2000年4月のぶん
 
パクり道 木影 特撮夜景ズ

銘板左端銘板銘板右端

夜の川っぷちシリーズ

この晩は晴れていて、半月が出てました。この前日に、安物だけど三脚を買ったので、月光で長秒露出撮影ってやつをちょっとやってみました。

湿度が高かったので、月光や背景の街灯やら看板やらの光が水蒸気散乱して、空ばっかりやたら明るくなってしまいました。きっと冬場ならもっと綺麗に撮れてたはず! と言い訳させて下さい (^_^;)

銘板左端銘板銘板右端

パクり道 パクり道

たまたまその日の昼間、新聞かなんかに東山魁夷画伯の「道」という作品が載ってて、「へえ〜これ八戸の種差海岸を描いたのかー」なんて鼻をほじりながら感慨に耽ったりしたんで、さっそく構図をパクってみました(笑)

背景がやたら明るいのは、お月さんが逆光気味で輝いていたので、月光が水蒸気散乱したせいです。別に地震直前の怪光とか、向こうに UFO が来てたとかいうわけじゃありませんですはい。昼間+太陽光と違い、緑色にキツさがなくていい感じ。ていうか、空以外が暗すぎってだけなんですけどね。

シャッター速度は、ええと記憶が正しければこの写真組みの時は8秒か16秒ぐらいだったと思うけどはっきりしたことは覚えてないので、次にこういうのを撮るときは同じように悩むんだろうなぁ〜。

銘板左端銘板銘板右端

木影 木影

「パクり道」をそのまま川上方向に、2分ぐらい歩いたあたりにある木です。白い背景がその月光の水蒸気散乱で、下の方のオレンジの背景は、根城(ねじょう)大橋の照明です。後ろに小さく見えている橋がそれです。

この木自体の枝ぶりの立体感を出そうとしたんですが、ちょっと視差の取り方が足りなかったようです。まぁでも、今回のやつでは絵的に一番気に入ってるひと組です。

銘板左端銘板銘板右端

特撮夜景ズ 特撮夜景ズ

馬淵川を挟んで、長苗代(ながなわしろ)側の土手の上から売市(うるいち)側の夜景を撮ってみました。上と下、どちらの写真組みも、川の手前の木々が近すぎて邪魔になってしまいました。そのせいで立体視しにくいけど、ご勘弁くだせぇ。

上の写真組みの左側にあるオレンジ色の建物、下の写真組みでは右側にありますね。並べればパノラマ写真ってやつですか。

撮った後に気付きました。パノラマってめちゃくちゃ立体視しづらいですよね横幅ありすぎて。んで、こうして仕方なく分けることになりましたとさ。

「夜の景色はそれはそれは幻想的に写ってるだろうな、ニヘヘヘ……」なんて思いつつ現像に出してみたんですが、立体視してビックリ。その妙な立体感、どっかで観たような……と思ったら東宝・円谷系のミニチュアセットにそっくりじゃありませんか!

o(%)○ しゅわっ!

あっしの写真は本物なんですけどもね、えぇ。でも特に下の方の写真組みが、なんか今にも巨大怪獣に踏みつぶされそう……(笑)。

この写真組み(下のやつ)、中央部がドバーッと光ってますが、べつに科学特捜隊の飛行機が誤爆したとかってわけじゃないんですよ。

コンビニですコンビニ。そこに一軒だけあるんです。そんなわけで、写真ではこの街並みは不夜城のように光り輝いてますが、実際はかなり暗がりな住宅街です。

銘板
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