特定のシーンで長期間の作業をしている場合、Art of Illusion の起動ごとにそのシーンが自動で開くようになれば便利です。以下の行を含む OpenMyScene.bsh という名前のファイルを、Startup ディレクトリ内に作成しましょう。
scene = new Scene(new File("/Users/peter/aoi/MyScene.aoi"), true); ArtOfIllusion.newWindow(scene);
起動スクリプトの重要な使い方は、Beanshell で「プラグイン」を書くことです。このスクリプトは単に、適切なインターフェイスを実装するオブジェクトを1つ作成して、PluginRegistry でオブジェクトを登録します。
PluginRegistry.registerPlugin(new Plugin() { processMessage(message, args) { if (message == Plugin.SCENE_WINDOW_CREATED) { args[0].setScoreVisible(true); args[0].setSplitView(false); } } });
新規のシーンウインドウが作成されるごとに、このプラグインはその Score を表示して、視点ウインドウを1画面表示にします。この例では Art of Illusion の振る舞いをカスタマイズする場合の、スクリプト記述のしかたを示しています。