赤は強烈な色なのに、薄めるとずいぶん柔らかくなりますなぁ。そして、あんまし派手じゃないというか。思ったより黄色がかって見えるというか。
お次は HTML や CSS で定義されてる "pink"。16進数表記では「#FFC0CB」。へぇ〜青が混じってるんだね。既に紫系統に入ってしまってるんだ。
こっちのほうが自然で普通のピンク色に見えるような。たぶん、概念上のピンクが実際は黄色混じりに見えてしまうから、黄の反対色の青を強めて打ち消したってことなんだろうな。
3番目はマジェンタ。16進数表記は「#FF00FF」。赤と青を等量で混ぜてるから真紫になるかと思いきや。
数字での想像以上に赤っぽい。そしてやっぱしこの色、「女子の色」としてけっこう使われてる気がする。それにしてもすげー強烈な色だな。目がチカチカするよ。ってそりゃカラー印刷の色のひとつだから、彩度が高いわけで。
最後はショッキングピンク。マジェンタを越える何かを期待できそうなような。16進数表記は「#FF0099」。マジェンタの青を8分の5に減らしたやつだったのか。してその色塩梅は。
マジェンタよりこっちだよな女子っぽい色としてよく使われてるのは。三原色の配分で見ると、「赤: 高、緑: 低、青: 中」で、HTML のピンクと同じ。なるほどねー。これは仕組み上でピンクを名乗ってもいい感じですな。すごい納得できたよ。あと「8分の5」って黄金比に近い数字として有名なわけで。そこらも、この色を定義した人の意図がありそうな気がする。てことで上のカラーサンプルの縦横比も真似して 8:5 にしてみたよ。
女子ウンヌンって何でもかんでもピンクでなー。女子じゃない身としては、いちいちそればっかしってどうなんだよとか思っとったが。ひとくちにピンクといってもそんな単純なもんじゃなく、掟や原理があるんだね。
あーそれにしてもマジェンタとショッキングピンクで目がチカチカw 緑成分ゼロの破壊力ww
ちなみにテレビ画面の画角は 16:9 = 8:4.5 で、8:5 よりも黄金比から遠い。もともとは映画界での「ビスタサイズ」と呼ばれる規格から来てるはず。なんで正確な黄金比やそれにより近い 8:5 にしなかったんだろ。たぶん実際に見比べて決めたんだろうな。となると、黄金比って絶対ってわけではなさそうだね。
そういやビスタって規格が2個あるんだよな。日本では普通「ビスタサイズ」というとアメリカンビスタのことだけど、ヨーロピアンビスタというのもあった。おお、テレビの 16:9 って両者の中間だったのか(資料)。てことは幅が短いヨーロピアンのほうは黄金比なんだろうか。と思ったら 1.66:1 か(黄金比は約 1.61:1)。やっぱし 8:5(1.6:1)より黄金比から外れてるなぁ。
芸術表現に黄金比を取り入れるのは、表現物に自然界のバランスを再現するってことだよね。けどそれを受け止めて評価・判断するのは人間のみで、自然法則そのものというわけではない。人間の感性は自然法則の作用よりもはるかにアバウトなんで、あんまし厳密にこだわる意味もないのかもな。
JubyPhonic 版『しんでしまうとはなさけない!』ハマりすぎだろwww もーなんてーかヘビロテ無限ループから抜け出せなくなったww
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