ひとりごちるゆんず 2007年8月
銘板
2007.8.1 水曜
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帰ってきました

ミライちゃんご一家の東北の旅にちょっと同伴して、岩手県の盛岡、雫石、花巻を観光して参りましたよ。いや〜楽しかった〜 (^▽^) このところ気詰まりなことが多くてクサクサしてたところだったんだな。しかもここ数年の旅は仕事か一人旅ばっかりだったんで、友達との純粋な観光旅行ってのはほんと久しぶり。いい気分転換になりましたですよ。ミライちゃんたち、どうもありがと〜!

銘板
2007.8.2 木曜
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賢治巡りの旅 1

〜 けんじワールド 〜

岩手の有名人と言えば宮沢賢治ですな。で、観光に行くと、そこかしこに宮沢賢治にあやかった観光施設が盛り沢山。初日はとりあえずプール遊びをしに、盛岡郊外の けんじワールド を目指した我々だった。

7月31日のお昼頃においらは、ブライトさんが運転する、ミライちゃんご一家の日産エルグランドに拾われた。八戸から高速に乗って盛岡インターで降りて、国道46号線からひたすら けんじワールドを目指す。今さらだけど、カーナビって便利なもんですなぁ。目的地の電話番号を打ち込むだけで所在を突き止めて、ルートを示してくれるんだもんなあ。そんな調子で、繋(つなぎ)温泉にあるけんじワールドにあっけなく到着。

けんじワールドに入ると、風の又三郎ならぬ『森の又三郎(風の又三郎より)』と名付けられた、気持ち程度うつろな目をした人形とジオラマが出迎えてくれた(写真撮るの忘れた)。で、ここはどうゆー施設かというと、海が遠い盛岡市民の需要を想定して、アミューズメント型のプールを提供してるんですな。ウォータースライダーとか流れるプールとか波のプールとか、まあそういう、水着で楽しむ遊園地ですな。観光温泉ホテル 森の風に併設されてる施設でもある。ということで、盛岡市外、岩手県外からの観光客もターゲットに設定されているという、娯楽ビジネスとしてはなかなか優秀な施設ってことになる。

そうか、あの人形がわざわざ『森の又三郎』と改変されてるのは、ホテル 森の風にひっかけてるんだと今気付いた。

海パンを履くのが12年ぶりっつうおいらはもちろん自前の海パンなんか持ってるわけもなく、現地でレンタルがあるだろうとの読みで、バスタオルだけ持って行ったんだな。はたしてレンタル海パンはあった。読み通りだなフフフ。しかし、たっけー! 1,800円だってよ。だったら売ってる海パンはどんなもんじゃいと見てみたら、これが3,960円。もっとたっけー! (@o@) うーむ、レンタルたった2回でだいたい元が取れる仕組みになってるんだなぁ。海や露天のプールと違って年中無休だから、回転率はいい方だと思うんだが。でも観光施設価格だからきっとこんな殿様料金なんだろうなぁ。

別に次に泳ぐ予定なんてないから、レンタルすることにしたよ。で、場内じゃ眼鏡を外すから、仲間とはぐれた時のことを考えなきゃいかん。自分で発見するのはまず無理。ということで、できるだけハデハデな海パンを選んだよ。発見してもらうために。ていうかこういうとき派手な柄や色を選ぶっての、なんかおいらの単なる癖のような気がする。その昔、スキーウェアを買いに行った時も、売り場で一番目立ってた、蛍光黄緑のやつを迷わず選んだしなぁ。そのときはその隣のラメラメワインレッドのスキーウェアにも惹かれるものがあったけど、ゲレンデでオカマだと思われるのが嫌だったんでパスしました (^^;)

そしてハデハデな海パンを身にまとい、けんじワールドの内部へと進出したおいらであった。大人2人だけの男性組であるおいらとブライトさんはさっさと着替えが済んだけど、お子さん2人(小学1年生と3年生)を抱えた女性組の準備はさすがに遅かった。待ってる間に種々のアトラクションの説明を読み込んで、全員揃ったらとっとと遊べるようにしといたよ。で、お子さん2人、セイラちゃんとフラウちゃんがまず選んだのが、「流れるプール」。これ、2階の高さで場内を一周する経路になってて、ところどころ水路の側面が透明アクリルボードになってる。てなわけで、流れいてく、あるいは流されていく(笑)人たちが外から見えるんですな。それはそれでなかなか面白い。

いざ行こうかと思ったら、セイラちゃんとフラウちゃん、ヘルパーがどうのこうのと言ってる。ヘルパーって何でしょうか。とイセリナちゃん(ミライちゃんの妹さん)に訊いたら、実物を見せてくれた。子供用の浮き袋で、両方の腕に1つずつ通して、二の腕で体を浮かせる道具だった。うむー、知らんうちにこんなに便利なものができてたのか。こりゃあ特許製品だな。発明したところは儲かっちゃって儲かっちゃってさぞウハウハなことだろうなぁと、心が汚れ切った大人なおいらはしきりと感心するのだった。

子供たちに付き合って、流れるプールをゆるりゆるりと一周するのもなかなか楽しいもんだ。実は泳げないおいらも、この機会に泳ぎを習得しようと思ったね。まずは子供の頃、どうしても手と足が同期してくれなかった平泳ぎに挑戦。子供の頃ダメだったものが大人になって急にできるわけもなく、あえなく挫折。北島康介選手の泳ぎを脳内で再生したつもりだったんだが。あとクロールにも挑戦したけどこれも失敗。とりあえず泳いでるうちにだんだん体が直立してくるってのはなんでだ?

次はウォータースライダー。でっかい浮き輪(「チューブ」と呼ぶんだそうだ)に座って滑り降りるやつ。身長制限120cm。セイラちゃんはギリギリオッケーだったけど、フラウちゃんはちょっと足りなかった。でもフラウちゃんはだだをこねなかった。偉いぞフラウちゃん。まずはチューブに乗っかるタイプのやつをやってみた。まぁ大したことないでしょうと思いきや、後半戦はスピードが一気に上がって、なんかものすごいバンク角なんすよ。見てたらなんか、前半まではハーフパイプ状だったコースが、後半だとコーナーごとにパイプの側面を上に継ぎ足してるんだもんなぁ。んで、継ぎ足した部分まで有効に使って、いやもう右へ左へと激しく振り回されてゴールイン。は〜気持ち良うござんした。で、出口を見ると4つある。さっきスタート地点では入り口は2つしか確認できなかったが。

ブライトさんに訊いてみたら、スタート地点の奥の方に、浮き輪なしで生身のまま滑るやつの入り口があったとのこと。おお、これは試してみねばいかんですたい。ブライトさんを誘って、再び階段を駆け上ったね。

確かに生身用の入り口も2つあった。ひとつは「普通」で、もうひとつは「急流」らしい。せっかくだからと「急流」を選択したよ。しかも、正しい滑り方は3種類あって、そのうち最もスピードが出ると思われる「仰向け」を選んで発進。あ、サイトの説明によると、「腕をのばすと速くなるよ!」とのこと。知らずに最速の姿勢を選んでたってことになりますな。リュージュのノリでその姿勢にしてみたわけだが。

いざ滑り出してみると、おおおスピードが乗る乗る! どんどん加速して行きますぜ。その度にバンク角も90°に近くなっていく! ふと気が付けば、これハーフパイプじゃなく、てっぺんまで包まれた完全なパイプ状の経路ですな。この圧迫感もたまらん! そしたらさっきと同じく、後半になったら降下角度が増してさらに加速。それと同時に真っ暗になって、何が何だか分からんもみくちゃ状態。鼻に水が入りまくる〜。痛い! 痛いってば鼻の奥! 半ばパニック状態になったところでザブーンと広いところに飛び出た。そこでゴール。目にも水が入って開けられなかったんで、何が起こったか分かんなくて、もうかなり暴れたね(笑)

ていうかゴール地点の水深が膝くらいでさ、立とうと思っても足が滑って立てないんだよ。その度にもんどりうってコケまくっては手足をばたばたさせるってことで、お世話係のおにーちゃんも、対応にさぞ苦慮されたかと。落ち着いてプールの底に尻を付けていったん座れば、何の問題もなかったのになぁ。ああなんだか余計な恥かいた気がする (^_^;)>

なんかさー、経路が暗くなってからの混沌と、穴から飛び出てからの混乱って、あれを思い起こさせたよ。

……、

……、

……。

出産。

人は皆こうして生まれ落ちて来るんだなぁとかw いや足からだから逆子かww

リバーライドもやってみたよ。これのオススメは、「丸いチューブ」だね。前後に長いチューブに乗ると進む方向が一定になるから、まぁそれはそれなりに楽しそうだけど、丸いチューブだと体がいろんな方向に向いたまんま滑り落ちて行くんだわ。後ろ向きになっちゃうと、かなり恐くて面白いぞほんと。

それから「波のプール」で「おわぁすげぇ!」と遊んで、水着で入れるジャグジー温泉にちょっと浸かってみたりして、〆に再び「流れるプール」。しかしあれですな。プールにゆっくり浸かってから地上に上がると、重力ってものを全身に激しく感じますですな。しかも遊び倒して疲れた体には、その重みが一層に染み渡りますな。子供の頃にはそんなの全然感じなかったんだけど、大人になって体が大きくなったからかなぁ。

まぁこんな感じでけんじワールドを楽しみ尽くして、その晩の宿、雫石プリンスホテルへと向かった我々だった。

銘板左端銘板銘板右端

けんじワールドって、こういう施設のご多分に漏れず、入り口と出口が別なんですわ。で、出口から外に出るまで、お土産屋ゾーンを通らなきゃいかんのよね。うまく造られてるというか。別に何も買わなかったけど。そういえば上野の国立科学博物館もそういう造りだったな。国の施設でさえそうなんだから、これは観光施設の一般的な戦術なんだろうなぁ。

銘板
2007.8.3 金曜
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賢治巡りの旅 2

〜 雫石プリンスホテル 〜

雫石プリンスホテルへも、カーナビでラクラク到着でした。ほんと今さらってくらい今さらだけど、カーナビの威力にただただ感嘆するばかりのおいらであった。妹のトヨタウィルにもカーナビが搭載されてるんだけど、別売の電話番号や住宅地図の情報を買ってないんで、かなりアバウトな道案内しかしてくれないのよね。妹曰く、情報料が高いし、知ってる所しか行かないからこれでいい、とのこと。

ミライちゃんご一家みたく、クルマでの家族旅行をよくする人たちにとっては、カーナビはまさに必要不可欠かつ有能なガイドさんですなぁ。てな割に彼らはほとんどカーナビを使わないらしく、ミライちゃんによるあやふやな道案内で迷うことが多いそうで、前日のけんじワールドに行くのにカーナビを使うことを提案したのはおいらだったりした。ちゃんと使ってやれよ(笑) 以後、今回の旅行ではカーナビが多用されることとなった。

雫石プリンスホテル。シズプリ(←勝手に命名)。冬はスキー、夏はゴルフの高原リゾートホテル。「プリンスホテル」は西武系ってことで、至る所に西武ライオンズを応援するポスターが貼られまくってたなぁ。んー、この北東北の地で西武ファンってどのくらいいるんだろ。

そういえばおいら小学生のみぎり、西武ライオンズの帽子をかぶってたっけなぁ。ライオンズがクラウンライターから西武に売却された直後で、そんなに野球に興味なかったし、単に目新しいからって買ってもらっただけだったんだが(当時の小学生の男の子の間ではプロ野球の帽子をかぶるのが一般的で、おいらの小学校では、パ・リーグのチームを選ぶのが「漢」とされてた。他に南海ホークスとか。阪急ブレーブスとか。近鉄バファローズとか。当時人気最低だった日本ハムファイターズ派さえいた)

シズプリに着くと、既に晩飯タイムだった。で、まぁ部屋に入って一休みして、まずメシ(バイキング)。それからここのホテルの売りの露天温泉に入ろうってことになった。7階の部屋からの展望はそりゃあ素晴らしいもんじゃった。向かい合わせの2部屋を取ってあって、女性部屋からは真っ正面に岩手山が望めた。男性部屋からは右手にはスキーのゲレンデ(兼ゴルフの打ちっ放し場)、左手には雄大な北上平野が広がってたよ。以下は、次の日の朝に男性部屋から撮った写真。

雫石プリンスホテル1
雫石プリンスホテル2

バイキングですよ晩飯。ここはガッツリ行きましょうよええ、と全員一致団結してガッツリモード(なぜか大人だけハイテンション)。ビールと日本酒を飲みながら、まずは充実の洋食を攻めたね。これで腹7分目くらい。あとは奥の方の中華と日本食を1皿ずつ。もちろんテンコ盛り。ぱはぁ〜腹13分目くらい行ったよもぉ。これ以上は入りません。マジで入りません(幸)

で、食いながら気が付いたんだけど、ホールにはなんだかやたら韓国語が飛び交ってる。かなりの団体さんが韓国からいらしてるらしい。食事を取りに行っても隣の人たちが「〜ソヨォ」とか言ってるし。そういえばホテル内の表示は全部ハングル並記だしなぁ。ここのホテル、ゴルフツアーか何かで韓国から大々的に客を集めてるんだろうなぁ。

ゴルフツアーだとして、彼らにどんなメリットがあるのか考えてみた。これはつまり「夜明けの早さ」なんじゃないかと。おいらゴルフしないから詳しくは知らんけど、ゴルフする人って朝早いよね。18ホールを回るのってかなり時間がかかると思う。だから夜明けとともにプレイ開始みたいな。昼休みを挟んで、午前と午後で1回ずつ回るなんて感じなのかな?

韓国と日本は時差がない。日本標準時(=韓国標準時)は、兵庫県明石市を通る東経135°の子午線によって決められてる。韓国は日本の西にあるから、同じ時刻でも夜明けが遅い。これが東日本だと逆に夜明けが早いわけです。しかも季節は夏。緯度が高いほど、季節による日照時間の長さの差が大きい。つまり北日本の夏はその理由でこれまた朝が早い。このダブル効果で、日本の東北地方北部の夏ってのは、早朝からのゴルフに最適なんじゃないかと考えられる。それに涼しいしね。とまぁそういう触れ込みでシズプリは、韓国でゴルフ日本ツアーを売り出してるんじゃないかと。ていうかそうでも考えないとこの現状の説明がつかない気がする。

別においらは韓国人を嫌いじゃないけど、韓国人には日本人嫌いが多いと聞く。特にここ数年は、コイズミ君の靖国神社参拝のせいで、それが顕著になってると聞く。ということで、この場で彼らと無用なトラブルを起こさんようにせんといかんなぁとか考えたりして。彼らだって楽しみに来てるんだから、せっかく我らが日本にまで、せっかくうちの地元近くにまではるばる来てくれてるんだから、嫌な思いをさせたくないしなぁ。こっちだって嫌な思いをしたくないし。

とゆー心配は杞憂だったよ。

食事が終わって、部屋に戻るべくエレベーターに乗ったら、おいらたちの他に3人が乗り込んだ。おいらが7階のボタンを押したところで、同乗した人たちにミライちゃんが「何階ですか?」と訊いた。フツーに日本語で。他にも少数ながら日本人客がいたし、顔つきじゃ区別付かんしね。おいらもボタン係として、彼らの方を向いた。したら彼らは韓国人で、それでも何を訊かれたか察したらしく、おいらに向かって指を6本出して「シックス!」と言ってきた(かなりカタカナっぽい発音だった)。満面の笑顔で。だからおいらも笑顔で "OK!" と返して、6階のボタンを気持ちよく押したよ。6階に着いて道を空けてあげたら、"Thank you" だってさ。これも笑顔で。当然こっちもスマイルしながら "You're welcome" だ。笑顔は万国共通のコミュニケーション手段だねぇ。なんだ普通の人たちじゃん韓国人って。いっつも日本人に対して怒ってるイメージがあるけど、あれはマスコミによる偏向報道のせいかと思われ。

で、部屋でちょっと休んでから(腹一杯で苦しかったのだ)、ブライトさんと一緒に露天風呂に行ってみた。そしたらそこの温泉ってほんとに露天風呂しかなくてさ。さすがに洗い場は室内だったけど、内風呂がないのよ。てぇことはアレですかい。どんな吹雪だろうと気温がマイナス15℃だろうと、はたまた台風が直撃しようとも、温泉に入るんならこの露天風呂しかないってことですかい。なんかいやに漢らしい温泉だなぁここ (^_^;) まぁ洋式なホテルだから、各部屋にユニットバスが付いてるんだけどね。でもそれじゃあ満足できんよなぁ。やっぱ温泉に浸かりたいもんなぁ。

ユニットバスと言えば、ブライトさんが妙なところに感心してたっけ。「うわー無駄なところにカネ使ってんなぁ〜」ってんで「どれどれなになに?」と見てみたら、便器の脇の壁に電話が取り付けられてた。これって携帯電話が普及する前の、ホテルの高級差別化対策なんだよね。バブルの頃に建てられた、ちょっといいビジネスホテル以上のホテルはみんなそうさ。それにしても、便所を使いながら電話するのって恥ずかしいよね。排泄の音を相手に聞かれるわけで。水を流す音でさえ恥ずかしいってのに。リキんで声がうわずったりなんかするのも聞かれたくないよなぁ。

全く何を考えてこういう無意味な仕様が普及してしまったのかよく分からんけど、まぁバブルの頃は何でもアリだったからなぁ。「こうするとなんだか高級っぽい」ってだけで安直に採用されまくったんだろうなぁ。そんなレトロバブリーな逸品にしきりに感心する二人であった。

一夜明けて、朝食もバイキング。8時半頃にホールに行ったんだけど、韓国語を喋る人たちはいなくて、恐らくその場にいたのは全員日本人客だった。てことはやっぱし彼ら、早朝ゴルフにもう出かけちゃったんだろうな。朝ご飯はさすがにガッツリって気が起きなくて、おいらは洋食だけにしといたけど(普段の朝は和食派なんで、こういう時は洋食を食べたくなるのだ)、ブライトさんは「ここが漢の見せ所」とばかりに、和洋折衷で豪快に食ってたなぁ。妻のミライちゃんはおもっきし呆れてたけど (^^;)

そしてまたカーナビを駆使して、盛岡手づくり村へと向かう我々だった。

銘板左端銘板銘板右端

シズプリのベッドに潜り込んでしばらくしてから、はたとあることに気付いたよ。

「けんじワールドってどこがどう 
 宮沢賢治だったんだ!」

なんかこう、岩手県の観光施設や町おこしのネタって、全部じゃないとはいえ宮沢賢治のイメージに依存してる感じが強いんだけど、けんじワールドほど露骨に宮沢賢治の名前だけ利用した施設もないんじゃないかなぁ。楽しい施設ではあったけど、ほんとどこがどう「けんじワールド」なのかと考えると、いささか疑問を持たざるを得ないぞ。

あとさ、宮沢賢治って童話作家だからってんで、賢治の名や作品に登場するいろいろなものを利用して、楽しく明るいイメージを売りにしてる商品・サービスが多いんだわ。でも彼の作品を実際に読めば分かるけど、暗めな話が多いんだよねこれが。子供独特の寂しさの感性を、冷たく硬質に表現してるっつーか。しかも作品群の潔癖なまでの清潔感と商業主義って、どうしても相容れない部分があると思うんだが。

読書感想文でいつの時代でも人気トップの『銀河鉄道の夜』にしたって、子供が死後の世界を旅した挙げ句、オチが主人公の友達の溺死だもんなぁ。圧倒的にダークだぞ。そういう中身まで考えずに、「銀河鉄道」という彼の素晴らしい造語センスに頼った商品・サービスが多いよなぁ岩手。

銘板
2007.8.4 土曜
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賢治巡りの旅 3

〜 盛岡手づくり村 前編 〜

気が付いたら、今月もいきなり飛ばしてますなぁ。かなり書き込んじゃったよ。そういえば7月の日記の容量、気を付けてたつもりだったのに、6月よりかえって増えててさ。歴代15位にランクイン。これけっこう上の方なんですが。なんでそうなっちゃうんだろ orz

ということで、今日は写真主体で短めに行こうかと存じますです。

〓ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ⊂<回 ←仕切りジッパー

この日の最初のターゲットは 盛岡手づくり村。サイトを見れば分かるけど、盛岡の様々な物産をその場で手作りで作って即売してるところ。手作り体験をやってるお店もあったりして、なかなか楽しげな施設だと思う。しかも入場無料ってのがいいねえ。

まず入ったのが、南部せんべい屋さん。

南部せんべい屋さん1

全国区でせんべいと言えば、米を原料にした草加せんべいみたいなのが主だと思うけど、我が青森県南地方と岩手県全体を合わせた旧南部藩の土地だと、麦を原料にした「南部せんべい」が普通なのだ。その南部せんべい屋さんで体験コーナーがあったんで、ミライちゃん、セイラちゃん(ミライちゃん夫妻の長女)、フラウちゃん(ミライちゃん夫妻の次女)が挑戦した。

まず、渡されたせんべいの生地を、ローラーを使って引き延ばす。指定の大きさの丸い形にできたら、おばちゃんがそれをせんべい焼きの鉄器にピーナッツと一緒に挟んでガス台に乗っける。30秒に1回ひっくり返すのを6回続けたら出来上がり。焼きたてでとんでもなくアツアツの自作せんべいが食べられる、と。1回100円。

南部せんべい屋さん1

これがほんと焼きたてはマジであっつくて食べられたもんじゃないってのがちょっと笑えた (^^;)

お隣は菓子パン屋さん。ここはさすがに体験コーナーはなかったけど、ガラス張りの工房で、うまそうな菓子パンが次々と出来上がって行くのが見れたよ。とらかくうまそうだったんで味噌パンをゲット。値段は315円だったかな。イセリナちゃん(ミライちゃんの妹さん)はそこで飴を買ってた。これが、割り箸に固めの水飴を付けたやつで、2本の割り箸でひたすらこねくり回して空気を含ませてから食べるというめんどくさいやつでさ。その後いろんなお店を回ってる間にずっとコネコネしてるわけ。でもなんだかその作業が楽しそうで、通りすがりの人たちみんながそれを見てたなぁ。いい宣伝になってたかも。

そういえばイセリナちゃん、前日、八戸から盛岡に向かう途中、ケータイの電池が切れそうとかで、手回し発電機をずっとグルグル回してたっけ。なんかそういうひたすらな作業がお好きなのかしら。

そしてたどり着いたのが、南部鉄器の体験コーナー。我ら6人全員で体験する運びとなった。アクセサリーを作るってやつ。まずロウ粘土で原型を作る。まぁ一般人の作業はここまでなんだけど、あとは職人さんがそれをもとに鋳型を作って、溶けた鉄を鋳型に流し込んで作り上げるんですな。バックオーダーをいっぱい抱えてるらしく、完成まで1カ月かかるってことで、出来上がったら送ってもらうことにしたよ。これ、体験が2,000円、送料が青森県までで400円。関東だと500円。

はじめはおいらはあんまし気乗りしなかったのに、いざやってみるともうなんだか本気でやる気全開(笑) クリエイションへの欲求の絶好の発露となりましたとさ。まぁ大したもんは作れなかったけど (-▽-;) 、やるとかなりハマるんで、これオススメっす。

お店回りが一通り終わってから、展示品の「南部曲がり家」の見学。上から見ると「L」の字に曲がってる、この地方独特の民家の様式で、馬と同居する生活からそういう形になったとのこと。

南部曲がり家

その時点でようやく自分が立体写真家だということを思い出したおいらは、この南部曲がり家の立体撮影を敢行したのだった。中に入ることもできたんで、興味深い天井裏の様子も撮影したですよ。

南部曲がり家1

南部曲がり家2

南部曲がり家3

天井の部材の組み付けは、主に縄なんですなぁ。かすがいは使ってそうだけど、釘は使ってなさそう。釘で止めたところってだんだん緩んでくるからなぁ。その点、縄だと、屋根の葺き替えの時なんかに増し締めできて都合が良かった、ということなのかな?

銘板
2007.8.5 日曜
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賢治巡りの旅 4

〜 盛岡手づくり村 後編 〜

「なんじぇら?」

「なんぶジェラート」のことだそうで。盛岡手づくり村の出入り口にはお土産屋さんがあるんだけど、そこで売ってた不思議な食べ物。

なんじぇら1

南部せんべいでアイスクリーム(ジェラート)を挟んだやつ。独特の食感が面白いんだそうで。お味は、黒豆、抹茶、いちご、ミルクの4種類。

なんじぇら2

ということで、一番人気という「いちご」を食べてみた。ふむふむほほう、確かにこれはなかなか面白い組み合わせですな。写真はちょっと出来が悪いけどカンベンね (^人^)

なんじぇら3

んでまぁこういうビニール袋に入れて売ってるんだけど、なんてーの、この袋がないといかんのよね。アイスを平らなせんべい2枚でただ挟んだだけだから、溶けた汁がたれてきちゃうのよ。ということで、食い終わるとなんだかちょっと汚いビニール袋が残ってしまうってのが気になるなぁ。それと、なんじぇら?専用南部せんべい、ちょっと塩が効き過ぎなんじゃないかな。いくら甘みを引き立たせるためとはいえ、塩そのものの味が前面に出てきちゃいかんでしょ。

と書いて、ひょっとしたらおいらがしょっぱさに敏感なんじゃないかという疑惑が生じたりして。いや、さっき、母親が麦茶を作ったのよ。そんでそれを飲んだら「なんじゃこりゃ! しょっぺぇー!」ってなわけで母をキリキリ問いただしたところ、「夏場は汗をかくから少し塩が入った方がいいんだ」とのこと。確かにそうだろうけど、これはいくらなんでもやり過ぎではないか、とまた問うたら、「塩を入れたのはほんのちょっとだし、私は味は別に普通と変わらないと思うけどねぇ」だそうで。

つうことで、おいらの舌は塩分センサーと化してる可能性があるんで、なんじぇら?のしょっぱさも、大抵の人なら気になんないレベルかもしんない。まさに狙い通り、甘さを引き立たせる程度なのかもしんない。けど、おいらにとってはしょっぱかった。甘さを抑えるくらいしょっぱかった。

まぁ盛岡手づくり村でしか売ってないそうだから、行ってみたときにどうしても食べてみたかったら、冷やかし程度の気持ちで食べてみて下さいな。おいら的にはそんなにオススメじゃないけど、こうして堂々と売ってるってことは、おいしいと思う人がほとんどなのかもしんないんで。

ちなみにこういうご当地ものの味にけっこうに口うるさいミライちゃんによると、「1回食べればもういいって感じ」だそうで。

手づくり村の皆さん、すんません〆にこんなこと書いちゃって (-人-)

こんなレポートを「ひとりごちるゆんず」に書くのはなんだか申し訳ないことだなあと思いつつ(結局書いたけど)、我々は宮沢賢治の本拠地、花巻へと向かったのであった。

銘板
2007.8.6 月曜
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写真整理休日

花巻で立体写真をけっこう撮ってきたんで、今日はその作成と整理に手間取られっちまいました。うが〜まだ台紙ページが出来てねぇ〜。

銘板
2007.8.7 火曜
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賢治巡りの旅 5

〜 注文の多い料理店 山猫軒 〜

花巻市にある宮沢賢治記念館をカーナビに入力して、我々は盛岡手づくり村を後にした。道中、セイラちゃんが話しかけてきた。「ねえねえゆんず君」「はいなーに?」「ゆんず君は平成10年には生まれてた?」「もうおもいっきり生まれてたよ〜」。

ミライちゃんがツッコむ。「それはあんたが生まれた年でしょ。ゆんず君はもっと年取ってるの」。すんませんねぇ年食ってて(笑)。セイラちゃんは続けた。「だったら、平成元年には生まれてたの?」「そりゃあもう平成元年のこといろいろ覚えてるよぉ〜。平成元年はね、……バブルだったんだよぉ〜↑」。……大人だけ大ウケw ごめんねセイラちゃん (^人^)

そうこうしてるうちに着きました宮沢賢治記念館、の手前にあるレストラン。その名も『注文の多い料理店 山猫軒』。お昼ご飯がまだだったのだ。ちなみに記念館には行かない予定。だっておいらも含めて、全員行ったことあったんだもん。

山猫軒

なんでも、ボスの山猫は出かけていて留守なんだそうで、物語みたいにお客が食べられる心配はないので、ご安心ください、とのことです (^^) てなわけで、おいらたちは安心して、ちょいと遅めのお昼ご飯をそこで食べましたとさ。

とは言うものの、いるじゃん山猫! けっこーでけぇ。人と同じくらいのサイズだもんなぁ。この山猫くんが食べようとしてるのは、物語に出てくる2人のハンターの絵でござんす。このお2人、お皿に載って抱き合って震えてるのよね (^^)

おいらはあんまし腹が減ってなかったんで、ざるそばで済ませたな。550円。なかなか良心的な値段だと思う。こういうところってけっこう観光地料金をふんだくったりしがちだけど、全然そんなことはなかったよ。そうゆーところに好感が持てたです。皆さんも、宮沢賢治記念館や隣接する宮沢賢治童話村に行かれたら、その2つの施設の間にある『注文の多い料理店 山猫軒』にもちょっと寄ってみたらいかがでしょ。実際、注文(メニュー)の多さも売りなよーです。

我々は、そこから少し戻ったところにある、宮沢賢治童話村へと向かった。なんでもミライちゃんご一家は一度来たことがあるんだけど、そのときはまだ半分しか出来てなくて、残り半分は工事中で、あんまり楽しめなかったんだそうな。ということで、童話村初体験のおいらはもちろん、全員が期待に胸を膨らませて、童話村に進撃したのであった。♪ドッテテドッテテ、ドッテテド……(←クリックすると音が出るので注意)

銘板
2007.8.8 水曜
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賢治巡りの旅 6

〜 宮沢賢治童話村 賢治の学校 〜

宮沢賢治童話村は、別にそう書いた大層な看板があったわけでもなく、広い駐車場の奥の真ん中に「銀河ステーション」と書かれたゲートがあるのみだった。その向こうにいろんな施設がある。

宮沢賢治童話村

その「銀河ステーション」の左側は柵になってて(写真には写ってないけど)、柵越しに、蒸気機関車の形をした牽引車(多分電動)と、それに繋がれた客車がたたずんでた。おお、乗ってみたい。と大人も子供もみんな思った。セイラちゃんとフラウちゃんは既に柵にへばりついてそれを見てる。

ミライちゃんから2人に指令が出た。「それに乗れるんですかって訊きなさい(←母親らしい言動)」「それに乗れるんですかぁ〜?」「ああ乗れるよぉ〜」とは運転士さんの返事。ミライちゃんさらに指令を出す。「いくらですかって訊きなさい(←主婦らしい言動)」「いくらですかぁ〜?」「タダだよぉ〜。正面から回って早くいらっしゃーい」。おいらたち全員走ったね。銀河ステーションのゲートをくぐって、ひたすら走ったね。普通、ゲートのところで入場料を取られるもんだが、なんかフリーパスらしい。そのまま走り抜けたね。

そんで全員客車に乗り込んだら出発進行! ちょうど定刻だったらしくてラッキー。乗ってる間に、経路の左右に配置された施設の説明があった。右側手前が野外ステージ。奥が『賢治の学校』。左側は『賢治の教室』。施設利用料金は『賢治の学校』に入場するときに支払うことになってるんだそうだ。ちなみに、「注文の多い料理店 山猫軒」を過ぎたところにある宮沢賢治記念館と共通の入場券を買うと、割安になる。

ということで、まずは「賢治の学校」に入った。ここは宮沢賢治の心象世界を再現したけっこう大型の施設で、順路に沿って、いろんな仕掛けがある部屋を楽しめるのだ。詳しくは実際に行ってみて確かめて下され。宮沢賢治をあまり知らなくても楽しめると思うよ。

順路の一番最初の部屋には、壁沿いにいろんなデザインの椅子があったよ。で、子供たちは喜んでそれに座るわけだよ。んでさぁ、おいらこの旅で、あんましフラウちゃんとお話してないのよね。どうも彼女、おいらを「知らないおじさん」と受け止めてるらしくて。前に3回会ってるんだけどね。去年と、5年前と4年前。でも昔に会った時はフラウちゃんまだ赤ちゃんだったから、全く覚えてないらしくて。

2歳年上のセイラちゃんはおいらのことをよく覚えててくれてて、フレンドリーにお話できてるんだけど。ということで、おいらとしてはここらでフラウちゃんとも仲良くなりたい。そんで、この部屋で彼女が椅子に座ったところを、ミライちゃん夫妻と並んでカメラを向けたんだけど、全然こっち向いてくんないのよ(泣)。いやもうそれだけじゃなくこの旅をしてる間じゅう、かなり一生懸命がんばったんだけど、彼女はとうとうおいらと向き合ってくれなかった(忍泣)

『賢治の学校』の最後の方は、有名な童話のジオラマ展示だったす。『セロ弾きのゴーシュ』『注文の多い料理店』の2作品。ここに入ったとき、写真撮影自由ってことだったんで、なんかミニチュア魂一挙爆発で、立体写真をガンガン撮ってきましたですよ。

セロ弾きのゴーシュ1

セロ弾きのゴーシュ2

セロ弾きのゴーシュ3

セロ弾きのゴーシュ4

いやぁよく出来たジオラマですなぁ。しばし写真を撮るのも忘れて見入ってしまったですよ。ただこれ、ものによってはスイッチで人形がグルグル動いたりするんですわ。しばらく待つと止まるんだけど、動かれちゃうと立体撮影できないってことで、近くに誰もいないチャンスをじっと待って撮影しましたとさ。でも、やっと止まったと思ったら別の客がスイッチを押したりして、けっこうこれでも手間と忍耐がかかってるんですわ。そこらへんの苦労をちょっと汲んでいただきたくござそろ。

銘板
2007.8.9 木曜
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賢治巡りの旅 7

〜 宮沢賢治童話村 賢治の教室 〜

宮沢賢治童話村の、『賢治の学校』の続きをちょっと。今度は『注文の多い料理店』の立体写真です。

注文の多い料理店1

注文の多い料理店2

注文の多い料理店3

注文の多い料理店4

注文の多い料理店5

どーですこの立体感。『セロ弾きのゴーシュ』と違って、森を表現した枝や葉っぱがうまいこと立体感を醸し出してると思うけど、いかがでしょーか。

んで、空調が快適に効きまくった『賢治の学校』を後にして、今度はログハウス造りの『賢治の教室』に行ってみた。ここはテーマごとにログハウスが用意されてて、移動するにはいちいち外に出にゃいかん。こんなあっつい日はツライのう。エアコンちゃんとあるんかのう。と第一の部屋に入ったら、意外や意外、おもっきしエアコン効いてる。それでもあっついもんはあっついんで、みんなエアコンの風が出てる、教室に入ってすぐ右のところに固まってたりして。いや、固まるとかえって暑いんですが (^^;)

宮沢賢治は、今の学問分野でいう地学に明るくて、鉱石や天文、気象、植物や動物なんかの知識が作品中の随所にちりばめられてる。で、『賢治の教室』はそれぞれの分野に分けて、作品に登場する諸々の現物や模型を見せてくれるのだ。さすがに金剛石(ダイアモンド)はなかったけど(笑)、やっぱ鉱石なんかは、現物を見ながら本文を読む(文がその傍らに掲げられてる)と違うねぇ。

しかし我々は急いでいた。閉館時間の4時半が刻々と近付いていたからなんだな。ミライちゃんとブライトさんはそのことでブーブー言ってた。おいらもブーブー。早すぎるってば閉館時間。特に日が長い夏休みくらい、6時半あたりまでやっててほしいもんだ。まだまだ充分日が高いにも関わらず、駆け足気味で『賢治の教室』を見て回って、駆け足気味のまま外に出たよ。

入館料が大人350円という安さから行っても、ここ、花巻市が運営してるんだと思う。んでまぁコストかけずに、それには役所の時間に合わせて、ということなのかも。

宮沢賢治童話村、内容はいいんだから、もっとそこらへんを努力してほしいっす。いくら「学校」「教室」だからって、リアル学校の閉門時間まで真似する必要はないと思うぞ。入館料大人500円でもいいからさ。

さてそろそろおいらはミライちゃんご一家にいとまを乞う頃合いになってきた。すぐ近くに、新幹線が停まる新花巻駅がある。で、ミライちゃんがケータイで時刻を調べたら、次の下り列車まであと1時間もあった。その時間を利用して、「イギリス海岸」へ行こう、となった。

銘板左端銘板銘板右端

昨日の「セロ弾きのゴーシュ」の立体写真、リンクが切れてました。すみません。直しておきましたんで、あらためてお楽しみくださいませ m(_ _)m

銘板
2007.8.10 金曜
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体調不良につき休み

なんかこう、朝から体の調子が悪いんですが。だるくてだるくて。しかも午後から頭痛までしてくるし。ということで、すんませんけど今日は休ませていただきます。とっとと寝るべ。おやすみなさいませ〜。

心なしか、腰まで痛くなってきたよーな……。一体何ですかこれ。明日とあさって、連チャンで飲み会が入ってるんだけど、大丈夫なんだろなォィ。

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2007.8.11 土曜
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賢治巡りの旅 8

〜 イギリス海岸 〜

体調悪かったのは、一晩寝たら治っちゃったよラッキー (^o^)

〓ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ⊂<回 ←仕切りジッパー

イギリス海岸。そこは宮沢賢治が農学校の先生をやっていた頃、生徒たちとよく訪れた、北上川の河原のこと。で、せっかくここまで来たんだからイギリス海岸にも行ってみようってことで、我々を乗せてクルマは走る。これはカーナビのデータに載ってなさそうだったんで、るるぶのガイドマップに頼ったな。そこ右に曲がって、またそこ右折……。おいらのおぼつかないナビでも、なんとかなった感じ。ていうかそこらじゅうに「イギリス海岸」と書かれた道路標識が出てたから、ラクラク行けたよ。

で、駐車場にクルマを停めて、イギリス海岸への入り口にある地図を見ますわな。おお、けっこう広範囲にわたってるのねイギリス海岸。そんじゃあ行ってみましょうか、と皆で歩を進めたところ、ちょっと行ったところでいきなり宮沢賢治原作の『月夜のでんしんばしら』(をかたどった柵)に行く手を塞がれちまった。ご丁寧に胴には「ドッテテドッテテ」って書いてある。で、備え付けてある看板を見たら、「危ないのでここから先へは入れません」(写真撮って来るんだった〜)

おい何だよそりゃ。全然イギリス海岸に行けないじゃん。あそこまで道路の先々に看板立てといて、いざ現地に着いたら「行っちゃダメ」って何考えてるんだ一体。「ドッテテドッテテ」じゃないだろまったくお役所め。

そこのすぐ近くに、別な川が流れ込んでる合流点があったから、一応そこを「暫定イギリス海岸」ってことで強制納得することにしたよ。両岸がコンクリートでおもっきし固められてたけどね。

納得のいかないブライトさんはセイラちゃんを連れて、道から外れた北上川までの薮に進撃。戻ってきたら、「なんか、たぶんそれなんだろうなぁって河原が見えたよ」とのこと。お疲れ様でございました。

ブライトさんたちを待ってる間、フラウちゃんは何かを見つけた。「あの枝に木の実があるよ。何の実?」。イセリナちゃんが解説。「クルミじゃないかな〜」。ということで、おいらそのひとつをもいで、イセリナちゃんに手渡した。したらイセリナちゃん、それをアスファルトの路面に無造作に落としたかと思いきや、おもっきし踏んずけた。おおお、人がせっかく取って渡してあげたものを……orz

「ほらクルミだよ」。言われて見ると、潰れて剥がれた緑色の果肉の奥から、見慣れたクルミの殻が顔を出してる。ははぁ〜クルミって果肉をまとってたんだね。おいらてっきりあの殻の姿のまんま、木になってるもんだと思ってたよ。ひとつ勉強になりましたです〜。宮沢賢治もここでクルミの実をもいで踏んずけて、その中身を生徒たちに見せてやったりしたんだろうか。

さてイギリス海岸も見てみたことだし、クルマは新花巻駅へと向かう。で、カーナビを見てみたら、なんか道路が表示されてない真っ黒なエリアをひたすら走ってるんですが。イギリス海岸へ向かうこの道路、最近出来たみたいねぇ。しかしこんな立派なアクセス道路を造っといて、肝心のところで通せんぼしてイギリス海岸へ行けない。どういうことなのか、よくわからんことになってるし。

宮沢賢治童話村の閉館時間といいイギリス海岸の通せんぼといい。賢治を観光資源として大々的に使うのはいいけど、あんまし観光客の使い勝手を考えてないのが分かってしまうなぁ。そういうあたり、どーにかならんもんですかねぇ。

銘板
2007.8.12 日曜
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賢治巡りの旅 9

〜 新花巻−盛岡−八戸 〜

新花巻駅は目立つ。なーんもないだだっ広いところに新幹線の高さの高架駅。これは目立つ。イギリス海岸から新花巻駅までは、宮沢賢治童話村へ戻る方向に行けばよろしい。するってぇとドデーンとドテッ腹を横に晒した新花巻駅が正面に見える、と。

ミライちゃんとブライトさんが見送りに出てくれた。そこでイセリナちゃんを連れて来ないところで、ミライちゃんの、おいらとイセリナちゃんを交配させようという目論見 が、かなりテキトーなものであることを悟ったね(ちょっと涙。ちょっとだよ、ちょっとだけ![←と強調するあたりに一抹の未練を香らせたぐらいにして])。まぁイセリナちゃんは、クルマに残ったミライちゃんとセイラちゃんのお目付役だからね。うん。しょうがないよね(←心の涙の強制納得)

そんでまぁ自動券売機に向かったわけです。ここから盛岡なんて新幹線やまびこで10分くらい。盛岡から八戸までも、新幹線はやてでせいぜい30分くらい。いちいち指定席なんて取ってらんない、と判断して、立ち席(自由席)で券を買おうとしたら、なんか機械がブーたれてるんですが。「指定席特急券をお求め下さい」とか。だから要らねっての。

確かに、盛岡以北を走る東北新幹線ははやてしかなくて、はやては基本的に全席指定だけど、盛岡以北の区間だったら立ち席で券が買えるはず。グリーン車以外なら空いてる席に自由に座っていいはず。これ青森県民の常識。そして新花巻の下り線には、盛岡行きのやまびこしか停まらない。やまびこには自由席がある。だから指定席特急券なんて要らないの。何なんですかこの機械。やる気あるんですか一体。客の知識をなめるのもいい加減にしていただきたい。異状を察知した駅員さんが飛んできたんで説明したら、その買い方だと窓口じゃないと駄目なんだそうで。

そんで窓口で切符を買ったら、乗車券1枚と別に、特急券が2枚も来た。いや、乗車券と同じく、新花巻−八戸でいいでしょうが。と思ったけど、なんかまぁ内部的なあれこれがあって、そうもいかないらしい。てぇことはあれですかい。特急券は基本料金2回取られてるんですかねぇ。

これどうなんだろ。今回は新花巻−盛岡は隣の駅だから特別料金の840円で済んでるんだけど、はやてが停まらなくてもっと南の、水沢江刺とかくりこま高原とか古川とかから立ち席で券を買った場合、特急券の基本料金、もろに2重に取られる気がしてならないんだが。

で、自動券売機で指定席で買った場合なら、なんか特急料金はひとまとめにしてくれる気がしてならないんだが。うーむ。そうなると、指定席料金をケチるのがなんだか無駄なことのような気がしてならないんだが。

調べるのがめんどいんでこの問題はそのままにしとくけど、新花巻から八戸までの立ち席特急券+乗車券で合わせて4,800円とちょっと、っての、やっぱしいささか高い気がするなぁ。往復で1万円弱かい。今度列車で花巻に来る時は、盛岡からは普通列車を使うことにしよっと。

と、JR 東日本に不満をタラタラこぼしちゃうのは、接続の悪さってのもあったりして。盛岡駅で30分も待ち合わせ。新幹線で移動中の30分は一瞬なのに、駅のホームで待つ30分てのは長い。新花巻−盛岡−八戸で、10分走って30分待って30分走る。何なんですかその空白の30分間は。速さが売りの新幹線の旅なのに、移動時間が倍近くにまで延びちゃってるぞ。

おかげでキオスクで買った本をけっこう読み込めたけど、この待ち時間って要はキオスクを少しでも儲けさせるためのものなんですかねとか邪推してみたりして。そういえば盛岡駅も、新幹線が八戸にまで伸びたおかげで、貴重な収入源を失ってしまったもんなぁ。

いやね、まだ東北新幹線が盛岡までだった頃、青森県民は特急はつかりに乗り換える度に、ホームで立ち食いそばをすすったもんなんですよ。特に寒い冬の夜なんかは、別段腹が減ってなくても、暖を取るためだけにそばをすすったもんですよ。それに特急だから新幹線より時間がかかるでしょ? 70分で着く八戸ならまだしも、青森市にまで行く人なんかは、盛岡から2時間以上も特急はつかりに揺られてなきゃいかんかった。途中で小腹が減る確率が高いわけです。そばを食べない人はホームで弁当を買い込むわけです。あれって当時の盛岡駅にとっては、かなり貴重な財源だったと思うなぁ。

とか何とか本を読みながら余計なことを考えてるうちに、はやてがようやく来た。そこからは一瞬ですよええ。かつての特急はつかりを知る身にとっては、移動時間が半分以下になったってのは、いまだにすごい感じがするもんなんですよ。しかもラッキーなことに、途中駅に停まらないやつに当たったしなぁ(途中駅にいちいち停まるはやての別名は「おそて」)。いやぁ速い速い。ていうか、盛岡−八戸間ってほとんどがトンネルだから、窓の外の景色をろくに楽しめないのよね。ということで持ち込んだ本を読み込むことが多くて、それも速く感じる理由のひとつかもしんない。

んで、30分の空白がどーたらこーたらとかブーたれてた割には、八戸駅から自宅まではバスもタクシーも使わずに、悠々と45分かけて二足歩行で帰ったぐらいにして。地球環境を考えた結果だと思って下されば幸いですw つうより自分の財政環境に優しいってのが一番の理由だったりして。

就職活動がなかなかうまくいかなくてクサクサしてた気分を変えるためだった今回の旅行は、その意味じゃなかなかの成果を上げて帰ってきたよ。帰った直後に、これからどうするか、新しいアイディアが浮かんじゃったし (^o^) 今そのアイディアをもとに勉強中の毎日ですよ。ええ。就職のために、新たに資格を取ろうと思い立って。この小旅行で気分転換しなけりゃ、もしかして思いつかなかったかもしらんなぁ。今回の旅に付き合ってくれた、ていうかネガティブ気分たっぷりだったおいらを旅行に引きずり回してくれたミライちゃんご一家、どうもありがとうねっ!

ここで一応『賢治巡りの旅』を終わるけど、番外編があるよ。それはコチラ

銘板左端銘板銘板右端

なんでもミライちゃんご一行は、その日にそのまま茨城の家にまでクルマをぶっ飛ばして夜中に帰るはずが、なぜか仙台に一泊して、もう一日観光することになったんだそうだ。本人曰く「ノリって恐い (^^;)」。そう、彼らはいつでもノリノリのゴキゲンな一家なのだよ。ミライちゃんご一家に栄光と繁栄あれ! \(^▽^)/

銘板左端銘板銘板右端

つうかさらにその後、なんだかドヨ〜ンとしたメールがミライちゃんから送られてきた。「家に帰ったら一気に現実に引き戻された」とか。ミライちゃんは自分の親御さんと一緒に住んでるんだけど、おとーさんがどーにもこーにもワガママいっぱいなお年頃ならしくて、帰った早々に振り回されてゲンナリ来ちゃったんだそうな。んー、そりゃぁたまには旅行でもして息抜きしなきゃやってらんないって感じらしくて。現実はどこも厳しいものですなぁ。

銘板
2007.8.13 月曜
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Web クリエイター能力認定試験(上級)

1年ちょい振りに、資格ゲットのために勉強中っす。去年は色彩検定2級のために3カ月以上を費やして、めでたく取得したんだけど、今回のは準備期間わずか3週間。思い立ったが吉日ってやつで、毎月やってる試験なんだけど、一番近い日程のやつで申し込んじゃった。ていうか急がないと、これ、就職活動に使おうと思ってるやつだから、まごまごしてるうちに希望の就職先が募集を打ち切ってしまうかもしんないってんで、焦りながら勉強中。

その資格とは、『Web クリエイター能力認定試験(上級)』。HTML 4.01 Strict 準拠で問題が出されるんだけど、例題を見た感じ、ほとんどがスタイルシート関連。あとフレームとフォーム。おいらスタイルシートもフレームもフォームも苦手だったのよ〜。最近試験に向けて勉強してるおかげで、苦手意識を克服しつつあるけど。

いや〜先月末頃のウェブデザイナー就職失敗の痛手が大きくてさ、それがあまりにも不甲斐ない試験結果だったんで落ち込んでたんだけど、賢治巡りの旅で嫌な気分をみんな落としてきて、帰ってきてからそうゆー資格が存在するってことを発見して、そんで応募して勉強中ってわけ。自分に対するリヴェンジってわけ。そしたら、今までうろ覚えや知らないで済ませてきたあれやこれやがどっさり。そんなとんでもないスキルでよくウェブデザイナーの入社試験なんか受けに行ったよなぁとか、自分の無謀さに感心するやら恥じ入るやらでもう大変でござんしたよ。

んでまぁ首尾よく合格できたら、履歴書にも箔が付くし、合格できなくても、もしかしたらそれで付けたスキルで、いっぺん落ちた会社にもう一度申し込みできるんじゃないかとか考えてたりして。しかし、前回は Illustrator の技術がなかったせいで、その鍛錬にかまけて他のことをやらなくて落ちたんだよな。今回は Web ページ作成を鍛えてるわけだけど、試験の結果発表があるまで、Web ページ作成技術の復習はもちろん、Illustrator 技と Photoshop 技ももっと鍛えんといかんのよ。あの時は全てに於いて力不足だったかならぁ。

この Web クリエイター能力認定試験について調べたら、なんか あんまし芳しくない評価が出てたよ

難易度は?:やや、やさしい。合格率は全休(←原文ママ)累計で73%ほど
就職は? :この資格だけで就職は難しい。Web系の仕事に就きたいのであれば、最低限アプリケーション+CGI、PHPができるようにした方がいい。

だそうで。うう……やさしいのかこれで。おいらにとっては結構な難物なんだが。しかも一般的に、就職するには CGI、PHP の学習が必要なのか……。いや、Perl ならちょっとだけやってるんで(全く使い物にならない程度だけど)、就職試験に合格した時点で本格的に Perl を勉強するってことでひとつ、と思ってるんだけどどうだろ。そこの会社の入社試験には、CGI とかの Web プログラミング関連は課題に出ないってことは分かってるんで。

まぁまずは、Web クリエイター能力認定の上級をゲットすることが先決ですな。もう申し込んで受験料も支払ってしまったことだし。

銘板
2007.8.14 火曜
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お盆と白熱灯

お盆ですなぁ。暑いですなぁ今年は。両腕にあせもができちゃったよ。

ところで、世の中の照明機材は徐々に発光ダイオード(LED)に置き換わりつつあるわけだ。まぁ部屋を照らすみたいな用途じゃ遅れてるけど、コストの折り合いがつけば、ここでも少しずつ LED に変わって行くと思われるわけだ。

LED が優れてる点が、その消費電力(発熱量)の少なさにあることは周知の事実かと思う。けど、これだけはいつまでも白熱灯だろうなぁっつう物件を見つけたよ。それは回転灯籠。

回転灯籠

これ、白熱灯の熱が作る上昇気流で内側の灯籠が回るんだよね。シンプルでいい仕組みですなぁ。余計な音も出ないし。LED だと発熱量が10分の1以下くらいになるだろうから、回すには別な機構を追加しないといかんくなる。モーターとかね。もう風情も何もあったもんじゃありませんな。

これからいくら LED が普及していっても、白熱灯の需要はなくなりはしないってことですかな。あの白熱灯独特の光の色もいいしなぁ。蛍光ボールでそれっぽい色のが出てるけど、よく見ると全然違う色合いだしね。

まぁ色合いはいいとしても、この時期には「熱い」ってのがネックだけどさ。

銘板左端銘板銘板右端

今日は全然まとまりがないけど、暑いからってことでひとつ。マジあぢ〜。

銘板
2007.8.15 水曜
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これから同窓会

62回目の終戦記念日ですなぁ。でもそれには関係なく、今日はウキウキワクワク。

高校の同窓会があるんですわ。いや実は、11日にも中学のプチ同窓会があったんだけど、そっちはなんだかもう女子連中がそれぞれのっぴきならない理由でドタキャンかましまくって、野郎数人だけのかなり荒くれた同窓会になっちまって。幹事がおいらだったからですかい? それとこれとは関係ないけど、なんだか残尿感たっぷりな気分を味わいましたですよ。

んでも今日の高校の同窓会はその倍以上の規模で、しかも女子もちゃんと参加することになってる。ああ楽しくなりそう。卒業以来会ってないやつも来るしなぁ。ああ楽しみ楽しみっ (^o^)

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2007.8.16 木曜
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酒の肴にしてはヘヴィ

いやぁゆんべは飲んだ飲んだ。四次会にまで参加して、帰る頃には夜が明け始めてたよ。楽しかったんだけど、ただちょっぴり厳しい現実も認識させられたけどね。いやあの、男の場合は特にそうなんだろうけど、無職って身分はあんまりよろしくないのね。

話題がなかなかつながらないってのがその一番の理由。特に、在学時代ほとんど口をきいたことがなくて、ほぼ初めて会うような人と、なかなか話を盛り上げられなくてさ。仕事の愚痴さえも言えないしさ。当たり前だけど。前の仕事の愚痴、となるとほんとにドンヨリしたものになっちゃうしさ。洒落っ気がないっつーか。なかなか難しいもんですなぁ。

けんど、最後に7人だけ残った四次会でなぜかおいら大爆発しちゃったよ。しかも話題は、ある不幸な境遇にある人を救済しようってので。なんかディーブな話題だなぁ (^^;) でもその話題の人、その不幸な境遇から自分で抜け出そうって気がないのよ。その境遇に心が依存し切ってしまってる。そこが問題。

ぶっちゃけドメスティックバイオレンスなんだけどさ、ほんとこれタチが悪いんだよね。「あの人は私がいないと駄目なの」という思い込み。これ、ほんとはその相手を振り切って自由を得るのが恐いんだよね。自分を駄目にする人間に束縛されたいんだよね。理不尽な環境で理不尽な扱いを受ける可哀想な自分が愛おしいんだよね。ていうかその相手から離れられない以上、そんな自分を愛してやらないとやっていけないんだよね。そこに屈折が生まれるんだよね。要は、自分1人での新しい生活環境に飛び込むのが恐いんだよね。そこに夢と希望を見出せないんだよね。だったら今のままでいい、となっちゃうんだよね。

でも結局はその境遇から自分で脱出しなきゃなんないんだから、周りの人間としては説得するしかないんですな。でもいくら説得しても、それがその人の心に届いてないのは明白。説得してる側は「出来る限り早く別れろ」「今すぐにでも別れろ」と言ってるのに、それを本人は「その相手と別れるか別れないかの選択肢を提示されてる」と受け止める。で、当然の如く「別れない」を取ってしまう。

ドメスティックバイオレンスがどういうものなのかを、もろに表した古典映画がある。巨匠フェデリコ・フェリーニの『道』(1954)。その主人公ジェルソミーナとその人は、もはや全く同じ境遇。このまんまじゃぼろぼろにされた挙げ句に捨てられちゃうよ。ジェルソミーナみたいに。で、その人と親しくしてる人(四次会に参加した人)が救済に熱心なんですな。この救済者はフェリーニの『道』を観たわけじゃないだろうけど、その奈落の行く末が見えてる。だから一生懸命説得してるんだけど、どうにも本人が動いてくれない、ってなわけ。

ほんとドメスティックバイオレンスってどうにかなんないもんなのかねぇ。これが依存性に基づいてるってことまでは分かるんだけど、それを被害者が自力で断ち切るための、一発で効くスマートな方策がないってのが厄介なんだよね。現状維持のまんまじゃ、誰も幸せにならないってのに。

飲みながらいろいろ話をしたんだけど、おいらはそんなわけで、肝心の具体的解決策を持ってない。ということで、現状だと、救済者に対して「がんばれ」と声をかけるしかないってのが、もどかしいやら情けないやら。

銘板左端銘板銘板右端

フェリーニの『道』って、おいらから見ると、もうそれ以外に解釈の取りようがないくらいはっきりとドメスティックバイオレンスのことを描いてるのに、なぜか世間からは単に「貧しさが引き起こすやるせなさの名作」くらいにしか理解されてないのが不思議。別に貧富に関係なく、ドメスティックバイオレンスは起こると思うが。そしてその心理は、映画に出て来る不幸なカップル、ザンパノとジェルソミーナが見事に描き切ってるんですが。だから、あの映画の本質は「みんなビンボが悪いんや」とは違うと思うんですがねぇ。

銘板
2007.8.17 金曜
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最速1塁ヘッドスライディング

今年の夏も盛り上がってますなぁ甲子園。高校球児たちが熱い戦いを繰り広げてますなぁ。しかしなんですな、こちとら毎年確実に1つずつ年を取っていくってのに、選手たちは当たり前だけどいつまでも15〜18歳のティーンエイジャー青春ど真ん中で、なんだか羨ましいやら恨めしいやら。あだち充コノヤロウ!!

んでまぁその若さ故の一途さをいみじくも表してるのが、ボテボテの内野ゴロでの、1塁ベースへのヘッドスライディングだと思う。トーナメント戦だから1戦たりとも負けらんなくて必死ってのもあるだろうけど、見ててなかなか気持ちいいもんです。

けどね、こういう意見もあるんですな。「スライディングするより走り抜けた方が速い。実際プロ野球じゃ走り抜けてる」。ま〜確かに、1塁ヘッドスライディングでセーフになる例って滅多にないもんなぁ。おいらこの夏、6,7戦くらい観てるけど、成功したのはわずか1回。成功率で言うと低いけど、もともと全然間に合わないのに気持ちが先走ってヘッドスライディングするって例がほとんどだから、アウトになる確率の方が高いんだと思う。

でね、おいら的には、別に高校野球の肩を特段に持つつもりじゃないけど、クロスプレイの場合、ヘッドスライディングした方が有利だと思うんですよ。やり方にもよるけど、論理的にそっちの方が早くベースにタッチできると踏んでるんですよ。

走り抜け派の言い分はこうだと思う。「スライディング中はブレーキがかかった状態であるのに対し、走り抜けるのはトップスピードを維持したままだから、冷静に考えると走り抜けた方が速いはず。いや絶対速い。物理的に速い」。

なるほどなるほど。ところが上の意見は、重心という物理の考え方を無視してる。そこが盲点!! では重心を考えながら、走り抜けとヘッドスライディングを比べてみよう。走り抜ける場合は簡単。人間が「気をつけ」した状態での重心位置は、ヘソのすぐ下辺りにある。走り抜けて足でベースを踏む場合、その足は当然バッターランナーの重心より前に出てるんだが、その量は、身長180cmとして股下90cmとして、横から見た足の角度が地面に対して45°の場合、約63cmということになる。ちなみにベースを踏む足が前に出たぶんだけ重心位置も前にずれそうだけど、反対側の足が後ろに出てるんで、ちょうどバランスが取れて、重心位置はほとんど変わらないと考えられる。

今度はヘッドスライディング。ベースの直前で、バッターランナーは空中で体を前に投げ出しますわな。このとき重心のスピードは変わらないまま、上体が前に出る。足と地面を支点にして前に倒れこむぶんだけ位置エネルギーが運動エネルギーに変換されて、重心の速度も多少上がりそうな気もするけど、ここでは面倒なんで無視する。この、前に出た上体、しかも手を前に伸ばし切った状態での、重心位置から指先までの距離はいかほどか。腕がバンザイ状態なんで、その腕の重量のぶんだけ多少は重心が前に寄ってしまって不利だけど、まぁとりあえずヘソ上5cmくらいが、その姿勢での重心位置だとする。

今、自分の体で実測してみたんだけど(身長163cm)、ヘソ上5cmから指先まで、ちょうど1mくらいだったよ。これは体を曲げて片手をグイーッと伸ばしたわけじゃなく、ヘッドスライディングと同じく、あくまで肩の高さは左右同じくらいにして測ったもの。走り抜けの場合は63cmだったから、差し引き37cmほど、ヘッドスライディングした方が走り抜けるより1塁ベースに近くなる、ということになりましたな。甲子園に出るほどの選手の場合、大抵はおいらよりずっと背が高いんで、もっと有利になる。

さっきの走り抜けの場合の計算では身長180cmだったんで、同じ条件になるよう補正してみる。補正係数は 180÷163≒1.10 だ。1.10×100(cm)=110(cm) となって、110(cm)ー63(cm)=47(cm)となる。「走り抜けるよりヘッドスライディングした方が50cm弱もお得(身長180cmの場合)」という計算になりましたがな。

こうなると反論が聞こえてきますな。「でもヘッドスライディングはブレーキ、走り抜けは最高速キープだ」と。

いや、なにも指先がベースに触れた瞬間に静止する必要はないわけです。それに合わせたブレーキングをする必要はないってことです。なんたってこのケースだと走り抜けても、つまり1塁ベース上で止まらなくてもいいんで、ベースのすぐ脇を滑り抜けちゃえばいいんです。バッターランナーはとにかく1塁ベースに向かって全速力で飛び込んで、体が接地する直前に、つまり最高速のまま、前に伸ばした左手でベースに触れさえすれば、あとはベースの右脇を滑り抜けちゃっていいんです。そのとき、走り抜けとヘッドスライディングとの、50cm弱の差が出るわけです。

以上の理由から、おいらは内野安打狙いの1塁ヘッドスライディング支持派でございます。別に気合いとか根性とか若者らしさとかの高野連好みの精神論じゃなく、純粋な物理的論理による結論です。どなたかこれを論破できる方がいらっしゃれば、あるいはスライディングや走り抜けをも超越した素晴らしい方法を編み出された方がいらっしゃれば、喜んで受け入れようと思いますんで、その際は遠慮なくツッコんで下さいまし。

ただ疑問なのは、プロ野球で1塁ヘッドスライディングを見ないってことなんだよね。単においらがほとんどプロ野球を観ないからそう思い込んでるだけかもしんないけど、これはあれですかね、プロはそういう泥臭いことはあんまししたくないのかもしれないのかもね。かっこよさ(つまりかっこ悪さを避けること)ってプロには大事な要素だからな。プロスポーツの正体はショウビジネスだから。「そこまでして1塁に出たいんならもっと綺麗なヒットを打てよプロなんだから」とかツッコまれそうだしな。それにプロ入りしてから20年は使う予定の大事な体を、できるだけ危険に晒したくないってのもあるかもしんないしな。

まぁいずれ、おいらの理論の正しさが確認されて、イチローあたりが実践してその効力を実証して、世界中のプロがみんな日本の高校球児の真似してくれる日を、気長に待つとしますか。とりあえず高校野球じゃ既に「バッターランナー不利気味の1塁クロスプレイにヘッドスライディング」は半ば常識と化してるからな。いい傾向だ。あとはおいらの理論にそぐった最速ヘッドスライディングを全選手がマスターして、出塁率を上げていくだけじゃよ。うむうむ (==)

銘板
2007.8.18 土曜
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あせもさめはだ

八戸じゃ木曜(16日)まで暑い日が続いてさ、そんな中、PC に向かって Web クリエイター能力認定試験の勉強しますわなキーボードぶっ叩いて。そうしてたら腕にあせもが出ちゃって。かゆいのかゆくないのって。

で、この2日間涼しくて、あせももずいぶん引いたんだけど、跡が鮫肌みたくザラザラになっちゃった。触感もなんだかおかしいし。まぁあせもが出てた頃に比べるとかわいいもんだけどね。

試験まであと1週間を切っちゃったよ。まぁ大体のところは押さえたと思うけど、さらに腕を磨かにゃならんなぁ。クソあちい中、汗ダラダラ流してモニタと教科書とにらめっこして勉強する苦行はもう嫌! 嫌だったらイヤッ!! なんで、涼しい毎日が続いてくれればいいなぁとか。

つうか今度の試験って Windows を使うんですわ。で、試験の解答用紙に当たるものはフロッピーで手渡されて、そのフロッピーに回答を書き込んで提出なんですわ。ということで Mac、FreeBSD、Linux でのフロッピーの扱いしか知らないおいらにとっては、そういう、普通の人たちにとっては何でもないところがヤバい難関だったりするんですわ。これ、来週中のできるだけ早いうちにパソコンスクールで勉強しないといかんのよね。近くに Windows を好きに触らせてくれる友達いないもんだから。持つべきは近くて便利な友だよなぁ。

ネット検索しても Windows の扱いなんて常識って感じで、フロッピーの扱いを教えてくれるページに行き当たらないし。HTML と CSS の試験なんだから、本来的には OS なんて何を使ってもいい話なんだけど、そんな原理論を振りかざせるほど世の中甘くはないわけで。

まぁ何年か前にちょっと Windows でフロッピーを扱ったらそんなに難しくなかったんで(でもそのやり方を忘れたわけだ)、マスターするのも大したことないとは思うけど、それでもしっかりやっとかないとなぁ。不安要素は出来得る限り排除せんといかんからして。ついでにそのパソコンスクール(受験会場と同じ)の雰囲気に慣れておくってのも大事だしね。

ちなみに今回この資格試験をその会場で受けるのは、おいら1人みたいです。人気ないのかなぁこの資格w

あと、なんか首都圏じゃ Web クリエイターとかウェブデザイナーとかって、諸葛亮孔明殿の言い方を借りれば「升で計り荷車で運ぶほどいる」って噂を聞いたよ。なんかそれ聞いてちょっとゲンナリ気味。こっちじゃそんなにいないと思うんだけどなぁ。まぁ需要もそんなにないんだけどね。

とにかく今は資格取得に向けて勉強ですたい。この資格自体は大した意味を持たないみたいだけど、履歴書を飾れるし、何より今までなるべく避けて学んで来なかった CSS の勉強になるからなぁ。HTML でも、このサイトで不必要だったところとか勉強にしてるよ。しかしクリッカブルマップ(画像の中にクリックできる部分を作り込む技)なんて完全に時代に淘汰されたと思ってたら、この資格試験じゃ必須らしい。HTML & CSS の教科書にも載ってないから、ネットで探し出して勉強したよ。んー、あんまし実用性を感じない技だけど、覚えといて損はないか。

んでまぁ向学心をちょっと出してみて、mixi の自分のトップページのソースを初めて見てみたんだが、見てみたんだけど、

……、

……、

……。

見るんじゃなかった orz あまりにも高度すぎ。なんであそことあそこがそうなってるのかさっぱり分からん。ウェブデザイナーになるってことは、こんな高度なページを Perl やら PHP やらで作らにゃとならんってことですか。頂上ははるか雲の上ですなぁ……。鮫肌の心配なんかしてる場合じゃないですなこりゃ。

銘板
2007.8.19 日曜
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野球の不思議

また野球の話だけど、野球って考えれば考えるほど不思議なスポーツだよなぁ。イニングを先攻・後攻と分けて、攻撃してるときしか点が取れないってのがまず不思議。おいらもご多分に漏れずガキの頃はよく野球(限りなく「野球ごっこ」に近いもの。もちろん透明ランナー制)をしたもんだったが、守備の時間ってのは点数が入んないからほんとつまんなくてなぁ。攻撃のときも、自分の打順が遠いとやっぱしつまんなくて。しかも打順が回ってきても下手で打てないもんだからなおさらつまんなかったりして。その割には右投げ左打ちってことで、打つときには仲間に変な期待を寄せられたりしてさ。左投げとか左打ちとかって、無条件で「野球がうまい」と判断されるよなぁw

あと、野球ってユニフォームが変だよね。とりあえずアポロキャップが制服っての、他のスポーツにないでしょ。高校野球みたいなデイゲームならまだしも、プロ野球のナイターとかドーム球場で、つば付きの帽子が実用上何の意味があるのか、関係者らを小一時間ほど問いただしてみたい。それからストッキング履くじゃん。ソックスの上から。かかととつま先をモロ出しにした、独特のストッキング。あれの意味が分からん。長袖シャツの上に半袖シャツってのも分からん。そのシャツの組み合わせはここ10年くらいは、ストリートファッションとして流行ってるけど、野球の場合は上がボタンシャツだからかっこ良くない。で、監督も、試合に出るわけでもないのに選手と同じユニフォーム着てるし。考えれば考えるほどわけ分からん。

どうもアメリカ発祥のスポーツってのは謎が多いなぁ。アメフトもそうだけど、ルールが難解だしね。して、アメリカのスポーツのくせにこれが日本の高校野球となると武道の精神が取り込まれちゃって、「礼に始まり礼に終わる」が徹底されてたりして。「一球入魂」なんて四字熟語を発明しちゃったりなんかして。武道の精神を本当に取り入れてるんなら、キャッチャーが後逸してるのにつけ込んで進塁するなんて小賢しい真似は、武士道に反してるような矛盾も感じるが。もともと込み入ったルールに和洋折衷の精神が折り重なって、まぁ高校野球は独特の文化を築き上げてしまったわけです。

で、今日も高校野球を観てて、また不思議な感覚に襲われたよ。批判的な意味じゃなく、野球の面白さ的な意味で。いやね、バッターってのはみんな、ホームベースに帰りたがってるんだよね。そこにたどり着かなきゃ点数が入らないもんだから。打つときはすぐ足元にあるあの五角形のベース。でも実は、そんなモロに目の前にあるものなのに、そこに帰り着くまでがやたら遠い。実力と幸運を頼りに、内野一周なんつうものすごい遠回りをして、ようやくたどり着ける。しかもたどり着けない確率の方が高い。

さっき観終わった試合、佐賀北高校が帝京高校に延長13回の末にサヨナラ勝ちしてさ、サヨナラのランナー、嬉しさのあまりホームベースを何度も手で叩いてたよ。そのくらいホームベースは遠いんですなぁ。味方バッターのすぐ足元にあるのに。なんか「長い旅の末、幸せの青い鳥が家(ホーム)にいたことを知りました」というメルヘンチックなオチがぴったりな気がする。

そんな意味では、野球のルールって複雑だけど、ハラハラドキドキのドラマが生まれるようによく練り込まれてるなぁとか妙に感心したりして。

銘板左端銘板銘板右端

野球といえば、バッティングセンターでの、左打ちに対するひどい仕打ちをなんとかしていただきたい。大抵、右左両用の打席が1つしか用意されてない。で、こっちは左打ちだからそこしか使えないってのに、なんか右打ちの人が無理してその打席を使ってるんだよね。交互に右打ち・左打ちを試してたりして。

そういう人はまたこれが左打ちの時は、まんま「女打ち」だったりして、そんなら有り余ってる右専用打席でだけ打ってろや。バッティングセンターで左打者を押さえてまで左打席に立ちたかったら、まず家で左の素振りをやり込んでから来いや。そんなやつが打ち終わるのを待ってるのは本当に時間の無駄な気がして。しかもそういう人に限って粘着質で、最後の投球が終わった瞬間にはもうコインを投入して連続使用体制。スイッチバッター気取りはマナーが悪いですなぁ。

で、たまに左打ち専用打席があっても、なぜか「速球」だったりするんだよ。だから「左はうまい」ってのは迷信なんだってば。左専用打席で、スローボールをパカスカ打ってみたいもんですなぁ。まぁ、上記の不愉快な理由のせいで、バッティングセンターなんてほとんど行かなくなったんだけどさ。

あと、どうしようもないことなんだけど、自打球が顔や足に飛んで来るのも勘弁していただきたい。マジで痛いんで。しかも相手は機械だから、こっちが痛がってうずくまったりピョンピョン跳ねたりしてるのに、容赦なく投げ込んでくるし。投球の一時停止ボタンとか付けてくんないかなぁ。

銘板
2007.8.20 月曜
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THE UMPIRE STRIKES BACK

審判の逆襲

甲子園の残り試合数もわずかになってきたけど、もしテレビ観戦してたら、試合が始まる寸前あたりにちょっと注目してほしいところがある。

試合前にアナウンサーが必ず審判4人の名前を読み上げるんだけど、そのときスコアボードの審判の部分が画面に現れる。そこに注目。各審判のご担当とお名前はいいとして、その上に "UMPIRE" と書いてある。

これ、"UMPIRES" じゃないのか!?

今、辞書(研究社ライトハウス英和辞典)で調べたら、"umpire" は間違いなく「数えられる名詞(countable)」だったぞ。「数えられない名詞(uncuntable)」の例は載ってなかったぞ。審判は4人いるんだから、どう考えても複数形じゃないとおかしいだろ。

おい甲子園球場、選手のみならず応援団・観客をも含めて毎年春夏に幾千幾万もの学童を集めておいて、大人として恥ずかしい間違いを晒してるんじゃねぇ! 見てる方が恥ずかしいからとっとと直せよ。塗り替えればいいだけだろ。ていうか集まった幾千幾万の学童、なかには受験を控えてるのもいるだろ。この間抜けな間違いに1人は気付けよ!

ていうか、少なくとも阪神タイガースの外国人選手はみんな気が付いてておかしくないんだが、なんで事がそのまま収まってしまってるんだ?

うむー、「甲子園球場 UMPIRE」「甲子園球場 UMPIRES」でググっても、そのことにツッコんだページが見当たらんなぁ。なんで誰も気にしないんだ? Wikipedia でさえ見逃してる。おいらこれに気付いてからというもの、気になって気になってしょうがないんだが。

つうか、お盆休みも終わった平日の昼間っから高校野球を観てるおいらって……orz(←就活中)

銘板左端銘板銘板右端

タイトルは、「スターウォーズ EP5 帝国の逆襲(THE EMPIRE STRIKES BACK)」(1980)からのイタダキっす。今日のタイトル「THE UMPIRE STRIKES BACK」でググったら、既に同名の書籍コラム記事が出てた(笑) 考えることは皆同じですなぁ。

銘板
2007.8.21 火曜
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パソコン教室

パソコン教室なるものに行ってきたよ。Windows の操作の勉強をしに。正直、授業料1時間2,000円は浪人の身には少々痛いものがあったけど、やってよかった。24日に受ける『Web クリエイター能力認定試験(上級)』の勉強はぼちぼち進んでるんだけど、Windows 環境で受験ってのが本当に不安で不安で。

主にテキストエディタ(メモ帳)とフロッピーの扱いを学んで、何をどうすればどうなるのかが理解できて満足満足。Windows の IE って、「ソースを表示」するとメモ帳でソースリストが開くんだね。こいつぁ便利なことを聞いた。あと、何も書いてないメモ帳に HTML 書類をドラドロしてもソースを開けるとは。マウントされたフロッピーを探すのはちょっと面倒だけど、アンマウント操作が要らないのはラクだね。

とかまあいろいろ質問したり教えてもらったりしたのが30分くらい。あとは10分程度、自分で様々に HTML や CSS を打ち込んだり IE で動作を確認したり。正味40分と早めに終わったんで、授業料を割引してくれるかと思ったら、しっかり1時間分取られちった。でもまぁ最大の不安要素がこれで取り除かれたわけで、試験本番までの残り少ない日数を無事に消化できそう。

しかし Windows の無駄に文字がでかくてしかも文字の表示が汚い件、どうにかならんもんですかね。今日いじったのは XP だったけど、Vista じゃ改善されてるんですかね。Windows をいじった後に Mac に触ると、ヒラギノフォントの美しさがほんと愛おしくなっちゃうよ。

銘板左端銘板銘板右端

このページ、微妙に改造したよ。最近の CSS の勉強の成果を踏まえて。前々から気になってたところだったんで、改善できてスッキリ。

before after
BeforeAfter

意地悪クイズレベルの微妙さだけど、各日付を仕切る横棒画像が、ウィンドウの幅一杯になるようにしたのだ。前までのやつだと、隙間ができて素人っぽいなぁとけっこう気にしてたのよ。かといって全部端っこに寄せると文字までそうなっちゃって、読みにくくなる。ただでさえ文字列が横長過ぎて読みづらいってのに。んで、head 内に

<style type="text/css"> <!-- body {margin:0} p {margin-left:15px; margin-right:10px} --> </style>

を入れてみた。ページ全体ではマージンなしなんだけど、p タグで囲んだ部分、つまり本文には左右にマージンを設定した、と。日付表示や「前日に飛ぶ」が、p タグじゃなくて table を使ってるんでマージンなしになっちゃったけど、あんまり気になるもんでもないんで放置。

あと、日付表示と「前日に飛ぶ」を table 組みじゃなく CSS の float での段組みにもしようかとも思ったけど、いろいろめんどそうなんでやめとくわ。

銘板
2007.8.22 水曜
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ありえない展開

いやいやいやいや、佐賀北高校やってくれました。生中継で決勝戦を観させて貰いましたですよ。じり貧で切羽詰まってきた8回裏、まさかあんなに都合良く逆転満塁ホームランが出るとはなぁ。

観てた人たちみんな、想像はしてたとは思うんだ。『ここで一発ホームランが出れば大逆転だ〜』って。けどそれまでの三振の山から考えても、それまで佐賀北から出たヒットがたった3本(いずれも単打)という事実からしても、『それはないだろ。現実は厳しいのだよ』と、佐賀北のアルプス応援席でさえみんな思ってたと思うんだ。そんな固定観念があんた、あの一発でカキーンとぶっ飛ばされちゃったよ。あの試合を観てた日本中が、おいらと一緒に心でこう叫んだはず。

『ありえね〜!!』

いや〜ほんとすごいもの見ちゃったよ。決定的瞬間ってこのことか!? 平日の昼間にのんきにテレビ見てられる今の自分の境遇を、今日ほどラッキーだと思ったことはないよ。今年の夏の甲子園決勝を戦った両校とも、本当にお疲れ様でした。何よりも、大興奮の面白い試合を見せてくれてありがとう!!

〓ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ⊂<回 ←仕切りジッパー

就職活動の対策の一環として、ここしばらくローマ字入力に挑戦中っす(←20数年来のカナ入力派)。少しずつ慣れて来てはいるんだけど、本来のカナ入力に比べると数分の1のスピードしか出ない(泣)。しかしナンだね、調子の波が激しいもんだね。ポチポチしか打てないときがほとんどだけど、たまにバララーっと打てちゃうこともある。慣れていくごとに、だんだん「バララー」が増えていくんだろうなぁ。そう信じたい。

銘板
2007.8.23 木曜
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最近の毎朝の悩み

お盆の終わり頃から放置してたら、大変なことになってた。

ヒゲ

もう身も心も素浪人ですなぁ。いや、毎朝、顔を洗うたびに剃ろうと思うんだけど、鏡を見るごとに、なんだかもったいない気がして。そうして悩んだ挙げ句、剃らないまま今日まで来ちゃった。

しかしあれだね、こうして自分の顔の部分写真をしげしげと眺めるに、おいらの唇って荒木飛呂彦が描いたみたいだなぁとか自画自賛モード(笑) このままヒゲ伸ばすとジョセフ・ジョースターみたいになれるかな? しっかり何本か白髪が混じってるし。いや、第4部のヨボヨボ爺さんじゃなくて (^^;)

銘板左端銘板銘板右端

ここ2,3カ月、日記を短くするのに腐心してきたけど、どうやらその秘訣はローマ字入力にあったみたい。いやほんっと入力しにくいわこれ。打っても打ってもなかなか進まないのは、なんだか変速付きチャリンコを1速で必死に漕いでるみたいだし。調子良く打ってると思ったらいつの間にか指だけカナ入力モードになってて、暗号みたいな記号と文字の羅列が出てるし。

あと、よく間違えるのが「いろいろ」と打ったとき。「えろえろ」と出てくる件 orz

銘板
2007.8.24 金曜
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Web クリエイター能力認定試験(上級)

〜 規定問題 〜

資格試験って普通、日曜にやるんじゃないかと。でも今回の『Web クリエイター能力認定試験(上級)』は、今日、つまり金曜、つまり平日に執り行われた。そんで平日ってことで、午後6時スタートの2時間40分デスマッチ。途中で腹が減らないように、昼飯は午後3時頃食べたよ。それと、早めに試験会場入りして環境に慣れておくってのは OK だったんで、5時半前には現着して、暗記用のアンチョコを取り出して、CSS の記述なんかを試験開始直前までにバシバシ打ち込んだよ。

試験の分類は、「HTML4.01 Strict テキストエディタ」。「HTML4.01 Strict」はまぁ能力認定試験の常識として、「テキストエディタ」ってのは、ホームページビルダみたいな HTML 作成ソフトを使わないで、Windows で言う「メモ帳」を使って手書き HTML で問題を解きますよってこと。おいらみたいな手書き派としては、使い慣れない作成ソフトを使うよりもこっちの方がありがたい。試験時間も多めに取ってくれるし。とはいえおいらがいつも使ってる Mac 用のテキストエディタ "mi" と違って、メモ帳は HTML タグを色分けしてくれるとかそういう便利機能がないんで、打ち間違いを素早く察知しなきゃいかんくなる。そんなわけで、勉強中も mi のそういう機能は切って、白地に黒い文字のみで鍛えたよ。

それと、あまり使わないとは思ったけど、ローマ字入力もけっこう鍛えておいた(←カナ入力派)。まぁ一応ってことで。公式サイトで配布してるサンプル問題によれば、必要な文字列はテキストファイルの形で与えられて、それをコピペすればいいだけらしいんだけど、とりあえず本来の勉強のついでに、ローマ字入力ってやつを、一応まともに打てるくらいにまで鍛えておいた。これが後に大車輪の活躍をするとは、試験前にはまだ知らなかったおいらであった。

今回の八戸会場での受験者はおいら一人。てことで、試験監督さん曰く「一応6時からスタートですけど、ゆんずさんがよければ早めでもいいですよ」とのこと。でもぎりぎりまで環境に慣れておきたかったんで、6時から始めるようにしてもらったす。

6時になってまず手渡されたのが、規定問題用のフロッピー1枚と問題の冊子。それぞれに、受験票に書いてある会場コードと受験番号、名前をボールペンで書き込む。まぁ予定時間を過ぎてからぼちぼち始めるってことになりましたな。してフロッピーを PC に差し込んで、問題の冊子をいつでも開けるようにしてから、試験監督からいろいろ説明があった。ていうかツボどころを伝授されてしまった。

その心得をしっかり胸に刻んで、いざ試験開始! 1問目。これがいきなり思うようにいかない。Windows でのフロッピー操作にイマイチ慣れてないってこともあって、IE で動作確認してもちゃんと反映してくれてないし。いろいろ手を尽くしたけどどうもダメ。時間がないから2問目に突入。3問目、4問目と解いていくうちに、ようやく環境に慣れてきたおいらであった。でも気になる1問目を手直ししてる暇は今はない。それは最後まで終わってから、余った時間でどうにかするしかない。進め進め! とにかく敵を撃破セヨ〜!

object タグの問題が出てきた。Flash ムービーの埋め込みなんだけど、なんか Flash ムービーが動いてくれない。ていうか IE に意味不明のダイアログが出てきちゃってるんすけど。なんでも未知のファイルは開かない設定になってますみたいな。うおおーいバソコン教室、そこらへんちゃんと事前に設定しといてくれよ〜! Flash の動作確認が取れないまま、その問題も終了。

そこいらで試験監督から「あと10分です」。ええ〜っ早いよちょっと。そっからは韋駄天の如く先を急いだね。問題の難易度が上がるほどに小問の数も減っていく。難易度が上がろうが、今のフルパワーのおいらにとっちゃ雑魚も同じ。敵の数が減ったのを幸いに、とにかく蹴散らすように先を急いだ。ボラボラボラボラボラーレ・ヴィーア!!(ぶっ飛んでいけ!!)

そして最終問題の9問目に突入。あと少し、あと少し〜ってところであえなく時間切れ。最後の最後の問題は、タグを書きかけで保存することを余儀なくされたよ。あ〜あ、IE で見ると、書きかけのタグがそのまんま文字列として表示されてらぁ。かっちょ悪ぅ〜。

これだけの問題量をわずか40分でこなせっての、やっぱちょっと無茶な気がするんですが。しかも HTML 作成ソフトを使った試験と時間変わらないし(この後の自由問題だと、作成ソフトを使った場合は90分、テキストエディタの場合は120分と、かなり差別化してくれてる)。いややっぱしテキストエディタだとこの時間はキツいってば。せめて45分にしてほしかったよなぁ。

次の自由問題は120分の長丁場ってことで、休み時間中にトイレに行ったりストレッチしたりして、リラックスを心がけるおいらであった。Windows の操作にも慣れてきたしね。ゆっくり確実に進めましょうや。

銘板
2007.8.25 土曜
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Web クリエイター能力認定試験(上級)

〜 自由問題 〜

規定問題の次は自由問題。とは名ばかりで、実際は、問題に書かれた手順に沿って、ウェブサイトを丸ごとひとつ作り上げるってな案配。今回は眼鏡屋さんのサイトを作る内容だったよ。まずスタイルシートを指示に従って書き上げて、共通ページを指示に従って作り上げて、その共通ページから各ページを指示に従って作り上げていくという、どこらへんがどう「自由」なのか知らんけど、まぁ言われた通りに作ればきちんと出来上がりますよという仕組みになってる。

この試験の前に伝授されたコツは、「長丁場だから、ひとつずつ確認しながらやっていけば大丈夫」という、平々凡々としたものだったよ。あと、「はじめにスタイルシートをガッツリ作り込むところが大事」とも言われた。まぁこれも事前にやっといたサンプル問題によれば、指定された内容をただ打ち込むだけなんだけどね。

んでまぁ今度もぼちぼちって感じで試験が始まった。スタイルシート、指示に従ってガッツリ打ち込ませていただきましたよ。でも最後の方で、なんだか納得行かない記述があってさ。float(テキストの回り込みを指定するプロパティ)で何らかのオブジェクト2つを左右に並べて配置するってつもりらしいんだけど、どっちも「left(左)」が指定されてるんですが。一体何ですかこれは。でもまぁ後で HTML 書類を作り込むときに分かることだろうから、今は余計なことを考えずに、そのまま打ち込んどこう。うん。なんか引っかかるものがあるけど。

作業は順調に進む。うむうむ、サンプル問題とほとんど同じだわ。IE での動作確認も順調。して、また object タグによる Flash ムービーの埋め込みに遭遇。しまった休み時間の間に試験監督さんに Flash が動くように設定してもらうんだったわ。時既に遅し。今回も「多分これでいいんでしょう」で済ますことになりましたとさ。IE にあのダイアログが出るってことは、Flash 書類を読み込もうとしたってことだろうから、まぁそれでよしとしよう。問題と一緒に配布された HTML・CSS リファレンス表で確認しても問題なかったし。

途中、ハプニング発生。ページ作成に必要な文字列は、フロッピーに添付されてるはずのテキストファイルから供給されるはずなのに、それをコピペすればいいという段取りのはずなのに、そのテキストファイルが見つかんない。どこ探しても、ない! 打ち込みましたよええ。ローマ字入力で。結構な分量があったけど、打ち込みましたですよ全部。サンプル問題にもそんなテキストファイルなんて付いて来なかったけど、本番じゃ付いて来るんだろうと確信してたのに。だって問題用紙にはそれらしく書いてるんだもん。でも、なかった。ひどいよねこれ。ローマ字入力の練習しといてよかったわホント。しかも集中モード下でのローマ字入力、我ながら速い速い。もうズビズバーパパパヤーと入力できちゃいましたですよ。

そしてやってきました最後の問題。一番最初のスタイルシート作成でなんだか変な記述があった、アレがとうとう出てきた。そんで指示通りに HTML をメモ帳に打ち込んで、IE で動作確認すると……うむ、問題用紙に描かれた完成イメージとは違う仕上がりになってしまってるんですが。どこをチェックしても問題なし。ただ、仕上がりだけが違ってる。

時間が充分にあったんで、スタイルシートをいろいろいじってみた結果、ある部分の数値が「50px」となってるのを勝手に「30px」に直したら、求められる仕上がりになってしまった。何なんですかこれは一体。関連部分を何回も確認したけど、やっぱし他に打ち間違いは発見できず。そこに「あと10分です」の声。ウェブページ全体の動作確認も終わってたんで、「もう終わりってことでいいです」と自己申告したよ。で、試験監督を呼んで、残りの10分で納得行かない謎の部分を説明して、解説を求めた。したら試験監督も首をひねる、出題意図のよく分からん問題だったことが判明。

何なんだよこの問題は。

試験監督といろいろ話した末、規定の時間になったんで、件の箇所は「50px」のまんまフロッピーに保存して提出、と相成った。なんか納得行かねぇ〜。試験監督さん、本部にフロッピーを発送するときにこのことをツッコんでくれるそうで。まぁおいらがどこか勘違いしてるってのが一番妥当な線だとは思うけど、それにしても問題自体が理解不能なところもあったから、出題ミスの線もまた考えられるんですが。

とりあえず、自由問題の他の部分は完璧だったし、合格のボーダーは正答率60%っつう低さなんで、規定問題の出来を差し引いても、まぁ受かるんじゃないかと踏んでるけどさ、でもなんだか残尿感のようなものを強く覚える帰り道でござりました。

銘板
2007.8.26 日曜
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Web クリエイター能力認定試験(上級)

〜 次の日 〜

あのさ、2007.8.16 で書いた、「同窓会で無職だと話がつながらなくてあまりよろしくない」って話、どうもちょっと違ったみたい。どうやら試験勉強中ってことでナーバスになってて、単にそれで酒の席を楽しみきれなかったってことだったらしくて。

とゆーのもね、昨日またプチ同窓会があったんすよ。この前より小さいやつだけど。そしたらもうその席じゃ試験が終わった開放感も手伝って、ノリノリで楽しみまくっちゃって。無職? いやもうそんなの全然関係なかったっすよ。

シャックリの止め方の話題になってさ、そこに参加してた保健体育の先生やってる同窓生から、正しい止め方を教えてもらったんだわ。ともかく息を吸う。これ以上無理ってくらい吸う。体が破裂するんじゃないかってくらい吸う。そしてそのまま息を吐くと、シャックリが止まってる、と。なんでも痙攣した横隔膜を広げるのがコツならしくて。保体の先生のご意見らしく、論理的で説得力がありますですなぁ。しかも簡単ってのもいい。で、おいらひとつ思い出してさ、昔聞いた民間療法を。それを実際にやってみせたら大ウケでこれが。

一言で言うと、「上唇で飲み物を飲む」。どうゆーことかっつうと、普通何か飲み物を飲む時ってのは、コップを下唇にあてがって飲むわけだ。それを逆にして、上唇にコップをあてがって飲むんだな。当然頭が逆さまになるわけで、立った状態で股ぐらから顔をのぞかせるみたいな格好で、飲んでみせましたですよジョッキのビール。アンコールにも応えましたですよ。

いや〜ばかですね〜(笑) まぁ今月15日にこんなノリになれなかったのは、ひとえに資格試験のせいだったってことが判明してあ〜スッキリ (^▽^)

それにしても、人間、やればできるもんですなぁ。3週間前にこの資格試験の受験を思い立った頃は、サンプル問題を見てもチンプンカンプンでかなり不安だったんだわ。それが、途中甲子園のTV中継を観たり飲み会が3回あったりもしながらも、試験当日はほとんど全ての問題を理解・回答できたよ。

そそ、合否通知は最速で2週間後くらいだそうで。遅くとも3週間後まで。合格したとして証書が手元に来るまで1カ月くらいなんだとさ。なかなか速いじゃございませんか。去年受けた色彩検定、合否通知まで1カ月、証書が来るまでさらに1カ月かかったもんなぁ。

銘板
2007.8.27 月曜
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特殊環境派の慟哭

また Web クリエイター能力認定試験の話なんだけどさ、あれだね、やっぱし試験の環境って、少しでも慣れておくのも大事だけど、普段の環境にできるだけ近づけるのも大事だね。おいら、マウスは左手で操作する人なんですわ。昔、Excel で激しく入力してた頃があって、「右手でテンキー、左手でセル選択」の形で慣れちゃったもんだから。

そんで振り返ってみるに、つくづくおいらの PC 操作環境ってのは変というか特殊というか。

  1. まず自前 OS が Mac(あと FreeBSD と Linux)。
  2. そしてカナ入力。
  3. とどめに左手マウス。

今回の試験じゃ、1. はパソコン教室で Windows の扱いの授業を受けて克服(有料)。2. は勉強中にローマ字入力を鍛錬して克服。3. は現場で左手マウスをやって克服。とゆー具合だったよ。3. 以外は、大抵の人なら何でもないことなのに、余計な手間をかけたことになる。1. はもうどうしようもない。OS の市場シェアがマイクロソフトに支配されてる現状からして、試験会場になったパソコン教室だって Windows しか用意しないのは当然。試験自体が Windows 対応なのも当然。ここはひとつ、市場原理という名の権力に潔く屈するとしよう。仮に Linux が今よりもっと普及したとしても、Linux 用の GUI がいろいろある関係上(Linux の本体はコマンドライン OS)、統一が取れなくて、やっぱり資格試験の標準仕様という栄誉は勝ち取れないと思う。そんなわけで、なんぼかのカネ払ってでも、Windows XP の特別授業を受けただけの価値はあった。

けど 2. のカナ入力はなぁ……。Windows、いや NEC の PC98x1 とジャストシステムの一太郎が普及する前までは、日本のキーボード文化はワープロ専用機が主流でさ、その時は確かにカナ入力が主流だったんだよ。ローマ字入力モードもちゃんとあったにはあったんだけど、メーカーはカナ入力を堂々と推奨してたんだわ。おいらそれで覚えて育っちゃったんだもん、おいそれとは変えられんわ。

なんでも JIS 準拠のカナ配列は電電公社(←NTT グループの前身っす)が作ったもので、日本語の入力に最適化された配列だと聞いたことがある。

ウソだと思う。

電電公社が作ったってのは信憑性があるけど、日本語入力に最適化された配列ってのは、完全にウソだと思う。

カナ入力してる人なら分かると思うけど、小指や薬指のタッチがやたら多いよね。 それによく見ると、「あいうえお」とか「かきくこ」とか「さしすそ」とか「たちつてと」とか「やゆよ」とか、妙に同系列の文字が不自然に集まってたりする。本当に最適化されてるんなら、もっとばらけてるのが自然だと思うが。覚えやすさにも配慮したのかもしらんけど、それなら「は行」のばらけ具合はどう説明するつもりじゃ。それに、頻出すると思われる「あ」や「さ」が左手薬指、「た」が左手小指ってのはどう考えてもおかしい。なんか中途半端なんだよなぁ。覚えやすさなら覚えやすさ、最適化なら最適化で、態度をはっきり決めてほしかったところだな。だからって今さら変えられてもまた困っちゃうけど。

カナ入力に対する本質的不満はそのくらいにして、とにかく、そもそも論で言えばカナ入力の方が本筋なのに、今はもうみんなローマ字入力でしょ。これが古来からのカナ入力派にとっては不便きわまりないんですなぁ。ローマ字入力の方が入力効率がいいってんなら分かるけど、最近ローマ字入力を鍛えて、身に沁みてよく分かったわ。カナ入力の方が断然効率がいい。単純に2倍速とまではいかないにしても、その差はあまりにも大きい。これ、2段変速のチャリンコで平地を走るのに似てるわ。

ローマ字入力はローギア。力が要らない(使うキーの数が少なくて負担が少ない)代わりにペダルを余計に漕がなきゃなんない(キーを打つ数が多い)。カナ入力は逆にハイギア。力が要る(使うキーの数が多くて負担が多い)代わりにあまりペダルを漕がなくていい(キーを打つ数が少ない)てな感じ。スピードはもちろんハイギアの方が上。おいら的にはもうハイギアで鍛えてあるから、使うキーの数の多さは問題にならなくて、それよりキーを打つ数が少なくて済むぶんだけ高速かつ快適に打てる、と。

確かにローマ字入力だけのメリットもあるけどね。「;:『』()|¥=ー〜」みたいな記号や、「ゎ(『わ』の拗音)」なんてのを一発で打ち出せたりして。あと、例えば「授業(じゅぎょう)」なんて場合は、シフトキーも1打に数えると、ローマ字入力の方が明らかに打数が少なかったりもするんだけどね。そういういい点は認めるけど、やっぱ基本的にカナ入力の方が快適なのよほんとに(慣れるまでが大変だけど)。打ったまんまの文字が直接出てくる快感って言ったらいいのかしら(なぜか女言葉)。

なんかあれに似てるなぁ。乗用車でマニュアルトランスミッションが衰退し切って、今やオートマ全盛になってしまった現実。オートマ仕様しか用意してない車種ばっかりになっちまって、「マニュアル仕様=走り屋仕様」みたいな誤解がはびこっちゃって。マニュアルもはじめは取っ付きにくいけど、慣れれば町乗りでさえも運転がより楽しくなるし、原理的に燃費もいいしシンプルだから整備性もいい。でも一般大衆はそれを捨ててまで、取っ付き(だけ)がいいオートマ車を選んでしまった。マニュアル乗りからすれば、なんでそんな損失の多いことをするのか理解に苦しむ(CVT は別)。カナ入力派から見ても同じこと。なんでそんな無駄が多いローマ字入力ばかりみんなやりたがるのか、と。

それどころか、「キーボード上のカナ表示はごちゃごちゃして見苦しいから、どうせカナは使わないんだからアメリカ仕様と同じアルファベット表示だけにしてくれ」なんつう暴論まで出る始末。もう誰かこのローマ字の洪水をどうにかしてくれ〜。まぁ結局おいらは、世間の流れに逆らう力もなくて(Windows でのカナ入力への設定変更を学ぶ余力がなくて)、しかも就職に向けての将来的な打算も働いて、ローマ字入力を習得し直したわけだが。

そんでも資格試験が終わったと同時に自宅環境をソッコーでカナ入力に戻して一安心してたりして。

3. の左手マウスはその点、マウスの位置を変えるだけで済むから話は簡単だったよ。ただ、左隅の席を用意されてたらアウトだったけどね。まぁおかげさんで資格試験じゃ、慣れない Windows + ローマ字入力 っつう環境だったけど、左手マウスが確保されたから、ある程度安心できはしたわいの。

そういや先月末に入社試験を受けて落ちたウェブデザイナーの件、試験で左手マウスが出来たはずなのに、緊張のあまり右手マウスのまんまでやってしまったよ。それも試験中に落ち着けなかった理由だったのかもしれんなぁ。普段使ってる左手を封印したせいで右脳の活動が低下してたとか、「逃がした魚は大きかった」とか考え出すときりがないですなぁ。今度そういう試験を受ける時は、迷わず左手マウスにしよう。うん。

つーか左手マウスの方も、慣れてしまうと、なんで右手でマウスを操作しなきゃいかんのか疑問に思えて来るんですが。何か PC 関係の教科書を読みながら PC に向かう時も、その書籍を右側に置いて、右手で楽々とページを繰ることができるんですがね。その書籍に書かれてる文章は右視野から脳に入るんで、言語脳である左脳に直接入って来ることにもなるし。なんでこんなに合理的で便利な方法を誰もやろうとしないんだろ。マウスの位置を変えるだけですぐに実行できることなんですけどね。やってみれば分かるけど、2ボタンマウスでもすぐに慣れちゃうっすよ。

あとね、左手マウスやってて分かったのは、PC 操作での肩凝りの原因は、主にマウス操作によるものだったってこと。左肩の方が凝るようになったですよ。利き腕側じゃないんで、負担感はかなり少ないっす。世の大勢を占める右利きの人にこそ左手マウスを励行していただきたい根拠ってことでひとつ。

銘板左端銘板銘板右端

Web クリエイター能力認定試験のとき左手マウスをやったら、試験監督さんが「あれ? ゆんずさん左利きでしたっけ?」とびっくりしてたけど(おいらは右利き)、カナ入力だけじゃなく左手マウスも便利ですよ〜 (^^) さっきも書いたけど、特に Excel の操作で、セル選択と数字入力が分業できて素早くできるす。あと、右脳への刺激にもなってるんじゃないかと思われ。要は単に、慣れです慣れ。でもノート PC のトラックパッド操作はなぜか右手だったりする (^^;)

銘板
2007.8.28 火曜
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自治領

意を決した。昼間に時間のある今こそあの問題を解決しようと。

それは痔。

まる1年前に発覚して以来、特に悪化もしてなかったんで何もして来なかったんだけど(ほとんど自覚症状ないし)、そろそろ本気で治療しようじゃないか、と。なんでも発見した内科の先生の話じゃ、患部にちょっと注射を打てばそれでオッケーみたいな話だった。なんだ簡単じゃん。ただ必要だったのは「決心」。その決心がとうとう今日ついた。

そんで決心ついたところですっきりしようと大便したらあんた、都合よくというか何というか、ほんと久しぶりに血便が出た。おお、病院へ行こうというまさにこの日を祝うかのように発症ですか。なんだか幸先いいなぁ、とっとと注射プチュッと打ってもらってさっさと治そう、そう思いながら、肛門科の病院へと向かったわけです。

行く途中で考えたのが、診察されてる時のポーズ。もしかしてあれかな、あの悪評名高いV字開脚またはM字開脚(笑)。洒落の分からん患者たちに「屈辱的な姿勢で堪えられない」と非難されまくったあのポーズ(まぁ女の患者さんなら分からんでもないが)。おいらもうやる気満々ですよそれ。ていうかあれ、非難されたせいでやめることになったんだっけ? そしたらコレかな?

orz←診断・治療

これもこれで素晴らしい体勢だよなぁネガティブ魂大爆発って感じでw まぁどんな姿勢でもかかってきなさいって感じで、病院のドアを開けた。だって患部への注射プチュッで終わっちゃうんだも〜ん。テキパキ終わらせてしまおーじゃありませんか。

はじめに紙に書かれた質問事項に答えて体温を測って、ちょっと待ったらすぐ呼ばれた。問診を2,3されたら、看護師さん(女性)が「ズボンと下着を下ろしてそこ(診察台)に仰向けに寝そべってください」。うおお、来たかとうとう。しかし女の人の前でパンツ下ろすのはちょっと抵抗あるなぁ。けどまぁよい。ササッとこの件をミッションコンプリートするのじゃよ。ちょっと調べた後はプチュッで終わりだからなプチュッで。しかし仰向けですか。つうことは姿勢は「orz」じゃないですな。つうことはあのV字開脚でしょうか。とか考えながら作業してたら看護師さんからツッコミ。

「あ、全部脱がなくても、下ろすだけでいいですから」

思わずサービス精神の発露 (^^;)

取らされたポーズは「仰向け体育座り」だった。なるほどそう来ましたか。そして腰のあたりに枕を敷いて、肛門が上を向くようにする、と。ふむーこれが「屈辱的姿勢」を避けるための知恵なのかな。確かに屈辱は感じんなぁ。まぁおいらの場合に限って言えば、V字開脚でも構わなかったけど(笑)

「指が入りまーす」で先生の指で肛門の内部をネリネリされて、「機械が入りまーす」で機械のセンサー部分でネリネリされて、さぁ注射バッチ来ーい! と構えてたら、「下着とズボンを上げてください。先生からお話があります」。ありり?

「イボ痔ですね。ポリープがありましたけど良性なんで、それは出血の原因じゃないですね」。はぁそうですか。それはそうと、注射一発で治しちゃうんじゃないの? と思ってるうちに、「座薬を1週間分出しますから、なくなったらまた来てください」だそうで。ええ〜っ長くかかるのぉ〜? あーもう考えるだけでめんどいよ。

近所の薬局から処方箋に書かれた薬を貰って、ついでに痔の治療に関するプリントも貰ってきたよ。治療に対する心構えのひとつとして「根気」と書かれてた。ありゃりゃ〜がっかり。こいつはいつまでかかるんだか。考えが甘かったみたいね。それとも去年の発覚直後に治療を受けてれば一発で治ったのかなぁ。ま、とりあえず今始めちゃったもんはしょうがないから、座薬で気長に治すことにしますわ。放っといても良くなるってことはないしな。

そだそだ、診察直後、ちょっとイイ写真を撮ったよ。

バイアグラ1
バイアグラ2
バイアグラ小物入れ

日本代理店がどこかは知らんけど、ヒット商品なだけに営業にも力が入っとりますなぁ。

しかしバイアグラ、並行輸入とか闇ルートで入手とかいろいろあるみたいだけど、素直に医者に処方してもらえばいいだけの話なんじゃないかと思うんですが。病院に行って、受付が女の人だろうが医者が女医だろうが、男ならコソコソしないでドーンとはっきり言っちまえよ。「バイアグラを処方してほしいんですが」とか「充分に勃起しないんです」とか。向こうだって商売なんだから、大事にしてくれるはずだよ。

銘板左端銘板銘板右端

母から聞いた話。昔、八戸に「水戸肛門科」という素晴らしくふざけた名前のお医者さんが実在したらしい。

銘板
2007.8.29 水曜
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賢治巡りの旅 番外編

盛岡手づくり村での南部鉄器体験コーナーのブツが、昨日届いたよ。おいらの愛車のローバーミニちゃんに合わせたキーホルダーなのじゃよ。してその出来映えは、ところがというかやっぱりというか、

キーホルダー
う〜む……。

うまい具合に写真が微妙にブレたからはっきり見えてないけど、指紋の跡とか下手に削った跡とかがくっきりと残っちゃって。いや、鋳物にするときにそこらへんうまくボケてくれるんじゃないかと淡い期待をしとったんだが、そんな余計なところまで超精密に再現して下さいましてどうもありがとうございました(泣)

てゆーか、その前にこの造形技術のダメさ加減、どうにかならんかったんかね。作ってる時は確かにクラフトマン魂全開で本気出したんだけどなぁ。ま、素人が作るとがんばってもこんなもんですハイ。

てゆーか、ミライちゃんにこの写真をメールで見せたら、セイラちゃんやフラウちゃんの方が綺麗に作れたらしい。南部鉄器工房の指導のお兄さんが言ってたっけなぁ。「基本的に粘土細工ですから、お子さんの方がうまく作れるんですよね」と。すごく納得。

でもまぁ出来はこんなもんだったけど、作ってる時はまさに「思いがけず」って感じで楽しかったなぁ (^▽^) 時間を忘れて作業にすんごく集中したし。

銘板
2007.8.30 木曜
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弾丸装填に関する悪戦苦闘と疑問

毎朝晩、弾丸を装填してます。いや、座薬なんだけど。2007.8.28 でゲットしたやつ。これがなかなかの曲者で。この座薬自体のせいなのかおいらの肛門のせいなのか、なかなか思った通りに装填されてくれなくて。

第1回目(28日晩):全然入ってくれなかった。いろいろ頑張ってるうちに体温で座薬が溶け始めて、とんがってた先端が丸くなってしまった時点で諦めた。

第2回目(29日朝):思いがけずスッと入った。どうも前回の失敗の原因は、違う所を狙って執拗にそこだけ攻め続けたせいだったらしい(痔主の肛門の形は複雑なのだ)。うまく入ったけど、パンツを履こうと思った時には弾丸は戻ってきてしまってた。何回押し込んでもそれ。だんだん体温で座薬の表面が溶けてきて滑りが良くなって、すぐに出て来るようになってしまった。まぁ肛門周りに座薬を塗りたくった状態になったんで、それで強制納得しといた。

第3回目(29日晩):「もっと深く装填する」という方針にて実行。んで、ようやく成功と相成りました。ただこれ、ものすごく力が要るのよね。座薬自体は表面が体温で溶けてくれるんで、滑りが良くなって奥まで行けるんだけど、指の滑りが悪いせいで、指がなかなか入って行かない。肛門周辺のお肉が引きずられて、一緒に奥にめり込んでいこうとするから抵抗になる。そこを力ずくで押し込まなきゃいかん。そうしてある所まで到達すると、もう弾丸は戻って来ない。ケツに突き刺さったままになってくれる。そこらへんの勘どころが分かってきた。

第4回目(30日朝):同じ要領にてトライ。同じく成功。一定のところまで到達するともう大丈夫っての、なんかこう、ロケットが頑張って飛び上がって第一宇宙速度に達した瞬間、人工衛星となって二度と地球へ戻って来なくなりましたみたいな。

第5回目(30日晩):成功。だんだん要領が掴めてきた感じ。

けどさ、座薬の装填の仕方はついに確立したんだけど、現行の力ずくなやり方って、あんまし痔によろしくない気がするのよね。指にローションでも塗ればいいのかな。それ用(医療用)のローションってどこで売ってるんだろ。薬局かな? ていうかローションが付いた直腸内壁って、座薬の効き目が落ちそうな気がする。

それと疑問なのは、おいらの痔って出口付近のはずなんだけど、こんなにも奥まで座薬をめり込ませちゃって、なんだか的外れな気がするんだけどなぁ。まぁ指を離せば、弾丸の一番底の部分は出口近くまで戻るんだけどね。でもなんか的を外してるっぽい気がしてしょうがない。座薬よりも、ヒサヤ大黒堂みたいな塗り薬の方がいいような気がしてしょうがない。

けどまぁお医者さんが処方した薬を信用して、がんばってみることにしますか。

銘板
2007.8.31 金曜
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合否速報

合否速報が電話で来たです。Web クリエイター能力認定試験の。結果は合格 v(^▽^)v イェイ

ルールは、規定問題、自由問題それぞれ満点が100点で、ボーダーは合計120点。

結果は、規定の得点が87点の自由が98点で、速報してくれた試験監督さんも高得点にビックリしてたよ。ふははははははははは。

高得点つっても、規定問題の空白の13点が惜しいところでしたな。全ては Windows に慣れてなかったせい。はじめの方の2問目あたりまで感覚がよく分からなくて、 IE で確認しても問題を解いたところが反映されてなくてさ、なんでか原因を調べたけどよく分かんなくて。で、後ろの方が配点が高い&時間がないってんでそこらを放置して突き進んで、結局最後の最後の問題が時間切れで解ききれなかった。それでこうゆー点数になったかと。

そうなると逆に、完璧だったはずの自由問題のマイナス2点が気になってくるなぁ。何が悪かったんだろ。なんか結局、やっぱし何かを勘違いしてて、それが一番最後の「問題が指定した通りに行かない事態」(2007.8.25)を引き起こしたんじゃないだろか。

例の件について試験監督さんが本部に問い合わせてみたところ、「IE のバージョン6と7で反映のされ方に違いが出るかもしれない」とのコメントを貰ってるそうだけど、それどころじゃなく変だったぞあの問題。それプラスおいらの勘違いの相乗効果で、最後の問題がうまくいかなかったんじゃないのかねぇ。

まぁ、受験会場になったパソコン教室に認定証が届いたら取りに行くことになってるんで、その時にはっきりしたことが分かるかもしんない。分からんかもしんないけど。でもまぁどうでもいいっちゃどうでもいいやね。合格したんだから。

しかしさ〜これ、合格しやすい資格だと思うよ。出題範囲はやたら広いけど、実際に出題されたのはサンプル問題と同じようなもん。出題範囲の紙(パソコン教室で貰った)に書かれてる中で、サンプル問題にも実際の問題にも出なかったやつは、「作成者の情報」「文字間隔」「スモールキャップ」「ボックスの内容あふれの処理」「(ボックスの)表示・非表示の設定」「(ボックスの)表示形式の変更」「(テーブルの)枠線の処理」「改ページ指定」「カーソルの形状指定」「テキストの流れる方向を変える」。一応全部勉強したけど、自然とサンプル問題を主体に勉強しますわな。そしたらそれとほとんど変わらない問題が出るんだもん、ヤマ大当たり状態。特に自由問題なんかサンプルとほとんど同じだったからこそ、98点なんて取れたようなもんだ。しかもボーダーが正答率60%だもん。去年受けた色彩検定は70%だったぞ。

ただ、主催者の サーティファイの情報 によると、おいらが受けた「HTML4.01 Strict対応」カテゴリは今年始まったばかりなんで、それでサンプル問題と実際の問題との違いが出なかっただけかもしれんなぁ。いずれにせよ、まぁ、受かったからも〜どーでもいいっちゃどーでもいいことなんだけどさ〜♪

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