ひとりごちるゆんず 2015年5月
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2015.5.1 金曜
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北関東にて研修中 5

次の仕事の研修さらに受けてる中。

→ 帰ってきたですよ。もうヘロヘロ。今日はただひたすら寝るっす。

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2015.5.2 土曜
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爆睡の前日

昨日帰ったのが午後1時。

カップ焼きそばすすってソッコー寝たのが午後2時。

今朝目を覚ましたのが午前4時。

めちゃめちゃ早起きしたのに14時間も寝てたという、意味わかんない状態。

体に力が入んないっす。

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2015.5.3 日曜
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新幹線1日3本

おとといまでの研修、栃木県の小山市に行ってたんだわ。んでさ、帰りの新幹線に乗るべく小山駅に行きまして。この駅は通過する新幹線が多くて。

ホーム上にて乗る列車を待つ15分の間、上りと下りで E5 + E6(はやぶさ + こまち)1本ずつ通過していきましたわ。

速くてさー。いやーびっくり。恐怖を覚えるほどww ていうか宇都宮より南なんで、あれでも全速力じゃなかったかも。あと、上りのホームになぜか E7 系が停まってた。両毛線で高崎に抜ける便だったんだろうかw

おいらの指定席切符に書かれてたのは なすの 16両編成。てことは E4 Max か? うおぉすげぇ久しぶりだなおい。

とかワクワクしてたら、陽炎の向こうに現れた列車は何やらガングロ。黒? 顔の周りは白。あれは確か……。

E3 かよ。前に こまち で使われてたやつ。これが6両で、連結されてきたのが初音ミクカラーでおなじみの E5 の10両。

なんかチグハグ感が……ていうか E6(今の こまち の車両)デビューの前はこの組み合わせだったんだよな。んでこれが各駅停車の短距離便に使われてたという、なんだか意外すぎるアレで。つか元こまち、こういう使われ方してたんだ。小型で座席数を稼げないのに、ご苦労様でございます。

どうせなら E3 に乗りたかったけど、指定座席は E5 のほうだった。まーしょうがないわな。終点の郡山で、E5 単独の盛岡行きほぼ各駅停車 やまびこ に乗り換え。まー八戸にはほとんど E5 しか来なくなったんで珍しくないけど、やまびこ に乗るってのは、新幹線が八戸に来てからなかったかも。してこの国内最速車両を各駅停車に使うというのも、なんだか無駄にリッチというか。軽量化が進んでそうだから、それまでの主力の E2 系より電力を食わないのかもな。つか速いとそれだけダイヤを組みやすそうだし。

岩手県って新幹線駅がやたら多いんだよな。奥州街道沿いに街が連なってるってわけで。郡山の時点でほぼ満席だった指定席、仙台で2割ほど降りて、各駅に停まるごとに一定数が降りていって、終点の盛岡に着いたら乗車率は1割にも満たない程度。まぁ盛岡は はやぶさ があるから問題ないとして、東北新幹線って岩手県民にすっかり定着してるんだなーっつう感じで。

そして盛岡ー八戸は普通に はやぶさ。徹夜明けだったんでともかく早く家で寝たくてなー。なぜか新幹線の中じゃ眠れなくて。はやぶさ 乗車中の ほんの30分ちょっとがすげー長かったですよ。

東北新幹線の最初は200系でしたな。あの時代が長かった。今思うと、だいぶ乗り心地が良くなったよ。200系は E1 以降に比べるととにかくガコガコ揺れまくってな。ブレーキもそんな滑らかじゃなくてな。

スピードも、200系は 240km/h。E5 と E6 は 320km/h で1.5倍にもなっちまってもう……。つか盛岡以北は整備新幹線法の縛りがあって、いまだに 260km/h でしかないんだが。せっかく E5 なんだから、ここはひとつ法改正で 320km/h にしていただきたいところ。

とはいえおいらは 特急はつかり の利用期間が長かったんで、その半分の乗車時間で盛岡に行ける現状がいまだに驚きとヨロコビだったりして。青森市行きも倍速になって、すげー便利になったもんだ。てことで 320km/h 化すれば、乗車時間がさらに2割減って、もっと感動できそうな気がするよ。

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2015.5.4 月曜
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相互補完鉄道

おいらが小山から帰る2日前、東北新幹線が止まったんだよな。郡山近辺で架線が断線したとかで。んでまぁマスコミが大騒ぎで、ネット上では「騒ぎすぎだ」との意見があったとか何かで読んだが。

こっちは研修中で余裕がなくて、ろくに知らんままだった。んで今ちょいと調べてみた。

東北新幹線:郡山駅で架線切れ 全線で一時運転見合わせ - 毎日新聞

ほうほう。29日の午前11時半頃〜午後4時頃まで、東京−新青森の全線で上下線とも午後4時ごろまで運転を見合わせた、とのこと。止まったのは4時間半ほどか。そんな大したもんじゃないような。地震で停止して5時間待たされたとかあるからな。

在来線は生きてたろうから、最寄駅まで自走できた新幹線の乗客は並行在来線に乗り換えればよかっただけな気がするが。JR 側もたぶんそういう対応をしたと思うが。

こういうときって独立した線路が複数あると便利だよな。

そういや八戸に新幹線が来る少し前のお盆期間中、東北本線で土砂崩れがあって線路が宙吊りになってしまってな。そうそうすぐに直るもんでもなく、特急はつかり は最後の繁忙期を棒に振ってしまったってのがあった。この日、東京からの帰省で移動中の友達は盛岡で足止め。帰省してて東京に戻るはずの友達は戻れない、という事態になった。まぁ地元の友達が盛岡までクルマを出して解決したが(おいらはそのクルマに乗って、野次馬として八戸ー盛岡を往復ww)

盛岡駅では下りの新幹線から次々と乗客が降りてくるばかり。代行バスの手配が遅くて、盛岡駅は不満と不安で一杯の人々がどんどん溢れかえっていったそうな。

代行バスは代わりの手段として有効だけど、事が起きてから手配を始めるんで、どうしても対応が鈍くなるわけで。てことで、並行する独立した移動手段が普段から動いてるのが大事なわけで。

新幹線+在来線って、相互補完の意味で大事だよなーと実感した次第で。

盛岡ー青森の並行在来線は第三セクター運営なんだよな。いわて銀河鉄道と青い森鉄道。この日の件の4時間半の間、帰省客の大量流入で思いがけず稼げたんじゃないだろか。

銘板左端銘板銘板右端

久しぶりの ほぼじゅびふぉ 入荷はショートバージョン1作品のみ。

いやもう腕がなまったというより根性がなまっちまって……。

銘板
2015.5.5 火曜
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注意: かなり妄想が入っています

今は落ち着いたけど、去年まで原油価格が異様に高かったじゃないですか。なんか投機のカネが行き場がなくて原油に流れたとかいう理由が見たことあったが。その説の場合、日米が景気拡大局面にある今は投機マネーが日米の株式市場に流れ込んでるから、原油相場の高騰が落ち着いた、てことかな。

あと中国の景気減速か。中国はもともと東北区に大規模な油田があるそうな。それでも足りないぶんを輸入で賄ってるわけで。てことで中国国内で原油の需要が落ちると、まず輸入原油を減らすことになる。安定したベース供給が国内から来るんで、輸入量の減少割合は、需要量の減少割合よりも大幅になる。これが原油国際相場に大きく影響するはずなわけで。

そこらとは別に、サウジアラビアとアメリカとでイスラム国を潰したい思惑が一致して、意図的に原油相場を下げたってのがあったね。アメリカとしては同時にロシアも叩けて一石二鳥だったりして。

さて、いやなんてーか、それにしても長いこと原油高騰が続いてたじゃないですか。「高め」で一服してた時期も含めると、2007年からずっとだった感じ。それより前の日本国内でのガソリン相場「1リッター≒1ドル」を当てはめると、消費税率アップぶんを差し引くとだいたいそんな感じのとこまで戻ったような。

いやさ、たまたまかもしんないけど、原油が高かった頃ってエコブームだったんだよな。んで日本では震災直前まで、マスコミが取り上げる「自然環境にやさしい再生可能エネルギー」のひとつとして、なぜか原発が名を連ねてたんだよな。

その頃、世界的には「あのチェルノブイリ事故からもうすぐ25年も経ちますよ」って感じで、「原発回帰」が流れになってて。

2009年にクライメイトゲート事件でボロが出た地球温暖化説も、データの再取得と検証が終わってないはずの2010年にはもう元気を取り戻して、メディアを舞台に盛んに温暖化防止を訴えるようになった。なんかもう勢いで既成事実化しちまえって感じで。

原油が高値に振れたのって、なんかこう、エコブームと連動してたような気がして。

おいらは、エコブームの裏にはどうも原発業界が絡んでるような気がしてるんだわ。陰謀論みたいで香ばしいけど、震災直前までの原発業界の動きがどうも不自然なように思えてさ。

んでまぁそのまま拡張してしまうと、あの原油高もそこらへんが狙って操作したものだったのかもなーと思って。そうなると原発は相対的にコストが低いエネルギー源ってことになるわけで。

んでも今使ってる火力発電所をそう簡単に原発に置き換えられるわけじゃないんで、エコカーがすぐに普及するわけでもないんで、原油がバカ高くなっても需要はそんな急には減らないわけで。てことで、原発産業と敵対してるはずの産油国も同時にメリットを享受できる、といううまい仕組みだった、と考えると、妙に辻褄が合うような。

そして2011年。あの震災が起きてあの原発事故が起きて、世界の原発推進派は水ぶっかけられたみたいに大人しくなった。同時に石油の需要が伸びて、わざわざ吊り上げなくても相場は勝手に高止まり。ただ、原発推進派の後押しは弱くなったはず。それどころじゃなくなったってことで。相場は下げるべきときにいつでも下げられる状態だったんじゃないかと。

そこにイスラム国がイラクやシリアから奪った油田と精製施設で、石油製品を作って密売し始めたわけで。原油の国際相場が高かったんで、その相場より少し安くすれば利幅をガッツリ稼げたわけで。てことが判明したんで、アメリカとサウジアラビアは、イスラム国を締め上げるべく原油相場を安値誘導。今に至る。って感じですかねぇ。

そういや温暖化説の総本山でクライメイトゲート事件まで起こした IPCC には、トヨタも献金してたらしいな。エコカーを売るにはガソリン価格高騰が都合いいもんな。なんてのも脳内でつなげてみたりして。

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2015.5.6 水曜
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SLIM

先月の話題だけど。

日本初の月面着陸機、30年度に打ち上げへ - 産経ニュース

小型月着陸実験機SLIMとその検討状況 - JAXA/ISAS (PDF)

ついに日本も月に軟着陸ですか。しかも3年後。けっこうすぐ。

ただ軟着陸するだけでも、日本にとっては画期的な技術習得ができるわけで。主な目的がそれなんで、低予算でかなり小型の着陸機なわけで。けど ISAS らしいというか、それだけで済ますつもりはないらしい。科学探査もできるだけやっちゃおうってことらしい。

ということで着陸場所は、事前に考え抜いて選んどいた候補のうちのひとつ。月周回探査機 かぐや が発見した縦穴構造の近くに降りることになった。

縦穴の下は、横方向に広がった細長くて巨大な空洞になってると考えられてる。その中は、宇宙背景や太陽から降ってくる放射線攻撃も、月面の昼夜の寒暖差攻撃もない穏やかな場所。のはず。つまり有人月面基地の最適候補地になれそうな予感なわけで。

たぶん SLIM やそのローバーでは穴の中までは探査できなさそうだけど、その近くを調べられるわけで。未知のパラメータをいろいろ特定できれば、縦穴や空洞の中のことをより詳しく推理できるだろうな。

思えば、日本の月・惑星探査機でまともに成果を出せてるのって、今のとこ かぐや と はやぶさ だけなんだよな。火星探査機と金星探査機(いずれも軌道周回探査機)はどうもうまくいってなくてな。金星探査機 あかつき は今年12月に周回軌道投入の再挑戦だな。どうか今度こそうまくいきますように。

んでまぁ日本は、月の周回探査と小惑星ランデブー探査&サンプルリターンでは世界トップレペルに躍り出たものの、それ以外の太陽系内探査ではあまり目立った成果が挙がってないわけで。技術試験機じゃ史上初のソーラーセイル IKAROS の成功が華々しかったけど、IKAROS は航行すること自体が目的で、惑星・小惑星・彗星あたりの探査はしてないからな。

んで、まともに重力のある天体への着陸は未体験なんですな。やってみたけど失敗オンリーとかじゃなく、やってみたことさえない。てことで SLIM は技術の習得と実証が目的なんですな。後の本格的な着陸探査機への前段階。

シンプルなローバーも載せてくらしい。日本のローバーといえば、はやぶさ に積んでたミネルバが初だった。けど放出に失敗。星の表面に届かなかった。宇宙空間でちゃんと電源が入ってカメラや通信機能が動作することは実証できたけど、星の表面の移動はできなかった。

はやぶさ2にはミネルバを複数台積んでて、これがまた2018年に目標天体に到着ときたもんだ。さてさて SLIM のローバーとミネルバと、どっちが日本初のローバー成功の栄誉に浴するのか楽しみになりましたな。

SLIM は打ち上げ手段で原点回帰の探査機でもあるね。あかつき、IKAROS、はやぶさ2を打ち上げたのは H-IIA ロケットだったけど、SLIM が乗るロケットはイプシロン。「日本の宇宙科学は固体燃料ロケットで」が復活なわけですよ。ただ、先代の M-V より小型で能力が下がってるんで、SLIM もそれに合わせてかなり小さいですな。

イプシロンは先々代の M-3SII の能力の5割増ではあるけど、SLIM は月スイングバイなしで月周回軌道に直接投入なんですな。そのぶんの損失の影響か、あるいはイプシロンには4段目のキックモーターがないせいか、M-3SII で月に打ち上げてスイングバイ航法を実証試験した ひてん より軽かったりする。

しかし打ち上げ費用込みの計画総額が100〜150億円ってかなり安いんですが。今までの日本の月・惑星探査計画の半額かそれ以下ですがな。比較的安価なイプシロンロケットと、今までよりさらに小型・安価な宇宙機を作る技術も手に入れたのが大きいですな。ていうか海外に比べると、日本の探査機はずっと小型・安価だったけど。

まぁ下には下がというか、インドが運用中の火星探査機は総額80億円くらいだったりして。それを知ったアメリカ人が NASA を「金食い虫」と叩いてたりw 実はその伏線として、NASA の探査機に比べてちっさくて安い はやぶさ が、小惑星の直接サンプルリターンっつうの前人未到の大成果を挙げてしまったってのがあったりww

探査機の超小型化技術は、はやぶさ2と同時打ち上げの実証試験機 PROCYON ですでに実証段階に入ってる。さらにイプシロンロケットは号機をこなすごとに安くなっていくことになってるんで、探査計画の総額はそのぶん下がっていくはず。

あとイプシロン初号機で打ち上げた惑星観測衛星 ひさき についでに搭載されてる、宇宙機向け次世代電源試験ユニット NESSIE。これで軌道上試験した要素のいくつかが、早速 SLIM に使われるそうな。

低価格化はなんだかドケチのイメージかもだけど、宇宙開発プロジェクトはもともとすごいカネかかるわけで。半額化ってだけで途方もない巨額が浮くことになるわけで。そしてそこらへんのためにずっと磨きつつ積み上げてきた技術が、一斉に開花し始めたわけで。

前々から日本の政府は宇宙開発にあまり予算を振ってこなかった。今の安部政権では、国家の安全保障分野の宇宙開発を優遇することになった。てことで、宇宙科学は相変わらず冷や飯を食わされてるわけで。相変わらずというか、もっときつくなってきてるというか。そういう環境にも合わせてますわな。

ただ、宇宙開発でなかなか小型化しにくいものもありまして。それは有人プロジェクト。人間が乗るがゆえに。

無人分野で小型・安価路線を磨くのはいいことなんだけど、その方向を極めれば極めるほど、まだ動き出してもいない有人宇宙開発計画が遠のいてく気がしてなぁ……。

銘板
2015.5.7 木曜
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MELOS の露払い

そういや日本の次の火星探査計画 "MELOS"(「メロス」じゃなく「ミーロス」と読むらしい)で、着陸機を検討してたっけな。「軌道周回機がうまくいかなかったのに、いきなり未経験の着陸機かよー大丈夫かよー」と思っとったが。

そうか SLIM で関連技術を実証するわけか。そうかそうか。

けどやっぱしギャップ感があるわけで。SLIM と MELOS の間に、かぐや(SELENE)シリーズとして本格的な月着陸探査機をやるんじゃないだろうか。

とはいえ はやぶさ でやり遂げてしまった小惑星サンプルリターン計画は、技術的におもっきし飛躍してたわけで。SLIM の次に、SELENE 着陸機を飛ばして MELOS の線もまだあるかもなぁ。

銘板
2015.5.8 金曜
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いきなり思いついた

「くらえ分度器手裏剣!」

どんな場面で使うべきなのか、まったく思い浮かばない……。

銘板
2015.5.9 土曜
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トップランナー交代

最近のテレビ番組は「日本すごい」が人気みたいだね。んでまぁそれに違和感を覚えて辛口批評するコメンテーターもいたり。

しょうがないじゃん。反動だろ。前まで必要以上に「日本はダメな国」「こんなみっともない国なんか住んでたくない」と喧伝する番組ばっかだったからさ。

てことで、今の「日本すごい」が自然に飽きられたあたりで、ようやくちょうどいい具合になるんじゃね?

つか「日本すごい」論調ってさ、ネット中毒者としては今さら感が凄まじいんだが。たぶんネットでの盛り上がりを無視できなくなってきたんだろうなぁ。メディアは商売だから、なるだけウケるものを出していく必要があるわけで。ネット上の動向を監視しつつ、そのネタが一般受けする閾値を越えたっつう判断があったんだろうな。んで先行するその方向の番組の人気ぶりを見て、追随がわらわらと出てきたってことなんじゃないかな。

それ考えると、もうメディアって流行を作っていく存在じゃないのかもな。「先行番組の成功を見てからみんなで追随」ってのは昔からだったけど、今はその前に、ネット上の一般大衆の動向があるってのがね。

いずれ「テレビが取り上げるようになったらブームはおしまい」なんてことになるのかもね。

そういやすごい昔、『スタートピック』っつう短い番組があってさ。芸能ニュースの一種でさ、映像もナレーションもなんかダサくてさ。売れっ子の時期を微妙に過ぎた人たちが出演してた。巷では『スタートピックに出るようになったらスターはおしまい』なんて言われてたw ていうかその言葉はおいらが作ったんだわww 周りに流行らせて遊んだww あんまし流行んなかったけどwww

銘板
2015.5.10 日曜
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高速鉄道の壁の順番

新幹線の高速化って、沿線への騒音・振動が問題になってなかなか進まないみたいだね。E5 系は当初は 360km/h を狙ってたけど、その問題で 320km/h に抑えたんだよな。

高速化への壁はほかに、車輪の摩擦力の限界もあるらしい。そのひとつは制動距離。まー速くなりゃそれだけ緊急時の制動距離も、停車までの時間も延びるわけで。E5 系のプロトタイプの FASTECH360 はその対策で、ネコミミ型のエアブレーキを積んでたっけな。

車輪の摩擦力の限界の件だと、あまり高速で走ると空気抵抗が大きくなって、車輪がレール上でスリップしてしまうってのもあるそうな。

んでさ、これって電磁石でどうにかできると思うんだが。もうそれは実用化されてるんだが。特急の台車で見たことある。台車の前後の車輪の間に、レールから少し浮く高さに電磁石が付いてるってやつ。緊急ブレーキ時なんかはこの電磁石を作動させて、車輪をレールに圧着させて摩擦力を稼ぐと。

高速走行時でも緊急ブレーキ時でも、これで最高速を上げられると思うんだが。けど「新幹線 台車」で画像検索すると、この電磁石は新幹線には付いてないっぽい。なんでないんだろ。

海外では 360km/h で普通に営業運転してる高速鉄道があるから、日本での高速化を阻む一番の壁は、やっぱし沿線への騒音・振動の問題なんだろうな。んで 360km/h あたりまでなら、特に電磁石を動員しなくてもいいってことなんだろうな。

しかし E5 系の 320km/h って、乗ってりゃ別に何とも思わんのな。E2 系の 275km/h と大して変わらん気がして。乗り心地の良さで体感が相殺されてるってのもあるか。

銘板
2015.5.11 月曜
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400km/h

とか書いてたら、JR 東では 400km/h 化を目論んでおった。

新幹線の最高時速が一気に320km/h→400km/h!? - YAHOO! 知恵袋

「性能を維持しながら車体を軽くできる素材を試作。鉄道総合技術研究所などは高速化で問題となる騒音を防ぐ技術の実用化にメドを付けた」とのこと。軽量化で騒音対策ってことは、車輪とレールの接触音を小さくする方向ですな。ついでに省電力化もできますな。

この騒音はリニアモーターカーじゃ関係ないわけで。現状で 500km/h だの 600km/h だのいける理由のひとつなんだろうなぁ。

一応、試験車両では 400km/h 越えは実現済みなんだよな。JR 東が 新幹線952形・953形電車 で 425km/h、JR 東海が 新幹線955形電車 で 455km/h を出してる。しかも955形はカーブが多くて路線構造物も日本最古の、東海道線で記録を出したという根性ぶり。世界初のオリジナル(東海道新幹線)が後発(東北新幹線)に負けられんぞっつう意地を感じますなぁ。

まー意地といえば、フランスの TGV が 鉄輪式世界最高速度の記録 を持ってたりして。その速度、574.8km/h。この数字おかしいだろww リニアモーターカーがこの記録を破ったのがけっこう最近だったとかwww

TGV は日本の新幹線の後追いに見られがちだからな。だったら何人たりとも絶対に追いつけないダントツな記録で威張りたくもなろうというもの。これは堂々と威張れる、ものすごい記録だと思う。ちなみに今のとこ日仏とも営業運転での最高速度は 320km/h。中国とスペインが 360km/h で営業してるけど、どっちも派手な事故を経験しとりますなぁ。後発参入のイメージを挽回するアピールに気を取られて、いろいろ無理してるような気がする……。

つか TGV は開発当初から敢えて先行の新幹線を参考にせず、一からの独自開発にこだわったらしい。高速鉄道というくくりは同じでも、システムは似ても似つかぬ仕様なんだそうな。この時点で既にフレンチ弾丸鉄道野郎どものド根性が感じられたりして。こういう切磋琢磨ってイイですなぁ。

日仏の高速鉄道が、長いこと運用してるのに大事故がないのは、それぞれとも自力のみで技術開発してきたからかもな。すべて自分たちで道を切り開いて知り尽くしてて、まだよくわからない未知の怖い部分がどこにどういう形でどれだけの程度でありそうなのか、なんてのを嗅ぎ分けられるのかも。

そういやアメリカのテキサス州じゃ、日本の新幹線でダラスとヒューストンを結ぶ計画が出てるらしい。現地では賛否両論。どっちも人口密度が低い都市だそうで、都市内の移動はクルマがメインらしい。駅前でレンタカーを借り直すくらいなら、クルマで3時間かけて移動したほうがラクじゃないのか? なんて意見もあるらしい。

目的地が駅からあんまり遠い場合はどうかわからんけど、300km/h の新幹線は高速道路の3倍速だからな。400km/h なら4倍速。件の駅同士の連絡なら1時間かそれ以下で着いちまうわけで。電車の気安さ+移動時間が超短い+自分で運転しなくていい、ってのがどんだけラクチン快適なのかは、使ってみりゃよくわかると思うよ。

八戸から盛岡まで、クルマで国道4号線を行くと180分弱(滝沢インター付近ー中心街は特に平均速度が遅い)。高速道路で制限速度を守って走ると90分強。往年の特急はつかり でも70分かかった。それが、今どきの新幹線としては遅めの 260km/h で30分ちょいだもんな。新幹線で初めて盛岡に行った折には、あまりにもあっさり着いちまってびっくりだったよ。いまだに乗るごとにびっくりするww

あと、新幹線の窓から外を眺めると、比較的近くの建物なんかがどんどん後ろに流れてくわけで。あの視覚体験もすごいよな。テキサスだとそういう対象物があまりないかもだけどさ。でももっと近くの地面のパターンなり架線の支柱なんかが、モーションブラーではっきり見えないとかさ。あれは高速道路や飛行機じゃ体験できんでしょ。途中駅を通過するときなんか、駅のホームにいる人も乗ってる人も、けっこうなスペクタクルを体験できるしな。

銘板
2015.5.12 火曜
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たんぜんかきまき

子供の頃、「丹前」っつう寝具があった。冬場はそれを掛け布団の一番下の1枚にしてたんだわ。んでこれがどう見ても和物の服なんですわ。袖があってさ。子供だったもんで、冬は布団に入ると何は無くとも丹前の袖をくぐり抜けての脱出ごっこで遊んだわけでww

あったかさと適度な重みが、冬には心地よくてさ。着物を前後ろに体にかける形なんで、肩がガードされて寒くなかったってのもよかった。いつの間にか絶滅してしまったみたいで、まぁ昔懐かしい思い出なわけで。

しかしまたなんで掛け布団が着物なのかと。

Wikipedia 「丹前」を見てみた。

ははぁ、「丹前」と呼ぶのは東北・北海道地方だけで、全国的には「掻巻」なのか。

「掛布団のように、掛けて用いるほか、寒さの厳しい東北地方等では帯を用いて使用されてきた」

てなわけで、寝巻きとしての使い方もあったんですな。掛け布団の代わり派としては、寝巻き方式はなんだか落ち着かんような……。

「現在では使用する家庭が少なくなってきている」

さいですか。残念だけど、正直、寝具が服である必要性が薄い気がする。

まーちょっと思い出したもんで。

銘板
2015.5.13 水曜
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黒の補給船が黒星

そういや先月末あたり、ロシアのプログレス補給船がトラブってたな。おっ、この記事だ。

ロシアのプログレスM-27M補給船に問題発生、制御不能に - sorae.jp

制御不能のプログレス補給船が大気圏に再突入。油井飛行士のソユーズは7月下旬に延期 - engadget

プログレス、長年の運用による絶対の信頼が売りだったのにな。して国際宇宙ステーション(ISS)の貨物が、この便のぶんがパーになっちまった。

トラブルの発生箇所は、はじめの方の記事だとプログレス側と思われてたのが、2番目の記事だとソユーズロケット側の可能性も出てきてる感じ。どっちにしろ原因特定を急がにゃならんですわな。どっちも有人のソユーズ宇宙船といろいろ共通なんで。油井さんの打ち上げ延期もむべなるかな。ここを解決しない状態で有人打ち上げはできんよな。

ロシアの宇宙開発、ここ数年失敗が目立ちますなぁ。ほんと大丈夫かよ。んー、日本よりはるかに打ち上げ回数が多いんで、そのぶんトラブルが多く感じられるってだけなんだろうか。いや、それにしてもって気もする……。

おっ、続報キタ。

プログレスM-27M補給船、予定より早く分離していた―ロケット第3段のタンクにも異常 - sorae.jp

ロケットの3段目の燃焼終了予定の1.5秒前に、3段目とプログレスとが「異常な分離」をしたとのこと。分離後の遠地点高度の差からして、予期せぬ爆発で分離してしまった形のような。爆発箇所はロケットとプログレスの継ぎ手付近かな。けどロケット側の燃料と酸化剤のタンクが破裂で減圧したらしいってことは、エンジン周りのでの爆発っぽいような。けどタンク減圧は爆発後の副次的な影響かもしんないし、そもそも無関係かもだし。

続報待ちですなこりゃ。

銘板
2015.5.14 木曜
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こだましまくり

ほぼじゅびふぉ 久しぶりの大量入荷の22作品だす。とはいえ、作業としてはズルしてかなりラクだったというかw

久々だからってわけじゃないけど、初登場のかたがた続出。ていうか "ECHO" に引っ張られてイモヅルってやつで。

"ECHO" に関係なく初登場の RAIRII さんは、『細菌汚染』の関係で。Lσℓℓια さんの『細菌汚染』の作業後に判明したには、この作品は外部サイトへの動画窓貼り付け禁止設定になってたってこと orz Lσℓℓιαさんのオリジナル英訳詞だったのに……。

んでなんかもう1件「細菌汚染」をやらなきゃ気が済まなくなって……てことで。

そんでまた Lσℓℓια さんに戻って、今までなんとなくやらずにいた "ECHO" に着手したと。したら思った以上の人気曲。あれよあれよと作品数が増えましたとさ。もともとが海外P による英語曲なんで、いっぺん日本語反訳を作ったあとは、ページの歌詞部分はコピペで済んだですよww

銘板
2015.5.15 金曜
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過去からの贈り物

騙す側と騙されることを疑ってる側って、認識にズレがあるんじゃないかって気がして。

特定の相手に対して繰り返し騙す人ってさ、どうも「証拠がないから大丈夫」「証拠は立証しようがないから大丈夫」「よしよしこれでうまくいってる」で、どんどん続けていくんじゃないかと。

一方、疑ってる側の人ってのは、もろに騙されてる最中は別として、何か変だと感じると、「怪しいけど証拠がないなー」「怪しいけど証拠を立証できないなー」てな感じじゃないかと。

これさ、状況で考えると、疑ってるほうは疑いを持ってる時点で、騙してるほうを信用も信頼もしてないわな。

もう両者の信頼関係は崩壊してるわけで。

となると、「証拠がないから大丈夫」「証拠は立証しようがないから大丈夫」「よしよしこれでうまくいってる」は無意味になってるわけで。全然大丈夫じゃない。うまくもいってない。

てことで、疑う側が立証できないことを気に病むことはないわけで。関係はもう終わってるから。

そして反撃準備を着々と進めて実行に移すと、騙す側はそこで初めて、事の実態を知って慌てるわけで。

言い方を変えると、騙す側は騙される側をナメきってるってことだわな。てことで、反撃は容赦しなくていいってことになるかなと。

おいらは当面はそうする予定はないけど、最近、過去の経験・体験がここらまで整理できてきたというか。

銘板
2015.5.16 土曜
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おかわりしすぎ

ロシア宇宙庁ピーンチ!

国際宇宙ステーション、軌道修正に失敗 プログレスM-26M補給船のエンジンが噴射せず - sorae.jp

ロシアのプロトンMロケット、打ち上げ失敗 東シベリア南部に墜落か - sorae.jp

4月末のプログレス M-27M 全損とは別件で、今度は国際宇宙ステーション(ISS)に係留中の プログレス M-26M でエンジントラブルかよ。そしてまた別件で、プロトンロケットまたしても打ち上げ失敗。いやもうこれガタガタじゃないですか。

プログレス M-26M のほうは、ISS につないだままエンジンを噴かして、ISS の軌道高度を上げるはずだったんだね。まー今できないからってすぐに ISS が大気圏に落ちるわけではないとはいえ、やばいよな。今それができる補給機はプログレスのみなんで。ヨーロッパの無人補給機 ATV(青森テレビではない)はそれをやれたけど、去年の5号機のフライトで円満引退してしまったんで。

「んじゃ ISS 本体のエンジンでリブーストすりゃいいじゃん」と思ったら、「もう何年も動かされていないため、噴射が可能かは不明だ」ってあんた……たまに動かして様子見たりしてなかったのかよ。

もし ISS 本体のエンジンがオシャカになってるんなら、何が何でもプログレスでやるしかないわな。けど直近のプログレス M-27M は全損。原因特定と改善ができるまでは飛べないはず。もしその原因がロケット側だとしたら、H-IIA ロケットでプログレスを打ち上げてあげてもよろしくってよ。つか M-26M でエンジントラブルだから、やっぱしプログレス側の改良が必須だわな。スペースシャトルの引退以来、すっかりロシア頼みになってた ISS。その計画全体が、頼みのロシア様の問題でにわかにヤバくなってきたような。

ロシアの宇宙計画は数年前からトラブルが嵩んできてたけど、幸いというか関係者の努力の賜物というか、ISS の運用には影響を及ぼしてこなかった。けどここへきてついに歯止めが効かなくなってきた、ってことなんだろうか。

ISS も老朽化してきてるしな。かつてのロシアのステーション・ミールも、運用末期は悲惨だったっけな。火災発生やら空気漏れやら、プログレスのドッキング誘導失敗で衝突やら、いろいろあったっけな。ISS もその段階に入りつつある感じのこのタイミングで、ロシアの輸送体制が崩壊しそうってわけですか。なんかもう泣きっ面に蜂というか、免疫力低下時にここぞとばかりに襲いかかる帯状疱疹のいやらしさというか。

そしてロケットの問題発生も相変わらずなアレで。プロトンまた打ち上げ失敗か。かっこいいロケットなんで悲しいっすよ。とはいえマイナーチェンジと小規模改良だけで半世紀も飛んでるブツなんで、近々の引退が決まっててな。開発が遅れに遅れてた新型のアンガラロケットがようやくものになったんで、アンガラが安定し次第プロトンと入れ替える段取りなわけで。

てなわけで運用する立場としては、プロトンはもうあまり手をかけたくないだろうなぁ。でもトラブル続き。コストをかけて、最後まで改良を続けていくしかなさそう。

つかプロトンの近いうちの生産終了が決まった時点で、もしかしたら製造・運用現場のモチベーションだだ下がりなのかも。それがトラブル頻発を招いてるのかも。前回か前々回か、かなり恐ろしい墜落映像が出回ったとき(「?」型に飛んで真っ逆さまに落ちた)の失敗原因は、姿勢制御系の電子部品の逆接だった。今回は何だろ。

そんな実例はローバーミニ。1990年代後半、ローバー社は BMW に買われて消滅してしまった。ミニの生産も2000年での終了が決定。そしてBMW が開発したフルモデルチェンジ版(外見の端々が似てるだけで、中身は完全に別物。あまりにも時代が隔たってしまったんで仕方ないことではある)が発表されて、旧ミニの製造現場はやる気を失ってしまったらしい。あくまで噂なんで真実かどうかはわからんけど、そんなわけで生産末期のローバーミニは、いろいろといい加減な造りの個体が多いそうな。

プロトンもそれなんだろうか。

今まで長く活躍してきた名機なだけに、この現状はほんと悲しいですよ。

銘板左端銘板銘板右端

改良版のデビュー前に現行版のボロが出てしまったってのは、ロケットじゃけっこうあるのかも。とりあえず日本はその例が3つもあったりして。

いやもう因果なもんですなぁ。 こっちの原因はモチベーション低下じゃなさそう。単に失敗経験が不足だったのか、あるいはマーフィーの法則ですかね。

銘板
2015.5.17 日曜
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グレストン

お、プログレス M-26M 補給機は18日に、国際宇宙ステーション(ISS)リブーストに再挑戦だな。

失敗した国際宇宙ステーションの軌道修正、18日に再挑戦 - sorae.jp

リブーストってメインエンジンを使うもんだと思ってたら、姿勢制御スラスタを使うんだな。知らんかったよ。「16日の失敗の理由はおおよそ判明しているが、結論を出すにはもう少し時間がかかる」 かつ、8基で不具合が出たから今度は4基でやることに。

てことは「こんなこともあろうかと」なケースかもな。どうかうまくいきますように。

しかし ISS に到着する前にこの不具合が出てたら、もしかしたら ISS にたどり着けなかったかも。そうなればプログレスが2機連続失敗ってことで、ISS の運用にかなりの悪影響が出てたかも。不幸中の幸いだったかも。

プロトンロケットのほうは、原因究明にまだ時間かかりそうだね。

プロトンMロケットの打ち上げ失敗、第3段のステアリング・エンジンに問題か - sorae.jp

専門家の意見として、3段目のステアリング用バーニアの不調の可能性が指摘されてるけど、今のところは憶測の段階に思えるなぁ。

日本の H-II ロケットみたいに、プロトンの引退を前倒しするわけにはいかんのかな。んで後継のアンガラロケットのシェイクダウンに集中するとかさ。引退間近のブツの問題点の原因究明・再発防止ってのは、コスパ的にあまりよろしくなさそうな気がするが。

プロトンはおいらは個人的に好きなロケットだけど、燃料がヒドラジン系、酸化剤が四酸化二窒素なんだよな。どっちも猛毒物質。てことで墜落地点周辺を大量の毒物で汚染するリスクがあるんだよな。なんぼロシアの国土が広大だからって、例えば農地を汚染された農家や地主はたまったもんじゃないだろと。今回のトラブルがあった時点で、3段目は推進剤を3分の1残してた。さらに4段目のブリーズ M(燃料は同じくヒドラジン系+四酸化二窒素)の推進剤はまるまる残ってた。

この推進剤の組み合わせは混ざるだけで発火するんで、トラブルで空中爆発したなら、落下中にある程度は混ざって燃えて気化してくれるだろうけど、綺麗に全部燃え尽きると考えるのは都合よすぎなわけで。トラブル後の飛行コース直下から墜落地点まで、毒物汚染されてしまったかも。そこもこれから調査するんだろうけど。

アンガラロケットの推進剤にケロシン(灯油)+液体酸素が選ばれたのは、高性能を狙ったほかに、環境汚染リスクを避けるのもあったらしい。アンガラの開発が遅れに遅れたせいで今もプロトンが現役なわけで。そのプロトンがここへ来てトラブル多発で、環境汚染リスクをさらに高めてしまってるわけで。

プロトンがこれ以上の悪評を抱える前に、栄光の歴史の輝きがまだ強いうちに、堂々と引退させてやりたいですなぁ。

銘板
2015.5.18 月曜
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どうでもいいだろな議論

最近はこういう話題がアツいのか?

”スマホで時間確認”は顧客に失礼なのか? 「スマホがあればいい」とも、「社会人なんだから腕時計ぐらいしなさい」とも - excite ニュース

メモ面倒くさい、今どき新入社員は「写メ」で代用 これでいいのか、ネットで賛否両論が - J-CASTニュース

仕事の作法の話だけどさ、こんな重箱の隅じゃなく、もっと本質的なところでウンヌンしろよと。

腕時計のデメリット。バンド周りにあせもができて痒い。何かの拍子に腕立てみたいな状態になると、手に食い込んで痛い。時計が知らないうちに手首の外側に回り込んでて、見にくいときがある。腕時計したまま食品を扱う業者は、衛生意識がヤバイと見られる。商品が傷ついたりすることがある。介護職とかの人の体に触れる職種で、利用者を傷つける恐れがある。客商売で、高い時計をしてると客から生意気だと思われるし、安い時計だとナメられる。

身だしなみとかって、そりゃ見る人の主観もけっこうあるだろ。「社会人なんだから」とか意味わからんし。

昭和時代の社会人マストアイテムは高級万年筆だったらしいが、今は偉い人でも安手のボールペン派が多い気がする。ペンなんてよくなくなるしな。安物だと気軽に貸し借りできるし。腕時計もその地位から降り始めてるとこかもな。んでその流れを受け入れたくない人たちが、必死に嫌がらせしてるような感じ。

つかケータイっつう実用面でのマストアイテムが増えたわけで、身に付けるものはそのぶん削りたくもなるだろ。時計ならケータイに内蔵されてるんだから、時計専用の機械なんて、無駄を楽しむ余裕がある向き以外に淘汰されて当然と思うが。

まー確かに、スマホをいじってる姿は悪い印象を与えるときがあるわな。遊んでるんじゃないのかと疑われるのは、ひとえに相手から画面が見えないからだろ。てことで、相手にも画面が見えるように配慮すればいいんじゃね? あるいは画面を見つつ「今◯時◯分なので……」みたいに話の中に盛り込むとかでも問題ないかと。この場合、問題は相手に疎外感を与えることだったってことか。

あと、おいらは人前で時間を見るのにケータイを出すとき、腕時計をやめた理由を相手に話したりするよ。あせも。これで相手は快くわかってくれるよ。

メモの写メは、まー勝手に写真を撮る行為はなんか嫌な感じだったりするからな。そういうときは相手やその場にいる人に一言、「写真に撮っていいですか?」と断ると、これまた大抵は快くオッケーしてもらえるが。ダメなら手書きでメモを取ればいいだけだし。要は、相手を不快にさせるのは「写真を撮る」じゃなく、「勝手に」だったってことで。ここでも、相手のイライラの元は疎外感なんじゃないですかと。

メモってそもそも、後で思い出しやすくするために記録することなわけで。場合にもよるだろうけど、手書きのテキスト情報よりも画像情報のほうが正確だし、より詳しく思い出しやすくもあるわけで。てことで場合で使い分ければ、それだけ効率的に物事を進められるわけで。

なんかなぁ、インターネットが普及し始めたあたりのメール不要論を思い出すなぁ。「やっぱり手紙の方が温もりがあって」「手書きの筆跡でいろいろわかることもあるのに」「印刷や手書きは高級感が違う」「電話や FAX があるでしょ」などなど。

同じあたりはパソコン普及期でもあったわけで、やっぱりというかパソコン不要論が出てたっけ。「辞書を見るのにパソコンの起動なんて待っていられない。紙の辞書なら、いいコツがある。机に逆さまに立てておくと、そのまま手前に倒してすぐ開ける。パソコンの辞書よりよっぽど速くて便利だ」とか言ってたっけ。

ほぼじゅびふぉ の運営は辞書を多用するけど、全部パソコン上で作るんで、辞書もパソコン内蔵の方がはるかに都合がいいぞ。コピペできるし。検索が速いし。複数のページを開いておけるし。その前に調べたページに戻るのラクだし。

「紙の辞書ならアンダーラインや蛍光ペンも使える」という意見もどこかで見たことあるけど、それっていろいろぎっちり書いてあるページから、よく使うものを探し出しやすくするためなわけで。パソコンの辞書だと目的の単語なり目的の用法なりを直接呼び出せるんで、別にペンで線を引く必要がなくてな。

紙の辞書のメリットっつうと、電力調達の心配がないってとこだな。あと落としても濡らしてもハエをぶっ叩いても、使用不能までにはならん頑丈さと、もしダメになってもあんまし惜しくないのがイイね。そこらはまだ使い分けできる余地があるかと。そだそだ、紙の辞書を枕にして昼寝すると、睡眠学習した気分になれるぞwww

ていうかガラケーにさえデフォで電子辞書が入ってるんだよな。おいらのガラケーには国語辞典と英和辞典と和英辞典はおろか、「今日は何の日」「今日の歴史」なんて暇つぶしにしか使えなさそうなのも入ってるww やっぱしもう紙の辞書って要らないかも。

銘板左端銘板銘板右端

きっと鉄道や自動車が普及し始めた頃も、馬車や荷駄車の素晴らしさを述べては、鬼の首を取ったかのように鉄道やクルマをディスる人たちっていたんだろうな。

鉄道で言えば、新幹線のデビュー前後に新幹線不要論が出たらしい。「景色をじっくり楽しめない」とか。「せわしなくてゆったりできない」とか。「窓が開かないから駅弁を買えない」とか。

今はリニアモーターカー不要論をたまに見かける。これまた根拠が「景色を楽しめない」だったような。

高速鉄道を使う目的って大抵は短時間移動だろ。あるいは高速鉄道に乗ること自体を楽しむとか。東京ー名古屋間の移動はなにもリニアだけになるわけじゃないんで、景色をじっくり楽しむのがそこまで大事な目的なんなら、東海道本線の列車なり高速バスなりを使えばいいだけの話で。

あと国道1号線を歩くのもオツじゃないですかね。昔から栄えてきた街道なんだから、歩き旅にちょうどいい間隔で宿場町が並んでるだろうし。ちなみに青森県あたりの奥州街道(国道4号線)は宿がある町がまばらすぎて、歩き旅だと野宿の覚悟と熊対策が要るかとw

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2015.5.19 火曜
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近況 PROCYON

はやぶさ2は今のとこ順調みたいだね。イオンエンジンでの1回目の軌道変換が無事に終わって、6月の2回目の準備中らしい。

して、あまり話題になってないけど、はやぶさ2と一緒に打ち上げた超小型宇宙機の PROCYON、いいニュースと悪いニュースが出てきてた。まずはいいニュース。

超小型深宇宙探査機「PROCYON」、深宇宙でバス技術の実証をほぼ達成 - 日経テクノロジー online(2ページ以降の閲覧は登録会員限定)

技術実証機なんで、宇宙探査よりも新規技術の軌道上運用でのデータ収集・分析がメインのミッションなわけで。んでそこはほぼ無事に完了しましたよってこと。

で、初代 はやぶさ と同じく、技術実証だけじゃもったいないってんで、小惑星を実際に探査することにもなっとるわけで。超低予算の超小型機なんで、はやぶさ みたいに 小惑星にランデブー → 時間をかけて上空から詳細に探査 → 着陸して表面のサンプルを取得 → サンプルを地球へ持ち帰る なんてデラゴッテリなことはしない。目標天体の近くを通り過ぎざまに、1回限りの観測をする予定。もしかしてその後にまだ余裕があれば、別な天体にも行って同じ観測をすることになってるかも。

打ち上げ時には未定だった目標天体も、小惑星 (185851)_2000_DP107 に決定。地球近傍小惑星なのはまぁそうだろうなって感じだけど、なんとこの星、二重小惑星 だったりする。

へえー、イトカワでも確認された YORP 効果 で自転が加速すると、ある時点から赤道から物質が噴出するんだ。自転の遠心力と自分の重力が相殺されたところで、もうひとつの星の重力が表面物質を吸い上げるんですな。なるほどなるほど。

てことは、互いの星の自転を縛りあう潮汐力よりも、YORP 効果の力の方が大きいんだ。太陽光圧、侮れんなぁ。こうなるのは地球近傍二重小惑星の特徴なのかもね。太陽光圧は火星近傍だと地球近傍の 43% に、小惑星メインベルトの真ん中あたりだと 14% にまで減るからな。

で、PROCYON がその噴出の様子を撮影して、画像を送ってきてくれるかもしんないってことで。

ところがここで悪いニュース。搭載してるイオンエンジンが止まってしまったらしい。

東大の超小型深宇宙探査機「PROCYON」、エンジンに不具合 - ノミナルミッションはほぼ達成 - マイナビニュース

「4月末までを目標に復旧作業を進めているが、もし、それまでに復旧できなかった場合は今後の計画を変更する可能性がある」

もう5月下旬だが、どうなったろうか……。公式 Facebook は4月6日を最後に更新が止まってるが。

地上試験でこのトラブルがすでに発生してたってことは、発生を事前に防ぐ対策は打ち上げに間に合わなかったってことか。んで、今試してる解決方法は、地上試験では場合によってうまくいったりいかなかったりだったらしい。運次第な感じですなぁ。

どうか、はやぶさ 並みの幸運が PROCYON にももたらされますように。二重小惑星が互いに向けて岩石を噴き出しあってる画像、見てみたいなぁ。

てことは系の共通重心がある空間に、岩石が吹き溜まってるんだろうか。その岩石が固まって、第3の星を形成してるんだろうか。んー、噴き出した岩石が共通重心に溜まるかどうかは、岩石供給元の星の自転と公転の方向の組み合わせによるかな。

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2015.5.20 水曜
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輪廻流転

プラズマディスプレイ ってもう日本じゃ生産してないとか。今生産してるメーカーは、中国の長虹というところ1社だけらしい。

シャープの液晶ディスプレイに駆逐されたわけだけど、そのシャープが今すごくアレだな……。

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2015.5.21 木曜
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衛星萌え: タイタンだけずるい

土星の衛星タイタン_(衛星)

濃密な大気を持ってるんで、可視光だと表面は曇って見えない。表面気圧は地球の1.5倍だそうな。

この衛星のサイズ、地球の衛星のお月様とほとんど同じなんだよね。ブログ "In Deep" 様から勝手に頂いてきた画像をどうぞ。

サイズはむしろ火星に近いかな。水星よりも大きい。

てことで大きさは、

地球>火星>タイタン>水星>月

なんだわ。これを見ると、星が大気を持つか持たないかって、タイタンと水星の間が境目なのかな。

お、MARKET MAGAZINE 様にもう少しこの話題にちょうどいい比較図が。

木星のガニメデとカリストがいい勝負なんだな。そしてどっちも大気がない星のような。なんでタイタンだけ大気があるのだ? しかも地球よりも濃いものが。

Wikipedia のタイタンの記事を見ると、

「重力が大きく低温(分子の運動エネルギーが小さい)のため重力で大気(窒素分子)を引きとめておくことができていると考えられる」

だそうな。なるほど寒いからか。ちなみに表面重力は 1.35m/s2 で、水星(3.70m/s2)よりも月(1.622m/s2)よりも小さい。やっぱし寒いからこそってことか。

てことは海王星の衛星トリトンはどうなんだと。めっさ寒いはずで、大気もさぞかし濃ゆ濃ゆなんじゃないかと。

銘板
2015.5.22 金曜
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衛星萌え: トリトンもだった

てことで トリトン の大気はどうなのか。

うってつけの Wikipedia 記事「トリトンの大気」があったよ。どれどれ。

地表での気圧はわずか14マイクロバールであり、地球の約7万分の1である。

薄いなぁ。火星の大気圧の 0.2% しかないでやんの。そして火星の大気圧は地球の 0.75% でしかなかったり。

けどこんなのでも、「トリトンには有意な大気がある」ってことらしい。んでまぁこっちでは重力が弱いってことで、

「上層大気は、トリトンの弱い重力のため、常に宇宙空間に漏れている。その速さは、1秒当たり、約0.3kgに相当する約1×1025個の窒素分子である」

とのこと。表面重力の値はどうなんだと。ええと 0.78m/s2 ですか。確かに小さいですなぁ。タイタンの6割弱。これまた別の衛星比較図を見ると、

うむむ、やっぱし星のサイズが小さかったか。けど大昔は濃ゆい大気を持ってたらしい。

「ボイジャー2号の到着以前には、地球の30%の密度を持つ窒素とメタンの大気が提示されていた。これは、火星の大気と同様にかなりの過大評価であった。しかし、火星の大気と同様に、初期には密度の大きい大気を持っていたと考えられている」

絶えず漏れ続けてたってことですかね。

しかし火星くらい大きくても漏れちゃうんだな。火星の場合、気温が高くて大気の分子が逃げやすいのかな。

ガニメデとカリストの大気もそんなにないみたいってことは、木星周辺じゃまだ暑いってことか。海王星周辺では充分に寒いけど、それなりの重力を持ってなきゃいかんと。トリトンはギリギリセーフだけどアウトに近い方って感じかな。大気を安定して保ってられないんで。

てことで、タイタンはけっこうな奇跡の星に思えてきた。生き物がいるかもしんないしな。ただし水が凍る環境下なんで、いたとしても地球の生物とは仕組みがまったく違うものになりそうですな。

銘板
2015.5.23 土曜
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9日ぶりの入荷日

すっかり間歇的活動になった ほぼじゅびふぉ、今日の入荷は8作品。JoyDreamer さんメインな感じで。

Ketsuban さんの『リグレットメッセージ』は、PV 上でのストーリーでのセリフも訳のページに入れてみますたよ。『悪ノ娘』→『悪ノ召使』→『リグレットメッセージ』っつう衝撃のドンデン返しと感動のストーリーに、PV の作者様はさらに最後、衝撃的なドンデンを用意してたりして。いやー『ココロ』に繋がるかと思ったw

あれって遠い未来の話なんだろうか。それとも 2007年12月27日 のことなんだろうか。

銘板
2015.5.24 日曜
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じょいどりさん祭り状態

そして続けて、今日の入荷は4作品。またしても JoyDreamer さんメイン。

JoyDreamer さんの作品リストで未入荷のものを、古い順に埋めていく形で入荷してるんだわ。昨日と今日で8作品を作業したけど、いまだ2013年公開作のあたりをうろうろ中。まだまだありますなぁ……。

銘板
2015.5.25 月曜
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悪質依頼主

久しぶりに前職の公式サイトを見てみたらば、すげーかっこよくなってた。Flash とか使いまくり。プロに依頼しましたなこりゃ。

実はそのドメインでさ、おいらが手作りしたサイトがしばらく公開されてたんだわww ようやく上書きしてくれましたか。おいらはアマチュアなんで、今のサイトとは比べ物になんないくらい見すぼらしいもんだったけどさ。そして、職場の人たちはすでにサイト公開されてることを知らないまんまだったと思うwww

たぶんプロさんに製作依頼した結果、「あれれ? もう公開済みですが。上書きしますか?」なんてやりとりがあったんじゃないかな。プロはプロなんで自己宣伝も兼ねて、「素人がせいぜい頑張って作った感じで微笑ましいですねー」なんて伝えたかもな。まーそのほうが、依頼主もプロに頼んだことを安心できるだろな。

おいらのほうは無料で作ったんだから、クオリティは推して知るべしなんだがね。

いろいろと理不尽な目に遭いまして。こっちの不備もあったけど、無料サービスなんだからメンタルな満足感くらいくれよと。まったく何も与えないで、奪おうって気ばっかしだったからな。有料の業者にダメ出しするにしても、そこまではせんだろってノリで。

そんな劣悪な精神衛生環境下で、おいらよく頑張ったと自分で思う。サイト公開までよく漕ぎ着けてから辞めたと思う。無料にしてはまあまあの出来だと今も思う。ちゃぶ台返しの堂々巡りによく耐えたと思う。

つか結局最後は、さらなるちゃぶ台返しで内心でキレてしまって。稟議書をよく見たらハンコが揃ってたのを幸いとばかりに、こっそりアップロード&公開してから辞めましたとさww

あの職場じゃ「パソコンに詳しい人」呼ばわりされる危険性も身をもってわかったしな。

お偉いさんが知ったかぶりのド素人だと、無駄な苦労しますなぁ。「完璧にしてからじゃないと出せないんだから、これで OK もらえると思うな。もっともっと磨いてからだ」とか言われて。

いやあの公文書の提出と違って、サイトは公開しながら改良していくものなんですが。そのことは先に話して了解してもらってましたが。「完璧」の基準が日によって変わるのに付いていけませなんだが。なんつうグダグダな状態で。そして、公開直前の段階で露骨に粗探しされて、明らかにどうでもいいところにケチつけられたりして。ウェブサイトに関してド素人な上司だったんで、その内容から、目的は言いがかりでの虐待だとわかってしまったよ。

稟議書が紙ベースだったんで、サイトの見栄えを印刷して添付ってのもまたな……。画面で見なきゃ分からんのに。画面を見せても、「ここの色が稟議書と違うのはおかしい」とか。そんなの複合機のメーカーに言ってくださいよ。つかお客さん大抵はいちいち印刷しないから。画面表示を基準にしてくださいよ。ってのをわかんないってのがほんとわかんなくて。

事業所の所在地を埋め込みの Google マップにしたのにもケチつけてきたっけな。あれってなぜかその職場のプリンタで出なくてさ。その部分はわざわざキャプチャ画像をつなぎ合わせて出したんだけど、やっぱしわかってもらえなくて。上司は見取り図の表示にこだわってたっけな。昔からある紙のパンフレットに出してたやつでさ。

Google マップの埋め込みは今は普通であること、Google マップは画面上で使うなら見取り図よりも便利なこと、そこらをいくら説明してもまったく理解してくれなくてな。

紙に印刷した、死んだ Google マップの機能を言葉で説明したって通じないけどさ、こっちの言うことまったく信用してない態度でな。「ほかの同業者もこうしてるのか」→新しく作ったところはこうです→「○○社はこうなのか」→はい→「××社もそうなのか」→あそこのホームページは古くてダサいので見取り図しかありません→「本当にそうなのか」→そうです→「そんなはずはない。同業の△△はどうなのか」→使っていません→「ほら違うだろう」→むしろうちの業界は他業界よりも Google マップの導入が遅れています→「同業じゃないところは使ってるのか」→今はどこも、Google のじゃなくても似たようなサービスを使っていて、もう普通になっています→「(露骨にムスッとしてハンコ押して突き出してきた)」

てことで見取り図と Google マップを無意味に同時掲載することに。その見取り図は20年くらい前に作ったやつで、いろいろ変わってしまった箇所がいくつもありまして。そのまま載せろっつうからそうして提出したら、「こことこことこことこことこことこことこことこことこことここがおかしい。直せ」と。全部修正しましたよええ。こっそりダウンロード&インストールした GIMP で。

そしてまた持ってくと、「消防署と交番は文字だけじゃなく、ちゃんと地図の記号を入れろ」「ここの文字が粗い」「この道路のつながり方が違う。こうしろ」。全部取り入れましたですよ。いちいち噛み付かんばかりに吠えて因縁つけてくるしな。20年前にそれ作ったのはおいらじゃないってのに。道路のつながりの修正案がおかしいような気がするままその通りにしたら、「間違ってる。本当はこうじゃないのか。すぐに分かることだろう」。おいら地元民じゃないんで、そこまで裏道に明るくないんですが。

つか、おいらに何度も何度も無駄足を踏ませるのが楽しくなってきてたのバレてましたが。

って今、新しいサイトの「アクセス」ページを見たらば、出てるの Google マップのみだし。どうでもいいメリットを常軌を逸した粘着ぶりでアツくクドクドと説明してた、得意の見取り図どうしたんだよww

そういや見取り図の言いがかりをクリアするや、今度は「写真をもっとふんだんに」「こんな写真じゃなく。全部撮り直せ」「こんなところ(画像の隅っこ)にこんなのが見えてたら格好が悪い。現場にカメラ持って行って撮り直せ」→ GIMP でトリミング処理→「これじゃ駄目だ。もっと綺麗に。撮り直せ」「夜はダメだ。窓の外が暗い。昼間に撮り直せ」→昼間はお客様がいらっしゃいます。人が写っているのは個人情報と肖像権の関係で問題になり得ると、この前(その上司が)おっしゃいましたが。→「そこを何とかするのがお前の仕事だろう」→ GIMP でレタッチ処理 →「これじゃ寂しすぎる。花瓶とか壁の飾りとかないと駄目だ。撮り直せ撮り直せ撮り直せ……」

「なんでスマホのカメラなんかで撮る。ちゃんとデジカメがあるんだからそれ使え。いいか、外部にお見せする写真というものは(以下、焦点の合わない話)」→ホームページに出す程度の画質ならスマホのカメラで充分ですよ。→「そういう意味ではなく(以下、言いがかり)」→このデジカメ古いですね。スマホのカメラの方が性能いいですよ。→「そういう意味ではなく(以下、焦点の合わない言いがかり)」→スマホで問題ありません。→「qあwせdrftgyふじこlp」

話にならんかったな。まぁ明らかに言いがかりのための言いがかりだったからな。

んで、先方が「これを使いなさい」と写真を出してきたり。それがまた画像データじゃなく印刷物の写真でさ。いやあのスキャンしたら画面上では汚く出るんだけど。写真自体も、素人のおいらより下手な撮影もいいとこで。一目でわかるほど水平が取れてないし、ムンクの「叫び」かってほど不安になるようなフレーミングと色合いだし。GIMP でこっそりマシにしましたわ。

そして新しいサイトを見るに、写真が一切出てないwwww

あとさ、その職場は公益的な面がある団体でさ、担当省庁からの通達で、サイト上に財務諸表を出さなきゃいかんかったのよ。おいらが作ったサイトでは、同業者組合のサイトに提出・公開してた情報にリンクしてたんだわ。役所からの通達はそれでクリアできてた。

新しいサイトでは、財務諸表の独自ページはあるものの空白。昔懐かしい「工事中」表示に類するものさえ出してない。組合の当該情報ページへのリンクも貼ってない。まずいだろこれww

なんだか、見栄えは上品だけど中身はおいらのよりもグダグダ。サイト作成業者さんも理不尽かつ日替わりな要求に困り果てた末、この形で半泣きで勘弁してもらったブツのような感じwww その場合はもしかしたらあの職場内では、超次元的理屈でおいらが悪いことにされてるかもなwwww

あと件の業者さんの SEO はおいらと同じレベルだな。Google で普通にキーワード検索しても、公式サイトなのに1ページ目に全然出てこないw

銘板左端銘板銘板右端

しかし世の中じゃなんでまた「パソコンに詳しい人」=「何でもかんでもすぐにタダで期待以上に、ときには前もってこなしてくれる都合のいい奴隷」ってことになってるんだろ。そんな人いるわけないのに。「太陽にほえろ」の石原良純のイメージなんですかねぇ。そして仕事を肩代わりしてやっても、「パソコンに詳しい人」信者はなぜかそれに対して礼の一言も言わないのであった。

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2015.5.26 火曜
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危険物の事故を減らすには危険物を減らせばいいんではないかとか

ガソリン消費って撲滅や激減ができんもんかな。まぁ実際、超低燃費車が増えた結果なのか、ガソリンスタンドがどんどんなくなってはいるけど。スタンドが減った直接の理由は、地下タンクの安全基準強化でやっていけなくなったってことらしい。けどそれでも売れて売れて儲かるなら、新たな安全基準をクリアできるはずで。

「ガソリン消費をなくせないか」なんて今さらな感じもするな。けど環境保護とかじゃなく、単に安全面の話で。

ガソリンってやたらめったら引火しやすいからな。しかも爆発もしやすいわけで。経由・重油・灯油に比べて格段に危ない。てことで小規模の輸送には普通の20リットルのポリタンクじゃダメで、専用の金属缶が必要なんですな。そのくらい危ない。

東日本大震災直後、被災地での深刻なガソリン不足の折、ある与党議員が「学校のプールにガソリンを貯蔵できないか考えた」と発言してツッコまれまくった。ガソリンの危険性を知らないが故の思いつきではあったけど、まーその人は被災地の状況改善に一生懸命ではあったと思う。

ってガソリンがそれほど危ないものだからってのが、その話の前提なんだよな。

そんな危ないものが普通に流通して、ときどき事故を起こしてるわけで。もっと安全な燃料に替えていけんもんなのかと思ってさ。

代替はディーゼルが最右翼だわな。マツダのスカイアクティブで乗用車用として一気に認知されはしたものの、まだ 1500cc クラスまでな感じだよな。軽自動車の 660cc まではまだ小型化は難しい感じで。

飛行機はどうか。第二次大戦当時の航空機はレシプロエンジンだったんでガソリンで飛んでたけど、今はけっこう小さめの飛行機までジェットエンジンでして、燃料は軽油ですわな。ディーゼルエンジンと同じですわな。まったく同質の軽油ではないらしいけど。軽飛行機の類まで小型化すると、まだガソリンかな。モーターパラグライダーの燃料は確実にガソリンかと。

小型のエンジンというと、草刈機や除雪機の燃料もガソリンだわな。潤滑油と混ぜたやつ。

もっと小型の模型用エンジンになるとようやくガソリンの領域から外れて、メタノールが使われる。潤滑油とニトロ成分混合でリッター1,000円以上もするんで、実用的ではないかな。つかメタノール燃料はこれはこれでいくつか問題があるんだよな。ガソリンほどではないけど揮発性・強燃性だしな。直射日光下みたいな明るい環境では炎が見えないんで、火災に気付きにくかったり。ガソリンよりも発生熱量が少ないんで、体積で考えるとガソリンより燃費が悪かったり。窒素酸化物は相変わらず出る気がする。ニトロ含有だとなおさら出るような。

けど潤滑油を混ぜない場合はススが出ないんで、汚れにくかったりメンテしやすかったりっつうメリットはある。硫酸化物は潤滑油に含まれてるぶん以外は出ない。

んー、優劣をトータルで見て、メタノールはガソリンに比べてものすごく優れてるってわけではないかも。

てことで、ガソリン消費の撲滅や激減について言えば、軽油燃料エンジンのさらなる小型化がカギってことか。

あと最近だと電力も視野に入ってきたかな。バッテリーの高性能化は少しずつだけど進んでるね。モーターは永久磁石が強力なのができたんで、なんぼかのコストを我慢すれば、フェライト磁石のモーターよりも小型高トルクのものができるようになった。そういや草刈機で電動のが出てきてた気がした。電動スクーターもぼちぼち出てきたし。

最近聞かないけど、ダイレクトメタノール方式の燃料電池もいけそうだね。燃料電池の燃料は本来は水素だけど、メタノールから水素を取り出して動かす燃料電池があるんですな。それがダイレクトメタノール方式。10年くらい前、カートリッジ式のメタノールを使った燃料電池が製品化されたとかニュースで出てたが。ノート PC 電池の持ちが飛躍的に伸びるっつう触れ込みで。あれはどうなったろう。燃料電池の発電効率は 50% 台らしいんで、ノート PC の内蔵なり外付けなりの燃料電池が恐ろしく熱くなりそうだったがw

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2015.5.27 水曜
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米中対立ってこんな感じか?

最近のアメリカ、中国に対してにわかにケンカ腰なような。アメリカの覇権に挑戦する次なる大国として台頭してきたわけだけど、同時に米国債の超大口顧客でもあるんで、比較的大事にしてきてたと思ってたが。てことで常に外敵が必要なアメリカとしては、中国は置いといて、バッシングの的をロシアとイスラム国に設定してたと思ってたが。

AIIB 設立で欧州勢がこぞって参加したんで、焦り始めたんだろうか。不参加組の仲間が日本だけじゃ不満なんですかね。

つか AIIB じゃ中国のお膳立てで欧露がすんなり合流だもんな。ウクライナ問題でヨーロッパに呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーンな頼りになる助っ人のはずだったアメリカにとっては、「どうぞどうぞ」とお神輿に乗せられたらお神輿ごとドブに捨てられた形かもな。

対ロシアはそんな感じだし。

対イスラム国をイラク軍に任せたら、てんで弱くて全然頼りになってないし。かといってまた米軍が現地にしゃしゃり出ると、反米感情からイスラム国をむしろ元気にさせてしまいそうだし。

もしかしたらそういうわけで、今の敵国設定がうまくいってないってことで、アメリカの中国への当たりがきつくなってんだったりしてな。

まー中国自身も南沙諸島で露骨な逸脱行為をやってるしな。

したら日本は何ができるのかってことで、安倍政権はきっぱりとアメリカと連携する路線。それでいいんじゃないかって気がする。国連の常任理事国同士の争いだからな。日本は主導的にどうのこうのなんてしないほうがいいだろ。当事者同士で好きにやりあってくれと。おいら個人はどっちにつきたいかといえば、どう考えても アメリカ>>>>>中国 だな。間違っても逆はない。日本で一番中国に近い県知事は逆らしいけど。

そうなると、もし中国叩きも不調に終わったら、ターゲットのお鉢がまた日本に回ってくるんじゃないかっつう心配が出てきたり。

日本はかつてアメリカから敵国設定を何度か受けて、叩かれてきた(太平洋戦争前・戦中・バブル期前後)。けどこれからしばらくはなさそうだね。日本の人気が世界でかなり定着した感じなんで、今から新たに日本叩きを始めたくても、効き目が現れるには相当な時間と労力がかかるだろ。

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2015.5.28 木曜
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Nano-JASMINE マダー?

Nano-JASMINE - 「日本の国立天文台が開発している人工衛星である。重量35kgの超小型衛星で、太陽同期軌道から恒星の天球上での位置を測定することを目的とする。打ち上げは2015年第二四半期に予定されている」(Wikipedia より)

衛星自体は2010年にめでたく完成したものの、ロケット側の事情で、今もまだ地上にあったりする。

ブラジルから打ち上げるウクライナ製のツィクロンロケットなんだよな。ブラジルが衛星打ち上げするのは、今回が初めてだと思う。んでウクライナはいまだにゴタゴタ状態。

ついに今年の第2四半期(7〜9月)に打ち上げることに決まったっぽい。今までの打ち上げ計画から、きっと8月だろ。けど、ロケットは無事に調達できてるんだろうか。もう現地にないといかんような。ウクライナから技術者はちゃんと来てくれるんだろうか。ロケットの出来は大丈夫なんだろうか。なんだかいろいろ心配な気がして。

ただ、ウクライナにとってはこれで輸出を開拓できれば、財政が確実に潤いますわな。世の中、カネさえあればどうにかなる問題ってけっこうあるから。欧露の綱引きの綱にされて大変な状況も、自力でもっと稼げれば緩和される部分もあるかと。

そしてブラジルにとっては、自力での衛星打ち上げ国に名乗りをあげる準備になりますな。ロケットは今は外国製だけど、自国ロケットの開発が進んでるみたいだし。打ち上げ施設や打ち上げ時の運用ノウハウを積む絶好の機会ですな。

けどブラジルが衛星打ち上げをするのも、ウクライナのツィクロンロケットが海外で仕事するのも初めてなんで、何が起きるかわからんっつう怖さがあったり。

そんなリスクを冒してまで、なんで Nano-JASMINE はこのロケットに乗るのか。

それはタダだからww ロケットで初物の場合はリスクありありなんで、運賃の相場は爆安超特価か無料が普通でして。まー Nano-JASMINE は質量 35kg の超小型衛星なんで、打ち上げ失敗で全損しても、日本としては経済的・精神的ダメージが比較的小さいんだわな。てことで、こんな荒技に出るってことじゃないかと。

ツィクロンロケットの能力は H-IIA の半分ほどもあるんで、Nano-JASMINE だけ積むのは明らかにもったいない。たぶん別のもっと大きい衛星の打ち上げに便乗する形になってるかと。となるとメイン衛星がどんなのか知らんけど、その衛星の都合にも左右される可能性もあるんですな。こりゃ無事に打ち上げられるまで安心できませんな。

Nano-JASMINE は、1989〜93年まで運用された同じ目的のヨーロッパの衛星 ヒッパルコス と、性能も同じくらいなんだわな。けど質量は40分の1っつう冗談みたいな小型化を成した。そして小さすぎるが故にロケットのメインのペイロードになれず、立場が一段低いっつう矛盾ww

とにかく今年こそ無事に軌道に達していただきたい所存でござりまする。

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2015.5.29 金曜
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ステマ疑惑と衛星萌え: パンドラ(土星)

『3D映画』を見て"脳"に刺激を与えると『認知能力や情報処理能力』が劇的に向上 2Dの"5倍"の早さ!→※動画あり - (*゚∀゚)ゞカガクニュース隊

映画『アバター』(2009)でその時代が来たと思われた 3D 映画、最近すっかり影が薄くなりましたなー。そこへ来てこのニュースって、映画界のステマなんじゃないかと疑ってみたりしてw

んで今、『アバター』のタイトルが思いつかんかったから、思いついた「衛星パンドラ」で検索かけてみたんだわ。したら、土星の衛星で実在してた。そうだったんだ。

映画の舞台になった衛星パンドラの空には、でっかく土星っぽい星の姿があった。映画じゃ太陽系内の星だとは特に言ってなかったと思った。てことで、ジェームズ・キャメロンが土星の衛星のことだとしたとは言えないけど、たぶんリアルの土星系からネタを拾ったんじゃないかと。

して『アバター』での衛星パンドラは、豊かな自然と調和した文明が存在するユートピア(バリ島のイメージかな)として描かれてた。実物の土星の衛星 パンドラ のほうはどうかと。

うむ。変に期待してすまんかったw

火星の衛星フォボスより大きいけど、球形になれるほどの大きさじゃなくてイビツな形。パンドラも元は小惑星だったんだろうか。

表面の様子をフォボス↓と比べると、

パンドラのほうがクレーターの輪郭がくっきりしてる。クレーターの生成年代が新しいと思われ。けどクレーター自体が少ないんで、単にあまり隕石の攻撃を受けてないってだけかも。とはいえ 羊飼い衛星 なんで、土星の輪を構成する粒子に当たる頻度は高いような。

あと主成分が氷なのか。そこらでもまたクレーターの出来かたが違ってくるのかな。

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2015.5.30 土曜
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衛星萌え: ヒペリオン(土星)

ついでにというか、けっこう前から温存してた、かなりなビジュアルの衛星がありまして。

それが土星の衛星 ヒペリオン

きめぇ! マジきめぇ! こっちくんな!

なんでまたこんな姿になっちまったのかは Wikipedia に推測が書かれてる。けど主な構成物質がまだ謎らしいんで、推測にもまだ幅がある状態じゃないかな。

しかし天体の姿ってのは基本的に美を感じさせるもののような気がしてたけど、まさかグロを感じさせるものが実在してたとは。ていうかこれをグロいと感じるのは明らかにおいらの主観なんで、美しいと感じる人がいらしたらいらしたで、何も否定しませんがね。

なんかひとつ思い立って、色を焼き菓子風にしてみたww

オッケーオッケー。だいぶおいしそうになった(何の基準だよ)

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2015.5.31 日曜
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衛星萌え: ダイモス(火星)

おいしそうな衛星といったら、忘れちゃいけない火星の衛星 ダイモス

ましゅまろww あるいは低反発まくらwww

火星のもうひとつの衛星フォボスに比べて、なぜか無視されてる感じの可哀想なやつ。観測データもあんましないらしく、Wikipedia の記事も寂しいもんです(英語版 はなりなりに充実)。

ロシアはフォボスの探査に執念を燃やし続けてる。フォボス・グルント でサンプルリターンを狙ったけど、地球周回軌道からの脱出に失敗。あれはほんと残念だった。

ダイモスの軌道の方がフォボスより高いんで、サンプルリターンはこっちのほうがラクなような気がするんだ。とりあえず火星系に無事に到達するのが大事とはいえ、フォボス・グルント計画はクリティカルな要素が はやぶさ 以上に直列に並んでて、それだけ全体のリスクが大きかったわけで。

ロシア御中に於かれましては、次なる火星の衛星のサンプルリターン計画ではむしろダイモスを狙ったほうが、ハードルがなんぼか下がる気がするが。フォボスじゃなきゃいかん理由があるなら別だけど。

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