新コンテンツのトップページ、とりあえず曲目リストを載せるわけで。HTML の table を素で組むのも悪くはなかったけど、曲目の追加とかは面倒なわけで。てことで JavaScript の配列機能をデータベース代わりにして、そのデータを使って table を組む形にしてみたわけで。
便利だわこれw 曲目リストに表示する以外のデータも書き込めるもんだから。リンク先の書類名とか、著作権関係の短いメモとか、フチ枠ランナーの色(色をまんべんなく使うのに、データベースのソースコードを見れば一目瞭然ww)とか。
んで今日は JubyPhonic 様の "Answer" 新規入稿いたしますたー。
この曲、"Just Be Friends" という曲のアンサーソングらしい。てことは "Just Be Friends" も収録せんといかんわけで。けどどうも Juby さん版の "Just Be Friends" はまだないっぽい。
てなことでいろいろ漁っとったら、"Just Be Friends" は英語圏のいろんな人たちが複数の英訳曲で歌っておられる。向こうでもかなりの人気曲らしい。ここらへんごっそり根こそぎしちゃおうかなぁ。詩のバリエーションは歌い手さんの数ほどではなさそうなんで(ニコニコの「歌ってみた」に近いノリらしい)、同じ詩からは個人的に気に入った歌声をひとつ選ぼうかな、とかさ。
つか "Answer" のページを作った時点で、収録曲は15曲に達したわけで。当初目標だった8曲の倍近く。けどさ、どうもリスト表示するとしょぼくてさ。倍くらいはないとなって気がしてきてるんだがw
あ、高望み禁止だったっけ。けど "Just Be Friends" と "Anser" 関連で、濡れ手で粟のビッグウェーブが来てる感じなんですよ。材料の鉱脈発見というか。 英語圏のいろんな歌い手さんが次々見つかってきたというか。
それよか各ページのナビゲータの JavaScript どうすんだと。
新コンテンツの仮タイトルは、JubyPhonic 様の曲が圧倒的に多くなるはずだからってことで「ほぼじゅびふぉ」にしてるんだけど、内容的に揺らいできてるかも。
やっべ Lizz 様というかたの "Answer" もスゲーいいわ。この版の英訳者は Razzy 様というかただそうで。ソッコー入稿したですよ。これで16曲。
Lizz さんのボーカルも Razzy さんの詩も、相当ハイレベルなコナレかたしてる感じ。おいらの中では Juby さんのライバル参上で風雲急を告げる感じ。
てことで、リストの見映えの案配をキャプってみた。

画像は実際の7割に縮小してるとはいえ、やっぱしょぼいわー orz
画面からはみ出すくらいの量が欲しいところ。
"PON PON PON" の英語カバーも、もうお一方ぶん追加しといた。この rockleetist 様も、いろいろこういう活動をされとるらしい。
しかし "PON PON PON" って実はすげーいい曲なんだね。反訳3本もやったらそこらへんようやくわかってきて。まーサビがインパクトありすぎで、なんかそれ以外の印象が薄まってる気がする。わざと薄めてるのかもな。
そんで歌詞の冒頭、なんか壮大なスケールな感じがしてきたよ。
英訳者の皆様もそこらへん大いに感じるところがあったようで、それぞれのセンスで場面を組み立ててるよ。似てるけど違う並行世界というか。そして次のパラグラフではオリジナルの意味を継承しつつ、それぞれの世界を発展させていく形。ここに出してみるか。中田ヤスタカによる原詩は、参照用・引用ってことで掲載すれば問題ないかな。
同じメロディに詰め込める歌詞の意味の量、日→英翻訳で倍増だもんな。そこで英訳詩者さんたちの閃きと感性が爆燃するわけで。
あと rockleetist さんは Amanda Lee & ironia-vitae 版の詩を参考にしたそうなんで、最後の行なんか似てるね。
総じて、女の子っぽい発想のままジョン・レノン的に壮大というか。英語圏の詩人たちによる火花が散るよなインスパイア、の元の中田ヤスタカ恐るべしというか。
昨日の続き。
んでこの原曲の何が凄まじいかって、歌詞の冒頭は夢と希望とドキドキとワクワクなんですわ。その気持ちを、その路線のメロディとアレンジでさらに煽っといて、肝心のサビが
……、
……、
……。
すごすぎるだろいろんな意味でwww 夢と希望が異次元に飛んでしまったよwwww
あとさ、きゃりーぱみゅぱみゅが "Everyday PON, Everytime is PON" と歌うなら何の違和感もないよね。けどこれ英語圏の人がまんま歌うと、真面目に歌うほどなんかすごく「なんじゃこりゃー」な感じでww
この部分、JubyPhonic 版の反訳だけは日本語にしてるんだわ(ほかは原詩に近付ける方針で、反訳も "Everyday PON, Everytime is PON" のまま)。そうすると、「毎日 PON, いつでも PON」になってしまうわけで。「なんじゃこりゃー」の理由がなんとなくわかってしまったww サビに達する前に既に離陸準備してるじゃないですかw
原詩じゃ一人称は「わたし」じゃなく「あたし」だな。これけっこう大事な気がしてきた。反訳も直しとこうかな。
いろんなバージョンの "PON PON PON" を聴いてるうちに、素敵な夢想をする女の子が次第にポンウェイ星人に思考を乗っ取らていく話にも思えてきたwwww あ、窓の外のフクロウがこっち見てる……(フォース・カインド)
あああ……。"Just Be Friends" 特集しようかなーちょっとめんどそうかもなーとか思ってぐるぐるしてるうちに、Juby さんの「ファッションモンスター」(リブート版)をふと聴いてしまった。こっち先だわ。意味はまだちゃんとはわからん。
けどサウンドが……ヤバいこれすごく気持ちいい。
お、歌詞の「ファッションモンスター×4 」のところ、英語発音と日本語訛りとを使い分けとる。
新サイト『ほぼじゅびふぉ』、公開しましたですよー。
トップページはもういいや地味なまんまでww スカスカで寒々しいかな。あとでベースカラーを暖色に変えるべ。曲数が今のとこ17曲しかないけど、最初から高望みしない方針ってやつで。レイアウトももっと工夫したかったけど、それもあとで。
「オマカセ選曲」ってのは、ページ読み込みと同時にランダムで1曲選んでこのリンクに仕込んである、というやつ。「とりあえずどれでもいいや」という向きは、これ押すとどっかの曲目ページにテキトーに飛びます。リリース直前に思いついて15分くらいで実装ww
各ページ下のナビゲータも、いろいろかっこいいのを考えはしたけどすぐにはできそうもないんで、現実的なやつを作ってみた。曲目データベースを参照して自動でリンクを組むの3日くらいかかるかと思ったら、1日でできたは。
ナビゲータの「トップページ」→「オマカセ選曲」を続けて操作すると、ランダム再生みたいで面白いぞ。
気づいたら全ページで連環の計が完了してたってことで、これから曲目を増やしてもあんましめんどい作業はないくらい作り込んだってことで、「そしたらもう公開していいんじゃね?」という、最後はあっけない流れwww
そんなこんなの新コンテンツというか新サイトの ほぼじゅびふぉ、よろしくお願いいたしますー。
わかってはいたつもりというか、新サイトなり新コンテンツなりを1個立ち上げるのって、やる前の予想をはるかに超える労力と根性と時間が必要なんだよな(ただしカネは一切かかってない。キレイさっぱり0円)。いやーもうなんてーか、いやーもう。しかもこれからもコンテンツ増強工事とレイアウト改善工事が続くと。いやーもうなんてーか……。
Juby さんの『ファッションモンスター』、音や歌声だけじゃなく歌詞もすごかった。該当ページに直リンすます。
ああもう……日本語訳すげーがんばったけど、今までで会心の部類に仕上がったけど、腕の都合上このくらいしか表現できんかった orz てなくらい英訳詩は素晴らしかった。
いけね。ほぼじゅびふぉ のファビコン作るの忘れてた。ファビコンってのは、ブックマークしたときにブックマークリストに出てくる、そのサイトを表す小さい絵のこと。
ファビコンをいっぺん作ってみたんだけどさ、色合いが微妙すぎて、16×16ドットに縮めたら何がなんだかわからんくなっちまって。あとで作り直そうと思いつつ完全忘却で、サイト自体ができた時点で有頂天になって一気に公開しちまった。まーあまり影響ないからいいけど。
ていうかうちの本家サイトでさえいまだにファビコンなしだわww
職場のサイトを作った際にファビコンを作ったんで、作り方や扱い方はわかってはいるけどさ。ぶっちゃけ面倒でwww
あーあと Google スパイダーをまだ招待してないわ。「スパイダー」ってのは、Google での検索ロボットの呼び名。会社によっては「クローラー」と呼んでたりもする。検索ロボットに来てもらってサイトの中身を探索してもらうと、検索インデックスに登録してもらえるんですわ。
うちのサイトは反社会的要素はないし、権利やら契約やらで見えないところがいろいろ面倒そうな商業的要素もない。てことでブラックリストに載せられたり、諸事情を鑑みた上ではじかれたりってのはないと思う。Google から見ると、たぶん一番扱いやすい類いなんじゃないかな。
検索インデックスに登録してもらえると、晴れて検索結果リストに出してもらえる。んでまぁもしほかのサイト様からの被リンクが多くなると、検索結果の上位に出してもらえる。被リンク数を稼ぐには営業活動が不可欠な気がするけど、個人の趣味の非営利サイトなんで、今までどおり無宣伝で行こうかなと。めんどくさいんでwww
被リンクが少なくても、ドンピシャの検索ワードなら検索結果の1位に出るはず。ドンピシャは「ほぼじゅびふぉ」ですな。こんな言葉を検索するなんて、そのサイトの存在を先に知ってるケース以外にないんで、やっぱし好成績を挙げるには営業活動が必要なんだけどさ、それでもめんどさが勝ってしまうw
おととしリリースした Art of Illusion のマニュアルの日本語訳サイトの場合、スパイダーに来てもらってもしばらくは検索ランキングの下位に埋もれてたですよ。ていうかいまだに「Art of Illusion」で検索しても1ページ目に出てきてくんない。けどこれが「Art of Illusion 日本語」「Art of Illusion 使い方」で検索すると、かなり上位の目立つところに来るようになった。これも半年くらいかけてだんだん上がってきた感じ。上がってくると見つかりやすくなって、その検索結果ページからうちのサイトに飛んでくれる例が出てくるようになって、Google の検索インデックス内での重要度をちょっと上げてもらえると。
そのうちもしかして(今はまだないけど)、「お、このページ便利だな」と思ってくれたウェブマスターさんが御自らのサイトにうちへのリンクを貼ってくれると、定期巡回してるスパイダーがそれを検知して、うちの AoI 日本語訳サイトはそのぶんまた Google 内でのステイタスが上がる、てな感じ。
ていうか「Art of Illusion 使い方」だと、うちのサイトはとうとう検索結果1位に登り詰めとったか。このワード、それなりに検索数が多いんだよな。Google 検索窓に「Art of Illusion」と入れると、プルダウン候補に必ず出てくるってなもんで。それで1位って助かるわー。ただ AoI 自体がかなりマイナーなせいか、うちの AoI マニュアルサイトに Google から飛んで来てくれる人って、この好条件でも2日に1人くらいなんだわww(Google ウェブマスター ツール調べ)
新サイトにスパイダーを招待しなくても、何カ月かすれば勝手に見つけてくれてインデックスしてくれるけどさ。まーでも招待しとくといろいろと待遇が違ってくるかもなと。ウェブマスターツールで Google での検索状況・Google 検索結果ページからうちのサイトへのアクセス状況を作ってもらえるし。ほとんど見てないけどww
とかここでウダウダ書いてる暇があったらスパイダーに来てもらえよ。てことでスパイダー召還の儀式を今執り行ったとこ。あとはもうなんもせんでええ。営業活動はめんどいからっつうか、より正確には、途中で投げてしまうのが自分でわかってるからだったりする。
YAHOO! 検索については放置で OK。今はあの会社は Google から検索結果を買ってきてそのまんま表示してるんで、Google さんのご機嫌さえ伺えば YAHOO! の検索結果も自動で連動してくれる。
うおお Google さんとこのスパイダーさんに来てもらったら、ものの3時間ほどで、検索ワード「ほぼじゅびふぉ」で検索結果トップに躍り出たー。途中、酒を買いに外に出てたんでw もっと早かったかも。
さらに「じゅびふぉ」で8位とか。まぎれもなく好待遇じゃないですか。この検索結果ページで、1〜10位のドメインで yunzu.qee.jp(うちのドメイン)以外は、www.nicovideo.jp, nicoviewer.net, niconicoplay.com, www.nicozon.net, nicotter.net, www.nicochart.jp という状況。JubyPhonic さんは「じゅびふぉ」を名乗りつつニコニコにアカウントを持ってて、一部作品を投稿してたりする。てことでニコニコ関連ドメインが並ぶのは当然として、そんな中で検索結果1ページ目にいきなり食い込んでくれたですよ。これマジで嬉しい。スパイダーさんに来てもらってよかったわー。
「JubyPhonic じゅびふぉ」だと5位。Google 御中、リリース直後にして過分のご配慮まことにありがとうございます。
楽曲 "PON PON PON" について、なんかちょっと気づいたことというか。3年も前のヒット曲を今さらウンヌンするのもアレなんだけどさ。
「PON PON うぇいうぇいうぇい……」のサビの音階は和風な感じで、リズムは三三七拍子に似てる。つか曲の中盤、本当に三三七拍子に似た手拍子の音が出てるが。PV ではそこできゃりーとダンサーがモロに手拍子してる。てことはさ、この曲のキーワードというかになってる「ポン」って言葉、チアリーダーのポンポンから来てたりしてなww
現実に「チアリーダー+三三七拍子」の組み合わせなんて今はもう見かけないわけで。もしこうなんだとしたら、中田さん意外と昭和のセンスの持ち主なんですかねw
あと、おととい書いたポンウェイ星人侵略説に新たな裏付けとかww
UFO を呼ぶ儀式に思えなくもないwwww
この曲に関して以前から、「逆再生すると呪いの言葉がウンヌン」とかしょうもない説があるみたいだね。しょうもなさではポンウェイ星人侵略説だって同じくらいいけてるんじゃないかとポンウェイ星人のほうの提唱者は語るw
ていうかおいらの姪っ子、今年から幼稚園に通い始めたんだわ。んでさ、おいらの妹(姪の母親)と一緒にうちに遊びにくると、幼稚園の真似事させられるんですわ。おいらとおいらの母親と妹とで手をつないで輪になって、姪っ子がおもちゃのピアノをテキトーに鳴らしてる間、おいらたちはぐるぐる回るという遊びで。
なんだか UFO が降りてきそうで面白くてさwww ポンウェイ星人かなww つか窓辺にフクロウが来ていませんように。あれはあかんやつや。
ローマ数字の「4」の表記は「IV」のはずなのに、時計の文字盤だとなぜか「IIII」だよな。なんでだろ。
Amazon の商品検索ページではこんな感じ。
Wikipedia によると、ローマ数字 - 上記以外の表記法に書いてあるね。んで、諸説あってやっぱしよくわからんらしい。
昔はアバウトでもよかったろうしなぁ。識字率は今より低かったろうし、偉い人の一言でどうにでもなったろうし。日本のかな表記も、きっちり決まったのは明治以降らしいし。それまでは異字体がけっこうあったそうな(変体仮名)。
「なんで普通どおりじゃないんだ」と追求すること自体、野暮なのかもな。
JubyPhonic さん、イラストの腕前も相当ですなぁ。んで、じゅびふぉ版 PONPONPON のイラストの原画を見つけたんですわ。
タイトルを訳すと「PON って何?」wwww それでこの表情だったのかーwww たぶん誰も知らないと思うよw
曲を聴いてると、吹き出しのセリフが2回出るね。ここを訳すと、間奏では「あたし何やってるんだろう」。アウトロでは「まだ見てたの?」
wwwwwええ見てますとも。そりゃもうあなたが主役のサイトを立ち上げちゃうくらい見て聴いてますよ。
反訳歌詞いまや21曲(鼻息) でも "Just Be Friends" の未収録英訳が、確認できてるだけでまだあと2件あったり(現在3件を反訳済み)。どんだけ人気曲なんだと。
1件ごとに HTML 書類を作るわけですが。これがなかなか骨だとわかってきますて。ちょっとでもラクしたいと思い始めますて。1件アップするごとの溜め息の数を減らしたくなりますて。
案はいくつかあるんですわ。
んでそのひとつをやってみようかと。JavaScript での自動化ですな。各ページはそれぞれの色セットが設定してあるわけで(今のとこ全13色)。
今はテンプレで HTML ページを作って、歌詞を入れてから色テーマを決めて打ち込んでるんですわ。んで色テーマのセットは3要素ある。背景色・タイトル文字色・枠の色。全13テーマで今は収録21件なんで、まぁ重複し始めてるわけで。となると過去に作った HTML 書類を開いて、それに合わせて入力していくんですわ。
枠の色はテキストエディタの置換機能でワーッと変えていけるんで助かってるけど、それでもめんどい。
JavaScript で作った曲目データベースには色指定の項目を付けといてた。もともと、「あの色を使ってる曲はどれだったっけ」を目視で確認するためだけのものだった。んで見つけたらその書類を開いて、色要素をひとつずつ移し替えていくと。めんどい。
だったら各ページが自分の色テーマを、自分で曲目データベースから探し当てて実装すればいいんではないかと。
新規ページを作るごとに .js ファイル内の曲目データベースにデータを書き足すわけで、そのとき今までどおり色テーマも指定してやればいいだけ。あとは皆さんの環境で各ページが読み込まれたとき、そのページ自らが自分の色セットを判別して実装。
おいらはこれで、決めた色テーマに合わせて手で書き換えていくっつう地味な溜め息作業から解放されるとゆーわけ。いや全部地味な溜め息作業だけど。
基本的な造りを脳内で考えて、.js 書類にコメントで書き込んだのと、JavaScript 用の色テーマの下準備くらいで今日はおしまい。
つか、それやるとさ、これから新規のページを作るときは便利になるんだわ。これでテンプレ作ればいいんで。けど今までの21件もそれに合わせて HTML ソース書き換えになるんですが。考えただけで吐きそうですが。
「なんでこんなになるまで放っておいた!」なんつうお医者さん的な怒鳴り声が脳内反響……。
てなことで、もうドワーッと造り込みましたですよ。色テーマ13色×3要素のデータベースを作って、自分のファイル名から色テーマを参照できるようにして、あとは3要素それぞれを実装していくと。背景色とタイトル文字色は難なくいけたけど、問題は枠の色。これ大変だったよ。
おいらが今まで扱ってきた JavaScript ってほとんど文字列関係とたまに CSS の制御くらいで、画像の操作は経験なくて。いろんなお教えサイト様の教えを請いつつ、心配だった「幅100%」とか「高さ100%」っつう HTML 的な表現が JavaScript でも通用するのかとか実験しつつ。
サイズの「100%」表示は問題なかったわ。ここほんとできるのかすげー心配だったけど。JavaScript でどうにかするのは img タグ内の src 属性だけなんで、HTML 書類のデフォの設定でサイズを書いておけば、width 属性、height 属性はデフォがそのまま使われるってことで。
問題は出力場所の指定。document.getElementsByName でなら、name 属性で指定した複数の場所に同じ画像を出力できると思いきや、まったく動作しない。document.getElementById だと、ページ上の1カ所にしか出力しない。ダメもとで同じ id を複数のカ所に振ってみたら、最初しか反応しない。
だったら document.getElementsByClassName がいけそうな気がしたけど、img タグでは class 属性はダメっぽい。
結局 id。1カ所ずつダブらない id を振って、1カ所ずつ処理していくという蒙昧な方法しか分からんかった orz フチ枠ランナーの部品を表示する場所は1書類あたり30カ所ある。既存21ページの書き換えはどんだけの手間になるんだと。
書き換えかたをひっくり返すことにした。既存ページをチマチマ書き換えていくんじゃなく、まず HTML ファイルのテンプレを作って、テンプレから新規書類を生成、そこに既存書類のコンテンツをコピペしていくことにした。これもたまんないけど、既存の書き換えよりかなりマシ。もう各ページの色テーマ要素を1個ずつ書き込まなくていいしな。
そんなデスマーチをすべてこなし、アップロードまでこぎ着けましたですよ。大改造だったんで、ほぼじゅびふぉ ディレクトリ全部「書き換え」でアップロード。書き換わった書類だけ選んでとかやってらんない。
てことで公開早々リニューアルの ほぼじゅびふぉ どんぞ。
ていうかトップページの色がエメラルドからオレンジに変わった以外、皆さんから見える目立った変化はなかったり。そういやナビゲータの文字とボタンの配置を上下入れ替えたな。なんかバランスがおかしかったんで、いい機会なんで一緒に直したぐらいにして。
もうひとつの自動化予定は、翻訳文セット(原詩・英訳詩・反訳)の HTML 化の工程。
作業の流れは、表計算ソフト(LibreOffice。無料の Excel みたいなもの)上に3つの文章をフレーズごとに配置していく → HTML 書類に table として再配置していく という流れ。
これもめんどい。延々とした単純作業なんで、自動化しやすそう。
LibreOffice 上で反訳が完成したら、その JavaScript の入力テキストエリアにマルコブチコ(丸ごとコピってぶち込む)すると、出力テキストエリアに HTML table 化された文章が出てくるって形ですな。これをまた全部コピって、曲の HTML 書類の該当部分にそのまま貼っ付ける、と。
ってまさにこれ、かつて TABLE Maker に実装しようとして忘れてた計画だったはww 出来上がったら TABLE Maker に流用するべ。
こういう自動化の仕掛けって作るだけでほんと溜め息ものなわけで。カネは一銭もかけてないけど労力と根性はぶち込んでるわけで。てことは労力的精神的に黒字にするには、金銭的な場合と同じく、ひたすら使い倒せばいいってことですな。ここで力尽きてないで、反訳をドンドコこなして在庫を増やしまくればいいってことですな。
なんか、いや、なんか……ちょっと休もう。うん。
眠れぬ……。
布団の中でフチ枠ランナーの新色とかウダウダ考えてたら、なんか今さら思いついちゃった解決策というか。
フチ枠ランナー、背景画像にすればよくね?
そしたら class 属性が使えるんじゃね? 背景画像の設定は td タグ内の属性なんで。
そしたら .js ファイルも .html ファイルも、かなりスッキリするんじゃね?
うむー。id 属性を使ってしまったんで、枠組みとかのレイアウト変更は金輪際できんなーと思っとったが。その意味でも光が差し込んできた感とか。
ってこれが可能として、またファイル21件の書き換えデスマーチですか orz
今回たぶん初めて JavaScript で画像をオブジェクトとして扱ったんだわ。しょっぱなからかなり重症な二転三転大混乱ですがな。
新技は使い慣れてくると事前に見当がつくようになるとはいえ、いきなりこれはキツいわ。
まったく眠れぬ。
ほぼじゅびふぉ では今のとこ、JubyPhonic さんの『ひらり、ひらり』をちょっとだけ特別扱い状態。ピンクの色テーマが専用だったり。そういうのにこだわるのはいろいろよろしくないと気後れしつつ。まーあとでピンクが似合う曲を訳したらフツーに専用状態解除ってことで。
このピンクは Art of Illusion で作ったんじゃなく、赤の色テーマから GIMP でレタッチしたんだわ。そしたら「ピンク」という言葉があんまし合わないような控えめな感じの色合いになってさ。最初からこの作品に当てて作った色とはいえ、作る前は「出来が良かったらほかのにも使おう」とも思ってた。けど JubyPhonic 版『ひらり、ひらり』専用としてあまりにもドンピシャに出来てしまったというか。
その一方、もしやと思い。
他の歌い手さんの、英訳詩も独自バージョンの『ひらり、ひらり』を探したら出るわ出るわ。
どうも元動画に歌詞の英訳を載せた動画が出てると、それをもとに、あっちの歌い手の皆さんそれぞれで独自の英語詩を練っては歌っておられるらしい。じゅびふぉさんも、ニコニコのアカウントでは「日本語はわかりません」なんて言いつつ、どうやって原詩の意味を掴んでるのか謎だったんだが。たぶんこの方法なんじゃないかなと。
JBF (Just Be Friends) 特集が一段落したら、『ひらり、ひらり』も他作品を少し足そうかなーと思ったり(歌詞が短くてラクそうだしw その意味で JBF の訳は地獄ww)
新色は……マジェンタを薄くしたら朱鷺色になるかな……。コチニールも作ってみようかな……。って現状ただでさえ紫系偏重なのに。緑−青の間が薄いな。ターコイズも作ろうかな……。そしたら赤−緑の間ももう少し欲しいかな……。
あ、ファビコン……。
全然眠れぬ!
寝てねーしw ウトウトはできたかな。
地獄の三沢の「3時間しか寝てないんだよ3時間しか」より短いと思う。うえええ。
ほぼじゅびふぉ のトップページには各作品の公開年月日を出しとります。
当たり前と言えば当たり前だけど、英訳歌い手の常連さん的な人たち、年ごとに歌がうまくなっていってるんだよな。
おいらが今わかる常連の方々は、JubyPhonic さん、Amanda Lee さん、rockleetist さんのお三方。2012年の後半にはもう皆さんプロ並みにまでなられてる。その前から既にセミプロ級だしなぁ。アマチュアでかなり活動されてきたんだろうなぁ。「プロのマネうまいね」とか「のど自慢なら合格だね」とかのレベルもとっくに超えてるんで、専門的なトレーニングを受けて鍛えてる感じがする。
インストはオケ版を拾ってくる場合と、自分で作り込む場合とがあるね。自作サウンドもだんだんすごくなってきてる。お仲間さんと練ってるのかな。
そして英訳詩。原詩からの膨らませかたと発想が、これがまた「ちょっとやってみました」みたいなのでもなく。ガッチリ組み上がってます感というか、余計なことを気にせず作品に接してられる安心感というか。どこがどうとかおいらは何もわかってないけど、確かな手応えを感じさせるというか(反訳でそれを感じさせないのはおいらの力量のせいww)。たぶん歌詞の自作も相当されてるんじゃないかと。無料公開してないってことかもなぁ。
各ページの原詩と反訳をざっと見比べると分かるけど、英訳化で同じ歌に盛り込める意味の量がほぼ倍増するんですな。ガバッと空いた収納スペースをどう埋めるかは英訳者の腕と感性。しかも英語詩は日本語詩より韻を大事にするんで、その制約をどうナイスにこなすか、とか。
しかし英語詩の韻はおもしろいなぁ。ちょっとハマりつつあるかもw 鑑賞系のスポーツ観戦してるみたいに思えてきてさ。フィギュアスケートやスキーのモーグルって、見せ場でどんだけのスゴ技をどんだけキレイにキメられるかっつう要素がある競技なわけで、詩の韻はそういうノリに似てる気がする。
何か例を出さなきゃなと。
JubyPhonic 版『ロストワンの号哭』とか。綴りが短めの1音節の小さい韻がとにかく出て、スパンスパパンと取りにくる。2音節語の後半にかけてるのもあるね。
knife - right, low - know, like - despise, sheet - live - we, be - fantasy - be - me, yet - neck, how - now, prime - time - died, lieve - me
ていうかこの曲、したり顔で落ち着いて聴いてなんかいられっか。じゅびふぉ英訳&ボーカルで破壊衝動も倍増www
Amanda Lee 版 "PON PON PON" だと、
down - town, stand - chance, show - know, blast - last, see - possibilities - beat - me, me - be, go - so
Juby さんとは違う方向で攻めてきてる感じ。4連砲すげえ……。
rockleetist 版 JBF はどうだ。
me - piece, do - to, heart - apart, ignore - before, fading - evading, mind - line - time, around - ground, bloom - assume, worthwhile - smile, recall - all, here - disappear, apart - sweetheart, end - friend
多いなー。さすが詩の長さに反訳者涙目のナンバーw しかも意外な感じの組み合わせがあったり。
韻の踏みかたにも個性があるんだね。これもまたおいらの中で、英訳詞を読む楽しみになりつつあるなぁ。
YouTube ページでの、rockleetist さんの半ギレな投稿者コメントが笑える。
rockleetist さんのもとへ JBF 英語曲化のアツいリクエスト殺到だったみたいで、「あんたらが待ってたやつだよ! かの悪名高い JBF だよ!」と英語で書いてあるwwww んで、英訳動画(原詩をできるだけ正確に訳した、メロディに乗せることや韻は考慮されていないもの)を見ながら、ものすげー注意と根性で暗喩まで掘り下げて練り上げて、出てる単語は可能な限り置き換えず、ようやくピシッとハマるのができたとか。
原詩英訳の単語をできるだけ使ってこれだけの韻を踏めるんだもんな。英語曲化で歌詞収納スペース倍増もあるだろうけど、やっぱ能力とセンスだよな。それと根性もか。
あと、意味と言葉とメロディの整合がもう勘弁してほしいほどめんどかったらしく、「これ第16稿だよオイ第16稿。いわゆる Oni-Mode(ママ)だよ」とのことで。そちらはもっと涙目でしたか。そして〆は、
「1400名もの登録者の皆さん、ご粘着ありがとう! コメントと応援もありがとう!」だそうでwww
やろうと思ったさ。フチ枠ランナーを背景画像にして id 属性から class 属性に換えるやつ。
そしてなぜか仕上がったのは、Rhi 様の『ひらり、ひらり』。英詩がゆったり配置されてるんで、収納スペース増量はほとんどナシという未体験パターンだったわ。おかげで反訳もスムーズ。アップロードまでで1時間ほど。見返しながらちょいちょいと手直ししてるとこ。詩文の折り返しナシでも、動画の画角の関係で狭くなってる幅にぴったり収まったし。非英語圏の人間にとって難解な表現も特になかったし。いやー手のかからない作品どした。
歌唱のほうは、最初はちょっと暖機不足気味だけど、視聴者の方々に於かれましてはここで動画を止めず、もう少し続けて聴いていただきたい。だんだんあったまってきてからが本領発揮。おいらけっこう聴き込んでたりする。
ってフチ枠ランナー表示の class 属性化の対象がまた1件増えたってことでして。class 属性化も、うまくいくかはやってみないと分からんしなぁ。やるのめんどくて、ていうか作業の膨大さが容易に予測できるんでビビってるというか。おいらにできる予測では、表示されるかされないかでいえば、「表示される」なんだけどさ、つなぎ目とか出さないでキレイに出せるかどうかってのは、本当にやってみないと見当がつかんわけで。プロなら、考えただけでもう出来上がったも同然なんだろうけど。
と考えると、ますます手をつけにくくなっていく一方ww
最近になって一気に反訳を多数こなすようになって、慣れてきた感じなんだわ。これどうだろ「こなれてきた」ならいいんだけど、「狎れてきた」要素もありそうで。ときどき、意訳というか超訳(シドニィ・シェルダンか)というかやっちまっててさ。許される範囲かどうかは自分で決めなきゃなんないわけで。まー「ゆんずの反訳はこうだから」でご理解いただけると嬉しいっす。けど誤訳も混在してるというタチの悪さ。誤訳は気づき次第修正しとります。
今日反訳した Rhi 版『ひらり、ひらり』では、フレーズの〆の部分2種類が、いろいろいじった挙げ句に
| 原詩 | 英訳詩 | 反訳 |
| ひらり ひらり ひらり | Fly away, fly away, fly away. | 流れて 舞って 飛んで往け |
| ひらりらひらりらり | Fly away now, fly away now please. | ここからどうか 飛んで往け |
こう↑なった。
先に反訳した JubyPhonic 版はコチラ↓
| 原詩 | 英訳詩 | 反訳 |
| ひらり ひらり ひらり | Fluttering Fluttering On and On | ひらり ひらり ひらり |
| ひらりらひらりらり | Fluttering And Fluttering So Far | ひらりらひらりらり |
JubyPhonic 版で手を抜いたわけではなく、それぞれでこれがベストな気がして。どうしてなのか論理的に説明せよ、とか訊かれると、自分でもよくわかんないww あーでもちょっとやってみるか。
Juby 版では原詩の音感も意味も英語で見事に再現されてるんで、反訳は原詩にそのまんま戻した形。
Rhi 版の場合、「ひらり」と "Fly away" は音の響きは近いけど、意味のつながりは薄い。この場合おいらは原詩を忘れて英詩の訳に専念すべきかなと。てことで最初は直訳してみたんだ。
「飛んで行け 飛んで行け 飛んで行け」なんか明らかに違う。「飛んでけ 飛んでけ 飛んでけ」スッテテスッテテスッテテ。リズムだけはいいが、違う。「飛び去れ 飛び去れ 飛び去れ」別に怒ってるわけではない。「飛び行け 飛び行け 飛び行け」航空部隊を鼓舞してるっぽい。もっと単純ならどうだ。「飛べ 飛べ 飛べ」ベトベト感ちょっとアレです。「飛んで 飛んで 飛んで」円広志か。
「飛んで」の日本語の音感はこの曲には今ひとつな感じがして。3つ重ねるのはなおさらない。「痛いの痛いの飛んでけー」みたいな変な連想とかも来そう。でももっといい同義語を思いつかず。「飛行しろ」だと、なにやら夢と希望に輝くレトロフューチャーが無駄に詰まってそうだし。
文脈から、行かせたきりで戻ってくることを期待してないんで、「往く」がいいかなとしてみた。けどまだ全然。「飛んで」を1個にして、あと2個は、意味の実体は違うけど大まかなニュアンスだけ似てる単語を混ぜ込もうかと。んで最終的に「流れて 舞って 飛んで往け」と。語呂も割と据わりがいいし。そういやサザンの昔のアルバム曲のタイトルで「よどみ萎え、枯れて舞え」ってあったな。ちょっと似たノリで。
実は「流れて 舞って」は「ひらり」の印象から持ってきてたり。「原詩を忘れて」なんて言いつつもろに矛盾してる。結果オーライ的ななにかww
もうひとつの〆フレーズも、はじめはほぼ直訳。「飛んで行け 飛んで行け お願いだから」。違うなと。「飛んで往け 飛んで往け どうか」。やっぱしまだトンマ感。
"now" は時間軸での「ここ」なんで、ちょっと無理矢理「ここから飛んで往け どうか」。さっきよりキたかも。
で、もうひとつの〆フレーズが先に完成したってことで、語のリズムを合わせて「ここからどうか 飛んで往け」で一応落着。「どうか」+命令形 は不自然だけどノリ重視。てな具合。ここらへん本物の詩人や文筆家だと、スパッと見事にキメてくれるんだろうなぁ。
説明っつうとこんな感じですかねぇ。なんかそれでも全部じゃないような、もやもやしたなにかとかwww
JavaScript にしてほんの8行。これが今日の成果(涙)。けど、でっかかった。
フチ枠ランナーの色決定、id 属性から class 属性に変換完了したですよ。今回の改良もまたお客さんからまったく見えんとこ。これで、将来的にレイアウト変更することになっても溜め息つくことなくなった。
簡単そうに思えたのに、いざやってみたらすぐさま未知の領域入り。あっちこっちのお教えサイト様やら Q&A サイト様やらをめくりまくって、ようやく答えを見つけた。んでもうパクったわ。自力じゃ考えつけん。考えつけないけど、見てたら流れは理解できてきた。てことで改造して実装と。
HTML 要素の生成なんて初めてだわ。ていうかそんなのできるなんてことさえまったく知らんかったですよ。JavaScript って深いなぁ。
JavaScript は id 属性を使ってたときは何行だったっけな。もう消してしまったけど、大した違いのない記述が30行は並べてあったような。ソースコードがこれでスッキリ。JavaScript は8行だけになったけど、外部 CSS は1ファイル19行のやつを14ファイル作成&追加。まーでも蒙昧状態から脱出できもしたし。はーよかった。途中、何回か心が折れかけたですよ。
外部 CSS ファイル内でのパス指定って、起点はその CSS ファイルがある場所だったのか。おいらてっきりその CSS を使う HTML ファイルの場所が起点だと思ってて、これで2時間くらい悩んでたわ。実験用のファイルを作っていろいろいじって、ようやく知ったぐらいにして。
Rhi 版『ひらり、ひらり』書類を実験台にして完成したんで、そこからまずテンプレを作り直して(結局 id 属性のときのテンプレはこの Rhi 版『ひらり、ひらり』作成にしか使わんかった)、各曲目ごとの残り21書類を全部書き直し(涙)
HTML ソースを共通化したあとだったんで、id 属性形式を採用したときよりはラクではあったな。デスマーチというほどではなかったというか、デスマーチに慣れつつあるというかww
今回で自動化がもう少し進んだけど、曲目追加なんかでの作業ラクチン度は特に変わらないような。ああそうだ一括制御化は進んだから、ページレイアウトの仕様変更がしやすくなったんだった。CSS ってまさにそのためのものなんだよな。
あれ? この方向のまま、もっと簡単になるような気がしてきたが。CSS ファイルを減らす方向で。あとでまた考え直すべ。
そのページの色テーマがわかってて、その場所の class 名もわかってて、となると、この2つの情報から背景画像へのパスを合成できるはず。そしたら今日作った CSS ファイルが要らなくなる。実装方法が皆目わからんけど。
ほぼじゅびふぉ トップページが、Firefox で見るとフチ枠ランナーの表示がおかしくなってたです。今まで気づかなかったのは、昨日まで Google Chrome だけで検証してきたから。
んでトップページの問題対処。せっかくだから昨日作った CSS 書類を読み込んで、ランナーの各部には同じ class 名を入れればいいやと気づきまして。こっちは JavaScript 要らず。head 内で好みの色の CSS ファイルを読み込むだけ。背景色は色テーマのデータベースから手で引っ張ってくればいいか。それっぽいのをテキトーに調合してもいいし。
この作業しながら発見。Firefox での問題、謎があったんだわ。横向きの width="100%" 設定は機能してるのに、なんで縦向きの height="100%" 設定が機能しないんだと。
違いを比べたら、横では td, img とも 100% 設定だったのが、縦では img だけで 100% 設定してた。てことでとりあえず td タグ1個だけで height="100%" を入れて案配を見た。全部直ったww なんだこの仕様www もう CSS の背景画像にするからどうでもよくなっちまったけど。
Lizz さんの "Answer" を聴き直したらば、最後に JBF のリフ入れてるじゃないですか。これは気づかなんだ。英訳詞と反訳に追加しとくべ。
JBF を知らぬ状態で "Answer" から反訳したからなー。
ほぼじゅびふぉ で扱わせていただいてる英訳シンガーさんたちは、今のところ全員女性。収録曲にラブソングが多くなるのは当然かと思う。しかし痛い系ばかりってのはどうなってんだとw 『夏の終わり、恋の始まり』も、タイトルとクライマックスじゃハッピーエンドをワクワクと期待させるのに、ラストは敢えて微妙。この曲はまさにそこがたまんなくイイから、あーだこーだ言うのはお門違いなわけで。問題は選曲にありってこと。
とはいえこっちで選んでそういう曲ばかり集めてるわけではなく。手当たり次第訳してると、ラブソングはこれ系ばかり当たるというか。流行ってるのかな。「二人の愛は永遠だぜーイヤッホー」とか「あいつはあいつはカワイイ年下の男の子」みたいな能天気系ラブソングは、最近はウケないんだろうか。
収録曲中の能天気系といえば『夕景イエスタデイ』かな。でもこれも『夏の終わり……』と似た展開ですな。主人公の独り相撲状態で、その結果は『夏の終わり……』よりさらに見せてくれない。けど何なんだろう爽快なこのヤッテヤッタゼ感w 能天気系か痛い系かは、ストーリーや設定よりも演出で決まる、というのはわかった。
サイト公開後もインフラ整備を続けてるわけで。今は作り手の側の使い勝手を整備してるけど、そろそろお客様の使い勝手をよくしたいなーとか。
ソート機能。
トップページでせっかくリストで表示してるんだから、ソート機能が欲しいよな。収録曲も増えてきたことだし。JavaScript でデータベース形式にしてるんで、やればできないことはないはず……。
ていうか前の職で作ったことあったけど、仕組みを完全に忘れたwww また試行錯誤でやってみますかね。
お客様の使い勝手とかご大層なこと言いつつ、今日やったのはまたしても自分用インフラ整備w 8月8日のログに書いた「もうひとつの自動化予定は、翻訳文セット(原詩・英訳詩・反訳)の HTML 化の工程」。
LibreOffice (LO) の表計算機能で(Excel 持ってないんで)、原詩・英訳詞の順に並べて、その隣に反訳を書き込んでいくんですわ。それでウンウン唸って完成まで持っていきますわな。そこから HTML ページに移す手間がまたキツくてさ。今日はそこを自動化するやつを作ってみた。
LO で完成した翻訳文を、今までは1フレーズごとに原詩・英訳詞・反訳をまとめてコピって、テンプレから作った HTML 書類の所定の場所に貼ってた。んでこれ1カ所にまとめて貼られるんで、原詩・英訳詩・反訳それぞれを td タグ別に手で振り分ける。LO のセル替えの記号表記が残るんで、目視と手作業で1つずつ削除。さらにセル内改行だったところには br タグを、これまた目視で1個ずつ追加していく。フレーズの間には tr タグを入れる。まー機械的な単純作業なんですわ。これ、原詩・英訳詞・反訳全部を丸ごとコピって何かにぶち込めば自動で下ごしらえできもんかなと。「あとは HTML ページに貼るだけ」ってとこまでできんもんかなと。
手作業するとミスが出るしな。セル替え記号の消し忘れなんてしょっちゅう。あるフレーズを丸ごと写し忘れてたなんつうひどいミスもあった。昨日気づいて慌てて直したよ。
自動化の狙いは、この場合は時短効果っつうよりミスと溜め息減らしですな。これから新規収録するごとに、色テーマ自動決定とともに威力を期待してたり。ほぼじゅびふぉ ページ作成専用ツールなんで公開してもどうにもなんないけど、ご覧になりたければコチラをどーぞ。ちなみに原稿は LibreOffice 必須だよ(OpenOffice.org でもいいかな)。Excel とは互換性ないっす。セル替えの記号が違うんで。
なんでウェブサーバに上げてるかっつうと、PC の内蔵ハードディスクがいきなり死んだとき用w 外部ハードディスクにバックアップを常時取ってるけど、それでも怖くてw しかも Linux 入れてるノート PC にも、サイトのデータをときどき写してるぞ。いやもうなんだかおととしハードディスクが飛んだとき以来、いやもう……(思い出し涙)。あのときはウェブサーバのデータが生きてて助かったっけな。
上のボックスは入力用。下は出力用。キー操作で反応するんで「実行」ボタンはナシ。自分用なんで見た目はかなり地味ww それでも微妙に背景色があるのは、HTML の head 部分をいちいち書くのめんどくて ほぼじゅびふぉ トップページの HTML ソースからコピったからwww
しかし実行ボタンって何なんだろうなぁ。JavaScript でデータ処理するぶんには大抵は必要のないものだったり。ボタンを実装すると、むしろソースコードも操作もめんどくなるだけなのに。Perl とかで遠隔サーバに仕事させるときなら、トラフィック量と待ち時間を減らすのに必要だとは思うけど。
お盆ですなぁ。仏壇に灯籠を飾りましたですよ。妹が子供を連れてきて、親子でぼんぼりセットを組み立ててくれましたよ。ありがとね。そしてこんなとき、日本の母は子に季節の歌を教えるわけです。
「あかりをつけましょぼんぼりに〜」
それおひなさまだよww
しかしそこでおいらはツッコミをも忘れ、脳内に突如降りてきたある考えに心を奪われていた。
『ボンボリーニってイタリア人?』
まーあれだ、石臼ってさ、そうあの、米粒とか入れてグリグリ回すと粉が出てくる、あの石臼。
カタカナで「イシウス」と書くとローマ人っぽい、あんな感じw
ブラウザごとの挙動でよくわからんこと。
Google Chrome で ほぼじゅびふぉの『ファッションモンスター』を開いて、YouTube で視聴しようとすると、
「この動画には●●さんのコンテンツが含まれており、特定のサイトでの再生が制限されています。 YouTube で見る」
と出る。ほうほう、権利がかかってるんじゃしょうがない。元が商業曲だしな。と、おとなしく YouTube 内に誘導されて視聴するわけです。
ところが同じページを Firefox で開くと、そのままフツーに視聴できちゃうんですわ。おいらの側では何も変な細工はしてない。動画オブジェクトの貼り付けは、YouTube の該当ページの「共有 → 埋め込みコード」をコピって貼ってる。まー URL のところに「http:」を書き足してはいるけど(これ書き足すと、ローカル環境の書類をブラウザで開いても動画を視聴できて、チェック用に役に立つんですわ)
ここらへんどうなっておるのだと。YouTube の権利保護の機能、Google Chrome でしか動作確認してないんかな。とりあえずおいらのせいではないぞってことで。
3曲続けてお送りします。
てなことで、"Just Be Friends"(Amanda Lee)と "Kokoro (Masaki Mix)"(rockleetist)と "Kokoro"(英詩: Razzy、歌い手: Shiroko)の3曲入荷すますた。
ページ作りの自動化してほんとよかったわーものすげーラクチンになったわー(感涙)
「ほぼじゅびふぉ」と言いつつ、じゅびふぉ率低下が続いてる昨今だったり。そろそろ Juby さんの曲を入れようかなと。
JBF の別バージョンの英訳まだあるけど、4曲も入れたらもう……未収録の皆様、すみません、どうかお許しくださいませ。
今日までで全25曲。数が揃ってきたら、トップページの見映えはそれなりになってきたかな。ていうかそろそろほんとにソート機能を入れないと収集つかなくなってきた感じ……。
やべぇ……「ほぼじゅびふぉ」で Google 検索すると、当該サイトは2位に落ちてしまったよ。そして栄えある1位は「さんでー立体写真館」wwww
いや Google さん、ちゃんと「ほぼじゅびふぉ」そのものを1位にしてくださいよ。「さんでー立体写真館」管理人は「ダサいタイトルは老舗サイトの証」なんて強がってるけど、けっこう気にしてるんですよww とはいえ今さら変えるわけにもいかず。かといって開き直れもせず。という最高になんだかなーな状態w
「ほぼじゅびふぉ」の曲目は女性視点のものが多いけど、反訳は女性言葉にこだわってなかったり。女性言葉って今ほとんど死んでるからな。実際の女性の言葉遣いって、あまり強くない口調の普通語りが主だよね。兼高かおるの「そうですの」なんて、世界の旅の時点で既に浮いてる感じだったよ。てことで、むしろ反訳を女性言葉にすると(おいらが慣れてないこともあって)、なんだか気持ち悪くなっちまうんじゃないかという恐怖のようななにかww
女性言葉がなぜか今も脈々と生きてるジャンルって、海外の映画やドラマの日本語吹き替えがあるわけで。うちのサイトも日本語吹き替えみたいなもんかもなぁ。けどわざわざ女性言葉にするのはやっぱし違うと思う。
んー、どうなんだろ……。
「モルダー、あなた疲れているのよ」
『千本桜』(英語詞: LucyHasYou、歌い手: Razzy)入りますた。この曲は入れとかないとなーという謎の使命感。国内では人気曲のあまりやり尽くした感が漂ってるけど(トヨタの CM で使ってたのにはビックリしたよ)、英語版の日本語訳はもしかしたらまだかもな、とも思って。
今回のクレジットは、英語詞が LucyHasYou さん、歌い手が Razzy さん。で、LucyHasYou さんの英語詞、なんか公式っぽい雰囲気なんですわ。確認取れてないけど。
んで Razzy さんの動画作者コメントでは、LucyHasYou 版の英語詞に少し手を加えたみたいに書いてあるけど、おいらが全文チェックしたら同じだった。なんかいろいろ謎。作詞者としてキレキレの英訳詞を複数の歌い手に提供してる Razzy さん、今回は自ら歌い手として出撃だし。それが自作詩ではないってのもちょっと謎。ていうか Razzy さんって男性だったんだ。今までてっきり女性かと。大変失礼いたしました。
このログと ほぼじゅびふぉ で LucyHasYou さんの『千本桜』を「英訳詞」じゃなく「英語詞」としてるのは、それが普通の日英翻訳ではないから。日本語原版とはほとんど別の内容でして。「超訳」どころか再創作の領域。
おいらはこういうのはアリと思ってるよ。特に「千本桜」の元歌詞はノリ重視だからな。几帳面に外国語訳して曲に乗せる意味や必要があんましなさそうだし。
ただ ほぼじゅびふぉ で扱わせていただいてる英訳詞者の皆様の傾向から、英訳シンガー共通の仁義として「原詩の意味を可能な限り正確に再現する」がある気がする。まずそこをクリアした上で、自分の感性と腕前を盛り込むのがデフォな感じ。この仁義をかなり厳しく自らに課してると思われるかたもいらっしゃるし。
LucyHasYou 版『千本桜』は、そこらへん華麗にスルーなわけで。これ、英訳シンガーさんたちにいろいろ波紋を広げてたりしてるのかな。って動画公開が去年の1月なんで、影響があるならもう出てるよな。向こうでも「これもアリ」判断なのかな。
おいらは「これもアリ」派なんで、ほかの曲と同じく、今のおいらにできる限りの反訳をしてみたよ。
形式・様式が崩れるのはカオスの予兆とも言えそうだけど、日本語ボカロ曲を英語で歌ってファンがついて盛り上がる、なんて流れが向こうで自然発生してまだ数年だしな。今ある形にこだわるのも無視するのも、クリエイターそれぞれが好きに判断して、作詞者も歌い手も聞き手も楽しければそれでいいんではないかと。それが自然発生的に行き先を決めていきもするだろうし。きっとそうしてできた結果がベストなんだと思う。そこらがどう変わっていこうと、これが利害のない趣味や遊びだってことは変わらんもんな。
日本のボカロ界隈も、5年前とは様子が変わってきたね。前はボカロキャラ依存の盛り上がり主体だったのが、今は個々の作品世界や作者の持ち味そのものを楽しむ傾向が強くなった感じ。キャラで盛り上がった頃も楽しかったけど、普通に音楽を楽しむ場として成熟してきたような。マニアック度が下がって、新規の観客にとってわかりやすくなってるかも。だとしたら日本でも海外でも、作る側の参加者さんたちの意欲をさらにそそる展開かもな。
Razzy さんはアマチュア作詞家らしい。『千本桜』は本業が忙しくてなかなか発表できなかったそうで。もし彼がプロの道を目指しておられるのなら、どうか今の活動が大いに糧となりますように。
日本人が作った楽曲を英語圏で勝手英訳して歌って観客を楽しませる、というこの流れは個々人的な趣味・遊びなんで、これで日本が経済的に儲かることはない。海外の英訳クリエイターも、これで直接儲けるつもりは特にないっぽい。てことで、この遊びが世の中のメジャーシーンに大きく浮かび上がることはないと思う。現地でももしかしたらこれ以上の大規模な広がりはないかも。てことは日本でも、海外のこの面白すぎる流れについて、今以上の関心が払われることはないかも。
この文化を逆輸入するうえでカギを握ってるはずの ほぼじゅびふぉ はこれまた、個人がどこにも属さず、レンタルしてるサーバ領域のみでやってるサイトなんだわな。これが世間に取り上げられて話題になる機会はなおさらないと思う。んでも、海外でこんなすごい遊びをしてる人たちをおいら見つけてしまったんで。無駄だろうが何だろうが、何かしたくなっちまったよ。
反訳するごとに、日本がこの方向の創作活動の膨大な資源国になってることをいちいち実感してしまうよ。文化輸出の面でいえば、マンガ・アニメ・料理と違って経済活動じゃないんで、世の中の表舞台には現れないと思う。でも、もう形や流れが出来上がってることを知った。
昨日『ココロ』の反訳2本やった。あの名曲の怒濤の覚醒場面で、それぞれの英訳詞に合わせて「今分かった」「とうとう知った」をあてがった(どっちの英訳も、切り口と展開が粋だなぁ)。なんかこっちこそ、海外の動きを見てそんな気分だったり。
この国に生まれてよかったなーとしみじみしたり。
JubyPhonic 版『神のまにまに』ようやく反訳を仕留めた。キツかったー。
Juby さんときどき、おいらにとっては難解な構文とかわかりにくい表現とかしてくるからな。おいらが難解に感じる英文って、非英語圏の人を気遣わないモロな英文なんですわ。現地に長く暮らしてないと身に付かないような。Juby さんの英訳詞って、時期が下るごとにそういう傾向が出てる気がする。言い方を変えると、原詩とその英語直訳から来る日本語的表現の呪縛から解放されてるというか。英語圏の人から見て外国臭さがないというか。
そうなると口語や英熟語も多くてな。たぶん英語圏のじゅびふぉファンにとっては、そんなこなれた言い回しをしてくれるのが魅力のひとつなんじゃないかな。おいらにすれば難解でも、英語ネイティブのリスナーにすれば、これですんなり受け入れやすそう。
『神のまにまに』は Juby さんの最新リリースなんで早めに収録したかったんだけど、そんなわけで反訳難度が過去最大級で、途中で止まったまま10日くらい放置してしまったですよ。んでしばらく非じゅびふぉ曲に逃げてたと。
とりあえず難関突破ってことで、ここからは Juby さんの曲メインで反訳を進めるとしますかねぇ。
昨日の Razzy さん関係の続き。
ほぼじゅびふぉ にある『ココロ』2本について、日本人が英訳詞を読むと「そうじゃないだろ」と思ってしまいそうな部分の解説でも。
rockleetist 版の終章(この曲は章形式で物語が進むのだ)、原詩の「アリガトウ」は英訳詞では "Thank you, my friend" になってる。「親と同等の目上の人を友達呼ばわりはないだろ」と来そうだけど。ていうかおいら最初に読んだときそう思った。
けどそりゃ日本じゃ「フレンド=友達」と教育してるからであって。それも正解だけど、英単語 "friend" の意味はもっと広い。この単語の範疇は「自分に味方してくれる人」らしい。てことで「敵」に対する「味方」も friend。自分と信頼関係にある人、自分に良くしてくれる人も friend。家族も、その意味で friend とすることもあり。
反訳ではそこを汲んで、「アリガトウ 大切な人よ」としたよ。最初は困ってしまって「アリガトウ」だけでお茶を濁しちまったけど、あとで修正かけたですよ。「こいつ逃げやがった」と思われるのがイヤだったww
rockleetist さんの英訳詞スタイルは、ほかにもいくつか拝見した感じ、原義の隠された部分まで正確に再現すること第一な感じがする。
日本語ってけっこう自由に要素を省略できるよね。言い回しでのほのめかしやニュアンスとかの表現も簡単に使えたり。主語・述語を普通に省いたり。語順の自由度も高いんで、それで匂わせたりも。日本の作詞者の能力って、楽曲の限られたスペースに意味を詰め込むべく、こういうテクニックをいかに駆使できるかが腕の見せどころなような。まー、表に出なかった要素は土の下に埋めて、言い回しのヒントを元に聞き手が掘り当ててくれればって感じで。
rockleetist さんが日本語歌詞の意味を把握するのは、英語直訳文を載せた楽曲動画を探して読んで、という形らしい。日本語詞の意味を英訳すると、歌詞の収納スペースが倍増する。てことで地面の下に埋まった要素を丁寧に発掘しては、自然な表現でつなぎ直していくスタイルのような。
ここで、この人の能力に謎を感じたり。英語直訳した時点で、日本語ならではの言い回しのヒントはざっくり削げ落ちてしまう。ヒント激減状態で、どうやって正確に掘り当てとるんじゃと。JBF では16回もの推敲を重ねたそうだけど、ただ数多くやれば正確になっていくわけでもなし。
もし rockleetist さんがダウジングしたら、地下水脈を恐ろしいほど当てまくりなんじゃないだろかww
ちなみにおいらの反訳でも、英語ならではの表現がざっくり削げ落ちてしまってる。そこをいかに保存・再現するかが腕なんだよな。
Razzy & Shiroko チーム版では、原詩の「無限」の部分の英訳詞が "again" になってるね。ここも「アゲインってそんな、1回2回じゃないでしょ無限なんだから」とツッコミたくもなろうかと。
「無限」って数学では単なる記号でも決めごとでもなく、概念なんだわ。概念なんで、理解できるのは今のとこ人間だけなんだわ。コンピュータにはまだ無理。原作者の意図かどうかはわからんけど、おいらは原詩内の「無限」については、「ココロプログラムで自我を得たロボットが、自らの心と感情が無限に広がっていくことを認識 → ついに無限の概念を理解して、完全に人間の域に達した」と勝手ながらそう理解してる。
んでそこが、Razzy 英訳では "again"。なんであんな大事な要素を捨ててまで「もう一度」なのか、ともなりそげ。英訳詞を読む限りじゃ確かにそうだけど、ここはひとつ動画のその部分を、ご自分の耳で聴いて確かめていただきたい。
ボーカルの Shiroko さんの歌いかたが「ア - ゲ - ン」になってる。原詩の「ム - ゲ - ン」と音韻はほぼ同じ。音節の切り方はまったく同じ。詩文上では英語詩の中に普通に英単語があるだけの状態なのに、ここだけ英語の発音の流儀を捨てて、日本語風に発音してる。
このチーム、「無限」の意味を切り捨てたのと引き換えに、サウンドとしてキョーレツな響きを採って活かした。
原作のボーカルはボーカロイドなんで、叫び声を作るには限度があるはず。でも原作を聞くと、ここ叫んでるみたいに聞こえるんだよね。トラボルタP の腕前ですな。ココロの作用で次々と獲得していく様々な感情。それが臨界に達したとき、このチャプターは展開して、次のチャプターが受け継ぐわけで。その展開のきっかけになる呪文というかカギというかの叫び。激情に似合う3音節でシンプルでキョーレツな響きの言葉。
おいらの勝手な解釈だけど、きっとそういう考えの筋道で、Razzy & Shiroko チームはここを敢えて "again"(ア - ゲ - ン)にしたんじゃないかなと。
なんかさ、異なる言語間でのギリギリのやり取りや発想がすごくて。切り落とせないはずのものを切り落として、くっつかないはずのものをくっつけて、そのたびに激しく火花を散らしながら英訳詞ができていく様子が見えるかのようで。この感覚を味わえるのは Razzy さんの作品だけじゃないけど、今回の「無限 → again」でかなり強く感じたもんで。
そんなところに気付いてしまうと、なんて深く切ない……あああー!
この大技に少しでも応えたくて、反訳は「もう一度」ではなく「またひとつ」をあてがった。前後の文脈、原詩と英訳詞の展開にも照らして、これ以上は思いつかなんだ。今おいらにできる最強反訳なんだけど、蟷螂の斧というかミジンコのポンポンというかなのはどうかご勘弁くだせえw
Razzy さん、ものすげー誕生日の祝われかたしてるなぁ。
こんなたくさんの歌い手さんたちに詩を提供していらっしゃるのか。そしてこんなにたくさんの歌い手さんたちに愛されてもいる。すごいなぁ(小並感)。グレートなファーザー的なお方なんだろうか。
昨日 rockleetist さんの作風について知ったかぶりしました。すみません。
今さっき rockleetist 版『アンサー』の反訳を作ったんですわ。
この曲では原詩の正確な再現にこだわっておられなんだわ。
じゃあどんなところにこだわっておられたのかというと、「かの悪名高き JBF」とのつながり。『アンサー』は "Just Be Friends" へのアンサーソングなんで、そっちの自らの英訳詞と内容をリンクさせておられた。
てことで、rockleetist 版『アンサー』と rockleetist 版 JBF、両曲の歌詞を読み比べる・聴き比べるのもオツかと思いまする。
しかしこの曲でもというか、rockleetist さん詰め込まれましたなぁ。倍増どころじゃない分量のような。
そこらへんから拾ってきた情報なんだが、やっぱりあの人を怒らせちゃいけないね。

めちゃめちゃこええwww
4日前のログの最後のあたりの続き。
♪日本の未来は Wow wow wow wow 世界が羨む Yeah yeah yeah yeah
つんく♂の歌詞、当時はただの強がりにしか思えなんだ。当時、アメリカ発のファッションがソッコーで日本でも流行ったり、シャネラーとかなんとかでボッタクリみたいな値段のヨーロッパのブランド品を見せびらかすのが流行ったり、まーそういう世の中だったわけで。
気がついたら歌詞のとおりの未来が来てた。欧米にさえ結構な数とアツさの日本フォロワーの方々がいらっしゃるという現状。
あの当時はほんと、まさかこんな未来が来ようとは夢にも……。
映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006)で、日本の立体駐車場でドリフト競争をする場面があるんだわ。んで、ギャラリー何人もがケータイで動画を撮ってるとこが映る。あれってそんなに面白い演出じゃない気がしたんだわ。日本人の変な行動っつう意地悪演出なんじゃないかとも勘ぐったりもして。
後から知ったこと。あの当時、写真や動画を撮れるケータイってほとんど日本にしかなかったらしい。あの映画、世界が羨む日本のモノを撮ってたんだな。
♪きどおーせーんしーファンダブーファンダブ
いやあの、ボカロ曲とかの日本の楽曲を英語圏の人が勝手に英訳詞を作って歌うという、ほぼじゅびふぉ で扱ってるあの活動。「英語で歌ってみた」的な。あれを何て呼んだらいいもんかと思っててさ。ちゃんとした呼び名があるのかもよくわからん。
けど、それ系の動画タイトルにときどき "English Fandub" と出てる。じゃあ "EFD" とでも呼んじゃっていいのかな。んーちょいと調べてみるべ。
お、ニコニコ大百科では「……ニコニコ動画のジャンルでは『歌ってみた』に該当する」「アニソンなどの楽曲を外国語に翻訳して歌ったものが注目を集めている」とのこと。
おおお、かなりいい感じ。てことでこの日記限定だけど、 EFD と呼ぶことにしましょっか。正式な名前が見つかるまでの仮称ってことで。
みきとP 原作の英訳曲、2本入りますた。
『クノイチでも恋がしたい』(rachie + JubyPhonic)
『ヨンジュウナナ』(JubyPhonic)
みきとP は今回初めて存じ上げたけど、キョーレツにキレキレなサウンドですなぁ。いやもうどっちの曲も反訳作業中に原版・EFD 版をループで拝聴してて、おかげさまでノリノリで作業が進みましたですよ。
またこれが英訳詞もなんてーの、80年代言葉だと「カッ飛び」w。バブル言葉の「ぶっ飛び」ではなくww 曲も相まって、反訳すげー楽しくて。
『クノイチ……』の反訳だと、〆のフレーズがまあまあいけたかも。
我ながらけっこういけたと思うw あとクライマックス、英訳詞は原詩よりオチが鮮明なのを再現してみますた。てことで、このパラグラフの前半はおもっきし和風に忍者風にかっこつけてみますた。
けど最後の〆の1行、いまだ迷ってる。候補が3つもあって。
今は 3. を入れてるけど、英訳詞の意味からすると厳密には 1. か 2. かもなぁ。オチの勢いだと 3. かな。でもオッサンが部屋で一人これ書いてると思うと、我ながらどーもなーw 「ぞっとしないね」ってこんなとき使う言葉だっけ? むしろゾッとするが。ていうか昭和60年代の松竹映画のパンフがまさに、「ナウい文章をノリノリで書いてるオッサン」が透けて見えまくりで。あれを読んでの苦笑いを思い出してしまって。
どれも善し悪しなんだよな。古っぽい言い回しはこれはこれでわざとらしい気もするし。偉そうな爺さんが最後の最後だけいきなり出てくる感で「おまえ誰?」的な違和感があるかも。そんなわけで、実は曲目ページに護りの刃(やいば)の如く 1. と 2. も忍ばせてあるんで、あとで取り替えるかも。
今回はコラボ作品。JubyPhonic さんのお相手は rachie さん。おいら存じ上げてないおかた。Juby さんによる投稿者コメントでは、rachie さんが Juby さんにこの曲のコラボを持ちかけてくれたんだそうで。詩作も一緒にやって、とても楽しかったとのこと。その雰囲気、曲にモロに出てますよww rachie さんの単独作品もあとで拝聴いたしますですよ。
『ヨンジュウナナ』は、原詩のインスパイア元は AKB なんだね。原詩の文に出てこないタイトルの言葉は、きっと自分以外のメンバーの数のことだね。この曲より先に発表された『サリシノハラ』から特定のメンバー名が浮かび上がるけど、詳細不明。
JASRAC 検索で歌詞の権利を調べたら、『クノイチ……』は JASRAC 外で、『ヨンジュウナナ』は JASRAC の管理だった。この差は何だろと思ったら、『ヨンジュウナナ』のほうはニコニコの歌い手さんの持ち歌としてメジャーデビューを果たしたらしい。ボカロ曲もレベルと影響力が上がって、だんだん商業ベースに乗るようになってきましたなぁ(しみじみ)
そして英訳詞。Juby さん AKB をお好きらしく、かなり思い入れつつ詩作と歌をこなされたご様子。しかしまー英訳詞も歌も Juby 節全開というか。英訳詞のほうの見どころは、そうねぇここかな。
Juby さん原詩の単語と大意を借りつつ、別物に変身させてしまった。そして placed - weights - today で韻をガッチリ踏んでる。Juby さんの詩かっこいい……。
歌のほうは、アマチュアでここまでのレベルってありなんかってとこまで来てると思う。お世辞でもヨイショでもなく。音程の操縦がすごいことになってるんですが。なんか音程だけじゃなく、この歌唱、迫ってくる何かを感じまくりなんですが。作品ごとに着実にパワーアップしてきてるというか。これ本人的にはアレなのかもな、漫画『バガボンド』の「俺は自由自在だ」の境地というか。
動画公開日はついこないだ。2014年7月28日。『神のまにまに』公開の2日前。立て続けに来てたんですな。
反訳での見どころというよりむしろ言い訳wは、原詩にはない "and become their northern star" のとこ。反訳は「みんなのポラリスになれば」としたよ。
「北の星」の意味は明らかに「北極星」だね。「グループメンバーの中心」の暗喩。ここ「北の星」だとデコトラか力士かって感じだし、「北極星」だとなんかモロだしカタいし無意味に科学用語っぽいし。
英詩で婉曲してることだしさ。日本人が読んで反射的に分かりすぎない何かというか。「北極星」と同義の、あまり有名でない和語がないかなと調べたけど見つけられなんだ orz んで「ポラリス」に落ち着いてしまったというか。響きはカッコいいけど、実はちょっと忸怩な選択結果だったり。
少し調べてみた。Wikipedia 「北極星」ではなぜか英語版へのリンクはナシ。英語版 Wikiepedia で調べたら、どうもこの意味では "North Star" というらしい。とはいえそんなにカキッと北極星を意味するほどでもない表現な感じ。"North Star" は直訳すると「北星」。英訳詞の "northern star" は直訳で「北の星」「北方の星」「北にある星」。全部小文字だし、やっぱし婉曲表現なんだと思う。
あとまぁ科学的厳密さでも、「北極星=ポラリス」とするのはほんとはアレだったり。地軸の向きは約2万5千年周期でズレていくんで、今から何千年かすると、ポラリスじゃない星が北極星になるわけで。Wikipedia 記事によると、あと1万1千年経つと、こと座のベガが北極星になるんだとさ。
そこらいろいろ分かったうえで「ポラリス」にしたんで、そのあたりの方向でのツッコミはどうかご容赦くださいましなw 「指原が『ポラリス』だなんて生意気な」とかも全然違いますのでww
また違う話だけど、この曲の音ってグループサウンズだよね。GS(ガソリンスタンドではない)は刹那&切なさだね。掻きむしる哀愁がたまんない。この曲調が流行った時代は彼方に去ったはずなのに、今風に磨き直すとこんなに輝くんだね。
と、そういやボカロ曲で GS のすごいのあったなーと記憶を辿り、見つけましたですよ kihirohitoP の『千々石ミゲル友の会』ですよ。歌詞は kihirohitoP のテイストむき出しwwだけど、アレンジはむしろこっちのが正調 GS に近いかも。
♪饐えた家の食卓には塩と水だけー
別な意味でも刹那&切なさwwww
kihirohitoP の名曲の数々を EFD する猛者はおらんのかいのぅ。選曲の猛者ぶりでもじゅびふぉさん相当キてるんだが。
今 YouTube 内を「千々石ミゲル友の会 english」で検索したけど、やっぱし英語字幕動画さえ見当たらないwww
ほぼじゅびふぉ のページ作りお助け JavaScript、さらに自動化を進めたですよ。今日入稿の2曲はその試運転も兼ねてってことで。コレだす。相変わらずおいらの環境&用途専用なんで、他の人が外を見ても中を見てもどうにもなんないけど。構造が面倒になってきたんで、思わぬ挙動とか出てくるようになったなぁ。直すのめんどいから、あとで直す気になるまで我慢して使うかなーという、テンション低めな感じで。開発がかなり進んで、前よりはるかにラクになったんで、ここらで開発はちょいと一息入れたいなと。
しかし、便利さの大敵って不便さじゃないんだよね。不便さを感じることが便利にしようっつうアイデアとモチベーションの元になるから、不便さはむしろ便利さの母。
じゃあ何が便利さの大敵か。それは「慣れ」。これがねもう。自分で自分用の便利ツールを開発しといてなんだけど、せっかく大幅に便利になっても3日もすれば慣れてしまって、現状が当たり前になってしまう。こうなるともう「便利さを享受できて幸せだー」な気が全然しない。そして、残った手作業を「めんどくせー」と思うようになる。振り返ればそりゃもうはるかにラクになってるのに、過去の実感は喉元過ぎればフンダララ。
そこをどんどん追求していけばトヨタになれるはずなんだけど、開発効率のいいところから手を付けるんで、残っていくのは、必死に開発してもそんなに作業がラクにならなさそうな案件。開発の「めんどくせー」VS 作業の「めんどくせー」のせめぎ合いとなるわけで。そこらのバランス点が開発終了の落としどころとなるわけで。トヨタの足下にも及ばぬところで落ち着いたり。
開発一段落で安定版ってことになるんだけどさ、今まで自動化でバッサバッサ削ぎ落としてきた作業工程は、なくなってしまえば意識からも消えちゃうんだね。そのときには残った作業のめんどくささにもう意識が向いてるわけで。アレと同じだ。街なかのビルが更地になったり建て替わったりすると、その前はどんな建物だったのか途端に分からなくなってしまうアレ。
要求ばっかする図々しい人ってときどきいるよね。要求が叶えばすぐまた新要求。叶えてやった恩なんて、新要求を出してきた頃にはもう忘れてる。あれって人間に本来備わってしまってる癖なんだろうなぁなんて、自己完結な挙動で悟ったつもりの今日この頃。
あのさ、昨日 AKB48 の話題が出たんで、ちょいと関連話でも。
けっこう昔、名前も構成も似てるグループがあったんだよね。AKB よりも前に。だからって AKB がパクったわけでもないらしい。
そして、古いほうのグループのメンバーは全員男だったそうな。
「AKO47」で検索するとけっこう出てくるよ。
昨日自分で思いついてニヤニヤしてたんだけど、調べたらもうかなり多くの方々に先を越されてますたよwww
持ち歌は……『エブリデイ甲冑武者』とか?
くっそーこのネタもお手つきだったか!
広島の土砂崩れで被災者された方々にお見舞い申し上げます。そして、亡くなられた方々に心からのお悔やみを申し上げます。
ロシア政府は日本に対して報復制裁に踏み切ったそうだけど、それはそれってことらしい。プーチン大統領はこの災害の犠牲者に向けて、哀悼のメッセージをくださった。大統領、日本人としてとてもありがたく思います(このまえ拾い物の画像ネタを出しといてなんだけど)。
『クノイチでも恋がしたい』の最後のフレーズ、3日前に書いたとおり、候補が3つあるわけです。どれがいいか決めかねてるわけです。
どれにするか悩んで、悩んで、悩んでるうちにひとつ閃くものがあり。候補が1個増えて4個になったww てことで1個に決めるのはもう無理な気がしてきた。
そこでもうひとつ閃くものあり。今度は新規候補じゃなく解決策のほう。
ということで、件のページを読み込むごとに、候補4個のうちどれか1個をランダムで自動選択して示するようにすますた。「解決策」と本当に言えるかどうか微妙だけど。全部自分一人で作って運営してるサイトだと、こういう荒技・ゴマカシ技が好きにできちゃうもんなんですよ。
ほんと姑息なギミックだけど、むしろ忍者っぽくていいじゃんかとか開き直ってみたり。んじゃ忍術なんで、ページ上では特にその断りも説明もなく、こっそり仕込んだ形のままにしとくわ。
ページのソースコードを開くと、4候補全部を見れるよ。
よくわからん夢を見ちまった。ビートたけしに「じゃあおまえ次の世代を頼むぞ」と言われた……。なんぞこれ。映画監督の北野武じゃなく、あくまでビートたけしだった。そして、ダンカンとかがすげーキラキラした目でおいらを見つめて、「早く何か面白いこと言え」なプレッシャーかけまくってきた……。
無理wwww
なんだってぇぇぇ! ジェットマン、日本で飛んでたのかよ(記事)。かっこええなぁ。
ほぼじゅびふぉ、『ひらり、ひらり』の別バージョン入荷しました。これで『ひらり、ひらり』3曲目。そして収録30曲目。今回の CantabileDC 版で歌ってるのは本人でも EFD の歌い手さんでもなく、英語ボーカロイドの Oliver。ボカロが歌う EFD は初収録ですよ。トップページの「歌い手」は Oliver 単独にしようかとも思ったけど、歌いかたを入力したのは CantabileDC さんだし、でも声は CantabileDC さんのものではないし、てことで "CantabileDC (Oliver)" てな具合に併記にしましたですよ。
Oliver のことをまったく知らなかったんで、ちょいと調べてみた。
へぇ〜 PowerFX 社の製品でありながら、開発はアメリカの UTAU ユーザー中心なんだね。Vocaloid3 だと製品固有の歌声ライブラリ以外は使い回しが利くそうなんで、販売会社にとってもユーザにとっても福音だよね。ネット販売との相性も良くなるってことで、原価を安くできる。商品の完成から発売までの敷居が低くなる。利幅も大きくできる。下がったコストを販売価格に反映させるかどうかはメーカーの判断だけど、ユーザは少なくとも複数のボカロの共存や管理がラクになる。これってすごいアップデート方法だよな。誰も損せず、みんな得する。
しかし PowerFX も英語ボカロにこだわりつつ(スウェーデン企業なのに)、V3 で製品化の負荷が減ったのを利用して、大胆に舵を切ってきましたなぁ。
PowerFX(スウェーデン)や ZERO-G(イギリス)の英語ボカロは、日本市場では期待ほどの手応えがないことが判明してた。日本国内のボカロ界隈の流れは、自然発生と関連業者各種の仕掛けとが入り混じってどんどん変わっていくからな。その速さについていけてなかったというか、時差にして8〜9時間もある、巨大なユーラシア大陸の反対側のマイナー言語市場の情報収集が難しくて、うまく未来予測できなかったというか。
てことで英語ボカロ陣営におかれましては、おいらは英語圏の国々での英語ボカロファン層の拡大が肝要なんじゃないかと思っとった。したら、ファン自らに英語ボカロを作ってもらっていたとは。これ、かなり見事な技かと思う。どうかこのベンチャーな取り組みがうまく当たりますように。
世の中的には、日本国内でも海外でも、ボーカロイドはまだまだ一般に認知されてないものじゃないかな。日本でも「ボーカロイド=初音ミク」のイメージ先行というか。つながるイメージとしては「オタク」「キモい」「なんだかよくわからない」「なんか怪しい」「なおさらキモい」てな感じかな。まーでもとりあえず一般認知を広げるには、そういうリスクを含みつつ、しばらくこれでいけばいいんじゃないかと。たぶん閾値を超えると、本来の認知に勝手に相転移するんじゃないかと。
商業としての規模がもっと拡大すると、一般社会へのアピールの必要性も増えるはず。業者としては現状の「来たくなった人は自分で来て一緒に盛り上がればいいんでね?」というユルさは不満かと思う。ここを「あなたもこなたもそなたも、どんどん知ってどんどんいらっしゃいませ。いったん入ったらもう逃がしません」の追い込み狩猟型や、「飯の種を繰り返し作って育てて繰り返し収穫」の農業型に変えたいはず。そのほうが効率よく稼げるんで。
ただ、宣伝は常にスポンサーにのみ有利に働く情報ってことで、その意味でいろんな誤解やバイアスが出るかもなぁ。まあ「オタク=よくわからないことに血道を上げる理解不能な人たち」「オタク=キモい」「オタク=こっちくんな」はマイナスイメージなんで、そこの払拭には作用しそう。
そのときようやくメディアの広告媒体にきちんとお金が回って、よりまともな情報を流してもらえるようになるはず。ボカロに対する無知による誤解や先入観が薄れていくのは、その段階に入ってからかな。
で、日本のボカロ界隈(この表現が適切かどうかは不明)の実際はどうかというと、初音ミクは相変わらず最高人気のボカロキャラでありつつ、ミク自体に惹かれる人の割合は減りつつあるというか。んで、ボカロを利用して誰が何を作るかの比重が高くなってる感じ。どのボカロを使うかのこだわりも減って、観客の多くはクリエイターと作品そのものに注目、ボカロは道具や手段としてその実現を助けるという、ヒトとモノとの本来あるべき姿に収束してきてると思う。
例えばカゲロウプロジェクトという商業メディアコンプレックス企画を立ち上げた じん(自然の敵P)さんの場合、主に使ってるボカロは IA(イア)という製品。おいらこのボカロはよく知らん。そして IA のメーカー設定キャラは、カゲロウプロジェクトにまったく使われてないっぽい。
ボーカロイド・初音ミクの発売(2007年8月31日)からもうすぐ7年。今振り返ると、初音ミクはボカロ分野のサブカルチャーを作り出す起爆剤としての役割を果たした、なんて過去形での表現が適当かと。かなり巨大な起爆剤だったし、今もその影響は強いけど、もはや支配的ではなく。
けど世間一般ではいまだ「ボーカロイド=初音ミク=キモい」な感じ。どの関連業者も観客・クリエイターも、今は界隈の内部へのアクションが主体で、外部への宣伝や情報発信にあまり一生懸命ではないと思う。結果的に、世の中じゃこういう遅れた誤解が放置されたままなんだけどさ、ボカロ界隈自体がすごい勢いで進化中だからな。いつの時点を切り取って宣伝しても、常に遅れが出るわけで。
ボカロ界隈の中身はそれでも順調に育ってて、親離れならぬ「初音ミク離れ」が進んでるわけで。次の段階は「ネット離れ」できるかどうかってとこかも。ネットの束縛から自由になって初めて、世間一般からのまともな認知が始まるんではないかと。まー世間一般がこれから IT やネットにどれだけ親しむかにもよるけど。
たぶん世の中全体でのボカロへの拒絶感の元は、初音ミクがアニメ風の萌えキャラで大ヒットしたことだと思う。閉じた客層に的を絞ってそこだけで大ウケってのは、ターゲットから外された多くの人たちからするとなんだか面白くないわけで。自分に関係ないことだと向こうから勝手に設定してきてる以上、その製品に好感を持てるわけがないわけで。初音ミクという製品はそういう諸刃の剣だったわけで。
だったら、普通に「ボーカロイド=音声シンセサイザーソフト」として万人を対象に売ればよかったんではないのか。
初音ミクより前に、クリプトンと ZERO-G がそれをとっくにやってた。予測よりは多く売れたらしいけど、音楽系の新規サブカルチャーカテゴリ発生の臨界点には遠く及ばなかった。てことで今のボカロ界隈の盛況は、やっぱし初音ミクという諸刃の剣があったからこそ(ちなみに初音ミクの成功は、その前の段階の経験があったからこそ)
今これ以上の社会認知を求めるのは欲張りすぎってことか。
ボカロのお膝元の日本はこんな感じ。さて英語圏はどうなのか。
海外でのボカロとそのクリエイターやファンの認知は、日本よりさらに低そうだね。別にジャパニメーション風や萌えの演出にこだわることはないと思うけど、英語圏ではいまだ、自ら流れを形作るほどの大物ボカロ製品が出てないわけで。そして英語ボカロがクリエイター客やその観客の層をいまひとつ閾値まで持っていけずにいるうち、日本で大盛り上がりしてる日本語のボカロ作品を直接楽しむ層が自然発生してしまった。
YouTube のコメントを読むに、彼らのほとんどは日本語が分からないまま、サウンドや映像の魅力をそのまま感じて楽しんでるらしい。日本語については、発音の響きや文字の見映えに美しさや面白さを見出して、これまたそのまま気に入ってくれてるらしい。おいらが洋楽を楽しむ感覚と完全に同じだな。英語ならまだしも、おいら今も聴いてる NENA なんかドイツ語だもんな。ジプシー・キングスとオルケスタ・デラルスはスペイン語。小野リサはブラジルのポルトガル語。歌詞の意味はひとつもわかってないけど、気に入っててよく聴いてる。
ほどなく英語圏で、素晴らしい才能と太っ腹さを持つ人たちが出てきた。日本語で作られた楽曲の気に入ったものに、勝手に英訳詞を当てて勝手に歌って英語圏のネット住民を盛り上げる、EFD (English fandub) の人たちですな。
そういうものがあると知った、その製作に面白みを感じたり、作品に感動したりのクリエイターや予備軍。ここらが、自らの才能の発露先として EFD に参入し始めた。日本のボカロ界隈と同じく、年ごとに作品の完成度は上がり、今やプロ並みの実力を誇る作詞者や歌い手、あるいはその両方をやる人たちが出てきた。古株が競争・協調しながら腕と名を上げていく一方、敷居の低さで新規参入も後を絶たない盛況ぶり。
こうなると、EFD だけでは足りない感じがするのはオリジナル性。今はネタの大元が完全に日本依存の状態。日本からの輸入と現地化加工のみで(それでも大変な仕事だが)、一からの独自開発・製造まではしてない。オリジナル作曲&完全オリジナル作詞、オリジナル PV を、英語圏だけでやり取りして盛り上がる下地がまだできてないっぽい。あっちはあっちで、今後はきっと日本依存から脱却して、独自性を高める方向に進むんだろうな。日本のボカロ界隈が初音ミク依存から脱却したみたいに。
そのとき英語ボカロが必要になるかどうかは分からん。いきなりボカロ依存段階を飛ばしてしまって、人の歌い手主体で盛り上がるのかも。今の雰囲気だとそれもあり得そうな感じ。人気と実力のある作詞家と歌い手が現地でどんどん育ってる一方、正規の Vocaloid にしても UTAU にしても、ボカロ技術は完全に日本発だからな。日本依存からの完全な脱却となると、ボカロ抜きもアリかな。
そこを基準に考えると、今ボカロ利用に頼ってる日本のほうがむしろ特異にも思えてきたりして。日本は今や、人の歌い手がボカロ曲を歌って、ニコニコ動画上で一定の人気を得たらメジャーデビューできる時代だからな。ボカロ使用の曲をいったん公開っつう途中工程をすっ飛ばすようになれば、もうボカロは要らなくなるわけで。初音ミクの必須度が低下してる現状からすると、ボカロの必須度もこれから下がっていきそうだし。
日英それぞれの言語圏でそれぞれの経路を辿りつつ、結局は同じ形に収束する未来が見えてきましたな。そのとき英語圏の界隈は日本語圏の影響から完全独立を果たしてるはずなんで、お互いのつながりは疎くなってしまうだろうな。まぁ今のつながりといっても、流れの方向はほぼ一方的に 日本語圏 → 英語圏 で、その逆向きの流量が極端に細いっつう偏った現状なんで、日本の界隈にとっては大して変わりがないのかもだけど。
そう考えると、細い逆流量を増やす方針の ほぼじゅびふぉ はどうなのか。今だからこそやる意味があるとも言えるし、どうせボーカロイド丸ごとがいずれ廃れる徒花になりそうなら、今現在で逆流が盛り上がってるわけでもなし、何もせず世の移ろいを眺めてるのが最良、とも言えそう。
ただ、EFD の皆さんのアツさがね、やっぱし今やりたい動機をおいらに与えてくれてる。あとさ、今決まってしまってる流れに逆らうのは、隙あらばヘソ曲がりぶりを誇示したい願望なおいらにはすごい魅力だったりww
ありゃまー。昨日、知らずにいろいろ書いてたら、時既にって感じだったかも。
原因が本当に、ボカロ界隈がボカロから脱却し始めたのかどうかは分からんが。
単に、ボカロ人気曲の数の増加率がボカロ観客数の増加率を上回ってるってだけかもしれないし。おいらの場合、しばらく前に iTunes に落として聴くやり方を覚えたんで、気に入った曲を聴くのにいちいちニコニコに行かなくなったし。つか、けっこう作者自身が MP3 で配布してたりするよな。その影響はどうなのかと。
このまとめで、えぐるような鋭いコメント出てるな。
なんか自分の凡人ぶりを言われてるみたいで胸が苦しい……。この日記でこっそりしょうもない主張してるんで、人が集まる場ではおいらは主張しないで済んでるけど。
つか、面白い人たちがいる段階でも、面白くないやつらがうるさければ人は去っていくよな。あと、もっと単純に、飽きたり、「あれ? オレいなくてよくね?」と気づいちゃったりとか。
おいら最近あんましボカロ曲を漁ってないわ。流行りの曲と自分の好みが合ってないことが多くて、ランキングを頼りにできなくて。それにボカロ界隈は規模が巨大化してしまって、流行りや自分の好きな物を漁るのが大変になってしまって。2009年頃までは規模が小さくてラクだったけど、だんだん見渡せなくなってきたというか。そうして疲れてしまうと、脳内に「オレいなくてよくね?」が降臨と。
しかし観客はニコニコ動画や YouTube に勝手に来て勝手に楽しんでる状態なわけで。その人一人くらい欠けたって、界隈は構わず回っていくわけで。そう考えると、誰だって「オレいなくてよくね?」なんだよな。と知りつつも、自分の脳内にアレが降りてくると、もう潮時かなーってなるわけで。
ネット上では、ほかの誰がどんな顔と名前のどんな人だとかいちいち識別しないからな。ボカロP なら識別される立場だけど、無名の観客同士となるともう誰が誰でもいいわけで。群衆として数字と統計のみで語られる存在。そう扱われるのが不満なんなら、ボカロ関係に限らず動画作者になって「作る側」「出す側」に回ればいいんだけど、そうもなれない我が「面白くない凡人」の半端さよ。そこも合わせて、なんかもう界隈に足しげく通う気持ちが薄れるというか。
つか、数字で扱われるかどうかは気にするところじゃないよな。自分がコレ面白いと思ってれば勝手に行きたくなるし。そうじゃなくなったら行かなくなるし。ああこれ「飽きる」と同じなのかな。おいらはボカロ界隈に飽きてしまったのかな。今は EFD にアツくなってるけど、いずれ飽きてしまうんだろうか。未来はあんまし考えないほうがいいっぽい気もしてきた。

いらねえよwww さっきそこらで拾ってきたこの画像、バカにされてる感が半端ないwwwww
おいらエスカルゴを食べたことないんですよ。なんでもフランス料理のかなりメジャーな食材という話じゃないですか。
それにしてもおフランスが世界に誇るフランス料理で、なんでまたよりによってカタツムリなんか食わせるかねーww と、けっこう前から思ってた。
カタツムリって貝なんだよな。食ったことないけど、きっと貝と似た味と歯ごたえなんだろうなぁ。貝料理だと考えると、別になんも変ではないことに気づいて。巻き貝ってことは、サザエやツブみたいな感じかな。ゴリゴリした食感がなのかな。
そういやタニシも食ったことないな。カタツムリは陸上の貝なんで、進化の過程じゃいったん淡水生物化してから、なのかな。だとしたらタニシは近縁かも。味や食感が近いかもな。
エスカルゴの缶詰、近くのスーパーで売ってるんだわ。買ってみようかなと思ったら意外と高くて、いまだ買う気なし。
なんで高いのか。そりゃフランス料理の食材だからってのもあるんだろうけど、Wikipedia「エスカルゴ」によると、主な種は繁殖力が低いんだそうで。んでその代用品が、繁殖力が強くて身が大きいアフリカマイマイってあんたあれはあれでいろいろヤバいっしょ。安全管理コストが相当かかりそう。
なんかなぁ……安全で安く効率よく養殖できる種ってないもんですかねぇ。種を問わなきゃカタツムリなんてそこらにいるから養殖なんて簡単に思えるが、そんな安易でもなさそうねぇ。しかも食べておいしい種じゃないと養殖する意味ないしな。
あ……食材に関係ない方向だけど、生き物としてのカタツムリの秘密を少し理解できた気がする。
海の貝って、貝殻がやたら厚くて硬くて頑丈じゃないですか。外敵からの防御目的ですな。対してカタツムリの殻は、踏めばパリッと簡単に割れるほど薄い。鳥とかの外敵に殻ごと簡単に食われてしまうわけで、あんまし防御の役に立ってないっぽい。
疑問1。カタツムリの殻は、なんであんなに薄く弱くなってしまったのか。
たぶん軽量化ですな。海の中なら浮力があるんで、殻を厚くしても大丈夫と。むしろちょうどいい重りになって、潮の流れに左右されにくくもなりそう。底生生活しやすいわけで。ところが陸の暮らしは大気中の暮らし。殻の厚さが同じだと、重さが柔らかい体にズッシリのしかかる。垂直の壁を登るとかもう考えただけで大変なわけで。殻の重さにいちいち制限される暮らしなわけで。それで、殻を薄くして運動性能を選んだんじゃないかと。
疑問2。だったらもう防御の役割を果たせなくなった殻なんか、ないほうがいいんじゃないのか。その道ではナメクジが存在する。なんでカタツムリはいまだにナメクジに駆逐されず生き残っていられるのか。
乾燥対策かな。日照りが続いて周囲が乾燥してきたら、殻に閉じこもって水分を保つ。変温動物なんで、長期の絶食はお手の物のはず。あとは水分を失わないようにすればいいわけで。そして雨が降るのを待つ、と。
ナメクジって常にジメジメしてるところでしか生きられない気がする。カタツムリは乾燥問題への回答を持ってるんで、ナメクジでは棲息不可能な場所まで活動領域を広げられた、と。
ナメクジのほうも、環境条件の縛りがキツくなったものの、思い切って武器を捨てて成功した形だね。ジメジメ環境は得てして、モノ同士の隙間なんかの狭い空間なわけで。硬くてかさばる邪魔なものを取っ払ったぶん、そんな環境にはむしろ強くなったと思われ。カタツムリもナメクジもノンビリなイメージで捉えてたけど、今はあの歴戦の強者のセリフが似合う気がする。
ランバ・ラル「ほう、思いきりのいいパイロットだな、手ごわい」
JubyPhonic さんの EFD『アメリカ』入りますたー。原作者は じん(自然の敵P)さん。でもカゲロウプロジェクトとは無関係な作品だそうで。
同じく Juby さんの EFD「しんでしまうとはなさけない!」の反訳をじわじわ進めてるんだけど、これがなかなか難物でして。したら『アメリカ』のいかにもなサムネ画像を目にしてしまった。なんだか面白くなってしまって、しかもカゲプロと関係なくてラクチンそうってことで、一気に仕留めてしまいましたとさw
日本人が作った『アメリカ』という歌をアメリカ人が歌う、というのは Juby さんにとっても戸惑うものがあったっぽいww 歌う前の最初のセリフでそこらへん言い訳してるww そして YouTube の投稿者コメントの最後では「そう、ぶっちゃけこれが私の『アメリカ』ですよ」と、むしろ開き直ってるwww
許せねぇ! ふざけんな冗談じゃねぇ!
最新の研究によるティラノサウルスwwwwwwwwww(※画像あり)

なんだよこれ今さらそりゃねえだろ。ティラノ様が本当はこんなかわいいナリだったなんて……もふもふじゃねえか。あああ誰か嘘だと言ってくれ。ちっちゃい手がカワイさをますます演出しちゃってるし……。顔だけ怖そうにしてるけど、どうせここも絵描きさんの想像なんじゃね? ほんとは鳥みたいにカワイイかったんじゃね? ちきしょーなんかもう何もかも信じられなくなってきたww
ていうか『ジュラシック・パーク』(1993)で初めて知ったヴェロキラプトルも、

なんじゃこりゃぁぁぁぁ! 手のジュディオングは何の意味があるんだよ。トサカとか何したいんだよ。こっちの顔はなんか間抜けだなぁ。ていうかこのポーズ、変態オヤジの奇行みたいにも見えてしまう。
『ジュラシック・パーク』公開の頃って、世界的な恐竜ブームだったんだよな。まぁ映画が仕掛けてそう持っていった面がかなりあるだろうけど、新聞でもけっこう最新の研究成果を出してた。たぶんちょうどその頃、恐竜学で劇的な進展があったからなんじゃないかと。
ティラノサウルスみたいな二本足の恐竜の立ち姿って、1980年代あたりまではゴジラみたいな直立型だと思われてた。尻尾と合わせて3点立ち。んで歩くときは長い尻尾を引きずってたと。ゴジラもその説を参考にしてあの形になったんだと思う。
ところがあの頃からコンピュータを使った力学シミュレーションが盛んになってきて、どうもそれだと辻褄が合わないことが判明。骨格や足跡の化石の再調査と歩行シミュレーションを繰り返して、『ジュラシック・パーク』でやってたみたいな、体を水平にする立ち姿が浮かび上がってきた。尻尾は、2足で立ってるときの静的バランスと、歩行・走行時の動的バランスを取るためのものだったと。ジュラパーではその最新成果を取り入れたんですな。
しかし、あの立ち姿の生き物って今は鳥以外では現存してないわけで、「恐竜は鳥の祖先」というのがはっきりするまで、なかなかその答えにたどり着けなかったのもしょうがなかったと思う。
恒温動物説 vs 変温動物説も盛り上がってた。恐竜が鳥の直系の祖先だったかどうかは紛糾中だったと思うけど、系統がかなり近いことは確定してた。だったら恐竜も恒温動物だったんでは?ということ。旧来は、恐竜は爬虫類の仲間なんで変温動物だと見られてた。んで確かこの時代、骨の内部構造から恒温動物説が一気に有利になった、のだと思った。たぶん今もよく支持されてる説だと思う。
映画では恒温動物説を採ってたね。この2つの理由から、少なくとも獣脚類の恐竜は、それまで思われてたよりも俊敏活発に動き回ってた、と再解釈されたわけで。映画でも獣脚類はドンドカ走り回ってた。
して問題の羽毛説。
当時からあった。ただあの頃はまだあんまし信じられてなかった。スピルバーグ監督も悩んだらしいけど、観客が納得できるビジュアルってことで、ここは従来どおりの毛なしにしたらしい。つかこの映画は実写にリアルな CG 生物を合成した先駆けだったんで、当時のコンピュータのソフト・ハード両方の性能では、毛で覆われた体表面の表現はかなり難しかったはず。
撮影では実物大のロボットも使ったんで、両者を整合させるうえでも、毛なしの地肌むき出しのほうがラクだったかと。もしかしたらこれが本当の理由だったのかも。
『ジュラシック・パーク』の頃、恐竜の実態を推測する新説は特に多かったと思う。新発見と、そこから導き出される新仮説。その連鎖。そういや映画公開の9年ほど前は、恐竜絶滅の原因として巨大隕石衝突による気候激変説が突如浮上してきたんだよな。最初から綿密な証拠提示があったんで、一気に最有力説になっていった。内容もセンセーショナルだしな。思い返せば、あれが学界と民間挙げての、90年代の恐竜ブームのきっかけだったのかも。
そういう流転の時期の映画だったがゆえに、『ジュラシック・パーク』封切公開当時の観客が違和感なく楽しめるよう、当時もめてる最中のものは慎重に取捨選択していったんだと思う。
で、この映画が大ウケだったんで、スピルバーグの(科学好きとしてではなく)映画屋としての苦渋の選択結果に、世界中がすっかり洗脳されてしまったと。てなわけで、あの映画が公開されて今年で21年。当時まだまだ疑わしかった羽毛恐竜説は、今や学界でかなりの支持を集めるようになってしまってたと。てことで、ジュラパーを楽しみまくってしまったおいらは、「実は恐竜は羽毛に覆われてて、こんな格好だったんですよ」なんてのを今頃になって見せられてもですね……「はいそうですか」ってわけねえだろが!
「ティラノサウルスの姿勢は直立じゃなく水平でした」はジュラパーより前に知ったけど、特に違和感なかったんだけどな。さすがに羽毛はなぁ……。
ああもう、恐竜のあのおっかない肌むき出しビジュアル、もうフィクションってことで決定になっちまったんですかねぇ。それとも羽毛持ちは獣脚類だけで、ブラキオサウルスやトリケラトプスみたいな四つ足のほうは、期待どおりに肌むき出しだったんですかねえ。
そういや「ジュラシック・パーク」以降、ハリウッドでは何年かに1ぺんの割合で CG 恐竜ものの映画が作られるようになったんだけどさ、一貫しておいらのイメージどおりの、羽毛なしスタイルなんだわ。これも、これからのあるときを境に羽毛恐竜になっていくんだろうか。もうそうしないと「これウソだ」と言われそうでもあり、でもまだ羽毛恐竜のビジュアルは世の中に受け入れられてない感じだから、羽毛つきで作ったら作ったで「なんだこれこんなの恐竜じゃないよ」と言われそうでもあり。
長年受け入れ続けてきたものが「実は違ってました」って展開、やられるとけっこうな葛藤がキますなぁ。サムラゴーチじゃないけどさ。
あとさ、たぶん恐竜の復元も、羽毛の生やしかたがどうしてもわからなくて、復元製作者が想像で補ってる部分が多々あると思う。てことで上に出した画像は、恐竜の見映えの最終結論ってわけではないと思う。研究の新成果が出るごとにまだまだ変わっていきそうですなぁ。
ほぼじゅびふぉ、昨日ちょいと中身を改造すますた。各ページ左上の「ほぼじゅびふぉ」表記をクリックするとトップページに戻るようにすますた。元からページ最下の「トップページ」ボタンでも戻れるようになってるけど、そこまでめくっていくのが面倒なときもあるなーと思って。普通のブログサイトの構造を真似ただけだけど、けっこう便利かも。
んでこれ、今31曲収録なんで、1個ずつ修正していくのがまた手間で。単にリンクを作るだけで済まなくて、CSS を細工する必要が出て。ついでだから、今までカオスだった CSS 書類3種類の配置を整理し直したり。
CGI をやんなきゃいかんのかなぁ。JavaScript だけでってのはやっぱし無理あるかもなぁ。Perl の学習、ずいぶんサボりっぱなしで全然モノになってないんだが。またやり直そうかなぁ。あるいはもう PHP を新たに学んだほうが……。とか思ってたら、
そうなのか。しかも Perl も終わった的な感じだな orz
海外の反応サイトを見てると、一部のアメリカ人っていまだに日本人の英語の下手さをネタにしてるんだな。
おいらは以前けっこう真に受けてたけど、最近どうでもよくなったww 原因のひとつは、前に何かで読んだスイス人の言葉(ソースなしでスマン)がもろに当てはまるかと。
「日本は大国で羨ましい。自国の言語だけですべて事足りるのだから。スイス人は英語を使えないといけなんだ。我が国の規模は小さいから、英語を使えないと国際社会の中でやっていけないんだよ」
当時は皮肉だと思ってたが、最近はこれが、日本人が英語が下手な理由なんじゃないかと思ってる。下手なままでも全然差し支えないというか、日本じゃ何もかも日本語だけで用が足りてしまって、英語を使えても特に何の役にも立たないという事実ww 外国人いっぱいの東京や京都じゃどうかわからんが、八戸みたいな田舎町の暮らしじゃそもそも英語の需要自体ほとんどない。必要性なんて、宇宙用モビルスーツの足みたいなもんで。
おいらの英語もまた全然大したことないんだが、これ以上の品質でもやっぱし、うちの地元じゃそれでお金を稼げるほどの定常的な需要はないと思う。八戸くんだりに来る外国人も、英語が通じないのを最初から覚悟してるらしく、現地通訳とか当てにしてないっぽいしな。
日本国内で日本人が英語を使うと嫌われる感じもあってな。そのうえ英語圏の人には「やっぱり日本人の英語は」と笑われたりとか、いいこと何もない。
そういやブータンには固有の言語があるけど、学術の用語や表現を賄いきれないんで、学問を修めるには英語習得が必須だとか。ブータンに限らず、固有言語を持つ多くの国でそうなってるらしい。韓国も、理系の大学の教科書は英語が主だとか。
そこへいくと日本人はラクですなぁ。明治時代、先人の皆様が、西洋の学問の基礎用語・表現をことごとく日本語に翻訳してくださったおかげで。日本語のまま学問ができる環境を作ってくださった。その源流は、江戸時代の「解体新書」かも。歴史の積み重ねですな。
このことについて、「よくぞここまでしてくださいました」「ありがとうございます」と思う日本人はいても、「おかげで日本人は英語が苦手になった。余計なことしやがって」という日本人はあまりいないと思う。
日本人と英語の問題、ひいては日本と国際社会社会のコミュニケーションの問題は、最近は意外な方向に転がってるというか。
ネットの海外住民が主体らしいけど、日本語の地位は上がってるっぽい。日本や日本の文化、人、モノを好きになってくれて、日本語を学びたい人、今学んでる人、マスターしてしまった人って、今やかなり多いらしい。
彼らが日本と世界との橋渡し役をしてくれる、と勝手に期待しちゃうのもいいんではないかと。この方向だと英語圏に限らないんで、世界のより広い範囲で日本を理解していただけるかと。日本人は今のままでよくてラクだしw 欧米人にとっての日本語習得は、漢字は難物だけど文法は余裕らしいし。中国語圏じゃ3カ月くらいの日本語スピードラーニング手法が確立されてるらしい。日本語は発音も単純だしな。
ただ、世の中がそうなるには日本・日本人・日本語がこれからも外国の人たちに好かれ続けなきゃいけないんだけど、とりあえず今は大丈夫な感じ。
しかし非英語圏の人の下手な英語をからかう英語圏の人ってさ、どうなんだろ。昔はそのからかいをおいらは真に受けてたわけだが、いやほんとどうなんだろ。つか英語ってイングランド語なわけで。イギリス人が日本人の英語の下手さ加減を馬鹿にしたなんての、おいらは特に記憶にないが。対して、日本人のイングランド語をコケにするアメリカ人はいまだしらっしゃるご様子。
アメリカ人は実質的に固有の言語を持たず、自国の公用語をイギリスという他国から丸ごと借りてる形なわけで。アメリカ固有の言語っつうとアメリカインディアンの言語が実在してるけど、たくさんあるらしいし(土地が広いからな)、そのうちどのひとつも公用語として全土に普及してるわけではないだろ。
ひと様の家の離れを借りて暮らしてる分際で、よその母屋住まいの人を嗤うとは一体どういうおつもりなのかと。しかも向こうの母屋の主人はそんなはしたないことは特にしてないのに。
日本語だって中国から漢字を借りてるけどさ、だからって日本人は、漢字を読み書きできない外国人を馬鹿にしたりはしてないと思うが。
ごく一部の人だけだと思うが、早いとこ自分で気づけって感じで。
ほぼじゅびふぉ 収録の『ひらり、ひらり』EFD 3曲、どれも気に入って聴き込んでるこの頃。
日本語原詩が意味をあまり限定してないせいか、三者三様の解釈がまた良くて。JubyPhonic 版は失恋歌、CantabileDC (Oliver) 版はたぶん追悼歌。Rhi 版は、原詩のほぼ忠実な再現なんでどっちにも取れる。
ていうか原詩の意図はおいらは、Jubyさんの解釈と同じ失恋歌だと思ってたんだわ。けど公式 PV のミクの衣装、黒ネクタイなんだよな。
原詩の前半は、失恋歌を思わせなくもない。
でも後半は追悼歌の色が強いような。
もともとダブルミーニングってやつですか。
この曲の再生数、ニコニコの本家動画は44万ほど。YouTube はというと、(たぶん)曲のファンが勝手に上げた転載版が複数。このうち再生数が大きいのが2件あって、それぞれ100万と125万。合計225万。ほかの転載動画や日本語の「歌ってみた」、EFD なんかを合わせるとさらに膨れ上がるわけで(EFD 作品だけでも、ほぼじゅびふぉ 未収録がまだいくつかある)。どんだけの数字になるのかよくわからん。すごい人気なわけで。
この曲は歌詞そのままに世界中に遠く運ばれて、受け止めた各地の人たちに愛されてたよ(涙)
JubyPhonic 版「しんでしまうとはなさけない!」やっと入荷すますたー。もうヘロヘロだす。言い回しは難しいし(英語の古語もあったですよ)、王と家来との振り分けをいちいち動画でチェックしないといかんくて。でもこれ作業用に聴いてると、なんかもう夢中になってしまうという謎の中毒性ww おいらドラクエとかやったことないのにwww
じーざすP のリンレン曲 + JubyPhonic さんの組み合わせ、ほんとよく合うなぁ。英訳詞はこれでもかと韻を踏みまくりで、聴いてて気持ちいいぞ(そのぶん訳で意味を汲むの大変だったw)。
あと日本語原詩に合わせてるところも発見ww
そういや初めて聴いた EFD は Juby さんの『リモコン』(原作: じーざすP)だったよ。あれで一発でハマったんだったwww まさか紹介サイトを作ってしまうまでにハマるとは、当時は全然考えてもいなかったよ。作ったら作ったでますますハマってるしwwww
ニコニコ内での「英語で歌ってみた」ランキングを見つけたよ。JubyPhonic さん(「じゅびふぉ」名義)は『アヤノの幸福理論』『ロスタイムメモリー』『夜咄ディセイブ』の3曲がランクインしてる。どれもまだうちのサイトに入れてないわ。
3曲ともカゲロウプロジェクト曲か。カゲプロほんと人気あるよな。よくわからんからあんまし関わらんでおこうと今は思ってはいるものの、Juby さんの曲を網羅するんなら、避けて通れん感じだな。つか今『夜咄ディセイブ』を原曲、Juby EFD ともに聴いたら、すげーかっちょいいんでやんの。歌詞がまたニクイというか。
このまえ Juby版『少年ブレイヴ』を聴いたんだわ。Juby さんの歌声に意識を持っていかれるのはいつものことながら、じん(自然の敵P)さんのメロディにもグイグイと持っていかれまくりでしたよ。
あ……収録済みの『夕景イエスタデイ』の英訳詞の仕掛けに今さら気づいてしまった。この曲の主人公はカゲプロの『ヘッドフォンアクター』の主人公と同じなんだわ。調べて今知ったんだわ。『ヘッドフォンアクター』も今初めて聴いた。んで『夕景……』の英訳詞で、
というのがあったよなー。と思い出した。Juby さん、ここ合わせてたんだ。この部分の反訳中になんとなく引っかかるものがあったんだわ。表現がほんとなんとなく、「なんでわざわざこういう表現なんだろ。音符に音節を当てはめる関係かな。いやそれにしても」って気がしてて。文中でわざわざ1行ぶん取ってるし。そういうことだったのかー。わかってスッキリ。
このまえ収録した『クノイチでも恋がしたい』EFD 、動画がおもしろくて何度も視聴してるうちに、ひとつ疑問に感じたことがあって。作品内容ではなく。
「女子力」「女の子っぽさ」「カワイイ」あたりで連想される色っつうとピンクな感じがするけどさ、実際けっこう使われてるのはマジェンタ(マゼンタ)に近い色じゃないかと思う今日この頃。
本来のピンクって、赤を薄めた色だよね。赤と白を混ぜた色というか。これってそんなに力強くはないわけで。んでまぁピンクを思わせる、もっとアピール力が強いマジェンタ系が「ピンク」として代用されてるんじゃないかと。
そういやショッキングピンクって色があったな。あれがそれなのかな。
てことで、ここでそれぞれ再現してみる。まずは基本概念そのままの、赤を薄めただけのピンク。16進数表記で「#FFCCCC」にしてみた。
赤は強烈な色なのに、薄めるとずいぶん柔らかくなりますなぁ。そして、あんまし派手じゃないというか。思ったより黄色がかって見えるというか。
お次は HTML や CSS で定義されてる "pink"。16進数表記では「#FFC0CB」。へぇ〜青が混じってるんだね。既に紫系統に入ってしまってるんだ。
こっちのほうが自然で普通のピンク色に見えるような。たぶん、概念上のピンクが実際は黄色混じりに見えてしまうから、黄の反対色の青を強めて打ち消したってことなんだろうな。
3番目はマジェンタ。16進数表記は「#FF00FF」。赤と青を等量で混ぜてるから真紫になるかと思いきや。
数字での想像以上に赤っぽい。そしてやっぱしこの色、「女子の色」としてけっこう使われてる気がする。それにしてもすげー強烈な色だな。目がチカチカするよ。ってそりゃカラー印刷の色のひとつだから、彩度が高いわけで。
最後はショッキングピンク。マジェンタを越える何かを期待できそうなような。16進数表記は「#FF0099」。マジェンタの青を8分の5に減らしたやつだったのか。してその色塩梅は。
マジェンタよりこっちだよな女子っぽい色としてよく使われてるのは。三原色の配分で見ると、「赤: 高、緑: 低、青: 中」で、HTML のピンクと同じ。なるほどねー。これは仕組み上でピンクを名乗ってもいい感じですな。すごい納得できたよ。あと「8分の5」って黄金比に近い数字として有名なわけで。そこらも、この色を定義した人の意図がありそうな気がする。てことで上のカラーサンプルの縦横比も真似して 8:5 にしてみたよ。
女子ウンヌンって何でもかんでもピンクでなー。女子じゃない身としては、いちいちそればっかしってどうなんだよとか思っとったが。ひとくちにピンクといってもそんな単純なもんじゃなく、掟や原理があるんだね。
あーそれにしてもマジェンタとショッキングピンクで目がチカチカw 緑成分ゼロの破壊力ww
ちなみにテレビ画面の画角は 16:9 = 8:4.5 で、8:5 よりも黄金比から遠い。もともとは映画界での「ビスタサイズ」と呼ばれる規格から来てるはず。なんで正確な黄金比やそれにより近い 8:5 にしなかったんだろ。たぶん実際に見比べて決めたんだろうな。となると、黄金比って絶対ってわけではなさそうだね。
そういやビスタって規格が2個あるんだよな。日本では普通「ビスタサイズ」というとアメリカンビスタのことだけど、ヨーロピアンビスタというのもあった。おお、テレビの 16:9 って両者の中間だったのか(資料)。てことは幅が短いヨーロピアンのほうは黄金比なんだろうか。と思ったら 1.66:1 か(黄金比は約 1.61:1)。やっぱし 8:5(1.6:1)より黄金比から外れてるなぁ。
芸術表現に黄金比を取り入れるのは、表現物に自然界のバランスを再現するってことだよね。けどそれを受け止めて評価・判断するのは人間のみで、自然法則そのものというわけではない。人間の感性は自然法則の作用よりもはるかにアバウトなんで、あんまし厳密にこだわる意味もないのかもな。
JubyPhonic 版『しんでしまうとはなさけない!』ハマりすぎだろwww もーなんてーかヘビロテ無限ループから抜け出せなくなったww
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