別にお作りになったものだったんだなー。んで、オリジナルのオケに比べてアレンジ版は、サビでリフの音を弱めてないんだな。そこにおいらハマっちまってる感。

この英語でちょいと気づいたこと。

Juby さん「♪ファッションモンスター」と英語と日本語訛りの両方で歌っておられまして。

英語の「〜er」って日本人は「アー」で発音するじゃないですか。「エーァ」のほうが英語に近いんだな。ほんと今さらながら気づいた。「モンステーァ」と歌ってるですよ。

「星」の "star" は「アー」なんだよな。

英語って英語圏の人は自嘲気味に「綴りと発音が対応してない欠陥言語」なんて言ったりするけど(たぶんフランス人とかにそう馬鹿にされてるんだろうな)、おいらまったく意識してなかったところが妙に対応してた。

しかしオリジナル曲の音もいいよな。全体のバランス感とゴージャス感にプロを思わせるというか。

もう5年以上前の曲か。ていうかきゃりーかわいいなぁ。

勢いで きゃりー PV 巡回に突入。やっぱきゃりーかわいい。ライブ動画にも突入。

そしてどっかのイベントにて。

コーフンしてすげー叫んでる人いるんですが。

これどこだろ。東南アジアかな。ヤシの木あるし。観客に白人がけっこう多い。シンガポール?

銘板
2018.1.19 金曜
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日本語での「ニュアンス」

「外国語じゃ日本語独特のニュアンスが伝わらない」なんてのをときどき聞くことがあるけど、言ってる意味はわからんでもないけど、それは「だから日本語は外国語より優れてるんだ」なんてフフンな主張も透けて見えるけど、

……、

……、

……。

「ニュアンス」は外国語だろ。

ていうか、それ言う人たちは得てして外国語をひとつもろくに使えん人だったりしてな。

そこらへんでよく攻撃対象にされる英語にも、日本語よりも繊細な表現ってあるぞ。例えば時制表現の多様さ繊細さは、日本語に訳すと死んでしまうが。英語視点だと、日本語の時制表現はしょぼいというか、欠陥品に見えなくもないというか。

世界共通語でもあるんで、共通語として単純化された英語が世界でよく使われてるってだけで。英語圏の人たちも、非英語圏の人たちの崩れまくりな英語に寛容だしな。

「日本語は語彙が豊富で……」ていうのもな。英語で、日本語にない語彙ってあるしな。例えば "controversial" って「物議を醸すような」とか訳されるけど、もっと軽い場面にもフツーに使われるぞ。まさにニュアンスが違う感じで。たったの1単語でその意味を表現できるっつう手軽さもあるのかもな。

けどまー文全体としての言い回しが多様ってのはあるか。語順がかなり自由で、その並べ方で微妙な違いを表現できたりとか。助詞や接尾語の使い分けとか。

主語や目的語を省いても通じるっつうテキトーさも英語とは反対だな。てことでこれに甘えて、主客が入り混じった文でも(悪文だけど)、通じるものとして成り立ったり。わざとどっちとも取れる文を出して逃げ道を確保できたりとかw

「日本語は語彙が豊富」ってそこらのことを言いたいのかな。「語彙」って単語の総量のことなんだが。英語の語彙って日本語に劣るものではないと思うが。英語圏じゃ同義語辞典が普及してるくらいだし。

「日本語は『雨』だけでもたくさんの単語が……」「魚の名前が……」「『私』『あなた』を表す単語が……」ってそりゃ充実してるとこを選んでるからじゃないのかと。充実してないのだって探せば出てくるだろ。「ニュアンス」に当たる日本語の単語とか。"leg"(足)と "feet"(足)の区別とか。"search"(探す), "scan"(探す), "look for"(探す) の区別とか。って日本語でも「探す」「探る」「検索する」「探索する」「探求する」なんていろいろあるか。

てことで「語彙が豊富」の主張はたぶん「言い回しが豊富」のことなのかな。豊富な言い回しのおかげで、英文和訳なんかで、弱点の時制表現がアレなときも何とかごまかせたりするしな。その都度最適な言い回しを作るので悩まなきゃいかんけど。ほぼじゅびふぉ 作業じゃそれもまた楽しいんだけどさ。

英語の言い回しで便利なのは "It depends." かな。使いやすくて。けどぴったしの日本語表現いまだに見つけらんない。訳すと「状況による」「場合による」「その時になってみないと」「出たとこ勝負」あたりかな。日本語で見ただけで相当いいかげんな表現だけど、英語の方はさらに軽いノリ。たった3音節だしな。

「決めなきゃなんないけど今はめんどいなー」ってとき、ごまかすのにすごく便利ww

「んなもん知るか」を相手の気分を害さないよう、それっぽく言う感じw 真顔で言うとかなり効く。ごまかしとしてww

これもまた日本語に訳すときって、「どれも微妙に違うんだよなー」の中から、その場合その場合で一番近そうなやつを、思い出すなりひねり出すなりしてフィーリングで当てがうわけで。まさに It depends だったり。

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2018.1.20 土曜
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東金市

東金市の読み方わからんくて。今まで時々目にしてても、毎回わかんなくて。

市役所のサイト URL を見たら "togane" と書いてあった。

「とがね」だと思って、とりあえず PC で「とがね」と打って変換してみたら、うまく変換できんかった。

「とうがね」?

おお、とうがね なんだ。

って、前にも読み方を調べて納得したことあったような古い記憶。

しかし重箱読みはなかなか読み方が推測できんな。

せっかくだから忘れ防止も込めて、ちゃんと覚えたいところ。どんなところかもわかってないし。「袖触れ合うも」っていうからね。

市町村名だと例えば「○○の東」「東の○○」とかの意味で方角が入ることがあるけど、この場合の読みは大抵は「ひがし」だわな。東村山市とか。そういや東京もその例だけど、読みは例外か。

東金はどういう由来なんだろう。って Wikipedia に出てた。「鴇が根(ときがね)」「鴇ヶ峯(ときがみね)」からの転訛だそうで。

「当地にある西福寺境内の山嶺が鴇(とき)の頭に似ていることから」

が大元らしいけど、「慶長19年(1614年)徳川家康がはじめて同地を訪れた折から東金町と称したという」だそうだから、相当古い時代に「東金」は成立してたと。転訛っつうからには古い由来なんだろうなとは思ったけど、思ったよりずっと古かった。

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2018.1.21 日曜
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ヒモ派

自室で使ってるマウス、ホイールの動きが悪くなってきたなぁ。700円の安物だからな。

有線マウスでちょうどいいのってなかなかなくてな。無線は重いし電池切れがめんどいし、何より、机から落としたときそのまま落ちて転がってくからな。拾うのめんどくてww

有線だとヒモをたぐればいいってのがよくてw

なくさないしwww

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2018.1.22 月曜
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ハードル

すごい納得した。

だよなーwwwwww

銘板
2018.1.23 火曜
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心理的なセット

「自分に都合の悪いことは他のやつのせい / 自分に都合のいいことだけ信じて調子こく」な御都合主義と「自分の体面が人一倍大事」なマウンティングは、セットな気がする。

銘板
2018.1.24 水曜
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原宿いやほい 1

リリースは丸1年前か。

今さらハマってて。数日前に初めて YouTube で MV を視聴してから毎日観てるす。

出だしから、曲と映像の雰囲気にやられた。

EFD の影響で きゃりー 曲を漁るようになっちまって。MV がどれもなんだか面白くて。

『原宿いやほい』はリリースの時点で曲名だけ知ったけど、タイトルからして、おいらなんかが観たら「お前はお呼びじゃないんだよ」と言われる的に悲しくなっちゃうんじゃないかと勝手に思ってて、今まで敬遠してた。

映像、黒背景に青緑と赤って、モチーフが歩行者用信号機なのが明示されてるけど、延々と流れる可憐なリフを色で表現するとドンピシャだよなーって感じ。つか、なんだか昔から、こんな光景をたまに夢で見てた気がするような気分にさせるような何か。

ラスト近く、背景に提灯が出てからの盛り上がりがまたたまんなくて。きゃりーのキレキレのダンス、ここへきて増し盛り。ビシッとキメてくれる〆もまたこれが気分いいっす。

タイトルは原宿なのに、曲調、衣装、振り付けがロシア風っつう見事な裏切り。おいらは原宿がどんなとこなんだかまったくわかっちゃいないんで、曲に原宿っぽさがあるのかどうかまったくわからんww けどロシアっぽい曲ってインパクト強いよな。っておいら知ってるの『マトリョシカ』くらいだけどww

んで MV じゃ衣装と振り付けは曲調のほうに合わせた感じ。おいら原宿のこと別に知らんし興味もないけど、結局のとこ原宿は提灯に書かれた字だけってことでいいんで? あーでも歌詞がそれっぽいような。きっと原宿に詳しい人にはわかる雰囲気なんだろうな。

銘板
2018.1.25 木曜
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原宿いやほい 2

きゃりー とバックダンサーの振り付けって、どの曲のどこ見ても楽しいんだけど、20世紀のどっかで見たことあるようなのが時々出てくるよね。『原宿いやほい』だと、ZZ TOP の『ベルクロ・フライ』MV から取ってるっぽいとこあったww

ていうか『つけまつける』でキラキラ衣装のキメキメメイクの きゃりー がどじょうすくいとか、バックダンサーがおもっきしパンパパン拍手とかもう、笑っちまうしかないだろ的なのもあるしなwwwww

黒地に青緑と時々赤って、初音ミクと同じ配色だな。ミクの場合はヤマハのキーボード DX-7 の配色から来てるんだよな。青緑と赤ってもろに反対色だからタブーな配色なのに、黒背景を支配的にすればかっこよくキマるっつう発見があったわけで。

そして青緑と赤は、日本の歩行者用信号機の配色でもあった。MV のビジュアルコンセプトを固めた人、これまたすごい発見したもんだなー。きゃりーの周りを固めるアート系スタッフの方々って、それぞれのプロたちが本気出して遊んでるんじゃないだろか。

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2018.1.26 金曜
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原宿いやほい 3

魑魅魍魎たち(と言っていいのかどうか)の歩き方ってさ、足を交差させながらじゃないですか。セクシーさを強調する歩き方というか。『もんだいガール』でも きゃりー 自身が(ちょっとだけ)この歩き方してる。

これがモンローウォークってやつなのかなーと調べたら、それは違った。

きゃりー は MV や番組出演動画を見る限り、性的な演出はほとんどなし。あと「相手役」を思わせるような生身の男性が全く出てこない。そういう役は、あっても着ぐるみだったり。路線として男性ウケを意識してないのがわかる。真剣さがひしひしと伝わるような恋歌・苦悩の歌なんてのもなし。恋愛系に一番寄ってるのは『にんじゃりばんばん』な気がするww

なんてーか、遊びの感じが徹底してるっつうか。なもんだからセクシーな歩き方っつっても、それで視聴者をムラムラさせる意図なんかないのが演出でもわかるわけで。面白そうだからふざけて真似してるみたいなノリ。

しかし女性ウケ狙いならもっと恋に恋する系の雰囲気があっても良さげなのに、それも全然ない。歌い方からして情感を排除してるしな。もう何年もやってるわけで、ダンスは作品ごとに切れ味が出てきてる。歌のほうも、むしろ情感をさらに消す方向で洗練されてきてる。きっとどっちも真面目に訓練を積んでるんだろうな。

『原宿いやほい』に戻るっす。この曲での きゃりー はそれまでとは雰囲気違うですな。笑顔じゃないあたりが特に。それまで「女の子」キャラだったのが、「お姉さん」キャラになったというか。センターの青緑系 きゃりー は「お姉さん」、両脇のピンク系 きゃりー は「女の子」な姿だけど、どっちも笑顔ではなく。仏頂面でもないけど。けどモブの中の画面でアップのピンク系は微妙な笑顔。そこらへんの違いに何らかの演出意図がありそうだけど、おいらにはわからんかった orz

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2018.1.27 土曜
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原宿いやほい 4

歌詞の「あの交差点から始まった」の交差点って、"PON PON PON" の「あの交差点」と同じなんだろうか。あるいは「(きゃりー 伝説は)"PON PON PON" から始まった」を意味してるんだろうか。

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2018.1.28 日曜
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原宿いやほい 5

マジ路線はやんない方針かつ悪ノリ・おふざけ路線らしい。けどときどき、どの層を狙った曲なのか、おいらにはわからんときがある。『良すた』とか。

なんでまた題材がイースターなんだろ。「日本でそんな知られてなくて、由来も意味もよくわからない海外の行事」っつうイメージしかないが。MV も、おいらはそんなに楽しめないというか。全体的に子供向けな感じというか子供っぽい感じというか。クリスマス、バレンタイン、ハロウィンに続けて、日本で定着させたい特定の業界が依頼したのかな。

画質が妙に暗いのもよくわからん。映像が出来上がってからポケモンショックの可能性に気づいて対策したのかな。

けど きゃりー の振り付けがバレエ風なのが新鮮で。いつもなら振り付けは小劇場系演劇の匂いがするのに。(たぶん)ダンスを鍛えてるだけあって、それっぽくやってのけてる。見てて「ほぉぉぉぉぉ!」ってなったよ。それとも きゃりー はもともとバレエを習ってたとかかな?

つか CDTV での きゃりー 自身による曲解説がわかりやすいというか。

「原宿いやほい」は「サビの部分であんまり歌を歌わない」ってあーほんとだー。解説聞いて初めてわかったww

『良すた』は「日本初のイースターソング」ってそうか、やっと意図がわかった気がする。誰もやってないからやったんだな。こういうヘンクツっていいね。

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2018.1.29 月曜
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原宿いやほい 6

きゃりー の CD やダウンロードはここしばらくあんまし振るわないらしい。ドラマ主題歌の『もんだいガール』は売れたらしいけど、そのあとは数字がパッとしないらしい。

ってそりゃ YouTube の公式チャンネルでフルコーラス MV タダ見し放題だもんな。そりゃ曲の販売数がしぼんでいくのも当たり前のような。

じゃあ、プロジェクトチームとしての きゃりーぱみゅぱみゅ はどうやって稼いでるのか。

ライブとグッズかなと。ライブ映像を見ると、人めちゃめちゃ多いしな。観客みんなノリノリでめっさ楽しんでる感じだし。

てことは YouTube 公式チャンネルも歌番組出演も、曲を単体で売るためじゃなく、多くの人に曲を覚えてもらうのが目的なんじゃないかと。せっかくライブに行っても、知らない曲ばっかじゃつまんないよな。逆に、知ってる曲ばっかだとおもっきし楽しいわけで。

現状だと、聴かせる系のアーティストでもアイドルでも、ライブは「まず CD とかにカネ払ってもらって曲を覚えてもらって」なわけで。どうしても「コアなファンが増えてからが勝負」となる。

対して きゃりーチームは「ライトなファンを短期間でたくさん作って、ライブにたくさん集めて、ドッカンドッカン楽しませて稼ぐ」なんじゃないかと。これってかなり頭いい戦略な気がする。

普通のやり方だと、ブレイクまで相当な時間と労力がかかる。ライブでの収入とともに、CD やダウンロード販売の売り上げを重視してるわけで。そこをプロ歌手の価値として考えてるわけで。そこまで持たない人たちも多いと思う。

当たり前だけど、プロになったからには売れたいわな。国全体の大衆が相手の商売なんで、広く世の中に知ってもらうことが大事。テレビやラジオに出まくりたいところ。けど同じ思惑の芸能人や事務所が既にひしめいてて、限られた番組枠を取り合ってるとこに割って入んなきゃなんないわけで。となると、テレビ局や広告代理店が圧倒的に有利な立場。

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2018.1.30 火曜
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原宿いやほい 7

音楽でもお笑いでも、新人の芸能人のブレイクを見ると、実力と運だけでのし上がる例もあるみたいだけど、基本、後押しがあるかないか、後押しが強いかどうかで決まってるような。そこはやっぱし事務所からメディアに渡る山吹色なんじゃないかと推測できるわけで。

古い例だけど、ウルフルズは下積み時代が長かったそうで。その頃に作られた MV はもう見るからに全然カネかかってない感じで(ブレイクの最中、出演番組中でネタになってたw)。けど『ガッツだぜ!!』でとうとう大ブレイク。一発で終わらなかったのは、その後の商業的な戦略もあったろうし、それまで鍛えた腕前、経験、人脈の蓄えもあったんだろうな。

この『ガッツだぜ!!』、ブレイク当時 AM ラジオですげーヘビロテしてたですよ。AM の音楽枠って FM よりも少ないじゃないですか。けど FM よりもリスナーの数は多いじゃないですか。そこにガンガン入り込んでた。どの歌手だってラジオでだろうが何でだろうが、自分と曲を知ってもらうのに自曲を流してほしいわけで。だったらやっぱし「枠を買った」んじゃないかと。そして MV にもかなりカネかけてた。

いけそうな力のある曲ができたのもあったろうけど、あとは根性と運だけでブレイクに持ち込んだわけじゃなかった。事務所のイチオシの決断あり、ブレイクさせるべくの予算確保と仕込みあり、だったってことで。

きゃりー の場合、レーベルのワーナーミュージック・ジャパンがイチオシに選んだらしい。世界中のワーナーの重役を集めた会議で、「そろそろ日本から大きいのが出そう」となったらしく。日本法人の社長のインタビュー記事に出てた。んでデビュー曲でいきなりブレイクと。ワーナーどんだけ きゃりー に賭けてたんだと。

昔のやり方だと、下積みの立場には、事務所の予算はあまり回ってこない。てことで番組枠を買って大々的に広報するってのはできない。だからなかなかブレイクできない。自力で中小規模のライブを回しつつ自力で CD を売って、時間をかけて少しずつファンを増やして少しずつ人気を集めて、ようやく事務所やレーベルが認めてくれて予算をつけてくれる、てな感じかと。

銘板
2018.1.31 水曜
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原宿いやほい 8

顔と名前を広く売れる媒体がテレビ・ラジオだけの時代は「限られた枠を買う」だけが成功への道だったと思うけど、ネットで流れが変わってきたってことかな。既存メディアと違って、枠が無限にあるからな。

けど枠が無限にあるからこそ、ネットじゃ自前サイトでただコンテンツを出しただけじゃ誰も注目してくれない。でも YouTube はその難度を下げてくれますわな。それ自体が最も注目度が高い人気サイトで、枠数が無限だから枠の値段が安い(はず)

それでも、超人気サイトゆえに参加者の規模が巨大で、やっぱしただ出しただけじゃ……というあたりを、既存メディア枠で補完する形が取れる。結局既存メディアのお高い枠が必要になっちゃうけど、その効果を安い無限枠で増幅できると。きゃりーチームはその新しい広報スタイルに合わせたビジネス展開をしてるって感じかと。

ライブはナマだから、いちいち大変な思いをしてステージを1回ずつこなすわけだけど、客入りがいいとかなりでっかく稼げるらしい。きゃりーチームは音源販売の収益を敢えて捨てて、そこはライブの販促と割り切ってタダで配ってるってことでして。

これ実際に踏み切るには、相当に勇気ある決断が要りそう。

つかこの割り切り、きゃりー の所属事務所はいいとして。レーベルは音源タダ配り戦略をどう見てるんだろ。きゃりー のデビューに当たって、ワーナーは相当ブチ込んだはずだが。

んー、そのときお世話になったぶんは、もう返したってことなのかな。とはいえせっかくスーパースターに育ったんだから、ライブじゃガッポガッポなんだから、そりゃ分け前を欲しいもんだろと思う。

んー、ライブでの収益、けっこうな割合でレーベルに配分される契約になってるのかもな。

ただ、去年4月リリースの『良すた』から、新曲が出てないんですが。音源の販売数のせいなのかな。そろそろ新作を出してほしいなー。楽しい MV 見たいなー。

っておいらまだ きゃりー のコンテンツに全然お金払ってない。要望すんなら、なにかかにかでカネ払えってな。

きゃりー の DVD おもしろそうだな。買おっかな。

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「きゃりーかわいいよきゃりー」なノリで書くはずが、だんだん汚い大人の邪推になっちまったww

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『原宿いやほい』、YouTube の公式 MV は順調に再生数が伸びてるんだよな。リリースから丸1年経ってるのに。おととい危うく 10,000,000 PV のキリ番踏みそうになったwwwwww

んでそのわずか2日で 25,000 PV も増えてる。そのうち20回くらいおいらだけどwwwwww

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