このテクスチャの基礎は、緑色のレンガ(赤=0、緑=1、青=0)と赤いモルタル(赤=1、緑=0、青=0)で構成された、レンガ風の画像です。以下に画像を示します。



この画像を、画像パターンモジュールで選択します。色の使われ方のため、このモジュールの緑色の出力の数値は緑色の部分すべて(「レンガ」部分)で1で、その他の部分では0になります。また赤色の出力は赤い部分すべて(「モルタル」部分)で1で、その他の部分では0です。これでレンガとモルタルは別々のプロパティを持つことができます。赤色の出力は、「モルタル」カラーマップに与えられたノイズ関数(下の図のノイズ A)で乗算します。

この結果、関数はモルタルにのみ適用されます。緑色の出力も同じように、ノイズ関数(下の図のノイズ B)を使ったレンガ風カラーマップに与えられます。

2つの結果は加算され、レンガとモルタルの情報を拡散反射に与えます。

レンガを表面から突き出させるには、凹凸プロパティでそれを再現します。よりリアルな効果を求めるなら、本当の置換マッピングを使います。画像モジュールの緑色の出力はレンガのみを選択するのに使いました。これを0.5に縮小し、別なノイズ関数(下の図のノイズ C)と組み合わせ、ランダムな凹凸を追加しました。ノイズの縮小に線形変換(下の右側の図)を適用し、レンガに小さな凹凸を加えました。

レンガとノイズの凹凸の組み合わせに、縮小の値として0.05を適用し、さらにリアルな水準になるよう置換を減少させました。


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