何やら朝日新聞が大変な目に遭っとるようで。去年の暮れあたり、Google 検索で「うそ新聞」と入れると、「朝日新聞ではありませんか?」という表示が出てきたんだよな。前々からいろいろバレてきてて、巷の話題にさえなってて、今ついに正念場を迎えたってところですかね。
報道機関がやらかすのって、ある意味しょうがないところもあるよね。各社競争でスクープの一番乗りを狙ってるわけで。検証が不十分なままでも「締め切りがアレだし、もたもたしてると一番乗りを他社に取られる。もう出しちまえ」とギャンブルすることってあり得ると思う。となるとイチかバチかが外れることもあり得るわけで。
となると、運悪く外れたときにきちんと処理すれば、もう終わった過去のネタとしてときどき笑われる程度で済むね。
おととし読売新聞と共同通信がやらかした、iPS 森口氏の誤報騒動はかなり大きかった。けど2社は、世の中で疑惑が取り沙汰されるや事実確認した上で間違いを認めて、世の中に対して謝罪した。以降その問題は、森口氏単独の問題になっていった。トラブルの処理に見事に成功したわけで。
プロなのにソース確認を怠ったんで自業自得ではあるけど、ガセネタに引っかかったといえばそれまでのこと。競争状態でスクープを探す仕事に付き物のリスクというか。事後処理が良かったんで、あとは改善策と称して「社内基準を厳格化いたします」とか「報道前に誤報を発見して食い止める仕組み作りを全力で進めて参ります」とでも言っときゃ OK な程度のことでもあった。誰かに迷惑をかけたわけでもないしな。
競争でスクープを拾うってのは考えるだにキツいわけで、できるだけラクに独占的にネタをゲットしたくなるのが人情。てことで各記者さん独自の情報網や、会社の幹部の人脈なんかを育てては利用しますな。ここまでは普通の報道活動として。
もうひとつ、ネタの創作という禁じ手があるわけで。朝日新聞の今問題になってる件ってまさにこれだよね。そういうのって、やってて自分でなさけなくならないもんなのかと。iPS 森口氏やゴッドハンド藤村氏ご本人様たちの行動と同じなんですが。
朝日新聞は「検証不足のネタを出したら結果的にガセを掴まされた形」なんつう見解らしいが、32年間ずーっと外部から疑問を呈されてたのに、今頃そんなそぶりされてもなって感じで。iPS 森口氏のケースと同じだとしたいのはわかった。けど読売と共同はすぐに事実確認して謝罪したが。朝日は謝ってないみたいだね。被害者がいなかった森口氏のケースと違って、今回は日本国全体が損害を被ってきたわけだが。さらにケント・ギルバートの意見では、「その情報をもとに日本からカネを引き出そうと長年投資と努力をしてきた韓国に謝れ」とかww
32年間、たぶん社内ではウソだとずっとわかってたと思うんだけど、そこまで続けるともう感覚がマヒしちゃうのかもな。その環境にいると、誰だってそうなっちまうものなのかもな。
そういや、古館伊知郎が本音を語ったとされるインタビュー記事が出てたな(コチラ。伝聞の形だけど)。古館もネットじゃいろいろ言われてたけど、なんてーかこの人、何か持ってるのかも。トラブル離脱が神タイミングですがな。感覚をマヒさせなかった人なのかも。ただこの人、プロレス中継の昔は社員アナウンサーとして、今はほぼ報道ステーションのみにしか登場しない人としてテレビ朝日の世話になってるんで、記事でも言わなかったことはまだ相当あるんじゃないかと。
ていうか世の中の報道の全部がこの記事で言う「プロレス」(予定調和)なんなら、このインタビューもプロレスなんだよな。インタビュアーは朝日新聞出版社なんで、朝日グループとして何らかの意図あってこの記事を出したってことか。うむー。この状況、どう読んだらいいんだ?
……、
……、
……。
「なんでうちだけ責められなきゃいけないんですか。みんなウソついてるんだからよそも責めてくださいよ」なんて、自社番組の顔を使って逆ギレしてみせたつもりだったのかも。
まーおいらが持った印象としては、時限爆弾で自爆した船から、その一瞬前に古館だけ見事に引田天功しましたな感じだが。
朝日新聞が左がかってるのって、昭和の昔から有名だった。あの時代はそれでよかったとして、21世紀に入ってから時代の潮目が変わり始めたことに気がつかなかったんだろうか。インターネットが普及して、ブロードバンド回線も普及して、世界の一般人が日本と日本人をどう見てるかを、報道のフィルターや商業の「プロレス」を通さずに直接、日本の一般人が知るようになったわけで。
実はこの10年来、日本に何でもかんでも怒って文句をつけてくるのは特定少数の近隣国だけで、大多数の国々の人々は日本と日本人を想像以上に好いてくれてた。左がかりのメディアに限らず、報道の当てにならなさってけっこうバレてきてたと思ってたが。知らぬは本人ばかりなりだったんだろうか。
少数の反日国の言動もいろいろウソがバレてきてた。そのウソをたどったら、出元が朝日新聞だったと。土星の1公転(約30年)以上の、1周32年に及ぶ壮大なブーメランでしたな。
この手の報道のウソって、今はネットがあるからけっこうバレるんだよな。一般人の集合知で、読者や視聴者が自ら検証して、その結果を社会が共有できちゃうんだよな。ああいう手口は通用しなくなったわけで、もはやメディアの顧客ごとに世論が分断される時代じゃないし、ましてや報道機関が民衆を指揮して社会を導く時代でもないんだわ。
しかし時代の潮目を読めば、今回の問題はもっと早くに処理できたと思うが。朝日新聞はかつて、それがとてもうまい会社だったらしいが。
ニコニコ大百科の「朝日新聞」を見ると、あまり上品ではない記述だけど、その変遷歴が書かれてる(上品でないのは、この日記もひと様のことをまったく言えんけども)。
軸のなさをあげつらってる書き方だね。けど時代の流れを鋭く察知して素早く身を翻すってのは、そのときどきのお客が欲しいものを提供するってのは、それはそれで、息長く続く大企業の才覚だと思う。皮肉でなく。
てことは、この新聞社の歴代幹部のみが知る内々のモットーは、「思想の軸があるかのように振る舞うが、それは決して我が社の軸ではない。思想については常に身軽であること。これが我が社の経営の軸である」だったりして。
てことは今回の間違いの元は、いつの間にか自らの本質を忘れてしまって、思想の軸と経営の軸とをごっちゃにしてしまったことだったのかもな。
それに、数年前の「アベする」→「アサヒる」は、報道のウソが通じなくなった時代の潮目を読む絶好の機会だったのにな。見逃しちゃったんだろうな。ああでもこれは結果論か。
まー憶測の積み重ねなんで、かなり精度が低い論理だと思うけど、上に書いたストーリーを考えてみましたよと。と逃げを打っとくw
そして問題がもうひとつ。
朝日新聞がこれから力を失ってしまったら、夏の甲子園はどうなるんだろ。毎日新聞が毎年春夏連続出場?
「上意下達」って「じょういかたつ」と読むんだね。いやー今までずーーーーっと「じょういげだつ」だと思ってたですよ。そこで解脱してどうするww
ことえり の文字変換でも、「じょういげだつ」は「上位解脱」だはw
あーでもgoo 辞書だと「『下達』はげだつ』とも読む」だそうで。「げだつ」でも間違いではないという見解。
ところが NHK の見解 では「げだつ」は間違いとのこと。
安全を見て「かたつ」にしとくのがいい感じですな。しかし脳内でしっかり慣れてしまったものを変えるのって、なかなか骨だよね。
JoyDreamer & Rhi 版『ローリンガール』EFD(English Fandub = 英語で歌ってみた)入荷どすー。
JoyDreamer さんは初登場。今回のコラボの分担は、ボーカルはお二人、作詞 JoyDreamer さん、アコースティックギター Rhi さん。作詞のスタイルは、偶然なのかわからんけど、Rhi 版『ひらり、ひらり』と似てる。英詩をゆったり配置して、日 → 英翻訳の増量ボーナスはあまり利用せず。この方向で日本語原詩に近づけてる形。
はっきりした設定を言わない部分が多いこの原詩、こういう解釈とかあったり。まぁいろいろ取れる詩は、聞き手が好きなように取ればいいわけで。
今回の英訳詞は意味のカギになるところがけっこう直訳だったんで、反訳は原詩ほとんどそのままだったり。けど聴きながら英訳詞を直接読んでると、なぜか「この英作詞者さんはこんな解釈なんだなー」とうっすら読める感じがしたり。ただの思い込みかもだけど。
Rhi さんのアコースティックギター、ほかの作品でもご披露されてるけど、いいねぇ。『ローリンガール』の元歌のアレンジはノリノリ系で、主にその曲調と、謎めいた歌詞との組み合わせがウケてる気がする。これがアコギアレンジになると、解釈にまで影響する感じ。深くまで見えるというか。
JoyDreamer さん Rhi の歌声、天使すなぁ。言葉で説明しようとするのは野暮と言うもの。ここは2つの才能の融合をただ楽しもうじゃありませんか。
げげげ、Rhi さん JBF もやっとったかー。これ入荷せんといかんかなぁもう4バージョンも入れてるんですが。JBF の歌詞、すげー長くて反訳マジで大変なんですが……。と思ったら、日本語バージョンをそのままお歌いになった作品だった。
すげえ。日本語完璧。多少の訛り? ああ、うちの地元訛りのほうがはるかにキてますが何かww
「ほぼじゅびふぉ」でググると今のとこ、1位トップページ、2位うちの本家サイト、3位〜11位ほぼじゅびふぉ各ページ、となってる。9曲ぶんを拾っていただいとるわけで。はじめのうちは3曲ぶんだったのがだんだん増えてきた。
トップページから各ページへのリンクも、各ページ下の隣の曲へのリンクも、全部 JavaScript で作ってある。そのスクリプトはページ外部の .js 書類に入ってる。Google のスパイダーがせっかく来てくれても、ページの HTML ソースを見ただけじゃリンクを読み取れない痛恨の形になってしまってるんですわ。ところが、少しずつだけどリンク情報を持っていってくれてる。
レンタルサーバのおいらのアカウントは、ディレクトリ内のファイル情報を出さない設定になってる(デフォ。設定のいじりかた知らん。ユーザがいじれるのかどうかも知らん)。スパイダーが素の HTML しか読めない場合、公開されてるページから素の HTML リンクをたどる形で調べるしかない。
「数打ちゃ当たる」方式はどうか。各ページのファイル名はどれも長いんで、この方法でファイル名を探るのは効率が悪すぎる。ていうかうちのレンタルサーバに負荷がかかりすぎるんで、この方法は使わないはず(かつて開業直前の Baidu が、恐らくこれと同じことやって問題になった)。
となるとスパイダー、JavaScript を読んで理解してリンクを探り当てたってことか。ソースの文面だけ読むのじゃなく、ブラウザが内部でページを組み立てた後の状態も読むのかな。Google は Chrome もやってるからな。この程度ならお茶の子さいさいなのかもな。侮れんですなぁ。ていうかありがとうスパイダーマン。
まさかとは思うが、スパイダーが検索エンジン的にタチの悪いこういうサイトに当たったら、中の人がページを開いて手作業でリンクを拾うとか? Google ってこの手の作業は全自動だと主張してるけど、例えば YouTube の非推奨や NG 動画の判断は人が目視でやってるとか。この場合「まぁそうなるよな」と理解できる作業内容ではあるか。
iCloud、有名人のプライバシー流出で問題視されてるみたいで。iCloud を運営してる Apple の見解では、システムに問題はなく、利用者がパスワードを盗まれたのだろう、ということらしい。
そもそも流出したらヤバい個人情報をネットなんかに預けるからこうなるわけで。なんて言うおいらも、ネットのある生活が普通になってしまって、怖さを忘れてたところ。
ネットって本質的に危ないものだったよな。ネット自体には管理者や責任者がいないから、基本、自己責任だもんな。
おととしのファーストサーバー事件のとき、ネット越しのサービスにそんなに重要データを預けといて、自社でバックアップ取らないなんてバカなの? と鼻で嗤ってたらそのあと、ファーストサーバーが事件発生前まで、「自分でバックアップを取るよりラクで安全」をアピールしてたことを知った。それが売りだったんだもん、客は信用して、自社バックアップなんて取らなくなるわな。
「クラウド技術はこういう問題を経験しつつ完成度を上げていく、今までの多くの IT サービスのように」というつもりなのかもだけど、そのたびに取り返しのつかない犠牲を顧客に強いるってのはどうなのかと。いやまぁ乗り物の事故だってそうだけどさ、「責めるならほかも責めろよ。なんでうちだけ」なんて子供の理屈でもある。
てことで、おいらはクラウドは今は使わない方針だなこりゃ。貴重な人柱樣方の屍の山がもっとうず高く積み上がってからってことで。
クラッキングや乗っ取られも怖くてな。Mac は安全とか言える時代でもなさそうだし。なんとなく、うちの iMac のオデコにあるカメラ、養生テープで目隠ししてるはww 何もなくても、カメラがこっち向いてると気持ち悪いし。
JubyPhonic 版『CANDY CANDY』EFD 入荷すますたー。
正直この版、歌もインストもいいのに両者の合わせがイマイチというか。ちょっともったいないというか。
『ファッションモンスター』みたいにリブートしてくんないかなぁ。
とか思ってたら、修正版を MP3 配布してたですよ。おおーこれイイではないですか。
けど修正前のを聴いてると、かえって歌い手の癖を読み取れたり。Juby さんの歌唱の癖って、あーなんかマドンナっぽいなーということに、CANDY CANDY で初めて気づいたですよ。"Happiness is now falling from above" の "above" とか、一番最後の "love" あたりが特に。ていうか韻を踏んでるな。
反訳するところは4パラグラフ分しかなくて、この時期の作品では Juby さん独特の深い言い回しもまだ少なくて、かなりラクさせていただきますたww
けど「この単語は毎回悩む」てのがあって。「日本語は多彩だから」というより、きちんと合う日本語がなかなかなくてな。本当に多彩なんなら、きっちり対応する表現がいつも簡単に見つかるはずなのに。どこの国の人も母語が一番堪能なうえに親しみがあるわけで。「自分の言語は多彩」って別にどこの国の人にでも起き得る錯覚なんじゃないかと。
"happy", "happiness"。この日本語訳がなかなか大変で。あと "love" もだな。
"love" は今回は「恋」でいいと思う。Juby 版『ひらり、ひらり』では "love" が3個あって、それぞれに別々の日本語を付けたよ。
"happy", "happiness" のほうは、「幸福」だと固いし「幸せ」だと重いし。濃いんだよ。なんか教条っぽいんだよ。「倖せ」にしたらなおさら濃くなったし。そうじゃねーだろ。もっとサクッと軽い薄味で、表情をモロに連想できるやつねーのかよ。と脳内探索して、今回はカタカナの「シアワセ」で落ち着きましたとさ。
色テーマはマジェンタにしたけど、我ながら「またかよ」と。とはいえ女子っぽいのはこれが無難だったり。そういや「クノイチでも恋がしたい」は主人公のベースカラーから、どう考えてもショッキングピンクかマジェンタなんだよな。けどそれじゃ安易かなーと思って、敢えて次点の色のシアンにしてみたり。こういうのは必死に考えても迷うだけなんで、最近はサムネ画像の色調に合わせたり。そうすると "CANDY CANDY" はなおさらマジェンタだろと。なんだか敗北感にまみれてたり。
きゃりー EFD はこれで全部かな。そしたらカゲロウプロジェクト EFD かぁー。そういや「夕景イエスタデイ」の反訳、最初のあたりは我ながらよくわからん出来になってたけど、カゲプロの設定や英語表現をいくらか調べてマシにしときますた。
さらに、JoyDreamer 版 JBF も追加。これで5本目だよ JBF。「またお前か」状態だよジャスビーフレン。この曲、歌詞が長くてなー。"CANDY CANDY" でラクしたからちょうどいいか。
しかしこれ EFD の課題曲なのかよw 人気ありすぎだろww それにしても JoyDreamer さんの歌声、やっぱし天使すなぁ。
JBF の収録がめんどい理由って、「歌詞が長い」のほかに「歌詞が横にも長い」もあるんだよな。原詩も。英訳詞も。反訳もw うちのサイトの幅に収まるよう、かつ詩や反訳の雰囲気を壊さぬよう改行を入れてくんだけど、これがやたら多くてww
従軍慰安婦の強制連行が誤報確定ということで、韓国は今大変なことになってそうな気がする。国や国民にとって、ほとんどアイデンティティになってたことが突如消滅の通告だもんな。「今さら『はいそうですか』ってわけにいくか!」なんて感じで大変だろうなーというのは想像できる。その一方、このことについての北朝鮮と中国の反応はどうなんだろ。まったく反応がない感じだけど。
北朝鮮も、従軍慰安婦ウンヌンの話に乗ってた立場だったと思ったが。ただ、あっちが日本人を拉致したのは事実で確定だからな。文句を言いにくくなったかな。そういや少なくとも拉致を認めて以来、北朝鮮が従軍慰安婦がどーたらで日本に文句言うのを聞いてないような。
あと、今あの国は日本と水面下で交渉中みたいだからな。たぶん、経済を立て直すには日本との国交と貿易が必須と踏んでのことじゃないかな。小泉政権のとき拉致の事実を認めたのは、そこらへんのエサを目の前にぶら下げられたからだった。けど思惑とは裏腹に、日本国民はあの国を許さんぞな展開になってしまって、北朝鮮側の成果はボウズだった。ていうか損しただけ。国民主権の国は専制君主の国の常識が通じなくてよくわからんってのも学んだろうし。前回と同じ轍を踏まないよう、かなり慎重になってるかと。
とりあえず「日本の国民感情を損ねたら交渉がアウト」というのはわかってると思う。日本の国民感情が、反日国に遠慮なくなってきたのもわかってると思う。てことで、韓国が今あの誤報で揺れてるのに、同じ被害に遭ったと主張してたのに、北は今ダンマリを決め込んでるんじゃないかと。
中国はどうなのかと。従軍慰安婦の件じゃなく、南京大虐殺の話。日本軍が大量破壊兵器なしで30万人を殺したっつう、超常現象な内容で日本を非難してきてるわけで。次は南京大虐殺が覆されるんじゃないか、と警戒してるんじゃないのかなと。
とりあえず従軍慰安婦誤報について、中国は静観の構えみたいだね。そこらがね、慎重になってるっぽい気がして。おととしあたりの中国なら、韓国と一緒になって日本に文句を言ってきてたろうなぁ。
ただ小室直樹の著書「ソビエト帝国の崩壊」の受け売りだけど、共産党政権って絶対勝てる戦争しかやらないそうでして(本ではソ連のことだったが)。だとしたら中国は今、日本の押さえ込みに動くんじゃなく、日本優勢と見て口を出さないってことかもな。まー今の政権の日本を押さえ込もうといろいろ頑張ったけど、ここ2年、だいたい全部返り討ちや自爆だしな。
ただ南京のほうは一報道機関の単なる捏造や誤報じゃなく、東京裁判でその話が出て、よく事実確認をしないまま日本側が呑まされたものらしい(そのときの被害者数とされる数字はもっともっと少なかったそうな)。東京裁判の内容が否定される可能性ってのは、中国だけでなく、旧連合国の各国においても捨て置けない話なんじゃないかと。
あーでも東京裁判が絡むのは「南京大虐殺があった/なかった」だな。そのあと被害者数をありえないほど爆増させたのは中国単独だな。とりあえずはここを論点にすればいいのかな。
『千本桜』EFD、追加で2本入りましたですよ。両方とも初登場のкran さんの作品。リンクは "Senbon Zakura", "Senbon Zakura ICBM remix" だす。
同じ英訳詞なんだけど、ICBM remix のほうは1パラグラフのみ日本語でそのまま歌っていらっしゃる。これがまた完璧でして。ニホンノミナサンニゼヒキイテホシイデースとおいらが思ったw んでフル英訳版(インストはオリジナルと同じ)での通しの歌詞も必要だろってことで、2本とも収録と。まーこの歌の歌詞はストーリー形式じゃないんで、1パラグラフくらい入れ替わっても全体として大して違わない感じはあるけど。先に収録済みの LucyHasYou 版の英詩の意味は原詩とまったく違ってて、もはや訳詞じゃないしな。
とはいえкran さんの詩の意味は原詩にかなり忠実なんで、やっぱしフル英詩版のご紹介も必要かなと。
日本語の発音があまりにも完璧なんで、この人はおいら日本人だと思ってしまったわ。同じ考えの人もいらして、YouTube の動画ページのコメント欄に「Japanese?」と出てた。その返答は「Gaijin desu」。笑ってしまったww кran さんのブログによると、香港在住のフィリピン人だそうで。 YouTube のコメ欄ではフランス語も学んでるそうで。英語の発音もキレイで、英訳詞じゃおいらまったく知らんかった難解高度な単語を自在に多数使われてる。語学センスすごくおありなんだな。マジ羨ましい。
ICBM リミックスの枠の色を何にしようかなといろいろ考え込んでしまって、ついにというかピンクにしちゃったー。JubyPhonic 版『ひらり、ひらり』オンリー状態だったのが解除。あーなんか呪縛が解けた気分。
あともうひとつ、rachie VS JubyPhonic 版『おこちゃま戦争』も入荷すますた。子供同士の口ゲンカの曲。ものっそ笑えるww rachie さん JubyPhonic さん、両者とも遠慮なく炸裂しとりますですよ。曲構成とお二人の技で笑いが止まらんwww てことで rachie "VS" JubyPhonic となっとるわけで。つか『クノイチでも恋がしたい』と同じく息ぴったし。共同の英訳詞、相手をバカにした「はーい はーい はい はい」が "Right, right, right, right" で、かなりシンクロさせてきてたww これをまた両者とも失笑気味に歌ったり。あ゛ーむかつくぜ まーぢむかつくぜww ラスト近くの "be me" も原曲以上にキマってたりwww
あと rachie さんの得意技は、ときどき披露してくれる、オトナなカッコイイ歌い方。クノイチでも母さんのセリフを無駄に上品にw歌っていらした。『おこちゃま戦争』でのそれは、冒頭の荘重な部分。やっぱし無駄にカッコイイwwww
反訳で困ったこと その1。テキストの英訳詞が一部抜けてたこと。Juby さんは YouTube の動画ページの投稿者コメント欄でテキストで英訳詞を出してくれてて、いつも助かってるんだわ。ところが今回、肝心のというか見せ場のというかの、両者がドババーッとそりゃもう凄まじい勢いで悪口をぶちまけあうところがほとんど抜けてて。幸い動画上に英語セリフが出てて、一時停止かけながらポチポチと書写しましたですよ。これがもうマシンガントークなもんで、なかなかの分量でw まー歌い手さんによってはテキスト歌詞を出してくれないかたもいらして、そんなときはこんな感じで全文書き取りするよりほかなかったり。それよりはラクではあったけど。
反訳で困ったこと その2。"middle class" という言葉。原詩では「ブルジョア」に当たる場所でして。Mac の辞書だとおいらの理解どおり「中産階級」の意味だし。英訳詞の意図を読めなくて悩んだですよ。
ググってもっと調べたら、昔の言葉での "middle class" とは、王侯貴族と庶民(労働者・農民)との間の資産家階級、つまりブルジョアのことだった。へぇー。
今の世の中じゃ一応みんな平等だし、王族をいただく国でも貴族なんてもういないだろうしな。たぶんそれで "middle class" という言葉は再定義されて「中産階級」になったんじゃないかと。
動画は公式 PV なんだけどさ、流行りのスタイルというか。方式的には紙芝居型というか。しかしあの手の動画を作るセンスってどうなってるんだと。どうやったらあんなにカッコイイ動きを考えつけるんだと。どれもモーションブラーがキレイに出てるんで、特定のソフトを利用してるんだなーってことまではわかる。Adobe AfterEffect ってのがそれなのかな。んでまぁそれができる特定のソフトがあるんだとしても、どうやって編集の構成を段取ってるんだろ、と考えると、もう全然わからん。
『おこちゃま戦争』PV でははじめのほうで、3D モデリングのアニメーションもやってるね。あれは Art of illusion でもできそうな気が一瞬した。あの映像クオリティは AoI で充分いける。けどモデルの作り方がよくわからん。オブジェクトを曲げたり伸ばしたり切った貼ったで手作りするには形が複雑すぎ。やればできるだろうけど、3D アニメーションを担当された方はそんな手間なんかかけず、手早く作ったはず。PV のせいで肝心の曲の公開が遅れたら本末転倒だからな。
文字やロゴを 3D モデリングソフトに取り込んで、円断面の立体オブジェクト化、かな……。
まず平面オブジェクトを作って、それを円断面になるよう膨らませるってか。ロゴの形の平面オブジェクトを作る時点で、既においらの AoI の腕はあやふや。ここができたとして、長方形断面の立体化は「押し出し」ツールでできる。それを均質に丸めるのは手作業じゃ無理で、自動制御で一気にけりを付けなきゃなんない。
平滑化? でも丸断面になるまで平滑化で持っていくと、残したいところまで消えてしまいそうな。やっぱしわかんね。Procedural 3D かなぁ。けど手順がわかんね。
知ったかぶりってさ、バレるとバツが悪いよね。ウソや受け売りがバレたときと同じというか。
いやさ、相手が知ったかしてるのがときどきわかってしまうときがあってさ。そのまま聞いてるとだんだんムカついてくるんだよな。
と言いつつ、おいらもついついやってたりとか orz
というのをかなり前に自分で気づいて、なるだけ知ったかぶらないようにしようっと、とやってきたつもり。したらどうなったか。
いい面での実感は特にない感じ。悪い面での実感ばっかし。だからって知ったかさんに戻るのもなぁ……。
あと持論にこだわる人とかもな。持論で自らを律するのは好きにすればいいけど、他の人に押し付けるやつって何なんだと。この手合い、うまくいかないのは全部相手のせいにしちゃうんだよな。御都合主義というやつでして。持論で説得できるのは持論の持ち主だけってことをお分かりじゃないわけで。てことで、うまくいかないからってますます押し付けてきてますますうまくいかない、という暗愚堂々巡り。相手に逃げられて、ようやく自分の側に何か間違いがあったと気づけばいいほう。大抵は「逃げたやつが悪い」で片付けるかと。で、どっちにしても自分の側でどこでどう間違ってたかは永遠にわからないと。
いやさ、おいら最近この手合いから逃げたんだわ。ケンカしたくないんで調整中でさ。その間に、ちょっと面白いなと思ったこと。逃げたことをこっちからは全部自分のせいにして話をしたら、向こうは態度軟化なんですわ。その前の面影なく。てっきりここぞとばかりに乗っかってきて、もっとひどくされるかと思っとったら。こっちとしては、そんなダメージを食らってでも脱出しようと決意してたんだわ。肩すかしというか。
でも先方はまだ持論を展開。持論を守るために持論展開。つまり言い訳。落ち着いてどっしり構えて、穏やかに言い訳。見た目の説得力はある。話の内容も一見それっぽい。けど前提がおかしいんで聞くに値しない。おためごかしがバレてる。「こうすればあなたはこうなれる」とかまた変な方向に知ったかぶって。前は言われたようにやってもいちいち攻撃してくるばっかだったろがと。このあとそっちに戻ったりしたら、これ幸いとばかりに元の木阿弥にされるんだろうなと。
あと、本人としてはきっと贖罪も含めてるつもりなんだろうな。言い訳を混ぜてるうえに謝ってもいないんでノーカン扱いにしてるけど、余計なプライドが高いご本人にすれば、これが精一杯なんだろうとも思う。可哀想に。
的外れのご講釈を延々と聞き続けるのは苦痛(言い訳とわかってるんでなおさら)だったけど、耐えたw これぞ聞き上手スキルww(相手が気分よく演説するのを我慢して聞き流すだけ) んで相手が言いたいこと言って落ち着いたところで、下でに出つつこっちの現状を一言だけ伝えてみた。言った後に気づいた。ご講釈の内容を土台から崩しちまったww チープな見解に知ったかブーストかけた程度で間に合うほど安易な事態ではない、ということは先方にご理解いただけたかと。
これも、知ったかさんにナメられた事例かな。
JubyPhonic 版『テロル』入りますたよ。入稿時点で、動画公開の5時間後だったですよw たまたま Juby さんの YouTube アカウントを見たら公開直後だったんで、すぐさま反訳を始めて。
原曲ともども聴いて、ちょっと思ったんだわ。ポジティブ思考を説く人生・青春応援歌な歌詞って、けっこう日本独特なのかもなと。Juby さんの EDF だと『神のまにまに』がそうだな。『アメリカ』もそれっぽい。
J-POP ってそういうのが多い気がする。その源流は……バブルあたりの『愛は勝つ』とか "TOMORROW" とかかな。大事MANブラザーズの『それが大事』とか。はっぱ隊とかww 人生指南といえば長渕剛はどうかと。んー、説教っぽいか。近いけど聞き手への目線の高さが違うというか。
とか考えてたら、もっと源流は演歌・歌謡曲な気もしてきた。『浪速恋しぐれ』は夫婦愛の歌だけど、歌い出しから「芸のためなら女房も泣かす それがどうした文句があるか」だもんな。ニョウボが許してくれれば人生これでいいのだ的な。もっと遡ったら、水前寺チーターが人生はワンツーパンチとっくにやってた。
英語圏のポップスもこういうのありそうだけど、あんまし聞かないような。んー、ストーンズで何かあったような。"Mixed Emotions" だな。
おお、それっぽいな。でもこれ「ふさぎ込んでないで遊びにいこうぜ」って曲なんだよな。人生・青春応援歌ともちょっと違うような。あーでも見方にもよるか。うーん、そういや日本のそれ系の応援歌ってさ、「頑張れ頑張れキミはやればできる。じゃあ実行と結果は自己責任で」って感じでな。煽るだけ煽っといて。芸術は人を動かすものだけど、そこから先の面倒までは見てくれないのだ。"Mixed Emotions" はその点、歌詞内でだけど無理に連れ出そうとするとこまで描写してる。その意味でも応援歌とは言えないかも。
シンディ・ローパーの "True Colors" も応援歌といえば応援歌っぽいかな。かなりゆったりで静かなバラードなんで、ここで挙げてるのとは毛色が違うけど。むしろ慰め曲だね。
ていうかシンディ、2nd アルバム収録のこの曲で、日本での人気を固めたんだよな。アメリカ本国ではこのあとしばらく低迷期に入ってしまったが。久々リリースの 3rd アルバムは全曲ラブソングで、もうこの手の人生関係の曲はやめにしたのかも。ただ 3rd は名曲が多くてな。"Unconditional Love" はカバーが複数出たような。
向こうじゃ人生・青春応援歌はあんましウケないのかもな。ウケないというか、もしかしたら未開拓の可能性もあるわけで。J-POP やボカロ曲が数で押せば、もしかしてこの方向から海外シーンに影響与えちゃったりしてなw 個人的にはこの手の曲ばっかだと暑苦しいがww
あ、"PON PON PON" も実はそういう歌詞だったっけ。呼びかける対象が「君」じゃなく「あたし」なのが特徴的。元の詩では主張をボカしてる感じだけど、EFD では皆さんともデフォのカスミを吹き払って、この曲の本質をむき出してしまってるwww
一方おいらがかねてより変わらず愛をダラダラと捧げ続ける ZZ TOP 様は。
最高すぐるwwwww
気がついたら昨日の『テロル』入稿で40曲目だったわ。立ち上げ時の17曲から在庫が倍以上になってまあまあ。そして ほぼじゅびふぉ を立ち上げて1カ月以上経ってた。在庫が多くなったなーと思いつつ、汲めども汲めどもでもあったり。向こうの EFD 熱ってすごいんだなーと身を以て実感することしきり。
そして今日は2曲追加。どっちも JubyPhonic さんで、『誰でもいいから付き合いたい』『ローリンガール』。
『誰でもいいから……』は反訳がかなり簡単そうでさ。曲の長さが1分ちょいしかないし、繰り返しフレーズが多いし、内容も単純だし。実際楽勝だったすよ。いつもは辞書や検索で単語や成句の意味を調べまくるんだけど、この曲では1回だけだったですよ。そのくらい余裕なケースで。
1回だけ調べたのは "kicking in the teeth"。って何だそりゃと。「歯に蹴り入れる」??? goo 辞書によると、a kick in the teeth「ひどい扱い;突然の失望.」だった。了解そういうことかww 反訳では「残念な状態」にしといたよ。英語の成句ってワイルドだなぁ。
この曲は Juby さんも流して歌ったっぽい。変に歌唱テクを盛り込むより、こんな感じで歌うのが合ってる曲かもね。でも SE にはこだわりがちょっと見えたりw 詩では、最後の1文をちょっとひねってきたのはさすが。あまりにもなんもしないのに気が引けたのかもww
でもニコニコの本家は73万再生っつうかなりの人気曲だったりするwwww
『ローリンガール』のほうは、こっちでは Juby さんの実力をちゃんと拝めますww 先に入れてた JoyDreamer & Rhi 版(アコースティックギターアレンジ)の落ち着きぶりと打って変わって、原曲のオケとファン PV を使用。トンガっとりますなー。曲ってアレンジが違うとこんなにも雰囲気が変わるのかと。解釈は、PV の解釈に合わせたんだね。JoyDreamer 版の英訳詞と、どっちのほうが救いがあるかねぇ。見方によるかねぇ。
英訳詞内に2回 "hidden under cover" という表現が出てる。なんでまた重複表現したんだろうなーとか思っとったら、その文末の韻を日本語原詩に合わせてた。てことで、反訳のその部分も原詩・英訳詞に沿わせましたですよ。こういう創意になるだけ応えたくてな。応えられなくてスルーしちゃうときが多いけど。気づかないでいるのもきっと多いんだろうな。
今日で収録数42曲。ほんと汲めども汲めども……。向こうじゃこんなに盛り上がってるのに、内容もハイレベルですごく楽しいのに、ネタ提供元の日本であんまし知られてないっぽいのがもったいないよな。
ボカロ曲を聴くのはまぁボカロ曲のファンなんで機会が多いけど、歌詞とその意味や背景・展開をしげしげと読むってのは今まであんましなくてさ。J-POP がそうなのかなーそれに倣ってるのかなーという風潮的なものに気づいたというか。
女性の一人称、最近は「僕」が普通なのかな。『アンサー』は公式 PV を見るに、明らかに女性の独白なんだよね。けど「僕」なんだよ。とはいえ、この曲の元になってる "Just Be Friends" でも一人称は「僕」。こっちの PV では、主人公は男性らしい。けど取り替え可能になってるわけで、うちで収録してる EFD は5曲とも女性ボーカルだったり。まあ JBF のオリジナルのボーカルは巡音ルカだしな。そこらあんましツッコんで考えるのは野暮なだけかも。
『おこちゃま戦争』の登場人物は兄と妹。で、兄の一人称が「オレ」。妹の一人称が「ボク」。この曲の反訳してて理由が少しわかったような。「オレ」「ボク」は2音節なんだよな。3音節の「ワタシ」よりも互換性が高いんだよな。日本語歌詞は意味1個あたりで音符数を多く占有してしまうんで、1音節少ないだけで有意に自由度が増すしな。まーそういう理由でこうなってるんじゃないかと思うが。実際の理由はどうなんだろ。
そういや宇多田ヒカルの "First Love"。たぶんおいらが今まで買った唯一の J-POP アルバムだと思う(J-POP という言葉が生まれて以降買った唯一の邦楽アルバム)。あ、ウルフルズも買ったことあったわ。それはどうでもよくて、 "First Love" 発売は2000年頃だったっけか。その歌詞内で、二人称がけっこう「キミ」でさ。なんだか女性が彼氏を「キミ」と呼ぶのって違和感を覚えたもんじゃった。実生活で男性がカノジョを「キミ」と呼ぶのもなんかアレな感じだけど。
けどそれまでの女性視点の曲の二人称ってほとんど「アナタ」だったわけで。「ワタシ」の3音節とうまく合ってるわな。けど「キミ」って「アナタ」より雰囲気がサラッと軽くてな。今じゃ J-POP では「キミ」を使うのもたぶん普通になったってわけで。女性の「ボク」もその流れなのかもな。音符資源の節約で、主流が3音節から2音節に変わってきたってことかも。
昭和感覚の世代の人にとっては違和感あるかもだけど、若い人にとっては、きっとその言語感覚は普通の範疇なんだろな。今は歌詞限定の用法なのかな。それとも若い人たちの実生活に普及し始めてるのかな。言語ってけっこうこういうノリで移ろっていくものなのかもね。
ほぼじゅびふぉ を自分で使って不便に感じたこと。動画窓で曲を再生しながら歌詞をスクロールして追っていくと、動画窓が画面外に出て見れなくなる。どうにかするアイデアはあるけど、作って仕込むのめんどくて。しかも既存42ページ全部を加工しなきゃなんないわけで。ああーなんでもっと早く思いつかなんだかなー。
東京じゃデング熱騒ぎが起きるほど、蚊が隆盛の暑さなんだね。こっちじゃコオロギが鳴いてるですよ。秋でございますですよ。昨晩の中秋の名月は美しゅうござんした。根性ある蚊はまだ少し飛んでるけど。
コオロギで思い出したこと。「コオロギの音を処理する脳の部位は、日本人と西洋人とで異なる」とかときどき聞くけどさ、さも事実みたいに言われてたりするけどさ、ガセじゃね? その話によれば、西洋人は右脳で処理するから雑音にしか聞こえない、日本人は左脳で言語として処理するから美しさを感じる、とか。そうなるのは、日本語の音韻が独特だからだ、とか。
まー日本語の音韻感覚がユーラシア大陸の多くの言語とかなり違ってるのはわかるが、はたしてそれが、大脳内で虫の声を処理する部位が全然違う、てとこまでの違いを生むもんなんだろうか。
調べると、言い出しっぺは角田忠信博士の「日本人の脳の研究」というもので、発表は1978年らしい。
記憶ですまんけど、四半世紀ほど前だからバブルのあたり、おいら品川嘉也(故人)という大脳生理学者の通俗本を読んだんですわ。当時はもう CT スキャンが普及してて、件の説を検証してみたことが書いてあった。結果、「説は正しかった」とはっきり言い切れる証拠は掴めなかったと思った。「正しい」とも「違う」とも言い切れない、微妙な結果だったと思った。なにぶん古い記憶なんで、間違えてたらスマンす。
最近、巷で妙にこの説を聞くようになった気がしてさ。もしかしたら後年、より高精度な研究で証拠を押さえたのかなと思って。
それとも、単に話だけ最近広まってきたってだけなのかな。
なんかさ、日本の文化が、秋の虫の音に季節を感じて愛でる文化だってだけのような気がしてるよ。物心つく前からその文化にどっぷり浸かって育つんだもんそりゃそうなるわな、というだけのような気がする。例えば、女性のうなじに色気を感じるのは日本独特らしいね。けどこの場合は「日本人の感性は面白いなー」とはなっても、「大脳の部位が」とかの話になんないでしょ。
まーあと、アフリカのどこかの文化で、小さい頃に耳たぶにピアス穴を開けて耳飾りをそこに入れて、年を取るごとに耳飾りを大きくしていく、というのがあるよね。成人して、耳飾りが大きいほど美人・美男子と見なされると。アジアでは似たような発想で、幼少から耳たぶに重い耳飾りを下げて、耳たぶが長いほど……という文化もあったと思う。前に『世界ビックリ人間大集合』みたいな、いかにも昔の日テレなバタ臭いバラエティ番組で見たから間違いないww んで、それと何が違うんだと。
虫の音に情感を覚えるのが日本人といっても、ハチやアブや今話題の蚊の音で気持ちが和む人とかたぶんいないでしょ。本当に脳の構造でそうなってるんなら、ハチ・アブ・蚊の音でも日本人は否応なく風情を感じてしまう気がするが。おいらはまったくそうはならんが。その方向でも、なんだか御都合主義の香りが漂ってるような。
あと、件の説では原因を日本語としてるけど、日本文化の別の要素の影響をきちんと排除して立てた説なんだろうか。日本語と日本文化って完全に1対1のセットなわけで。例えば、海外の異文化で日本語が日常語の地域はないわけで。日本文化だけど日本語ではない、なんて地域もないわけで。日本語とその他の日本文化を切り分けてこの説を研究するのって、なかなか難しい気がするが。
てことで、おいらはこの話はまだヨタ話レベルだと思うっす。まだ受け入れる気ないっす。
余計なお世話なんだけど、最近は外国のたくさんの方々が日本を好きになってくれて、日本語を自ら学ぶ方々が多いじゃないですか。
んで件の説。仮にこの説が正しいのだとして、これって気持ちの話じゃなく、幼少期の脳の機能形成の話なんで、人生の途中から日本語を学び始めた方たちには会得しようがない感性ってことでして。現時点じゃまだ大した証拠もないのに、そういうありがたい方々を無駄に悲しませるものなんじゃないかって気がしてさ。
スタジオジブリがしばらく作品を作らんとかいう話、お盆前には出てたよね。『思い出のマーニー』すごくよかったんだが。あれでも赤字なのかい?
制作現場はまだまだ手作業が多いみたいだね。高コスト体質ってことで。質を落とさず大幅コストダウンする道がまだ見つかってないのかな。今はさすがに「セルに線画を描いて塗料で色塗り→フィルムにコマ撮り」はなくなったはずで、ここらは全部電子化して安く早く化できてるはずだが。それでも間に合ってないのか。
一方、ハリウッドのアニメってほとんど全部 3D CG 化したと思う。日本でもフル 3D CG アニメ映画が出始めてる。今公開中の『ドラえもん』の映画もそうだし。手描きアニメって、ミニチュア特撮みたいに衰退していく運命なんですかねぇ。
つか日米とも 3D CG アニメでちょっと不満というか、もう言い訳できんだろというのがあって。それはカメラワークの退屈さ。
手描きの 2D アニメならイラストや絵画を鑑賞するノリがあるから現状でもいいとして、3D モデリングのアニメって客の意識が実写寄りになるわけで、ならカメラワークは実写並みに凝れるだろ。なんてそこが 2D アニメのまんまなのかと。
実写映画の CG VFX は、実写パートと合わせてもまったく違和感ないのにな。あれは撮影現場のカメラに位置や向き、レンズ設定のセンサーを取り付けて、3D 仮想空間に反映させてるわけで。数値の客観的データが残ってるんだから、そこから学べばいいわけで。なんなら特定の映画のカメラワークを再現させてパクるってのもできるわけだが。モロパクリじゃなくても、それをひな型にして作れるわけだが。なんでやんないんだろ。
もしそれが実現すれば、実写映画のカメラマンもいずれは、アニメ作品のクレジットタイトルにカメラマンや撮影監督として名前を出すことがあるかもね。
アニメの魅力って「絵なのに動く」ことだと思うんだ。そこへいくと 3D CG アニメは人が描いた絵じゃないだろと。かといって実写でもないという、まったく新しいものだったりして。絵のアニメも 3D CG アニメもそれぞれ別個の表現手段として発展していってほしいもんだけど、絵のアニメが 3D CG に駆逐されそうなのがちょっと心配。
人形を使った立体アニメーションは、映画の SFX じゃ 3D CG にやられて絶滅しちまったな。日本の第一人者の真賀里文子は現役らしいけど、最新作はどこで観られるんだろう。
朝日新聞社長の謝罪記者会見がありましたな。原発事故の吉田調書と、従軍慰安婦の吉田証言の誤報について。
一方、レスリングの吉田沙保里がまた金メダル獲得。
豪華吉田さん尽くしの一日でしたなぁ。
ほぼじゅびふぉ 各ページ、動画を見ながら歌詞を追えるように改造しようと思って。
簡単に考えてたら、けっこうめんどくて。どうもうまく作動せんくて。うむー。
だから、
こうじゃないだろ。
朝日新聞、任天堂にも謝罪したんだな(ソース)。
内容は原発の吉田調書や慰安婦の誤報より軽い感じだが。任天堂に具体的な損害も与えてはいなさそうだし。
こういうのってどの新聞でも、当事者にだけ謝って世の中にはホッカムリで通しちゃうのが普通かと。と、朝日新聞はそう対処したわけで。
んで今あらためてツッコまれ、世の中に対して間違いを公表・謝罪させられる羽目になったと。
朝日新聞、今は何をどう言ってもやってもボコられてるけどさ、ある意味、今がチャンスなんじゃないかと。
仕事を長年やってるとさ、やらかして「まずいよなー」と思いつつ、隠したり放置してたりする案件っていろいろ溜まってくるじゃないの。今それみんな蔵出しするチャンス到来ですがな。
んで、一気にリセットで身軽になってはどうでしょうかと。
とりあえず、今年の夏の甲子園が無事に終わってからでよかったね。これもラッキーでしたな。
これからしばらくは誤報の謝罪が続くんだろうな。朝日に限らず。食品業界では今までそうだったよね。異物混入に産地偽装。食材偽装は何回かあったな。あーでもあれってマスコミがネタに群がるから次々と暴かれていったんだよな。今回はマスコミ自身が対象だからな、展開が読めないとこもあるな。今は朝日を叩くだけ叩いて、他社に広がりそうになったら業界が一致団結して火消しを始めるって感じかな。
遅きに失したとはいえ、間違いを認めて謝罪したこと自体については、一定の評価をしたほうがいいんじゃないかとも思う。先方に「この行動でよかった」と思ってもらえるほうが、のちのちの暴発を防ぐことになるんじゃないかと。敵に従わされた上に、従ったことでまた文句言われるってのは無駄にツラいもんで。自業自得ではあるけど、従う意味を見出せなくなると、暗い感情のほうが勝ってしまうことってあるからな。
謝罪を受けるほうは、リスクマネジメントのやり方で対処してはどうかってことで。ヤバい内容でも、報告を受けたら報告してくれたこと自体に感謝する、というやつ。報告しやすい空気ができて、以後、リスクが小さいうちに対処しやすくなると。
「相手が非を認めたらここぞとばかり叩く」を実際にやってグダグダになってしまったのが、北朝鮮の拉致問題。向こうは日本との国交正常化が欲しくて、拉致の事実を認めて謝罪した。結果は、日本の世論になおさら叩かれた上、国交正常化がむしろ遠ざかった。向こうの視点じゃ損しただけ。当然ヘソを曲げてしまって、拉致問題は膠着状態に陥った。やっと交渉が再開したのは、向こうの国家代表が代替わりしてから。10年かかった。
ということで、ということでもないけど、朝日新聞さん、自らの非を認めて謝るのは正しい行動ですよ。そのまま溜まったものを全部出すと、再出発しやすくなりますよ。
ほぼじゅびふぉ 改良すますた。
各曲目のページに「 歌詞スクロール (クリックで切り替え) 」っつうのを追加。この文字をクリックすると、歌詞の領域が上下に狭まって、スクロールで見れるようになります。これで、EFD 動画を見ながら歌詞を読めるようになったと。元に戻すには、同じところをクリックだす。
スクロールスイッチをフチ枠ランナーで囲うようにしたもんだから、table のレイアウト全とっかえになっちまって。いやーきつかった。マジ吐きそう。
さらに、右端にスクロールバーが入るぶん、歌詞の幅を詰めたんだわ。折り返して。したら縦にも横にも長い JBF が大暴れ。しかも5本 orz
一緒に、気になってた細かいところも修正して。現状の全42ページを何周したことやら……。
こういうの、CGI をやれるとかなりラクチンになるはずなんだよなぁ。JavaScript でもできないことはないけど、作るのもレイアウト変更するのもややこしくて面倒だし。そういうページだと検索エンジンがなおさら拾いにくくなるし。あんましいいことないんだわ。
そして……、
サイト容量いつの間に 4.15MB にまで……。(調べ中)そうかー飾り画像だけで 3MB だったのかー知らなんだよー。1枚ずつはちっさいけど枚数多いもんなぁ。
エボラ出血熱がアフリカでさらにヤバいことになってるそうで。
このニュースが出始めた頃は、八戸なんて国際空港からめっさ遠い田舎だから、国内パンデミックで東京とか全滅してもこっちは全然ダイジョブと余裕かましとった。
代々木公園の蚊のデング熱。我が青森県、東北最速で感染者が出ちまった。全然ダイジョブじゃねえよ(汗)
そういや東北本線が八戸の市街地からめちゃめちゃ遠いところを通って、八戸駅(旧 尻内駅)もまた街から遠くなってしまったのは、鉄道をよくわかってない当時の八戸人たちが、「泥棒と疫病が入ってくるから」と街なかへの誘致に消極的だったかららしい。それ聞くたびに「なんてバカなことを……」と思っとった。
今や新幹線で、ほぼリアルタイムで本当に疫病が来ちゃう時代ってことか。そして今の八戸でもご多分に漏れず、市街地は往時の活気を失い、人々はばらけて住んで、主にクルマで市内外をいろいろ走り回って暮らしてる。もし疫病が来たら、どこで感染するかわからなくて、自分じゃ防げないってことで。
「疫病が来るから」と駅を街から遠くしたのは、エボラ騒ぎの今になってナイスアイデアかと思いきや、そんくらいじゃ大して変わんなそうな時代でもあったり。
この主張、何言ってんだ?
朝日が認めたからといって東電職員が逃げなかったということにはならない
内容から引用。
馬鹿な朝日新聞の木村社長があっさり吉田調書の誤報を認めたものだから政府や東電の回し者は喜んで朝日たたきを繰り返す。愚かだ。朝日は誤報だったかもしれないが、だからといって被ばくを恐れて逃げた東電職員が一人もいなかったという証明にはならない。死んだ吉田所長一人の証言だけでなく、いまこそ当時の民主党政権の関係者や東電幹部、職員全員を呼びつけて、安倍政権は、東電が逃げようとしたのかしなかったのか、検証して、国民の前で白黒を示さなければいけない。
焦点ボケボケのこの文章を何回か読み返して、ようやく少しわかってきた。せっかく吉田調書が公開されたんだから、朝日新聞叩きだけで終わらせるなってことだね。んでこの人の提案は、「現場職員が一人として逃げなかったかどうかの検証」なの? 「本当はちょっとくらいは逃げたはずだ」なの? それを今さら検証して何になるんだろう。その意義がわからん。
あーなんかこの人、原発事故現場と東京電力幹部とを混同してないか? 現場は悪条件の中、ベストを尽くして仕事してくれたわな。だからチェルノブイリにならずに済んだ。結果で見て、あのとき必要な人材は確保できてたんじゃね? ただ、そのときたまたま居合わせた下請け・孫請けの建設関係あたりは逃げたかもね。それで正解かと。原発の構造や原理、核物理学あたりを押さえてない人がそこにいたって邪魔になるだけだべ。知識のなさから無駄に被爆したかもしんないし。
東京にいた東電幹部が逃げ腰だったってのは有名だね。現場に全員撤退の命令を出して、命令なんで吉田所長は形だけ全員に通達したけど、所長以下、現場職員の皆さんは留まって頑張ってくれたそうな。イレギュラーな事態のとき、現場を知らんのに権限だけ持ってる人ってトンチンカンな命令出すよなー。あのときもそれだったのかもね。
んで今回の文章の人、どうもそこらの分別ができてないような。情報も足りずに、思い込みで書いてるような。朝日新聞の釈明であったべ。「思い込みで書いて誤報になってしまった」と。そういうのダメなんだってば。この日記みたいなどうでもいい個人ブログならともかく(← 自分だけはしっかり予防線w)、なんでこんな程度の低いものが YAHOO! ニュースに出てるんだ?
最後は主張の繰り返し。その形式はいいとして。
だから安倍政権はこれ以上吉田証書の再検証は行わないだろう。朝日たたきや管民主党政権たたきのの道具で終わらせてはいけない。吉田調書を公表した以上、この際、東電職員が逃げたか逃げなかったか、を徹底的に調べ上げてみろ。それができるかということである(了)
どうでもいいけど、まともに校正を通した文章ではないことはわかった。出版品質ではないね。「吉田証書」とか「『管』民主党政権」とか「たたきのの」とか。文章の最後のほうで、頭に血がのぼってるのもわかった。
〆の「それができるかということである」って、その できる/できない を判断して、ほんと何をどうしようってんだろ。そこを書いてないから、この文章からはどうにもその主張の意図が見えてこない。申し訳ないけど、ただ「偉いヤツらと愚民どもオレを見ろー!」としか。「チラシの裏にでも書いとけ」ってやつか。
著者のプロフィール。元外交官で、外交評論家だそうで。なんだ原発事故の門外漢の横車じゃないの。
YAHOO! と契約して原稿を書いてる人みたいだね。定期購読したかったら月額324円で申し込んでくれということらしいが。もっと面白い電波ネタなら、YAHOO! でも Google でも検索すればタダで読み放題だぞ。
こういうのってさ、やっぱし肩書きなんだな。肩書きが立派なら、こんなのでも商品になるんだな。ハロー効果だね。権威に訴える論証もあるかも。
恐らく悪魔の証明をご存じないこともわかってしまった。
もひとつわかったこと。評論家って自称でいいっぽいんだな。おいら、この人のこの文章を読んで、にわかに変な自信が湧き上がり中wwww
おいらも評論家を自称しようかな。別に有名人でなくても、それで食っていけなくても関係なさそうだし。んじゃぁまったく注目されなくても、それっぽいこと言ったり書いたりしてりゃ評論家を名乗れるってことか。
んーそしたら何をどう評論しよう……。どんな形で発表しよう……。
……、
……、
……。
この日記まさにそれだったわーwww 今日はプロの評論家さんの評論を評論してみますた。おいらヒョーロンカですよやっほーいwwwww
ペンネームは、ペンネームは、
……、
……、
……。
これだ。「散浦悪徳大先生」(ちらしうら わるのりだいせんせい)。
コンニチハ散浦悪徳大先生ですw
いやさ、韓国って最近、中国寄りじゃないですか。言い寄られてる中国はというと、そのときどきによって、まんざらでもなかったり、ウゼーなーって感じもあったり。想いを寄せられて嬉し恥ずかしの揺れる恋心っぽいねww まぁ国際政治なんで気持ちより自国の利益なわけで、そこらへん冷徹に熟考してるんだろうけど。
韓国のほうは、前大統領のとき、在韓米軍の撤退が決まりましたな。来年だか再来年だかだそうで。今の大統領が延長を申し出てるそうだけど、米軍はもう撤退で決まりみたいな様子。なんかもう愛想尽かされた空気もあったり。米中は経済ではお互いに必要としあってるけど、政治は対立のままだもんな。そりゃ中国にふらふら寄ってったらその反対側には切られますがな。ていうか韓国は自身をエサに両方を競わせようとしたら、双方とも思ったより韓国に価値を感じてなかったってことかな。
そういや日本の政治も民主党政権の頃は露骨に中国寄りだったけど、そんなときでもメリケンの旦那さん、日本が正気に戻るのを辛抱強く待ってくれましたな。この違いは何なのかってぇと、たぶん日本はカネ持ってっからww そして、在日米軍やアメリカ製の武器にカネをガッツリぶち込んでくれるからwww
しかし、日清・日露の頃とは時代が変わりましたな。地政学的な状況が変わったというか。あの当時の日本にとって朝鮮半島のイメージは、自らの喉元に突きつけられた刃物だったらしい。朝鮮が中国かロシアの手に落ちると、そこから日本に侵入される、という恐怖があったそうな。時は武力と人種差別の時代。日本は有色人種の国。ひとたび植民地に墜ちればもう二度と日の目を見ることがなかったろう。そういう切迫した意識で、とうとう朝鮮半島をぶん取ってしまった。まーいったんは朝鮮に独立国家になってもらったものの、いろいろあって併合と。
日本としては自分が生きるために致し方なかった、となるけど、中国やロシアにしてみれば、日本が自分の領土近くまで武力で勢力を伸ばして、そりゃ脅威だったろうな。当時の朝鮮半島の状況は、今で言えばウクライナに近いものがあったかも。
ということで、あの時代の朝鮮半島は地政学的な要衝だったらしい。
今の世。
朝鮮半島の南側の韓国はまさに日本と目の鼻の先。その韓国。米国と同盟を組んでるはずなのに、日本とも間接的に同盟関係ってことになるのに、勝手に中国にフラフラと寄っていってるわけで。
日清・日露の時代だったら、これは日本にとって一大事なわけですよ。大変危険な状況なわけですよ。政治なり軍事なり、なにがしかの力技を仕掛けるべき由々しき事態なわけですよ。
けど今はどうか。「いいよ別に。好きにすれば」的なテンションの低さ。実際どうでもいい気がする。
地政学上の特性ってそんなに簡単に変わるものではないって気がしてたけど、さすがに日露戦争から110年も経つと、って感じですか。
韓国の中国寄りの行動って、真意はどうなんだろ。
中国と本当にくっつきたいとか、両天秤のコウモリならわかりやすいんだけど、もしかしていまだにアメリカが本命で、ツンデレして本命の気持ちを高ぶらせようとしてるつもりだったりすると、なんかめんどくさいというか。メリケンさんはもう相手にしたくないっぽい態度なわけで。いやいやアメリカも韓国にツンデレしてるのかもなー本当は戻ってきてほしいのかもなーと思うと、もう何が何やら。
日本にとってはどうでもよさげな案件なんで、昼ドラ感覚で鑑賞させてもらいましょうかね。
と思ってたら、中韓ともなんだか日本に対して態度を和らげつつある感じ。そろそろ背に腹を変えられなくなってきたかな。
スコットランドの投票、始まりましたな。しかしこれ、もし独立派が勝ったとしても、住民投票じゃ法的・政治的な強制力はないんじゃないのかと。どうなんだろ。
スコットランド独立は幻と消えましたか。残念ですなぁ。まったく関係ない外野としては、独立派が勝てば面白かったがww
なみりんさんの「サリシノハラ」収録だすー。
原作は みきとP。先に『ヨンジュウナナ』を入れてたけど、『サリシノハラ』はその相手方の視点の曲。どっちの詩にも「一番星」が入ってるね。きっとふたりが、かつて一緒に見た夢だったんだろうなぁ。
そして、また素敵な英語歌い手さんを見つけてしまったですよ。
今日も今日とて rachie 版『サリシノハラ』入荷だすー。
rachie さん単独作品は今回初。でも作詞は AndoryuNii さんという別の方。
この英詩がまた曲者でして。具体性を排した、原曲とはコンセプトのみ共有という形で。てことで Razzy 版『千本桜』のときと同じく、「英訳詞」ではなく「英語詩」となっとります。
反訳は普段、原曲の歌詞もカンニングしながら進めるんだけど、今回はその手は使えず orz いやー苦労しましたですよw 英詩が抽象的なもんだから、全然違う複数の意味に取れる表現や、なんだかよくわからない表現もけっこうあったり。けどそこはそれ。今まで鍛えた超訳スキルでどうにかすますたwwww
さらに Ashe 版の『サリシノハラ』も入荷だす。
rachie 版と同じく、英詩は AndoryuNii さん作。どっちも英作詞者と歌い手とが違うケース同士なんだから、こっちも出さないといかんだろと。男声の収録は相変わらず少ないし。歌すげーうまいし。アレンジもいいし。そして何より反訳の手間が省けるしw
スコットランドの件、ちょっと面白い展開が。
英国:「スコットランド優遇しすぎる」の不満噴出 - 毎日新聞
独立の是非を問う住民投票前に英首相が約束したスコットランド優遇策、イングランド出身の議員から叩かれてるらしい。なんかなぁ、飴をちらつかせたまではいい。それで独立しないことに決めてもらった途端、手のひらを返して飴の話はナシにしようとするのは汚すぎるんじゃないかと。「議会を通していない」なんて理由はもっともらしいが、イングランドの議員さんたちなんで投票前にそれ言わんかった。
投票前に言えば、独立派を奮い立たせたろうなぁ。イングランドの議員にとってそれは望まないことなわけで、首相の口約束を、あえてツッコまないことで利用したと。そして独立がなくなったんで、首相の約束を「口約束だ」としておあずけにしようと。マジ汚ぇ……。
まぁ独立に決まってたら飴は自動的に不要になってたしな。その意味で、「結果を見てから」でこのタイミングってのもあるんだろう。だとしたら、独立になってしまってたら、「優遇策が足りなかった」と首相を叩くつもりだったってことか。
なんてーか、スコットランドってイギリス本国からかなりナメられてるんだなーってのがモロに分かってしまったですよ。他人事ながら、こんなひどいことする国なんかから独立しちまえばよかったのに。
最近ちょっとずつ読み進めてる本。郷田直輝 著『ダークマターとは何か 天の川銀河探査で挑む宇宙論最大の謎』。
正直よくわからん。けどせっかく買ったんで少しずつ読んでるとこ。
全体の4分の3ほどで、ダークマターの手がかりが得られる衛星観測計画の話が出てくる。"JASMINE" と名付けられた日本の衛星シリーズで、直接の目的は、三角測量での恒星の位置の実測。このための衛星ってのは先輩がいる。欧州宇宙機関(ESA)が1989年に打ち上げた「ヒッパルコス」ですな。けどこの衛星の測定精度はその時代並み(四半世紀も前だもんな)で、銀河系の中でも太陽系にかなり近い範囲の測量しかできなかった。んで、当時に比べて恒星の位置も動いてしまってるし、もっと高精度で、つまりもっともっと遠くの星まで調べよう、てことで持ち上がったのが JASMINE 計画。日本としては初めての分野なんで、経験を積みながら精度を上げていく方法が採られてる。
ということで、まずは質量わずか 35kg の Nano-JASMINE 衛星から。とりあえず、ということなのに、性能は質量 1,400 のヒッパルコスと同等。衛星も小型化の勢いが凄まじいですな。50分の1以下ですよ。ヒッパルコスのデータと合わせると、恒星の位置と距離のズレから、それぞれの恒星の移動速度がかなり正確にわかりますな。これが、宇宙空間に存在するダークマターの分布を推測するデータになるわけですよ。んで、後の小型 JASMINE と しんがりの JASMINE で、銀河系内のもっと遠くの、もっと多くのデータを高精度で拾えるわけで。銀河系に存在するダークマターの手がかりが得られるわけで。
てことでまずは Nano-JASMINE。これ、2010年に衛星は完成してるんだわ。そして件の本によると「2013年打ち上げ予定」となってる。いやあのまだ上がってないみたいですが。
と Wikipedia で見てみたら、なんと地上のいざこざに巻き込まれて、いまだに打ち上げられてない様子。
予定では、ブラジルから打ち上げることになってるそうな。ウクライナ製のツィクロンロケットで。ブラジルが衛星をまともに打つのはこれが初めてのケースだと思う。あの国は独自のロケットを開発中だけど難航してるとこ。んで、とりあえずウクライナのロケットを打ち上げて実績と経験を積もうってことだと思う。
ウクライナのロケットはソビエトのロケット技術が元になってる。旧ソ連からウクライナが独立を果たしたら、ツィクロンロケットそのものと、ロケットや部品の製造工場と打ち上げ基地と技術者が領土内についてきたってことで。
ウクライナとしては、自前の外貨獲得手段としてツィクロンでの打ち上げ受注やツィクロンの輸出で稼ぎたいところ。てことで、手っ取り早く打ち上げノウハウが欲しいブラジルと利害が一致した、ってことだと思う。
で、大抵、初打ち上げで組織外の衛星を載せる場合、運賃は格安または無料になる。失敗のリスクが大きいし、衛星打ち上げよりもロケットのデータ取りのほうが重要なミッションになるんで。で、この場合は無料ってことになってて、いつも貧乏な日本の宇宙科学研究所が「タダなら」と、ブラジリアンツィクロン初号期での衛星打ち上げを申し込んだ、という流れかと。
で、初号機にありがちな年単位の延期で足止めを食らってしまってると。もたもたしてるうちに、ウクライナ情勢がものすごくアレになってしまったし。Nano-JASMINE の打ち上げは一体になるやら。複数の外国が絡む打ち上げはこういうことがあるから面倒なんだよな。と、ウクライナとブラジルの関係者もそう思ってるに違いない。契約があってどうのこうのまで考えると、その複数の国のうちのひとつが日本だったりするわけで。
Nano-JASMINE の軌道って太陽同期なんだよな。てことは、今さら言ってもどうにもなんないけど、今年同5月の だいち2号打ち上げに相乗りすればよかったんじゃないかと。35kg 程度ならピギーバックとしていけたろうに。軌道要素が違うにしても、今の H-IIA は高度化改修を受けて、軌道要素がある程度異なる2つの衛星をそれぞれの軌道に投入できるし(その「ある程度」の範囲内であれば)。
これがまた、H-IIA って今までけっこう極軌道に打ち上げ続けてきたのに、これからはあんまし極軌道打ち上げはないんだわ。情報収集衛星の打ち上げは完全貸し切りなんで除くとして、あとは2016年の G-COM-C1 衛星と2017年の いぶき2号の打ち上げしか決まってない。H-IIA にこだわるのもちょっと危ないかな。実現すれば、税関を通さなくていいし日本語でやり取りできるし、ていうか同じ JAXA 内なんでツーカー。いいことずくめなんだけどな。
質量 35kg という時点で、打ち上げ計画の主体とはなり得ない超小型衛星なわけで。何かの打ち上げ計画に相乗りする便乗の形しかないわけで。ウクライナ情勢はこれからさらに泥沼化していきそうなんで、先が見えないブラジリアンツィクロン以外の相乗りの選択肢を考えたほうがいいような。
ていうか衛星が出来上がってるのに地上でいつまでももたもたしてると、LUNAR-A の二の舞になっちまうぞ。
以下、散浦悪徳大先生のコーナーww
欧米、ウクライナ問題に加えて、そのすぐ南隣のイスラム国問題も抱えてしまいましたな。
ウクライナのほうは、ロシアをつまはじきにしたいアメリカがヨーロッパに露骨に肩入れて横車を押してる。アメリカは常に外敵を設定しないといけない国らしくて、その悪役はイスラムから中国にシフトさせたつもりがうまくいってない様子。てことでロシアに再びその役をやらせようと、ずーっとチクチクとイビってきてる感じ。ロシアも我慢の限界な感じ。アメリカの国内事情に世界が振り回されてるわけで。
イスラム国問題は、イスラム原理主義過激派の台頭はアメリカの世界支配に対する反発から来てると思う。アメリカとしてはイスラム圏をアフガン侵攻とイラク戦争で気持ちよくぶっ叩いたんで、イスラムは外敵設定の悪役としてお役御免ってことらしいけど、やられたほうはたまったもんじゃないわな。現地にたまった鬱憤がいま爆発中なのがイスラム国なんじゃないかと。
と考えるとどっちのケースも、世界の秩序を守る&作る存在だと自称してるメリケンさんが引き起こしてる混乱とも言えるわけで。アメリカって実はただリーダー願望と押しが強いだけで、世界全部を統べるほどの器というわけじゃない気がする今日この頃。「世界の警察」を自称するんなら、その仕事をするときは自国の国益より世界全体の利益を優先してくれよ。
その「世界の警察」も、オバマ大統領はもう降りるとか言っとったが。なんかもう今の世界の混乱は、何にでもクチバシ突っ込みたがるアメリカ自身がグダグダなせいな気がしてきた。
「もうそんなにがんばらなくていいんだよ」と言ってあげたいような……。
イスラム国ってタリバンもドン引くほどのガチガチの原理主義&暴力主義らしいが。地元の人たちも関わり合いたくないという話だが。その情報、全部アメリカとかのメディアのフィルター越しなんだろ。真相はよくわからんような。外国人を公開処刑したし、武闘派なのはそうだろうけども。いやあの別にイスラム国の肩を持つわけではなく。
1990年代いっぱい、アメリカは「イスラム=テロ」「イスラム=原理主義」「イスラム=過激派」「イスラム=危険」を喧伝してたよね。実際のイスラム教徒には、異教徒とも仲良くありたい穏健な人たちは多いわけで。それでもアメリカの政府・メディア・映画産業は露骨に敵視・危険視してきた。映画だと「トゥルー・ライズ」がもろにそうだった。しかもコケにもしてた。
2001年9月11日の世界同時多発テロ。アメリカの言ってたことが正しかった証明とも言えそうだけど、なんかマッチポンプっぽくてな。イスラム世界を執拗に挑発した当然の反応にも思えるような。そこらを考えると、報道されてるイスラム国の有り様ってどこまで本当なんだかって気がする。
最近イスラム国は油田と精製所を支配下に収めたらしく、ここ数年の原油高の状況を読んで、石油製品を安値で密売して資金を稼いでるそうな。「打倒イスラム国」の国際情勢に反する言い草で申し訳ないけど、これで本来の原油相場が値崩れしてくれると、原発が止まってる日本としては大助かりしそうなんだが。
あーそれで石油利権を持つ国や企業にとっては、イスラム国はなおさら邪魔なんだなー。アメリカがイスラム国への空爆を始める理由として、オバマさんは「アメリカへの脅威」とか言ってるわな。9.11 のことがあるのはわかるが、地理的にあんなに離れたローカルな自称国家が、どうすりゃアメリカにそこまでの危害を加えられるんだ?と思っとったけど、石油利権への脅威のことかな?
しかし 9.11 テロって「世界同時多発テロ」と呼ばれてるけど、実際に同時多発テロ行為があったのはアメリカだけだったような。なんで「世界同時多発」なんだろう。と調べてみたら、今は「アメリカ同時多発テロ」あるいは単に「同時多発テロ」なんだね。発生直後は「世界」がついてたと思ったが。これはアレですか、東京ローカルの事件が全国ニュース扱いになるのと同じ理屈ですか。
あと 9.11 陰謀説じゃないけど、ちょっと疑問があったり。あのとき世界貿易センターで犠牲になった方々の中に、日本人も何十人かいらしたはず。ところが日本ではあの事件はどことなく対岸の火事な感じで。日本人も殺されたのに、なんでか冷静というか。流れからいって、日本政府も日本社会も反イスラムに大きく傾いてもよさげだったのにな。アメリカからの「イスラム=過激派テロリスト」の喧伝も、それまで日本でもかなり浸透してたのに。マスコミもなぜか、このときだけは日本人死者やそのご遺族のことをあまり取り上げなかったような。いつもなら当事者に嫌がられるほどしつこいのにな。
そのわずか7カ月前、えひめ丸事故があった。あのとき日本では反米気運がすごく高まったもんだが。遺族や助かった人たちが何度もテレビに出て、米原潜グリーンビルの映像も繰り返し放送されて。ブッシュ大統領(当時)が真っ先に謝ってくれたけど、米海軍はなかなか謝ってくれなくてな。ワドル艦長はずっと謝りたがってたのに……ってとこまでいまだに覚えてるが。
それに比べて、9.11 での日本社会の醒め具合や他人事具合は何だったのかと。
「時空のおっさん」なるものを昨日あたりに知った。ググると説明してるサイトとかいろいろでてくるよ。オカルト系のネタなんだけど、ネタとも言い切れない魅力的な何かがあるなぁ。
この2つが、なんかおいらの中で妙につながった気がして。
A. はアインシュタインの相対論ですな。これ、おいらとしては、科学系の雑誌や書籍で繰り返し読んでたら、なんかわかったような気がしてきた程度。実感を伴わないというか、実生活と完全に関係ない話なんで、腑に落ち切ったとは今ひとつ言えないような。まーでも言わんとしてることはわかったような。
その速度系の中と外とでは、時間の流れる速さが変わるわけで。時間の流れってのはどこでも一緒のはずだという感覚と相容れないのが受け入れがたいわけで。
B. は言わずもがな。けどこれたぶん、江戸時代の日本では「こうなんですよ」と言われても「???」な反応だったんじゃないかと。
確か映画「おろしや国酔夢譚」(1992)だったと思った。江戸時代の日本人に、西洋人が地球儀を見せて説明する場面があった。
これも、直感では地面や海面はどこまでも平らなものなわけで。あるとき突然「この世は球体で、その球は何もない空間に浮いているんです」なんて言われたって、「なんじゃそりゃ」なわけで。
けど今の日本人は、地球のそこらへんの基礎を義務教育で詳しく学ぶわけで。
てのが理解できる。実感としても、地球儀を見たり、海外からの衛星生中継を見たり国際線に乗ったりで体感できるわけで。
いずれ世の中や教育が進むと、今はチンプンカンプンな相対論さえもフツーに理解される時代が来るのかなと。
ユリ・ゲラーとおエスパー清田とかの超能力ブームが去ってもうかなり経つけど、今もフィクションじゃ超能力は隆盛だよね。おいらが少年ジャンプとかを読まなくなったのは、特殊能力ものの漫画が増えすぎて飽きてしまったってのがあったり。ハリウッドも『X メン』以来かな、数年前あたり、エスパーものの映画がやたら出てきたっけ。
昔は素直に「すげー」と思えたのに、加齢とともに疑い深くなってしまってなww それ系統の話はうさん臭くてさ。なんでうさん臭いのかもう少し考えたら、ほかの動物が持ってないものばかりだから、という気がしてきた。テレパシーもテレポーテーションもサイコキネシスも千里眼も、ほかのどの動物にもなさそうだね。
人間にのみ許されたものなら、人間のみにそれ専用の器官っつうハードウェアがあるのか、となる。そんなもんなさそう。そしたらそのほかの人間特有のものっつったら、思考や精神っつうソフトウェアかな。んで、そういうものが作る能力のはず。ってさ、ほかの動物からすると、人間の思考力そのものが超能力な気もしてきた。けどまぁ人間なら昔からみんな持ってるものなんで、全然ユウエツ感なんぞないわけで。つか常人が持ち得ない力だからこそ超能力は憧れる価値があるわけだな。
でさ、現実として超能力を身につけるのってさ、機械とか医学に頼る形になると思うんだ。とりあえず今さらありがたい気がしないけど、携帯電話が普及した結果、超能力のほうではテレパシーの人気がだだ下がりになったような。千里眼もかな。インターネットとカメラ付きケータイの合わせ技で。
機械なら何でもアリだな。いずれテレポーテーションやサイコキネシスもできる機械が発明されるかもね。とりあえず無人ヘリコプターなんか小型化されてるからな。Amazon が宅配に利用しようとしてるとか。これサイコキネシスと同等だね。
医学だと、ほかの動物の特殊な能力の移植や再現かなーと。ハードウェア増設のアプローチで。
感覚器だと、コウモリは超音波エコー動画像の取得ですな。レーダーというか。これ可聴域の音でできないもんかな。自分が出す声や物音の反射で。普通の人間にできるのは、来る音が左右どのあたり方向からを知る程度。上下方向や前後方向の特定は無理。あと距離もわからん。まぁ「ヤッホー」のときは特例としてわかるかどうかって感じ。んー、コウモリって発声と聴覚の延長とはいえ、すげー高度なことしてるんだな。
超音波は波長が短いんで、可聴音を使うより像の解像度が上がるってのはあるな。機械では、潜水艦のソナーがとっくに実用化してるね。んー、ソナーはもともと人が聞き分けるものだから可聴音なのかな。
レーダーは音波の代わりに電波を使ったもの。音波と同じく波長が短いほうが解像度を上げられるんで、マイクロ波を使ってるそうな。
応用技術として、盲人用の杖に超音波発生装置と受信装置が仕込まれてるものがあるそうな。で、「右前方○メートルに障害物があります」なんて音声で知らせてくれるとか。これをもっと進めて、音像を脳内に直接見せる形にできんもんかな。
サメの鼻先にはロレンツィーニ器官があるね。生体の神経や筋肉が発する電気を感じ取るそうで。これで獲物を探してると。この機能は海水中限定かな。
ガラガラヘビは赤外線センサーを持ってるわな。これで暗闇でも哺乳類や鳥類みたいに体温のある対象を、サーモグラフィ的に見れると。人間の生活で具体的に何の役に立つかはわからんけど。そうねー何かがものすごく熱くなってるのに気づかずに掴んでしまってアッチッチーってのを防げるかな。アイロンとか半田ごてとか、熱いか冷たいか見た目だけじゃわからんからなー。あとボヤを早めに見つけられるとか。熱がある人を、わざわざオデコ触ったり体温計を使わせたりしなくてもわかるとか。まーそこまで必須・便利な能力ではないかな。
しかし温感・冷感の感覚器自体は人の肌に備わってるものでして。何かしらの工夫をすれば、そういう能力を持てる気がしないでもない。
現状では、熱いもの、冷たいものが近くにあるときには感じられますな。赤外線を直接感じるというより、感覚器周辺の温度変化を感じるものなんで、温度差の程度はかなりアバウトにわかる程度。方向もアバウトにはわかるときがあるけど、対象物の大きさや形まではよくわからん。
つか機械でとっくに暗視ゴーグルとか赤外線カメラってあるよな。まぁそこは考えないで、あくまで生体的に話を進める(汗)
温度情報を画像として認識できるようにするにはどうすればいいのか。基本は目の構造の模倣かなぁ。温感・冷感の感覚器が縦横に並んでるとして、そこに温度差で表した像を赤外線で投影できればいいのか。きっちり結像させるにはレンズが必要か。
レンズかぁめんどくさそうだなぁ。もっと簡単なヤツといえば、昆虫の複眼。視覚細胞の1ピクセルずつに、視野を限定する望遠鏡が付いてる形。視覚の場合は光ファイバーでどうにかできると。赤外線も光ファイバーでいけそうだな。で、人の肌の感覚器は像の情報を得るにはかなりまばらに配置されてるんで(注射の針を刺しても、痛覚に当たらなくて痛くないときあるからな)、そのままじゃやっぱし無理。
そこはそれ、将来の iPS 技術とか都合よく考えて、温感・冷感の感覚器をギュッと集めた肌を作り出すとして。そこに光ファイバーがウジャーっと埋め込まれてるんですか。もう考えただけでグロすぎ……。まーファイバーの長さはトンボの目の直径程度でいいとして、3mm くらいですかねぇ。
あーそうだスキャン型とかどうかな。これなら感覚器の数は最低限1個だけでいい。んでこの感覚器の視野を、複眼の1粒程度まで狭くしまして。例えば片手の甲に埋め込むとしまして。手首のスナップを利かせて手の甲を上下左右に振ると、2次元の温度像が得られると。両手だとステレオグラムで立体視できると。まー温感・冷感の閾値はかなり細かく、そして時間分解能も高くしないといかんけど。
閾値の分割は、それぞれの温度域を担当する感覚器で分業になるか。3個もあれば、その案分でけっこう細かく見れるかも。3つの感覚器がそれぞれ強度を3段階で出力できるとして9段階。けっこういけるかも。
時間分解能の確保は難しいかも。情報の取得方法が、感覚器の周辺の肌の温度変化だからな。ここの応答速度によるなぁ。となると、やっぱし微妙な温度変化を検知できる敏感なセンサーが必要ってことか。そうなると、また手の甲に付けてるとして、手が冷たいとかいつもより熱がある状態だと、感覚が狂って、まともに像の取得ができないかもな。
そしてまったく考えてなかったけど、神経系統もそれに合わせて考えにゃなんないね。今ある神経系統でどうにかしなきゃってわけで。視神経ってかなりぶっといらしいから、この時点で複眼フルセット案はアウトだな。てことでスキャン型になるか。
そこまではいいとして、画像として認識するためには、脳が対応しなきゃいかんと。大人になって脳の分業が完成してからだと、習得にけっこう根性が要りそう。乳児期から慣らしていくのが一番手間がかからないかな。しかしそんな時期からいきなり肉体改造ってのも可哀想すぎる気がする。
まーそんなこんなの、秋の夜長のどうでもいい超能力考察ww
かつて漫画『沈黙の艦隊』を読んだとき初めて気づかされたこと。
米ソが全面核戦争を始めると、ミサイルが飛び交うのは北極圏上空だってこと。ユーラシア大陸とアメリカ大陸は、北極海を挟んで隣同士だったんだねー。言われるまで気づかなかったわー。
で、今さらになって気づいたこと。カナダって板挟みだったんだね。あの時代、全面核戦争に世界が恐怖を感じてたりしたわけで。カナダ人は一番気が気じゃなかったんじゃないかと。
ほぼじゅびふぉ、さらに『サリシノハラ』追加。今度はкran さんのバージョンだす。
先に出してた AndoryuNii さん作詞のバージョンに比べて、кran さんの英訳詞は原詩にかなり近いですな。ご本人もそこを意識したようで。それぞれのよさがあると思うんで、是非 ほぼじゅびふぉ にて比べていただければとww
кran さんの歌唱ってフラットな感じ。おいらみたいなわかってない聞き手としては、見せ技的な歌唱技術をあまり感じないけど(失礼)、なんでか聴いてて気持ちいいんだよな。落ち着き系というか。とりあえず音程が正確なのがその理由のひとつかもな。
けどそれだけじゃボカロと同じなわけで。それだけじゃない何らかの隠し味が効いてるはずなんだけど、おいらはよくわからんwww
え゛っ……。ちょ、このひと何言ってんの?
枝野氏がアベノミクスに苦言「地方創生につながるのか」 - JNN
「暮らしの面から地域社会を支えるべき」はわかるが、「高度成長型の新幹線などで地方が元気になる時代ではない」ってどこの話だ?
2002年に東北新幹線が八戸まで通って12年。八戸に進出する中央の企業が増えてるんだが。そのぶん雇用が増えてるんだが。それまでは工業団地を作っても港湾を整備しても高速道路を通しても、ハナをひっかけてももらえなかったのが、新幹線の開通で風向きが変わったんだが。
おかげさまで八戸北インター工業団地はそろそろ満員御礼が近いってことで、新たな工業団地の候補地選定をする時期になりましたですよ。あと1990年代にせっかく作ったのにガラガラだった人工島も拡張して、巨大な液化天然ガスタンクが設置されまして。北日本の LNG 供給の拠点になるそうで。となると八戸では天然ガスや冷熱が安く手に入ることになるんで、関連企業のさらなる進出が期待されとりますが。ていうか重工業企業の新規進出がそれで決まったらしいよ。重工業ならこれまた関連企業を引っ張ってきてくれそうだね。
新幹線がさらに青森市まで延びたのが4年前。あっちでもそろそろ効果が出てきてるんじゃないかと。たぶん弘前も新幹線の恩恵にあずかってるんじゃないかな。再来年は函館開業。青森県の主要3市と函館との連携。これが新幹線で密になれば、経済発展に必須の量的効果を発揮できると思うよ。
まー野党は与党の言うことなすことにいちいち文句つけなきゃなんないから、文句つけるからには代案を出さなきゃなんないから、こういう論の展開をするものなんだろうな。あーそうか民主党って「コンクリートから人へ」だったもんな。という理解はできるが、今回のその的は外れてるんじゃないですかね。
馬鹿すぎワラタwwww ワサビの粉を鼻で吸ってみた動画2本。
ワサビって海外でかなり知られるようになったんだなぁとかどうでもいい感慨を持ったり。こんなしょうもない遊びに使われるくらいに広まったというかwww
てかワサビをガッツリ食う遊びってけっこう流行ってんのかw "wasabi challenge" で検索するといっぱい出てくるwwww
「ほぼじゅびふぉ」に新譜「テロメアの産声」が2本入りましたよ。英訳詞は同じ PandasticPanda というかた(初登場)。この詩でお二方が歌っていらっしゃいますです。てことで、
rachie 版と sabi版。sabi さんも初登場(wasabi challenge は関係ないですw)。歌はどちらも甲乙付け難い美しい仕上がりとなっとります。反訳は同じ。ラクさせていただき申したw
PandasticPanda さんの歌詞、これがまたいい意味で曲者で。Heavenz さん(コチラも初登場)の日本語原詩はね、意味がはっきりしないんですわ。そこを逆手に取ったというか。
原詩の解釈は、調べたら、クローン技術等で自らの体を再生させて、古い体を捨てた人のこと、なんて解釈が1件だけ見つかった。現実だと ES クローンかな。
おいらとしては、歌詞に「彼を引き継いで」とあるんで、普通の受精で発生した命なのかなとも思う。引き継ぐのは父親の遺伝。てことは、母親の遺伝を基本に、父親の遺伝を加える、という感じかな。まー受精ってそんな感じではあるな。実際は父からの遺伝が採用されたぶんは、母からの遺伝は不採用になるんだが。
ああでもそこまで単純ではないか。その代で発現しないけど生き残ってて、次以降の代で発現する遺伝子ってあるよな。隔世遺伝というやつ。
「汚れたら汚れた分の 用済みは捨てられていく 新しい物はなんだって 正しいんだろう」は、父母双方の、消えたぶんの遺伝のことなのかな。しかし「汚れた」「用済み」と言ってしまうのも酷なような。別な兄弟が生まれたら、この人が使わなかった遺伝をいろいろ使うだろうし。まーやっぱしよくわからんですわ。
んで PandasticPanda さん。なんと原詩の英訳単語を駆使しつつ、まったく新しい意味を組み立ててしまった。このまえ反訳した AndoryuNii さんの「サリシノハラ」も原詩から外した英訳だったけど、原詩が特定する大意を、AKB や日本のアイドル文化を知らない人でも受け入れられる形に直すスタイルだった。今回は新たな才能登場ってことで。
rachie さんのお名前の読み方って「レイチェ」かなーと思ったら、「れいち」だった。日本では「らちえ」と読んでる人もいるっぽいww
rachie さんの YouTube 投稿リストをあらためて見たら、『夕景イエスタデイ』の歌ってみたがあったんだわ。rachie さん最近 JubyPhonic さんとコラボしてるんで、「英訳詞は Juby 版かなーそれともオリジナルかなーオリジナルなら反訳作って収録しよー」とワクワクしつ拝聴したんだわ。
オリジナル訳詞だったんだけどさ、
インドネシア語て……。
おいら反訳無理っす!w
そしてカワイイ曲は英語でもインドネシア語でもカワイかったww
rachie さんインドネシア出身なのかな。仮にそうだとして、кran さんはフィリピン人だし、ボカロ曲は東南アジア圏でもこんなにもアツいファンを獲得しとるんですなぁ。
rachie さんってニコニコ動画にもアカウントを持ってるんだよな。んで Juby さん(「じゅびふぉ」名義)よりも PV を稼いでる。Juby ファンとしては由々しき事態だけど、これはアレかな、日本語がいけるってとこかと。rachie さんの日本語、動画の作者コメもそうだけど、歌の発音もネイティブ並だもんな。以下は YouTube に出てる、日本語で歌ってみた動画。
кran さんの例も合わせて、東南アジアの人って、日本人とは比べ物にならんほど言語センスが高度なんじゃないかって気がしてるよ。羨ましすぐる……。
あーでもかつて、シンガポール人男性2人と数日間一緒に仕事したことあるんだわ。彼らの "Singlish" は中国訛りがキョーレツでめちゃめちゃ難解だったよww 国によるのかもな。
またそこらから拾ってきちまった。
笑い止まんねえwwwwwwwwww
今日も今日とて反訳作業。すげーやった。まじすげーやった。計4作品を新規収録ですた。Zoozbuh さん英訳詞の "Cruel Clocks"(クルエル クロック)が2本。Zoozbuh さん自らボーカルの版と JubyPhonic 版。
あとの2本はどっちも Juby さんの英訳詞・ボーカルで『マトリョシカ』と『少年ブレイヴ』。
いやーもうヘロヘロですがな。
収録数はもう50作品を超えたですよ。今51作品かな52作品かな。2カ月弱前の ほぼじゅびふぉ 初公開時は17作品だった。3倍になったよー。もうそろそろ数えるのが億劫になってきた。トップページに作品数を表示しよっかな。
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