青森県西津軽郡車力村にある高山稲荷神社に、ちょいと行って参りました。日本海に面していて、八戸から車で片道3〜4時間ってとこですか。余裕で日帰りできました。行ったついでに立体写真、と。
今回は、久しぶりに正統派な立体写真というか、いい具合に奥行きが出てるのがいくつか撮れました。
ではまず、いかにも神社な階段2連発。
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参道階段 |
なんだか転げ落ちてしまいそうですね。
次は『参道階段』の2番目の写真の階段を下りていったところにある、奥の院というか裏庭というか、かなりの庭園です。
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鳥居トンネル |
鳥居の並びをずーっとくぐって、その端から、来た道を取ってみました。はじめの写真組だけ見るとミニチュアっぽいんですが、2組目も見て下さい。ほら、ちゃんと人が通れるサイズでしょ? しかしこういう鳥居の列を見ると、映画『帝都物語』を思い出しちゃいますね。古いすかね(笑)
帰りに神社の隣の展望台に登ってみましたが、この日は天気が悪かったので、下に見えた僕の車を立体撮影してみました。
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我が愛車 『恐怖! 機動ビグ・ザム』 |
『我が愛車・フェラーリ』じゃなく、今度はまともなクルマです。んー、友達との会話のあやで、成り行きで付けちゃった名前なんですが。
あと「キハ」とかマニア心をくすぐる名前も付けてるけど。それにしてもかわいいクルマ(ぽっ)。なりに似合わず、けっこう素晴らしい排気音です(笑)
あ、いけね、神社の本殿撮るの忘れた!
ゴールデンウィーク前の日曜、急に立体写真が撮りたくなったときの、衝動的なやつです。いつも夕方や夜の写真が多いのは、日曜は昼頃まで寝てるもんですから、それでなんですね。この時初めて気付きました(笑)。
車に安物のポケットカメラを積んでるので、コンビニでフィルムを買って早速撮影開始。
新井田川河口にかかる八戸大橋から撮った、内陸方面の望遠ショットです。とはいえこの安カメラのレンズは広角のみなので、スキャナで拡大して望遠ということにしています。
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測候所と桜 |
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街の遠景 |
初めの写真組みは、気象庁八戸測候所とその桜。
海縁の崖っぷちという、夏場は最高のロケーションで気温を観測しているので、八戸の温度表示はいつも低めに出るんですよ。街はもっとあっついのに、全然現状を反映していない測候所だったりします。で、八戸大橋から見てみると、がけの立体感がよく出ていて、けっこうこんな風ないい感じ。
桜は、実際の色もこれぐらいくすんでいました。ピンク色は夕陽の光には映えないもんなんですねぇ。
ふた組目は、八戸大橋からNTT八戸支店のアンテナ塔を撮ったもの。すごい無理矢理引き延ばしてま〜す。最近買ったエプソンのスキャナ GT-8700F の限界、1600dpiめいっぱいで、フィルムから直接読み取りました。
夕方の逆光+ぽさぽさ画面で、なんだか懐かしい風景な感じがしませんか?
後ろに見えている山は、名久井岳(なくいだけ)。
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崖の木と家々 |
もうひとつ、測候所の南東隣にある木を撮ってみました。
転落防止用の金網のすき間からカメラを構えてやってみました。十分に視差を取ったつもりが、木単独ではあまり立体感が得られず、一緒に写った手前の家々のほうがかなりの立体感を出していたので、こうなっちゃいました。
がけ下は実際この時既に日没後だったので、コントラストや明るさを調整して、やっとここまで仕上がりました。
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八戸ガントリークラブ |
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どっかの貨物船 |
八戸大橋で撮った後、日が暮れる前に貨物埠頭まで足を伸ばしました。2000年夏の時点では1基しかなかったガントリークレーンも、今はこうして2基態勢。
これもまたけっこう拡大してるんで、ガントリー本体がぼやけてしまっていますが大丈夫。立体視すると2枚の写真の情報をまとめて脳みそが処理するので、そのぶん解像感が上がってくっきり見えます。この日は荷役がなかったようで、2基ともクレーンの首が上がってますね。
ガントリーを撮ってから右を向くと、僕が立っている岸壁にはどこかの外国かららしい貨物船が着いていました。多分パルプ原料の船じゃないかな。
立体写真を撮っている間に船上のクレーンが動いてしまったので、クレーンだけ妙な立体感が出てしまっています。
それ以外は、渋い色出してるし、なかなかいい感じなんだけどな〜。
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開運橋 |
八戸ニュータウンと聖ウルスラ高校を結ぶ、新しい橋です。今年のゴールデンウィークは全般に天気が悪かったけど、おかげで夜に霧が出ました。
以前に尻内橋を撮ったときよりも霧は薄かったけど、街灯の円錐形がきれいに撮れた感じ。
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