| 2004年2月のぶん | 
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今回のリリース、またしてもだらだらしてるうちにまる1年後ですはい。近所で撮ってみたいのは大体撮り尽くしたつもりだったけど、ちょいと待てよと思い立って、八戸市内の沼館地区にある船着き場に行ってみました。
いやもう思った以上にナイスな被写体たちが、浮かんでたり沈んでたり転がてったりしてましたですよ。



八戸にもリッチな方々はいらっしゃるらしく、ここの岸壁、
|  | クルーザー軍団 | 
が停泊してたりするんですよ。こういうのにお乗りになって、どちらに何をなさりに行かれるのでしょうか。やっぱ大間のホンマグロで一攫千金っすかね(←ビンボ性の考え)。
んで、リッチメン(複数)の瀟洒(「しょうしゃ」と読むそうです)なお乗り物をたくさん撮りまくっちゃおうと思ったら意外と少なくて、実はそこは、まぁいろんなくたびれた残骸の方が多うございました。そこらへんがやっぱ八戸なんだけど (^^;) 、とりあえずはこれ。
|  | 沈没寸前船 その1 | 
一体どのような物理学的原理で浮いていられるのか謎の逸品。係留索で引き止められてるだけとか? キャビンのアップでも見てみましょうか。
|  | 沈没寸前船 その2 | 
結局よく分かんないですけど、藻のこびりつき具合から、この姿勢のまま長いこと放置されてたっぽいっすね。もうとっととオダブツさせたげた方がいいような気も……。
オダブツ級なら、この
|  | 管制塔っぽいやつ | 
もなかなかいい味出しとりました。窓のベニヤ板がなんかこう、そのタタズマイに拍車かけまくりですな。おっとそっちには
|  | タグボート風 残骸 | 
が哀れな姿を晒してますな。ほんとにタグボートかどうかはちょっと分からんすけど、周りにいくつか残った古タイヤがそれっぽいというか。もうこれ廃船決定な気がするんだけど、こんな大事に取っといてどうしようってんでしょうか。あ、でも隣のやつは
|  | 生きてるっぽい。 | 
あと、別な小型船もドックに入ってますね↓。用途がよく分からんですけど、とりあえず手前のタラップがちょっといい遠近感を出してるかも。
|  | 謎のはたらくおふね | 
もしかして工事用の船なのかな。浚渫(←「しゅんせつ」と読むんだそうで)の。まさにそれ用の道具もそこらに転がってたんで。その道具とは……浚渫といえば土砂すくい。土砂すくいといえばこれ↓。それにしても間近で見たらすごいゴッツい代物だったです。
|  | バケット その1 | 
|  | バケット その2 | 
|  | バケット その3 | 
どれも無造作にぶん投げられてるというか。大体にして廃品なのか使えるやつなのか不明ですな。形はしっかりしてるけど、待遇面がちょっと(汗)。
まぁ、「盗れるもんなら盗ってみやがれ」ということですかね。「使えそうだから」なんてそそくさと持って行くほど根性据わった人もそういないだろうしね。とりあえず2番目のやつなんかイイ〜イ形で放置されてますよね。なんかこう、夜とか勝手に歩き出しそう (^_^;A)
3番目のは、今回一番気に入ってるやつです。鉄サビの色が綺麗に出たな〜とか思ったりしてます。それと、この写真をレタッチしてて確信したことがひとつ。
ズバリ「寄生獣」のモチーフは浚渫バケットだった!(づびしっ!) 真偽のほどは知りませんけど。
トリは望遠もの(縮小をかけないってだけだけど)。入り江の向こう岸の景色を撮ってみました。今回はキツめの立体感のが多かったけど、これだけは薄味。ガスタンク手前の船がかすかに近くに見えるかなって程度で。
|  | ガスタンク | 
実は左右の写真を撮る時間差で、被写体に当たる日光に雲がかかったりかからなかったりで、部分部分で明るさが変わってしまったんだけど、レタッチで調整しときました。ちょいと不自然なところはそのせいです (^^;)
つうことで、これで全部っす。



今回の撮影→レタッチの作業は、初めての環境で挑戦してみましたです。
ブランクが長かったのは、これで悪戦苦闘してたから……ということにしといてください (^^;)
でもデジカメを使ったら素材の画質がいきなり良くて、「フィルムスキャンのあの苦労は一体何だったんだ」って感じでしたよ(そんなわけで、悪戦苦闘どころか実はラクチンだったっす)。

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