ひとりごちるゆんず 2001年12月
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2001.12.1 土曜
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『球田直下』を観てきた

行って観てきました『球田直下』。詳しくは後日。日曜も観に行って、打ち上げに参加する予定っす。

「打ち上げでいろいろ感想を聞かせてくれ」とのことだけど、言いたい放題言えるだろうか。ひとしきり言いまくったらその直後に、「よし。その点をよく踏まえて、次お前やれ」って言われそうでコワイ…… (^_^;)

やりませんよ〜だ(笑)

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2001.12.2 日曜
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そして再び『球田直下』

今日は打ち上げにもお呼ばれして、結局言いたい放題(笑)。無事に「お前やれ」とは言われなくてよかった。皆さん聞く耳を持ってるというか、そこらは大人だよなぁ。さすが「中年爆裂軍団」を自称するだけある。ゆんずごとき若造の言葉も、全部きちんと聞いてくれた。なんだか申し訳ございませんでした。とても素晴らしかった。

次があるかどうかなんて言ってたけど、またやって欲しいし。芝居に落語に酒で、今日はもうすっかりきこしめしちゃったよ。う〜い。

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2001.12.3 月曜
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ワ・レ・ワ・レ・ハ……!?

おいらの SETI@home 活動に何やら異変。昨日、というかもう12時を回って今日になってたけど、『球田直下』の打ち上げでタダ酒タダ飯かっ食らって帰ってきたら、予定通り SETI@home のデータユニット290個めの解析が終わってた。そんなもんだからネットにつないで290個めの解析済みデータを送って291個めの未解析データをいつも通り受け取った。

接続ついでに12月2日分の日記を書いて、スケロクを起動して いつも行く BBS に書き込んで、Mac の電源を入れたまま寝た。朝までに6時間ぶんぐらい進んでるかな、と。普段は14〜15時間ぐらいかかるんだわ。1ユニットの解析に。データによってばらつきがあるから17時間近くかかるときもたまにあるし、11時間台で済む時もある。まぁ大体そんなもん。

一応いつもバックグラウンドで SETIアプリを回してるんだけど、オモテのアプリによっては SETI アプリがほとんど止まっちゃう。スケロクはほとんど CPU を独占してしまうから、寝る前の SETI データユニットの解析時間は1分程度だったかな。

今朝、起きてとりあえず画面を見たら、もう解析が終わってる。ウソォ! (゜o ゜!) 所要時間は?

0時間25分!!!!!!

絶対異常だよこの結果。最後に残ったグラフも、なんだか今まで見たことない形してるし。画面はずっと消えてたから、消える直前の画像が残ってるのかな、とも思ったけど、でも解析自体が異常に早く終わっちゃってるし。とりあえずその結果を送ったら、やっぱり平均時間が大幅に減ったし。いっぺん送っちゃうと個別の解析時間が分からないってのが痛いところなんだよなぁ。もう確かめようがない。一応その画面を記念撮影しておいたけど。(あとで見せるね)

つまりこれはもしかして、うちうぢん、とうとうめっかった?

それは早計!

地球外文明さがしを主な目的とするSETI 計画は、電波望遠鏡で宇宙から拾ったデータを解析して、不自然に強烈な電波パルスを探し出す方法を採ってるんだな。で、おいらの異常結果は、「なんか今までと違う」ってだけで、「強いパルスを拾った」なんておいらが認識したわけでもない。しかも「不自然に」強いパルスなんて、実は宇宙人じゃなくてもたまにあるんだそうで。人工衛星からの電波とか、パルサー(指向性の強い強力な電波を、灯台のように回転しながら放出している天然の星)とか。

ということで、SETI 研究チームは参加者に警告しておる。

「もしあなたのデータから強いパルスが発見されても、マスコミ等には勝手に発表しないでください。間違いかもしれないので、同じ空域を我々が調べ直して確認します」

という感じで。今は記憶に頼って書いてるから完全に同じ文章じゃないけど、こういう趣旨。とまぁそんなわけで、正直あんまり期待できないんだよね。おいらは現在、全参加者中のトップ9%にようやく入ってるんだけど、ここから上の参加者はものすごい猛者揃いで、データ提出のペースが並じゃない。グループ参加や企業参加なんて、一日何十何百ものデータを捌いてるんだな。そんな人たちにとってみれば、「たまにこういう珍しい結果が出ることもあるやね」ぐらいなもんかもしれないもんなぁ。

単に今回、細分化した生データのうちの、切れっ端が当たっただけかもしれないし。データを提供してるのはプエルトリコのアレシボ電波天文台つうとこで、そこからバークレーに送られてくるおおもとの生データはギガバイト級なんだそうで。んで、それを 340KB ずつに小間切れにして全世界の参加者に配分、解析してもらうという段取りなんで、おおもとの生データの端っこにあたる半端な部分が当たっただけなのかもねぇ、と思ってね。

今計算したら、もとデータが 1GB だとしても、340KB に分けると データユニットの数は約 3084 個。つらつら考えてたら、だんだんそれのような気がしてきた(笑)。たった 300 個弱のデータを解析してこんなのに当たるんだったら、それだけでも幸運なのかもしれないけどね。

と、「もしかしたら」を期待しちまう気持ちを、こうして無理に抑えとるわけです (^_^:)

でも、当たりだといいなぁ! 甘いっすかね?

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明日のネタも思いついたんで、忘れないようにキーワードを書いておこっと。

「ドテチン」「生麦」「××××××(←そのまま出すと、ネタの関係上、不愉快な気分になりそうな人たちが存在するので、伏せ字にしました)」

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2001.12.4 火曜
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ロックが負け犬だった頃

前の日にお題を決めちゃうと、かえってキンチョーして書けなくなるなぁ。別にひとりごとだからキンチョーする必要もないはずなのに。ちょっとでもプレッシャーがかかるとどうも……。って言い訳はこれぐらい言っとけばいいか(笑)。そんなわけで、12月4日分を12月5日に書いとりますです。

ええとキーワードはなんだったっけ。「ドテチン」「生麦」「××××××(←そのまま出すと、ネタの関係上、不愉快な気分になりそうな人たちが存在するので、伏せ字にしました)」だったよね。おととい、不意にニッポンのロックの不遇時代について思いを巡らせてしまってね。おいらが覚えてるのは70年代後半〜80年代初頭ぐらいのことだけど。

当時テレビでかかってる音楽はほとんど歌謡曲だったでしょ? アイドルや演歌や、まあそんな感じの。ロックバンドなんて、日陰者というか「不良が何かまた迷惑なことやってる」って程度で。おいらもハナ垂らしたガキだったから、実際の社会的認識はちょっと違ってたかもしれないけど、大まかにはそんな感じだったと思う。でもきっとロッカーたちも腕と感性を磨いていたんだね。ただ発表の場があまりいいところがなかったんだな。それがますますロックを安物に見せていたというか。

昔の歌謡曲を今のポップスのアーティストたちはかっこよくアレンジして歌ってるけど、当時のロックの方はなかなか再評価されない、そこら辺もあるのかもしれないな。別にそのあたりの日本のロックに特別な思い入れがあるわけでもないし知識もないんだけどさ、間接的な証拠を元に話を進めておるのだ。その証拠が、「ドテチン」「生麦」「××××××」。

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ほんじゃまず「ドテチン」。園山俊二 原作の『はじめ人間ギャートルズ』ってアニメがあったっしょ? ドテチンっていうナイスな名前の類人猿が出てるやつ(笑)。あの主題歌、ロックだよね「えぇ〜!?」って感じだけど、形式のことだよ。「ブルースのコード進行でエイトビート」はロックの基本でしょ。いや、おいらはコード進行はブルースしか知らないんだけどさ。

今度再放送であの番組の主題歌がかかってたら、よぉ〜く聴いてみてくれ。歌の部分はどうでもいいけど、ギターソロが入るから、そこがポイント。ここはひとつおいらに騙されたと思って聴いてごらんよ。ギャグマンガの歌だとか、へんてこな歌詞だとか、ゴンは子供のなのになんでツルッパゲなんだよとか、そういう雑念をとりあえずそっちに置いといて聴いてごらんなさいませ。

ギターソロ、実はすごくいい感じで。10年ぐらい前にガソリンスタンドでタイヤ交換待ちしてたら待合室のテレビでギャートルズが始まってね、その時初めて気付いたんだわ。いやー放心して聞き入ってしまったよ。

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そしてそのまま次のキーワード「生麦」。ドリフ。『8時だョ 全員集合!』の「生麦」つったらあーた、『少年少女合唱隊』のコーナーの早口言葉だよね。あれ、グラサンに革ジャンの「当時のロッカー」が出てきて演奏してたべ。格好はまあどうでもいいんだけど、あのリフ、すごくかっこよくない? 見事な出来だと思ってる。何かのカバーかもしれないけど、そうだったらその元の曲を知りたいぐらいだよ。あれに合わせて早口言葉を言うってのも、ものすごいアイデアだけど(笑)

なんか「あのギャグはおかしかったなぁ」で済ませるのがもったいないっすホント。でもテレビなんてオモテの世界では、ギャートルズの曲も早口言葉の曲もまぁそういう扱いしかされてなかったわけ。このころのロック界で頑張ってた人たちには同情を禁じ得ないっすよ。「テレビが全て」でもないけどさ、世間からもろに冷や飯食わされてた感じがして。

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最後の「××××××」は、おいらが低学年だったあたりに学校で大流行した、おバカな歌の中の単語なんだわ。歌のタイトルは、多分ないと思う。学校帰りには、みんなででっかい声でこれを歌いながら歩いていたもんさぁ。これがまた、今思い起こすとカンペキにロックの形式なのだ! つまりゆんずのひとつ覚え「ブルースのコード進行でエイトビート」。

この形態が実はその頃にはけっこう普及していたという証拠になるかと思ってね。歌詞の内容がまた壮絶で(笑)、こうして日本人は少しずつロックに慣らされ、ロックは今の音楽シーンになくてはならない存在にまでなった、んじゃないかな。どなたか音楽なさってる方々、その不遇時代に光を当ててやってくれんかいのぉ。

以下に「××××××のうた(仮題)」の歌詞を記そう。見方によってはそのアナーキーさが逆に感動的かもよ。

若い男が便所で踏
ブンブブン ブンブブン
踏ん張るところをカメラで写す
ブンブブン ブンブブン
今だ!
××××××でケッツをブッちぎれ!
 
若い女が便所で踏
ブンブブン ブンブブン
踏ん張るところを8ミリ撮影
ブンブブン ブンブブン
今だ!
××××××でケッツをブッちぎれ!

注:「踏る」をわざわざこう書いたのは、その部分の表現にガキどもは楽しみを見つけ、特にここにこだわることで表現の優劣を競い合っていたことによる。

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この歌詞の著作権に関して、もし問題がありましたらその旨メールにてお知らせください。よろしくお願いいたします。m(_ _)m

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2001.12.5 水曜
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日記、また1日遅れか。いかんいかん。えーと昨日(12月4日分)の日記について、もう少し。

3番目のキーワードに関して、その情報を知りたくてネット検索してみたら、アマチュアのスポーツチームと思われる団体で、とても似た名前のところがありました。そのページの雰囲気からして、昨日の日記で書いたものとは全く関係ないご命名と思われます。それどころかそちらの方々があの歌詞を知ったらきっと不快な気分になられると思われます。それは全くおいらの意図するところではないので、その単語は字を伏せることにしました。ご了承下さい。

また「『××××××』とは一体何か」、というお問い合わせをいただいたので、それについてひとくさり。

えー、よく知りません。

サイト検索でも、上記の団体名以外では何も引っかかりませんでした。当時放映されていた人気ロボットアニメの武器に、それっぽい名前のものがあった気がします。でももっと強そうな名前でした。でもその武器をもじって「××××××!」と言ってふざけるのが当時我が校では流行っていました。なんかやたらおかしくて、それを聞いただけで笑い転げたのを覚えています。それがそのまま歌詞に入ったんでしょうかね。謎は深まるばかりですな(笑)。

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2001.12.6 木曜
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もにた、モエタ。

愛用の Performa 6410 に付けて使ってた純正の15インチモニタがケムリ吹いちゃったよぉ……(泣)。いつも通り起動したら、始めの方の画面は出たんだけど、途中から表示が真っ暗になって、モニタの奥から、

「バヂバヂバヂバヂ」

って鳴り始めて。それでも電源ランプはついたりして健気なところを見せたけどそれも落ちて、自動でモニタ再起動をトライしてまた「バヂバヂ」。これが何度も繰り返されているうちにだんだん部屋に焼きプラスチックのカホリが充満してきて。ふと見上げると、モニタ上部の排気口から噴煙が……おまがーーー!

この Performa(本体の方)は2台目なんだけど、先代が今年の始めにおシャカになっちゃって、3月にちょうど埼玉に行く用事があったから、ついでに秋葉原に寄ってまた同型機を中古で買ったんだわ。そのとき、純正モニタもセットだったけど、送料がかかるからモニタだけはその場でお店に売り払ったんだ。「おれっちあったまいい〜。小遣い浮いたぁ」と浮かれてたんだけど、まさかこんなことになろうとは……。あのときモニタも一緒に買ってとっといてればなぁ(後悔)。

さっき地元の Mac 屋に行って中古の15インチモニタを買ってきたよ。今それを見て書いてるの。同じやつが欲しかったんだけどなくて、ひとつ古い型のやつになった。また OS X が遠ざかってゆく(嘆)。この型は、悪くはないけど画面が暗くてね。それにデザインが Apple 純正のくせに角張っててかっこ悪いし(つまり「悪くはないけど」というより「悪い」)。でもまぁしょうがないから頑張って慣れようぞ。

あのとき送料をケチらずにモニタも買ってれば……あのときケチらずに……あのとき……ぶつぶつ。

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2001.12.7 金曜
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フー子

青空劇場の今週配信の作品が台風の話でね、面白くて何回も読んでたら、「フー子」を思い出しちゃったよ。

『ドラえもん』の中の話。のび太くんとドラえもんはペットとしてミニ台風を作るんだな。こいつが台風のくせになかなかカワイイやつで、すっかり野比家の一員になるんだな。んで、そのあとの展開がすごい感動的でさ。クライマックスの見せ方なんか固唾を飲んで見守っちゃうよほんと。

いけね。フー子のこと思い出したらまた泣けてきた。うう……。

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2001.12.8 土曜
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とうとう JavaScript ……感無量

ようやくうちのサイトに JavaScript を装備したよ。さんで〜立体写真館 創立から2年と2カ月。長かったなぁ〜。でも onMouseOver とか form と連動とか、そういうのはまだまだ。とりあえず昨日実装したのはトップページ下の方にある破線状の仕切り線。別にこれぐらい HTML だけでも作れるんだけど、JavaScript だとソースがすっきりなんだな。

今日は今日で、トップページの背景色を読み込みごとに変える仕掛けを作って入れてみた。みんなも再読込かけまくってその違いを見てくれ。すごく微妙だから、色の違いが分からなかったら何回でも再読込してくれ。そうするとおいらも嬉しいんだ。なんで嬉しいかって、うちのカウンタ、再読込するごとに回るから(笑)

破線状のやつは、後でもっと凝ったやつに作り直す予定。プロトタイプはできてるけど、まだ納得行かん。もそっと煮詰めんと出せんわい。背景色変更は、今の状態だとあまりにも違いが微妙すぎるから、もう少し変化の幅を持たせようっと。

サイトの素材は自分で作らないとど〜も気が済まん。JavaScript も、プログラミングはソラで打てないと落ち着かないし。そのためには使う単語やアルゴリズムを全部理解してなきゃならんし。でも、やりたいことにどの単語を使うのかもよく分からないし。そのためには関係なさそうなところもおベンキョしなきゃならんし。単語の使い方、というか JavaScript の文法もよく分かってないからなかなか思った通りに作動してくれないし……とやってるうちに、こんなに立ち後れてしまっただよ。

画像の取り扱い関係がまだよく理解できてないなぁ……。考えてるアレをやるには是非必要なんだけど。できるはずなんだけどな JavaScript で。でもどーゆーふーにやっていいか、まだ思い付かん。もっと理解せねば。

うむぅ〜。へ(@o@)ノ ワカランチ

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2001.12.9 日曜
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ワンコール電話、なんとかしてくれよ

携帯にさ、かかってくるんだよね。今話題のワンコール詐欺。実際にその電話番号にかけたことはないからほんとに詐欺なのかは分からないけど、うざったいから何とかして欲しいよ。大体にしてかける番号が分かってるんだから、警察も何かすることあるでしょう、と思うけど。

その番号にかけただけでべらぼうな請求書が届くってのはもしかしたらただのデマなのかもしれないけど、とにかくうっとおしいからなぁ。

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2001.12.10 月曜
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現在の結果のご報告:『青空劇場』

何度かこの Web 日記でもご紹介した『青空劇場』、おいらの投稿作も11月19日に配信されたんだけど、現在のところの集計結果は、得票数がなんと1位! 得票率でも2位。応援してくれたみんな、どうもありがとう! \(^o^)/ まさか、な感じなんだけど、どうやらそういうことらしいっす。

得票数と得票率とが違うのは、こういうからくり。

得票「数」は、メルマガで作品が配信されてからの、単純に得票した数。得票「率」は、その作品配信時の読者数を分母にして、得票「数」を割ったもの。「青空劇場」は毎週何人かずつ読者が増えてるから、母数が変わっていくんですな。おいらの作品が配信された時点で読者数は74人。得票数は19票。で、だいたい 25% の読者の支持が得られた、というわけ。この企画での「合格条件」は過半数なんで、さらのその半数しか集まっていないのは、まあこれがおいらの実力ってこと。現在トップ集団にいるとはいえ、万歳三唱って程でもないですな。

んむ〜、読者の得票数や得票率でランキングを決める、ということで、一般ウケのいい作品が成功のカギを握ると思う。つまりそれは「娯楽性の強さ」なんだと思う。娯楽ってのは、お客さんを身構えさせず、リラックスしてもらうことがとりあえずの条件。そしてそのお客さん達を一人残らず楽しませるのが、娯楽の究極の存在価値。じゃ〜ないのかな。

そうなると、作って出す方はそう簡単じゃないんですわ。うん、いや、うん。もろに言い訳だけどさ。「分かる人に分かってもらえりゃおれはいいんだ」なんつうお客をこっちから選ぶような考え方は、アートではマニア相手な面があるからそれで成り立つかもしなんいけど、エンタテイメントでそれをやったら、同業者からも客からも馬鹿にされるだけだからね。娯楽はひたすらウケることだけが目的。だからそんな逃げ道は用意しない。だからせっかく努力して作っても、それがウケなけりゃ作り手はめちゃくちゃ傷つく。でもウケれば最高の気分を味わえる。

実は今回の投稿、モノの出来具合からして過半数は無理としても、得票率3分の1を狙ってたんだな。そこに及ばずちょっとがっかり。「最高の気分」には少し遠い。自分の実力を思い知らされたよ。はぅ。娯楽の道は険しいのう……。

別に、「その道を極めたい」なんて決意もないけどさ(←逃げ道)

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2001.12.11 火曜
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歩けトナカイ、走るなよ

クリスマスソングが街に溢れてるね。八戸市内の DIY 店に買い物に行ったら、その店内でもクリスマスソングがかかってた。

「で、なんでベンチャーズ?」

そこでベンチャーズの "Walk, Don't Run" が始まったのよ。なんでぇ!? と思ったらリードギターがクリスマスソング。タイトルは知らないけど、この時期よく聞くやつ。もちろんギターの風味は "Walk, Don't Run" のままで。どこの誰だよこんなすごいこと思いついたのは(笑)。あまりにカンペキなそのアレンジ、笑いをこらえるのに必死だっただよ〜。

こーゆーのも才能だぁね〜。

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2001.12.12 水曜
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ガリバーの真実

よく、「巨人(野球のじゃなく、そのままの意味で)」の例えで「ガリバー」って言うよね。なんかあれ、変だな、と思って。

「ガリバー旅行記」をちゃんと読んだことはないけどさ、ガリバーが巨大ってんじゃないと思うぞ。 あれに出てくる小人たちが普通より小さいのであって、主人公のガリバーさんは、普通サイズの人間だと思うぞ。

どうでもいいことだけどさ。

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2001.12.13 木曜
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自動車 製造 及ビ 販売ニ 係ル 新形態 案

職場に日産のセールスさんが来た。もううちとは長いなじみの人。いろいろ話してるうちに、ほとんどノーリスクでまあまあ売れそうな車をひとつ、考えついちゃった。即座に彼にそのアイディアを話したけど、いい顔してなかったな(笑)。でも、かなりいい線いってるアイディアだと思うから忘れる前に書いとこ〜。

ズバリ、「車のキット」。部品を買って、自宅のガレージで自分で組み立てる車。ある程度組上がったユニットをバラで発注して、それを組み上げる。例えば車体強度を左右する溶接や、安全性に直接結びつくブレーキやエアバッグなんかは、ユーザはユニットとして完成された姿で手に入れる。で、キットに入ったユニットをガレージで組み上げるのだ。メーカーとしてするべきことは、

販売店の作業は、

ま、販売台数はそんなにさばけんわな。はじめは100台/月くらいかも。そこまで面倒見るマニア向けだから。整備も自分でしたい人のためってことで。でも、組み立て・整備説明書を充実させて、あとは専用サイトを立てて BBS でユーザ同士の技術交換をすると、けっこう盛り上がると思うよ。メーカーとしては、最後まで組み立てなくていいから工場の設備投資も大して要らないし、部品状態だから輸送効率もいい。部品なんて現時点でさえいつでもメーカー→販売店で流通してるからね。かえって部品の流通コストが下がるってもんだ。初期投資がほとんどないから、見込みがないと分かったらさっさと生産中止にできるし。

素人が組み立てるものだから、当然、いろいろトラブルが続出する。手が掛かるんだな。ホントの狙いはこれ。手が掛かる機械。ただ手が掛かるだけならダメな機械だけど、自分で組み上げたからこそそれもまたかわいくなる、と。で、頻発しがちなトラブルは BBS に行くとけっこうみんな経験してて、ナイスな解決法にありつけたりする。もちろん完成車として売ってもいいと思うよ。そこらの整備工場がキットを買って、それをその整備工場で組み立てて売ったり。それでも今みたいにディーラーから完成品を買ってカスタムするより安くできる。

愛すべき車がないねぇ最近は、ということからの発想。なんでかわいくないのか。それは今の車があんまり手が掛からなすぎて、味気ないからなんじゃないかと思って。ユーザにとって、立入禁止区域が多すぎるんだよな。 「ここから先は専門知識を持った関係者以外は入っちゃいけません」って。機械的にもブラックボックスが多いし。運転した感じもそうなんだよね。ドライバーの神経が操縦系統と交わるのを拒絶してるっていうか、融合させてくれないっていうか。

組み立てキット車なら、使う最新技術は必然的に控えめになるし、しかも自分で車体各部の構造を学びながら作るもんだから、こりゃ愛着の度合いが違うんじゃないの? 「ここから先は、お客様はご存知なくてもいいことです」って突っぱねられるよりも、走らせながら、「ああ、今あそこの部品はこんなふうに作動してるんだろな」って想像できるのじゃ、乗る楽しみも違ってくるんじゃーないの?

車に限らず、今は「安さ爆発」がウケる時代でしょ? でもさ、「同じ商品ならあっちよりうちのが安いよ」だけで押してきた業界、電器や食料品だけど、どうなってる? 首絞め合って共倒れ。だから、安くサービスを提供するなら、とりあえず自分とこで出血しないように、そして今までのサービスではできなかったおもしろさを提供できなきゃいかんと思うのよ。

今回の組み立てキット車の考えは、安いぶんだけ手間と苦労で支払う形だけど、それを喜びにつなげられる人には、今までにないエポックメイキングな商品&サービスになりうると思うんですがね。このアイディア、工場がいらないから、世界的な巨大自動車メーカーでなくても、ぽっと出のベンチャー企業が、全国津々浦々の個人経営の整備工場を販売網にすればできちゃいますよぉ〜。

今は車の製造ラインをつくるのにでっかい投資して、それを回収するために必死になって台数売りさばいてなんとかやってるじゃないの。でもこれ、好況にのみ効果的な形態だと思うぞ。そんなわけで、ちょっと目標を下回っただけで巨額の赤字が発生して、従業員や下請けが容赦なく切られたりするわけじゃん。ただでさえ不況のせいで新車開発はリスクがでかいのに、開発→販売の形態がさらにリスクを大きくすることになってるんだ。不況時には不況時の形態でやっていこうとか思わんのかね。

ごちゃごちゃして読みづらい文章だとは自分でも思うけどさ、えー、どこぞの自動車メーカーの重役さんたち、これ読んでますかぁ?(笑)

蛇足:バイクの方が自分で整備する人の率が高いから、商売が成り立ちやすいかも。

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2001.12.14 金曜
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ネタに逃げられた

昼間、日記ネタを3つぐらい考えついたのにみんな忘れてしまった。不覚。今日はもうダミ。眠いっす。おやすみなさいませ〜。

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追伸:腕時計、安物だけど7年近く使っててね、電池もバンドも何度も交換して使ってるんだけど、またバンドを買い換えにゃ。バンド自体が切れたわけじゃないけど、バンドの余った部分を止めておく輪っかが切れてなくなってしまってね。バンドのしっぽが遊んでるんですわ。

これが左手を動かすたびに至る所に引っかかって、イライラしちゃうんだよ。マウスを掴もうと左手を伸ばすと、マウスパッドのへりにいちいち引っかかって、あぁ〜〜〜〜〜〜ムカツク!!

明日はメモリを買いに街に行くから、ついでに時計のバンドも取り替えよっと。

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2001.12.15 土曜
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ど〜でもいい遺伝子三連星

農産物の「遺伝子組み換え」は略して「GMO」って言うけど、あの「GMO」って字を見るとどうしても真っ先に、

黒い三連星のガイア・マッシュ・オルテガ

を思い出しちゃうんだな。ほんとにど〜でもいい話なんだけどね。

注:「黒い三連星」とは、『機動戦士ガンダム』に出てくる、ジオン軍のチームの通り名。ガイア・マッシュ・オルテガの3人で構成される、重モビルスーツ・ドムの1隊。必殺技はジェットストリームアタック。

ドムはゆんず最愛のモビルスーツなのだ。地球連邦軍ならガンキャノンでしょやっぱし。重装甲系?

マジでど〜でもいい話だ(笑)

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2001.12.16 日曜
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HD ドミノ移植計画 1

りうたいぢくうけのきょうい

職場で使ってる Performa 6410 の HDの残量が 20% に近づいてきた。1.6GB だからね〜(嘆)。でもこの機種デビュー当時は(1996年)これでもまあまあだったはずなんだけど。1998 年に初めて 6410 を買ったとき(この 6410 は2台目。1台目は今年のはじめにおシャカになった)、ソフトハウスに勤めてるいとこが遊びに来たから見せびらかしてやったなぁ。

「どおだ 1.6GB だぞ!」

「……小さい」

「ギャフン(笑)」

3年前で既に 1.6GB なんてカスみたいな容量だったのさ。(ToT) でも今までよくこれでもちこたえたよ。うんうん。で、仕事で使ってていろんなデータが詰まってるもんだから、「うんうん」なんてひたってらんないのよね。で、増量を考えた。

今、自宅の PowerMac G4 には HD が2つ入ってる。 40GB と 10GB。40GB ひとつで十分足りてる、というか容量がおもきし遊んでる。10GB の方なんか全くデータを入れられずに空回りしてる。この 10GB を移植しようではないか。でも、あと iMac (Slot loading) 350MHz もあるんだな。初代Performa 6410 が逝ったあたりに、知り合いから中古で買わされたやつ。こいつの HD が 6GB。Performa は好きだけど、将来性から言ったら iMac の方に大きい HD を入れたい。そのことも鑑みて、『HD ドミノ移植計画』が持ち上がったのであーる! でんどんでんどん……。

つまり、G4 から 10GB を、iMac から 6GB を摘出。10GB を iMac に移植。続いて Performa 6410 から 1.6GB を摘出。6GB を移植。ところてんであぶれた 1.6GB は……そうだなぁ、PMG4 の側室にでも収まってもらうか(笑)。使い道ないけど。

そして数日前、10GB の摘出を試みた。これ、G4 を買ったときにはじめからついてきた、標準のディスクなんだわ。40GB は後付け。マスタ・スレイヴの設定をいじるのがめんどかったから、10GB はマスターのまま。40GB はスレイヴに設定してたんだな。今度は 40GB がマスター。いやちょっと待て。実はもう一つ、遊んでる 800MB の HD があったっけ。これはいつもお世話になってる地元の Mac 屋さんにあげる手はずになってたから、この機会に初期化しちまおう。こいつはマスタ設定だから、ん〜と段取りは……、

「10GB を摘出したらそのまま 800MB を装着、起動して 800MB を初期化。終了して 800MB を摘出。残した 40GB をマスタに設定。以上」

ま、しちめんどくさいけど、手順を変にはしょったりしなきゃ楽勝コースですな。実際サクサク終わっちゃったよ。ふーいどっこらせ。

で、気付いたこと。古い型の HD ってうるさかったんだね。回転音。SETI@home の成績を稼ぐため、電源入れっぱなしで寝ることがあるんだけど、けっこう Mac から「フィィィィィン」って音が耳障りだったんだ。てっきり2つついてる冷却ファンの音だと思ってたんだよ。ま、慣れたけどさ。それが 10GB を取っ払ったとたん、めちゃくちゃ静かになっちゃった。今までに比べるとほとんど無音。いやーびっくり。ときどき HD 内のアームが動く「カラカラ」って音がかすかにするぐらい。かえってその「カラカラ」が気になっちゃってさ。今までは 10GB の回転音にかき消されてた音なのに。

この静かな 40GB は流体軸受なんだよな確か。今の HD では常識なんだろうけど、いいねー(笑)。つうことはあれか。このドミノ移植が完了した暁には、役にも立たない 1.6GB が G4 に入って騒音復活、ということか。でもなぁ、あ、そうか。1.6GB を入れとくと、それをまるまる仮想ディスクに割り当てられるんだけどなぁ。でも 40GB も空き室ありだから、どうにでもできるなぁ。まぁいいや。これは最後の段取りだから、めんどくさけりゃやらなくてもいいか。めんどくさいな。よし、やらない。決定。

さてそしたら今度は iMac からHD を摘出&移植か。こいつは一筋縄ではいかない気配。「震えるぞハートォォォ! 燃え尽きるほどヒートォォォォ!!(ジョジョ)」なあたりまでテンション上がったらにしよっと。いや、だから 6410 の HD がパンク寸前なんだってば!

銘板
2001.12.17 月曜
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ほんとに本当にほんっと〜にどうでもいい記憶を

大人の特権ってヤツで斬ってみる

「あれは一体何だったのか」そう訊かれたらおいらはこう答えるね。

「あれは合衆国だ」と。

彼ら一行は訪れる先々の国や国民の個性を「こんなんじゃだめだ」とあからさまに否定し、自分たちの価値観に合うよう次々とその国々や国民たちの意識を改造していく。改造の成果を象徴して、それまでの各国の強烈で個性的な国歌がすべて、1色のイデオロギーに染まった、全然面白くもなんともない当たり障りのない国歌に変わっていく。歌詞の内容は悪くはないんだけどね。「思いやり」とか「愛」とか。主人公が自分の親を捜す旅の形を取ってるけど、あのまま行くとこの世は彼女とそのお友達の好みで統一されてしまうぞ(笑)。この状態は、世界の危機だと思う(爆)

『プ●ンプリン物語』のことだよお立ち会い。彼らが一番最初に訪問したオサラムームー国は、自然と人間が一体となった最高のパラダイスだったのに、やつらが自分たちの価値観を押しつけた挙げ句、その島国でしか起きない、奇跡のような自然現象が起こらなくなってしまった。つまりその土地の自然は、侵入した異文化により破壊され、それまで快適な生活をしていた土地の民たちは、いつの間にか居座った外来文化を受け入れざるを得なくなってしまったのだ。オサラムームーの人たちが寛容で良かったなぁ。そうでない人たちだったら戦争になってたぞ。

今思い起こすに、注目に値するのはケントッキー国。ジョン・ターカー大統領だったかな? カウボーイみたいな格好してる人。国民の印象はないなぁ。あの人が強烈すぎたもんだから。ここの国歌がまた素朴な拡大主義の歌でね。その単純さにリアリズム主義的な感動を味わえる(笑)んだけど、別に呼んでもいないプ●ンプリンたちが勝手に来て、ここでもやらかしちゃうんですよ。国家改造。

「注目に値する」と言ったのは、ケントッキーはもろにアメリカをモチーフにしてたということ。当時の米大統領はジョン・カーターからロナルド・レーガンあたり。名前はカーターからだけど、素朴な拡大主義はレーガン風か。そしてそこに来訪者として、別のアメリカがやってくる。プ●ンプリンご一行様。さてどうなるのか。 内政的アメリカと外交的アメリカとの一騎打ちなのである!

見かけは全く正反対に見えるけど根っこの方では同族であるこの両者、ドラマとしてどうぶつかりあうのか!!! うぬー、『荒野の七人』そっくりな設定よの〜(笑)。しかし覚えてない。肝心のストーリー部分はなんも覚えてない。「覚えていない」と書いて、「不覚」。うむ。不覚。結局、予定調和的に外交的アメリカが勝利して、ノリノリでファンキーな歌詞の国歌は否定され、めちゃめちゃつまらない国歌が作られるんだけどね。その過程を覚えていたかった……。

「そんな考え方全然理解できないよ。アッメーリカでは考えられない。あなたたち絶対おかしいよ」と自分たちでは全く意識せずに、世界をせっせと自分色に染め上げていく合衆国から来た素人旅行者みたいな態度の彼らはもちろん、「あちゃーまたやっちまった」なんて反省する素振りさえ見せず、新生ケントッキー国の向こうに位置する次なる思想的征服対象・アクタ共和国に着々と進軍するのだった。

ここの国歌が一番強烈だった。もう信じられないぐらいすごい。ヘヴィなマーチなのよこれが。ズッチャズッチャズッチャズッチャ……。カーキ色や迷彩色が似合いそうな。おいらの通った小学校でも大人気だったぞ。「アクタ共和国国歌を愛せないやつはモグリ」って雰囲気が支配的だったね。

暴政と反体制分子との衝突で揺れるこの国に潜入したプ●ンプリン隊は、不安定な内政によるどさくさに紛れ、まんまと独裁者を権力の座から引きずり下ろし、引き起こった政治的真空状態にまたしても自分たちの好みの思想を植え付けるのだった。「巧妙かつ大胆」。そんな言葉がよく似合う、見事な手際だったと記憶している。まー、彼女らがいじった国々で唯一(たぶん。物語の終盤はつまんなくなって見なくなったんで)、国家体制に大幅な改善が見られたことは評価しよう。

そしてやっぱり新体制下での新しい国歌は、平板で面白みの全くないものに換えさせられてしまって、大変残念に思ったよ。あそこまで行くと「文化的同化政策ではないのか」と大人になったおいらは思ったりして。せめて変更は歌詞だけにして、曲とアレンジは残して欲しかった。だけど、がちゃめちゃになりますね歌の雰囲気。

ちうことで子供向け番組を大人がアラ探しするのも悪趣味だけどさ。でも国際政治を扱った番組だっただけに、この番組でその感覚をすりこまれた我々も、「あれは何だったのか」をいったん整理してみるといいのではないかと思ったわけだ。と言うと、筋の通った言い訳になるかな?(笑)

銘板左端銘板銘板右端

追伸:ヘドロ様とその手下のシドロ&モドロって、ドロンジョ様の一味がモチーフか?

銘板
2001.12.18 火曜
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誤訳が正解

間違いがそのまま間違われ続けて、結局正統になることはたまにあるらしいけど、隣に本物があった場合、いつまでも正統のふりをしていられないんじゃないのかな。

昨日「合衆国」という単語を書いて、疑問と記憶をひと組思い出した。小学生の頃の漢字テスト。アメリカ『がっしゅうこく』。おいらは迷わずアメリカ「合州国」と書いた。だってニューヨーク州とかカリフォルニア州とか、州が合わさってできてるんでしょ? あの国は。

もちろん間違い。「合衆国」が正解。間違えた子らは他にも多くて、答え合わせのとき正解を知らされたとき、ゆんずを含む「合州」派はみんな、

「えぇ〜〜っ! なんでぇ〜〜〜!?」

先生は「なんでぇ〜〜〜!?」の質問にまともに答えなかった。「ちょっと変な気がするけど、そう決まってるんだ。だから『合州』は×」。そしてもう少し経って中学生になり、英語の授業を受け始めたとき悟ったね。「『合衆』と字を決めた人が×だったんだ」ってね。だってさ、原語(英語)での国名は "The United States of America" だからさ〜。"United" は「合わさった」「ひとまとまりにつながった」とか、そんな意味。"States" は「州(複数)」。

「合州」じゃん!

それでもまだ「『合衆』が正しい」と言い張ってるそこの人、「合衆」に自信があるなら、アメリカに行って街の人たちに教えてあげなよ。

「あんたら間違ってるよ。この国の本当の名前は "The United People of America"(日本語「アメリカ合衆国」の英直訳)だよ。これぐらい昔から常識だぞ」ってさ。どういう反応が来るかなぁ。「ほんとだ。 "The United States" は間違いだ」と納得するアメリカ人、どれぐらいいるかね。もしおいらが一般的なアメリカ人だったなら、その人の話を最後まで聞いて、主旨を理解した上でこう言うね。

「あんたバカか?」

国名は原則的に直訳するもんじゃないのかねぇ。意味的には 「合衆国」という単語、間違いじゃないと思う。いろんな国から人が集まってできてる国だからね。はじめにこの単語を作った人を責めるつもりじゃない。わざと意訳したのかもしれないし。別に、おいらが子供だった頃にさかのぼって「漢字テストの点数を返せ」なんてわけ分かんないことを要求するつもりでもないよ(笑)

この間違いが広まったのは、原語の国名が普及しないまま「アメリカ合衆国」という書き方が、何かの手違いで日本中に広まってしまったからだと思う。で、責任者がこの間違いに気付いたときどうしたかが問題。きっとこう思ったんじゃないかな。

「今さらもう遅い。な〜に、間違いでも定着してしまえばそれが正しくなるんだ。このまま行こう」

日本語の問題ならそれでいいんだけどね。なんでも、「新しい」はもともとは「○あらたしい」「×あたらしい」だったのが、江戸でこの間違いが普及してしまって、結局正誤がすり替わったそうだから。日本語の、日本国内だけの話なら、それならそれで別に問題はない。でも海を挟んだ隣国の名前を、いつまでも公然と間違え続けるわけにはいかないと思うよ。まぁあそこも日本のことをいつまでも「ジャパン」って呼び続けてるから、お互い様って思うかもしれないけどさ。

でも、そうか? 英単語 "Japan" の由来は、中国を訪れた西洋人(たぶんマルコ・ポーロと思われる。ゆんず未検証)が日本という国のことを中国人から聞いたときのこと。その中国人はもちろん漢字で「日本」と覚えてて、中国読みでその言葉を西洋人に教えたことからなんだそうだ。「☆・パング」と。「☆」はここでおいらが仮に置いた発音記号(音節文字)。 "ri" と "ji" の間の発音。それがその西洋人には「ジパング」と聞こえたらしい。その名が黄金伝説とセットでヨーロッパに広く紹介され、訛り訛って英語では「ジャパン」になったそうな。

「ジャパン」の呼び名はそれなりの理由と歴史ストーリーを感じるから、まぁおいら的には許せる。もともとが「日本」という字から来てるんだし。中国人が自分で発明した字を自国風に発音するのは当然。それにとにかく遠くの国に日本を紹介してくれたんだから、不満を持つのはお門違い。

翻って日本語の「合衆国」。明らかに間違い。間違いを間違いと知りつつ力ずくで押し通してる。テロの影響もあって、アメリカ人はこれから、異文化を今までより謙虚にかつ積極的に学んでいくと思うんだ。日本語や日本そのものを学ぶアメリカ人、もっと増えていくと思う。今はローマ字表記の教科書でしゃべりと聞き取りのみ学んでる人が多いみたいだけど、その中から「世界で最も難解といわれる日本語の読み書きも学ぼう」という根性のある人たちも続々出てきてる。そんな、日本人にとって感激に値する人たちが「アメリカ合衆国」なんて子供でも分かる綴り間違いに触れたらどう思う?

「そう決まってるんだ。だから『合州』は×」

なんて言えないよそんなこと。恥ずかしすぎ。なんとか次の国語審議委員会で緊急の議題にあげてほしいもんだ。え〜、どなたか国語審議委員か文部科学省の国語担当の人、これ読んでますかぁ?(笑)

銘板
2001.12.19 水曜
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甘酒ノ再定義ニカカル議題

甘酒には、アルコール入りとノンアルコール入りの2種類がある。ま、アルコール入りとは言っても酒粕を混ぜたものだから、アルコール度数で見れば酒税法に引っかからない程度なんだろうけど。酒粕自体が酒税法対象外だから、その時点で既に法律的には「酒ではない」んだね。

おいらはノンアルコールの甘酒の方が好きだなぁ。材料が米糀(こうじ)100%のやつ。純粋に、うまいと思う。こっちの方の作り方は、

・朝9時頃:
漬物用の米麹をばらばらにほぐして電気釜に入れ、ぬるま湯を糀と同じ高さぐらいまで入れて、保温モードにしておく(間違っても炊飯スイッチを入れちゃダメ)。
・お昼頃:
電気釜のふたを開けてかき回す。
・夕方5時頃:
電気釜のコンセントを抜き、内釜を外に出す。ほこりよけに新聞紙などを上にかぶせ、ゆっくり冷やす。

とまぁこれでノンアルコール甘酒の原液ができる。カルピスみたいに濃いから、お湯で割って飲むとうまい。すり下ろしたショウガを少し入れたり、塩をひとつまみ入れたりすると、甘さが引き立つ。さらに重曹をちょこっと入れるとエグみが消える(目分量ですんません)。

あまり意味のない解説だったが、ここで本題に入る。「甘酒」と銘打つものがふたつあって、これらはけっこう違うものである。とおいらは感じる。「同じじゃん」と言う人もいるだろう。それは否定しない。考え方や感じ方はいろいろあるものだ。とりあえずおいらは違う感じがする。そしてその感覚に基づいて話を進める。

違うものに同じ名前は混乱のもと。どっちが優先して「甘酒」を名乗るべきか。ま、当然というか、アルコール入りでしょうな。「酒」の字が入ってるんだもん。ならばノンアルコールの方は、どう呼べばいいのか。ひとつ命名してみた。

でもこれがねぇなんか、商品の性質をきれいに表したけっこういい名前だと自分では思うんだけどさ、将来的かつ社会的に混乱を来しそうな名前なんだわ。

やっぱダメかなぁ、「米露(べいろ)」 なんて名前(笑)。

銘板左端銘板銘板右端

もしこの名称が普及した場合の、20年後の風景

娘:寒いとやっぱり米露だよね〜 はいお茶 ( ^-^)_旦
父:えっ? あ、ありがと。そうそう。お前よく知ってるな。昔、米露は「冷戦」と言って、そいつは寒いというか冷たいものだったんだ
娘:へぇー、昔は冷たい飲み物だったんだ米露
父:飲み物とかじゃなく、米露がいがみ合ってたんだ
娘:米露がエグ味あったら重曹入れるといいよ
父:重曹入れるとかそんなんじゃなくて、かなりまずくてな
娘:ひっど〜い普通そんな言い方する? 塩でもショウガでも勝手に入れたら?
父:だから米露の話題に塩だのショウガだのがなんで出て来るんだ! ふざけるのもいい加減にしろ!
娘:ふざけてんのはどっちよ! 帰りの電車で週刊誌のエロ記事ばっか読んでるくせに!
父:なんだと証拠もないくせに! そんなことよりおまえ最近急にケバくなって、男か? どこまでいったんだ、え?
娘:何それサイテー、関係ないでしょ! たかが米露でなんなのよ!
父:何が「たかが」だ!米露っつったらおれが子供の頃は地球が滅ぶ直前まで行ったんだぞ!
娘:何よ父親だからってだけで威張り散らして!米露ぐらいで地球が滅ぶわけないでしょこの張り子の虎!
父:張り子の虎だと? ガキのくせに生意気なんだよ!「米露ぐらいで」って、米露のなんたるかも知らないくせによ!
娘:知ってるよ! それだよバカ親父!(父の震える拳が握る湯飲みを指差す)
父:なっ、親に向かってバカとはなんだ! これか? こりゃ米露だろが。おれが言ってるのは……あれ?
娘:もしかして、「米」のこと?(娘、腕を組み仁王立ち)
父:……ずっと、「米露」の話だった?
(娘、大きく何度も頷く。コクコク)
父:ホントに?
(娘の隣で母もコクコク)
父:絶対?
(母の隣で姑もコクコク)
父:マジで?
(置物の張り子の虎もコクコク)
父:そうですかそうですか。では、いただかせて頂きます
 
家族と張り子の虎が見守る中、家長はその手に持つ摂氏89度の米露を男らしく一気飲みし(きけんです。ぜったいにまねしてはいけません)、ようやくその場を収めた。
めでたしめでたし。

父:ちきしょー! 一体どこのどいつだ甘酒なんかにこんな紛らわしい名前付けやがったのはよぉ…(泣)

銘板
2001.12.20 木曜
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話題の魔法映画の魔法を暴く!

世界中で、映画『ハ●ー・ポッター』が空前の大ヒットだそうで。そしておいらは、この映画の魔法をひとつ解明できて得意な気分だ。嬉しいからここで公開することにしよう。ちなみにおいらはまだこの映画を見ていない。原作も読んでいない。内容はもちろん知らない。それでは何の魔法なのかというと、

なんで公開前からあんなに評判だったのか

ということ。前評判がすごく高かった。原作はよく売れていたにしても、映画の本編を誰も見てもいないのにすごい評判だった。この矛盾した現象、魔法そのものだ。宣伝がうまかったから、というのが正解だよね。つまんない?(笑) そんなことはないよ。これから「どううまかったのか」を説明するから。とりあえずもう少し読んでみて。あれはしかし、マスメディアをほんとにうまく利用した宣伝だよ。だって配給元がタイム・ワーナーだもん。当然その方面の宣伝作戦は重視するでしょう。で、マスメディアによる大衆心理の掌握に長けた彼ら、どうしたか。

噂のねつ造

これですこれ。「うちらの映画、面白いよ」って言うより、「どうしてこの映画はこんなに観客を熱狂させるのか」と伝えた方が、一見、客観的な意見みたいで、一般人の興味を引くのだ。「え、なになにどれどれ?」って感じで。さらのその手法を確実なものにするため、どうしたか。

各雑誌に広告記事を載せた。いかにも「今、ものすごく話題になってるから記事にした」って感じの文面で、その内容も記事なんだけど実は広告。たぶんワーナーから編集部に広告代金がいってる。これで宣伝内容に客観性の錯覚をさらに持たせられる。

この手の広告記事は大抵見開き2ページ。縦書きの場合、紙面左下に、広告であることをにおわせる記述が小さく出てるよ。おいらが見たやつは、その記事の著作権がタイム・ワーナーにあることが、ほんとに小さく表示されてた。映画会社の自作自演(笑)。これが広告じゃなかったとしたら、他に何があるんだ。でも手が込んでたなぁ。だってその週刊誌の目次にも、ちゃんと普通の記事と区別が付かないように載ってたんだよこれが。これじゃただの記事だと思うもんなぁ。

内容も、あからさまな広告記事じゃなく、かなり「迫真の演技」だった。宣伝色がなかったもん。ほんとに一般記事にうり二つ。カネ出す方としてはかなりつらかったろうなぁ。あからさまな宣伝をしたかったろうに。でもその作戦、成功していたと思うぞ。途中で宣伝って気付くまで、読み込んじゃったもん。面白かったから、宣伝と気がついても最後まで読み切ったし。

とまぁこの映画の興行的魔法を少し暴いてはみたけど、ここまで見事にやられるとかえって感動的だなぁ…。このプロデューサーが誰かは知らないけど、カネと才覚がうまく機能した例なんじゃないのかな。これからはきっとこういう偽装広告が増えるよ。だって雑誌って最近は売り上げが落ちて大変なんでしょ? 正規の広告スペースの他に記事スペースも埋めて広告料をもらえるんだもん、そりゃ出版社は飛びつくって。出版社の方から『ハ●ー・ポッター』を成功例に挙げながら広告主を捜し回るようになると思うよ。

ということで、「なんか怪しいかなこの記事」って思ったら、とりあえずページ末近くを見てみるといいよ。偽装広告なら、発信者の著作権が書かれていたりするし、雑誌によってはもろに「この記事は広告です」とかが、小さく小さく目立たないように書いてるから。

余談:おいらの愛するブラウザ&メーラの Netscape 6.x はワーナー傘下だから、けっこうこの映画の宣伝がガンガン入ってきたりしてた(笑)。最近はまた違う新作映画の宣伝に移ったみたい。

(2019.7.18 補足: 後に「ステマ」と呼ばれることになる商法のことでした)

銘板
2001.12.21 金曜
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ソヲヰヘヴァ……

今世紀に入って、まだいっぺんも自転車に乗ってないなぁ……。

「我が愛車・フェラーリ」に。

銘板
2001.12.22 土曜
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また気抜け

昨日、今日の日記は大作が続いたせいか、ど〜も書く気が抜けてしまって。気力とネタがまたたまるまで、このペースかもしんない。

昨日、ヘリコプターの最新技術で見事なやつがあるのを知って感動したっけ。明日はそれにしようかな(←今日書かないところが気抜け)。

銘板

2001.12.23

ヘリコプターの新アイデアに感動しちっち

どうしても必要なものでも、やっぱり「できればない方がいい」ってのがある。ブルーバックスの『図解 ヘリコプター』を読んだんだけど、最近ものすごいアイデアが実用化されたみたいで、感動してしまったよ。"NOTAR (No Tail Rotar)" という技術。その名の通り、ヘリコプターに付き物のテイルローター(しっぽの後ろに付いている、縦に回る小さいプロペラのこと)がない。

このテイルローター、何のためにヘリのおけつでぶん回っているのかというと、こいつがないと、ヘリの胴体自体が、メインローター(ヘリコプターのシンボルとも言える巨大なプロペラ)が回ると同時に、その反対方向にぐりぐり回りだしちゃうんですわ。テイルローターは、胴体の回転止めなんですね。でも、たったそれだけのためにわざわざ、ねぇ…って思ってたんだ。でもこれがなきゃまともに飛べないし。

やっぱりプロの技術者達もこのテイルローターというものが邪魔っけだったらしく、今までもいろいろテイルローターなしのヘリコプターが実用化されてきた。でもどれも自衛隊の輸送ヘリみたいに、メインローターをふたつ付けて、反対方向に回して機体を回転させる力を相殺する方法だったのだ。変わり種だと旧ソ連製のカモフ Ka26 というのが同軸反転式というのを採用してる。ひとつの軸にメインローターが2つついてて、反対方向に回る、と。

いずれにしてもメインローターをふたつ回すわけだから、けっこう大がかりというか、シンプルじゃないのよね。で、最もシンプルなのがメインローターひと組+テイルローターという、普通のヘリの形。うーん、納得行かん。何が気にくわないんだろ、と前々から考えてたんだ。

  1. 横向きに力を発生させて回転を止めるというムリヤリさ
  2. 直接飛ぶためでもないのにそれなりのエネルギーを食っていること
  3. 機体のあんな低いところでぶん回ってちゃ、地上にいるとき、人を巻き込みそう
  4. やっぱり見た目がなんとなくトンチンカン(変な向きにとりつけてあるように見えるから)

で、前置き長かったけど、"NOTAR (No Tail Rotar)" 参上。見た目、テイルローターがない。これはすごい。上記「『おいらは認めんぞ』4項目」のうち、とりあえず項目3と項目4はクリアしてしまってる。結果から言うと、項目1はクリアできず。本質的に、旧来と同じことをしている。項目2は幾分かクリアしてる。

ひと組のメインローターなんていう巨大な空力物体が機体の上で高速回転してたら、反トルク(機体を反対方向に回転させる力)は、無視できないぐらいどうしても出るわな。シングルローターで項目1をクリアするのは、よっぽどの天才的アイデアが出ないと無理だね。

項目2についての解説の前に、NOTAR がどういうもんかの説明なんぞ。この機構を使ってる機体は、外見は普通のヘリコプターと同じ。普通にしっぽが付いてる。でもテイルローターが付いてない。大きめな垂直・水平安定板(一般に「尾翼」といわれるもの)が目立つから、テイルローターがないことになかなか気付かないかも。それでもよ〜く見るとこの NOTAR ヘリコプターのしっぽ、旧来のヘリに比べるとなんぼか太い。

これね、しっぽの先から横向きに風を出すようになってるの。吹き出し口が付いてて。それで、そこにテイルローターが付いてるのと同じ働きをするのだ。ええと、例えばメインローターが上から見て反時計回りだとすると、機体は時計回りに回ろうとする。つまりしっぽを左に振ろうとする。この NOTAR の機体、しっぽの先の方に、左向きに吹き出し口が付いてる。ここから風を噴射して、しっぽの左振れを抑える。つまり機体全体の回転が止まる、という仕組み。

噴射する風はどこから来るのか。これは、ちょっと太めのしっぽの中を通って来る。しっぽの付け根あたりの胴体内にファンが内蔵されてる。メインエンジンと同軸らしい。これの面白いのは、項目2と同じことも考えてあるということ。テイルローターなんかに消費するエネルギーは少ない方がいい。そのための工夫がちゃんとしてある。

  1. ファンへの空気取り入れは、メインローターの吹き下ろしを利用している
  2. ホバリング時はしっぽからの噴射のみではなく、しっぽの途中からもうまい具合に噴射して、吹き下ろしの風を曲げることで、しっぽ全体に振れ止めの力を発生させている
  3. 高速飛行時は 2. の効果が期待できないので、姿勢安定は垂直・水平安定板を利用する

と、こういうからくりで、機体の振れ止めに食われるエンジンパワーを極力減らしているのだ。あまりにも見事な技術的アイデアを知って、久しぶりに興奮してしまったですじゃ。しかしこのNOTAR 技術、いつから使われてるんだろう。意外と古いのかな? 単に今までおいらが気付かなかっただけのような気もするし。

銘板
2001.12.24 月曜
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Seasoning Greeting

クリスマスケーキいかが?

                    。
        ⊂曲  〜〜−\   人
        (\__。   \_qp)  入
        くヽ▽/)__β   νノ)( )
      /    >  ̄ ̄匕壬壬壬壬壬壬壬壬 \
     /\_                _/\
    |\_  ̄ ̄──────────── ̄ ̄ _/|
    |   ̄ ̄────────────── ̄ ̄  |
    |   〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜    |
   /|   〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜    |\
  ( |   Merry Christmas    | )
   \ \__                __/ /
    \__  ̄ ̄ ̄────────── ̄ ̄ ̄ __/
        ̄ ̄ ̄──────────── ̄ ̄ ̄

今年は、日本経済は最低、世界情勢も大事件続出だったけど、おいら個人の 2001 年は、なかなかよい年だったな〜 (^▽^) 皆さんはどうでした? 「よかった」という人にも、「つらかった」という人にも、 より楽しい 2002 年が来ますよ〜に (^-^ )

追伸:この Web 日記、6月24日スタートだったんで、ちょうど半年経ちました。皆さんからのご声援がなければ、ここまで続けることはできませんでした。本当にありがとう。心より感謝いたします。

( ̄入 ̄) 謝謝

銘板
2001.12.25 火曜
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おだてられ人生万歳!

あ〜もう夜中の1時半だよ。何やってんだか。とある BBS で「魔法使いみたい」と存分におだてられたゆんず、すっかりその気になって、リクエストに応えて天使(の顔文字)なんぞ召喚したりして、気付いたらこの時間(笑)ま、クリスマスだし。あ、もう26日か。いいの。世界ではまだほとんどが25日なんだから(と、また自分を騙す)。

明日はもっと大物の天使を呼び出してやる〜。

銘板
2001.12.26 水曜
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文字化け誰かなんとかして〜

スケロク(Netscape 6.x)の日本語のガサツさ、一向に改良されん。ついこの間、立て続けに 6.1 → 6.2 → 6.2.1 とバージョンアップしたのに、日本語入力環境は全く直ってないよぉ〜。6.0.0 から、全く改良の跡が見られない。しかもさ、どうも文字化けの問題に関しては Mac OS 版だけみたいだし。

この文字化け、まだ 2, 3 文字しか発見してないけど、きついんだわ。だってさ、メール機能や一部の BBS でね、「〜」(全角チルダ)と「−」(全角マイナス)が、「?」(半角クエスチョン)に化けちゃうんだよ。早くなんとかしてくれよぉ。メールでこれを入れちゃうと、送る直前に「規定の文字コードに含まれていない文字が存在します。文字化けするかもしれませんが、そのまま送りますか?」って出るんだよな。調べて訊いてくれるのはありがたいんだけど、それがどこにあるのか教えてくれないから、長文メールになったりすると探すのに一苦労じゃ済まないんだよ。

OE と違って、文面上の文字検索が効くことが分かったから探せなくはないけど、さっき友達にメール送るときに問題のダイアログが出てね、そのときはまだ「〜」(全角チルダ)しか化け文字を知らなかったんだ。でもさ、文面を検索しても、やっぱりないのよ。「〜」(全角チルダ)が。「もういいや」ってそのまま送っちゃって、送信済みの原稿で「?」(半角クエスチョン)を検索して、ようやく「−」(全角マイナス)も下手人だったってことが判明したというわけ。

ver. 6.2 のリリースノートを見ると、この理由がなんかまことしやかに書かれてるんだけど、これ、ぜったい言い訳だよ。だってさだってさ、メールの署名に「さんで〜立体写真館」って書いててね、これの「〜」(全角チルダ)はちゃんと化けずに送られるんだよ。化け文字チェックにも引っかからないし。なんか変だよなぁ。どうなってんだよも〜。でも Mac OS X だとどうなのかな。

OS X 版のスケロクだとこの問題がないような気もするし。OS X 持ってないから分からんけど。旧 OS (〜OS 9.x) はこれから利用者が減っていく一方のはずだから、開発者もあんまり一生懸命にならないってだけかな? でも出すからにはきちんとしろよなぁスケロクよぉ。

銘板
2001.12.27 木曜
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アカデミック BBS 乱入歴

これでいいのかなぁ……と、ときどき思う。おいらのネットライフ、5つか6つか、それ以上かもしんない掲示板に、お邪魔しまくり書き込みまくり。それでいて自分では掲示板やってなかったりして。楽させてもらっちゃって。でも BBS を自分で管理するのはしんどいなぁ。管理責任が出るし……。ということで、やっぱりこれからもうちは BBS なしっす。

いつもお邪魔させていただいてる BBS の方々を尊敬しています。おいらのくだらないトークのお相手して下さって、本当にありがとうございます。m(_ _)m

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そゆえば1回だけ行った掲示板があったなぁ。言語学系のちょっとアカデミックな掲示板でね、初めての掲示板体験でね、1999年のはじめ頃に書き込んだと思ったけど。でも当時は掲示板とかよく分からなくて、その1回だけ訪れて聞きかじりの知識を書き込んで、それから全く行かなくなっちゃって。折あらば必ずまた勉強しようと思ってる分野だけど(←調子いいやつ)。

そして時はちょっと流れ、去年か今年のはじめあたりに、「『ゆんず』って HN の人、実は他にもけっこういたりして」と軽くネット検索したら、カンッペキに忘却曲線の彼方に追いやられてた件の BBS が引っかかってね。

「なんだべ、おれじゃないゆんずさんかなぁ」

なんてつないで見てみてやっと気づいた次第。

「ぁあー、そんなのもあったっけ!(爆)」

ってなノリ。しかしあらためてつないでみると、なんかおいらが出した話題、その直後からかなり白熱しちゃっててさ〜。

「ゆんずさんのご報告の……は……という意味だと思いますが、これは私の調査では……になり……」とかなんとか。その後もずらーっと Res がついてた。やっばぁ… (-_-;) でも、おいらが再度つないだ時点でその話題はもう終わってたから、今さらのこのこ出てくるのもなんだし…。忘れてくれてればそれに越したことはないけど、

もしかしてあの BBS では、おいらは「謎の人物」扱いになってしまってるんだろうか。もしそうだとしたら、そしてもし関係者の方が僕を捜し当ててここをお読みになっているのなら、僕のことはお忘れ下さい。(-人-) ただの知ったかぶりの素人です。

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あ、そだそだ。昨日、トップページと日記ページの、背景色変更の JavaScript を少しいじったんだけどね、新しく覚えた単語「document.bgColor」を使って。そんで、 Netscape 6.2.1 でちゃんと動作したからそのままアップロードかけたのよ。そしたら Internet Explorer 5 で動かないことが分かってしまって。スケロクでは動いてるから、論理的ミスや打ち間違いではないと思うんだけど。IE 5 のバグかな。

IE for Windows だと作動するのかな? 分からないけどとりあえず IE 5 for Mac だとダメ。何回再読込しても、白い背景になって出るみたい。前に JavaScript の練習で「document.bgColor」を使ったときはちゃんと動作したんだけど。やっぱおいらの間違いかも。あとでゆっくり見直ししよっと。ということで、昨日の JavaScript 変更点は、今夜、元に戻す予定ですぅ。でもさらに新しく覚えたことを試すのだ。これでプログラムサイズが3分の1になるのっさぁ〜。

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2001.12.28 金曜
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いいことあるといいね

 ∧_∧
(ΦωΦ)
 |゜m|
Cm_¥つ
 
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2001.12.29 土曜
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いいことあるといいね ver. 2

なんか変だなぁ、と思ったら、マネキネコなのに手招きしてなかった(笑)。ということで、全面改良版。

 ∧_∧
mΦωΦ)
し、m つ
S_¥_2
 
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2001.12.30 日曜
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とぐろうにょ

JavaScript に少しずつ慣れてきたんで、onMouseOver(マウスの矢印を絵や文字の上にかざすと何らかのアクションをするやつ)をやってみよっかな。素材も作ったし。「とぐろうにょ」と名付けた GIF アニメなんだけど、なかなかうまくいかなくてさ。一応作ったけど、なんかまだ納得行かなかったりして。六角大王で画像を作ってレンダリングして、Photoshop LE で加工してようやくできたのに、GIF 化と小型化で立体感がつぶれまくってやんの (T▽T) アハ、アハ…

べんきょ〜になりましたぁ〜

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2001.12.31 月曜
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みなさん、よいお年を (^-^ )

2002年まであと数時間かぁ。2002年っつっても、まだピンとこないなぁ。今まで、「1999年」「2000年」「2001年」って、なんかキンチョ〜しちゃうようなでかい区切りだったのにね。ようやくフツーの年が来るって感じ(笑)

"Y2K" なんてのもあったっけ。あれは1999年末の騒動。もう2年も前の出来事になるのか…… ( ̄- ̄ ) 遠い目

あ、そうか2002年ってゆーと、ソルトレイクシティのオリンピックだぁ〜。どちらかというと夏のより冬のオリンピックの方がおいらは好きだなぁ。あの長野から4年か…… ( ̄- ̄ ) 遠い目2 ということは、サッカーのワールドカップもだねぇ。え?「冬のオリンピックなんかよりサッカーだろ」だって?

んー、どつちかつうと、サッカーより冬のオリンピックの方がおいらは好きなんだけど……。でもまぁどっちも時期がずれてることだし、両方それぞれ楽しめばいいのだ。ソルトレイクシティ・日本・韓国とも、大会が無事成功すればいいなぁ (^o^)

ではでは、今年はこれにて失礼つかまつる。

よいお年を m(_ _)m

せば! (^▽^)/~

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