ひとりごちるゆんず 2002年1月
銘板
2002.1.1 火曜
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新年ですなぁ

あけましておめでとうございます。今年も さんで〜立体写真館をよろしくお願いいたします。

でもこれ書いてるの、実は1月2日の午後だったして、いきなり1日遅れです(笑)。昨日、サーバ(Apple の iDisk)が落ちててさ〜。つながらないんだもん。ページは表示されないは、メールサーバも落ちてるは……って言えばけっこうな言い訳になるっすか?(新年早々言い訳三昧)

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2002.1.2 水曜
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とぐろうにょ、JavaScript にて投入!

リンクの onMouseOver でとぐろうにょを回そうという計画(←12月30日)、早速、立体写真の解説ページに組み込んでみた。簡単に行くと思ってたんだけど、まる半日かかった。あまりにも記述が多くて、ずっと打ち込みっぱなし。

それぞれ、画像の振り番号が違うからコピペもそう安易にはできないしさ、それに onMouseOver, onMouseOut の画像切り替えの練習にもなると思って意気込んでたんだけどね。「まぢっすか (+┳+ ) ゲロォ」ってぐらい量が多かった…。

今、アップロードかけたらちゃんと動いたよ。あ〜えがった。やっぱスケロクだと遅いなぁ反応もアニメーションの動きも。IE 5だ とさすがにサクサク動くけど。

もっといろんなとこに「とぐろうにょ + JavaScript」を入れようと思ってたけど、しばらくやる気起きねっす。

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2002.1.3 木曜
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さらにサイトを小さく改造

正月連休を利用して、このサイトにさらに手を加えてみた。とりあえず、昔書いた HTML タグって大文字だったから、これを今風に小文字に直すという、すごく大変だけど、あんまり違いがないような感じ。ま、自己満足ですわ。それで "J. S. T. / Boosted!! (自虐スプラッタ友の会 Boosted!!)" を手直ししたら書き間違え続出! 長文だからなぁ。それにアンカーとか埋め込んでるもだから。なんかほんとにやる意味あったのかって感じ。トホホ……。

次に、リンク文字色の変更。とぐろうにょを仕込んだら、作ったとぐろうにょがかなり鮮明な赤で、その隣のリンク文字が青だの紫でしょ? 長く見てると吐き気がしてくるんだよね。「これ、もしかしてあの有名なポ●モンショック!?」ってな具合で。中間色にしてみたっす。自分ではいい色が出たと思うんだけどね。

しかし、些細なホームページだと思ってたんだけど、少しずつでも全体的に改良するのってけっこう手間がかかるね。知らないうちにページが増えてた。は〜、新年早々打ち込みまくりで手首がしびれてきた。ど〜れ、ひとっぷろ浴びに行くべいっ。

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2002.1.4 金曜
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SETI の異常結果画像

遅くなったけど、12月3日の日記で話題に出した SETI@home のへんてこな結果の画像を公開。い、いや、け、決してわっ忘れてたわけじゃ、な、ないんだぞぉ。うん。(^_^;) もったいぶらずにとっとと行っちゃおう。

これがそれ。

とまぁ、そういうわけだ。普通はね、うちの環境の場合、左の真ん中の棒グラフがあるでしょ、あれが 100% のとき(「このデータユニットの解析が終わった」という意味)は、そのすぐ右の "CPU time" が12〜16時間ぐらいになってるはずなのに、"0 hr 25 min 42.4 sec"。異常に短い。

その下の、板がいっぱい並んだような三次元の棒グラフ。これもアヤシイ。一番奥の、激しく切り立ってる部分があるでしょ、普通はその調子で最前列まで来てるんだけど、この場合は一番奥の列だけで、それより前はほとんど平坦。時間軸に断層が出てる。今までもこの手の断層は見たことあったけど、こんなに桁違いにでかいの、今まで見たことないっすよ。んでまぁ、「もしかして……ムフムフ」っと思っとったがねぇ。んでまぁ、特に連絡が来てないわけですわ。本部から。やっぱデータの切れっ端が当たったってだけみたいねぇ……。はぅ。また解析を続けるべい。

余談:このプロジェクト責任者、名前知らないんだけど、めちゃめちゃなことを豪語してるみたい。

「これで地球外知性が見つかれば、そのデータユニットを解析した幸運な参加者と私は、一緒にノーベル賞を受賞することになるだろう」

みたいなことを公言しているらしい。無理だろノーベル賞は。あの賞は成果とオリジナリティの両方が基準でしょ確か。成果は、宇宙人が見つかれば確かにノーベル賞級なんだろうけど、オリジナリティについては疑問。「地球外文明が出しているかもしれない電波を拾おう」っつー計画、けっこう昔からあるんだよね。はじめてのやつは『オズマ計画』っていうんだよね。フランク・ドレイク博士って方が、1960年に試みてる。だから、SETI@home のノーベル賞って、なんか違う気がする。

「一緒に受賞」も、ほんとにノーベル賞をもらえるのかい一般人が。何の資格がなくても、何の才能もなくても取れるんだったら平和賞か。サイエンスじゃないよなぁ(笑)。ん〜、「膨大なデータを細分してインターネットで配布、世界中のボランティアに解析させる」ってアイデアはどうだ。行けるか? ノーベル賞。発明工夫展じゃないんだから(爆) これで SETI チームは、ビジネスモデル特許をもう取ってるみたいだけどね。

これからこのノウハウを一般企業に売りつけるらしいよ。いろんな生物の遺伝情報の解析に使えそうだな。もし公的なゲノム解析ボランティアが発足したら、そっちの方に鞍替えしよっかな。SETI は最近、順位も上がらなくなってきたし。

銘板
2002.1.5 土曜
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いままでのあらすじ:

おいらの手持ちで、職場にタダ貸ししている Macintosh Performa 6410(以下 6410)のハードディスク(以下 HD)は、容量が一杯になりつつあった。そこでおいらは、「PowerMac G4(以下 G4)のサブ HD である 10GB を取り出し、6410 と同じく職場にタダ貸ししている私物 iMac に移植、そのとき iMac より摘出された 6.4GB を 6410 に移植」するという、『HD ドミノ移植計画』を構想した。

その準備段階にあった12月6日発生した『6410 純正モニタ炎上事件』のショックでしばらくハード関係に手を付けられなかったおいらであったが、『お茶碗カレー同盟』の愉快な仲間たちに励まされ、ようやく立ち直った(感謝!) そして12月16日に行われた、計画の第一弾『G4 より 10GB HD の摘出』は、何のトラブルもなく成功裏に終わった。

次は iMac。しかしこの HD 交換はそう簡単ではない。躊躇しつつもその正しい手順を探り続けるおいらだった。そして 6410 HD の容量はそうしている間にも、残り容量を着々と失いつつあった。

HD のリミット越えまで、あと 15MB。

銘板左端銘板銘板右端

HD ドミノ移植計画 2

決め手は掌中にあり

不要と思われる書類を捨てたし、年に一度か二度しかいじらない書類は LHA で圧縮したし、それでなんとか残り 30MB にまで巻き返してみた。でも所詮 15MB 増。いずれ近いうちに食い尽くしてしまうさね。確か iMac Slot loading の HD 交換手順が示された Mac 雑誌があったはずだけど、探しても見あたらない。そこで12月23日、Apple 直営の技術交換 BBS; "Apple Discussion Bords" の該当カテゴリ(iMac > Slot loading)をのぞいてみた。おお、ナイスタイミング!! 同じく iMac の HD を交換したいという方が、質問トピックを出されていた。そして注目の Res は2件とも懇切丁寧!!\(T▽T)/

両方の回答をプリントアウトして、来るべき日に備えておいた。もちろんお礼の Res も忘れなかったよん。年末は忙しくてそんな作業はできず(職場にある Mac だし)、仕事始めもけっこう忙しかったんで、今日になって作戦を決行した。手順はこうだ。

  1. データ吸い出し・保存
  2. 手順に沿ってHD 換装
  3. 外付け HD から、換装済み内蔵 HD (10GB) にデータを戻す
  4. 動作確認

と、そんな感じ。簡単そうでしょ? まぁそんなに難しくなかったけどさ。でもね、かかるのよ。時間が。データ吸い出しに使う Disk Copy が曲者でね。たかが 1GB 弱のデータを圧縮もせずにひとまとめにするのに、なんでそんなにかかるかねぇ。さらに遅さに拍車をかけたのが USB。とにかく遅い。合わせ技で2時間もかかっちゃったよ。

ま〜確かに Mac がベージュ色のときに採用してたシリアル接続よりずっと速いけどさ、SCSI に比べるとやっぱり断然トロい。USB → SCSI アダプタを今回使ってるけど、遅いほうのスピードしか出ないんだよねやっぱり。この iMac、ちょいと古いうえにその当時でも一番下の機種だから FireWire (規格名:IEEE 1394、だっけ?) が付いてないし。もともと iMac は 周辺機器とはあまり付き合いがよくないし。

この機種だと Ether くらいかな、そこそこ速いのは……あ!!!! iMac をうちに持って帰って、G4 の HD に Ether を通して外部保存すればよかったのか! そしたらスピードで悩むこともなかったのに。作業、もう終わっちゃったよ。(T▽T)アハ、アハ……

昼飯食って、いよいよ HD 換装。Discussion Boards でのアドバイスを読みながら慎重にやったら、何の問題もなく終わったよ。よっしゃ。

データ戻し。電源入れると同時に起動 CD-ROM を食わせて、"C" キーを押して CD 起動っと。ま、HD が空っぽだからほっといても CD 起動すると思うけどね。システムインストールかまして再起動、USB → SCSI ドライバをインストール。いったん電源落として外付け HD をアダプタを介して接続。起動。ん。順調。内蔵も外付けもデスクトップに乗ってる。

データ戻しの手順。内蔵 HD の増量を利用しよう。データをひとかたまりのまま内蔵 HD に移してしまって、外付けはとっとと外して、iMac 内部だけでデータを展開させよう。うんそれがいい。そうすりゃ外付け HD の方は、iMac が作業中でも 6410 のデータ吸い出しに使える。そういう方針で行ってみた。20分ぐらいかかったかな。単純なデータ転送。1GB 弱で。さすが USB(苦笑)。その後いったん電源切って USB プラグ抜いて、と。

「USB はホットプラグなんだから、電源入れたまま抜けばいいじゃん」

なんて言わんでくれ。この変換アダプタ、SCSI エミュレーションモードで使ってるからさ、SCSI の流儀に従わなきゃならんのだよ。んで再起動して、iMac の新しい HD 上でデータを展開してさ。やっぱり10分ぐらいかかりそうな気配。しかしこの 10GB、けっこううるさい。換装前の 6.4GB より回転音もアクセス音も明らかに大きい。同じ Quantum 製のくせに。前回、G4 の HD が流体軸受けになったから静かになった」って書いたでしょ。それだけじゃなく、この 10GB、もともとうるさかったみたい。iMac は冷却ファンがないし、位置的にけっこう HD が顔に近いところにあるから、音がますます耳に付くんだな。慣れるまでしばらくかかりそう。

まぁそれでも順調に作業は進んでたんで、「よ〜しふんじゃあ 6410 の方、準備に行きますかぁ〜」と、HD を持ち上げようとしたら、コンセントが刺さったまま。iMac の裏手に回って、そこにあるテーブルタップから電源プラグを抜いたんすよ。普通に。すぽん、と。そしたらね、ちょうどそのあたりに、なんかひとつ、ふと気付くところがあってね。

『あ、なんだろ。なんかいい感じだなぁ。今日は外は雪だしなぁ……』

おいらは、いつの頃からか自分を取り巻いている、不思議に心地良いしじまに心を打たれていた。そしてほげーっと右手を見たんす。

なぜこのタナゴコロに

iMac の電源プラグが

握られてあるのだ!?

賢明な読者諸君はお察しであろう。つまり外付け HD のと間違えて iMac の電源を引っこ抜いて、うるさい内蔵HD が止まってしまったのだ。ぐが〜ん! へなへな……。今日あった、ホントの話ですよ(泣笑)。恐る恐る再起動したら、幸い問題がなくて、やり直しの展開作業はうまくいったし、動作確認も OK。ほっとしたよ〜。

そして改めて 6410 の方へと データ吸い出し用の外付け HD を持っていき、接続をしようとしたそのとき! 一閃!! 視界が一瞬真っ白に!! 『やべ、スパーク? モニタみたいにまた炎上!? どっから出た?』と周囲を見回そうとした瞬間、

ズドオォーン!!

とんでもない大音響が響き渡った。雷。こんな真冬になんでか雷。本当の話なんですよ。そんで Mac は? 6410 は電源入れてないけどコンセントは差してある。iMac はスイッチ入れっぱなし。双方とも、雷ガードなし。あわわわ…。確認したら異状なし。ぷひゅぅううう……。

『そんじゃ〜なんともなかったみたいだし、この計画最大の目的である 6410 の HD 移植、ぼちぼち始めますかぁ』

おいらはまだ気付いていなかった。冬の雷など、これから襲いかかる苦難の、ほんの序章に過ぎなかったということに。

緊迫の次号を待て!(いつ書こっかな)

銘板
2002.1.6 日曜
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さんで〜立体写真館 質疑応答:人気の秘密

Q: 最近になって、急にアクセスカウンタの回転が速くなった気がします。検索エンジン等から大勢やってきているのでしょうか。

A: 検索エンジンへの登録依頼は常日頃行っていますが、放置プレイで有名な、あのディレクトリ型検索エンジンからはシカトされっぱなしです。Netscape ファンなので LYCOS Japan にも最近依頼しましたが、結果が出るまであと2週間ぐらいはかかりそうです。

そんなわけで、検索エンジンから、というわけではないようです。

Q: ゆんずさんのお友達が増えたからでしょうか。

A: 確かにそれはありますが、人数的に、アクセス増ほどではありません。

Q: 最近の変化といえば JavaScript の導入がありますが、何か関係がありますか。

A: 実はそれが原因です。動作確認のため、何度も自分でアクセスしなければならないので。

Q: 目的はそれだけですか。

A: それだけです。

Q: 本当にそれだけですか。

A: 本当にそれだけです。ほんとにほんと、動作確認が唯一の目的です。いやいや、決して JavaScript の出来に自己満足して何回も再読込しているわけではないですよ。いや、ぜ、全然そんなこと、な、ないんだってば……。

疑惑を存分にはらんだまま、質疑応答を終わります。

銘板左端銘板銘板右端

追伸:でも、再読込ごとに背景色を変えるってのは、我ながら良いアイデアだったなぁ(笑)

銘板
2002.1.7 月曜
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いままでのあらすじ:

仕事で使っている愛機 Macintosh Performa 6410(以下 6410)のハードディスク(以下 HD)は、容量が一杯になりつつあった。そこでおいらは、「PowerMac G4(以下 G4)のサブ HD である 10GB を取り出し、6410 と同じく職場にタダ貸ししている私物 iMac に移植、そのとき iMac より摘出された 6.4GB を 6410 に移植」するという、『HD ドミノ移植計画』を構想した。

準備段階で発生したモニタ炎上事件の悲しみを乗り越え、おいらは着々と計画を遂行。ついに技術的最難関である、iMac の HD 換装に成功した。iMac から摘出した 6.4GB HD を手に、勇んで 6410 へ向かうおいらは、突然の冬の雷鳴に飛び上がった。

HD のリミット越えまで、あと 30MB。

銘板左端銘板銘板右端

HD ドミノ移植計画 3

予兆再告

「何事だッ!(黒澤明の脚本風)」。はじめは稲光が、6410 から出たんだと思った。そしてその直後の雷鳴で雷と知ったよ。あ〜びっくら。iMac は大丈夫か? 6410 は? 確認したけど全く問題はなかった。やれやれ (-_-;A)

今回の献立:

  1. データ吸い出し
  2. HD 換装
  3. データ復帰

1. のデータ吸い出しはサクサク終わった。さすがは SCSI。データ量が 50% 多かったにも関わらず、USB 接続の iMac が2時間かかった作業を 20分程度で仕上げてしまったよ。感心感心。上機嫌のまま 2. の HD 換装に突入。おいらは iMac から取り出した 6.4GB HD を机にそっと置き、床に座り込んだ。これから施術を受ける 6410 は床に置かれているのだ。

以前 6410 同士の 内蔵HD を交換した経験があったので、それを思い出しつつ、6410 の前面パネルと向き合った。内蔵HD は、この前面パネルを外せばすぐにアクセスできる。そして前面パネルは工具を使わずに外せるように出来ている。おいらは両手を上に向け、6410 の顎の部分に差し入れた。手探りで、ちょうど指のサイズのふたつのポッチはすぐに分かった。これを両の中指で押しながら他の指をもっと奥にしのばせ、力ずくで引っ張れば、パネルはガバッと外れる、はずだった。

外れない

なんでか今日は

外れない(五七五)

指サイズのでかいツメは一杯まで押し込んでる。パネル側面を見ると、内側のツメがしつこく引っかかってるみたい。そこだけ変に湾曲しててよく分かる。この素材、ABS 樹脂が、寒くて収縮・硬化してるのかもしれない。それできついのかも。ABS は温度が低いと硬化して、割れやすくなるんだよね。1時間半ぐらい前から 6410 を起動したままにしておいてれば、内部温度が上がってスチール板の筐体が暖まって、問題の部分もゆるくなってたかもしんなかったけどねどうしよっかな。

そこでひとつ思い出した。前面パネルは予備がもう一枚あったということを。この 6410 はおいらにとって2代目の 6410。初代は丸1年前、マザーボードの故障でおシャカになってる。筐体は廃棄したけど、記念に前面パネルをとっておいていたのだった。この当時、初代の HD をそのまま2代目に移植したのが、先に述べた、「以前 6410 同士の 内蔵HD を交換した経験」なんだな。えへん。いばるな。てへっ。照れるな。

うむうむこれはいいアイディアだ。ということで、臆することなくパネル取り外し作業を再開した。でもこれが…これがなかなか…ほんとにきつくて…全然はがれてくれないような…壊れてもくれないような…。

ふんぬぉぉぉぉぉう!!!!!

まだダメか。

ぬんがぁぁぁぁぁあ!!!!!

おっと、6410 がぶっ倒れちゃう。

どぁりゃぇぇぇぇい!!!!!

「パキャッ!!!!!」

やっと外れたぁ〜。もんどり打って後ろの机の角に延髄斬りされるとこだったよ。あーまったく世話焼かせやがるぜ。一体何だってんだ今日に限ってこいつはよぅ痛ぇなぁもう、と思わず左手をぶらぶらさせたおいら、その手を見てみると、薬指の脇から血が出てる。パネルの角でえぐったんだと思う。

大したことない傷だけど、イテテ…と指をなめてたら、頭の中に桃太郎侍が現れた。また指を見てみる。うむぅ、我が幼少のみぎりのアボカド事件(自虐スプラッタ友の会 Boosted!!)があった中指と同じ位置か。何のつもりか知らないけど、ご主人様のトラウマまで動員してとことん抵抗しやがるなあ。ほぉ〜イデデデ…。今度は簡単に外れるように、内側のツメの引っかかりをマイナスドライバーで削ってやる。えいえいくぬやろくぬやろ…。

その時点で悟るべきだった。このしつこいほどの 6410 の抵抗は、雷に続く、不吉なる因縁の予兆であったということに……。運命の対決の時は、刻一刻と迫りつつあった。

 

次 回 予 告 !!

計画の行く手を阻む“冬将軍”の執拗なまでの攻撃に、翻弄され続けるゆんず!
そしてさらに襲いかかる、新たなる宿敵!
果たしてやつらを打ち倒し、勝利と平和を手にする日は訪れるのか!?

HD 残量あとわずか!!

窮地に追いやられたゆんずは、大逆転の賭けに挑む!!
 

次 回 必 見!

戦慄怒濤のクライマックス!!

刮 目 し て 待 て!!!

今度はいつにしよっかな……。

銘板
2002.1.8 火曜
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新型、出たね〜

新型の液晶画面 iMac、出たね〜 ( ̄▽ ̄) デビュー以来3年数カ月ぶりのフルモデルチェンジ。なんかすんごい形しちゃって。なんつうか、

レーダー付き雪見大福

って感じ?(笑) でもこれがね、すごいのよ CPU のスペックが。とうとう G4 プロセッサ搭載。しかも 700MHz と 800MHz。Windows ユーザが聞いたら 800 なんて大したことないだろうけど、現行の PowerMac G4のクロックが 867MHz, 800MHz(デュアル CPU), 733MHz なんだわ。Mac の世界ではかなり大盤振る舞いな数字なのだ。PMG4、デュアル CPU はいいとして、もう 733 や 867 なんて定価で買う意味、全くとは言わないけどほとんどないでしょ (T▽T) アハハ…… たぶんもうじき、新型 PM が G5 プロセッサを積んで登場するんじゃないかな?

今に限った話じゃないけど、Power Mac 下位機種ユーザっていっつもこんな目に遭うんだわ。しかし今回のはことさらきつかったなぁ。おいらの PMG4、2000年前半のモデルなんだけど、400MHz なんだこれが。今やiMac が G4 化して、スピードどん!さらに倍!かい。あの頃は G4 プロセッサのクロックが伸び悩んでたから、モデルチェンジしても特にどうとも思わなかったけどさ。時代は移ろったのぉ ( ̄- ̄ ) 遠い目

衝撃の新型 iMac は、お店で見て触る予定だけで買う予定はないんだけど、おいらが期待してるのは、これで中古 iMac の相場が、どどーんと下がることなのだ。400MHz の中古 iMac がいいな〜。このクラスなら FireWire (IEEE1394) が付いてるし、色も選べるし。

銘板
2002.1.9 水曜
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自爆記

あ、カウンターいい? いやーどもども。とりあえずビール。うん、大で。枝豆ちょんまげ。串カツとモツ煮込みと焼き鳥。うん、つくねも入れて。あっビールね。どもども。そんじゃいただきまーす。ごきゅごきゅ。ぷぴぃぃぃぃ。うーい。

んだからさ、聞いてよマスターもう大変だったんだから昨日。昨日の帰りにね、うん、夕方、うちに帰る時さ、大橋の渡ったとこ、あすこ、短いけどけっこ急な下りじゃん。

やっちまってさぁ。

だって昼間あったかかったでしょ? あれで半端に雪が溶けて、日が暮れて寒くなって凍ってやんの。テッカテカつうか、ヌッラヌラ。スピード落としたつもりだったんだけどさぁ。あーなんか自分にムカツク! とんがらしちょーだい。「辛いのダメじゃなかったか」って? んもー今日はそうゆー気分なんだわ。

いやさ、確かによかったよただの自爆で。誰も何も巻き込まなくてね。自分も無傷だし。めんどくさくなくてさ。それに人身事故起こしちゃったら、正気じゃいられなくなると思うよ。まだやったことないけどさ。ま、今回、巻き込んだのもひとつあったけどね。うん。今日事故現場見たら、突っ込んだとこの縁石、ひとつひっくり返ってた(笑)。

あれがひっくり返ってなきゃ車の被害はますます大きくなってたはずなんだよね。わかってるちうの。わかってっけどさ。あ、ビールおかわり。それにしてもあれだね。串カツってのはなんでまたこうビールに合うのかね。今日のはまた特にうまいじゃないのあーた。どうしたのこれ。この店もとうとう中毒性物質使うようになった!? じょーだんじょーだん。わははは。

でね、フレームひん曲がっちゃってね。それでもエンジンと駆動系は生きてて自走できたけどね。ハンドルがさ、それまではここぐらいの位置だったのに、今はあんたここまで近づいててさ。スピード倍ぐらい出てれば、もう何つうの、「ハンドルで断腸の思い」!? いや笑ってるけどさ、たまたま笑ってられるから笑ってんだよ分かる?

ミニって超古いでしょ設計が。 クラッシャブルボディなんて考えはねぇ、ちょっとねぇ、「当時はそんなものなんか……」なんて感じでさ。砂肝ね。それからボトル出して。そう。そっちの棚の、あ、そのふたつ左。そうそうそれそれ。マスターいい加減覚えてよ。おれだけでしょ一升瓶でボトルキープしてるの。自分でつぐからいいよ。マスターも1杯どお?

んでさぁ、今朝、近所の修理屋に持ってったのよ。板金屋。初めて行ったんだけどね、そこ。前からチェックしてたのよ。看板に「フレーム矯正」って書いてたからさ。「へぇー覚えとこ」なんて。いやーほんとに役に立っちゃったよまったく。どうしてくれるよかっこわらいなんてね。あ、ごみんごみん、マスター、ネットやらないんだもんね。

あのね、なんかこう、文の最後に「かっこわらい」って付けると、ほら、文字だけで会話してると、相手が怒ってるんだか冗談で行ってるんだかよく分かんないからさ、そういうの付けたりするのよ。あと、「かっこばく」とか。そう。爆発の「爆」。癖になっちゃってさ。しゃべってても思わず言っちゃうんだよねかっこわらい。

そしたら聞いてよ。「ミニはちょっと難しいかもしんない」「倍額かかると思ってて下さい」って言われて、んだから「なんぼぐらいですかね」ったら、40万ぐらいらしくてさこれが! どうするよ、え!? 中古買い直すより安いけどさぁ。それに今のやつ気に入ってるしさぁ。出すよ何とかして。長期の分割で払うべぇ。はぁ〜車両にも入っとくんだったなぁ……。

そんで昼。昼にさ、携帯にかかってきてさ。板金屋から。フレーム矯正の板金屋。さっき言った。うん。うーい。意外と早かったなぁ見積もりとか思ってね。「はいはいゆんずです今朝はどうも」とか言ってたら、あうーやっぱポン酒は効くねぇ。明日の朝、もう死にそうな勢いですぞこれぁ。ぷひーもう味わかんねえや。すごい今日の効くんすけど酒。

何? なんかマジカルなの混ぜたの? キノコ酒? どははははじょーだんじょーだんまいけるじょーたろーくーじょーじょりーん。いや、フェイント。かっこわらい。わかんなくてもいいよ別に。おれ傷つかないから。コーラちょーだい。

んだからさ、聞いてる? んだからポン酒が効くとかそういうのじゃ〜ないの! うん。ちゃうちゃう。その犬ちゃうちゃうちゃう? この犬ちゃうちゃうちゃう。けへへへへへ。何だったっけほら、話そらすもんだからわかんなくなっちった。あ、そうそうマスター記憶力いいねぇ。それで仕方なく夕方取りに行ったんだよ車。ちひしょ〜!

あ、え? 飛んだよね話。飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで、回って おいオヤジ! だから違うくて、お昼に電話でしょーが。ほんっと昔っから人の話聞かねんだもんなぁ。いやいいよ。うん。人の話聞かなくたって。だーかーら! 人の話は聞かなくてもおれの話は聞ーきーなーさいっ。いやいや、お聞き下さいこの通り。あ、もう一杯どお?

だめだってさ!! だめなんだってさ!! ったくよぉーミニはいろいろ専用工具とか要るし設備とかもいろいろ必要だしとか、奥まったとことかはインチとかのネジとか使っててとか、とかとかとかとかって何だよ。ガムランのサウンドみたいだねとかとかとかとかかっこわらい。んだからだぁめ、だぁめなんだってさ。あう〜どうしろっちゅんじゃ。

だから今日の夕方、預けてた車をそこから引き取って来たってわけ。ちひしょーめぇ〜。うん。自走してさ。もろきゅう。きゅうり切らなくていいから。洗うだけで。ほんで帰ってきた、と。ちひしょーめぇ〜。

明日かそれ以降にさ、下田の専門店に相談してみるわ。あーったく。ぷふぅー。あ、バイトくん、お冷やいっちょプリーズ。もともとさあ、……聞いてる? 聞いてますかー。あー。わーわーわーわー。だからさ、もともとさぁおれの車、中古で買ったときからちょっとフレームがひしゃげてたんだよね。おんなじとこ前のオーナーも軽くやらかしたみたいなぐらいにして。

だから今回の矯正でその分も直ればいいなーって思ってるんだけどね。おうサンキュ。んぐ…。おい、これ酒じゃん! おれが頼んだのはお冷や。水だよ水。冷や酒じゃないよ。あ、いいってばいいってば。もったいないからおれが飲むよ。ついででいいから水もくれかっこわらい。

つうことでさ、もし専門店でもサジ投げられたらどうしたらええんじゃ。パッと見はね、いいんだよこれがパッと見は。健康そうに見えるんだけどねえおれの車。いや、だってもともとかわいいからさ。うん。いいんだこれがー。まあそうゆー意味を含めて、こうしてぐだぐだ言っとるわけよかっこわらいおいらは。うん。おあいそね。はいはいあーそーかボトル入れてるからこんな安いのか。

頼みますよセンセ。直るんすか直らないんすかヒックうーい。んだよなマスターに訊いたってしょうがねーよな。うははかっこばく。ひらきかっこおおもじてぃーしたとんがりさんかくおおもじてぃーとじかっこ、と来たもーんだっとかっこばくばく。ふんだば帰って寝るべえ。ごっそさーん。あうー。

あそうそう。マスターもバイトくんも気をつけれ〜。カーブじゃ「アホか」ってぐらい減速しといた方がいいぞ。事故るよりましだよ。うっぷ〜い。

銘板
2002.1.10 木曜
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ゆんず、首都に来襲

トップページの一番上で説明してるけど、おいらは来週の水・木・金の3日間、東京におじゃまして一稼ぎすることになったのだ。もっと早くお知らせすればよかったのに、「明日やろう、明日やろう」ってやつで、開幕から1週間切ってしまっただよ。(-o-;) あ、一応ここにもリンクを貼っとこ。

2002年12月 東北新幹線 八戸駅開業 プレイベント

五戸町・倉石村・新郷村

物産展

あ〜長い名前 (^_^;) おいらが住んでるのは八戸市だけど、五戸町(ごのへまち)と仕事で付き合いがあるんで、参加させてもらうことになったのだ。首都圏在住の方々、お暇なら是非遊びに来てね〜 (^o^)/

銘板
2002.1.11 金曜
前日に飛ぶ
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ひゃあ、忘れとったでよぉ!

物産展の準備をしてたら深夜に及んでしまって(←段取りも要領も悪いやつ)、日記書くのをきれいさっぱり忘れてた! もう12日っすよ。いや、あ、もう13日になってしまった。ただ今 0時48分です。なんか、ここまで日記のことをすぽーんと忘れてしまったことってなかったなぁ。それはそれで気持ちよかったけど(笑)

『HD ドミノ移植計画』の話どうしよう。おろおろ。あのねあのね、なんつうか、でかい謎があったのが氷解した気がしてたんだけど勘違いだったみたいで、結局謎は謎のままだったりして、どう書いていいかわかんなくなってきてさ。無責任もいいとこだけどさ(自沈)。ま、がんばって13日付あたりに出そうかと思ってるっす。

銘板
2002.1.12 土曜
前日に飛ぶ
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お休みを頂くお知らせ

皆さん、いつもここに来てくれてありがとう。お知らせ。久しぶりに公休を頂きたいと思います。1月15日(火曜)〜1月20日(日曜)まで、この日記を休ませていただきます。その頃おいらは東京に出撃中なので。
もちろん、

2002年12月 東北新幹線 八戸駅開業 プレイベント

五戸町・倉石村・新郷村

物産展

参加のためです。え、「イベントは18日で終わりじゃないか」って? 実は週末一杯まで滞在して、現地の友達と遭おうかと思ってるんで f(^ω^) ポリポリ… え、「東京で日記を書いてアップロードすればいいじゃんか」って? デスクトップマシンしかないのよ。え、「んじゃネットカフェ行けよ」って? いやそれが Windows の使い方を知らないんで。この日記は Apple の iDisk というサーバに入れてて、最近は Win 機からもアクセスできるようになったんだけど、全然やり方を知らないんですわ。

ていうか、その前に東京は道がよく分からないから、ネットカフェを探してる間に迷子になりそう。ていうか、仕事で行っててそれどころじゃなかったりするんですよ。ああやっとまともな言い訳見つけた(汗)

とまぁそういうわけで、早ければ20日の夜から再開できるかもしれないけど、日記のお休み予定のお知らせでした〜。

銘板
2002.1.13 日曜
前日に飛ぶ
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いままでのあらすじ:

仕事で使っている愛機 Macintosh Performa 6410(以下 6410)のハードディスク(以下 HD)は、容量が一杯になりつつあった。そこでおいらは、「PowerMac G4(以下 G4)のサブ HD である 10GB を取り出し、6410 と同じく職場にタダ貸ししている私物 iMac に移植、そのとき iMac より摘出された 6.4GB を 6410 に移植」する、「HD ドミノ移植計画」を構想した。

モニタ炎上事件の悲しみをも乗り越え、ついに技術的最難関である、iMac の HD 換装に成功した。しかし本命の 6410 への 6.4GB 装着を前に、異様な予兆が不吉を告げる。しかしおいらはこれに気付く由もなく、作業を強行するのであった。

HD のリミット越えまで、あと 30MB。

銘板左端銘板銘板右端

HD ドミノ移植計画 4

運命の宿敵・冬将軍との決戦

そして 新たなる旅立ち

しっかし痛かったなぁ〜なんなんだあのフタは。ツメのところを削ってやる。えいえいくぬやろくぬやろ……。よし、今度はどうじゃ。ぬははははは。おお、簡単に外れやがる。わしに逆らうとこうじゃぞ。うはははは。何度も 6410 の前面パネルを開け閉めしてやった。この点はもうこれでよし。

んで、 6410 の HD を引っぱり出す。と。ここらへん、うまくできてるんだよね当時の Mac は。HD にソリみたいなのをネジ止めしててね、これも ABS 樹脂製だと思うけど、で、ツメが付いてるからそれを押しつつ全体を手前に引っ張れば、ズルッとソリで滑って HD が出てくるのよ。電源と信号のコネクタが一緒に付いてくるから、それを外せば取り外し完了。

これ、Performa 6260 のときはもっとすごかったんだけどな。コネクタが固定でね。HD を本体の穴に押し込めば接続、引っ張れば勝手に外れるという優れものだったんだけど、なぜか 6410 のになったら不採用になってやんの。おかげで2度手間踏むことになったんだけどさ、まぁしょうがないか。そうなっちゃんたんだもん。そんで 6410 から取り出した 1.6GB HD のソリを外して、 iMac から摘出した 6.4GB に装着して、コネクタつなぎ直して押し込んで、と、CD トレイに OS 9 の CD 起動ディスクを入れて起動。

うんうんよしよし順調に立ち上がってきたな。これやると起動に3分半ぐらいかかるんだよね。すごく遅いんだけど、なんでかっつうと G3 カード(サードパーティ製の PowePC G3 CPU カード。クロック 240MHz、2次キャッシュ 512KB)。

我が 6410 にはこれが入れてあるんだけど、こいつはドライバがないと作動しなくてさ。起動 CD には標準状態システムしか入ってないからこの G3 カードがついてないのと同じ状態なのだ。これがしょぼくてさ。180MHz なんだけど 2次キャッシュがゼロだからもうトロいなんてもんじゃないのだ。起動にもそれがよく現れちゃう。ちなみに G3 カードが入ると、1分40秒でドライバが読み込まれて、残り40秒で起動完了しちゃう。起動時間2分ちょうど。うーん、速くなったなぁ。

でももう少し。あと少ししたら新しい HD にデータが全部戻って、HD 起動し直したときには G3 カードが再び威力を発揮するのだよ。ふはははははははははは。

起動完了したんで、そのまま HD の初期化いきまーす。『ユーティリティ』から『ドライブ設定』を開いて、そのまま初期化に入ります。ウム。そう。 HD の名前は『名称未設定』。これをいつも使ってた『Performa 6410 HD』に戻す。こうすると、ディレクトリに混乱が生じないのだ。

大抵は HD の名前が変わるとそれに合わせてくれるけど、中にはそうならないやつもあるから。Netscape の署名文書を辿るパスとか(笑)。署名なんて OutlookExpress みたいに内蔵しちゃえばいいのに。

そしてやってきました最大の難関、データ戻し。なんでこいつが難関かというと、どうも 6410 特有の病みたいなんだよね。フリーズするんだよ。データを Disk Copy っつうユーティリティソフトで吸い出すときは何ともないんだけど、書類をそのままで何千個も一気に移動させると確実にフリーズしちゃう。だいたい2千個以内ならいいみたいだけど。今までの経験からすると。でも、既に書類総数1万個以上行ってると思うんだよ。そんなんでよくまぁ 1.6GB なんかに収まってきたことよ詠嘆。

さて、やってみるか。うむ。とりあえずこのぐらいを戻してみるか。ぽちっとな! どぉぢゃ! ……データ移動が始まらないと、掴み取って動かした書類の数が分からないんだよね。うむ、2300 個か。キツイかもなぁ。でも順調に進んでるなぁ。よしよしゆけゆけその調子……。あ゛……やっぱり。

今回の記録。残り43個。惜しい。かなり惜しい。惜しいけどダメなもんはダメ。一気にやっちゃうと生きてる書類と死んでる書類がどれがどれだか分かんないから、再起動かけて全部消して、今度は一度の移動量を何百個か減らしてにして再トライしなきゃならん。成功したら「そこまではダイジョブよ」と目印を付け、またそこから何百個かを移す、っつー気の遠くなるような作業に突入しちゃったわけ。冬将軍(フリーズ)に怯えながらの締めくくり作業と相成りましたとさ。

ユーウツなのが、フリーズのしようによっては電源引っこ抜きをしなきゃなんないんだわ。iMac 以降は電源ボタンが強制終了ボタンだし、他にも強制再起動ボタンが付いてるからけっこう気楽に出来るんだけど、この当時のマシンはソフト的に作動する強制終了ボタンしか付いてないんだよね。ソフト的だから、そこまでフリーズしてると終わってくれない。そこで電源引っこ抜きの出番となるわけだ。

……やっぱだめでした。いくら強制終了ボタンを押してもうんともすんともにんともかんとも。机の下に潜って電源引っこ抜き。1分待って電源つないで、また1分待って電源投入。CD 起動で3分半待ち。再トライ。

うーい、なんかめちゃめちゃだるくなってきた。これからやり直すにしても、1万個以上ある書類を何百個かずつしか戻せないんでしょ? はあー誰か助けてよホント……。そしてまたフリーズ。700 個ぐらいで(フォルダ開けまくって数えたよもぉ〜)やってみたんだけど、2セットめで凍ってやんの。電源引っこ抜きして1分待って電源つなぎ直して1分待って電源を投入して、CD 起動で3分半待って、さっき生きてたとこはそのままに、2セット目を 400 個ぐらいにして再々トライ。でけた。よーし。

こんなこと繰り返してちびちびやってたんだけど、やばいことにだんだん転送できる書類数が減ってきてさ。もしかしてこのまま漸減してったら、1回に1個か2個ぐらいしか移動できなくなっちゃうんじゃ……。ここまで既に10回ぐらい強制再起動してんすけど。このフリーズ、きっと本体のバスのせいだろうなぁ。容量小さすぎて詰まっちゃってんのかなぁ。だって初代 6410 でも、今使ってるこの2代目 6410 でも発生してるんだもん。機種特有のトラブルなんだろうなぁ。

あれ? でもこの2台に共通のやつがあった。それが 1.6GB HD。初代から抜き取って2代目に入れたんだっけ。やばいのは HD だったのか? 展示処分品として2年も電器屋で無意味に稼働し続けてきたやつだからなぁ。しばらくそう考えを進めてたけど、でも今入ってる HD は 6.4GB だよな。うんそうだ。やっぱおかしいのは本体か。それに、疲れてるな、おれ(無力笑)。

そんでもチマチマやるしかないのかのう……あ、忘れてた!! これとは別に、なんか Performa には 5GB の壁ってのがあったような!! 1パーティションが 5GB を越えると起動ディスクとして認識してくれなくなるようなこと、前に雑誌で読んだなぁ。これ 6.4 GB じゃん。

はぅあー、パテ切りから全部やり直しかい く(T□T)へ

そしたらまた初期化かい。

やってらんねいようまったくぅ!!

と、パテ切りしながら憤ってたら、よさげなアイデア登場。こいつはどうだ。

「データが入った外付け HD と 6.4GB をうちに持って帰って、Power Mac G4 に装着してデータ転送する」

カンッペキじゃん。PMG4 は ATA を2台付けられるから、普通に起動しても大丈夫そうだし。バスはストロンゲストだし。いや、「2年前はストロンゲストだった」です。すんません誇張したっす (-_-;)> もう無理して 6410 を使ってデータ戻しするのヤメヤメ。ということで、必要な装備をとっととうちに持ち帰って G4 につなぎ直し、データ転送してみた。

12分で、無事完了。

泣いた。嬉しくて。

一体何だったんだあの2時間半に及ぶ冬将軍との格闘は。それが12分で……。でも 5GB の壁は思い出してよかったよ。いや、もしかしたらデマだったのかもしんないけど、テンパってた気分がそれで直ったのかも。後日 6410 にその 6.4GB HD を入れてみた。今までの苦労など夢だったかのように、正常に作動してた。

また泣けてきた。

これからも 6410 の持病“冬将軍”と、ぼちぼち仲良くやっていこうかいのう、こんな調子で。

HD ドミノ移植計画

− 完 −

銘板
2002.1.14 月曜
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なんとか間に合った……か?

HD ドミノ移植の話、ようやく終わった。は〜、自分にご苦労さん。東京への旅立ちは明日だってのに、売り物の搬出だけが終わって、自分の荷物の詰め込みはやってなかったりして。今、21時41分。あ゛ー、あと風呂屋にも行きたいなぁ。12時までに寝られるかな。とりあえず風呂に入ってから準備しよっと。おっと夜道は滑るから気をつけろっと。社用車使ってるからな(笑)。今度また事故ったらシャレにならんわい。

ほんでは皆様とは来週まで、しばしの別れですな。なんか面白い土産話があったら紹介するね。

せば! (^o^)/

銘板

2002.1.15(2002.1.20 記入)

東京中央郵便局物産展ツアー

移動(八戸→東京)及び搬入日

〜 密売事件 〜

東京はアツかった! と言っても、別に「バブル以来の活気に満ち満ちていた」ってな意味じゃなく、単純に、気温が。八戸駅から乗った特急はつかり盛岡行きから、既にその様相を呈してたよ。車内が異様に暑くてさ。いきなり汗だく。盛岡で新幹線に乗り換えて、ようやく快適な室温で一息ついてさ。一体何だったんだあの「サウナ はつかり」は。

東京に着いたら着いたで、なんかうららかな春の日差し。耐寒重武装(chai's diner の chai さん風に言うと「モビルスーツ状態」(爆))にしなくて良かったよほんと。4階の控え室に行って、郵便局の現場担当の方がいらっしゃるまでの間に窓の外を眺めたら、東京駅がどどーんと見えるんですわ。こんなこともあろうかと、おいらは持ってきていたのだよ「立体ゲッター2号(コジマ電器で買った780円のフィルムカメラ)」を!

でもなかなかいい具合にアングルが切れなくて、駅全体はうまいこと撮れなかったと思う。新幹線ホームが見えてたから、そこがうまく写ってるといいなぁ。

そのあと担当の方との挨拶がてら説明を聞いて、それから荷物の搬入。控え室兼倉庫から売場までけっこう遠くて、ちょっと不安。ま、仲間のみんなから聞いて、まとめて品物を持ってくればいいか。4時半頃に品出しが大体完了して、「さぁ後はもういっぺんチェックして、商品棚に白布をかけて帰るか」ってときになったら、郵便局のお客さんたちの何人かがこっちに興味を持たれて、お客として、「今欲しい」と。

フライングだろうが何だろうが、売りますよもちろん。まだ金庫とお釣りの用意をしてなかったけど(翌日の朝準備する予定だった)、早速販売モードに突入。

「すみません、今お釣りがないんで、値段の細かいとこはサービスします」

なんて具合に。なかには開催期間中には来られない方もいらして、そんな、ねぇ。わざわざ「今買いたい」という方々をむげに追い返すことなんか出来ないじゃないの。で、別に呼び込みの声を上げてたわけじゃないけど、客足が途切れないからそのままちょろちょろ売ってたら、やっぱりというか、大家さんの中央郵便局さんに、五戸町観光協会の担当者を通して注意されちゃって。だから、お客さんにそのことをきちんと伝えながら売った(笑)

「シーッ、内緒にしといて下さいね。なんか上の方から『まだ売るな』って怒られちゃって、ええ(笑)。350円です。どうもありがとうございま〜す(小声)」

一応それでも切れがいいところまで売ったり設営したりしたところで商品棚に白布をかけた我々は、今回の物産展に手応えを感じつつ、水道橋の宿へと向かったのであった。そして晩飯とミーティングと景気づけを兼ねた飲み会発動。ご丁寧に、ホテルの部屋で二次会までやるんだもん、飲み過ぎ。16日は初日だってのに、朝、ツラかったなぁ。

銘板

2002.1.16(2002.1.21 記入)

東京中央郵便局物産展ツアー

物産展・初日

〜 買い占め事件 〜

朝。気分悪かった。二日酔いで。でも出勤して準備してるうちに収まってきた。ふひぃ。

9時半からオープニングセレモニーがあって、そこでは五戸まつりの祭囃子をやることになっててね。おいらは生まれも育ちも八戸なんで、五戸まつりのお囃子はなんもできん。いばるな。その間はおいらは一人で売場のお留守番。他のみんなは総出でお囃子。

五戸町長をはじめ、まーいろんなとこのナントカ長さんなんかが順繰りに祝辞を述べて、そのあとテープカットして、と式は進行してたらしい。新聞記者やらテレビの取材やらも来てて、セレモニーはけっこう人だかりが出来てたけど、全然そんなのに関心ないお客さんもいらっしゃる。

そういう方々に買っていただくためのおいらです。ほんとは開店はセレモニー終了後の10時半なんだけど、前の日フライングして売ったぐらいだから、そこらへんの空白の時間帯でもやっぱり売りたい。

奥様方のグループ。4人ぐらいかな。仲間の米屋の陳列棚を見てる。で、自家製きな粉とかあずきとか黒大豆とかをみんなでわいわい言いながら手に取って話してる。

「安いわよねぇ〜」

ちょいと見てみた。おお、噂通り、全員片手をほっぺに当ててる!! 主婦が考え込むときのアクション、ホントだったんだ。おいら思わず感動!!!! そんな安い感動に密かに浸っているおいらに、奥様の一人が手招き。

「このあずきちょうだい」

「ひと袋でよろしいですか?」

「全部。ここにあるの、ぜぇーんぶちょうだい」

「あ、え……はっ! (゜o ゜)ゞ ありがとうございます!!」

「ここにあるだけしかないの?」

「いえ、ちょっと見てみます」

と、後ろに置いてある米屋さんの段ボールを開けてみたら、まだ何袋か残ってた。いきなり完売。すっげー! まぁ4階の控え室兼倉庫にまだあと少しあるはずだけどさ。おいらが段ボール箱を漁ってる最中の、五戸まつりのお囃子をバックにしたあの奥様のあの一言が忘れられん。

「買い占めちゃうわよぉ〜↑」

この物産展の期間中、うちの仲間の間で流行語になりましたとさ(笑)。

この晩も居酒屋に出動。次の日もこの居酒屋に来て、我々が東京に持ち込んだ地酒と長芋の漬け物をここに売り込むことを決めた。そしてその旨、この店の大将にお伝えして、宿に帰った五戸軍団であった。

銘板

2002.1.17(2002.1.22 記入)

東京中央郵便局物産展ツアー

物産展・中日

〜 無心の頃合い 〜

ここの郵便局の客足は、午前中はぽつぽつ途切れなしで、昼休みにはかなりぞろぞろやってきて、それから夕方4時半頃からけっこうお客が来てくれる。大抵は郵便局に用事があった人たちで、そのついでに物産展に気付いてちょっと覗いていく形。で、1時半〜3時台まではけっこうヒマなんだよね。お客さんがちょうど途切れる時間帯。その間にすぐ向かいの東京駅前に行ってビラ配りとか、品出しとか商品陳列の直しとか、一息ついたりもしてね。

この時間帯にそうして一息ついてたら、なんか目が合った気がして。郵便局の窓口カウンターの方向からだった。物産展の売場は、お客さんが手紙を書いたりするためのテーブルと椅子を挟んで、カウンターと向き合ってるんだな。んで、このヒマな時間帯に何もすることがない窓口の人たち3人が、こっちを見てた。見てたというか、見ているようでそれでいて見ていないようでもあり、眺めるでもなく眺めないでもないかのような、まったりとけだるい感じで(笑)。こっちもそんなもんだから、なんとなくそうなってしまった。

自分のことはさておいちゃうけど、雑務するなり仕事してるふりするなりすればいいのに。あと、窓口ひとつだけ開けてあとは奥で休むとかさ。そこは窓口が3つ並んでてね、等間隔で配置された人たちが、みんな同じ表情でこっちをぽや〜っと眺めてるんだわ。こっちもお客さんいないもんだからぽや〜っとそこら眺めてたけど。

その晩は一応の打ち上げ日。次の日が最終日なんだけど、最終日は撤収し終わったらおいら以外はソッコーで五戸に帰る手はずになってたから。この晩の8時に、在京のネット仲間のよねさんから電話をもらう予定でね。次の日の晩に会う段取りを組む予定だったんで、8時少し前に店の外に出た。店の中はかなりうるさくて。でも、かかってくるのを待ってたらドキドキしてきてしまって(笑)。BBS とメールでしか会ったことなかったのよ。で、どうしたか。

時間前に、こっちから電話かけた(笑)

いや〜、番号の入力を間違えてたらどうしようかと思ったね。それで無事によねさんと連絡が取れて、「明日7時半、池袋駅東口の宝くじ売場で落ち合おう」って決まった。よねさんは数日前に食あたりしてしまったそうだから会えないかと思ってたからうっれしっいなっ! (^o^) でも池袋駅ってかなり大きいみたいだから、ちょっと不安なおいらであった(←方向オンチっ気あり)。携帯電話があるから、大した不安にもならないけど。

そしてまた仮打ち上げ会場に戻ってひたすら飲んで、有志で二次会に突入。前の晩にも訪れた居酒屋。ここに五戸の地酒と名産の長芋の漬け物その他を持ち込んで味を見てもらい、あわよくば今後とも使ってもらおうという魂胆だ。さて、カウンターに座って早速大将に勧めてみた。大将、酒をコップについで口に含んで少し考える。そして奥に行くと、別な1升ビンの酒(未開封)を持ってきて、僕らの目の前に、どん! と置いた。曰く、

「こっちの方がうまい。1本あげる」

なんですとぉ〜!? く(@O@)へ 売り込んでるのはこっちの方だからね。感情的な反論はみっともない。そこで、いろいろ詳しく味を語ってもらった。実はこの大将、日本酒に関してはかなりの舌をお持ちで、お店にもいろいろマニアックな酒が並んでるんだけど、全部自分で味を確かめて決めてるんだってさ。聞き酒でも上位入賞の常連だそうで。

五戸から持ち込んだ酒は、「酸味がある」のがネックなんだそうで、そこが大将の評価を下げたらしい。まぁ、おいらたち一般人はなかなか感じ得ない領域だと思うんだけどね。実際その酒は全国の鑑評会でも何年も連続して金賞を取ってる、五戸町民自慢の逸品なんだけどね。でもそこまで大将がこだわってご自分の店で出す酒を選んでいる以上、無理に勧めることはやめといた。五戸の酒を2本あげたら、栓を開けてないほうをカウンターの隅の方に飾ってくれた。そこには他にも数本の銘酒達が並んでた。

メニューで出さなくても、気に入った酒はそこに置いとくんだそうで。そこに出てれば、興味を持った客が注文してくれるかもしれないな。ま、一定の成果、ということで。さて、大将から頂いた「こっちの方がうまい」という酒、ほんとはその場で飲んでしまいたかったんだよね。でも仲間達と相談して決めたのは、

「これを五戸に持って帰って

例の造り酒屋の社長に飲ませて、

どんなツラするか見てやろぉじゃねぃか!」

五戸の酒屋もプロだから、ブランドと味はとっくに知ってるだろうけどさ、僕ら、酒屋でもないのに好意で酒を売り込んで玉砕したんだから、造り酒屋にはそのぐらいはやってもらおうじゃないの。今日(2002.1.22)、慰労会の日程が決まったから、今から楽しみだなぁ。

……、

……、

……。

あ、今気付いた。ばかだぁ〜。大将からもらった酒、封を開けちゃいかんと我慢して飲まずに帰って来たんだけど、そこの店で客に出してる酒なんだから、1合盛っ切りで注文して飲めばよかったんだ! その場の誰も気付かなんだ!! うっわー今頃気付くくらいならずっと気付かない方がマシだったよ……。えーい、慰労会でこのことをみんなに言って教えてやるぅ。

銘板

2002.1.18(2002.1.24 記入)

東京中央郵便局物産展ツアー

物産展・最終日

〜 ビラ配りの極意&よねさんとの密会(笑) 〜

火曜の設営で半日、初日と中日で丸2日立ちっぱなしだったおいらの足は、この日は痛みが引いて快適だった。どういうことか。火曜の晩あたりは真っ直ぐ歩けないほど痛かったんだけどさ。いっちょ実験してみたんだわ。まずは月曜の晩。この時点でけっこう痛かったんだな。そこで、風呂に入りながら揉んでみた。

結果:まったく効果なし

そこで火曜の晩は、湯船に足首ぐらいまで冷水を張って、足を浸けてみた。もういい加減キンキンしてきて我慢できないぐらいになったところでいったん足を空中にさらして一休み。また決心して水に突入。これを3回繰り返した。それ以上は辛くてできなかった。これがよく効いて、最終日は快適に動き回れた。v(^o^)v

「むくみ=炎症=冷やすといい」の線で考えると、けっこう正しいのかもしれないなぁ。とはいえ医学的検証をしたわけじゃないんで、皆さんがお試しになる場合は、自己責任でお願いしますね。その快適な足で10時半頃、東京駅前に、最後のビラ配りに出た。前日、前々日とビラ配りをしてコツを少しずつ掴んできたつもりだったんだけど、まだビラさばけ率に満足がいかん。

とりあえずおいらが開発した方法はこうだ。

これではじめの頃より随分さばけるようにはなったけど、まだまだ。で、仲間で一人、すごいスピードでビラを消化する人がいて、今回のビラ配りの前にやり方を訊いてみた。彼の開発した方法。

この方法でやってみた。結果はおいらのオリジナルより多少効率が上がった気がするけど、やっぱり彼ほどはさばけなかった。彼のやり方を直接見ても、あまり違うところはなかったんだけどなぁ。何か、この人自身も自分で気付いていないコツがありそう。

あと、「相手の目を見ない」ってのは納得。ビラ配りの人と目が合うと、通行人は思わず避けて通っちゃうもんね。「狙われてる」って感じて。配る方としては通行人と近づかなきゃビラを配れないわけで。でも慣れないと思わず狙った通行人の顔を見てしまうんだわ。まだまだ未熟なビラ配り人ゆんず、大いに勉強になりました。

チラシの効果はけっこうあったみたいで、おいらたちが外でがんばってる間、会場にはチラシ片手のお客さんが続々と詰めかけてたんだってさ。

この日の営業は3時で終了。5時までに撤収も完了。ここで五戸に帰るみんなとはお別れ。おいらはホテルに戻って、ネット仲間のよねさんと会う準備に入った。その具体的内容。

「足を冷やす」(笑)

そうして足を強制修理して、池袋駅へと向かった。お、足冷却、やっぱ効いてるわ。JR 水道橋から新宿方面に行って、四谷駅で快速に乗り換えて、新宿から山手線で池袋駅着。体調がまだまだ良くなかったよねさん、それでも会ってくれてありがとう! そして初対面の我々は、とりあえず何をしたか。

新型 iMac を見ようと電器店に行った(笑)。そこにはなくてちょっと残念だったけど。そのあと、アジア系の居酒屋に入ってトーク開始。これがもう面白くてさ。飲みながらずーっとしゃべってて、気付いたらもうラストオーダー。「この店、しまうの早いすぎ」と思ったらもう12時だった。も〜楽しすぎ。(^O^) 途中で1回トイレに立ったけど、その時間も惜しかったもんなぁ。

よねさんありがとね! 今度は青森でトークセッションだ!

よねさんに水道橋までの地下鉄での帰り方を教えてもらった。そのとおりに丸の内線を使うと、JR で池袋に出て来たときより、笑っちゃうぐらい全然近かった。なんだーそんな路線があったんかいな。田舎者には高度すぎる技どした(笑)。

さて、次の19日はまるまるオフ。秋葉原に一日中滞在する予定(爆)。もちろん新型 iMac 目撃も兼ねておる。夕方からは新宿で高校の同級生たちと飲み会。2年ぶりに会う友達もいるし、12年ぶりの友達も、うまくいけば来れるかもしれない。楽しみっ。

銘板

2002.1.19(2002.1.24 記入)

東京中央郵便局物産展ツアー

オフ日

〜 極楽秋葉原 〜

ゆんべは(ゆんべ)しこたま酒かっ食らったんで9時半まで寝て、いざ秋葉原!

「秋葉原って本当は『アキハバラ』じゃなくて『アキバハラ』って読むんだよな」

誰かから昔、そういう風に聞いたことがあるんだけど、駅の看板をよく見ても、「あきはばら」と普通どおりのスペルだった。『猿の惑星』DVD 発売の看板がでっかく出てた。「アキバ支配」(笑)とか書いてて。そこら辺から「アキバハラ」なのか? 違うよな。大体にして「本当は」の本当ってどこら辺に根ざしておるのだ。つらつらと考えてみようかとも思ったけど、とりあえず新型 iMac を早く見たいっす。10時半、秋葉原駅前に出現したおいらは、とりあえず中古 Mac の店へと足を運んだ(←新型はそこにはないだろ)

シャッターが下りてた。開店は11時なんだってさ。ぶー。表通りでは別な店がもう開いてた。おお、店頭にて早くも例のブツ発見! アクリルケースに収められて、ひたすらデモ画像を流し続けてた。やっぱり通りの人々はみんな足を止めて、しげしげと眺めてた。ひょっとしてかなりデカいのでは? と思ってた本体部分、おいら的にはさほど大きいとは感じなかったなぁ。写真で見たときより小さく感じた。でもそんなに省スペースってわけでもなくて、机の上の占有面積は、今までと大して変わらないと思うぞ。うーむ、とりあえずあの首をぐりぐり振らせてみたい……。

あとはもういろんなお店をハシゴしまくり(ほとんど見るだけね)。とりあえずソ●マップの Mac 専門館地下(以前、17インチモニタを買ったとこ)で Performa 用の内蔵電池を4個、オトナ買い(←って言い方、合ってるのか?)。これであと10年は使えるぞ Performa(笑)。炎上しなけりゃ(←最近、モニタを炎上させた人)。あと、本を数冊購入。Mac 用の C 言語の教科書なんてのも買ってみた。ちらっと見た感じ JavaScript と似てるから、行けるかなぁと思って。JavaScript が C に似せてあるのか。

この晩一緒に呑む仲間の一人と、3時に秋葉原駅前で落ち合うことになってるけど、まだまだ時間あるな。ちうことで、開店した中古パソコン屋に改めて行ってみた。去年の3月、ここで中古 Performa を買ったのだ。なんか面白いマシンが安く売ってないかなぁ……。

初期型 iBook。

うわーこれ、旧式 iBook の中でいちばんかっこいいよなぁ。と見てるうちにものすごく欲しくなってきちゃって、なんか、なんてーか、こう、足が床から浮き上がっていくのを感じたよ(笑)。ふわわぁって。クリオネみたいに (^^;)

「えー、いいのかなぁ買っちゃって。でもあんまり余裕ないんだけどなぁでもいいなぁ今がチャンスだよなぁでもさぁ今絶対必要ってわけでもないしさぁだけど今じゃなきゃ買えないよぉ。どうしよっかなぁもぉ」

シヤワセな葛藤にもだえるおいら、クリオネホバリング状態のまま銀行へと、ふわわぁっと横断歩道を既に渡り始めていた。

ふと目が行った先は、交差点の停止線に止まっている、キュートなお車。それはミニクーパー。

「あり、なんか、何だっけ。ええと。かわいいよなぁやっぱミニは。さすがおいらが選んだだけあるさぁ。なんかでも、なんだろ、何か関係ある別なことを思い出しそう」

横断歩道を渡ったあと、信号が変わってミニちゃんペペーンと走り去っていった。ああ、なんてステキなそのおケツ……。

あ゛! 車の修理費用を貯めてるんだった!!

あっぶっねー! 危うく車の事故修理費を使い込んじまうとこだった (-_-;) ソフ●ップのあの曲を聴くと、思わず何でもかんでも買い込みたくなるなぁ (^_^;)(←言い訳)。正気にかえったおいら、気を紛らわすのに駅方面に行って CD を3枚買ったところで3時。友達と会って改めて iMac を観に行った。他の連中との集合は新宿駅で6時半だから、まだまだ余裕だな。

早めに新宿に行って、いろいろ案内してもらっちった。Mac の店が新宿にもあるっつーことで連れてってもらったら長いこと探し求めてた Performa 用の PCI Ether カード発見! 意外と安くてソッコー買った。これで職場の iMac と Performa で LAN が組めるわい。よかったよかった。新宿駅の待ち合わせ場所に時間ちょうどに行くと、3週間ぶりの友達、2年ぶりの友達、来れるかどうか分からなかった12年ぶりの友達もみんな時間きっかりで登場。おおすごい! これから仕事しに行くのかおれたちは!?

狙ってた飲み屋は満員。しょうがないよな週末だもん。でもその次に行ったとこは、ちょうど人数分の空きがあってラッキー! 落ち着いて大騒ぎ! 河岸を換えてまた大盛り上がり。ういー飲んだ飲んだしゃべったしゃべった。なんか東京に来てから毎晩飲み続けなんですけど。あーシヤワセ。みんな、ありがとぉ〜! (^o^)/

水道橋の宿に帰る途中、電車の中で吊革につかまりながら、スウェーデンから来た青年と話した。何話したのかあんまし覚えてないけどさ(笑)。あそうだ。なんかいい具合に酔っ払ってしまってて、

「いつかおれスウェーデンに行って、ノームを見つけて会ってやるからな」

って言ったんだわ。だってそいつスウェーデン人のくせに「ノームなんていない」なんて言いやがるんだもん。地元が信じないでどーするよ。けど彼、変な日本人だと思ったろうな。まぁいーや。

次の20日は、いよいよ東京を離れる日であーる。でもそのまま真っ直ぐ八戸に行くのではないのであーる。山形新幹線に乗って、終点の山形県新庄市にてネット仲間の「ひびきのパパ」に会う予定なのだ。パパは『お茶碗カレー同盟』のバナーを作ってくれた、ヴィジュアルアーティストなのであーる。息子さん(1才4カ月)は超かわいいのであーる。写真でしか見たことないけど、明日は本物に会えるのであーる。

いやぁもう今回の旅は最後まで、わくわくどきどきときめきココロのアドヴェンチュア(なんだそりゃ)なのであーる。

銘板
2002.1.20 日曜
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出稼ぎから帰って来たっす

怒濤の1週間が終わって、東京から無事帰ってきましたぁ〜。涙なくして語れぬ販売の苦労あり、ちょっと疑問な怒りのハプニングあり、ネットの友達との感動の出会いあり、旧友との親交あり、秋葉原での新型 iMac 目撃あり、飲み会も毎晩あり、んも〜かなりすんごい1週間でござりました。

日記ページということで、その日その日のことを、これから少しずつ順繰りに書いて埋めていこうかなぁと思っておるよ。

ここからが、2002年1月20日分の日記(2002.1.26 記入)

東京中央郵便局物産展ツアー

移動(東京→八戸)日

〜「ひびきのパパ」に会いに行く 〜

今日辿る、帰りのルートは、

東京→(山形新幹線)→新庄→(陸羽東線)→古川→(東北新幹線)→盛岡→(東北本線)→八戸

とした。帰りがてらに山形県新庄市に寄って、おととい会ったよねさんと同じネット仲間、「ひびきのパパ(以下『パパ』)」さんに会いに行くのだ。東京に来た時点で持っていた帰りの切符は、

東京→(東北新幹線)→盛岡→(東北本線)→八戸

という一般的なルートで、18日の仕事が暇な時間帯に東京駅に行って、切符を新庄経由に取り替えてもらってた。準備は万端。朝、東京駅に着いてソッコーで地元で配るおみやげのお菓子を買い込んでその場で発送。はじめに入った土産屋は発送をやってなかった。そこは客を逃したな。それでもまだ発車まで30分チョイあったけど、自由席だから早めに行こうっと。るんたった〜♪

……、

……、

……。

あのさ、JR に限らずどこでもだろうけど、何とかなんないのかなぁ、ほんとにあれやられるとムカつくんだよ。しかもその場の駅員さん、容赦なく、「これだよ」 ┓(-へ-)┏ って態度取るしさ、当事者(客)の気持ちとか考えろよな。「何が?」って、うん、あの自動改札機のこと。

ただでさえあの奪い取るかのような切符の吸い込み方に「もたもたしてねぇで早く通れよノロマ」と言われてるような気がするし、あのぶっきらぼうな切符の出し方に「さっさと受け取ってとっとと消えやがれ」と罵られてる気がするし。その上でだよ。このとき切符を入れたら、いきなり戸が閉まるんだもん、たまんないよ。あれさぁ、

「やいやいスリ抜けようったってそうはさせねえぞ! おとなしくすりゃ言い訳ぐらいは聞いてやらぁ」

ってモロに疑ってるような閉まり方するじゃん。許せんなぁ。(-_-#) ぶーたれてばかりじゃおいらの名が廃る。改善提案。おお、これこそゆんず的。皆の者、心して聞け(笑)

混雑してないときだけでいいからさ、切符を入れる前から閉まっててくれりゃいいんだよ。で、改札したら開く、と。そういうふうにするだけで、ずいぶん印象違うんじゃないの? 切符に異状がない場合、素通りよりも、切符を入れた途端バタン!と威勢良く開いた方が気分がいいと思うよ。「確認しましたぁ。あなたはうちのお客様でぇ〜す、どーぞお通り下さぁい!」って感じで。

そして切符に異状があった場合、いきなり全速力で閉じられるより、「はじめから閉じていた戸が開かない」の方が、客の受ける心理的ショックがはるかに小さくなるんじゃ〜ないのかね。考えてみれば当たり前のことだとは思わんかね。え!? これを読んで、正しいと思った人は、別においらの名は添えなくてもいいから、このアイディアを友達や知人の方々などに広げてみてくれ。そうすればいつか、この問題の解決力のある人の耳に入ることだろう。よろしくお願いしますです。m(_ _)m

そして件の「ゲート締め出し」を食らったおいら、いかった。当然。威嚇的なスピードで閉ざされたゲート近くの LED 画面は、「期限切れです」だって。いったん戻って駅員さんに切符を見せたら、乗車券は大丈夫だけど、特急券の期限が切れてるんだって。そんなことあるかい。「20日に使いますから」って窓口に言って買った切符だよ。よく読んでみた。「1月18日から2日間」って、18日と19日のことだよな確かに。今日は20日。

あのヘボ窓口が!!!!

改札機の駅員にどうすればいいかを聞いたら、こともなげに、「買い直しですね」なんじゃそりゃ。

「20日に使うように言って、昨日買った切符ですよ!」

「発行日、おとといになってますよ」

「あ、おとといです」

つまんねえツッコミで話の腰を折るし(憤怒)

これは切符を販売した方の間違いだし、明らかにこの特急券は未使用なんだから、ここはおいらに平に謝って切符取り替えでしょが。もう怒りの表情くらいなら隠す必要はないから、おもきしムッとして質問した。「取り替えられないんですかッ!?」 イントネーションは塩沢ときを意識してみた(笑)

「それでしたら向こうの精算所に行って、この切符を見せてみて下さい」

早くそれ言ってくれよ!! 行ったら3人ぐらい待ってる。ここに来る人は大概時間がかかりそうな相談を持ち込んでるんだろうなぁおいらみたいに。発車まで30分きっかりだぞ。間に合わなかったらどうする気だよ。

10分待ったところで順番が来た。あんまり焦りを露わにするとなめられるかもしれないし、その上で急かしたりすると「どさくさに紛れて不正行為をしようとしている」と疑われるかもしれない。ほんと焦りを露わに急かしまくりたかったけど、それは我慢することにした。でも不快感は出すべきだな。不快にさせられてるんだし。

不機嫌な顔のまま、相手の目の奥をじーっと覗き込みながら、マイナーコードの調べで事情を説明した。そこの窓口の人は「ちょっとお待ち下さい」と問題の切符を持って奥に行った。受話器を取ってどこかと連絡してすぐに戻ってきて、おいらの要求をすんなり呑んでくれた。

再発行された切符の日付を確認して改札を通った時点で残り15分。山形新幹線はかなり乗車率が高いから不安だったけど、余裕で座れるぐらいのスターティンググリッドを確保したよ。一安心。しかし改札機も不満だけど、切符の期限の書き方もどうにかしてほしい。JR さん、これ読んでますかぁ。

改善提案。

「□月○日から△日間」じゃ今回のおいらみたいに読み間違う人が出るでしょが(今回の場合、正確には、「間違って発行されたものに気付かなかった」ケース。間違えたのは JR の方!)。以下のように、イベントのポスターなんかで見かける、一般的表現を採用して欲しいのだよ。

「□月○日から△月☆日まで」

こっちの方が、より普通の書き方だと思うけどね。お客様にきちんと理解して欲しいなら、普通はこう書くもんだと思うけどね。そりゃ昔々の国鉄時代なら切符発行を管理するシステムにも限界があったろうから、発行側にとって単純な書き方しかできなかったんだろうけど、今のコンピュータならこのぐらい簡単に計算できるでしょが。

まぁ座れることにもなったし、いつまでもプンスカしててもしょうがないから、

「この怒りの体験は 

『ひとりごちるゆんず』で

 ぜってー公開してやる!」

と心に決めたら落ち着いてきた(笑)。ホームで立って列車が来るのを待ってるうちに、これから訪れる「パパ」宛てにメールを書いておこう。ようやく乗る列車が決まったから、到着時刻を伝えよう。新庄駅まで迎えに来てくれるそうだ。ちょ〜楽しみ。わくわく。(^-^ )

あ、列車が来た。見えてるのは山形新幹線と連結されて一緒に福島駅まで行く E4 系(2階建ての「Max やまびこ」の新しい方)か。ということはもしかして、山形新幹線「つばさ」も新しい E3 系か? 古い方の400系もいいやね。めったに乗れないから。実は E3 系はけっこう乗ってるんだよな。秋田新幹線「こまち」で。あ、つばさも見えてきた。400系だ。いよっ ヽ(^o^ ) 久しぶりだね。

いささか鉄ちゃんな思惑を巡らせつつ(笑)、おいらは列車の真ん中あたりまで進んで、D席をキープした。左側の窓際。ここを取ることに決めていたのだよ。全ては、密かなる野望のために……。あ、言っとくけど列車ジャックとかじゃないよ(ォィ)

思いがけず長くなったなぁ。またあとで続きを書くね。この下に。今日(1月26 日)はここまで。

銘板左端銘板銘板右端

(ここからは1月30日記入)

疾走する山形新幹線 つばさ 車内から、おいらは被写体を探してた。立体写真の。高速で視点が移動してるから、山や雲なんかの大物の被写体を立体で捉えやすいのだ。こういう超大物被写体は、視点替えでトロトロ移動してるとその間に雲が移動したり形が変わったり、当然その影の位置や形が変わったり、太陽の位置が変わってたりして、なかなかきれいに決まらんのだ。

去年、新幹線に乗ってたら雲がちょうど立体写真に撮れそうでね。どんどん視点が移動して。カメラを持ってなかったから、すごく悔しかったのよ。そういうことがあったから、今回の旅は立体ゲッター2号(安カメラ)同伴なのだ。雲の立体写真、撮るでぇ! しかしこれじゃあ今日も雲を撮れないよ。いかんなぁ日本晴れってのは。(^_^;)

山を撮るか。光線の具合もバッチリだ。そのために座席は左側をキープしたのだよ。東北新幹線の経路からすると山側だし、午前中だから太平洋側(右側)から光が当たってる。でも思いのほか新幹線は速かった。山を見てると、どんどん山肌が回転していく。フィルムを巻いてる間に視差オーバーになっちゃうよ。自動巻きのカメラなんて持ってないっす。

郡山駅に停車する前に減速したんで、街の様子を撮ってみた。ちょうどいい視差が取れたんだけど、現像してみたら一枚が手ブレ。なかなかうまくいかんもんですな。山形新幹線つばさは、福島駅からは、連結されていた東北新幹線やまびこから切り離され、単独で走ることになる。線路の幅は新幹線規格だけど、スピードは特急並み。いい視差で撮れるかも。期待したよ。

山形は一面の銀世界だった。こんなの800のフィルムじゃ露出オーバーに決まってんじゃん。立体ゲッター2号は安カメラだから、絞りもシャッター速度も固定なのさ。しかも昼になったから、これからだんだん逆光がきつくなっていくんだろな。もう諦めた。返す返すもあのヘボ切符売りめぇ〜って彼はもう関係ないんだけど、なんかちょっとむかついたもんだから。いかんいかん、楽しいことを考えよう。うーん、「ひびきのパパ」ご一家と会えるんだよな。あ〜これ考えるだけで、やなことみんな忘れられるわ。(^O^)

2時少し前に終点の新庄着。パパさんと奥さんとご愛息のひびきくん、ご家族総出で迎えに来てくれてた。おいら感激! \(T▽T)/ おうちにまで招かれてしまって、早速 Macトーク(笑)。パパのマシン、iMac ブルーダルメシアンで、ひびきくんの HP を作ってあげたりして(1枚ものの単純な HP だったけど)、一杯いろんな話したりして、すっごく楽しかったですぅ。みなさんありがとう! (^o^)/ 新庄って最高にいいとこだぁ!

5時少し前にまた駅まで送ってもらっておみやげ買い込んでから、宮城県古川(ふるかわ)市に向かう陸羽東線(りくうとうせん)の普通列車に乗って、パパご一家とはお別れ。今度は八戸に遊びに来てね!

途中ウトウトしながら古川着。新幹線への乗り換え時間は15分。ちょいと急ぎ気味で改札機に切符を入れた。

「バタン!」

って……これ、今朝味わったのと同じ屈辱? なんでここでもゲート締め出しを食らわにゃならんのよ。で、今度は何なんだい改札機の表示君よ。『特急券が必要です』。ヲヰ!! おいらは再び、18日にこの切符を買ったときの情景を思い出していた。渡されたのは指定の経路が書かれた乗車券と、東京−新庄の特急券のみ。古川−盛岡の新幹線特急券と盛岡−八戸の特急券がなかった。

で、いったんそれを受け取って、「ははぁ、今は東北線は乗車券と特急券がまとまってるんだぁ」と考えた。でも確認しとこう。また聞くには、列に並び直そう。並んでたら別の駅員さんがそこに来た(多分列の整理か業務バックアップ)からそのひとに訊いたら、思った通り、乗車券と特急券が一緒になってるやつなんだってさ。

まるっこウソッパチじゃん!(怒!)

古川駅の駅員さんに「乗車券だけじゃ新幹線は乗れませんよぉ〜」と鼻で笑われてしまったよ。事情は話したけどね。アタマ来たから。隣の窓口ですぐに八戸までの特急券を買ってさ、列車には間に合ったし座れたけどさ、なんかなぁ、東京駅の切符売り、「何なんだよあんた」って感じぃ〜。まぁそこから先はノートラブルで、そんなこた忘れて八戸まで、列車に揺られながら今回の旅を思い出し思い出し、ひとりニヤニヤし続けてかなりあやしかったけど(笑)、でも無事にこうして帰って参りましたぁ!!

旅でお世話になった方々や遊んでくれたみんな、

ほんとにほんとにあとがとう! m(_ _)m

皆さんのおかげで、すごく楽しい旅になったよ!

ま、帰りの切符事件はご愛敬として(^_^;)

エピローグ:八戸に帰ったら、あまりの寒さにカゼひいてしまった(苦笑)

東京中央郵便局物産展ツアー

- 完 -

銘板
2002.1.21 月曜
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仕立て屋での作法

スーツを作ることになった。て言うか正確には、おいらの旅行中、そういうことにされてた。お付き合いで作る、ということに決められてた。キャンペーン期間が今日までだったから、とりもなおさず行ってきた。発起人の一人である妹を従えて。ていうか正確には、妹に付き従って。

着飾ったりおしゃれしたりっての、あんまり、て言うか正確には全然、関心ないのよね。保育園の頃、お遊戯のタイツを履いた変テコな感触が嫌で、「いやだいやだ履きたくない、うやぁ〜〜〜」ってだだこねたときからずぅーっとメンタリティが変わってないんだろなきっと。体形的にも、なんかいい服とかたまに着ると昔からバカにされたりして、そういうのでますます嫌になったのかもな。だからその話を聞いたときにもぶーたれちった。

「ぬんじゃそりゃあ! セビロぐらいあるわい。同じとこで作ったぞ6年前に。うやぁ〜〜〜」

でもお付き合いだからさ。しょうがなく。ほんとにしょうがなく。服に限らず、何かをオーダーで頼むと、「ここはどうしますか、あそこは何をお選びになりますか」っていろいろ聞かれるべ? あれも嫌なんだわ。知らねっつうの。うやぁ〜〜〜。でも「全部任せます」なんてなると、いかにも「お付き合いでシブシブ買ってやる」って感じが伝わっちゃってお互い空しくなるからさ。いろんな細かいとこは自分で選ばなきゃならない。だから知らねっつの。今まで興味なく暮らしてたものや、自信のない分野で決断を迫られるの、ツライよね。野村のサッチーに微分方程式を解かせるようなもんだよ。

まーそれでキャンペーン会場で生地を選んで、もうほとんど店の人の言いなり。自分の裁量は、ふたつぐらい見繕ってもらって、どっちか選ぶぐらい。まぁそれぐらいだと助かる。店の人も、どんな客か見極めて、ド素人だったらそれなりに、ド知ろうと客の自尊心を損なわない勧め方をするような、そういう術があるんだろう。応対に関して不快な思いをさせられることはなかった。知ったかぶらないようにしてたから、たぶん向こうも扱いやすかったんじゃないかな。で、ボタンなんかデフォルトでいいってのに、妹が訊くんだ。

「オプションで選べるんですよね?」

「はい。どれにしますか」

ずらっと50個ぐらい並べられたボタンのサンプル。店員さんはめぼしいものひとつひとつに生地を添えて説明開始。うやぁ〜〜〜。

「どれがお勧めなんですか」

「この柄ですと、これとこれあたりですね」

ああよかった2択になった。直感。

「んじゃこっち」

で、採寸開始。問題なく終了。裾と袖の長さを決めるのに仮の衣装を着ることになって試着室へ。まずはパンツ。ウエストサイズが合ったパンツをはくでしょ? そうすると、おいらはかなりナイスなビア樽体型(爆)だからさ、裾がすごく余っちゃうんだよ。つま先が見えない。て言うか正確には、つま先よりもっと長い。

なんかこういう時、軽く屈辱を覚えるんだよね。まぁいいけど。試着室のカーテンを開けたけど、店員さんは別のお客さんに質問されてて手が放せない。なんかもう採寸されるの飽きてきたし、とりあえず妹がそこにいたんで、一発芸をしてみた。

長い裾をバホバホさせて、

「おのれ吉良めぇ!」「殿中でござる! 殿中でござる!」

今度は腰を少し落として膝はガニ股気味。右手を前に伸ばして左手は腰に当て、その場で摺り足。

「いよぉぉぉぉ、カッポンカッポン!」

ウケてよかった。(-_-;A) 洋服買いに来て、なんで和服ギャグになっちゃうんだろ(笑)。とまぁそうやって細かいサイズや仕様を決めて、て言うか正確にはほとんど言いなりだったけど、それでも決めて、お店をあとにした、というわけだ。

あ、スーツのオーダーで何かがやり残したことがあったような気がしてたんだけど、いま思い出した。しまったなぁ、あれを忘れてたわ。遠山の金さんのまね。

銘板
2002.1.22 火曜
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カゼひーた

なんか喉の調子がおかしいな〜と思ってたら、どうもカゼみたい。鼻水がじょんじょろ流れ落ちてくるよ。頭もぼーっとして(いつもそうか。うん)、エヘン虫が咳をさせるだよ。へきしっ! うーい。

東京中央郵便局物産展の中日のぶんの日記を書いて、力尽きた。

銘板
2002.1.23 水曜
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OS X インストール

カゼで寝込んだけど、昼過ぎからは起き上がれるようになった。ということで、たぎり落つ鼻水もものともせず、作業を開始した。Mac OS 9.1 を 9.2.2 までアップグレード。こうすると、OS X を入れたとき、Classic 環境(OS X 上で OS 9.x のアプリを動かす環境)での動作が速くなるんだそうで。

例によって外付け SCSI にバックアップを取った。これで夕方4時頃までかかるんだもんやってらんないっすよやったけど。9.2.1 まで上げて、システムのバックアップを取り直してから 9.2.2 まで上げた。一応なんも起こらなくてよかったよ。

そして動作確認後、ゲホガホ言いながら街に出かけた。注文していた OS X を買いに。先週、東京に着いた時点で入荷の電話があった、あれ。Mac 屋さんに行く前に、東京で撮った立体写真のフィルムを現像に出しといた。1時間で出来上がる。OS X を買ったら、ver. 10.1 なんだな。まだ 10.1.2 とかは製品で出てないのかな。お店の方は、その場でセキュリティ、インストーラ、10.1.1、10.1.2 それぞれのアップデータを CD-R にタダで焼いてくれた。あ〜り〜が〜た〜や〜。o(-人-)o

で、まだ現像が上がるまで時間があったから、いつも行く喫茶店に寄って「今週のジャンプ読むべえ」と思ってね。いつもながら『ワンピース』が素晴らしくてさ。うんうん。満足。鼻ずびずば。そんで写真を取りに行く時間になった頃、マスターから頼みごとされちゃった。広告ビラのワープロ打ち。

「作ってみたんだけど、ここをこういう風に直してくれないかな」

と、彼は印刷された原稿に書き込まれた修正点を示した。ほんだからとりあえず写真を取りに行ってからワープロ打ちに取りかかったんだな。いやーはじめはね、原稿をフロッピーに入れてあると思ってたんだけどね。甘かった。保存してないの。マスター、そういう概念がないみたいで(笑)

一から打ち直し。このワープロが10年以上前の代物でさ、すごく入力しづらいんだわ。変換に変テコな癖があって。しかも不用心に文中に文字を挿入しようとすると、上書きモードしかないから勝手に書き換えられちゃう。ハイテクなんだかローテクなんだかビミョーで危ういところでの作業ってのがまた、カゼのせいもあってかけっこうサイケデリックな心象風景をそこはかとなく醸し出したりして、ああまだ熱っぽくて自分で何言ってるのか分かんないや。

ともかく言うことを聞いてくんないの、この機械は! 日本語 IM の長足の進歩を肌身に感じたよ。Netscape 6.x for Mac OS 9.x の日本語入力バグなんかほんと、かわいいもんさ。でも耐え抜いて、マスターが校正してはそれを修正して印刷して、また校正して修正して印刷して、やっと納得行くものが出来たよ。先に写真を取りに行ってよかった。ワープロ作業が終わったときは、写真屋の閉店時間をとっくに過ぎてた。立体写真の出来は、んー、今回はあんまりいいのがないっす。

帰りがてらに銭湯に寄って、と。あっつくすればカゼが抜けやすいんじゃないかと思って。うちに帰って早速 OS X のインスト開始。起動したのはいいけど、ネットワークの設定のどこかが間違ってるみたいで全然ネットにつながってくれない。頭も痛いし、あとでやり直すことにしてそのまま寝た。

これ書いてるのは24日なのね〜。

銘板
2002.1.24 木曜
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続 OS X インストール

昨日どうがんばっても OS X からネット接続できなくて困った挙げ句、今日採った方法は、再インストール。インストール直後に、ネットワーク設定も含めていろ色設定するから、そこから間違ったんだろうと思って。設定後も変更できるんだけど、なんか仕組みや操作法がまだ分かってないから、直ってないのかもしれない。どうせほとんどまっさらなんだから、再インストールったってまぁ大ごとじゃないやね。

再インストールした。やっぱしだめ。それでプロバイダの契約書を見てみたんだけど、そうかこれか。うん。ダイアルアップから ADSL に契約変更したら、ユーザ ID とパスワードが変更になってたんだよな。うん。ダイアルアップの ID とパスワードで ADSL 接続しようとしてたわ。そうかこれだったか。つながったときは感動したっす (T▽T)

でも、ブラウザがなんも反応しないっす。ユーザ登録も送れないし。もう何がなんだか分かりません(泣笑)。ならば繋がったと思ったのは見せかけか。OS X 付属のメーラソフトの Mail(そのまんまだなぁ……)」で自分の携帯に試しメールを打ってみた。……届いてるじゃん。おのれ面妖な。なんなんだろ一体。早く Netscape 6.2.1 for Mac OS X を試したいのにぃ〜。ていうかこれをやるために OS X を買ったんだけど。

何が悪いんだべ。

銘板左端銘板銘板右端

追伸:今日は一気に4日分書いたぞ(旅行中のも合わせて)。どぉぢゃ! って迫られても困るか (^_^;)

銘板
2002.1.25 金曜
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そして、OS X インプレッション

また OS X です。しつこいっすか(笑)。ていうか、今年に入って Mac ネタが多すぎるっすか。でももうちっとだけこらえてね。おいらの OS X がやっとまともに動きだしたんで、その感動ポイント2点を書かせてね (^人^)

今、初めて OS X を実用中なんすよ。これ、OS X で書いてるの。ネットにようやくちゃんとつながるようになってね。この書類を入れてる Apple の無料サーバ提供サービス iDisk にもつながるし。この iDisk、OS 9.x のときよりフォルダ開閉のスピードが目に見えて速くなってて感激してるのよこれが。まだ多少モタってるけどさ。でもだいぶよくなった。今試しにサーバからダウンロードさせたけど、OS 9 より明らかに速い。転送速度じゃなくて、転送作業前後のプロトコルが速くなってるみたい。大変良きこと哉。

しかも OS X から導入された機能、なんつったっけ、"Pre-emptive multi tasking" ってやつ。ただでさえ長ったらしいのにカタカナで書くといかにも舌噛みそうでいやだから、略して「プリマルタ」とでも呼んでおくか。

このプリマルタがよく効いてて、このフォルダ開閉にモタっててもバックグラウンドでやらせとけば、表に出てるアプリの動きや操作感(例えば、今テキストエディタで書いてるような操作)に影響しない。こいつぁ大したもんだ。OS 9.x だともう全ての動きにもろに影響しちゃって、表の操作や反応がひっかかるひっかかる……。

あと、OS X 用のソフトはまだ少し不安定なのがあるらしく、勝手に終了してしまうことがある。旧 OS と同様、ダイアログが出る(以下に書くダイアログ文は、記憶に頼ってるから完璧に正確じゃないかも。意味は合ってるはず)。「アプリケーション『……』は予期せず終了しました。」なんてのは前までと同じ。でもここからが違う。

OS 9 :「作成中の書類を保存して、システムを再起動して下さい」
OS X :「他のアプリケーションに影響はありません」

ここでもまた感激してしまった。「メモリ保護」機能ってやつなのかな? 名前はちょっと自信ないけど。ま〜どっちの機能も Windows XP にも装備されてるそうだから、新型 OS では常識なのかもね。でもかなりいいわこの頑丈さは。まだ使い慣れてないところを差し引くと、こ〜りゃナイスな手ごたえだにゃ。

そして、スケロク(Netscape 6) for Mac OS X も噂どおり、スケロク for OS 9 よりけっこうバグが抜けてるみたい。

とか何とかい〜こと書いて、いざ出来上がった原稿をサーバに送ろうとしたら、なんだか理解不能なトラブルが出てさ。

「アップロードを中止しました」

って何じゃそれぁ!(怒) ついさっきまで OS X 上でこの日記を執筆していたおいらは、現在 OS 9 を再起動して開き直して、今この文を書いてる最中ってわけ。結局そんなオチが待っていたのか……。OS X の道は、楽しそ〜だけどけっこう要所要所は険しいものがあるなぁ。トホホ……。

ええと、 iDisk をつないでフォルダを開きつつ原稿を進めて、と。執筆作業の操作や反応が、ひっかかるひっかかる……。(泣)

銘板
2002.1.26 土曜
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結論

廃車。すごく残念だしもったいないけど。車両保険に今度は入ろう。

我が愛車『恐怖! 機動ビグ・ザム』ちゃん、ごめん。

直せないけど許して。次もまた中古ミニにするから。

銘板
2002.1.27 日曜
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真夜中の行軍

「日記ネタ、何にしようかなぁ」と考えつつ、いつものように車(職場から借りてるアベニール)でお風呂に行ったんですわ。夜。今日は一日中吹雪でね。かなり降ってたけど風が強かったからまぁあんまり積もらないだろう、なんて思って。

風呂浴びて外に出たら、風が止んでる。めちゃめちゃ積もってる。でもコトの重大性に気付いていないおいら、帰りにのんびりと本屋で立ち読みしててさ。12時閉店で追い出されて車を走らせたらこれが、まっすぐ走らせるのがけっこう難しいくらい積もってるの。重い雪だね。

粉雪ならあってもないようなもんで楽なんだけど、湿った重い雪ってのはタイヤにまとわりついていろいろへんてこな方向に車を持って行きたがるのだ。

40km/h が限度だねおいらの腕では。それに、とっちらかって変なとこに刺さって動けなくなってる車もぽちぽち見かけるとさ、やっぱ慎重になりますわな。そのペースで産業道路を走って、家へと続く細い道に曲がると、もうアベニールの車高ギリギリっぽい深さまで積もってる。まだ底は摺ってないけど。また角を曲がる。時折、床下からガサゴソ聞こえる。もう車高にあんまし余裕がない。やばいやばい。

また角を過ぎる。ここから先はもう、この地域の人しか使わない生活道路。カンペキに車高と同じ雪の深さ。止まっちゃいかん。止まるともう発進できなくなる。足元からは「ずどどど……」って音がしてるよ。雪がこすれて。あとひとつ。あとひとつ角を曲がって突き当たりがおいらの家だ。がんばれアベニール、がんばれおれぇ〜!

角を曲がったとき、絶望した。もうバンパーで除雪車になるぐらいに積もってるよ。でももう止まれないからそのまま角を曲がりながら突っ込んだ。もしかしたらそこから家までだけはなぜかパウダースノーが積もってて、意外と簡単に帰り着けるかもしれないと思って。甘いよね。

「ぐさ」。車は積もった雪に突き刺さって止まってしまった。もう前進も後退もできん。車に積んでるスノースクレイパーで車の下の雪をどかそうとしたけど、こんなんじゃラチがあかない。朝まで乗り捨ててようかとよっぽど思ったけど曲がり角で立ち往生じゃご近所迷惑すぎるし、それに朝になったからって雪が消えるわけでもないし。

決断。うちまで走っていって軍手をはめて、スノーダンプを引きずって戻った。この角からうちまで約100m。やってやろうじゃござんせんか。やり遂げてご覧に入れようじゃありませんか。

こんな夜中に雪かき開始!

まずは車の下の雪を、スノーダンプで出来るだけ掘り出す。うん、奥まではすくい取れないけど、全部スクレイパーでやるよりはるかに能率がいいわい。大体これでバックぐらいは出来るだろうというところで、アベニール様をお通しする道造り作業に入った。後続車が来るかもしれない。それを通すために、とりあえず1車身ぶん掘ろう。

それが終わって振り向くと、後続車が道を真っ直ぐに通りたがって止まっているのに気付いた。今来たばかりのようで、様子を見に運転手君が下りてきたとこだった。事情を説明すると、彼はなかなかいいやつで、「おうちまで押しましょうか?」なんて言ってくれる。超うれしかったけど、「車高以上に積もってるんで、押してもらっても無理なんですよ。どうもすみません、今とりあえず車をどかしますから」と頭を下げておいた。

バックしても左タイヤが空回りして焦ったけど、それでも前後に揺さぶってたら自由が利くようになってきて、どうにか「角を曲がる」ことは出来た。こういうときはやっぱりマニュアル車だよ。優しい彼は、そのまま彼の家へと進んでいった。やれやれ。

そこからが本番。

車のライトでルートを照らし、ひたすら雪かき。めちゃめちゃ重いよ今日の雪! 八戸で1月末つったら普通、パウダースノーでしょが(泣)。2車身ぶん掘っては車を進め、また掘ってはまた進め……。全力で10分ぐらいかかるんだよ。2車身ぶん掘るのに。で、車で進むと5秒もかからない。普段何気なく歩いたり車で走ったりしてる道だけど、いざこうして作業すると、家まで遠い遠い。途中何度か途方に暮れたよマジで。

駐車禁止じゃないから、途中の家々の人々、路駐しててさ。ご近所さんだからその車に雪を寄せるわけにはいかなくて、遠いとこまで行って雪を押していったり。雪の降る勢いはだいぶ落ちてきた。ここまでやれば、明日の朝は雪かきし直ししなくてよさそう。そしてやっと家の前まで車を導き入れて気付いた。

転回しなきゃいかんよな。

このままだったら明日の朝、さっき車が立ち往生した角まで、車をずーっとバックで出さなきゃならん。

雪かき再開! もう1時を回ってます!

いったん転回スペースを作って試してみたけど全然足りない。

さらに拡張!

作業終了時刻、1時28分。やたら腹が減ったから、さっきチャルメラ食った。あとビールも飲んだ。もう「自分にザマミロ」って感じ(笑)。ただ今、3時を回りましたぁ。さて、これをアップしたら、今度こそ寝るっすぅ。

こんなにボロ雑巾になった気分、久しぶり。(T▽T) アハハ……。

銘板
2002.1.28 月曜
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刺さった

あいや〜。もう運転の自信ないっす。下り坂で、寝不足と真夜中の運動会での疲れでぼーっとしてたら知らないうちにスピードが上がってて、硬めのシャーベット雪質でハンドルを取られて。右向きドリフト状態になってしまって慌ててカウンター当てて、今度は左向きドリフト。どりりりりりりりりぃ! またカウンター当てて…ってやってるうちにどんどんドリフトの振れ幅が増えてって、国道の右側の雪だまりに突っ込んじゃった。雪だまりというか、除雪車が雪を寄せていたところに。もう、「ぐさっと刺さった」って感じに。

雪に乗り上げちゃったしアベニールは FF なもんだから、その時点でアクセルふかすだけでは脱出不能。即座にスノースクレイパー片手に車を降りて、車の下に詰まった(車が乗っかってる)雪、かき出し開始。ここで無理にタイヤを空回りさせるとタイヤだけ雪に深く潜っちゃって、車体はますます雪に体重を預けることになってドツボにはまるんですな。そういうわけで、玄人はこうなったらすぐに車を降りてしかるべき作業に取りかかるのである。えへん。(運転よりも雪地獄脱出に長けておるのだよおいらは。自慢にならんが)

でもなぁスクレイパーってもともとそういう作業用じゃないのよ。車に上に乗った雪を払いのけたり、ガラス窓についた霜を削り取るためのもの。なかなかラチがあかない。雪道だったら迷わずスコップだね。そこがおいらの甘いとこなのさ。今度からスコップも積もう。

おいらの車は車線を片方塞いでしまってる。まあ普通車ならそれでも通れるだろう。でも対向車線から来たのはダンプ。通れない。運ちゃんダンプを止めて様子を見に来た。エンジンルーム下(つまり駆動輪の軸の下)の雪はだいぶ掘りだしたけど、まだオーバーハング下(バンパー下あたり)の雪は残ってる。この雪だまりはガードレールに沿っていて、そのガードレールが邪魔なのだ。そこの雪がなかなか取れない。

ふとガードレールを見たら湾曲してた。雪の壁なしにナマで突っ込んでたらどうなってたろ。うーん、ガードレールなぎ倒して2メートル下の田んぼに転落か。くわばらくわばら。ぶるぶる。

渋滞がどんどん長くなって、ドライバー達がぞろぞろ助けに来てくれた。で、みんなで後ろ向きに押してくれて脱出できた。みんな急いでたらしくて、ろくにお礼を言う間もなくそれぞれの車に戻っていった。嬉しかったけど悔しかった。今まで人の手を借りて雪地獄を脱出したことなどなかったのに。あ、1回あった。友達1人の手を借りたことが。でもなぁ、知らない人6人ぐらいを動員してしまったよ今回は。不覚じゃ。

しかし返す返すもラッキーだったなぁ。50km/h ぐらいだったけど、雪に突っ込んだうえにガードレールがあったおかげで田んぼに転落しなくて済んだ。車もおいらも無傷。何よりも、その時たまたま対向車がいなかったから、ほんとに何もなくて済んだよ。

おいらはクジ運や勝負運はないけど、サバイバル運は強烈だからなぁ(苦笑)。死にかけたこと、今まで何回かあるもんな。被害といえば前歯を折って差し歯にしてることぐらい。あとは五体満足。今思うと奇跡的だよ。今回も死ぬとこだったし。

は〜、今度から安全運転にますます気を付けるっす。命あっての物種。

銘板
2002.1.29 火曜
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つまんない飲み会

前日(月曜)は背広の飲み会。ああ面白くなかった。とっとと抜けて沖縄料理屋にお邪魔して、日本酒党のおいらとしては珍しく焼酎カッ食らって口直し。ソーミンチャンプルーも相変わらずうまかった。で、いい具合に聞こし召して帰還。

月曜だったし大雪の影響で酒飲みどころじゃないせいか、店はいたってヒマ。喜ばれた。こちとらおととい夜中におおかたの雪かきを済ましてたからね。ラッキー。今日の飲み会は打って変わって大爆発しそうな仲間たちとだ。さ〜飲むぜぇ〜(爆)

銘板
2002.1.30 水曜
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なんかさっき

いっぱいいろいろ書いたけど、納得行く出来じゃなかったから全部削除!

昨日の飲み会は、この前の物産展仲間たちとの反省会も兼ねたものだった。やっぱり仲間と飲む酒はうまいねぇ。1月17日のぶんに書いたとおり、東京の居酒屋でゲットしてきた酒を、五戸の造り酒屋に飲ませたよ。その造り酒屋のコメント:

「酸味があるねぇ」

おい! そりゃおれたちが言われてきた言葉だよ(爆)。玄人の感覚ってのは素人の理解を超えてるなぁ(^^;) 実は東京でもらってきた酒のメーカー、新潟なんだそうだけど、昔この五戸のメーカーに修行しに来てたことがあるんだってさ。知ってオドロキ。狭いなぁ世間は。

「今じゃあっちの方が有名になっちまったけど」なんて五戸の大将、笑ってた(笑)

銘板左端銘板銘板右端

追伸:穴埋め形式で書いてた旅行記、完結したよ。(^_^;)Jwl ぐわっし!

銘板
2002.1.31 木曜
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それはなかったことにして、

そのまま通すことにしよう!……かな。

あまりにも素晴らしい勘違いしててね。今まで通りそのまま通すことにしようと思ってるけど、真実を知った以上、いつまで続けられるか不安なのよね。

物産展の仲間で、あるお店の従業員がいるんだな。彼はおいらと同じく催事担当でね、いろんなとこで一緒にいろいろやってきて、仲良くさせてもらってるんだわ。彼が席を外してるときはおいらが彼の商品を売ってあげて、おいらが昼飯食ってたりするときは彼がうちの店のフォローに入る、とまあそんな感じ。おいらと彼だけでなく、他の仲間たちともそうやって助け合ってるんだけどね。

彼とはもう物産展で4年ぐらいの付き合いかな。歳は、うーん、4つ下ぐらい。顔立ちがもう元からかっこよくてさ。おしゃれだし背も高くてね。180cm はあるな。でもすごくいいやつなんだよこれが。仕事熱心だし。この前も東京中央郵便局物産展のお疲れさん会でみんなと、そして彼とも一緒に呑んだんだ。その一次会終了間際に、衝撃の新事実発覚。

まさかなぁ、まさかなぁ……(わなわなわな)。

年、4つ年下どころか、

6つも上だったなんて! Σ(T□T;)

どこがどうなりゃそうなるんだ。いまだに謎だよそのカラクリ! 彼を10才も若く見てたよ! 超失礼だったんだぁ〜。あああどうしよう。オロオロオロオロオロオロ。今までね、彼に話しかけるとき、

「おうっ、○○くん元気でやってっか!?」「それじゃだめだよ、ちょっと貸してみ!」

なんて、一度も彼にアタマ下げたことないっすよ。敬語も使ったことないし。おもっきし「くん」付けで呼んでるし。あわわ…。そして彼の、おいらに対する態度はこうだ。

「ゆんずさんいつもありがとね。ほんと助かります」「すみません、ゆんずさん、ここお願いしますね」

おいらなんて6つも年下の若造に、敬語っすよ彼。常に「さん」づけで呼んでくれてるし。あわわわわわわわ……。でね、それで、知った途端いきなり態度を変えて敬語を使い出すのはさ、ちょっとさ、いや、そうすればそうしたで男らしいけどさ、

「知りませんでした、済みませんでした」ってきちんとアタマ下げて付き合い直すのが理想なんだろけどさ、なんかそうはできなそうで。自責。

ゆんず、つまらんプライドは捨てろ!←心の声

捨てられそうにないっす (T▽T) やっぱしもうそのまま、今まで通りでいっちゃおうかなぁ。でもさ、知らずにタメ口で話すのと、知った上でのタメ口って、違うよね。気持ちの難易度が。まぁいいか。おいらはオッサンオバチャンやじーさんばーさんともタメ語でけっこう話すからな。「〜だよ」「〜じゃないのぉ?」とか(笑)。でもこのぐらいの年代の人とは、初めてだなぁ。

今のとこ催事の仕事絡み以外の付き合いはないから、あの飲み会以来会ってないし、次の催事までは会わないかもしれないけど、今度会ったらどういう態度にしたらいいんだべ。ってか、すごく意味分かんない態度になりそうで、それが自分でコワイ。嗚呼……。

他人事だったらめちゃめちゃ笑えるマヌケ話なんだけどなぁ……えい決めた! そのまま行ってやるぅ! もしかして彼もそれを望んでるかもしなんいじゃん!(←ヤケ) こんなアホなドジ踏んで、そして対応にセコく苦悩する自分が、実はちょっといとおしかったりする(←ウソ)

銘板
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